ベルトルト「ライナー!僕16歳になったよ!」(27)

ベルトルト「だから結婚しよ」

ライナー「は?」

ベルトルト「結婚しよ!」

ライナー「…何言ってんだ。訓練中に頭でも打ったか?」

ベルトルト「おかしいな、法律では16歳になったら結婚できるってあったけど」アセアセ

ライナー「おかしいのはお前の頭だ」

ベルトルト「昔約束したじゃない…」

ライナー「いやしてない」

ベルトルト「したよ!思い出して!あのころの僕たちを!」

~~回想~~

ベルトルト「うわあああああんライナーーー!!アニーーーー!!!」ボロボロ

ライナー「うわ、どうしたベルトルト!」

アニ「またいじめられたの」

ベルトルト「うう…ぐすっ」

ライナー「あー泣くな泣くな、男だろ」

アニ「誰にやられたの」

ベルトルト「ずずっ…む、かいの…家の子たち…」

アニ「またあいつらか…今度こそ足腰立たないようにしてやる…」ゴゴゴゴゴゴ

ライナー(あいつら死んだな…)

ライナー「でもなあベルトルト、お前ももっと強くならなきゃダメだろ。大人になったら俺もアニもベルトルトも、こんな風にずっと一緒には入れなくなるんだぞ!」

ベルトルト「えっ」

アニ「大人はいつも忙しそうだからね…」

ベルトルト「…うっ」ブワァ

ライナー「ああー!だから泣くなって!!」

アニ「…一つだけずっと一緒にいる方法がある」

ベルトルト「!」

アニ「結婚して家族になればいい。そうすればずっと一緒だろう?」

ライナー「なるほど!じゃあベルトルト、大きくなったら俺と結婚するか!」

ベルトルト「…!!う、うん…!」コクコク

~~回想終わり~~

ライナー「ああー確かにそんなことあった気も…」

ベルトルト「だろう!」

ライナー「いや、でも男同士じゃ結婚なんて無理だろ」

ベルトルト「性別なんて関係ないよ!」

ライナー「関係大ありだ!そもそも男は18歳にならないと結婚出来ねえぞ」

ベルトルト「なん…だと…」

アニ「…」

アニ「ライナー私も16歳だ」

ライナー「ああ、そうだな」

アニ「しかも女」

ライナー「…おう」

アニ「だから…結婚しよう…」

ライナー「!?」

ライナー「アニまでどうしたんだ」

アニ「…っ///、どうもこうも無いけど…。ただ結婚しようって言っただけ」

ライナー「いや…お前はそういうキャラじゃないだろ…」

アニ「キャラとか関係ないでしょ…///いいからさっさと故郷かえって結婚するよ」

ベルトルト「いいなあ…」

アニ「じゃあベルトルトも私とライナーと結婚しようか」

ライナー「え」

ベルトルト「アニ大好き!」パアァァァ

ライナー「待て、アニは俺と結婚したいんだろ?」

アニ「そうだよ」

ライナー「で、ベルトルトとも結婚するのか?」

アニ「ああ、当然でしょ?」

ベルトルト「だよねぇ」

ライナー「は???」

ライナー「お前ら結婚って何か知ってるか?」

ベルトルト「知ってるよ」

アニ「家族になって同じ家に一緒に住むことでしょ」

ライナー「!」

ライナー(やっぱりこいつらは勘違いしている…!)

ライナー「いいか二人とも、良く聞け」

ベルトルト「何?」

ライナー「結婚するにはまず段階を踏まなきゃいけない」

アニ「…段階…」

ライナー「そうだ!まず恋人にならなきゃいけない!」

アニ「…!?!?!?」

ベルトルト「…恋人…!」

ベルトルト「こここ恋人ってあの、キスとかせ、せ、セッ…クス…とかをするっていう…!」カアァァァ///

ライナー「そうだ、その恋人だ」

アニ「…」

ライナー「その段階を経て初めて結婚と言う選択肢が出てくる。お前ら別に俺とキスがしたいわけじゃないだろ?だから…」

ベルトルト「それじゃあ僕たちずっと一緒にいれないのか」

ライナー「いや、別にそういう」

ベルトルト「やっぱり、いつか離れ離れになる…」

ライナー「…ベルトルト…」

アニ「…する…」

ライベル「え?」

結婚しよ


アニ「キスでもせ、…セックス…でも、する」

ベルトルト「あ、アニ!」

アニ「そんなことで私たちの気持ちは揺るがない…。でしょ?」

ベルトルト「…!…うん、うんそうだよ!しよう!」

ライナー「本気かお前ら!?」

アニ「…本気」

ベルトルト「そうと決まったらさっそくキスしよう!」

ライナー「え」

アニ「いいよ」チュ

ベルトルト「…///じゃ、じゃあ僕も…んっ」チュッ

ライナー「」


ライナー(なんだこの光景は…)

ライナー(目の前で幼馴染二人がキスしあっている…)

ベルアニ「」イチャイチャ

ライナー「…」

ライナー(なんかいたたまれない)

ベルトルト「ライナーも!」

ライナー「…い、いやおれは…!」

ベルトルト「」チュッ

ライナー「」

ライナー「~~~~っっ!!!///」カアアアァァァァ

アニ「なに赤くなってんのさ、ほらもうちょっと屈みな」グイッ

ライナー「…お、おう」

アニ「ん」

ライナー「は?」

アニ「…はやくしてよ…こっちも恥ずかしいんだからさ…///」

ライナー「…!///」

ライナー「…それじゃあ…失礼する…」ドキドキ

アニ「…ん」

何だこれは(白目)

ライナー(心臓が痛い)

ライナー(しかしこうやって見るとアニのやつなかなか整った顔してるな…)

ライナー(しかもなんかいい匂いが…)

アニ「…遅い」チュ

ライナー「…!!!!!//////」

アニ「ふふん、ずいぶん間抜けな顔だねライナー」

ベルトルト「ライナーのそういう顔新鮮だね」

ライナー「ば、か、お前ら…っ!」


アニ「けど、やってみると悪くないね、キスも」

ベルトルト「結婚したら三人で毎朝挨拶のキスしようね」

アニ「…別にいいよ///」

ライナー(かわいい)

ライナー(…い、いや、ほだされるな俺!)

ライナー(そもそも男と結婚とか三人で結婚するなんてのはおかしい!)

ライナー(そうだ、おかしい、おかしい事だ、自分を保てライナー・ブラウン!)

ベルトルト「よし、じゃあ後は…セックスだね…」

ライナー「…」

アニ「…」

ベルトルト「…」

アニ「…私は…やり方わからない…」シュン

ベルトルト「僕も…」シュン

アニ「…」チラッ

ベルトルト「…ライナーは…」

ライナー(…やるのか?本当にやるのか?)

ライナー(いやしかし、そこまで行ってしまったら完全に今までの関係には戻れなくなる)

ライナー(なら上手く二人を丸め込んでうやむやにしてしまった方が、こいつらのためになるんじゃないのか)

ライナー「…よし、いいか二人とも…」

ベルトルト「…!ライナーはやり方知ってるの!?」

ライナー「え?ま、まあ手順位なら…」

ベルアニ「…!!」キラキラ

ライナー()

ライナー「…とりあえず俺たちの部屋行くか」

ベルアニ「…うん!」キラキラ

ライナー(ああ、なんかもういいや)

ミカサ「…」ジー

~~次の日~~

ベルトルト「ねえライナー」

ライナー「うん?」

ベルトルト「昨日、気持ちよかったね///」

ライナー「ぶっ、げほ、げほっっ!!!!」

アニ「なに噴出してんの、汚い」

ベルトルト「あ、アニ」

アニ「ここいいかい」

ライナー「お、おう」


アニ「…昨日の、もう一回やらないかい」ボソ

ライナー「」

ベルトルト「」

ライナー「あーーー」チラッ

ベルトルト「…///」モジモジ

ライナー「…訓練終わって、余力が有ったら俺たちの部屋に集合」

ベルトルト「ライナー…!」キラキラ

アニ「…わかった///…それじゃ」フイッ

ミカサ「…」ジー

ミカサ「…エレン」

エレン「ん?」

ミカサ「結婚しよう」

エレン「いやだよ俺クリスタと結婚するから」

ミカサ「」

ジャン「じゃ、じゃあミカサは俺と…がっっ!!」ドゴォ

アルミン「ジャアアアアアン!!!!!」






ライベルアニは幸せになればいい

読んでくれた人ありがとう


よかったよ

ミカサはなにしてんだよw

同郷組好きなんでよかった。乙



このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom