一方通行「月下の人狼に祝福を」【禁書×人狼】 (1000)

禁書×人狼のリプレイSSの【ネタバレ版】
『禁書キャラが人狼をやる』のではなく『人狼ログに禁書キャラを当て嵌める』です
設定その他は人狼元ログに準拠してます

そのため、

・科学とか能力とかナニソレ美味しいの?
・ある意味著しいキャラ崩壊
・原作ではあり得ないカップリング
・若干のグロ、死亡表現

があります

上記がダメな方はそっ閉じ推奨


前スレ
一方通行「月下の人狼に哀憐を」【禁書×人狼】
一方通行「月下の人狼に哀憐を」【禁書×人狼】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1399799804/)

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1403538974

※元ログについて※
長期人狼でも特に長文の多い『人狼審問』のログを使用してます
編成は一番オーソドックスな15人村、推理+ガチRP


※配役について※
今回は『科学サイドの子供達』かつ『議事に影響のある口調はNG』縛りで配役を決めました
そのため、キャラ年齢とRP年齢にズレがあるキャラが複数います
また、村人+異邦人設定のため初対面扱いのキャラが複数います


※成立カップリングについて※
前スレで指摘があったので今回は先に名言しておきますw

・一方通行×滝壺理后
・土御門元春×黒夜海鳥
・上条当麻×白井黒子

ただし、元ログのRP上の話なので禁書世界とは無関係です
また、人狼ゲームの性質上、恋愛RPはオマケのオマケ程度だと思ってください

※このスレについて※
基本的に前スレの内容+赤ログ・独り言・墓下の【ネタバレ版】です
表の発言は若干レス区切りが変わりますが、特に増減はありません
新規追加のネタバレ部分に関しては、

・赤ログは赤文字『 』
・独り言は青文字( )
・墓下は紫文字「 」

になります
色文字の羅列で目が痛くなるかもしれません、ご利用は計画的に


※この村の基本設定※
・内訳は占い師1、霊能者1、守護者1、結社員2、村人6、人狼3、狂人1
・入村時の役職希望はなし 【1日目開始まで、誰がどの役職になるか不明】
・狼同士の会話は常時可能
・結社員同士の会話は不可能
・無記名投票、及び投票による遺言はなし
・人狼による偽装襲撃はなし

※人狼について※
人狼は多人数推理ゲームなので、自分が死亡しても、最終的に自分が所属する陣営が勝てば勝利扱いになります
【村陣営の勝利条件】狼を全員処刑する
【狼陣営の勝利条件】生存者の数を(狼の人数)≧(村人の人数)にする
詳しくは前スレの>>3-10を見てもらえるといいかと思いますw

※役職について※
村陣営
【村人】ただの村人、自分自身が村人である事を知っている

【占い師】1日に1人を占って白か黒かを知る事が出来る、占う相手は自分で指定(チェックリスト方式)
     白黒を見極めるだけなので【村陣営か狂人かは区別が付かない】

【霊能者】前日に処刑死した人が白か黒か知る事が出来る、霊視する相手を選べないので完全受身型の能力者
     白黒を見極めるだけなので【村陣営か狂人かは区別が付かない】

【結社員】村人の中から2人1組で就く役職、お互い相方が誰かを知っている(この村では結社会話はできません)
     他の村陣営が最初から知っているのが【自分の正体】なのに対して、【自分+相方の2人分の白を最初から知っている】

【守護者】1日に1人を狼の襲撃から護衛する事が出来る(チェックリスト方式)、自分を守ることは出来ない
     自分が守った人を狼が襲撃した場合、護衛成功となり襲撃死が発生しない(GJ=ぐっじょぶ)

狼陣営
【人狼】1日に1人人間を襲撃死させる事が出来る、仲間の狼を襲う事はできない、占い結果と霊能結果は黒になる
    常時狼同士にしか聞こえない(見えない)会話をする事が可能(赤ログ)

【狂人】人狼に味方する人間、人狼が誰かはわからない(人狼も誰が狂人かはわからない)、勝利条件は【狼陣営と同じ】
    勝利条件が狼と同じなだけの【人間】なので、占い結果も霊能結果も白になる

※その他※
書き込みはご自由にどうぞ! 用語についての質問等大歓迎です

前スレは毎日ちまちま更新でやってましたが、こっちは既存部分を含むため2~3日に一回更新の予定です
主に舞台裏のRPを読むためのスレだと思ってください

それでは、暫し宜しくお願い致します


総合スレで色々と相談に乗ってくださった皆様と、前スレを読んでくださった皆様へ感謝を込めて…


Are You a Werewolf ?

――――― とある科学の禁書目録 × 汝は人狼なりや? ―――――

――― プロローグ:0日目 ―――



??「……綺麗な村。あれは…薄かな?」
   紅葉に銀杏…錦みたい…凄いなぁ…。ここに泊めてもらおうかな」トテトテ



??「…こンな場所に村があンのか…宿とかあンのか?」



一方「―――ン、オマエ、この村の人間か?」

滝壺「ううん、むこうの方から旅してるの。私は滝壺理后だよ、あなたは?」

一方「……一方通行。俺もオマエと同じ旅人ってヤツだ」

滝壺「よろしくね、あくせられーた」



??「このタイミングで旅人か?
   こんな辺鄙な村に宿はねぇ、泊まりたいなら集会所の上を使ってくれ」



一・滝「「?」」

削板「俺は削板。泊まるなら集会所の厨房とか好きに使っていいぞ、あっちに店もある」

滝壺「ありがとう。じゃあ、ここに泊まらせてもらうね。…あくせられーたは?」

一方「…今からヨソ行くのもダリィしなァ。俺も泊まらせてもらうとすっか」

削板「夜になれば人狼の件で村人が集まってくるだろ。気になるなら顔出すといいぞ」

一方「人狼? 旅の途中で何度か聞いたが、こンな山奥にも噂が広まってンのか」

削板「まぁどうせガセだろうがな」

削板は笑っていたが、暫くすると急に押し黙りその場を立ち去った

滝壺「ばいばい」フリフリ

一方「………」

滝壺「どうしたの、あくせられーた。今日は私の額に肉とか書いてないよ?」

一方「いつもは書いてあンのかよ!? …いや、オマエ、旅してるつったよな?」

滝壺「うん」

一方「なンでそンな軽装なンだよ。ここ山の上だから夜は寒ィぞ」

滝壺「そうなの?」

一方「……ハァ。もォいい、オマエはこれ羽織っとけ」ポイ

滝壺「すとーる? 借りちゃってもいいの?」

一方「俺ァ上着着てっからなァ。
   村人が集まンのは夜だったよな? それまでちっとその辺見てくらァ」カツカツ

滝壺「…こういうことしてもらったの、久しぶり…」

滝壺は目をぱちぱち瞬かせて、少し照れたように笑った

滝壺「うん、私も薄見に行こうかな」トテトテ

―――――



滝壺「夕焼け綺麗だった。
   薄、ちょっと持ってきちゃった。集会所に飾っても平気かな?」

??「―――いい季節やなー。ボクに絵心があればキャンバスに納められるんやけどなぁ」

滝壺「だれ?」

青ピ「おおう、不思議系美人さんや。もしかして月から来た女神様ってやつかいな?」

滝壺「??? よくわからないけど、私は人間だよ?」

青ピ「おぉう、そらよかった。美人さんやから天女サマなんかなぁと思ったんよ。違うんならこの世の財産を月に奪われんですむわぁ」

滝壺「素敵な言い回しだね。ロマンチックかも」

青ピ「美人さん1人なん? せやったらボクと食事でm」

一方「…なンだコイツは?」スッ

滝壺「あ。おかえり、あくせられーた」

一方「つーかオマエ、頭に葉っぱついてンぞ」ハァ

青ピ「……なんやお手つきやったんか」ボソ

一方「あァ?」

青ピ「いやぁ、自己紹介せななーと。ボクん事は青ピって呼んでぇな」

一方「…一方通行」

滝壺「滝壺理后、だよ。青ピはここの人なの?」

青ピ「んー、ホントは麓の村の人間なんやけど。こっちに友人がおるからよう行き来してるねん」

??「…ここが集会所です。宿泊するならこちらでお願いします」

??「―――ん。ありがとよ、お嬢さん」

垣根「よぉ。暫くここに世話になる垣根帝督だ、よろしくな」

滝壺「こんばんわ。私は滝壺理后で、こっちは」

一方「一方通行だ、ヨロシクゥ…」

青ピ「ボクは青ピって呼んでくれればええよー。初春ちゃん、こんばんわ。
   初春ちゃんみたいな美人さんがわざわざこんなとこまで案内せんでも…。何かあったら言ってぇな、ボクが手貸したるよって」

滝壺「あくせられーた、何か飲む?」

一方「コーヒー……あァ、自分でやる。オマエも飲むか?」

滝壺「うん」

初春「あ、みなさんこんばんわ! 私は初春飾利です。
   今日は山から木苺を摘んできたので、ジャムにして置いておきますね」ニコニコ

滝壺「木苺ならパイとかタルトも美味しそうだね。作るなら手伝おうか?」

初春「ありがとうございます、滝壺さん。約束ですよ!」

一方「―――ン」

厨房から現れた一方通行が白いカップを滝壺に手渡す

一方「オマエ甘いの好きそうだからなァ、適当に甘くしてあンぞ」

滝壺「ありがとう」

初春はそんな二人のやり取りをじっと眺めていた

一方「……悪ィ、オマエらの会話に割り込ンじまったか」

初春「やっ、そんな、私が割り込んじゃったんで気にしないでください」アセアセ



垣根「何コレ、俺ら空気扱い?」

青ピ「ボクは友達んとこ泊まるさかい、また明日なー」

垣根「おう、おやすみー」



―――――

滝壺(あぁ、何だか懐かしいな。こんな感じだったっけ。

   ―――むぎの。

   人狼騒ぎなんて、嘘で終わればいいのに)

―――――



??「こんばんわ。……もう、寝静まってしまわれました?」

滝壺「ううん、まだ起きてるよ。こんばんわ」

白井「あら、新しく引っ越ししていらした方ですの?
   こんな田舎の村、何もありませんわよ? まぁ紅葉は綺麗ですけれど」

滝壺「引っ越ししてきたんじゃないよ、旅の途中なの。私は滝壺理后」

一方「一方通行だ。
   …俺も旅してンだが、人狼の噂とやらで警備員に足止め食らっちまってよォ」

白井「人狼……? そんな昔話が噂になってるんですの? わたくしは白井黒子と申しますの」

滝壺「パンダ?」

一方「オセロ?」

白井「………、」イラッ

■■「こんばんわ。遅くなったけど。みんないる?」

一方「人狼つゥのは、月に深く関わる眷属らしいな。

   《月は孤独と淋しさ故に、死者を蘇らせ長い夜を過ごした。
   だが一人の老人に静かに眠りたいと願いを告げられ、月はそれに従った。
   月に悪意はなかった。ただ淋しいから側に誰か居て欲しかった》

   旅の途中で聞いた御伽噺だが、案外ドコかで繋がってんのかもしンねェなァ」

滝壺(寂しかっただけなんだよね。そうでしょう、むぎの)

初春「あ、白井さんこんばんわ。また夜更かししてるんですか?」

白井「そう言う初春も十分夜更かしですわよ。
   滝壺さんに……一方通行、さん? おふたりは契りを交わした仲ですの?」

滝壺「契り?」キョトン

一方(契りって…滝壺と誰の事だ?)

白井「あ、あら、違うんですの? わたくしてっきり…」

初春「千切り? ってこうですか?」ゴソゴソ

滝壺「ういはる、ティッシュ千切るのは違うと思うよ?」

初春「違うんですか? じゃあ白井さんが言う契りって何ですか?」

滝壺「ちぎり 3 0 【契り】

   (1)固く約束すること。約束。
   (2)男女が肉体関係をもつこと。
   (3)前世から定まっている運命。因縁。宿命。

   ――を交(か)わ・す
   互いに約束する。特に、夫婦になる約束をする。契る。

   ――を結・ぶ
   (1)約束を取り交わす。つながりを持つ。
   (2)夫婦の縁を結ぶ。また、義兄弟の関係を結ぶ。
   …だって」

一方「…どっから何を受信してンだオマエ…」

滝壺「南南西から信号がきてる……」

初春「そ、それって…つまり」///

??「”硬派アルビノ少年と自由気ままな天然少女、熱愛発覚!?”…うん、面白そうですね!」

初春「わひゃう!?」

白井「あら、佐天さんじゃありませんか。
   人が多くなりましたし、何か飲み物を用意しましょうか?」

滝壺「ん……ちょっと眠いかも……」

一方「上行って寝ちまえ。俺が隣使うから、なンかあったら呼べ」ポンポン

滝壺「うん。みんな、おやすみ」

白井「(……あれで本当に赤の他人ですの?)」

初春「(大人ですよねぇ…2人とも)」///

佐天「厨房にワインがありましたよー。折角だし開けちゃいましょう」

姫神「みんな。未成年なのに。大丈夫?」

一方「…寝酒に貰うかァ…」ヒョイ

白井「わたくしも頂きますわ。
   あら、姫神さん、いつの間にいらしたんですの?」ヒョイ

佐天「お兄さんはさっきのお姉さんの隣の部屋なんですねー」メモメモ

一方「なンでそンな愉快な誤解をしてンだか……。女ってェのは噂好きだなァ。
   俺と滝壺は今日会ったばっかだっつゥの。イキナリ俺とそンな関係にされちゃ迷惑だろォが」

一方(青ピと楽しそうに会話してたしなァ…)

姫神「みんな飲むなら。私も飲んでみる」ヒョイ

佐天「うんうんうんうん。それでそれで?? 出会った瞬間運命感じる事もありますよ?
   お兄さんはお姉さんの事どう思ったんですか? そこんとこ詳しく!」

一方「な、なンなンだよオマエ…」ビクッ

初春「ダメですよー佐天さん。あんまり一方通行さん困らせちゃ。
   さて、私は家に戻りますね。おやすみなさい」

一方「……俺も寝る」

佐天「おやすみなさーい! また明日」ニヤリ

白井「佐天さん、程々にしないと後で痛い目に遭いますわよ?」

佐天「ちぇー。じゃああたしも上使わせてもらいますね、おやすみなさい」

白井「おやすみなさい、よい夢を」

姫神「…私。居るのに。寡黙扱い」フフフ



―――――

―――――



??「遅くなって悪い……こういうのには慣れてないんだ」



黒夜「まったく、平穏てのはすぐ壊れるもんだな。
   …過去を探られるのは大嫌いだが、こればかりは仕方ない…か」

風にフードをさらわれそうになって慌てて抑えた

黒夜(! こいつを外すわけにはいかない…こいつを見られたら私は…)

???「アレイスターめ……呼び出しておいて不在とはどういう了見だ?」

黒夜「っ!?」ビクッ

土御門「っ、黒夜か…。
   ……びっくりさせちまったかにゃー? 可愛い顔が台無しだぜい」

黒夜「…土御門…、お前…”見た”のか…?」

土御門「……約束しただろ、その下は見ないって」

黒夜(…なんで私はこんな身体なんだ…)

黒夜(また、疑いの目に晒されるのか? 母さんのように私も殺されてしまうのか?

   …母さんを犯したのは奴等だろう…なんで奴等が逃げおおせて、なんで私達がこんな目に遭うんだ…。

   神は私を罪の子とでも言うんだろうな。
   だったら、罪の子らしく、この力で一切の浄罪なく奴等を殺してやる…!
   人狼よ、お前達の血を引く私に殺される絶望を味わうがいい…!)

黒夜「世界が皆、お前みたいに愚直だったらどれだけ生き易いだろうな、まったく…」

土御門「愚直か、何も知らない方が幸せな事だってあるさ。
   まぁ知りたがりには答えるのもありだと思うけどにゃー?」

黒夜「……年齢くらいは答えた方がいいのか?」

土御門「それを聞いたところでお前を狙う輩がいるのか?」ニヤリ

黒夜「それはどういう意味だよ……?」

土御門「短気なのは相変わらずだにゃー。
   黒夜は黒夜ぜよ。オレはそれ以上詮索しないんだぜい?」

土御門が片眉を上げて笑えば、黒夜は拗ねたように唇を尖らせた



―――――

―――――



一方(滝壺ねェ……。他の女共に比べりゃァ大人しいし、顔も悪くねェが…)

一方「…らしくねェなァ。こンなの俺らしくねェよ…」ゴロン

一方(俺がココに辿り着いたのも、滝壺に出会ったのも…人狼なンて脅威も。
   俺が成すべき事ってのが、恐らくココにあるんだろォな…。
   ったく、どンな運命なンだか……。

   どンな運命でも…切り開いて進ンでくだけだ。それが俺の選ンだ道…)

一方(俺や…皆の運命を定める星よ。
   叶うなら、滝壺には温かな人の心を与えてやってくれ。

   俺はどンな定めでも受け入れてやる。
   星よ…俺の声が、心が、届くなら…)

一方「………、」zzz



―――――

以上、お粗末様でした

こんな感じで、前スレの表ログに新規の裏ログが色文字で挟まる構成になると思います
1日目以降は色文字だけのレスが続いたりするので目薬の用意を忘れずに!

という事でプロローグ終了です
この時点ではまだ全員配役不明なんですが…一方・滝壺・黒夜は予知能力でもあるんですか?ww
あと滝壺のRPに出てくる「むぎの」については前スレの>>781を参照してやってください

これ禁書キャラでやった意味あるの?


月下の皆様に祝福を(挨拶)

>>23
前スレ>>830にマジレスしましたのでどうぞー

>>24
乙ありです

さて、1日目に突入するので本格的に色文字レスが増えます
読み難かったりすると思うのでご注意ください

アレイ☆「あー、諸君、聞いてくれ。もう噂になっているようだが、まずいことになった。
  この間の旅人が殺された件、やはり人狼の仕業のようだ。
  当日、現場に出入り出来たのは今ここにいる者で全部だ。とにかく十分に注意してくれ」

どうやらこの中には、守護者1人、結社員2人、霊能者1人、占い師1人、狂人1人、人狼3人が含まれているようだ

現在の生存者は、青髪ピアス、一方通行、初春飾利、垣根帝督、上条当麻、絹旗最愛、黒夜海鳥
佐天涙子、白井黒子、削板軍覇、滝壺理后、土御門元春、浜面仕上、姫神秋沙、御坂美琴 の15名

――― 1日目 ―――



滝壺「おはよう。まだ誰もいないかな?」トテトテ

初春「あ、おはようございます。
   朝食にトーストと、昨日の木苺をジャムにしたのを持ってきたのでどうぞ。スクランブルエッグとベーコンも用意しておきますね」

滝壺「ありがとうういはる。私もスープくらい作ろうかな」

垣根「ふぁ……。
   ん? トーストとジャムか。勝手に食べていいのか?」

滝壺「―――かきね、スープとコーヒーどっちがいい?」ヒョイ

垣根「うぉ!?」

初春「デザートにヨーグルトも、っと。あ、垣根さんどうぞ食べてくださいね」

垣根「あー…。じゃあスープで。
   このジャム昨日初春が言ってたやつか? 結構気に入ったかもしれない」

初春「本当ですか、よかったぁ」

滝壺「はい、キャベツのコンソメスープ。ういはるが卵とベーコンもくれたけど、そっちは?」

垣根「卵だけ。そういや、一方通行はまだ起きてねぇの?」

滝壺「私もトーストとジャム貰おうかな。
   …昨日、遅くまで起きてたみたいだから。まだ寝てるんじゃないかな?」

膝の上に置いたストールをそっと撫でる

滝壺(…嫌、だな…。あの日を思い出しちゃうから…。

   ………また、この力を使うのかな…)

??「…人狼…か。役に立てるかどうかは解んねぇけど…出来る事は、全力でさせてもらうぜ」

滝壺「はじめまして、だよね?」

滝壺はふと我に返り、入ってきた人影にひらひらと手を振った

上条「…あ、っと、悪い。挨拶もしないで熱くなっちまった…。
   俺は上条当麻。えぇっと、お姉さん達は他所から来た……んだよな?」

滝壺「かみじょう、だね。私は滝壺理后だよ。旅の途中なの、よろしくね」

??「人狼が出た、ですか。確かに超満月になると人は凶暴になるって話はありますが…超御伽話じゃないんですか?」

??「私も信じたくないわよ! でも実際に、し、死んだ人がいるなら信じるしかないじゃないっ」

垣根「うぉ、また人が増えた」

絹旗「超見た事ない人ですね。絹旗最愛です、あなたも超容疑者ですか」

御坂「何で初対面の人に喧嘩腰なのよ…。御坂美琴よ、よろしく」

削板「そろそろ集まってくる頃か? 早いとこ手を打ちてぇんだが」

初春「おはようございます。簡単に朝食を用意したのでまだの人はどうぞ」

佐天「第一被害者は旅人……犯人は…人狼……?
   うーん、やっぱタダの噂じゃなかったんですね…しかもあたしも容疑者の一人とか…。
   あ、みなさんおはようございます!」

滝壺「……あくせられーた、起こしてくるね」

垣根「襲われんなよー?」ケラケラ

一方『なン…、俺が、月に魅入られし人狼だと…』

   ―――仲間にゃ、この声が聞こえるンだったか。
   俺は………、』


一方(朧気に浮かンだ月が…俺の魂を塗り替えた。

   俺の身体に飢えと力が満ちる…。

   星は、月は、俺を選ンだンか…。俺の奥深く、眠ってた本能を呼び覚ましたンか。

   俺は…人を喰らう狼………人狼)

一方『今日は十六夜か。なら、ソレに因ンで【十六夜】と名乗る事にする』

―――――



滝壺「あくせられーた、人狼が出たって」ガチャ

一方「………、ン?」

カーテンを閉め切った薄暗い部屋の中に浮かび上がる白い体躯
着替えの途中なのか、一方通行は半裸でぼんやりベッドに腰掛けていた

滝壺「……ごめん?」

一方「おォ…?」



佐天「なんかシャッターチャンスを見逃した気がします!」ガターン

御坂「何の話よ!?」



―――――

青ピ「おはようさん。なんやえらいことになっとるね」

初春「あ、青ピさんも一緒にどうですか? トーストとかですけど」

青ピ「おおう! こない美人さんがおる中で食事ができるやなんて!」

姫神「人狼なんて。信じられない。こんな事になるなんて」

上条「よぉ姫神。上条さんも信じられませんよ流石に…」

白井「アレイスターさんから連絡がありましたの…。まさか、本当に人狼なんていうものが居たなんて…」

初春「あ、白井さん、よかったらお昼は手伝ってもらえますか? みなさんの分も作るので」

佐天「そういえば、まだ降りてこないんですか? あの二人」

垣根「食われてんじゃねーの?」ニヤニヤ

御・初「「食われ!?」」ヒィ

姫神「…多分。そっちじゃない。と思う」



一方「……滝壺。その、悪ィ」

滝壺「確認しなかった私が悪いから、あくせられーたのせいじゃないよ」

一方「いや…、そう、か…?」



絹旗「あれが超噂の二人ですか」ジー

青ピ「なんやのあのラブいオーラは…」

白井『あら。ようこそですの、旅の狼さま。くすくす…』

垣根『へぇ、俺は人狼だったのか。…ま、いいか。

   一方通行が十六夜か…だったら俺は【新月】でいい』

白井『よろしくお願いしますの、十六夜、新月。
   それでは、わたくしは【満月】を名乗りますわ。うふふ、朔望トリオですのね』

―――――



一方「―――で、俺達は愉快に素敵に腹の探り合いって訳か」

垣根「まぁそうなるだろうな。自分の身を守るには潔白を証明するしかねぇんだよ」

削板「とにかく纏め役が欲しいな。結社員がやってくれりゃあいいんだが」

滝壺「結社員にも何か考えがあるかもしれないよ。ずっと待つのはやめた方がいいんじゃないかな」

白井「この村はお昼に鐘が鳴りますから…昼食時間まで、と期限を決めたらどうですの?」

垣根「夜の事を考えるならそこがリミットか…」

初春「まだ来てない人もいますけど大丈夫ですかね?」

絹旗「一人に合わせて超全滅、とか嫌ですからね。そこは超割り切るしかないんじゃないかと」

削板「よし、ちょっと心当たりを見てくる!」

垣根「俺らは余所者だからなぁ。村の奴に任せた方がいいだろ」

初春「そうですね。……あ、お昼はミートパイ焼こうと思うんですけど、苦手な人いますか?」

白井「わたくしも手伝いますわよ、他にする事もありませんし」



―――――

一方『初日能力者COになっても慌てねェように、何に騙りを出すか考えるべきか?

   A、占い師・霊能者に一人ずつ、一人潜伏
   B、能力者どちらかに一人、二人潜伏
   C、能力者としてCO後、村人だと言って撤回

   Cは信用されなきゃ即処刑の奇策だなァ…。



   【C前提に、白井が能力者騙り、新月が潜伏、俺が能力者騙り撤回(村人宣言)】すンのはどォだ?

   村人騙りは信用されなきゃ速攻処刑対象だ。俺は責められても構わねェよ』

垣根『十六夜の提案、BとCなら賛成だ。

   Cは興味あるな。そういう楽しい作戦は好きだ。負けんのは怖くねぇ。
   俺はつまんねぇ勝負になるのが一番嫌いだ』

白井『狂人はきっと占い師騙りに出たがりますの。でも、わたしくも霊能者騙りは自信がありませんわ。

   霊能者の方はどうしましょうか…。
   みすみす纏め役を与えてしまうのは、少し癪ですの』

一方『俺も新月も経験不足だかンな、騙りは満月に任せたい。が、満月は潜伏を希望するか?

   騙りゃ生きてはいられねェだろ…。

   騙る気がねェなら、俺が騙って新月と満月を残そうと思ってるが』

白井『あら、ご心配なく。騙り上等、ですのよ☆』

一方(滝壺…同じ道は、歩めねェ、か…。
   俺は…オマエを騙し、生き延びねェとなンねェのか。

   確かにどンな運命でも受け入れるつったが、…過酷だな…)

―――――



黒夜「……随分と集まってるようだな…。私は場違いだったか?」

白井「…あら、葉っぱがついてますわよ」クスクス

黒夜「ちょ、やめろっ!」

黒夜は白井が伸ばした手を反射的に強く払った

黒夜「…悪い、白井…痛かっただろ? 悪気があったわけじゃないんだ…。
   ただ、その…ダメなんだ、頭とか髪とかは……」

白井「いえ…申し訳ありませんの、黒夜さん」

ばつが悪そうに俯く黒夜の掌を両手でそっと包む
払われて落ちた葉っぱが床の上でかさりと揺れた

黒夜「…本当に悪い。嫌いになってくれて構わない…むしろその方が安全だろうしな…」

白井「黒夜さん……。嫌われた方が安全だなんて、そんなの…悲しいですわ」

土御門「あー、ハイハイ。そういう暗ーい話はオシマイだにゃー」ポンポン

黒夜「…叩くなよ」

騒がしくなってきた集会所を見回して、滝壺がそっと席を立つ
一方通行は視界の隅で揺れた細い手を思わず掴んだ

一方「…悪ィ。なンでもねェ」

滝壺「コーヒー、淹れてくるね。昨日のお返し」

一方「……おゥ」

滝壺(吃驚した。…どうしよう。あくせられーた、)

そんなやりとりを黒夜はぼんやりと見る

黒夜「……ああいう奴らは強いよ。何があっても生きていける。
   …でも私はそうはいかないんだ…。私は皆と”違う”からな…」



―――――

一方(俺はどうなっちまったンだ。
   俺は人狼だ…。人と相容れねェ異形のモンだ。

   なのに、なンで。

   思い出…黒夜の言葉が重々しく感じる。

   俺にとっても…滝壺にとっても…。互いに『思い出』以外の何者にもなンねェ。

   いつか、忘れ去られちまう『思い出』…。
   どンなに焦がれても、絶対交わらねェ平行線だ)

滝壺(吃驚した。どうしたんだろう…。

   …どうしよう。
   あんなの、困るよ。…困るよ。
   …あくせられーた…

―――――



黒夜「……それで? その手に持ってるのは何だ? 土御門」

土御門「にゃー。食いモン貰いに行ったらあったぜよ」

黒夜「本当に時間というのはあっという間だな…。こんな年に作られたワインが熟成してるわけだものな」

垣根「ワインか…つーか黒夜だったか、酒なんか飲んで大丈夫なのか?
   子供なのに飲めるのか…俺は飲めねぇのに…何か間違ってる気がする」

少し悔しそうな垣根の前に土御門がワイングラスを置き、黒夜が無言でワインを注ぐ

土御門「飲め」ズイッ

黒夜「あぁ、飲め」

白井『あら』

一方『新月、がンばれ。骨は俺が拾ってやっから、存分に堪能すンだなァ』

垣根「ちょっと待ってくれ。土御門だったか、俺は酒はダメなんだ。
   飲んだら一瞬で出来上がって寝ちまうぞ。それでもそれを促すのか?」

土御門「いいから飲め」ズズイッ

垣根「い、いや、飲んだら寝るだけなんてつまんねぇだろ? だから考え直した方がいいと思うぞ? そうだろ?」

黒夜「じゃあ前言を撤回しよう。飲んでみるといい」

垣根「あは…ははは。ワインって水割りとか……ねぇよな?」ガクリ

土御門「そんなんじゃ人生の半分損してるようなもんだにゃー」

垣根「わかったよ。ただし、一杯だけだからな。それ以上は飲まねぇ」

垣根は恐る恐るワイングラスに手を伸ばし、何故か一気に飲み干した

垣根「カーーーー!! あ、熱い! よく飲めるなこんなモン。
   早速ふらついてきた…世界が回ってるぜ。そりゃあ自転してるからな。アハハハハ!
   ついでに公転もしてるからなぁ、アッハハハハハハ!」

土御門「なんだ、全然平気じゃないか」

垣根「おう、土御門のつっちー。まだワイン注いでんのかよ?
   いいね、それ、もうね、叫びたい気分だぜ、フォーーー!

   なんか自制心みたいなモノが”俺はこんなキャラじゃない”とか言ってっけど知らねぇな!」

土御門「…面白いなお前」

垣根「ぐほう…うう……。
   おおう…人狼が見える…新月の夜に…いや、満月だったか…いや、十六夜だったか…それとも半月?
   もうどうでもいいやぁ~」

そのまま椅子からひっくり返り眠ってしまう
土御門はその寝顔を見下ろしながら、グラスに注がれたワインを飲み干した



白井「……これから色々と議論しますのに…潰してしまっていいんですの?」ハァ



―――――

垣根『人狼CO、なんてな』

一方『っ…!』

一方通行は笑いを堪えて、プルプルと震えている

垣根『【半月】ってのはまだ見えねぇ狂人って事で』

一方『土御門と黒夜はいいオモチャが手に入ったなァ…。

   新月のために土御門には早々に退場してもらった方がいいかァ?
   俺としちゃあ面白…じゃねェ、他の危険人物を先に退場させてだな…うン。
   オモチャにされてる新月が面白ェから放置しようとか思ってねェぞ。

   ………ぷっ、くっくっく…』

垣根『わ、笑いすぎだろ十六夜!

   土御門襲ったらそれを理由に疑われるかもな』

一方『土御門襲撃後、速攻で新月吊り。
   面白ェから実k…いや、冗談だぞ?』

白井『霊能者COの撤回でしたら、真確定すれば拍手喝采、しなくても残念でした、という雰囲気にできそうですわね』

一方『ンー…。
   ちっと考えてみるが、狂人が占い師を騙ってくれンのが楽だなァ。
   襲撃で占い機能を早期停止させる事と、占い師騙りは狼っつゥ印象があるかンな。
   色々混乱させる事は可能じゃねェか?』

―――――



青ピ「おぅふ…。なんて美しい大根なんや…飴色に輝いて…素晴らしい…っ」

絹旗「あ、このパスタ超美味しいです。そっちのオムレツも超食べたいです」

佐天「この煮物…美味しい、美味しいですよ!
   まったりとしてそれでいてしつこくなく…魚本来の味が生きていながら生臭さは全くないです!
   こっくりと柔らかく骨まで食べられる程に煮てあるのがまた職人芸ですね!
   それにこの大根! ダシの染みこんだこの色! ツヤ! 青ピさんじゃなくても惚れ込んじゃいますよ!」

姫神「腹が減っては。戦はできない」

削板「そうだな! 食べれる時に食べるのはいい事だぞ!」



御坂「…あっちは平和ねぇ…はぁ…」ガクリ



―――――

土御門「……さて、食いながらするような話じゃないが仕方ない」

初春「そうですね…。とりあえずは纏め役についてでしょうか?」

白井「後は占い師と霊能者についてですわね」

土御門「とりあえず言い出した以上は先陣切るぜよ。

   纏めは結社員が一人出るのがスムーズだろうにゃー。でも策があるなら二人潜伏でも構わんぜ。その場合は確定能力者か暫定灰の纏め役かね。

   占い師と霊能者は今日中のCOがいいと思うぜい」

黒夜「…纏め役は初日占い対象者でいいんじゃないか? 結社は両方潜伏でいいだろ、偽占い師へのプレッシャーが欲しい。
   立候補する場合は『占い・霊能ともにCOしない』という宣言が欲しい所だな。

   占いと霊能は今日中のCOを推すよ。後から疑心暗鬼になるのは御免だからな」

御坂「ちょっと真面目に考えるわ。それにしても人狼なんて想像上の生物だと思ってたのに…。

   纏め役は結社1CO希望ね。占いは最初から黒狙いで使いたいから立候補は反対よ。立候補した人に希望が集中するのが目に見えてるもの。

   占いと霊能は今日中COで。
   2日目の吊りに狼側が選ばれたら、多分回避COをしてくるわよね。もちろん真が選ばれてもCOするしかないでしょ。そうすると2日目に黙って吊られる人は村人の可能性が高いわ。
   私はこれを損だと思うから、最低でも3日目までに能力者に出てきてほしいわ。

   結社員よりも先に占い師や霊能者がCOして、能力者が確定したらまとめ役を任せて結社員は両潜伏っていうのでもいいわね。
   でもまとめ役が結社員だった方が結社地雷を有効に使えると思うの。

   能力者が占い先に選ばれた時の回避COはどうするのかしら? 私は回避したほうがいいと思うんだけど。
   狼にも回避されちゃうのがデメリットだけど、確定白が作れるのは大きいわ。占いは能力者以外の灰に使っていきたいし」

滝壺「纏め役は結社の人に出てきてほしいな。策があるなら潜伏でもいいよ。

   占い師と霊能者も今日中にCOがいいと思う。

   占い回避COはしなくていいんじゃないかな? もしかしたらの抑止力は心理的にくるものがあると思うよ。
   みさかに質問なんだけど、回避COしても対抗COが出ちゃったら確定白は作れないんじゃないかな?」

上条「ピザ食べようと思ったら全部なくなってた…不幸だ…。

   うーん、他の人と違う意見になっちまうんだけど、纏め役は推薦か立候補がいいなぁ。ダメなら結社で。
   初日から黒を狙いたい気持ちはあるんだが、確定白の纏め役を作るのも重要だと思うんだ。だから纏め役を占うのが前提なんだけど。

   占いは今日中、霊能は今日か明日にはCOしてほしいな。

   回避CO…これって明日以降に能力者がCOする場合だよな? その場合はしない方がいいんじゃないか?」

垣根「あ゛ー、まだ頭痛ぇ…。やっぱ俺に酒は無理だな…。

   んー、纏め役は結社1COが望みだ。初日から占いは黒狙いにしたい。結社を占って確定白になっちまったら占いの手損だろ。

   占いは今日CO、霊能は今日か明日中だな。とにかく処刑回避COと初回襲撃後のCOを防ぎたい。

   回避COは俺自身はなくていいと思ってるが、村の総意なら従うぞ」

削板「ああ、ピザ食ったの俺だな、悪い悪い。

   纏めは結社がいいだろうが…灰から立候補でも構わないぞ。そいつを占うか吊るかはまた考えなきゃなんねぇが。

   占いと霊能も今日中でいいだろ、隠れてたって得にならんだろ。

   回避は能力者がさっさと出ちまえば考える必要ないな。
   まぁ、占い師ならあり、霊能者は本人に任せるでいいんじゃないか?」

絹旗「纏め役は超結社員がやってください。

   占い師と霊能者は今日中CO。
   削板じゃないですが、今日COしちゃえば超回避について考えなくて済むんで」

垣根「ちょっと適当すぎねぇか?」

絹旗「超簡潔に言っただけです。まだ超様子見でいいじゃないですか」

初春「結社員には潜伏してもらって、偽占い師の偽黒判定を抑制してほしいと思ってます。
   なので初日の占い先か立候補の暫定纏めがいいです。確定能力者が出ればそちらですね。

   占いも霊能も今日中CO希望なので、結社1COだと即襲撃で地雷無効化されるかもしれないと考えたので。
   黒が見つからなくても、灰が狭まって確定白が増えるだけでも狼を追い詰められますから。そのためには地雷二つで牽制するのはありなんじゃないかと。

   回避COは、もし明日以降の能力者COになるならあってもいいと思います。
   ただ、信頼を失う可能性が高いと思うので、できれば今日中COで回避はなしになるといいです」

佐天「結社一人CO纏めが一番無難ですよね。でも結社が二人とも纏め役が嫌なら潜伏もアリですか?
   その場合は推薦で一人選んで暫定纏め、今日占って確定白ならそのまま纏め役続投でどうでしょう。
   立候補より推薦の方が、今誰が信用されてるかとか聞けるんで推薦がいいです。

   占いと霊能はみなさんと同じで今日中。

   今日占いと霊能が出れば占い回避COは禁止でいいんじゃないですか。吊り回避はまた話が別ですけど」

滝壺(人狼、か。みんな…恐ろしいんだよね。

   …むぎの。
   むぎのの仲間なのかな? 今回の人狼って。

   人狼だって、好きで人を襲ってる訳じゃない事だってあるのに…ね…)

―――――



滝壺「……はい、木苺のパイ。ういはると二人で作ったから食べてね」コトッ

垣根「お、美味そうだなそれ。滝壺も初春もいい嫁さんになるだろうなー」ニヤニヤ

佐天「初春は渡しませんからねっ」フンス

滝壺「あとミルクと木苺のムースも冷やしてるから、そっちもほしい人は食べてね。
   …あくせられーたはコーヒーでいいよね?」

一方「ン? …あァ、悪ィな」

絹旗「(超さり気なく取り分けてます)」

佐天「お二人さん写真撮らせてくださ~い♪」



―――――

一方『まだ意見言ってねェヤツも居るが、現時点で誰が能力者だと思う?』

白井『そうですわね…。
   あまり根拠はありませんが、お姉様が結社員、という可能性を。

   佐天さんの回避COなしというのは、村人ゆえの強気に思えますの。
   素直に占い師、という発想もありますわ』

一方『御坂は俺も考えてた所だ。
   あの動きは…結社員か狂人に見えンだよなァ。狂人ならちっと露骨だが。
   占わねェで吊りに挙げてェな。

   もし能力者COすンなら狂人っぽさが増すなァ』

白井『結社員か狂人、でしたら、COがあったとしても結社騙りかもしれませんわ。

   あとは守護者が誰なのか…。
   黒夜さんは気になりますけれど、あまりにも露骨ですのよね』

一方『滝壺が能力者ぽくてなンだか泣きそォなンだが。
   いや泣かねェけどよ…。

   俺は人狼、俺は人狼、人狼…』ブツブツ

白井『滝壺さんが?
   わたくしは気付きませんでしたわ。
   そうすると、場合によっては襲わなくてはいけませんのね…。折角お近付きになれたのに』

一方『後は…削板がどうも掴めねェな。
   村人がステルスする意味はねェだろ、ギリギリ潜伏しようとしてる結社員じゃねェかと考える』

青ピ「食った食った。デザートもあるなんてボクぁ幸せやー。

   纏めは結社がええけど、こうやって時間ばっかかかんなら他の人でも構わんよ。

   占いと霊能は今日中やね。

   回避は能力者COのタイミング次第やけど、ありで。その結果偽対抗が出るかもしれんし、そしたら狼側を炙り出す結果になるやん?」

一方「……流れを考えると結社CO纏めが優先、か。まずは結社員のCOを確認して、そっから次を考えてもいいンじゃねェか?
   結社潜伏なら能力者の早期CO希望が多いみてェだし、それで確定白が出ればソイツに纏めてもらう。

   能力者COについては俺なりに考えてみたンだが…。

   A【初日に占い、霊能CO】
   メリット:真能力者が確実に存在する。以降の狼側の吊り回避COを避けられる。能力者を出しておけば占いを他へ回せる。
   デメリット:早期に能力者が襲撃される可能性がある。

   B【初日COがどちらか、もしくは両能力者潜伏】
   メリット:襲撃され難くなる、が、守護者の護衛先がブレる。
   デメリット:襲撃された奴の存在を最後まで引き摺る事になる。

   能力者潜伏の場合は黒引いたら即出た方がいいだろォな。並べてみると初日の占い、霊能COのが有効に思える。

   回避COも似たようなモンだな。能力者潜伏ならアリじゃねェの」

白井『村人なら、灰纏め役、占霊即CO、結社2潜伏、占い先は黒狙い。

   …と回答するんですけれど…。さて、どうしましょう♪』

白井「一方通行さんの考えは参考になりますわね…。

   纏めは結社員に出て頂きたいですわ。

   結社員が出たら能力者潜伏も考えたいですわね。結社員が出てこないなら能力者COで。

   回避COはありで対抗は翌日以降、というのが率直な意見ですの。
   でも佐天さんの『占い回避でCOなし』という意見には少し興味がありますので、意見は変わるかもしれませんわ。
   結社は元々として、霊能者を占う場合があるんですのよね…」

土御門「ん? 占い回避についても考えないといけないのか?

   今日中のCOなら考えても意味はなさそうだにゃー。オレの意見は最初に言った通り今日中COだぜい。
   2日目以降COを前提で考えるなら回避した方がいいかもしれん」

姫神「私も。真面目に考えないと。

   纏めは結社員一人出てほしい。立候補を占うのは。勿体ないと思う。

   占いと霊能は今日中。できないなら明日。潜伏したまま襲撃は困る。

   回避COするなら。今日中に能力者COした方がいい気がする」

―――――



絹旗「んー、ちょっと超根詰めすぎですかね。超休憩した方がいいんじゃないですか?」

白井「そうですわね、洗い物もありますし」

上条「じゃあちょっと家戻って洗濯物取り込んでくる。また後でなー」

青ピ「ボクも手伝うよー。こんだけ食べさせてもらったんやし」

初春「…じゃあお言葉に甘えてお願いします」



―――――


佐天(今の所発言が少ないから誰が何だかさっぱりですねー。
   そんな中無謀にも役職予想をしてみたいと思います!
   佐天さんの勇気に拍手ー! わーぱちぱちぱちー!

   結社員:黒夜さん、削板さん
   霊能者:滝壺さん
   占い師:垣根さん
   守護者:初春
   狂人:土御門さん
   人狼:白井さん、姫神さん、青ピさん

   本当に適当です! 心象も何もありません!

   では一旦スタジオに返しまーす!)

―――――



黒夜「……ふう…静かだ…やっぱりこれくらいが私には合ってる」

集会所の裏手にあるテラスに出ると、皆の騒ぐ声が遠くなる
テラスの入り口に掛かった小さな姿見の前で、黒夜はそっとフードを下ろした

黒夜「…こんな姿の娘さえ産まなければ母さんは…。人狼は殺す…必ず殺す…」

鏡の中の自分に憎憎しげに呟いてフードを被り直した
そのまま置いてあったベンチに浅く腰掛ける

黒夜「…とりあえず皆が来るまで休むか…。集まれば誰か呼びに来るだろ…」

??「…お? 黒夜じゃねぇか」

黒夜(びくっ!)

浜面「よう、今日もご機嫌斜めだな」

黒夜(…取り合うな…絶対なんかされる…襲われる…妙な服着せられる…。
   ありえない擬音とか今までになかった音の組み合わせで構成された語尾にさせられる…。
   好きな食物を設定されて、それが絡むと見境ない動きをさせられる…あああああ、もうだめだ…)

浜面「なんか具合悪そうだな、大丈夫か?」

ずり落ちそうなほど浅く腰掛けた体制で、ぐったりと頭を後ろに倒しているのを見て眉を顰める
浜面は軽い動作でテラスを乗り越え、黒夜のおでこに自分のおでこを付けた

浜面「熱はねぇみたいだが…おい、黒夜?」

黒夜(ひ、ひぃっ…も、もう、無理……)



黒夜は、失神した



―――――

一方『黒夜っつったか…、アイツは何者だ? 随分と獣臭ェが…』

垣根『俺達は黒夜に恨まれてるみてぇだな。

   ! 酒を勧めてきたのは俺が人狼だって気付いたからか!? そうなのか!?』クワッ

一方『っつー事は、新月の処刑方法は『酒責め』なンだな。たらふく呑ませて処刑…人間てのは恐ろしいなァ』

一方(俺は…出逢わねェ方がよかったンだろうか)

一方通行は自分の掌を見つめる…滝壺の手の感触を思い出すように

一方(きっと俺の本性を見抜いたら、オマエは逃げンだろォな。
   さっき…立ち上がるオマエを見た時…離したくねェと思った。

   淋しさ故に、死人を黄泉の底から目覚めさせた月…。
   それは俺自身かもしンねェなァ…。

   どォせ、無い物強請りだ………)

―――――



滝壺「あれ、あくせられーた?」

一方「…滝壺か」

滝壺「それ、なに?」

一方「そこに生ってた。アケビって知らねェ?」

滝壺「聞いたことはあるかも。綺麗な紫色だね」

白く骨張った指でアケビを二つに割り、片方を滝壺に差し出す

一方「食うか?」

滝壺「いいの? ありがとう、いただきます」

一方「これで同罪ってなァ。摘み食いしたって喋ンじゃねェぞ」ニヤリ

滝壺「そうだね、内緒だよ」

くすくす笑って人差し指を自分の口元に当てた

一方「そォ言やァ、オマエはなンで旅に出たンだ? 女の一人旅なンて危ねェだろ」

滝壺「……似たような事件、あって。居辛くなっちゃったから……」

一方「嫌な事聞ィちまったな。……それはオマエの所為じゃねェと、俺は思う。必要以上に……気に病む必要ねェよ」

滝壺「……ありがとう、あくせられーた…」



―――――


滝壺(…だって、私が悪いんだよ。占い師なのに。

   むぎのを追い詰めたのは私だったんだよ…。
   人狼だって、ひっそり暮らしていれば…変わらないのに…。

   暴いたのは私で。
   一緒に逃げようって言ったのも私で。
   …逃げられなかった…。

   この力を、また使う事になるなんて…。どうして…。

   今度は、守れるといいな…)

以上、お粗末様でした

既存部分含む場合どのくらいの量投下すればいいんですかね?
ちょっと多かったかなぁどうなんでしょう

議事の発言は多少順番入れ替えたり、喋るタイミング弄ったりしてるんですが、
一方滝壺の裏の発言はほぼ元ログのままのタイミング(順番)になってます
…なんで独り言同士とか赤ログと独り言とかで会話成立してるんですかこのCP

乙。投下量は程良い
昔の恋人(百合っぷる)


投下量は1の好きにしてくれたらいいよ。

人狼COワロタww
赤読むと狼勢は全員場慣れしてるんだなあ

滝壺の狼運が高すぎて泣けるんだけど
この手の過去設定って中の人の昔のプレイが元ネタだったりするのか

既読なので多すぎるとは感じなかった

こんばんわ、3日目以降のログ纏めてて色文字コマンドがゲシュタルト崩壊起こしそうです


>>66
前スレ>>781参照ですよ!w
滝壺の昔の恋人は【男】です
だってもうあと使えそうな名前が介旅とか馬場とか駒場とか…流石に昔の男に使いたくなかったんですよ…

>>67
了解しましたー、長くても1日分を2、3回位で終わらせたいですね

>>68
常連さん曰く、『単独でも敵に回すと怖い人が狼に三人揃ってた』そうですgkbr

滝壺のこの設定は偶然なんですよね…本当に何ですかこの神懸かったRPは…
中の人の過去のプレイが繁栄されてるのは土御門だけですね
その辺さらっと前スレの方に回収しましたのでよかったらー

白井「…さて、いる人間だけでも議論の続きと参りましょうか。片付けながら色々考えてみましたので。

   今までの意見から占い師、霊能者の初日COは断行すべきかと。であれば結社員の二人には潜伏して頂いて守護者の負担を減じたいと考えますわ。
   なので纏め役は初日の占い先、決定方法は純粋な多数決でお願いします。立候補はあまり好ましくないですわね。

   回避COといえば、守護者の回避は一考しませんの?」

御坂「>>滝壺さん
   >>49『もしかしたらの抑止力』ってどういう意味かしら? よくわからないから説明お願い。
   能力者が回避COするって事は、能力者が占われないって事よね。
   占いで確定白になってもその後能力者COされたら狂人の可能性が高くない? いざという時に纏め役を任せられるか、という意味の確定白じゃなくなるわ。
   でも能力者が出揃った後の確定白なら高確率で村人じゃないかしら。だから【占い回避COあり=確定白を作れる】と思ったんだけど。

   >>当麻
   私は村人っぽい人を占うのは勿体ないと思うわ。だから纏め役を決めるためだけに占いを使うのは反対。
   白狙いの占いって狼側にとって凄くラクだと思わない? 白い人を占わせて、黒っぽくてスケープゴートにできそうな人を灰に残しておけるもの。
   私は皆の黒狙いの占い希望が見たいのよ。

   >>絹旗さん
   確かに今日能力者COになれば回避は考えなくて済むわ。でもその前に絹旗さんがどう考えているか、っていうのも後々の判断材料になると思うの。
   削板さんとかも同じような回答だけど、一番自分の意見が見えない絹旗さんにはなるべく答えてほしいわ。

   >>初春さん
   白狙いの占いを嫌う理由は当麻に説明したのと同じよ。
   『偽占い師の偽黒判定を抑制する』って、私は黒判定なんて好きに出してくれって思うわよ? 黒判定ってかなり判断材料になるもの。
   それでもって、黒判定を出された村人には自分が村人であり、相手が騙り占い師だという事を全力で説得してほしいかな。

   >>佐天さん
   うーん、やっぱり信用してる人を占って確定白にするって考えは私にはよく解らないわ。
   白いと思う人の事は、普通に『この人は白だと思う』って言えばいいだけなんじゃないの?

   >>一方通行
   まず結社員にCOしてもらって、それから考えるのは賛成。
   結社員が両潜伏して、能力者も確定しなかった場合の纏め役は立候補希望ね。
   推薦先が能力者だったら揉めるだろうから困るってのもあるけど、どうせなら纏める意欲のある人にやってほしいもの。

   >>黒子
   『占い師、霊能者の初日COは断行すべき』とまで言うなら、黒子なりに初日COについてどう思ってるのか聞かせてくれない?
   最初の意見もそうだけど、黒子自身の意見が見えてこないのよ。
   あと、守護の回避は基本的に不要でしょ。PPでもない限り村が不利になるもの。

   で、結社員COなんだけど、これから全員が【自分は今日纏め役としてCOする結社員じゃない】って宣言してくのはどうかしら?
   この方法のメリットなんだけど、

   1、結社員自身が潜伏したいって意志を相方に伝えるのを全員でカモフラージュできる。
   2、今日限定だから、明日以降に宣言を撤回して改めて結社員COができる。
   3、全員が宣言すれば占い師や霊能者のCO、纏め役の募集に切り替える事ができる。
   4、最初から結社員COする気があれば宣言の代わりに名乗り出る事ができる。

   決して悪くない提案だと思うのよ。という事で宣言するわね。
   【私は今日、纏め役として立候補する気がある結社員じゃないわ】」

一方『満月、これはどういった考えで言ったンだ?』

白井『どなたか守護者が、特徴的な回答をくれると嬉しいんですの。
   お姉様は結社員なのかもしれませんわね。そういう視点でいるように思えますわ』

一方「気になった事だけ突っ込むぞ。

   >>白井
   守護者回避CO…俺にゃ利点があると思えねェが…。
   この回避COってのは占い先になった場合に回避させるかどうかって意味だよな。
   占い回避のために守護者をCOさせるのはどうなンだ? ここは何を考えてンのか深く意見を聞きてェな。

   >>御坂
   宣言について、特に弱点っつー弱点は見当たンねェな。よって反対はしねェ。
   むしろ既に御坂が実行してンだから、全員発言しねェと意味がねェよな。

   【俺は今日、纏め役としてCOする結社員じゃねェ】

   ……眠気覚ましにちっと裏の方散歩してくる。なンかあったら呼ンでくれ」ガタン

一方(…いい秋晴れだなァ。…俺にはもう、これが最後の季節になンのかもしンねェな)

一方通行は誰も居ない丘の上の野原に寝転がる

一方(俺みてェな異形でも…こうしてると安堵を覚えるンだな。

   …なァ、聞いてくれ。
   俺は、暗闇ン中で光を見つけたンだ。スゲェ綺麗な…。
   俺ン中にあンのは、すべて塗り潰す闇だ。
   だからかなァ…、光に目が奪われちまう。

   眩いまでの、魂の輝き…。
   触れてみてェと、俺だけのモンにしてェと…。
   月は太陽を捕まえる事なンか出来ねェってのになァ…)

目を閉じて、疲れたように溜息を吐いた

一方(…少し眠らせてくれ…。月の下じゃ…眠れねェンだ…。

   月が…。
   …人を喰らえと…人を裏切れと…。

   それは甘美で…必死でその衝動を押し込めてンのに、俺ン中で猛り狂ってやがる。

   …少しでいい…今だけは…人で居てェ…)

白井「>>お姉様
   わたくしとしては、このどちらかの展開がいいなぁと思ってますの。わたくしなりの考えが見えているといいのですが。

   A【結社員纏め、占い師・霊能者は潜伏】
   灰は占いと襲撃で削れますの。能力者が潜伏が得意であれば、最大3日目までは潜んでも大丈夫、との思いがありますわ。

   B【占い師・霊能者はCO、結社員は潜伏】
   能力者を守護者に守って頂く発想ですわね。偽判定の抑止と、そもそも結社騙りは出難い事を考慮して、ギリギリまで潜伏してもらう考えですの。

   このうちのBを、村の意見を拝聴しながら選んだので少し追従的な印象になってしまいましたのね。

   ああ、それと、【わたくしは今日COする結社員ではありませんわ】」

浜面「―――すまねぇ遅れた! とりあえず急いで来たからこれだけ言って少し休ませてもらう。

   【俺は今日COする結社員じゃない】

   じゃあちっと茶入れてくる」

初春「浜面さん、お疲れ様です。お昼の残り物でよければありますよー?

   とりあえず先に、【私は今日纏め役としてCOする結社員ではありません】

   >>御坂さん
   そうですか? 私は偽黒判定は出ないにこしたことはないと思うんですけど…。
   確かに判断材料にはなりますけど、どんなに説得してもパンダは吊られるでしょうし、地雷にヒットしなければほぼ確実に吊りの一手損になりますよ。
   それよりは確定白が出た方がいいかなぁと。疑わしい灰に吊りを使えますから。

   偽黒判定で出る判断材料は、吊りを一手損した上で出る材料という事だと思うんです。

   でも、勿論占い先は黒狙いで出していくつもりですよ。その上で偽占い師の偽判定を抑制しておきたいという希望なので」

垣根「……悪い、初春、水でいいからもらえないか? まだ酒が残ってやがる…。

   御坂の案はいいかもしれないな。全員でやれば時間の節約にもなるし意思表示もカモフラージュも兼ねてるって訳だ。
   俺は賛成だ、そして宣言する。

   【俺は今日、纏め役としてCOする結社員じゃない】

   少し思ったんだが、白狙い・黒狙いで考え方の違いが現れてきてるな。
   確かに立候補者を占うのは白狙い、ってのは解るんだが、そのケース以外で信頼できる人を占うってのは白狙いでも黒狙いでもねぇと俺は思う。
   その信頼してる人間が狼だったら…って不安は拭いきれないしな。

   占い師が生存してる間に占っておきたい気持ちは理解できるし、信頼できる人間が確定白になると心強い。
   だがデメリットもある。その信頼できる人間が確定白になったら襲撃される可能性が高くなる。
   それに占う理由が『信頼できるから』だけじゃ追従しやすい。そもそも発言がしっかりしてるならそっから判断できるってのもあるだろ。

   だから白狙い・黒狙いはともかく、占いたい理由をハッキリ述べていれば問題ねぇと俺は思う。
   俺的には発言から真意を探り難い人間を占っていきたい。難しい所だがな」

初春「二日酔いにはレモン水がいいらしいですよ。はい、どうぞ」

垣根「サンキュ。ちょっと上行って横になってくるわ……30分位で戻る」

垣根はよろよろと階段の上へと消えた

佐天「【あたしは今日、纏め役としてCOする結社員じゃないです】

   >>御坂さん
   誰もが白と疑わない人を占うのは一手無駄に見えますけど、もしその人が本当は黒だったらどうしますか?
   信用されていようが、灰を占う事自体は無駄じゃないと思うんです。

   私が言いたかったのは信用されてる人を占って確定白を増やしたいって意味じゃなくて、『結社COで纏め役が出なかった場合』の意見です。
   立候補っていう狭まれた選択肢の中から選ぶより、推薦で皆の意見を多く聞いて決定した方が有効だと考えたんですよ。
   追従のような意見が出ても、それも立派な判断材料になるんじゃないですか?

   垣根さんが私の言いたかった事を、ちょっと違うけど述べてくれてますね。
   白狙いでも黒狙いでも、誰かを選出するときはそれなりの意見が聞きたいです」

浜面「あー…疲れた。やっぱ下っ端は辛いぜ……。
   えーっと、佐天、だっけ。あんたも飲むか?」

浜面は佐天に紅茶のカップを差し出した

浜面「砂糖はこれ。ミルクは自分で持ってきてくれ。
   しっかしあんたもこんな事に巻き込まれて大変だなぁ」

佐天「わぁ、ありがとうございます♪ 案外紳士なんですねぇ浜面さんて」クスクス

浜面「まぁ口が悪いのは勘弁してくれ」

佐天「巻き込まれたのはアレですけど、それよりも好奇心が騒ぎ立ててるんです。この村に一体何が起ころうとしてるのか…」

上条「戻った! けどこの後先生の所に行かなきゃならないんだ、戻るのは…遅くなるかもしれない…。

  【俺は今日COする結社員じゃない】

   >>御坂
   『纏め役を決めるためだけ』に占いを使うのは俺も得策じゃないと思う。
   俺自身、最初から黒狙いで行きたいとは思う、けど今はまだ判断材料が少なすぎて難しい。
   矛盾するかもだけど、黒狙いだけど白なら心強い奴を初日は占い先に挙げたいと考えてるんだ。
   まぁ、御坂の言ってる内容は理解できるし、俺も似たような考えなんだけどな」

滝壺「【私は今日COする結社員じゃないよ】

   えっと、みさかが答えてくれたから、それに答えるね。
   私は今日占い師と霊能者に出てきてほしいから、そうしたら残るのは結社員と守護者でしょ?
   守護者が能力者COしちゃったら狙われるだけだよね?
   守護者がいなくなれば、狼は安心してみんなを襲えちゃうよ。だったら自分の能力は黙っておくべきだと思うな。

   そうすれば、『もしかしたら守護者は生きてるかもしれない』って狼に思わせる事ができるよね。
   そう思って『もしかしたらの抑止力』って言ったんだけど、わかりにくかったかな。ごめんね。

   あと回避COについては説明してくれてありがとう。みさかはしっかり者だね」

黒夜「【私は纏め役に立候補する結社員じゃない】

   …私みたいなのが結社になんて入れる訳がないだろ……。

   他に私が答えてないのは何だ…? ああ、能力者の回避COか。
   この能力者とは誰だ? とりあえず結社員と守護者として話を進める。

   結社員についてはどちらかといえば反対だ。
   占い師の真贋判定のための地雷を期待しているのに、いざ占いとなった時に出てこられても困る。
   ただし、そいつが占われた日の状況次第では有効な場面もあるかもしれない。
   灰が狭まって確定白を一人増やせば詰みの場面だったり、霊能判定から偽占い師が狂人の可能性が高い場合とか。

   で、守護者の回避COは全面的に反対だ。
   COしたら確実に食われるし、逆にそいつが食われずに残されたら『狼の偽COじゃないか』って疑念が残る。そういうのは避けたいんだよ。
   結社員の話と被るが、『まだ守護者が生きているかも』と思わせる事で食い先を不自由にさせたまま死ぬのが守護者の仕事じゃないのか?」

土御門「にゃー、ちょっと席を外してるうちに宣言回ししてたのか。

   【オレは今日、纏め役としてCOする気がある結社員じゃない】ぜよ。

   さって、全員の宣言が終わるまで適当に寛がせてもらうぜい。黒夜はどうする?」

黒夜「…今から家に戻っても二度手間だな…。私もここに居させてもらう」

土御門「りょーかい。じゃあ土御門さんと一杯どうだにゃー?」

黒夜「潰れても知らないぞ?」

土御門「じゃあ負けたほうが罰ゲームな?」

姫神「…なんとなく。出難い雰囲気だけど。これだけ。

   【私は。纏め役として結社員COはしない】」

削板(うーむ、どうするか…。能力者が全員出るなら潜伏するか…。

   つっちー! 俺どうしたらいいんだ!!)

御坂「>>黒子
   皆の意見を参考にしつつBがいいって考えた、って事よね。

   一方通行も気にしてるけど、守護者の回避COについて聞いたのはどうして? 守護者は基本的に潜伏するものだと思うんだけど。
   質問自体は白要素とも黒要素とも思わないけど、意図がよくわからないのよね。気になるから教えてくれない?

   >>初春さん
   状況次第だけどパンダを必ず吊るとは限らないわよ。
   黒出し占い師がどうみても偽だったり、能力者ローラー中ならそっちを優先する可能性はゼロじゃない。
   初春さんが偽黒判定を抑制したい理由はわかったわ。

   >>佐天さん
   結社両潜伏の場合の纏め役に立候補より推薦を希望した理由はよくわかったわ。
   誰もが白と疑わない人を疑うな、とは言わない。佐天さんから見て、気になる点があるならそれを指摘して占い希望に挙げればいいんじゃないかしら。
   でもただ『皆が白って言うから、黒だったら困る』ってだけなら私は納得しないけど」

削板「うぉぉぉぉ! 夜は冷えるからな! 薪持って来たぞ!

   あと【俺は纏め役結社員COはしない】! これでいいか!?」バターン

御坂「わきゃう!?」ビクッ

削板「おっと、悪い悪い、脅かしちまったか。
   ここは風呂は温泉だったよな? なら薪は暖炉と厨房だけでいいか」

御坂「…相変わらず凄い怪力ね削板さん…」

薄暗い道を一人歩く

一方(…ァ、この匂いは…)

草を踏みしめ道もないような森の奥へと進むと…辺り一面真っ赤な花が咲き乱れていた

一方(曼珠沙華…こンな村にも咲いてンのか。
   匂い…いや、毒の気配か…。
   懐かしいなァ)

近くに咲いた一輪に手を伸ばし、ぽきりと手折る

一方(手に入ンねェなら………テメェの手で殺めちまうか…?)

一方「………、ふァ…」ポケー

滝壺「おはよう、あくせられーた」

佐天「もう夕方ですけどねー」

一方「寝すぎたか……。

   回避COだが、元々占い師と霊能者の占い回避についてじゃなかったか?
   なンか守護者や結社員の回避COの話になってて驚いてンだが。

   俺は結社員は本人の意志と判断に任せりゃいいと思う。
   守護者はCOしねェ方がいいだろ。詳しく説明する必要があるならするが、まだ宣言終わってねェのか」


一方『俺と新月は、CO撤回後に多少対立した方がいいと思うンだが、どォだ?
   目立つ俺に疑いを掛け、俺が吊られちまっても判定で俺を疑ってた新月は白寄りになれンだろ。
   逆も…、出来りゃ逆は遠慮してェ所だが』

垣根『オーケー。
   そうなった場合、俺の攻撃は激しいから覚悟しとけよ?』

一方『新月の事は守り通すつもりだ。俺の分まで生きてくれ』

白井「そろそろ夕飯の支度もしませんとね…。

   回答してなかったせいで随分お待たせしてしまいましたの。
   お姉様の意見にあるように、みなさん守護者は基本的に潜伏するものという意識があるのでは?
   初日に能力者COの流れができつつあって、もう回避COの話題は必要ないのでは、と思っていた時分なのですが…。
   能力者といえば守護者や結社員もそうですし、議題に上がっていない事に思い至って、何か一策考えてはどうかと。

   現時点では結社員二人潜伏の状況ですの。
   もしこのまま結社員COがなければ、結社員と守護者の計三人の『能力者』が潜伏する事になりますわ。
   占い回避COした『能力者』の正体は何か、人狼には解らない筈ですし、そこを上手く使えたらいいかもしれませんの」

黒夜「>>白井
   御坂が指してる能力者は占い師と霊能者だ。
   それと、その残り二つの能力者が何の能力か明かさずに能力者COしてもあまり意味はないんじゃないか?
   その辺の曖昧さは人狼や狂人には使い勝手のいい隙になると思うが、どうだろう」

一方「…宣言完了してねェが、そろそろ方針決めねェと時間がヤベェな。

   俺は、
   A【結社員が出るなら能力者COは結社員に任せる】
   B【結社員が出ない場合は能力者CO実施、結社員は両潜伏】
   が妥当なンじゃねェかと思ってる。

   Bで能力者が確定すればソイツに纏め役を任せる。確定しねェ場合は…まァ、後で考えりゃいいンじゃねェ?」

削板「纏め結社が出なかったら立候補か? 推薦か? それとも纏め役なしで多数決で決めるのか?
   これ以上待っても議論は進まねぇと思うんだがなぁ…」

姫神「削板さんの。言う通り。このままじゃ議論は。進まないと思う。仮でいいから。纏め役を立てるべき」

―――――



御坂「んー、灰なら誰を占ってもいい、って理屈は解るのよ。
   でも白っぽい気がする人を占うのはやっぱり私には一手損に思えるのよね。どうせなら疑わしいとか判断つかない人を占いたいわ。

   例えば、私が現時点で体感的に白いと感じてるのは浜面さん、削板さん。個人的な希望だけどこの辺は占いじゃなくて様子を見たいかも」

黒夜「浜面の奴を白に挙げてる理由が私にはピンと来ない…。発言が少なすぎて目立たない印象しかないんだが」

御坂「浜面さんを白く感じたのは、本当に体感的なものなのよ。
   人狼は仲間達にしか聞こえない声で会話ができるってパパに聞いた事があるの。でも浜面さんはそういう会話をしてる様子がない気がする」

黒夜「御坂、そういう印象を持つのはいいが、コロッとやられるなよ?
   私はむしろ黒い要素を多く見ているからなぁ…。あんな服やそんな服を着せられかけたし…ってのはいいとして…」ブツブツ

御坂(あんな服やそんな服?)

黒夜「まぁ、服に関しては未遂で終わらせたよ。ああ、終わらせたとも…。
   着せるだけならともかく、脱がそうとされてはな……。
   私の裸に関して一切欲情を持たずに行っていた様子がむしろ憎たらしかったよ…」トオイメ

その瞬間、その場にいた大多数がその言葉に衝撃を受けた

土御門「浜面吊ろう」

御坂「そうね、吊りは浜面さんで」

白井「まさか、そんな…。なんという事を……」

佐天「吊りは浜面さんで…」

削板「浜面を吊るんだな? 墓穴は俺に任せろ」

浜面「ちょちょちょちょちょっとまったああああああ!! なんか俺吊る話してなかったか!?」ガビーン

姫神「落ち着いて。浜面さん。魑魅魍魎気味」

浜面「魑魅魍魎!? このラブリープリチーな俺が魑魅魍魎!?」

黒夜は浜面を”人を殺せる目”で見ながら微笑んでいる

浜面「まて、まって、ちょ、まてぇぇぇぇぇ!」



一方通行は浜面を取り巻く流れに戸惑っている

滝壺「…あくせられーた、髪さらさらだね。触ってもいい?」

一方「あ、あァ? 別に構わねェが…」

滝壺「♪」



―――――

土御門(こ、これは…!)

土御門は浜面の落し物の中から、黒夜の(強制)コスプレ写真を発見した

土御門(…いい趣味してるにゃー)

青ピ(んー、黒夜ちゃん、浜面はんは多分白。

   白井ちゃんは狼か守護者やろか? 守護者やったら迂闊やね…。

   さて、狼は誰なんやろ?

   佐天ちゃん、狼なんかな?
   佐天ちゃんが狼やったら…あとは…??

   御坂ちゃんは人間ぽいなぁ、一方通行はんも。ああでも信頼持つタイプの狼かもしれへんなぁ。
   黒狙いで占うんやったら…カミやん、かな??)

黒夜「…さて、冗談はこの位にして…。このまま時間だけ過ぎるのは狼に有利だろう。悪いが独断で動かさせてもらう。

   【私が纏め役に立候補する】
   【占い師・霊能者は夕飯時に第一声でCOをお願いする】
   【私はこれ以降占い・霊能者COは一切行わない】」

初春「黒夜さん立候補ありがとうございます。じゃあ夕飯の支度してきますね」

削板「立候補か! 好きにすればいい、俺は構わんぞ!」

御坂「うー、黒夜さんは占いたくないなぁ。滅茶苦茶占いたくない。
   元から白っぽい発言は多かったし、この立候補で私は素直に黒夜さんは人間だと見るわ」

白井「素直に灰と考えてはいかがです?
   怪しむ人は占い希望に挙げればいいですし、黒夜さんが纏める時は自身の占いも考慮する。
   灰纏め役だからといって、絶対に占わなくてはならないという訳ではありませんもの」

佐天「黒夜さん立候補ありがとうございます。
   でも黒夜さんは信頼できそうだと思うけど、灰からの纏め役立候補は反対だった身としては複雑ですね…」

黒夜「私の行動について皆の意見を聞きたいんだが、どうだろう?

   A【今日の占い先は立候補した纏め役】にする。つまり私だな。
   B【今日の占い先は立候補した纏め役以外で黒狙い】にする。私を信頼してもらえるならありかもしれない」

御坂「Bで。
   今日の黒夜さん占いには反対。今日は黒狙いの占いにして、その人がもし明日確定白になったら纏め役交代とかでいいんじゃないかしら」

土御門「黒夜が纏め役になるのは問題ないにゃー。
   占いはあくまでも黒狙いだ、黒夜が立候補しても灰の一人なのは変わらない。議論の中で黒要素があれば挙げるし、なければ挙げないだけだぜい」

青ピ「なんや盛り上がっとるね。家戻ってたら遅くなってもうた…あ、これボクん家にあったんやけど、食べ切れんから使うたって。

   えーっと、【ボクは纏め役COする結社員やない】って言えばええんかな?

   立候補して自分を占え、なんて狼はおらんやろうから、黒夜ちゃんを占うんは好かんかなぁ。多数決でその一位か二位先にするんはどうやろ?」

佐天「あ、そっか。Bならあたしも黒夜さんの纏め役には賛成です。このままじゃ議論が通行止め状態ですしね。

   初春ー、青ピさんがでっかいハム持ってきてくれたよー!」パタパタ

姫神「黒夜さんが。纏め役に異論はない。纏め役としては。積極的で相応しいと思う」

絹旗「うわあぁぁぁぁ超寝過ごしました!

   【私は超纏め役にCOする結社員じゃないです】

   ホント超ごめんなさい、夕飯時は超いっぱい喋りますから!」バターン

白井「これでやっと全員の宣言が終わりましたの。罰として絹旗さんには夕飯の片付けをしてもらいましょうか?」クスクス

絹旗「ぐぬぬ…! 超自業自得です、やってやりますよ! 超任せとけー!」フンス

姫神「…やっぱり。私は寡黙扱い」フフフ

―――――



初春「一方通行さんがくれたアケビ…郷土料理としてこの村には色々あるんです。果肉も美味しいですけど、皮を使ったお料理も美味しいんですよ。

   アケビの皮と挽肉と舞茸の包み焼き、鮎の甘露煮、栗ご飯です。
   あと青ピさんからハムの差し入れがあったのでハムカツにしてみました」ドーン

佐天「こっちは鶏団子と野菜と生姜のスープ、茸の煮浸しですよー。
   デザートは冷やしたアケビの実にバニラアイス添えたのをどうぞ!」バーン

青ピ「これは…例えるなら巨大化して大阪キャッスルを壊し、目からレーザーを出してもおかしゅうないほどの…っ」クワッ

浜面「…みんなが虐める…」グスン

黒夜「浜面…もう誰も虐めないから…。元はといえば私が話を振ったからだしな…少しやりすぎた。
   それにやましいところがあるのはお前だけじゃない…というより、私の方が余程…。纏め役をやる以上は、黙っている訳にもいかないか…」

黒夜がフードを取ると…中からは犬や…狼としか思えない耳が現れる

滝壺「狼の…耳…?」

白井は黒夜の姿に驚き、目を見開いた
一方通行は黒夜を見て首を傾げた
姫神は黒夜の姿に困惑した
青ピは、何故人は獣耳に美や萌を感じるのかを理解した

黒夜「私がこのフードを取らなかったのは、こんな物があるからさ。
   …私の母は、人狼に犯された…生まれた私は純血の人狼と違って耳と尻尾も隠せず、人間にもなりきれず…。
   母は世界のすべてを恨んでいたよ。最期は化け物を産んだ悪魔として殺された…。

   私は人間でも…狼ですらないただの化け物だ。ああ、今だって血が疼く夜もあるさ。
   信じたくなければ信じなくていい。母を吊ったように私を吊ればいい。

   だが嘘を付くつもりはない…奴らを、母と私の存在自体を狂わせた人狼を殺すためには…な…」

絹旗「超幻覚ですか、さっきから黒夜に超獣耳が付いてるように見えるんですが…」

土御門「黒夜、いいのか、ソレを見せて」

土御門は少し戸惑った様子を見せた

黒夜「…やっぱりお前は知っていたか、土御門。まぁ、この村に流れ着いて最初に会ったのがお前だしな。
   十年以上も付き合いがあれば、私が何者かわからない筈はない、か…。何せ、姿形があの頃から一切変わってないんだから…。

   もういいんだ。明日をも知れない命だからな、こうなってしまったら。
   私は”この”黒夜として生きるしかないんだ。それが贖罪としては相応しいだろ」

黒夜は皆に背を向けて俯いた

白井『うふふふ、黒夜さん、なんて愛らしい姿なんですの。

   わたくし達の又従兄弟みたいですわよ』

垣根『黒夜が半月かもしんねぇな。まあ、流石に安直過ぎる考えだが』

一方『月の力を持たねェ…俺らから見りゃ村人同然だ。異形故に迫害されたみてェだが…不憫だな』

白井『黒夜さん…。お母様を殺した人間に与する必要なんて、ありませんのに…。

   わたくし達と、静かな世界で暮らせばいいんですのよ。ねぇ?』

滝壺「くろよるはこうやって、この場で、本当の事を私達に教えてくれたよね。
   その覚悟を持ってる人を、そう簡単に吊るなんて言えないよ」

土御門「黒夜、前にも言った筈だぞ。
   憎んで殺した所でお前のソレは取れる訳じゃない…。それにお前に罪なんてない、と。

   青ピ、こいつの覚悟の何が美だ。外見でしか見れない奴は信用するに値しないぞ」

青ピ「つっちー、人と人狼の違いって知っとる? 理性を抑えられるかどうかや。
   人狼はそれができんから美しく生きる事ができんのや。哀れで醜い獣なんや。

   苦しみや悲しみに耐え、自分を殺して生きる黒夜ちゃんの悲しく美しい姿は、ボクには人間以外の何者にも見えへんよ」

青ピ(そして…狂う事があるんが、人間なんやで?)

姫神「私は。…正直。まだ困惑してる。けど。信じていいかどうかは。行動で。決めるから。耳や尻尾がある事は。関係ない」

佐天「大スクープです!!

   …と言いたい所ですけど、黒夜さんは罪を犯してはないですよね。じゃあ問題ないじゃないですか。
   というかこんな可愛い狼耳の少女をスクープしたらグラビアになっちゃいますよ!

   改めて、みんなで協力して本当に罪を犯す人狼を退治しましょうね!」

黒夜「…皆、随分とお人好しだな? そういう風に信じても、いつ私が血の赴くままに寝首を掻くかわからんぞ…?」

一方「姿形がどうでもオマエはオマエだろ。
   オマエが人の『心』を失わねェ限り、オマエは人間だ。ソレを理解してる人間がココに居ンじゃねェか。

   辛ェだろォが、オマエは一人じゃねェよ。そンだけ忘れなきゃいい」

白井「黒夜さん、わたくしたちはこれからもずっと一緒ですのよ。
   今まで辛かったでしょう? よく辛抱しましたのね」

滝壺「……優しい、やさしい人狼だって、居たんだよ。私は知ってる。だから、私はくろよるを信じるよ」

御坂は黒夜の頭をぽんぽんと撫でた

御坂「…一緒に頑張ろう、黒夜さん」

黒夜「まった、く…お前ら…は……ば、馬鹿…ばっ…かり…揃いやが、っ、て…」グスッ

黒夜はしゃがみ込むと顔を抑えた
白井は肩を震わせる黒夜を優しく抱き締める



―――――

滝壺(…くろよる。
   私は、…わたし、は…。

   人狼を愛した女だよ。優しい、やさしい人狼だった。
   でも追い詰めたのは私だったんだよ…。

   むぎのは私を一言も責めなかった。人を屠ったのも、私を守るためだった。

   くろよる、私は、くろよるを信じるよ…)

黒夜「……すまない、取り乱した…。明日以降はどうなるかわからないが、今日はよろしく頼む…。

   【今から全員、第一声で占い師・霊能者についてのCO/非COをしてくれ】

   ああ、さっきも言ったが【私は占い師・霊能者としてCOしない】」

白井「【わたくしが占い師ですの】
   わたくしの持つ聖なるロザリオで見抜いて見せますわ」

土御門「【オレは占いでも霊能でもない】」

削板「【俺は占い師でも霊能者でもないぞ!】」

浜面「【俺は占い師でも霊能者でもねぇ】」

青ピ「【ボクが占い師やで】
   美しい物とそうじゃない物を見分けるんよ」

初春「【私は霊能者でも、占い師でもありません】」

姫神「【私は。占い師でも。霊能者でもない】」

滝壺「【私が占い師だよ】
   ……そういう血筋なの」

滝壺(狼と、狂人…かな。

   …むぎの、私は赦してもらえるのかな)

一方『………、滝壺が…。
   悪い予感ってのは当たるモンだなァ…』

佐天「【あたしは占い師でも霊能者でもないです】」

御坂「【私は占い師でも霊能者でもないわ】」

絹旗「はいはーい【私が超霊能者です!】
   実はこの超不思議な薬を飲むと人狼の正体を超見抜けるんです!」

一方「【俺が霊能者だ】
   なンでか知らねェが、物心付いた時にゃそンなチカラがあったンだよなァ」

垣根「【俺は占い師でも霊能者でもない】」

滝壺(………!

   あくせられーた…が、出た…の…?

   …霊能者を、騙る事も、あるって。
   嫌だよ、どうか、本物であって…。

   …私は…)

一方(そォか…オマエが俺らの正体を暴くっつゥ占い師だったンか…)

削板「占い師が三人か」

青ピ「さって…と…。両手に花、って喜んどる場合やないなぁ…。白井ちゃんと滝壺ちゃん、二人のどっちかは結社なんやろか…?」

御坂「占い師3CO、霊能者2COね。狼側を三人引き出せたのは結構村有利じゃないかしら」

佐天「あれ? もう全員終わりました?」

滝壺「…対抗はしらいとあおぴなんだね…」

滝壺は困ったようにちいさく肩を竦め、その後絹旗と、一方通行を見た

初春「そういえば上条さんがまだですね」

黒夜「…上条以外は出揃ったな。

   現時点の確認
   【占い師:白井、青ピ、滝壺】
   【霊能者:絹旗、一方通行】
   間違いはないよな?

   【占い師候補に質問する。現時点で占い騙りを解除する意志がある者はいるか?】
   解除する場合は結社員CO/非COも添えてほしい。なお、【結社員の作戦上の理由による占い騙り続行は認める】」

土御門「占い【狼狂真】【狼結真】【狂結真】【狼狼真】
   霊能【狼真】【狂真】【結真】

   ……ああ、村人騙りの可能性もあるのか」

青ピ「結社員がおるんなら名乗り出てほしいなぁ。このまま騙りを続けられた場合、結社地雷の効果は続くけど非能力者の推理の幅が狭まってまうよ」

白井「占い師3COですから、きっと狂狼の組み合わせなのでしょうね」

垣根「合計5COか……。色々考える余地はありそうだな」

滝壺「人狼側が三人出ているか、結社騙り、村人騙りが混ざってるかが問題だね」

初春「結社騙りや村人騙りがいる場合も、上条さんを待ったほうがいいんじゃないですか?
   それまで各自占い先を挙げて、今日の占い先の決定の議論をした方がいいんじゃないかと…」

削板「そうだな。現状での占い先でも考えてみるか」

佐天「そうですね、撤回は上条さんを待ちましょう。それまで占い先を考えますね」

青ピ「一応聞くけど、占い師も占い先は挙げるべきやろか? 個人的には挙げたいんやけど」

白井「とにかく、お互い対抗ですがベストを尽くしましょう。青ピさん、滝壺さん、今後ともよろしくお願いしますわ」

青ピ「そやねぇ、お互い美しく戦おうか。こっちこそよろしゅうな」

滝壺「うん、よろしくね」

御坂(うーん、五人の発言を見る限り、撤回はなさそうな感じなのよね。
   あるとしたら黒子が結社、かしら。

   というか、守護者の癖に前に出すぎよね、私)

黒夜(現時点では…。

   占い師は白井狼、青ピ真、滝壺結社員…かな。滝壺が真なら色々助かるんだが。

   霊能者は一方通行の方が真ぽい…が、あそこまで多弁なのもなぁ。
   御坂は能力者だろうな、守護者か結社員だろう)

黒夜「とりあえず上条を待つ間に各自占い先の希望を出してくれ。
   騙りの解除は上条を待ってから。ただし、結社員かどうかは必ず名乗ってほしい……余計な混乱を招きたくない。

   あと、能力者候補も占い先は出してくれると嬉しい。誰を疑ってるか判断材料になるからな」

絹旗「超占い先ですかー。あんまり考えるの超得意じゃないんですけど。もう超自白剤使っちゃいません?」

一方「……わかった。暫く黙らせてもらうぞ」

一方通行は滝壺の横顔を見つめ、視線を静かに落とした
その視線に気付き、滝壺は目だけで一方通行の横顔を盗み見る

滝壺(…霊能者………。先に吊られちゃう、よ…)

一方(…オマエに俺の正体を暴かれンのが先か…。
   …俺がオマエを引き裂くのが先か…。

   ………俺は、)

一方『…信用をなくせば明日の吊りは俺で決定だ。

   俺はどンな状況でも諦めねェ。新月も満月も容赦なく追及してくれて構わねェよ。

   さァ、本番はこれからだぜ。なンとしてでも生き延びてやる』

以上、お粗末様でした

個人的に>>93の青ピの独り言はぞくっとしました
そしてやっぱり一方滝壺は脅威のシンクロ率です


シンクロ率やばい


狂ピ乙
前スレ確認したら


姫神♂御坂♂麦野♂……だと……!?(ガタッ

こんにちわ、1日目ラストまで投下しますー


>>108
シンクロ率はまだまだ上がるんだぜ…嘘みたいだろ…?

>>109
乙ありです

>>110
一方、黒夜みたいな派手で上手いRPも好きですけど、こういう一言で表すRPもいいですよね

だってよさそうな人が思いつかなかったんですよ…! 特に麦野ががが

削板「よし、俺の占い希望は【御坂】だ。
   浜面を暫定白とした理由が薄いように思えた。

   あと、まだ結社や村人の騙りがあるかもしれないのに狼側三人とハッキリ言い切ってるのが気になった」

御坂「あら、薄いかしら? ちょっとショックね。
   暫定白にした理由が薄いとしても、それがどうして人狼っぽいポイントになるのか教えてほしいわ。

   『狼側三人』って言ったのが気になった、ってのもよくわからないんだけど。白要素作りに思えたって事?」

白井「狼側が三人出ている、と断言しているので、内訳を知っているのでは? という邪推ではないです?」

姫神「占い先。現時点で怪しい人がいないと思ったら。なしでも構わないの?」

黒夜「なしは少し困るな…。
   雰囲気や直感でもいいから、今姫神が何を考えてるか判断材料を提供するためにも誰か挙げてほしい。
   案外直感というのは頼りになる。直感的に違和感を感じるという事は、自分の価値観や判断基準にそぐわない『何か』があるという事なんだ、大抵は。
   その違和感を言語化するのが『説得』という作業なんだろうな。今はちょっとした違和感でもそれを信じて、積極的に発言してもらえると助かる。

   流される事が、人を最も残忍に殺す事になるからな、こういう状況では…」

削板「暫定白に置いた浜面が仲間かもしれない、と思ったのが最初のだな。ただし5COかつ、ネタだが浜面吊り発言が出たから言うほど気にしてない。

   本命はこっちだな。狼が二匹出ていたなら、狂人が騙ってると思うなら、そしてそれを知っていたなら、あんな発言になるかもしれないと思っただけだ。
   結社員や村人が騙った事は想定しなかったのか? そういうことだ。まぁどっちにしても言い掛かりみたいなもんだが」

白井『削板さんとお姉様が結社員、ですかしら。
   わたくしには、削板さんの希望が初手潜伏結社占いを推す潜伏結社員、に見えるんですの…』

一方『上条のCOはねェだろ。となると…今夜中に騙り解除になンのか。

   考えられンのは俺占いだ。
   俺が占われる事になったら、満月は何を出すか考えといてくれ。

   新月は…いい位置に居るなァ。

   俺は好きに動く事にする』

白井『初手なら白に決まってますの。
   初手黒判定なんて、狂人のする事ですもの。

   …と、考えてるのですが。構いません?』

一方『何を出しても構わねェよ。ただそれを出す心構えをしといてくれ』

御坂「私は占い師は【人/人/狼】で霊能者は【人/狼】だと思うのよね。
   そうすると狼視点でも、人間三人が真真狂なのか、真真結なのか、真真村なのかはわからないじゃない。
   狼は誰が狂人かわからないのに、どうやって内訳を知るの?

   …と思ったけど、占い師が【人/人/人】の可能性もあるのか。そっかー。
   占い師が【人/狼/狼】で霊能者が【人/人】も可能性だけはあるけど、こっちは多分ないでしょ」

佐天「あ、黒夜さんも占い先候補の一人でいいんですよね? あたしは今日は挙げないつもりですが、念のため聞いておこうかと」

黒夜「ああ、私も占い候補の一人だ。ある意味では一介の灰に過ぎないからな。
   …私自身でさえ、自分が解らなくなる夜があるというのに…。まぁ、その辺も考慮に入れた上で検討してくれ」

姫神「じゃあ。占い先は。【浜面さん】で。演じている。という可能性も考えられるから」

御坂「>>削板さん
   いきなり仲間を暫定白として扱うのは狼心理から外れないかしら。
   私の発言が疑うきっかけになった理由はよく解ったわ。やっぱり私は占い師の中に狼がいると思ってるけどね。
   結社騙りや村人騙りがいたら真が確定しちゃうのに、狼が占い師騙りに出ないとは考え難いもの」

一方「俺の占い先は【姫神】にさせてもらう。

   大前提として、初日能力者両CO、さらに結社COを希望した奴の中から選ンだ。

   能力者(騙り含む)と結社まで出ちまえば守護者の護衛先が拡がり、大事な人物が次々削られる危険性がある。
   初日に能力者両COを望むなら、俺は結社は潜伏させ、無理に纏め役を作らねェでも占い先や今後の方向性(CO等)は多数決で決めりゃいいと思ってる。
   仮に結社が襲撃されちまったら、残りの結社も前に出るしかねェ。そうすりゃ黒出しの抑圧もなくなっちまう。

   初日能力者両CO・結社COを希望してる奴は多いンだが、そン中から姫神を選ンだ理由は、…印象が薄いンだよなァ…後でスケープゴートにされンじゃねェかって心配なンだよ。
   他の奴はそこそこ発言してっから、そっから潔白を証明できンじゃねェかと考えて今回は選ばなかった」

青ピ「口数多かったり意見がしっかりしてる人は、占い以外にも判断材料があるから除外やね。
   今のとこ浜面はんは一連の流れで人間と判断しとるよ。カミやんはまだCO/非COしてへんから今回は除外。
   姫神ちゃんが判断に困るんやけど…狼ならこんな大胆な相談するかなぁ、と思うんよねぇ。それの偽装かもしれんのやけど」

御坂「というか黒子狼っぽいなぁと思ってるのよね。真ならごめんね」

初春「私の占い先は【御坂さん】で。

   結社1CO希望で、その上黒判定なんて好きに出してくれって感じの発言が理解し難かった事と、能力者の初日COを希望しながら占い回避COを議題に上げた所が不思議なんです。
   質問も狼探しをする意欲はあるように感じますが、それはつまり占われ、吊られにくい位置にいるという事ですし…。
   今の状態だと考えの相違から信頼する事ができなさそうなので占いに挙げさせてもらいました」

白井『あぁん、ひどいですわお姉様!』

土御門(削板を初手に挙げて確定白でも面白そうなんだよにゃー。
   守護べったりで食われる事もない。削板が確定白纏めになって、オレが占われて地雷発動。
   それでも傍目には結社員はあと一人潜伏してる訳だ、偽判定は出し難いと思うんだが…)

佐天(大変な事に気付きましたよ!!

   あたし、思ったんです!

   この村にはツッコミが居ません!!!)ババーン

浜面「あー、俺も姫神と似たような回答になっちまうんだが…。

   占い希望は【初春】で。なんか直感的なモンなんだがな」

土御門「占い先は【姫神】だにゃー。

   皆の議事に追いつけてない、もしくは熟考してるのか極端に発言が少ない。カミやんや浜面より前から居る筈なのに、存在感がなさすぎるんだにゃー。
   …まぁ初日だからあんまこれって確証はないんだぜい」

土御門(結局オレは黒夜を追い詰めた奴らと同じ事をしてるのかね…。なんだかんだ言った所で同じ穴のムジナか。
   なぁアレイスター、オレのやってる事は間違ってるのか?)

土御門は窓から見える夜空を見上げて溜息を付いた

上条「っぜ、っぜぇっ、や、やっと着いた…っ。

   と、とりあえず、【俺は占い師でも霊能者でもない】ぞ…っ。み、水、水くれ…っ」バタリ

初春「だだだ大丈夫ですか上条さん!?」

垣根「おー、すっげぇ汗だな。誰かタオルかなんか投げてやってくれ。

   占い希望は【土御門】だ。

   理由はやたらと周りに確認してる気がする。確かに不安な事は聞くべきだが、少し過剰に感じた。
   能力者COしてねぇから、真能力者にミスがないように取り計らっただけかもしんねぇけど。
   まだまだ言い掛かりの域を出ねぇが不安は消しておきたい。それに寡黙に占いは使いたくない。だからこの希望だ。

   ……決して酒を飲まされたからじゃねぇぞ?」

土御門は真顔で垣根の前へドンとウィスキーの瓶を置いた

垣根「おいおい、また飲ませる気か?
   昼間で俺は飲んだら寝るだけのつまらねぇ男だって気付いただろ?」アセアセ

黒夜「…ん、上条が来たか。何やら災難だったみたいだ、な…?

   それでは【今から能力者騙りの解除を解禁する】としようか。解除の際は結社員かどうかを添えてくれ。
   騙り続行は認めるが、個人的にはこの段階で出てきてくれた方が嬉しいな。襲撃に巻き込まれてからじゃ遅いからな」

佐天「占い先は【御坂さん】ですね。

   御坂さんはちょっとした引っ掛かりも見逃さずに突っ込んで質問してくれてます。でも一番色々考えるのって狼な気もするんですよね。
   ここまでガンガン前に出てると狼っぽくもないんですけど、誰かの意見に対して意見を返してるのが隠れ蓑になってたりしないかなぁ? って」

御坂(『一番色々考えるのって狼な気がする』って微妙。じゃあ村人は何をしているの? って話よね。

   そんな村、滅んじゃった方がいいと思うわ。これは本音よ)

滝壺「うーん、静かだと思うのはひめがみだけど、ちょっと静か過ぎると思うから…。

   占い希望は【みさか】かな。

   私と考え方が違うからなのかな、なんだか違和感があるの」

白井「……占い先は【美琴お姉様】でお願いします。

   少し断言が過ぎるように思えましたので」

青ピ「カミやんが来たならカミやんも候補に入れた方がええよね?
   なんとなくやけど、カミやん・姫神ちゃん・垣根はんは後々スケープゴートにされそう思うんよね。
   発言が少ないからそう思うんやろうか…。逆に、こん中に狼が潜んどる可能性もあるんやないかな。

  こん中から半分カンなんやけど、【姫神ちゃん】で。

  カミやんや垣根はんより弁が弱そうやから、白黒ハッキリするんはアリやと思うんよ」

絹旗「うぅぅぅむ。超能力者の内訳を考えたら真真狂狼狼か真真狂狼結ですよね。真真狼狼狼だったら超楽勝なのに。
   という事は今いる灰の中に超狼が1~2残ってるんですよね。超隠れてる物を探すのは超苦手なんですが…。

   占いは【超削板】で。

   とりあえず超わかんないんでカンです。まだ超情報不足ですし」

一方『…よし、行くぞ…』

一方「…ン? 上条が来たか。

   【皆を騙して悪ィ、俺は霊能者じゃねェ】
   【絹旗が真の霊能者だ】」

絹旗「えええええええええ!?
   一方通行超お見事です! 超お手柄です!!

   【私が超霊能者です】!!」

削板「一方通行は撤回か?」

滝壺は驚きに目を見開き、一方通行をまじまじと見つめる

滝壺「あくせられーた…? 本当、なの?」

土御門「敵を欺くにはまず味方から、か? となると絹旗は霊能者確定か」

黒夜「成程、これで絹旗の霊能者は確定だな、おめでとう。

   一方通行に質問だ。【お前は結社員か?】村人騙りと結社員騙りでは訳が違う」

一方「…【俺は結社員じゃねェ】
   それ以上は言わねェよ」

御坂「なんですってぇ!? 一方通行真、絹旗さん狼だと思ってたわよ!!」

黒夜「わかった。何らかの作戦があると思ってこれ以上の追求はしない。
   これによってお前は【占い対象のただの灰】に戻る訳だが、それを覚悟の上での行動だな?」

一方「覚悟の上だ。俺には…どォしても守りてェモンがあるンでな」

青ピ「えぇっと…怒涛の展開やね…」

御坂「一方通行に質問なんだけど、騙る事を決めた時、それが理由で吊られる覚悟も決めてたの?」

垣根「成程なぁ、CO撤回で人狼と狂人の連携は絶てたって訳だ。
   ただし一方通行は結社員じゃない、か…。邪推が入っちまうな」


青ピ(あ、やっぱ一方通行はんは結社員やったんか)

土御門(一方通行守護者っぽいにゃー。でもこれで村人だったらお見事なんだぜい)

黒夜(…一方通行は守護者か狼だな。
   占いを自分に引きつけて地雷を狙う結社員って見方も出来るか…。

   ………2ステルスか…。これで一方通行が狼なら何も言う事はないな…)

一方『御坂は俺を真だと思ってたンか、ちっと惜しかったなァ』

垣根『さて、十六夜。いつから敵対する?
   このままいくと御坂が占い先になる気がするけどな』

―――――



滝壺は一方通行の傍に寄り、その服の袖をぎゅっと握る

滝壺「……騙り、解除なら…狼じゃ、ないんだよね…? 私は、あくせられーたを疑わずに済むんだよね…?」

一方「滝壺…余計な心配させちまったか? 少しでも村に有利な状況を作りたかったンだ、だからこンな嘘吐いちまった」

一方通行は袖を握る手をそっと掴んだ
その手の温かさに、滝壺は泣きそうな顔で微笑む

滝壺「…よか、った…」

一方「……悪ィ、…」

滝壺「…っ、ぅ…。…いいの、…ありがと…あくせられーた…」



初春(滝壺さん、一方通行さん…幸せになってくださいね…)



―――――

上条「…えっと、これ空気読めてないとか怒られねぇ? 平気か?

   占いは【垣根】希望で。

   誰かに同調してる意見が多くてステルスっぽく見える。印象論になっちまうがすまん」

黒夜「現時点での情報を纏めてみるとこんな感じか?



   \ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
   属 占 ※ _ _ _ 霊 ※ _ 占 _ 占 _ _ _ _
   色 灰 灰 灰 灰 灰 白 灰 灰 灰 灰 灰 灰 灰 灰 灰
   占 姫 姫 御 土 垣 削 _ 御 御 御 御 姫 初 浜 _
   吊 _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _

   ※一方通行:霊能者CO→撤回、非結社CO
   ※黒夜:非占い師・霊能者CO



   じゃあ【仮決定】だ。

   【占い先:浜面】で。

   純粋な多数決なら御坂なんだが、人狼側が二人隠れてる可能性がある占い師…その三人中二人が挙げてるのが気になった。
   御坂は多弁だからこれから先判断材料となる発言は多く出そうだが、浜面はなぁ…。私の独断みたいだが、まぁ、あくまでも仮だしな」

御坂「っていうか私まだ占い希望挙げてないや。ごっめん。

   姫神さんは確かに村人ならスケープゴートにされそうって感じね。
   ここで直感を理由に浜面さんを占い希望とか、姫神さんが狼なら凄いと思うけど。うーん。

   一方通行を占ってみたくもあるわねぇ。今更だけど結社CO/非COは明日まで待ってもよかったかも。
   一方通行も霊能騙り以外は特に気になる所がないのよね」

土御門「オレは別に今日の所は黒夜でいいが、霊能者が確定したんだから纏め役は絹旗にやってもらうべきなのかにゃー?」

黒夜「ああ、確かに確定白が決めた方が文句も出ないか。じゃあ【今からは絹旗にお願いしたい】がいいか?
   私の出した仮決定は参考にしなくても構わない。私自身迷ってる位だしな。

   しかし土御門、お前のような男がこういうのには真っ先に神経質な程気が付くんだから、世の中は珍妙だな…」

土御門「人を外見で判断するな、って事だにゃー」

垣根『御坂の発言は結構過激だな。

   過激な発言ってのは後々信用され易い。早めに占って食っちまった方がいいな』

白井『お姉様はきっと結社員ですの。お姉様が占い先なら白を出しますわ』

黒夜(…御坂の黒さが急上昇中だ…。

   現時点での狼陣営予想は【白井(狼)、滝壺(狂人)、御坂、土御門】か)

青ピ(誰も知らない知られちゃいけない 狂人が誰なのかー♪
   何も言えない話ちゃいけない これから先の展開予想ー♪

   人の世界に夢がある 人狼の世界に愛がある♪

   その美しい物を守りたいだけー♪

   今日もどこかで青髪ピアス 今日もどこかで青髪ピアス♪)

一方「とりあえず俺が騙ろうと思った経緯を話す。

   占い師、霊能者同時にCOすンなら、人間騙りがイキナリ混じれば狼側(狂人含む)を混乱させる事が出来ンじゃねェかと考えた。
   で、能力者どっちを騙るか。

   占い師に騙りが出ねェ筈がねェ。だから俺が霊能者を騙る事で、狼側のCOを抑制してェと思った。
   確定能力者は村にとってデケェ力だかンな。それに結社員も纏め役を任せて潜伏出来る。
   成功するかは未知数だったが…試す価値はあると俺は考えた。そして実行した。

   >>御坂
   騙りは死ンで詫びろ、っつゥのは理解してる。俺の言う覚悟にも含まれてらァ。
   だが生きてる限り、俺は人狼を探す事は止めねェ。信用を取り戻すために俺は最後まで諦めねェと誓う」

滝壺は一方通行の『覚悟』に静かに目を伏せた

一方「滝壺、俺にはオマエの正体は見抜けねェが……俺は、オマエの、その涙は本物だと信じてる」



土御門「そこのお二人さん、よかったらこれ持ってくにゃー。一応どっかの国の守り神を模したんだぜ?」

土御門は一方通行と滝壺に木彫り人形を渡した

黒夜「…土御門…だからお前はお調子者だと言うんだ、この馬鹿っ。
   若い二人がそんなもんもらっても困るだろうが! ましてや二人は旅の身だ、手乗りサイズは案外大きいんだぞ!?
   手乗りならそんなおどろおどろしいモノじゃなくて、もっと愛らしいものにしろ!
   っていうかいい雰囲気なんだから二人きりにさせておけ!!

   …まったく…やっぱりお前はお前だよ…」

青ピ「男女の愛って…美しいなぁ…」トオイメ

―――――



白井「あら、どうしましたの? そのお人形」

土御門「ん? ああ、アレイスターの奴に頼まれて色々作ったんだが…『飽きた』とか言って付き返されたんだにゃー」

上・青「「作った!?」」ガビーン

土御門「リクエストの9割はアレイスターだぜい。オレが自ら作った訳じゃないぜよ」

黒夜「…呆れる程に器用だなお前」

白井「わたくしもほしいですわ!」

白井はくださいな、と両手を差し出してお椀の形を作った

土御門「むしろ持ってってほしいにゃー。オレの部屋にこんなのがあってもホラーだしなぁ」

白井「あ、そちらも可愛いですわね。どれにするか迷ってしまいますの」

黒夜「…アレを喜ぶのか、白井…」ゲンナリ

青ピ「あれ、ボク的には全然美しくないねんけど…」

佐天「アレイスターさんて変わった趣味なんですねー…。



   普段はただの偉い人だけど、呪文を唱えるとまじかる☆アレイスターに大変身!! 得意技は人狼の噂を立てる事★



   …冗談です」



上条「………。えぇっと…白井…こういうの、好きか…?」

白井「大好きですの♪」

白井は曇りのない、とろけきった笑顔で上条に答える

上条「そ、そっか…。俺の家にも似たような置物があったと思うから、明日ここ来る時に持ってくるな」アセアセ



―――――

御坂「佐天さんは私を疑う理由がしっかりしてて白印象。主張も一貫してる。

   うーん、占い希望は【姫神さん】かなぁ。

   判断が難しいのよね。占って白黒はっきりさせちゃいたいかも」

黒夜「ちなみに一介の灰としての私自身の占い希望は

   【御坂】なんだ。

   発言の矛盾の多さというより、周りへの質問で印象を強めてるように感じている」

青ピ「えぇっと、本決定は絹旗ちゃんやね?
   占い結果の発表順はどないしよ? 一応怪しい人から先に、とかあるやん?」

黒夜「私が意見していいのか、それは。
   個人的には【白井→滝壺→青ピ】の順でお願いしたい。レディーファーストのほうが美しいだろ?

   …まぁ、最初と最後にCOした人間にどうしても目が向くんだ。発言の多さからもこんな感じだと思うが」

青ピ「滝壺ちゃんと白井ちゃんがよければそれでええんちゃう?」

滝壺「うん、私もそれでいいよ」

白井「わたくしからですわね? 了解しましたの」

滝壺(…信じて、もらえるように。私は、力を尽くさなきゃ。

   もう、あんな思いはしたくないから…)

御坂「一方通行について考察してみようかしら。

   一方通行が狼の場合、霊能者を騙って撤回した事によって吊り候補になる可能性が高い。
   翌日絹旗さんから黒判定が出て確定黒になる、なんて事も考えられる。
   …一方通行が狼ならちょっとハイリスクすぎるわね。
   ただ、これは一方通行が村人COしてないから微妙なんだけど。でもやっちゃうと守護者の潜伏場所を狭めちゃうのよね。

   ああ、一方通行に村人COしろって言ってる訳じゃないわよ? 一方通行が守護者なのかもしれないもの。
   とにかく、多弁だから今後の発言で判断していきたいわね」

一方「俺の正体について、村人COしねェ理由については好きに推理してくれりゃいい。
   ただこの件に関しては俺は黙秘させてもらう。何時か明かすべき時に説明する」

佐天「御坂さんがずっと考察してくれてますけど、もし一方通行さんが狼なら、霊能者を確定させて狼側に特になる事ってあるんですか?
   最後の最後に残る狼になるため? それにしたってハイリスクですよ。

   まぁ、本人がこれ以上突っ込むなと言ってますし、今日の所はこの位にしませんか?」

一方「ン、解り難ェな。俺の正体に触れる質問は【今は】黙秘だ。
   その他で俺について不審に思う事があンなら言ってくれ。可能な限り説明する。
   なンか質問全部黙秘するみてェな言い方になっちまった。悪ィな」

御坂(うわ。
   一方通行が守護者じゃないって知ってるって言ってるようなものかも…)

一方『…村人COしちまったら、村側に不利じゃねェか?
   万が一でも守護者の可能性は残しとくべきじゃねェのか』

垣根『そうだな、俺もそう思う。
   御坂は所々に穴がありそうだ。後々そういう穴は俺が突くさ』

―――――



初春に服の裾を引かれて滝壺は振り向いた

滝壺「うん? どうしたの、ういはる?」

初春「あの、えっと、私、滝壺さんが好きです! 本当のお姉さんみたいだなぁって。
   だから、占い師かどうかとか…まだわからないですけど…でも…そう言っておきたくて。

   今夜…お部屋で少し甘えてもいいですか?」

滝壺は目を瞬かせた後嬉しげに初春の頭を撫でる

滝壺「ありがとう、ういはる。嬉しいよ。ういはるみたいないい子にそんな事言われたら照れちゃう。

   うん、構わないよ。お話しようか」

初春(私、家ではいつも一人で寂しかった…。
   滝壺さんや一方通行さんに会えて、優しくしてもらって、甘えさせてもらえて嬉しかった…。

   でも、きっと、二人はこの村を出てしまうんですよね…二人で、寄り添って…。

   そう思ったら急に寂しくなっちゃって…。
   こんな私、子供だって笑われちゃいますね…)

一方『お、お部屋で甘え…!?』

白井『まあ、初春ったら大胆ですのね…』///

黒夜「……一方通行に強力な好敵手が出現、と…やれやれ」

滝壺「…好敵手?」

青ピ「(擬似)姉妹愛っちゅーんも美しくてえぇねぇ」

初春「私もとっても嬉しいです!

   旅先の話を聞かせてくださいね。この村の外にある世界の事…。滝壺さんの事、たくさんお聞きしたいです」

滝壺「そうか、ういはるはあまり外に出てないんだね。私の話でよければいくらでもするよ」

一方通行は滝壺と初春を交互に見つめ頷いた
滝壺は一方通行に目配せして少し困ったように微笑む
初春はそんな二人をきょろんとして見つめる

初春「…今夜、お、お約束がおありでしたか…っ!?」アセアセ

滝壺「ううん、そういう訳じゃないよ。大丈夫」

一方「いや、問題ねェ。寧ろ夜中に滝壺と一緒には…。

   ………。

   とにかく、友情を深めンのにはイイ機会じゃねェの」

滝壺「一緒には? 聞こえないよ?」



姫神(一方通行さんは。むっつりスケベなのかな)

姫神は一方通行から目を逸らした



―――――

佐天(むっつりっていうかただのスケb…こほん)

黒夜「…どうも静かだと思ったら絹旗も浜面も寝てるのか…。仕方ない、今日は私が纏めるか。



   \ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
   属 占 ※ _ _ _ 霊 ※ _ 占 _ 占 _ _ _ _
   色 灰 灰 灰 灰 灰 白 灰 灰 灰 灰 灰 灰 灰 灰 灰
   占 姫 姫 御 土 垣 削 御 御 御 御 御 姫 初 浜 姫
   吊 _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _

   ※一方通行:霊能者CO→撤回、非結社CO
   ※黒夜:非占い師・霊能者CO



   これが【本決定】だ。

   【占い先:御坂】でお願いしよう。

   浜面は狼にしては占われるより吊られやすい行動が多いのが気になる。
   占い師票も気になるが、狂人が混ざってる可能性が高いと踏んで純粋に多数決にした」

御坂「自分で言うのもなんだけど、それが一番いい選択だと思うわ。これだけ疑われてる私を灰に残しておくのは得策じゃないもの」

青ピ「ほな、本決定出たならボクは寝させてもらうよ。上って部屋空いとるよね?」

佐天「あたしももう寝ますね、結構限界なんで…。おやすみなさーい」

削板「そこの寝扱けてる馬鹿二人はどうすんだ?」

姫神「馬鹿は。風邪引かないから。平気」

―――――



黒夜「さて、それじゃあ今日はここまで……。

   まぁ、甘い夜もいいが、お子様の健全なナニやらに引っ掛からないようにせいぜい気をつけるんだな」

滝壺「くろよる、何を言ってるの?」キョトン

垣根「ふぅ、今夜は酒を飲まなくてすみそうだ」

土御門は垣根の前に、既に作ったウィスキーロックを無言で置いた

垣根「なんだと、今から飲むのか? しかもなんだこれ、ロックだと?
   飲んでもすぐに寝ちまうのに、そんなに俺に飲ませて楽しいのか?」

土御門「酒に強くなりたくないのかにゃー? 男を磨く一つの方法ぜよ」

黒夜「まかり間違っても明日の朝に『さくばんはおたのしみでしたね』とか野暮な事はするなよ、土御門?」ギロリ

姫神「そういえば。村の入り口に見た事ないオブジェが。あったけど」

土御門「あー、それもオレだにゃー。まったく、アレイスターの感性は理解できない」

黒夜「それでも頼まれたら作ってしまうお前もお前だと思うんだがなぁ…。
   基本的に細工としては成功してはいるんだが、どうも需要と供給ってのにズレがあるよなぁお前は」

姫神「こういう。椅子や机なら。土御門さんが作ったと聞いても。納得できるけど」

土御門「ついでに言うなら姫神のお母さんを作ったのもオレだ。



                                      嘘だけど」

黒夜「…そうなのか土御門…。この馬鹿野郎ーっ!!!

   もういい、寝るっ! お前はそういうのに縁がないと思ってたのにっ!!」

黒夜は土御門の頬にフルスイングのビンタをし、尻尾を逆立てて足音も荒く二階へと上がっていった。涙目で。

土御門「イテテ……。嘘だって言ったのに何怒ってるんだ?」

姫神「今のは。自業自得」



―――――

黒夜(ふんっ、土御門め…女がいたのか………気分悪い…!

   …つちみかどの、ばか………)zzz

―――――



初春「ハーブティを淹れてきますね、お部屋で待っててください。
   たくさんお話しましょうね。約束、ですよ」

滝壺「楽しみにしてる。部屋で待ってるね。



   あ、あくせられーた」

滝壺は何か思いついたように笑うと、一方通行の頬に軽くキスをした

滝壺「それじゃあ、私は部屋に行くね。また明日ね」トテトテ

一方通行は石像のように動かなくなった。



―――――

滝壺(…やっちゃった。嫌がられてないといいけど)

振り返ると固まった一方通行の姿が見えて、くすりと笑う

滝壺(明日、か…。

   あくせられーた、吊られるかもしれないんだよね。

   嫌だよ。

   そんなの、嫌だよ…。
   私は…また守れないのかな…?)

垣根「んー、もう殆ど起きてねぇのか。まぁいいか。
   俺が今日気になったのは二つ。

   一つは一方通行のCO撤回。これはまだ言及しねぇ方がいいと考える、だからまだ様子見だ。

   もう一つは、今日の占い希望が御坂に偏ったのが少し気になった。

   確かに断定的な意見や過激な発言が多かったし、質問も多く相対的に白く見せようとしているようにも見える。
   だが、そういう風に多く意見を言ってくれんのは正直助かる。自分が見落としている部分にも気付く事もあるだろうしな。
   意見ってのは内容を鵜呑みにしねぇ限りはどっちの陣営であっても貴重だと思うんだ。

   たしかに狼かも、という不安はあるが発言は多いし狼はどこかで嘘を付く。だったらそれを見破ればいい。そう簡単にはいかないかもしれないがな。
   ただ、人であった場合、早々に確定白にして襲撃対象にしちまう事に俺は懸念を感じる。だから序盤は判断に迷う人を占いたいと思った。

   まぁ本決定が出ちまったから、明日の判定を見てからまた色々と考えてみる」

垣根は鼻歌を歌いながら二階に上がって行く

御坂(垣根さん白いわねー。

   というか、初日に占われる守護者で本当にゴメン。

   霊能者が確定してるなら、パンダになったら守護者COしてみようかしら。皆からは批難されるでしょうけど)

佐天(能力者予想早速見事に外れました! 当然ですけど!!

   絹旗さんが霊能者…うーん、意外な展開ですね)

垣根『ふぅ。ちょっと前に出すぎたか?』

白井『潜りすぎても怪しいですし、ステルスは匙加減が難しいですの。頑張ってくださいまし』

垣根『まあ、俺が村人だったとしても発言力がある人間を占うのは反対なんだがな。
   問題は、周りがどう思うかだな…』

白井『お姉様占いは、占い師COしてなかったら絶対選びませんでしたわ。
   多弁ですし、発言で見極められないようでは…と考えてしまいいますの』

一方『テメェの考えでその答えに至ったっつゥ過程さえしっかりしてりゃ、そンな不審に思われねェだろ。
   御坂占いの反対意見もしっかりしてるし、新月は白いなァ』

白井『新月はいいステルスですの。
   十六夜も、わたくしが村側なら信じますのよ』

白井『明日は襲撃の初手がありますけど、どうしますの?
   守護者が見つかれば灰襲撃もありだと思うんですけれど。

   占い師ですし、滝壺さんを頂いてしまいましょうか?』

一方『うぐ………。

   守護者と結社員、か。
   九人の中に三人、つまり三分の一の確率だな。

   だが…俺は初回、占い師襲撃を考える。まだ守護者が誰か解ンねェ。
   襲撃すンなら、今ン所青ピが候補だな。滝壺よりゃ護衛が付き難ェだろ』

垣根『…初回襲撃は占い師候補がいいだろ。
   狂人襲撃でもローラーになる可能性はある。上手くいけば真を吊れる』

垣根『俺は十六夜を疑って掛かる方針でいく、それでいいな?』

一方『構わねェ。
   だがあくまでも自然にやれよ。無茶な難癖付けてっと逆に新月が目ェ付けられちまう』

垣根『そうだな、疑問点を小出しにしてチクチク責めてやるよ。

   それこそ慎重にな』ククク

一方『初日にしちゃあ結構発言出てんなァ。
   こっちでも議題を出しとくぞ。

   【俺達以外の九人を軽く考察してみてくれ】
   ついでに守護者候補を二人、結社員候補を三人程度挙げてほしい。
   コイツは後で脅威になるっつゥヤツも一人位は挙げられンだろ』

垣根『結社員と守護者はまったく判断が付かねぇな…注意して見てるんだが。

   ただ、御坂の強気な姿勢は守護者じゃねぇ気がする。村人か結社員、って感じだな。
   土御門が少し守護者っぽい印象だ。妙に慎重な所と意外と自分の意見が少ない。

   脅威になる人間は御坂かな?
   あいつの言った暫定白は当たってる。後々纏め役になっちまったら脅威だな。
   だから余程の事がねぇ限り、絹旗襲撃は御坂襲撃の後だ。

   あとは…上条か。
   発言は少ねぇが、直感とはいえ俺が不安に感じてた要素を指摘してきた。
   だんだん俺を怪しく見てくるんじゃねぇか、って懸念があるな』

   占い師は青ピが真っぽい印象を受けるな。占いの希望の出し方がしっかりしてるってのが理由だ。
   とにかく明日の占いと吊りを回避できれば優位に立てると感じる。

   さて、俺はそろそろ休む事にする。
   おやすみ、十六夜、満月。月下の人狼に祝福を…』

一方『そォだな、まずは占い回避だな。
   俺を占いや吊りに挙げるヤツが居れば、難癖付け易いだろ。
   明日新月が占われなけりゃ…。

   月下の人狼に祝福を…か。悪くねェ』クス

一方『【灰九人の考察】
   ・上条
   追従気味だが筋は通ってる。影は薄ィが議題の中身はある。守護者=村人>結社員

   ・削板
   寡黙だが発言すべき事はしてる。どンな能力者でも不思議じゃねェ。守護者=結社員=村人

   ・初春
   結社両潜伏を明言してる所から能力者じゃねェかと予想。なンとなく纏め役を敬遠してる気がすンな。結社員>守護者=村人

   ・土御門
   多弁かつ煽動型。守護者とは思えねェ。村人>結社員

   ・浜面
   生贄にすンなら早ェ段階限定。後半白に見られる可能性が高ェ。個人的にゃあンま襲いたくねェな…。村人>>>能力者

   ・黒夜
   纏め役立候補から能力者じゃねェと予想。村人

   ・佐天
   多弁ステルス型。能力者じゃねェなら後半生贄として利用出来そォだ。あンま能力者っぽく感じねェ。村人>守護者>結社員

   ・姫神
   放置しとくと後半白印象に化ける可能性がある。早々に占い→喰いか吊りに持って行きてェ。村人>>>能力者

   ・御坂
   多弁で論客、あンま白く感じねェな。狂人かと思ったが村人でもおかしくねェ動きに思える。守護者っぽくはねェな。結社員>村人>守護者

   総合して考えると、能力者じゃねェかと思うのは【上条、初春、御坂】、次点が【削板】だな。
   逆に村人と思うのは【浜面、姫神】』

一方(長ェ夜だなァ…。

   新月に満月…俺はいい仲間に恵まれたな。

   なンとしてでも…アイツらを生かさなきゃなンねェ)

一方「明日、議題を提出する奴…黒夜か絹旗、確定白なら御坂もだな、オマエらに提案しておく。

   【占い師の内訳が真狂狼という予想が前提だ】

   どンな議題が出るか知らねェが、もし【占い師の真偽について考察】すンなら、誰が真っぽい・狼っぽいっつゥのは止めねェか?
   占い師三人を【どちらかというと狼か狂のどちらに当て嵌るか、その根拠は何か】挙げて聞いてみてェと思うンだが。
   まだ全員真占い師の可能性はゼロじゃねェから、それは除外する。

   【メリット】
   狼に皆がどの占い師を信用しているか情報を伏せる。
   狼が真占い師を突き止める手掛かりを伏せ、真占い師の生存率を上げる…ちと強引かもしれねェが…。
   仮に狂人が襲撃された場合、残された真占い師は信用を落とすだろォな。だが、生存する事で信用されなくても占い結果は残せる。

   【デメリット】
   出す情報が少なくなる、それによって議論の停滞が考えられる。
   それと個人の考えが見え難くなっちまう、判断が困難になる可能性はある。

   ちっと面倒臭ェ提案だが、検討してみてくれ」



一方通行は静まり返った部屋でぽつりと独り呟いた

一方「…すまねェ、俺には、オマエをどうしたら護れるか、少しでも危険から遠ざける事が出来るか、こンな事しか思い付かねェ。
   俺の、この手で人狼を殺れンだったら…命に代えても守るっつゥのに…。



   ……俺は無力だなァ…」

一方(俺は狂っちまってンなァ。

   これから殺さなきゃなンねェオマエのために、必死でオマエが生き延びる術を探してる。

   本気で考えたンだ。
   本気で悩んだンだ。

   こンなにも愛おしい…。

   どォか、この先。

   何が遭っても、ひとつだけ信じてほしい。

   俺には確かに人の心が在って、確かにオマエを好きだったンだと。
   誰よりも愛おしかったンだと。



   俺はオマエを裏切る代償として、永遠にオマエを失うンだ)

―――――



次の日の朝、アレイスターが無残な姿で発見された



―――――

以上、お粗末様でした

狼って表の議事と裏の議事を考えないとならないんで、村人の2倍考える事があるんですよね
こういう風に裏でみっしり作戦立ててるのを見ると参考になります

前スレで先の展開知ってる人にはあれですけど、結構皆直感的に内訳当ててますよね
こういうのもやっぱり経験則なんでしょうねー
…しかし初日から守護者と思われてる一方さんェ…


青ピの狂人の演技凄いな。

>>145
かわいい(迫真)


裏議事興味深い
こんな風に相談してるのかー

>>93で狂ピリかっけぇと思ったのに>>130で爆笑したわ
あと一通さんやばいな、ゲームの中の発言じゃなくてそういうラノベ読んでるみたいだ

こんばんわ、1日目終了して158レス…前スレと50レス位差がありますね…
あれ、これもしかして1スレで終わらない可能性もあるんじゃ…


>>160
個人的に青ピは3日目朝のRPが好きですねー

>>161
あーざーとーいー

>>162
ここまでみっしり横断してるのも珍しいと思いますよ
中の人がベテランで面倒見が良い場合、初心者狼の面倒見てたりはしますけど
(議事録の書き方(答え方)アドバイスをしたりとか)

>>163
青ピの中の人結構余裕そうですよねw
一方さんはこれからもっとやばいです、何度読んでも泣きそうになります

現在の生存者は、青髪ピアス、一方通行、初春飾利、垣根帝督、上条当麻、絹旗最愛、黒夜海鳥
佐天涙子、白井黒子、削板軍覇、滝壺理后、土御門元春、浜面仕上、姫神秋沙、御坂美琴 の15名

――― 2日目 ―――



黒子「おはようございます。
   このロザリオにお姉様の事を聞いてみましたの。

   【美琴お姉様は人間】という答えでしたわ」

滝壺「…おはよう、しらい。次は私だよね」

滝壺はゆっくり目を閉じて、再度目を開く
まだ眠そうだった目に不思議な色を浮かべて宙を見つめた

滝壺「…【みさかは人間】だよ」ポケー

一方『…滝壺が真占い師としか思えねェ………』

青ピ(滅茶苦茶、結社COしたくてたまらんのやけどっ。

   御坂ちゃん確定白にするために黙っとった、っつったら信用されへんかなぁ。
   相方は垣根はんで。村人やったら結社員一人おびき出してお仕舞い。狼やったら、狼一匹と結社員二人を引き替えに出来る。
   地雷解除に確定白撲滅は美味しいんやけど…。
   まぁ、吊り順でばれそうやし。御坂ちゃんは確定白でええよね)

黒子「お姉様の結果から察するに、垣根さんの考察に意識を向けるべきですかしら?」

青ピ「ごめんちょっと寝過ごしてもうた!

   御坂ちゃんのキックカッコええよね、あん時の膝が美しいねん。美しいモンは神聖なんやで?

   【御坂ちゃんは人間や】

   ああ、よかったー。とりあえず顔洗ったりしてくるわ」



   \ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
   属 占 _ _ _ _ 霊 _ _ 占 _ 占 _ _ _ 人
   色 灰 灰 灰 灰 灰 白 灰 灰 灰 灰 灰 灰 灰 灰 白
   占 _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
   吊 _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _

白井『それぞれの考察は後でゆっくりしますけれど、わたくしの予想ですわ。

   【村人】浜面さん、黒夜さん、佐天さん、姫神さん、初春
   【守護者】土御門さん、上条さん
   【結社員】削板さん、お姉様

   削板さんやお姉様ほどに結社員っぽい人が見当たらない印象ですの…』

垣根『十六夜の案だが、俺は反対した方がいいか?
   賛成してほしいなら言ってくれ。

   幸い十六夜は初春からは暫定白扱いだ、同じ考え方の人間もいると俺は思う。
   なんせ霊能者を確定させてくれたんだからな。
   今の内に意見を割っておきたいってのも正直な気持ちだが、
   意見を割らずに『さすがに意見を割らない狼もいないだろう』って思考の虚を突くのも一つの手だとは思う。

   そこの所、意見がほしい』

一方『村人視点で不利と感じたンなら反対してくれ。
   俺はあの提案を無理に採用してェ訳じゃねェ。

   村人として、考えてあの提案をしたと思ってくれ』

垣根『オーケー、なら反対させてもらう事にする』

初春「アレイスターさんが…そんな…。ただの噂話じゃ、なかったんですね…」

初春は眠そうにしながら二階から降りて来た

初春「まだみなさん起きてませんし、私が出していいのかわかりませんが…。

   【本日の議題】
   1、占い師の内訳
   2、灰考察
   3、今日の占い先
   4、今日の吊り先

   こんな感じでしょうか?

   >>一方通行さん >>156
   みなさんの考えで真占い師を探り当てて、そこ(真)を狼に狙われるのを心配されてるんでしょうか。
   だとしたら、守護者もその人を守るという選択肢が大きくなる(というプレッシャーを狼に与える事が出来る)ので、私としてはみなさんで真占い師を探してみたいんですが…。
   どの占い師をどんな理由で信頼していたかは、後々の判断材料にもなると思います。
   占い師三人(真・狂・狼?)に霊能者確定だとやっぱり襲撃がきになりますし…。

   どうでしょう…か……?」

その声はだんだん自信なさげに小さくなる

初春「とりあえず今日は忙しそうですし、今思ってる事を。

   【灰考察】
   現在、暫定白と思われる人が多い状態だと思ってます。

   ・霊能者を確定させてくれた一方通行さん
   ・纏め役に立候補した黒夜さん
   ・どう見ても狼っぽくない? 浜面さん

   私はこの三人は暫定白と見て、今日は占いや吊りは他の灰へ回そうと思ってます。
   三人とも完全に白と信じるのは危険なのかもしれないですし、後で考えをリセットする必要はあるかもしれません。
   でも今日はこういう風に考えてみようかなと」

初春はぱたぱたと厨房を動き回りながら考える

初春「今日の朝食はそら豆のポタージュ、茸ハンバーグ、パームハートのサラダ、チーズトーストです。

   …滝壺さん、昨日はありがとうございました。とっても楽しかったです。

   でも、もう甘えちゃだめですね。

   この村で出会えた素敵な人達が、この村に辿り着いた事、この村に生まれた事を後悔しないように…よかったと思えるように…。
   私は、頑張るんです」

―――――



上条「狼…お前らの選択はこれか。
   話をして解ってくれそうな奴らじゃないのか。なんでそこまでして血を求めるんだ…。

   アレイスター…少し、そこで休んでてくれ」

垣根「…!!

   少し嫌な予感がしてたんだが…人狼は本当にいたんだな。
   アレイスターだったか、余所者だがあんたの冥福を祈らせてもらう。

   御坂は白確定か、おめでとう。よろしく頼む」

浜面「アレイスター…。御坂は人間か。そうか、よかったな…」

削板「アレイスターが…なんだってこんな…! これ以上犠牲者は増やしたくねぇな…」

上条「……ああ、そうだ、これ、どこで手に入れたのかも覚えてないんだけど。
   あんま…その…可愛いとは、思えないデザインなんだが…白井なら、気に入るんじゃないか?
   目はなんかキラキラしててキレイなんだけどな」

白井「あら! 可愛らしいカバさんですわね。わたくしが頂いてもいいんですの?」キラキラ

上条「………、カ、カバ…?
   …えっと…うん。喜んでくれてよかったですよ…」

上条(俺には犬に見えるんだが…カバなのかこれ…?)



―――――

垣根「>>一方通行 >>156
   昨日の提案だが、俺はあんま賛成しねぇな。
   占い師の内訳が【真結狂】じゃねぇ限り、占い師候補に狼がいるのは間違いないだろ。…俺、この時点で見落とししてねぇよな?

   ここで【誰が真占い師か】考察すれば、皆で意見を出し合って真を見定める事が出来る。
   それ以外にも、【後々吊られた狼が誰を真と見ていたか】っつー情報が残せる訳だ。これはメリットなんじゃねぇの。
   狼は仲間を生かそうとするだろう、だから仲間を真と主張しているかもしれない。
   逆に本当に真だと思う人間の名前を挙げるかもしれない。そういった判断材料も増える。

   能力者の真偽考察は重要だろ。いつかは決め打たないとならなくなるかもしれないしな。
   だから、それまでになるべく多角的に考察できる方がいいと俺は考える。
   まぁこれについては初春も同じ事を言ってるんだが。

   それに、誰が狂人か、誰が狼かだけで議論を進めると色々疑心暗鬼になっちまいそうだ。
   マイナス面だけじゃなくプラス面も見たい。それが俺の考えだ。
   一方通行の案のメリットも理解はできんだけどな…」

浜面「………」

垣根「…ん? どうした浜面? 俺なんか変か?」

浜面「あんたが人狼か?」

垣根「イキナリどうした? なんでそう考えたんだ。
   ま、疑うのはいいけど、理由もねぇのはちょっと悲しいぞ」

浜面はじっと垣根を見ている

浜面「人狼じゃねぇなら、何で否定しないんだ?」

垣根「俺は主観的に話すのが嫌いでな。
   『俺は人狼じゃない』とか『俺が真占い師だ』とか言う奴は信用したくねぇんだよ。

   悪いな、ヒネた人間で」

垣根は少し悲しそうな顔でけらけらと笑った

浜面「そうか。疑って悪かったな。
   俺はいつも『浜面だから』で色々レッテルを貼られてきたからさ、つい同じ事をしちまうんだ」

垣根「疑心暗鬼になるのは解る、こんな状況だしな。

   でもな、理由もねぇのに疑い続けたら逆に疑われる事になるぞ? 気をつけた方がいいんじゃねぇの」

浜面「疑われても気にしねぇよ。どうせ俺の命なんて二束三文だ」

浜面は呟いて、お茶を入れるべく厨房へ消えて行った

垣根『あっぶねぇなぁ。吃驚したぜ』ドキドキ

一方『…浜面は昨日の事を本気で気にしてンな…。敵味方関係なく心配だ。

   新月、満月に提案だ。
   もし浜面が吊り先になった場合、俺は【浜面吊り・占い・襲撃】を提案するつもりだが、どォだ。
   なるべく人間側と俺らがつり合う形を取りてェ。他になンかいい提案があったら知恵を貸してくンねェか』

―――――



一方「……なンだ、この気まずい空気は」

垣根「あー、いやなに、ちょっとな」ヒラヒラ

薄暗い集会所の隅で向かい合って紅茶を啜る二人の姿に、一方通行は若干引いていた

浜面「よお、一方通行も飲むか? 砂糖はこれだ」

一方「お、おォ…」

薦められて垣根の隣に腰を下ろす
飲み慣れない紅茶に、適当に砂糖の塊を放り込んだ

垣根「なあ、浜面。あんま自分を卑下する発言は慎もうぜ。お前が人間でも狼でも、それは悲しい事だと思うぞ」

一方(…昨日の”アレ”か…?)

浜面「卑下なぁ。いっつもパシらされたり上の尻拭いばっかだしよ、そういう感覚がねぇんだよな」

一方「俺らは他所者だかンな、オマエがどォいう扱いかなンて知らねェンだわ。そンな事でオマエを判断したりしねェ。
   遠慮しねェで自分の考えをぶつけてみろってンだ。どンな暴投でも受けてやっからよォ。

   ……俺の好き勝手な意見だが、本心だぞ?」

垣根「カッコイー、惚れちゃいそうだぜ一方通行ー」ボウヨミ

一方「チッ」

浜面「はは…。



   そうだ、垣根、気をつけろよ。お前の顔に女難の相が出てるぜ」

垣根「は、はああああああ!?」ガターン

一方「ザマァ」ケラケラ



―――――

一方「初春が議題出してくれてンな。

   【占い師の内訳】
   昨日の提案はあくまでも俺の意見だ。狼に有利だと思うンなら遠慮しねェで指摘してくれ。
   あと、【これについての決定は絹旗か確定白の御坂にしてほしい】ンだが、どォだ?
   多分他のヤツはこれにどう答えるか迷ってるだろォからな。

   【灰考察】
   >>初春
   灰考察は構わねェが…暫定白と思う人物を挙げてたらソイツが狙われねェか?
   俺は灰考察をすンなら、疑問点や黒要素と思う点を挙げた方がいいンじゃねェかと思う。
   俺自身の灰考察はまだだが、他のヤツがグレースケールなンてモンを出しちまう前に忠告しとく。

   他の議題はまた後だなァ…」

ずず…と紅茶を啜る

一方「たまにゃ紅茶も悪くねェな。つゥかコレが飲みやすいのか。オマエ案外マメなんだなァ」

浜面「一方通行、一つ聞きたいんだが」

一方「あン?」

浜面「あんた、何で霊能者だと言ったんだ?」

一方「………、」

浜面「聞かれたくなかった事か、すまねぇな。でも色々臭わせちまったからなぁ」

一方「…俺が霊能者を騙った理由は、霊能者が確定する可能性を上げるためだ。

   結社員が両潜伏すンなら纏め役が必要になる。
   灰から、確定白から纏め役を立てたとして、ソイツが狂人の可能性はゼロじゃねェ。
   霊能者が確定しちまえば、完全に信用出来る村側の纏め役が得られるからな。
   それに占い師の判定が割れた場合、真偽を見極める人物が確定してた方が村は有利じゃねェか?

   騙る以上、疑われ殺される可能性は充分考えた。だが、疑われる事を恐れてたら何も出来ねェ。

   長くなっちまったが、少しでも村に有利な状況にしたかった、っつゥのが霊能者を騙った理由だ」

ガタンと音を立てて浜面が立ち上がる
去り際、一方通行にそっと耳打ちした

浜面「あんたが死んだら誰が彼女を守るんだ。

   ……命は大切にな」

一方通行はその言葉に目を見開き、立ち去る背中をじっと見つめていた

一方『襲撃…どォしたモンかね。

   1、占い師
   2、確定白
   3、能力者だと思われる灰

   俺は
   1、青ピ:占い機能の停止
   2、御坂:結社員・守護者の可能性がある確定白
   のどっちかを希望しとく』

御坂「おはよう。
   確定白ね、黒を出されたら面白いなって思ってたのに残念ね。

   ……というか、青ピさんの占い、あれってどうなのよ…?」ゾワッ

滝壺「…おはよう、みさか。確定白おめでとう」

御坂「ありがとう、滝壺さん。
   こうしてると人狼騒ぎなんて嘘みたいに思えてくるわね。
   アレイスターがああなった以上、もうそんな事は言ってられないのは解ってるんだけど。

   ……多分、そのうち私も食べられちゃうのよね」

滝壺は御坂の表情が少し曇ったのに気付き、何も言わずにそっと頭を撫でた

御坂「占い師の真贋予想について、私としては垣根さんに賛成かな。占い師について思う事があるなら何でも言ってほしいわ。

   だから、議題をちょっと変更させてもらうわね?

   【本日の議題】
   1、占い師三人の印象を、それぞれが狼の可能性を考慮して【なぜその人選になったのか】という観点からの考察
   2、1とは違った方法で占い師三人の考察
   3、灰考察
   4、今日の占い希望とその理由
   5、今日の吊り希望とその理由

   絹旗さんがまだ来ないけど大丈夫かしら?」

一方「【なぜその人選になったのか】っつゥのは、人狼が何故ソイツを占い師騙りに出してきたのか、って事か?」

御坂「うん、そういう事」

滝壺「私は、私以外の二人について考えればいいのかな?」

御坂「そうね、占い師候補にも対抗について考えてほしいわね」

滝壺「わかった」

滝壺「えっと、とりあえず【灰考察】かな。ういはるもみさかも上げてるから。

   【灰考察】
   ・くろよる
   立候補して自分を占いに挙げたのが白寄りかな。狼ならリスクが高すぎると思うよ。あと発言はしっかりしてるね。

   ・つちみかど
   言葉は少ないけど自分の意見を出してる印象。端的だけど鋭い感じ。どっちかって言うと白寄りだね。

   ・さてん
   議事進行に気を使ってるのかな? 発言内容に澱みがないね。白っぽい。

   ・かみじょう
   うーん…スケープゴートのイメージがあるかも。

   ・そぎいた
   言ってる事は普通なんだけど…あんまり居ないから絡めてないかも。よく解らないや。

   ・ういはる
   くろよるの次に意見がしっかりしてると思うよ。ご飯も美味しいね。

   ・はまづら
   白かなぁ…黒じゃないと思う。

   ・かきね
   マイペースなのかな。発言はしてるけどスケープゴートのイメージがあるかも。占ってみたい。

   ・ひめがみ
   静かだね。静かすぎてスケープゴートにはなり難いんじゃないかなぁ」

垣根「【灰考察】…一応纏めたんだが…正直まだ濃い考察は出来ないってのが今の心境だ。気になる点はあるが決定打って訳じゃねぇ。
   だから灰考察ってより灰印象だな。似通った印象の奴は一括りにしてる。

   【灰印象】
   ・初春、佐天、一方通行
   この三人は慎重に物事を見てるって感じだな。発言内容もしっかりしててよく考えてると思う。
   ただ、だから白印象って訳でもねぇが、慎重な狼だとかいう安直な結論に至るつもりもない。
   一方通行については霊能騙りが唯一引っ掛かる。

   ・土御門、上条
   この二人はなんとなく自分の意見をセーブしてるように感じる。
   土御門に関しては昨日俺が占い希望で挙げた事が少し引っ掛かってる。
   上条は議題の回答は真面目なんだが…言い方は悪いが少し不気味な印象を受ける。

   ・黒夜
   昨日纏め役に立候補した事でほぼ人間だと思ってる。それ以外でも色々な可能性を考えた上で発言してるな。俺の中で唯一の暫定白だ。

   ・姫神
   昨日の議題も実質答えてない。
   例えば回避COについて、初日COなら必要ないのはそうなんだが、それでも『もしするとしたら』で答えた奴が大半だろ。
   そんな中で自分の考えを出さないのが引っ掛かる。判断に迷うというのが正直な所だ。

   ・削板
   少ない発言でも自分の考えを出している。が、初春や佐天と比べたら内容は乏しいな。一番判断し難い位置にいる気がする。

   ・浜面
   こんな狼はいないだろとしか思えねぇ。発言がほしい」

滝壺「みさかの議題の【なぜその人選になったのか】ね。

   ・しらい
   しらいはいっぱい喋るし、明るくてみんなも気軽に話してるよね。夜も遅くまで起きてるみたい。
   騙りに出たのはそういうのを考慮してなんじゃないかな?
   しらいが狼なら、残り二人のうちの一人はあまり喋らない、静かな人かな? と思うよ。

   ・あおぴ
   あおぴは面白いよね。やっぱりよく喋るし、口が上手いから騙りに出たんじゃないかな。
   昨日の議論も内容は真面目だったし、信用されやすいタイプかも。
   …あんまりしらいと変わらなくなっちゃった…」シュン

初春「>>垣根さん >>180
   一方通行さんの霊能CO撤回が引っ掛かるというのは、狼として疑っているって意味ですか?

   霊能者を騙り、解除して確定させる狼がいるんでしょうか? 何かメリットがあるのかな、という感じです。

   あえて言うなら、一方通行さんの信頼を上げてラストウルフに? というのならわかるんですが。
   現段階で疑うのは少し不思議な気がします」

一方「まだ途中だが出来た所だけでも出しとく。

   【なぜその人選になったのか】…それぞれを狼と仮定しての話だな。

   ・青ピ
   狼なら潜伏のがいいんじゃねェか? って位発言はキチンとしてるし目立つ点もねェ。
   それでも騙るっつゥのは、狼にはそれ以上に潜伏が得意な奴がいンのかもしンねェな。

   ・白井
   守護者COについて俺含む数人に指摘されてた。それで占い先になる可能性を考慮して騙りに出た。

   ・滝壺
   …滝壺は狼だと思えねェ…。これは個人的なモンだから気にしねェでくれ。
   滝壺の発言は村寄りだと思う。占い師として信頼を得るために騙りに出た…ンじゃねェかな…」

垣根「>>初春
   俺もハッキリ疑ってる訳じゃねぇよ、ただ少し引っ掛かってるだけだ。

   俺は『ほとんど考えられない可能性=そこを突かれると一番危険』って思考なんだよ。
   だから俺一人位は疑ってかかった方が多角的に見れていいと判断した。
   勿論現時点で怪しい箇所は見えてない。見えてたらそこを追求してるしな。
   ただ、そういった理由で疑いの対象から除外する事を避けたかった」

垣根『布石は投じた。後はどう転ぶかだな。

   楽しみでもあり恐怖でもある。成功する事を祈る。

   月下の人狼に祝福を…』

垣根「【占い師の考察】…これは内訳を【真狂狼】だとして話すぞ。

   ・白井
   少し思い切った発言もあって目立ってる感じがする。守護者の回避CO関係の話とかな。
   それと昨日の占い希望の出し方にも疑問が残る。ただ、目立ったとはいえ自分の考えを素直に話しているように感じる。
   波風が立つのを嫌う人狼とは考え難い。
   よって【狂>真≧狼】

   ・滝壺
   発言がしっかりしてて沢山意見を言ってる。そして慎重だ。正直怪しむ要素はねぇ。
   ただ、信用を得たい狼も同じ行動を取るだろ。
   よって【真>狼≧狂】

   ・青ピ
   怪しい箇所が見えない。占い希望の出し方もしっかり考えているように感じるし、なにより慎重な印象を受ける。
   ただ、他の二人より少し引いた印象を受ける。
   消去法になっちまうが【狼≧真>狂】

   引っ掛かるのは白井、滝壺が共に御坂を占い希望に挙げてる事だな。希望理由はどっちも詳しく述べてねぇし、今日確定白になった。
   やっぱどちらかが狼かも、って邪推が混じっちまうのも確かだ」

初春「御坂さんの議題の【占い師の考察】を考えますね。
   全員結社1COを希望してますね。うーん…。

   ・白井さん 【狂>狼>真】
   『守護者の回避CO』がどうしても引っ掛かります。
   占い師なら守護者の有無は一番気になる事でしょうし、探られたくないから話題にはしたくないのでは? と思います。
   守護者が回避COをしたりしたら襲われちゃいますから。なので真とは思えないです。
   そしてそんな迂闊な事を狼が言うとも思えないので、狂人寄りです。

   ・青ピさん 【真>狼>狂】
   発言内容で特に引っ掛かった部分はありません。
   占いについてよく考えていた印象や発表順を気にする点、占い先をスケープゴートにされそうな人から選んでいたのは信頼できると感じました。
   最低限の発言でしっかりと、という感じです。

   ・滝壺さん 【真>狼>狂】
   昨日は結社員のCOをすごく気にしてる印象です。
   占い師なら結社襲撃による地雷解除は気になる所ではないかな、と…どうですか?
   他の部分は議事に積極的で発言から疑われるのを恐れないというか…誰とも相談してないって感じがします。

   印象論なら滝壺さん真、占い師としての発言なら青ピさん真という感じで揺れています」

滝壺「えーっと、【占い師の考察】…みさかが言ってた方ね。

   ・しらい
   みさかとのやり取りが印象的かな。1日目のCOの後とか。
   なんとなく反応が過敏な気がするの。だから【狼>狂】だと思ってるよ。

   ・あおぴ
   しらいに比べたら比較的自由に動いてるように見えるかな。議事への突っ込みも少なめ。
   狼なら信用を取るのに必死になるんじゃないかな。だから【狂>狼】と見てるよ。しらいと比べてだけど」

垣根「考える事が多すぎて頭がパンクしちまう。

   【なぜその人選になったのか】か。

   ・白井
   占い師考察でも言ったが少し目立った発言をしてる。
   その白井が騙りに出たのは、その発言のせいで占われる事を恐れたから、だな。
   でももしそうなら少し不用意に感じる。

   ・滝壺
   正直怪しむ要素がない。騙りに出すには惜しい人材だと思う。
   それでも騙りに出るって事は、ステルス狼の内、最低でも一人は同等かそれ以上に信用されてる奴だと思う。

   ・青ピ
   狼が占い師を騙るならある程度の信用は必要だろ。
   だからって仲間内で一番信用のありそうな奴を騙りに出すのは考え難い。
   滝壺の考察と被るが、同等かそれ以上に有能な仲間がいると考えられる」

―――――



黒夜「すまない、遅くなった…。とりあえずは御坂の確定白を喜んでおくべきか?

   …アレイスター……なあ、私の手は血で汚れてないか? 私の服は…?
   ここから先、私は眠ってもいいのか……?
   忘却は…魂の汚れは流せても…血の穢れは…母を犯した奴の血は…」

黒夜は虚ろな目であたりを見回している

滝壺「くろよる…。

   大丈夫、くろよるはキレイだよ。そんな悲しい顔しないで…」

一方「落ち着け黒夜。
   オマエの手は穢れてなンかねェ。オマエにゃ人の心があンじゃねェか。

   自分を見失ってンじゃねェよ」

一方(俺は人狼…。

   月が生み落とした異形のバケモノ。
   絶対に人間とは相成れねェバケモンだ。

   なのに、なンでだ。

   人間に強く惹かれる…人間に触れてェと思う…。

   なァ、言えねェだろ…?
   俺の本心は、オマエにゃ告げらンねェ。これ以上、オマエを苦しめる事になっちまう。

   俺はオマエを殺す事は出来ても、オマエを幸せには出来ねェンだ…)

滝壺(何でだろうね…。
   何でこうなっちゃうんだろう。

   くろよるが悪い訳じゃないのに…。何でなんだろうね…)

黒夜「…すまないな、二人共。どうもこういうのは苦手だ…余計な事まで思い出すから、な。
   自分すら信じられない自分を信じてもらおうという事が、既におこがましいのかもしれないな…。

   さて、纏め役は確定白の絹旗と御坂にお任せするよ。私はただの灰に戻る。その方が皆も安心だろう?

   ……暫く席を外すから、好きなだけ語らうといい」

よろめきながら消えていく背中を、その場の全員がぼんやりと眺める

一方「黒夜は『ガキだった頃』があンのかねェ?
   甘え、我侭を言い、無償の愛情を注いでもらった事はあンのか?
   オマエは自分を大人だっつってるが、心は成長してねェンじゃねェか。

   …ココにゃオマエを受け入れてくれる人間が居る。
   オマエが苦しいなら誰かが手を差し伸べてくれンだろ。
   おこがましいなンて思う必要ねェよ。無理に大人になる必要もねェ」

滝壺(あくせられーたは、優しいね……)



―――――

!蒼_res

滝壺(昔の私も、あくせられーたみたいな器があったら。
   誰も死なせずに済んだのかな?

   ―――もう、過ぎた事だけど…)

以上、お粗末様でした

ってぎゃー! コマンドメモったやつまでコピペってしまったorz
滝壺の過去話は一応エピローグで回収予定です

…バニーネタとあわせるととんでもない量になるんですよねエピも…
前スレがエピまでで800レス位だったので、本当に1スレで収まるかわかりません


相変わらず一方と滝壺のシンクロ凄いな。


狼も独り言は仲間に見えないのかな
板挟み一方がすごく悲しい……こういうドラマが人狼のいいところなんだろうけど

こんばんわ、雨でじめっとしてますねー


>>193
滝壺を選んだ理由がこのシンクロ率ですからw
『AIMストーカーならできそう』って思ったんですよね…ちなみに今後さらにシンクロ率上昇しますよ

>>194
えーっと
【表の発言】 黒文字
・全員に見えます

【狼の発言】 赤文字
・狼だけに見えます
・死亡した狼にも見えますが、発言は出来ません

【独り言】 青文字
・誰にも見られない独白用です
・ゲーム終了後、エピローグ突入すれば全員に見えるようになります

【墓下】 紫文字(3日目以降)
・死んだ人だけに見えます
・ゲーム終了後、エピローグ突入すれば全員に見えるようになります


という感じですね
表や赤でRPする人は多いんですけど、青でここまでRPを練る人はそういない気がします

―――――



浜面「皆昼飯食ったか? 食ってないなら遠慮なく食ってくれ」

浜面が巨大な寸胴を持って現れた…中には大量のカレーが入っている
そのまま厨房に入ると寸胴をかまどに置き、今度はナンを作り始める

滝壺「はまづらはこんな特技もあったんだね」

土御門「浜面とカレー、妙にピッタリ似合うんだぜい」ヒョコッ

一・滝「「!」」ビクッ

土御門「おぉっと、お邪魔だったかにゃー?」

一方「うっせェ猫野郎。ンな事より黒夜が凹ンでンぞ、とっとと連れて来い」ゲシゲシ

土御門「痛っ!?

   って、黒夜がどうかしたか? 昨日はいきなりぶっ叩かれるし吃驚したぜよ」

姫神「だから。あれは。土御門さんが悪い」

一方「いィからさっさと行け。捕まえるまで戻ってくンな」

土御門「まったく、困ったお姫様だにゃー」



―――――

垣根『占い師考察が難しいな、今苦戦してる所だ。
   満月と青ピが掴み難い…』ニヤニヤ

一方『満月は狂人っぽいなァ、狼なンだが』

垣根『そうだな、一応現時点では満月は狂人で行くつもりだ。

   満月が狼だとして、何故出てきたかを説明するのが難しいんだよな。

   本当の理由は元々決めていたから、なんだが。そんな考察したら疑われちまいそうだ』

白井『見れば見る程、お姉様が結社員、という気持ちが強まってますの。
   削板さんの占い希望も、相方からの地雷発動に見えますし…色眼鏡ですかしら。

   ・初春
   気負ってませんの。隠し事のない立場、という印象ですわ。恐らく村人…ですの。

   ・黒夜さん
   役職を持っていても予想外ではないですわ。守護者という事もあり得ると思います。

   ・上条さん
   狼の発言を意識してらして黒印象を植えやすそうですの…。今日も同じ発想のままでしたら、逆に守護者を疑いますわ。

   ・佐天さん
   今日の発言を見てから判断したいですの。

   ・姫神さん
   不思議と白印象ですの。事実白だと知っているからでしょうか?

   ・浜面さん
   経緯から、恐らくスケープゴートにするには無理があると思いますの。
   いっそ黒判定を出してしまうのは、博打としては面白いですけれど』

―――――



黒夜は自室のベッドに寝転んで天井を眺めていた

黒夜(どの面下げてあいつに会えるっていうんだ…。ふん、知らない…。

   …土御門は、解ってくれると思ってたんだがなぁ…)

土御門「―――おい、浜面が飯作ってきてくれたぞ。部屋から出て来い」

部屋のドアをノックしても返事はない
集会所の部屋に鍵はない、とすれば、する事は簡単で

土御門「折角の飯を食わない悪い子にはお仕置きだにゃー」ニヤリ

有無を言わさず首根っこを掴んで部屋から引き摺り出した



一方「…猫みてェな扱いだなオイ」

土御門が黒夜を無理矢理椅子に座らせ、その前に浜面が大盛りのカレーとナン、アイスティを並べる

浜面「俺の自信作なんだから残すなよな?」

黒夜「…いい度胸だなお前ら…。まぁいい…食い物に罪はないからな。

   …何がおかしいんだ土御門、こっちはお前のせいで…」ブツブツ

土御門「いやぁ、天涯孤独の身には野郎の飯でも美女が作ってくれたもんに見えるんですたい。

   つか、何を拗ねてるんだ? オレが何かしたかにゃー?」

佐天「うふふふふ、黒夜さんの今のその気持ちには立派な名前があるんですよ!
   その名もジェラs…なんちゃって。

   浜面さーん、あたしもカレー食べたいですー!」

黒夜「!?」ビクッ



一方「……ここのヤツらは全員あァいう登場の仕方をする決まりでもあンのか?」ハァ



―――――

上条「…青ピの丸ごとカレーかと身構えちまった…。美味いなこれ。

   んー、【灰考察】だな。

   ・黒夜、一方通行
   この二人は俺の中では暫定白だな。
   纏め役に立候補した黒夜と、霊能者を確定させた一方通行…特に一方通行のは狼側の行動とは思えない。
   発言もしっかりしてるし占いも吊りも必要ないんじゃないか。

   ・土御門
   俺がもしステルスするなら…土御門みたいな行動をするんじゃないかな。
   発言は多いけど議題に関する部分は弱い気がする。どっちかって言ったら黒寄りに見える。

   ・佐天さん
   積極的に狼を見つけようとしてる気がする。白寄り。

   ・削板
   何を考えてるのか俺にはわかんねぇ…。言うべき事を『言わない』のか『言えない』のかどっちだ? 黒寄りに見てる。

   ・初春さん
   自分の思った事を言ってるし、主張に信念がある、と思う。
   白く見てるが…狼だったら一番怖い。

   ・浜面
   これで狼だったらお手上げだよな。議論とは別の部分で白だと思ってる。

   ・垣根
   鋭いと思ったら急に静かになったり、場の様子を見てる気がする。
   でも言ってる内容は理解できる部分が多い。どっちとも言えない…でも、現時点だと白寄りかな。

   ・姫神
   一番ステルス狼の可能性が高いと思ってる…。
   灰のまま残られると困る気がする、早めに占いか………、と思ってる」

佐天「あたしもできる所から考えよっかな。

   【灰考察】
   真っ先に思うのは、一方通行さんは今の所(序盤)は吊り候補から外す人の筆頭ですね。
   霊能者を確定させた人物=狼にとって敵だと見て間違いないかと。

   狼が今一番襲いたいのは多分絹旗さんだと思います。確定能力者は脅威ですし。
   でも、守護の第一候補の絹旗さんはまだ襲えない。
   そうしたら次に考えられるのは一方通行さんを襲撃、ですよね。
   一方通行さんは守護者の可能性もありますし、襲っておけば狼には得になるんじゃないですか?

   つまり、一方通行さんはきっと襲撃されてしまう。吊りに挙げる必要は(今の所)ないって事です。

   出来るだけ長生きしてくださいねー、誰かサンの悲恋の涙は見たくないですよ?

   他の灰はサッパリです。気付いたら順番って事で」

黒夜「【灰考察】だ。正直勘違いや間違いがあるかもしれない。その辺は勘弁してくれ。

   ・土御門
   まっくお前は……。
   じゃなくて、自分の意見よりも、現状の確認に徹した発言が多い印象だ。
   それが『発言数の割りに印象が薄い』事の正体じゃないか?

   ・佐天
   どうも直接やり取りする機会が少ないせいか解らない事が多い。割と周りの印象はいいな。

   ・上条
   発言が少ないな…少々黒寄りに見てしまう。

   ・削板
   こいつも発言が少ない。潜伏狼はこういう場所にいるんじゃないか?

   ・初春
   気になったのは『狼が霊能者を確定させる訳がない』という辺りと、占い師に守護を誘導するような発言があった辺りか。
   霊能者確定は狼にとってそこまで不利じゃない。
   最大で2ステルス、しかも占い師候補は三人…容易に占い昨日が破壊できる。
   ここから導き出されるのは【吊ってみるまで狼かどうか判別出来ない】という事だ。
   占いが『真狂狼』なら偽占い師吊りも難しいしな。占い師の釣られ方次第で持久戦勝ちに持って行けるだろう。

   ・一方通行
   …初春の考察の通り、実は結構黒く見ている。
   霊能者確定のメリット以上に、ステルス狼としてお前が潜伏する怖さの方が私には大きい。
   お前程頭が切れるなら、占い機能破壊の怖さに気付かない筈がないと思うが。
   まあ、仲間であればこんなに心強い奴もいないんだけどなぁ…。

   ・垣根
   うーむ…もう少し突っ込んだ発言がほしい。

   ・姫神
   静かすぎてスケープゴートになりやすいという印象を逆に使われる事もあるかもしれない。

   ・浜面
   とりあえず昨日の悪乗りはすまなかった…。それなりに白いポジションにいると思う。

   …そうだな、現時点の灰の中で【黒寄りは削板、初春、一方通行】といった所だな。この辺がやや黒めに見える」

黒夜(…これで、潜伏結社員の一方通行に目が向いて地雷成功でも、ステルス狼の一方通行発見でも、そちらでも御の字だろう。

   自ら目立つポジションに行ったんだ、それ相応の発言で突いてやるのが礼儀だろう。なあ?)

青ピ「ボクもちょっと答えよか。

   【なぜその人選になったのか】

   ・白井ちゃん
   狼の立場で考えたら迂闊な発言が多いやね。
   例えば守護者の回避COの話、そんなん気にするんは狼か守護者本人やろ?
   御坂ちゃんみたいな多弁者に疑われとったし、切捨て覚悟で騙りに出たんやろか。
   せやったら白井ちゃんの仲間は色んな意味であんま目立ってないんやろね。

   ・滝壺ちゃん
   信頼されて真占い師になりきれる立場やね。
   でも滝壺ちゃんやったら信頼される灰でラストウルフになった方がええんちゃう?
   それでも騙ったっちゅー事は、逆に仲間の立場が弱いとかなんかなぁ」

土御門「【灰考察】だぜい。

   ・初春
   議題にちゃんと答えてるし返答も怪しむ点はない。ただそれ以外は何とも、だにゃー。

   ・黒夜
   立候補が目立つが、オレはその点は判断に入れてない。灰の一人と考えてる。
   昨日は一歩前で議事を推し進めてる。積極的なのはいいがそこから正体が掴めるかって言うと…難しいぜよ。

   ・佐天
   気になった点をばしばし突いてきてる。オレん中では初春と同じ位な位置付けだな。

   ・姫神
   姫神のペースでいいから頑張って発言してほしいにゃー。今後の行動次第で判断する。

   ・垣根
   確定下戸。
   自分の意見は出してるし飛び出て黒いなんてものもないぜい。

   ・カミやん
   考え方の違いだが推薦を一番に推してたのは気になったんだにゃー。でもそれだけで黒とは判断できない。

   ・削板
   ポイント毎に発言はしてる。それでも姫神と並んで印象が薄いぜよ…。

   ・浜面
   自分の意見は殆ど出してない。話についてけないのか、そうでなければ情報を出したくないのか?

   ・一方通行
   騙りによって村は有利になったにゃー。狼なら危険な賭けだと思うぜい。
   オレん中じゃ一方通行は表裏一体だ。よくも悪くも取れるからな。
   騙りや昨日の提案、意図は解るが霊能確定と合わせれば狼にとってもいい手なんじゃないかにゃー」

佐天「滝壺さん、灰考察に一方通行さんがないのはわざとですかー?」ニヤニヤ

滝壺「あれ…? あ、ほんとだ、ごめんね。

   【灰考察】
   ・あくせられーた
   霊能者確定させたのは、狼ならリスクが高すぎるかな。私はかなり白寄りに見てるよ」

上条「>>土御門
   纏め役を推薦で出すのは村側に不利な事だったか?
   俺は立候補・結社1COに比べたら黒が発見できそうな方法だと思うんだが」

土御門「オレは結社が先に出た方がスムーズに事が進むって考えてるんだにゃー。
   カミやんの考え方だってメリットはあるし批判はしない。

   オレは、灰纏めを決めるのに揉める事はしたくないんだぜい。…言いたい事、わかるよな?」

滝壺(…あくせられーたを灰だなんて思ってないって事かな…。

   ばかだな、私。勝手に白って思って…)

垣根『十六夜は白寄りみてぇだな。ならラストウルフは十六夜かもしんねぇな。

   俺は出来るだけ意味深な発言を残して吊られ、十六夜の白を証明する事にするかな。
   発言だけだと佐天が俺を怪しんできそうだな』

白井『あら、吊られ役はわたくしの見せ場ですのに。
   佐天さん、今日になって少しだけ能力者っぽさが見えていますの』

一方『俺は、最後まで絹旗は襲撃する必要はねェと思ってる。
   状況にもよるが、処刑後の判定しか見れねェンだ、確定白っつゥ以外脅威とは思ってねェ。
   ただ絹旗自身の考えがよく解ンねェから、イキナリ一本釣りされる可能性はあンな』

―――――



黒夜「土御門…昨日は叩いて悪かった…。
   子供がいるだなんてこと、黙ってるなんて…ちょっと悔しかったんだぞ?
   誰だか知らんが、お前の妻子を差し置いて寄りかかるような事はしないから…色々気を使わせて悪かったよ、長年な」

土御門「……何言ってんだ、お前。オレは独り身だぜい?

   ………、っは、ははははは。

   なんだ、そういう事か。お前は昔からそうだな、早とちりすぎだにゃー」

昨日の事を思い出し―――黒夜の最後の言葉に眉を細めた

土御門「……ん? それは一体…どういう意味だ?」

土御門は黒夜の言葉に動揺している



―――――

一方「【占い師の考察】か…正直に思ってる事を言うぞ。内訳は【真狂狼】と仮定する。

   ・白井 【狂=狼>真】
   発言自体は理解し難いっつゥか、守護者COなンかだが、村にとって有益なのか疑問に思う事が多い。
   そのままなら昨日の占い先希望の筆頭だった筈だ。
   目立つ発言が多いって点で最初から騙るつもりの狂人に思えた…が、さっき言った通り注目を集めちまってCOせざるを得なくなった狼とも取れる。
   狂と狼どっちの可能性もあるように思うが…どっちかっつゥと狂人だろォな。

   ・滝壺 【真>>狼>狂】
   一番真寄りで見てる。
   占い師っつゥより村側の人間に見えるな。この三人の中じゃ一番狂人ぽくねェように思える。
   …本当は疑うべきなんだろうが…俺には無理だ。誰よりも…オマエを信じてる自分が居る。

   ・青ピ 【狼=真>狂】
   なンつゥか飄々としてンな。
   若干ステルス気味に見えたが、初日COになンなかった場合を想定してる占い師か、目立たねェようにしてる狼か…あンま狂人ぽくはねェな。
   狂人ならもうちっと目立とうとすンじゃねェのか…そう考えると三人の中で一番目立ってねェのは青ピだな。

   全体的に見て、占い師は【滝壺真、青ピ狼、白井狂】と考えてる。
   後で変わる可能性はあるが、今ン所これが俺ン中の最有力だ」

佐天「あんまり纏まってないんですけど…。

   【なぜその人選になったのか】

   ・白井さんが狼の場合
   COするまでの流れを見ると、白井さんは結構前衛に出てるんですが、突っ込んだ意見が少ないんですよね。
   というか意見が簡潔すぎるというか。明らかにステルスっぽい印象なんですよね。
   だから、実際にステルス狼になったら『ステルス狼に見える』って理由で占われそうだと思いました。だから騙り役になったのかな。

   ・滝壺さんが狼の場合
   意見もしっかりしてるし、他にもみんなの話をちゃんと聞いてますよね。
   それなのに占い師COって、狼側だったらちょっと勿体ない気がします。滝壺さんなら終盤まで灰で行けそうな木がするんで。
   だから、滝壺さんが狼だったら自分から騙り役に立候補したんじゃないですかね。やってみたいんだ~って感じで。

   ・青ピさんが狼の場合
   青ピさんが狼なら、騙りを押し付けられた感じがします。
   発言の頻度的にあんまり占い師役に向いてない気がするんですよね。あれ、でも…。
   狼三人の中で青ピさんが適任だったって事は、他の狼はもっと発言が少ないって事ですかね?
   まあ、占い師候補三人の中では一番狼ぽくないと思います」

垣根『ははは、十六夜と俺の考察内容がかなり被ってるな』

一方『ン?
   新月に追従したつもりはねェンだがなァ。村人目線で考えたらこうなっちまった』

垣根『いいんじゃねぇか。
   狼が意見を合わせんのは勇気がいるだろ。むしろ意見は割ってくる筈だと考える奴は多いんじゃないか?

   被り方が面白ぇ位似てるから少し不安だが…俺に常識は通用しねぇからな』キリッ

一方『心が痛ェな…。
   滝壺を信じてンのは、嘘じゃねェ…。

   だが俺は滝壺を騙してンだな』

垣根『それにしても、誰も【最初から決めていた】って結論に至らねぇのな。
   これこそ『難しく考えすぎ』ってやつか。

   しかし喋り過ぎて喉痛ぇよ』

一方『新月にゃ飴はやれねェから、代わりにコレでも喰っとけ』

一方通行はどこからともなく仕留めた兎を一羽差し出した

垣根『兎なんかより人間がいいな、占い師なんかよさそうだ。クク…』

一方『昨日喰ったアレイスターじゃ満足出来ねェか。
   …出来る筈もねェ、か』

青ピ「んーと、【占い師の考察】やけど…。

   ・白井ちゃん 【狼>狂人】
   狼の確率が高いんはさっき言った通りやね。あとは滝壺ちゃんと比べてや。

   ・滝壺ちゃん 【狂人>狼】
   さっきも言ったけど、滝壺ちゃんが狼やったらステルスのがええと思うんよ。
   せやから仲間のいない狂人なんやないかなーと」

佐天「【占い師の考察】

   えっと、昨日のCO順は
   1、白井さん 2、滝壺さん 3、青ピさん でしたよね。
   霊能者が確定してる現状から見て、狼は最初から占い師のみを騙る事にしてたんじゃないですか?
   狂人には霊能者を騙ってもらう事に賭けた、で失敗したと。
   狼は二人ステルスするのに自信があったんじゃないですかね。
   最悪霊能者が確定しても上手く立ち回って、守護が薄まった時を見計らって占い師を襲えると考えたんだと思います。

   …あれ? 守護が薄まったかどうかなんて見極め難しいですかね。なんかよくわかんなくなってきました。

   まあ、狼は二人ステルスするって最初に決めてたって事です。
   霊能者が確定した以上、判定割れが明日にでも起こればちょっと違ってくるかなって思います。
   【今日の所は三人に目立った差が見つからない】のが私の意見です」

白井「【占い師の考察】

   ・滝壺さん
   議事への関わりが積極できですわね。

   ・青ピさん
   昨日と少し、議事への関わり方が違っている気がしますの…。

   信用を求める姿勢が、滝壺さんのほうが高いと感じますわ」

佐天「明日占い師の誰かが襲われたら困りますね。残った人が誰であっても信用出来なくなります。
   もし明日占い機能が停止したら一方通行さんが狼の可能性を検証しないとですね。

   …って誰かが言ってましたっけ?」

垣根『お、佐天がそれに気付いたな。

   後々怖い存在になりそうだ。佐天は一方通行盲信以外に黒要素がねぇ』

上条「えーっと、【なぜその人選になったのか】か。

   ・白井
   そう、だな…。議論に関した発言が少ない気がする。言い方は悪いが切り捨て覚悟で騙ったんじゃないか。

   ・滝壺さん
   多弁だからいつか占われる事を懸念した…とか。

   ・青ピ
   青ピが狼だったら最初から騙る気だったんじゃないか? 準備万端って感じだ。

   あと【占い師の考察】だな。

   現時点では【青ピ真・滝壺さん狼・白井狂】だと思う。
   御坂の占い師の回避COについて、滝壺さんの回答が曖昧な気がした。占い師らしくないっつーか。
   白井の『対抗は翌日以降』ってのも自分が真なら考え付かないんじゃないか? COが遅くなればその分信頼されなくなっちまう。

   一番占い師っぽいのが青ピなんだよな、最初から。
   纏め役に立候補した黒夜を占いたくないって言ったり、ステルスから黒を探したがる発言とか」

一方「>>佐天 >>212
   『明日占い機能が停止したら』っつゥが、なンで機能が停止したらなンだ?
   今の状況でも灰の俺に狼の可能性はあるンじゃねェか?」

白井「>>初春
   何故か吊り回避COの話になってますけれど、わたくしは占い回避COの話のつもりでしたわよ?
   それと、結社潜伏をわたくしが決め付けていた事も合わせて考えて頂きたいですの。

   >>上条さん
   対抗の翌日以降COは、守護先が散る事の抑止になりますの。
   狼の回避COに対して、即対抗COした場合には2CO以上になりますわよね。
   それならば表に一人だけCO=まず襲撃されないという状況を保持して、灰の中で夜明けを待つ方が有利ではないかしら?
   結局は初日COでしたから、現実にはならなかったのですけれど」

佐天「>>一方通行さん
   現状では一方通行さんは狼の可能性は低いと見てる事が前提の意見です。
   絹旗さんが襲われる前に占い師が襲撃されたら、それが狼の真の狙いなのかも、と思ったんで。
   守護を絹旗さんに向けておいて、占い師候補者をガラ空きにさせるっていう。

   …って、よく考えたら別に一方通行さんが人間でも狼でも、狼達はまず占い師を狙いますよね。
   絹旗さんを襲うのより、灰を狭めるより、よっぽど確実に村が混乱しますし。
   ああもう本当に何言ってるんだろあたし…ごめんなさい」

青ピ「【灰考察】か…大変やなぁ…。

   ・カミやん
   少なくとも狂人やないね。狼の可能性も少ないんちゃうかな?
   カミやんは一人遅れて来たから、じっくり考えて騙る事も出来た筈や。
   まあ、占い師に結社一人で、狂人は霊能者にいると思って非COしたかもしれんけど。
   スケープゴートにされやすい立場やと思うし、占ってみたいかなぁ。

   ・削板はん
   ポイントは押さえとるんよね。スケープゴートにはし難いんやないかなぁ。疑う切欠もあらへん。
   狼やったら上手くステルスしとると思うよ。

   ・姫神ちゃん、浜面はん
   狼やったらビックリやね。白いってより黒くないねん。
   仲間と相談できんならもっと違う行動を取るんやないかなぁ。

   ・一方通行はん
   かなり白く見えとるよ。
   狼やったら騙らんで信頼できる灰として最後まで残るタイプやないかな。
   狼やったとしても、騙り撤回する必要はなかったやん。絹旗ちゃんと比べたら、真霊能者やと思った人は多いんちゃう?
   その裏をかいた狼やったら、ボクには適わんやろなぁ。

   ・黒夜ちゃん
   立候補して自分を占え、なんて狼はおらんやろ。裏をかくにしてもギリギリや。
   その上非COするメリットもない。ほぼ完全に白やろね。

   ・初春ちゃん、佐天ちゃん、つっちー、垣根はん
   ステルスするならこの位置やろなー、とは思うよ。じっくり発言を洗った方がええかな」

青ピ(うーん…。
   つっちー守護者なんかな? せやったら迂闊すぎやね。
   一方通行はんが守護者でも驚くんやけど…もし狼やったら褒め称えたいなぁ。

   現時点の狼予想は【白井ちゃん、垣根はん、初春ちゃん】やね)

上条「>>白井
   考え方の違い、って事か。
   白井は潜伏したまま襲撃されるかもしれない危険性より、COして食われる危険性を重視してる…って事だよな?

   その考え方なら昨日の意見も納得出来る…と思う」

初春「>>白井さん
   占い回避でも吊り回避でも、守護者が名乗り出れば襲われるんじゃないですか??」

浜面「なんか皆意見に纏まりがねぇな。

   誰を吊るか迷ったら俺を吊ってくれ。俺ならいろんな意味で安全に吊れる。
   ただ、本当に誰を吊るか決まらなかった時だけにしてくれよ? 俺だって死ぬのはイヤだ」

滝壺「あんまり自分を吊れとか言わないで…悲しいよ」

青ピ「村人の自分吊り希望は村を破滅に近付けてまうよ。自分が生き残れば、その分他の狼候補が死ぬんやから。

   頑張って、一緒に美しい夜明けを見ようや、な?」

一方『浜面は困ったっつゥか…心情的に吊った方がいいンじゃねェかと思ってる。
   無理矢理生かした所で…アイツ自身辛ェと思うンだが』

垣根『そうだな…。だが、あの発言で浜面吊りは挙げ難くなった。妥当な意見と言われそうだ』

初春「【灰考察】ざっとですけど…。

   ・一方通行さん、黒夜さん、浜面さん
   暫定白とみているので後回しで…後で別枠で考えてみようと思いますけど…。

   ・垣根さん
   少し黒寄りに見てます。>>123すぐに一方通行さんを疑った点がひとつ。
   寡黙は占いたくないというのは寡黙は吊りたいという希望なんでしょうか。
   判断が付かない人を占いたいというのは賛成なんですが、>>75昨日の発言と少し矛盾してます。
   御坂さんに黒が出ない事を知っていたのでは、と思ってしまいました。

   ・削板さん
   判断し難いですが、どちらかといえば白寄りに見てます。占い希望の理由が人間らしいと思いました。

   ・上条さん
   自分の考えをしっかり持ってる印象です。私と考えが似てるので白寄りなんですが…。
   極端な寡黙の姫神さんを判断しておきたい、と思うのは解るんですが、ステルス狼、と一番黒寄りに見るのは少し疑問です。

   ・佐天さん
   議事の流れに沿って参加してる事、発言内容がしっかりしてる事から白寄りに見てます。疑問や矛盾は感じません。

   ・姫神さん
   発言がなさすぎてわかりません。狼だったらもっと喋るんじゃないかと考えてますが…。

   ・土御門さん
   発言は多いですけど質疑応答より、議事の流れを確認しているような印象です。
   特定の人の発言に関する質問をする事があまりなくて、誰にともいわずに流れに対する疑問を口にするといった感じで…。
   灰考察も一方通行さんや黒夜さんに疑惑を振りまくような感じがして、黒寄りです」

―――――



青ピ「みんな喉渇かへん? ボクお茶入れてくるわ」

佐天「あ、ありがとうございますー!」

青ピは茉莉花茶を入れてきた

青ピ「花のお茶やからええ香りがするんよ。みんなも飲んだって」

滝壺「あおぴ、ありがとう」



―――――

初春「えっと、まだちょっと早いかもしれないんですけど、反応も見たいので。

   占い希望【垣根さん】
   もし偽判定が出ても反論してくれると思います。

   吊り希望【土御門さん】
   黒く感じています。

   発言や態度から黒く感じた人を占いと吊りに希望しました。
   …ですけど、今後も判断に困ると思うのは姫神さんです。
   私の推理が外れているかもしれないと思うと、今日は寡黙吊りもありなのかもしれないです。寡黙占いは反対です。

   暫定白に上げた三人ですが、現状やっぱり白く見ていて、占いにも吊にも上げるつもりはないです。

   けど、この中では黒夜さんが少しだけ気になってます。

   みなさんの昨日の発言を見ると、結社員1CO希望が多く、『立候補を占うのは勿体ない』という意見が多いんです。
   そういう意見が多数なら、立候補しても占われる事なくグレーに戻り、白く見られる位置を保てるのでは? と狼が考えてもおかしくないと思ったんです。
   可能性は低く見てますが視野には入れておきたいと思いました」



   \ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
   属 占 _ _ _ _ 霊 _ _ 占 _ 占 _ _ _ _
   色 灰 灰 灰 灰 灰 白 灰 灰 灰 灰 灰 灰 灰 灰 白
   占 _ _ 垣 _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
   吊 _ _ 土 _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _

上条「ん。俺が姫神を疑う理由に寡黙ってのはあんま関係ないぞ。
   >>57昨日の議題で纏め役立候補を占うのは勿体ないって言ってる割に、纏め役に結社1CO希望してるのが気になった。
   『占いは黒狙いに使いたい』ような意見出してるのに、占わなくても確定白の結社員に出てきてほしいってのは矛盾してんじゃないか?
   村視点で意見を出してるように見せかけて、地雷の撤去を望んでたのかなって考えたんだ。

   あと、昨日の占い希望は御坂の次に姫神が多かっただろ。姫神が狼なら御坂に票を入れたい所だよな。
   でも今日御坂が確定白になっちまったら、昨日票を入れた人が注目されるのは明らかだよな。
   それで根拠の薄い『浜面占い希望』に繋がったのかなって。まぁ邪推なんだけどな」

青ピ「……カミやんカミやん。纏め役が結社員なら、纏め役占いなしで黒狙い占いにするだけやない?」

上条「あ、あれ…?」

青ピ「カミやん勉強苦手なんやからこう紙に書くとかしてみ? 冤罪とか嫌やでーボク」ハァ

初春「>>上条さん
   『纏め役に立候補する人は白だと思う』
   『だから占いを使うのは勿体ない』
   『結社に1COしてもらって無駄なく灰に占いを使いたい』
   という意味じゃないですか?

   何だか姫神さんを吊ってしまいたいのかな、と少し思いました」

青ピ「うーん、まだ絹旗ちゃんや御坂ちゃんの意見聞けてへんのやけど。
   暫くこっち居らなアカンやろうし、必要なもん取りに行きたいんよね。せやから暫定で出しとくわ。

   占い希望【カミやん】
   後々スケープゴートにされそうやからね。

   吊り希望【削板はん】
   発言少ないから判断がつかんのや。

   姫神ちゃんと浜面はんも正直吊り候補やけど、黒く見えへんから吊り難いんよ。
   他にも吊りたくない理由はあるねんけど…これは秘密にしとった方がええかもなぁ」



   \ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
   属 占 _ _ _ _ 霊 _ _ 占 _ 占 _ _ _ _
   色 灰 灰 灰 灰 灰 白 灰 灰 灰 灰 灰 灰 灰 灰 白
   占 上 _ 垣 _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
   吊 削 _ 土 _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _

青ピ(後半、姫神ちゃんと浜面はんを狼扱いする人がおったら要注意、って事なんやけど…。
   ホンマに狼やったらどないしよう。

   初春ちゃんは狼やないんかな? 村人やろか??)

土御門(にゃー…。議事録とにらめっこしててもサッパリ解らんぜよ…)

垣根『初春への反論を考えてたんだが、占い回避に必死な感じになっちまった。
   捨て身かもしんねぇがこのまま出しちまうか…。

   今日の俺の吊り希望は姫神だな。名目は寡黙吊りだ。
   ただし寡黙吊りを行わない場合の希望も挙げる。それが初春だ』

白井「潜伏能力者を占う決定にしてしまうという前提があまり喜ばしくない展開なのは承知してくださいな。
   結社占いで偽者が炙り出せる場合も、ないとは言い切れませんがレアケースなので。

   その時に、『守護者は黙って占われて襲われるべき』や『黙って吊られるべき』としてしまうのは思考停止ではないですの?
   わたくし達は話し合いなしには思考できませんの。策を考え勝利に近付こうとする事は悪い事ではないと考えますわ」

垣根「あー、ちっと長くなるけど、初春の灰考察に俺への質問と勘違いしてる点があるからそれについて話しとく。
   俺を疑うのは構わねぇよ、それを承知で動いてるからな。占うなら占ってくれ。

   じゃ、まずは寡黙の人間の事からだ。
   端的に言えば初春の言う通り、寡黙は吊って確かめる。判断に迷う人間を占う。
   寡黙に狼はいないとは言い切れねぇ。ここまで静かなら狼じゃないんじゃないか…そう思ってたら超寡黙が狼だった、なんてぞっとするね。
   序盤は寡黙を吊る余裕がある。今日の占いの判定も割れなかったしな。
   それに寡黙が人間で、そいつを占って確定白になっても狼の脅威にはならねぇだろ。こっちの頼りになるかも怪しい。

   あと、これは個人的な意見なんだが…。
   狼は必死に村を騙しに来てる筈だ。その頑張りを無下にしたくねぇってのが心情だな。
   話さないだけで信用を得るってのは狼達に申し訳ないって感じだ。
   勿論それを逆手に取って寡黙潜伏する狼もいるだろう、だから寡黙は余裕があるうちに吊っておきたい。

   次に初春が勘違いしてる点な。
   確かに俺は>>75『信頼できる奴が確定白なら心強い』と言ったが、これはそういうメリットがあると認識してるだけだ。
   俺はデメリットも示唆してるよな? そっちの懸念の方が大きいって訳だ。
   そして最後に俺自身の考えとして、『発言から真意を探り難い人間を占いたい』って言った筈なんだが。

   俺の考えは一貫してこれだ。まだ矛盾を感じるか?」

垣根『かなり前に出ちまったな、これで疑われたら失敗だ』

一方『新月の初春スケープゴートはいいンじゃねェか?
   それぞれの視点で不審に思う人物は違ェだろ。

   俺の場合、佐天や土御門だな。村人視点じゃ垣根はあンま気になンねェ』

黒夜「【なぜその人選になったのか】
   色々考えてみたが、この問題はステルス狼にとっては結構利用しやすい話題に聞こえるぞ?
   いくつもの可能性を上げ、自分の立場を明確に出来るし、他人の発言の些細な間違いを誘発しやすいからな。
   例えば『狼は自分の仲間を擁護するような発言があるだろうから、そこから割り出せる』って意見もあるだろう。
   しかし、自分の仲間を擁護する発言と他人の擁護の発言を並べる事も出来る。
   結局その人がどこに力点を置いて、誰を疑い、誰を擁護しているかが見え難くなる気がするんだが…。

   これだけ多くの、発言力のある者が意見を述べた後でこんな事を言っても遅いのは解ってる。正直真っ黒に見えるだろうな。

   【占い師の考察】
   ・白井 【狂>真>狼】
   初日から色々飛ばしてるな。どうも発言面で目立ち過ぎて真には見えない。
   特に守護COに関する言説などで不可解な面が多い。
   そうだな、印象としては『自ら吊られて狼の盾になる狂人』といった所か。

   ・滝壺 【狼>真>狂】
   発言が多くしっかりしている。
   真だったらこれ以上に頼もしい事はないんだが…襲撃を恐れていないように感じるのは気のせいか?

   ・青ピ 【真>狼>狂】
   とらえどころがない。が、皆も言う通り、狼ならステルスする役回りだろう。
   必要最低限の発言をする辺りが真といえば真らしい…が油断もし難いな。狂人には見えない。

   …正直、滝壺と青ピは五十歩百歩だな。

   占い希望【佐天】
   昨日の段階では初春か一方通行で迷ってたんだが、今日の佐天の発言に疑問があってな。
   意思疎通のできない狂人に期待するより、正確な騙りを出来る狼を仲間として持ち出した方が安全じゃないか?
   そういう意味で滝壺に多少疑いを持ってるんだが。

   吊り希望……処刑というのは好きになれないな…母を殺した者と同じ側に回るのは……。

   ……すまない、【削板】を挙げさせてもらう。
   理由は灰考察にもあるが、議事についての発言はあるものの印象が薄い…ステルス狼として一番ありそうなポジションに見えるんだ。
   自分を埋葬する墓穴を掘らせるという残酷な趣味はないんだが……すまない」



   \ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
   属 占 _ _ _ _ 霊 _ _ 占 _ 占 _ _ _ _
   色 灰 灰 灰 灰 灰 白 灰 灰 灰 灰 灰 灰 灰 灰 白
   占 上 _ 垣 _ 初 _ 佐 _ _ _ _ _ _ _ _
   吊 削 _ 土 _ 姫 _ 削 _ _ _ _ _ _ _ _

垣根『裏議題は【今日の襲撃先】か。
   一番襲撃してぇのは青ピだな。狂人だとしても疑う要素は少なそうだし、誤爆があったら怖いからな。

   滝壺はなんとか揚げ足を取れるかもしんねぇ、勿論一方通行関係でな。
   考察ですっぽ抜けてたり隙が多い。

   次に狙っておきたいのは御坂だな。守護者・結社員狙いだ。
   あと昨日言った通り、御坂が纏めに関わるのが正直怖い。村側の見落としにいち早く気付きそうだ。

   十六夜と被っちまうが、2ステルスだから霊能者襲撃は考えてねぇ。
   それより占い機能を麻痺させて灰を減らすスピードを落としたい所だな』

一方『今ン所、占い師の信用度はほぼ互角…ちっと満月は分が悪ィか?
   占い師にゃ早々に退場願いてェな、灰が多い程都合がいい。

   もし【俺が守護者なら、今日は御坂を護衛する】ンだが。
   占い師は真贋関係なく狼に喰わせて吊り手を浮かせるっつゥ利点もあるしなァ。
   潜伏結社員より確定霊能者のが黒出しの抑圧になると思ってる。
   霊能者は占い師あっての能力…占い師が居なくなりゃただの確定白と変わンねェ。

   なァ、新月、満月。
   【もしオマエらが守護者なら誰を護衛する】?』

白井『わたくしなら、今日は判定も割れてない以上、迷わず占い師を守りますわね。
   信用度的には滝壺さんですの』

垣根『俺が守護者なら占い師を守るな。やっぱ青ピか滝壺になると思うんだが。
   GJならその占い師は少なくとも狼じゃねぇ事が解る。後々守護者COする可能性を考えたら布石にもなる。

   確定白は狼の餌、ってのが俺の考え方だ。だから確定霊能者つっても絹旗を守る気はねぇな』

一方『成程なァ…。
   俺は占い師にゃ頼ンねェ派だから、確定白を守りてェと考えてる。
   逆に新月と満月は占い師を護衛か…。

   護衛先によって守護者の好みが解るかもしンねェなァ。
   そっから守護者を特定すンのも出来そォだ。今日は占い師襲撃でいいだろ。

   GJでもそっから何か得られるかもしンねェし。

   新月、満月、もう一つ質問だ。
   【滝壺と青ピ、どっちが真だと思う】?』

垣根『今の所青ピだな。上条の考察に納得出来る部分がある。

   俺が上条に感じた印象は『少し控えめな位置に居る』って感じだ。
   いざ潜伏する事になった場合に備えてる感じがしたんだよな。

   ただ、滝壺の発言は徹底して村側の意見に感じる』

白井『青ピさん、今日になって失速してません?

   滝壺さんは対抗の立場に居ると脅威に見えますの。真に思えて仕方ありませんわ』

一方『あァ、そォだ、忘れてた。おやつだ』

どこからともなく取り出した兎をポイと放る

垣根『兎も悪くねぇが…やっぱ人間が一番だな…』

一方『あンま喰い過ぎンなよ? 耳が兎になっちまうぞ。

   人兎垣根………これはこれで…ぷっ』

―――――



浜面「ついでに夕飯のビーフシチューを仕込んでみた。少し出てくるから誰か煮込んでやってくれ」

黒夜「ああ、ならアク取りやら何やらは私が見ておくよ。食事の準備を皆に任せきりだったからな」

黒夜は浜面に軽く頭を下げると厨房へ入っていった

黒夜「シチューか…そういえば母さんの手料理を食べた事なんて…どうだったかな。
   『子供だった頃はあったのか』か…私だって子供でありたかったさ…。
   子供である前に化け物の私が、どうやって子供である事が出来るんだ…」

黒夜はぼんやりとかまどの火を見つめながら、時折鍋の中を掻き混ぜている

黒夜「…鳥は一羽、兎も一羽、犬は一匹、猫も一匹、馬は一頭、魚は一尾。…神様は一柱。

   ……狼は、一匹。

   ……人間は、一人。

   ……私は……?」

黒夜(火…村を焼く火……母さんを焼いた火…。私を焼く地獄の火……)



―――――

上条「占い希望【初春さん】で。
   さっき俺に『姫神を吊ってしまいたいんじゃないか』って言ったよな。
   それは構わないんだが、俺のことを『寡黙吊りさせたがってる狼』に見せようとしてるように思えた。
   毎日誰かを処刑しなきゃならない…その中であえてこれを追求してきたのが気になるんだ。
   初春さん自身が『今日は寡黙吊りもありかもしれない』って言ってるから余計にそう思うのかもしれない。
   あと、基本的な考え方が俺と似てる感じがして…後半まで残った場合、無条件に信じちまいそうだ。だから占いに挙げた。

   吊り希望は…【姫神】だな。
   現時点では他を挙げる訳にはいかないだろ…。
   このままだと後半…困った事になる気がする。俺の中で信じられるだけの情報がなさすぎて。
   浜面も似たような感じだけど、議論以外の部分で真っ白なんだ…だから処刑対象からは外してる」



   \ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
   属 占 _ _ _ _ 霊 _ _ 占 _ 占 _ _ _ _
   色 灰 灰 灰 灰 灰 白 灰 灰 灰 灰 灰 灰 灰 灰 白
   占 上 _ 垣 _ 初 _ 佐 _ _ _ _ _ _ _ _
   吊 削 _ 土 _ 姫 _ 削 _ _ _ _ _ _ _ _



一方「昨日の提案>>156で俺を黒と見てるヤツが多いな。

   俺は提案はしたがそれを強要しようとした訳じゃねェ。
   俺なりにメリット・デメリットを提示した上で検討してほしいっつったンだが、それを踏まえて黒と見てンのかね。

   俺の考えを言うぞ。
   黙って出された議題に答えてりゃいつかは結末に行き着くだろ。…多くの犠牲を払ってな。
   普段の議題でも何かしら工夫すりゃ狼側を追い詰められンじゃねェかと思って、色々考えてあの案を思いついた。
   確かに悪手かもしンねェが、その内容について賛否を聞くくれェは許されると思ってた。
   それに別の角度で議論できりゃ、より多くの情報が得られるとも思ったしな。

   その点じゃ色々意見を聞けて感謝してるぜ」

―――――



滝壺「んー、カフェオレにしようかな」トテトテ

一方「…雨降りそうだなァ…」

滝壺「そうだね。出かけてる人もいるから、まだ降らないといいんだけど」

滝壺は自分の分のカフェオレと、一方通行の分のコーヒーを持って戻ってくる

滝壺「はい、あくせられーたにはこっち」

一方「すまねェな。………、」

一方通行は何か言いかけるが一度口を閉ざし…意を決して打ち明ける

一方「なァ滝壺、…この一件が収まったら…」

滝壺「…収まったら…なぁに?」

一方「…一緒に、俺の故郷へ行ってみねェか。
   ちっせェ町だが、俺の見てきた景色を…オマエにも見せてェと…思った」

滝壺は一瞬きょとんとしたが、やがてふわりと微笑んだ

滝壺「……うん…いいね。
   あくせられーたの故郷を、私も…見てみたい。

   …一緒に」

一方「お、おゥ…一緒に、な…」

一方通行は流石に照れているようだ

滝壺「うん。嬉しいよ、あくせられーた」

滝壺も流石に照れたのか、自分の頬を押さえて視線を逸らす
一方通行はポケットに手を入れ、小さな銀色の鈴を取り出した

一方「御守りだ。
   一緒に帰れるよう…ガラじゃねェが願ってのを掛けてみた。

   俺にゃこンな事しかできねェ…許せ」

よく見れば一方通行のベルトループには、金色の鈴が揺れている

滝壺「…もらってもいいの?
   ありがとう…こんな事なんて、言わないで。嬉しい…」

滝壺は銀色の鈴を両手できゅっと握り締めた



―――――

垣根『ああ、そうだ。表優先でいいからな?』ニヤニヤ

一方『茶化すンじゃねェ』

垣根『いやぁ、別にそういう意味で言った訳じゃねぇんだがな…。
   思い当たる節でもあんのか?』ケラケラ

―――――



絹旗「そぉい!」ゴスッ

土御門「がふっ!?」

絹旗は出歯亀する土御門に背後からこっそり近付き、勢いよく拳を叩き込んだ
土御門は激しく前のめりに倒れる

垣根「今戻った。

   って土御門が倒れてんじゃねぇか! これも人狼の仕業か!?」

絹旗「超いい仕事しました!」フンス

御坂「っきゃあああああ!? 土御門さん大丈夫!? しっかり!」ビクッ

土御門「あ…、あんまりだにゃー…」

土御門はそう呟くと意識を失った



―――――

一方『…土御門が絹旗に暗殺されてンだが。
   もしかして人狼より危険なンじゃねェか?

   ………俺らが襲撃しなくても、勝手に村人が減ってく気がすンなァ…。
   つゥか、犠牲にならねェうちに逃げた方がいいンじゃねェ…?』ウワァ

垣根『あれか、霊能者なだけあって死体愛好家なのか? 自分で死体を造り出してんのか?』ウワァ

以上、お粗末様でした

赤文字レスが増えてきました読む人は目薬片手に是非!

>>238元ログでは絹旗は看護婦なので…怪しいお注射で土御門の意識を刈り取ってました…だめじゃん!
前スレエピローグで一方さんが絹旗を怖がってたのはここからですww

RP的に2日目はあと2、3回に分けようかなーって感じですね
夜のRPからは纏めてて泣きそうになりましたハイ

乙です!

兎は飴の狼版?単に会話としての応酬?
一方通行の兎狩りは鮎の友釣り的な(ry

それにしても、レスの残数が怖いなあ
この感想のせいではみ出たらすみません…

おつん
>>234-235あたりも微妙に表裏シンクロしているような
青ピ先生の読みが鋭くてビビる

まちがえた、>>233-234
こんなんでレス消費して申し訳ない


青ピの読み凄いな。三人中二人正解じゃないか。

こんばんわ、別で書いてるやつが進まなくなっちゃったんで投下に来ましたw
総合に書いたソギーと魔術サイドの話が…駄目だソギーがこのスレのソギー化してしまうorz

あと、どう考えても1スレで終わりそうにないので気にせずばしばしレスしてやってくださいw
というかレス付いてると嬉しいのでw


>>241
兎は単純に会話の応酬ですね
人狼は人間を食べる=人間の食事じゃ満足出来ない ってRPからきてると思われます
レスは遠慮せずにぜひ! 本編だけで1000行きそうなんで!w

>>542-241
白井狼は消去法ですけど、垣根は当ててますよね
あと何気に一方さんの事も狼なんじゃないか?って感じの発言を何度かしてますし…狂人スゲェ
レス消費はばっちこーい! でございますよー

>>244
狼の裏議題とか、他にも何人かさらっと直感で当ててたりでびびります
やっぱりベテランになると色々気付くものがあるんでしょうね

滝壺「…向こうが騒がしい気がする…?

   占い希望…スケープゴートにされそうな、狼も潜伏しやすい位置の人を占いたいな。
   灰考察の印象でかみじょうかかきねかな。ひめがみは…静かでかえって目立ってると思うから違うかも。

   うーん、【かみじょう】かなぁ。
   ひめがみを疑った理由は勘違いみたいだけど、そもそもなんで勘違いしたのかな?
   そんなに解り難い発言じゃなかったと思うし、それに昨日のうちに確認しなかったのが気になるの。

   吊りは…あんまり選びたくないよ…本当は。

   ごめんね、【そぎいた】で。
   判断に困る人の中では比較的意見を出してて、その微妙な位置が狼としてありえるのかなぁ…。

   他に私が静かで気になってるのはひめがみとはまづらだよ。
   ひめがみは静かすぎて目立ってるから、狼としてはどうなんだろう。はまづらは白く見えるし…。
   今回はこの二人は見送りかな、でも近いうちに考えないとならないのかも」



   \ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
   属 占 _ _ _ _ 霊 _ _ 占 _ 占 _ _ _ _
   色 灰 灰 灰 灰 灰 白 灰 灰 灰 灰 灰 灰 灰 灰 白
   占 上 _ 垣 _ 初 _ 佐 _ _ _ 上 _ _ _ _
   吊 削 _ 土 _ 姫 _ 削 _ _ _ 削 _ _ _ _

初春「>>上条さん >>235
   私は、上条さんを【寡黙を吊りたがっている狼】として疑ってます。

   寡黙吊りについてはメリットもある事は理解してるつもりです。
   姫神さんは発言が少なすぎて白要素も黒要素もないと思っているので>>221、判断が出来ないから吊ると言うのは解るんです。
   でも、ステルス狼として疑ったという上条さんに疑問を持ちました。 >>200 >>219

   それへの返答ですが…。 >>222
   姫神さんが白いと思うから庇うというのではなくて、純粋にひとつの発言として姫神さんへの言い掛かりだと考えます。
   >>48御坂さんの結社1COで黒狙いという意見も同じ意味合いですよね?
   それなのに曲解して姫神さんだけを突くのは何故ですか?

   それと、姫神さんを『後半困った事になる気がする(寡黙)』と吊り希望に挙げてますよね。 >>235
   『寡黙なのは気にしてない』という発言と少し矛盾してませんか? >>222

   あと、私を占いに挙げる理由が『寡黙吊りさせたがってる狼に見せようとしてる』とあります。 >>235
   そう考えているのに『考え方が似てるから後半無条件に信じそう』というのが人らしくないと思いました。
   私だったら『自分を黒く見せようとしてる』人を、考え方が似ているからといって『無条件に信じる』なんて出来ないです」

垣根『初春吊り希望を十六夜と繋げて考えてるんだが、どうも占い希望に十六夜を挙げねぇと不自然な感じになってきた。
   何とか回避する理由を探してんだが…』

一方『いや、挙げても構わねェよ。
   恐らく俺占いにゃならねェだろうし、もし俺占いになった場合は白アピールするつもりだ』

垣根「少し真面目に…な。

   占い希望は【一方通行】だ。
   理由は信じきっちまうのが一番怖いからだ。
   確かに一方通行は村にとっていい働きをしたと思う。狼なら霊能者とはいえ確定させるのはリスキーだ。
   また、回避したという事実も残る。御坂の言う通り吊り候補にもなり得るからな。
   ここまでならどう考えても村の人間の行動だ。

   だが、この行動を『狼がする筈がない』で片付けちまっていいんだろうか。
   俺は奴が狼だったらハイリスクハイリターンな作戦だと考えてる。それは数名が一方通行を『暫定白』としてる現状を見れば一目瞭然だ。
   やっぱ俺はこの現状を危険だと判断する。

   土御門が一方通行の事を表裏一体だと言ってるが、俺も同じ感想だな。

   吊り希望は寡黙吊りなら【姫神】、そうじゃないなら【初春】だ。
   俺の寡黙吊りに対する考えは言ってあるよな?

   初春を選んだ理由…どうも一方通行を疑う人間を黒く見てる印象だな。
   それなのに黒夜を考察する時に一方通行の件には触れてねぇ。 >>221
   黒夜は現在黒寄りの人間としてはっきり一方通行の名前を挙げている。明らかに目立った発言だ。
   それを見落とすのが少し疑問なんだ。
   俺と土御門を黒く見る理由には一方通行の事が名言されてるのに、な。 >>219

   どうも一方通行を白く見せたいんじゃねぇかと邪推しちまう。
   それに俺や土御門、黒夜が抱いてる不安…一方通行が狼だったら、っつー不安を可能性低として切捨てすぎだ。
   本当に一方通行が人間だったとしても、それを理由に疑う事には疑問が残る。

   というか一方通行が人間だと占いや吊りで判明した時のための布石の気配もする」



   \ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
   属 占 _ _ _ _ 霊 _ _ 占 _ 占 _ _ _ _
   色 灰 灰 灰 灰 灰 白 灰 灰 灰 灰 灰 灰 灰 灰 白
   占 上 _ 垣 一 初 _ 佐 _ _ _ 上 _ _ _ _
   吊 削 _ 土 初 姫 _ 削 _ _ _ 削 _ _ _ _

初春「>>垣根さん >>225
   誤解してた部分に関して理解しました。ごめんなさい。
   ですけど現時点で一方通行さんに貴重な占いを一手消費するのは、私としては疑問に感じてしまうという事は解ってください。

   なので占いと吊りの希望を変更したいと思います。

   占い希望は【土御門さん】
   吊り希望は【上条さん】でお願いします。

   発言から一番黒いと思った上条さんを吊りに、判断がつき難くて黒いと感じた土御門さんを占いに挙げました。
   垣根さんの事も気になってますが、疑問点にはしっかり答えてくれるので占いや吊りに頼らずに判断したいと思います」



   \ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
   属 占 _ _ _ _ 霊 _ _ 占 _ 占 _ _ _ _
   色 灰 灰 灰 灰 灰 白 灰 灰 灰 灰 灰 灰 灰 灰 白
   占 上 _ 土 一 初 _ 佐 _ _ _ 上 _ _ _ _
   吊 削 _ 上 初 姫 _ 削 _ _ _ 削 _ _ _ _

滝壺(疑い疑われ…切ないね…。

   あくせられーたも、疑われてるんだね…。
   解らないよ、私にはあくせられーたは疑えない…。人間だって信じてる。

   …きっと、二人で。あくせられーたの故郷に…)

滝壺は掌の中の銀の鈴をそっと握り締めた

一方「【灰考察】だ。

   ・黒夜
   纏め役立候補から白寄り。
   だが、俺に対する結社COの要求がちっとばっか気になるな。
   占い師に結社員が居るかもしンねェってのは恐らく全員が考えてただろ。勿論俺もだ。
   俺の騙り解除からの結社非COは、灰が狭まって潜伏結社がやりずれェ事になンねェか。
   俺を【結社かもしれない】と思わせときゃ本物の結社員の盾に出来たンじゃねェのか。

   ・佐天
   黒寄り。
   昨日結占霊のCOを望ンでた点。
   >>115俺は占霊が出ンなら結社は潜伏すべきだと考える。
   それと御坂を占いに挙げた理由>>119が…なァ…。
   『一番色々考えるのは狼』って、村人こそ色々考えて発言すべきなンじゃねェのか?

   あと俺への疑いの件だな。
   白寄りで見てると前押ししといて、急に占い師が襲われたら俺を疑うっつゥのが理解できねェ。
   俺を疑う意見がそれなりに出てきた事で、急遽波に乗ろうとした狼なンじゃねェかと思っちまう。

   ・上条
   議題や質問は結構出してるな、俺にゃ白印象だ。
   占うより今後の発言で考えてェが、不審な点があったらもう一度検討する。

   ・姫神
   昨日占いに挙げたのはスケープゴートにされそうな印象があったからだ。>>115
   今日はもうちっと発言してくれンじゃねェかと信じての人選だったンだが…あンま変わンねェなァ。
   白黒以前に透明な印象だ…。

   ・削板
   今ン所白印象だ。
   発言は少ねェが要点は抑えてる。だがもうちっと判断材料が増えねェと難しい。

   ・初春
   質疑応答がしっかりしてンな。だが、ちィっと思い込む傾向にあるンじゃねェか。
   狼が安易に誰かを盲信するとは思えねェが、何故かあンま白い印象を受けねェな…。

   ・垣根
   …正直に言う、あンま気にしてなかった。
   発言はしっかりしてンな。あと寡黙についちゃ俺も似たような考えだ。
   だが初春が占い先に挙げた時の反応が妙に過敏に思えたなァ。

   ・土御門
   目立つ立ち振る舞いの割に無難な回答が多い。
   俺を注意深く観察してンのは人間っぽいと思う。判断し難ェな…」

一方『なァ新月、オマエを占い先に挙げてもいいか?
   村人視点で議事録を読んでたンだが、やっぱ初春への反応が過敏すぎンじゃねェかって思っちまった…。
   そこを突いてほしくねェなら言ってくれ』

垣根『別にいいんじゃねぇか?
   それで疑われて占われても十六夜は白くなる。どっちかが生き残ればいい。

   反対はしねぇよ、変に庇ったりするより有効だと考える。やるからには派手にやってくれ』ニヤニヤ

一方『いや、共感出来るモンも多いンだ、やンわり責めさせてもらう。
   新月と考えがかなり被ってンだよなァ…』

初春「>>垣根さん
   黒夜さんの発言というより、纏め役立候補した辺りの事を考えて考察してます。 >>221
   可能性は低いけれど視野には入れておきたい、という感じです。

   一方通行さんですが、狼の可能性は黒夜さん同様に低いけれど視野には入れておきたい事としてはあります。 >>181
   ですが、明らかに判断がつかない灰が多い現時点で一方通行さんを疑うのは疑問に感じるんです。

   それと、一方通行さんを疑うからという理由で疑ったのは垣根さんだけですよ?」

一方「占い希望は【初春】、理由は灰考察の通りだ。

   吊り希望は【佐天】、こっちも灰考察からだ。

   だが意見を出してる佐天より、なかなか情報が出てこねェ姫神のが判断し難ェってのはある。
   俺は寡黙は占うより吊った方がいいと思ってる。寡黙だから狼じゃねェとは言い切れねェしな。
   その辺の判断は確定白の絹旗と御坂に任せる。指示がねェ限りは狼狙いで佐天を希望しとく」



   \ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
   属 占 _ _ _ _ 霊 _ _ 占 _ 占 _ _ _ _
   色 灰 灰 灰 灰 灰 白 灰 灰 灰 灰 灰 灰 灰 灰 白
   占 上 初 土 一 初 _ 佐 _ _ _ 上 _ _ _ _
   吊 削 佐 上 初 姫 _ 削 _ _ _ 削 _ _ _ _

初春(集中攻撃!?)

土御門「今日の占い希望は【初春】だ。
   何か気になるにゃー。その何かを上手く言葉に表せないんだが…。
   どう言えばいいんだ、議論に対する振舞い方、みたいなもんが。
   パンダになっても吊りになれば占い師の真贋がハッキリする。白確定でも灰が一つ狭まったと考えるね。
   どっちに転んでも初春なら村の有利になりそうだと判断したから挙げさせてもらったぜい。

   今日の吊り希望は【カミやん】で。
   初春との問答がライン切りとは思えん。どっちかが狼っぽいなー、って程度ぜよ。
   カミやんは誰か他のヤツが言った事に過敏に反応してるように思える。
   村人でも普通の行動だと思うが、極端に怪しまれるのを嫌がってる感じがするにゃー」



   \ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
   属 占 _ _ _ _ 霊 _ _ 占 _ 占 _ _ _ _
   色 灰 灰 灰 灰 灰 白 灰 灰 灰 灰 灰 灰 灰 灰 白
   占 上 初 土 一 初 _ 佐 _ _ _ 上 初 _ _ _
   吊 削 佐 上 初 姫 _ 削 _ _ _ 削 上 _ _ _

初春(もしかして狼と思われてます!?)

垣根「>>初春
   一方通行をハッキリ疑ってる訳じゃない。疑っておいた方がいい、って考えただけだ。
   霊能者を騙った理由を見直しても怪しいと思う点は見つけられなかった。
   それに明らかに状況が白いって事が不安なんだ。
   別に黒夜みたいに占われるような窮地に立った訳でもねぇしな。

   一方通行を疑うって理由で疑ったのは俺だけだっつってるが、土御門の考察に名指しがしてある。 >>219
   確かに文脈上は『疑惑を振りまく』って理由だが、そこにはっきりと名前を挙げたのが引っ掛かった」

一方「占い先だが、
   ・白印象を何故か受けねェ初春
   ・占いに過敏な反応を見せた垣根
   ・俺から見て正体が予想出来ねェ土御門
   この三人の中で誰にするか迷った。

   黒夜は疑問に思う事はあるが、今ン所は白寄りに考えてるから除外だ」

初春はちょっと寂しそうにしている

初春「何故か白くなくて、何故か気になるんですか…。
   思った事、全部言って頑張ってるのに…」

土御門「それは考え方や印象の捉え方の違いだにゃー。仕方ないっちゃ仕方ない。

   今これを言うと泣いちまいそうで怖いんだが…。
   『疑惑を振りまく』ってのはオレから言わせりゃ初春が疑惑を振りまいてる、って感じもするんだぜい」

土御門は初春の顔色を窺いながら優しく言った

垣根『ちょっと初春が可哀想になってきたな…。俺が狼じゃなきゃ絶対疑わないんだが』

一方『初春占いは拙かったかなァ。
   土御門か新月か、最後まで悩ンだンだが…。

   俺が村人なら初春は白い。だが狼の立場じゃ脅威なンだよな』

―――――



滝壺「そろそろ夕飯にしよう?
   はまづらが作ってくれたビーフシチューがあるよ。あとはパンとサラダだけだけど」

垣根「お、いいねぇ、いい匂いだ」

佐天「ビーフシチューって結構難しいんですよね。あたしには真似できないなぁ…」

削板「おお! うまそうだな!」バターン

滝壺「そぎいたも食べる? 今日は朝ちょっとしかいなかったけど、忙しかったのかな?」

削板「ん? …ああ、すまんすまん。アレイスターの墓穴と…今日処刑する奴の墓穴をな、掘ってたんだ」

上条「って、一人でか!? 言えば俺らだって手伝ったのに…」

削板「いや、一応俺の仕事だからな。ホントは仕事がねぇのが一番なんだが」

初春「…そう、ですね…」



―――――

佐天「【灰考察】まだ出してなかった人を考えてみました。

   ・初春
   自分が最良と思う意見を素直に言ってる印象かな。
   ちょっと引っ掛かる発言もあるけど、それはもう他の人に突っ込まれてて返事もしてる。
   客観的に見るとどっちの意見も理解は出来るから困るなぁ。白寄りには見てるけど判断に迷いそう。

   ・土御門さん
   白でも黒でも納得な…狼なら丁度いいステルス具合じゃないですか?
   喋る人が多いから意見が簡潔に見えるのかもしれないです。白か黒かは紙一重だと思います。

   ・黒夜さん
   やっぱり纏め役立候補が印象的ですね。
   占われても構わないって名乗り出た訳だから、まさか…とは思うんですけど。
   立候補纏め役でありながら占われず序盤をやり過ごせるこの展開を作ったヤリ手の狼かも、って考えは捨て切れません。
   白であってほしいと思ってるのはあたしだけじゃない筈です。

   ・垣根さん
   意見があたしと似てますね。
   特に言わなかったですけど、私が言いたかった事を先に言われてる事が何回かありました。
   まあちょっとずつ違ったりはするんですけど。まだ見極められないですね。

   ・上条さん
   結構喋ってると思います。思うんですけど…印象が、その、ごめんなさい。薄いです。
   何だか姫神さんの事ばかり喋ってる気がします。
   初春とのやり取りを見てて、上条さんが姫神さんを疑う理由も理解は出来るんですけど…一箇所に目が向きすぎなんじゃないかなぁ。

   ・削板さん
   発言が少ないです。わざと発言を抑えてるんですかね…? 謎が多すぎます。

   ・浜面さん
   あたしは結構好きですよ、浜面さんの事。面白いですし。
   …そんな事言ってる場合じゃないですよね。もう少し突っ込んだ意見を聞きたいです。

   ・一方通行さん
   今の所灰の中では一番白いです。
   ただ、誰かの占い師候補の誰かが襲撃されるかもしれない、って意見を聞いてはっとしました。
   狼が一番襲撃したいのは絹旗さんだと勝手に思い込んでた部分があるので。
   難しいですね。明日の展開が気になります」

削板「腹ペコだしなるべく簡潔に言うぞ。

   【灰考察】だな。
   ・黒夜、一方通行
   黒夜の纏め役立候補も、一方通行は霊能者を確定させたのも白い印象だな。目立つのは狼にとって危険だ。
   今は白く見てるが、ここまで考えてる狼ならどうだろうな。二人なら充分あり得そうな気もするが。
   まあ、両方狼ってのはねぇだろ。

   ・土御門
   意見自体はしっかりしてる。こういう奴が狼だと厄介だぞ? 無難な印象だ。

   ・浜面
   自分吊り提唱は白っぽいが、それは本気だったのか? 白いがあんま言ってほしくねぇセリフだ。

   ・初春、佐天、垣根
   議論はきっちり答えてるし物凄く怪しいって点はないな。あったら吊りになるんだが。
   しかし、だからこそ上条含め、ステルス狼の位置にも思える。

   あとは、初春も佐天も昨日は御坂占い希望だったか。
   追従って点で二票目の初春はともかく、その後の佐天は疑われる位置に来やすいって考えると若干白く見えるな。

   ・上条
   一人遅れての非COか。
   狼なら霊能者が確定するかもしれなかったが…。霊能者確定は必ずしも狼不利にならねぇ事を考えると微妙だな。
   単純に占い師に結社か村人騙りが居ると思ったからかもしれん。

   ・姫神
   意見の内容が薄いな。俺の言えたことじゃねぇが。

   あと【なぜその人選になったのか】だったか。

   ・白井
   そのままなら占われてそうだな、守護者回避COで注目を集めてる。

   ・滝壺
   自分から騙りに立候補したか、滝壺以上の多弁がいるか、残る二人が騙りの自信なしって事か?

   ・青ピ
   滝壺とは逆に残る二人がステルスの自信ありって事か…? それか占われたり吊られたりしやすいから騙ったってとこか。

   思うに、初日COの意見が多かった時点で騙る奴は立候補してたんじゃないか? 犠牲精神の強い奴が。
   そういう意味で、表にそういう理由は出て来ねぇと思うんだがな」

垣根『ステルスするならこの位置、か。
   これから俺の発言を洗えば洗う程一方通行狼って結論から遠ざかる事になる。

   これは本当に楽しみだな。わくわくしてきたぜ』

一方『俺は立場上、疑われンのは承知してっから激しい反論はしねェ。
   あくまで諭すよう発言してくつもりだ。
   そうすっと俺から新月へ激しい疑いを掛けるのはちっと難しいな』

青ピ(裏切り者の名を受けて 全てを棄てて戦う狂人♪

   青ピアイなら審美眼♪
   青ピノーズは花粉症♪
   青ピフェイスはダンディズム♪
   青ピマウスは嘘を吐く♪

   あークマの木彫り 身に着けた
   青髪のヒーロー 青髪ピアス♪ 青髪ピアス♪)

―――――



青ピ「たっだいま。
   …なんや変な感じやけど、まあ、暫く共同生活みたいなもんやしええよね。

   はい、これ麓の村で買うて来たから食事の足しにしたって。こっちじゃあんま入らんやろ?」

佐天「! うっわ、まさか烏賊持って来るとは思いませんでしたよ…」

初春「そうですね、こっちは川魚が多いですから。わざわざありがとうございます。
   今日は浜面さんが作ってくれたので、明日使わせてもらいますね。青ピさんのリクエストがあればそれにしますよ?」

青ピ「んー、せやったらイカリングがええなぁ。ちょっとピリっとさせて酒のツマミになるようなんが」

土御門「おー、そりゃ最高だにゃー。明日は美味い酒が飲めそうだぜい」

垣根「…明日『は』じゃなくて明日『も』じゃないのか…?」



白井「ただいま戻りましたの。遅くなってすみませんでしたわ」

佐天「あ、お帰りなさいー」



―――――

青ピ(別に木彫りのクマは持ってへんけど…つっちーの部屋にありそうやね。

   んー、白井ちゃん、佐天ちゃんとあと一人…初春ちゃんか垣根はんが狼やと思っとるよ。
   初春ちゃんは結社員かもしれへんなぁ。初春ちゃんとつっちーが結社員コンビってのはないやろ。

   御坂ちゃんが結社員? 御坂ちゃんと初春ちゃんが結社員コンビやったら手強いなぁ)

削板「んー、占いは【初春】だな。
   撤回してるが垣根を占いに挙げた時の言葉が気になった。
   白黒なら反論しても吊られるだろ、霊能者が確定してんだから。
   あとは疑惑を振りまくってのが、むしろ初春自身がそう見えるように仕向けてるとしか思えねぇ。

   吊りは寡黙なら【姫神】だ」



   \ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
   属 占 _ _ _ _ 霊 _ _ 占 _ 占 _ _ _ _
   色 灰 灰 灰 灰 灰 白 灰 灰 灰 灰 灰 灰 灰 灰 白
   占 上 初 土 一 初 _ 佐 _ _ 初 上 初 _ _ _
   吊 削 佐 上 初 姫 _ 削 _ _ 姫 削 上 _ _ _

初春(私が占われる→偽判定が出る→暴れる
   私が占われる→白判定が出る→私を疑った中に狼が居る?

   うーん、私占いでもいいんでしょうか…勿体ないとは思うんですけど)

初春「【なぜその人選になったのか】…そうですね…。
   狼の中でも騙りに出るのはある程度しっかりした人だと思います。ブレインクラスの人とか。
   滝壺さん、青ピさんはその観点から考えると納得できます。

   白井さんは守護者に関する発言が迂闊に思えるので狂人だと考えますが、もし狼なら疑われそうだから騙りに出たと考えるべきでしょうか。

   なんとなくですが、狼が誰を騙りに出すか相談するとは思えないんです。口が上手い人が立候補してるんじゃないかなぁって。
   だから、判断材料になるのか正直悩む議題なんですけど…。

   >>削板さん
   私は寡黙占いは反対なので。占うなら偽判定が出ても反論してくれる人がいいと思ってるんです。
   判断材料が増える事になりますから」

一方「>>初春
   曖昧な事言っちまって悲しませたか、すまねェ。

   そォだな…俺を信じてくれンのは嬉しいが、俺を疑うヤツを黒いと思ってンのが気になった。
   皆にとって俺が不安要素って事にゃ変わりねェ。
   確かに狼から見れば俺は村人騙りの大罪人だ、吊り損させるためにも吊りてェ所だろ。
   皆が村人騙りについてある程度理解してくれてっから、俺はこォして生きてられンだけどな。

   何が言いてェかっつゥと、俺を黒と見てるヤツが狼とは限らねェって思ってンだ。
   で、初春のそれは、俺を利用して他のヤツを黒く見せてるようにも見えるって事だ。
   勿論、俺を疑うヤツの中に狼が居るかもしんねェが。
   ちっと断定的な意見だったから気になってるってのが本音だ」

佐天「ああ、全然考えが纏まらないです…。

   占いは【初春】にします。
   土御門さんと迷ったんですけど、初春で。
   灰考察で白寄りに見てるとは言ったけど、どの発言を見ても表裏一体なんだよね。
   正直判断に困ってる。一番占い結果を見ておきたいなぁって…黒狙いって理由じゃなくてあれなんですけど…。

   吊りは…【上条さん】に一票で…ごめんなさい。
   ピンポイントで姫神さんを疑ってるのは逆に凄く白いんですけど、他に目を向けられないっていうか、何か隠してるって気がして。
   灰にステルス狼が2だとして、『疑われやすい狼』『疑われ難い狼』と二種類居ると仮定したら、上条さんは後者かなと思います」



   \ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
   属 占 _ _ _ _ 霊 _ _ 占 _ 占 _ _ _ _
   色 灰 灰 灰 灰 灰 白 灰 灰 灰 灰 灰 灰 灰 灰 白
   占 上 初 土 一 初 _ 佐 初 _ 初 上 初 _ _ _
   吊 削 佐 上 初 姫 _ 削 上 _ 姫 削 上 _ _ _

土御門「【なぜその人選になったのか】は、疑いの目で見るって事前提でやってみた。

   ・白井
   >>57一番最初の議事で占霊COについて曖昧なのが気になったぜよ。流れを読もうと息を潜めてるように感じる。
   勘繰って考えると、この時狼は相談中、って事もあるかもにゃー。
   占い先になりそうだったから騙りに出たってのも考えられる。

   ・滝壺
   信用を得るとしたら騙り役は適任だと思う。
   自分から騙りに立候補してもおかしくない気がするぜい。

   ・青ピ
   皆の考察と違うんだが、狼だったら騙りには向いてないと思うんだよにゃー。
   青ピが狼だったら、何故他の奴が出てこなかったのかが気になる。ステルスは完璧に潜伏して騙りで議事を引っ掻き回す、って所か?

   【占い師の考察】
   先に言っておくと、【全員横並び】ですたい。

   ・白井 【真=狂≧狼】
   守護COが気になった。皆も気にしてる点だにゃー。
   だが逆にそんな発言したら怪しまれるのは当然だ。狼だったらもっと慎重に行動するだろう。

   ・滝壺 【狼=真≧狂】
   議事を円満に進めようとしてる印象だぜい。
   狂人じゃないと思ってる。真か狼、どっちかだな。

   ・青ピ 【狂≧真=狼】
   >>102皆はこういう言動が占い師ぽいと考えてるらしいが、ちょっと引っ掛かる。
   普通自分が真なら、『コイツを占わせてくれ!』ってのがあるんじゃないか?
   オレが騙りに向いてないと感じたのはこの些細な発言からもある。一番真占い師としてピンと来ない」

削板「うーむ、【占い師考察】か…。

   青ピの昨日の占い希望は姫神か、出したのは二票目だったな。
   その時点で御坂は既に五票集まっていた、追従は避けたい所かもしれんが…。
   逆に狼なら人間である御坂に票を重ねて仲間との繋がりを見難くするだろう、そう考えると一人で行動してるように見えるな。

   滝壺と白井は御坂に票を重ねてきたな。
   これだけじゃ何とも言えんが、白井は発言を見ると偽だとしても狼よりも狂人に思える。

   滝壺は発言自体は三人の中で一番しっかりしている。偽で狂人なら御坂が人狼の可能性を見て重ねてはこないだろう。
   狼の中でも騙りに立候補しそうな人物に思えるな。

   もし判定が割れたら簡単に入れ替わる程度の差しかないな…難しい」

白井「とりあえず考えた所からですが。

   【灰考察】
   ・土御門さん
   とても慎重な思考ですわね。灰考察は満遍なくて頼もしい印象ですの。

   ・初春
   回避COの一件など、思考の違いを強く感じますわね。
   真占い師考察は行うべき、守護者への言及は強く否、というのは村側として自然な反応と感じますわ。
   暫定白を三人挙げている大胆さが少し違和感ですけれど、その三人にもきちんと疑いの目を向けてますのね。

   ・黒夜さん
   纏め役立候補が狼というのはあまり考え難いですわね。
   怪しげな削板さんを黒印象とする辺り、まっすぐな思考を感じますの。

   ・上条さん
   芯を持って沢山発言する人を信じるスタンスだと思っています。
   判断の付け難い姫神さんへの考察がきちんとしているので、村側であれば頼もしいですわね。

   ・佐天さん
   理知的に絞り込む発想を感じますわ。

   ・姫神さん
   印象があまり残っていませんの…。
   寡黙処刑ですと有力な候補になるでしょうし、狼ではない…と思うのですが。

   ・垣根さん
   寡黙吊り、一方通行さん占い希望、などの発言は堅実的ですの。
   後半を考えた時に必要になる事から目を逸らさない印象ですわ。個人的にはいくらか省略したい気持ちなのですけれど…。

   ・浜面さん
   非常に独特な狼探し? をされてますのね…? 説明の言葉がほしいですわ。

   ・一方通行さん
   霊能者確定を除いても、言葉の明瞭さが白い、という印象ですの。
   ただ、時折の提案には少し違う印象を感じますの。考え抜いた言葉と、どうするべきか迷いのある言葉の違いですかしら…。

   ・削板さん
   意図的な寡黙戦術、ですかしら。イコール狼は短絡的ですが…」

一方『思ったンだが…占い師襲撃からローラーに移行した時、先に吊られンのが満月だと拙ィな。
   霊視で狼だと解っちまったらローラーが停止しちまう。
   そうなると…残りの占い師を喰うか霊能を喰う必要が出てくンな。

   …真偽が解ンねェ状態での襲撃は、賭けだな。

   俺が思ったのは、青ピの占い方法が狂人アピールじゃねェかっつゥ事だ。
   占い方法が、占いじゃねェからなァ…。
   狂人は真と対等に信頼を得て護衛の可能性を分散されるために頑張ってンじゃねェか。
   発言内容じゃなく、別の方法で俺らにアピールしてる気がすンだが』

垣根『青ピは灰考察を見ると真っぽいんだが、昨日の占い吊り希望が曖昧にも感じる。
   やっぱ滝壺が真なのかもしんねぇな』

一方『【灰印象纏め】
   ・浜面:村人(一致)
   ・初春:村人(満月) 結社>村人=守護(十六夜)
   ・土御門:守護(満月) 村人>>結社(十六夜) 守護(新月)
   ・黒夜:村人(十六夜、満月)
   ・佐天:村人(満月) 村人>>結社>守護(十六夜)
   ・姫神:村人(満月) 村人>>>>守護(十六夜)
   ・御坂:確定白・結社(満月) 結社>村人(十六夜) 村人or守護(新月)
   ・上条:守護(満月) 守護=村人>結社(十六夜)
   ・削板:結社(満月) 村人=結社=守護(十六夜)

   ※御坂襲撃の後に絹旗襲撃(新月)
   ※上条は注意(新月)』

一方『【踏まえた上での俺の灰考察】
   ・浜面:村人。処置はまだ不明。狼に仕立てンのは困難。
   ・初春:村人候補。結社じゃねェ限り生贄候補。
   ・土御門:新月・満月の予想は守護者最有力候補。俺は村人と予想。意外と黒い生贄候補。
   ・黒夜:恐らく村人。意外と黒いが、纏め役立候補からかなり白い位置に居る。
   ・佐天:村人候補だが、大穴で守護者も考えてる。生贄候補。
   ・姫神:村人候補。発言が少なく生贄候補。早ェ段階に吊りてェな。
   ・御坂:確定白。結社か守護者の可能性。早めに襲撃してェ。
   ・上条:守護者候補。ちっと寡黙気味だが内容はしっかりしてる。大穴で結社の可能性も考えてる。
   ・削板:ギリギリで潜伏する結社だと思ったが、微妙。生贄候補。

   【村人候補】
   浜面、初春、黒夜、姫神

   【能力者候補】
   御坂、上条、土御門、削板、大穴で佐天

   御坂が喰われたくねェ素振りを見せてるから、恐らく結社か、護衛を仄めかして襲撃を敬遠する守護者に思えンな。

   また、俺か新月が吊られて判定が出るまでは霊能者を生かしてェ。
   絹旗襲撃は最終日前位でいいだろ。状況にもよるが。

   早期に襲撃してェのは【真占い師】【御坂】【占い対象で能力者候補の者】っつゥ所かなァ』

絹旗「超遅くなりました、っていうか私が纏め役とか超責任重大なんですが!

   とりあえず超今出てる所まで確認です。



   \ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
   属 占 _ _ _ _ 霊 _ _ 占 _ 占 _ _ _ _
   色 灰 灰 灰 灰 灰 白 灰 灰 灰 灰 灰 灰 灰 灰 白
   占 上 初 土 一 初 _ 佐 初 _ 初 上 初 _ _ _
   吊 削 佐 上 初 姫 _ 削 上 _ 姫 削 上 _ _ _



   【仮決定】出しますよ。

   【占い先:佐天さん】、【吊り先:姫神さん】

   超議事確認するんで、仮決定についての意見も出してください」

佐天「今姫神さん居ませんよね? この仮決定の意見を聞きたいんですが…」

垣根「仮決定の理由も聞きてぇんだが、後で発表するのか?」

青ピ「姫神ちゃんは白く見えとるけど…発言からは仕方ない…のやろか…」

滝壺「ひめがみは今日は遅いのかな。出来れば、何か思ってる事を言ってほしいよ」

一方「とりあえず姫神が来るか、本決定が出るまで休憩させてもらうぞ。
   滝壺、悪ィがコーヒー淹れてくれねェか?」

滝壺「うん、ちょっと待っててね」トテトテ

佐天(仮決定が出ましたね、あたしが占われるみたいです。
   こんな序盤に占われるなんて…頭のユルい子がアクティブに動くとこうなるって見本みたいですね!
   村側のみなさん、馬鹿が村側にいてごめんなさい!!)

一方『さァて…占い師は早目に襲撃しちまいてェと俺は思う。
   占い師さえ欠けちまえば、灰が狭まる速度は格段に落ちる。確定白も出ねェ。
   そうなりゃ後は根気勝負だ』

垣根『俺は青ピでもいいと思うぞ。真と見てる人間も多いしな。
   満月は狂人と見られてる方が多い。さらに滝壺は真か狼。

   ローラーになっても滝壺が先に吊られる可能性もあると考える。

   逆に占い師以外の襲撃は考えてねぇ。
   一番の懸念は狂人襲撃、ローラー一手目での満月吊りだ』

一方『…なァ新月。御坂の発言をどう思う? >>178

   村人だったらこンな事を言うかねェ?
   結社員の場合は…守護者の場合は…って考えると、俺は【御坂が守護者】っつゥ気がしてきたンだが。
   そう思わせるための罠かもしンねェがな』

垣根『難しい所だな。御坂の性格的には言ってもおかしくないとは思う。

   今の所よく解んねぇって感じだ』

一方『村人なら確定白だろうと護衛を頼むような事は言わねェだろ。
   それに、御坂が結社員なら、俺はCOしちまってる気がする。能力者が占い対象だった場合、を議題に上げてるしな。

   守護者なら…護衛希望を仄めかせば、『護衛されてるかもしンねェ』って意識的に植え付けられンじゃねェか?
   そうすりゃ襲撃され難い、ってな。俺の考えすぎかねェ?』

垣根『そう考えると、御坂は『黒出されたら面白い』って言ってたよな。
   俺は結社員っぽいと思ったが、そう思わせるための偽装にも見える。

   少し考えてみるか』

一方『あァ、成程…。
   だが、占われて確定白になった後にそンな事を言う結社員が居ンのか?
   それを言っちまったら、結社員だと公言したも同然じゃねェかと思うンだが…。偽装の可能性も高ェが』

垣根『そうなんだよな、だから間接的なCOにも見える。
   【私は村人です。でも結社員かもしれません】ってな。

   ただそれこそが偽装だったら…残る可能性は【御坂が守護者】か…。

   やっぱ考えすぎなんだろうか…?』

―――――



土御門「あー、スマン、ちょっと…具合が悪い…ぜ、よ…」

土御門はそのまま倒れた

黒夜「ああもう、無理をするからぶっ倒れるんだ!
   お前って奴は…! 本当に私が見てないといつもこうなんだから…!
   だからお前は私がいないとダメなんだ!!

   ったく、邪魔くさい! ほら、暖かくして横になれ! 横になっても会話はできるだろ!!」

黒夜は土御門を壁際に引き摺り毛布を掛けながらぶつぶつと文句を言う

土御門「…なんかお前、しおらしくなってないか?」

黒夜「しおらしい!? お前が心配かけるからだ、馬鹿者!
   昨日は昨日で紛らわしい事言うわ、今日は今日で具合悪いくせに無理して皆に迷惑かけるわ、普段から自分の事は適当に済ませて他人の心配するわ!!
   ああもう本当にこの馬鹿は! 馬鹿! 馬鹿! 馬鹿!! ったく大人しく横になって議事に参加しろっ!!」

黒夜は耳と尻尾をこれでもかという位逆立てている

土御門「済まないにゃー…」

佐天「(黒夜さんはツンデレですね)」

土御門「ホントにお前は…。子供なんだか大人なんだかわからんぜよ。ってオレもか」クスクス

黒夜「……ツンデレって、なんだ?」キョトン



―――――

土御門(佐天、ツンデレで大正解だにゃー。

   はっ! ここはツンデレと鈍感で行くべきかっ!?)クワッ

絹旗(黒夜は…超萌え要素詰めすぎです!

   【獣耳】【不運】【ツンデレ】【ファザコン(ブラコン)】…ひぃ)ガクガク

白井「>>一方通行さん
   冷たい物言いをしますが…、灰から死者が出てしまったなら、白や能力者が命を落とすより、ずっと村に有利な事だとは思いませんの?」

一方「…灰だから襲撃されても問題ねェ、か…。

   確かに灰の幅は狭まるかもしンねェが…いくら灰だっつっても、ある程度は信頼できるヤツを軸に考えてェと思うンだがなァ。
   その信頼してるヤツが白とは限んねェが。
   オレは白く思える灰が襲撃されンのは、手放しで喜べるとは思えねェよ…。

   白井への返答としちゃあ、一概に有利とは言えねェ、って所だな。
   基本的に俺は、議事を頼りに人狼を探してくしかできねェからな。

   …人狼を見抜ける占い師は……その能力故に狙われ易い…。

   ……すまねェ…」

一方通行は掠れた声で、誰へともなく謝った

滝壺「………」

滝壺はその言葉に少しだけ俯いた

一方「…ちっと夜風に当たってくる」

一方通行は席を立ち集会所の扉に向かう

滝壺「……謝る事じゃないよ…。事実だもの。
   私も、あおぴも、しらいも、解ってるよ」

青ピは二人の言葉を静かに聞いている

滝壺「あくせられーた…」

去る姿を追いかけようとしたが、既にその背中は闇に消えていた

青ピ(まぁ、頑張って発言で狼を探す狂人占い師なんやけどね。

   …解らんなぁ。佐天ちゃんには黒出ししようかなぁ)

一方(俺はどうすりゃいいンだ。

   なァ、なンで俺は人狼なンだ?

   なンで俺は滝壺を殺さなきゃなンねェンだ?

   なンでこンなにも愛してンのに、アイツを騙すンだ?



   なァ…誰か、俺に答えを………)

一方『………襲撃について。

   占い師のどちらかを狙う。護衛された場合は明日御坂を狙う。

   新月、満月…他にいい案があれば頼む』

垣根『オーケー、俺もそのつもりだ。
   襲撃確率は多くて二分の一、少なくて三分の一。分の悪い賭けじゃねぇ』

一方通行は大粒の雨に打たれながら、呆然と空を見上げる

一方(これもぜンぶオマエが仕組ンだ運命なンか…。

   俺が人狼なのも。
   滝壺が占い師なのも。
   出逢った、事も…。

   俺はオマエに踊らされてるだけなンか…。
   俺はオマエを憎むぞ。

   月よ…)

以上、お粗末様でした

いい感じに区切れる所がなくて目茶目茶長いですごめんなさいorz
2日目はRP的にあと2回ですかね…一方さんホント切ない


あんな言葉の端から御坂守護者を推測するとかマジパネェ
切り合いも、どっちも筋を通してて隙がないし……


一方と垣根の連携凄いな。こんな演技されたら二人の繋がりは普通分からないわ。

うへー

青ピの替え歌デビルマンか!

これ読んで人狼興味持ったけど、姫神状態になるのが目に見える
>>1は最近やってるの?

こんにちわ、そろそろRPの最初の山場ですね


>>289
ホントこの二人の洞察力パネェです
垣根の考察が【初春狼仮定以外真実】ってのも大きいですねー、嘘じゃないから無理がないというか

>>290
垣根の中の人が唯一負けた相手が一方さんの中の人ですしね
最初はリベンジマッチ予定だったらしいですよ?w

>>292
YES! 歌ってみてくださいwww

>>293
間違ってても喋るのが大事ですよー、>>222の上条さんみたいに!www
最近は時間取れなくて長期はやってないですね…オフを少しやる程度です

佐天「えーっと、あたしへの疑問ぽい物に回答しますね。

   >>黒夜さん
   焦点はそこじゃなくて、狼は占い師だけしか騙る気がなかった、って事を言いたいんです。
   御坂さんの議題で『1とは違ったやり方で』ってあったんでああいう事を言ったんですけど、占い師の考察としては意味不明だったかもしれません。
   自分でも議題の答えになってないんじゃないかって違和感はあったんですけど、言っておきたい意見だったからそのまま言っちゃったんですよね」

黒夜「ああ、【なぜその人選になったのか】を出してなかったな。
   ああいった発言に対しては疑問もあるだろうし、黒く見られるのも承知の上だ。

   ・白井が狼の場合
   最初の段階で攻め攻めな目立つ発言が多かったからな。このままだと占い対象に挙がると見て、急遽騙りに出たという所か。
   そこまでに積み重ねた印象を『能力者ならではのアグレッシブさ』に置き換えられたら御の字といった感じか?
   そうすると滝壺の方が狂人ぽく見えるな。青ピの雰囲気はどうも狂人のそれには見えない。

   ・滝壺が狼の場合
   最初から多弁で信頼を得る騙り占い師という計画があったんだろうな。ここまでの発言はあまりにもソツがない。
   自分の判断力、狼としての情報力、仲間との相談…これらの賜物だろう。
   あまりのソツのなさが逆に狼に見えてしまうのかもしれないな。
   この場合、白井が目立つ事で吊り対象に挙がるのを狙った狂人、青ピが真か。

   ・青ピが狼の場合
   これは、どちらかというとこの朴訥な印象を白方向に見せようという感じだろう。
   真能力者はああいう発言傾向にあるだろうしな。仲間はステルスに力を入れやすいだろう。
   その場合は滝壺が真で白井が狂人かな」

白井「わたくしを人狼、とする考察に悪目立ちしている点を挙げている人が…多いですわね。
   占い師として反省しないといけませんの。

   一応わたくしの占いと吊り希望ですわ。

   占い希望【土御門さん】ですの。
   白か黒か、わたくしでは判断しきれない所を狙いますわ。
   もし土御門さんが潜伏狼だとしたら、きっと見抜けないと思うので。

   吊り希望は…【姫神さん】で…お願いします。
   発言の少なさですわね。終盤に姫神さんが居る局面を想像すると怖くなるんですの…」



   \ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
   属 占 _ _ _ _ 霊 _ _ 占 _ 占 _ _ _ _
   色 灰 灰 灰 灰 灰 白 灰 灰 灰 灰 灰 灰 灰 灰 白
   占 上 初 土 一 初 _ 佐 初 土 初 上 初 _ _ _
   吊 削 佐 上 初 姫 _ 削 上 姫 姫 削 上 _ _ _

―――――



青ピ「姫神ちゃん遅いねぇ。…姫神祭りでも開催してみよか?」

滝壺「ひめがみまつり…?」

削板「…好きなもんでも罠に仕込んで誘き出すのか?」

青ピ「『姫神祭り』
   姫神ちゃんを奉り、出現と活躍と今年の方策を祈るお祭りやで(※嘘です)」

青ピはエレガントに太古を叩いて詠った。無駄に美声だった。

滝壺「そんなお祭りがあるの? 豊作まで関係してるんだね…」

佐天「全員『おねえちゃん』付けで呼ぶというのはどうですか?」ワクワク

初春は姫神祭りに気が付いて驚愕した

垣根「この村にはそんな祭りまであるのか…。それにしても特定の個人を奉る祭りとはなぁ。
   俺が今までしてきた冒険もまだまだちっせぇもんだと痛感したぜ」

土御門「姫神が変な属性に目覚めそうだにゃー…」

滝壺「おねえちゃんって…それって、効果あるの?」

白井「それでいらっしゃるのなら呼びたいですわ。
   わたくしには姉妹がおりませんから。そういうのには憧れますのよ」

黒夜「…『おねえちゃん』と呼べば姫神が来るのか?
   年齢的に無理があるが、議事の円滑な進行のためには仕方ない…。



   おねえちゃん、来てくれないと泣いちゃうよ…? おねえちゃんの…ばか……」ナミダメ

土御門「………、うわぁ」

垣根「………。…ま、いっか」



―――――

土御門「明日以降の議題をちょっと考えてみたんだが。

   【この人だけは吊りたくない】ってのはどうだ?

   誰を一番白く見てるかって事だにゃー。逆に襲撃されやすくなる、か?」

垣根「個人の名前を挙げちまったら狼に利用されねぇか?

   その議題に狼の名前を挙げた人間は残される事になるかもしれない。
   でも、そうするとそれを逆手に取った考察もできるって訳か。
   だが現時点で暫定白として多く名前が挙がってる黒夜や一方通行に意見が偏って参考にならねぇかもな」

土御門「確かに一長一短だにゃー。
   だが一反の部分も参考にならないとは限らないぜよ。
   追従した奴が狼、と短絡的に考えればそうなるよな?」

垣根「そうだなぁ、打てる手は打つってのも悪くねぇかもな。どんな些細な情報でもほしいからな。
   強く賛成はしないが断固反対でもない。どう転ぶかわかんねぇからな」

土御門「オレは灰の情報もほしいが、占い師の情報もほしいんだぜい。
   どうやって引き出そうか考えてるんだが、いかんせん具合が悪くて思い浮かばないにゃー」

一方『…俺が守護者なら、御坂を護衛する。
   だが、もしその御坂自身が守護者なら…確定霊能者じゃなく占い師を護衛してくると思う。
   遊撃的な守護者なら占い師、手堅い主義者なら霊能者か確定白を守ンじゃねェか』

垣根『一度御坂を襲撃すんのもいいかもしんねぇな。
   今日の占い先は人間だ、無理に襲撃を焦る必要もねぇ。
   御坂襲撃で護衛されても、守護者には何の情報も残んねぇ。

   今日占い師以外を襲撃したとして、明日判定が割れれば霊能者守護の可能性が上がる。
   そして俺達には誰が狂人かが解る。悪手じゃねぇと思う』

佐天「>>一方通行さん >>252
   一方通行さんは結社1COと占・霊両初日COについて怪しんでるって事ですよね。
   結社1CO纏めは、議論がスムーズに進むと思ったからです。
   それと、占・霊初日COは守護対象がブレるよりも3日目の朝に灰の人間が襲われて実は能力者でした、なんて展開が一番困ると思ったからですね。
   2日目じゃなくて初日だったのは、灰襲撃が起こる前ならどちらでもよかったんですけど、どうせCOするなら早い方がいいと考えたので。
   狼に相談させる隙も与えないし、議論も停滞しませんからね。

   御坂さん占いの理由は…そうですね、確かにちょっと酷かったと思います。
   自分で見ても疑うために理由を付けたって感じですね。御坂さんごめんなさい。

   一方通行さんを白寄りに見てるのは今もそうです。
   急遽波に乗ろうとしたように見えるって意見は、白と思われたと思ってたら黒と疑うと言われて焦ったようにも見えますね。
   この件は議論の余地がありそうです」

御坂「遅くなってごめん! もうあまり時間もないけどできるだけ答えるわ。

   【なぜその人選になったのか】
   ・黒子
   怪しまれてたから占い吊りを回避するために騙りに出したのかしら。だったら仲間切りしてそうね。

   ・青ピさん
   黒事は逆であまり怪しまれてなかったから出したのかも? 狼三人の中で一番占い師っぽかったんじゃないかしら。

   ・滝壺さん
   占い師を騙る自信があったんだと思うわ。滝壺さんと同じ位ステルスが上手な人が仲間にいるのかもしれないわね。

   【占い師の考察】
   ・黒子 【真≧狼>狂】
   黒子は真・狂・狼のどの可能性もありそうなのよね。
   >>70守護者回避COとか、>>84奇策の提案とかちょっと変わった意見が判断に困る原因よね。

   なんとなく奥に引っ込んでるような雰囲気が真か狼っぽいかも。
   ただ、>>74自分のCO時期の希望にしては少し客観的すぎる感じがするわね。
   予め何でも騙れるようにしてたのかしら、って思っちゃう。狂人っぽくはない気がするって所かしら。

   ・青ピさん 【狂≧真>狼】
   占い希望の理由にいつもスケープゴートって言葉を使うのがちょっと気になるわ。
   あと気になったのは、>>102占い師の中に結社員がいるかどうかを確認してる所ね。
   私にはこれが、狂人が狼に『自分は結社員じゃない』って伝えてるように見えたのよ。

   青ピさんが狂人なら、今日私に黒を出してもよかったんじゃないかしら。私って明らかに結社っぽくはないもの。

   狂≧真なのは、議題の回答が白くて好印象だからよ。狼っぽくはないと思うわ。

   ・滝壺さん 【真≧狼>狂】
   意外と前衛型よね。
   初日から発言も多くて正確、占い師としての無駄な発言の少なさが狂人っぽくない印象ね。でも難しいわ。
   うーん、滝壺さんが狼の可能性を強めに考えてみたけど、やっぱり真っぽいかなぁ。

   黒子が真なら狼、青ピさんが真なら狂かな、みたいな。そんな感じよ」

―――――



黒夜「何というか…私みたいなのが媚を売るのは流石にアレだな…」

黒夜はぐったりしている

白井「あら、負けませんわよ?

   『姫神お姉様ー! わたくし待っておりますのよー!
   一緒にお夕食を取って、お昼にあった楽しい事、朝見かけた小鳥の事とかお話したいですわー!』」

白井は満月に向かって大声で呼びかけた

青ピ「姫神ちゃんが妹属性やない場合のフォローも必要やろか?
   姉属性や母属性、委員長属性……」ブツブツ

白井「青ピさんもお兄様として呼びかけてみては如何ですの?」

青ピ「!



   姫神ちゃん。
   今日は何かあったんか? 宿題は終わったんやろか? お兄さんが見たげるよ。
   まずは一緒にご飯を食べようやないか」キリッ

佐・御「 」ウワァ



―――――

垣根『お、人狼COか』ケラケラ

白井『新月の真似をしてみたくなりましたの』クスクス

赤い囁きを聞きながら、手にした銃で見えない月に狙いを定める

一方(嘘じゃねェ…。
   共に生きてェンだ。
   この腕に抱き締めて…誰よりも幸せにしてェンだ)

ハンマーを起こす指先が震えた

一方(叶わねェ約束と知りながら、俺は約束をした。

   叶わねェ願いと知らねェで、オマエは約束をした…)

手から拳銃が滑り落ち、地面にぶつかって鈍い音を立てる…

一方(…撃てねェ銃なンざ、唯の飾りだ。
   それは今の俺自身だなァ…。

   人の心を棄てらンねェ…。
   滝壺…オマエを失いたくねェ…。

   死ぬ事も、真実を語る事も許されねェ…。
   俺は、テメェが生きるために…オマエを贄にしなきゃなンねェ。

   オマエを犠牲にしてまで生き延びる事に、意味はあンのか………?)

―――――



初春「あの、滝壺さん、もしよかったら一緒に踊りませんか?
   この村のお祭りの時に歌う歌があるんです。少し儚げだけど、優しくて甘い曲なんですよ」

滝壺「そうなんだ。初春が誘ってくれたら断れないね。
   ついでにひめがみまつりの一環、かな?」

滝壺は笑ってすっと手を伸ばした
ひらりと手を翻し、初春の歌に合わせてゆらゆらと舞う
一方通行から借りたままの赤いストールがふわりと揺れている
それはまるで、紅い蝶のようだった

一方「………、」

滝壺の目はここではないどこかを見ているかのような不思議な色を湛えていた
一方通行は集会所の扉を開け、舞い踊る滝壺の姿にそのまま魅入ってしまう
青ピは滝壺の姿に再び天女を見た

白井「…素敵ですの」

垣根「チッ、滝壺の舞いと初春の歌を聴いてると、冒険家である事がつまらない事に思えてくるな…」

一方(………なァ、滝壺。
   俺は人狼なンだ…。

   どォか、俺を殺してくれ…。
   俺が人狼だと、見抜いてくれ…)

滝壺(今、この時くらいは…全部忘れて。
   占い師だって事も、疑われてる事も、全部…)

黒夜「…人の語る言葉が、すべて歌のように響けばどれだけいいんだろうな…」

土御門「そうだにゃー。オレは狼にもそう思ってる奴がいる事を願ってるぜい」

黒夜「その甘さがお前のいい所だよ…。私もさほど遠くない場所にいるだけにな」

黒夜は寝転がっている土御門の背中に寄りかかった

土御門「………。
   オレはお前が一番人間の心を持ってると思ってる。
   両方の汚い部分を見てきたお前だ、その分何をどうしたら傷付くかってのを解ってるだろう。
   お前ほど痛さを知ってる人間はいないんじゃないか…」

一方『そろそろ…どうするか決めねェとな…』

垣根『そうだな…俺的には滝壺だな。護衛を恐れる必要はねぇ』

白井『滝壺さんは護衛されてそうですの。でも、青ピさんは狂人と予想するので…襲うのは勿体ないですわね。

   …でも。守護者探しに確信もない以上、ここは護衛覚悟で滝壺さんを希望しますの』

一方『………、解った…。



   今夜、【滝壺を襲撃する】』

垣根『襲撃成功を祈ってる。月下の人狼に祝福を…』

白井『十六夜…その、ごめんなさい…。

   せめて、あなたの糧にしてくださいな…』


滝壺は踊りを終えると一方通行に駆け寄った

滝壺「えっと、おかえりなさい」

一方「…ただいま」

一方通行は差し出された手をそっと掴む
滝壺は驚いて少し頬を染めたが、包まれた手の温かさに何も言わなかった



青ピ「二組の恋人達の間に挟まれるんは正直キッツイなぁ…」ガクリ

黒夜「…二組?」キョトン

土御門「二組って誰と誰だ。一方通行のとこの三角関係か?」



―――――

御坂「【灰考察】
   ・垣根さん、初春さん
   うーん、私には二人とも村人にしか見えないわ。
   客観的な見方で見ると、初春さんはかなり白い。私程じゃないけど意外に強気よね。
   疑ってる相手を本当に『狼だと思う!』って言いたい気持ちが伝わってくるわ。
   昨日なんて、私への疑い方を見て『あー、白いなー』って思っちゃったもの。
   たまにちょっと『あれ?』って思う時もあるんだけど、その辺は考え方の違いだと思うわ。

   垣根さんは発言を追うととても白く感じる。
   レスポンスが早くて疑問にはすぐ答える。積極的だけど追従しようとしたり誘導しようとしてる様子もないわ。
   堂々とした構え方が村人らしくて私の中ではかなり印象がいい人だわ。

   二人が疑い合ってるのを見て不思議に思った位よ。

   ・土御門さん
   相変わらずステルス村人っぽい。
   ちょっと言葉が少ないから判断つかないって思われてるのかしら。
   土御門さんからは思った事をそのまま口に出してるような印象を受けるのよね。
   『こういう狼もいるかしら?』って思う気持ちもあるけど、今の所は信じてるわ。

   ・佐天さん
   白めね。
   疑われる事を恐れてない雰囲気があって、そこが村人っぽい。物事を広い視野で見てる感じよ。
   昨日の発言>>119は私は『えぇ!?』って思ったけど、佐天さんが狼だったらこの台詞って言い難いんじゃないかしら。

   ・削板さん
   白か黒かよくわからない。
   時々白印象っぽいものを感じる気がするんだけど…うーん、難しいわね。
   白印象が見つからなかったら吊り候補に挙げるけど、今日の票の集まり方をどう見るかよね。
   多数の人から怪しまれてるって事は、それだけの黒要素があるって考えていいのかしら。

   ・一方通行
   何で霊能者騙りをしたのかしら。
   理由は何度も説明してもらってるから解るんだけど。
   私は霊能者が確定しても、占い師を襲い易くなるし、仲間切りを利用し易くなるしで、そんなに狼側が不利になると思わないのよね。
   村側から霊能者騙りを出して、結果その人が怪しまれる羽目になってまで確定させたいものでもないっていうか。
   確定して嬉しいだろう一方通行や絹旗さんには申し訳ないんだけど。

   かといって一方通行を黒く見てるかと言えば、微妙。
   霊能者COした時は真だと思った位だし。誰かが言ってたけど、一方通行が狼ならそんな事しないでステルスしてればよかったのよ。
   だから結局白予想かな。

   ・黒夜さん
   黒夜さんもやっぱり白だと思うわ。
   発言だけ見ると時々気になる事もあるんだけど、やっぱり昨日の立候補は狼だとしたらギャンブルよね。
   一方通行よりは若干白度は低いけど、それでもしろだとは予想してるわ。

   ・浜面さん
   昨日と今日の振る舞いを見てると仲間がいると思えない。狼っぽくない、って点で村人だと予想してるわ。

   ・姫神さん
   ごめん、よくわからない。浜面さんよりは黒度が上かしら。
   寡黙が理由で占い吊り希望に挙がったり、庇われたりしてるから黒だったらラインが見え難そう」

上条「た、ただい、ま」バタリ

姫神「こんばんわ。遅くなってしまった」

土御門「おー、姫神が来たにゃー。祭りの成果だぜい」

佐天「お帰りなさい姫神おねえちゃ~ん♪

   …ってのは冗談として。姫神さん、仮決定ですけど吊り対象になってますよ。
   急に言われても混乱すると思いますけど…意見を聞かせてください」

絹旗「あ、超おかえりなさい。
   早速ですが、【吊り対象:姫神さん】になってます。超どうします?」

姫神「私が。処刑って。なんでそんな事になったのか。教えてほしい」

白井「大雑把な所では、姫神さんの意見があまり見えない事が理由ですの。
   ですから、今からの頑張りで覆す余地はある筈ですわ」

滝壺「みんなで、今日の占いと吊りの希望を出したんだよ。
   それを見てきぬはたが仮決定を出したの。理由は多分、静かで意見が見え難い事かな」

絹旗「えっと、そうですね、超仮決定の理由を説明します。

   【占い:佐天さん】
   皆の超考察から検討。いくつか超気になる事もあるので。

   【吊り:姫神さん】
   超発言の少なさと、発言の内容に超魂が感じられないので。
   ぶっちゃけ超村人だと思ってます。でも発言してくれないと超足引っ張るから吊っちゃえ、って考えです。
   超発言しない村人と、超発言する狼なら意見が出る分狼のが超マシだと思うんで。村不利でも超吊ろうかと」

姫神「意見が見え難いだけで。吊りは極端過ぎると思う。意見を出している=怪しくない。というのも…」

絹旗「ちょっと超ニュアンス違いますね。

   【意見を出してる=超怪しくない】じゃなくて【意見を出してる=超発言から何か読み取れる】です。

   意見出してないから超怪しいんじゃないですよ。
   意見出してないからどうにでも取れるって事です。そして判断材料不足は超深刻な問題なんです」

上条「…目に付いた事から回答してく。かなり荒っぽくなると思う、けど。

   >>初春さん >>247
   曲解か…うーん。考え方っつーか、捉え方の違いなのか。
   俺の考えとしては、立候補者を占うのが勿体ないって主張は占いをかなり重視して、一つの無駄もしたくないって考えに思えるんだけど。
   その考えを持ちながら、地雷を一つ失わせようとするのは何故なんだ? と受け取ったんだよな。
   これに関しては他の人も似たような意見だったのかな。悪い、ちょっとよく確認できてない…けど、オレは姫神を疑ってる。
   だから、姫神の発言を洗い直して不審に思った点は突く。
   それは初春さんが俺を疑って、俺の言う事が全部狼の意見に見えるのと同じ事…だと思う。

   あと、寡黙なのはあんま関係ないとは言ったが、勿論全然気にしてない訳じゃないぞ。ちょっとずるい言い方になるけど。

   初春さんを信じちまいそうってのは、えっと、簡単に言うと、自分が迷った時に基本的に考え方が似てる(と感じる)初春さんの主張に流される気がする…って事だ。
   決め付けるような口調はちょっと困るんだが、『~しようとしている』ように見えるけど、初春さんが狼だと確信してる訳じゃない。
   俺の思い過ごしかもしれないし、だから占って白黒付けてほしいと思ったんだけどな」

一方「そォか…霊能者確定はそこまで重要じゃねェ、か…。
   俺は結社員が両方潜伏すンなら、確定霊能者の存在はデケェと思ってたンだが…。
   そう言われっと、俺がやった事は全部無駄だったンかよ……。

   悪ィ、流石に…疲れた。
   愚痴っぽくなっちまったが、俺は今まで話した通り疑われンのを覚悟で騙った。
   騙った事で怪しまれンのは覚悟してたが…確定させる事が無駄ってのは堪えるなァ…」

土御門「一応フォローしとくが、無駄とは言ってないんだぜい」

一方「ァー…すまねェ。
   これでも結構覚悟しての事だったからな、卑屈になっちまった…。
   俺がこンなンじゃ駄目だな。いい加減疑われて当然だっつゥのを自覚しねェと」

御坂「無駄だとは思ってないのよ。えっと、その、元気出して…」アセアセ

滝壺(ひめがみ頑張って…。言葉は力なんだよ。

   ………私は。

   …明日、ここに立っていられるのかな?)

一方『駄目だな…何も考えらンねェ…』

白井『明日の判定はどうしましょうか。滝壺さんが襲えたら黒出ししますの?』

一方『悪ィ…ちっと、考えさせてくれ…』

青ピ「姫神ちゃん、毎日誰か一人を占って、誰か一人を処刑せなアカンのや。

   誰かを疑う根拠、信じる根拠は発言のみや。
   何か喋ればその分疑われるし、信用もされるんよ。

   発言がなければ疑われん、けど信用もされんのや。疑われた時に晴らす事も出来へん」

黒夜「あと一人吊り損なったら全滅、って時に発言が少ない者が存在するだけでピンチになる事は理解してもらえるか?
   私自身は姫神は無実だと思ってる。…が、吊りたいと考える傾向も理解できるんだ」

土御門「姫神自身の発言が少ないから、狼か村人か解らないんだ。
   それは他の奴からすれば、敵か味方か解らないって事ですたい。

   それなら処刑して中身を探ろうって事だ。…合ってるよな?」

姫神「ここから。覆せるとは思えないから。仕方ない。と諦める事にする」

青ピ「って、諦めるんかーーーーーい!」ビシィ

白井「そうですか…。諦めてしまいますのね、残念ですわ」

佐天「姫神さん、本当にそれでいいんですか? そんな簡単に諦めちゃっていいんですか?
   せめて何か爪痕を残したいと思わないんですか?」

絹旗「えーっと。とりあえず【超能力者宣言はない】って事でいいんですか?

   自分が死んだら超村が不利になるって何でわかんないんですかね!
   姫神さんに超発言してもらうために仮決定にしたのに!!」プンスコ

黒夜「…姫神、自分の命を馬鹿にするな…!
   一人の村人姫神が何を考え、何を思っているか聞きたいんだ。
   処刑される人間は毎日出てしまう。無実の者も多く含まれるだろう。
   村のためを思うなら、まず姫神が何を思っているかせめて遺して逝ってくれ…」

青ピ「そこで諦められてまうと…。
   姫神ちゃんが村人でも狼でも、姫神ちゃんの陣営の人数が減って不利になるんよ?
   決定が変わらんかっても、何かしら訴えてくれると嬉しいんやけど。推理じゃなくてもええんよ。お願いや」

姫神「一つ。怪しいというか。気になった事といえば。
   私が諦めたと言った時。僅かでも情報を遺してほしいと言った人が。多数だったけど。
   白井さんだけ。あっさり認めてしまったのが。少し違和感」

―――――



上条は空気が読めないついでにフルフルと震えだした

上条「…あああああああ!
   あのなお前ら、俺の印象が薄い薄い散々言ってっけど、それはあれだろ、単に【性格の問題】だろうが!

   言っとくけど俺は発言の大半を議論に消費してて他の面子と全然絡んでねぇんだよ!
   目ん玉見開いてもっぺん見直しやがれ! だからだろ! 印象に残んねぇのは!
   そんなんで残るならいくらでも絡んでやるっつーの!!」

白井は上条の剣幕に吃驚して背筋をぴんと伸ばした

一方「…ッ、なンだ!?」

一方通行は上条の豹変振りに、思わず滝壺を背中に庇う

黒夜「わかった、わかったから落ち着け…」ポンポン

佐天は何故か無条件で上条に頭を下げた

滝壺「っぇ、な、何…? どうしたのかみじょう…?」ビクッ

青ピはとりあえず上条を慰めた



―――――

白井「>>姫神さん
   その違和感からはどう推理できます?
   例えば、わたくしが怪しいなら滝壺さんが真かも~とか、青ピさんが真かも~とか、そういうのはありませんの?」

姫神「…私の意見は。以上。みんな。人狼なんかに。負けないで」



絹旗「もう超限界です。
   私含め超希望出してない人もいますけど今日はこれ以上無理です。



   \ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
   属 占 _ _ _ _ 霊 _ _ 占 _ 占 _ _ _ _
   色 灰 灰 灰 灰 灰 白 灰 灰 灰 灰 灰 灰 灰 灰 白
   占 上 初 土 一 初 _ 佐 初 土 初 上 初 _ _ _
   吊 削 佐 上 初 姫 _ 削 上 姫 姫 削 上 _ _ _



   【超本決定】

   【占い先:佐天さん】で【吊り先:姫神さん】です。

   姫神さんは超村人でしょうけど仕方ないです。本人に生きる気力が超感じられません。

   【占い結果の発表順は滝壺さん→青ピさん→白井さん】でお願いします」

佐天(占い本決定出ました! あたしが占われます!!
   涙子、いきまーーーーーーーーーす!!

   判定割れませんように! あとついでに、襲撃されませんようにーーーーー!!)

一方『…襲撃成功した場合…黒を出した方が狂人に見えンだろうなァ。
   ただ、明日黒出しすると、佐天じゃなく満月が吊られちまう可能性がある。
   そうなると霊視で満月が狼だと解り、佐天は白になる。
   判定は白で構わねェと思う』

白井『了解しましたわ。佐天さんには白を出しますの』

―――――



村人達の手によって、姫神秋沙は処刑された



―――――


一方(俺を恨ンでくれ。
   優しくなンかしなくていい…。



   俺は、オマエを殺すと…決めたンだから…)

目頭が熱くなり、滝壺に見えないよう唇を噛み締める

一方(綺麗な瞳だな…。
   その瞳に…俺の醜悪な姿を焼き付けるのか。

   もう、その瞳は俺を見ねェのか…。

   生きている…。温かい、命…。

   ずっと離さねェで…生きていけた…ら………)

滝壺(…この手の温かさが、いつまでも、一緒にあれば…。

   ………もしかしたら、私は明日。

   死ぬかも、しれ、ない。けど)

以上、お粗末様でした

あと1回で2日目終了です
>>1は元ログ初見時、2日目ラスト~3日目朝で泣きました
ので、涙腺が弱い人はもしかしたらティッシュが必要かもしれません…

うわぁああああ噛み合っとるのに擦れ違っとる…!!(ブワッ
乙ー……


せつないなあ…


>>302とか小ネタが救いだ……。メインのRPが(いい意味で)痛々しくてつらい
姫神は地味に白井を突いてるのか
この後の村ではもっと突っ込んで参加できてるといいな

こんばんわ、2日目ラストまで投下します


>>322
お互いの正体もですけど、裏で何を喋ってるかなんてわかりませんしね
このすれ違いっぷりがやばいです

>>323
先の展開知ってて読んでも内容に違和感ないのは何故なんでしょうね…?

>>324
これちゃんと中身別々の人物なんですよね…それでこれだけストーリーが成立してるのが…
姫神はあそこからもうちょっと自分の言葉で伝えられれば、もしかしたら吊りは回避できたかもしれませんね
初心者で初回寡黙吊りになると萎える人が多いんですけど、諦めずに続けてほしいなぁと思います

―――――



滝壺は椅子に座ったままうとうとしている

一方「滝壺、こンな所で寝たら風邪引くぞ」

黒夜「…私の眠気も限界だ…。悪いが先に休ませてもらうとするよ」

黒夜はふらふらと二階の寝室へ向かう…



黒夜「…ん? …あれ…私の部屋ってこんなのだったか……?
   まあいいや…おやすみ……」ポフッ

黒夜は土御門の部屋に間違って入り、気付かずそのまま寝てしまう



白井「疲れてらっしゃるんですわね。一方通行さん、これを」

白井は一方通行に毛布を差し出した

青ピ「ほな…ボクも正直限界や…。明日も早う起きるつもりやけど…遅れたら堪忍な…」

一方「…俺も悪ィが休ませてもらう」

寝ている滝壺を毛布で包み、そっと抱き上げる
一方通行の様子を見て土御門はニヤついた

白井「わたくしも疲れてしまいましたの。おやすみなさいませ」

上条「…ああ、白井も、おやすみ。
   今日は…その、吃驚させちまって悪かった。ゆっくり休めよ…」

土御門「オレもそろそろ寝ようかにゃー。もう言う事もほとんどないよな?」

佐天「言う事は部屋に戻ったら見つかると思いますよ!」ニヤニヤ

土御門「??? 部屋に何かあるのか???」



―――――

初春「私もそろそろ眠くなってきました…。

   >>上条さん
   考え方や捉え方の違いがあるのは理解してます。

   私は印象というよりは発言内容からみなさんの事を考えてます。矛盾や疑問があったら疑ってみるという考えです。
   考え方が違う=疑うとなってしまったのは申し訳ないと思ってます…。

   思った事、気づいた事は全部言ってきましたが…疑われてしまいましたし。
   明日はその辺も考えてみます」

御坂(今日の護衛先どうしよう…。さっきのあれで絹旗さんを護りたくなってきちゃったわ。
   『霊能者襲われたらゴメン』で占い師を護りに行くつもりだったんだけど。

   というか、私が襲われる可能性もあるのよね)ムー

―――――



一方通行は二階に上がり、自室と隣の部屋を交互に見る

一方「………」

滝壺の寝顔を見て…自室の扉を開け、静かに閉めた

一方『…これでよかったンだろうか………』

土御門(むっつりだにゃー)ニヤニヤ

青ピ(…むっつりやね…)ジトー



一方(やましい事なンかしねェよ!?)

一方通行は微かな寝息を立てる滝壺を、そっとベッドに横たえる

一方(………なァ、滝壺。
   その綺麗な瞳を見せてくンねェか…。
   どンな暗闇の中でも…俺みてェな、見も心も闇に沈むバケモノでも包み込ンでくれるその瞳を…)

一方通行は暗い部屋で一人月を眺めている

一方「……人狼、か…」

ちらり、とベッドで眠る滝壺を見て、ちいさく頭を振った

一方「月下の人狼に哀燐を」

呟いて、窓を閉めて自分も眠りに就く



―――――

佐天「さーって、あたしが占い先だから少し意見を言っておこうかな。
   あたし視点なんで客観的には一切見てないですけど。

   【明日の予想】
   1、確定白
   2、パンダ判定
   3、占い先(あたし)襲撃
   明日あたしに出る可能性があるのはこの三つですね。

   1なら自分の白さアピールをする必要がなくなって楽と言えば楽です。
   2なら明日はあたしが吊られますね。簡単に吊られる気はないですけど。
   3があたしとしては一番悲しいですけど、一番あり得そうですよね。狼も襲撃先を迷ってると思うし…。

   あ、そうか、もう一つ可能性がありますね。
   4、占い師候補が襲撃されて、占い機能が崩壊

   …さあ、どれになるんでしょう?
   あたしもそろそろ寝ますね、おやすみなさい」

佐天は二階の廊下でふと考える

佐天(明日土御門さんと一方通行さんの部屋に『突撃ドッキリ☆寝起きレポート』を敢行しなきゃ!)

―――――



土御門「…。佐天、そういう事かい…」

土御門はベッドで寝息を立てている黒夜を見て呆れて呟いた

土御門(これはあれなのか!? 襲えって事なのか!?)クワッ

土御門「はぁ…。どっちが面倒見てんだかわかんないぜよ…」

窓の外に目をやり、前日の黒夜の行動を思い出す

土御門「会って何年になるか…。オレはどんどん成長してんのに、お前はずっと子供のままだ。
   これから何年、何十年生き続けるんだ。
   ヒトの人生がこれだけしんどいってのに、お前はその何倍も苦しまなきゃならないのか。

   オレの今までの行動がよかったのか悪かったのか…。

   …オレは役に立ってたのか。
   お前を独りにさせてたのはオレか。どうなんだ…。

   オレは今までずっと間違った事をしてきたんだろうか…」



―――――

―――――



集会所が闇と静寂に包まれた頃…一方通行はのそりと起き上がる
隣に眠る滝壺を暫く見下ろして、音もなくベッドを抜け出した

白い髪が逆立って…全身がその白に包まれていく…

一方(コレが…俺の真の姿だ…)

頬まで裂けたような大きな口から犬歯がちらちらと覗き、その隙間で赤い舌が蠢いた
血を思わせる赤い瞳が、滝壺をじっと見下ろす

一方(こンな鋭い爪じゃ…オマエを抱けやしねェ…。
   こンな裂けた口じゃ…オマエに口付けも出来ねェ…。

   なンで俺は人狼なンだ…?
   なンでオマエと同じ、人間に成れなかったンだ…?

   泣けりゃいいのに泣けやしねェ。
   出ねェンだよ…。
   俺にはもう、ヒトのココロも、ヒトが流すナミダも、何もねェンだよ…)

静かな部屋に、ただ雨音だけが響く

一方(俺が泣けねェ代わりに…空が泣いてンのかなァ…)

一方通行は元の人間の姿に戻り、眠る滝壺に覆い被さるように身体を重ねた

一方(…許せとは言わねェ…。

   憎しみでいい。…俺を、忘れねェでくれ…。
   …俺も、忘れねェ…。美しい蝶々みてェな、オマエを………)

ちりん、と金と銀の鈴が悲しげに鳴った…



―――――

―――――



一方通行は、滝壺理后に襲い掛かった



―――――

―――――



次の日の朝、滝壺理后が無残な姿で発見された



―――――

以上、お粗末様でした

内容的には短いですが裏が重いので本日は2日目終了までです
RP的には一番好きなところですし、明日3日目投下できたらいいな…

ちなみに>>331で一方さんが「やましい事~」って言ってるのは>>326でニヤついてた土御門に対してです
それなのにまた独り言同士で会話成立しちゃってるよ何なのこの人達!?


余談ですが、人狼の襲撃は国によって誰が実行するか(実行したか)は異なります
毎回狼の中からランダムに選ばれたり、IDが若い順だったり、キャラ作成が早かった順だったり…ですね
基本的にお互い中の人が誰かはわかってないので、実際に襲撃してみないと誰が実行犯になるかはわかりません
今回も、一方さんが実行犯になる事は誰も予想してませんでした…それがまた切ない結果になってますね…

言葉にならない
3日目待ってる

こんばんわ、3日目(別名滝壺劇場)突入です
2日目ラストから続けて読んでほしいなーと思ったので短めですががが


>>343
乙ありがとうございます

>>344
切なさ大爆発ですねマジで

現在の生存者は、青髪ピアス、一方通行、初春飾利、垣根帝督、上条当麻、絹旗最愛、黒夜海鳥
佐天涙子、白井黒子、削板軍覇、土御門元春、浜面仕上、御坂美琴 の13名

――― 3日目 ―――



一方通行は雨音に浅い眠りから覚め…隣に滝壺が居ない事に気付いた

一方『あああァァァ…』

滝壺「………私、が」

滝壺は己の手をじっと見つめる
透けて向こう側の見える冷ややかな…色

滝壺「…いや。

   いや…。

   あくせられーた………」

滝壺は自分の体を抱き締めて、ずるずるとその場に崩れ落ちた

一方通行は血に濡れた両腕をぼんやりと見下ろした
自分の中で何かが切れる感覚に、唇が震える

一方(なァ………。

   信じてくンねェか…。

   俺ン中に、人の心はねェが、確かにオマエを愛してたンだと。

   俺ン中に、人の流す涙はねェが、確かにあン時、俺は泣いたンだと。

   ………滝壺…)

一方『俺か…。
   俺が殺したンか…。



   月よ…どうあっても俺を狂わせてェみてェだなァ…。
   もう俺には、躊躇いも戸惑いもねェ。
   もう失うモンはねェ。

   全員…引き裂いてやる…』

土砂降りの雨の中、必死に滝壺の姿を探す
そうして、変わり果てたその姿を見つけ、その場に崩れ落ちた…
雨が混じる血溜まりの中から…拉げた銀色の鈴を拾い上げる

滝壺「あくせられーた…!

   …あくせられーた…。
   ごめんね、ごめん…。

   私…一緒に行くって、言ったのに…」

触れようと伸ばした手は届かない
滝壺はすり抜ける体温に静かに目を伏せた

一方「……っあァァァァああああ!!!

   許さねェ…、絶対に許さねェ!!!」

一方通行の叫びは雨音に掻き消えた…

一方(俺は、俺を許さねェ。

   何時か殺されるその日まで…。

   絶対に、俺はテメェを許さねェ)

滝壺「………、」

滝壺は見えないと知りながら、そっと一方通行に腕を伸ばす…抱き締めるように…

浜面は姫神の墓の前に佇んでいる

浜面「………。世の中おかしいよな、いつもいい奴から先に死んじまう…」

浜面は雨の降りしきる中、暫くそこに立ち続けていた

初春「滝壺…さ…ん…。
   嘘……そんな、そんな…嫌ぁあっ!!」

初春はその場に崩れ落ちて泣きじゃくる

滝壺「ういはる…泣かないで…。
   もう、声も届かないんだね…。
   ごめんね、もっといっぱいお話したかったのに。

   …きぬはた…ごめんね。
   占い…一度しかできなかった。役に立ててない、よね…。

   祈る事しか出来ないけど…みんな、がんばって…」

土御門(…そうくるよにゃー…。

   占いローラー開始か。今日パンダが出るかどうか…まず出ないだろうな。
   ローラー完遂した場合、その時結社員が両生存してたらCOを促すってのはどうだ…?

   ココが一つの正念場だぜい。
   今日占いローラーに出て狼を引き当てれば残りは真か狂。
   それとも結社地雷を有効に使うために生き残らせるか…。

   オレに疑惑を向けさせるとしたら占いローラー推しかにゃー?
   突飛な発言でもすれば何とかなるか…)

佐天(えええええええええええ!

   まじですかーーー!! 滝壺さーーーーーーーーん!!

   ちょっと本当に困るんですけどこの展開…いっそあたしを襲ってくださいよ…。
   ああ、でも順当に行けば占い師襲撃しますよね…。
   それにしても酷な事しますね…。一方通行さん…)

垣根『………襲撃成功に乾杯。
   十六夜、辛い決断だったがご苦労様だ。

   占い結果は白でいいだろ。まだ青ピが狂人だと決まった訳じゃない。

   青ピが黒を出してくれりゃ有難いんだけどな…。

   とにかく、結社員が両潜伏してる今、占い機能が崩壊したのは大きい。
   結社COで灰が狭まったとしても、灰が減る速度は二分の一だ。

   占い師襲撃で十六夜に疑いを向ける人間もいそうだが、俺は既に疑惑を向けてるから庇う事は出来ねぇ。このまま切り続ける事にする。
   後は滝壺が真だった事を祈るのみ…月下の人狼に祝福を』

一方『俺は滝壺が真だと思う。確信がある訳じゃねェ、勘に近ェがな。

   真と狼ってのは表裏一体だ。どっちも信頼されるために行動してる。
   滝壺はあンま狂人にゃ見られてなかった。
   つまり、村人全体の印象からも滝壺は真か狼…表裏一体に見えてたンだと思う。
   俺らは滝壺が狼じゃねェ事を知ってる。つまり、滝壺は真だ』

一方(どンなに探してもオマエは居ねェ…。
   どンなに恋い焦がれても、オマエはドコにも居ねェ…。

   この腕に抱き締めて、目が覚めた時オマエが側に居てくれたら…どンなに幸せだったか…。

   この苦痛もオマエを失ったのも、ぜンぶ俺がやった事。ぜンぶ俺が決めた事…。

   俺は生きなきゃなンねェ…。
   オマエのために、死ぬその瞬間まで、オマエに焦がれ、オマエを失った癒える事のねェ傷を抱いて。
   無様にのたうちながら生きるンだ…)

ぐ、と握り締めた拳が震える

一方(もし、神様なんてモンが本当に居るンなら。

   どォか、滝壺に慈悲と安らぎを…。
   俺に苦痛と哀憐を…。



   ………そして、一粒の涙を…。アイツのために流す、人の心を………)

以上、お粗末様でした

姫神は終盤まで墓下に来なかったので、3日目は実質墓下は滝壺劇場です
>>1は元ネタ初見時前回分~今回分で泣きましたが読んでる人はどうでしたか?
赤と青と紫で目に痛いとかはナシでお願いしますww


個人的に滝壺の中の人のゲームへの参加姿勢は尊敬します
初回真占い師で襲撃死って結構凹むんですよね…実質お仕事してない訳なので
さらにこの村は48時間編成なので、滝壺死亡からエピローグまでリアルで8日かかってます
こうなると、早々に他の村で新規ゲームはじめちゃったり、姫神みたいに来ない人も多いです

でも、滝壺の中の人は連日ちゃんと墓下からゲームを見てて、展開に対して全部RPで返してます
死んでも最後までゲームに参加する姿勢って見習いたいなぁと思う訳です


そして3日目から墓下の滝壺と地上の一方さんが脅威のシンクロを見せます(既に充分なんですが…)
地上はコマンドとかがあるのである程度誰がいるのか予想もつくんですが…墓下って地上からは一切見えないんですよね
それなのに墓下に滝壺が居るタイミングで話かけてたりする一方さんは本当に何なんですか愛ですか?


相変わらず凄いシンクロ率だな一方と滝壺。
あと土御門もいろいろ考えてたんだな。


何日目かで言ってた「仇」発言も自分に向けてか……

滝壺さんはそういう意味でもキャラ合ってるね。真摯ですてき
しかし白井が最初から真より狂っぽい言動したのはなんでだろう。この白井なら真らしい振る舞いもできそうなのに

霊体滝壺乙
さらにシンクロ率上昇……だと……?

こんばんわ、スレで回収できそうにない土黒ネタを書こうか迷ってる>>1です
流石に土黒とか組み合わせが奇抜すぎてpixivでも地雷ですよねぇ…


>>365
土御門は3日目から急に黒くなりましたからねー
自分は潜伏結社は疑われるのが仕事だと思ってるので、結果オーライだと思います
が、ゲーム中のプレイヤーからは裏は見えないので…匙加減は難しいですね


>>366
>>305の「殺してくれ」とかも切ないですよね
当初予定通り一方さんが贄で垣根ラストウルフなら展開違ったんでしょうか…

白井が狂っぽく振舞ったのは【確実に占い師を処分するため】ですね
えーっと、>>1は超説明下手なんですが…が、がんばります…


大抵の場合占い師が三人なら、内訳は【真・狼・狂】です (今回もそうです)

ここまでの議事録や裏でも何度か出てますが、狂人は狼の代わりに吊られるのが基本です
あまり真っぽくは振舞わず、さらには突飛な発言で場を混乱させて議事を停滞させたり…を狙う人が多いです

狼は、自分が吊られて翌日霊能で黒が出てしまったら、残りの占い師二人の中に確実に真がいる事がばれます
なので、少なくとも初回吊り回避、占い師二人のうちどちらかを襲撃するまでは生き延びないとダメなんです
…となると、真っぽく振舞った方が信用されるので吊られる可能性は下がりますよね
ただ、同時に、真っぽい振る舞い=狂人ではない=狼の可能性もある、という事にもなります

今回のケースだと、【滝壺が真>狼、青ピが狼>真、白井が狂人】と予想する人が大半でした
これに当て嵌めると、滝壺が襲撃されたので人間確定(真か狂)、白井が狂人だと、残る青ピが狼になります
滝壺が真でも狂でも、青ピを狼として吊ってしまえば、人間の役職持ちを確実に二人(滝壺、青ピ)処分できる訳です
狂人は狼側ですが、内訳を予想するのには結構重要なんですよね
灰3人+霊能1人+結社員1人の計5人から狼を探す場合は三分の一、灰2人+霊能1人+結社員1人+狂人1人から狼を探す場合は二分の一なので

…こんな説明で伝わるんでしょうか…
余計わかんねーよ! と思ったら罵ってくださいorz


>>367
あ、はい、まだまだシンクロ率上昇しますよ…それこそ最後の最後まで…


本日は>>1的に好きな青ピの裏狂人RPがある回です
狂人のRPって狼盲信系が多いので青ピのRPは新鮮ですねー

一方『…溜息しか出ねェ…。

   戦術的に不満があった訳じゃねェから気にすンな。
   だが暫く情緒不安定になりそォだ』

白井『十六夜、ご苦労様ですの。

   月下の人狼に祝福を。Amen.』

白井は一方通行が浴びた返り血を指で拭い、それを口紅代わりにする

白井「ああ、滝壺さん…人狼ではなかったのですね。

   昨夜の舞いは本当に、美しかったですわ。あなたが狂人だったなんて…。

   わたくしにとって、青ピさんは狼ですの。発表順は意味がなくなってしまいましたが…。
   あえて佐天さんの占い結果は伏せる事にします」

黒夜(…土御門…いっちゃやだ………お前が居ないと、私は………)

黒夜は部屋で目覚めると、傍らにいる土御門に気付いた

黒夜「…ん……土…御門…? ここは…何で私が……?
   見守っていてくれたのか…それとも、見張って……。

   …でも、お前がいて…怖い夢を見ずに済んだ…」

黒夜は土御門を背後から抱きしめると、すぐに集会所へ降りていった…



黒夜「…そうか……滝壺が、か…。
   ははっ、私の手は汚れてないと言ってくれたあいつが…ははっ、ははは……。
   微かに聞こえたのは一方通行の…。

   土御門…私をちゃんと見ていたか…?
   皆を引き裂き、喉笛を噛み千切って悦に入る私ではなく、眠っている私しか見てないと言ってくれ…。

   …将来を誓った二人が、な…。そんな光景、飽きる程見てきたというのに…この感情はなんだ?
   哀れみか? 怒りか? いや…狼に対してでも、滝壺や一方通行に対してでもない……私の…恐れ?
   私は何を失う事を恐れている……『失う』?
   …わからない、わからないよ……」

黒夜は土御門の部屋へ戻る
椅子に座ったまま眠る土御門の膝に頭を乗せて、虚ろな目で宙を見つめた

黒夜「…土御門…世界がお前と私だけで閉じていたあの頃は、どうだったのかな…。
   ああ…お前の所にいれば、今まで通りに戻れるのかな……はは…あはは……」

黒夜はぶつぶつと何かを呟いている…

垣根は現状を把握し呆然とした

垣根「………。

   もう二人を茶化す事もできないのか。昨日はあんなに賑やかだったのに…。

   ………クソッ!」

垣根は壁を強く殴った…拳に血が滲む…

垣根「…とりあえず判定が揃うまで静観する事にする。考えられる事は考えておくさ…」

御坂「滝壺さん……。

   昨日は一方通行の隣で幸せそうに笑っていたのに。もう、あの笑顔を見る事ができないなんて…。

   【本日の議題】
   1、占い師の内訳・占い師の処遇
   2、灰考察
   3、今日の占い先
   4、今日の吊り先
   5、この人だけは吊りたくない人

   もう占いで確定白が作られる事はないわ。村人の白さだけが頼りよ」

青ピ(美しいなぁ…。
   愛する人を失い、悲しみ、怒り、憎む…。

   ああ、なんて美しい姿なんやろう!!)

青ピは嘆き悲しむ姿をそっと影から覗き、目を輝かせる

青ピ(さて、どないしよ。
   佐天ちゃんは正直、狼か結社のどっちかやと思っとるんよね。白を出すのが安全やけど、早めに黒出ししときたいなぁ。

   今解ってんのは、滝壺ちゃんが真で白井ちゃんが狼。
   狼は、ボクを襲撃する事が出来へん。狼はボクを狂人や思っとるんやろか。

   …ん?
   ここで滝壺ちゃんを襲撃したんは、佐天ちゃんに黒を出せっちゅーお達しなんかな?
   昨日の佐天ちゃんの発言は、そういう狂人へのアピールと真占い師にそうおっ被せる伏線??

   …佐天ちゃんのどこを見て、何が美しくないんか考えんとなぁ…。

   …どうでもええけど、昨日の歌、歌詞の順番変えたほうが語呂がええね。
   青ピマウスで嘘を吐き、青ピフェイスはダンディズム♪)

一方『今ン所、狂人のお膳立ては期待してねェ。青ピが狂人かどうかも確信が持てねェしな。
   よって、生贄があと二~三人は必要だ。

   俺らが誰を襲撃するかも重要だ。
   青ピが狂人なら問題ねェが、真だった場合は俺らが動かなきゃなンねェかもしンねェ。

   今後襲撃が決定してンのは【御坂と絹旗】だ。
   ただし、絹旗は後…としてェ所だが、霊能判定により仲間切りしてると感付いてるヤツも居る。
   絹旗を早目に襲撃すンのも考慮しとくか。
   絹旗は護衛の可能性が高ェ、守護者の可能性がある御坂を先に襲撃しちまった方がいいな。
   もし御坂が護衛されてた場合、灰に守護者が居るってのが判明する。

   今夜の御坂襲撃は固ェが、そろそろ結社員にも前に出てきてもらわねェとなァ…』

垣根『絹旗襲撃はやっぱ後半だろうな。
   俺だったらもう占い師は守んねぇ。こっからは確定霊能者の絹旗が鉄板だろ。

   結社COがあったとしても、守護者の可能性がねぇ結社員を狙うのはGJ回避程度の意味合いだな。

   つまり、今日の襲撃最有力候補は【御坂】だ。これで守護者の性格も読めんだろ』

青ピ(さぁってと…どんな判定を出せば、より長く皆の美しい、悲嘆の表情を鑑賞し続けられるんかな?

   別にボクは、狼の信奉者って訳やないんよ。
   黒夜ちゃんには狼を醜い獣や言うたけど…。

   人を襲う事を嫌悪し、せやけど耐え切れんで血を啜り、罪悪感に苛まれ…。
   それでも本能から逃れられへん、そんな人狼の姿もまた、美しいと思っとるんよ。
   その辺はつっちーと似とるかもしれんね。
   …こんな事、つっちーに聞かれたら殺されてまうわ。

   …そう、そんな悲しい葛藤のある狼もおれば、そうでない狼もおる。
   せやから、人狼全体には特に何も思ってへんのや。この村の狼がどんなんかは解らへんし。

   けど…皆に恐怖と、悲しみと、怒りをもたらしてくれる狼には、感謝しとるんよ?
   ボクは美しいものを造る『芸術家』には協力は惜しまへん)

青ピは腕を組んで首を傾げる

青ピ(【黒出しの場合】
   ・佐天ちゃんが結社員→今日青ピ吊り、明日白井ちゃん吊り。
   ・佐天ちゃんが結社員以外の人間→今日佐天ちゃん吊り、明日青ピ吊り。
   ・佐天ちゃんが狼→今日佐天ちゃん吊り。白井ちゃんの結果次第でボクが真占い師になれる可能性あり。

   【白出しの場合】
   ・佐天ちゃんが人間→現状維持。
   ・佐天ちゃんが狼→今日青ピ吊り、明後日白井ちゃん吊りの可能性大。

   佐天ちゃんがよう解らんくなってきた…。
   …まぁ、どうせ早めに死ぬ運命やし。どうなってもええよね!)

青ピ「すまん遅れてもうた…。

   髪は女性の命って言うやろ? ここの女性は皆美しい髪なんよねぇ、白井ちゃんはわからんのやけど。
   でも佐天ちゃんの髪には枝毛があったんや。美しくはないなぁ。

   【佐天ちゃんは人間やない】

   …残念やね」

白井『やりましたの! 半月GJですわ!』

一方『来たか…。

   満月、表に出ンのはちっと待ってくれ。
   青ピが狂人と判明した以上、判定をどうするか再検討してェ』

白井『わたくしの選択肢は二つありますの。

   【黒判定】
   黒が二つ揃えば、滝壺さんは狂人だった…というイメージで佐天さんを吊れるかもしれませんの。
   真狼で、狼が判定を揃えざるを得なかった、というシナリオですわ。
   思惑通りになれば、村→狂→狼の吊り順で三手使わせ、七人になりますの。

   【白判定】
   黒出しした半月が狂人…という流れになると思いますの。
   そこで半月が頑張ってくれればいいんですが…半月任せの策、ですわね』

一方『両方黒出しなら…【佐天は吊る事が出来る】と思う。
   そして【確実に占い師は吊られる】…。
   仮に満月が先に吊られちまって半月が狂人と判明しても、頃合を見て吊られンだろォな。

   パンダは…下手したら佐天吊りは回避されるかもしンねェなァ。
   そのまま青ピが吊られ…あァ、霊判定は白か…。
   頭が回ンねェなァ…。

   【佐天が結社員の可能性】はどォだ?
   俺らの予想じゃ結社員の線は薄いと思ってるが…俺も再度見直してみる』

垣根『この流れを見ると黒判定でもよさそうだな。
   佐天を吊ると占い師に本物が残ってねぇ事が確定する。その後、満月が先に吊られても得られんのは半月が狂人って事のみ。

   俺と十六夜どちらかが後半残る事により、いつかは狂人と知りつつも吊らなきゃならねぇ日が来る。
   狼が1人残ってる状態だと、残り5人になった時がその時だな。
   ここで村人が吊り対象になると襲撃が失敗する事はねぇ。残る守護者候補は灰の一人のみだからな。

   だがそれを考慮に入れる村人も居るかもしんねぇ。判定は割っておくのもいいのかもしれない。
   この場合、ローラーにより先に満月が吊られても黒判定をした半月は人間確定するだけだ。佐天は吊られる事になるだろうな。

   佐天結社の可能性か…。
   となるとやっぱ白判定が安心か。

   半月吊りとして人間が発覚すると次の日は満月が狼確定。そこからは発言のみでの狼探し、か。
   吊りは一手しか浮かないが確実に半月吊りの決定は出るだろう。満月真の可能性が残ってるからな』

一方『【奇策を提案する】

   満月が結社COするってのはどォだ?
   相方は佐天…っつゥ事で。

   白黒どっちが出るかは皆の予想の範囲内だろ。
   ココでの結社COは…まだ利点と弱点を検討してねェが、村を混乱させる事は必至だ』

垣根『結社COか…潜伏中の結社を引き摺り出せるかもしんねぇな。

   だが、相方指名して拒否されたら満月吊りは確実だ。
   …あ。半月の黒判定が皆の判断を惑わせる事になんのか。半月は満月吊りの時点で人間確定する訳だしな』

一方『相方は指名しねェでいいかもしンねェ。
   相方を伏せて結社COから、半月を狼と指摘し佐天を庇う。これが妥当かねェ?

   佐天が結社なら悪手かもしンねェが、村人なら確実に対抗で結社COが出る筈だ。

   だが、占い師騙り解除での結社COは…満月にとって精神的に辛ェモンだな。
   満月がどう思うか、どうしてェかも聞かせてくれ』

垣根『ただそうなると佐天に【満月が結社騙りだ】って余計な情報を与える事になる。
   佐天の考察次第じゃ佐天は吊れなくなる可能性もある。占い師候補が両方騙り確定だからな。
   ま、その辺りは十六夜は佐天を疑ってるから論破してくれりゃいいんだが』

一方『いや、佐天村人で対抗結社が出ても、結社両方が揃わねェ限り佐天にも満月と対抗結社、どっちが真か解ンねェ。
   もし結社が両方COしたら…満月には誰を相方にすンのがいいかなァ。
   霊能確定しちまってる以上、姫神って訳にもいかねェ。

   新月を相方だと言い、新月がそれを拒否すンのも面白ェかもなァ』

垣根『成程な、俺を相方指名して俺が拒否した場合、その行為は俺に疑いを向けるため、と考察する。
   内容は、俺の考察の中に真実があり、それが邪魔だから…って事だな。

   そうなると十六夜と初春、満月を繋げて考察する事になっちまうが…』

一方『無論、俺を相方にすンのもありだな。

   …寧ろ、俺の方が適役かもしンねェ。

   新月は今まで派手な行動は取ってねェ、典型的なステルスだ。
   逆に俺は注目されてる立場だ。白黒表裏一体っつゥ俺が最後まで残っても不自然じゃねェように、疑惑を掛けられンのもいいかもな』

垣根『だが十六夜は非結社COしてる。相方に選ぶのは少し不相応な感じがするが…』

一方『俺は襲撃されねェよう村人を騙った…ってのでどォだ?

   勿論、俺は拒絶するがなァ』

白井『すっごくやりたいですわ。ワクワクしてますの』クスクス

一方『くっくっ…満月、危険な賭けだっつゥのに、無邪気なモンだなァ…』

垣根『十六夜を黒く見せたいって理由で俺に疑いが向くかもしんねぇが、それはそれで俺と十六夜共に狼って結論からは遠ざかるだろ。

   周りの反応が楽しみだな…。
   滅多に出会えないようなぐちゃぐちゃの展開にしてやろうぜ。
   俺達月下の人狼はエンターテイナーだ。村人を驚かせ、悩ませ、楽しませるのが役目…。

   その案、乗った!』

一方『くく…狂ってンのは俺だけじゃねェみてェで安心したぜ』

一方通行はくつくつと笑いながら…背に隠した大きな塊を無造作に放り投げる

一方『この雨で足止め喰らってた警備員共が土産だ。兎よりゃ旨ェだろ』

白井『あら、しつこく探り回っていた殿方ですのね。こうなってしまえば美味しそうな警備員さんですの。ふふふ…』

一方『新月も満月も…俺に全部譲ってくれたからな…。その代わりだ』

佐天「…おはようございます。
   集会所の裏の倉庫を暗室に使わせてもらって、この村に来てから撮った写真を現像してきました…。

   あたし、昨日自分でも気付かない間にシャッター切ってたんですね…。

   今は滝壺さんの顔を思い出すのも辛いかもしれないけど、覚えていてください。
   ここで…滝壺さんは見守っていてくれるんだ、って」

佐天は集会所の壁に、滝壺が舞う姿を収めた写真を貼った

佐天「青ピさんはあたしに黒判定なんですね。ちょっと意外です。
   白井さんの結果も待ってますね。
   あと絹旗さんもまだ霊能結果を発表してないんですよね?」

初春「おはよう…ございます…。
   青ピさんが佐天さんに黒判定ですか…」

滝壺「………。

   …まるで私じゃないみたい。
   ちょっと綺麗に撮りすぎだよ。

   黒判定、辛いだろうけどがんばってね…」

一方(全て忘れて闇に身を委ねる事がこンなに快いとはなァ。

   本能の儘に喰い殺す快感…血肉の旨さ…。

   逃げ惑うヤツらを殺す事に、躊躇いはなかった。
   逆に引き裂きてェ衝動を抑えンのに苦労した…アレは土産だったからなァ…引き裂いちまったら運び難ェ。

   オマエを殺しちまったンだ。
   俺の、この手で。
   オマエ以上に大切なモンなンか、この世のドコにも存在しねェ。
   だったら、俺は全てを引き裂く事になンの戸惑いも覚えねェ)

土砂降りの雨の中、二人で笑いあったアケビの樹の側に寄る

一方(…滝壺…。

   なンでだろォな。
   なンでオマエは占い師で、なンで俺は人狼なンだ。

   錯覚かもしンねェが、オマエが居たあン時は、確かに俺にも人の心が在ったンだろォな。

   だからこそ、オマエを愛せたンだ。

   霊能者騙りを解除した時…俺の裾を掴ンできたオマエのその瞳に…。

   心の底から愛しいと…。
   殺してくれと…)

空を見上げれば、雨粒が顔面を容赦なく叩く

一方(愛してる…。



   狂っちまった今でも、それだけは変わンねェ。



   俺にはもう…青空は見えねェなァ)

目を閉じる…雨の雫が涙のように目尻から幾筋も流れ落ちた…

以上、お粗末様でした

赤っ! 青っ!
自分でやっておいて何ですが、投下の半分以上が色文字とか読む人に喧嘩売ってますよねこれ…

【狼はエンターテイナー】ってのはその通りだと思います
勝つためにセオリーきっちりでやるよりぐっちゃぐっちゃにして皆を吃驚させた方が面白いですしww
仲間内での認識合わせは大前提ですが、負けても「楽しかったー」って笑えるゲームの方が個人的には好きですね


黒子の唐突な結社語りは事前に打ち合わせしてたんだな。


青ピ鋭くね?
苦悩系狼がピンポイント

>>368
説明ありがとう!
> 狂人は狼側ですが、~
は、役割バレ狂人は隠れ場所にならないから(できれば吊りを消費させて)いつかリタイアさせる必要がある
ということ? 分かったような気がする

おはようございます暑いです
連休中に何とかエピローグのバニーネタを纏めてしまおうと思ってますが…どうなることやら


>>391
よくこんな奇策を思いついたなぁ…と感心します

>>392
この青ピは読心能力者に違いない

>>393
自分で読み返してあまり説明になってない気がしました本当に申し訳ないですorz

えっと、隠れ場所にならないのと、あくまでも狂人は人間なので、生きていても狼には損>得なんですよね
狂人が狂人だとバレてしまうと、この村の白井のようにギリギリまで生かされる可能性もあるので、
正体不明か狼だと誤解されてるうちに無駄吊りさせてしまった方が狼には有利なんです

狂人が生き残って狼に有利なのは、狼と狂人が互いの正体に気付いている場合、位です
この村の黒夜みたいに初日纏め役に狂人が立候補する→初回占いで確定白になってそのまま纏め役続行→人間を吊りに選び続ける など
人数差1人の時にPPが決まれば格好いいですけど、実際はなかなかそうはいきません

一方通行は全身から水を滴らせながら集会所に入る
壁に凭れてずるずると床に座り込み…壁に貼られた写真に気付き、じっとそれを見つめた
初春は一方通行にタオルを差し出す

初春「風邪を…引いてしまいますよ…」

初春は一方通行の視線の先にあるものを眺めて、目を伏せた

御坂(佐天さんに黒判定ね。
   佐天さんと初春さんが結社員なのかと思ってたんだけど…)

絹旗「姫神さんは超人間でした。とりあえず今はこれだけです」



   \ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
   属 占 _ _ _ _ 霊 _ _ 占 _ ※ _ _ 人 人
   色 灰 灰 灰 灰 灰 白 灰 灰 灰 灰 白 灰 灰 白 白
   占 _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
   吊 _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _

   ※滝壺:占い師CO→襲撃死のため人間確定



土御門「白井と青ピには残りのステルスは誰だと思うか聞いてみたい。
   ライン切ってるかもしれないが、言ってくれれば皆の参考になるんじゃないか」

一方「>>青ピ
   オマエの言葉を借りンなら、白井は酷ェ毛並みなンじゃねェのか。
   オマエの視点で白井は狼の筈だ…解らねェってのは、どォいう事だ…?」

土御門「…あのまま寝ちまったのか。

   …、黒夜?」

体の節々に痛みを感じながら立ち上がり、眠る黒夜を抱き上げてベッドへ運んだ
土御門はそのまま暗い部屋を出て集会所へと降りる

土御門「なんだ、このシケた空気は…」

集会所の雰囲気が昨晩とは違う事に胸騒ぎを感じ―――その理由を理解する

土御門「滝壺に恨みでもあったのか、人狼…。
   アレイスターに恨みでもあったのか。

   なんだってこんな……」

土御門は悲しみや怒り、抑えきれない感情を胸に抱きながら部屋に戻った


一方(………恨み………?

   そんなモンねェ。
   人間にゃ理解出来ねェよ。

   どンなに愛しても殺さなきゃなンねェ、血塗られた運命を)

黒夜(やめて…私じゃない…私からこれ以上何も奪わないで…。
   殺してない…じゃあ、疑わしい者を殺すお前たちは何なんだ…。
   私じゃない…違う…母さんを奪わないで…。

   土御門を…)

黒夜はうなされている

黒夜「…いや、やめて…!



   ……はっ? ここは…つち、みかど…?」

土御門「…どうした。悪い夢でも見たのかにゃー?」

黒夜「…そんな所だ…。

   でも、私はまだ『夢』で済んでる…これで折れたらあいつはどうなる…。
   悪夢の方がまだマシだろうさ…」

黒夜は土御門の袖を掴みながら呟いた

土御門「…心の支えがなくなると、途端に人は脆くなる。
   一方通行はバカな真似をする奴じゃない、そう思う。

   今は奴自身が答えを見つけるまで、そっとしとくのがいいかもしれない。時間はかかるけどな…」

黒夜「そうだな…私もあんな時があった。
   しかし、しんどいな…疑い合い、愛し合い、憤り、嘆き、悲しみ、いたわる…こんな経験からは遠ざかっていたから…。

   ああ、そうか……これが『人間が生きる』って事だったな…」

白井『うふふふふ、行きますの』

一方『…月下の人狼に祝福を…』

白井「青ピさんは黒判定ですのね。

   遅くなって申し訳ありませんわ。
   まずは撤回させてくださいまし。【わたくしは結社員ですの】。
   狼が騙りを出していないとは考え難く、襲撃先を分散させたくて撤回を伸ばしてしまいました。

   わたくしの信用は低い状況でしたので、きっと大丈夫だと踏んでいたのですけれど。
   この状況、それに、青ピさんの黒判定を見るに、わたくしが結社員だと見抜かれているのかもしれませんの。

   滝壺さん、わたくし…。
   ごめんなさい」

黒夜(…やっぱり結社が混ざってたか…。でも、あるとしたら滝壺だと思ってたんだけどなぁ…)

白井『あ、わたくし、潜伏狂人説を採るつもりですの。
   そうすると、十六夜より後に非COした中に狂人がいる事になりますわ。

   …で、ですね、その。
   新月だけなんですのよ、十六夜より遅かったのは…』テヘ

佐天「!!

   白井さん…そうだったんですか、吃驚しました。
   じゃあ青ピさんは狼確定、という事ですね。

   占い機能が崩壊してしまったので、もしかしたら残りの占い師のローラーになるかもと思ってなんですけど…。
   これでよかった…んですかね?

   あれ、じゃあ狂人はどこにいるんでしょう?」

白井「おそらく、一方通行さんの行動が狂人を潜伏に仕向けたのだろうと思いますわ」

初春「どうして撤回しなかったんですか?
   守護者の護衛先を分散させてしまっただけじゃないですか…。
   占い師が二人なら、まだ狼にプレッシャーを与えていられたと思うのに…」

佐天「…ああ待って、よく考えるのよ涙子。

   村から見たら結局あたしの正体はわからないままなんだっけ。
   という事は、滝壺さんが狂人、青ピさんが真占い師、あたしが狼って視点もあるって事ですよね。
   そうなると狼3潜伏って事ですか。

   …あたしからしたらあり得ない話ですけど、そう考える人も出てきますよね…。混乱してきちゃった」

削板「おいおい、そいつはおかしいぞ白井。

   【俺が結社員だ、相方は白井じゃない】」

土御門「…そうか、そう来たか。そう来る方が無駄吊りを稼ぐ事が出来るからな。

   【俺が結社員だ】

   俺は白井が狂人だと思うんだぜい。
   吊って白判定なら、オレもお前と死ぬ事になりそうだ…。
   狼だったらちょっと軽率な行動なんだにゃー?」

※土御門の中の人が書き込みボタンを押そうとした瞬間に削板の発言更新、この間元ログで約18秒※

土御門(あっぶにゃあああああああああ!!

   そ、削板いきなり出てくんなああああああああああ!!)ドキドキドキ

土御門「…どうなってんだ、これ…」

白井「あら、対抗ですの? 贅沢な騙りをしますのね」

一方「…意味が解ンねェ……。

   結社員だと…?
   なンでもっと早く撤回しなかった?
   もしオマエがもっと早く撤回してれば…滝壺は…こンな事にはなンなかったンじゃねェのか!?

   …返せ、返してくれ……!
   滝壺を、返せええェェェ!」

一方通行は激しい怒りと殺気を含んだ視線で白井を睨み、胸倉を掴み上げた
初春が小さく悲鳴を上げる

初春「やめてください…一方通行さん…」

一方『俺より非COが遅かったのは新月と上条だな。
   …それと、手荒な真似してすまねェ…』

滝壺「やめて、やめてよあくせられーた…」

滝壺は両手で自分の顔を覆い、首を横に振る

怒気の篭った視線は恐く、捕まれた胸元は痛かった
それでも白井は一方通行から目を逸らそうとはしない

白井「申し訳ありませんの、一方通行さん。
   青ピさんの真偽が掴みきれず、もしも狼なら、人狼にだけ占い師が確定してしまいます。
   わたくしが襲われていればよかったのですが…」

一方通行の拳は白井の頬を掠め、その奥にある石壁を殴る

滝壺「…!

   あくせられーた、手…っ」

佐天(どうしたんですかこのイキナリ熱い展開!

   …正直何て言えばいいのか困ります!
   何が起きたんですか!? 意味が解りません!!)

黒夜(…白井は偽で決め打とう。問題は青ピの真偽だ…)

青ピ(…なんやのこの状況…)

土御門は一方通行の手をきつく掴み、白井から引き離した

土御門「恨むべき相手はこいつじゃない。
   気持ちはわかる、だが…感情に流されるな、一方通行…」

黒夜「馬鹿者! そんな事をして滝壺が喜ぶか!」

黒夜は一方通行の頬を張った
一方通行は白井から手を離し…その場で跪き、がっくりと項垂れる

一方「俺が、眠らなければ…。
   俺が…離さなければ…。
   こンな事にはなンなかったンだ…。

   俺が…滝壺を死なせたンだ…」

滝壺「違うよ、あくせられーたのせいじゃない…。

   私が…。
   私が迂闊だったから…。

   私は、ずっと側に…あくせられーたの側に…居るから…。



   愛してる、よ…」

言えなかった言葉を、せめて欠片でも届いて欲しいと祈りを込めた

黒夜「一方通行…お前が後悔しても、白井を罵っても、死んだ者は還って来ないんだ…。
   滝壺が自らを占い師と名乗ったって言うのは、それだけ自らの身を危険に晒す行為なんだ…。
   お前にできる最大の弔いは、滝壺の勇気に応える事だ。真実を見つける事だ。そうやって憤りをぶつける事じゃない…」

佐天「ってえーー結社に対抗COですか!? どうなってるんですかこの展開は!!」アセアセ

削板「相方のCOが必要なら俺の口から言うぞ。今はとりあえず絹旗か御坂の指示を待つ」

黒夜「>>佐天
   …何故【滝壺真、青ピ狂・白井結】の狼3ステルスの可能性をばっさり切った?
   お前の頭がそれに気付かないとは考えられないんだが…それとも、そうでなければ都合が悪いのか?

   >>白井
   何故結社騙り解除を今まで引っ張った?
   霊能が確定した以上は占い機能破壊を狙われるのは予想が付きそうなものだが…。
   お前が襲撃されたらタダで結社地雷を解除させられるんだぞ?

   正直、現時点では削板が真結社だと私は見るよ。
   どうせ占い機能が破壊されてしまったんだ。地雷を期待するより【白井、削板共に相方指名の上CO】してみてはどうだ?
   この状況下では地雷に期待するよりも、結社員の真贋を判定した上で灰を狭めてしまった方がいいと思うんだが…」

土御門「オレは白井が狂人だと思う、若干だが。
   吊っても白判定だ、結社員を道連れにして無駄吊りさせる魂胆かもしれない。

   削板が狂人なら騙らなかった理由を考えないといけないにゃー」

白井「>>初春
   昨日の議事の感覚ですと、わたくしが守護されている事はないと思いますわ。
   結果には裏切られてしまいましたけれど…」

初春「>>削板さん >>417
   その必要はないと思います。信用できないのは白井さんです。
   白井さんに相方を言ってもらいたいと思います。

   狂人の結社を引き摺り出す策略かもしれないです。御坂さんと絹旗さんを待ちましょう」

土御門「白井、一つ聞いてもいいか?
   何故、今この状況でのCOを選んだ。
   それに、信用が低いなら何故潜伏しなかった?
   結社なら占われて地雷を仕掛けた方が得策だと思うんだぜい」

白井「占い師騙りは、あわよくば確定を、と思っていましたわ。残念ながら3COになってしまいましたけれど。
   その後に撤回しなかった事はわたくしの落ち度ですの。
   理由としては、護衛先は散らず、襲撃先は散る、という展開を期待していましたわ」

土御門「今の所、削板が結社寄りだ。
   白井は狼か狂人、そう捉えている。どっちかって言えば狂人寄りだにゃー」

削板「白井、お前が今日襲われたとして、その後に白井を相方とする結社員が出たとする。
   そんな時に別の結社員だと名乗る者…お前から見れば俺だな…が現れたら不利になるとは考えなかったのか?」

土御門「>>白井
   結社COした時、何故相方に一言添える言葉を言わなかったんだ?

   それともなんだ、相方が誰か解らないって事じゃないよな?
   騙りなら相手が誰か解らない、そうだな?」

佐天「>>黒夜さん >>418
   あっ、本当ですね。
   気付きませんでした…って言ったらこれも疑われるのかな。
   そうですね、狼3潜伏、あり得ますね。
   それなら狼にとっては占い師三人のうち誰を襲撃してもいい、より取り見取りの状態だったって事ですね」

初春「>>黒夜さん
   狂人の結社を引き摺り出す作戦だとしたら、それに乗ってしまうのは嫌です。

   現状信用できそうにない白井さんに相方を指名してもらって、その人が認め結社員だと名乗ったら削板さんも…というのはどうでしょう?」

土御門「オレはそれに賛成だにゃー」

削板「俺も異論はないぞ!」

黒夜「そうだな、私もそれが一番いいと思う。正直、今まで不可解な行動が多すぎたからな…」

佐天「相方COですね、あたしも賛成です。もう何が何だかわからなくなってきました。…混乱してるのあたしだけですか?」

白井『さて、相方はどうしましょうか』

一方『削板が出たな。つまり、御坂は結社じゃねェと結論が出た。
   今日は【特別な事がねェ限り、襲撃先は御坂】だ。
   佐天はまだ解ンねェが、非結社で間違いねェと思う』

白井「>>削板さん
   正直、結社対抗が出るとは思いませんでしたの…。そんな余力があれば判定能力者を騙る筈ですもの。

   >>土御門さん
   この質問には回答を返す訳にはまいりませんの…。相方を推理されてしまいますわ」

土御門「削板と白井、どちらかが人外で間違いないぜよ。

   【偽が狂の場合】
   狂が指名COして口滑らせれば今日の吊りは狂でもいいだろう。
   白井が狂なら青ピは狼だ。
   白井が真でも同じだ、削板が狂になる。

   【偽が狼の場合】
   完璧な結社騙りができる。指名先を仲間にすればな。
   ただし、霊能が確定してる今、真結社を吊っても対抗のペアを吊れば二人退治できる」

青ピ「二度寝してもうたよ…。
   って…ええと…なんやの、今の状況…」

青ピ(偽結社COしたくてたまらんかったのに…くそう、羨ましい!!)ムキー

黒夜「>>白井
   …この状況下で自分の真贋証明以上に大事な事があるのか?
   お前がもし本当に結社員なら、狂人占い騙り・狼3ステルスまであり得る…むしろ潜伏狂人より確率は高いと思う。
   だったら、灰を狭めた上に自分の信頼を得る相方COは悪くない選択だと思うんだが」

土御門「もし結社2ペア出来た場合だ。
   オレは後から出てきた結社の相方を吊りに挙げる事を提案する。
   削板か白井が狂人で狼指名、引き当て時の保険だ。先に狂を吊り上げたら真結社二人のどちらかが吊られるのを防ぐためだ」

御坂「…お茶淹れて来たわよ。って、何よ、これ…」ポカーン

青ピ「まずは…姫神ちゃんと滝壺ちゃんに黙祷を…。
   …本当に、天女様になってもうたんやね……。

   >>一方通行はん >>397
   白井ちゃんは髪を結っとるから、そのままやとよう見えへん…って意味や。

   >>つっちー
   『白井が狂なら青ピは狼』の意味は? 削板はんと間違うてへん?」

土御門「あー、頭が回ってねぇな、クソ…。
   偽が狼だった場合は仲間を相方にするか、狂人を相方にするかのどっちかだ。
   狼が博打に出て狂を引き当てた場合、オレの提案は裏目に出る。

   デメリットは他にあるか?」

黒夜「私はいっそのこと白井の相方→白井の順に吊ってしまいたいよ。
   後から出てきた結社の相方というのは、私が挙げた順番で言えば削板の相方を先に吊るって事だろう?
   だったらむしろ白井の相方が先だろう」

初春「あくまでも白井さんと削板さんに相方指名してもらうべきですね。
   他の人が自分から白井さんと削板さんの相方だと名乗り出ても駄目だと思います」

御坂「>>青ピさん >>425
   黒子が狂人なら、青ピさんから見て滝壺さんは何者なの?」

佐天(御坂さん鋭い!!
   青ピさん自分で自分を偽って言っちゃってるって事ですよね!?)

土御門「死んだ滝壺は真か狂。残った二人は真狼、狂狼だ。
   だが白井は結社COしてる。
   白井の正体が何にしても青ピは真狂狼、全部当て嵌るのか」

青ピ「>>御坂ちゃん、つっちー
   あー…そういう意味やね。
   白井ちゃんが狂人なら、滝壺ちゃんは…結社員か村人騙り…以外あり得へんよね。
   ボクも混乱してるみたいや…」

黒夜「…真占い師がそこに気付かないというのも考え難いな…。

   御坂、早い段階で白井→削板の順に結社相方を指名させてしまいたいんだが、確定白としてはどうだ?」

青ピ(やってもうた)アチャー

土御門(ものの見事に全員パニクってるにゃーーー!!)

佐天(あたし確定白にならなくてよかった…。確定白の村人が馬鹿だと村が滅んじゃいます)

垣根「今戻ったんだが…これは一体何の騒ぎだ?

   …結社騙りが現れたって訳か。
   姫神が人間判定、占い師候補襲撃、残った占い師候補の一人が結社員CO…!?

   訳が解らなくなってきた。理解に苦しむな…」

白井「滝壺さんではありませんわよ。相方は灰に生きていますもの。
   村人騙りは…そうですわね。二人目で出る、というのは考え難いのでは?」

土御門「今、灰に居ると言ったな? じゃあ何故それをCO時に言わなかったんだ?」

御坂「黒子から相方指名してほしいと思ってるわ。
   ただ、私にも一応狂人の可能性がある以上、絹旗さんの指示を待った方がいいのかしら。

   もしも結社4COになった場合の吊り順は…うーん、相方指名を見てから考えましょ」

黒夜(…白井の黒さが留まるところを知らんな)

土御門(同じ質問を何度も繰り返してボロを出させるのは警察の常套手段だにゃー。全然関係ないけど。
   御坂の『狂人の可能性』って何だ? あぁー、罠か?)

青ピ「いや、白井ちゃんが狂人やったら…の話やし。
   占い師を辞めてくれたんは感謝しとるよ。時期についてはまぁ、その…あれやけど」

垣根「とりあえず今になってのCOがどうも引っ掛かる、説明を聞いてもサッパリだ」

削板「>>土御門
   狂人は一人だぞ。白井が狂人なら青ピ狂人はない。
   そうすると占い師は必然的に真狼、滝壺が襲われているから真、青ピは狼になる筈だ」

土御門「………。
   すまん、頭を冷やしてくる。混乱してるにゃー」

黒夜「>>白井
   お前の視点からはそうなるだろうな、普通。
   結社が揃って占いCOしたなら、同時に騙り解除して占い師確定で万々歳だ。

   >>削板
   滝壺が村人騙りでなければ、な。
   まぁでも実際私もそういう風に考えてる。あそこまで村人騙りを引っ張る理由が思いつかない。
   削板、お前が即時COしなかった事からも、滝壺が結社員ではないという事を信じるよ」

削板「じゃあこれは言っとく。
   【俺の相方は灰で生きている】、【滝壺は結社員じゃない】これでいいか?」

白井「>>土御門さん
   相方の情報を不用意に出す訳にはいきませんもの。
   青ピさんの発言で、占い師の真偽の考察にノイズが乗ってはいけませんから、仕方なく言い添えましたの」

土御門「白井の行動は全部後出しで様子を見てるような気がするんだぜい。オレの印象だから気を悪くするなよ」

絹旗「えーっと、超緊急事態みたいですね。とりあえず超仕切っちゃっていいですか?」

白井「お願いしますわ。…すみません、不測の事態になってしまって」

削板「頼んだ!」

佐天「待ってました!」

御坂「もう滝壺さん真でいいじゃんおおげさだなぁ。
   とりあえず黒子と青ピさん吊っちゃいましょう。
   って言ってしまいたいわ、私」


土御門(御坂、オレもそれに賛成だにゃー…。
   というか、2ペアにならないでくれよ…!)

黒夜(心の底から御坂に同意したい…。
   滝壺狂、青ピ真、白井狼もあり得るが…そうだったらいいんだけどなぁ。
   白井が狂人だったら、今頃狼も大慌てだろうな…)

絹旗「まず【白井さんは超相方が誰か指名してください】
   【その相方が了承したら、その後で削板さんも超相方の名前を言ってください】

   とりあえずはこれで超お願いします」

一方『満月、俺か新月を相方に指名してくれ。
   派手に立ち回ってる俺のがいいかもしンねェ。

   『もう演技しなくていい』とか言いながらな…。

   ただし、拒否させてもらうぞ』

白井『ごめんなさいね、半月。
   どうすればいいか途方に暮れていると思いますの…。

   どれだけ狂人ぽく振舞っても、処刑で白黒が見抜かれてしまいますわ。
   十六夜を指名するのは、少しやりすぎな気もしますの』

一方『構わねェ。切り抜けてみせる』

白井「了解しましたの。

   では…、



   【一方通行さん】、すみませんが、正体を明かす事になってしまいましたわ。ご了承くださいまし」

垣根『おお、きたな!

   月下の人狼に祝福を!!

   なんか燃えてきたぜ』ケラケラ

以上、お粗末様でした

皆の混乱っぷりが伝わりますかね?

>>408は本当に間一髪でしたw
たまに間に合わずに二人ともCOしちゃって地雷撤去になる事もあります…あれは本当に凹みます…


裏側見てると面白いな
狼がここまでコントロールできてる村初めて見た。


結社が自由に会話出来ないとこういうとき大変だな。セリフみる限り土御門が先にでたほうが良かった気がする。

こんばんわ、連休中にひっさびさに短期BBSやってた>>1です
狐やるとあと1日生存で勝てる!って時に溶けるのは何故ですかちくせう


>>440
ここの狼達強すぎですマジで…まさに狼劇場ですよね、戦略でもRPでも

>>441
会話できる村は楽ですよねー
削板はあまり喋らないので、盾にするって意味なら先に出るのはありなんですけどね
(土御門が先に出て、そのまま襲撃された場合に削板が結社COしても皆を納得させれそうにないので)
投票COありならと土御門が先でOKなんですけど、この村は不可なので…

投票CO:吊り先投票で自分の意思を示すこと
例)結社Aが「俺今日死ぬかもしんねーから、相方に投票するからそれで結社相方を判断してくれ」→村人Bに投票する→村人Bは結社員だと判明

この村は吊り・襲撃の死者の票は完全ランダムになっちゃうので、結社Aが結社Bに投票したとしても、襲撃死したら例えば狼Cに票が入ったりするんですよね
そもそも無記名投票設定なので結社Aの票がドコに流れるか不明ですしおすし(誰が誰に投票したかも不明)


佐天(えええええ!?
   一方通行さん!?
   どういう事なんですか一体ーーー!!)

黒夜(よし、一方通行吊ろう)

一方「………ァ?」

黒夜「…身に覚えがないという事でいいな?」

垣根「一方通行が結社員?
   どういう事だ、一方通行は非結社COしてなかったか?」

一方「………オマエが、オマエがああァァァああああ!!!

   【俺は結社員なンかじゃねェ!!】
   オマエが、オマエが…滝壺を!!!」

白井「きゃあ、わたくしとした事が、外してしまいましたのっ」

一方通行は再び白井に殴り掛かろうとする

滝壺「あくせられーた、だめ…っ!」

滝壺は届かないと知りながら、それでも思わず声を上げる

白井は一方通行から逃げて、教会の鐘突き堂に立て篭もった

垣根「って違うのか!! なんなんだよこれ!!
   白井は結社騙り確定…でいいんだよな?」

土御門「逃げ足速いな白井…。

   これで決まりか? 削板が結社って事で」

佐天「一方通行さん落ち着いて…気持ちは…痛い程解りますけど…」

削板「どうやら白井は偽結社だな。
   一応提案だ、俺に対抗する結社かどうか、全員が言えば俺結社は確定だろう」

黒夜(…最終的に一方通行を二重三重に白く見せるギミックだったらお手上げだぞ、狼?)

佐天(あれ、白井さんは狂人ですかね?)

白井『守護者探しでも堂々と始めますわね。
   まずは十六夜を疑いますの♪』

一方『滝壺が襲撃された時点で俺守護者の可能性は激しく薄ィだろ。
   もし俺が守護者なら、滝壺しか護衛しねェよ…』

白井『同感ですの。

   裏をかく性格は表に出していませんものね』

御坂「一応、【私は削板さんに対抗する結社員じゃないわ】っと」

黒夜「【私は削板に対抗する結社ではない】

   白井の正体は…絹旗、お前に任せるよ。
   一方通行、とりあえず落ち着け。白井を斬るのはあくまでも処刑が決まってからだ…」

佐天「【あたしは削板さんに対抗する結社員じゃないです】

   で、削板さんの相方は伏せるんですか?」

土御門「【オレは削板に対抗する結社員じゃないにゃー】」

垣根「【俺は削板に対抗する結社員じゃない】

   …結果的に結社員が一人、引き摺り出されちまった訳か。なんか考える事が増えちまった気分だ…」

初春「【私は削板さんに対抗する結社員ではありません】

   滝壺さん…」

削板「これ以上対抗が出ないなら伏せといた方が地雷にできるぞ。そのための対抗/非対抗COだしな」

青ピ「ボク視点やと…。
   白井ちゃんは狼で滝壺ちゃんは狂人、ってのがスマートやね。

   仲間狼の佐天ちゃんが占い先になってしもて、一か八かで襲った占い師は残念ながら狂人。
   真占い師のボクに黒出しされてもうて、一方通行はんが狂人の可能性を賭けて博打打って大ハズレ…?
   せやけど、現時点で佐天ちゃんの判定から目を逸らすんはできとるから、ちょっとだけ成功…ってとこなんかな」

垣根『そう、その考察しかないよなぁ。

   ただ、一方通行狂人は無理があるな。一方通行が狼じゃないとな…くく』

黒夜「ああ、議事に一つ答えておこうか。

   【今日の吊り先】
   白井だ。
   狂人であれ、狼であれ、生かしておく必要はないだろ…」

垣根「そうだな…結社を騙る村人なんてメリットは微塵もない。白井は間違いなく狼陣営だろ。

   【今日の吊り先】
   白井にするのに理由はいるのか?」

佐天「ちょっと思ったんですけど、占い機能が崩壊した今、結社員が潜伏している意味ってあるんですか?
   灰が狭まっていいとおもうのは短絡的ですかね?
   …まあ、青ピさんが偽って事は現状あたしにしかわからない訳なんで、地雷はあった方がいいって事ですよね。

   守護者の守護先がブレる事もあるんですかね…絹旗さんガチ守護で問題ない気がするんですが。…無責任ですかねこの発言。
   もう一人の結社にはもっと灰が難しくなった時に出て来てもらうって事ですか?」

御坂「うーん、一連の流れを見ていて私の中の灰の印象もだいぶ変わったわね。
   やっぱりこの人白いなーとか、あれこの人黒いかもとか。

   狂人だと思うけど今日は【黒子吊り】かしら。
   それで明日青ピさんを吊って、残り回数は四回。その間に黒を二回吊らないといけないのよね。

   …アグレッシブに今日【青ピさん吊り】って言うのは駄目かしら」ボソッ

垣根『ごめんな、満月。ここで満月以外を挙げる訳にもいかない…』

白井『構いませんわ。どんどんおやりになってくださいまし。
   今日はライン考察は殆ど出ないのでしょうね。狂人説が世論の大半ですし』

垣根『半月は人間だが、『月下の人狼に祝福を』、この言葉を贈る』

一方『半月を信じる。この一言に尽きるなァ』

白井『半月、ごめんなさい。
   きっと誤爆してしまった気分でいっぱいですのよ』

佐天(御坂さんその黒い人ってあたしですか!?)

―――――



白井「くすくす…一方通行さん、ごめんあそばせ。
   占い師が二人、霊能者が二人になっていれば、もっとよかったのですけれど。撤回の策はお見事でしたのよ?」

白井は怒りに震える一方通行を見下ろしている

一方「狂人でも人狼でも構わねェ…この手でぶっ殺してやる…!!」

一方通行は唇をきつく噛み締め…ぶつりと切れた唇から血が滲む

滝壺「…やめて、あくせられーたお願い、やめて…。
   見て…られないよ…。
   そんな、痛そうな…あくせられーた…見てられないよ…。

   せめて、この手が届けば…」

黒夜「裁きはあくまで話し合いに任せるんだ。
   …それに、オマエが二重三重に周到な仲間切りをしてる狼という可能性もまだ捨ててはいない。

   とりあえず、そんな風に怒りに任せて暴れる様を見たら、滝壺がどう思うかな?
   お前程の男なら、罪を裁く作法位は解っていると思っていたんだがな…」

一方「…作法、だと?
   ならオマエは、一番大事な存在を失っても冷静でいられンのか。

   俺には、無理だ。
   感情を押し込めるなンて出来ねェ。
   俺ン中にあンのは、人狼を殺す事…それしかねェよ」

一方通行は鐘突き堂の扉を乱暴に殴り肩を震わせた

黒夜「ああ、冷静でなどいられないさ…私だって、復讐のために今まで生きてきた化け物さ…。
   だったらお前に問うが、私のような在り方が幸せそうに見えるのか?
   母を犯され、世に呪われた子として生まれ、怒りのみを背負って生きてきた、こんな存在がそんなに幸せそうに見えるかと聞いてるんだ!!

   …処刑が決定すれば、奴を斬ろうが焼こうが…好きにすればいい。
   だがな、一方通行? 滝壺は…滝壺はそんな方法で狼達に立ち向かっていたか…?」

土御門は一方通行に一本の鍵を見せた

土御門「これが扉の鍵だ。開けて中に入るのも自由、そのまま投げ捨てるのも自由だぜい」

土御門は鍵を手渡して集会所へ戻っていった

黒夜「白井…私からお前に言う事はもう何もない。私にとってお前はもうただの標的でしかないからな。
   これから貫かれる的を慈しむ狩猟者はいないだろ。

   …お前の裁きはそこの男がやってくれる……私なんかより、余程うってつけの男だ…」

白井「あら、可愛い黒夜さん。…それはどうかしら?

   ひょっとしてわたくしが、あなたを狩りたてる事だって、あってもいいのではなくて?
   非力な人間の、数を頼みにした裁きなどではなく、ね。…うふふ」

黒夜「残念だな、白井。私が化け物と呼ばれるのは、耳や尻尾があるからだけだと思ったか?
   私にはお前達を殺すためだけの爪と牙がある。私はそういう存在なんだよ。

   まあいいさ、奴の刃は出来損ないの私の爪なんかより、よっぽど鋭いだろうさ」

土御門「憎しみの連鎖はどっかで止めなきゃならないな…」

黒夜「まったく…私も少々お節介が過ぎたか?」

土御門「復讐…か。そんなくだらないもののために生きるなよ。
   オレの考えは浅はかかもしれない。だが、もっと自分を大事にしたらどうだ…」



―――――

垣根『黒夜、残念だったなぁ。
   その『うってつけの男』は白井の仲間なんだぜ?』ニヤニヤ

浜面は息を切らせて走ってくる

浜面「何があったんだ? とりあえず結社かどうか言えばいいんだな?
   【俺は結社員じゃない】」

土御門「>>御坂 >>452
   それは白井を狂人と決め打って放置って事か? 青ピが狼なら吊りの無駄にはならないにゃー」

初春「今日は【白井さん吊り】で…いいでしょうね。きっと白井さんは、滝壺さんの傍へは行けません…」

初春は一方通行の様子を見て瞳を潤ませた

初春「もう私達の声が…届かない…んですか…?
   滝壺さんを襲った人が、この中に居るから…?

   でも、そんなの哀し過ぎます…」

白井「滝壺さんの傍…。
   そうですわね、わたくしには、もっと似合いの世界があるのでしょう。
   そこはきっと、真っ赤で素敵ですのよ…」

青ピ「ここで問題なんは…。
   白井ちゃん狼は、なんで佐天ちゃん狼に黒出しをせぇへんのか、って事やね。
   黒出ししとけば、白井ちゃんはこんな芝居せんでもええし、暫く生き残れた筈や。
   せやのに、『暫く』やのうて『ずっと』生き残るために芝居を打った。
   ここに残り一匹のヒントがあるんやないか、と思うんやけど…。

   >>御坂ちゃん >>452
   全力で反対させてくれん!?
   あ、御坂ちゃんの膝蹴りオンリーで撲殺、ならちょい考えるけど」キリッ

土御門「…ブレないにゃー、お前。

   ポンと出るのは結社地雷を恐れた、って所だな。
   あとは、最初からこの騙りを狙っていた。…この騙りすら何かの狙いの布石かもしれない。

   で、だ。とりあえず青ピには残りの狼が誰かを考えてほしいんだぜい?」

御坂「>>佐天さん >>452
   その意見黒く見えるわね。
   削板さんが襲撃されるまで相方は潜伏でいいんじゃないかしら。対抗が出たら両方吊りで。

   >>土御門さん
   今日青ピさんを吊ってみたくて仕方ないのよね。やっぱり駄目かしら。
   それもちょっと議題に加えてみようかなぁ」

黒夜「もう白井吊りで確定してしまって、その他の議題についてゆっくり考えるのはどうだ?
   今日は色々と…疲れてる奴が多いだろ…。

   白井が狼の可能性もある以上、吊らない理由はないと思うんだが…」

御坂「うーん、言いたい事は解るんだけど…。
   黒子が狂人だったときに、黒子吊りで吊り回数を稼ぎたかった狼だと思われちゃうんじゃないかしら。
   黒夜さんが狼だったら、そんな露骨な事はしないと思うけどね」

絹旗「【今日の議題】超訂正版です。
   1、灰考察
   2、今日の占い先
   3、今日の吊り先を白井さん以外で
   4、この人だけは吊りたくない人

   これで超お願いします。あと表はこれですね」



   \ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
   属 占 _ _ _ _ 霊 _ _ ※ _ ※ _ _ 人 人
   色 灰 灰 灰 灰 灰 白 灰 ※ 灰 灰 白 灰 灰 白 白
   占 _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
   吊 _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _

   ※滝壺:占い師CO→襲撃死のため人間確定
   ※白井:占い師CO→結社スライドCO(結社騙り)
   ※佐天:占い機能破壊のため色不明(青ピ→黒判定)

絹旗(やっぱ白井さんは超生き地獄の方向で。

   青ピさん超吊っときますかね。白井さんは超狂人確定でしょうし。
   これで青ピさん狂で白井さん狼なら超神連携です。

   佐天さんが超どっちなんでしょう?
   守護者に滝壺さん保護の選択肢は超なかったですか…)

佐天(【占い先】ってあたしも出すんですか? もう占い師居ないのに? って言っちゃダメかなぁ)

浜面「青ピ→佐天黒
   白井→結社スライドCO→相方は一方通行(否定)
   削板→対抗結社CO(相方は灰)

   だな?

   【今日の占い先】
   【青ピが自由に選ぶ】

   【今日の吊り先】
   白井じゃないなら【佐天】だな。無駄吊ができる今のうちなら可能な選択だと思う。

   【この人だけは吊りたくない人】
   【一方通行】だ。あのCO解除は狼側の行動には見えない」



   \ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
   属 占 _ _ _ _ 霊 _ _ ※ _ ※ _ _ 人 人
   色 灰 灰 灰 灰 灰 白 灰 ※ 灰 灰 白 灰 灰 白 白
   占 _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
   吊 _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ 佐 _ _

佐天「>>青ピさん >>461
   黒を出しても白を出しても、襲撃されずに残った占い師候補が『ずっと』生き残れるんですか?
   青ピさんは自称占い師ですよね? この違和感は…何でしょう?」

土御門「>>御坂
   オレは滝壺が亡くなってから占ローラーは考えていた。結社地雷が有効じゃなくなったからな。
   言いたい事は、青ピから吊るのもアリなんじゃないか、って事だにゃー」

青ピ「>>佐天ちゃん
   占い師のままやと『ずっと生き残る』事はできん。せやから結社COした。
   …って言いたいんやけど…」

絹旗「白井さん。私達を超欺いていた罪は超重いですよ?

   勿論、それ相応の覚悟はしてますよね?」ニコニコ

浜面「白井が狂人、青ピが人狼で間違いないだろ」

黒夜「同感だな。両方とも狼だったら賞賛に値する奇策だが」

佐天「>>青ピさん
   ああ、成程、そういう事ですか。ごめんなさい、勘違いしたみたいです。
   でも真結社が二人とも生きてるのに結社騙りをする事が生き残るための策とはあたしには思えないです」

浜面「ああすまん。白井が人狼で青ピが狂人って線もあるよな。
   とりあえず白井と佐天を吊って様子見ようぜ」

白井「>>絹旗さん
   うふふふ、血に飢えた村人に駆り立てられる覚悟ですかしら?
   占い師を称している時に、もう『死を選ぶべからず』とは参りませんもの。そうでしょう?」

佐天「>>御坂さん >>461
   御坂さんにとって黒い発言に見えた事には弁解しません。思った事を素直に言っただけですし。
   結社1潜伏する事に異論もないですよ。

   …ただ、青ピさんが真の可能性を捨てきれてないのを見ると歯痒くて。
   …独り言です、気にしないでください」

上条「ちょ、ちょっと、これは、何の騒ぎだ…?」

白井「あら、上条さん。ごきげんようー♪ ですのよ」

上条「…白井……白井、お前は…。

   ………。
   そう、か…そうだったのか……はは…は…」

上条は小刻みに震えて俯き、地面を凝視する

初春「えっと、【灰考察】です。

   【青ピさん狼】として、佐天さんについて考察してみました。
   白井さんの行動は加味しなく、黒判定を出した時点での青ピさんの状況から考えています。

   A:ローラー覚悟で人である佐天さんに黒判定を出して道連れに、吊られるなら吊りを一手損させてからという作戦。
   結社2潜伏の状態での黒出しは地雷があるのでリスクがあります。佐天さんが結社ではないと考えたんでしょうか。
   もし地雷が発動してしまったら、狼の青ピさんのみ吊られ、狂人か真の白井さんは放置の可能性が出てきます。

   ローラーが先の場合は青ピさんに黒が出るので、その時点で占い結果は無視されます。
   青ピさん黒が佐天さん白に黒出しをするメリットはあまりないのでは…? といった感じです。
   滝壺さんが襲われた以上、ローラーになる可能性の方が高いと思いますから…。

   B:佐天さんが本当に黒で、どちらが吊られても生き残ったほうが信頼を得られるという大胆な作戦。
   ・佐天さんを吊って黒→青ピさんの信頼上昇
   ・青ピさんを吊って黒→佐天さんの信頼上昇

   この場合、今日占い師が襲撃された事によって佐天さんが状況から黒くなる事は明白です。
   白を出すより黒を、と考えたのかもしれません。
   なので、Bの可能性も大きいのでは、と考えました。

   佐天さんはあまり疑ってなかったんですが、>>147今思えばちょっと気に掛かります。

   それから、白井さんの騙りの前後の発言で土御門さんが白寄りになりました。
   他の人は昨日とあまり変わらないです。ごめんなさい。

   占い師を今日襲うつもりでいたなら、昨日の占い先希望で仲間売りをしてる可能性もあると思ったんですが…。
   私が気になってる人は私占い希望でした……。
   青ピさんが上条さんを挙げてる位ですね」

土御門「>>浜面
   占いは青ピに任せるって、お前は誰が怪しいと思ってるんだ?」

青ピ「>>佐天ちゃん
   最初から狼にとっては賭けやったんよ。ボクを襲うか、滝壺ちゃんを襲うか。喰えるのは真か狂か。
   で、最初の賭けに負けた。その時点で佐天ちゃんと白井ちゃん、どっちかは処刑されるんが目に見えとる。

   結社COは分の悪すぎる賭けや。むしろ賭けにもなってへん。
   せやけど、場を混乱させ、狂人や思わせる事で生き残ろうとしたのかもしれへん。『狂人やから放置』なんてな。
   実際、ボクを先に処刑してまおう、なんて動きも出とるやん。

   それに、佐天ちゃんは弁が立つ人や。ボクの信頼落とすには、白井ちゃんより相応しいっちゅー計算もあったんかもしれん」

削板「白井を吊り、判定が白なら人間…つまり狂人で、さらに言えば青ピは狼だな。
   判定が黒で白井が狼なら、青ピは真狂で人間になる。
   そう考えると青ピより確実に偽な白井を先に吊っておきたいな。偽と判明したまま生き延びるのも…辛いだろ」

黒夜「>>御坂 >>461
   そういうツッコミがあるだろうなと思ってたよ。
   正直、今日の一連の流れで青ピが黒く見えてるんだが…可能性を捨てきれないのが悪い癖でね。

   一応佐天は広義のパンダ判定になるんだろうな。こういう場合は確かに吊った方がいいと思うんだが…難しいな。

   ちなみに個人的な印象で悪いんだが、今日の一連の流れは
   【やむを得ず仲間の佐天を切って黒出しした狼青ピが、狂人の突然の動きに翻弄されてしまった】ように見えた。
   これにまったく根拠はない。ただ、佐天も青ピも黒く見えるだけに迷ってしまったんだよ…うーん」

佐天「……そっか。
   青ピさんもあたしも、どっちかじゃなくてどっちも黒って事もあり得るんですね。
   そういう事ならあたし吊られてもいいですよ。不安要素をなるべく少なくする、って意味ですよね?
   …自分吊りの提案じゃないですよ?

   昨日も言いましたけど、あたしは大人しく吊られるつもりはこれっぽっちもありませんから。吊りを無駄にしたくないですもん。
   あたしの吊が絶対に無駄じゃない、ってあたしを説得出来るならその決定もありかもしれない、と思います…」

御坂(襲撃候補は私、絹旗さん、削板さん。
   確定白で守護者の可能性もある私襲撃、よね。
   それか削板さんを襲って相方を引き出しに来るかしら。
   もうここからは死ぬまでずっと絹旗さんに張り付くしかないわね)

―――――



一方「…もォ、逢えねェ…。
   何処にも、あの美しい紅い蝶は居ねェ…」

一方通行は血の滴る手と鍵を見つめ、黙って鍵をポケットに仕舞い込んだ
入れ違いに歪になってしまった銀色の鈴を取り出し、ベルトループの金色の鈴に重ねて結ぶ

一方「…滝壺…仇は討つ」

よろめきながらもゆっくりと教会に背を向けた



―――――

滝壺「………。
   私はここに居るよ…。ねぇ、…。

   届かないなら…同じ、だね…」

滝壺は胸の前でそっと手を組み、一方通行をじっと見つめている

一方「………。

   >>黒夜
   >>202初春の考察に『守護者を占い師へ誘導』とあるが、オレにゃそう見えねェ。何故そう思ったンだ。
   それと『占い師が真狂狼なら偽占い師吊りも難しい』ってのはどォいう意味だ?

   霊能者確定からオレを黒寄りとしたみてェだが…これは弁明できねェな。実際確定しちまってる。

   俺を『頭が切れる』と評するのはなンでだ。
   俺は何時でもテメェのしてる事が正しいかどうか迷ってンだがな…。

   『【ステルス狼としてお前(この場合、俺だな)が潜伏する怖さ】の方が私には大きい』っつゥのは、俺が狼なンが前提だな。
   俺が狼だったら、騙って前に出てくンのは黒夜にとって好都合じゃねェのか。なンでそンな残念そうに言うのか解ンねェ。

   霊能者確定は狼側に不利じゃねェと言い切ってるが、俺は昨日白井に言った通り>>283議事から狼を探すのが基本と思ってる。
   そン時、確定能力者の存在はデケェ。黒夜は占いを大事に考え、霊能を軽視してる印象だな。

   >>土御門 >>204
   『狼にとっていい手』ってのはどう狼にいい手なンか深く説明してくンねェか」

土御門「>>一方通行
   この状況の事を言ったんだにゃー。占い機能破綻を狙った狼、とも考えられるんだぜい。
   灰印象で言ってるはずだ、表裏一体だと。

   お前が人間なら…これ程辛いもんはないだろ」

土御門は表情を隠すように顔に手を当てた

初春「ごめんなさい、少し疲れたので席を外します。

   【今日の占い先】
   もう意味はないと思ってますが、灰の中で疑ってる人という意味でなら【上条さん】です。

   【今日の吊り先】
   白井さんが駄目なら【青ピ】さんです。

   【この人だけは吊りたくない人】
   【一方通行さん】です」



   \ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
   属 占 _ _ _ _ 霊 _ _ ※ _ ※ _ _ 人 人
   色 灰 灰 灰 灰 灰 白 灰 ※ 灰 灰 白 灰 灰 白 白
   占 _ _ 上 _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
   吊 _ _ 青 _ _ _ _ _ _ _ _ _ 佐 _ _

   ※議題で吊り先は【白井以外】との指示

黒夜「>>一方通行
   まず、初春の守護者誘導という発言の根拠は>>171だな。
   皆で真占い師と思う人を挙げれば、その人を護るという選択肢が大きくなって重圧を与えられる…という事だったか。
   あの状況下では狂人襲撃でも充分過ぎる程有効だ。ほら、今日みたいな混乱を与えられる。
   しかも霊能者が確定している以上、みだりに守護先をブレさせる意見にも見えた。そういう事だ。

   お前が頭が切れると思うのは何故かって?
   あえて霊能者騙りに出て、真霊能者を確定させる作戦を思いつくお前が頭脳明晰じゃないというのは謙遜が過ぎる。
   さらに言うなら、今お前は全員の信頼をこうして得ている。灰であるにも関わらず、だ。
   ヘタに隠れるよりも、こうして前に出てきている事が頼もしくあり恐ろしくもあるよ。

   あと、霊能者確定は狼にとって不利じゃないという発言だが、確かに少し言い過ぎだな。
   だが、少なくとも一方通行が思っている程有利とも私には思えないんだ。
   やっぱり生きてる者を吊る前に占えるというのは大きい。霊能判定はどうしても一歩遅れてしまうからな…。
   別に確定能力者の存在を軽視はしないよ。少なくとも確定白な訳だし、色々な情報も入ってくる。
   ただ、あの状況では皆『霊能者が確定した』ことに浮き足立ってるように感じたから釘を刺しただけだ。

   ちなみに『占い師が真狂狼なら偽占い師吊りは難しい』ってのは、狂人襲撃が行われた後の二択が心理的にプレッシャーになりやすい。
   吊った占い師が白判定でも、狂人か真か解らない可能性が高いというのもあるな。
   もし狂人襲撃が行われなかったとしても、仲間切りの成否次第で難しい…と私は考えたんだがな?
   まあ、確かにこれは短絡的すぎるか…?」

垣根「ぜぇ…ぜぇ…やっと纏まった…。

   【灰考察】だが、今日の議事はあまり考慮に入れてない。
   白井の正体が狂人か狼かで変わってくるだろうからな。よって昨日の議事を中心に組んだ考察だ。

   ・初春
   昨日と印象は変わってない。一方通行絡みの件でだ。
   それは昨日の俺の吊り希望>>249、初春への質問>>254の回答>>256で解るよな。
   他の人間に対する質問は中々的を射たものがある。占い師考察なんかもよく見てると思う。正直感服だ。
   なのに俺の考察に対してはそうじゃない。
   初春の俺考察>>219にある勘違いの内一つは全て俺の同じ発言内に納まっていた>>75のにそれを見落としてる。
   しかし、狼は慎重だと思うのも事実だ。こんな見落としをするか?
   だが昨日の印象が強くてなかなか晴れそうにない。初春が何者か? それが解れば無駄に考える事が減る。今、一番占ってみたい相手だ。

   ・土御門
   初日に比べると急に意見が増えたな。その内容もしっかりしてて色々な可能性を考えてる。
   とても慎重になった印象だ。情報を多く持ってるようには見えねぇ。
   >>298昨日の議題提案には少し疑問も残るが、意見を聞いてほぼ納得した。初日に比べると好印象だ。

   ・黒夜
   考察内容が突出して濃い。初日の立候補がなくても充分白寄りだ。
   立候補時の自分占い、昨日の考察の内容。狼なら占われるかもしれない危険な賭けをして、かつこの考察ぶり。
   黒夜が狼なら仕方ない、と考えたくなるな。
   試しに狼と仮定して考察してみたが、黒い点が見つかんねぇ。よって昨日と同じで暫定白だ。
   俺の中で相当な変化がない限りここは変わんないだろうな。

   ・佐天
   今日の一件でかなり印象が変わった。そういう目で見ると気になる点があるな。
   >>215一度一方通行が狼の可能性の考察をし、そこで霊能者守護の事を言う。
   すかさず同発言内で『狼陣営は今日から占い師を狙うだろう』と打ち消してる。敢えて発言した所に違和感だ。
   その違和感が繋がるのが昨日の最後の発言だな。『3が一番あり得そう』と言ってる。どうも守護先を迷わせる発言が多い気がする。
   今の所、少し黒寄りだ。

   ・上条
   昨日の議事を見ると前日に比べて印象はいい。土御門と同じで意見がはっきりしてきてる。
   考察内容も納得できる点があるし、よく見てると思う。
   ただ、一つの事に固執しすぎな気がするな。人を疑う理由を見つけられない狼がやる手だとも思う。
   この事には信憑性はない、よってまだ判断できねぇ。

   ・浜面
   昨日は議題に答えてない、しかし今日は答えてる。理由は不明だけどな。
   考察するだけの材料がない、ってのが正直な所だ。

   ・一方通行
   考え方はかなり近いな。昨日の灰考察の内容が俺と殆ど一緒で笑っちまった。
   他人への質問、他人からの質問の応答に違和感がない。むしろしっかりしてる、印象だけなら疑う余地はねぇ。
   状況的には俺の黒夜考察と同じだ。唯一違うのは占われるようなポジションに立ったかどうか、だな。
   現在の状況に不安を感じちまう。よって昨日と変わらず。

   【今日の占い先】
   【初春】、理由は灰考察の通りだ。

   【今日の吊り先】
   【佐天】、これも灰考察の通りだ。

   ただ、青ピが真とは考え難くなってるのが事実だ。今日の議事でも疑問に思う発言があったしな。
   とりあえず白井の判定が先だ。

   【この人だけは吊りたくない人】
   【黒夜】、これも灰考察の通りだ」



   \ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
   属 占 _ _ _ _ 霊 _ _ ※ _ ※ _ _ 人 人
   色 灰 灰 灰 灰 灰 白 灰 ※ 灰 灰 白 灰 灰 白 白
   占 _ _ 上 初 _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
   吊 _ _ 青 佐 _ _ _ _ _ _ _ _ 佐 _ _

垣根『少し適当すぎたか…?

   青ピ真を出さずに佐天の黒い点を指摘してみた。こんくらいしか出来ねぇ』

一方『新月は正統派のステルスだなァ』

上条「…議題に、答えなきゃな。

   【灰考察】
   ・初春さん
   昨日占い希望に挙げた初春さんだけど…議事を見返してるうちに、『狼としては目立ちすぎるんじゃないか』って思えてきた。
   狼は派手なミスリードはしないだろ。ミスリードしたいなら一番目じゃなく二番目の位置をキープする筈だ。
   そう考えると、初春さんの行動はあからさますぎるんだよな。先陣を切ってる。

   それに霊能者が確定してるから、処刑された奴が白か黒かははっきり解る。
   その状態でここまで俺を疑って攻撃してくるのは…逆に村人らしいな、と。
   初春さんが狼なら、俺を吊れば白判定なんだから、その後自分が疑われるのは確実じゃないか。

   自分が疑われたら露骨に凹んだり行動がストレートだ。元々そういう性格なのかはわかんないけど…。
   多分違うんじゃないかって気にはなってきたけど、あんま白くなりきらないってのが本音だ。

   ・土御門
   表立って俺を攻撃した初春さんを盾にして、俺吊りを唱えたように思えた。
   土御門は昨日初春さんを占い先に希望してるが、理由が『なんとなく』って曖昧なんだよな。
   発言自体は多いが議論に関する部分が弱い気がする。特に占いと吊りの論拠が。
   さっき初春さんの考察で言った『二番目の位置』に一番近いと考えてる。

   あと、白井の結社騙りのやり取り>>422が…俺には凄く黒く見えた。
   俺との考え方の違いかもしれないけど、白井の行動に対しては『相方を指名させ、結果を待つ』だけでよかったんじゃないか。
   土御門の発言は対抗が出た時の対処法とか、かなり早計で場を混乱させる結果になってるんじゃないかと。

   結論から言えば、残りの灰の中で今一番疑ってるのは土御門だ。

   ・佐天さん
   昨日の灰考察の内容で俺を吊りに挙げるのは少し無理がないか。占い先も初春さん。土御門と同じ事が言える。

   自分の発言に自分で訂正やフォローを入れてる事が多いのも引っ掛かった。指摘されるのを恐れてるから、と受け取れる。
   黒判定を出されて…自分の視点からは青ピは偽確定なのに、それについてあんま反論してないのも不思議だ。
   黒要素はあるんだが、青ピに黒判定出された事で白く見える。判断が難しい。

   ・垣根
   効率的に発言してる。だからって狼じゃない、って根拠にはならないが。正直あんま疑う材料がない。
   一方通行を占い先に希望してたのが気になるが…狼ならやらないんじゃないかと考える。
   残りの灰の中でかなり白く見てる。

   ・黒夜、浜面、一方通行は昨日の考察と印象変わらず。
   ただ浜面はもう少し色々話してほしいと思う。

   …【青ピの佐天さん黒判定について】だけど…。
   青ピが狼って視点でいくなら、佐天さんは白じゃないかと考える。狼の仲間切りにはまだ早いんじゃないか。
   滝壺さんが襲撃された時点で占い師ローラーは確実だと思う。
   そうなった場合、白井と青ピを吊って、じゃあ次は? ってなった時に標的が佐天さんに行き易いよな。
   まあこの辺の話は霊能判定を待ってからでいいと思うけど。

   【今日の占い先】
   【初春さん】で。
   機能は無効化してると思うけど、青ピがどんな判定を出すのか見てみたくはある。

   【今日の吊り先】
   【土御門】だ。理由は灰考察で。

   【この人だけは吊りたくない人】
   【一方通行】だな。灰の中で一番白いと思ってる」



   \ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
   属 占 _ _ _ _ 霊 _ _ ※ _ ※ _ _ 人 人
   色 灰 灰 灰 灰 灰 白 灰 ※ 灰 灰 白 灰 灰 白 白
   占 _ _ 上 初 初 _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
   吊 _ _ 青 佐 土 _ _ _ _ _ _ _ 佐 _ _

一方「>>土御門
   俺ァこの状況をなるべく回避させるための、一日目最後の提案だったンだが。 >>156
   少なくとも判定が割れるまで狼にゃ狂人が誰か解ンねェだろ。情報をなるべく渡さねェ事で襲撃が防げねェか思案したまでだ。
   まァ狼同士で相談出来ンだから、無意味かもしンねェがな…。

   しつけェが、俺はあの提案を強要した訳じゃねェぞ。賛否もそンまま受け入れた。
   俺はその後何か食い下がるような事を言ったか?
   霊能者騙りについちゃ、実際やった行動だかンな、疑われても仕方ねェと思ってる。
   だが無理強いしたつもりのねェ提案も交えて疑われるっつーのは困ったな。

   >>黒夜
   俺の提案>>156はどォ思った?
   初春が言ってンのとは逆の事だと思うンだが。

   ンー…。
   真狂狼の組み合わせに措いて、狂人襲撃が行われ、真狼が残ったとしても、(狼の?)仲間切り次第じゃ真も偽(狂)って可能性を考えちまう。
   って事でいいンかよ…?
   何が難しいのかちっと理解出来ねェな…俺が理解できねェだけかもしンねェが」

一方通行は窓の外の雨を眺めている

一方「【灰考察】
   ・黒夜
   俺を疑ってる割に、俺の発言をあンま見てねェような印象が拭えねェな。
   単純に疑われてっから目に付くだけかもしンねェが。
   根本的に俺と違う考えを持ってるが故の違和感かもしンねェが、考え方の違いだと流さねェで俺なりに見てくつもりだ。

   ・浜面
   白寄り。もうちっと議論に参加してくれりゃ有難ェ。なンでも言ってくれ。

   ・初春
   今日の考察が青ピと佐天に集中してっから、印象は昨日とあンま変わンねェな。
   垣根とのやり取りが目立つなァ。
   対立してる初春と垣根、両方が狼ってのはねェと思ってる…ちっとばっか危険だと思うからな。

   ・上条
   昨日とあンま変わンねェ印象だな。
   気になンのは…初春みてェに、ちっと俺を信用しすぎな気がすンな。だが、今ン所あンま狼って印象はねェ。
   …信じてもらえンのは有難ェと素直に思ってる。

   ・垣根
   発言内容が一環してンな。
   俺を注意深く観察してンのも、その慎重な性格からだと思ってる。
   冷静に判断してンのが特徴だと思うが、やっぱ昨日の初春とのやり取りで見せた占いへの反応が浮いて見えンだよな。
   もしコイツが潜伏狼だったら危険だな…。

   ・土御門
   具合が悪ィみてェだが平気か?

   昨日の印象から今までに掛けて再度考察してみたが、若干黒寄りになった。
   質問の回答が、>>204の時点では色々な可能性を含ませておき、その状況に措いて俺を怪しむ材料として用意してたように思えた。
   あの時点でその可能性を懸念してたンなら、それについて指摘すンのが自然なンじゃねェか?

   ・佐天
   残りの結社を燻り出してェような発言に取れる。 >>452
   白井が偽だと判明してンだ、残りの結社が出てくる利点はねェと思うンだが。
   占い師が欠けちまった以上、確定白を守らなきゃなンねェ。無闇に表に出せば護衛が手薄になると思わねェか。

   【今日の占い先】
   俺は欠けた占い師の結果は当てにしてねェ…悪ィな、青ピ。
   だが一応希望を出すなら【初春か垣根】だな。
   なンでこの二人で迷ってるかっつゥと、初春の考察にある、両方狼はねェって考えからだ。
   両方白の可能性もあるが、意外と片方が狼って可能性もあンじゃねェかと思ってる。

   【今日の吊り先】
   白井以外考えらンねェ。青ピについては白井の判定から考える。

   白井と青ピ以外っつー事なら、【土御門か佐天】だ。
   佐天は白井と青ピの吊り判定から考えてェ。が、今ン所佐天は灰でも黒寄りだから挙げさせてもらう。
   土御門についちゃ灰考察にある通り、黒寄りに見えてきたからだ。

   【この人だけは吊りたくない人】
   …正直一番難問だな。灰の印象が殆ど変わンねェから難しいっつーの…。

   【浜面】位しか暫定白と呼べねェな。
   【上条】も俺ン中じゃ白い位置に居るかなァ…」



   \ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
   属 占 _ _ _ _ 霊 _ _ ※ _ ※ _ _ 人 人
   色 灰 灰 灰 灰 灰 白 灰 ※ 灰 灰 白 灰 灰 白 白
   占 _ 初 上 初 初 _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
   吊 _ 土 青 佐 土 _ _ _ _ _ _ _ 佐 _ _

一方通行は止まない雨音を聞きながら水を掬う

一方(…汝は、人狼なりや…?)

水面に歪む自分の姿に自嘲気味に笑った

一方(あァ…、そォだ。俺こそが人狼だ。
   テメェで、これ以上愛せねェと思えた人間を喰い殺した人狼だ)

冷たい水でざぶざぶと顔を洗い…首を振る

一方(俺は死ンでもオマエと同じ場所にゃ往けねェ。

   俺が往くのは修羅の道…終わらねェ地獄に堕ちるだけだ。

   永遠に失っちまったなら、生ある限り欲望のまま…人間を引き裂いてやる)

狂気を浮かべた瞳で水面を見つめ…泣きそうな自分の顔を、手で覆う

一方(………女々しいなァ。何度こンな事を誓ってンだか。

   オマエは居ねェ。そう、テメェに言い聞かせてる。
   だが、俺はオマエを求め続けるだろォな…。
   生きてる限り、それは止めねェだろォな…。

   滝壺…。
   俺は狂ってるだろ? オマエを殺めたのはこの手だっつゥのに。

   俺は、まだ)

以上、お粗末様でした
一方さんの中の人の苦悩RPは毎回切ないです
そして言葉使いは違いますが、言い回しは元ログのままなので…何というか、厨二な一方さんにピッタリというk(ry

ちなみに一方さんの中の人曰く、
「人狼役で恋愛RPやると自分が本当に狂ってるんじゃないかって思う」
そうです
まぁRPに全力投球ですしね…連日発言使い切ってますし…


あと物凄く細かいですが>>469の初春の考察の中のアンカー修正ミスりました
>>147じゃなくて>>212が正解ですorz
見返してるつもりなんですけど文中にあると見落としが酷い…


黒夜はやたら一方を疑ってたけど正解だったんだよな、普通最初にあんな形で語りをやったら白だと思うのに凄いな。

黒にゃんパない
そういや御坂は二日目誰を護衛したのだろうか…独り言のように絹旗か?

乙&>>394の補足ありがとう
そっか、そもそも勝利条件の判定で人間側になっちゃうんだった
しかし>>459とか読むとちくしょうwwwってなる

こんばんわ、区切ると長さが微妙になっちゃうので3日目ラストまで投下します


>>485
本日分の裏で言ってますけど、黒夜は故意に意見を割ってる部分もあります
まぁそうやって疑う相手を絞った上で考察できるのは凄いんですが
この村は初春・上条みたいな感覚派と垣根・黒夜みたいな状況考察派で結構ハッキリ割れてますよね

>>486
2日目の護衛先は絹旗でした
あそこで悩まなければ多分滝壺護衛でGJ発生、一方さんは喜んだと思います…

>>487
狂人の立ち回りも突き詰めれば深いです
>>459は試合に勝って勝負に負けたみたいな気分になりますよねwww

―――――


一方「…オマエは…、ソコに居ンのかなァ」ボソッ

薄暗い集会所の中を見回して呟く

一方「『赤い花摘んで あの人にあげよ

    あの人の髪に この花さしてあげよ

    赤い花…赤い花 あの人の髪に

    咲いて揺れるだろう お陽さまのように…』」

一方通行はぽつぽつと故郷の歌を歌い出した…

一方「…なァ、聞こえてっか。
   俺の故郷には…四季折々、色々な花が咲いてンだ。
   この季節は…曼珠沙華っつゥ、真紅の花が咲き乱れてる筈だ」

一方通行は降り止まない雨を見つめて話し続ける

一方「その花が一斉に咲くとなァ…秋の種蒔きを始めるンだ。
   人が生活する場所を好ンで咲くのに、死者と縁の深ェ花とも言われてンだぜ。

   でもよ、俺は美しいと思うンだ。篝火みてェなあの花が。

   きっと…オマエも気に入ると思う。
   赤い花と紅い蝶……どンなに美しいだろォな。

   紫苑や竜胆の咲く野原も教えてやる。楽しいだろォな…。

   オマエと一緒に、おンなじ道を…歩け、たら……」

一方通行は声を震わせ、そのまま項垂れて雨の降る外へ消えてゆく



―――――

滝壺「…綺麗だろうね。
   曼珠沙華…見てみたいな。

   一緒に…春も、夏も、秋も…ずっと…。

   …あくせられーた…。私…、」

滝壺は言葉を詰まらせると両手で顔を覆って嗚咽を漏らす
そのまま姿は薄れ―――消えた

―――――



初春「一方通行さん…。
   滝壺さんを失ってとても悲しいのは…わかります。
   …いえ、そんな事は言えないですね…。

   でも、私も悲しいです。
   きっと、みなさんも悲しいです。
   でも、生き残った私達の言葉が届かない事は、あなたを心配している私達にとっても悲しいという事を、理解してほしいんです。

   私達は滝壺さんじゃないからあなたを救えない…じゃあ、どうすればいいんでしょうか…。
   一方通行さんにとって、この村には…滝壺さんしか居なかったんですか?
   私達の事は、どうでもいいんですか?
   推理以外で私達と言葉を交わす事は、もうしないと…?

   私は…村を救うために狼を探したい。
   滝壺さんの仇も取りたい。

   …ごめんなさい」

初春は身を翻して雨の中に姿を消した

初春(ごめんなさい、ごめんなさい…。

   これからずっとこうだったら悲しくて潰れてしまいそうなんです。
   声が届かないって、悲しいです。

   滝壺さん…)

一方通行は黙ってその言葉を聞き…傘も差さずに駆けていく初春の後姿を見送った

一方「……あンなガキでも気丈に振舞ってるっつゥのに、今の俺は…唯の腑抜けだよなァ。

   きっと、オマエがいたら…引っ叩かれてンな。
   初春を、皆を心配させンなってよ。
   そォだな…オマエの事で辛ェのは…俺だけじゃねェ…。

   なァ…心弱ェ俺に、オマエの勇気をほンの少し分けてくンねェか…滝壺。
   一人で立ち上がる勇気を。

   後は…俺の力で、前に進ンでみせる」



―――――

一方『ラインを考えてみた。

   【垣根-初春】
   新月が吊られたら、初春は一気に白寄りになる。
   新月より初春を吊るか、両方吊られねェよォにしねェとな。

   【一方通行-黒夜】
   目立つ事をした二人で、意見が衝突してる。
   両方狼とは思われねェだろォが、俺が処刑されたら黒夜は一気に白くなンだろ。

   【黒夜-土御門】
   …恋愛関係のラインだ。これも二人揃って狼ってのはねェな。
   どっちかが処刑されりゃ片方が白くなる。

   目立つラインはこンなモンか…?
   そろそろ、最終日に誰を残すか考えねェとなァ…。

   …今日は満月吊りになりそォだな。
   そン時まで…満月の好きにしてくれ。俺に出来ンのは、その程度だ。

   済まねェ、満月…』

絹旗「さてと。超仮決定の時間ですよ。



   \ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
   属 占 _ _ _ _ 霊 _ _ ※ _ ※ _ _ 人 人
   色 灰 灰 灰 灰 灰 白 灰 ※ 灰 灰 白 灰 灰 白 白
   占 _ 初 上 初 初 _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
   吊 _ 土 青 佐 土 _ _ _ _ _ _ _ 佐 _ _

   【超仮決定】

   【占い先は初春さん】、【吊り先は白井さん】です」

―――――



白井は鐘突き堂の小さな座椅子に寄りかかって一人寝言を溢している
しっかり握った両手には、犬らしき置物が収まっている

白井「…おばあさま、たすけて。おなかがすいたよ。たすけて。やりでつつかれるよ…」

白井は上条の名前を最後に呟き、眠りを深めていった…

白井『幼い頃、わたくしは村の側の森に倒れていたそうです。
   亡くなった警備員の影に隠れて…痛い槍から逃げていた事だけは、覚えていますわ。

   森は暗くて、寒くて、ひもじくて…。
   ふと見上げた空には、赤い満月が輝いてましたの。上条さんがくれたカバさんの瞳のような、綺麗な深紅の月…。

   親切なおばあさまに拾われて、ずっと人間と同じ食事で過ごしてきましたの。
   もう、わたくしには狼としての力は残ってないかもしれませんわね。

   …わたくしの家族は皆、ただの人間だったのかもしれませんわ。
   父も母も、兄弟姉妹も皆、わたくしが…食べてしまったのかも、しれません』

ふと目が覚めると、絹旗がメモ板に書き付けている姿が目に止まった
鐘突き堂から絹旗が立ち去ったメモ板を見下ろすと、仮決定が記されていた

白井「あらあら、初春を占うんですのね。
   …さて、わたくしはどうしましょう。

   ふふふ。くすくすくすくす」



―――――

白井『半月にはどう動いてもらいましょうか?
   わたくしが生きているうちでしたら、いくらか仄めかすやりようはあるかもしれませんの。

一方『戻った。一人にさせちまってすまねェな。

   半月は充分役目を果たした。初春に白判定を出して、それで終わりだ。

   なンで白判定かっつゥと、佐天が既に黒判定でいい具合に疑われてる。
   アイツを吊っても白…半月が偽だって解っちまう。そうなりゃ初春に黒を出しても無意味だ。
   逆に佐天と初春の繋がりが見えねェって怪しまれる可能性があるからな』

白井『例えば、
   『CO撤回同士なのに一方通行さんだけ信用されて悔しいですの。
    青ピさん、機会があれば一方通行さんの枝毛も見つけてくださいね』
   …とかはどうですの?

   少し、十六夜とのライン切りが露骨ですわね…』

一方『俺へのライン切りねェ…。
   結社の相方として引き合いに出されてンだ、これ以上必要ねェだろ。

   ァー…けどなァ。
   狼ならなンか残す…か? ちっと考えてみるか』

一方『…襲撃先は【御坂】だ。
   守護者がまだ判明してねェが、この状況じゃ絹旗鉄板だろ。
   アグレッシブに削板を狙うのも悪かねェ。…が、御坂にゃ守護者の可能性があるからな。
   確証が持てねぇ以上、今後も守護者の影に怯えンのは変わンねェが。

   …俺の潜伏結社予想は【上条】だ。アイツは守護者っつゥより結社員に思える。
   守護者候補が御坂だけになっちまうからちっとばっか不安だな…灰に紛れてンなら厄介だ。

   満月、守護者と潜伏結社についてなンか考えた事はねェか?』

白井『土御門さんは結社員では?
   わたくしのCOへの反応が早く激しかった事、削板さんと相方関係だと思っていたお姉様が結社でないとすれば、そう思いますの。

   上条さんの情報の絞り方も潜伏に思えますが…案外、議事録の多さに圧倒されているのが本音だと思いますのよ。

   守護者は…不思議に黒く見られている初春を潜伏している、と考えるのもありかもしれませんわ』

一方『上条が議事に圧倒されてンのは本音だろォな。

   土御門が結社か…、充分考えられるなァ』

―――――



一方通行は水を滴らせながら集会所へ戻ってきた

一方「…戻った。遅くなって済まねェ。一度着替えてくる」

二階に上がり、隣の部屋に目を留め…自室に入る
着替えて二階から降りると、窓際の席に胡坐を掻いて座った
その膝の上には昨日まで滝壺に貸していた、赤いストールが置かれている

一方「誰もいねェのか。
   この雨じゃ出てるヤツは濡れてくンだろォな」

一方通行は乾いたタオルを数枚テーブルに置き、再び腰を下ろして目を閉じた

滝壺は目を閉じた一方通行の頬を包み込むように手を沿え、額を合わせる

滝壺「…無理しちゃ…駄目だよ…。
   どうか、無事で…」

ちいさく呟くと、微かな光を残してふわりと消えた

一方『さて…満月。俺じゃちっと役不足だが、話し相手になるぞ』

白井『ありがとうですの、十六夜。

   今朝は本当に鬼気迫っていて、撃たれるかと思いましたのよ?』クスクス

一方『う、…悪ィ』

白井『十六夜にこんなに想われている滝壺さんに、少しだけ嫉妬してしまいますの。

   わたくしの最後、せめて人間の手ではなく、同族にお願いしたいですわ。

   頼まれて…もらえますかしら?』

一方『俺、か?
   オマエがそう望むなら…そうしてやる。

   オマエの望むままに』

一方通行は悲しそうに、静かに目を伏せた

白井『わたくし、こんな風に人を食べたくなる者は、自分一人だとずっと思ってましたの。
   そういう病気なのだと…、同族などいる筈がないと、思っていましたから。

   十六夜、新月、それに半月。
   あなたがたと出逢えて、本当に嬉しかったんですのよ。

   そうと解れば、人間に殺されるなんて、つまらないじゃありませんの』

一方『オマエはガキの頃から苦労してたンだな…。
   俺ァこの村に来るまで…テメェの本性に気付かなかった。
   この地は人狼の血を誘発する何かがあンのかもしンねェな。

   満月が嬉しいと感じてくれてンなら、俺も新月も嬉しい。

   オマエがこの地に留まり続けたのは…俺らが来る事を、本能で感じ取ってたからかもしンねェな。
   孤独の中…気が狂うよォな餓えに耐えて…。
   女は強ェなァ…』

上条「こんばんは、かな。
   …仮決定は了解した。皆が来るまで色々考えながら待ってる」

白井は教会の正門から顔を出すと、一方通行の前を通り抜けて上条の側まで歩いた

白井「こんばんわ。上条さん。
   ねぇ、少しだけ、よろしいかしら。

   えっと、ね。
   …あなたの歌を聴かせてほしいんですの。

   初春の歌や、滝壺さんの踊り、凄く綺麗でしたわ。
   あんなに素敵な世界があるんだな、血に染まった満月よりも綺麗なものって、あるんだなって、そう思いましたの。
   だから、上条さんの旋律も、わたくしの心に残したいんです。…駄目ですかしら?」

滝壺「………しらい…」

上条(正直、白井萌え)

一方(満月…どォか刻み付けてくれ。

   人狼でも、優しさに触れりゃ心が揺れるンだっつゥ事を。
   人間と同じく、誰かを心から愛せるっつゥ事を。

   上条…満月の飢えた心を、せめて今だけは満たしてやってくれ…)

上条「……そうだ、な。
   どの、眷属に生まれても…キレイなものをキレイだって思う気持ちは共通するといいな。

   俺なんかの歌が、気に入るかは解らないけど。はは…」

上条は少し笑って、小さな声で村の祭事の歌を歌い始める
白井は嬉しそうに微笑んだ



―――――

白井『多分このまま本決定になりますの。

   明後日から先は、できれば二人に逢いたくありませんわ。頑張ってくださいまし。

   月下の人狼に祝福を』

一方『あァ…。
   すまねェ、満月…。
   せめて、上条との蜜月を楽しンでくれ。

   満月をココまで辛ェ立場に立たせちまったンは…俺の提案だ。本当にすまねェ。

   月下の人狼に…祝福を』

初春「こんばんは…。

   一方通行さん…?
   よかった…よかったです…」

黒夜「悪い、遅くなった。【仮決定は了解している】よ。
   何やら一方通行に手厳しい事を言われてしまったな。

   …まあ、それだけの事が言える程回復したのはいい事だ、一方通行。
   北風と太陽とはよく言ったものだ、やっぱり初春のような若い女性の暖かさが一番の薬か。

   昼間はすまなかった。キツイ事をわめき散らした上に顔面を張る事までしてしまったからな」

一方「いや、謝る必要ねェよ。寧ろ俺が謝罪すべきだな。済まなかった」

佐天「ただいま戻りました。…あ、タオル、誰かわからないけどお借りします」

御坂「【仮決定了解】よ。
   まだ全員議題に答えてないわね、私の回答はもう少し後の方がいいかしら?

佐天「白井さんが結社COした一件の前後を見返してみました。
   あっという間の出来事でしたけど、みなさん結構冷静でしたよね。
   なんか取り乱してたのあたしだけでかなり恥ずかしいです。

   白井さんの結社COを見た時…。
   青ピさんの偽が確定した訳であたしの判定が嘘だと皆にも確信が持てて、嬉しかったのが正直な所です。
   占い師COの中に必ず狼が居るってずっと思ってたんで、青ピさんは狼、と即座に結び付けちゃいました。
   白井さんが結社なら2日目にCOしていれば占い師が襲われる事はなかった、って咄嗟に思い付かなかったです。
   …全部自分の事ばかり考えていたせいですね。しっかりしなきゃ。

   あと、>>452結社員を炙り出そうとしてるって言われちゃったけど、あたしは残りの結社員に出て来てほしいと思ってます。
   あたしにとってはもう地雷も何もないんで。
   狼の襲撃先を増やすだけだとしても、守護者の可能性がある確定白の御坂さんを狙われるよりいいと思いますし。
   灰が解り難い状態になってるので、少しでも灰を狭めてほしい…ただそれだけです。
   自分勝手な意見かもしれないですけど正直な所です。

   …あの意見を言う事で疑い易い位置に来て、狼にもスケープゴートにされ易くなってしまった事は謝ります。
   あたしは黒夜さんに言わせれば広域のパンダ判定らしいんで、こんな格好の獲物になる形になって申し訳ないです。

   ただ、結社員を炙り出そうとしてる、って言う人に質問なんですけど。
   もう占い師がいないのに、それでもまだ結社員を潜伏させたいと思う真意は何ですか?
   灰が狭まる以上の利点があるんですか?

   この質問をする事で、あたしがまた黒寄りになったと言われるかもしれません。でもあたしはこの回答を聞きたいです」

黒夜「>>一方通行 >>481
   確かに間逆という事にもなるだろうな。
   だが、私は『占い師を真狂狼と仮定』という前提に疑問を持ってるんだ。
  『結社騙りや村人騙りを最初から排除するのか?』という疑問が先に出てきたもので。
   まあ、現実には結社騙りを装って白井が墓穴を掘った訳だが、最初からその可能性を切り捨てるのはどうかと思ったんだ。

   『偽占い師を吊る事のどこが難しいのか理解出来ない』か。
   …確かに適当に吊っても三分の二で偽者を吊れると行ってしまえばそれまでだな。
   ただ、占い師を吊るという事象において、私はそんなに気軽には決められないよ。
   吊って霊能で白が出たとしても、それが真なのか偽なのかも解らない状況があるのなら、なおさら恐ろしいさ。
   私が単に愚かなまでに臆病なだけなんだろうな、恐らくは」

初春「えっと、必要なかったかもしれませんが【占い師について】です。
   【青ピさん狼、白井さん狂人】だと思います。
   昨日までに思っていた通り白井さんが狂人、滝壺さんか青ピさんが真か狼と考えていました。
   滝壺さんが襲われた事、白井さんの結社騙りの行動が狼とは思えないので、青ピさんが狼と考えます。

   【灰考察】です。
   ・佐天さん
   最も黒寄りです。

   ・垣根さん
   捉え違いについて責められては弁明のしようがないです。が、やっぱり印象は変わらず黒寄りのままです。
   占ってみたい、という事ですが未だに占い機能は生きていると考えているんですか?
   (青ピさん真の可能性を考慮しているんですか?)

   ・上条さん
   少しだけ白寄りになりました。>>480私も同じ事を上条さんに思ったからです。
   上条さんが狼だとしたら、黙っていても吊られそうな寡黙な姫神さんを攻撃する必要はなかったのかもしれません。
   ですが、一応質問を。【あれだけ疑っていた姫神さんが白判定だった事について、何か思う事はありますか?】

   私は上条さんが姫神さんを疑っていた事よりも、その理由とした発言から疑っていたんですが。 >>247

   ・土御門さん
   昨日同様、議事の流れに一言添えるような印象のままです。
   白井さんの騙り前後の対応で少し白寄りになりましたが…上条さんの発言>>480も気になりました。

   ・黒夜さん
   >>418両結社を引き摺り出そうという狂人(仮)の策略に乗ってしまいそうで、少し迂闊かなと感じました。
   地雷の意味は確かにあまりないかもしれませんが、まだ両結社COは早いと思うのが正直な所です。
   同様で佐天さんの発言>>452も黒いです。

   潜伏結社をスケープゴートにしようとしてる人がいるとしたら後々の判断材料になりますし。
   灰を狭めるのはもっと後でも、と思います。

   私が守護をブレさせているという意見>>202ですが…。
   むしろ、黒夜さんは霊能を重視しているのかと思ってました。
   占い師を護っているかも? と思わせる事がブレさせるというのなら、守護は霊能者を絶対護らなくてはならないという風に感じたんですが…。
   狂人襲撃も有効なら尚更ではないですか?

   ・浜面さん
   意見が少なくて判断できません…。せめて議題だけでも回答してもらえたら嬉しいんですが。

   ・一方通行さん
   一方通行さんが狼で、滝壺さんを襲っただなんて、考えられません

一方『………』ズキ

黒夜(うーん、本当に一方通行・初春ペアとは意見が合わないな…。
   まあ、『皆から暫定白に見られてる私と一方通行が意見を揃えてしまったら狼の情報操作にやられる』って危機感からわざと違う方向から見てるんだが…。
   それに、一方通行の手錬れ振りから、人狼の可能性を捨てられないんだよな。
   その場合、対抗するには私が前面に立つのが一番だろうし…)

佐天「【灰考察】しますね。
   ・初春
   意見を素直に言う所は相変わらず、かな。
   ソツがなさ過ぎると言えばなさ過ぎる。狼として目立ち過ぎると言えば、目立ち過ぎる。
   初春はやっぱり判断に迷うなぁ…。

   ・土御門さん
   白井さんの一件以来突っ込んだ意見が出て、一気に白に近付きました。
   ただ、冷静すぎる気がしなくもないです。
   混乱してると言ってましたけど、ずっと村にとって最良の発言をしてるように見えました。
   狼だから失敗がない…なんて、言い掛かり位しか付けられませんけど。

   ・黒夜さん
   冷静に、全体を見て、把握しようとして、狼を真剣に探している印象です。
   一転して質問を見逃したり、勘違いしたりする場面が出てきました。それが逆に白く見えます。
   狼は仲間がいますから…本人が見逃しても誰かが気付いて教えてくれそうです。

   ・垣根さん
   えーっと。直接会う時間が短いせいもあると思うんですが、発言に後出しが多い気がします。
   でも過去の議事も考察していて、共感できる意見も多いです。灰のまま抜け出せない感じです。

   ・上条さん
   >>315昨日の爆発ですが、注目を集めるのは狼としては避けたいでしょうし、あんな行動には出ないんじゃないかと。
   …って思わせる作戦かも…と裏の裏を言い出したらキリがないです。

   ・浜面さん
   『無駄吊りできる今のうちなら佐天吊り』ってハッキリ言いましたね。
   不安要素や考える手間を省きたい村人っぽいです。相変わらず狼とは思えません。
   浜面さんが狼だったら悔しいですね。語るるは最大の失、って事なんでしょうか。

   ・一方通行さん
   一貫してあたしを黒寄りに見てます。
   あたしが何を言っても黒に結び付ける辺り、決め打ち状態になってるのかな、と思います。
   そういう一貫性があたしにとって白いです。迷いのなさがない所も。
   滝壺さんが襲撃され、白井さんの一件の前後を見て、その後の発言を見てもどんどん黒には見えなくなってきてます…。
   あたし、一方通行さんは白だと思う。…というか、その…。きっと白、とだけ。

   【今日の占い先】
   占い師はもう居ません。ハッキリ言うと考えるだけ無駄だから無回答にしたいです。
   …それでも答えろって言うなら答えますけど。

   ただ、占い師に関して、青ピさんが何故あたしに黒判定を出したのか、が気になってます。
   あたしに白判定を出していれば、誰の目から見ても青ピさんには真の可能性が残ります。
   青ピさんはあたしにだけ、自分が偽占い師だって事を明かしたんですよね。
   あたしが白でも黒でも、村からは灰のままでした。あたしが結社地雷の可能性もあったのに、それでも黒判定を出したのは…。
   青ピさんは狂人で、地雷覚悟でも自分が狂人だと狼にアピールしたかったのでは? と予想します。
   そしてあたしが地雷じゃなければ、白井さんを吊って狼判定だった場合、あたしが狼の可能性をより濃く示唆出来ます。
   吊りを一手無駄にさせる事に成功するって訳ですね。
   そして同時に、狂人の場合は、狼に自分の居場所を示したって事になりますね。

   【今日の吊り先】
   白井さんと青ピさん以外で出すとしたら…【上条さん】です。
   昨日の時点で、どうにも迷う灰の中で初春と上条さんと土御門さん、この三人を黒寄りに見てました。
   昨日の灰考察を見て、上条さんを吊りに挙げるのは違和感だって事ですけど、あたしの昨日の考察は横並びな所が多いです。
   誰か一人を選べ、って言われると…上条さん。今日もそんな感じです。申し訳ないですけど。

   でも、【今日の吊りは白井さんで決定を出して欲しい】です。明日、真実がまた一つ増えますから」



   \ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
   属 占 _ _ _ _ 霊 _ _ ※ _ ※ _ _ 人 人
   色 灰 灰 灰 灰 灰 白 灰 ※ 灰 灰 白 灰 灰 白 白
   占 _ 初 上 初 初 _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
   吊 _ 土 青 佐 土 _ _ 上 _ _ _ _ 佐 _ _

初春「>>佐天さん >>452
   現状の確定白は三人、御坂さん・絹旗さん・削板さんです。
   後半になれば狼は灰襲撃をしなければならない時が来ると思います。

   その時に削板さんの相方が現状で表に出ていたら、確定白食べ放題になり守護者の制止力も減ります。
   削板さんが襲撃されたら解除されてしまいますが…。
   またブレさせていると言われてしまいそうですが、滝壺さんが言っていた『もしかしたらの抑止力』が二分の一なら働くと思います。

   なので、まだ結社員は出なくていいのでは、と考えます」

佐天「>>上条さん >>480
   あたし、結構反論した気がするんですけど…。
   大体、青ピさんの判定については『嘘よ! だってあたしは村人だもの!』としか言えないです。
   明確に納得してもらえるような『嘘だ』という証拠が見つけられませんから…。
   自分が何者かは自分にしかわかりません。そんな発言をしたって無駄だと思うから、嘘判定だって表立って言わないだけです。
   青ピさんは嘘を付いています。あたしにとってはそれが事実です。
   …そしてそれはあたしと…狼にしか解らないのも、事実なんですよね」

青ピ(佐天ちゃんの言ってる意味がよう解らへん…)

土御門「【灰考察】だにゃー。
   ・初春
   昨日から印象は若干白くなった。
   議事の進め方や提案、村のためを思う行動に感じる。これで狼だったら大したもんだぜい。

   ・黒夜
   一方通行を警戒してるのが解る。まあ、オレが言えた事じゃないが。
   黒く見える発言もあるが、それを承知の上で言ってるな。今日の結社COの点を見ても特に気にならない。
   初春と同じで様々な可能性を考えてんだろうにゃー。

   ・佐天
   少し気になる発言もあるが、思った事をそのまま言ってるような感じもする。
   昨日の印象は初春とトントンだったが、今日は初春と違って若干黒寄りだな。
   青ピが黒を出した点もあるが、オレは青ピ真とはあんま考えてないんだぜい。すまないにゃー。
   だから明日になったらまた考える事にする。

   ・一方通行
   表裏一体。まだ変わらんぜよ…。
   >>481その提案自体も気になるんだ。村人とも取れるし狼とも取れる、ってな。控えめな所もひっくるめてって事だぜい。
   表裏一体と言ってるがもうちょっと詳しく言うなら最白か最黒、どっちかだと思うんだよにゃー。
   一番お前の考察が悩んでる。

   ・浜面
   もうちょっと喋ってくれないと解んないぜよ。

   ・カミやん
   カミやんのオレに対する考察はピタッと当て嵌まってるぜよ。自分でもそう思ってる、反論は出来ないにゃー。
   初春が若干白く見えた分、黒い側になった。
   前にカミやんが言ってた、『自分がステルスなら土御門のような行動をする』だったか? >>200
   それをそっくりそのままお返しするんだぜい。

   ・垣根
   印象が変わらない。そこが気になるにゃー。
   昨日のオレの提案>>298にも反応してるし、その内容も納得出来る。
   だが無難な事しか言ってないような気がする。

   【今日の占い先】
   【垣根】
   ステルスのポジションだったらそれっぽいと思うんだよにゃー。カミやんは占うより吊りなんだぜい。

   【今日の吊り先】
   白井以外なら【青ピ】だにゃー。
   前にも言ったが占いローラーって意味も含めてだ。白井が狂人なら一手吊りを省ける。

   【この人だけは吊りたくない人】
   【黒夜】、灰考察の通りだぜい」



   \ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
   属 占 _ _ _ _ 霊 _ _ ※ _ ※ _ _ 人 人
   色 灰 灰 灰 灰 灰 白 灰 ※ 灰 灰 白 灰 灰 白 白
   占 _ 初 上 初 初 _ _ _ _ _ _ 垣 _ _ _
   吊 _ 土 青 佐 土 _ _ 上 _ _ _ 青 佐 _ _

一方『色々考察してたンだが、俺は潜伏結社は【土御門】だと思う。
   消去法から初春、上条、土御門の三人に絞り込ンだ。
   俺を盲信してンのは初春と上条だ。となると、公平な視点を保とうとしてる土御門が結社員じゃねェかって結論に至った。

   それなりに自信はあるが確証はねェ。

   が、今は先に御坂を襲撃する事に変わりねェ。
   御坂襲撃後、土御門襲撃も視野に入れる』

一方『【6日目からの日数計算と予想】
   ・吊が白井→青ピ→佐天と続く事を仮定。
   ・襲撃は御坂→削板→潜伏結社を仮定。潜伏結社は土御門とする。

   日数:6→7→8
   人数:7→5→3→終了

   \ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
   属 狂 狼 ? 狼 ? 霊 ? ? 狼 結 占 結 人 人 ?
   状 吊 生 生 生 生 生 生 吊 吊 襲 襲 襲 生 吊 襲

   ・6日目七人【一初垣上絹黒浜】
   襲撃予定:絹旗か浜面
   守護者生存の可能性は五分【死:佐御】【生:初上】
   絹旗襲撃で生死が明確になる。襲撃ミスで日数は延びねェ。

   ・7日目五人(6日目にGJなら六人)
   絹旗生存で判定が白、一垣生存なら守護者COが行われる可能性アリ』

白井『浜面さんが村人扱いで黒夜さんが?扱いなのは、黒夜さんはスケープゴートにする余地あり、という事ですの?』

一方『そォだな。
   浜面は村人確定っつゥ事で、吊ンのは不可能だ。
   黒夜はちっとでも疑える材料があるからなァ。一応、黒夜が守護者の可能性も視野に入れてある。

   6日目、絹旗襲撃でGJなら確実に守護者COになンだろォな。

   そうなると六人の中に狼が二匹。
   黒夜が守護者ならあンま問題ねェが、初春か上条のどっちかが守護者だと厄介だな。
   新月をそこで潜伏させるか、守護者COさせるかも考えとかねェとなァ』

―――――



初春「一方通行さん、あれから、何も食べてないんじゃないですか?
   ずっと雨に濡れていたのに…。

   消化にいいものを作りますから…食べられるようなら、食べてくださいね…」

初春は厨房に向かおうとして、首を振った

初春「…ごめんなさい。本当に疲れてしまって…」

一方「その様子じゃ歩けねェだろ。二階で休ンだ方がいい」

一方通行は初春を軽々と抱き上げて二階へ上がる
戻って来た時には、手にいくつかの小袋を持っていた

一方「土御門、よけりゃ俺が薬を煎じてやろォか?
   心に余裕がねェと…こンな事も忘れちまうンだな」

小袋からクコの根皮とケイガイの花穂、オナモミの蒼耳を取り出し、すり鉢に入れて砕く

一方「旅してっとこォいう知識ばっか身についちまう。

   …苦ェが我慢しろよ?」

煎じた薬を白い紙に包んで土御門に差し出した
土御門は一方通行を見て少し笑う

土御門「フ、子供じゃないんだから平気だにゃー。ありがとよ」

土御門は包みを受け取ると、ゆっくりと水と一緒に流し込んだ

土御門「(苦っ!?)」ゴフッ



―――――


一方『イイ反応だ。

   焼いたイモリでも入れときゃよかったかァ?』

一方「>>黒夜 >>512
   俺の質問に答えてくれてンな。だがなァ、『愚かなまでに臆病』なンて自分を卑下する事ァねェだろ。
   誰だって自信がある訳じゃねェし、断固たる証拠なンてのもねェ。
   自分の考えがあってこう思ったって堂々と言ってりゃいいンだ。

   オマエは初日からの印象と、かなり変わってるように思う。
   纏め役として前衛に立とうっつゥ程の覚悟があるように見えたのに、今じゃ自分を貶めるような…奥へ引くみてェな態度なンが気になるな」

佐天「>>初春
   灰襲撃をしなきゃいけない時が来る、か。
   …成程、占い機能の崩壊は狼にも少しは不利になる部分があったんだねぇ。
   ただ灰襲撃になる前に、まだ灰に潜んでいるかもしれない守護者を食べられるよりは結社員に盾になってほしいと思ったんだよね」

上条「…うあ、いつの間にか寝ちまってた…。俺に質問…あるみたいだな。

   >>初春さん >>513
   姫神に関してはミスリードって言うか、俺の考えすぎだった、としか…。
   俺の中で『こういう狼もいるかもしれない』と考えちまったのが最初の間違いだったのかもな。
   狼かも、と思うとついつい発言のちょっとした所も悪い方に勘繰っちまう。
   ただ、姫神を吊った事が完全に間違いだったか…って事なら、そうは思わない、かな。
   簡単に言ちまえば、俺の中で昨日の姫神は【疑わしい点があり、参加姿勢にも疑問が残る】状態だったからな。

   >>佐天さん
   えーっと、反論ってのは、【青ピの発言や行動を洗い直し、矛盾点や不審な点を指摘する】って意味だったんだが…。
   自分が黒だと言われたら、『それは嘘だ』と言うのは、村側だろうが、狼側だろうが、当然の事じゃないのか?」

黒夜「>>初春
   削板にもすぐ相方COを促したのは完全に私のミスだと思ってる。だが、あの結社騙りの意図は本当に結社を吊り出す事か?

   色々考えてみたが、占い機能を破壊した上に青ピの信頼をガタ落ちさせる結社騙りを行う事と、結社地雷解除は両立しない作戦に思えるんだ。
   『狼は灰襲撃をしなければならなくなる』と言うが、その灰の範囲が狭まれば、襲撃先の自由度も一気に狭まる。

   現在一番可能性が高いのはステルス狼二匹だ。結社COがあれば、灰吊りの選択肢は大幅に狭まって楽になると思うんだが…」

―――――



土御門「そういや、起きた時に頭にタオルがあったんだが…。あれは黒夜がやってくれたのかにゃー?」

黒夜「タオル……。し、知らない。私はあれからすぐ寝たからな」

土御門「そうか。仕方ないにゃー、一言礼が言いたかったんだぜい。

   …なんで枕が二つあるんだ?」

黒夜「……なんで枕が二つかって? なんだお前、私に枕なしで寝ろと言うのか…って、そんな訳あるかーーーっ!!
   ほら、あれだ、お前の、部屋、たまたま、あったんだよたまたま。
   お前、図体、でかいから、ダブルベッドだったんだよ、うん、そうだ、そうだって。

   ああもう、い、いいから薬飲んで座ってろ! まったく、いい歳して薬程度で情けない顔しやがって!!」

黒夜(…ああ悔しい……あの野郎、絶対ニヤニヤしてる…)

土御門はきょとんとした顔で黒夜を見た

土御門「…なんでお前がオレと一緒に寝る必要があるんだ?」

黒夜「…知るか、馬鹿者…」

黒夜の耳はぺたんとへたっている



土御門「…ま、オレは別に寝るなら寝るでいいんだけどにゃー」クスクス



―――――

黒夜「>>一方通行
   【灰考察】も兼ねて回答しようか。
   何だろうな、あまりに一方通行や初春といった信頼度の高い奴との考え方が違うから、自分に自信が持てなくなってさ、流石に。
   きっと私のように様々な考え方を列挙して可能性を探るやり方はそういう風に見えるんだろうなと思ったよ。

   本当に卑下になったなら、わざわざ自分独自の意見…それも、皆とぶつかるような意見は出さずに安穏と追従するさ。
   しかし、私はまだ引く気はない。皆が検討している可能性の外にあるものを提供できれば村の役に立つんじゃないかって思いもある。

   そういう訳で、一方通行は正直な所判断に困っている。初春と同じく言っている事も至極真っ当なだけに。
   だが、私とあまりに見解が違うから難しい。
   自分を占い候補にせずに絶大な信頼を得る策を弄する狼というのも、一方通行なら出来てもおかしくない気がする」

一方「>>佐天 >>452
   今の状況なら、俺は確定白は重要だと思う。
   確かに灰を狭める事は利点だが、守護者の対象を広げちまったら危険じゃねェか?
   守護の幅が狭ェ程、狼に圧迫感を与えられると思うがなァ。
   結社潜伏は、この状況になっちまったら地雷じゃねェ。確定白への襲撃を敬遠する手段だと考える。

   あァ、勿論、本人が名乗り出てェってンならそこは任せるが」

青ピ「>>佐天ちゃん
   ボクが狼や、って可能性を考えへんのは何でやの?
   …その答えは、佐天ちゃんが白井ちゃんの正体が狼やと知っとるからや…と思うとる。
   今日、狼の白井ちゃんが処刑された後でボクん信頼を下げ、出来るだけ生き延びようって複線に思えるんやけど、どうやろう?」

佐天「>>上条さん
   青ピさんの昨日までの発言からは、全員を納得させるような矛盾点や不審点は見付けられませんでした。
   証拠を見付けられないのに、『青ピさんは狼だ!』なんて喚ける訳ないじゃないですか」

削板「悪いが今ちょっと手が離せない!
   とりあえず気になる所だけ挙げさせてもらうぞ。

   【白井は何故、非結社COしていた一方通行を相方に挙げたんだ?】ってのが気になってる。
   一方通行をより白く見せるためだとしても、そのためだけに狼が結社COするのはリスキーだろ。佐天黒なら尚更だ。
   だから今は白井狂の疑いが強い。絹旗が襲撃されなきゃ明日解る事だが。

   あと、俺の相方は御坂か絹旗の指示に従ってくれよ! 指示がなけりゃ適当だと思う時に出ればいい。
   青ピが佐天に黒出ししてる以上、黒出し抑制はあんま意味がねぇだろうしな」

青ピ(………何でボク、狼を追い詰めとるんやろ…?)

土御門(一方通行が守護者っぽいんだよにゃー)

黒夜「>>一方通行
   私は守護者の守護対象が分散するかどうか疑問だ。
   あまり言うと襲撃誘導と取られるかもしれないが、この状況で確定白の中の優先順位は明白だと思うぞ?」

佐天「>>一方通行さん
   守護者の対象、広がるんですか?
   襲撃の対象が広がるだけで、最優先で護るべき人は変わらないと思うんですけど…。

   まあ、結社が出てくるかどうかや、守護者の守護先なんてその本人が決める事ですよね。
   そこはあたしも同意します」

一方「俺は基本的に守護者は守護者の考えがあって護衛に付くと思ってっから深くは語らねェぞ。
   それは守護者自身の仕事だ。

   ただ、護衛先が狭けりゃ守護者への圧迫も軽減されンじゃねェかと思っての事だ。
   狼も守護者がどンな考えか解んねェ分、襲撃先の迷いも出るかもしンねェ。

   そう思ってる俺がおかしいンかねェ…」

土御門「護衛どうこう言ってるが、ここで結社2COしたら灰は狭まる。
   メリットは【狼の隠れ蓑が減る】事だにゃー。
   デメリットは【守護者が誰か特定される可能性がある】事か。

   一応どっちの言い分も一長一短なんだぜい?」

一方『俺を疑ってンのは土御門、黒夜、垣根の三人か…。
   新月が吊られちまったら、俺が生きてンのが不自然になるかもしンねェなァ…。どォすっかな』

黒夜「残りの【灰考察】だ。

   ・土御門
   …私が一緒に寝る事にその程度の感想しかないのか……?

   …まあいい、ちゃんと考察するよ。
   白井結社COの辺りで発言が増えた…が、正直、その事が少し黒く見える。
   発言内容が真理対照表に矛盾する事が多いんだが、どうもああいう場面であそこまで混乱する人間とは思えないんだ。
   …残念だけど、あの混乱に呼応して、さらに場の混乱を深めに動いたように私には見えてしまった。信じたくはないがな…。

   ・垣根
   正直、灰考察以外の判断材料が少ない。
   だが考察内容と質問回答はしっかりしてる印象だ。実際論理破綻も驚く程少ない。
   ただ、私と一方通行に対する印象が何というか…他の人に対する印象論よりも漠然としている気がする。
   全体的な信頼度の傾向を考えればその方が波風は立たないだろうが、ちょっと不安要素ではあるな。

   ・上条
   垣根に対しての印象と似たような感じだな。
   垣根よりも周りに対して深く突っ込んでる感じがする。そこが垣根よりは白い。

   ・浜面
   …すまん、本当にわからない。これで狼だったら辛いというのが正直な感想だ。
   白井吊り以降の吊り順に関する考察>>467は私と近いものがあっただけに頷けるんだが…。

   ・佐天
   ………個人的な印象では真っ黒だ。
   青ピに黒判定を出されてからの反応と、占い師の内訳に対する考察が不可解だ。
   何と言うか…確かに青ピは突っ込み所が少なかったが、自分に対して黒を出した偽占い師が何者なのかはもっと考えるんじゃないか?
   あとは上条が詳しく言ってる内容と大差ないな。あの落ち着きぶりは、最初から黒出しを知っていた狼のそれに見える。

   【今日の占い先】だが…。
   この状況で占い先を出す事にどれだけ意味があるかは正直疑問だ。ノイズが増えるだけじゃないかとも思う。

   まあ、念のため出すとしたら【一方通行】だな。
   ここまで考えが合わないとな…私自身脅威に感じている人物だけに、占うとしたらここしかないだろう。
   ただし、黒が出てもその結果が信用できないのがあれなんだが。
   土御門も疑ってるが…占いよりは、明日以降の発言を見て……。何でもない。

   【今日の吊り先】
   白井以外なら【佐天】しかないだろう。
   青ピの黒判定がどうこうより、黒判定に対する反応が仲間切りのそれに見えた事が最大の理由だ。

   【この人だけは吊りたくない人】
   【浜面】かな、あとは正直どれも疑いの目で見ざるを得ないよ…」



   \ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
   属 占 _ _ _ _ 霊 _ _ ※ _ ※ _ _ 人 人
   色 灰 灰 灰 灰 灰 白 灰 ※ 灰 灰 白 灰 灰 白 白
   占 _ 初 上 初 初 _ 一 _ _ _ _ 垣 _ _ 垣
   吊 _ 土 青 佐 土 _ 佐 上 _ _ _ 青 佐 _ 青

佐天(なんですかそれ!! じゃああたしは散々うろたえればよかったんですかーーー!!)ガターン

御坂「んー、そろそろ私の回答も出しちゃおうかしら。

   【灰考察】
   ・当麻
   滲み出る白さ。それが当麻が村人だからなのか、そういう属性があるからなのかはわからないわ。多分前者ね。
   灰考察で一人一人白いと思うか黒いと思うか挙げてるのがポイント高いわね。
   青ピさんが>>215微妙な擁護をしてるけど、微妙すぎて何とも言えない。
   それよりも、当麻の方が【青ピ真・滝壺狼・白井狂】と言ってる>>214のがかなり白っぽいわ。
   理由もしっかりしてて、意図的に仲間を擁護したとは見えないもの。

   ・初春さん
   白寄り。前衛型の村人って印象。
   私が言いたい事の大半は当麻が言っちゃってるわね。
   霊能確定状態でしっかり理由を挙げて特定の人を疑ってるのは白印象よ。その人を吊って白が出たら自分が怪しまれるもの。
   態度も主張も一貫してる。村人初春さんの視線になったつもりで発言を追ってみると違和感は感じないかな。

   ・一方通行
   相変わらず霊能者騙り以外に気になる所が出てこないわね。むしろ白さで溢れてるわ。
   何よりも、昨日の『決死の霊能者騙りを無駄扱いされて凹』>>311が演技だったらお手上げよ。

   ・浜面さん
   村人。それ以外の言葉が必要ない位村人ね。

   ・黒夜さん
   飛び出すような形で纏め役に立候補したり、積極的に場を仕切ろうとする所は白っぽいわ。
   でも思考が私と噛み合わないから判断し難い気がする。

   一日目の占いに関してだけど、仮決定は浜面さん、本決定は私、黒夜さんの個人的な希望も私。
   でも昨日、『一日目の希望を初春か一方通行にするか迷ってた』>>227って言ってるわ。私じゃなかったのかしら?

   『黒く見られるのは仕方ない』とか『疑われるのは承知の上』っていう発言が多いのが気になるわ。先手を打たれてるみたい。
   そう言われちゃうと、『だったら黒く見られないようにして』『解った疑ってあげる』って思っちゃうのよね、私。
   でもあれよ、暫定白というか、多分白だと思うわ。

   ・土御門さん
   私にはどうしても疑えない人ね。少なくとも現時点では、だけど。
   対抗結社COの時の様子も、事態に必死について行こうとした村人に見えるのよ。
   断言はできないけど、狼なら赤い世界で仲間とやり取りしてそうだわ。黒子に何度も質問してたのも白印象。
   >>272【占い師全員横並び】って回答も、その後の考察からも、占い師の内訳を知ってるとは思えないわ。
   今日私が青ピさんを吊りたいって零した時も真っ先に反応してきたのが土御門さんなのよね。
   仲間切りのようで仲間切りじゃない気がする。別にスルーしても問題なかった筈だもの。

   ・佐天さん
   私、佐天さんが潜伏結社員だと思ってたのよね。
   昨日も言ったけど、物事を一歩引いて広い視野で見てる印象があったから。
   青ピさんに黒を出された後の反応があっさりし過ぎてて仲間切りっぽい気もする。
   昨日の灰考察が誰を信じていて誰を疑っているのか解らない所や、占い吊り希望の理由が『白い気がするけど』って曖昧なのも黒っぽいわね。
   まあこれは垣根さんにも言える事なんだけど。

   ・垣根さん
   1日目不明→2日目白→3日目(今日)黒、って、私の中で一番イメージの変動があるわ。
   黒子と削板さんが結社COした時の反応がちょっと演技っぽく見えたのが黒度が上がった理由よ。
   相変わらず心象は一番いいのよ、でも心象と白黒は別だわ。
   発言は1日目からずっと白白白なんだけど、灰村人にしてはソツがない感じもしてるのよね。
   >>186青ピさんを【狼≧真>狂】とした考察理由が仲間切りっぽく見えるわ」

一方「佐天が『最優先で護るべき人は変わらない』つってるが、俺はあンま守護者についちゃ触れたくねェってのが正直な所だ。
   守護者の動きを制限させたくねェっつーかな…。

   俺はあくまで、守護者自身に誰を護衛するか信念を持って仕事してほしいと思ってンだ。
   現在三人の確定白が居て、誰を護衛すンのかは、俺には解ンねェ。
   潜伏結社を表に出して護衛対象を四分の一にするより、三分の一のがいいンじゃねェかと単純に考えてたぜ」

佐天「そうですね。
   守護者にはあたしの雑音なんか気にしないで、自分が最良と思った行動を取ってほしいです。
   この事についてはあまり議論するべきじゃないのかもしれませんね」

御坂「私の考察、一部青ピさんが狼前提になってるのよね。
   今日の様子を見ても青ピさんが狼にしか見えないんだもの。

   うーん、信じたり疑ったりしながら相手の反応を見て考えるのが好きなんだけど、自分が確定白になっちゃうと難しいわね」

垣根『結構俺も疑われてきてるな。

   いい感じだ。
   それにしても初春が黒く見えてきた。俺が村人なら今日の議事で真っ先に疑うぜ…。

   折角少しは白く見ようと思ったのに…残念だ』

白井『あら、お帰りなさい。
   新月は初春と争う構えですの? ふふふ』

一方『満月…仮決定は覆らねェだろ…。自由にやってくれ。
   残された俺らは…オマエの分まで生きてみせる』

白井『そもそも覆そうという気がありませんもの。

   二人と最後まで顔を合わせずにいられるよう、祈ってますのよ』

一方通行は白井の頭をそっと撫でる

一方『…もう、オマエは飢える事も、痛ェ事もなくなる。
   この呪われた血も関係なくなる。
   なンの不安もねェよ。

   オマエはすべてから解放されて、自由になるンだ』

絹旗「そろそろ超意見は出揃いました? そろそろ超本決定なんですけど」

青ピ「ああ絹旗ちゃん堪忍や! 何とか簡潔にするから待っったって!

   【灰考察】
   ・黒夜ちゃん、浜面はん、一方通行はん
   白い、若しくは黒くないと思っとるよ。
   狼やったらそんな行動せぇへんやろ、って行動をしとった人達やね。

   ・カミやん
   白い側や。
   ボクが狼やったらカミやんに騙らせる。そういう逆説的な意味も込めて『白い』と見とるよ。

   ・初春ちゃん
   しっかり考察して発言しとるね。人間やったら頼もしいなぁ。
   せやけど、ラストウルフっちゅーのを考えたら初春ちゃんみたいな人かもしれん、とも思うんよね。

   ・垣根はん
   垣根はんもしっかり考察しとる。
   皆が白く見とる一方通行はんを慎重に見とるんも、頼もしいねぇ。
   垣根はんが狼やったとしても、一方通行はんを狼に仕立て上げるんは難しいんちゃうかな? せやから白側やね。

   ・つっちー
   慎重に動いとる…と思うんよね。
   気になったんは、>>397占い師に偽占い師の仲間を言わせようとしとった点。
   占い師だけが持っとる情報ってのは、自分の正体だけや。言われんでも、残りの狼の推理は普通するよなぁ。
   ただ情報がほしかっただけなんか、誰が狂人か見抜きたかったんか…考えすぎかもしれんけど…。

   【今日の占い先】
   【垣根はん】
   正直、判断に困っとる。

   【今日の吊り先】
   【佐天ちゃん】
   狼やからね」



   \ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
   属 占 _ _ _ _ 霊 _ _ ※ _ ※ _ _ 人 人
   色 灰 灰 灰 灰 灰 白 灰 ※ 灰 灰 白 灰 灰 白 白
   占 垣 初 上 初 初 _ 一 _ _ _ _ 垣 _ _ 垣
   吊 佐 土 青 佐 土 _ 佐 上 _ _ _ 青 佐 _ 青

御坂「【今日の占い先】
   なしよ。敢えて挙げるなら【垣根さん】かな。

   【今日の吊り先】
   灰から選ぶなら【佐天さん】かしら。青ピさんとの仲間切りを疑ってるから。霊能判定が参考になる人でもあるし。

   個人的な希望は【青ピさん】ね。
   黒子を狂人決め打ちで放置したいって事よ。
   私は素直に黒子を吊られたがってる狂人だと見てるわ。狂人を装った狼、ではないと思う。仲間がいる人の行動には思えないもの。
   黒子が結社騙りをした後の青ピさんの反応から、青ピさんも狼決め打ちで。

   万が一青ピさんが真だとしても、その場合もう黒を二人発見してる訳だから結構楽な状況なんじゃないかしら。
   とりあえず明日明後日で黒子と佐天さんを吊って、残りのステルスを頑張って探せば何とかなるんじゃいかな、って所よ。

   まあ、これは奇異な意見だと思うから、堅実にいくなら【黒子吊り】がベストなんだと思うわ。

   【この人だけは吊りたくない人】
   うーん、私は一応確定白だもの、挙げないでおくわ。

   あ、削板さんの相方は出さなくていいわよ。狼の襲撃候補を増やしたくないもの」



   \ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
   属 占 _ _ _ _ 霊 _ _ ※ _ ※ _ _ 人 人
   色 灰 灰 灰 灰 灰 白 灰 ※ 灰 灰 白 灰 灰 白 白
   占 垣 初 上 初 初 _ 一 _ _ _ _ 垣 _ _ 垣
   吊 佐 土 青 佐 土 _ 佐 上 _ _ _ 青 佐 _ 青

佐天「>>青ピさん
   あたしがいつあなたを疑ってないって言いましたか?
   狂人の可能性がある、って事を強調しただけで、あたしはどちらかといえば青ピさんを狼だと見てます。
   でも明確に狼だって言える部分がなかったから、あたしに対してどうして黒判定を出したのか、を考察したんです。
   その結果、狂人なのかな? って結論に至ったんで。
   青ピさんの信頼を下げる発言も何も、あたしは青ピさんが狼陣営だっていう事を確信してるんですよ?
   あたしはその事実に基づいて推理してるだけですよ」

青ピ「>>佐天ちゃん
   論拠が言えへん狼の可能性の方が高く思っとる…って、不思議やない?
   『狼の可能性が高いと思うけど』とは言ってへんしね。
   狼っぽいけど、狂人やと考えたらこういう可能性がある…せやったらそっちかも。ってなるんやったら解るんやけど…。

   あと、ボクも佐天ちゃんを狼陣営として話しとるから。そん事実から意見言っとるだけやで」

佐天「そんな揚げ足取りみたいな言い方されても困ります…。
   あたしには白井さんの行動がどうしても狼には見えなくて狂人だと思ってますから、青ピさんの事を狼と見てるんです。
   青ピさん自身の言動で狼と見てる訳じゃないんです。だから言わなかったんですけど。
   言葉のアヤというか、言葉が足りなかった事をそんなドヤ顔で突かれても、どうすればいいか解んないです」

青ピ「せやけどボクも必死なんよ…」

絹旗「超本決定出しますよ。



   \ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
   属 占 _ _ _ _ 霊 _ _ ※ _ ※ _ _ 人 人
   色 灰 灰 灰 灰 灰 白 灰 ※ 灰 灰 白 灰 灰 白 白
   占 垣 初 上 初 初 _ 一 _ _ _ _ 垣 _ _ 垣
   吊 佐 土 青 佐 土 _ 佐 上 _ _ _ 青 佐 _ 青



   【超本決定】

   【吊り先:青ピさん】です。
   占いは今日で超破棄します。
   狂人でも真でも狼でも、滝壺さんが超襲撃された時点で機能停止と判断します。

   【白井さんへ】
   皆を裏切った時点で、超どんな刑も辞さない筈ですよね?」

青ピ(ヒャッホー☆
   おおきに絹旗ちゃん!!

   狂人やから狼より先に死にたかったんよねぇ)

黒夜(…絹旗はギャンブラーだ…)

土御門(青ピが真の可能性も残して明日吊りでいいと思うんだけどにゃー)

白井『あら、相談する知恵が一人増えましたの♪

   多分、絹旗さんの狙いは、佐天さんを信用出来るだけの議事が築き上げられれば吊らずにすむ…といった所ですの。

   人間と言う結果を見て尚、そう想い続けられますかしら?』

佐天「はっ!? え!? 絹旗さん!?
   そ、そうなんですか…?? あたしとしてはそれで構わないですけど…」

青ピ「狼を見つけたご褒美がこれやて…正直キッツイなぁ…。

   ひっくり返らへんの? この本決定?」

黒夜「…成程、そう来たか。
   青ピに対する信頼も持てない以上、特に異論はないよ。
   まあ青ピに黒判定が出ても、佐天白とは単純に見るつもりもないしな」

上条「本決定、異論はない。

   …白井……」

一方「【本決定了解】だ。
   俺も、青ピは吊るべきヤツだと思ってる。

   ただ…確実に狼側の白井を生かしとくのは、俺は……」

一方通行は微かに目を伏せるが、すぐに真っ直ぐな視線で白井を見つめた

白井「本決定が出ましたのね。青ピさんもお可哀想に。

   わたくしは構いませんわよ? 生きながらえる決定ですもの」

白井は青ピの肩にぽんと手を置き頭を振った

白井「これが『人間』というものですのよ」

青ピ「…まぁ…仕方ない…んやろなぁ…。

   頑張って最後の一匹を見つけたってな」

青ピ(正直、この世の美にも飽きてたんよねぇ。

   地獄ってのは、きっと美しい所なんやろな。阿鼻叫喚の世界やって言うし)

上条(白井が処刑されると思って色々考えてた上条さんの立場はどうなるんでせうか)

―――――



一方「青ピ……一言だけ、言っとくぞ。



   滝壺の髪の毛一筋にでも触れてみろ。死んでよォが俺が叩っ斬ってやるかンな?



   …冗談だ」

一方通行は青ピの肩に手を置いた…その顔は笑っているが、肩に指が食い込んでいる

青ピ「ボクぁ美しい物に対しては鑑賞するだけやで! ノータッチやノータッチ!!

   まあ、何かあったら一方通行はんの代わりに追い払う位はしといたるよ」ガクブル

一方『すまねェな半月…。だが本気だ』

滝壺「…あくせられーた、ちょっと怖いよ…。

   嬉しいけど…」

白井「…そういえば、滝壺さんのご遺体は預けて頂けなかったのですけれど。
   埋葬、どうされるおつもりですの?」

一方「……俺が埋葬した」

白井「そうですか。…墓碑の言葉は……?」

一方「…ンなもンねェよ。紫苑を植えてきたからな…」



―――――

―――――



絹旗「そろそろ時間ですね。

   さようなら青ピさん。もし超人だったらごめんなさい」

佐天「青ピさん、さようなら。
   …あたしとあなたは相容れなかったって事ですね…。

   いつかまた会う事になったら…そうですね、髪の手入れくらいしておきます」

佐天は枝毛を指摘された事を根に持っているらしい

青ピ「そういえば、ボクの処刑は結局御坂ちゃんの膝蹴りオンリー撲殺なん!?」クワッ

御坂「!?」ゾクッ



―――――

佐天(あたしどうしたらいいんですか!?

   青ピさんが白だったら確実に吊られますよね。
   ああでも黒でも吊られるのかな…あーん)

―――――



村人達の手によって、青髪ピアスは処刑された



―――――

―――――



黒夜「じゃあ私も寝かせてもらうよ。

   土御門、そんな体調で一人で寝るのは許さん。放っておけばお前の事だ、また適当な格好で適当に布団を放り出して寝るんだろう?
   今、水と薬と塗らしたタオルを持ってくからな。先に休んでろ。いいな、風邪を悪化させたら許さないからな?」

白井「黒夜さん、おやすみなさい。

   本当なら、あなたの爪や牙は、お父様の同族にではなく、あなたのお母様を無碍に殺めた人間に向けるべきだと思いますわよ。
   人間こそ、最も業が深いのですから。
   黒夜さん自身の血を呪うなんて、それは…虚しい事ですのよ」

黒夜(…私にこんな血が流れてなければ、村人達を呪う事も出来ただろうな…。
   だがな、私は何よりも、この姿でしか居られない…こんな生き方しかできない自分が憎いんだ。
   …復讐なんて最初はしたくなかったさ。普通に生まれて、誰かと愛し合って、共に老いて死んでいきたかった。
   言っただろう? 私は狼ですらないただの化け物だと。

   白井、お前は普通である事をそんなに厭うか?
   お前に何があったかなんて知らない。きっと私が復讐でしか生きれないように、お前にもそういう風にしか生きれない何かがあるんだろう。
   そもそもお前とはスタート地点が違うんだ…お前とは、この村で一度交差しただけで終わるんだ)

黒夜は土御門の寝顔を見ている

黒夜「…まったく、無茶ばかりして…。
   自分の事はどうでもいいくせに、他人の事になると無茶ばかりするのはお前の悪い癖だぞ…。

   ……『自分を大事にしたらどうだ』は私のセリフだよ…。
   こんな下らないものしか持たない私にばかり構って…。お前ならもっと別の生き方が出来ただろ?

   …でも、私も……悪い気分、は……して…な、か…た…ぞ……」

黒夜は土御門の枕元に突っ伏して眠りに落ちる
何か呪詛のような物が聞こえた気がした



―――――

土御門(って凄いツンデレだにゃー!!)ドキドキ

―――――



上条「じゃあ、俺も…一旦、家に戻る。

   …白井…お前が、何者でも。俺は…。

   ………。おやすみ」

白井は去り際に、上条の掌にロザリオを握らせた

白井「おやすみなさい、上条さん。
   わたくしには、もうこのロザリオは不要ですし…。カバさんのお礼に差し上げますの。
   子供の頃からの持ち物なので由来は解りませんが…」

上条は胸の位置でロザリオを握り締め、その後、自分の首から下げた

白井「身に着けてくださるんですのね、嬉しいですわ。…ありがとうですの」

上条「白井…。今でも、夢や冗談だったらって思っちまう…。

   でも全部現実なんだな。この雨と一緒に流れちまえばいいのに。

   …ロザリオは、俺の命が果てるまで…いや、果てた後も離さないよ。絶対に」

白井「まあ嬉しい、ずっと一緒にいられますのね♪

   そのロザリオはきっと、上条さんと同じ紅葉を見て、上条さんと同じ雪解け水で濯いで、上条さんと同じお日様に見守られていくのですわ」

想像を弾んだ声で蕩々と語る中、一言だけ、誰に聞かせるでもなくぽつりと呟きが零れた

白井「夢や…冗談。
   そうですわね。きっと、赤い満月を臨んだ、あの夜までこそが、物語だったのですわ…」

上条「………。

   そうだ、な。ずっと、一緒に…」

上条は漏れ聞いた声には気付かない振りをして、遠くを見つめて呟いた



―――――

白井『もう、我慢しなくてもいいんですのね…。

   隣で笑うヒトの、柔らかそうな喉笛に手をつけず、温かいだけのスープをおさめて。
   満腹のフリをして、本当に欲しいものを我慢しなくても、もう誰にも突かれる事はありませんの。

   ずっとこのロザリオを握り締めて我慢してきましたの。
   ですから、もうこのロザリオは手放してしまっても、構わないのですよね?』

―――――



御坂「私も今夜は休ませてもらうわ。おやすみ」

白井「あら、お姉様。

   …ひょっとして、お姉様は守護者ではないですの?
   占われてしまって残念でしたわね」

白井はくすくす笑いながら、御坂の背中を見送った



―――――

御坂(正解よ)

垣根『凄い事言ってんな。狼陣営確定って楽しそうだなー。

   いいなー、そのポジションいいなー。
   議題提出しなくてもいいもんなー。

   信用得んのも楽じゃねぇ…』

白井『うふふ。
   こういう事が言えるのは今だけですの。

   わたくしも最後に、誰が守護者ぽいか考察してみましょうか。
   上条さんなど、いかにもな気が…しません?』

垣根『上条、か。
   そうだなぁ、俺は特に守護者かもって感じは受けなかったな。
   つか、俺は人の発言から真意を探るのが苦手なんだよな。…状況考察や心理考察しか出来ねぇ。
   だから能力者を探せねぇのかもな…』

―――――



一方通行は、御坂美琴に襲い掛かった



―――――

―――――



次の日の朝、御坂美琴が無残な姿で発見された



―――――

以上、お粗末様でした

ちょっと長すぎましたかね…? 投下量が不安定で申し訳ないです
次回から4日目に突入します

そしてどのくらいの人が見てるか不明ですが、またしてもクイズをやろうかどうしようか迷ってたり

一方mgmgしすぎやろ!垣根と白井にも分けてやれよ…乙!
今度はホワイダニット?


青髪ピアス狂人として完璧な働きしたな。

前スレでのこの後の白井の暴れっぷりが凄かったので期待


白井の裏RPと紫苑の意味調べて涙腺がまた……
クイズあるならまた推理してみたいけど当たる気がしない

こんにちわ、暑いせいか思い付くネタが悉く冬です…ちくせう


>>565
審問の襲撃は固定なので、一方さんが死ぬまで交代はありません
まぁ死なないので、実質実行犯は一方さんになりますね
それについても後半RPで回収してますのでお楽しみに

>>566
理想的な狂人ですよね、ただ佐天さん狼だと思い込んでますがw

>>567
前スレからありがとうございます! 確定狼で生存は憧れます

>>568
白井の>>497>>558は即興だそうですよ
クイズは今日分投下終わったら出しますねー


ちなみに紫苑の花言葉は「追憶」「あなたを忘れない」です…本当に切ない…

現在の生存者は、一方通行、初春飾利、垣根帝督、上条当麻、絹旗最愛、黒夜海鳥
佐天涙子、白井黒子、削板軍覇、土御門元春、浜面仕上 の11名

――― 4日目 ―――



絹旗「…超裏目に出ました。

   【青ピさんは超人間でした】

   御坂さん…私を置いて逝かないでくださいよぉぉぉ…」ウワーン



   \ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
   属 ※ _ _ _ _ 霊 _ _ ※ 結 人 _ _ 人 人
   色 白 灰 灰 灰 灰 白 灰 ※ 黒 白 白 灰 灰 白 白
   占 _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
   吊 _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _

   ※青ピ:占いCO→霊能判定白のため人間確定
   ※白井:占いCO→結社スライドCO→滝壺、青ピの結果から人狼確定
   ※佐天:占い機能破壊のため色不明(青ピ→黒判定)

白井『十六夜、お疲れ様ですの。
   お姉様のお肉は柔らかくて食べ応えがありそうですわ』

一方『俺はただ狩るだけだ…。さァ、オマエらも喰え』

―――――



白井「まあ、お姉様が襲われてしまうなんて、なんて恐ろしい…。
   くすくすくす。

   …うふふふ。

   あははははは」

白井は口元に残った鮮血をぺろりと舐め取った



―――――

御坂「まあ、私よね。
   あれ、青ピさん人間だったのね」

青ピ「御坂ちゃん!

   …あれ、御坂ちゃんが襲撃されたんやったら、ボクは御坂ちゃんの膝蹴りで処刑されたんやないの!?」クワッ

御坂「!?」ビクッ

滝壺「お疲れ様…かな?
   私の占い内訳予想が当たってたみたいだね」

青ピ「滝壺ちゃん、おはようさん」

言いながら青ピは滝壺から半径1メートル程距離を置く

滝壺「あおぴ、本当に離れるんだね…」

青ピ「いやぁ、髪の毛一本でも触れたら怖い人に斬られてまうし」ビクビク

滝壺「…あくせられーたはやるって言ったらやるだろうね。

   会いたいな…」

青ピ「佐天ちゃん人間かぁ…狼やとおもってたんよね。
   狼追い詰めてどないすんねん自分、って思っとったよ。ちょっと安心や」

御坂「なんだ、占い師の内訳予想は初日ので合ってたんじゃない」

青ピ「かなり当たっててビビってたんよー」

御坂「そうよねー、私全然ステルス出来てなかったもの。
   正体バレバレな発言しまくっちゃって、その度に冷や汗かいてたわよ。

   前に出すぎて初日から占われるダメダメ【守護者】でごっめぇん☆」テヘ

青ピ「守護者やったんかーーーーー!!

   つっちーやと予想しとったよ!」

土御門「御坂…。

   白井狼は確定だにゃー。
   気に掛かるのは結社COだ、何故あんな行動に出たんだ」

垣根「青ピは人間か。白井は狼確定だな」

佐天「あぁ…御坂さん…!

   青ピさんは人間……?
   そう、ですか…。じゃあ、青ピさんが狂人だったって事ですね…」

上条「…なんだって…。
   青ピは、人間だったのか…。それに御坂が…こんな…。

   白井、お前は…」

白井「>>土御門さん
   そんな事よりもあなたがもう一人の結社員なのでは、という事の方が、余程気なりますわね。
   それとも守護者ですの? …いえ、違いますわよね」

土御門「>>白井
   お前達の狙いは大体わかってきたんだぜい。
   結社両COさせて灰を狭め、そこから守護者を食いたい、そうだろう?

   って、聞いた所でマトモな答えが返って来る訳ないか…」

垣根「そりゃそうだろうな。白井は狼確定だ、言いたい放題だろ」

白井「>>土御門さん
   勿論その通りですわよ。同時COになっていたら最高に素晴らしかったのですけれど。

   まあ、こちらではもう守護者の見当は付いておりますの。まさか、あの発言をしていて守護者とは…。

   くすくす。もうじき、盾はなくなりますわよ?」

絹旗「【今日の超議題】
   1、グレースケール
   2、灰考察
   3、今日の吊り先
   4、青ピさんは真か狂か

   他に超議題にしたい事ありますか?」

佐天(!!

   じゃあ守護守護結社結社言いまくったあたしはただの馬鹿って事じゃないですか!!)ガクリ

一方『こっからが正念場だな。
   削板を襲撃するか、灰を襲撃するか…』

白井『土御門さんの発言は罠ですの。
   この視点に食らいついたら、佐天さんの黒判定から目を逸らそうとしているように見えますわ』

佐天「そういえば昨日の削板さんの疑問>>527、あたしも気になってました。
   白井さんは何故一方通行さんを指名したんでしょうか…」

一方「……狼から直々に、指名されるとはなァ…。

   俺も白井は狂人だと思ってたンだが…人狼だったンかよ…」

一方通行は感情を抑えるために唇を強く噛み締めた

滝壺「…あくせられーたを、指名。どうして…」

土御門「一方通行を指名したのは、余計疑惑を強めるためとも思えてきたんだぜい」

一方「俺は色ンなヤツが表裏一体つってるからな。白く見えててもなンかありゃ一瞬で黒になる。
   手っ取り早く…処刑出来そうな俺を選ンだのは…姑息だなァ。
   オマエらのブレーンはさぞかし頭が回るヤツなンだろォな?」

絹旗「えーと、とりあえず白井さんの超発言は一切無視で。
   昨日までの議事で超勝負ですね…。

   ハッキリ言って、かなり超劣勢です」

土御門「>>絹旗
   議題に【御坂襲撃理由】を追加するのはどうかにゃー?」

白井『えっと。
   狼視点で、村人の一方通行さんを物凄く挑発したいのですけれど。

   どうしましょう?』

一方『構わねェよ。好きに踊りゃいい』

―――――



白井「>>一方通行さん
   ええ。二人とも、あなたがた人間の、恐怖に縮こまった決断では見つけ出す事なんて不可能ですの。



   うふふふ…。
   深紅に染まった紅い蝶々、美味しかったですわよ?」

一方通行は白井の言葉にびくりと硬直し、次いで激しく肩を震わせ拳を握った

白井『やっちゃいましたの。ごめんなさい』

一方『俺の方がどォ考えても悪人だろ。

   胸が痛ェな…滝壺が俺が狼だと知った時…嫌われンだろォか。

   …嫌われたくねェ…』

一方通行は泣きそうな顔で項垂れた

一方「………悪ィが、ちっとばっか席外すぞ。

   心配すンな、俺は狼の挑発になンか乗らねェよ」

一方通行は拳を握ったまま、険しい形相で足早に集会所を後にする

佐天「白井さん……お願いもう喋らないで…。
   頭が割れそうです……」

佐天は青白い顔でよろよろと二階への階段を上がって行った

上条「………。白井…」

白井は上条の視線に気付き、ばつの悪そうな表情で目を伏せる



―――――

滝壺「あくせられーた…」

青ピ「狼…誰なんやろね?
   佐天ちゃんやとばっか思っとった…。

   一方通行はんと黒夜ちゃんやったらええけど、そんなんあり得へんよなぁ」

滝壺「あくせられーたが狼だったらなんて…そんな、そんな。

   ………そんなの…」

滝壺はゆるゆると首を振る

一方『俺から見て、佐天の発言は黒いと感じるモンが多いなァ。
   アイツが吊れたらいいンだが、どうなるか解ンねェな。
   人間側が不利だと絹旗は言ってるが…結構難しい。今ン所、守護者の可能性は御坂しか潰せてねェ。

   守護者のスタイルは『堅実タイプ』じゃねェかと思う。
   御坂が襲撃されると殆どのヤツが思ってた筈だ。だが、その一瞬の隙をついて絹旗を襲撃されちまったら…って感じでなァ。
   もしこンなタイプなら、次の護衛先も絹旗鉄板だ。ここまで来ちまったら最後まで守り通すと考えてるかもしンねェ。

   そこから推理すると、御坂が守護者ってのはねェかもな。アイツはアグレッシブだったからなァ』

白井『昨日は、占い師の内訳を見抜く役割が絹旗さんにはありましたの。

   今日のわたくしの処刑の結果は、絹旗さんが居なくても明らかですわ。同じ決断をするかどうか…』

一方『成程。
   満月も余裕があれば考察を残してくンねェか。
   偽確定で辛ェ立場だってのに、更に求めちまってすまねェが…』

一方通行は全身から水を滴らせで集会所に戻ってきた

一方「…全員、休憩でもしてンのか。まァ無理もねェか…」

そっと二階に上がり、着替えて再び降りてくる
厨房で湯を沸かしながら腕を組んだ

一方「面倒臭ェグレースケールと灰考察は後回しだ。

   【今日の吊り先】
   もう迷う事ァねェ、【白井】だ。アイツは人狼なンだかンな。

   【青ピは真か狂か】
   …昨日、本決定の後一旦テメェの考えを改めてみたンだが。
   佐天の発言を洗い直してみたが、やっぱ不審な点が多々あンだよな。って事は青ピが真の可能性もあるって事だ。
   だが…俺は【滝壺が真の占い師】だったと思ってる。
   判定が割れてねェ状況で、なンで狼が滝壺を狙ったのか…真だっつゥ確信があったンじゃねェか?

   ちっとばっか気になる事もあンな。
   いくら霊能者確定でそっちに護衛が付く可能性が高ェつっても、守護者の考え次第じゃ占い師に護衛が付く事も充分考えられる。
   信用度は滝壺と青ピ、どっちも半々位だった筈だ。
   狼が占い師を狙うのは、占い機能の破壊っつーデケェ利点のためだ。
   …が、護衛の危険性も恐れねェで占い師襲撃に出たのは他に理由があンのかもしンねェな。

   今ン所【青ピは狂人】だと思ってる。

   【御坂襲撃理由】
   まず、御坂は確定白だった。状況的に護衛は手薄だった筈だ。
   その推理が人狼に脅威だった…だがこれは逆とも取れンな。後は…守護者の可能性か」



   \ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
   属 ※ _ _ _ _ 霊 _ _ 狼 結 人 _ _ 人 人
   色 白 灰 灰 灰 灰 白 灰 ※ 黒 白 白 灰 灰 白 白
   占 _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
   吊 _ 白 _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _

滝壺「あくせられーた、聞こえる?
   紫苑…ありがとうね。嬉しかったよ。

   ………ねぇ。
   どうしたらいい…?

   私は………なんて非力なんだろう…」

白井はノリノリでマイクを握り、ぴんと小指を立てる

白井『この村には、村人が5人、結社員が2人、守護者が1人、霊能者が1人、人狼が3人いるようですの。

   結社員は削板さんと、発言推理で土御門さん。

   今、確定白は二人。最終日まで残すとスケープゴートは一人になりますの。流石に…苦しいですわ。
   守護者がどちらを守るか、が問題ですのね。

   【守護者が絹旗さんを守る理由】
   狼2潜伏なので、霊能判定には狼を吊ったと判明した後のライン読みを安心して出来る効能がありますの。
   佐天さんの黒判定についても、霊能判定がなければ吊って判断できませんわ。

   【守護者が削板さんを守る理由】
   潜伏結社がまだ一人いる事と、わたくしが結社COした事によるプレッシャーがありますの。
   削板さんが襲撃されれば、相方不要の結社COが発生します。

   絹旗さんの価値と削板さんの価値を簡単に比較してみると、こんなところですのよ。

   一日ひとり、死者の白黒が解る。もしくは、一人だけ、生者の白が解る』

飽きたのか、マイクを適当に放り投げて首を傾げた

白井『長期的な視点で考えれば、やっぱり絹旗さんを守護し続けるのが正解ですの。佐天さんの黒判定が未解決ですし。
   その日その日を刹那的に考えた時、青ピさんの判定を見る価値と、わたくしの判定を見る価値は大きく違いますわ。

   そこで、【守護者の性格を考察】する事になりますが…。

   ・黒夜さん
   初日纏め役立候補。
   灰のまま一日だけ纏めをやり、また灰に戻る勝算があったのかもしれませんわ。
   人狼なら大博打ですけれど、狂人や守護者なら占いは白なので小博打ですの。
   >>227ステルスに厳しい点も守護者印象。結社員を挙げてしまっても回避して貰えますし。
   守護者を吊る事を恐れていないように見えますの。

   ・佐天さん
   >>212守護者じゃないと思いますの。滝壺さんを信用してる感じでしたし。

   ・初春
   >>75『偽黒判定は出ないにこしたことはない』というのは守護者視点に見えますの。
   
   >>171>>185>>217占い師の真贋を知りたい、守護を吊り出す罠に敏感、ですわね。
   暫定白を早い段階で明言する点や、不完全でも結論を作りたいという姿勢は決断を迫られる者の特徴に思えますの。
   ただ、滝壺さんを襲撃できた事を考えると、初春が後悔する選択をするとは思えませんの…。』

白井『浜面さんは多分違うと思いますの。上条さんは難しいですの…。
   それと、土御門さんは結社員と予想するので除外しますわね。

   現状の灰で一番守護者らしいのは黒夜さんですの。

   スケープゴートに出来そうもない、という事を意識すると、浜面さんを襲撃するのはありかもしれませんの』

一方『…守護者が『遊撃手タイプ』なら、御坂だった可能性が高ェなァ。
   自分自身の身は守れねェからな。
   それに、満月の挑発に一切反応してねェ。
   御坂がもし村人ならいい動きしてたと思うぜ。俺にゃ未だにアイツが何者だったか解ンねェよ。

   …新月を怪しむヤツも出てきたな。まァ仕方ねェ。
   新月の潜伏は守護者と見分けが付き難ェ。守護者COがあった場合はどうすっかな…。

   俺と新月が生き残るには、あと四人の生贄が必要か………。
   一人は満月…オマエなンだがな。
   後の三人は初春、上条、佐天か。
   初春についちゃ、せめて新月が吊られる前にどうにかしちまいてェ。
   新月が先に吊られちまったら、アイツは真っ白だ』

一方通行は道もないような山奥を進んでいく

一方(この分じゃ…決着が付く頃にゃ、村は土砂崩れで埋まっちまうだろォな。
   …アイツを別の場所に埋葬しといて正解だったか)

周りに誰も居ない事を確認すると…一匹の白い狼の姿へと変わり、一気に駆け出した



濃霧で先が見えない中を頂上に向かってひたすら駆け上がる



ようやく濃霧を…雲を抜けると、そこには草花に囲まれた透き通った湖があった
白狼は湖で泥を落とし、全身を振るわせて水滴を飛ばす
ゆっくりと、狼の姿が薄れて人の形を取りはじめた

一方(…よォ。
   独りにしちまって、すまねェなァ)

最近土を掘り返した跡のある場所に、そっと手を付いた
紫苑の花が風に吹かれて揺れている

一方(ココはどォだ…?
   下は酷ェ雨で気が滅入っちまう。オマエをあンな処にゃ眠らせらンねェよ…)

一方通行は深く、懺悔でもするように頭を下げた

一方(全員、疲れ切ってる…。
   ちっとでも早く決着付けて…せめて安らかに眠ってもらいてェと思ってる。

   俺は酷ェなァ…、狼だって事を隠すために、オマエを利用しちまってる。
   認めたくねェが…認めざるを得ねェ)

一方(なァ、夢を見たンだ。
   俺とオマエは、一緒に故郷へ帰るンだ。
   馴染みのヤツらにオマエを紹介して…オマエの髪に花を飾って…。

   何時もオマエは笑ってて、そンだけで俺は幸せになれたンだ。

   夢…だな。

   俺が人狼じゃなきゃ叶えられた、夢だ。
   ぜンぶ、俺が人狼だったせいで壊れちまった…。

   叶えられたら、どンなに幸せだったンだろォな)

俯いた頬を秋風が撫でて、白く長い睫を揺らした

一方(頼む…せめてオマエの側で休ませてくンねェか。
   抜け殻でもいい…。少しでもオマエを感じられンなら。

   …もう一度、俺を呼ンでくれ。その綺麗な瞳で俺を見てくれ。

   どンなに求めても、もうオマエは居ねェ…。
   俺が、殺したから…。
   解ってンだよ…。

   もう、オマエが俺を呼ぶ事なンかねェンだと…。微笑み掛けてなンかくンねェ事も…)

ごろりと仰向けに寝転がり、目を閉じる

一方(…夕方まで側に居させてくれ。
   もう、下じゃマトモに眠れねェンだ…)

やがてちいさな寝息を立てて眠りはじめた

―――――



初春「…うん…。

   あれ、私…昨日は…。

   少しだけ、いい夢を見たような気がします。
   私をここに運んでくれたのは…お父さん?

   眠ってる時に私の額を撫でてくれたのは…。お母さん……?

   違う…でも…幼い頃の事を、少しだけ、思い出したような気がします…」

初春は自分に掛けられた毛布を抱き締めて顔を埋める…微かに花の匂いがした気がした

初春「私、頑張ります……ありがとう、滝壺さん…一方通行さん…」



―――――

初春「【青ピさんは真か狂か】
   青ピさんが狼だと思ってたので、昨日の佐天さん黒判定の考察を考え直してみます。

   青ピさんが狂人の場合は地雷を恐れる必要はないですね。寧ろ大歓迎じゃないかと思います。
   滝壺さんが襲われたので地雷、もしくは佐天さん吊り後の霊能判定で偽占い師発覚→狼白井さんの盾になって先に吊られるため。
   佐天さんが結社以外の人間だった場合は無駄吊りが出来ます。
   佐天さんが狼じゃないと判断した上での黒出しだったんじゃないでしょうか。

   青ピさんが本当に真の場合は、ここで地雷を恐れず黒を出せるのは真だからだ、と素直に考えればいいんですけど…。

   あと、可能性は低いですが、狂人青ピさんが本当に狼の佐天さんに黒出しをしてしまった事も考えられます。

   なので佐天さんは、昨日の黒出し後の反応・決定への反応・結社云々から少し黒寄りの灰のままという感じです。
   昨日よりは少しだけ白寄りになりました。

   青ピさんの黒出しは、自分が狂人だという狼へのアピールかもしれないですね。
   青ピさんが真だったら…何というか、もっと頑張りそうというか。
   『佐天は狼だから絶対吊ってくれ』位は言い残しそうな気がします。
   私含め、佐天さんを黒に見る人が昨日は多かったですし、青ピさん狼と思う人もほぼ全員だったので判断が難しいですね…。

   現状では【青ピさんは狂人だった】と考えてます」

垣根『色々考えてみたが、俺の考察は佐天白になる。
   よって俺は今日それを主張し、逆に十六夜を切る事になる。

   それでいいか?』

一方『………。

   俺も新月も生存してェが…叶わねェなら、どっちかを確実に生かせる選択がしてェ。

   【垣根】
   ・黒夜白、初春黒、一方通行に強い疑い。
   ・一方通行が吊られる事で白寄りになる。
   ・一方通行と対立する黒夜は白くなる。
   ・上条は黒寄りになる。

   【一方通行】
   ・黒夜と対立、垣根と初春の対立関係に注目、上条白。
   ・垣根が吊られる事で白くなる。
   ・初春が白くなる。
   ・垣根が白に見ていた黒夜が黒寄りになる。

   俺がラストウルフなら、最後の生贄は黒夜になりそォだな。
   立場的に手強い相手だが…やるしかねェ』

垣根『やっぱそうなんのか…。
   昨日の議題、俺は黒夜を狼として仮定考察してんだよな。
   その考察の中で黒夜が狼である事の絶対条件は一方通行狼なんだ。だから俺も黒夜が最後と思ってたんだが。

   両方生存は難しいだろうな。俺は明日吊られそうな位置にきてる。

   残るなら十六夜だ』

垣根「俺の今の考えを纏めてみた。
   俺は現状起こりうる全部の可能性をすべて仮定して考察してる。
   土御門に無難な事を言ってると思われたのもその辺が原因かもな。

   だがな、俺は決め打ちはどうしてもしなきゃなんねぇ状況になるまでしたくねぇんだ。

   思考の一本化は嵌ればいいが外した時の損害がデカい。
   一方通行を疑う件についての理由でも言ったが、俺は現状を多角的に考察したいんだ。
   真相に近付くスピードは落ちるかもしれない、でも見落としは絶対にしたくねぇ。
   俺は真実に近付きたいんだよ。予想だけで進めたくねぇ。

   そういった俺の思考がノイズに見えるなら無視してくれていい。俺は自分のスタイルで狼を探す、後悔したくねぇからな。

   初春の言う『意見が後出しに見える』ってのも反論できねぇ。そして今からその『後出し』もいい所な考察をする。
   だが俺は疑われんのを恐れてたら真実に近付けないと思ってる」

垣根は薄暗い集会所のソファに座ると大きく伸びをする

垣根「俺は昨日の時点での青ピ吊には消極的反対だった。
   青ピにはまだ真狂狼の3通りの可能性が残ってた。白井は狂か狼だった。だから白井を先に吊るのを希望した。

   確かに青ピの1、2日目の発言に比べると、3日目の発言には不審点があった。
   だが、俺は発言だけで真相を探るのは危険な事だと思ってる。だからこそ状況考察を欠かしたくない。

   だからこれは状況考察だ。

   昨日の時点で確定してたのは【青ピが佐天に黒判定】、【白井が狼陣営】って事だな。
   そして今日になっての確定事項は【青ピの霊能白判定】、【白井の狼確定】だ。

   まず、白井が結社を騙った理由だが、俺には大きく二つの理由が考えられた。

   一つ目、【狼は非常に追い詰められていた】って事だ。
   端的に言うと佐天、白井の両方が狼だって事だ。そしてこの場合だと、青ピは狼から見ても真か狂か解っていない。
   だから佐天から目を背けるため、青ピに目を向けるために結社COした。
   襲撃を狂人かもしれない人間に一手使うのは損と考え、青ピを吊らせるための行動だな。
   だがこの考察内容には疑問点がある。もしこの理由が本当なら、白井は相方に佐天を選べばよかったんだ。
   そうすれば地雷偽装が出来てより確実に青ピを吊りに持っていけた筈だ。
   そして対抗として出てきた削板も、昨日みたいにすぐに信頼される事はなかったかもしれない。
   結社両吊りにはるだろうが、一方通行を相方に指名するよりはマシな作戦だと思う。

   二つ目、【狼には凄く余裕があった】
   残ったステルス二人がうまくいってるため、場の混乱を図るために結社CO。
   そうする事で無駄にラインを作り、皆が考えないとならない議題を増やす。これについては成功してるよな。
   白井は自分に目を向けさせる事で、皆の目をステルス狼から背けさせた。そして皆に白井-佐天のラインを見せ付けた。
   結社を騙った理由がこっちなら、佐天は白だと思う。
   狼は真占い師を襲撃できた事を青ピの判定で確信した。だから結社騙りをした。そういう視点で考える事が出来る。

   仮に白井が結社を騙らずに判定を出したとする。
   その判定が白でも黒でもパンダの時点で佐天吊りは確実、霊能判定で白が出れば青ピは吊られる。
   青ピが吊られれば霊能判定は白、白井狼が確定する。つまり、白井が吊られるのは時間の問題だったって訳だ。

   この場合、佐天→青ピ→白井と3回の吊りを確定させる可能性が高かったのにそれをしなかった。そこに何かあるのかもしれない。

   だが、この場合昨日の決定で白井が先に吊られれば狼だと判明しちまう。
   すると青ピは真かもしれないという懸念がまだ残る。そうなったら佐天吊りに流れる事が考えられる。
   どっちにしても吊り手は三手稼ぐ事ができるな。そう考えると佐天は白だと思う」

垣根はふと立ち上がり、厨房へ向かう
一方通行が出しっ放しにしたコーヒーの粉を見つけて苦笑した

垣根「白井が結社COするまで間があった。相談する時間はいくらでもあっただろ。
   よって俺は今は二つ目の理由で現状を見てる。発言は黒いが佐天は白だと思う。
   昨日の発言も青ピ偽を自分は知ってるからつい出た言葉なんだろう。
   佐天が人間なら、早く結社に出てもらって灰考察の無駄をなくしたいと思う筈だ。
   狼も青ピ偽に気付いてるだろうから同じ事を言うかもしれない。だから俺はこの発言は考慮に入れない事にした。
   逆に、この発言に注目するのはどうかとも今は思う。

   他に白井が結社を騙る理由が考えられるなら教えてくれ。それも考慮に入れたい。

   そして白井が相方に指名したのが…一方通行か…。
   白井が狼だと判明した今、これにも二通りの理由が考えられるな。本当に余計な事をしてくれたもんだ。

   これについての理由は簡単だ。
   一つ目、【多くの人間に白と思われてる一方通行が邪魔だった】、だから疑惑を向けるために相方に指名した。
   二つ目、【一方通行は仲間だった】、狼だといずれ判明する白井が相方に指名する事で一方通行をより確実なポジションに持って行こうとした。

   だが、俺みたいに一方通行を信用してない奴もいる。
   一方通行を相方に指名するとそういう考察をされる事も解ってた筈だ。だからこそ判断に迷う。
   余計な事をしてくれたってのはそういう意味だ。

   俺の考察に変な点があったら指摘してくれ。考えられる可能性を見落としたくない。
   これをどう取るかは自由だ。正直全然解んねぇ。だから現状からの考えを全部出してみた。

   人物考察はもう少しゆっくり考えてみる。
   とりあえず【今日の吊り先】は確定だな。
   【白井】だ。狼確定してんだ、残す理由はないだろ」



   \ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
   属 人 _ _ _ _ 霊 _ _ 狼 結 人 _ _ 人 人
   色 白 灰 灰 灰 灰 白 灰 ※ 黒 白 白 灰 灰 白 白
   占 _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
   吊 _ 白 _ 白 _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _

垣根『俺の意見に賛同する人間が多ければ佐天は吊れないだろうな。

   それにしても、自分で言うのも何だが、俺黒いな。
   …ま、いっか。』

垣根「ああ、あとこっちは答えられるな。
   【青ピは真か狂か】
   【狂人】だ。理由は佐天を白だと思ってるからだ。現状を考察するとそうとしか考えられない。

   【御坂襲撃理由】
   簡単に考えると【確定白減らしを兼ねた守護者狙い】なんじゃないか?
   昨日は青ピ吊りだったし、守護者は判定を見極められる絹旗を守ってただろ。だから守られてない御坂を狙った」

上条「…少し寝過ぎちまった。
   とりあえず、一つだけ提案なんだが…。

   【今日の吊り先】
   これは【白井】以外…あり得ないんじゃないか?
   だから昨日みたいに【白井以外で吊りたい人】を挙げた方がいいんじゃないかと思う。
   今誰を疑ってるのか解ると思うし…グレースケールだと表現でぼかしが出来る気がする」


垣根『ああ、俺が佐天を白だと知ってるみてぇな発言があるな。

   別に突っ込んでも構わねぇよ。あれはただの仮定考察だからな。

   そこに突っ込めば俺の黒さが強調される。明日の吊りが濃厚だな』

一方『確かに吊った結果が白だと解ってるみてェな言い方だな。言われると目に付いて仕方ねェ…。

   新月、オマエはしっかりした反論が出来ンだ、自信持てよ。オマエは【村人の視点】さえ忘れなきゃ強ェ。
   俺には寧ろ、白い位置に居ながら後ろ向きな発言を繰り返す黒夜のが不審に見える』

垣根『それもそうだな。
   黒いと思えるのは真実を知ってるからだ。皆は知らないってのを忘れてたぜ。

   なんか少し気分が軽くなった。サンキュな、十六夜』

一方『新月…俺の相方。最後まで足掻いて人間共を屠ってやろォぜ。

   月下の人狼に祝福を』

垣根『俺も吊られる瞬間まで足掻いてやるさ。そして吊られねぇように振舞って見せる。

   月下の人狼に祝福を…』

僅かに痛む頭を押さえてゆっくりと身体を起こす

一方(…夜が、闇が近付いてきたな。
   血が騒ぐ…新月も満月も腹ァ空かせてンだろォな。
   俺も…。

   やっぱ俺は獣なンだなァ…。本能にゃ勝てねェ、か。

   ………またな、)

一方通行は振り返らずに…その場を立ち去った

―――――



黒夜「……ん…ああ、土御門……って土御門!? な、なんで私の……」

黒夜は土御門に………

黒夜「…って、私は何をしてるんだ、何を!?
   気の迷いだ、そうだ、うん。そうに違いない。

   さ、さて…」

黒夜はちらちらと土御門の様子を窺いつつ部屋を出る



―――――

黒夜「白井の狼が確定したか。
   【今日の吊り先】
   …迷う必要はないだろう。【白井】だ……殺してやる…。

   【御坂襲撃理由】か。
   普通に考えたら確定白の中でも守護は薄いだろうし、発言もしっかりしてる。
   一番食べ易い位置にいただろう。守護者狙いにも取れるしな。

   そしてもう一つ理由があるとすれば…私に疑いの目を向けさせるため、かもしれないな。
   一方通行を結社相方に指名した事で、昨日の段階では私は一方通行を疑っていた。
   白井の狼が判明した事で、周囲もそういう可能性を持つようになる…垣根がまさにそんな発言をしているな。
   さらに、御坂は私を黒寄りに見て疑っていた…まあ、『黒夜にとって都合のいい展開』を演出する事も可能だろう。
   周囲から白く見られていた一方通行と私が一気に黒寄りに傾けば、疑心暗鬼の芽が深まるだろう。狡猾だよ、まったく。

   【青ピは真か狂か】
   あのあっさりした吊られ方からすると【青ピは狂人】としか思えない。
   特に、真能力者が騙りを含めたCO者の構成を数え間違えるというのは考え難い。
   白井より先に吊られてラッキー位な考えだったんじゃないか?

   ただし、佐天については相変わらず黒寄り。青ピが狂でも、実際の白黒を解った上で騙ることは不可能だからな」

黒夜は厨房でココアを入れると、カップを持って土御門の部屋へ戻って行く

黒夜「>>白井
   話半分に聞かせてもらうよ。それだけの事をするには手が込みすぎてるからな。
   …自分達のステルス範囲も狭める諸刃の剣だ、地雷解除したいならもっとやり方があっただろう。

   何というか、あのやりとりすら茶番に見えてしまうのは…私も相当根が深いらしいな…」



   \ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
   属 人 _ _ _ _ 霊 _ _ 狼 結 人 _ _ 人 人
   色 白 灰 灰 灰 灰 白 灰 ※ 黒 白 白 灰 灰 白 白
   占 _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
   吊 _ 白 _ 白 _ _ 白 _ _ _ _ _ _ _ _

黒夜は土御門の寝顔を見ながらココアを飲んでいる

黒夜「【グレースケール】か。

   昨日までの灰考察を基準に並べるとこんな感じだな。
   【白】浜面>上条=垣根>初春>一方通行>土御門>佐天【黒】

   【灰考察】は昨日とほぼ変化なしだ、簡略させてもらった。
   思い付いた事があればまた夜にでも発言するよ。

   ・浜面
   昨日と変わらず。発言してほしいが狼とは思いたくない。

   ・上条、垣根
   昨日とほぼ同じ。垣根が若干雄弁になったな。
   グレースケールは二人同じ位置だが、二人の発言傾向が似てるためどちらかが白ならどちらかが狼な気もする。

   ・初春
   昨日は体調が悪かったようだな…。発言がなかったため印象は変わらず。

   ・一方通行
   白井が狼確定した事で、結社相方指名以降の流れが周到な仲間切りに見えてきた。
   だが、それにしては動きがあからさま過ぎて少し白寄りになった感じだ。

   ・土御門
   昨日からの一連の流れで黒さが増した…。
   全体的に周りを見ての慎重な発言が多かったのが、白井の結社CO以降突然雄弁になり勘違いも増えている。
   >>577無意味と自分で言いながら白井に結社COの意図を聞いたり、かく乱目的で動いているように見える……。

   ・佐天
   昨日と変わらず黒い。黒出しされてからの対応に不可解な点が多過ぎる。
   青ピ人間が確定しただけに、余計な」

黒夜はカップをテーブルに置き、じっと自らの爪を見つめた

黒夜「…少し出かけてくる。
   奴の…白井の根城である教会を調べれば、母さんを犯した奴の手掛かりが掴めるかもしれない…。
   私をこんな姿にした奴の手掛かりが……」

一方『黒夜の母親を犯した人狼…ねェ。残念だが、俺でも新月でもねェよ。
   しっかしおかしなヤツだなァ…母親を殺したのは俺ら人狼じゃねェだろォが。恨むなら村人を恨め。

   それにな…罪を犯すのは人狼だけじゃねェ。
   寧ろ人間のが余程罪深ェ…何故か解ンねェのか?

   哀れだなァ…抱き締めたくなっちまうくれェ哀れだ。人間にも人狼にも成りきれねェガキが』

一方通行は人成らざる冷めた眼差しで黒夜の背中を見送った

一方(闇が俺ン中で蠢いてやがる。

   月の囁きに耳を傾けろ、本能のままに喰い殺せ。

   それが人狼なンだと…)

浜面は厨房でクリームシチューを煮込んでいる

浜面「今日はもう選択肢は一つしかないだろ。

   【今日の吊り先】
   【白井】だ。話はそれからでもいいだろ」



   \ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
   属 人 _ _ _ _ 霊 _ _ 狼 結 人 _ _ 人 人
   色 白 灰 灰 灰 灰 白 灰 ※ 黒 白 白 灰 灰 白 白
   占 _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
   吊 _ 白 _ 白 _ _ _ _ _ _ _ _ 白 _ _

滝壺は窓に腰掛け雨音を聞いている

滝壺「狼はしらいと…あと二人。猶予は今日を除けば最大で四回。
   守護者はもう居ないから…ひとは確実に夜が明ける度ふたりづつ…死んでいく。

   明後日までには最低でも一人見つけ出さないといけない、のかな。

   雨…いつ止むのかな…」

御坂「黒子が狼って事は、もしかして当麻が狼かしら。そうだとしてもあと一人は誰?
   【黒子、当麻、黒夜さん】って言ってみるわ。

   初春さんと一方通行と浜面さんが白いのよね。
   土御門さんもどうしても白い気がするわ。あと垣根さんもやっぱり白い」

滝壺「…そうだね。白いと思う人は私も同じ、かな。

   かみじょうは占ってみたかったね…」

一方『俺は本格的に黒夜に疑いを向ける。その分、初春は白側にスライドする。

   今の所、俺が考えてるグレースケールだ。
   【黒】黒夜>土御門>垣根>上条>初春>浜面【白】

   黒夜が吊れ、土御門が結社員なら…俺は新月を吊りに挙げるだろう。
   頼む、新月…切り抜けてくれ』

垣根『いいぜ、どんどん切ってくれ。
   切り合ってどっちが先に吊られるか勝負してみるか?

   俺はいざとなったら黒夜を庇う。

   もう引き返せねぇ。いいんだな?』

一方『あァ、構わねェよ。

   くく…どっちが先に、か。それも悪かねェな。

   俺が勝ったら…何をしてもらおうかねェ?』

垣根『全部終わったら【滝壺と十六夜の仲人】してやろうか?』ケラケラ

一方『そォだな…俺が勝ったら新月には…。

   【バニーガールの格好で皆に酒を振舞う】

   にしとくか。うン。



   ヤベェ、テメェで言って笑いが止まンねェ…!
   ぜ、絶対俺が生き延びてやる…っ!』プルプル

以上、お粗末様でした
なんつー賭けをしてるんですかねこの二匹…


クイズは>>565が近いといえば近いかな? といっても本編のシナリオはもうバレてるので簡単ですが


ズバリ、【6日目に浜面が襲撃された理由】は何でしょう?


今日から4日目なので、5日目終了まで募集してみようと思います
かるーい感じで回答してみてくださいww

おつん
土御門は実はテクニカルな人なのかな。流石多重スパイさん
村側で積極的に狼をハメにいくのは格好良い

浜面は今のところ墓゙の件くらいしか思い付かない……


カケは一方が勝ったってことは垣根はバニーか…
浜面襲撃はこの地点で残ってる人間のうち上条と初春はお互いを疑っててどちらかの味方をすれば最後にスケープゴートに使えそうだし絹旗は万が一上記二人が守護者だったらGJが出たら不味いからスケープゴートに使えそうもない浜面を襲撃したと予想。



浜面は単純に皆から白く見られてたからだと思ってたが、
かるーくとなると意外な理由があるのか?
人数少なくなり寂しくなってきたので、発言多い人を残したくて
発言少なめの浜面を襲ったとか?


飯炊きは浜面か初春が主に担当していることから
 滝壺がお腹空かしてンじゃね? → よし浜面送ろう
に一票

>>173の垣根との会話が発端とか?
「本人の言っている様に浜面だから…」みたいなノリで

>>596の抜け殻でもいいってセリフに涙腺決壊した
つか、実は前スレ終わった後元ログ見に行ったんだけど、読みにくくて断念したんだよね
キャラ覚えなきゃだし、いろんな話が入り乱れてて、あれでプレイしてる中の人すげーよ
だからこのスレで纏めてくれるの楽しみにしてる

こんばんわ、クイズの回答0だったらどうしようとか考えてたのは秘密ですよ?


>>617
潜伏結社のお手本みたいな動きだとおもいます
【墓を墓゛にしたから】ですね、了解です!

>>618
元ログも男同士なんですけどねこの二匹…。
【生贄不可だから】ですね、了解です!

>>619
案外狼の襲撃理由ってノリだったりしますよ
今回は違いますけど、過去に【狼三人が別々の人を選んでランセレで襲撃した村】を見た事がありますwww
で、【発言が少ないから】ですね、了解です!

>>620
【滝壺の食事係】ですね、了解しました!

>>621
【浜面だから】ですね、了解しました!

>>622
元ログはこのスレとの配役ギャップがあれですみません…!
プレイ中はあれにさらにプラスして『メモ』も存在します。プレイ中にしか見れない伝言板みたいなものですね。
人狼審問は誤爆防止機能がガチガチですが、BBSとかだとうっかりコピペミスって赤ログ誤爆…とかもよくありますorz


ではちょっと短いですがキリのいい所まで投下しますー

垣根『ま、出来れば二人生存してぇな。

   【初春、一方通行、白井】のラインで考察する事にする。
   俺の考えじゃ土御門は疑えねぇ、上条もだ。

   遠慮なく行くぞ?』

一方『俺は今ン所【白井、佐天、黒夜】ラインだなァ。次点が土御門と垣根…か。

   蓋を開けてみりゃ、俺らにも先が読めねェ勝負だな。
   エンターテイナーが一番結末を予想出来てねェンじゃねェか?
   それも一興ってなァ…くは、は』

垣根『そうだな。どんな結末を迎えるか、それが楽しみで仕方ねぇって感じだ。

   初春が残れば十六夜有利だな。吊っても俺が疑われるだけだ』

一方『…有利とは言えねェ状況だっつゥのに、俺は楽しくて仕方ねェよ。
   どう切り抜けるか…どう騙しきるか…口元が緩むのを堪えンのに苦労するぜ。

   これも人狼だから、か』

削板「昨日は済まなかった! 仕事が忙しくてな。
   俺の仕事が忙しいのは、あんま嬉しくないんだが…。

   白井は人狼か。
   地雷に意味はないと考えて…俺が襲われた時にまた結社騙りが出て相方が疑われないためにも、相方を発表した方がいいか?」

一方「結社COか…。
   俺は守護者の護衛先を三分の一にするより二分の一にしといた方がいいと思ってたが…。
   また騙りの懸念があンならCOしちまった方がいいかもしンねェな。
   俺には…ンー、狼が騙ってくるか解ンねェな。何とも言えねェ」

垣根「なんだ、削板と一方通行しかいねぇのか。

   >>削板
   俺は賛成だぞ。もう混乱はしたくねぇ。灰は狭まるし灰考察の手間が一人分省ける」

白井「あら、わたくしも賛成ですのよ。
   どうせなら守護者も一緒に出て来てしまいません? くすくす」

一方「>>黒夜
   ちっと過去の事を掘り返しちまって済まねェが…。
   >>477『霊能者が確定したから占い師が襲撃され易い』ってあるが、霊能者に関係なく占い師は襲撃され易い位置に居ンじゃねェか?
   オマエは守護者の事についてよく触れてるが、それに触れちまえば守護者の雑念に繋がンじゃねェかと思うがな。
   初春に守護者を誘導してるつってたが、俺は初春より黒夜…オマエの方が余程守護者を惑わせてるように感じる。

   守護者に触れるっつゥ点は佐天も同じだ。
   現状狼が恐れてンのは守護者の存在だろ。その一連の流れから、俺はこの二人を疑ってる。

   >>512『私は『占い師を真狂狼と仮定』という前提に疑問を持ってるんだ。
   『『結社騙りや村人騙りを最初から排除するのか?』という疑問が先に出てきたもので』
   三人の占い師の中に村人・結社が混ざってたとして、宣言を撤回しねェのは【何か深意があるから】じゃねェのか?
   それを俺らが周りで突き回してなンになると思ってたンだ。

   俺は、その策に出たヤツの意志が優先されるべきだと思ってる。
   守護者も自分の意志で護衛し、結社員についても自分が出るべき時に出ればいいって考えだ。

   何が言いたいかっつーと、黒夜の動きはそうしたヤツらの動向を探ってるように見える事が多い、っつー事だ。

   そう考えると、黒夜と占い師・霊能者・守護者の話で衝突してた初春が俺ン中で白寄りになった。
   それと、昨日の灰考察で初春と垣根の関係は白白か白黒だと思ってるから垣根が黒寄りになる。黒黒はねェだろ。
   これは発言からじゃなく、各々の繋がりからそう感じたもンだ。だから弁解の余地もねェ。悪ィな」

垣根『少し黒いな…。つついていいか?』

一方『イイぜ、来い』

白井『あら、二人で勝負ですの?

   バニーさん…見たいですの。兎の毛皮、鞣しておきますわ♪』カミカミ

垣根「>>一方通行
   ん? 少し引っ掛かるな。
   削板の言う通り地雷はもう必要ねぇ。灰考察もより濃密に行えるからCOにリスクはねぇと思うんだが?

   それに守護者の守護先についてだが、このまま結社が潜伏を続けると結社狙い・守護者狙いの灰襲撃があり得る。
   明日以降は灰吊りになるだろ。一気に灰が襲撃で二人減るのは避けたいと思うんだが。
   結社COすれば灰は減り、肺襲撃を抑制出来る。
   無駄はないと思うんだがな?

   そこはどう考えてた? 意見が聞きたい」

垣根『行ったぜ、反論できるか?』

一方『俺を誰だと思ってやがる。人狼の十六夜だぞ?

   ………。

   新月、オマエ本気で俺を殺す気じゃねェか!』

垣根『だって賭けちまったしなぁ、バニーガール』ケラケラ

一方「俺は潜伏結社に地雷効果は期待してねェぞ?
   灰考察についちゃ、確かに一人分手間かもしンねェが、結社が潜伏すンならきっちり考察すべきだと思ってる。
   名乗り出たらそン時にまた最初から考察し直しゃいいだろ。

   灰襲撃か、結社が襲撃されちまったら潜伏した意味はねェかもしンねェが、守護者はどォだろうな?
   襲撃した灰が守護者だっつぅ保障はねぇんじゃねぇか。

   あー…今気付いたンだが、垣根は結社員より灰に居る守護者を襲撃から守りてェって言ってンのか」

垣根「そうだ。残り人数が少なくなればなる程GJの可能性は上がる。終盤のGJはかなり大きな情報になるだろ。

   それに絹旗が襲撃されたら残存狼の数がわかんねぇ恐れがある。
   GJがなく、さらに絹旗が居ない状態で残り五人になった時、一方通行はどうする?
   狼は二人残ってるかもしれないという状態で迎えるのと、狼は確実に一人(もしくは二人)居るって状態で迎えるのとは訳が違う。
   何度も言うが俺は見落としが嫌いだ。出来る限り可能性は広げたくねぇんだ」

一方「成程なァ…オマエの考えは解った。日数計算か…ちっと考えてみっか。

   守護者を守る視点での考え、か。
   昨日黒夜と佐天が言ってたのもこれなンかね。俺ももっと考えねェと駄目だなァ…」

一方『言いくるめられたンだが』

垣根『あっはっは、ちょっと切りすぎたか?

   やりすぎたかもしれねぇ。少し後悔してる…すまん』

一方『やっぱオマエは敵に回したくねェなァ…』ハァ

削板「>>一方通行
   また結社騙りが出るのは考え難いが、灰の考察が複雑化するのも確かだ。俺も下手な事は言えないしな。

   >>垣根
   灰が襲撃されたら、そいつはもう灰じゃない、白だ。
   灰襲撃は抑制するものじゃないと思うぞ?」

一方「悪ィ、ちっと考える事が増えちまったから簡単に言うぞ。

   【グレースケール】
   【黒】佐天>黒夜>垣根=土御門>初春>上条>浜面【白】

   【灰考察】
   今日の俺の発言の通りだ。
   土御門と上条は昨日とあンま印象変わってねェな。二人についちゃ後で見直してみる」

土御門「オレは削板の相方COはどっちでも良いと思うんだぜい。
   守護の護衛先? オレとしては絹旗にべったり張り付いててもらいたい、狼を二匹吊るまでは」

初春「こんにちわ。とりあえず気になった事を…。

   >>垣根さん >>364
   『佐天→青ピ→白井と3回の吊りを確定させる可能性が高かったのにそれをしなかった』
   イコール佐天さん狼という風には考えないんですか?
   この場合昨日の決定で『白井が先に吊られると~』と繋がったのは何故なんでしょう。

   どの場合でも白井さんが先に吊られれば狼は確定で、そしてどの場合でも白井さんの生き残る道はなかったと思います。

   垣根さんの考察は、佐天さんが狼ではない、という説明にはならないと思ったんですが…どうなんでしょうか。

   あと、灰が狭まるのを有難い、と言っているのに、灰襲撃を抑制(灰が狭まるのを拒んでいる)と言ったのは何故ですか?

   前にも言いましたけど、灰襲撃は灰が狭まって狼の居場所を減らします。
   守護者狙いで灰を襲撃されて、それが狼のミスリードだったら、灰が狭まってかつGJが狙えるんじゃないですか?
   狼はそんなに正確に守護者を襲撃できるんでしょうか?

   私は、狼はうかつに灰襲撃はしないと考えてます。なので結社COには消極的反対です」

御坂「地上の皆にはもう私の姿は映らないけど…せめて祈りが届きますように。この村に平和が訪れますように」

滝壺「そうだね、届かないのがもどかしいけど。がんばって…」

御坂「ああ、初春さん凄く白いわ…。

   うーん、潜伏結社を出す方向でいくのかしら?
   削板さんが襲撃されてからでいいと思うんだけど。っていうのは、私がもう灰に守護者がいないって知ってるからかもしれないわね」

滝壺「でも、狼が結社を騙ってきそうだよ?
   そぎいたが襲われてからだと、誰も証明する人がいなくなっちゃう」

一方「5日目9人(結社襲撃)
   6日目7人(結社襲撃)
   7日目5人(?)

   成程なァ、こうしてみっと7日目迄に守護者が襲撃される恐れがねェのか。
   7日目にゃ絹旗が高確率で護衛されてる可能性がある、だから狼は下手に動けねェ…っつー事か。
   なンか間違ってたら指摘してくれ。日数計算は得意じゃねェンだ。

   ンー…。確かにこれなら潜伏結社が出てくる価値はあると思う、が…。
   ソイツに盾になれっつってるようなモンだな。ちっと…辛ェが、仕方ねェ…か」

一方(…滝壺。
   オマエは気付いたか?

   俺が人狼だと…)

―――――



白井「あらあら、今夜を最後に守護者は姿を消しますわよ。
   裸で牙に身を晒す覚悟…もう出来てらっしゃるんですの?」

浜面「それはどうかな?」

浜面はクリームシチューの入った大鍋を持って厨房から現れた

浜面「よう、冷めないうちに食ってくれ」

土御門「白井、憎まれ口を叩くのはお前の勝手だが…。
   そんな行動をしてカミやんはどう思うかにゃー?

   >>一方通行
   オレはむしろ、削板と相方には悪いが、盾になってもらうしかないと思ってる。
   逆にだ。結社が襲撃されずに灰が襲撃された場合も灰が狭まるんだぜい」

一方「具合はどうだ? 良くねェならまた薬作ってやろォか?」

土御門「あ、ああ、大丈夫だ、大丈夫だから薬は勘弁してくれ。
   あんな苦いと思わなかったんだにゃー…」ガクリ



―――――

一方『新月、襲撃はどォする?

   俺は絹旗襲撃で様子見も面白ェと思ってる。
   手堅く行くなら削板だな』

垣根『そうだなー、削板は出がたいかもしんねぇな。
   俺達の襲撃は結構素直に行ってる。今日も絹旗守護と見てる。

   灰考察が面倒だから削板…と言いたいが、何考えてるかまったく読めない絹旗も怖いんだよなぁ…。

   絹旗を襲撃できればラインなんて関係なくなるが残存狼の数は解らなくなる。
   やってみる価値はあるな、少し考えてみる』

浜面「俺は守護者を過保護に扱うのはどうかと思うぞ。いっそCOさせちまってもいいと思ってるくらいだ」

一方「俺は現状での守護者COにゃ反対だ、絹旗襲撃が目に見えてる。

   それに、本当に今守護者が生存してンのかも解ンねェ。
   生存してるかもしンねェってだけで、狼にとって威圧効果があンじゃねェか?」

土御門「>>浜面
   それも手だとは思うが、もしCOを促して誰も出てこなかった場合、どうするんだにゃー?
   それと守護1COがあったとして、お前はそいつを信じられるのか?」

浜面「俺には姫神も御坂も守護者には見えなかったけどなぁ…」

一方「その話は…あンましねェ方がいいだろ…。
   俺にゃ何も言えねェっつー事だけ言っとくぞ」

―――――



白井「>>土御門さん

   でも、…それでも、わたくしにはわたくしの仲間が居ますの」

土御門「仲間は居ても愛する人は隣にいるのか?」

一方『はッ…、笑える。

   どンなに求めても決して手に入らねェ俺ら人狼に、何を今更。

   俺らが手に出来ンのは、愛しいヤツの血肉と魂だけだ。
   それがどンだけの激痛で…悦楽なのか…人間なンかに解る筈もねェ。

   オマエの愛する者を引き裂いてやろォか…?』

白井「(わたくしの隣に、今まで誰が居たかしら。
   おばあさま? …わたくしをこの村に置いて、いなくなってしまいましたわ。
   学友達? …わたくしの隣で立ち止まったりしませんでしたわ。愛する家族の元へ帰ってしまいましたもの。

   上条さん、は?

   隣にいて、良いんですの…?
   蠍の身でオリオンに追いついて、思いを伝えるなんて……)」

白井は東の空をじっと見つめていた…



―――――

白井『そう…です、わね。

   どれほど焦がれても…。

   わたくしは人狼、ですの』

一方『俺は人狼だ。
   心の底から愛しいと思った女を殺した。

   テメェの手でなァ…!』

削板「じゃあCOは相方に任せた!」

一方「なら、潜伏結社員は名乗り出ンなら~時迄っつゥのはどォだ?
   それまでに出て来ねェなら、潜伏するっつー事で俺らは考察する、でいいだろ」

削板「そうだな! 【俺の相方は出る気があるなら夕飯迄】でいいか」ウンウン

土御門(マジでーーー!?

   えー、マジどうするべきなんだこれ。
   ここでCOしたら狼の思う壺な気がするんだよにゃー。んー。

   御坂が守護者なら襲撃先は絹旗か?
   残りの狼は二匹…参ったな、頭が回らん)

御坂「あまり深く考えてないんだけど、対抗が出たら両方吊りでいいと思うのよね。
   客観的に見てその二人に守護者の可能性はない訳だし。両方吊れば確実に狼は一匹吊れるわ。
   残り日数に余裕がない時に対抗されると困るけど…6日目までならギリギリ大丈夫じゃないかしら。削板さんが7日目まで生きてる可能性は低いし…」

滝壺「…両方吊り…。

   そうだね、こんな状況で騙るのは狼で間違いないし…。
   でも狼がそこまで迂闊かは…」

御坂「守護者の盾になる、って言うなら襲撃だけじゃなくて吊られる事も考えておくといいかもしれないわ。それが結社員だとしても」

御坂の手が滝壺の髪に触れる
滝壺はきょとんとして御坂の顔を見返した

滝壺「私の髪に何かついてる?」

御坂「ううん、綺麗だなぁって思って。私は一方通行に止められてないものね」クスクス

滝壺「ありがとう。嬉しいな。
   あくせられーたのあおぴへの警告は本気だったからね…」

土御門(守護者は初春? 垣根? 一方通行?
   え、誰、佐天?

   狼が誰か見当ついてないのに、狼に守護の検討ついてたらここでのCOはマズイ、よな?)ウーン

以上、お粗末様でした

土御門が悩みすぎて胃痛マッハで終了です
そして>>646ですが、元ログの御坂のキャラはショタ(つまり 男 )なので…

エピローグで一方さんが荒れてました、ハイ


【6日目浜面襲撃翌理由】クイズ

>>617【墓を墓゛にしたから】
>>618【生贄不可だから】
>>619【発言が少ないから】
>>620【滝壺の食事係】
>>621【浜面だから】

とりあえず5日目終了まで受付ますー

> 日数計算は得意じゃねェンだ(棒)
朴訥そうな面に騙された!
百合に嫉妬しても良いのよ?


一方と垣根がちでやりあいすぎだろwwwww

こんばんわ、クイズは他の人と回答被っても大丈夫だと思いますよー多分


>>649
裏では一番日数計算してますよね一方さん…!
4日目後半は嫉妬というか…まぁ…あれですし…

>>650
ここまでガチで切られると村側から見てサッパリ区別がつきません
狼の切りあいなのか、本当に村が狼を疑ってるのか…


仮決定まで投下しますー

初春「【グレースケール】です。
   【黒】垣根さん=佐天さん>土御門さん=上条さん>黒夜さん>一方通行さん=浜面さん【白】

   【御坂さん襲撃理由】
   一番狙い易い確定白で非能力者、そして守護者狙いだと思います。それ以外に深い意味はないんじゃないですか?

   >>黒夜さん >>608
   少し考えすぎだと思います…自分を疑ってる人に過敏になってる部分から、黒夜さんが少し黒く見えた位です。
   垣根さんにも同じ印象を持ってますけど」

土御門「議題が全然進まないにゃー…。
   【グレースケール】
   【白】浜面>一方通行>黒夜>カミやん>佐天>初春>垣根【黒】

   【今日の吊り先】
   白井以外でなら【垣根】だな。とりあえずは昨日の灰考察からだぜい」



   \ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
   属 人 _ _ _ _ 霊 _ _ 狼 結 人 _ _ 人 人
   色 白 灰 灰 灰 灰 白 灰 ※ 黒 白 白 灰 灰 白 白
   占 _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
   吊 _ 白 _ 白 _ _ _ _ _ _ _ 垣 白 _ _

垣根「>>初春 >>633
   『イコール佐天狼とは考えないのか?』
   佐天が狼の可能性も考察したぞ。 >>601
   佐天が狼なら白井が相方に佐天を挙げればよかったんじゃないか、って結論になった。
   そうすれば後から出てきた結社員(削板)の信用も今みてぇには高くならなかったかもしれない。
   相方指名をわざと間違える理由はねぇと思うんだが?
   削板が相方を指名したとしても青ピが狂人の可能性が残る以上、どっちかも信用勝負になった筈だ。
   上手くいけば結社員の一人を吊れたかもしれねぇ。でもそれをしなかったのは何故だ?

   『佐天→青ピ→白井と3回の吊りを確定させる可能性が高かったのにそれをしなかった』ってのは狼に余裕があったって考察の続きなんだが…。
   俺、最初に【残ったステルス二人がうまくいってるため、場の混乱を図るために結社CO】って言わなかったか?

   まあ、佐天が狼の場合の考察が少し薄いって言われたらそれまでだな。俺も自分でそう思う。
   色々考えてはいるが、まだ白井が結社COした事に繋がる説明が付かねぇ。
   説明が付かないから余計に二つ目の可能性に目が行くんだよなぁ。

   それと『この場合昨日の決定で『白井が先に吊られると~』と繋がったのは何故なんでしょう』は俺の言葉不足だ。
   白井が占い師騙りを続けた場合の考察は『そこに何かあるのかもしれない』までだ。
   それ以降は結社騙りを行った現状の考察に戻ってる。
   この場合って言葉は『二つ目、【狼には凄く余裕があった】』を指したつもりだった」

垣根「あー、なんか物凄く言い訳っぽくなっちまった。

   あと灰襲撃云々の回答なんだが、ここで言う灰が狭まるってのは結社COで灰が狭まるって事だ。
   吊りでも襲撃でもなく、確実な灰の減数だ。
   逆に、一方通行に突っ込んだ方の灰が狭まるは吊りや襲撃での話だ。
   襲撃は人間って事は判明するが、守護者を失う可能性もある。
   もし極度に灰が減り、守護者が居ないと判断した狼が絹旗襲撃に成功したら? それこそ混乱は確実だろ。
   俺はそれを懸念してるんだが?

   『狼はそんなに正確に守護者を襲撃できるんでしょうか?』ってのは俺には解んねぇ。だが可能性はある。
   問題は、【もう守護者は居ないかもしれない】って狼に思わせるのが心配なんだ。
   俺は現時点では絹旗が居なくなる事が一番の懸念だ。残存狼の数は把握しておきたい、それが答えだ」

一方『…新月が一気に黒寄りになってンな…』

垣根『少し苦しいか、失敗したかな。

   …ま、いいか』

一方『襲撃先をそろそろ固めねェとな』

白井『結社二人になったらどちらを襲いますの?

   正直、土御門さんが結社COするように思えてならないんですの』

土御門(>>123一方通行は非結社員COしてたんだよにゃー…。
   白井が指名した時点で思い出すべきだった。一方通行は他の言動についてもあまり黒さはないんだぜい。

   というか、一方通行が守護者か?

   決め打つなら一方通行はずっとスケープゴートにされてるから襲撃はない。
   COするべきか? どうする?)

絹旗「えーっと。
   今日白井さん超吊りたくないんですが。

   超ダメですか?」

絹旗は上目遣いで皆を見回している

初春「だめです!!」

白井は初春の大声に驚いて、鐘突き堂から集会所を見下ろした

一方「…絹旗、なンか策でもあンのか? 言いたくねェなら言う必要ねェが…」

土御門「…理由を聞きたいんだぜい」

削板「人数的には問題ないな!
   絹旗が生き残る可能性も高くなる。誰をどういう理由で吊りたいか、にもよるが…」

白井『面白い事を考えますのね。
   わたくしから何か引き出せているのでしょうか?』

垣根『満月より先に俺が吊られるかもしんねぇな』

白井「あらあら、わたくしの命を救ってくださるご相談ですの?

   ねぇ初春…ダメですの?」

白井は上目遣いで初春を見つめる

初春「だめっ!

   …もう誰も襲わないと、約束してくれるならいいです…」

絹旗「いや、まだ人数的にも超余裕ありますし。誰がどう見ても超人狼じゃないですか、白井さん。
   近々私も超襲われそうですし、その前に超霊能判定が使えたらなーと思ったんですが」

初春「白井さんは狼が確定してるから、絹旗さん生存中に灰の中の狼を吊って残りを数えたい…って事、ですか?」

絹旗「超そういう事です!」フンス

浜面「>>絹旗
   いいんじゃないか?
   その場合の俺の吊り希望は【土御門か初春】だ」

一方「なンでそう考えたか理由を聞かせてくンねェか?」

浜面「消去法だな。
   黒夜は狼見えねぇ。
   一方通行、お前も狼に見えねぇ。
   垣根も狼に見えねぇ。
   上条も狼に見えねぇ。

   残るのは二人だ」

一方「消去法か…。更に質問なンだが、どンな所が狼に見えねェか教えてくンねェか」

初春(私は狼に見えるんですか…!

   じゃあ、佐天さんは…?)

初春「>>佐天さん >>581
   狂人っぽさをアピールするためじゃないですか…?
   >>444とか、狂人を装ってるとしか思えません。
   結社騙り自体が結社を引き出すためと、自分の狂人アピールと考えてるんですが…垣根さんが言うような深い意味があるんでしょうか…?

   結社潜伏→御坂さん襲撃後狼は襲撃先に困ります、絹旗さんは守られていますから。
   だったら命と引き換えに引き摺り出そう、狂人アピールもしてしまえ…だと思うんですけど。
   あれで一方通行さんを黒く感じる、というのは私からしたら謎思考です。



   一方通行さんが狼で、滝壺さんを襲って?
   白井さんと争って見せていた…?

   ごめんなさい、考えられないんです」

垣根「>>初春
   成程、確かに考えられるな。それで佐天から目を逸らせたって訳か。

   だが、白井は昨日偽確定した。吊られる可能性が高かった筈だ。
   佐天狼だと青ピの正体は狼にはまだ解ってない、そしたら次の日の吊りは佐天だ。
   ここで黒判定なら青ピは残り五人になるまでは吊られない。下策だと思うんだが。

   あと、一方通行の件は白井の相方指名で疑いが強まったんじゃない。
   疑いを向けたかったのか、そうじゃなかったのか解らなくなったって言ったんだ。
   それについてはまだ結論が出ない。俺が一方通行を疑ってるのを利用されてるのかもしれない、って懸念を植えつけられたから迷ってるんだ。

   それと…こんな事言いたくねぇけどよ…。
   『一方通行さんが狼で、滝壺さんを襲って? 白井さんと争って見せていた?』これは議事には関係ねぇ。
   これを判断材料にするのか?
   狼は真剣に騙しに来てるんだ、冷たい言い方かもしんねぇが、そういう演技だってするだろ…」

垣根『悪いな、十六夜。
   結構酷い事言っちまった』

一方『構わねェ。

   …本当の事だからな…』

滝壺は垣根の言葉を聞いて目を見開く

滝壺「………。

   …信じてる…から」

最悪の予想を振り払うように頭を振った

絹旗「まあ超結局後日吊りますけどね。白井さんの超処刑日は私が死んだ日ですかね?」

白井「残り七人が最終ライン、ですかしら?

   その条件ですと、明日早速、かもしれませんの。
   絹旗さんもとっても美味しそうですわ」

土御門「白井以外を吊るってなったら誰を挙げるつもりなんだ?」

浜面「ぶっちゃけ襲われるのは一方通行だろ。お前はそれが狼に見えない理由だ。
   垣根は大人しすぎるんだよな。
   黒夜が狼なら初日にあんな行動しても目を付けられるだけだ。
   上条は直感だな」

垣根「逆に聞くが、初春は佐天が狼だって確信はあるのか?
   佐天が人間だったらって考察はしてみたのか?
   どうも他の可能性を考慮すんのを避けてる気がするんだが…。
   一方通行に関しては議事や状況とは関係ない部分で考えられないと言ってる。

   確かに気持ちは解る、だが可能性の切捨てをしすぎてる気がすんだよ。
   そこまでして一方通行に目を向けたくねぇのか? 俺にはそう見えちまう…」

初春「>>垣根さん
   佐天さん狼前提という訳ではなくて、白井さんの結社騙り自体に関する考察なんです。

   演技……そうですけど……状況や発言からも白いと思っているので、ギリギリまで疑いたくないというのが私の考えです。

   そこは垣根さんと、一番違う部分なんだと思います」

初春は少し悲しそうに俯いた

一方『なァ、なンで俺は垣根と初春の間に挟まれてンだ?』

白井『あら、モテモテですわね』クスクス

垣根「とりあえず先に簡単な所だけだが。

   【グレースケール】
   【白】黒夜>佐天>浜面>土御門>上条>一方通行>初春【黒】

   【今日の吊り先】
   白井じゃないなら【初春】に変更させてもらう」



   \ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
   属 人 _ _ _ _ 霊 _ _ 狼 結 人 _ _ 人 人
   色 白 灰 灰 灰 灰 白 灰 ※ 黒 白 白 灰 灰 白 白
   占 _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
   吊 _ 白 _ 初 _ _ _ _ _ _ _ 垣 白 _ _

一方『この状況で俺襲撃は絶対ねェよ。
   俺が人間だったとしても、な。傍目にゃ俺はスケープゴートだ。
   つゥか、浜面が覚醒しそうで怖ェ…。

   襲撃候補…結社員に浜面…いっそ、絹旗は最後まで残すってのもアリか…?』

滝壺「………ちがう、よね。
   違うよね、あくせられーた。

   …怖い。怖いよ…。
   むぎの…また私は二の舞なの…?」

滝壺は無意識に自分の体を抱き締める

滝壺「考えても…みなかった。

   違うよね…?

   お願い、答えて…」

初春「【灰考察】です…。
   ・垣根さん
   沢山意見を交わしてますが、意見の相違か、納得出来ないままのものが多いです。
   守護者、灰に関する考え方、人を疑う理由、とか…。
   前面に出て意見を言う部分は白いと思うんですけど…。

   ・黒夜さん
   少し黒要素を感じる部分がありますが、昨日の佐天さんの考察>>531とか、白視点からの考察だと感じました。

   ・佐天さん
   結社、守護者に関する発言と、自身の占い結果への反応が黒いです。
   自分庇護の発言が中心で、狼を探そうとしてないように見えました。
   >>406白井さんの占い師撤回をあっさり受け入れたのは相談済だったから、じゃないですか?
   どうして撤回しなかったのか? とか思わなかったんでしょうか…。

   ・土御門さん
   昨日と変わらず…と言ったら怒られそうですけど…。
   昨日は白井さんを問い詰める事と状況考察がメインで、やっぱり流れに一言添えてる感じです。
   議論への参加は積極的ですけど、狼を積極的に探してるようには思えなかったです。
   灰考察では無難に反論が来ない(出来ない)程度の考察をしている感じで、直接人と議論するのを避けてる気がします。

   ・上条さん
   一連の考察が上条さん白、私白の視点で考えると納得出来るものでした。狼なら私を疑い続けると思います。
   >>480青ピさんの黒判定についてはちょっと不思議かもです。
   狼の青ピさんが黒判定を出していたら、佐天さんは白くなりませんか?
   >>469私の考察のように考えられるという事でしょうか…。

   ・浜面さん
   私は狼っぽく見えるという事ですか…。佐天さんの事はどう思うんですか?
   相変わらず意見が少ないので解らないです。

   ・一方通行さん
   変わらず白く見てます。
   …ごめんなさい、考察は明日にさせてください」

青ピ「はぁ…。

   絹旗ちゃん、勝利のためやったら、虜囚を悪戯に辱める事も厭わないんか…?」

滝壺「…ぁ。

   あおぴ、おかえり…」

―――――



一方「…寒ィな」

垣根「どうせ雨ん中で頭冷やしてたとかだろ? ちゃんと拭かねぇからだ」

一方「うるせェよ」

初春「あの、まだ仮決定まで時間もありますし、お風呂で温まって来たらどうですか?」

一方「ァー…。じゃあそうさせてもらうか」

一方通行はタオルを片手に風呂場へ向かう

白井「わたくしも入浴しますの。
   一方通行さんのお背中、流しましょうか♪」クスクス

初春「! 白井さんはこっちですから!!」

初春は真っ赤になって女湯の方を指差す

滝壺「しらいが、あくせられーたを狙ってる…!?」ガタッ

青ピ「白井ちゃん…積極的やねぇ…」

滝壺は少し寂しそうにしている

青ピ「…今の滝壺ちゃんやったら…一方通行はんと一緒におふ…。

   や、何でもないよ」

滝壺「…そんな恥ずかしいこと、出来ないよ…」

青ピ「せやねぇ…つっちーや垣根はんがいつ入ってくるか解らへんもんね」ニヤニヤ

浜面はこっそりと男湯と女湯の暖簾を掛け替えた

垣根「(! ラブコメの舞台が整った…っ)」

土御門は浜面の行動に気が付いたが、面白そうなのでそのまま静観している
白井は『男湯』に挑んだが、暖簾を掛け替えた『女湯』なので誰もいなくてがっかりした

白井「あら、残念ですの」



―――――

土御門「【灰考察】
   ・浜面
   狼じゃない、と考えたいにゃー。

   ・一方通行
   初日からの発言を追ってみたら表意一体から白寄りになったぜよ。

   ・黒夜
   狼だったらもう少し発言を考えるんじゃないか?
   前に出てるから目立つが、流れを握ろうとしてる狼には見えない。

   ・カミやん
   他から見たらオレと似たようなポジションだにゃー。
   ただオレより考察はしっかりしてる。ステルスの疑いは前より薄れた感じだ。

   ・初春
   徐々に白くなってきた印象だぜい。
   だが今後の発言で表裏一体になりそうだ。勘の部分もあるな…。

   ・佐天
   狼だと思ってるにゃー。
   結社COの点、佐天は既に答えてるが…言う割に白井の結社COに混乱してる風に見えなかった。
   静観してて逆にボロを出さないようにも思えたんだぜい。

   ・垣根
   狼だと思ってる。
   目立って黒い、白いってものが一切ないんだぜい。そこが昨日から変わらず、黒い。

   【御坂襲撃理由】
   灰を狭めないための確定白襲撃。これで守護者だったらラッキーだにゃー。

   【青ピは真か狂か】
   今更だが、真の可能性も考えて残しておくのも手だったな。まあもう遅いが。
   青ピが真なら決定後にもうちょっと踏ん張っても良かったんだぜい。
   オレは【青ピは狂】だったと思ってる」

青ピ「や、真でも諦めとったよ。
   狼二匹見つけた、って納得しとったもん。
   本決定後にごねたら狼に見られるんやないか、とか、狂人に思われるんやないか、とか考えてまうし」

一方『土御門の考察、垣根のドコが黒いのかサッパリ解ンねェ。
   新月、余裕があンなら突っ込ンどくのもアリかもしンねェぞ』

垣根『それに俺が飛びつくのを待ってるのかもしんねぇ。

   昨日の灰考察を見てもステルスするならこの位置、つってただけだ。
   それが今日いきなり最黒…。やっぱ潜伏結社員か?』

一方『ステルスとしちゃ黒い、ねェ…。
   ステルスとしちゃ白いとか、あンのか?』

土御門「結社COは一見得策だと思うが、どうもオレにはそうは思えなくなってきたんだぜい。
   COによる守護のブレ、そして絹旗が襲撃されてみろ…。

   削板が襲撃されても、相方COで対抗が出たら両吊りで確実に一人人外を減らせる、そうだろ?」

一方『【襲撃先候補】
   A:絹旗
   B:削板
   C:潜伏結社(土御門、初春、上条)
   D:浜面

   A:守護者の生存がハッキリする。
   生かしておけば、誰が人狼だったかの情報を周りに与える事で混乱を呼ぶ事が出来る。
   現状絹旗が襲撃されてもおかしくねェ状況で、守護者鉄板と思われてる。絹旗が襲撃されねェ事に疑念を抱くヤツはいねェ…と、思う。
   が、保険としていつかは喰っちまいてェとも思ってる。今始末しねェなら最後まで残す事も検討した方がいいかもしンねェな。

   B:手堅いな。
   削板は意外と俺を信用してくれそうだが、新月に対しては不明だ。中庸の印象は持ってるとは思う。
   喰っても問題ねェ相手だ。

   C:誰かにもよるな。
   俺も新月も怪しンでねェ上条なら楽なンだが…。

   D:余裕があンなら喰っときてェな。
   議論に参加するようになったのは嬉しい。
   が、どォ考えても生贄にゃ出来ねェよ。襲撃か、残すか…』

白井『A:絹旗さん襲撃
   村人の性格考察から、守護者健在なら確実に守られてますの。特に今日の絹旗さんの提案は、『自分を守れ』と言うも同然の内容ですし。

   B:削板さん襲撃
   潜伏結社の情報を握ってますが、絹旗さんと比べると守る利点は低いですわ。お手頃な襲撃先ですの。

   C:土御門さん襲撃
   正直、潜伏結社員は土御門さんで決め打ちですの。
   今日急に黒く見られている辺り、潜伏結社の教科書に載りそうな立場ですの。

   初春はピンときませんわね…吊れません? 守護者にも見えませんの。
   上条さんは寡黙と呼ぶ程寡黙ではありませんわね。確かに判断に困りますが、良手とは思えませんの。

   D:浜面さん襲撃
   今日になって急に動きを変えてきましたの。
   この意図が攪乱だとすれば、浜面さんの立場は…?
   スケープゴートには出来そうもありませんわね、事実上の白ですの。襲撃してもいいと思いますわ』

垣根『A:守護者の生存を確認できるいいチャンスかもしれねぇ。
   絹旗は確定狼の白井をギリギリまで吊らないつもりだ。
   先に狼を二人見つければ勝ちだからな。襲っておくのもいいかもしんねぇな。

   B:一番妥当な選択だ。今日の吊りが白井以外ならなおさらな。

   C:初春は俺が狼だと判明すれば白くなる。同時に初春が信じてる十六夜も白だ。残すのも手だと思う。
   土御門は放っておいても勝手に吊られるかもしんねぇ。潜伏結社の可能性もあるがまだ焦る必要はねぇと思う。
   上条は難しいな。だが見る奴が見れば白い。そういう意味じゃ吊る事は難しいかもしれない。

   D:恐らく吊りは不可能だ。残したくねぇなら襲うのもありだと思う』

青ピ「…ところで…。

   デビルマンの歌…。
   『デビルイヤーは地獄耳』てのは、ようわかるんよ。デビルマンは悪魔なんやから。
   せやけど、『デビルチョップはパンチ力』って部分はどういう事やねん!?
   チョップはパンチじゃないで!?」クワッ

滝壺「!
   凄い矛盾点だねそれ。
   悪魔のチョップ=パンチなのかな?」

上条「ただいま、雨止みそうにないな…。

   >>初春さん
   あれ、もしかして俺の発言が食い違って受け取られてる、のか?
   俺が言いたかったのは、『発言内容からは佐天さん黒っぽいけど、青ピが黒を出したから、状況的には白っぽい』って事なんだけど…。
   この時点では青ピは狼と仮定してる。

   【グレースケール】
   【黒】土御門>佐天さん>垣根>初春さん>黒夜>浜面>一方通行【白】

   …正直、青ピを狼でほぼ決め打って推理してたから、俺の考えが原点に帰った感じなんだが。

   とりあえず風呂行ってくるから、灰考察は戻ったら出す」

上条はくしゃみをしながら『男湯』の暖簾が掛かった『女湯』へ………

青ピ「初春ちゃんが結社か狼のどっちか…やと思っとったんやけど…。

   つっちーが狼っぽく見えるんよねぇ。根拠はないんやけど」

滝壺「つちみかど、か。どうなんだろうね。
   ういはるは人間だと思ってたけど、引っ掛かる所がないから村人かな…。

   狼に一人物凄い前衛が居る、気がするんだけど…」

―――――



白井「そういえば、黒夜さんの姿が見えませんの」

土御門「…教会に、手掛かりを探しに行くって言ってた筈だ」

白井「まあ、教会へ?
   わたくしの使っていた地下室ですけれど…そろそろすっかり燃え尽きて、灰になっている頃ですのよ?

   あの扉を開くのなら、燠火のような地下室から炎が吹き上げるかもしれませんわ」

土御門「!!」ガタッ

白井「…お気をつけて」

青ピ「ええええええええ!! 教会の壁画がああああああ!!」

黒夜は服のあちこちに焦げ目を作って戻って来た

一方「…どォした、そのナリは」

黒夜「白井の奴、教会に火を放ちやがった…。危うく焼け死ぬ所だったよ!
   母さんの仇の手掛かりどころか、私が向こうに行く事になりかけた!!

   …いや、私は母さんと同じ所には行けないか…」

一方通行は無言で薬草の入った袋を手繰り寄せ、油紙で包んだ粉末を取り出す

一方「ガマの花粉を乾燥させたモンだ。…ガマっつっても蛙じゃねェぞ?
   火傷に効くから直接塗っとけ」

黒夜「ああ、ありがとう…。
   私はまだ死ぬ訳にはいかないんだ…母さんを焼いたのと同じ、あの火を見て思い出したよ。

   しかし、煤だらけで薬を塗れるような状況じゃないな…。少し風呂に入ってくる」

黒夜は『女湯』の暖簾が掛かった『男湯』へ………



初春「…えっと、いつ直すんですか、あれ…」

垣根「今直しておけば修羅場が見られるかもなー?」ニヤニヤ

浜面「黒夜が居るうちに土御門を誘導すればいいのか?」

垣根「それだ!」ビシッ

初春「ちょ、ダメですからね!?」アセアセ



―――――

一方「>>黒夜 >>608
   白井の偽結社COで俺を黒寄りにする(若しくは白寄り)っつゥのは理解出来ンだが、オマエまで黒寄りなるってのはなンでだ?
   俺を疑ってンのは黒夜、土御門、垣根だ。
   俺から見ると土御門が黒寄り、垣根は掴み所がねェ、黒夜にゃ疑念を持ってる。
   …俺が今一番疑問を持ってンのは黒夜だ。
   もし俺が黒なら、俺と対立してる黒夜は白印象になンじゃねェのか?
   なンで、俺が黒ならオマエも黒いって思うのかが解ンねェ。

   白井が振りまいた疑惑によって俺を処刑できた時、自分が黒く見られねェよう先を見越して布石してるみてェだ。

   それと、話半分に狼の話を聞くってのか?
   俺にとっちゃ白井の発言はなンの情報にもなンねェよ」

初春「>>上条さん >>408
   えっと、吊られた後そう思われるなら、あの状況では佐天さんが黒なら黒を出した方が有効だったんじゃないかな、と昨日は思ったんです。
   ちょっと気になっただけなんですが…」

垣根「やっと纏まった…。【灰考察】だ。
   ・初春
   俺への質問の返答を兼ねて考察する。

   >>513この時点で青ピは偽確定してねぇ。真占い師の可能性は残ってる。
   もし佐天が狼なら青ピに占いを続けさせる事は避けたい筈だ。青ピの正体がまだ解んねぇからな。
   そうすると占い先が狼の場合、青ピを襲撃してくるかもしれない。
   そしたらローラーの手数が減って村としては好都合だ。青ピが占いを続ける事は村にとってもメリットがあったと思う。
   判定結果に信憑性がなくても狼には脅威だろ。狂人だとしても誤爆する可能性はあるんだ。

   どうも可能性を切捨てる発言が目立つ。こうも簡単に可能性ってのは切捨てられるもんなのか?
   俺には解んねぇな、考え方の違いなのか。今の所一番の黒寄りだ。

   ・土御門
   結社CO辺りの発言が黒いと言われてるみてぇだが俺はそうは感じねぇな。
   状況を把握して的確な意見を出してるような機がすんのは俺だけか?

   昨日の上条の考察>>480に納得いく点もあるが、それを理由に疑う所までは行ってない。
   流れに上手く乗ってる感が強い。引っ掛かりはその辺にある。
   だが、土御門は強引さがないんだよな。狼ならもっと露骨に誘導しようとする気がする。

   ・黒夜
   >>478昨日言ってた仮定考察の内容だ。
   黒夜が狼の可能性は、立候補の時点で他の纏め役が出てくるのを知ってた場合のみに考えられる。
   そんな可能性はまずあり得ない。結社COも全員集まってなかったとはいて規定時間は過ぎてた。結社がCOする望みは限りなく低い。
   それに霊能者CO撤回の一方通行が仲間だったとしても、霊能者が3COになっちまったら撤回しても確定しねぇ。
   そうなったら黒夜が占われんのは必至だ。
   それにこの作戦を取るなら、失敗した時の事を考えると狼から占い師騙りを出すのは下策だ。黒夜と占い師騙り(白井)の二匹が即効で吊られちまう。
   この事から黒夜が狼ってのはないと見てる。初日から綱渡りしすぎな作戦だ。

   ・佐天
   発言は黒い、だが状況をよく見てみると狼のスケープゴートにされてるとしか思えない。
   だが、俺が佐天に感じる白さは状況を見て判断しただけだ。暫定白、とまでは言い切れねぇ。
   勿論この考えに凝り固まる気はねぇが、まだ吊らないでおきたいと考えてる。

   ・上条
   意見はしっかりしてるし内容も筋は通ってる。考察に納得出来る点が多い、何度か感服した位だ。
   グレースケールがあの位置なのはその立ち位置だな。少し受身に思える。俺もあんま人の事は言えないが。
   ただ、これが絶対的な黒要素って訳じゃない。
   今日出したグレースケールで一方通行より白い位置にいる人間はあまり差がないと思ってくれ。

   ・浜面
   色々判断に迷うが発言がすくなく黒要素が見つからない。難しい…。

   ・一方通行
   今日、少し気になる発言があった。
   >>625灰が結社COで狭まるのを少し恐れたように見える。結社+守護狙いで灰襲撃を行うつもりだったのかな、と考えちまう。
   それに初春の行動を見てると疑惑が付いて回るのも確かだ。
   今の所一方通行と初春が共に狼だと見てる。ただ、これ以外に発言で黒いと思うものがない。
   それなのにこのこびり付いた嫌な感覚が拭えねぇ。不気味な印象だ」

―――――



一方(黒いってェのは解るが…不気味ってなンだよ…)

一方通行は少し傷付いている

垣根「仕方ないだろ、素直な意見だ」

初春「不気味じゃないですよ…優しいですよ」アセアセ

初春は必至にフォローしている

垣根「別にその見た目や性格の話じゃねぇからな?」ケラケラ

垣根はフォローしている…ようには見えなかった



―――――

滝壺「…恐ろしい事を言わないで、かきね…。

   二人が、狼…なんて」

青ピ「つっちー、垣根はん、初春ちゃん…の中に二匹…とは思うんよねぇ

垣根『よかったな、初春に慰めてもらえて。

   俺と十六夜と満月は見えない絆で結ばれてんのにな。
   月下の人狼という赤い赤い絆でな』

一方『そォだなァ…血の如き真紅の絆がなァ』

黒夜「この時間になっても出て来ないという事は、結社員は潜伏を選択したという事か。
   問題は、もし対抗COがあったときに両吊りで一人は吊り出せるとはいえ、その段階で吊り手数が足りるかどうか不安だな…。
   守護先がバラけるとか確定白が襲撃されるとか意見はあるが、私は確定白には絹旗の盾になってほしいと考える。
   吊り先を選択する上でも灰は狭まった方がいいと思うんだが…。まあ、今更だな」

一方「吊り先…白井以外となると悩むな…。

   俺が今吊りたくねェのは上条、浜面、初春の三人だ。
   それ以外の土御門、垣根、黒夜、佐天についちゃまだ迷ってる…。
   俺はこン中に狼が居ると思ってる」

白井「お肉の硬い人は吊っちゃってくださいな。美味しい人を残してくださると嬉しいですの♪」

黒夜「>>一方通行
   私が一方通行を黒く見ているような発言をしているのは、かなり最初の段階からだろう?
   実際、かなり初期から私はお前に注意を向けていたからな。
   だから、一方通行が黒く見られるような状況になると『狼と相談してこの状況をお膳立てした』という風に持っていかれるんじゃないかって恐れがある。
   実際私は『白井が結社相方COしたのは周到な仲間切り?』と疑う発言をしているし、その可能性も周りから挙げられている。
   お前は『自分が黒く見られないようにしている』と言うが、私が疑っている人物を吊り、かつ自分が疑われないように動くのは当然の行動じゃないか?
   私は自分の潔白は知っている。自分の白さを主張する事も役目だと思ってるよ。

   あと『話半分』は、『半分程度は聞く』という意味じゃなく『適当に聞き流す』意味で使った。
   御用だったら済まない。私も狼の言う事に聞く耳など持ってない」

上条「ああ、駄目だ、時間がない。
   暫定もいい所だけど、とりあえず吊り先希望だけでも先に出す。

   【今日の吊り先】
   白井以外なら【土御門】で。やっぱ疑惑が晴れない」



   \ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
   属 人 _ _ _ _ 霊 _ _ 狼 結 人 _ _ 人 人
   色 白 灰 灰 灰 灰 白 灰 ※ 黒 白 白 灰 灰 白 白
   占 _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
   吊 _ 白 _ 初 土 _ _ _ _ _ _ 垣 白 _ _

初春(もし一方通行さんが狼で、滝壺さんや白井さんとのやり取りが演技だったとしても…。
   それは、その演技に騙された私が悪いんです。『仲間切り』という可能性の一つだと、私自身で言ってますし。

   垣根さんは『自分はそうは考えない』で終わらない所が気になります…)

一方「占われる前の行動が怪しく、黒判定からの一連の流れで佐天が尤も黒く感じる、っつゥのが俺の正直な感想だ。
   黒判定自体は信憑性に欠けるから考慮しねェ。

   黒夜は今まで疑問に思う事が多過ぎる。
   俺ン中で纏め役立候補の事実がなけりゃ黒い人物だと思う。

   垣根の言う事は真っ当だと思うし、説得力もある。
   だが、その真っ当さがステルスっぽく感じる。初春が白寄りになった事でちっと黒さが増したなァ。

   土御門は、今日の印象はあンまねェな…。
   …黒夜とのやり取りを見る限り、この二人が狼っつーのは考え難ェな。黒夜が黒寄り、土御門は白寄りって所か。

   俺ン中で狼候補は…【佐天、黒夜、垣根】だな」

黒夜「…うーん、一方通行の意見や質問を見直しているが、正直どう返していいか本当に迷う。
   根本的に考え方が違いすぎて…むしろ私の方が疑問に思うよ、ここまで私にぴったりと張り付かれると。

   >>626霊能者が確定した以上は占い機能を破壊しないと狼が不利になるのは目に見えるだろう。
   だったら、通常よりも占い襲撃の確率が大きいと言ったんだ。そこに何か矛盾はあるか?

   あと、私はそこまで守護先を自由にすべきとはどうしても思えない。
   絶対に失ってはならない者の優先順位は明らかだし、下手にGJ狙いに行って絹旗を失っては困ると考えてる。
   勿論守護者が誰かについて語るのは論外だが。
   何というか、自由意志という名の元に守護を迷わせたいのはお前に見えるぞ、一方通行。

   『結社騙りや村人騙りを解除しないのには何か考えがある筈』と言うが…。
   滝壺襲撃後に白井が結社騙り解除をした際に、『もっと早く結社解除すれば滝壺は死なずに済んだ』と言ったのは誰だったかな?
   …結社騙りや村人騙りが長引くと、混乱しか生まない。
   正直、『まあそういう策だろう』と思うのも、村人としての権利と義務を放棄しているように私は思う。

   この辺りは考え方の違いなのか?」

―――――



黒夜「痛……っ、流石に風呂も薬も沁みるな…」

白井「あら、あの地獄の蓋を開けて、よく無事に帰って来れましたわね」

黒夜「…地獄か。白井、足元を覗いてみたか? もうぽっかりと開いてるだろう?
   今すぐにでも突き落としてやりたい気分だよ…。介錯は一方通行に任せるが、苦痛ならいくらでも与えてやる…」

白井「足下にどんな穴が開いていようと、朱い満月の輝きは翳る事がありませんの。

   いっそ、わたくしが鐘突き堂にいたあの時に、教会もろとも崩れて瓦礫になってしまえばよかったんですの…。

   可愛い黒夜さん。
   村のためと秘密を晒し、今また、傷つき、焼かれて…、そうまでして、何故仇を守ろうとするんですの?
   黒夜さんがどれほど傷ついても、どれほど誠意を尽くしても、必要と決めつければ、すぐにもフォークで蹂躙しようと手ぐすね引いている。人間なんて、そういうものですわ。

   ひとり、一緒に食べましょう?
   きっと、お食事の作法が解らないんですのよ。それで、どうしていいか戸惑ってしまうんですわ」

黒夜「白井、もう一度言う。私はお前に対して聞く耳など持ってない。

   私は全ての人類が平和になりますように、なんて祈りが出来るような教えは受けてない。
   人間という種族に対してそこまで大きな期待もしていないさ。
   人は裏切るし、憎み合うし、殺しあう…そんな事はお前の教えを受けるまでもない。
   それが信じられないと思う程のヒューマニズムなど私の母は持てなかったさ。
   そうだな…せめて自分と近しい数名の平和くらいは保てた方が気分がいい、そのためになら私は動くさ。

   だが、そもそも私はな、ただ『人狼を殺す』という行動原理が形になった化け物でしかないんだ。
   さっき言ったような考えはつい最近ようやく身に付いたものだ。
   お前らが楽しんで人を食うように、私はお前を殺す。そんな化け物に説法とは随分お優しいんだな、ええ、狼?」

黒夜は白井の首を握り、爪を立て、満面の笑顔で見つめた
白井はその爪が食い込み、血の雫が垂れる事も気にせず、黒夜をじっと見つめ返した

白井「…ほら、綺麗でしょう?
   舐め取ってみると良いですわ。美味しくて、とろけそうになりますわよ…」

白井は自身の鮮血を指で掬い、その血で黒夜の唇を朱く装う
黒夜は白井に舐め取った血を吐き掛けた

黒夜「不味い血だな、狼」

白井「我慢しなくても良いんですのよ?」

一方通行は黒夜と白井に駆け寄る
黒夜の首根っこを掴んで引き剥がし、土御門へと投げた
土御門は一方通行の行動に気付いて慌てて黒夜を受け止める


一方「悪ィが…白井を処刑すンのは俺だ。
   これだけは譲れねェ」

一方通行の目は込み上げる怒りに揺れている

一方『………これでいいンだな、満月?』

白井『ええ、是非そうしてくださいな。

   月下の人狼に祝福を』

一方『…あァ』

垣根「投げるって…ひでぇ事するんだな、一方通行。

   それって幼児虐待…おっと、危うく失言する所だった。聞かれてねぇ、よな?」

白井「一方通行さん。折角今、雛鳥が羽ばたこうとしてましたのに。

   ねえ黒夜さん、それなら、可愛い雛鳥のために、もっと美味しい血を用意してあげますわね。

   浜面さんがいいかしら? 垣根さん? それとも、初春ですの…?」



―――――

垣根『これこそ本当の仲間切りか。

   仲間切りはしたくねぇって最初に言ったのは十六夜なのに、現状は結構酷いよな』ケラケラ

一方『まァな。
   演技でも作戦でも確かに酷ェ有様だ』

白井『うふふふふ、この切られっぷりがたまりませんの。
   新しい世界に目覚めてしまいそうですわ…♪』

絹旗「うーん、超困りました。佐天さんが超居ないんですよね。

   【一応超仮決定】
   【吊り先:佐天さん】です」

絹旗はうんうんと唸りながら腕組している

滝壺「…駄目だよ…! さてんを吊っちゃ、駄目…」

青ピ「なんで、悲劇のが美しく見えるんやろうな…」

青ピの呟きに、滝壺は複雑な表情を浮かべて首を振った

滝壺「………あくせられーたに、…会いたいな…」

以上、お粗末様でした

>>679は自分も色々考える部分ですねぇ
特に長期BBSだとよくある話なんですが、【白すぎて狼な気がする】とかですね

いやまぁそれも判断の一つかなとは思うんですが、だったらそこからせめて狼らしい理由を挙げてほしい訳で
本当に村人で頑張ってる時にこれを理由に吊りに挙げられると凹むんですよ…
自分のどこがどう間違ってるか、じゃないですもん、これ

とまぁちょっと思わず愚痴モードでした


現状で浜面を襲撃する理由にスケープゴートに出来ないからが上がってるってことは実際に襲撃された理由はちがうのかな?


長期の感覚って分からないけど軽い気持ちで疑われたら1ゲームが重い分辛そう
狼側ならそうやって村人を疑心暗鬼に持ち込めたらウマーだろうけど
あと>>655-656がどんぴしゃ過ぎてこわい
もうこの狼達ちょうこわい

こんんちわ暑いです!


>>709
えっと、実際理由はちゃんとしたのがあるんですけどね、土御門襲撃と同じく
土御門に関しては前スレ>>829で回収したんですけど、浜面はまだだったなーと思ったので
なので前スレ>>807みたいなかるーい感じで考えてもらええれば問題ないかと…言葉不足すぎましたねハイ

>>710
そういうのを判断材料にする事自体はアリだと思うんですけどね
自分も感覚派(初春とか上条の中の人タイプ)なので
ただ、長期BBSだとこんな感じでそれなりの量喋ってるので、そこからも黒を拾ってほしいなぁと

『あいつ白すぎて(スキがなくて)怪しい』と思ったなら、じゃあ【あいつが狼なら今までの発言に矛盾点はないか】に繋げてほしい訳です

一方さんの中の人は濃いRPしながらこれですしね…


4日目ラストまで投下しますー、狼劇場(裏)をお楽しみください

垣根「仮決定、佐天か…。状況的に白く見えただけに微妙な気分だな。
   とはいえ、確証がないんだよな…。発言は黒印象だからなぁ」

上条「【仮決定は了解した】

   ………。
   処刑するなら、いっそ。
   俺の手で、執行したいけど…な」

上条は誰ともなしにぽつりと呟いた

一方「上条…もし、コイツが扱えンなら、オマエが白井に手を下せばいい。
   この状況下…生かされ続ける哀れな狼にせめてもの哀憐…だ」

一方通行は鋭い目で白井を睨み、ホルスターから抜いた拳銃をテーブルに置く

―――――



垣根「! ちょっと待ってくれ白井。
   俺の血はドロドロだ。もうね不摂生が祟ってひでぇもんだ。

   だから俺の血は駄目! 絶対!!」

白井「あら、冒険家の垣根さんなら、羚羊のような風味があると期待してましたのに。
   どろどろの血では駄目ですわね。でも…本当ですの? 少し千切って味見でも…」ジー

垣根「いくら活動してても不摂生は不摂生だ。もうね、胃が凭れる程のドロドロ加減だ。
   だから千切って確認とかやめてくれ、マジで。そんな事したらヤケ酒飲むぞ!?」



―――――

垣根『狼は仲間を襲えねぇって知ってる癖に』

白井『摘み食い位は、出来ると思うんですのよ…』ジー

白井は垣根の二の腕をじっと見つめている

垣根『コラ、俺も満月と同じ牙を持ってる事を忘れてねぇか?

   反撃は無論行うぞ、じゃれあい程度にな』

白井『うふふふふ、互いの血肉を交換するなんて、少し隠微で素敵ですの』///

―――――



黒夜「……土御門、離してくれ。私は白井を殺す。

   殺す。そのために生きてきたんだ。人狼を殺す。
   殺す…殺す……!

   だから、離してくれ…こんな私の姿はお前には…お前にだけは、見せたくない…。
   きっと私はひどい顔をしてるだろう…泣いてるのか笑ってるのか怒ってるのか…。

   嗤ってるのか…私にも解らないんだ……だから、離してくれ。私に恐怖する前に!!」

黒夜は土御門に抱き締められたまま、身体を震わせて叫んだ

土御門「断る。

   お前とは長い付き合いだ。
   でも、お前がどれだけ苦しんできたのかなんて、これっぽっちも、解ってなかったのかもしれない…。

   ただな、これだけは言える。
   オレはお前がそうやって、思い生き続けるのは…悲しい…」

土御門は黒夜を抱き締める腕に力を込めた

一方『オマエみてェなガキに満月は殺せねェ。
   …アイツを見てると苛立って仕方ねェよ。

   同じ獣の姿を持ちながら、人間として自制して生きて往ける…。
   それがどンだけ幸せな事かも気付いちゃいねェ。
   俺らは本能にゃ逆らえねェ、それがどンなに…!!』ギリ

黒夜「無理だ…無理、なんだよ……。
   それ以外の生き方なんて選べないんだ…。

   私の姿を見ろ、土御門…。
   無様な耳と尻尾が生え、爪と牙は簡単に人を殺められる…それよりも何よりも、私のこの身体は全然歳を取ってくれないんだ…!!

   人に混じり、人並みに生きられれば良かったよ! でもこの姿では誰も私の側には居てくれない!
   もし居たとしても、そいつは皆に後ろ指を指されて殺されてしまうんだ!
   それに…それに……私は皆の生きる時間の流れに追いつけない…。皆、私より先に死んでしまう…!

   皆、みんな、私を置いて、いっ、ちゃ…うっ……ううっ…」

黒夜は涙を零しながら土御門の方を振り返り、睨み付ける

土御門「…オレが居る。

   オレはこうしてお前の傍に居る。お前と一緒にいる…。

   周りが何だ、知った事か。オレは殺されなんかしない。

   お前が心から笑える日が来るまで、死ぬもんか…」

黒夜「…だからお前は嫌いだ、土御門!

   この村に来て初めて優しくしてくれた事も!
   それからずっと私を特別扱いせずにいてくれた事も!
   この耳にも、いつまでも成長しない身体を気にせずにいてくれた事も!
   この騒ぎがあってからもずっと私を気にかけてくれた事も!!

   みんな、みんな、私に温もりだけ与えて、『私が人間ではない』って事をもっと気付かせちゃうんだ…!!
   今までこれしかないって思ってた生き方を崩しちゃうんだ!!!

   …だから、きらい、だ……おま、え、なん…て…だい、きら……うぅっ…うわぁぁぁぁ…!」

黒夜は土御門の服の裾を掴み、その場にしゃがみ込んで泣き崩れる
土御門はそっと膝を付き、再び黒夜を抱き締めた



―――――

一方『無様…?

   この人狼の爪と牙が、無様だと?

   人を殺める覚悟もねェのに、よく吼える…』

垣根『十六夜に同感だ。
   本当に不幸なのはどっちかよく考えろっての。

   黒夜、お前は気付いてないかもしれないが、お前には味方が沢山居るんだ。

   だが俺達が受けるのは敵意だけだ。
   俺達は散々歩み寄る姿勢を見せてきた…なのに、それを拒絶したのは人間の方だ』

白井『凄く土御門さんを食べたくなってしまいますの』

一方『俺ァ土御門と黒夜を残したら表で本性を出しちまいそォだ。
   もし俺が最後の狼で、あの二人が残ってたら…殺気を隠す自信がねェ』

―――――


白井は上条の掌をそっと開いて、指先で撫でる

白井「綺麗な指ですの…。上条さんに、血や暴力は似合いませんわ」

上条「白井…」

上条は触れられた指先を握り締め、口付ける
白井は口付けを貰った指先を、胸元でそっと抱き締めた

上条「お前が何者でも。俺の気持ちは、一人の、上条当麻としての想いは…変わらない」

白井「上条さん…ありがとうございますの。

   …嬉しい」

白井は上条の唇を素早く奪うと、鐘突き堂に走って逃げた



上条「悪い、一方通行…これは、返すよ」

一方「………解った」

上条の手がテーブルの上の拳銃を指す
一方通行はゆっくり頷いて、それをホルスターに戻した



―――――

一方(愛する者を手に掛ける…か。

   どうせもう戻れねェ。
   もう戻らねェ。

   だったら何をしようが、俺はもう何も感じねェ)

一方『俺は【守護者は御坂>黒夜】だと今日は思った。
   普通守護者についちゃあンま触れねェと思うンだが…黒夜が拘ってるよォに見える。
   もし黒夜が守護者なら、今日の絹旗護衛は固い。だったら削板襲撃で構わねェだろ。

   【潜伏結社は上条】
   土御門の動きがあンま結社にゃ見えなかった。…が、何故結社員が名乗り出ねェかが気になる』

垣根『そうだなぁ、【潜伏結社は土御門か初春】って気がする。

   まず、土御門は俺をグレースケールの最黒にした理由が希薄だ。そこを突っ込んでくるのを待ってる気がした。
   初春は結社COに消極的反対をしてる。あれが意思表示なんじゃねぇか、と思う。
   ただ鵜呑みにするのは危険だな。

   【守護者は黒夜】ってのはないか?
   立候補して、かつ占われずにすめば暫定白として吊られる事はない。危険は襲撃のみになる。
   占われたとしても、状況によっては暫く纏め役は守られる。即襲撃される危険は少ない』

白井『土御門さんはやっぱり結社員に見えますの。
   今日の土御門さんは意見の姿を借りた決意表明をしているような印象が少し…。

   土御門さん自身、意見が揺れているように思えますの。
   そんな風に揺れるのは結社員本人の心理ではないですの?』

垣根『食ってみるか?
   意外とここで灰襲撃は混乱するかもしんねぇ』

一方『…やるか?
   俺は喰らってやりてェなァ…』

白井『あら、素敵ですわね♪

   潜在白を含めて3白7灰1黒が現状ですの。
   仮決定のままでしたら3白5灰1黒。
   うまく結社員が襲えれば狭くもないと思いますが…』

一方『つまり…土御門が潜伏結社じゃなけりゃ、テメェの首が絞まるっつゥ事だな』

一方(苛立ちが押さえらンねェ。
   表であンだけ黒夜を攻撃すりゃあ、俺が怪しまれンのは理解してンだ。
   だが…人狼の血を引いておきながら、人間と相成れる姿を見てると、殺意すら覚える。

   俺は抱けなかった。
   抱き締める事すら出来なかった。
   冷てェ雨ン中、テメェの牙と爪で殺した。

   死ぬ程愛した女を)

垣根『表はきっと邪推する。残ったステルスは相当潜伏に自信がある、ってな。

   そうなると誰が怪しくなるか…。
   俺の黒夜の考察辺りに答えがあるかもしんねぇな…くく。

   守護者狙いという予想を冷静にされて終わるだけの可能性もあるけどな』

一方『ふン…』

垣根『狼による霊能者CO→撤回により霊能者確定。

   狼による占い師CO→スライドして結社員CO→相方に狼を指名→狼はそれを拒否。

   狼同士の本気の仲間切り。

   俺達は充分にやりすぎてる。
   それに拍車を掛けるのも一興。これで満足するのも一興。

   さぁて、どうする?』ケラケラ

一方『どォせオマエらの腹は決まってンだろ、満月、新月…。
   俺も恐らく同じ事を考えてる』

一方通行は悪戯を思い付いた子供のような笑みを浮かべる

一方『さァ、言ってみろ。

   本能の赴くままに、誰が喰いてェかをなァ』

白井『土御門さんで♪』

垣根『俺は土御門かな。
   でも初春も結社員って感じがするんだよな。
   上条は守護者って感じだし、それを言ったら黒夜もか。

   より取り見取りだな。襲撃先ってこんなに選択肢が多いもんだったか?』

一方『あはっ、ぎゃははははは!!

   俺らはどォにも狂っちまってンなァ。
   分が悪ィ賭けを重ねてよく生きてられるモンだぜ』

―――――



黒夜「……ぐすっ……本当に信じていいのか……?

   …私は嘘吐きは嫌いだぞ…でも、私は嘘吐きだから…お前を処刑候補に挙げるかもしれないし、狼の血が騒いで寝首をかくかもしれないんだぞ…?

   本当に、本当に一緒に居てくれるのか…?
   どこにも行ったら許さないぞ、私は…そんな我侭な奴の相手をするって言うのか…?」

土御門「黒夜のどこをどう見たら狼だって言うんだにゃー。

   そんな顔ぐしゃぐしゃにして、ボロボロ涙流して…。姿形なんて関係ない。

   本当にバケモノならオレを看病なんてしない。
   お前が本当に人狼なら、オレなんてとっくに死んでるさ。
   でもお前はオレを襲わなかった…。

   嘘なんて吐いてどうする。殺したいなら殺せばいい。

   オレは黒夜を信じてる」

黒夜は目にいっぱいの涙を浮かべて土御門の顔を見上げる

土御門「オレはお前の全部を受け止める。
   そんくらいの甲斐性はあるんだぜい?」

黒夜「…馬鹿者…本当にお前は…殺すなら殺せばいいって…。
   馬鹿、私を幸せにするまで殺されないって言ったじゃないか…。
   本当にお前は馬鹿だよ…自分で信じてるって言ったじゃないか…。

   馬鹿者…本当に、馬鹿なんだから……私を信じるなんて、本当に…。

   しかし、お前も本当に男女の機微が解らん奴だな…。
   私がもっと言って欲しい言葉位解らないのか…だから、お前なんて大嫌いだよ、馬鹿者……」

土御門「ん、ああ、そうだにゃー…。
   黒夜になら殺されても構わないって事だ。

   機微か、確かにそんなの解らないぜよ。
   でもお互い嫌がってないなら良いんじゃないか?」

黒夜は背伸びをして土御門の首筋に抱き付き…

黒夜「…ばか、おまえなんてきらいなんだから…」

そっと、土御門の唇に自らの唇を重ねた

土御門(にゃー!!??)

黒夜(…あったかい…)

土御門(これからどうなるんだ!?

   1:押し倒す
   2:押し倒される
   3:濃厚キスシーン
   4:黒夜が想像妊娠

   これでオレが死んだら笑うしかないにゃー…)

土御門はとりあえず動揺の色を隠している

土御門「…黒夜は嫌いな奴にこんな事するのか?」

黒夜「……『嫌がってない』って…そんな感想しかないのか土御門…。
   ここまでしてまだ解らないのか、この馬鹿…。まあ、その方がお前らしいけど…腑に落ちない…。

   …土御門の、馬鹿…。
   お前の口から効くまでは『嫌い』で通すからな! ふん…」

土御門「オレの了承も得ずにオレの大切な唇を奪ったのは誰だ?

   まったく、お互い順番が逆になってるんだにゃー」



―――――

垣根『動揺の色を隠した、って襲撃される事に気付いたか?』ケラケラ

一方『オマエの温けェ血を、生きてる肉を、溢れる魂を。
   俺らを満たす贄になってもらうぞ…土御門』

白井『お雛様の涙、楽しみですわ…♪』

一方『オマエらも無邪気に…エグイ事言うよなァ。
   まァ、そォいう所は嫌いじゃねェよ』

垣根『ここまで狂った行動を仲間の同意で実行できるとは思わなかったな。

   勝敗とは関係なくワクワクしてる。月下の人狼に大いなる祝福を…』

一方『つゥかどンだけ濃厚なンだよオイ。
   本気で殺意を覚えるぜ…俺なンて…何も…』

一方通行は急にブルーになって地面にのの字を書き始めた

一方『殺す…殺す…殺す………』

垣根『元気出せよ十六夜。暫くの辛抱だ。

   それとも、俺達が傍にいるだけじゃ不満なのか?』

一方『満月にゃ上条が居るしなァ…。
   新月は男だし、慰めてもらおうにも無理があンじゃねェか』

佐天「…こんばんわ、って言うのも悪い位遅くなりました…。
   朝、色々ありすぎて…。頭が痛くて、寝てたんですけど…こんな時間になっちゃって。ごめんなさい…。

   【仮決定は、反対します】
   吊りの一手無駄ですから…。他の誰でもないあたしが反対します」

佐天は青白い顔で二階から降りてくると、そのまま集会所の机に突っ伏した

上条「…あれ、佐天さん…? 青色悪いけど大丈夫か?」

上条は手近にあった毛布を佐天の肩に掛けてほっと息を吐いた

上条「えっと…【灰考察】なんだが。
   ・佐天さん
   状況的に周りから疑われてるな。佐天さんを白く見ているのは、流した感じ垣根だけなのか。
   もう挽回は無理だと判断して、狼の仲間切りに使われているのかも…とは、考えたんだけど。日数に間がありすぎる気がする。

   佐天さんの発言に感じてた違和感が何か解った。何かわざとらしいんだよな。
   自己弁護が多いって言うか…これって、疑って欲しくない意識の現われなんじゃないか?

   発言は黒いけど、土御門を疑う俺としては、佐天さんと土御門の発言傾向、占い吊り先の挙げ方が似てるのが、引っ掛かってる。
   両方狼ってのはなさそうだから…難しい、な。

   ・垣根
   昨日よりも若干、黒く見える。
   発言内容は納得できるんだが、時々引っ掛かる部分がある。

   白井の結社騙りについてと、残りの結社COについての考察は、同感だ。
   ただ、『様々な可能性を考えてる』って言う割に、一貫して一方通行と初春さんを疑ってるのは、少し違和感かな。

   他に気になってるのは、唯一佐天さんを白寄りだと主張してる点。
   これで佐天さんが吊られて黒判定だったら、俺はむしろ垣根を村側だと判断する。

   ・初春さん
   白黒、表裏一体な印象だ。
   俺と、見てる部分は同じなのに、そこから導き出す答えが反対な事が多い。
   それが単純に考え方の違いなのか…わざと、そうしているのか判断が付かないんだ。

   発言の姿勢は村人らしいのに、内容があまり白くない。俺の視点からはだけど…。
   特に、俺はこの状況での結社潜伏にはあまり意味がないと考えてるから。灰を狭めて欲しくない狼の意見なのか? って。

   でも、初春さんが狼だったら、白井の結社騙りには反対しそうな気がする。…なんとなく、だけど。

   ・一方通行、黒夜
   二人とも、初日の行動から疑う必要性を感じない。今の所は。
   纏め役立候補も、CO撤回での霊能者確定も、占い先になるか、下手をすれば即吊られるだろ。
   狼がこんな手段に出るとは思えないんだが…。
   発言内容も、自由に思った事を言ってるって感じがする。

   ・浜面
   発言数が増えてくれたのは嬉しい。もう少し喋ってくれるといいんだけど。
   相変わらず心象は白い。感覚的には狼じゃないだろう、というより、狼であって欲しくない、の方が強い気もする。

   ・土御門
   白井の結社COの時や、それに関する内容の時だけ、妙に鋭い、反応がよかったのが気になる。
   やっぱり、裏で相談していた結果なんじゃないかな…。

   白井がいつか吊られる運命にあったのは、間違いない。
   だったら、ああやって表立って攻撃する事で、周りに土御門の白印象を植え付ける作戦だったんじゃ…?
   同じ事は初春さんにも言えるんだが、初春さんの方が、あの時点での対処としては正しく指摘してたと思う。

   あと、俺含め、周りの追及に対して『そう言われたら仕方ない』って、言葉を濁して終わらせる傾向が強い。
   それは突き詰められると困るから…と、受け取っった。今の所一番黒い。

   ただ、昨日御坂が『青ピを吊りたい』って言った時に、真っ先に賛成してたのが白要素。
   白井と青ピの吊り順を変えても大差ない。むしろ青ピを吊れば人間だって判明する。
   後々突かれるような事を狼がするのか…?」

上条「【御坂襲撃理由】
   純粋に確定白狙い、潜伏能力者の可能性もあったから…じゃないか?
   昨日の襲撃候補は灰以外だと絹旗、削板、御坂。絹旗は護衛されてる可能性が高いし、削板はあまり居なかった。
   消去法でいっても御坂しかなかったと考える。

   【青ピは真か狂か】
   【狂人】
   黒発見した後の態度と、吊りが決定した後の態度がどう見ても真に思えない。
   青ピが真なら、黒を見つけたらもっと積極的に発言する筈だ」

佐天「…上条さん、毛布、ありがとうございます。

   削板さんの相方結社員は出てもいいんじゃない? って流れになってる事にかなり遺憾です…。
   あたしが散々言った挙句、『その発言黒い』とか『発言内容は黒』とか言われ続けた事はなんだったんですか?
   そしてあたしは相変わらず、もう片方の結社員には出てきてほしいと思っているままです。
   もう無駄な灰考察をしたくないですから…。

   …で、結局結社員の片割れは出てないんですね。懸命だと思います。
   みなさんから1番黒いと思われているあたしが希望してた事ですから。
   そう簡単に、狼かもしれないと思っているあたしの希望通りにしてやろうとは、思わないですよね。

   これ以降、あたしは結社員について何か言うのは控えます。勿論、問われれば答えますけど。
   自分からはもう何も望みません。
   最初から思ってた事ですけど、結社員本人の考えるように行動してください。

   …ごめんなさい、完全に憎まれ口ですね…」

垣根『あー、決めとく事があるな。

   1:本決定までに結社COがあった場合
   2:本決定で佐天以外の灰が吊り先に決まり、かつ結社員の回避COがあった場合
   3:表に出た結社員が土御門だった場合、襲撃先を変更するかどうか

   ここらはクリアにしといた方がいいだろ』

一方『1:結社員は所詮人間だ。よって土御門襲撃。
   2:回避させたくねェな。よって土御門襲撃。
   3:アイツが何者でも消えてもらうだけだ。よって土御門襲撃。

   黒夜にゃ生きていてもらうかねェ…。
   同族同士じゃ襲撃出来ねェよ…くくっ。

   厳しくなンのは重々承知だ。どォ転ぶかは…解ンねェがな。
   あくまでも、勝利を狙う。やりてェようにやる。これが俺らのやり方だ。

   呪われた人狼として生を受けたンだ。そンくれェの楽しみがねェとなァ』

垣根『1:潜伏結社が狙えないなら潜伏守護者を狙えばいい。よって土御門襲撃。
   2:潜伏結社が狙えないなら潜伏守護者を狙えばいい。よって土御門襲撃。
   3:灰襲撃に拘るなら黒夜でもいいかもしんねぇ。土御門を狙うなら止めはしない。

   あれだ、俺達ってSとM、表裏一体だな』

一方『オイ…SとM表裏一体ってのは言いたい放題じゃねェか。
   つってもまァ、正しいンだが。
   テメェで首を絞める選択をしてるっつゥのに気になンねェ。
   しかも勝つ気でいる。

   これが月の狂気ってヤツだろォな…』

一方(この身を支配すンのは憎悪…。

   どォせ、俺が手に出来ンのは冷てェ身体だけだ。
   それが温けェ身体だと、喰らい殺しちまう。



   どンなに。
   どンなに深く、愛していたとしても)

―――――



浜面は機械油にまみれた格好のまま、疲れた様子でやって来た

浜面「荒れてるな、佐天。
   …俺はお前が削板の相方だと思ってたんだけどな」

佐天「浜面さん…こんばんわ。
   お疲れみたいですね、今日はあたしが紅茶を淹れましょうか。

   …問われれば答えるとは言いましたけど…その質問には答えられません、ごめんなさい」

佐天はのろのろと厨房に向かい、紅茶の缶を探す
ガシャンと音を立ててカップが落ち、足元で粉々に砕けた
浜面は破片を拾い集める佐天の肩にそっと手を添えた

浜面「ありがとう佐天。気持ちだけで充分だ。

   俺はお前を疑ってない。…ここに味方が居る事を忘れないでくれ。

   俺はまだポンコツ車の修理があるから暫く離れるが、熱くなるなよ? 頭に血を上らせたら負けだ」

浜面はひらひらと手を振って厨房から出て行く

佐天「いってらっしゃい、浜面さん。

   ……味方…そうなんですか…?
   あなたはあたしの味方だって…そう言い切るんですか…?

   発言が少ない浜面さんがそんな事言ったら…。
   黒だと思われてるあたしの味方だなんて言ったら……。

   命取りかも、しれませんよ…?

   でも…。



   …ありがとう……」



―――――

佐天「こんなんじゃ駄目ですよね。頑張んなきゃ。

   【御坂さん襲撃理由】
   御坂さんの襲撃は至極真っ当な選択です。
   御坂さんは確定白で、守護者かもしれない。守護者かも、ってのが大きいです。
   御坂さんの発言内容が的を得ていたから、っていうのも考えられますけど、それを考慮しても、今日御坂さん以外を襲撃するって選択はないと思います。

   【青ピさんは真か狂か】
   青ピさんはあたしに黒を出したから【狂人】です。これ以上の明確な理由はありません。

   昨日、青ピさんがあたしに黒を出した理由を考察しました。 >>516
   それに対して、青ピさん本人から突っ込みが来たのは実は予想外だったんです。 >>527

   みんな青ピさんが狼かもって思ってる中で、狂人の可能性を挙げたらイキナリあんな返答が来て…。
   あの時、『あれ? 本当に青ピさんが狂人なの?』って思いました。
   もしかしたら、あたしを本当に狼だと確信して、狼に黒を出してしまって焦ってるのかな、って思ったんです。
   …悔しいですけど、青ピさんのあたしへの黒出しは、狼陣営にとっては最良だったんですよね…あたしは…狼じゃないから…」

―――――



一方「佐天…。顔色が悪ィが…具合よくねェのか。
   …仮決定があれじゃ、当然か」

佐天「一方通行さん、こんばんわ。
   具合は…大丈夫です。ありがとうございます」

一方通行はすっと厨房に入り、湯を沸かして戻ってくる
薬草の入った袋から葛を取り出し、二つのカップに入れて湯を注いだ

一方「葛湯つって、あったけェ飲みモンだ。甘いモン取りゃ、ちったァ落ち着くだろ…」

片方のカップを佐天の前に置く

佐天「わあ、ありがとうございます。

   …一方通行さんは優しいんですね。
   ……滝壺さんは…きっとそういう所に、惹かれたんですね」

一方通行は淋しそうに笑ったが何も言わなかった
佐天はその顔を見て、俯いた

一方「俺は優しくなンか…、ねェよ」

一方通行は手に持った葛湯を両手で弄びながら、ぽつりと呟いた

佐天「そうですか…?

   そうですね。優しい人は、自分で自分を優しいなんて言いませんもんね…」

垣根『お邪魔だったか?』ニヤニヤ

一方『あン?』

垣根『佐天も辛いだろうな。
   実はさ、皆に黒と思われてるのを見てると気が引けてな…。それであんな考察しちまったんだが。

   俺の中じゃ結構筋は通ってるつもりだったんだが…。
   同意は得られないもんなんだな』

一方『満月に返ってくンのは…、罵声と憎しみのみ。
   死っつゥ安らぎすら取り上げる人間。

   そンな仕打ちを繰り返しておきながら、俺らの事を残忍だと喚く。人限共のが余程残忍じゃねェか。

   佐天…恨みはねェが、俺らのために生贄になってもらう。

   今だけは…心休まるよォに。せめてもの手向けだ…』

一方「…今のオマエは、あの雨みてェだな」

一方通行は横目で降り止まない雨を見る

一方「……苦しくて、辛くて、泣いてるよォに見える。

   それなのに俺は、オマエを庇ってもやらねェ…。
   こンな俺の、ドコが優しいって言うンだ」

佐天「庇ってもらえないのはあたしの発言のせいです。一方通行さんが気にする事じゃないですよ。

   …あたしが吊られる事で…滝壺さんが真の占い師だったって事が完全に証明されるんですよね…。

   滝壺さんと…一方通行さんのためなら、あたし……。



   …何でもないです。流石に弱音すぎますね、忘れてください」

一方「滝壺は、俺ン中で…何時だって本物だ。
   俺はあンな美しいモンを見たのは生まれて初めてだった…。

   きっと、あン時から…あの瞬間から……」

出逢った時を思い出して、口を閉ざす
一方通行はカップを置くと、雨が降る外へ出て行った



―――――

滝壺「…さてん………。

   ごめんね、ちゃんと…人間だって…証明してあげられれば、よかったのに…」

佐天「【グレースケール】
   【白】一方通行さん>浜面さん>初春=土御門さん=垣根さん>黒夜さん>上条さん【黒】

   【灰考察】
   ・初春
   あたし、初春に狼を探そうとしてないって言われちゃった…。
   あたしはあたしなりのやり方で、発言の仕方で、狼を探してるんだけど…。

   まあ、それは置いといて。
   素直に疑問を持って、素直に発言してると思うな。
   垣根さんの状況考察に真っ先に異議を唱えて、おかしいと思った点を素直に突いてる。
   白か黒か…ずっと判断に困ってたんだけど、議論に前のめり過ぎる所がどんどん白くなってく感じ。

   ・土御門さん
   誰かに、土御門さんとあたしの考察が似てるって言われてましたね。
   そう言われるとそうかもしれないです。曖昧な言い方をするのは、本当に解らないから。あたしも…そうだから。
   でもあたしと明らかに違うのは、雲に巻かれたような疑われ方をしてるって点ですね。ステルスならこの位置、って挙げる人もいます。
   土御門さんの議題回答にはあまり突っ込み所がないんですよね。この発言の仕方が上手くステルス出来ているとは思えません。
   土御門さんは灰よりやや白寄りになった感じです。

   ・黒夜さん
   疑われたら疑い返す…なんだかそんな姿勢が垣間見えます。
   自分を黒と見ている人に対して、警戒心を剥き出しにしてるみたいな。かと思えば、黒夜さんを疑ってない土御門さんを疑ってる。
   色んな所に疑いを持ちすぎじゃないかなって思います。
   灰の中の狼は2匹。あたしは黒夜さんをずっと白寄りで見てたけど、ちょっと解らなくなってきました。
   心象としては、少し黒っぽくなったかな…。

   ・上条さん
   発言からは黒い所は見つけられないです。
   ただ、あたしと土御門さんの発言傾向が似ていて両方狼はなさそう、と言ってますけど、本当にそうなんでしょうか?
   狼達は表でする発言に関してはあまり相談してないんじゃないか、ってあたしは思ってるんです。
   余計な繋がりを見せる事になるから、表での発言は完全に村人の立場として、議論を繰り返してるんじゃないですかね?
   完全に思い違いだったら恥ずかしいですけど…。
   対立し合ってる人達から目を背けさせようとしてるのかな、と推理してみます。
   今の所、灰の中で他の人より少しだけ黒寄りに見てます。

   ・垣根さん
   状況考察であたしを白と見てるんですね。
   あたしを黒に挙げる人の中で、垣根さんの意見は異彩を放ってます。
   でも、発言は黒いと見られてる。白と言ってくれるのは嬉しいですけど、発言自体は黒いと言われちゃうとどうしようもないです。
   どの発言を黒いと見てるかは考察にありましたけど、疑ってるのに状況だけであたしを白と言うのは強引じゃないですか?
   現状は誰の目から見ても解ります。村人でも狼でも同じ事が言えるでしょうし。色んな可能性を示唆するのは議論の攪乱とも取れますよね。
   ただ、狼が隠したい事までわざわざ曝け出す事はしないとも思うんです。白寄りになった印象。

   ・浜面さん
   相変わらず発言が少ないけど、言いたい事は言ってるような気がします。
   …とりあえず今の所は白と見てます。白でしかない。
   浜面さんがもしかしたら最後の狼になるのかも…なんて考えなくはないですけど、この懸念は今はまだしなくてもいいと思ってます。

   ・一方通行さん
   >>635随分あっさり納得してるように見えて、少しだけ疑問を感じます。
   あたしが言ってきた事はなんだったんだろう…と思いますけど、まあ、あたしの発言の仕方が悪かったって事ですよね。
   考え方がやっぱり白い。一方通行さんがもし黒なら、もうこの村は滅びたも同じだと…あたしは思ってます…。

   【今日の吊り先】
   【上条さん】にします。考察の結果です」



   \ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
   属 人 _ _ _ _ 霊 _ _ 狼 結 人 _ _ 人 人
   色 白 灰 灰 灰 灰 白 灰 ※ 黒 白 白 灰 灰 白 白
   占 _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
   吊 _ 白 _ 初 土 _ _ 上 _ _ _ 垣 白 _ _

佐天(何ていうかもうあたし風前の灯ですよね! 死期が迫ってます!

   あんな序盤から細かく灰考察したのに…こんな事ならいっそ寡黙でいればよかった…。

   はやく! はやくあたしを殺しにいらっしゃい!

   ヒイローーーーー!!)

佐天は現実逃避をしている…

初春(黒夜さんと土御門さん。
   白井さんと上条さん。

   滝壺さんと、一方通行さん。

   …狼でもう一ロマンスないでしょうか。
   …佐天さんと垣根さんとか…)

上条(>>739>>741あれかな。
   今日吊られると観念した佐天さんが『最後に恋愛してやる!』って足掻いてるのかな…)

―――――



初春「こんばんわ。少し肌寒くなってきましたね…」

黒夜「初春か。お帰りなさい、かな?
   お前も無理するんじゃないぞ? 平気そうな顔をして突然ぶっ倒れそうだからな」

黒夜は心配そうに初春を見つめた

初春「ありがとうございます。大丈夫、頑張ります。
   倒れないし、泣かないし、甘えない…です。

   こんな時ですから、せめて外は晴れて私達を安心させてほしいですね…」

初春が窓の外を眺めていると、一方通行が濡れた髪を払いながら戻ってくる

一方「悪ィ、遅くなった。

   雨が止まねェから、ちっとばっか気になって山の方を見て来たンだが…。
   ありゃあ土砂崩れの危険性があンな。ヘタに近付くンじゃねェぞ?

   とりあえず着替えてくる」

一方(耳鳴りが酷ェ…。

   いや、違うな…。

   月が、俺に囁いてンのか。
   躊躇うなと。狙った獲物は必ず仕留めろと)

初春(一方通行さんが支えるのは、滝壺さんだけだったんですよ…。

   一方通行さんを支えているのも、滝壺さんだけだったんです。

   滝壺さんや一方通行さんに寄りかかろうとした私が恥ずかしいです。
   きっと、仇を取りますね)

黒夜「山の方、か…。土御門の奴、まさか家に忘れ物なんか取りに行ったんじゃないよな…?

   初春…私は『倒れずに済むなら、泣いても甘えてもいい』って思うぞ。
   いや、倒れてもいいのかもしれない…生きてればその分取り返しがきくからな。
   それに、初春には支えてくれる者も多いだろう?」

黒夜は階段を降りてくる一方通行をちらりと眺めた

黒夜「…だから、無理はするな。倒れても泣いても甘えてもいいから、無理はするな」

黒夜は初春の頭を背伸びして撫でる
初春はちいさく頷いた



一方「今居ンのは四人か…。本決定にゃ集まるといいンだが…」

削板「仮決定は佐天なんだな」

黒・佐「「!?」」ビクッ

黒夜の耳と尻尾は驚愕にぴるぴるしている
佐天は突然背後から声を掛けられて飛び上がった



初春「一方通行さん…髪が濡れてると印象が変わりますね」

一方「そォか? 大して変わンねェと思うが」キョトン

初春(一瞬女性に見えました…)



―――――

一方「潜伏結社の件だが、出るも出ねェも一長一短だと思ってる。
   潜伏結社が出てこねェのは、出ねェ方が得策だと考えたンだろ。

   …と、俺は勝手に解釈してンだが。

   【出た場合の利点】
   ・結社員を盾にして、守護者を守れる
   ・灰が狭まる

   【出ねェ場合の利点】
   ・守護者の潜伏幅が狭ェ
   ・削板襲撃後に対抗が出ても、両吊りで確実に狼が吊れる

   こンな感じか?」

黒夜「まあ、そんな所だな。
   あと出た場合の利点に【絹旗の盾が増える】のもあるな。
   削板襲撃後の両吊りは利点なのか? 手数が足りなくなる事はないと思うが、そもそもそれが解っててノコノコ出てくる狼がいるのか?」

初春「そうですね、私はどちらかというと後者支持でした。対抗結社が出ない可能性もありますし。
   上条さんには黒いと思われてしまったみたいですけど…」

一方「>>黒夜
   残念だが、俺にゃ騙り結社が出るかどォか、そこまでは解ンねェよ。
   騙り結社が出たら有利じゃねェかって意見がどっかにあった気がしたから付け足しただけだ」

黒夜「『対抗結社が出ない可能性もあるから潜伏支持』と『対抗結社が出た時に有利だから潜伏支持』か。

   …一体どっちが有利なんだろうな。
   正直、灰が狭まって、終盤の吊り先の迷いが少ないっていう意味でも私はCO支持だったんだが…。

   まあ、結社員本人が潜伏を決めたんだ、私がこれ以上言っても仕方ない」

削板「相方は潜伏を選んだんだな。精々生き残ってくれよ!

   結社COについてすっと考えてるんだが、なかなか纏まらない上に…結局どいつもこいつも怪しく見えてくるんだから意味がねぇ。
   …初春は、白井の相方を先に指名するって案を出してるから白っぽく見えるんだが…それも計算してた、とも言えるからな」

佐天「白井さんを吊る日は具体的に決まってるんですか?
   絹旗さんが『自分が襲撃された日』って言ってましたけど」

一方「絹旗が他の黒を見つけたら、つってた気がすンな。勿論その前に絹旗が襲撃されても処刑だろォな。
   具体的な日数は…出てねェと思う」

佐天「そうですか…」

黒夜「個人的にはステルス狼の相談相手を減らす意味でも即処刑したいんだがな…」

削板「今日吊った奴が狼じゃなかったら、最悪でも6日目まで。
   今日吊った奴が狼なら、最悪でも7日目まで。
   絹旗が襲撃された場合は、6日目までだな」

削板は指折り数えながら頷いている
意外な頭の良さに、初春が驚いて目を丸くした

―――――



土御門「遅くなったにゃー」

黒夜は土御門を一瞥した後、頬を膨らませて目を逸らす

黒夜(…土御門の顔が見れない……)

土御門は黒夜に気付くと、ひょいと抱き上げて椅子に腰掛けた

黒夜「!!
   …こんな雨の中どこに行ってたんだ…心配したんだぞ……」

黒夜は真っ赤になって俯いている

土御門「心配してくれたのか?」クスクス



―――――

絹旗「【超本決定です】

   【今日の吊り先:佐天さん】

   青ピさん超狂人と考えると、佐天さんに超黒出ししたのが気になるといえば気になります。
   でも、黒を出された時の超反応や時々の発言が気になります。

   ごめんなさい、佐天さん。超さようならです」

佐天「絹旗さん…それが、答えなんですね…?

   あたしは…。
   黒を出された時……。

   どれだけ、自分を落ち着かせようと…。

   それが裏目に出た、そういう事…なんですね……?」

黒夜(…佐天吊りか…。
   今日の襲撃は削板か浜面………うーん…)

土御門(今日、削板が襲撃されたら明日朝CO。

   舌戦は苦手なんだけどにゃー。

   でもやるしかないぜよ…)

一方『なァ、満月。
   襲撃が成功した場合…オマエは黒夜に罵倒される。
   すまねェ、非難を一身に浴びるオマエを庇ってやる事すら出来ねェ』

白井『あら、可愛い黒夜さんの非難でしたら大歓迎ですのよ』

一方『………成るべく、手を出させねェ』

―――――



削板「【本決定了解したぞ】!」

一方「……済まねェ、佐天」

黒夜「【本決定確認した】
   ……正直、了解はしたくないが…。佐天…」

佐天「ふ…ふふ……。

   そう、ですか。みなさん、アッサリしてるんですね…。

   最後に一つ…言う事があります。
   狼は…確実に明日も…三匹居るんですよ……。

   九人のうち、三匹、です。
   これがどういう意味か…解ってもらえますよね…?」

土御門は佐天に掛ける言葉が見つからず、ただ黙っていた

白井「本当、村の人間は…なんて残酷なんでしょう。
   せめて、綺麗な姿でいられますように」

佐天「約束してください。あたしを吊るからには、絶対…狼を退治するって」

一方「……あァ…」

絹旗「佐天さん…狼は超退治してみせます。
   白井さんは村が七人になったら超処刑ですね。
   それまでに…超一匹は倒したいです」

滝壺「駄目、駄目だよ。
   お願い、さてんをこっちに連れて来ないで…!」

黒夜(…私も、土御門も。いつか…殺されるのかな…)

佐天(もう本当に黒くてごめんなさい!

   新米記者佐天涙子は処刑されました。先生の次回作にご期待ください!)エーン

佐天「さようなら……。

   あたし…この村の事…忘れない……。

   みんなが、幸せに…なれる日が、来ますよう、に……」



―――――

―――――



村人達の手によって、佐天涙子は処刑された



―――――

―――――



初春「佐天さん…きっと、平和な村を取り戻してみせます…」

土御門「…殺める以外にも方法はあるのに、な。オレらも…狼も…」

土御門は窓からずっと遠くを見つめて呟いた



―――――

黒夜(…土御門…居なくなったら、許さないからな…。

   解ってたよ………ずっと、私にはお前しか居なかったんだって…。
   私はずっとお前が好きだったんだって…。

   もう、どこにもいっちゃやだ…。私の好きな人が死ぬのはやだ…。

   ………つちみかど…だいすき………)

―――――



次の日の朝、土御門元春が無残な姿で発見された



―――――

以上、お粗末様でした

狼達が楽しそうでなによりです…!
前半真っ赤ですねー今回
前スレの>>807はこれで一応回収完了ですかね?

次回から5日目、白井vs病み黒夜に突入です


狼達はっちゃけすぎだろwwwww佐天は仕方ないとはいえ最後可哀想だったな。

ぴる夜萌え乙
現状狼陣からヘイト増し増しだけどこっからどうやってオカンポジに…
白井の心理洞察とか交錯する独り言とか相変わらず凄い村だ

こんばんわ、5日目色文字の方が多いので読む際は目薬をお供にどうぞ


>>767
あのシリアス展開の裏でこんな狂気RPが交わされていたとか、表だけ見てたら想像できないですw
潜伏結社ぽいから、っていう戦略的な理由だけじゃなくて、
RP的にカオスになりそうだから・面白そうだからっていう理由も付けて実行できるのがここの狼達の強みですね
佐天さんはほぼフルボッコでしたしねー…確定狼(狂人含む)意外であそこまでフルボッコになるのも珍しいんですが

>>768
前スレの>>832のあれですか、オカンポジってw
あれはネタ回収しただけで、実際に黒夜とああいうやり取りがあった訳じゃないんですよねすみません…
元ログエピローグの黒夜は、どっちかっていうとエロ御門の犠牲にげふんげふん


さて、前スレでも書きましたが、5日目に突入するので改めて
【5日目は若干のグロ表現、病み表現を含みます。あと黒夜が幼児退行のため平仮名多様、自分名前呼びです】

現在の生存者は、一方通行、初春飾利、垣根帝督、上条当麻
絹旗最愛、黒夜海鳥、白井黒子、削板軍覇、浜面仕上 の9名

――― 5日目 ―――



絹旗「…超頭痛いです。

   【佐天さんは超人間でした】

   そして土御門さんが…」ガクリ



   \ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
   属 ※ _ _ _ _ 霊 _ _ 狼 結 ※ _ _ 人 人
   色 白 灰 灰 灰 灰 白 灰 ※ 黒 白 白 ※ 灰 白 白
   占 _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
   吊 _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _

   ※佐天:霊能判定白のため人間確定
   ※土御門:襲撃されたため人間確定
   ※青ピ:佐天黒判定→霊能判定で白確定のため、狂人確定
   ※滝壺:青ピ、白井の内訳から、真占い師確定

土御門「嘘吐きになっちまったにゃー…。

   黒夜…」

初春(灰襲撃…!
   潜伏結社や守護者じゃありませんように…。

   どうして私を襲ってくれないんですかー)


一方『あはっ、ぎゃははははははは!!』

白銀の人狼が天に向かって笑い狂う

滝壺「…つちみかど…」

佐天「きゃー、土御門さん何で死んでるんですか!!!

   ばかばか、土御門さんの馬鹿!!

   黒夜さんのツンデレっぷりを見るのが楽しみだったのにー!!!」

土御門「そんな理由で罵られるのか!?

   【折角潜伏してたのにこれじゃ意味がないにゃー】
   スケープゴートにされる覚悟をしてたんだぜい」

―――――



白井は鐘突き堂から飛び降りて、集会所の前に立った

白井「うふふふ。

   くすくすくす…あはははははは!
   お見事な采配でしたの、絹旗さん!」



―――――

一方「な……、土、御門…。しかも、佐天は……」

上条「土御門、が…。
   佐天さん…人間、だったんだな…。

   …何て言うか、もう、思考停止しそうだ…」

初春「土御門さん…。そんな…」

―――――



黒夜「土御門……?
   つちみ…かど……?
   なに? なんで…こんな風になっちゃったの……?

   一緒に居てくれるって……嘘吐きはきらいだよ…ばか……。
   だって……まだ、好きって言ってな…。

   …うぅ……いやぁぁぁっぁああああああ!!!!」

黒夜は土御門の亡骸を抱えて泣き叫んだ…



―――――

土御門「………」

滝壺「…いや…。

   どうして、どうして…。

   何であんな思いをする人を増やすの…。
   どうして…。

   答えて…」

絹旗(超幸せ壊そうの会ですね。
   この調子だと超次が気になります)

滝壺「さてん、ごめんね、ごめんね…。
   ちゃんと人間だって証明してあげられなくて…」

佐天「>>775えええええ土御門さん結社員!?

   滝壺さん短命すぎますよぅ…。

   白井さんも放置状態なのがちょっと可哀相で…上条さんも…。

   あーん!!」

一方『さァ…俺に言ったよなァ?

   『罪を裁く方法位は解ってる』ってなァ…!』

―――――



黒夜「うそ……嘘だ……ほら、だって土御門ここにいるもん…。
   私の事受け止めてくれる、って……。
   ねぇ、つちみかどはここにいるもんね…あそこでぐちゃぐちゃになってるのはちがう、よね?

   ねぇ、土御門。つちみか、ど……ほら、まだ言ってなかったよね…。
   海鳥、土御門の事大好きだよ…土御門も海鳥の事好きだよね?

   すきだよね? すきだよね?
   …うん、すきだよね? ありがとう……うふふ……ははははは……」

黒夜は土御門の生首にキスをして、愛しそうに抱き締めた

滝壺「いや…。

   たすけて、あくせられー…た…」

土御門「もうオレは…そこにはいないんだ…。

   だから…。

   ………だから…」

一方『オマエに押さえられンのか?
   なァ…ガキ。

   その感情を抑えて、そンな悠長な事を言えンのか?
   さァ…見せてみろ』

一方「黒夜……」

一方通行は顔を歪めてその様子を見ている…

初春「や…いや、怖い…。
   私……。

   だめ、頑張るって…誓った…」

初春はきつく掌に爪を立てて、震えと涙を抑えようとする
一方通行は初春の前に立ち、その視界を遮った



―――――

黒夜(嘘だよね…。
   土御門がいないなんて嘘………。
   こんなせかい、みんなうそ…。

   土御門、土御門…だいすき…。
   くすくす…)

―――――



白井「うふふふ…。

   ねえ、黒夜さん。ちっちゃくてか弱い、人狼になりきれない可愛い黒夜さん。
   きっとあなたのお口に合うと思いますの。ひとくちいかが…?」

白井は虚ろに笑う黒夜の口にグラスを押し付け、中の赤い液体を注ぐ

黒夜「…くすくすくす…そこのおねぇちゃん? 土御門にこんなきれいなドレスを着せてくれたのはおねぇちゃん?
   海鳥もこんなに真っ赤になっちゃった…ほら、きれいかな? 土御門ももっとすきになってくれるかな?

   でもね、しってた?
   土御門に触っていいのは海鳥だけなんだよ。
   おねぇちゃんが土御門にさわったから、土御門真っ赤になっちゃった…。
   ……海鳥、おねぇちゃんころすね? ほら、ちょっとしずかにしてくれる?」

黒夜「…しんじゃえ、どろぼうねこさん」

黒夜はグラスを振り払うと、白井の目に爪を突き立てた
白井の唇から思わず苦悶の呻きが漏れる
初春は一方通行の背中に額を押し付けて嗚咽を漏らした…

一方『!!』

一方「止めねェか!!」

一方通行は二人の間に入って必死に引き剥がそうとする

黒夜「そうだね、土御門の血はすっごく美味しいねぇ?
   でも、これは海鳥のものなんだよ? おねぇちゃんが飲んじゃだめなの。
   こんなおくちもおめめもいらないよね?

   おねぇちゃんはわるいどろぼうねこさんだから、土御門の事見ちゃだめだよ?

   くすくすくす…海鳥と踊ろっか?
   きれいでしょ、このドレス……土御門が染めてくれたんだよ?

   …くすくすくす……」

黒夜は白井を殴り倒し、血まみれのスカートを振り乱して笑った

上条「白井…黒夜…。二人とも…止めるんだ」

一方「白井…、何も言わず鐘突き堂へ戻れ。
   さもねェと……」

一方通行の手には拳銃が握られている

初春(本当に怖いです…。

   誰が狼なんですか…。
   浜面さんも、上条さんも、黒夜さんも疑わないといけないなんて…。

   …一方通行さんも…?

   いや…こわい…)

白井は残った片目で、黒夜をじっと見つめる

白井「痛いですの…。
   でも、黒夜さん。あなたの力では、わたくしの命には届きませんのね。

   それが、真の狼と、可愛い半狼との違いですのよ」クスクス

黒夜「おねぇちゃん、いたい?
   いたいのいたいのとんでけしてあげようか?
   ほら、おねぇちゃんのくびをちょっと握ればね、すぐに痛いのとんでくよ?
   ちょっとがまんしてればすぐだよ? ね、いたいのいたいのとんでけしようね?」

白井「可愛い雛鳥…、黒夜さん。

   土御門さんはあなたのものですわ、その血も、肉も、魂も!
   すべてあなたにあげますのよ!

   肉に爪を立て、血を啜り、そして…。
   覚えなさいな、甘やかな人間の味を」

白井は黒夜の首を掴んで宙吊りにし、土御門の遺骸に向かって放った
黒夜は背中から叩きつけられる

黒夜「かはっ……。

   …あ、土御門だ……。へんだね、私がだっこしてるのも土御門なのに、こっちにも土御門…。
   わぁい、土御門がいっぱいだぁ…。えへへ、嬉しいなぁ…。
   添い寝してくれるの? そうだね、昨日も一緒に寝ていーっぱい愛してくれたもんねぇ…。
   えへへ…ずっと、一緒だよ……だいすきぃ……」

黒夜は土御門の頭部を抱きかかえたまま笑顔で意識を失った…

黒夜「(…つちみかどをとっちゃやだ…)」



―――――

土御門「…叫んだ所でオレには、もう何もできないか…。

   オレはこの先ずっと、何も出来ずに黒夜を見守る事しか出来ないのか…。

   人狼と人は仲良くやっていける。そう思ってたオレが…甘かったのか…」

佐天「………、う…。

   耐えられないですねこの空気…。
   死んでてよかったと思うなんて…不謹慎ですよね」

土御門「オレもこうなるとは思ってなかったんだぜい。
   こんな奴を慕ってくれるなんて思わなかったからにゃー…」

―――――



初春「だめ、黒夜さん…。

   だめです、だめ…だめ!

   憎しみを憎しみで埋め尽くしたら、何も残らないんです…。
   土御門さんの事を忘れないで…。
   憎しみに心を奪われないで…」

一方「まだ、白井を処刑する時じゃ、ねェと…絹旗が言ってンだ。黒夜…落ち着け。

   オマエも風穴ブチ開けられたくねェなら…鐘突き堂で大人しくしてやがれ。人狼め」

一方通行は拳銃を構えたまま白井を睨み付ける

一方「初春…黒夜を集会所へ連れてってくれ。
   俺が…土御門を埋葬する」

初春は頷いて、黒夜をそっと抱き上げた

初春「今日は…私がずっと側にいますから…。一緒に休みましょう…。

   少し、休ませてもらいますね。目が覚めてからゆっくり考えてみます。

   目が覚めたら、この悲しみと、憎しみの雨が…どうか…止みますように」




―――――

土御門「大人しく棺桶の中にいるのもな…。

   オレはちょっと黒夜の傍にいる。

   情けないにゃー…、オレ…」

一方『…傷、見せてみろ。

   なンで隙を見せたンだ。
   オマエなら、あンな一撃簡単に避けられただろォが…』

白井『あいたたた…。
   ちょっと手酷くやられてしまいましたの。

   わたくしの命があるうちに、雛に狩りを教えられたらいいのですけれど』

一方『………教える必要もねェだろ。
   弱けりゃ死ぬ…、そンだけだ』

一方通行は目を伏せて、黙々と白井の傷の手当をする

絹旗「【超今日の議題】

   1、灰考察
   2、グレースケール
   3、土御門襲撃理由
   4、昨日の時点での襲撃先予想
   5、吊り先

   白井さんは明日の吊りが超確定なので白井さん以外でお願いします。
   他に超追加する事ありますか?」

一方「いや…、まずはこれで考える…」

一方通行はぐったりと椅子に座り込んだ

白井『ありがとうですの、十六夜。大分…痛みも引きましたわ。

   議題の4は手強そうですの。罠の匂いがしますのよ』

一方『…ったく…。ちったァテメェの身を大事にしねェか。
   初春を置き去りにして飛び出しちまっただろォが』

土御門「結社COで躍起になってたのがバレちまったかにゃー。

   ただ守護者の目星はつてないだろう。一人二人の灰襲撃で絹旗は襲ってこないと思うぜい。

   襲うとしたら仲間が吊りに挙がった時、か」

滝壺「…そうだね…きぬはたは、まだ生かされる。

   私が取り乱しちゃ駄目…。みんなの方が辛いのに…」

滝壺は震える両手を握り締めた

土御門「こんな事しか言えないのが情けないが…。

   …黒夜を、頼む…」

以上、お粗末様でした

一方さんの狂気度増し増しと、黒夜の病みターンは根本的な考え方は同じですね
本当に自分がこの立場だったら精神的にクルだろう、って考え方です

ちなみに、黒夜の中の人の当初予定だと、
【狼と疑ってた土御門を吊りに挙げる→土御門の処刑後にそれがきっかけで病む】
のを想定してたらしいですww

なので土御門が襲撃死して結構パニックになってましたね


予定通りに土御門吊ったらどんな病みかたしたかも見てみたかったな。


>>793
ストーリー的に最終日の伏線になってるのな

こんばんわ、某スレで投下してたらこっちの更新忘r(ry


>>803
どうなってたでしょうねー
個人的には正気に戻らずにそのまま吊りに挙がった気がしなくもないです(自分が土御門を吊った犯人なので)

>>804
意図せずに伏線になってますねそういえば
他にも>>745の一方さん考察とかも後から考えると凄い読みですががが


ちょっと短いですが真っ赤な世界を投下します
表の発言5レス分しかありませんw ホントここの狼喋りすぎです

白井「ひとつくらいは回答しましょうか。

   【土御門さん襲撃理由】
   黒夜さんを人間に繋いでいた鎖ですもの。解き放たなくては、ね。
   黒夜さんは不完全とはいえ人狼。人間の心になんて縛られる謂れはありませんの」

滝壺「………。

   私は…非力だね…」

滝壺な小さく呟いて、一方通行へと視線を向ける

滝壺「………会いたい、よ………」

涙を一筋流して、ゆっくりとその姿を消した


一方『ン…、ちっと休ませてくれ。
   すぐ起きる…』

一方通行は腕を組んで目を閉じる


垣根『ふぅ、土砂降りだな。自慢の毛並みがぐっしょりだぜ。

   土御門は俺を一番疑ってた。
   そして皆が黒と予想していた佐天を人間だと考察した俺。

   疑いは俺に向くだろうな。どう転ぶか解んねぇが、俺は【説得】って方法で疑惑を晴らす』

垣根は土砂降りの雨に打たれて帰ってきた

垣根「ただいま…。

   佐天は人間だったのか。
   襲撃は土御門、か…。最後に酒くらい…飲んでやればよかった…。
   …くそっ!」

近くのソファに座り思考に入る

垣根「佐天、もう声は届かねぇかもしれないが、一つだけ言っておく。

   『現状は誰の目から見ても解ります。村人でも狼でも同じ事が言えるでしょうし』
   その通りだ、狼でも同じ状況考察は出来る。
   そんな事は解ってるさ。
   だが、村人の発言の中には人狼の発言もある。
   そして人間の発言でもミスリードはする。確定白の発言だって真相とはかけ離れてる可能性もあるんだ。

   でも確定した『状況』は違う。
   見落としさえしなきゃ、状況は嘘は吐かねぇんだよ。

   だから俺はスタイルを崩さない。たとえそれで疑われてもだ」

垣根『俺の演技は大根だな。白々しすぎる…。

   それにしても十六夜、満月。
   やっぱ最高だぜ。

   あっははははははは!!』

垣根は月に向かって咆哮する
その声に気がついて、一方通行は閉じていた瞼をゆっくりと開けた

一方『くくっ、オマエらにも見せたかったぜェ?
   土御門の驚愕した顔をよォ。

   …新月。
   俺はオマエと黒夜を潜伏狼とし、疑いを向ける事にする。
   覚悟は出来てンだろォな?』

垣根『いいぜ、どうせ俺は真っ黒だ。

   こっから挽回するのも楽しそうだな。今のうちに対策でも練っとくか』

一方『オマエなら挽回出来そォだ。

   欲を言うなら、【今日も人間を吊りてェ】
   さて…、どォすっかなァ』

一方『人間を二人吊れりゃ勝ちだが、そう簡単じゃねぇだろ。
   俺のグレースケールの最黒が二人消えちまった。

   次に黒いのは垣根と黒夜。俺はこの二人が狼説を押すつもりだ』

垣根『俺はどうするかなー。
   吊るべき人間は4人。初春、浜面、上条、黒夜。

   俺は黒夜の白を肯定する。
   そして他の人間に黒夜-垣根のラインでも見せ付ける事にするか…』

白井『初春と上条さんは、やりようで吊れると思いますの。

   黒夜さんは、どうでしょう…。残る気がしますの』

垣根『吊れそうなのは初春と上条。

   何とか先に上条を吊りたいんだが…。結社員がこの中にいるかもしれないんだよなぁ。

   土御門ならいいんだが』

垣根『もし俺と黒夜が最後に残れば吊れるかもしれない。
   そのためには十六夜が先に吊られないといけないがな』

白井『ところで、削板さんが黙っているのは帰りが遅いからですの?

   それとも、土御門さんを失って、作戦検討中ですかしら』

一方『【現在の生存者】
   白:絹旗、削板
   灰:浜面、上条、垣根、黒夜、初春、一方通行
   黒:白井

   3回の襲撃で削板、潜伏結社、絹旗を狙うつもりだが、俺は【最終日に4人】の状態が一番イイと思う。
   つまり、一度襲撃を外す。
   三人の中の一匹を探すより、四人の中の一匹を探す方が厄介だ』

白井『どうせなら、今日辺り絹旗さんを襲撃してみます?

   守護者の生死と、迂闊な言動があれば誰が守護者か、見えてくると思いますの』

垣根『そうだなぁ、その方がより安全だ。
   だが、十六夜、俺がラストウルフかつ黒夜が最後の灰だった場合。
   最後の襲撃は行うぞ。

   一騎打ちしてやる』

白井『ああ。新月は三人の方がいいんですのね。

   でしたら、今日の絹旗さん襲撃はやり難いですわね…』

一方『くくっ、好戦的だなァ…。新月、オマエらしい』

一方『もし新月が先に吊られる状況なら、黒夜は最後に吊りてェなァ。
   初日の占い…、占い先を決定したのは黒夜だ。言い掛かりなら充分付ける事が出来る。

   新月、一応俺が先に吊られる事前提で最終日までの流れを考えてみてくンねェか?』

垣根『俺はとにかく黒夜を最終日まで白く見る。

   あとは変わらず初春と一方通行を疑う。
   今日、十六夜が吊れなければ俺が最後まで残るのは厳しいな。
   明日、満月吊り。
   その次の日は十六夜の黒判定を理由に初春を吊る。
   最終日は黒夜を昨日の俺の灰考察を理由に吊り。こんな所だな。

   俺のプランだと最終日に黒夜以外に灰がいると、そっちにも目を向けないとならない。
   残るのはどうせ浜面だろ、だから襲撃する。
   説得する相手は少ない方がいい』

一方『絹旗で襲撃失敗を狙ってもいいが、守護者が生存してねェと意味がねェな…』

垣根『今日の絹旗襲撃はありだと思うぞ。最終日四人でも勝てない訳じゃねぇ。

   だが、最終日に偽装を施したいなら、十六夜は明日、俺を死ぬ気で吊りにかかれ。
   それでいい、勝つためにはな』

白井『少しお腹が空きましたわ。佐天さんを頂いてもよろしいですの?』

一方『あァ。…その前に…』

佐天の遺骸から流れ出る血で三つのグラスを満たす

白井『あら、ありがとうですの、十六夜。
   うふふ、この甘みが堪りませんの♪ …乾杯』

白井は二人のグラスと打ち鳴らし、グラスを干す

垣根『いいね、俺達人狼にぴったりだな。

   月下の人狼に…乾杯』

一方『俺らの勝利の為に…乾杯』

垣根『最終日までの吊りは残り3回。
   そのうち1回は満月確定だから、残りの2回を凌ぐ。

   その2回で俺も十六夜も吊られなければ勝ちだ。だが、どちらかは吊られるだろうな。

   それにしても、こうして満月が生きていてくれるのは素直に嬉しいな。
   十六夜の奇策に感謝だ』

一方『…その分、満月への負担もデケェがな…』

一方通行は傷付いた白井の顔を暫し見つめ、目を伏せた

―――――



浜面「絹旗、もう一回灰を吊るのか?

   …なら、俺は削板の相棒を暴露しちまった方がいいと思うんだが。とりあえずそれだけだ」

浜面は佐天と土御門の墓の前に立つ

浜面「………。

   役立たずの俺が生き残るなんて世の中間違ってるよな…」

浜面はずっとその場所に立ち竦んでいた

土御門「役立たずはオレの方だぜい…。

   あえて黒く見せてスケープゴートとして生き残ろうと思ってたんだけどにゃー。

   約束は守れない、役に立ってないで空回りもいいとこだ」

垣根『浜面…。

   いつかはお前を襲撃しなきゃならない。
   悪い奴じゃねぇってのは解ってるんだ。

   人間が皆、お前みたいな奴だったらいいと思ってるよ』

一方『悪いヤツじゃねェからこそ、俺らが襲撃すンだ。

   よく考えてみろ…佐天の、あの窶れぶりを。
   同族の筈の人間共の手で嬲り殺されンだ。
   だったら、俺ら人狼に一瞬で仕留められる方がマシじゃねェか』

一方通行は空になったグラスを手の中で弄ぶ

一方『浜面は役立たずなンかじゃねェ。

   オマエが居たから…佐天は少しだけ救われたンだ。
   オマエは役立たずなンかじゃねェ』

垣根『それもそうか…。優しいな、十六夜は』

一方『同じ事を佐天にも言われたな。
   何が優しさなのか、俺にゃ検討も付かねェよ』

白井『十六夜は本当に優しいですの。
   一緒に居ると安心しますのよ』

垣根『俺は残忍だからな。居心地悪いか?』ニヤニヤ

白井『あら、一番残忍なのは、きっとわたくしですのよ。

   人間という誇りと、誇りを守る恋人を突き崩して。
   黒夜さんの心は、壊れかけていますもの…』

白井は墓前に佇む浜面の姿を眺めていた

白井「浜面さん、佐天さんは、あなたの言葉に随分と救われているようでした。

   …きっと、浜面さんに感謝していると思いますの。役立たずだなんて、そんな事ありませんわ」



―――――

白井『佐天さんは本当に参ってましたの。可哀相に』

垣根『決定の場に居れたら少しは庇ってやれたんだけどな。

   俺の状況考察は真実を知ってる人間が考察したんだ、ミスリードする訳がない。
   その考察を、俺が怪しいからって信用しなかったのが悪いんだよ』

一方『言われてみりゃあ、そォだな。
   人狼のオマエが一番正直とはなァ』

一方通行はおかしそうに肩を震わせる

垣根『怪しまれてる人間が真実を考察する事で、皆からはその真実が歪んで見えるようになるって訳だ。

   あの考察を十六夜が行ってれば、佐天は助かったのかもしれない』

一方『新月はからかい甲斐があって退屈しねェな。
   お互い本気で吊り上げよォとしてンのになァ…』クク

垣根『ん? 俺からかわれてんのか?
   もしかして気付いてないだけなのか? マジで解んねぇぞ?』

一方『野郎にこンな事を言うのもアレだが…。



   オマエ、可愛いな』

垣根『か、可愛い!?

   バカ言うな、そんな事言われて喜ぶ男がどこにいるんだ。

   取り消せ!!』

白井『くすくす、可愛い♪』

垣根『二人して俺をからかってやがるな!? 流石に気付いたぞ!

   この猛々しくも壮麗な俺の金の毛並みを見ても可愛いと言うのか?
   どう見てもこの世のものとは思えねぇ美しさじゃないか。可愛いなんて要素はどこにもない!』

一方『からかわれてる事に今更気付き、しかもテメェの逞しさをアピール…。
   ………可愛いなァ………。

   ………くは、』ククク

垣根『………もういい。
   何をやってもどうせ『可愛い』って言われんだろ。

   拗ねてやる!』

白井『金と茶が混ざり合うと格好いいですの』

白井は垣根の毛並みの一房と、自分の毛並みを三つ編みにして弄ぶ

一方『確かに、月の光みてェだな』

垣根『本当だな…って、何やってんだよ。何かこんがらがってるぞ?
   これ、ちゃんと解けるのか?』

一方『解けねェなら切っちまえばいいだろ』

一方通行はホルスターに手を掛ける…

垣根『ちょっと待て!!

   それ切るっていうか吹っ飛ばすだから!! 自慢の毛並みを切るな!』

白井『大丈夫ですわよ、簡単に解けますわ。

   …簡単、に。

   あら?』

白井の手の中で、よく解らない結び目が出来上がっていた

垣根『そ、そうか、簡単に解けるんだな?

   …その割には苦戦してねぇか? 解けないなんて事はないよな? な?』

一方『あン? ちっと見せてみろ。

   …ホントに絡まってンじゃねェか。ったく、何やってンだ…』

ホスルターに掛けた手を離し、苦笑しながら丁寧に金と茶を分けていく

一方『なァ…。………今だけ、本音を語る。

   俺は、新月も、満月も死なせたくねェ。
   俺一人犠牲に成ればオマエらが助かるなら…喜ンでそうしたかった』

さらさらと二匹の毛並みを分けながら、一方通行はぽつりと呟く

一方『新月…オマエは真っ直ぐな信念を持つヤツだ。
   冗談で吊ってやるなンて言ってるが…、オマエにゃ死ンでほしくねェ。
   生き抜いて…何かを見つけてほしい。

   満月…今まで辛ェ思いをしてきたみてェだな。
   不幸だった分、幸せを…どンな形でもいい、オマエ自身の幸せを掴ンでほしかった…』

垣根『ばーか、今更何言ってんだ。

   そんなの俺も同じ気持ちだ。二人の為なら、この命くらいくれてやるさ』

一方『同じ人狼として…オマエらが仲間で本当によかった。
   満月…、新月…』

細い指が起用に絡まった毛並みを解き終える
白井は繊細に動く一方通行の指先を眺めているうちに、うとうとしていたようだ

白井『この村に来てくれて、ありがとうですの。
   二人がいなければ、わたくしは色々な幸せを知らず虚しく朽ちていったでしょうね…』

垣根『俺も同感だ。
   二人が仲間で本当によかった。すっげぇ楽しい。

   灰襲撃なんて自虐もいい所な作戦を嬉々として実行したり、こうして長々語り合えたり。

   今、本当に楽しいんだぜ』

一方『オマエも逆境に燃えるタチだろ?
   不利な状況からひっくり返すのが好きそォな…好戦的な目をしてやがる。
   くっくっ…、俺も同じだ』

一方『っと、少し休むか。流石に疲れた。

   月下の人狼に祝福を』

一方通行は垣根の額にベクトルデコピンして逃亡した

垣根『ああ、また後d…いってぇ!!!
   何すんだよ!? ってもういねぇのか…本当に子供だな…くく。

   …おやすみ、十六夜、満月。

   月下の人狼に祝福を』

―――――



一方「ン…、寝ちまってたか…。朝の事が悪夢みてェに思えンな…。

   姫神、御坂、青ピ、土御門、佐天…。
   ……滝壺、もうちっと待っててくれ。
   必ず…、オマエの仇は討つ」

一方通行は白井と黒夜の争いに割り込んだ際に切れた、手の甲の傷をじっと見つめていた



―――――

以上、お粗末様でした

狼が楽しそうで何よりです!
これでも多少削ったんですよ…ええ、本当に…

若干狼がいちゃもふしてる気がしなくもないですが多分気のせいです(キリッ
というかこれむしろ一垣うわなにを(ry

垣根ぐうかわ

狼どもがいちゃもふし過ぎてぐうかわ


狼達本当に楽しそうだな。
演技がガチ過ぎる。

こんにちわ、夏休み中に人狼やろうと思ってて結局タイミング逃した>>1ですorz
このペースでいくと5日目終了で次スレ立てた方がいいですかねー、1000までだと6日目途中になるので


>>832
垣根というか新月は可愛い(キリッ

>>833
完全狼型の3匹(実質2匹)がもふいちゃってる図を想像すると萌えます

>>834裏の発言の方が圧倒的に多いですしね
逆に、人狼BBSの長期(喋れる量は圧倒的に少ない)で、赤会話が3回?位しかない村を見た事もありますよ
役割分担で喋っただけで後は3匹共フリーダムという…恐ろしい

御坂「一方通行が守護者だったらいい動きをしてたわね。
   私みたいに前に出すぎて初日に占われるより余程いいわ。

   土御門さんは村人だと思ってたわよ。どうしても白く見えたから。
   潜伏結社をステルスっぽいって言ってごめん。

   ちなみに佐天さんと初春さんが結社員だと思ってたわ。大ハズレだけど」

土御門「御坂は初日から皆に質問して情報を引き出そうとしてたにゃー。
   それが白く見えたから守護者とは思わなかったんだぜい。

   オレ、白かったのか。
   微妙な問いかけをスルーしたりして、黒さを出してみたんだがなぁ…」

御坂「初日の議事録を見返してみたら、結構黒子を攻撃してたわね、私。
   その感覚を3日目にも忘れてなければなぁ。

   土御門さんの白さは、初日にも言ったけど体感的に感じてたのよ」

一方『なァ、新月。
   オマエの予定(一方通行吊り)だと、浜面はどン位に襲撃予定だ?

   俺は絹旗は喰わずに最後まで残してもいいと思うンだが、どォだ?』

垣根『勿論、絹旗は最後まで残す。占い機能が崩壊してる以上、無理に襲撃する必要はねぇ。

   それに、絹旗は皆の希望が出揃うのを待つ傾向がある。
   今日の議題を見ても情報を多く望んでるようだ。
   これは、判断に相当悩んでるからだと考える。

   となると、俺が吊られる可能性も俺が思ってる程高くないかもしれない。

   浜面襲撃予定の目処は立ってないな。状況を見定めて慎重にいきたいとは思う』

一方『3日間、俺もオマエも吊られず切り抜けるとするなら、誰を生贄にする?

   満月で一回、残り二回…。
   俺はその一回を黒夜に当て、残り一回は上条か初春に当てりゃいいと思ってンだが』

垣根『初春は吊らないと駄目だな。上条はどうだろうなぁ。

   >>644削板が指定した時期を見ると結社っぽい気もするんだよな。土御門ならいいんだが。

   浜面は吊れないし、俺の状況考察や心理考察じゃ黒夜は吊れない。
   正直、両方生存はかなり低確率だと思う。残念だけどな』

一方『…だが、俺は諦めねェよ。

   俺は今日、今までの考察を一度崩して再考察すると宣言し、改めて考察を練り直したのを提出するつもりだ。
   初春か上条も黒く見せられるよォに努力してみる』

垣根『俺は昨日、表で弱音を吐いた。
   そして今日、スタイルを変えない事を明言してる。

   俺は状況考察と説得を中心に行うかな。俺に出来る事をするまでだ』

初春は土御門の遺髪を入れたお守りを作り、眠っている黒夜の首にそっと掛けた
静かに集会所に降りるが、その顔色は悪い

初春「雨は…まだ降り続いてるみたいですね…。

   私…今朝は…本当に怖くなってしまって…。
   佐天さんが狼じゃなかった事、黒寄りに思ってた土御門さんが襲撃された事…。

   佐天さん、土御門さん、垣根さんの中に狼が二匹いると思い込んでた部分がありましたから…。
   できるだけ、リセットして考えてみました」

初春「【灰考察】
   ・垣根さん
   最も黒寄りです。
   佐天さんを白と言い張った事もその理由も不思議でした。回答は聞きましたけど…。
   佐天さん白を知っていて、吊られた後に上条さんの考察みたいに考えてもらうのを期待したのかと。

   何故発言が黒いと言っているのに、グレースケールであんなに白く佐天さんを持っていけたんでしょう…。

   ・上条さん
   考えをリセットするために、序盤からの考察を確認してみました。
   初日垣根さん、2日目削板さんと姫神さん、私を黒寄り。3日目に私への追及を止めて土御門さん、佐天さんを黒寄り。
   白ばかりを疑ってますが…ただのミスリードなのかそれとも…。
   迷い方が白いと思ってるんです。でも消去法で少し黒寄りになりました。

   ・黒夜さん
   印象から判断すると、【暫定白に近い位置に居るのに、狼を探そうと積極的になったせいで発言の端々から疑われた白】
   …という感じだったんですけど…よく考えてみました。

   やっぱり発言から黒いと考える部分はあります。 >>513>>608>>652>>696
   自分を疑っている人に過敏になる、白さを主張するのが役目、というのが狼の考えに思えるんです。
   疑われたら疑問に答えて意見を交わす、のでいいんじゃないですか?
   自分の白さを主張するより狼を探すべきだと思います。

   立候補については>>221後半視野に入れようと思ってたので…現状やっぱり少し黒寄りになります。

   ・浜面さん
   相変わらず判断がつかないです…。
   でも、狼じゃないと思いたいです。もし浜面さんが狼だったら…仲間は積極的に議事に参加するよう説得してください。
   浜面さんが狼で結末を迎えたら…とてもやるせない気持ちになると思いますから。

   ・一方通行さん
   霊能者を騙り、解除して灰に戻る事はやっぱり村側有利だと思います。
   もし狼なら、一方通行さんの信頼を上げ、白と見なさせ、疑いを逸らしラストウルフに…という作戦もあり得る…と考えてました。 >>181
   でも、それによって疑われる可能性も多く含んでます。

   >>156私とは考えが違いましたが、あれはどうしたら滝壺さんを…占い師を守れるか考えた末の提案だったんだと思います。

   他の人に積極的に疑問質問をして、回答をもらって考えている…やっぱり、私は一方通行さんを白だと思います」

初春「【グレースケール】
   【黒】垣根さん>黒夜さん>上条さん>>一方通行さん【白】
   浜面さんは解りません…白じゃなきゃ嫌です。

   【土御門さん襲撃理由】
   潜伏結社兼守護者狙い…でも、灰襲撃はリスクを伴います。
   土御門さんは比較的疑われてました、吊りに誘導する事は可能だったんじゃないでしょうか。襲撃したのは何故なんでしょう…。

   もし襲撃に深い意味があるとしたら、土御門さんが疑っていた人物が人狼だった…?
   もしくは、土御門さんを白く見ていた人物が人狼だったんでしょうか。
   土御門さんが疑っていたのは、垣根さん。
   土御門さんを白く見ていたのは、垣根さんと一方通行さん。

   考えすぎでしょうか…潜伏結社か、守護者と思われる部分があったのかもしれないです。

   【昨日の時点での襲撃先予想】
   二分の一の制止力でのGJと灰襲撃を期待してました。
   もし確定白を襲撃するなら削板さんなのかな、とも。

   【今日の吊り先】
   【垣根さん】です。…白井さんは明日、ですか?」



   \ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
   属 狂 _ _ _ _ 霊 _ _ 狼 結 占 _ _ 人 人
   色 白 灰 灰 灰 灰 白 灰 白 黒 白 白 白 灰 白 白
   占 _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
   吊 _ _ 垣 _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _

上条「なんだか、何もかもが、解らなくなってきた…。
   佐天さん白判定、土御門の襲撃。俺が今まで疑ってきた人は全員白だった。
   今は…自分の考えにまったく自信が持てない。それでも、考える事を止める訳にはいかないんだよな…。

   俺は、初春さんみたいに考えを初期化する事がなかなか出来ない。
   俺の視点だと一方通行、黒夜、浜面は狼には見えない。
   だから、消去法でいくと必然的に初春さんと垣根が狼…って事になるんだが…」

上条は集会所の隅に座って考えている

上条「…絹旗、削板。
   議題に【狼の組み合わせはどう思っているか】を追加しないか?
   もし不要と判断するならなくて構わない」

土御門は椅子に腰掛けて黒夜の寝顔を見つめている

土御門「オレなんて居なければ、よかったのかにゃー…」

ぽつりと、以前とは変わってしまった黒夜の事を思い、呟いた

一方通行は何時も通り、山頂の湖の側…紫苑の横に寝転んでいる

一方(…闇が、来る。

   …いや、俺はもう既に闇に捕らわれてる。
   もう、俺ン中にゃ日の光は射し込まねェ。

   滝壺…。
   俺はもう、オマエの側に居る資格なンか、ねェのかもしンねェな…)

苦しそうに呟いて身を起こす

一方(オマエに逢えねェなら、いっそ…。

   ―――ぜンぶを引き裂く…。

   ―――死ンでしまおう…。

   俺ン中で二つの声が反発し合ってる…。

   なァ、オマエは…何を望む…?
   俺は…何をすべきなンだ…?)

夜を告げる冷たい風に身を竦め、足元の紫苑に視線を落とした

一方(解ってたンだよ。
   テメェが人狼だと気付いた、その瞬間から…。

   オマエを、永遠に失うと。



   滝壺…。

   俺が初めて愛した女…。
   初めて殺した女…)

そっと息を吐く

一方(………涙も出ねェ…。

   当たり前か…。人狼にゃ涙なンか、流せねェ…か…)

徐々に闇に染まる空を見上げて、ゆっくりと歩き出した

一方(…逢いてェ。

   ………逢いてェ………。

   夢でも、幻でもいい…。オマエに逢いてェ。

   初めて逢った時の、あの瞬間に感じた予感。
   偶然なンかじゃねェ。此処で出会うよォに、オマエに一目惚れするよォに、そう、決まってた。

   こンなにも…オマエを失ったンが悲しいのに、涙が出ねェ。
   何度テメェに言い聞かせても忘れらンねェのに。
   息をする事すら苦しいのに、涙が出ねェ。

   誰か、この闇色の呪縛を打ち砕いてくれ。
   俺を眠らせてくれ。

   もう、誰も殺さずに済むように。
   ちっとでも、アイツに近付けるよォに…)

白銀の狼が雲を抜け…弾丸のような速さで山を駆け下りる

一方(オマエの為に…オマエだけの為に………。

   この命を燃やせたら、どンなに幸せだったンだろォか。



   何故…。
   何故、俺は…。



   何故、人狼なンだ…。

   ああああァァァあァァあああああ!!)

空を覆う暗雲の下、狼の遠吠えが木霊する

突然、轟音と共に足場が傾き、折れて鋭利になった木の枝が後ろ足に突き刺さった

一方(ぐ、ァ…っ。

   …やっちまったな…。クソ…。

   俺には、新月と満月が居る…。
   アイツらを…、アイツらの心を守ってやンねェと…。

   それが俺の…、十六夜の、役目だ…)

刺さったままの枝を引き抜けば、雨で血が流され地面で泥と混じり合う

一方(早く戻ンねェと………、新月と満月が心配するか…)

右足を引き摺りながら集会所へと向かって歩き出した

一方(新月…生まれたばかりの薄い月。
   その名の通り、闇に見え隠れする自信に満ち溢れた人狼…。

   満月…名前とは正反対の満たされねェ月…。
   何時も何かに餓え…何もかもテメェン中に押し込めてる人狼…。

   俺の、仲間…。
   裏切る事なンざ、出来る筈もねェ…)

―――――



一方通行がずぶ濡れで戻ってくる
足首を縛った布が赤く染まっていた

白井『おかえりなさい、十六夜。

   その怪我、一体誰にやられたんですの…?』

一方『いや、山で土砂崩れに巻き込まれただけだ。
   逃げよォとして折れた枝が刺さったンだよ』

初春「大丈夫ですか!?」ガタッ

一方「山見に行って足を滑らせちまった。心配いらねェよ。

   上条じゃねェが俺も思考停止しそうだ。
   俺は佐天をずっと怪しンでた……済まねェ、佐天…。

   俺は、今までの推理を全部崩して考えよォと思う。きっと、なンか見落としがある筈なンだ…」



―――――

滝壺「あくせられーた!

   もう…気が気じゃないよ…。
   気をつけてね………」

滝壺は心配そうな顔で一方通行の傍に寄る

滝壺「………。

   …ね。こっちに来たら、怒るからね。
   逢いたいけど…怒るから…。

   だから、もうちょっとだけ。怪我とか、気を付けて、ほしいな…。

   ………聞こえる訳、…ないよね…」

上条「初春さんも一方通行も、無理はするなよ…。

   とりあえず纏まった部分から出す。

   【土御門襲撃理由】
   …土御門は、襲撃しなくても吊りに持っていけたと思う。
   俺なんか、昨日の時点で佐天さんか土御門、どっちかは狼だって考えてた。
   だから今日もし土御門が生きてたら、確実に吊り先に挙げてただろう。

   じゃあ何故土御門を襲撃したのか…狼には余裕があるのか?
   ここまで来て灰を狭めるのが得策とは思えない。いくら潜伏能力者だと思っても襲えないだろ…って思うんだが。

   残りの狼は灰を襲っても吊られない自信があったんだろうか。
   あんま疑われてない人物…ってなると、一方通行、浜面、黒夜の誰か…? それともこの中に二匹いるのか?
   …そう思わせる作戦かもしれない。考え出すとキリがない…」

一方「今までの灰考察を棄てて最初っから議事を辿ろうと思う。だから灰考察は時間が掛かる。

   【土御門襲撃理由】
   まだ結社が二人生存してる状況での灰襲撃は、正直…予想外だと言わざるを得ねェ。
   なンで土御門なのか…、守護者狙い…、潜伏結社狙い…?
   しかし、だったら確定結社の削板を襲撃した方がよかったンじゃねェか?
   全員の印象を見ると…土御門は比較的黒い位置に居たと思うンだが…なンでそれをわざわざ襲撃に出たンだろォな。
   これについちゃ考えてみたが、『これだ!』っつー答えは思いつかねェ。

   【昨日の時点での襲撃先予想】
   そォだな…、削板だと思ってた。理由は確定白の結社員だからだ」

上条「えっと、飛び飛びで悪いんだけど。

   【グレースケール】
   【黒】垣根>初春さん=黒夜>浜面=一方通行【白】
   …正直、自分の考えに自信が持てない。考え方が全部間違ってるような気もする。

   消去法で行くと、かなり早い段階から今まで、『初春さんと垣根』『一方通行と黒夜』は互いに疑い合ってる。
   仲間切りにしてはやり過ぎな感じだ。組み合わせとしては、このちっちかから一人ずつ…と思ってる。

   でも、片方が吊られて黒が出ても、片方が残るって作戦としてわざわざそうしてるんじゃないかって思えてきて…頭が痛い…。
   結社騙りを許容するくらいだから、人狼は奇策が好きなのかもしれない。

   【昨日の時点での襲撃先予想】
   もしかしたら、絹旗。確実にいくなら削板。
   というか、この二人以外の襲撃はあり得ないと思ってた…」

上条「【灰考察】
   ・垣根
   やっぱり、一貫して初春さんと一方通行を疑ってる点が気になる。
   特に一方通行は、ほぼ村人だと思われてる。
   それを疑い続けるのは、最も安全な、疑い先を失う事のない、狼の防衛手段…って考えるのは、安直過ぎるか…。

   あと、昨日の佐天さん擁護。
   昨日の考察でも言ったけど、発言は黒と感じてるのに白だと言い切ったのは、佐天さん吊りが確定だと見越してたように思える。
   佐天さんが白だと知ってるからこそ言える発言じゃないかな…。

   …うーん、ただ状況が…。垣根が仮想狼にされてるような気もする。

   ・初春さん
   垣根か初春さん、どっちかは確実に狼だと思ってる。最悪、両方。

   何度も言うけど、行動は非常に村人らしいんだ。自主的に暫定白を挙げたり、他人を強気に口撃する姿勢が目立つ。
   発言から気になった点は>>517『後半になれば狼は灰襲撃をしなければならない』が、襲撃先を思案してる狼ぽいって所かな。
   そしてそれはそのまま、今日の襲撃で証明された。…初春さんが言った意図はそうじゃないってのは、理解してるんだが。

   ・浜面
   狼だったら嫌だ。…としか、言いようがない。

   ・黒夜
   発言をよく読み直すと、話の主軸が解り難い気がする。
   回りくどい表現っていうか…要点を煙に巻いている印象だ。
   纏め役立候補から白に置いて考えてたけど…今日の土御門襲撃なんかを思うと、黒夜が狼ってのもあり得ると思った。
   グレースケールで言った通り、一方通行よりも黒夜の方が黒いと思ってる。『一方通行と黒夜』なら、狼の可能性が強いんじゃないか…って。
   …もうちょっと考えてみる。

   ・一方通行
   …黒い点が見当たらない…。
   霊能者の騙り撤回を狼がやったんだったら、最初からここまでのシナリオは想定済なんじゃないか?
   一方通行が狼だったら、もうお手上げだと思う」

佐天「今日は誰がこっちに来ますかね。
   絹旗さんそろそろ襲われそうだと思うんですけど」

滝壺「誰だろうね…。
   そぎいたか…きぬはたか…。もう灰は減らせない筈だよ」

青ピ「狼はつっちーを守護者やと思っとるんやろか?

   やったら、今日は絹旗ちゃん襲撃なんかな?

   うーん、せやけどもう灰襲撃は辛いかもなぁ。
   あえて絹旗ちゃんを残すんもありやね。絹旗ちゃん襲撃=白井ちゃん処刑、やし」

滝壺「もうしらいを残す事にはメリットはないね。
   今、狼は三人。全体が六人以下になったら負けちゃう。

   きぬはたが生き残っても、死んでも、明日にはしらいを処刑しなきゃ…」

佐天「絹旗さん残りますかね?
   今日吊られるのが狼じゃなければ、そのままにするかもしれません。
   襲撃先候補はまだ削板さんがいますし…。

   もし明日以降、絹旗さんも削板さんも居なくなったら誰が纏めるんでしょうね? 黒夜さんは…ああですし…」

滝壺「…それが心配だね。
   狼は、最悪二匹残ってる筈だから。投票先を纏められちゃったら…」

青ピ「今…。

   確定白:絹旗ちゃん、削板はん。
   灰:初春ちゃん、黒夜ちゃん、垣根はん、浜面はん、一方通行はん、カミやん。
   確定黒:白井ちゃん

   総勢九人 村6:狼3
   今日狼を吊れない場合、明日は村4:狼3…で、あっとるよね?」

滝壺「うん、それであってるよ。
   だから、もう余裕はないんだよね。今日狼を吊れればいいんだけど…」

佐天「白井さんは明日吊り、ですよね?

   逆に今日狼を吊る事が出来れば、明日は村5:狼2です。
   狼2の中に白井さんが居るので、実質潜伏狼は1って事になりますね」

―――――



黒夜はずぶ濡れになって泣きながら帰ってきた…

滝壺「くろよる…」

滝壺は黒夜に向かって手を差し伸べるが、それは誰に触れる事もなくすり抜ける

黒夜「ひっく…ぐすっ……。
   あのね、お母さんがね、どこ探してもいないの…。
   あのね、えっとね、みんなお母さんのこときらい? だからお母さんどっかいっちゃったの?
   うえぇぇぇん……お母さぁん…。

   土御門にきいてもね、なんにも言ってくれないしね、いっぱい、いーっぱい歩いたのにね、お母さんいないの…。
   お母さん海鳥のこと嫌いになっちゃったのかなぁ……。ぐすっ、うぇえええええん!!」

黒夜はしゃくり上げながら泣いている
上条は黒夜の変貌振りに戸惑って何も言えなかった
白井は黒夜をじっと見つめて、鐘突き堂に佇んでいる…

上条(ちょっとやりすぎじゃないでせうか!?

   お前これで狼なら容赦しないぞコラああああああああああ!!)

一方『………、』

一方通行は静かに席を立つと、黒夜の前に跪いた

黒夜「どうしたの、一方通行おにいちゃん?」キョトン

一方「……オマエの母親は、きっと後悔してる。
   憎しみだけしか、オマエに残さなかった事を…。きっと、後悔してンだろ…」

一方『俺はこのガキが気に食わねェ…。
   人狼の血を引きながら、人間と共に暮らしていける、このガキが…。

   俺がどンなに望ンでも願っても叶わねェ事を、コイツは持ってる』

白井『十六夜、あなたが共に居たかった人間は…。

   ごめんなさい。何でもありませんの。

   …さあ、今日は誰を襲いましょうか』

そっと頭を撫でると、不思議そうな顔で見上げてくる

黒夜「…『にくしみ』? 『こうかい』? …海鳥、学校にいってないからむずかしい言葉はわかんないよ…。
   でもね、海鳥はお母さんのことだーーいすきなの!!
   いっつも抱っこしてくれるし、おいしいお料理つくってくれるし、なでなでしてくれるし、いろんなこと教えてくれるし、だいすきなの!

   でもね、海鳥がね、『お父さんってなぁに?』ってきいたらね、お母さんね、泣きながら海鳥のことぶったの…。
   だから、『お父さん』ってよくわからないけど、それはきらいなの。
   お母さんいっつも村の人にいじめられてるから、きっとそれは『お父さん』のせいなの…。

   …お母さん、おかあさぁぁん、どこぉ……ぐすっ、ひっく…うわぁぁん!!」

滝壺「…くろよる…。

   せめてこの手が届けば…。届けば…」

佐天「はぁあうぅう…切なすぎますよこんな展開…!」

滝壺は掌で顔を覆い、首を横に振る

滝壺「こんなに、傍に居るのに…」

一方通行は黒夜の話を聞いて、辛そうに顔を顰めた

一方「オマエの、母親は……。
   もう皆から苛められる事もねェ、痛ェ思いをする事も…悲しむ事もねェ場所で…、幸せに暮らしてンだ。
   土御門も…、ソコに居る。

   オマエは、大人になって…自分の天命を全うするまで行けねェがなァ…必ず母親に、土御門に会える…。
   だから、今は精一杯やるべき事をすンだよ。
   今度会えた時…、褒めてもらえるよォに」

黒夜「ぐすっ……お母さん、遠くにいっちゃったの?
   みんなからいじめられたから、みんなのいないところへいっちゃったの? 海鳥をおいて?
   うぅっ…お母さん、海鳥のことなんかどうでもよかったんだ……えぐっ、ぐすん…。

   …そうだ、土御門は? 土御門もどっかいっちゃったの?
   こういうとき、土御門はいつも海鳥のことなでなでしてくれたよ?
   海鳥へんな子だから、土御門のことだいすきなのに、土御門としゃべるとケンカしちゃうの…。
   でも、海鳥がごめんなさいしなくても、土御門はやっぱりまたなでなでしてくれるの。
   …それに、このあいだ、その、キ、キスしちゃったし……そのあとも…うふふ……。

   ……あれ。そういえば、土御門におるすばん頼んでたのに、土御門もおへやにいなかったの。
   土御門も、お母さんといっしょにどっかいっちゃったの?
   …ぐすっ……みんな、海鳥のこときらいになっちゃったんだ…うううっ…」

黒夜は土御門の部屋へ、土御門を探しに行った…
一方通行は疲れてがっくりと項垂れた



―――――

一方『俺が村人でも、黒夜の存在はノイズだ…。

   つゥかまだ1日目の考察も終わってねェよ…』

黒夜「えぐっ、ひっく……ぎだいに答えたらお母さんに抱っこしてもらえるかなぁ…。じゃあ答えるね?

   【土御門襲撃理由】
   ……へんだね、土御門ここにいるよ? なのにこんなこときいちゃだめだよ?
   ええとね、もし土御門に乱暴するとしたらね、きっと結社員さんか守護者さん狙いかなぁ?
   みんな土御門の事あんまり信じてなかったから、ちょっとへんだよね?

   確定白さんたちは明日からいつでも襲撃できるから、何かCOがある前に、それっぽいひとを食べちゃいたかったのかなぁ。
   でも、それならもっといっぱいお話してるひともいるのにね?
   そっちをねらったほうがあとから楽なはずなのに…へんなの、狼さん。

   それでね、灰さんたちのこと話すまえにね、海鳥考えたんだけどね。
   【結社員さんの相方さんはもうでてきていいとおもうの】
   灰さんのたちの人数がへったし、まだ白井おねぇちゃんを残すなら、灰はすくないほうがいいとおもうの。
   これから狼さんが守護者さん狙いを続けるなら、確定白の人はおおいほうがいいの。

   やっぱり、こんなこと言うと、佐天おねぇちゃんみたいに狼さんたちの仲間だとおもわれちゃうのかなぁ…?
   狼さんは灰がせばまるのがきらいみたいだね?

   質問の続きに答えるね…じゃないと、お母さんみたいにみんなにきらわれちゃう…。

   【昨日の時点での襲撃先予想】
   海鳥はね、削板さんかなっておもってたの。
   結社員さんだし、絹旗ちゃんよりたべやすそうだし、いちばん無難かなぁって。
   もし灰からたべられるなら、一方通行おにいちゃんが人間さんなら、一方通行おにぃちゃんか浜面おにぃちゃんかな?」

黒夜「…土御門いない……ぎだい回答しながらまってるの…。

   【灰考察】
   ・初春おねぇちゃん
   いちばん狼さんっぽく見える人。海鳥のこと、『吊られたがらないのは狼っぽい』って言ってたけど。
   佐天おねぇちゃんのことを『黒出しされたあとの慌てなさが狼っぽい』って言ったのは初春おねぇちゃんじゃなかったっけ?
   それとね…一方通行おにぃちゃんを白確定と見なしてぴったりくっついてるね。
   そこまで信用してるのは、海鳥以外のみんなから信頼されてる一方通行おにぃちゃんのよこがいちばん安全だから?

   ・一方通行おにぃちゃん
   初春おねぇちゃんのつぎに疑ってるよ。
   灰襲撃で一方通行おにぃちゃんじゃなくて土御門がえらばれたのはなんでかな?
   みんなから白く見られてるし、意見もいっぱいだし、霊能者さんを確定させるようなあたまのいいひとは狼さん怖いとおもうんだけどね?
   それに、きのうまでの意見はほとんど海鳥にはあまり納得いかないものばっかりだったから、そういう意味でも黒いとはおもってたよ。
   こんな奇策ばかりの狼さんだもん、一方通行おにぃちゃんの存在が奇策でもおかしくないよね?
   仲間切りするような狼さんにはおもえないし、初春おねぇちゃんとセットで疑ってるよ。

   ・垣根おにぃちゃん
   どんどん発言がふえてるし、意見もしっかりしてるね。結構白く見てるよ。
   『初春おねぇちゃんが黒にあげたから』っていうのは抜きにね。そういう言い方をするひとって、あんまり信じてないから。
   佐天おねぇちゃんを白く見てたところとか、狼さんならそんなめだつことするかなぁ? っておもうの。

   ・上条おにぃちゃん
   やっぱり白いね。垣根おにぃちゃんと発言のしかたとか雰囲気はにてるの。
   ただ、『仲間切りにしてはやりすぎ』って、そういう対立構図をつくって考えさせようとする誘導かもしれないね。

   ・浜面おにぃちゃん
   うーん、結社CO時期については海鳥も同感だよ。もっとおしゃべりしよ?

   【グレースケール】
   【黒】初春おねぇちゃん>一方通行おにぃちゃん>上条おにぃちゃん>垣根おにぃちゃん>浜面おにぃちゃん【白】

   【今日の吊り先】
   白井おねぇちゃんじゃないなら【初春おねぇちゃん】かなぁ?
   ほんとうは白井おねぇちゃんを吊ってしまいたいんだけど、まだ吊りに余裕があるのかな?
   …それに、まだ結社員さんの相方さんを出さないなら、確定白がふえずに守護者さんを吊るかもしれない日が早まっちゃったらやだもん…。
   守護者さんがたべられるまえに、自分で吊っちゃうのはやだよ?」



   \ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
   属 狂 _ _ _ _ 霊 _ _ 狼 結 占 _ _ 人 人
   色 白 灰 灰 灰 灰 白 灰 白 黒 白 白 白 灰 白 白
   占 _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
   吊 _ _ 垣 _ _ _ 初 _ _ _ _ _ _ _ _

青ピ「一方通行はんが狼でも驚きやけど…。
   あえて一方通行はんを襲撃せんと疑惑を向かせる…って狼の作戦やったとしても、凄いと思うわ。

   ただまぁつっちーは、守護者っぽい人を狙っただけやろうけど」

滝壺「…うぅ…。
   信じてるけど…。

   もし、もしも…、あくせられーたが、狼だったら…。

   私、冷静でいられるか、解らない…よ…」

一方『がァァァァああああ!!
   まだ1日目終わンねェえええ!!』

一方「>>垣根
   >>148『一方通行のCO撤回。これはまだ言及しねぇ方がいいと考える』
   なンでそう考えたか、その理由を今更だが聞かせてくンねェか?」

初春「>>黒夜さん
   吊られたがらないのは人間も狼も同じだと思いますよ?

   私が言いたいのは、自分を疑っている人をチェックしている事、
   こうしてこうなったら自分が疑われるのでは? という事を細かく考察している事が気になりました。 >>608

   村人視点ではそこは深く考える必要はないと感じます。疑われたから疑う、という考えもあるんでしょうか…。
   『疑われないように動く』とか『自分の白さを主張するのが役目』なのは、狼だと思うんです。

   佐天さんは自分視点から確定した偽を問い詰めるというより、自分を庇護するような感じがしたのも黒要素に思っていました。
   …ミスリードでしたけど…。

   私の考え方はこうなんですが、説明できてますか…?
   考えの違いでしょうか? 自分の白を主張するのも役目かもしれないですが、それは議論の中から感じ取ってもらう部分かなと思ってます。

   >>上条さん
   私ってそんなに攻撃的でしたか…?」

初春はちょっと傷付いている

上条「ああ、傷付けたかな…ゴメン。攻撃的って言い方が悪かった。
   表現を変えれば、誰かも言ってたけど、自分の思った事をそのまま素直に言ってる、って印象だ。
   それが、ちょっと真っ直ぐすぎる…って言うのかな、えっと、悪い意味で使った訳じゃないんだけど…」

上条はオロオロしている

初春「あと、一方通行さんにぴったりくっついてるというのは…そんなつもりは、なかったです。

   私が一方通行さんを白と思い込んでいるのは確かにありますけど、考察はし直しました。

   私が一方通行さんを信頼する事でセットで見られてしまうのは…。
   垣根さんもそう言ってましたし、一方通行さんにも自分を利用しているかもと言われたのを思い出しました。

   もう甘えないって決めたのに…どこかで甘えてたんでしょうか。

   ごめんなさい」

初春(一方通行さんと私が狼だったら…。

   ちょっと喜んじゃいますけど!)

垣根『やっと戻れた。っと、一方通行から質問が来てるな』

一方『この様子じゃ、初春が結社ってのはねェな。

   新月、お帰り。

   議事録読み込むので瀕死だぜ…。
   俺はもォ疲れた…パトラッシュ…』

垣根『誰がパトラッシュだ誰が! あああもう撫でるな!』ウガー

黒夜「…ごめんなさい、海鳥もちょっとつよく言い過ぎたの、ごめんなさい、初春おねぇちゃん…。

   海鳥はね、自分が白く見られたいっていうより、狼さんたちのシナリオを予想してみたつもりなんだけど…。
   海鳥も、『私は白なんだ! 信じて!』っていうひとは信じないよ?
   でも、あきらかにおとしいれられそうな雰囲気なのに、黙ってそのまま吊られちゃうのは狼さんたちの思うつぼかなーって。
   みんな、いまの状況とかに疑問もってないのかな? って気はしてるの。

   初春おねぇちゃんと一方通行おにぃちゃんは、たしかにいろんなひとにいーっぱい質問してるね。
   それは村人としていいことだとおもうよ? だからしょんぼりしなくていいとおもうの。
   質問だけで発言数をかせぐひととか、ステルス印象を減らそうとする狼さんがいるとおもうけど。
   おねぇちゃんたちは自分の考えをしっかり言ってるから。
   ほんと、おねぇちゃんたちはぜんぜん考え方が揺れないし、言ってることにまちがいがないなぁ…」

黒夜はしょんぼりしている

絹旗「【超仮決定】

   【今日の吊り先】

   【垣根】
   とりあえず超これでいい…かなぁ。
   でも超一番待ってるのは削板なんですよね」ウーン

一方『!!
   駄目だ駄目だあああ!!』

佐天「垣根さんは人間だと思うんだけどなぁ」

滝壺「かきねは人間じゃないかな…」

垣根「…今、戻った。
   …って仮決定俺かよ!

   【仮決定は当然反対だ】

   本決定までに考えは出す。俺の意見も聞いてほしい。
   その意見にピンとこないならそれでもいい。やる事だけはやらせてくれ」

浜面「【仮決定了解】

   でも俺は垣根は狼には見えないんだけどな…」

黒夜「垣根おにぃちゃんおかえりなさいなの…。あ、浜面おにぃちゃんもおかえりなさいなの!
   …海鳥も、垣根おにぃちゃんはちがうきがするから微妙なの…」

一方『とりあえず愛犬の手入れで心頭滅却だ、うン』

一方通行は動揺しつつ、垣根の金の毛並みを梳く
白井はブラッシングで艶やかになる毛並みを羨ましそうに眺めた

一方『ン? 満月も梳いてやろォか?』

白井『お願いしますの♪』

白井は一方通行の前にちょこんと座って微笑んだ
垣根にするよりも丁寧に、茶色の毛並みを梳いていく

一方『………ずっと、こォしてられたら………』

佐天「あ、垣根さん帰って来ましたね。
   今は届かないけど、>>810あたし宛にメッセージくれましたし…ちょっとあたしからも残しておきますね。

   何て言えばいいのかな、あたしが死んだ後…それも、あたしが人間だったって結果を聞いてなお、あの発言をした所が村人っぽいです。
   というかあたし、別に疑ってなかったんですけど、反論返してくるのが垣根さんらしいと思いました。

   あたしは人間だと思ってますけど…。今度は垣根さんに疑いが向いてるのが何とも言えないですね…」

以上、お粗末様でした

個人的にはやっぱり>>844の苦悩RPが大好きですハイ
黒夜のRPは、上条さんの中の人的にはちょっとグロく感じたみたいでした

この時点だとまだ垣根は白く見られてますねー、実際は黒なんですけどね

>>648
浜面襲撃翌理由クイズは5日目終了まで受付中ですー


浜面襲撃の理由は多分違うだろうけど何か一方の逆鱗に触れるような発言をしたからを上げてみる。

もふいちゃおつ!
一方の中の人あの考察しながらこんな危ういRPできんのかよ……なんてスペックか

ここから本決定まででどうやって垣根が疑われる流れになったんだろう
ガチ斬り合い宣言してるからわざと誘導したんじゃなさそうだし

こんばんわ、もふいちゃがあまり回収できなくて悔しい>>1です
一方さんだとツンツン毛のイメージないですよねぇ…orz


>>883
【一方さんの逆鱗に触れたから】ですね!

>>884
本当にあの中の人の半分でいいから考察力が欲しいです…

まぁ本決定は【絹旗の暴走】としか…w
その辺は裏のドタバタっぷりで伝わるかもしれません


短いですが、一方さんと滝壺のシンクロ率UP回です

―――――



白井「浜面さんは、神出鬼没ですのね。

   垣根さんが狼でないなら、誰が狼だと思うんですの?」

浜面は真っ直ぐ白井を指差す
白井は一瞬きょとんとして、すぐに声を出して大笑いした

白井「あははははは。
   …くすくす。

   ええ、その推理は当たってると思いますわよ?
   一本取られましたの」

浜面は白井の胸倉を掴んだ

浜面「お前の仲間はキッチリあの木に吊るしてやる…。
   覚悟しとけ」

白井「誰を吊るすのか、楽しみですわ…。
   精々、慎重になさってくださいまし」

睨みつけて、手を離す

浜面「どうせお前もいつか吊られるんだ。
   言いたい事も山ほどあるだろ。好きにしな…。

   掴み掛かって悪かったな」

白井「そしてあなたは、流れを見るに吊られない…。

   掴まれる位、構いませんのよ。
   浜面さんの言う通り、いずれは召される身ですもの」



―――――

垣根『とにかく初春を吊る。それが俺の役目だからな』

一方『初春か…。
   考察し直してるが、俺の視点からじゃ黒夜が狼候補だなァ。
   この二人をなンとかして連続で吊りてェが…。

   今夜の襲撃だが、潜伏結社が気になる。
   削板は好きなタイミングで出ろっつった。が、現段階でも出てこねェ…何故だ?

   既に結社が潜伏するメリットはねェ。出てこねェのには意味がある筈だ。

   A:土御門だった
   B:罠を仕掛けてる

   どっちだと思う?
   俺は初春が結社ってのはねェと思った』

白井『土御門さんが結社、だと思うのですけれど…』

垣根「【土御門襲撃理由】
   狼から土御門がどう見えたかわかんねぇが、土御門の発言内容に拘るのは危険だと判断した。
   初春が言うように土御門が一番黒く見てたのは俺だ。俺が狼だったら、土御門が邪魔だから消した、という予想をするのも解る。
   だが、そんな事したらただでさえ黒くみられてるのに疑惑が増すだけだ。

   なんか疑いを余計に向けられた気分だ。
   土御門が襲撃される事で俺はこの事に言及しなきゃならなくなった。黒く見られてる俺が、な。
   そこに多少の引っ掛かりを覚えるのは確かだ。

   この襲撃の疑問点は、土御門は充分疑われてたって点だ。
   わざわざ襲撃しなくても吊られる可能性もあった。なのに襲撃した。

   俺は残ったステルスに余裕があるからこの襲撃を選んだ可能性が高いと判断する。
   うまくいけば土御門が強く疑ってた俺を消す事も出来るって訳だ。土御門が襲撃されたとき、正直『やられた』って思ったよ。

   色々考えてみたが納得いく説明は見つかんねぇ。よって潜伏結社or守護者狙いだと考える。

   【昨日の時点での襲撃先予想】
   削板が襲撃されると思ってた。
   佐天の判定を見るために絹旗は守られてたと思う。
   だから削板を襲撃して、もう一人の結社を炙り出しに来ると思ってた。
   だが、昨日言った通り>>628灰襲撃もあると考えてたのも事実。これはもしかしたら、程度だったんだけどな」

垣根「【灰考察】
   ・初春
   俺が佐天の発言を黒いと思ってたのは事実だ。
   だが佐天狼で白井狼なら、充分相談した上での結社COになっただろ。それなら佐天は白井が結社COする事を知ってた筈だ。
   なのにあんだけボロが出た。
   あの日は色々な事が起こった。
   佐天が黒判定で白井が結社COを行い、そしてそのCOは騙りだった…渦中の佐天が焦るのも無理はねぇ。
   白井が狂人だったら、狼が突然の事で取り乱したって理由もあるが、昨日は白井狼は確定してた。
   だから考え直してみたんだ。

   そしてその考察から、状況を見て白だと思うのは間違ってるのか?
   それを『白と知っていたから』で済まされるのは心外だな…。

   逆に言わせてもらえば、青ピを真と見てる人間はいなかったのに、佐天白を考え直そうとする人間がいなかった事の方が違和感を感じる。

   俺は追従してればよかったのか?
   他が佐天を黒だと思ってるから俺も黒にしよう、こんなやり方で狼が探せるのか?
   少数意見は駆逐される…そういう事か? 何を言っても疑われるようになってる気がする。

   ・一方通行
   印象では白い、だが状況で見ると黒い。佐天とは逆の印象だな。
   その状況ってのが初春の過剰反応だ。
   なぜ一方通行本人は俺に何も言ってこねぇんだ? 結構言い掛かりに近い疑いを向けているのにも関わらずだ。
   噛み付いてくるのはいつも初春なんだよな。
   もし一方通行が人間なら、ここまで執拗に疑う俺は黒く見えてるんじゃないのか?
   …疑わざるを得ないって感じだ。今日の土御門襲撃、どうしても結びつけて考えちまう。

   ・黒夜
   昨日の俺の灰考察の通り疑ってねぇ。初日の立候補が賭けなのは間違いない。それも相当分の悪い賭けだ。

   ・浜面
   狼じゃねぇ事を祈る。考察材料が少ない。

   ・上条
   なんというか、俺には突っ込み所が見つけられない。そんくらいしっかりした意見を出してる。
   ただ、今日の考察で俺の佐天擁護について言ってるが…結果が俺の考察通りだったら疑われるってのは心外だな。

   【グレースケール】
   【白】黒夜>浜面>上条>一方通行>初春【黒】

   今はこういう風にしか見れねぇ。
   可能性は全部疑うつもりだが、現状がそれを許さないって感じだ。
   そんくらい印象が強い。状況の変化が特別にない限り揺らぐ事はなさそうだ」

一方『…やっと2日目の議事録が終わる…。
   残りは3日目と4日目…あァァ…。眩暈がしそォだ…』

一方(滝壺が生きて…。
   言葉を交わしてた時の、議事録…)

白井と垣根に気付かれないよう、議事録に刻まれた文字を辿る

一方(………滝壺…)

白井『新月、頑張ってですの』

一方『新月…反撃行くがいいか?』

垣根『ああ、いいぜ。真っ黒にしてくれ。

   正直、十六夜の反撃が一番怖いぜ』

一方「ちっと過去の話だが質問すンぞ。

   >>垣根 >>258
   俺を疑う理由『別に黒夜みたいに占われるような窮地に立った訳でもねぇしな』ってあるが、黒夜は本当に占われるような窮地に立ったンか?
   【占い候補を決めたのは黒夜】だぞ。自分占いを唱えたンは一度だけじゃねェか?
   更に言うと、結局は自分の占いてェ奴だった御坂が対象だ。その経緯を加味しても、黒夜は本当に占われる窮地に立ってたンかねェ。

   >>初春 >>270
   寡黙吊りに反対っつゥのは解ンだが、寡黙を占わねェ吊らねェでいる事に対してどンな考えだったンだ?」

垣根「【今日の吊り先】
   【初春】
   灰考察とグレースケールからだ。とにかく俺を黒に見せたいようにしか見えねぇ…。

   【結社員COは賛成】だ。
   潜伏したまま吊り先に上がったら回避COがあるだろ。そうなるとまた面倒な事になって吊り先を再考する羽目になる。混乱はしたくねぇ」



   \ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
   属 狂 _ _ _ _ 霊 _ _ 狼 結 占 _ _ 人 人
   色 白 灰 灰 灰 灰 白 灰 白 黒 白 白 白 灰 白 白
   占 _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
   吊 _ _ 垣 初 _ _ 初 _ _ _ _ _ _ _ _

垣根『お、言われてみればそうだ。見落としてたな』

一方『俺の反撃なんざ痛くも痒くもねぇだろ』

垣根『んー、どうするかな。どう言えばいいか解んねぇ。弱ったな…』

一方『ン…、内容聞いてから言えばよかったか…。

   素直に見落としたっつったらどォだ? 黒夜について見直す、とか…。

   ………すまねェ、新月』

一方「>>垣根
   俺は疑われて当然だと思ってたからな、俺が騙りをした事自体を疑われンのは仕方ねェと思ってた。
   だが、オマエの俺に対する印象はそれ以外特に指摘がねェ、だからなンも言わなかったンだ。

   それに、初春が俺を挟ンで垣根を疑ってる事にちっとばっか疑問があンだよ。
   それを黒く感じるっつーのは2日目に初春に指摘した筈だ」

垣根「>>一方通行
   確かにそうだな。
   黒夜は占いを回避したと言える。結局占いは自分の判断だった訳だしな。

   …正直見落としてた。
   だが、霊能者が確定しなきゃ黒夜が纏め役を続ける事になったんじゃねぇか?
   そうするとすぐ占われるか吊られると思うんだが。

   よく解らなくなってきた。少しその点について考え直してみる」

初春「>>一方通行さん
   私が反対なのは寡黙『占い』でした。
   寡黙吊りに関しては>>250で伝わるでしょうか…」

垣根『初春の反撃によっては吊れねぇかもな。
   くぅ、反論できる反撃ならいいが…』

一方『新月ゥ、襲撃先どォするよ?』

一方通行は金色の狼の上にぐったりと寝転がる

一方『騙り結社CO付近がややこしくて考察が進まねェよ。
   誰だ! こンな奇策考えたヤツは!

   俺だァァァ!!』

垣根『襲撃は削板でいいんじゃねぇか?
   今日、俺吊りなら絹旗でもいいかもしんねぇな。

   十六夜の毛並みってふわふわしすぎて擽ったいんだよ。
   見ろよ、俺の毛並み。もう『ふぁさ~』って感じだろ?』

一方『あァ!?
   この深雪のよォな白銀の美しさが解ンねェとは…。

   でもまァ、確かにオマエの毛並みは寝るのに丁度イイ』

垣根『寝るな! このふわふわ十六夜!』

一方『…なァ、それは罵倒になンのか?』

一方通行は垣根の毛並みに顔を埋めている

一方『………もし、俺の発言がきっかけで、オマエが吊られちまったら………。

   すまねェ………』

垣根『そこは気にしなくていい。
   これで黒夜-垣根ラインも出来ただろ。役目の一つだと認識してるしな。

   恐らくラストウルフは十六夜だ。頑張ってくれよな』

一方『そンな事言うな。
   諦めねェって言ったじゃねェか…。



   俺を一人にすンな…新月』

垣根『勿論、俺もそう簡単に吊られるつもりはないぞ。

   だが、俺は充分に黒い。
   お前の役に立てんなら、この身なんか惜しくねぇ。
   元々どっちかが吊られるのを前提に疑い合ったんだ。何も今更悲観する事はないだろ』

一方(そンな事言うな…新月。
   もう俺には…なンでも話せる仲間は、オマエしか居ねェンだ。

   なンでそこまで…、俺を守ろうとすンだよ…)

一方『…オマエの役目は、俺を吊ってでも生き残る事だろォが…。
   自信満々にそォ言ってたじゃねェか…。

   俺の踏み台になる事なンざ、しなくていい…』

―――――



初春「…ハーブティ、淹れますね」

カチャカチャとカップが擦れる音が響く
葉っぱを蒸らして、カップにゆっくりと注いだ

初春「ラベンダーのハーブティです。気持ちが休まるって、言われてます」

一方通行は花の香りがする茶を一口啜った

一方(そォいやァ、滝壺にも淹れてたな…)



一方「…4日目だと思って読ンでた議事録…。まだ3日目だと気付いて衝撃を受けた…。泣きそォだ…」ガクリ

一方通行は集会所の隅で涙目になって議事録を読んでいる



―――――

―――――



黒夜はソファで毛布に包まってうとうとしている…

黒夜「…土御門、どこいっちゃったのかなぁ…。
   そうだ、土御門と『けっこん』すればずーっといっしょにいられるね…。

   初春おねぇちゃんにドレスを作ってもらってね、
   一方通行おにぃちゃんにくだものいーーっぱい用意してもらってね、
   それでね、上条おにぃちゃんにはおうたをうたってもらうの。
   …浜面おにぃちゃんにはおいしいお料理たくさん作ってもらってね、
   垣根おにぃちゃんと削板おにぃちゃんにはお花をいっぱいつんでもらって…。
   それで、お母さんの見てる前で『けっこん』するんだぁ…。

   …白井おねぇちゃんは…そうだ、ばらばらにして、まっかなじゅうたんにすればいいんだ…くすくす…。

   …『けっこん』って『かぞく』になることなんだよってお母さんがいってた…。
   『かぞく』ってよくわからないけど、きっとお母さんと海鳥みたいなことだよね?
   よくわからないけど、きっとしあわせで、たのしいだろうなぁ…えへへぇ……」



一方通行はぐしゃりと議事録を握り締め…耳を塞いで目を閉じる



―――――

黒夜(あったかぁい…それにいいにおい…おかあさん?

   お母さん! あのね、海鳥いいこにしてたよ? えっとね、土御門も一緒にいてくれたからね、全然さみしくなかったよ?
   ねえ、土御門?

   ………土御門…?

   …違う、ちがうもん! 土御門ここにいるもん!

   え…、海鳥のせい…?
   そんな…ちがうもん、海鳥、土御門のことだいすきなのに…。
   『だいきらいしか言わなかったじゃないか』って…でも、その、あの…違う、ちがうの!

   お母さん、たすけ………お母さん…?
   やめて、お母さん! 海鳥、海鳥ちがうもん!!
   こんなふうに生まれてきたかったんじゃないもん!!

   …海鳥の、せい? 海鳥が、いな、きゃよか、った………。
   いやぁぁぁぁあああああ!!!)

滝壺「…いや…いや、嫌…。

   くろ…よる…。

   …たすけて。
   あのこを助けて…。

   …お願い…」

耐え切れずに顔を覆い、声を詰まらせる
かすかに一方通行の名を呼び…消えた

一方「>>初春 >>895
   ン、そォか。
   なら寡黙占い反対っつー事で、そン時(2日目)の吊り希望は上条→土御門だったな。

   具体的に、初春は寡黙は占わねェ(寡黙占い反対)吊らねェ(吊りは黒狙い)で、それ以降その寡黙はどう扱うのが妥当だと思ってンだ?
   その寡黙が最後まで残ってたら、ソイツを信用できンのか教えてくれ。

   ・黒夜
   占い師についちゃ…人数が多い程襲撃され易いと考えるオマエと、人数はどうあれ襲撃され易いと考える俺との違いだと思った。
   つまり、三分の一か二分の一、だな。
   >>699『自由意志という名の元に守護を迷わせたいのはお前に見える』ってのは言い掛かりだな。
   俺は守護者や結社員の動きを必要以上に詮索すンのは得策とは思わねェ。
   これに関しちゃ恐らく平行線だろォな。

   『もっと早く結社解除すれば滝壺は死なずに済んだと言ったのは誰だったかな』
   …俺だな。だが、これは…ただの八つ当たりだ。
   策なンて関係ねェ…滝壺が襲撃されたのを、なンかの所為にして責めたかっただけだ…。
   こうすりゃ死ななかった、なンて、後付だ。
   アイツに何もしてやれなかった…、俺の言い掛かりだ。
   これについて、怪しむなら怪しンでくれて構わねェよ。
   戦略なンか考えねェで…感情的に言い放っちまったからな、弁明出来ねェ。

   村人として放棄してる、か…。
   当人(能力者)の意志を尊重する…確かに野放しと同じだな。
   だが、俺はその能力者が全力で自分の考えた行動を取ってくれンなら、それで良いと思ってる。
   テメェのやってる事に後悔だけはしたくねェし、してほしくもねェ。

   >>上条 >>734

   『初春さんが狼だったら、白井の結社騙りには反対しそうな気がする』ってのは、なンでそう思ったンだ?
   なンでそういう考えになったかもうちっと詳しく教えてくンねェか。

   あと、俺と黒夜に対する印象が一緒みてェだが、俺と黒夜が討論してンのを見て本当に同じと感じンのか謎だな。
   『下手をすれば即吊られるだろ』とあるが、俺と黒夜が『下手すると吊られる状況』をどう考えてンのか聞かせてくれ」

―――――



白井は削板の姿を探して墓地を散策している
新しい墓が並んだ一角に立ち、順番に刻まれた名前に触れた

白井「…姫神さん、青ピさん、お姉様、佐天さん、土御門さん…」

最後のまだ名前のない墓をそっと撫でる

白井「削板さんは、今度は誰のお墓を守りたいのかしら…」

白井は誰にともなく呟いて、どこへともなく姿を消した



―――――

白井『初春、絹旗さん、黒夜さん、上条さん、削板さん、浜面さん。

   最終日四人狙いなら、今日は絹旗さんですの?』

一方『今ン所は襲撃先は【削板で固定】だ。
   だが、もしもの時は襲撃先を変える。

   絹旗を残すかどうかは今後の展開次第だな。今日は削板でいいと思う』

一方「…メモ書きを繋ぎ合わせたモンだが、とりあえず勘弁してくれ。
   あと浜面がねェのは、発言が少ねェのと、その場の考えをその場の雰囲気で言ってると思うからだ。
   俺ン中じゃ【浜面は暫定白】だ。

   【1日目】
   初日能力CO
   纏め役立候補:黒夜
   霊能者騙り→解除(霊能者確定):一方通行

   ・垣根
   周囲に確認しながら発言してる印象。白黒狙いで議論してた中、それぞれの利点弱点をよく考えてる。占い先決定後に反対意見を出したのが目立つ。
   >>49結社・両能力CO推奨。
   占い:土御門

   ・黒夜
   >>48『纏め役は初日占い対象者でいいんじゃないか』つっといて、結局御坂占いに決定。
   >>119『解除の際は結社員かどうかを添えてくれ』結社員が潜伏する幅が狭くなンのは考えてねェのか。不明。
   占い:御坂

   ・上条
   特に目立った発言、印象ナシ。
   占い:垣根

   ・初春
   特に目立った発言、印象ナシ。
   占い:御坂」

一方「【2日目】
   >>156の提案

   ・初春
   俺を通して周りに黒印象を振り撒いてるように見えた。
   >>219上条の考察に対し【姫神が白だと知ってるような発言】が黒く感じた。
   >>221黒夜について指摘。
   上条とのやり取りが目立つ。
   占い:垣根 吊り:土御門

   ・上条
   俺の白を盲信気味だが、他に対して疑いを掛けてねェのが初春より白印象の理由。
   初春とのやり取りが目立つ。
   占い:初春 吊り:姫神

   ・垣根
   盲信することの危険を示唆。慎重な印象が強ェ。
   >>225初春に対し『占うなら占ってくれ』発言。
   >>258俺を疑う理由『黒夜みたいに占われるような窮地に立った訳でもねぇしな』とあるが、黒夜は本当に疑われるような窮地に立ったのか?(質問済)
   >>298慎重な印象、の割にアッサリ引き下がってる。
   占い:一方通行 吊り:姫神(次点初春)

   ・黒夜
   >>202俺を霊能者確定からの占い機能破壊を理由に疑う。
   が、霊能者に関係なく占い機能は壊れる時に壊れンだろ。そうなった場合、不確定占い師より確定霊能者の存在が大切だと俺は考えてる。
   そっから、霊能者が確定した事は有利じゃねェって黒夜の思考に疑問が生じる。単に考え方の違いか?
   垣根の考察が薄すぎる。
   占い:佐天 吊り:削板」

一方「【3日目】
   占い師襲撃(滝壺)
   占い師騙り撤回から結社CO(白井)
   削板結社CO、白井結社相方に一方通行指名(拒否)

   ・垣根
   >>478『狼なら占われるかもしれない危険な賭け』をした黒夜は絶対占われねェ位置に居ると言い張って白視。
   占い:初春 吊り:佐天

   ・上条
   >>480初春について『あからさますぎるんだよな。先陣を切ってる』…なンで初春がミスリードしてると解るンだ?
   初春とのやり取りが目立つ。
   占い:初春 吊り:土御門

   ・初春
   結社騙りCO時、冷静に削板の相方を伏せるよう意見。
   上条とのやり取りが目立つ。
   占い:垣根→上条 吊り:白井(青ピ)

   ・黒夜
   結社騙りCO時、結社二人COを希望。
   >>512『『結社騙りや村人騙りを最初から排除するのか?』という疑問が先に出てきたもので』
   『まあ、現実には結社騙りを装って白井が墓穴を掘った訳だが、最初からその可能性を切り捨てるのはどうかと思ったんだ』
   必要以上にその可能性を引き出すことが理解出来ねェ。
   黒夜と衝突した守護者護衛についちゃ、価値観が違うっつゥ事で保留。
   占い:一方通行 吊り:白井(佐天)」

一方「【4日目】
   ・垣根
   唯一、佐天白の可能性を挙げる。
   初春とのやり取りが目立つ。

   ・黒夜
   >>608俺が黒なら黒夜も黒っつゥのが意味不明。

   ・初春
   垣根とのやり取りが目立つ。

   ・上条
   >>897の質問」

一方通行は溜息を吐いて窓の外を眺める

一方「>>黒夜
   今日灰襲撃なら俺か浜面と思ってたらしいが、自分が食われるとは思ってなかったンか?

   『みんなから白く見られてるし、意見もいっぱいだし、霊能者さんを確定させるようなあたまのいいひとは狼さん怖いとおもうんだけど』
   それはオマエもじゃねェのか、黒夜。
   オマエは纏め役立候補で暫定白と見なされてる灰だ。
   『一方通行おにぃちゃんの存在が奇策でもおかしくない』ってのはオマエにも当て嵌ンじゃねェか?」

*

一方「【灰考察】っつーか、【残りの狼予想】だが…。

   メモから、俺の狼予想は【黒夜と垣根】だ。

   初日、黒夜は事実上占いを回避してる。
   垣根は『霊能者が確定しなきゃ黒夜が纏め役を続ける事になった』つってるが、実際狼は霊能者に騙りを出してねェ。
   狂人が騙ると思ってたのかもしンねェが、狼は騙りを出すつもりはなかった。そうだろ?
   つまり…、狼側は霊能者を確定させて纏め役を占わねェ策を考えてたンじゃねェか。
   他のヤツが黒夜を信用すりゃあ必然的に別人を占いてェって声も上がンだろ。
   纏め役立候補だから白いっつー心象を利用し、最初っから占いを回避するつもりだったンじゃねェの。
   実際、御坂なンかは立候補した黒夜は占いたくねェっつってたしな。

   そう考えりゃ、垣根が俺は占われるような窮地に立ってねェから黒い、黒夜は占われる可能性があったから白い、っつってた事がしっくりくる。
   黒夜の土御門襲撃の考察にあった事は、暫定白印象が強ェ黒夜にも当て嵌まる。
   なンで黒夜は襲撃されねェンだろォな?

   ちっと荒ェが、俺が考えた狼側の動きだ。考察とは言えねェが。

   【グレースケール】
   【黒】黒夜=垣根>初春>上条>浜面【白】

   【今日の吊り先】
   【黒夜か垣根】

   こンだけ灰が狭まっちまったら、【結社員COはしちまった方がいい】と思う」



   \ 青 一 初 垣 上 絹 黒 佐 白 削 滝 土 浜 姫 御
   属 狂 _ _ _ _ 霊 _ _ 狼 結 占 _ _ 人 人
   色 白 灰 灰 灰 灰 白 灰 白 黒 白 白 白 灰 白 白
   占 _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _ _
   吊 _ 黒 垣 初 _ _ 初 _ _ _ _ _ _ _ _

黒夜(………徹底攻撃、かな…。

   ほとんどぜんぶ、海鳥への疑問なの…。吊られるのかなぁ…)

―――――



一方「…よう、やく…終わった…ぞ…。
   ……なァ、ソコに…居る、か……?
   ……俺は…、オマエの分まで…、頑張れて、いるか……?



   …滝壺……」

一方通行はテーブルに突っ伏して寝息を立てる



―――――

滝壺はそっと後ろから一方通行を抱き締めるように手を伸ばす

滝壺「…勿論だよ…。
   あくせられーた…。

   ありがとう…」

眠る頬に、触れられない唇を落とした

―――――



一方通行は誰かの気配で目を覚ました…が、辺りを見回しても誰もいない

一方「気のせいか…?

   俺の発言でおかしい事があったら遠慮なく言ってくれ。出来りゃ具体的に頼む。
   しっかし、コレで読み間違ってたら一生立ち直れねェな…」

疲れたように髪を掻き上げる
初春が手に何かを持って駆け寄ってきた

初春「足の怪我、大丈夫ですか?
   お医者さんから新しい包帯をもらって来ました。

   傷の手当て、お手伝いさせてくれませんか?」

一方「なら、頼む」

初春は包帯を解き、傷口を消毒し、薬を塗る
一方通行はその手元をぼんやりと眺めていた

初春「痛くないですか?」

一方「平気だ」

初春「今日は私が食事作りますから、何か食べたいものがあれば言ってくださいね」

一方「ン」



―――――

滝壺は近くの椅子に腰掛け、ぼんやりと二人の様子を眺めている

滝壺「…ごめんね…。
   私には、もう見守る事しか出来ないから…。

   声を掛ける事も、手を差し伸べる事も…。
   …抱き締める、事も…」

以上、お粗末様でした

一箇所区切る所ミスりました申し訳orz
5日目表の発言少ないからもっと早く終わると思ってたんですが…!

>>914は本当にどうしてこのタイミングで発言してるんですか滝壺さん…っ
でもまだまだシンクロ率は上がるんじゃよ


滝壺と一方はほんとどうやったらここまでシンクロ出来るんだ?

>>915…墓下見えてないはずだよな…
滝壺は初春には嫉妬せんのか

こんばんわー
5日目残りが70レス位なので、多いですけど一気に投下します
実際に裏ログ入れるとこんなに長くなるんですね自分でもビックリですw


>>918
愛の力です(キリッ
まぁ実際には発言の間に少し時間が空いてる場合もあるんですが
(一方さんが表で発言したから1時間位誰の発言もなし→滝壺が墓で発言して繋がる、とか)
ただ初期の青と青とか、墓から赤とかは表にも一切出てないので、この辺は素でシンクロしてるという事に…

>>919
墓下は見えませんし、誰がオンラインかもわかりません(表同士でも)
表は発言時間で「まだオンラインかなー?」程度は予想できますけど…本当に何なんでしょうねこれ
(この謎のシンクロ率がAIMストーカーぽいかな、てのが滝壺キャスティング理由ですが)

嫉妬は、6日目以降にちょこちょこと出てきますよ! 誰かさんが死んで墓下行って色々煽ってるので!w


では長いですけど投下しますー

垣根『殺す気だな、十六夜。
   何だろう、全力で覆したくなってきた。

   俺は昨日恐らく一番最初に灰襲撃を示唆している。十六夜の黒さを指摘した時にな。
   この結果でそれを指摘してくる人間を待っていたんだがいなかった。
   俺はこの用意されたような俺へ向かう疑惑の集中の事を中心に弁解する。説得するような雰囲気にはならなかったからな。

   土御門が最黒寄りに置いていたのは俺、その事を最初に指摘した初春、そしてここへ来ての俺への攻撃が過剰になった一方通行、これらを結びつけて弁解する事にするぜ。
   ようは土御門襲撃は俺を消す為のお膳立て、初春の考察と一方通行の考察はそれに追い討ちをかけるもの、という訳だ。

   一応、黒夜-一方通行のラインもほのめかす事にする。仲間切り(黒夜の事だ)を装ってな。
   霊能者を確定させたのは一方通行だ。
   今回の人狼は奇策が好きらしい、狼による立候補、狼による霊能者CO撤回が同時に起こっても不思議ではないかもしれない、という感じか。
   黒夜が結社ってのも頭に入れておいたほうがいいかもしれないな。

   とりあえず、今考えているのはこんな感じだ。
   マズイ点があったら指摘してくれ』

一方『寧ろ覆してくれ…頼む…』

一方「>>垣根
   蛇足っちゃ蛇足なンだが。
   俺と黒夜の違いを、『占われるようなポジションに立ったかどうか』っつってるが、俺が占われる可能性はなかったンかねェ?
   俺は上条の非CO後に騙り解除した。
   もし信用されなきゃ、1日目の占いか2日目の処刑になってたンじゃねェの。
   それは『占われるようなポジション』とは呼べねェか?

   可能性の話なら、黒夜にも、俺にも等しく在ったと思うンだが。

   俺も黒夜も信用されたから、占われなかった。
   垣根が俺を疑う理由を見る限り『その可能性のみ』なンだよ。
   だが、垣根は常に俺に対する疑念は持ちつつ、黒夜にゃ全然疑念を持ってねェ」

初春「>>一方通行さん >>905
   >>250えっと、あの発言を言い直すと、

   私は発言や参加姿勢から黒く感じた人をそれぞれ吊りと占いに希望しました。
   でも判断がつかないのは後半困るので、寡黙吊りもいいのかもしれないです。
   でも寡黙占いは反対です。
   その辺の判断は、絹旗さんにお任せします。

   という意味の発言でした。

   今日は寡黙吊り、としてしまうとそこで議論ができなくなってしまうので、発言内容から黒いと思った人の考察を多めに行って挙げました。
   寡黙吊りに反対、という訳ではなかったです。
   あの時点では姫神さんは極端な寡黙でした。
   『寡黙で判断がつかないから吊りに挙げる』という理由なら納得したんですが、
   判断材料がほぼないのにあの時点で『一番黒寄りにみて、ステルス狼だ』と考えた事を疑問に思ったんです。
   >>247私は、上条さんが姫神さんを疑った事よりも、その理由から上条さんを疑ったんです。

   あと…私が一方通行さんを利用して黒印象を振り撒こうとしていた…というのは…そんなつもりじゃなくて…。

   私が垣根さんが一方通行さんを疑っているから疑わしいと考えた事=疑惑を振り撒いた、で合ってますか?

   私から見たら、状況からとっても一方通行さんは白でした。
   他に判断のつかない灰は沢山いると思うのに、『あの時点』で何故白要素のある一方通行さんを占いや吊りに挙げるんだろうと疑問に思ったんです」

一方「>>初春
   成程なァ…。
   つまり纏め役に一任するっつー事だな。何度も同じような事繰り返しちまって悪ィな。

   狼だと疑う部分っつーのは色々あンだろ。
   逆に判断材料のない姫神を、あの時点で白と決め付けてるオマエにも、同じ事が言えるンじゃねェか?
   俺も無駄に何時間も掛けて議事録を辿った訳じゃねェ、全部踏まえた上で、それが黒要素だと判断したンだ。
   勿論、間違ってンなら反論してくれりゃあいい。

   断っとくが、謝る必要はねェ。
   質問したのは俺で、オマエはそれに答えた。それだけの事だ」

初春「姫神さんを白と決め付けた訳じゃないです。
   上条さんが姫神さんを疑うのを理由に、上条さんを疑ってたので、相対的に姫神さんは白かな? とは思いましたけど。
   でも姫神さん単体では白だとは言ってないです。日本語って難しいですね…。

   疑う理由は人それぞれ、ですね。解りました」

垣根『まずいな十六夜。
   今、十六夜への反論を考える為に十六夜の発言を追ってるんだが…。
   垣根-一方通行のラインが出来そうだぞ?

   >>482>>911
   二人希望に挙げ一番の希望が誰かを曖昧にしてる事を、このどちらかに仲間が入ってるんじゃないのか? って突っ込もうとしたんだが…。
   両方に俺の名前が入ってるんだよな。

   反論材料が一つ減ったぜ…くぅ。
   何であんな中途半端な仲間切りしたんだよう…』

一方『ァー…、悪ィ。
   俺ァやっぱ甘ェなァ。

   散々攻撃しといてなンだが、仲間切りは辛ェな…。
   覚悟はしてたンだがな』

一方通行は淋しそうに苦笑を漏らす

一方『垣根-黒夜ラインが間違いだと解りゃ、垣根-初春ラインが浮き上がってくる。
   今、それについて誰を残すか、どう相手を追い詰めるか考えてる所だ。

   最終日まで生き延びる事が目標だ。黒夜じゃなく、俺の方が先に吊られたら笑ってくれ。

   オマエらの為に、死力を戦うと誓う。

   だから何でも指摘してくれて構わねェよ。絶対切り抜けてみせる』

垣根『そうか、とうとう自分切りの考察を出さないといけないか…。

   俺が吊られると十六夜は白くなる所か黒くなっちまう。流石にこの考察を出す事は出来ねぇ。

   他の箇所での突っ込み所もある、そっちで反論するさ。充分な疑いの目でな』

一方『………なら、エピローグでバニーガールだな』

垣根『ん? バニーガール?

   何の事だ? 全く記憶にないんだが…。

   あー、今日吊られたら俺はお前に負ける事になるのか。それが残念だな』

一方『後で証拠提示してやろォか。

   残念がる必要はねェ…。
   オマエが吊られンのは、正直辛ェよ。

   本決定が覆りゃいいンだが…』

垣根『十六夜は頑張ってるな。そこが俺との『差』なんだろうな。
   俺はとてもそこまでは出来ねぇ。

   やっぱ暫定白を崩すのは難しい…』

垣根はふらふらと二階から降りてくる

垣根「うう…今朝、急に冷えたせいか体調悪くて寝ちまってた…。こんな時に…駄目だな。

   一方通行から質問がきてんな。>>871 まず、それに答える。

   >>148狂人が霊能者騙り→撤回で霊能者を確定させ、狼が占い師を襲う手助けをしたんじゃないか、ってのが一瞬頭に過ぎったんだ。
   あの時点での占い師の内訳は不明だ、占い師騙りに狂人が居ない可能性はゼロじゃねぇ。
   だから一方通行が結社員じゃない=狼や狂人の可能性もある、って事実だけを受け止める事にした。

   それと俺と黒夜を結びつけて考察してる点に少し抵抗させてもらう。

   『黒夜は初日占われるような窮地に立ってない』か…。
   確かにそうだな、立候補=占われる可能性大って固定観念で見誤ってた気がする。これには反論できねぇ、俺の落ち度だ。

   ただ、そうなると疑問が湧く。
   【それを何故このタイミングで指摘してきた?】
   黒夜をそこまで考察してたんなら、とっくにその事に気付いてたんじゃねぇのか。
   俺は常に見落としはしたくねぇから、変な箇所があったら指摘してほしいっつってたんだが。

   そして、今日。お前は、俺と黒夜が狼だと予想した。
   昨日までは俺の事を怪しく見てるものの、俺と黒夜を結び付ける考察はしてなかったよな?
   昨日は佐天と黒夜を一番黒くみてたみてぇだが、その次に黒く見てたのは俺だ。
   昨日の時点で俺と黒夜が繋がってるかもしれねぇ、って結論に至ってもおかしくねぇと思うんだが。
   お前は、白く見られていた黒夜がグレースケールであの位置に来るまで考察したんだ。
   もっと早く気付いてもよかったんじゃないのか?
   それとも、昨日の時点では黒夜が占われるような窮地に立ってない事に気付いてなかったのか?
   そして発言だけであそこまで疑ったのか?
   どっちにしても少し不自然に感じるぜ。

   確かに議事録を読み返してたみてぇだが、その結論に辿り着くのが強引に感じる。
   何か俺が生きてるとマズい事でもあったのか?
   俺をどうしてもこのタイミングで処刑したいらしいな」

垣根「土御門襲撃で、土御門が一番疑ってた俺に皆の目は向いた。
   そして初春がそれについて考察した。
   さらに追い討ちを掛けるように、今まで俺に対しての言及がなかった一方通行がここぞとばかりに追求を始めた。

   なーんか引っ掛かるんだよな。
   俺が邪魔なら俺を襲撃すればよかったんだが…そうもいかないよな?
   土御門が襲撃されて俺が疑われたように、俺を襲撃したら俺が疑ってる一方通行と初春に疑惑が向くもんな?
   だから間接的に俺を始末したかった、そうじゃねぇのか?

   こんだけ黒く見られてたら、どんな反論も黒く映るだろうよ。
   土御門襲撃は俺に疑いを向けるための偽装だ、って訴えても『裏を返せばその発言で自分から疑いを外したいんじゃないか』ってなるだろう。
   昨日の佐天考察も、『知っていたから』の一言で済まされちまったしな。

   …今まで反論してきたが、どの考察もこんだけ黒く見られてたら言い訳がましく見える。
   俺自身でもそう思う。
   ……佐天も同じ気持ちだったのかもしんねぇな。

   俺が一方通行に対して出来る反論はここまでだ。
   体調が悪いってのも疑われんのかなぁ…ま、いいさ」

垣根はソファに腰掛けて項垂れている

垣根『反論の最後、佐天が人間だった事を考慮して吊りを免れないかな、と少し弱気になってみたぜ。
   情に訴えかけるってやつだ。

   この状況なら、推理や考察より説得や駆け引きがメインだと思ってる。
   この駆け引きを制覇出来るか?

   状況的には厳しいんだけどな…』

垣根は小さく笑い、俯いた肩を震わせた

垣根『寒いな…。

   死期が目の前に迫ってる事が関係してんのか…?

   寒い………寒いんだ…』

一方『新月…』

一方(あンだけ自信満々だった新月の…弱ェ部分。

   月よ…なンでだ。

   なンで、新月を最後まで闇に隠してやンなかったンだ。
   なンで、満月を表に晒し、俺らの盾にしたンだ。



   なンで…俺を生かそォとすンだ…)

垣根『…悪いな、こんな姿晒して…』

一方『もうちっと待てば満月も来るだろ。オマエは一人じゃねェ。

   まァ、ふわふわなンて訳解ンねェ暴言吐いてるヤツに掛ける情けはねェが、俺も疲れてるから隣に寝てやンよ』

垣根『けっ、言ってろ。

   少し暖かくはなったが…やっぱふわふわで擽ったいな。
   まぁいいさ。今日は我慢してやるよ』

一方『ふン、俺の毛並みが解ンねェとかオマエもまだまだだなァ』

垣根『俺は一人前の人狼だっての。

   今日、少し冴えねぇのは体調が悪いからだ。
   …そういう事だよ』

一方『…そォいう事にしといてやる』

垣根『だから、『そういう事にしておく』じゃなくて『そういう事』なんだ。

   またからかってんのか?
   …ったく、俺より先に十六夜が吊られるような事があったら笑ってやるからな?』

一方(なンでだ…。

   新月は人間を殺めた事なンてねェのに。
   なンで、俺より先に死ぬ…?

   満月も、生きた人間に直接牙をむいた訳じゃねェ。
   飢えに耐え切れず…、死に絶えた肉を喰らうしかなかった。

   なンでこの二人が、俺より先に死ぬ…?)

上条「ただいま…。まだ、削板は来てないのか?

   >>一方通行 >>905
   個人的な見解なんだが。初春さんは奇策よりも安全策を好みそうな気がするんだ。
   本当にただそう感じただけだから、あまり深い意味はないんだけど…。

   あと、一方通行と黒夜が似てるってのは、『発言内容が似てる』んじゃなくて、議論に取り組んだり発言の『姿勢』が似てる…って言いたかったんだ。
   二人とも自分の考えを誰に規制されるでもなく発言してる感じがしたからそう言ったんだ。
   『下手したら吊られる行為』ってのは一方通行だけだな。紛らわしい言い方しちまったけど…。
   CO撤回はリスクが高すぎると考えてる。これは怪しい、占おう、吊ろうって方向に行き易い。
   狼だったらそんな危険な行為をするだろうか?

   あと、3日目の初春さんの考察なんだけど。
   この発言の時点で、初春さんの疑いは俺に向いてた。それは俺の視点からはミスリードでしかない。
   …ミスリードに関しては、この俺が言えた事じゃないけどな…はは……」

一方「そういやァ削板見てねェな…。まさか山の方行ってねェだろォな?
   垣根、上条、葛湯でよけりゃ淹れてやるから飲ンで暖まっとけ」

一方通行はカチャカチャと音を立ててカップを用意し、葛湯を淹れる

一方『…気は進まねェが、新月への反論行くぞ』

垣根『ああ、いいぜ。
   俺の黒を、そして十六夜の白を証明してくれ。勝つ為にな!

   これで中途半端な切り方したら怒るからな?

   やるからには徹底してくれよ。それが俺の望みでもあるんだからな。
   返事は?』ニヤニヤ

一方『………解った。

   オマエの望みなら…叶えてやる』

垣根『ああ、頼んだ。

   月下の人狼に祝福を…』

一方(祝福なンざいらねェ。

   どォか。

   新月を。
   満月を。

   誰か、救ってくれ…)

一方「>>垣根
   正直言うと、垣根の発言はちっと聞き流してた。
   聞く気がねェって訳じゃねェぞ、内容はしっかりしてるし、俺を疑うのも仕方ねェ(村人騙りをしたンだからな)と思ってたからだ。
   あと言い訳だが…、黒夜の発言が目に付きすぎて、他のヤツの考察が疎かになってたっつーのも認めざるを得ねェな。

   だが改めて1日目から追ってみると…、おかしいと思う点があった。
   タイミングが不自然っつーが、俺は疑問に思った事を聞いただけだ。

   黒夜の事を『すぐ占われるか吊られると思う』っつってたが…。
   俺占いの希望はあったが、黒夜の名前は挙がってなかった。それでもそう思ってたンか?
   ドコを見てそう感じたか教えてくンねェか。
   そして、それでもまだ俺が占われない立場だから黒、黒夜が占われる立場だから白と今でも考えるか?

   >>上条
   …なンとなく、か。
   『初春が狼』って表現したンなら何かあると思ったンだが…ねェっつーのが回答なら、そう受け止めとくぜ。
   俺と黒夜の件は解った。一緒にされてたからソコまで読み切れなかった。
   姿勢が似てても印象が違うなら、出来りゃ別にして深く考察してくれねェか。
   初春との流れは俺なりにもう一遍考察してみる」

佐天「本決定はきっといい方向に向かうと信じてます。

   九人のうち六人が人間なのに疑い合わなきゃいけないって悲しいですね…」

滝壺「そうだね…。

   たぶんきっと、ほとんどが人間同士で疑い合ってるんだよね。
   それを掻き回そうとするのが狼かな…」

垣根『おっと、俺の役目を忘れる所だった。
   何とかして垣根-黒夜のラインを確固たる物にしねぇとな』

―――――



黒夜「おそくなったけど今かえったの…。やっぱりお母さんも土御門もどこにもいない…。
   みんながいじめたの? なら、みんなきらい…。

   あ、そうだ、やっぱり白井おねぇちゃんが悪いのかな!?
   うん、そうだ、やっぱりころさなきゃだめだよね!
   ハンプティダンプティみたいに『ぱーん☆』って割っちゃおう! きっと花火みたいですっごくきれいだよ!
   えへへ…いい事思いついちゃった…くすくす……。

   …一方通行おにぃちゃんの質問はほとんど海鳥に向けてだね。
   ほんと、一方通行おにぃちゃんとはぶつかってばかりで疲れちゃう。こんな事言ったら余計疑われるのかな。
   こんなお耳と尻尾が付いてるから悪いのかなぁ…」

上条「…黒夜……白井が悪い訳じゃ、ない…」ポツリ

黒夜は自分の耳にナイフを押し当てて…耳を切り落とそうとする

黒夜「…いたい……。
   そっかぁ、しぬのってたいへんだね。そんなことを、おおかみさんはすきだなんて…へんなの。
   でもちょっとだけきもちいいから、わからなくもないかな…あかいのってきれいだし。
   でも白井おねぇちゃんとはなかよしさんにはならないからね?
   だって、白井おねぇちゃんは海鳥から土御門をとるんだもん…」

黒夜はつまらなそうにナイフを投げ捨ててソファに座る
一方通行は無言でそのナイフを拾い…静かに自分のポケットに仕舞った



―――――

一方『耳や尻尾があるだけじゃ、唯の犬と変わンねェな。

   強靭な牙と爪、誇り高ェ意志を持つモノ。
   それが月下が祝福した狼…人狼だ…』

黒夜(もう海鳥吊りでいいよ…。

   垣根のおにぃちゃんが狼なら、海鳥は仲間の狼。
   垣根のおにぃちゃんが人間なら、海鳥は仲間切りの狼。

   ってなるのわかるもん…)

一方「>>黒夜
   昨日俺がマトモに質疑に答えられず、今日オマエに『昨日までの意見はほとんど納得いかないものばっかりだった』って言われちまったからな。
   だったら、それ相応の回答をすべきだと思って纏め上げた。
   俺は真剣だ。大変かもしンねェが、頼ンだ」

上条「>>一方通行
   …そう、だな…。
   正直な話、あの時点で俺の中で、暫定白の位置にいた一方通行と黒夜を一括りにしてた部分はあったかもしれない。

   でも今日の一方通行の考察を見てたら…俺も頑張ろうって気持ちになってきた」

黒夜「それじゃあ、一方通行おにぃちゃんの質問にこたえるね?

   【1日目】
   御坂おねぇちゃんを占いに挙げたのは、仮決定の浜面おにぃちゃんよりは黒の可能性がたかくて、多弁だから村人さんにあたえる情報もおおいから。
   結構みんな御坂おねぇちゃんを挙げてたから、安全策をとったの。
   結社かどうか言わせたのは、1日目の時点で結社1COを挙げた人がおおかったから。
   それに、結社の騙りなら安心して受け入れられるけれど、狼さんが騙ってる可能性も捨てられない以上、みんなの安心感を高めたかった。

   そういえば海鳥は自分自身を占いに挙げた上のCOだったのに、みんなそれ以外の人を占い先に挙げたよね?
   もしかして、最終的に海鳥をスケープゴートにしたかったからかな?

   【2日目】
   上条おにぃちゃんについて重要なのは『多弁が確定白』を嫌がったところ。
   多弁が確定白なら、頼りになるって意味で安心していいと思ったんだけどね?
   それに、海鳥は確定白はどちらかというと確定能力者さんの盾になるのもお仕事だと思ってるから、よけいに黒く見えちゃった。
   そのあたりが『確定白襲撃を嫌がるように見える』初春おねぇちゃんと一方通行おにぃちゃんを疑う理由でもあるんだけど。

   霊能者が確定したってうれしい事実をみんな見てたけど、それでみんなの目が占い機能破壊からそれてたように思えるの。
   実際、占いを信じていいかわからずに灰吊りを続けて村がおいこまれてるのが今の状況だよ?
   それでも霊能確定がそんなに村に有利なの?
   霊能者さんが一人しかいないってことは、狼さんのラインがそれだけ見切りにくいって意味なんだよ?

   【3日目】
   結社2名COを希望したのは灰を狭めたいから。一方通行おにぃちゃんは灰は襲撃させたいみたいだね。
   たしかに食べられた人は確実に人間だけど、絹旗おねぇちゃんを一人確定白で孤立させるつもり?
   さきに潜伏結社さんが食べられちゃったら、どっちみち潜伏させる意味がないのに。
   そもそもあの段階では、結社地雷の機能そのものが危うかったと思うけどなぁ…。

   村人騙りや結社騙りを切り捨てて考えようっていうのがそもそも意識の誘導に見えたの。
   自分で村人騙りをやって霊能確定させた人が、なんで占い師に限ってはそれを考えさせたくないのかなぁ?
   確かに真理対照表はすっきりしてて考えやすいね。もしかしたら考えがあって潜伏してるから黙っててほしいのかもしれない。
   でも、こういうのは後になればなるほど、CO時に信頼を失うと思うんだけどなぁ…。白井おねぇちゃんがCOした時みたいに」

黒夜「>>911それはね、海鳥も思ってたよ?
   もしかしたら襲撃されるかもーって。ただ、そういう風に言う事自体が、一方通行おにぃちゃんの思うツボかなって。
   『なんで確定白じゃない灰が自分の襲撃をおそれるんだ?』とかきかれそうだし。
   そもそも、海鳥の意見は実際この村ではういてるもん。
   海鳥とにたような意見の垣根おにぃちゃんはあんなに疑われて、今日は吊り候補に挙げられちゃってるし。
   だったら、海鳥をラストウルフって事にして吊るために、海鳥を最後までのこしにくるだろうなーともおもったよ。
   それとも、こういう事を言うと『自分が吊られるのをおそれるのは狼だ』って言われちゃうのかな?

   とりあえず、一方通行おにぃちゃんの質問はこんなところかな?
   最初に自分占い提案して立候補したのに、いまこういう風に見られてる事はすっごいかなしいの。
   一方通行おにぃちゃんの発言には、『護衛先がぶれる』って理由から『生存する確定白を一人でも作りたくない』ってのが見てとれるね。
   2ステルスでいくなら、灰はすくなければすくないほどつらくなるもんね?
   結社潜伏についても、海鳥を占わなかった事にしても。
   守護者さんの護衛については、海鳥は間違いなく優先度があるとおもってるの。
   GJ狙いで絹旗おねぇちゃんから護衛を外されたらこまるっておもうのは、確定霊能者の存在の重要性を強調してる一方通行おにぃちゃんのはずなのにね?

   そもそもあの日、一方通行おにぃちゃんは海鳥を占い候補から外してるよね?」

一方「>>黒夜
   やっと解った…どォしてオマエと延々と質疑応答を繰り返してンのかが。
   オマエは質問や指摘に対して『~だと思うんだけど?』『~だよね?』って自分の考えを相手に押し付けてくンだよ。

   俺にゃ俺の考えがあって黒夜を疑った。
   オマエの回答は『自分にはこんな考えがあるが、それは間違ってるの?』と聞き返してくるような返答だ。
   不審に思って指摘してンのにそう返されちまったら、俺もどう返すべきか困るなァ…」

一方『満月も削板も遅ェな…』

一方通行は垣根の上に乗っかっている

垣根『重…くはねぇけど擽ってぇ! 新月虐待、反対だ!』

一方『オマエの毛並みは寝心地イイなァ』

じゃれ合う男二人の背後からそっと忍び寄る茶色い影

白井『わたくしも乗っかってしまいましょうか♪』

白井は楽しそうに新月の上の十六夜の上に乗った

一方『三段重ねだなァ』

白井『あら、本当にふわふわですのね』

一方『満月まで俺をふわふわ扱いかよ!』

一方通行は八つ当たりで新月の耳をがしがしと噛む

垣根『ぐ、お…。

   こ、この仕打ちは一体何なんだよ。
   俺はこれを虐待と受け取ったからな!?

   あと耳を噛むなよ!
   俺は十六夜と満月のオモチャじゃないんだぞ。

   まったく…』

―――――



初春「夕食の準備ができました。

   ピーマンの肉詰めとトマトと白身魚のマリネサラダにクラムチャウダー、それと茶碗蒸しです。
   バラバラな献立ですけど、ちゃんと栄養バランスは考えてあるので…。
   冷めないうちにどうぞ」



―――――

削板「…ただいま。心配かけたみたいだな…。
   とりあえず言っとく事がある。

   【俺の相方は土御門だ】
   つまり、もう灰は狭まらないって事だな」

一方『クク…。

   満月、新月…聞いたか? 土御門が結社員だ』

垣根『やっぱあの灰考察と俺を疑う理由の希薄さは罠だったんだな。
   飛びつかなくてよかったぜ』

削板「【土御門襲撃理由】
   土御門が襲われた理由だが、白井が土御門が結社じゃないかって疑ってた節があった筈だ。多分そこだろうな。
   ただ灰を襲撃するなら、黒夜や一方通行を襲撃しなかった点が気になると言えば気になる。
   皆そこまで土御門を白とは思ってなかったからな…。もしくは守護削りに行ったのかもしれない。

   佐天が人間だった事から青ピは狂人、そして佐天に黒を出した時点で、人狼には狂人だという事が判明していた…となるな。
   つまり、残しておいても脅威じゃない、って見たんじゃないか?
   俺的には【怪しいと思ってるのは一方通行】なんだがな。
   白井の共有者COはある種の賭けだ…その相方をわざわざ人間から指定するより、人狼仲間を指定、仲間に任せる形を取る。
   CO成立すれば少ない確率のために両吊りはあり得るし、しなければ一方通行は白くなる…。
   ここで重要なのは佐天が人間だって事だな。
   佐天が人狼なら、三人が三人共前に出てくるのは考え難い三点が、正直、佐天は人狼だと思ってたからな…」

一方『外れだ、削板。
   俺らは本能の赴くまま、土御門を襲撃しただけだ…。

   オマエは今日までよく生き延びた。今夜、静かに眠らせてやる…。

   永遠に、な』

一方「土御門が結社員だったのか…。
   ずっと影から村を見守ってたンだな、アイツは…」

上条「…そう、か…土御門が、結社員…」

黒夜「一方通行おにぃちゃんは海鳥を疑ってるの。
   だから、海鳥はそれにたいして答えてるの。
   海鳥は、その返答が一方通行おにぃちゃんにとって納得いくものなのかどうか、
   そしてその議題についてどう思ってるかききたいから、そういう答え方をしてるの。
   海鳥はひとつの議題のついて答えたら、答えっぱなしなのが村にいい事だとは思えないの。
   一方通行おにぃちゃんが疑問に思った事について海鳥が答えて、それについて質疑応答をくりかえす事でおたがいの考えが他の人にもわかるかなぁって思ってたんだけど。
   もしそれが村の運営によくないことなら、邪魔をしてごめんなさい…。

   今日はきつい言い方がつづいてごめんなさいなの、一方通行おにぃちゃん…。
   村がすっごくおいこまれてて、信頼できる情報もすくなくて、海鳥も信用を得られるような推理ができなくて…イライラしてたの…。
   本当に気分を悪くしてたらごめんなさい、一方通行おにぃちゃん…」

一方「>>黒夜
   成程。そういう考えがあっての事なら、俺も今後そういう心構えで臨む。

   あと、別に気分悪くなンかしてねェよ。
   俺自身もキツイ事を言ってる自覚はある。謝罪すンなら俺だって同じだ。

   済まねェな…。

   ただ…、一番大事なモンを失ったのは…、失うのは……。
   オマエだけじゃねェと、心のどっかで覚えててくれ」

一方通行は淋しそうに…遠くを見る

一方『気分が悪ィ筈がねェ。
   寧ろ、オマエが人間だと知り、落胆する人間を演じるのに丁度イイ前振りになンだろ。

   俺は狼の罠に嵌った故に襲撃されなかったンだ、ってなァ?』

初春(黒夜さんや垣根さんの発言に疑問を感じる部分はあるんですけど…。

   また私が噛み付いたって言われるのは嫌です…)

黒夜(一方通行おにぃちゃんが人間でも、初春おねぇちゃんか上条おにぃちゃんが吊られる気がしない…。もうぜったいむり…)クスン

―――――



黒夜「ごめんなさい、これ、おわびのしるしなの…」

黒夜は一方通行にちいさな飴を差し出した
受け取ろうと差し出した手に、どこからか絹旗が投げた飴が乗っかる
それを見ていた初春も、ポケットから飴を取り出して一方通行の掌に乗せた
削板は薄荷の飴を一方通行に向かって放る

一方通行は両手いっぱいに飴を貰って戸惑っている

滝壺「…あくせられーた、子供みたい…」クス

初春「飴だけじゃなくてご飯も食べてくださいね?」

一方通行は、初春が山盛りにしている飯茶碗を見て冷や汗をかいた



―――――

―――――



黒夜「…そっか…土御門がそうだったんだ…狼さんのカンがあたっちゃったんだね。
   ある意味…これをねらっての結社潜伏推奨だったのかな?

   削板おにぃちゃん?
   土御門と同じ結社さんだったんだよね?
   土御門がいまどこにいるかしってる?
   朝からずーーっと探してるんだけど、どっかいっちゃったみたいなの…。
   寝るときはちゃんと海鳥がだっこしてたのに、へんなの…。削板おにぃちゃん、しらない?」

黒夜は小首をかしげて削板を見上げる

削板「…黒夜、土御門はとっくに暗い穴の中だ。
   いい奴だった…俺がもう少し上手くやってれば死ななかったかもしれないな」

黒夜「削板おにぃちゃん…土御門は『いる』の…そういう嘘つく人、きらい!

   土御門はいるもん、土御門はいるもん、土御門はいるもん、土御門はいるもん、
   土御門はいるもん、土御門はいるもん、土御門はいるもん、土御門はいるもん、
   土御門はいるもん、土御門はいるもん、土御門はいるもん、土御門はいるもん、
   土御門はいるもん、土御門はいるもん、土御門はいるもん、土御門はいるもん!!!!!」

黒夜は削板を睨みつけ金切り声を上げた



―――――

土御門「ああ、オレはここにいる。

   お前には見えないけどな…」

―――――



削板「目を覚ませ。
   土御門はもういない。死んだんだ。
   苦しいのが自分だけだと思うなよ?」



―――――

一方『カッケェ…。削板生かしたくなったじゃねェか』

―――――



黒夜「嘘だっ!!!

   嘘つき! 削板おにぃちゃんの嘘つき!!
   そうやって海鳥をだますんだ! そうやってお母さんをかなしませたみたいに海鳥をかなしくするんだ!!
   だって土御門いってたもん、『海鳥をしあわせにするまでしなない』っていってたもん!!!
   削板おにぃちゃんは土御門のおともだちなのに、土御門のこと嘘つきにするの!?
   そんなおともだち、だいっきらい!!
   土御門がいないなんて嘘だ! うそだもん!!

   つちみかどがいないなら、こんなせかい、みんな、みんな、うそだもん!!!!!

   だれ、だれがつちみかどをとおくにやったの!?
   しらいおねぇちゃん!? だれ、だれ!? うみどりからつちみかどをうばうな!!
   うみどりからつちみかどをうばう、おおかみめ! ころして、ころしてやる!!」

黒夜は泣きながら髪を振り乱して土御門の墓へ…
一方通行はその様子に、背筋冷たいものが走るのを感じた
上条は目を見開いて絶句している
初春は黒夜に何と声を掛けていいか解らず立ち尽くした



削板「…黒夜は狂っていくばかりだな…」

滝壺「…くろよるの心は…もうここにはないの…?

   それじゃあ…駄目なんだよ…。

   あの日の私と同じ…」

青ピ「そっから立ち上がる姿が、美なんよ…黒夜ちゃん…」

滝壺「引き裂かれて、噛み千切られても、この手がくろよるに届いたら…」

初春(言葉が届かないって悲しいです。

   一方通行さんが取り乱した時、黒夜さんは、しっかりと支えようとしていたのに。
   私にも、優しい言葉を掛けてくれたのに…。

   狼さんはカップルを壊したいんですね、きっと。
   なので、今日の襲撃は上条さん…。



   そんな訳ないですよね…)

黒夜は土御門の墓の前に…

黒夜「はぁ、はぁ、つちみかど…つちみかど……うそだよね、こんなちっちゃなあなのなかにはいるわけがないよね?
   つちみかどのおててもからだも、ぜんぶすーーっごくおおきかったもんね?」

黒夜は墓石を無造作に投げ捨てて墓穴を暴く…

黒夜「…つちみかど、つちみかど?
   …なに、どうしたの? こんなに、ちっちゃく、なっちゃって……おてても、あしも、こんなふうじゃなかったよね?
   それに、くびも……くび……くび?

   うっ、う…うぅっ……うわぁぁぁああああぁぁあああ!!!

   ううぅ、ぐすっ……土御門……土御門ぉ…」

黒夜は初春がくれた、土御門の遺髪のお守りを握り締めて泣き叫んだ



削板「……仕事が増えたな」ハァ



―――――

垣根『本当に削板襲いたくなくなってくるな、これ』

―――――



黒夜「…ぐすっ、ひっく……。
   わ、わた、し…ほ、ほ、本当は、知ってた……つち、土御門が、こ、殺されちゃったって…。
   で、でも…あんなに、あんなに、愛してくれて…でも、わた、し、すきって……『すき』って言えなくて…ぐすっ…。
   それなのに、死んじゃって…みんな、みんな、嘘であってほしくて…こんなセカイ、みんな嘘なら、いいって……。
   そうおもったら、もう、なにもみえなかった…。
   こどものまま、に、もどって、や、やり直せたらって……そう、お、おもったら……耐えられなくて…。

   でも私は土御門が一番悲しむ解決をしようとした!
   こんな、こんな海鳥は、土御門はきっと見たくない……それも、それも解ってたのに…。
   ごめんね、ごめんね、土御門!
   ごめん、ごめんなさい……うぅ…うわぁぁぁぁぁん……!!」



―――――

土御門はそっと、背後から黒夜を抱き締める

削板「…何故占い師騙りに白井を出したのか、という根本的な部分が気になる。
   白井が自分から言い出したんなら、それまでの会話内容から狂人と思われたい部分があった筈だ。
   そしてそのためには霊能者は二人いた方がいい。
   ローラーするなら霊能者先吊りの方が安全策だし、白井が先に吊られたとしても、霊能者が二人いれば判定を割る事が出来る。
   霊能者が絹旗一人の今の状態、白井狂人と思わせるためには絹旗を襲撃しなければならない…しかし絹旗は無事だ。
   つまり白井は人狼だと思われても、仲間にはあまり影響がない、という事か。…むしろ、人狼と思われた方がいいのかもしれない。

   A:相方指名した一方通行が人狼
   B:その前にすでに仲間切りをしてる
   C:白く思われてた

   仲間切りしてるか、って事だが、これは1日目の占い希望が御坂、2日目土御門、吊り希望が姫神って所からあまり読み取れなかった。
   つまり、白井は仲間切りはしていない。
   白く思われてた…と見ると黒夜、浜面か。ただ、黒夜と一方通行が両方狼というのは考え難い。
   そこまでアグレッシブに来るなら、もっと襲撃先にそれが見えてもいいような気がする…が、実際には堅実的だな」

初春「今見返して気付いたんですけど、暫定白として信頼を得ていたのは一方通行さん、黒夜さん、浜面さんですよね。
   そのうち、一方通行さんと浜面さんは非結社員COをしてます。
   なので、その辺りを考慮して守護者兼潜伏結社を狙いたかったのでは、と思いました」

佐天「そういえば、あたし一方通行さんが守護者だと思ってたんですよね。
   生きてるうちに余計な事言わなくてよかったです」

削板「…白井が占い師を騙った。狂人だと思われていた。
   ただこれは四人以上のCOで白く見られる事も可能だ。
   上条や垣根や初春が仲間なら、こいつらが騙った方が信頼される可能性が高いと正直思う。…なのに騙ってない。

   俺としては…狼は【一方通行、浜面、白井】か【黒夜、浜面、白井】じゃないかと思ってる」

垣根「>>一方通行
   纏め役立候補ってのは狼には踏ん切りがつかない行動だと思う。
   俺も2日目以降は黒夜を暫定白として見てたからな。

   一方通行の行動も危険は伴うだろうよ。
   だが、『霊能者を確定させた』って事実が残る。
   この村側にとってメリットがある行動はやっぱ好印象に繋がる。現状を見れば明らかだ。

   確定霊能者と3COの占い師、どっちが護衛し易い?
   守護者から見ればGJの可能性は3分の1、狼から見れば2分の1。さらに確定霊能者っていう確固たる護衛対象がいる。
   2日目、守護者は揺らいだだろうよ。

   果たして占霊同時COでの霊能者確定は村側有利なんだろうか? そして狼不利なんだろうか?
   それを思うと、どうかな…って思っちまうんだよ。

   それと、今も一方通行を疑う理由は最初とは別の理由だ。今日の俺の灰考察にもあるだろ。
   それプラス、今日になっての突然の俺に対する考察、だな」

絹旗「【超本決定です】

   【今日の吊り先】
   【垣根】

   垣根 ←→ 初春さん
   一方通行 ←→ 黒夜
   上条さん ←→ 浜面

   超この組み合わせだと思ってます。
   これで垣根が人だったら初春さんが超狼かなぁ」

垣根『ああ、やっぱそうなるか…。

   仕方ないな。後は頼んだぜ、相棒?』

一方『俺は垣根を庇えねェ…すまねェ』

佐天「あれ、本決定垣根さんなんですね…。うーん、どうなんでしょう?」

滝壺「…本当に、誰が狼なの…」

削板「絹旗…何故初春じゃなく、垣根を吊るのか教えてもらえるか?」

初春「【本決定了解です】
   希望通りなので依存はないです。

   でも、それは疑い合っている、という観点からですか?
   …上条さんと浜面さんはどうしてそうなるのか謎なんですが…」

垣根「…そうか。そうなるよな。

   色々頑張ってみたが無理だったな。俺は皆に迷惑を掛けただけって事か…。

   …悔しいな」

上条「…垣根…。この選択が正しい事を祈るよ。

   その組み合わせは俺も不思議だ。
   対立構図、って意味なのか? 俺は浜面を疑った事はないんだが…」

一方「【本決定了解だ】

   済まねェな、垣根。
   だが俺はオマエに感じた不可解さが、どうしても解消出来なかった。
   …同じ時にこの村に来たオマエを疑うのは辛ェが……許せ」

絹旗「うーん、初春さん超人狼だと思うんですけど。
   ステルス狼探すの超苦手なんですよ、私。あと一歩で人狼と人間超間違えるんで…。
   ほら、白井さんと青ピさんみたいに。

   だから、初春さん超人狼っぽいから、敢えて垣根にしてみました。

   超無茶ですかね?」

一方『はァァァァァ!?
   絹旗、そンな考えなら大人しく初春吊れよ!

   新月、絹旗説得出来そうか?』

白井『本決定を宣言している以上、覆すのは難しいと思いますの…。
   あの内容ですと、初春は白扱いですのね。厳しくなりましたの』

削板(どうでもいいが、俺はそういう風に逆を読むとまた裏目に出たりするぞ!)フンス

垣根「………は?

   ちょっと待ってくれ。
   そんな理由を聞いて『そうですか』なんて納得出来ねぇ。

   俺は『敢えて』で吊られるのか? 今まで必死にやってきて『敢えて』なのか?

   …なんか虚しくなってきたな…」

青ピ「どうなるんやろ…」

滝壺「これでかきねが村人だったら…居た堪れないね…」

佐天「垣根さんの気持ちはよく解りますよ…!!
   垣根さんが人間でも狼でも辛いと思います」

黒夜「…ぐすっ……本決定が出たよ、土御門…。
   またひとがしんじゃうね…すごくつらいね、土御門…。
   でも、私、逃げないから……死んだ人達と死んでいく人達の気持ち、背負っていくから…。

   ……また後でくるね、土御門…今度はちゃんと、胸を張って…。
   今度は、ちゃんと、思いを伝えるから」

黒夜は土御門にキスをして、墓を元通りに戻し、集会所へと戻る



集会所の扉を開けると、黒夜は深々と頭を下げた

黒夜「ごめん…皆、本当にごめんなさい…。見苦しい所を見せた…。
   特に、一方通行…お前は、愛する人を喪ったというのに……。
   ましてや、それで狼狽するお前を私は叱咤したというのに…本当に、申し訳ない…」

削板「>>絹旗
   …自分に自信を持て、としか言えないな俺は…。
   無茶かどうかは吊ってみないと解らん」

初春「>>絹旗さん
   私が人狼ぽい、と思ったのは何故なのか聞かせてもらえませんか…?」

黒夜「…絹旗、流石にその理由は垣根が浮かばれないと思うぞ?
   明確な疑いがあるならともかく、『疑ってる方と反対にしてみた』ってのは、思ってても言っちゃいけない気がする…。
   『それなら素直に初春吊れよ』って言われても文句言えないぞ?」

絹旗「うーん、超説明苦手なんですよね。
   気になったのは後半から超印象が強くなってきてるのと、佐天さん吊り前後の超発言の引っ掛かり、ですね。
   超上手く説明出来ないんですけど…」

垣根「今日になっての疑惑の集中、俺が狼だったらわざわざ土御門襲撃してこんな危ない橋渡る筈ないだろ?
   どう考えても俺に皆の目が向くじゃないか。
   吊りの余裕がまだ一手あんのは解るが…それで後二匹見つける事が出来るのか、確信はあるのか?

   疑うならきちんと疑ってくれ、それなら納得は出来る。
   俺の行動が間違ってたっていう理由がほしいんだ。…頼む」

絹旗「垣根。
   もし人狼じゃなかったら人狼が超絞れます。
   そのために…今日超吊られるんじゃダメですか」

垣根『ここで食い下がるのは得策じゃないな…。潮時かな』

垣根「………解った。
   それで狼を退治できると思ってるなら好きにしてくれ。
   俺の考察がミスリードじゃない事を祈ってるよ。
   これで初春が狼じゃなかったら、俺の所為で村が滅びるようなもんだからな…」

―――――



村人達の手によって、垣根帝督は処刑された



―――――

一方『新月!!』

―――――



削板「まあ、俺もすぐに後を追いかけるかもしれない身だからな」

絹旗「私も超一緒に墓場に行くかもしれませんし。そろそろ超狙われるでしょう、私も」



―――――

―――――



上条「…黒夜、おかえり」

黒夜「その…恥ずかしながら……ただいま、だ…」

上条は俯いてぼそぼそと呟く黒夜の頭をそっと撫でた



―――――

白井『いやあぁぁぁぁぁ!』

一方『ゥ、ああああああァァァァァァァ!!

   人間め………人間めえェェェ!!』

―――――



一方通行は、削板軍覇に襲い掛かった



―――――

―――――



次の日の朝、削板軍覇が無残な姿で発見された



―――――

以上、お粗末様でした

5日目終了なので【浜面襲撃翌理由クイズ】も締め切りになりますー
戦略的な理由もありますが、RP的な理由を当てた人が正解になりますのであしからず

6日目から次スレになります
次スレも引き続きよろしくお願い致します


次スレ
一方通行「月下の人狼に祝福と憐哀を」【禁書×人狼】
一方通行「月下の人狼に祝福と哀憐を」【禁書×人狼】 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1408793974/)

【6日目浜面襲撃理由】クイズ

>>617【墓を墓゛にしたから】
>>618【生贄にできないから】
>>619【発言が少ないから】
>>620【滝壺の食事係にしたいから】
>>621【浜面だから】
>>883【一方通行の逆鱗に触れたから】

正解は6日目に明らかになりますのでお楽しみに…?


新スレ乙
垣根…赤が寂しくなるな

こんばんわ、やっぱり予想以上に裏ログの量が多かったですね
まさかの2スレ目移動ですがお付き合いくださいませ

>>997
乙ありですー

>>998
そのかわり墓下が随分賑やかになりましたw

おつでした!いっぱい読めて嬉しい
>>954-955の裏表がゾクゾクくる

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