アルミン「クリスタ・レンズ……?」(378)

※本編とは関係なし
 ジャンはまだ嫌なやつ

過去のss
アルミン「ミカサとクリスタの体が入れ替わった!?」
ジャン「オレたちは絶対に死なない」

エレン達が訓練兵になって十数日たったある日…

―夜・男子寮―

アルミン「女の子の名前?」

エレン「なんだアルミン、知らないのか」

ライナー「もの知りなのに彼女を知らないなんてな」

ベルトルト「男子の訓練兵なら知っておくべき名前だと思うよ」

アルミン「え、ベルトルトまで」

アルミン「一体どんな子なの…?」

エレン「・・・」

ライナー「・・・」

ベルトルト「・・・」


アルミン「??」

エレン「天使」

ライナー「天使」

ベルトルト「天使」

アルミン「え!?」

アルミン「天使って…あの天使?」

ライナー「正確には天使のような存在ってところか」


アルミン(自分では理解力のあるほうだと思ってたけど…わからない)

アルミン(みんな冗談で言ってるのかな…)

アルミン(でもエレンはあんまり女の子に関心なさそうだし)

アルミン(ライナーとベルトルトは冗談言うような性格じゃなさそうだしな…)

アルミン(よっぽどのことなんだろうか)

(結婚しよ)

これは俺得ssになる予感


アルミン「えっと、どういうことかな?」

ベルトルト「性格や容姿の良さから男子訓練兵の注目の的になってる女の子だよ」

エレン「一部の女子からは神様とか女神って呼ばれてるらしいぜ」

ライナー「そして結婚したい女子第一位だ!」

アルミン「そ、そうなんだ…」

エレン「なんだアルミン、嬉しそうじゃねえな。」

アルミン「いや、頭が困惑して」

ライナー「無理もない。俺たちも初めてクリスタに遭遇した時は固まったからな」

ベルトルト「目の前に天使がいたんじゃしょうがないね」


エレン「特に俺とアルミンはあんまり女子と話したことないからなー」

ライナー「ミカサはどうだ?」

エレン「あいつは、なんというか、家族だからな」

アルミン「あんまりそういうこと意識しないもんね」

ライナー「ならよりクリスタが天使に見えるかもな」

ベルトルト「うん、間違いないね」

エレン「食堂でたまに見かけるからよ、話してみろって!」


ライナー「そうだな、このまま知らないでおくのはもったいないことだぞ」

ベルトルト「アルミンとは似たような雰囲気を感じるからね、
たぶん馬が合うはずだよ。頑張って」

アルミン「う、うん…」

エレン「お?なんだベルトルト、クリスタの馬術とかけてるのか?」

ライナー「うまいじゃないか」

ベルトルト「違うよ…」

ちょっと待って皆、ライナーがなんか言った、


アルミン(すごいなあ…三人がここまで言うなんて)

アルミン(どんな子なんだろう……楽しみになってきた)

エレン「そろそろ消灯だな。寝ようぜ」

ライナー「そうだな」

ベルトルト「おやすみなさい」

アルミン「おやすみ」ファサ


アルミン(…うーん)

アルミン(どうやって声かけようかな…)

アルミン(どういうのが自然なんだろう、いきなり知らない男から声かけられるのは嫌かな)

アルミン(性格が良いらしいから何か落として拾ってもらう…)

アルミン(ダメだな、なんか卑怯だ。うーん…)

アルミン(とりあえず明日、一目見てみよう)ウトウト

zzzzzzzzzzzzz


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---

―朝―

ライナー「おーい、朝だぞ。起きろ」

エレン「うーんあともう少し」ムニャ

ライナー「エレン!!」バサッ

エレン「・・・zzz」

ベルトルト「布団取られても寝てるよ…」

ライナー「放っておくか」

ベルトルト「あれ?アルミンは?」

ライナー「なんだ、いないな。もう起きてるのか」

これは期待


ガチャ

アルミン「あ、おはよう二人とも」

ライナー「早起きだな、さてはクリスタのこと考えてたら寝てはいられなくなったか」

アルミン「う…」

ベルトルト「図星みたいだね」

ライナー「その気持ちわかるぜ、アルミンも男になってきたか…」

アルミン「ははは…」

エレン「ミカサァ…」ムニャムニャ

楽しみだな(  ̄▽ ̄)

ジャンのss書いた人か
期待

―朝・食堂―

ミカサ「おはようアルミン、エレンは?」

アルミン「おはようミカサ、エレンならまだ寝てるよ」

ミカサ「…そう、起こしてこないと」スクッ

アルミン「乱暴に起こさないでね…」

スタスタ

ライナー「まるでエレンの保護者だな」

ベルトルト「すごい献身的だね」

ライナー「俺もクリスタにあんな風に付き添われたいな」

アルミン「どうかな、なかなか根性いると思うよ・・・」

支援


――――――――おい芋女、今日もお前が水汲みだからな?
――――――――はい!恩人から受けた恩はきっちり返しますので!
――――――――もう、ひどいよユミル。サシャも真に受けなくていいからね

ライナー「この声!」バッ!

ベルトルト「来た!」バッ!



アルミン「?」


アルミン(二人ともいきなり振り返ってどうしたんだろう)

ライナー「アルミン…!」ガシッ

アルミン「な、なに!?あとちょっと痛いかな」

ライナー「あの三人衆の金髪の子を見ろ!!」

アルミン「金髪の子・・・」チラッ



アルミン「!!!」ドキッ!



ライナー「そうだ……その驚きだ。わかるだろ?」

アルミン「…コクリ」


アルミン(そうか…あの子が…あのクリスタ・レンズ)ドキドキ

アルミン(か、可愛いすぎる…)ドキドキ

アルミン(これが一目惚れっていうものなのかな…)ドキドキ

アルミン(それになんだろう、あの彼女の周りにあるふわふわした光は…)

アルミン(僕の知識はまだまだ浅いのかな……)

ベルトルト「アルミン、さすがに見とれすぎだよ」

アルミン「へ!?ああごめん、あまりにその…天使みたいだから…」

ライナー「いや、男ならそれでいい。それでいいんだ」

アルミン(まだ胸がドキドキしてる…こんなの初めてだ)ドキドキ


――――おい、なに見てやがんだてめえら・・・

スタスタスタ

ライナー「!」

ベルトルト「!」

アルミン「」ビクッ

ユミル「そこの小さい金髪」

アルミン(!)

クリスタ「へ?なに?」ヒョコッ

ユミル「お前じゃねえよ、引っ込んでろ」

この厳しい生活を送っているところに女神が現れたらそりゃ誰でも惚れますわ

ま~たアルミンに春が(〃´o`)=3ー


ユミル「あたしはユミル。で、その金髪、名前はなんだ?」

アルミン「僕のことかな、ええとシガンシナ区出身、アルミン・アルレルトです」

ユミル「アルミン、お前クリスタのことジロジロ見てたよな?」


ライナー(前から思ってたけど何者だこの女)

ライナー(可愛いクリスタに引っ付きやがって…)

ベルトルト(結構気性が荒そうだね…)

これは期待


アルミン「あ、いや、見てたは見てたけどジロジロは…」

ユミル「」ジッ

アルミン「」

ユミル「見てたよな!?」ギロッ

アルミン「ひっ…!」

アルミン「ご、ごめん。見てた…」

ライナー「おい!別に謝ることないぞアルミン!」

ベルトルト「そ、そうだよ!」

ユミル「なんだ、お前らもか…」

ユミル「チッ、次から絶対ぇ見んじゃねえぞ」ギロッ

クリスタ「ちょっとユミル!どうしてそんなこと言うの!?」


ユミル「はあ~、お前のことジロジロ見てくるやつらがいるんだぞ、いいのか?」

ユミル「ほっといたらどうなるか知らねぇぞ」

クリスタ「べ、別に大丈夫だよ!そんなことより私はユミルがみんなから悪く思われるほうが心配!」

ユミル「…!」

サシャ「」モシャモシャ

クリスタ「それに今後そういうこと言う人とは一緒にいないよ!」プイ

ユミル「・・・。」

ユミル「ちっ、わかったよ!」


ユミル「悪かったなアルミン」

アルミン「うん、ああ、こちらこそごめんね」

ユミル「けど・・・」

アルミン「!?」

ユミル「手ぇ出したらどうなるかわかるよな・・・!?」ゴゴゴゴゴゴゴ

アルミン「」ビクッ!

クリスタ「もうご飯取りに行くよ!ごめんね、アルミン」

アルミン「う、うん…!」


クリスタ「」クスッ


アルミン(!?)


―――――あたしはお前のためを思って…
―――――だからそれが余計なの
―――――モシャモシャ


ライナー「・・・」

ライナー「一体なんだったんだあの女は…」

ベルトルト「前々から変わってると思ってたけどまるでミカサみたいだね」

ライナー「どうしたアルミン?」

アルミン「いや、…初対面なのに名前で呼ばれた…」

ライナー「!」

ベルトルト「!」

ライナー「このうらやましいやつめ!」グリグリ

アルミン「ちょ、痛いよライナー」

ベルトルト「けどさすがクリスタだったね」

ライナー「あぁ、あの女を軽々言いくるめるとはな」

ベルトルト「しかも、ユミルの心配までするなんてね」

アルミン「本当に天使と呼ばれている理由がわかったよ」

ライナー「だろ?よし、朝からクリスタに会えたことだし、飯食うか。」

ベルトルト「そうだね」

アルミン(なんで別れ際に笑ったんだろう…やっぱりジロジロ見られるの嫌だったのかな)

前々から思ってたんですけど、ベルトルトの口調ってこれでいいのかな…

いいから!
大丈夫だから!
早く早く!
うわあああああ!

―男子寮―

ガチャ

ミカサ「エレン?」

ミカサ「エレン、いつまで寝てるの?」

エレン「ぐーーーー」zzz

ミカサ「・・・。」

ミカサ「エレン」バサッ

エレン「んー、まだ眠いよ母さん…」zzz

ミカサ「!」

この時点ですでにニヤニヤしている自分がいる

エレン「ん…」ムニャ

エレン「は、しまった!寝過ぎた!」バッ

エレン「って……なんでお前がここにいるんだ。男子寮だぞ」

ミカサ「あ、エレンがいつまでも起きてこないから」

エレン「はあ、お前は俺の母さんじゃねえんだから」

ミカサ「・・・。」

エレン「ほら、お前も朝飯食べてないんだろ?行くぞ」グイッ

ミカサ「わかった…」

エレン(なんで悲しそうな顔してるんだ…?)

クリスタ可愛いって言っていたからいつもとは違うエレンさんと思ったが…

>>33
大丈夫だ、問題ない

―食堂―

(ライベルは他の訓練兵に訓練技術を教え中)

コニー「エレンのやつ遅いな」

アルミン「ミカサが起こしに行ったと思うんだけど」

ジャン「はっ!そんな調子で巨人ぶっ倒せんのかよ」

エレン「聞こえてるぞジャン」

ジャン「!?」

アルミン「あ、おはようエレン」

エレン「よお、悪かったな遅くなって」

ミカサ「エレン。次からはちゃんと早起きして」


エレン「別にいいじゃねえか、今日兵法講義だろ?時間あるし」

ジャン「馬鹿かお前?巨人目の前にして同じこと言えんのかよ」

エレン「巨人が目の前にいるのに寝てるやつがどこにいるってんだよ」

ジャン「俺の目の前だ」

エレン「なんだと!」ガタッ

ジャン「朝飯のときも満足に落着けないのか、そりゃミカサも手を焼くわけだ」

ミカサ「別にそんなわけじゃ…」

エレン「この野郎!」グッ

ミカサ「やめなさいエレン。直情的すぎる」ガシッ


エレン「ちっ、放せよ」

エレン「・・・。」スッ

ミカサ「それでいい」

ジャン「」

コニー「ったくよお、お前ら毎日毎日よく飽きないよな」

アルミン「さすがに他の訓練兵もいるんだから、もうほどほどにしたほうが良いよ。
告げ口されたら二人の評価が下がるかもしれないし」

ジャン「別にオレは悪いと思ってないぜ。事実を言っただけで突っかかってくるやつがいるだけだ」

素晴らしい早さだ


エレン「・・・。ごちそうさま、行こうぜアルミン」

アルミン「あ、うん。ごちそうさまでした」

ミカサ「あ…(まだ食べ終えてないのに)」

ジャン「・・・」

ジャン「あの…ミカサ」

ミカサ「何?食べるのに忙しいんだけど」

ジャン「どうしてエレンばっかりにかまうんだ?」

ミカサ「…あなたには関係のないことだから言えない」

ジャン「そ、そうか、すまない」

ミカサ「いいえ。ごちそうさま」スクッ スタスタスタ

ジャン「・・・。」

―朝・兵法講義室―

ガラッ

エレン「はあ、座学はかったるいよなあ」

アルミン「技術も大事だけど、それを高めるのにも座学はかかせないよ…」


アルミン「!」ドキッ!


アルミン(窓際の席、後ろから三番目にクリスタが…!)

アルミン(好きな人はすぐに見つけてしまうものなのか……?)


エレン「アルミンはいいよな、頭良くてさ」

エレン「おい、アルミン?聞いてるのか?」

アルミン「え!?ああ、うん聞いてるよ」

エレン「・・・?じゃあ、あの真ん中の席行こうぜ」


スッ

アルミン(エレンが左にいるせいで見えないな。席も一つ前だし…はっ、何考えてるんだ僕は!)

アルミン(さっきからおかしい、落ち着くんだ…)

エレン「ちきしょう、ジャンのやつ…許さねえ」

エレン「ミカサが見てなかったらぶっとばしてやるのに」

アルミン「エレン、どうしていつもそんなに熱くなるのさ」

エレン「馬鹿にされたら誰だって怒るだろ?」

アルミン「今日はエレンが馬鹿にされる理由を作ったからじゃないか」

エレン「…そうだけどよ、むかついたんだから仕方ねえ」


アルミン「とにかくもう派手なことはしないでくれよ、周りにも迷惑かかるし」

エレン「…わかったよ、ミカサとアルミンには敵わねえなあ」

アルミン「別に僕はそんな・・・」チラッ



クリスタ「」

アルミン「」





クリスタ「・・・。」ニコッ


アルミン「!!」」ドキッ



アルミン(え、なんでだ!?目が合った…、しかも笑った…?)


エレン「さっきからどうしたんだ?」チラッ

エレン「ああ、クリスタ。って、お前もうクリスタのこと知ってるのか?」

アルミン「う、うん!今朝ちょっといろいろあってね」

アルミン(目が合ったのはうれしい…けどまた笑われた)

アルミン(僕なんかしたかな…笑われたってことは嫌いじゃないと思うけど、もしかしたら見下されてるのかも……)

ミカサ「エレン、隣良い?」

エレン「おう、おせーぞミカサ」

ミカサ「ありがとう」スッ

ガラッ

ライナー「よう、相変わらず仲いいな、三人衆」

ベルトルト「やあ、前失礼するよ」

エレン「ベルトルト、お前が座ると見えないんだけど…」

ベルトルト「え?ああ、すまない。ライナー、僕たちは後ろに座ろうか」スッ

ライナー「お前のせいでいつも後ろなんだが」スッ

エレン「ライナーも大概だろ」

ライナー「ははは、違いないな……ん?」

クリスタ「」

ライナー(ほうほう)


エレン「ミカサ、今日の座学はなんだ?」

ミカサ「壁上兵器の使い方だと思う」

エレン「あんなもん大して使えないのにな。まだ巨人のことのほうがためになるだろ」

ミカサ「さまざまな兵器を使いこなせてこそ一人前の兵士、手を抜いてはだめ」

エレン「俺は調査兵団になるから大砲はほとんど使わないんだよ」

ミカサ「…大丈夫。最終的には私がエレンを守るから」

エレン「もう何回目だよそれ…」

ライナー「おい、アルミン」ヒソヒソ

アルミン「なに?」クルッ

ライナー「さりげなく左見てみろ…」

アルミン(左って…)

アルミン「!」

ライナー「今朝のことでお前が気になったのかもな…」ヒソヒソ

ベルトルト「良かったねアルミン」ヒソヒソ

アルミン(また目が合った…。ライナーが教えてくれた前も見てたってことだよね……)ドキドキ

アルミン(なんだろう、この胸騒ぎ…)ドキドキ


ガラッ

教官「それではこれより兵法講義を行う。固定砲の項目を開け」

アルミン(まさかライナーの言うとおり、今朝から僕のことが気になってるのかな…。
けどそれなら別れ際に笑ったのとちょっと前に目が合って笑ったのが好意っていう意味になる…。)

教官「三つの壁には一定間隔で大砲が備えつけられており…・・・」

アルミン(いや、それはさすがに勘違いもいいところだ。朝からジロジロ見られてロクな返事もできなかったやつに好意をもつ人なんていないだろう)

アルミン(ダメだ、このままじゃ講義に集中できない……
よし、最後に見て目が合わなかったら勘違いってことにしよう)

アルミン(ふぅ、よし)チラッ



アルミン「」


クリスタ「」




クリスタ「・・・。」




アルミン(・・・。うん、勘違いで良かった)


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-------------
------
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今日はこの辺りで終わります

この先どうするか悩んでいるんで遅くなりますが
とりあえずは明日の夜にまた投稿します

>>54
待ってる

乙乙ー
待ってるぜ

支援
ttp://fsm.vip2ch.com/-/sukima/sukima179289.jpg
ttp://fsm.vip2ch.com/-/sukima/sukima179284.jpg


誤爆をたどって見つけたぞ57
もう一つあったとはこれは僥倖!

>>57
下は渋で投稿されてからまだ三時間も経ってねえwww

あと二つとも作者中国人なんだな

自信なさげなのが実にアルミンらしい
支援

二人とも可愛い

こういうのを待っていた

アルミンはクリスタとくっつくべき
そしてわtミカサはエレンと結婚すべき

>>63
あー、後衛だろあんたあっち行け

私怨

>>57
肘から上長すぎわろた

支援
ttp://fsm.vip2ch.com/-/sukima/sukima179366.jpg


pixivの絵じゃないか

id変わったけど>>1です
今日はあまり進みません

―昼・兵法講義室―

教官「では、これで終了だ」

エレン「やっと終わったな…。アルミン、今日のとこ夜にまた教えてくれ」

アルミン「うん、いいよ」

アルミン(結局、ずっとクリスタのこと考えてた…。もうこれは好きってことなのかな)

アルミン(好きな人ができたら今みたいにその人をずっと考えてるものなのかな)

アルミン(だとしたら僕はクリスタにとってすごい気持ち悪い人ってことになるね…)

アルミン「はあ、ん…?」

来たか

待ってた


教官「ブラウス訓練兵、スプリンガー訓練兵、ちょっと来なさい」

サシャ「え…」

コニー「嫌な予感しかしねぇ…」


教官「君たちの前回の試験結果が著しく悪かった。技能は認めるがやはり兵士たる者、知識も備えていなくてはならない。
罰として午後の訓練終了後、講義室の掃除をしなさい」


コニー「な!くそ…」

サシャ「ええと、夕飯はどうなるんでしょう…?」

教官「もちろん終わるまで抜きだ、罰だからな。夕飯の時間までに間に合えばの話だが」

サシャ「」

ユミル「だはははは!あいつこの世の終わりみたいな顔してるぞ!」

クリスタ「ユミル!私たちも手伝おう?」

ユミル「おいおい、冗談だろ?なんで私が芋女のために」

クリスタ「この前サシャを助けてあげたじゃない!」

ユミル「だからあれは恩を着せるためだ」

クリスタ「今度はちゃんと助けてあげようよ…、それが嫌なら今日は1人で食べて」

ユミル「はあ?ちっ、さすがにめんどくせえよ。勝手にしな」


コニー「おい、ジャン!マルコ!手伝ってくれよぉ!」

ジャン「コニー、自分のバカさ加減を知るいい機会だ。一人でやれ」

マルコ「ごめんねコニー、今日の講義の復習しないと…」

コニー「チキショー、薄情なやつらめ…」


アルミン(・・・。)

アルミン(クリスタが手伝いにいって、ユミルがいない…)

アルミン(これはチャンスか!?)

アルミン(僕が手伝いに行けばまた会えるかもしれない!)

ライナー「おーいアルミン、早く食堂行くぞ」

アルミン「うん!」タッタッタ


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―夕方・訓練所―

キース「今日の訓練はここまでだ!解散しろ」

一同「はっ!」

キース「サシャ・ブラウス!コニー・スプリンガー!話は聞いている!至急、兵法講義室に向かえ!」

コニー「はあ、めんどくせぇなあ・・・」

サシャ「パァン・・・」トボトボ

キース「なにをしている…?さっさと行け。」

コニー・サシャ「はっ!」シュッ


アルミン(疲れたな…けど僕も行かないと)ダッ

エレン「あ、おいアルミン、急ぎ過ぎだ!飯は逃げねえぞ!?」

アルミン「ごめんエレン!今日は一緒に食べられない!またあとでー!」タッタッタ

エレン「なんだアルミンのやつ…」

ミカサ「アルミンの顔、少し輝いてたように見えた」

エレン「よくわかんねーな。隠し事でもしてんのか?」

ミカサ「アルミンに限ってそんなことはない。あってもアルミンらしいことなはず…」

エレン「なんだよ、わかったみたいに」

ミカサ「付き合いはそんなに長くないけど、アルミンのことならよくわかる気がする…。
もちろんエレンも」

エレン「ああ、それは言えてるな。アルミンはもう家族だ」

ミカサ「・・・」

エレン「…その、ミカサ…お前もな」ボソッ

ミカサ「」ドキッ

ミカサ「エレン、今なんて…!?」

エレン「腹減ったなー、早く飯食うか」


ミカサ「エレン!」ガシッ!!

エレン「うわ!!なにすんだよ痛えなぁ!骨が折れちゃうだろうが!」

ミカサ「今なんて言ったの…?」

エレン「ああ?だから腹減ってんだよ」

ミカサ「違う!その前!」

エレン「アルミンは家族同然だって…」

はやくはやく(o゜▽゜)o


ミカサ「~~~~!そのあと!」

エレン「もうなんなんだよ!腹減ったって言っただろ!」

ミカサ「え?」

エレン「あー、くそ、せっかく格闘訓練上手くいったのに肩痛ぇ…」

エレン「突っ立ってるなら先行くからな」

ミカサ(空耳…?そんなはずは…)

ミカサ(・・・。)

―夕方・兵法講義室―

教官「さぼらずしっかり掃除するように。戸締りが終わったら教官室まで鍵を届けに来なさい」

ガチャ、バタン

サシャ「わかりましたー」

コニー「はあ、めんどくさいけどやるか…」

ガチャ

アルミン「…やあ。」

サシャ「あ、アルミン!手伝いに来てくれたんですか!?」

アルミン「うん、まあそんなところかな」

コニー「助かるぜ!やっぱり持つべきものは仲間だな!」

アルミン(よかった、まだ…)



ガチャ



クリスタ「サシャー?」そー

アルミン「」ドキッ

アルミン(きた!)

サシャ「クリスタ!いえ、神様!!」

クリスタ「それはもういいって!……あれ?」

アルミン(やばい!絶対なんでいるのって思われてる!いや、コニーとサシャを助けに来たんだ、何もおかしくないはず…)

クリスタ「アルミン?」ヒョイ

アルミン「へっ!?ああ、ええと何かな///」

アルミン(いきなり顔のぞかないで!!)

クリスタ「」クスッ

クリスタ「今朝はユミルがごめんね?」

アルミン「え!あああのことなら全然気にしてないから!僕の方こそジロジロ見てごめん!」

アルミン(どうしよう!全然顔見て話せない…。急いできたのか汗かいて少し火照ってなんとも……はっ!?)

やっぱアルクリが一番!

アルミンキュンきゃわわ!


コニー「お前ら初対面か?手伝いにきたならやってくれよ」フキフキ

アルミン「ご、ごめん!」ドキドキ

クリスタ「ちゃんと話すのは初めてだけど、前から知ってたよ」

アルミン(!?)

クリスタ「エレンとミカサとアルミンっていっつも一緒にいるよね、
ミカサとはついこの間格闘訓練でお世話になったし、エレンは訓練兵の中で結構有名人だからね」

サシャ「三人は幼馴染ですもんね」フキフキ

アルミン「うん…(え、前から知ってたのか……!?)」

女子より女子らしい反応をするんじゃない!

クリスタ「アルミンはエレンが喧嘩とかになったりするとよく疲れた顔してたよね。
見てておもしろかったから話そうと思ったのに、あんまり機会なくて」

クリスタ「今朝もあんな状況だったから…」

クリスタ「でも、今日話せて良かったよ!」ニコッ

アルミン「!!///」ドキッ!!

アルミン(なんてかわいい笑顔…)

アルミン「いや、僕の方こそ話せて良かったよ!///」

サシャ「なんか微笑ましいですね」

コニー「アルミン顔赤けーな、疲れてるのか」

サシャ「違いますよコニー、アルミンはクリスタに照れてるんです」

コニー「そうかー?アルミンに限ってそんなことねえよ」

サシャ「それもそうですね」


アルミン(クリスタは僕のこと見ててくれたのに、僕の方は十数日間気が付かなかったとか何やってるんだ…)

アルミン(あれかな、本で読んだ今まで特に気になってなかったのに、好きになった途端意識しちゃうっていう…)

アルミン(何にせよ最高の気分だ!)


アルミン「じゃあ早く終わらせちゃおうか!」

クリスタ「そうだね!」

コニー「おっしゃあ!」

サシャ「パンが私を待ってます!!」

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とりあえず今日はここまでにしようかと思います。
(ただ単にここからどうするか決まってないんですよね・・・)

アルミン思春期の中学生かよww

乙 迷ったなら心が萌えるままに書き連ねるがよい


続き楽しみにしてる

>>92 年齢的にも大差ないんだよな

>>92
でも年齢的に中学生だからおかしくは無いんだよな

>>92
そのつもりで書いてました

うん、とても微笑ましくていいよ

こういうのが本来の姿だよな

実際、戦い方を教えなきゃいけない教官達たちの方が辛いよね

(結婚しよ)

てっきりユミルの事を噂のクリスタだと勘違いして一気にユミルに一目惚れするssかと思ったのに

>>101
スレたててはやく書いてくれ、はやく、はやく!!!

>>101
才能を感じた

>>101
その発想に至るとはやはり…天才

〉〉101
君は、天才か?(゜д゜)

>>1です

>>101あなたがクリスタか…
じゃあこのスレは終了ということで

やめろおおおお!!!

このスレは……まだ終わってねぇぇええええ!!

アホを言うな 書け書いてくださいお願いします

>>106
馬鹿野郎がお前はこのまま続きを早く書け
書いて下さいお願いします

思春期の物語好きだからこのまま書いてくだち!

―夜・男子寮―

ガチャ


コニー「ふいー、疲れたな」

アルミン「でも夕食に間に合ってよかったよ」

コニー「ああ、本当助かったぜアルミン!ありがとな!」

ベルトルト「おかえり、どこに行ってたんだい?」

アルミン「コニーの掃除に付き合っていたんだ」


ジャン「よくもまあそんなめんどくさいことを、エレンの周りには世話焼きしかいねえなあ」

エレン「」ガタッ

エレン「おいジャン、俺を馬鹿にするのはいいが、ミカサとアルミンは馬鹿にすんなよ!」ガシッ

ライナー「エレン、落着け」グイッ

エレン「~~~~!!」ギロッ

ジャン「まるで野生児だな、オレがミカサを馬鹿にするわけないだろ」

ベルトルト「ジャンじゃないけど、どうしてそんな面倒な手伝いを?」


コニー「そりゃ決まってるだろ、俺とサシャを助けるためだ」

ベルトルト「そうなのかい?アルミン」

アルミン「う、うん…」

ライナー「・・・。」

ライナー「なるほどな、それだけじゃないんだろう?」

アルミン「え?ライナー、何を…」

ライナー「そうだな…たとえばクリスタも手伝いに来てたとかな…」

アルミン「!!?」

察しが良いライナーニキ


エレン「そうなのかアルミン、だから訓練終わったあとあんなに急いでたのか」

コニー「なんだアルミン、すみに置けねえなあ!」

ジャン(俺も隙を見てミカサにアタックしてみるか…)

ジャン(一緒に掃除できたら付き合えるかも知れない!!)

アルミン「……うん。実はそうなんだ」

一同「おぉー!」


ライナー「で、どうだったよ?」

アルミン「どうだったって…サシャとコニーとクリスタと掃除して、教官室行って、食堂行って…」

エレン「アルミン!そうじゃねえんだ、何か進展はあったかってことだ!」ガシッ!

アルミン「エレン食い気味だね、めずらしいな…はは」

ライナー「話を逸らすなよアルミン!」ガシッ!

アルミン「・・・」


アルミン「えっと、さすがに会ってすぐ進展はないよ……」

アルミン「ただ、会ってすこし話しただけさ…」

ベルトルト「まあ普通はそうだよね」

ライナー「そうか、残念だな」

エレン「アルミンは押すときは押すやつだからな、頑張れよ」

コニー「だけどよアルミン、お前今日初対面だったらしいけどクリスタの方は前から話したいって言ってたじゃねえか」

アルミン「!」

ライナー「ほう」

ベルトルト「聞き捨てならないね」

エレン「脈ありってやつか?」


アルミン「いや、ただ話したかったってだけで脈ありってわけじゃ…」


エレン「けど赤の他人と話したいなんて思うか?何かあるからアルミンと話したいんだろ?」

ライナー「そうだな、興味を持たないと近づくことすらないだろう」

ベルトルト「アルミンがクリスタを惹きつけるようなものを持ってるからかもしれないな」

アルミン「クリスタを惹きつける…何か…」

ライナー「たとえばだけどな、俺はアルミンとクリスタが似てると思う時がある」

エレン「おいライナー、それ誤解される言い方だぞ?」

コニー「アルミンでもいけるってことになるじゃねぇか…」


ライナー「ははは、すまんな。そうじゃないんだ」

ベルトルト「まあ雰囲気とかは昨日も言ったように似てると思うよ。ただライナーが言いたいのは立場的な話だろう?」

ライナー「そうだ。どちらも慰め役ということだ」

エレン「ライナー…それも誤解を生まないか?」

アルミン「エレン!?さっきから考え過ぎじゃないか?」

ライナー「ははは!すまんすまん、なだめるといえばいいか」

コニー(確信犯だろ…)

ベルトルト「確かにエレンが何かした時はミカサとアルミンが止めに入るね。」

アルミン「ってことはエレンがサシャ、ミカサがユミル、僕がクリスタってことかな?今日の状況を見るに」

今日はこれで終わりかな? 乙でっす

アルミンとクリスタとか天使すぎるでしょう

すいません、時間がなかったので…
あと少し続けます


ライナー「そういうことだ。だから同じようなクリスタと仲良くできるかもしれないぞ」

ベルトルト「話に困ったらお互い大変だね、みたいなこと言えばいいしね」

アルミン「あ、ありがとう二人とも…」

アルミン「僕あんまりこういうこと詳しくないから助かるよ…」

ライナー「何言ってんだ、仲間だろ?」

ベルトルト「そうだよ、助け合うのがふつうさ」

エレン「俺はアルミンが興味を持ったものはいつだって正しいと信じてるぜ」

アルミン「みんな…」ウルウル


アルミン「けど、みんなもクリスタのことが好きなんじゃ…?」

ライナー「そうだな…」

ライナー「クリスタがアルミンのことを好きなら協力するさ」

ライナー「だが、もしそうじゃないならお互いライバルってだけだ」

ベルトルト「僕は…クリスタを恋愛対象に見れないというか、まあそういう感じだね」

アルミン「そうなんだ、二人とも大人だね…」

ライナー「よしてくれアルミン、かっこいいだなんて!」

ベルトルト「」

┌(┌;^o^)┐


ジャン「おいお前ら、話すのはいいが、明日の訓練は兵站行進だぞ?」

コニー「ああチキショーそうだった!」

ベルトルト「もう寝た方がいいかもね」

ライナー「いいところだったのにな。まあ明日話せるし寝るか」

アルミン「うん…」

ゾロゾロ

エレン「おいライナー、オレ今日言われた通りにやったぜ…?」ヒソヒソ

ライナー「おおそうか、どうだった?」ヒソヒソ

エレン「それがよお…」ヒソヒソ


アルミン(はあ、明日は兵站行進か…がんばろう…)


アルミン(・・・。)

アルミン(・・・。)

アルミン(今日はみんなに嘘ついちゃったな)

アルミン(あれが進展だったのかはわからないけど…)

アルミン(///)カアア

アルミン(ああ!思い出すだけでも胸が苦しい!)

アルミン(クリスタは僕のことどう思ったんだろう)

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---

―さかのぼること約3時間―


アルミン「もう終わりでいいんじゃないかな?」

コニー「これなら教官も文句ないだろ!」

クリスタ「お疲れ様みんな!」ニコッ

アルミン(疲れが消し飛んだ)

サシャ「助かりました~、これからアルミンも神様です!」

アルミン「僕はそういうのいいから…」

サシャ「神様ー!!」ダキッ

アルミン「!!!////」


アルミン「ちょ!?サシャ!何して…!///」

サシャ「え?アルミンは神様ですから…」

アルミン「ち、違うよ!二人も見てるし離れて!!////」

サシャ「あれ?顔赤いですよアルミン」

アルミン「ほ、ほんといい加減に…」

アルミン(胸があたって…!いい匂いがして、くらくらしてくる…)

アルミン(サシャってやっぱり女の子なんだ…)

サシャ「アルミン気にし過ぎですよー」バッ

アルミン「///やっと離れた…!」

ファッ?!



コニー「アルミンうらやましいな!サシャ、俺にも飛び込んで来い!!」

サシャ「コニーは神様じゃないから無理ですよ」

クリスタ「・・・」ジーッ

アルミン(クリスタに見られてる!?)

アルミン「はは、参ったな…///」

クリスタ「行こうみんな、食堂閉まっちゃうよ」プイ

アルミン「!」

アルミン(もしかして今ので嫌われた…!?)

アルミン(僕はなんてことを…)


コニー「なんだよー、パンやるからさ」

サシャ「パンひとつで落ちるような軽い女じゃないんですよ私は!」

コニー「ふ、二つでどうだ!?」

サシャ「ぐ、無理ですね!アルミンだから許せるんです」

コニー「今ちょっと揺らいだじゃねえか!」

ガヤガヤ

サシャもかわいいからね、ちかたないね。


クリスタ「私、教官室行って鍵とどけてくるね」

サシャ「あ、私も行きますよ」

コニー「俺も!」

クリスタ「いいよ…三人とも先に食堂行ってて」

サシャ「いいんですか?じゃあお言葉に甘えて」

コニー「悪いなクリスタ、この借りはいつか返すぜ」

アルミン「・・・。」

クリスタ「じゃあまた後で…」

タッタッタ


クリスタ(ああもう!何やってるんだろう…、アルミンに嫌われてるって思わせちゃったかな…)

クリスタ(たぶんそうだよね…、あのあとずっと黙ってたし)

クリスタ(あーあ、せっかく目が合ったら笑うように頑張ってたのに…)

クリスタ(勇気もって話しかけたのに…)

クリスタ(大事な場面でなにやってるんだろ…)

クリスタ「はあ・・・。」

ガラッ

クリスタ「失礼します。鍵を届けに来ました」

教官「おや、君はレンズ訓練兵か、お疲れ様」

教官「二人に持ってこさせるよう言ったはずだが、まあいいだろう。もう戻ってかまわないよ」

クリスタ「はっ!」バッ

ガラッ

クリスタ(ふう、食堂に行くの気が引けるよ…)

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-------------
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---


アルミン(くそ、僕は最低だ…。クリスタを前にしてサシャに抱きつかれたことを密かにうれしいと思うなんて…)

アルミン(でも実際サシャってかわいいよね、背が高くてスタイルいいし、
ミカサほどムキムキじゃないし、ユミルみたいに恐くないし…)

アルミン(・・・。)

アルミン(…こんなこと考えてたら女子なら誰だって嫌うか…)

アルミン「はあ・・・。」

アルミン(お腹空いたし、突っ立ってないで僕も食堂行こうかな…)


アルミン(あれ!?)

アルミン(…今って大チャンスじゃないか!?)

アルミン(クリスタは1人…)

アルミン(さっきのこと弁解するのはたぶん今しかないはずだ…)

アルミン(なら、ここで待つか?一緒に食堂行っても別に何もおかしくないような…)

アルミン(ああ、そう考えたら緊張してきた…!)ドキドキ

アルミン(よし、シュミレーションしておこう…)


クリスタ(あれ、出口に立ってるのアルミン…?もしかして待っててくれてるのかな…)

クリスタ(どうしよう、あんな反応しちゃった後に合わせる顔なんて…)

クリスタ(でも待っててくれるなら嫌われてないかもしれないし…行ってみよう)


アルミン「!」

クリスタ「待っててくれたんだ…」

アルミン「う、うん。もう暗いし、ちょっと話しながら帰ろうと思って」

クリスタ「あ、ありがとう///」

アルミン「・・・。」

クリスタ「・・・。」


アルミン(話題がないな…ベルトルトの言ってたことを話そうか)

クリスタ「アルミン、さっきのことだけど…」

アルミン「…!さっき、もしかして僕がサシャに抱きつかれたっていう…」

クリスタ「すごいね、なんでわかったの?」

アルミン「えっと、僕も同じこと考えてたから…」

クリスタ「そうなんだ、ええと、私は別にあのことでアルミンがどうとか思ってないからね…」

アルミン(気を使ってくれてるのかな?)

アルミン「僕の方こそ、その、いきなりああいう状況になったらどう対処したらいいかわからなくて恥ずかしいところ見せちゃったね」

クリスタ「仕方ないよ、サシャは無邪気だけどそこがかわいいところだから」

アルミン「そうだね、でもクリスタも十分かわいいと思うよ」


クリスタ「え!?///」

アルミン「あれ?」

アルミン(今僕なんて言った!?)

クリスタ「あ、ありがとう///」

アルミン(なんかすごい自然にクリスタのことかわいいって言っちゃったみたいだ)

アルミン「しょ、食堂行こうか」

クリスタ「今向かってるよ?」

アルミン「あ!そ、そうだよね///」

クリスタ「」クスッ

アルミン(かわいい!)

アルミン(クリスタ好きの同志…どうか恨まないで)

ガチャ

サシャ「あ、二人とも遅かったですね。なにしてたんですか?」モグモグ

アルミン「一緒に帰ってたんだ」

コニー「女の子を1人にさせないあたり、アルミンは紳士だな」モグモグ

アルミン「僕は別に…」

クリスタ「さ、アルミン。私たちも食べよう?」

アルミン「そうだね」



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-------------
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わ、私101だけど…なんでこんなに賞賛されてるの!?(クリスタ風)




いつか書く時はここのスレタイと冒頭を借ります

2人とも可愛いな

今日はこの辺で終わります!
先が未定でグダりそうなんで
こういう展開が良いって人がいたら参考にします

>>144是非お願いします


アルミンの肩に寄りそって、幸せそうに寝るクリスタが見たい

徐々に親密になる感じを書いてほしい
アルミンの夢語りとか仲良さげなとこがみれたらもう満足ですよフフフ……

もちろん無視して自由に書いてくれて全然かまわない

イチャイチャしやがって!乙!

>>144
頑張って書きたまえ

続きはまだかね>>1

最後は公然とイチャイチャラブラブな様子が見たいです

続きまだ~(´・ω・`)

待ちきれん(`・ω・´)

>>1です
10時に投稿します


アルミン(あのあとはふつうにみんなと話して終わった…楽しかったな)

アルミン(昨日クリスタのこと教えてもらったばかりなのに、今日はいろいろ急接近した気がする…)

アルミン(一緒に、二人だけで話したんだもんね…)

アルミン(・・・)

アルミン(もしかしたら…僕のことちょっとは好きだったり……)


アルミン(ないない!こういう勘違いはやめよう!)

アルミン(明日は一番きつい兵站行進なんだし、もう寝よう!)

zzzzzzzzzz



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待ってた


―朝・訓練所(森)―


キース「ではこれより!兵站行進訓練を行う!」


コニー「あぁ、憂鬱だぜ…」

エレン「これ終わった後本当に体バキバキになるよな…」

ベルトルト「重い物背負って走らされるわけだからね」

ミカサ「大丈夫、終わったら優しくマッサージしてあげるから」


サシャ「私はそこまできついと思いませんけどね」

ライナー「まああれだけ走らされてるからな」

サシャ「違いますよ!元から体力あるんです!」

アニ「はあ、めんどくさ…」

サシャ「え?今アニ、私のこと面倒くさいって言いました!?」ガシッ

アニ「…違うけど。でも、アンタも相当めんどくさいよ…」

ユミル「おまけにオナラくさいと来たもんだ」

サシャ「うぅ…くりすたぁ…アニとユミルがいじめます…」グス

クリスタ「よしよし、そんなことないからね」

サシャ「うぅ…グス」

ライナー(サシャを優しくなでるクリスタまじ天使結婚しよ)

ジャン「これで弱音吐いてるやつは巨人のエサになるだけだ。こういうのはペース配分が大事なんだよ」

マルコ「そうだね、あ、そろそろ始まるみたいだよ」

アルミン(体力は自信ないけど、とりあえず頑張ろう…雨じゃないだけマシだ!)


アルミンはみんなから遅れをとるも、なんとか最後まで自分のペースで走り終えた


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―昼・訓練所― 

アルミン(はあ、疲れた、やっぱり体力つけないとだめだな…)

アルミン(体力ない男っていうのは頼りない感じするし)

アルミン(ああ、頭が痛くなってきた。酸素足りてないのかな)

ライナー「お、アルミン。どこかいくのか?」

アルミン「ちょっと疲れたからそこの水場にね…」

ベルトルト「辛そうだね、おぶろうか?」

アルミン「ありがとう、でも大丈夫…」


クリスタ「・・・。」


バシャバシャ

アルミン(ふうー、走った後に顔洗うのは最高だ)

タッタッタ

クリスタ「お疲れ、アルミン!」

アルミン「!?」

アルミン(ク、クリスタ!!?)


クリスタ「はい、これ!タオル持ってきたよ」

アルミン(あ、頭が追い付かない…、なんでクリスタがわざわざ僕に!?)

アルミン「ありがとう…使わせてもら…」

ふわぁ

アルミン(!?いい匂いがする……!まさか!)

アルミン「あの、これってクリスタのじゃ…?///」

クリスタ「うん、ごめんね、それしかなくて…」

クリスタ「汗かいたままだと風邪ひきやすいし…い、嫌なら全然いいんだよ!」


アルミン「・・・。」ポカーン

クリスタ「アルミン?」

アルミン「え、ああごめん!全然嫌じゃないから!むしろうれしいよ!」

クリスタ「うれしい?」

アルミン「(やば…!)変な意味じゃないんだ!頭が回らなくて…ははは」カアア

アルミン(好きな子からタオル渡されてしかもそのタオルが好きな子のものとか、こんな状況で頭回る方がおかしいよね)

アルミン「あの、なんでわざわざ僕に…?」


クリスタ「!」

クリスタ「えと、アルミンがすごい疲れてたから…かな」

アルミン「そっか、ありがとう」

クリスタ「うん///」

アルミン(やっぱり天使か…)

アルミン「あれ、けど疲れてる人なら僕以外にも結構いるよ?」


クリスタ「」ドキッ

クリスタ「あああああのそれは、えっと、なんだろう。よくわからないや///」

クリスタ(アルミンが気になるからなんて言えるわけないよ…)

アルミン「??(聞いちゃまずいことでもあったのかな)」

アルミン「とにかくありがとう!すっきりしたよ」

クリスタ「うん!」
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青春だ

タッタッタ

ライナー「おい、クリスタがアルミンの方向かっていくぞ」

ベルトルト「本当だね、なんだろう」

コニー「ついてってみようぜ!」

ガサガサ

ライナー「お、タオル渡したぞ!?」

ベルトルト「クリスタから?これは…」

コニー「脈ありだよな」


ライナー「くそ…やっぱり仲良いんだなあの二人、うらやましい」

ベルトルト「まだわからないよ、クリスタの思いやりのすごさを忘れたのかい?」

ライナー「そうだったな」

コニー「アルミン、わけわからないって顔してるぞ」

ベルトルト「だろうね、昨日会ったばかりだし」

アルミン『あの、なんでわざわざ僕に…?』

ライナー「おい、アルミン!それはダメだ!男は余計な詮索をするもんじゃない!」

コニー「ライナー静かにしろよっ」

ライナー「すまん、つい」


ベルトルト「でも、見てみなよ…クリスタすごい赤くなってる」



ライナー「」



ライナー「もう俺は終わったようだ…」

コニー「残念だったなライナー、ありゃ完全にアルミンが気になってる」

ベルトルト「両想いか…、すごいねアルミン。二人はわかってないようだけど」

ライナー「好きな子から…しかもクリスタからタオルもらえるとかどんだけうらやましいんだ!!」

コニー「ラ、ライナー落ち着けって!協力するって言ってただろ!」

ベルトルト「そうだよ、嫉妬してる場合じゃない………」

コニー「おい!!あいつは……!」

ライナー「しまった!ユミルだ!!」


ユミル「ったく、クリスタのやつ、どこ行ったんだ…?」キョロキョロ

ユミル「いた!」

ユミル「!?」

ユミル(クリスタと…あれは…アルミンか!なんであいつが!)

ユミル(あの野郎、手出したらぶっとばすって言ったはずだ!)ダッ


コニー「おい、まずいぞ……!二人に向かってる!」

ライナー「くそ、どうする?俺たちはアルミンみたいな判断力持ってないぞ!」

ベルトルト「・・・。」

ベルトルト「よし」

ベルトルト「ユミルを止めるにはこれしかない……!」


ライナー「なんだ!?早くしろ!」

ベルトルト「ライナー…ごめん」

ドスッ!!





ライナー「カハッ」

コニー「おい!?何ライナーの腹殴ってんだ!!」

ベルトルト「大丈夫、見ててくれ…」

コニー「??」


ベルトルト「ユミル!!」

ユミル「あぁ!!なんだ、お前らか」ピタッ

ベルトルト「ライナーが倒れてしまって…、僕とコニーじゃきついから一緒に運んでくれないか!?」

コニー(そうか、そういうことだったのか!)

コニー「そ、そうなんだ!頼むぜユミル!」


ユミル「は?知らねぇよ、勝手に死んでろ」プイ

ダッ

ベルトルト「」

コニー「」

ライナー「」

ベルトルト「即答だったね…」

コニー「ライナーは殴られ損ってわけか」

ベルトルト「すまないライナー、僕たちにはユミルを止めることはできなかったよ。改めてアルミンはすごい判断力を持ってるんだね」

コニー「とりあえず様子を見てみるか…」

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-----------------------
-------------
------
---


アルミン「じゃあそろそろ戻ろうか」

クリスタ「そうだね」


ユミル「ちょっと待った」



アルミン「」

アルミン「!!」


クリスタ「ユ、ユミル…どうして」

ユミル「お前をさがしてただけだ」

クリスタ「そ、そうなんだ…今ちょうど戻ろうと思ってて」

ユミル「それはいい。で、なんでこいつといるんだ?」

クリスタ「アルミンがすごい疲れてたから…タオル持って行っただけだよ」

アルミン「・・・。」

ユミル「また『いいこと』しようとしたのか…」


クリスタ「私は…自分のやったことはいつも正しいと信じてるから…それに従っただけだよ」

アルミン「!」

ユミル「・・・・。」

クリスタ「・・・。」

ユミル「…そうか、お前が良いって思ったんなら別に何も言わねえよ」

クリスタ「え!?」

ユミル「あ?なんだ言ってほしいのか~?」グリグリ

クリスタ「ご、ごめん!痛いよー!」


ユミル「わかったらとっとと戻るぞ」

クリスタ「うん。アルミンも行こ?」

アルミン「あ、僕はもうちょっとここでゆっくりしていくよ…」

ユミル「おい、別に気を遣わなくてもいいんだぞ」

アルミン「いや、そうじゃなくて…まだ疲れが残ってるから…」

クリスタ「そっか…じゃあお先にね」

ユミル「行こうぜ」

確かにクリスタが自発的に(いい子ちゃん願望抜きで)行動したらユミルは喜びそうだ

本当に特に理由のない暴力がライナーを襲う!!

明日早いので、少ないですが今日はこの辺で
書き留めて一気に終わらせます

乙カレー
楽しみにしてる

乙ー

楽しみにしてます

ユミルたんちゅっちゅ

ここまで甘酸っぱい進撃ssは初めてだ
続きが楽しみだ

よく見るとアルミンって確かに馬鹿みてえな名前だなあ

これが俺の一日の楽しみなんて誰にも言えねぇ(゜∀゜)

>>189
安心しろ
俺もだ

やっぱりアルミンはナンバーワン

早く続きがよみたい~

まだ慌てるような時間じゃない

くそっ!!

シンプルに待ちきれん(`・ω・´)

生殺しだ…

>>1です
時間あけてしまい申し訳ないです

続き行きますよー

きたー


アルミン「はー、余計に疲れた気がする…」

コニー「おい!アルミン!」

アルミン「コニー、それにベルトルトと…そのライナーは?」

ベルトルト「ちょっといろいろあってね…」

アルミン「そうなんだ。聞かない方がいいかな」

コニー「それよりアルミン!見てたぜ、やったな!」

アルミン「ええと何がだい…?」

コニー「クリスタからアルミンにアタックしたってことだよ!」

ベルトルト「確信的じゃないけど、アルミンに気があるのは間違いないと思う」

やったー待ってたー


アルミン「そ、そうかな…///ずっと緊張してたからわからなかったよ」

コニー「ここじゃなんだし、後で寮に戻ってゆっくり話そうぜ!」

ベルトルト「ライナーも伸びちゃってるしね…」

コニー「ベルトルト…お前が理由もなく殴ったんだからお前が運べよ…」

ベルトルト「理由はあったんだけどなかったことにされちゃったんだ」

アルミン「?」

コニー「そうか、じゃあベルトルトは悪くねえな。置いていこうぜ」

ベルトルト「さすがにライナーを担いで食堂には行けないもんね。仕方ないか」

アルミン「い、いいの!?」

コニー「そうしないと飯遅れるぜ?」

ベルトルト「安心するんだアルミン、ライナーは慣れてるから」

アルミン「二人がそういうなら…」

アルミン「ただちょっとかわいそうだからこうしておこう…」

サッサッサ

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-----------------------
-------------
------
---

―数分後・・・―


ライナー「う、うーん…」ムクリ

ライナー「はっ!?」

ライナー「俺は寝てたのか…?確かコニーとベルトルトと三人でいたはず…」

ライナー「ん??なんだこれは」


  『訓練に疲れて寝てたのかな?今日は介抱できたから良かったけど、
   次は気を付けてね         クリスタ   』


ライナー「介抱……クリスタ……!」

ライナー「・・・。」

ライナー「うおおおおおおおおおおおおおお!結婚しよおおお!!!!!!!」ダダダダダ


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-----------------------
-------------
------
---

―昼・食堂―

ガチャリ

ベルトルト「あ!ライナー…お、遅かったね」

コニー「ぜ、全然起きねえし心配したんだぜ…」

ライナー「そうか、ありがとう二人とも…フッ」

アルミン「嬉しそうだね…、な、何かあったのかな?」

ライナー「ああ。俺が寝ている間にクリスタが介抱してたみたいだ。まったく天使だよ彼女は」

アルミン「はは…うらやましいな」

アルミン「」グッ

ベルトルト・コニー「」グッ


ミカサ「あの、エレン」

エレン「なんだ?」モグモグ

ミカサ「午後の格闘訓練、エレンと組みたいんだけど…」

エレン「悪いな、俺アニと組む約束してるから、ごちそうさまでした」スッ

ミカサ「・・・。」

ミカサ「そう…、がんばって…」

アルミン(うわぁ、明らかにミカサの気分落ちてるよ)


アルミン「ミ、ミカサー?」

ミカサ「アルミン…どうしたの?」

アルミン「いや、こっちのセリフだよ…ミカサ昨日から元気ないね」


―――――エレン『はあ、お前は俺の母さんじゃねえんだから』

―――――エレン『突っ立ってるなら先行くからな』


ミカサ「・・・。」

ミカサ「エレンが冷たい…」

アルミン(やっぱり君か…)


アルミン「気にしないでミカサ。エレンが訓練に集中してる証拠じゃないか」

ミカサ「うん…」

アルミン「エレンにとってミカサは家族同然なんだから、嫌いなんてことあるわけないよ。ね?」

ミカサ「エレンと私が家族…アルミンにはそう見える?」

アルミン「うん、見えるよ」

ミカサ「……ありがとう、元気出た」

アルミン「それは良かった、じゃあ午後の訓練も頑張ろう」

ミカサ「うん」


クリスタ「」ジー

ユミル(まーたアルミンのこと見てやがる……)

クリスタ「あっ」ポチャ

クリスタ「シチューついちゃった…」

ユミル「ったくどんくさいな、ほら」

クリスタ「あ、ありがとう」フキフキ


クリスタ「・・・。」

ユミル「・・・。」

ユミル「お前ミカサに嫉妬してるだろ」

クリスタ「え?」ポチャ

クリスタ「あ、また!」

ユミル「はあ、そんなんで大丈夫かよ」

クリスタ「ユミルには関係ないでしょ…」


ユミル「そうだけど、見ててイラつくんだよ」

クリスタ「ひどいなぁ、何がイラつくの?」

ユミル「…もじもじしすぎなんだよ。アルミンのことも考えてやれ」

クリスタ「!」

ユミル「どっちももじもじしてたら何も始まらねぇだろ」

クリスタ「ユミル…」

ユミル「わかったら訓練終わったあとでもいいから話してこい」

クリスタ「え?いいの」

ユミル「いいのって…あのな、私は別にお前を束縛したりする趣味持ってねえよ」

ユミル「それにさっきも言っただろ、お前が好んでやってることに何も文句は言わない」

クリスタ「ありがと…」

ユミル「・・・はぁ」


―昼・訓練所―

キース「格闘訓練はじめ!!」

エレン「今日は蹴られねえぞアニ!」

アニ「…何回やっても同じことだけど」

エレン「そんなわけあるか、行くぞ!」

ミカサ「・・・。」

アルミン「」チラ

アルミン(やっぱりまだ気にしてるのかな)

ユミルさんマジイケメン


コニー「アルミン」

アルミン「あ、コニー。どうしたの?」

コニー「空いてるなら俺と組まねえか?」

アルミン「いいけど、いつもはサシャと組んでるよね?」

コニー「サシャのやつ、今日は俺とやりたくないって言うんだよ」

アルミン「そうなんだ……あ、もしかして昨日コニーが俺にも飛び込んで来いとか言っちゃったからじゃないかな」

コニー「やっぱそれか…あれ冗談のつもりだったのによぉ…」

アルミン「サシャも年ごろの女の子だから、意識しちゃうんじゃないかな」


アルミン(サシャが女の子なのは身を持って体感したからね)

コニー「そうだよな…訓練に影響するなんて悪いことしたぜ…」

アルミン「訓練が終わったら謝りに行けばたぶん許してくれるよ」

コニー「そう…だよな!アルミンに相談して正解だったぜ!」

アルミン「はは、それはどういたしまして」

コニー「けど、それとこれとは別だ!行くぜアルミン!」

アルミン「うん!」






クリスタ「」ジー

ユミル(またかよ…ったく)

ユミル「おらぁ!」ズサァ

ドサ!

クリスタ「いたた…」

ユミル「おいおい、恋愛にばっか関心あって訓練疎かにするとか、兵士失格だぜ?」

クリスタ「うん…そうだよね、がんばらなきゃ…」

ユミル(お?なんだ、立ち直り早いな)

クリスタ「行くよユミル!」ダッ

ユミル「おっとぉ」ヒョイ

ユミル「ふん!」

ドシィン!

クリスタ「うぅ、また倒されちゃった…」

ユミル「体格差考えろよ、ほら」グイ

クリスタ「ユミル強いなあ…どうしたらそうなれるのかな」


ユミル「なんだ、クリスタも強くなりたいのか?」

クリスタ「うん…」

ユミル「どれくらいだ?ミカサくらいか?」

クリスタ「いや、そこまでは…ちょっとでいいからみんなに頼られるくらいに…」

ユミル「ふーん」

ユミル(…なるほど、なんでこいつがアルミンのことを好きになったかわかった気がする)

ユミル「クリスタ」

クリスタ「ん?なに?」

ユミル「お前変わったな」

クリスタ「え!?そうかな…まだこれからってところなのに」

ユミル「いいや、心意気が変わっただけで十分だ」

クリスタ「・・・」

クリスタ「なんか全部ユミルに見透かされてる気がする…」

ユミル「そりゃあクリスタの正妻だからな」

クリスタ「ふざけないで!」ゲシ!

ユミル「痛ってぇ!スネはやめろよ!」

クリスタ「ユミルが悪いんだもーん」

ユミル「この!」

クリスタ「きゃあ!」


--------------------------------------------
-----------------------
-------------
------
---

―夕方・訓練所―


キース「今日はここまでだ、解散しろ!水汲みがある者は忘れるな!」

アルミン(あ、そうだ。今日は僕だったな)

コニー「ふうー、きつい一日だったぜ」

アルミン「お疲れ、サシャのところへ行くのかい?」

コニー「ああ、このままだと気まずいからな」

アルミン「そうだね、じゃあ膳は急げだ」

コニー「おう!行ってくる!!」ダダッ


ユミル「今チャンスだぜ」ヒソヒソ

クリスタ「!///そう…だよね、声かけてこようかな」

ユミル「行って来い。私は先に食堂行ってるから」

クリスタ「うん…頑張ってくるね」タッタッタ

ユミル(これでいいはずだけど…なんかさびしいな)

ユミル(まあ私にはこれくらいがお似合いか)

今日はこれで終わりか?

ユミルはおかーさんだな

クリスタ可愛いよクリスタ

支援

続き期待してます

>>1です。予定が合わず、グダグダですいません…
今日と明日で終わらせるつもりです


クリスタ「アルミン」

アルミン「」ドキッ

アルミン「や、やあお疲れ///(ダメだ、まだ慣れないな…)」

クリスタ「あの…今時間あるかな?」

アルミン「時間?……あ、ごめんね。これから水汲みなんだ」

アルミン(なんで今日に限って水汲みあるかな)

クリスタ「そっかぁ…」


アルミン「僕に何か用があったなら……そうだな、夕飯後でも」

クリスタ「夕飯後…わかった!じゃあ食べ終わったら外で待ってるね!」

アルミン「うん!」

クリスタ「じゃあまたね!」タッタッタ

アルミン(クリスタが僕に…一体どんな用だろう!?緊張してきた……!)

アルミン「さ、早く水汲み終わらせて戻ろう!」


--------------------------------------------
-----------------------
-------------
------
---

続きキター


アルミン「ふう、終わった……」

アルミン「日も暮れたな、早く帰ろう」

タッタッタ

アルミン「ん?あれは……エレンとミカサ!」

アルミン「何やってるんだ!?気になるな…あの草むらに隠れよう」

ガサガサ

アルミン「ついにミカサがしびれを切らしたか…?」

アルミン「」ジー


サシャ「あの二人何やってるんでしょうかね」

アルミン「うわあ!サシャ!!いたの!?」

サシャ「ええ、私も今きたばっかりですけど」

アルミン「全然気づかなかったよ、さすが元狩人だね」

サシャ「褒めても何も出ませんよ!あ、コニーに何か言ってくださったみたいでありがとうございました」

アルミン「うん、どういたしまして。あと別に褒めてないからね」

サシャ「それよりあの二人何なんでしょうね、お互い会話せずただ突っ立ってるだけですよ」

アルミン「そうなんだ、とりあえず様子を見てみよう」

エレン「・・・」

ミカサ「・・・///」

ミカサ(エレンがすごい見てくる…)

エレン(くそ、緊張するな…)

ミカサ「・・・?」

ミカサ「エレン、こんなところに呼び出してどうしたの?」

エレン「ミカサ!」ダキッ!

ミカサ「!!!!!!」

サシャ・アルミン「!?」

ファッ!?

アルミン(信じられない光景が目の前に…)

アルミン(あのエレンがミカサを抱きしめている…)


ミカサ「あの…え、うう…///」

サシャ「あのいつも無表情なミカサが顔を赤らめて戸惑ってます!!」

アルミン「一体何が起きているんだ…」

ミカサ「エレン?どうしたの…?」

エレン「」ギュウウウウ

ミカサ「・・・///」

サシャ「ただひたすらにエレンがミカサを抱きしめている…愛を感じますね」


エレン「ごめんなミカサ」

ミカサ「?///」

エレン「昨日俺を起こしにきただろ、その後からミカサの様子がおかしいからその…俺なりに考えたんだ」

ミカサ「あ、昨日の…」


エレン「考えた結果、確か俺はミカサに『お前は俺の母さんじゃない』って言ったはずだ」

ミカサ「・・・。」

エレン「でもな、ミカサ。それは間違ってないだろ?ミカサはミカサだろ?」

ミカサ「うん…」

ミカサ「無意識の内におばさんの代わりになろうとしてた…。エレンがずっと悲しんでいたから」

エレン「ありがとな、けどもういいんだ」

アルミン「エレン…」

エレン「だから…これからはその……」

ミカサ「?」





エレン「俺の家族でいてくれないか?『ミカサ』として!!」





ミカサ「!」

アルミン「!」

サシャ「!」


ミカサ「うぅ…」グス

ミカサ「うん……うん…!」グス


エレン「お、おい泣くなよ…」

ミカサ「最近エレンが冷たいし…嫌われたのかと思って…」グス

エレン「それは悪かったって…」


ミカサ「エレン…」

エレン「なんだ?」

ミカサ「もう一度…その、抱きしめて…///」

エレン「嫌だよ!さすがに次は恥ずかしい!」

ミカサ「お願い…」

エレン「・・・」

エレン「わかったよ…ほら」ギュッ

ミカサ「……ありがとう。すごい落ち着く」

エレン「そうか、良かったな」

エレン「もういいか…?///」

ミカサ「うん」パッ

いいですよー
見てますよー


サシャ「うわあああああん!エレン!!ミカサぁあ!!」

エレン「サシャ…それにアルミンも!!!お前ら見てたな!!」

サシャ「感動しました……あのエレンがミカサにプロポーズするなんて…」

ミカサ「」ドキッ

エレン「は?プロポーズ?」


サシャ「だって俺の家族でいてくれ、なんて結婚してこれから先ずっといようねってことじゃないですか…」


ミカサ「///」カァア

エレン「・・・」

エレン「違うけど?」

ミカサ「え」

サシャ「は?」


エレン「ミカサが元気ないから、なんとかしようと思っただけだぞ?」

エレン「ライナーに聞いたら『一旦距離置いてから、お前なりにミカサを喜ばせてやれ』って言われたからそうしたまでだ」

ミカサ「そう…」

サシャ「はあ…なんでこう、男子は女子の心を軽々弄ぶんでしょうかね…ひどいです」

エレン「いや、でもミカサ喜んでただろ?」

ミカサ「」

サシャ「落ち込んでるじゃないですか!」

ですよねー

oh…


エレン「仕方ないだろ!?他に方法が思いつかなくて」

ミカサ「サシャ…いいの。エレンが私のことを気にかけてくれただけで十分」

サシャ「まあミカサがそういうなら…」

ミカサ「それにエレンの言葉に嘘はないように感じた。
エレンの言った家族というのは夫婦とかいう関係じゃない他の何か」

エレン「まあ、そうだな…兄妹みたいなものだ。アルミンもな」

アルミン「そうだね」

サシャ「なんだー、そういうことでしたか!結果オーライですね」


ミカサ「でも…エレンが良いというなら、夫婦でも…///」

エレン「なんかいったか?」

エレン「それよりサシャ、お前すごい嬉しそうだな」

サシャ「そりゃあそうですよ!同期の仲が深まる時ってすごい良いじゃないですか」

エレン「そういうもんか?わからないな」

サシャ「いっそ誰か付き合っちゃえばいいんですけどね、私の周りだとそういう人は…」

エレン「ああ、それならアルミンがクリスタのこと好きらしいぞ」

アルミン「!」ドキッ


サシャ「え!?」

ミカサ「そうなの?アルミン」

エレン「だよな?」

アルミン(もう、自分にも周りにも嘘はつかない…)

アルミン「うん、好きだよ」

サシャ「あのアルミンが……」

アルミン「変かな…」

ミカサ「全然変じゃない、人を好きになることは誰にでもあること」

アルミン「うん///」

サシャ「じゃあ、昨日アルミンに抱きついたのは迷惑でしたね」

アルミン「気にしないで(あれはあれで良かったから)」

エレン「抱きつくの流行ってるのか、よかった」

サシャ「アルミンとクリスタですかー、私は結構お似合いだと思いますけどね」

エレン「だよな、俺もそう思う」

ミカサ「アルミンには幸せになってほしい……私とエレンのように」

エレン「なんて?」

アルミン「お似合いって…まだ何も…」


サシャ「そんなのこれからですよ!!」

ミカサ「私たちも協力しよう」

エレン「やったなアルミン!女子が味方だと心強いぜ!」

アルミン「うん、ありがとう!」

アルミン「あの、夕食後にクリスタと会う予定だから早く食堂に行こうと思うんだけど」

エレン「もう、そんな段階なのか!?」

アルミン「いや、クリスタが僕に用あるそうで」


ミカサ「アルミン、本気で言ってるの?」

アルミン「本人がそう言ってたから…」

サシャ「まるでわかってないですね……」

ミカサ「…仕方ない。アルミンは恋愛のことになると判断力が鈍り、エレン並みの鈍感さになる」

アルミン「ごめんね、そういうことわからなくて判断の仕様がないんだ」

サシャ「とりあえずもう食堂行きませんか?お腹が空いてたらなにも考えられません」

エレン「そうだな、戻るか」

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―夜・食堂―

ガチャ

ユミル「クリスタじゃねーか、アルミンと話すんじゃなかったのか?」

クリスタ「今日水汲みみたいで、後で会う約束したんだ」

ユミル「クリスタの誘いを断るなんて信じられねえな」

クリスタ「だからー!後で会うの!」

ユミル「(かわいい…)で、サシャはどうした」

クリスタ「そういえばいないね…」

ユミル「まあいいか、飯食うぞ」

クリスタ「うん」


―数分後―


ガチャリ

エレン「それでよぉ、その時アルミンがな…」

アルミン「エレン!もうその辺で…!」

サシャ「あははは!アルミン可愛いところありますね!!」


クリスタ(アルミン!…どうしてサシャと?)


ユミル「あん?なんでサシャがアルミンと…あいつ当番か?」

クリスタ「違うと思うけど」

ユミル「おかしいな、あいつ真っ先に食堂来るはずなのに」

クリスタ「なんでだろうね」

ユミル「なるほどな…」

クリスタ「?」

ユミル「あいつら…できてるぞ」

クリスタ「えええええ!!!!!」ガタン

食堂「???」

クリスタが驚いてるぞ!!
天使の動揺する様もかわいい…
(結婚しよ)


クリスタ「・・・///」

ユミル「あはははは!」

ユミル「冗談だよ。お前がアルミンのとこ向かってた時、コニーと機材運びに行ってたの見たぞ。たぶん途中で会ったんだろ」

クリスタ「はあ~、良かったぁ」

ユミル「クリスタはホントからかい甲斐あるよな」

クリスタ「やめてよ、びっくりしたんだから…」

クリスタ「みんなに見られてるし、もう出よう?」

ユミル「わかったよ…じゃあ私は先寮戻ってるから、後のことは1人でがんばれ」

クリスタ「う、うん…がんばるね」


エレン「アルミン、全然食べてないじゃねえか」

アルミン「うん、なんか食欲なくて…」

ミカサ「恋煩いのせい、気にかけるのはよしたほうが良い」

エレン「そうか、恋って大変だな」

サシャ「残したかったらどうぞ残してください、私がもらいますから」

サシャ「私がもらいますから」


アルミン(ホントなんだろうこれ…息苦しいのに、深く息を吸っても治らない)

アルミン(食べ物がまったくのどを通らないなんて…)

アルミン「ごちそうさま…サシャ、残りあげるよ」

サシャ「ぃやったぁー!」

アルミン(こんな状態だと食べるの遅くなるしクリスタを待たせることになる、さっさと会っちゃおう!)

アルミン「じゃあ僕はこれで…」

エレン「クリスタと会うんだっけ?頑張れよ」

ミカサ「落ち着いて、アルミンならできる」

アルミン「うん、行ってきます」

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―夜・食堂前―

アルミン(クリスタはどこだろう…?)

アルミン(ん?あそこにいるのはアニかな?)

アルミン「あの、アニ?クリスタを見なかった?」

アニ「クリスタ…いや、見てないね」

アルミン「そっか、探しても見つからないんだ」


アニ「そう…さっき男子訓練兵が『天使が医務室にいたぞ』とか言ってたけど、関係ない?」

アルミン「天使?医務室?それだ!」

アルミン「ありがとうアニ!!」ダッ

アニ「どういたしまして…」

アニ「天使か・・・私には関係ないね」

―夜・医務室―

クリスタ(どうしよう…周りにうつるから安静にしてなさいって…)

クリスタ(ユミルと別れてから熱っぽいなと思って医務室来ただけなのに…)

クリスタ(でも確かにアルミンにうつったらダメだよね…疲れたしもう寝よう…)

クリスタ(一言アルミンにいうべきだったかな・・・・zzzz)スー


ガラッ

アルミン「クリスタ―?」そー

クリスタ「スースー」

アルミン「ああ、寝ちゃってるな…どうしよう」

アルミン(きっと僕のせいだな…。兵站行進後のクリスタがタオル持ってきてくれた時に
たぶん使ってないタオルを渡してくれたんだ。だから汗を拭いていなかった)

アルミン(あんな激しい訓練だから体調悪くなりやすいのに…)

アルミン(自分を犠牲にしてまで僕を助けてくれるなんてね…さすが天使だなぁ)

クリスタ「スースー」

アルミン「心配だし、傍にいてあげようかな」ガタッ

アルミン(・・・。だめだ、寝顔を見てはいけない気がする…)

アルミン「ああ、でも僕も眠くなってきたな・・・zzzzz」スー

―夜・男子寮―

ガチャ

エレン「うぃーっす」

ベルトルト「あ、おかえりエレン」

コニー「アルミンのやつはどうした?」

エレン「アルミンならクリスタと話してると思う」

コニー「んだよ、せっかく今日のこと話してもらおうと思ってたのによ」

ライナー「いいじゃないか、ようやく二人で話せるほどに発展したわけだしな」

エレン「ああ、あれでアルミンも漢だ」


ベルトルト「疲れたしもう寝ないかい?ジャンとマルコも熟睡してるし」

ジャン「ぐー」

マルコ「すー」

コニー「そうだな、兵站行進ある日はいつもこんな感じだもんな」

エレン「ふあぁ、じゃあ電気消すぞー」

zzzzzzzzzz


―夜・女子寮―

ガチャ

サシャ「ただいま帰りました!」

ミカサ「クリスタはまだ帰ってないの?」

アニ「おかえり、クリスタは医務室にいるって…」

サシャ「えぇ!心配ですね!」

アニ「ちょっと前にアルミンが行ったよ」

ミカサ「なら大丈夫」

サシャ「…そうですか、良かったです。ユミルはもうお休みみたいですね」

ユミル「zzzzzzzz」

アニ「実は私も眠いんだ、電気消していいかい?」

サシャ「どうぞ、私も疲れましたし…zzzzz」

ミカサ「zzzzzzzz」


アニ「・・・。」カチッ


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―朝・男子寮―

ライナー「よく寝たな…」

エレン「ん、ようライナー」ムニャ

ベルトルト「あ、エレン。今日は早いね」

エレン「ああ、ミカサに心配ばかりかけてられないからな」

ライナー「優しいじゃないか」

エレン「あ、そうだ!ライナーに言われたことやってみたらミカサ喜んでたぞ!」

ライナー「そうか!やはりミカサもちゃんとした女の子だったんだな、よかったよかった」


ベルトルト「具体的にどんなことを?」

エレン「ミカサに抱きつきながら家族でいてくれって言ったぜ」

ライベル「!!??」

ライナー「だ、抱いたのか?」

ベルトルト「すごいねエレン…」

エレン「すごいか?分厚い板抱きしめてる感じだったけど」

ライナー「ははは…」

ベルトルト「…あれ?アルミンいる?」

ライナー「まだ起きてないのか?」


エレン「おーい、アルミン起きろ―」

エレン「・・・。」

エレン「アルミン?」バサッ



エレン「いない!?帰ってきてないのか!?」

ベルトルト「それってつまり…」

ライナー「クリスタといるってことか!?」

ライナー「まさかアルミン……大人の階段上ってたりしないよな…!」

エレン「とりあえず女子寮だ!行ってみよう!」

バタン!


―朝・女子寮―

チュンチュン

ユミル「ふぁわあ、爆睡してたなあ…」

ユミル「クリスター、起きて相手してくれよー」

ユミル「・・・。」

ユミル「おい!」バッ



ユミル「は!?いねえ!おい、サシャ!!クリスタはどこだ?」

サシャ「う~ん、くりすたなら食べちゃいましたぁ、えへへ///」ムニャムニャ

ユミル「芋女がっ…!!」

アニ「クリスタなら昨日から医務室で寝てるよ」

ユミル「アニ…!医務室だと!?サンキュ!!」ダッ

アニ「どういたしまして…」

―早朝・医務室―


クリスタ「ん…」パチ

クリスタ「もう朝…起きなきゃ…」

クリスタ「なんか足の方重いなあ」バッ

クリスタ「!!!」

クリスタ「え!?アルミン」

クリスタ「そうだ、熱出て…医務室来て…寝ちゃって…」


アルミン「うーん………」

アルミン「はっ!!」ガバッ!


アルミン「ご、ごめんクリスタ!椅子で寝てたらこんなことに…///」

クリスタ「あはは、おはようアルミン」ニコッ

アルミン「お、おはよう!///」

アルミン「アニに聞いたら医務室いるって言ってたから…具合はどう?」

クリスタ「ありがとう、もう大丈夫だよ」

アルミン「そっか、じゃあ僕は戻るね…」

アルミン(起きたてで天使の笑みはきついな…いい意味で)


クリスタ「あ…」

クリスタ「もう行っちゃうの?」

アルミン「え!?いや、あの僕がいると何か誤解されるかもよ?」

クリスタ「…別にいいよ///まだ医務室の先生来ないから話相手がいないと…寂しいなぁ///」

アルミン「」ドキッ

アルミン(やばい、このままここにいると頭おかしくなりそうだ…!変な意味で)


アルミン「ユ、ユミル呼んでこようか!?」

クリスタ「今は…アルミンがいい…」

アルミン「」ドキドキッ!!

アルミン「あ、うん、それなら残るよ…///」カアア

アルミン(恥ずかしすぎて死にそうだ…)


クリスタ「・・・」

アルミン「・・・」

アルミン(クリスタといたい、けど帰りたい)

クリスタ(うぅ…また熱出てきたのかな…熱いよ)

クリスタ「なんか熱いね…」

アルミン「うん…水持ってきてあげようか?(これで落ち着きにいこう!)」

クリスタ「あ、うん、ありがとう」

アルミン「じゃあちょっと行ってくるね」ガタッ

ズルッ!


アルミン「うわあ!」ガクン

クリスタ「アルミン!」ガシッ!

アルミン「びっくりした…。ありがとう、クリス、タ…?」

クリスタ「力が…入らない…!」プルプル

ドシーン!!


クリスタ「いたた…」

アルミン「…大丈夫かい…?……あ!!」ドキッ!

アルミン「」
クリスタ「」

アルミン(クリスタに覆いかぶさってる構図……誰がどう見ても…)

ガラッ!!



ユミル「クリスタァ!!!」

エレン「アルミン!!!」


アルミン「!」

クリスタ「!」

ユミル「・・・」

エレン「・・・」

ライナー「・・・」

ベルトルト「・・・」



アルミン「クリスタ……この場合の誤解は…?」

クリスタ「厳しいかも……」



ユミル「離れろてめええええええええ!!!!!」



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ユミル「手出したらぶっ殺すっていったよなぁ!?」

アルミン(正座)「はい、本当にすいません。」

ユミル「やっていいことと悪いことってもんがあるよなぁ!?」

アルミン(正座)「全くその通りだと思います。」


ライナー「まあ落着けユミル。事故だったわけだし、アルミンはお前の大事なクリスタを守ってあげてたんだぞ」


ユミル「そんなこと言ってもよぉ、誰がどう見てもヤる前だっただろ」

クリスタ「!///そ、そんなんじゃないって!事故だったの!!」

ライナー(意味を理解して赤面してるクリスタかわいすぎ結婚した)

エレン「何をやるんだ?」

ベルトルト「エレン、そのことはもう少し大人になってから話そう…」

エレン「え?ベルトルトがそういうなら」


アルミン「本当ごめんユミル、あんな状況見せちゃって…」

ユミル「・・・」

ユミル「まあ事故だったってんなら仕方ねぇな…」

クリスタ「ありがとうユミル!」パァア

ユミル「だ、だけどな付き合ってもう少したったらやれよ…そういうことは」

ニヤニヤが止まらん


アルミン「え!?」

クリスタ「付き合ってる!?」

エレン「お!お前らやっと付き合ったか!」

アルミン「え、ちが」

ライナー「くっ!名残おしいが、アルミンなら許せる!!クリスタを幸せにしてやってくれ……!」グスッ

ベルトルト「ライナー………とにかくおめでとう」

クリスタ「ええええええええ!!」


ユミル「私は今まで通り接するからよろしく」

エレン「俺もよろしくな!」

ライナー「まだ…チャンスはあるはずだ…」

ベルトルト「今までみたいに天使でいてね」

アルミン「・・・///」

クリスタ「・・・///」

アルミン(クリスタが否定してない…)

クリスタ(アルミンが否定してない…)


ユミル「じゃあお前ら今日どうするんだ」

アルミン「え、今日って…?」

ライナー「忘れたのか?今日は休日だぞ」

クリスタ「そっか!!」


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今日はこの辺で終わりにします
正直他のうまい人に書いてほしいくらいよくわからない展開になってしまった…
あとssって長引かせるものじゃないみたいですね、読む方も書く方も

あなたは上手い、私よりずっと上手い、ので、明日も続きを書くべき、

大丈夫…自信を持って、>>1は正解を導く力がある

完結を楽しみにしている

早く完結してくれ
もう何日パンツ穿いてないと思ってるんだ

ミカサ・・・?(゜д゜)

なに>>291
>>1がパンツをはかせてくれない?
>>291、それはパンツをはくのが当たり前だと思っているからだよ
逆に考えるんだ、「いつもはかなければいいさ」と考えるんだ

いや パンツは穿くものだよ

パンツは被るものだろ

何言ってるんですか?パァンは食べる物ですよ?

(結婚しよ)

(結婚した)

ヤバい
にやけが止まらない

>>287
大丈夫、おまえは天才だ(`・ω・´)b

>>1です!日付は変わりますが今日で終わらせます!

―朝・女子寮―

ガチャ

ユミル「まだ朝飯も食ってないのにスゲー疲れた…」

クリスタ「うん…」

サシャ「あ、おはようございます。クリスタ、調子はどうですか?」

クリスタ「よくなったよ!ありがとう」

ミカサ「本当に…?なにか隠してるような気がする」

クリスタ(ええ、ミカサはするどいなぁ)


ユミル「それなら教えてやるよ。こいつ、とうとうアルミンと付き合ったんだ」

サシャ「そうなんですか!!おめでとうございます!」

アニ「へぇ、良かったじゃない」

クリスタ「ありがとう二人とも……///」

ミカサ「・・・」


サシャ「ユミルはいいんですか?結婚しようぜとか言ってたじゃないですか」

ユミル「クリスタが心配だっただけだ。今のクリスタに私は必要ない」

サシャ「・・・。」

クリスタ「・・・・(ユミル…)」

ユミル「で、クリスタ。今日予定ないなら早速カップルらしいことしてこいよ」

クリスタ「カップルらしいこと…?」

ユミル「決まってんだろデートだよ、デート」

クリスタ「!!そんな…気が早いよ!///」

ユミル「いいから行けって!な!!」


ミカサ「同感、仲を深めたいなら近くにいることが一番」

ユミル「ミカサが言うと説得力あるな…ありすぎだけど」

クリスタ「う、うん。二人がそういうなら…」

ミカサ「もし、クリスタが嫌じゃなければダブルデートしよう」

クリスタ「ダ、ダブルデート!?」

ミカサ「そう。少しはフォローしてあげられるかもしれない」

ユミル「それって単にお前がエレンとデートしたいんじゃ…
いや、確かになんでもこなすミカサならうまくクリスタをフォローできるかもしれない!」

ミカサ「ユミルもこういってるけど…どう?」

クリスタ「うん、少しは緊張も和らぐと思う…よろしくねミカサ」

ミカサ「まかせて」

ユミル「よし、決まったな!じゃあ着替えてとっとと行っちまえ!」

サシャ「・・・。」

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策士だな


―朝・男子寮―

ジャン「ぐおー」zzz

マルコ「すぴー」zzz

コニー「」


ライナー「ふむ、ついに結ばれたか…まあそんな気はした」

ベルトルト「これはもうみんな文句ないよ」

エレン「やったなアルミン!また家族が増えた気がするぜ」


アルミン「いや、あの実はまだ付き合ってないんだけど…」

ライナー「それは告白してないだけで、心は完全に付き合っているさ」

アルミン「そ、そんなわけないよ」

エレン「おいアルミン、さすがに鈍感って言われてる俺でもわかるくらいクリスタはお前のこと好きだぞ?」

ライナー「アルミン、自分がクリスタのことを好きと認めたように相手も自分のことを好きだと認めたら楽になると思わないか?」

ベルトルト「そうだよ、クリスタも気を楽にしてる方がいいと思うさ」

アルミン「うん…すこしだけナルシストでも罰はあたらない…はずだ」


ライナー「よし、そうと決まれば…やることは一つ」

ライナー「せっかくの休日だ、デートでもして来い」

アルミン「え、え、ええ!さすがにそれはレベル高すぎるよ!」

エレン「安心しろアルミン!俺もついて行ってやる」

ベルトルト「それはどうなんだろう…」

ライナー「ミカサと一緒なら悪くないか…?」

エレン「そうか、ミカサと俺!アルミンとクリスタペアで一緒に行動しようぜ!」

ベルトルト「それならいいんじゃないかな、ただクリスタは少しアウェイだね」

ライナー「それくらいなんとかなるだろう。どうだアルミン?」

アルミン「そうだよね、さらに近づけるチャンスか…前向きになってみるよ!!」

―数分後―

エレン「準備終わったぜ」

アルミン「僕もオッケーだ」



コンコン

エレン「お?誰だ?」

ミカサ『ミカサ、開けてくれない?』

ライナー「これはもしや…?」

ベルトルト「以心伝心だね」


ガチャ

ミカサ「おはようみんな」

クリスタ「おはよう…///」

エレン「ようミカサ、クリスタ」

アルミン「おはよう二人とも(……クリスタの私服初めて見た…!ワンピース姿かわいい!)」

ミカサ「突然だけど今からデートしに行く」

クリスタ「二人が良ければなんだけど…どうかな?」



ジャン「ミカサの匂い!!」ガバッ

コニー・マルコ「痛たっ!」

コニー「いてえなジャン…頭ぶつけたじゃねえか」

ジャン「お前らくっつきすぎなんだよ、もっと離れて寝ろ気持ち悪い」

マルコ「あ、そういえば今日は休日か」

ベルトルト「おはよう」

ジャン「ミカサ…!来てるのか!?」

ライナー「玄関先にいるぜ…、エレンとデートするらしい」

ジャン「なっ…!」ダッ


ベルトルト「やめるんだ!ジャン!」ガシッ

ジャン「放せベルトルト!!大事なことなんだ!」

ライナー「…ジャン、気持ちは痛いほどわかる。だが行かない方がお前のためでもあり、ミカサのためにもなるだろう」

ジャン「…くそ!だがなんでよりによってエレンに!!」

ライナー「俺もアルミンにすべてを託したんだ…」

ジャン「ライナー……」

ライナー「他の男と付き合ってしまっても、好きな人ならばそれを祝福するべきだと思わないか…?」

ジャン「……ああ、その通りだ…!」ウルウル

ライナー「辛いときは俺たちを頼ってくれていいんだぜ」

ベルトルト「僕たちはジャンの味方だから…」

ジャン「ライナー…ベルトルト…!」ブワアア



コニー「なんかくせえ芝居してるけどさ……」

マルコ「振られた男が慰め合ってるだけだよね」


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エレン「よっし、じゃあ町でも行くか」

アルミン「うん、久しぶりだね」

ミカサ「クリスタ…」ヒソヒソ

クリスタ「なに?ミカサ」ヒソヒソ

ミカサ「あなたたちまだ付き合っていないのでしょう?」

クリスタ「え?なんでわかったの?」

ミカサ「顔に書いてある…大丈夫、今日はうまくいくから」

クリスタ「うん…頑張るね!」

―朝・町―


エレン「結構賑わってるな」

ミカサ「エレン、逸れないように手を繋ごう…腕を組んでもいいけど」チラッ

クリスタ(!)

クリスタ「アルミン、私たちも手を繋ごう?///」スッ

アルミン「うん、その方がいいよね…///」ギュッ

アルミン(うわぁ、小さくてやわらかい…)

ミカサ「ほら、アルミンたちもそうしてる」

エレン「おう。けど折れない程度に握ってくれよ」

ミカサ「うん///」ギュッ!ミシ

エレン「いでッ!」

ミカサ「あ、ごめんなさい」

エレン「…あのなぁ、もういいや。で、どうするよ??」


アルミン「うーん、そうだね…適当にぶらぶらして…」

アルミン(は!これではつまらないやつみたいになる…!そうだなここは)

アルミン「クリスタとミカサはどこか行きたいところあるかい?」

クリスタ「私は…かわいい雑貨屋さんとか行きたいな」

ミカサ「じゃあ、そうしよう」

エレン「おし、雑貨屋さんな」

アルミン「かわいいね、クリスタらしいや」

クリスタ「え!///」

アルミン(しまった!!たしか前にもこんなことあったな…)



アルミン「この辺で一番大きいのはここだってさ。」

エレン「ホントでかいな、おもしろそうだ」

クリスタ「早速入ろ!?」

カランカラン


いらっしゃいませー


ミカサ「いい匂いがする…」

アルミン「お香とかも売ってるみたいだね」

クリスタ「~♪」ウキウキ

アルミン(クリスタ楽しそうだな…よかった)

エレン「おいミカサ、これ付けてみろ」

ミカサ「え?髪留め…」

エレン「よいしょ」スッ

エレン「お?けっこう似合うじゃん!おだやかな感じになったぞ」

ミカサ「そう///ありがとう…」


アルミン(エレン達もいい感じだ)

アルミン「本当にいろんなものがあるね…」

クリスタ「アルミンはなにかほしい物あった?」

アルミン「そうだね…僕は…」

クリスタ「えい!」スッ

アルミン「ええ!?今何を…」

エレン「あっははは!アルミン女の子みたいだな!」

ミカサ「私より似合うと思う…」

クリスタ「はい!鏡見て!」


アルミン「うわぁ…///取っていい?」

クリスタ「うふふ、いいよ、ごめんね!」

クリスタ「楽しくなっちゃったからつい…」

アルミン「あははは、大丈夫だよ」

アルミン(クリスタってただ真面目かと思ってたけど無邪気なところもあるんだな…。
おかげで緊張が和らいだ)

ミカサ「エレンも付けてみる?」

エレン「お、おい冗談だろ?俺は……」

ミカサ「」スッ

アルミン「ぐふっ!」

クリスタ「あははははははは!」

ミカサ「~~~!」プルプル


エレン「な、なんだよお前ら…」

クリスタ「はい鏡……」

エレン「うわ!全然似合ってねえ!!やめだやめだ!ってか女物なんだし当たり前だろ!」スッ

ミカサ「赤くなってるエレンもかわいい///」

クリスタ「あ~おもしろいねー!」

アルミン「…たまにはこういうのもいいよね」


エレン「お前らなぁ………」

エレン「」グ~

ミカサ「お腹空いたの?」

エレン「おう…朝何も食べてないからな」

クリスタ「そういえばそうだね、ちょっと早いけどお昼にしようか?」

ミカサ「近くに何か食べ物売ってるところを探そう」


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エレン「というわけで露店のサンドウィッチ屋に行ってきたわけだが」

アルミン「歩きながら食べるのもよくないし、近くの川沿いでも行こうか」

クリスタ「いいね!なんかピクニックみたい!」

ミカサ「クリスタ…、これはデート」

アルミン「!」

クリスタ「あ…そうだったよね///」


エレン「けどあんまりデートって感じじゃないよな、普通に楽しいし」

アルミン「うん、僕もそう思う」

ミカサ「確かに…もうこれでいいのかもしれない。ただ……」チラッ

クリスタ「………コクリ」

ミカサ「大丈夫みたい。早く川沿いに行こう」


―その頃、訓練所では・・・―


ユミル「はあ…行っちまった」

サシャ「あの、ユミル…」

ユミル「なんだよ」

サシャ「本当にこれでいいんですか?」

ユミル「ああ…」

サシャ「でも……」

ユミル「しつけえな!クリスタが喜んでるんだから良いって言ってんだろ!!」

サシャ「」ビクッ


サシャ「す、すいません…心から嬉しそうな感じがしなかったので…」

ユミル「余計なお世話だ……ちょっと出てくる」

ガチャリ

サシャ「あ!ユミル!!」ダッ

アニ「サシャ」グイッ

アニ「今は放っておけ」

サシャ「……はい。」


ユミル(まただ…またやっちまった…)

ユミル(昨日まではクリスタとアルミンがくっつくことに悪い気はしなかった、いやむしろクリスタが変わってくれてうれしかった…)

ユミル(だけどいざ付き合うとなったらな……私は落ち込んでんだ)

ユミル(こんな私に今まで一緒にいてくれたなんてホント女神だよなあいつは…)

ユミル(クリスタが心配で訓練兵団になったけど、もうその心配も必要ねぇな…)

ユミル(結局全部クリスタのおかげだったんだ。クリスタがいなければさっきみたいにサシャにキツイ言葉で当たっちまうし、フォローもない)

ユミル(治らねえな、私の協調性の無さは。……別に治したいとも思わねえけど…)

ユミル(・・・。)

ユミル(思わねえけど……)グスッ


ベルトルト「ユミル?」

ユミル「!」

ライナー「何してんだこんなところで」

ユミル(ホント間が悪いなこいつら…)ゴシ

ユミル「…暇だったから散歩してただけだ」

ベルトルト「そうなんだ、実は僕たちも暇でさ。エレンとアルミンがいないと退屈なんだ」

ユミル「別に聞いてねえけど。だったらお前らも加わってトリプルデートでもして来いよ」

ライナー「クリスタを見ていたいのはやまやまだが、もう諦めかけているからな」

ベルトルト「二人の成長していく様子とかを眺めることにしたよ」

ユミル「・・・。」

ライナー「これは余計なお世話かもしれないが、ユミルはアルミンとクリスタが付き合ったことを完全に認めきれてないだろ?
だとしたら完全に認めた方が俺は楽だと思うがな」

ベルトルト「似たような話をアルミンにもしたんだけどね」

ベルトルト「単純に認めてないっていうのは二人を信用してないってことだから、そのままでいるのはつらいと思うんだ」

ユミル「まあ…一理あるな」

ライナー「言い方は悪いがユミルはわりとストレートに物をいうせいで、
周りからは少々疎まれやすい。だけどそんなお前と今まで仲良くしてきたクリスタがお前を置いていくはずはないと思うぞ」

ベルトルト「サシャも同じかな」

ユミル「クリスタ…サシャ…」

ユミル「っていうかなんだお前ら…気持ち悪いな…」

ライナー「ははは、これでも人望は厚いほうだ!」

ベルトルト「もしまた悩んでいるようなら力を貸すよ?」

ユミル「っけ、それくらい1人でできるっての」

ベルトルト「だよね、ごめん…」

本当に気持ち悪いよ(良い意味で)


ユミル「……まあ礼は言っておくよ、ありがとう」

ライナー「お、おう」

ベルトルト「はは…」

ユミル「なんだよ!意外だ、みたいな顔してんじゃねえ!私はもう行くからな」ダッ

ライナー「まああいつなら大丈夫そうだな」

ベルトルト「そうだね」

コニー「おーい!そこの2人、暇なら鬼ごっこしようぜ!トーマスとかフランツも誘ってさぁ!」タッタッタ

ジャン「ったく、なんで俺まで…」

マルコ「いいじゃないか、楽しそうで」

ライナー「おし!やってやろうじゃないか」

ベルトルト「脚には自信あるよ」

コニー「よし!決まりだな!!」

ガヤガヤ
ワイワイ



ユミル(まあ言われてみればそうか、別にあの2人とは今まで通りにしてればいいんだ)

ユミル(わざわざ私から遠ざかる必要なんてない)

ユミル(ったくクリスタはともかく、なんでサシャも……)

ユミル(なんかもう……)

ユミル「あああああああああああ!!!」ダアアアアアアアアッッッ


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―昼・川沿い―

アルミン「ついたよ」

エレン「もうお腹ペコペコだ、早く食べようぜ」

パカ

クリスタ「うわ~ハムとレタスのいい香り…」

ミカサ「では早速…」ヒョイ

ミカサ「エレン、あーん」

クリスタ「!!」

エレン「は?まあいいけど、あーん」パクッ

ミカサ「どう?」

エレン「うん、うまい!」

ライナーさんベルサイユさんイケメンすぎだろ…


ミカサ「そう、よかった…(私のおかげかな…///)」

エレン「ほらミカサ、あーん」

アルミン「!!」

ミカサ「私にもしてくれるの…?///」パクッ

エレン「うまいか?」

ミカサ「うん、(エレンの手の味のおかげもあって)おいしい」

エレン「よかったな!さ、アルミンとクリスタも」

アルミン「うん…」

クリスタ「いただきます…」


アルミン(まさかこれをやるのか!?)

クリスタ(ユミルも恋人らしいことやれって言ってたよね…でも私たちまだ恋人じゃないよ…)

アルミン(クリスタも戸惑ってる……ここは…僕から攻める!!)

アルミン「クリスタ……こっち向いて」

クリスタ「」ドキッ

アルミン「はい、あーん」

クリスタ(うぅ……恥ずかしいよぉ…)パクッ

アルミン「ど、どうかな…おいしい?」

クリスタ「…うん!おいしいよ(味がわからないくらい恥ずかしい…)」


エレン(やったなアルミン!)

ミカサ(よかったねクリスタ)

ミカサ「エレン…口にくわえて渡そうか…?///」

エレン「うん、やっぱりうまいなー」パクパク

ミカサ「」

ミカサ(焦ってはだめミカサ…)

クリスタ「じゃあ私からも……はい、あーん」

アルミン「!///いただきます…」パクッ

アルミン(これは恥ずかしいな……)


クリスタ「どうかな?」

アルミン「うん、おいしい!」

エレン「ふぅ、腹ごしらえ終わったけどこれからどうする?」

アルミン「まだ回ってないお店とかたくさんあるけど…」

クリスタ「あ、じゃあそこ行きたい!」

ミカサ「私も」

エレン「じゃあ決まりだな!」

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―夕方・女子寮―

ガチャリ

サシャ「あ、ユミル!どこ行ってたんですか…?」

ユミル「ああ、サシャか、ちょっと訓練所周りを走ってきた」

サシャ「そうですか…」

ユミル「・・・。」

ユミル「その…さっきはきつく当たってごめんな」

サシャ「え?ああそのことでしたら気にしてませんから大丈夫ですよ」

ユミル「そうか…ありがとう。」


ユミル「あと…」

サシャ「?」

ユミル「もし、よかったらこのまま、その友達でいてくれないか……?」

ユミル「」チラッ

サシャ「はい!当たり前です!ずっと友達ですよ!」

サシャ「だってユミルは私の恩人ですから!!」ニコッ

ユミル「!」

ユミル「…はは」プルプル

ユミル(私は…こいつ以上に馬鹿だ…)ポロ

ユミル「………」グスッ

サシャ「え…?」

サシャ「あのユミル……?」

ユミル「サシャあああぁ!!」ガシッ

サシャ「へ?あ、泣いてるんですかユミル?」

ユミル「うぅ…ばかやろう…見てんじゃねぇ…!」グスッ

サシャ「えへへ、抱きつかれるのも悪くないですね、よしよし」


アニ(よかったね…私もひとっ走りしてくるか)



エレン「はあー、もう夕方か」

アルミン「たくさん回ったね…ちょっと疲れたよ」

クリスタ「でもすごい楽しかったよ私は!」

ミカサ「それはよかった…」

ミカサ(はっ、しまった…私も純粋に楽しんでいてクリスタのフォローをしてない…)

クリスタ「それにしてもエレンの髪留めはおもしろかったね」

エレン「ク、クリスタ…蒸し返さないでくれ…」

クリスタ「あははは!」


アルミン「ミカサ」ヒソヒソ

ミカサ「どうしたのアルミン?」ヒソヒソ

アルミン「今日は助かったよ、ありがとう」

ミカサ「クリスタをフォローしてあげるつもりだったんだけど…全くできなかった」

アルミン「いや、ミカサがいてくれただけで十分だよ!」

ミカサ「そう、なら良かった」


アルミン「ミカサは気付いていたんだろう?僕たちがまだ付き合ってないって」

ミカサ「うん、クリスタにも直接聞いた」

アルミン「そうか、でもねミカサ…」

アルミン「その…僕も覚悟を決めるよ………!」

ミカサ「…!!それってまさか?」

アルミン「今晩クリスタに告白する!」

ミカサ「!」



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告白するんだな…!今晩…!ここで…!

―夜・食堂―

ライナー「お!帰ってきたか」

エレン「おう、ここ座るぜ」スッ

ミカサ(すかさずエレンの隣へ…)スッ

アルミン「じゃあ僕たちはこっちに座ろうか」

クリスタ「うん」

ベルトルト「で、どうだった?」

エレン「楽しかったぜ!!うまいもん食えたし」

コニー「ちきしょー、エレン達は良い思いしたのに俺らは…」

エレン「なんかあったのか?」

ライナー「コニーたちが鬼ごっこやろうっていいだして、それに乗ったんだが…」

ベルトルト「角をまがった時、コニーがキース教官にぶつかったんだ」

ジャン「そしたらよ、休日だってのに罰走だぜ?信じられねえ」

エレン「あはは!なんだそれ!今度はぶつからないように俺も混ぜてくれよ!」

ミカサ「エレンは私が守る。だから私も…」

ライナー「そうだな、たまには大勢で遊んでみるか」


サシャ「はいはい!!せっかくなら食べ物賭けましょうよ!」

ジャン「やめとけみんな、食べ物賭けたらサシャだけ強すぎる」

ユミル「同感だ、人じゃなくなるもんな」

コニー「サシャ対俺たちでやっと同じ戦力か?」

ベルトルト「アニもいなきゃきついね」

アニ「私は遠慮しておく…、手をつけられない野獣と遊ぶのは厳しいでしょ?」

サシャ「ぐす……うう!うわああああん!!」ブワアア

サシャ「くりすたああああ!!」


サシャ「あれ?くりすたぁ??」

ライナー「いないな…」

ベルトルト「さっきまでいたのにね」

エレン「おい、アルミンもいねえぞ!?」


ミカサ「・・・。」

ミカサ「アルミンなら、ついに覚悟を決めて告白しに行った」

一同「!!」

エレン「は!?聞いてねえぞ!」

ミカサ「私にだけ言ってくれた…エレンだとおそらく頼りにならないから」

ライナー「ついに…このときが!!」

ベルトルト「遅すぎるくらいだよ…」


ジャン「幸せになれ、こんちくしょう…」

コニー「連れ出すなんてやるなアルミン」

サシャ「慰めてくれる人がいません…」グス

アニ「」ポンポン

サシャ「アニー!」ダキッ

アニ「やっぱりめんどくさいな…」

ユミル(クリスタ、アルミン、がんばれよ…)


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クリスタ「抜け出してきてよかったの!?」

アルミン「うん、いいんだ。それにクリスタに見せたいものがあって…」

クリスタ「見せたいもの…?」

アルミン「前にエレン、ライナー、ベルトルトと四人で行ったところなんだけどすごいきれいなところなんだ」

アルミン「今日は天気もおだやかで、なおさらいいかなって思って…」

クリスタ「そうなんだ!楽しみ!」

※アニメ第三話参照

―数分後―


アルミン「さあ、ここを抜ければ…」



クリスタ「!」

クリスタ「うわぁ~~!きれい!」

クリスタ「すごい…近くにこんなところがあったなんて…」

アルミン「…気に入ってもらえたかな…?」

クリスタ「うん!ありがとうアルミン!!」

アルミン「どういたしまして///」


クリスタ「ふわぁ、月も綺麗…」キラキラ

アルミン「・・・。」

アルミン(よし…!いくなら今!今しかない!!)

アルミン(ふうー…)

アルミン「クリスタ」

クリスタ「ん?」

アルミン「今日は楽しかったね…」

クリスタ「うん、最高の思い出だよ!」

アルミン(大丈夫だ、落ち着いてる)


アルミン「その、クリスタってさ、僕なんかと違ってすごい前向きで、積極的で他人を思いやる心も大きくて…」

アルミン(いける!)

アルミン「性格も外見も女神みたいなクリスタにこんなこと言っていいのかわからないけど…」

―――――アルミンとクリスタですかー、私は結構お似合いだと思いますけどね

―――――クリスタからアルミンにアタックしたってことだよ!

―――――アルミンとは似たような雰囲気を感じるからね、たぶん馬が合うはずだよ。頑張って

―――――クリスタを幸せにしてやってくれ……!

―――――アルミンは押すときは押すやつだからな、頑張れよ

―――――落ち着いて、アルミンならできる



―――――お疲れ、アルミン!



アルミン「もしよかったら僕と付き合ってください!!」バッ!


クリスタ「!///」

アルミン(言った…ちゃんと気持ちは伝えた…)



クリスタ「…ん」

アルミン「!」

クリスタ「うん!私でよかったらよろしくね!」ギュッ

アルミン「・・・」

アルミン「」パァア

アルミン(やった…やった!!!)


クリスタ「あーあ、先に言おうと思ってたのに…」

アルミン「あはは…」

クリスタ「私ね、アルミンのことすごい尊敬してるんだ…」

アルミン「え!?」

クリスタ「アルミンは気付いてないかもしれないけど、アルミンってすごい周りから信頼されてるんだよ」

アルミン「そうなんだ…知らなかったよ」

クリスタ「その、私もたまに優しいねって言われたりすることもあるんだけど…」

アルミン「うん、それはみんな思ってるんじゃないかな」


クリスタ「でも、違うの。ただ私のは『いいこと』してあげてるだけなんだ…」

クリスタ「自分からいい人になろうとしちゃってるの…」

アルミン「・・・。」

クリスタ「だけどアルミンは違うよ。みんなが相談に来るぐらい信頼されて、優しくて、解決力がある」

クリスタ「そう思った時から自然とアルミンのことを見てたの…」

クリスタ「『いい人』で終わるんじゃなくて、アルミンみたいな人になりたかった…」

クリスタ「だから私も…アルミンのことが好き!!」ニコッ


アルミン「!」ドキッ!

アルミン(あ…クリスタと目が合うのはそういうことだったのかな…)


アルミン「・・・。」

クリスタ「・・・。」


アルミン「なんか照れるね///」

クリスタ「そうだね///」

アルミン「そこ…座ろうか」

クリスタ「うん///」

スッ


アルミン「本当に綺麗だな…」

クリスタ「うん、ずっと眺めていたいくらい綺麗…」

アルミン「早く平和になってほしいな…」

クリスタ「」トン

アルミン「!!」ドキッ

アルミン(寄りかかられた!?)

アルミン「クリスタ?」

クリスタ「スースー」

アルミン(あ、寝ちゃったのか…今日はたくさん歩いたからね…)


アルミン「・・・。」

アルミン「本当に楽しかったなぁ…」

アルミン(クリスタが僕の隣に寝てるなんて考えられないな…)

アルミン「なんだか僕も…眠く…」

アルミン「スースー」


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エレン「はあ、やっぱりここにいたか」

ジャン「ったく、世話がやけるぜ」

サシャ「あ、二人寄り添って寝てますよ…!」

コニー「このままでいいんじゃねえか?」

ベルトルト「ダメだよ、完全に熟睡してるし、風邪ひくだろう」

ライナー「アルミンもやるなあ、こんなところで告白なんて」

ミカサ「この様子だと、成功したみたい…」

ユミル「良かったな…クリスタ………。」


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―朝・男子寮―


アルミン「う、うーん…朝か…」

アルミン「はっ!!えっとどうなったんだっけ…」

アルミン(そうだ…告白したんだった/////)カアア

アルミン「みんなはもう外かな?急がなきゃ……」


ガチャリ

糖分で脳がやられそうだぜ


クリスタ「あ!アルミン!!」

アルミン「おはようクリスタ///」

ライナー「お、朝から見せつけてくれるなあアルミン」

ミカサ「家族として、本当にうれしい…」

コニー「へへ、よかったなアルミン!」バシィ

ユミル「私のクリスタ、大事にしないと地獄行きだからな?」

アルミン「うん…ありがとうみんな///」

クリスタ「さ、今日も訓練がんばろう?」

アルミン「そうだね、じゃあ行こうか!」

アルミン(本当に幸せだな……僕の恋人であり……みんなの女神…)

アルミン(そう…彼女が……)

アルミン「クリスタ・レンズ……!」





終わり

良かった
>>1

グダグダで長々となってしまいすいませんでした
やっぱり最後までよくわからない展開で終わりましたね…
支援、読んでくれた人、ありがとうございました

(結婚しろ)

乙ー

楽しめたよ


ちょっとグダっちゃったな
ss書くのも大変なのか

この数日はこれが楽しみだった


乙でした
2人とも可愛かったよ



>>1のかくアルクリ好きだ
機会があったらまた別に書いて欲しいな

乙でした



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