真美「またオーディションに落ちちゃった」 (127)
VIPで完結はしたんだが、加筆、修正したいのでこちらに
ひっそりやってく
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1403174954
伊織「もう何回目よ?だらしないわね」
小鳥「伊織ちゃん、そんなこと言わないの!残念だったわね真美ちゃん」
真美「うあ~これから兄ちゃんと地獄の特訓だよ~最悪→」
亜美「真美どんまい」
真美「あ~嫌だなぁ」
伊織「そういえばあいつは?」
真美「車とってくるって言ってたから、そろそろ…」
P「真美~!レッスン行くぞ」ガチャ
真美「ほら…」
伊織「ま、頑張んなさい」
真美「はぁ~やれやれ、行ってきますか」
やよい「頑張ってね真美!」
亜美「けんと→を祈る!」
あれか…
ハッピーエンドではなかったが、あれは中々良かった
真美「はぁ~またレッスンかぁ」
P「仕方ないだろ、ステップミスってたし歌詞も間違ってたんだから」
真美「あれはほらその場のノリで何とか」
P「なってないから落ちたんだろ」
真美「おかしいな→」
真美(……)
真美(なんてね!こうやってオーディション落ちたら)
真美(兄ちゃんとまんつーまんでレッスンしてもらえるもんね→)
真美(レッスン後のスイーツも奢ってもらえるし)
真美(んっふっふ~)
P「何笑ってんだよ」
真美「に、兄ちゃんどこ見てんの!?真美は落ち込んでるんだYO」
真美(あ、危なかった→)フゥ
―レッスン室
P「こら!そこの振りはそうじゃないだろ!」
真美「やってるYO!こうでしょ?」
P「違う!こうだってさっきから教えてるだろ」
真美「うあ~難しいよ→」
真美(ってホントはもう出来るんだけどね)
真美(すぐに出来ちゃったら早く終わっちゃうもんね)
真美(そんなんじゃつまんないもん)
P「ったく…少し休憩したら頭からやるぞ」
真美「うえ~兄ちゃんの鬼→悪魔→!」
P「今日は出来るまでやるからな」
真美「うあうあ~」
真美(えへへ)
真美かわいい!・・・けど嫌な予感が
・・・・・・・・・・
・・・・・・・
P「はぁ…結局歌詞は完璧に覚えたが…」
真美「んっふっふ~」キラキラ
P「ダンスのステップまでは直せなかったな」
真美「ん~!ここのショートケーキは何度食べても美味しいですな→」
P「聞いてるのか?」
真美「まぁまぁ兄ちゃんも甘いもの食べて落ち着こうよ!」
P「…ったく」
P「この分じゃ次のオーディションも危ういから来週もレッスンにまわして…」ブツブツ
真美(お、来週も兄ちゃんとレッスンが出来る感じ?)
P「営業は今の真美はイベントの―…しか…いやでも…」ブツブツ
真美(んっふっふ~、来週も楽しみですな~)ニコニコ
真美「ふぃ~ちかれた→」
亜美「あ!真美お疲れっしょ~」
真美「うん、冷蔵庫に何かある?」
亜美「ピヨちゃんがジュース買ってきてくれてたよ」
真美「ホントだー!」
小鳥「あ、真美ちゃんおかえりなさい」
真美「ただいま→!ピヨちゃんこれもらうね!」
小鳥「ふふ、いいわよ」
小鳥「今日は営業のお仕事だったかしら」
真美「うん!でも聞いてよ~今日のお仕事さ→変な着ぐるみ着てさ~」
真美「別に真美じゃなくてもいいじゃんって感じなお仕事だったんだよね→」
亜美「大変だったね→」
真美「超熱かったし、服とか汗でムレムレだしさ~」
真美(でもあの後買ってもらったアイスめちゃおいしかったな~)
P「真美」
真美「あ、兄ちゃん」
P「そろそろ出るぞ」
亜美「今日もレッスンなの?」
P「ああ、ダンスで詰めなきゃならんとこがあるからな」
真美「うへ~」
P「うへ~じゃない!営業の帰りに言ってただろ」
真美「はぁ、ちかたない…行くとしますか」
小鳥「がんばってね真美ちゃん、プロデューサーさんも」
P「はいって言っても頑張るのは真美なんですけどね」
亜美「頑張るんだぞ真美軍曹!」
真美「真美が死んだら故郷の海に…」
P「いいから行くぞ」
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・
P「よし!やっと上手く踊れるようになったな」
真美「えへへ、真美もやれば出来るんだぜ→」
真美(流石にちゃんとやらなきゃ兄ちゃんも疲れちゃうよね)
P「よく言うぜ何度やったと思ってるんだ」
P「でもまあ頑張ったな」ナデナデ
真美「!」
真美「えへへ」ニコ
真美(んっふっふ~、このなでなでがあるからやめられないんだよね!)
P「さて、完璧に踊れるようになったとこだし飯でも食って帰るか!」
真美「おー!」
P「好きなの言ってみろ、どこでもいいぞ~」
真美「じゃあ回らない寿司~」
P「それは勘弁してくれ」
真美(えへへ、楽しいなぁ)ニコニコ
――――――――――――――
真美「おっはよ→」
響「お、真美はいさい!」
亜美「ひびきーん亜美もいるよ→」
響「亜美もはいさい!」
真美「はぁ~ちかれた~」
響「最近真美はレッスンばっかだな、自分も人のこと言えないけど」
真美「営業もちゃんとやってるYO」
真美「隅っこでニコニコしてるだけのつまんないお仕事だったけど」
亜美「その前が着ぐるみだっけ?」
真美「兄ちゃんが真美をもっと上に連れていってくれたら」ウル
響「わっ真美…泣いたらダメだぞ!」
亜美「でもなんであんなにレッスンしてるのにオーディション落ちちゃうんだろうね?」
同じ題名あったなと思ったらこれか……
面白かったけど、今回も結末は同じかな?
取り合えず、期待
ビターエンドに期待
真美「ん~、なんでだろうね→」
真美(ま、真美がわざとミスってるんだけどね)
響「もしかしてプロデューサーの教え方が下手くそなんじゃないのか?」
亜美「あ!それあるかもね→兄ちゃんどんくさいし」
真美「あははっ」
真美(残念ひびきん!兄ちゃんは教えるの超上手いよ→)
亜美「あれ?そういえば兄ちゃんは?」
響「小鳥に呼ばれて社長室に行ってたぞ」
響「なんの話かは知らないけど」
真美「そうなんだ」
亜美「ふ~ん、あ!ひびきんこの間の―…」
ガチャ
真美「あ!兄ちゃん!」
P「お、真美もう来てたのか」
響「何の話だったの?」
P「はは、ちょっとな」
小鳥「みんな、お茶淹れるけどいる人は手を挙げて~」
亜美「はーい!」
響「あ、自分もお願い!」
真美「真美も」
P「あ、真美はこれから出るから飲めないぞ」
真美「え?でもまだお仕事の時間じゃないっしょ?」
P「ああ、その仕事はキャンセルしてこれからレッスンだ」
真美「また!?」
P「明日のオーディションの為の最終調整をしないとな」
真美「うあうあ~そんなことしなくても大丈夫っしょ→」
P「いいから行くぞ」
真美「…は~い」
真美(まあ真美は兄ちゃんといられるならなんだっていいんだけどね!)
響「大変だな~真美」
亜美「兄ちゃんがもうちょっと使えたらね→」
小鳥「……」
小鳥「二人とも淹れたわよ~」コト
響「ありがとぴよ子」
亜美「お菓子もついてるなんてやりますな→」
小鳥「ふふ、どういたしまして」
小鳥「さ、社長にも持っていかないと…」
真美「ね→兄ちゃん~」
P「どうした?」
真美「真美もうしっかり踊れるんだからいいじゃん」
真美「あ!そうだ!せっかくお仕事キャンセルしたんだからどっか行こうよ!」
真美「ゲーセンとか今めちゃ熱いよ!!真美の中で!!」
真美「プリクラとかも撮りたいし~」
P「ダメだ!」
真美「ぶーぶー」
P「ぶーぶーじゃない…はぁ」
P「そうだな、明日のオーディション次第では連れて行ってやるぞ」
真美「ホント!?」
P「ああ」
真美「じゃあ早くレッスンしようYO!!行くよ兄ちゃん!!」
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・
真美「ふぅ…」
P「こんなもんか」
真美「どうだった?兄ちゃん」
P「ああ、いい感じだったぞ」
P「これなら明日はばっちりだろう」
真美「んっふっふ~」
真美「だから言ったでしょ?もうちゃんと踊れるって」
P「そうだな、安心したよ」
P「じゃ、疲れを残してもダメだし、そろそろ上がるか」
真美「らじゃ~!」
真美「あ、そういえば兄ちゃん、ピヨちゃんと何の話してたの?」
P「ん?」
P(正確には社長と話してたんだが…)
P「まぁ、真美には関係のない話だよ」ナデナデ
真美「んっ…むーはぐらかした→」
P「とにかく真美は明日のオーディションを頑張ってくれたらいいんだ」
真美「真美はいつでも頑張ってるもん」
真美(兄ちゃんと出来るだけ長くいるためにね!)
真美(その方が楽しいんだもん)
P「はは、そうだよな」
P「じゃ、明日は頑張ろうな」
真美「うん!」
―オーディション
P「いつも通りでいいからな」
P「頑張ってこい」
真美「うん!」
真美(…とは言ったものの)
真美(どうしようかなぁ)
真美(合格したら兄ちゃんに褒められるのは間違いないし)
真美(でもミスってもまた特訓してもらえるだろうし…特訓後のなでなで最高だし…)
真美(あ、そういや今回は合格したら遊びに連れて行ってくれるんだった)
真美(じゃあ真面目にやって―…)
「双海真美さん?音楽かかってますよ」
真美「え?あ、す、すみませんっ!!」
真美(やばっ普通にミスっちった!!)
P「……」
――――――――――――――
真美「また落ちちゃった…」
P「真美…」
真美「兄ちゃん…ごめんなさい」ウル
真美(うぁ…今日はホントに頑張ろうと思ったのに…)
P「……」
P「…久しぶりのオーディションだったし、緊張しちゃったんだよな」ナデナデ
真美「ううん…ぼーっとしちゃってて…真美…真美」
真美(兄ちゃん…ホントにやさしい)
P「ま、落ちたものはしょうがない…」
P「よし!沈んだ気持ちを盛り上げるためにゲーセンでも行くか!!」
真美「え…?いいの?」
P「行きたかったんだろ?」
真美「兄ちゃん…!」
真美(甘いよ兄ちゃん!甘過ぎるよ!!)
真美(でもそんな兄ちゃんが真美めちゃ大好きだよ!)
P「お…すっかりテンション上がりやがって」
真美「だって兄ちゃんとゲーセンだよ?当然っしょ!」
真美(兄ちゃん…真美次からはちゃんとやるからね!)
P「さっきのは嘘泣きだったのか?」
真美「そんなわけないっしょ!兄ちゃんの意地悪!!」
真美(次のオーディションは絶対受かって兄ちゃんに褒めてもらうんだ!)
P「冗談だよ」
真美「むー!ほら早く行くよ→!!」
真美(特訓もめちゃ頑張るから)
P「こら…引っ張るな」
真美「んっふっふ~」
真美(今は思いっきり楽しんじゃうもんね!)
真美「おお!兄ちゃんシューティング上手いんだね!」
P「昔結構やったからな~」
真美「そういやゲームも上手かったもんね!」
P「まぁな…って真美来るぞ」
真美「へ?うひゃ!?やられちった」
P「コンティニューするか?」
真美「ううん、兄ちゃんのプレイを見てる」
P「…俺一人でやっても仕方ないだろ」チャリン
真美「ああ!勝手に…もう」
真美「兄ちゃんはしょうがないな~」
P「ラストまで行くぞ」
真美「お→」ニコ
真美「兄ちゃんもう少しだよ!」
P「むぅ…もう2000円も使ってるが一向に取れんな」
真美「ガンバ!兄ちゃん」
P「お前もちゃんと横から見て指示くれよ」
真美「やってるYO!」
P「言うのが遅いんだよ」
真美「兄ちゃんが下手くそなんでしょ?」
P「何だとー!」
真美「なにさ→」ムー
P「…いやアームが悪いんだ」
真美「そーだ!アームが弱いのが悪いんだ→!!」
P「こら、店員に聞こえちゃうからもう少し静かにな」シー
真美「先に言ったのは兄ちゃんでしょ!」
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
真美「あ~楽しかった~」
P「…それは良かった」
真美「それにしてもこのプリクラの兄ちゃん…」ププ
真美「あははは!目デカすぎっしょ→!!」ケタケタ
P「いつまで笑ってんだよ」
真美「あ~おかし~!携帯に貼っとこ→」
真美「兄ちゃんも携帯出して!」
P「…ほら」
真美「はい!これでおそろだね!」ペタ
P「そうだな」
真美「それにしても兄ちゃんいつまでガラケーなの?」
P「スマフォは苦手なんだよ…ボタンないし、操作難しいし」
真美「慣れちゃえばこっちのが簡単だよ?」
P「いいんだよ、俺はこっちの方が落ちつくんだ」
真美「ふ~ん…じゃあしばらくはそのままだね」
P「そうなるな」
真美「あ、携帯変えるときは言ってね!また貼ってあげるから」
P「…ああ」
真美「…どうしたの兄ちゃん?なんか元気ないね」
P「ん、いやちょっとはしゃぎ過ぎたからな…疲れたんだよ」
真美「おやおや~?兄ちゃんはもうおじんですな→」
P「ああ、だから労わってくれ」
真美「ちかたないな→景品のお菓子の袋は持ってあげる」
P「そっちよりぬいぐるみを持ってくれ…」
真美「え→ぬいぐるみ抱える兄ちゃんめちゃ可愛いのに?」
P「可愛くなくていいから」
真美「んっふっふ~」ニコニコ
このss途中までしか読めなかったんだよな
真美「でもさ→兄ちゃん」
P「?」
真美「今日、兄ちゃんとゲーセンに来れて超楽しかったけど」
真美「真美が有名になったらこうやって遊ぶのって難しくなるよね?」
真美「ファンの兄ちゃんや姉ちゃんに囲まれちゃったり」
P「…まあ変装とかはしないといけないだろうな」
真美「むー…めんどくさいなぁ」
P「…まずはオーディションに受からないとな」
真美「わ、分かってるYO!」
P「ま、今日はダメだったが…真美ならきっと有名になれるだろう」
真美「兄ちゃんがいるもんね!」ニコ
P「……」
真美「兄ちゃん?」
P「…ああ」
P「そうだな」
こういうのの半分くらいは転載目的の他人だと思ってる
もう半分は転載目的の本人な
すでに悲しみのオーラが…
P「事務所に着いたな」
真美「そうだね」
P「残念ながら今日は事務処理が残ってるから送ってやれないが…」
真美「え!?ぬいぐるみとかどうすんの?超重いよ?」
P「それはもう事務所に置いといたらいいだろ…俺が持ってあがっとくよ」
真美「むーせっかく兄ちゃんに取ってもらったのに」
P「事務所に来たらいつでも見れるだろ」
真美「あ、そっか」
P「それじゃ、気をつけて帰れよ」
真美「うん!今日はありがとね兄ちゃん!」
真美「真美、次は絶対合格するから!特訓もめちゃ頑張る!」
P「…ああ、頑張れよ」
真美「ちっち、兄ちゃん疲れてるのはわかるけど兄ちゃんも頑張るんだYO」
真美「真美と一緒に頑張るんだからだからそこは”頑張ろうな”だよ兄ちゃん!」
P「……」
P「ああ、頑張ろうな、真美」
真美「うん!よろしくね兄ちゃん!」
真美「また明日→!」フリフリ
P「…じゃあな」
P「……」
P「さて…」
真美(んっふっふ~)
真美(明日からめちゃ頑張っちゃうもんね!)
真美(そんで兄ちゃんにいーっぱい褒めてもらうんだ)
―――――――――――
真美「はろはろ→!」
小鳥「あ、おはよう真美ちゃん」
真美「おはようピヨちゃん」
春香「お、おはよう真美」
真美「お、はるるんもおはおは→」
響「あ、真美…」
真美「ひびきんもいたんだ!おはよ→」
真美「あれれ?兄ちゃんがいませんな→」
響「…」ピク
真美「寝坊かな?まったくしょうがない兄ちゃんですな→」
春香「あ…ま、真美」
真美「今日は地獄の特訓の日なのにー」
小鳥「真美ちゃん…ちょっといいかしら」
真美「ん?どったのピヨちゃん?」
小鳥「あのね―…」
真美「……………え?」
真美「あ…あはは、ピヨちゃん冗談きついっしょ→」
真美「兄ちゃんがクビになったなんて…」
小鳥「……」
真美「……ねえ!嘘だって言ってよ!!」
真美「真美がいつもイタズラするからその仕返しでしょ?」
真美「真美分かってんだからねっ!」
真美「昨日も兄ちゃんと頑張ろって…」
真美「また明日って別れたんだから!!」
小鳥「……」
真美「だから…」
春香「真美…」
真美「だか…ら……」ジワ
真美(何…どういうこと??)
真美(意味が分かんないよ!!)
真美(ホントに…兄ちゃんクビになったの…?)
真美(なんで??)
真美(兄ちゃんだって頑張ろうって言ってたじゃん!)
真美(真美今日からちゃんと真面目にやって…)
真美(オーディションだって受かって…)
真美(兄ちゃんに褒めてもらうのに…)
真美(今日から…今日から真美は…なんで…なんでなの…)
社長「おお、来てたのかね真美君」
真美「しゃ…しゃちょ~」ポロポロ
真美「兄ちゃんが…ひくっ…クビって…うぅ…ホント……?」
社長「…うむ」
真美「…!」
真美「うあ…なんで…」ポロポロ
社長「彼の業績があまりにも悪かったからね」
社長「このままでは事務所自体が危うくなってしまう」
社長「厳しい事を言うがうちも慈善事業じゃない」
社長「結果を出してもらわなければ困るんだよ」
真美「でもっ…それだったら…真美も…悪いじゃん!!」
社長「真美君を上手くプロデュース出来なかったから…だよ」
社長「私も彼に期待していたんだが…ね…」
真美「うぅ…ぅあああっ」ポロポロ
社長「それでだ、来週には新しいプロデューサーを雇おうと思っている」
真美「!」
真美「待って!!待ってよ社長…!!」ガシ
真美「兄ちゃんを辞めさせないで!!チャンスをちょうだい!!」
真美「前のオーディション落ちたのも真美がミスをしちゃったから…」
真美「兄ちゃんは悪くない!!悪いのは真美なの…だから!!」
真美「次のオーディションは絶対受かって見せるから!!兄ちゃんを…」
社長「…そのオーディションが最後のチャンスだったんだよ…真美君」
真美「…っ」
真美「ぅあ…いや…いやだよ…うう…にいちゃ…うぁああああああああ!!!」ポロポロ
かわいい
真美「うわぁああああんっっ!!」ペタン
真美(兄ちゃん兄ちゃん兄ちゃん…っ!!)
真美(ごめんなさいごめんなさいごめんなさいごめんなさいっ!!)
真美(真美がちゃんとやらなかったから兄ちゃんが…)
真美「うぁっ…ぁああああんっくぅう…うぇえええぇん」ポロポロ
真美(次からちゃんとするから…今日からちゃんとするから…!!)
真美(戻ってきて…戻ってきてよぉ兄ちゃん…!!)
真美「ぅううううううにいちゃっ…ぐぅ…ぅううぁああ」ポロポロ
響「真美…大丈夫か?」
春香「ほら、顔を拭いて」スッ
響「でも意外だったぞ…真美がそんなにプロデューサーを慕ってたなんて」
真美「っく…?」グシ
響「いつも仕事がつまんないとか言ってたし」
真美「あぐ…」ジワ
春香「よく知らないけどレッスン指導もあんまり上手くなかったんだよね…?」
真美「違うもんっ!!」
春香「わっ!」
真美「兄ちゃんはめちゃ教えるの上手いもん…!」
響「でもレッスンばっかりしてたぞ」
真美「違うもん違うもん違うもんっ!!」
春香「わ、分かったから落ち付いて、ね?」
真美「うぅ…うううぅ」
真美(真美がちゃんとしてれば兄ちゃんは…うぅ)
美希「あふぅ…おはよーなの」
響「あ、美希…」
美希「…?なんで真美は泣いてるの?」
春香「それが…プロデューサーさんがクビになっちゃって」
美希「ふ~ん」
響「驚かないのか?」
美希「だってミキに関係ないんだもん」
響「それはそうだけど…」
真美「にいちゃ…」
春香「あれ?そういや美希は今日オフだったよね?」
春香「なんで事務所に?」
美希「ん~今度受けるオーディションの資料を取りに来たの」
真美「…オーディション…?」ピク
響「美希が自発的にオーディション受けるなんて珍しいな」
美希「ミキ的にはどうでもいいって感じなんだけど、律子が受けなさいって」
春香「美希、呼び捨てになってるよ」
美希「あ…でも本人いないから大丈夫なの」
美希「小鳥、この前言ってた資料ちょうだい」
小鳥「ちょっと待ってね……はい」
小鳥「必要事項を記入したらまた私のとこに持ってきてもらえる?」
美希「分かったの」
真美「ミキミキ!真美もそのオーディション受ける!!」
響「真美!?」
真美「ピヨちゃん!!真美にもその資料ちょうだい!」
小鳥「えっとね…真美ちゃん、これは全国放送のオーディションだから、今の真美ちゃんにはちょっと厳しいと思うわよ」
真美「いいから!!」
小鳥「…分かったわ」
真美「それでねピヨちゃん!このオーディションに真美が受かったら兄ちゃんのクビを取り消してくれる?」
小鳥「ええ!?」
真美「真美より人気のあるミキミキが受けるオーディション」
真美「このオーディションに真美が受かったら兄ちゃんの実力があったってことでしょ?」
小鳥「クビを取り消すなんて…そんな」
社長「はっはっは、いいじゃないか」
小鳥「社長…いつのまに」
社長「今し方戻ってきたんだよ」
社長「真美君、君がこのオーディションに通れば彼のクビを取り消そう」
真美「約束だよ!」
社長「ああ、頑張りたまえ」
真美「うん!真美絶対受かって見せるから!!」
真美(待っててね兄ちゃん!)
美希「よく分かんないんだけど頑張ってね」
春香「美希も頑張らなきゃ!」
美希「あふぅ…うん頑張るの~」
小鳥「社長…いいんですか?あんな約束して」
社長「アイドルがやる気になってくれている、いい事ではないか」
小鳥「そうじゃなくて…」
社長「ああ、アレはオーディションが終わるまで君が持っていてくれたまえ」
小鳥「…分かりました」
真美(全国放送のオーディション…)
真美(絶対に受かって兄ちゃんに帰って来てもらうんだ!)
真美「あ、兄ちゃんにこのことを言わなきゃ」スッ
真美(それから今まで手を抜いちゃってたこととかいろいろ謝んなきゃ…)
プルルルルル…
真美(怒られちゃうかな…?怒られるよね)
真美(でも兄ちゃんが戻ってくるならどんなに怒られても…!)
ピッ
真美「あ、にいちゃ」
―お掛けになった電話番号は現在使われておりません―…
真美「……っ」ジワ
真美(絶対受かってやるんだから!!)グシ
―オーディション
律子「それじゃ私は一度事務所に戻るけど、あんたたちは頑張んなさいよ」
美希「あふぅ」ヒラヒラ
真美「律ちゃんありがとね!」
真美(兄ちゃんに教えてもらったことを全部やればいいんだ!)
真美(真美なら…ううん、真美と兄ちゃんなら出来る!)
美希「がんばろーね」ニヘラ
真美「うん!ミキミキにも負けないかんね!」
「それではオーディションを始めますので番号を呼ばれた方は指定の部屋に―…」
真美(兄ちゃん…真美頑張るから!)
美希「~♪」タタッ
真美(…ミキミキはやっぱり凄いなぁ)
真美(審査員の人たちにも好感触っぽいよ~)
真美(でも真美だって…!)
「はい、ありがとうございました、それでは次―…双海真美さんお願いします」
真美「は、はい!」
真美「よろしくお願いします」ペコ
真美「……」ドキドキ
真美(オーディションってこんなにドキドキしたっけ…?)
真美(ダメダメ!いつも通り…いつも通り…だよね兄ちゃん)
真美「~♪」
真美(よし!出だしはいい感じ!このまま)
真美「~~♪」タタンタン
真美(いつも通りに)
真美「~^、~~♪」
真美(あ…歌詞間違えちゃっ)
真美「~♪」タッタタ
真美(うあ!?ステップも兄ちゃんに特訓してもらったとこ…)
真美(ああ…ダメ…頭が真っ白に…)
ザワ
美希「真美…?」
真美「~ぅっ、~」ポロ
真美(にいちゃ…)
真美「うああっ…うぇっ…うあああああああああんっ!!」ポロポロ
それからのことはよく覚えていない
ただ一つ分かってるのは…真美はオーディションに落ちたってこと
真美(兄ちゃんを真美は…真美は…!)ジワ
美希「もーいつまで泣いてるの?もう事務所に着いたよ?」
真美「ミキミキには分かんないよっ!」
律子「こらっ、美希に当たっても仕方ないでしょ」
真美「うぅ~でも…でもっ」
律子「ほら、なんでもいいから降りなさい」
社長「おお、おかえり」
社長「美希君おめでとう!そして真美君…残念だったね」
真美「うぅ…」ウル
美希「あふぅ、ミキもう疲れたから帰ってもいい?」
律子「ええ、手続きはもう済ませてあるし、いいわよ」
美希「じゃあ帰るの~、真美、残念だったね」
美希「でも次頑張ればいいとミキ思うな、それじゃばいばい」
真美「ぅぐぅっ…!」ポロ
小鳥「真美ちゃん…」
真美「しゃちょ~…」
社長「…真美君」
社長「約束を取り付けてきたのは君で、それを達成できなかったのも君だ」
社長「だからそのような目で見られたとしても、もうチャンスはあげられないんだ」
社長「残念だが彼のクビを取り消すことは出来ないよ」
真美「うぇえ…」ポロポロ
社長「厳しいようだが、理解してほしい」
真美「うぅ…いやだよ…にいちゃ…」
小鳥「それにね…真美ちゃん」
小鳥「もしオーディションに真美ちゃんが通ってたとしても」
小鳥「プロデューサーさんが帰って来てくれるかどうかは分からなかったの」
真美「っく…どういうこと…?」
小鳥「前のオーディション…プロデューサーさんのクビがかかってるオーディションの時ね」
小鳥「プロデューサーさんも真美ちゃんが受からなかったら辞めるって言ってたの」
真美「えっ…?」
小鳥「だから社長がクビにしていなくてもきっとここから去っていたわ」
真美「なんで…」
小鳥「もちろん理由はいろいろあるでしょうけど…真美ちゃん」
小鳥「あなたの人気が出ないのは自分のせいだって言っていたわ」
真美「…!」
小鳥「真美ちゃんはもっと有能な人間がプロデュースすべきだって」
真美(違う…)
小鳥「自分の力じゃ真美ちゃんを輝かせれないからって」
真美(違うよ兄ちゃん…)ポロポロ
真美(真美が悪いんだ…全部…兄ちゃんは悪くないよ)ポロポロ
小鳥「…これ、プロデューサーさんが真美ちゃんにって」スッ
真美「…?」
小鳥「ここを出る前に真美ちゃん宛てに書いてたものよ」
小鳥「今日のオーディションがどうなるかわからなかったから」
小鳥「今まで預かってたの」
真美「にいちゃ…」
社長「…まあ今日もうは遅い、家に帰ってから読みなさい」
社長「それと近日中には新しいプロデューサーが来ることになったからね、会った時はよろしく頼むよ」
社長「彼が誰をプロデュースするかは分からんが場合によってはみんなをプロデュースしてもらおうと思ってるからね」
真美「……」
真美(兄ちゃん以外の人なんか…)
社長「そんな顔をしないでくれ…真美君…私も辛いんだ」
社長「彼も大事な765プロの仲間だったからね」
社長「しかしこうなってしまったのだから」
社長「新しい仲間をしっかりと受け入れてほしい」
真美「……分かってるよ」
真美「真美が…全部悪いんだもん」
小鳥「真美ちゃんが悪いなんて誰も言ってないわ」
真美「悪いの!!」
小鳥「……」
真美「ありがとピヨちゃん…でも今はいいの」
真美「ホントに真美が悪いんだから…」
小鳥「真美ちゃん…」
真美「兄ちゃんの手紙…ありがと、家に帰ってから読むね」ニコ
律子「送るわよ…真美」
真美「うん…よろしく律ちゃん」
子供故の足らん考えが起こした悲劇か…トラウマもんだな
自分が手を抜いていたと告げない真美クズ
律子「それじゃ、今日はゆっくり休みなさい」
真美「うん…おやすみ律ちゃん」
律子「…おやすみ」
・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・
真美「御馳走さま」
「もういいの?まだ残ってるわよ」
真美「うん…真美お風呂入ってくるね」ガタ
「そう…今日はオーディションもあったし疲れてるのかしら」
亜美「……」
亜美「あむっ!もぐもぐ…御馳走さま!亜美もお風呂!」ガタ
―――――――――――
真美「電気消すよ?亜美」
亜美「うん」
真美「おやすみ」パチ
亜美「おやすみ」
真美「……」モゾ
真美(兄ちゃんの手紙…)カサ
真美「……」カチ
真美「うっ…ぐぅ…うぅ…」ポロ
兄ちゃんの手紙は…
『ごめんな』
と
『頑張れよ』
だけ書かれてた
真美「にいちゃ…うぁあ」ポロポロ
真美(謝るのは真美のほうなのに…)
真美(真美が悪いのに…)
真美「にいちゃぁああんっうぅうっ」ズズ
真美「うぁああっ…ひくっ…うぇええっ」ポロポロ
真美(真美はなんであんなバカなことしちゃったんだろ…)
真美(ちゃんとやってればこんなことにはならなかったのに…)
真美「うっ…ぁああああああっ!」ポロポロ
真美(過去に戻れるなら戻りたい!)
真美(あの時の自分を殴れるならめちゃ殴りたい)
真美(いくら後悔してもしきれないよぉ!)
真美「にいちゃぁあ…」
亜美「んぅ…真美…?」ムク
真美「ぐすっ…あ、亜美…ごめん…っく…うるさかった…ね」グシ
亜美「ん~…」ギュウ
真美「わっ…ちょっ…亜美!?」
亜美「…我慢しなくていいよ」
亜美「めちゃ辛い時はめちゃ泣くのがいいんだよ!」
亜美「ご飯の時もお風呂の時も真美がめちゃ辛い顔してたの分かってたよ」
亜美「隠さなくていいじゃん!亜美たちは双子でしょ」
真美「あみぃ…」グス
亜美「そりゃ真美がそこまで兄ちゃんのこと想ってたのは知らなかったけど…」
亜美「真美が辛そうにしてると亜美も辛いよ」
亜美「だから吐き出して、全部」
亜美「それとも亜美は妹だから頼りにならない?」
真美「ううん…ぞんなごどな゛い゛!うぅ~っ」ポロポロ
真美「うぁああああああああああああああああああああんっ!!!」
亜美「よしよし」ナデナデ
真美「兄ちゃんがねっ…事務所に来てね」
亜美「うん」
真美「っく…けんしゅーってやつしてるときに仲良くなったじゃん…」
亜美「二人でたくさん弄ったね」
真美「うん…でね…プロデューサーに…ひくっレベルアップ…じてから真美を選んでくれたじゃん」
亜美「うん」
真美「それがらっ…兄ちゃんとね…っ」
亜美「ゆっくりでいいよ」
真美「うぅ…一緒にいるのがすっごく楽しくてね…」
亜美「うん」
真美「仕事とか…っぐぅ…オーディションとかね…失敗したら」
真美「レッスンとか長くなるからっ…うぅう…うれしくて…っ」
亜美「だからわざとミスったりしてたんだ」
真美「…っ…う゛んっ!」ポロポロ
真美「でも…ごんなっ…こんなことになるなんて…うぐっ」ジワ
亜美「うん」
真美「真美…思わなぐで…」
亜美「うん」
真美「あぁあ…にいちゃ…にいちゃぁああああああああっ!!」
亜美「辛かったね…」
それから亜美は、真美が落ち着くまでずっと抱きしめてくれた…
亜美「落ち着いた?」
真美「…うん」
真美「ありがと…」
亜美「なんのなんの」
亜美「亜美は真美の妹だからね!」
真美「……」
なんだか亜美のが姉にみえてきたよ
亜美「あのさ」
真美「?」
亜美「亜美思ったんだけど」
真美「なにを?」
亜美「亜美たち…ってか真美がトップアイドルになってさ」
真美「うん?」
亜美「いーっぱいお金稼いじゃって兄ちゃんを雇ったらいいじゃん」
真美「へ?」
亜美「だって社長が兄ちゃんをクビにしたのって事務所にお金が無いからでしょ?」
亜美「だったら真美が自分で払えばいいんだよ!」
亜美「そしたら社長も文句言わないし、真美も兄ちゃんと一緒にいれて万々歳じゃん?」
真美「……!」
亜美「それに兄ちゃんに頑張れって言われてるんでしょ?手紙で」
亜美「だったら頑張るしかないっしょ!」
亜美「むしろ頑張らなかったら兄ちゃんめちゃ怒るんじゃない?」
真美「……」
亜美「確かに真美のせいで兄ちゃんはいなくなったかもしんない」
亜美「だからこそ真美が兄ちゃんを連れ戻さなきゃダメっしょ?」
真美(目からウロボロスって言葉は今日のためにあるっぽいよ)
亜美「真美…?聞いてる?」
真美「あ、う、うん!」
真美(今、真美が言わなきゃいけないことは…)
真美「亜美」
亜美「?」
真美「明日のおやつは全部亜美にあげるかんね」
亜美「マジ?超嬉しい!」
真美(って冗談は置いといて)
真美「亜美」
亜美「なにさ?」
真美「真美…めちゃ頑張る」
亜美「……」クス
亜美「うん、めちゃ頑張れ!」ギュ
その日は亜美と手をつないだまま眠った
明日からすること…すべきことがはっきり見えた
もう泣かない
それから真美は…
「これからよろしくね真美ちゃん」
真美「よろよろ→プロデューサー!」
トップアイドルになるために
真美「千早お姉ちゃ~ん!この曲のここが上手く歌えないんだけど」
千早「ここは…そうね、あまり高音を意識しすぎないようにして―…」
努力を惜しまなかった
真「最近頑張ってるね、真美」
真美「うん!あ、まこちん真美のダンス見てくれる?」
真「いいよ、新曲のやつだよね?」
真美「うん!」
どんなに小さなお仕事も…
真美「双海真美でーす!」ニコニコ
真美「よろしくお願いしまーす」
真面目にこなした
「真美ちゃん、次はラジオの収録が―…」
真美「ほいさ→!」
もう同じ失敗は絶対に繰り返さない
真美「765まんじゅうは美味しいよ!」
真美「リスナーの兄ちゃん姉ちゃんも絶対食べてみてよね!」
その甲斐あって
真美「ファンのにいちゃーん!ねえちゃーん!!」
真美「今日は来てくれてありがと→!!」
少しずつ…少しずつだけど
真美「兄ちゃん達に楽しんでもらえるように」
真美「真美たちめちゃ頑張るからね~!」
人気も出てきて…
伊織「なんであんたが仕切ってんのよ」
真美「あはは~めんごめんご→」
有名になってるって実感する
街を歩いてたりしたら
「あ、真美ちゃんだ~頑張ってね~」
真美「お、ありがとね→」ニコ
声かけられることも増えてきた
「真美ちゃんずっと応援してるよ!サインください!」
真美「ありがと~!サインならまかせてYO」
真美「このシャツに書けばいいの?」
真美(ホント、変装しなきゃダメっぽいよ兄ちゃん)
「双海真美…?」
「765プロの?」
ザワザワ
真美「……」
さっさと帰るが一番だね!
「真美ちゃん、来季のドラマの主演決まったよ!」
真美「ホント!?」
真美(兄ちゃん!真美、ドラマの主演決まったって!!)
真美(もうこれは来季のドラマは予約するしかないよね!!)
真美(楽しみにしててね兄ちゃん!真美頑張るから!!)
ーーーーーーーーーー
響「真美、この間のフェスは快勝だったなー!」
響「自分も負けられないぞ!」
真美「んっふっふ~ありがと→ひびきん!でも真美、ひびきんには負けないよ~」
真美(だって、真美はトップアイドルを目指してるんだから!)
真美「目標は…やっぱり…」
美希「あふぅ……どしたの?」
真美「ううん」
真美(ミキミキだ)
真美「はぁ…」
今日お仕事失敗しちゃった…でも
真美「ぷっ、あはは」
兄ちゃんのプリクラ見てると可笑しくて
凹んでたことも忘れられる…
真美「しかし傑作ですな~この顔は→」
真美「兄ちゃん…」
真美(まだ携帯に貼ったプリクラ付けててくれてるかな?)
真美「ま、無かったら真美がまた貼っちゃうもんね!」
真美(っていうかまた撮ればいいんだ!)
真美「んっふっふ~!燃えてきたっしょ!落ち込んでる場合じゃない!」
真美「頑張るぞ→」オー
亜美「んっふっふ~真美頑張ってるね!」
真美「あ、亜美!」
亜美「今日の営業ばっちしだったじゃん!」
真美「当然っしょ!真美はトップアイドル目指してるんだから!」
亜美「おやおや~この間仕事失敗して泣いてた子は誰かな→?」
真美「うあうあ~っ!それ言うの無しっしょ」
亜美「でも復活早かったね、なんで?」
真美「それは亜美にも内緒だよ」
亜美「え~」
真美「んっふっふ~」
―――――――――――――――
社長「いや~、新しいプロデューサーを雇ってから順調だね」
小鳥「そうですね」
小鳥「前任のプロデューサーさんのことで懸念されてた真美ちゃんも」
小鳥「今や美希ちゃんと並んで765プロの稼ぎ頭ですもんね」
社長「他の子たちも着実に仕事が増えてきているし」
社長「彼を雇って正解だった」
小鳥「美希ちゃんはIAのノミネートが決定しましたし」
小鳥「真美ちゃんも今度のフェスとシングルの売り上げによっては」
小鳥「ノミネートも夢じゃないですよ!」
社長「うちのアイドルからトップアイドル候補が二人も出るなんて」
社長「流石私がティンと来たアイドルたちだ」ハッハッハ
真美(兄ちゃん聞いてくれた?真美のシングル!)
真美(前は50位台だったけど今回は30位以内に入ったよ!)
真美(でもミキミキは10位だった)
真美(これが今の真美とミキミキの実力差ってやつだね)
真美(ちょっとは追いつけたと思ったのに…悔しいなぁ)
真美(でも真美は諦めないよ)
真美(来週のフェスに勝ったらえっと…IA…だっけ?)
真美(それにターミネーターされるんだって)
真美(そうなったらもうトップアイドルは目前ってことだよね?)
真美(真美頑張るから)
真美(もう少しだよ…兄ちゃん)
亜美「真美…!」
真美「亜美!」
亜美「やったね!!おめでとう!!」ギュウ
真美「うん!」
真美(やった!やったよ兄ちゃん!!)
真美(真美、フェスに勝ったよ!!)
亜美「これで真美もIAにノイタミナだね!!」
真美「違うよ→ノミネートだって律ちゃんが言ってたYO」
亜美「えへへ、でもこれでやっとミキミキに追いついたね!」
真美「ううん、まだだよ」
亜美「え?」
真美「IA大賞取ってからが本当の勝利っしょ!」
亜美「そっか、そうだよね!!」
亜美「ま、真美なら出来るっしょ→」
真美「出来るかな?」
真美(出来たらいいな)
―IA大賞会場
『それでは今年のIA大賞の栄冠を手にしたアイドルを発表したいと思います―…』
真美「……」ドキドキ
『今年一番輝いたアイドルは―…765プロの…』
真美「!!」ピクッ
『―…星井美希さんです!!おめでとうございます!!』
美希「!」
美希「あはっ、ありがとうなのー!」ニコ
「やったな!美希!」
美希「うん!ハニーのおかげなの!」ガバッ
「こら、プロデューサーだろ!あと離れなさい」
美希「やっ!」
真美「……」
真美(兄ちゃん…真美、IA大賞取れなかった…)
真美「……」ウル
真美(ううん、部門賞すら取れなかった…)
真美(真美はノミネートされただけ…)
真美「……」グシ
真美(ううん、でも取れなかったからって)
真美(トップアイドルになれないわけじゃないよね!)
真美(ここで終わりってわけじゃないもん…泣いちゃダメ)
真美(もう泣かないって決めたんだもん)
真美「……」
真美(ミキミキ…めちゃキラキラしてる)
真美(今回は…ううん、いっつも真美の負け負けだったけど)
真美(真美は…絶対ミキミキを追い越して見せる!)
――――――――――――
真美「……って」
真美「ミキミキ…ハリウッドに行くってどういうことなのさ~っ!!」
真美「勝ち逃げとかずるいっしょ」
亜美「まぁまぁ、真美さんそう言いなさんな」
真美「でもさ→」
亜美「IAで悔しい思いをしたのは知ってるよ」
亜美「でも亜美たちは今IEを目指してるんでしょ!」
真美「うん…そうだね」
亜美「それにもう目の前じゃん!このまま突っ走らなきゃ嘘っしょ?」
真美「うん!えへへ、亜美には助けられてばっかだね」
亜美「も~、そういうのは言いっこなしだYO!」
真美(兄ちゃん、知ってるかもだけど)
真美(真美は今、亜美とユニット組んで活動してるよ)
真美(去年となんか仕様が変わってIEを目指してるんだ)
真美(もう目の前まで来てる)
真美(お金もね、だいぶ稼げるようになったよ)
真美(事務所も大きくなったし)
真美(もう少し…もう少しだよ兄ちゃん)
真美(だから…待っててね!)
社長「え~、それでは我が765プロに新たなトップアイドルが生まれたことを祝して」
社長「かんぱーい!!」
「「「かんぱーいっ!!」」」
律子「ホント、あんたたちがIEを制覇するなんてね」
亜美「んっふっふ~!亜美たちだってやれば出来るんだよ→」
春香「今日は二人のための会だからね!好きなだけ食べてね」
やよい「おかわりもたくさんあるからねー」
「よく頑張ったね真美ちゃん」
真美「うん…」
真美(ついに来た…)
「…真美ちゃん?」
真美「あ、プロデューサーもありがとね→!真美たちだけじゃ絶対ここまで来れなかったもん!」
真美(兄ちゃん…時間かかっちゃったけど、ついに真美、トップアイドルになったよ!!)
ワイワイガヤガヤ
真美「……」チラ
亜美「……」ニコ
社長「はっはっは、今日は朝まで飲むぞ~」
小鳥「社長!飲むのはいいですけどみんなは巻き込んじゃダメですからね?」
真美「ねぇ社長、ちょっといい?」
小鳥「真美ちゃん…?」
社長「ん…?」
真美「あのね…」
・・・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・
真美(このあたりかな…?)
真美(反対されるかと思ったけど、社長は兄ちゃんを連れ戻すことを快く受け入れてくれた)
真美(あれから兄ちゃんは引っ越ししたみたいで居場所がなかなか掴めなかったけど)
真美「ん~流石いおりんですなぁ」
真美(いおりんにお願いして兄ちゃんの住んでる場所と今の職場を見つけてもらった)
真美「今度いおりんにはゴージャスセレブプリンを買ってあげよっと!」
真美「さて…兄ちゃんはどこかな…?」キョロキョロ
真美(んっふっふ~、2年も会ってないから真美の姿に驚くかな?)
真美(あ、真美はテレビに出てたから驚かないか…)
真美「ん~?兄ちゃんいないぞ…」
「すみません、ここは立ち入り禁止ですよ」
真美「うひゃ!?」ビク
真美(あれ…?この懐かしい声って…)
真美「ぅあ……」ポロ
真美「兄ちゃん…っ!!」ダキ
P「え…?真mうわっと…ちょっ…おま」ドテ
真美「兄ちゃん兄ちゃん兄ちゃん!!」ギュゥウ
P「いてて…こら…」
真美「ごめんなさい兄ちゃん…ごめんなさい…!」ポロポロ
真美(泣かないって決めたのに…止まらない)
真美(ずっと会いたかった)
真美(ずっと言いたかった)
真美「うぅっうぁあああああああああああああんっ!」ギュウウ
P「わかった、わかったから一旦落ち付いてくれ…真美」
真美「うぐぅっ…ふぅ…っく」
真美(名前呼んでもらえるだけで嬉しくなる)
真美(IE取った時より嬉しいかも)
P「落ち着いたか?」
真美「……」コク
P「ここじゃなんだし、ちょっと適当なとこに行くか」
真美「兄ちゃんはいいの?」
P「今は休憩時間だからな」
P「お前もそれを見越してきたんじゃないのか?」
真美「うん…そうだけど」
P「ほら、これで拭けそんなくしゃくしゃな顔で歩くのか?」スッ
真美「くしゃくしゃなんかじゃないもん!」チーン
真美(こんな掛け合いもホントに久しぶり…)
真美(なんて心地いいんだろう)
P「それにしても…」
真美「…何?」
P「いや、目の前にトップアイドルがいるなんてな」
P「なんか、変な感じだ」
真美「んっふっふ~どう?だいぶ成長したでしょ?2年前よりめちゃセクシーっしょ?」
P「ああ、すっごく魅力的になったな」
真美「うぁ…」カァア
P「?」
真美「そんな直球に言うのは無しだよ兄ちゃん…」ドキドキ
P「本当のこと言っただけなんだが」
P「逆になんていえば良かったんだよ」
真美「兄ちゃんならはいはいって流すかと思った」
P「…2年前ならそうしてただろうな」
真美「でも兄ちゃんよく真美だってすぐ分かったよね」
真美「変装してたのに」
P「兄ちゃん兄ちゃん言いながら抱きついてくるのはお前くらいしかいないだろ」
P「それにテレビや雑誌でよく見てたし…な」
真美「そっか…」
真美(兄ちゃん…ちゃんと真美のこと見ててくれたんだ)
真美「……」ウル
P「お、おい…この2年でずいぶん泣き虫になったな」
真美「泣いてないやい!!」
真美「もう!兄ちゃんにはデリカットが足りないYO」
P「…もしかしてデリカシーか?」
P「お前…中三にもなってそれは恥ずかしいぞ?」
真美「うあうあ~!!兄ちゃんのバカバカバカ→!」
真美「そういうところが足りてないっていってるんだよ!」
真美(全く!兄ちゃんは全く!)
P「悪い悪い、気をつけるよ」
真美「ふんだ!」
P「で、どうして俺に会いに来たんだ?」
P「ここは意味もなく来るようなとこでもないし…お前がここに来たってことはそういうことだろ?」
真美「あ…!」
真美(兄ちゃんに会えたのが嬉しくて忘れるとこだった!)
P「ていうか俺がここで働いてるってよく分かったな…」ボソ
真美「あのね!兄ちゃん」
P「あ、ちょっと待ったその前に」
真美「…?」
P「なんで俺に謝ったんだ?」
P「俺はお前に謝られるようなことされてないぞ?」
真美「う…」ズキ
真美(……うん、言わなきゃダメだよね)
乙です
乙。さてどうなるか
縺翫▽縺翫▽
すごく楽しみ
期待
真美「あ、あのね…兄ちゃん…」
真美は…兄ちゃんに怒られることを内心びくびくしながら
兄ちゃんがクビになるまでの真美のバカな行いと、クビになってからのことを話した
兄ちゃんは一つ一つ丁寧に聞いてくれて
P「そうか…」
そう言って黙ってしまった
P「……」
真美「……」
P「……」
真美「……」
真美(うぅ…沈黙が辛いよ…)
真美「……だからね…兄ちゃん」
P「……」
真美「また真美のプロデューサーをして欲しい」
真美「真美は…兄ちゃんがいたからここまで来れたんだよ」
真美「兄ちゃんが…なのに真美は…うぅ」ジワ
P「真美」
真美「にいちゃ…」
P「頑張ったな」
真美「…!」
P「真美なら、絶対に上にいけると思ってた」
P「実際トップアイドルになったもんな」
P「生半可な努力じゃなれないだろう」
P「…正直な、この2年でどんどん有名になっていくお前を見て悔しかったよ」
P「本当は俺がお前をトップアイドルにしてやりたかった」
P「それと同時に、やっぱり俺じゃお前をトップアイドルには出来なかったなとも思った」
真美「そんなことない…!そんなことないよ兄ちゃん!!」
真美「だって実際に真美を」ドクンドクン
真美(嫌な予感がする…掌が汗でびっしょりになる)
真美(絶対に当たってほしくない予感…)
真美(真美の今までの頑張りを全部否定してしまうような…応え)
真美(聞きたくない…聞きたくない…!!)
真美(どうしたらこの嫌な気持ちは拭えるの?)
真美(でも今の真美が兄ちゃんの口を塞ぐことなんて出来ない…)
真美(お願い…兄ちゃん…!お願い…!)
真美(お願い…神様…!!)
P「…俺がまだプロデューサーをしていた時」
P「いつまでも燻る真美を見てどうしようもなく自分が情けなくなった」
真美「そ…」ドクンドクン
P「このままじゃお前をダメにしてしまう…だからあのオーディションを最後に…」
P「……」
真美「にいちゃ…」
P「真美、お前の話を聞いて思うことはあった、当然な…」
P「でもな、どちらにせよ俺はお前をダメにしてたんだ…」
P「お前の本気を引き出せなかったんだから結局のところは同じ」
P「それを含めて俺はお前のプロデューサーを降りて正解だったと思う」
真美「ちがっ…!」
真美(違う!全部真美が悪いの!兄ちゃんは悪くない!!)
真美(言わなきゃ…違うよ…兄ちゃん…違うの…真美が…!!)
真美(声が詰まって出ない…言わなきゃいけないのに…言葉が…重い)
P「真美」
真美「うぁ…」
真美(なんでそんな目で見るの?)
真美(もっと真美を怒ってよ…真美を責めてよ)
真美(全部真美が悪いって言ってよ!!なんで…)
真美(兄ちゃん…兄ちゃん…にいちゃん!!)
P「ありがとな」
真美(嫌…嫌だ…嫌だよ)
P「お前が話してくれたことを聞いて、救われたよ」
真美(やめて…)
P「それだけでお前のプロデューサーをやって良かった」
P「本当にそう思う」
真美「うぅ…ううっ…」ポロ
P「トップアイドルがそう何度も泣くんじゃない」スッ
真美「だって…だっでぇ…」グス
P「…お前がそんなに俺のこと想ってくれてたなんてな」
P「驚いたが、嬉しかったよ」
真美「だったら…」グシ
P「…すまない」
真美(ああ…)
P「お前の希望にはそえない」
真美(当たっちゃった…)
P「俺はプロデューサーに戻る気はないよ」
真美「ぅぐっうう…」ポロポロ
真美(悪い…予感が…)
真美「うぁああ…っ…っ」
こっからやね
P「俺なしでもここまで来れたんだ」
真美(そうじゃないよ…違うよ!兄ちゃんがいたから…!)
P「それに今のお前なら嫌でも仕事が入ってくるだろ?」
真美「うぅっ…」
P「俺も今の仕事があるしな」
真美(いや…)
真美「うぁぁ…にいちゃ…」
P「…っとそろそろ休憩時間終わるな」
真美(いやだ!!)
真美「にいちゃんっ!!」グィ
P「真美…」
真美「やだっ!」
真美「お願い兄ちゃん戻って来てよ!!」
真美「兄ちゃんが戻って来てくれるなら何でもする!!」
真美「兄ちゃんが取って来た仕事なら何でもするから!!」
真美「真美のお給料全部兄ちゃんにあげるから!!」
真美「兄ちゃんがやることに真美は文句言わないから!!」
真美「兄ちゃんの言うことはなんでも絶対聞くから!!」
真美「だから…」
真美(だから…)
真美「おねがい…っ!兄ちゃん…」グス
真美「せっかくここまで来たのに…これでさよならなんて…やだ」
真美「やだよ…」ポロポロ
P「……」
P「あのな…真美」
真美「うぐぅ…」ギュウ
P「今の俺が戻ったとしてもお前の力になれないんだ」
真美「なるもん!」
P「仮に戻ったとして、仕事はお前のネームバリューで取って来れるだろう」
P「だが業界を離れてた俺よりも、今お前についてるプロデューサーの方が」
P「遥かに円滑に事を進めれる」
真美「真美は兄ちゃんがいい!」
P「俺が戻ってもお前の為にやってあげられることが少ないんだ」
真美「そんなことない!真美は真美は!!」
P「真美…分かってくれ」
真美「いやっ!やだやだっ!!」
P「俺とお前は差が開きすぎたんだ」
真美「聞きたくない!!」
真美「真美は…真美は…」
真美「この2年間…兄ちゃんの為に…」ポロポロ
真美「一生懸命…」
真美「兄ちゃん…兄ちゃん!」
真美「お願いだから…っく…」
ヴーヴー
P「はい…ああ、わかってる…ちょっと、な」
真美「にいちゃ…」
P「いや、そんなにかからない…すぐ戻る」スッ
真美「…うっく…」
P「真美…」
真美「やだっ!」
P「もう行かないと」
真美「やだやだ!!行かないで兄ちゃん!!お願い…っ!!」ギュゥウ
P「真美…」
P「…ごめんな」
真美「にいちゃ…にいちゃぁあああん」ポロポロ
真美「うぅ…うぁああ」
真美「やだよぉ…ぅえっ…」
真美「うぅぅ…うあああ」
真美「っぐぅう…いやだよぅっく…ひぐっ…にいちゃっ…」
真美「ぅあっうわぁあああああああああああんっ!!!」
・・・・・・・・・・・
・・・・・・・
・・・・
真美「はぁ…はぁ…ひっく」ズズ
真美(どれくらい泣いただろ…覚えてない)
真美(……何がいけなかったんだろ…)
真美(いや…それは嫌というほど分かってる…)
真美(……)
真美(真美が兄ちゃんを雇う…)
真美(兄ちゃんが断ることなんて全く考えてこなかった)
真美(希望だけを見続けてた)
真美(でも…現実は…)
真美「うっ…くぅ…」ポロ
真美(2年…)
真美(待たせ過ぎたのかな…?)
真美(……ううん)
真美(きっと1年でも結果は一緒だったんだろうな…)
真美「兄ちゃん…」
真美(携帯…スマフォに変えてた)
真美(苦手って言ってたのにな…)
真美「そか…」
真美(それも2年前だったね)
真美「あ、プリクラ…」
真美(……ダメ…また泣いちゃう)
真美(もう何も考えたくない)
真美(あの時ああしとけば良かった)
真美(いったい何回思っただろう…)
真美(最初から真面目にやってれば)
真美(あのオーディションの時成功してれば)
真美(兄ちゃんのクビを取り消してもらうときのオーディションの時も…)
真美(……)
真美(でも、何回思ってもそれは変えられないから)
真美(兄ちゃんも手紙でだったけど頑張れって言ってくれたから)
真美(真美は…頑張った)
真美(頑張ったから…ここまで来れた)
真美(でも…これからはどう頑張ればいいの…?)
真美(教えて…教えてよ…ねぇ)
真美「真美は…どうすればいいの…」
真美「……」
真美「……」
真美「……」
真美「……」
真美「……」
真美「……」
真美「あ…」
真美(そっか)
真美「もう頑張らなくても…いいじゃん」
真美「兄ちゃんに頑張ったなって言ってもらえたし」
真美(それに…)
真美「えへ…兄ちゃん…別れの時はいっつも謝ってばっかだ…ね」
真美(2年前も今日も同じ言葉)
真美(でも今回は…)
真美「……」
―ある日を境に765プロから一人のトップアイドルが姿を消した
小鳥「はい、大変申し訳ありません!こちらも早急に対応したいと思いますが―…」
「開けた穴は他のアイドルを―…え?いえ、しかしそれは―…」
律子「苦情や取材の電話が引っ切り無しでかかってきてます…社長」
社長「ううむ…」
亜美「……」
亜美(ねぇ、真美)
亜美(亜美は真美に余計なこと言っちゃったかな?)
亜美(今は真美の考えてること…分かんないよ)
亜美(これは誰に言ってるの…事務所のみんなに…?)
亜美(それとも―…)
―事務所に1通の手紙を残して
『ごめんなさい』
おわり
一回完結してるのに時間かかってしまった
展開は変わらず修正だけした感じになったけどまあいいか
えっと…ここに初めて書きこんだからよく分かってないんだが
HTML依頼を出したらいいの…?
救いは…救いは無いんですか!?
展開一緒かよすっげー肩透かしくらった気分
ここは終わったらhtml依頼出すのが礼儀
だな。またスレ立てたんだから、せめて最後くらい変えて欲しかった。
俺もやっぱり別展開が見たかったなあ
乙。救いのない話好きよ
前がどうだったか知らないからこの結果でOK
Pが辞める前ならともかく、まだ中学生の真美のモチベーションがどこにあるか見抜けない社長とPはある意味無能だったってことだな
社長だけが無能
別展開期待してたやつらはすまんな
手直しがしたかっただけの自己満足なんだ
それと真美がどうなったかは俺の中で決まってるが
後日談書いてしまったらお前らの想像の余地がなくなるからやめた
それじゃ呼んでくれた人たちどうもありがとう
依頼出してくる
本当にただの自己満足だね
喋り過ぎって良くないよね
まあまあええやないか
乙やで
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