伊織「…」

P 「」

伊織「…」

P「」



伊織「…」スカートﾁﾗｯ

P 「!!」ﾋﾞｸｯ

伊織「やっぱ起きてんじゃないのよ!!」ｹﾞｼｯ ｹﾞｼｯ

P 「イテテ! 足に力が入らなくて立てなかったんだ! 止め 助けて」


P（うひょー!! いおりんに足で）ツツー


P 「あ、やべぇ 鼻血が」


伊織「え？ ご、ごめんなさい。そんなに強くするつもりはなかったんだけど」


P「ああ、つい興奮しちゃって」


伊織「変態！ 変態！！ ダァ変態ぃ!!!!」ﾊﾞｺﾞｯ ｹﾞｼｯ

P 「ギャー あ、ありがとうございますぅｰ!!」

ーーーー鴨先生公園ーーーー

雪歩「うぅ、 この辺で良いかな？」ｻﾞｸｻﾞｸ

ｻﾞｯｻﾞｯ


雪歩「1m位で良いか。ふふ」すぽ

雪歩「落ち着く…」


真「この公園前に雪歩と…」

ーーー事務所ーーー

バシッ! バシッ! ゴンｯ！

P 「イテ！ ごめんなさあぎゃ!! タウンページは止めてください。 や、止めて ﾋｯ 」


伊織「止めてとか言いながら顔がニヤついてるじゃない！」


P「 いや、まじ 小鳥さん!! 誰か!?律子」

伊織「小鳥はランチで律子は あずさの所、他は仕事とオフだし誰に助けを呼んだって」


P「って事はいおりんと二人きりだな」ｷﾘｯ


伊織「まだ懲りてないようね…あら？」


グララララララララ


P「 地震、か？」

伊織「きゃ！」

P「 危ない！！」

ｼｰｰﾝ


伊織「あ、ありがとう」

P「 怪我無いか？」


伊織「え、えぇ、まぁ お陰様で」///

P（まさかいおりんをお姫様抱っこする日が来るとは 良い匂いだし 太股は柔らかいし 神様ありがとうございます）

伊織「いつまで触ってんのよ！！」


P 「すまん それより皆大丈夫かなぁ」


小鳥「只今戻りました～」

千早・貴音「戻りました」


P「 あ、お帰りなさい さっきは揺れましたね」


小鳥「凄かったですねぇ 大分長かったですもんね」

貴音「あんなに揺れたのは久方ぶりです」

千早「…」

ﾋﾟｯ


伊織「TVでは震度5強らしいわよ」


小鳥「皆に安否確認しなきゃ。 プロデューサーさんも手伝ってくれますか？」

P「 えぇ。 お前たちも手伝ってくれ。」


伊織・千早・貴音「はーい」



ーーーーーーー


小鳥「後は雪歩ちゃんだけですね。 本人の携帯に繋がります？」

P「 今やってみますね」


伊織「えぇ!? 何でそんな所に？」

小鳥「どうかしたの？伊織ちゃん？」


伊織「律子があずさを迎えにいったら愛媛県に着いて、地震が来て交通機関が止まったって」


小鳥「今日中に帰れるのかしら…」

伊織「無理そうだったらホテルに泊まるらしいわ」


小鳥「ピヨ!?」


小鳥（ダメよ!小鳥 自分を強くもって！ ダメよ妄想に負けちゃ…）

P「 な、何だって!? 本当なのか？」

小鳥「ど、どうしたんですか！？」

P「 雪歩の携帯は圏外か充電切れなんですけど真から電話が来て、えーと」

伊織「何よ？ はっきりしなさいよ」

P「…雪歩が、生き埋めになっているかもしれん…」


貴音「な、何と！ それは一刻を争う大惨事です。して、場所は？」

P「 車なら20分位の鴨先生公園だ。だが今は道路は渋滞しまくってるし1時間はかかるだろうな」

千早「ホントに生き埋めに？」


P「 真が言うにはそうらしい。千早は落とし穴作った事あるか？」


千早「…ありませんけど」


P「 落とし穴ってさ、遊び終わったら終わったら埋めるだろ? そしたら埋めた所だけ土がフカフカなんだよ。 で、真はこのフカフカ具合とか考えると雪歩が埋ってるらしい。」


千早「本当ですか？ もしかしたら誰かの落とし穴かも」

P「 あと、何となく声も聞こえるらしい」

それではまた明日

真はなぜこうも暴力キャラにされるのか……まあ、乙。

フカフカ具合から雪歩が生き埋めってわかるとかどれだけ雪歩が好きなんですか真さん…

声も聞こえるって書いてあるのに何を言ってるんだお前は

乙

伊織「あんたバカぁ？ 声が聞こえるなら最初っからそう言いなさいよ」


P「すまんな まぁ今から雪歩の所に行ってみるぞ」

P （自分より幼い、子供に罵倒されるなんて …興奮する）

ﾋﾟｷｰﾝ

小鳥（私じゃダメなんですか？）


P（まさか！ 頭の中に声が!!）

小鳥（ニュータイプなんですよ ふふふ、プロデューサーの妄想が共有できるピヨww）


P「 じゃあ 小鳥さんは事務所で留守番任しました。俺は車で行くけどお前らはどうする？」



小鳥（ピヨ!! また置いてけぼりですか!? 5話の海の時も、10話の運動会のときだって…… ）

P（…放置プレイだとしたら？）




小鳥（）ﾌﾟｼｭｰ



伊織「皆行くに決まってんじゃない」


貴音「…何をしておられるのですか？早く参りましょう」


P「 あぁ 車のキー探してたんだ。」


ーーー鴨先生公園ーーー


真「雪歩聞こえる? 出れそう？ 怪我無い？ 返事できる？ どのくらいの深さにいるの？ 雪歩ーーー!!!」


雪歩（私より真ちゃんの方が慌ててる 心配してくれてたんだ… 事務所じゃあんなに怒ってたのに）


雪歩「もう良いよ 真ちゃん。 こんな私に付き合ってくれて、ありがとう 」

真「 顔も見ずにお別れなんて 絶対させない。雪歩は絶対にボクが助ける!! 」ｳｫﾘｬｰ ｶﾞｽ ｶﾞｽ


雪歩「真ちゃん!! まさか素手で!?
どうしてそこまでするの？」


真「あの時スコップ渡したのはボクだ。 ボクのせいでこうなったんだ。雪歩が穴を掘るようにさせたんだ。」

雪歩「ちが、 そんなこと無いよ そうじゃなくても私は!! あぅ」 ｹﾞﾎ ｺﾞﾎ ｺﾞﾎ

雪歩（しまった 土吸い込んじゃった 息が…）

真「雪歩!! 事務所で酷いことしたのは虐めたかったんじゃなくて… 雪歩？」


雪歩「ｺﾞﾌｯ 知ってるよ真ちゃん。 前にもこんな事あったよね 。私が弱気になってた。 ごめんなさい 助けて…」


真「待っててすぐ助けるから!!」ウォｫラオラオラオラオラ


ーーー車内ーーー


伊織「ちょっと!!この車空とか飛べないわけ？」

P「 出来るならとっくにやってるよ」


貴音「ところでプロデューサー、雪歩を助けるためにはスコップが必要なのでは？」


千早「確かに… あそこに寄って行きましょう。プロデューサーと伊織はそのまま雪歩の所へ向かっていてください。」


貴音「直ぐに追い付けると思います では」


ｽﾀｽﾀ ｳｨﾝ

ーーーホームセンター ーーー



千早「…四条さん スコップはあっちに」

貴音「千早、貴方は災害に対して何らかの備えはしておりすか？」


千早「晩御飯として家にポ○リとロリーメートが3日分あります。それが一体どうしたのですか？」


貴音「私は今回の地震で思いました。もし、もう一度地震が起き食糧が手に入りにくい状況が発生したら…」


千早「だから味がバラバラのカップ麺を大量に持ってるんですね」


貴音「流石です」


千早「ただ、今は雪歩の救出が最優先 …大切な人を失う前に」


貴音 「」ｸﾞｩｰ


千早「そんな目で見ないでください。 雪歩を助け出した後で食べましょう。」


貴音「えぇ そうとなれば急ぎましょう!!」 ﾀﾞｯ

ーーー車内ーーー


伊織「もうこの辺で降りて走った方が早そうね」

P 「そうだな 駐車場探して停めてくる 先に行っててくれ」

伊織「真も電話に出ないし心配だわ。 真見つけたら連絡するから じゃあ また」ｶﾞﾁｬ ﾊﾞﾀﾝ


P （いおりんとのドライブデート最高 まだいい匂いする ）ｽｰﾊｰｽｰﾊｰ

Id変わってたけど本人です


続き

ーーー鴨先生公園ーーー

ｶﾞｯ ｻﾞｯｻﾞｯｻﾞｯ
真「 !! 雪歩の頭が」


雪歩「うぅーん 後ちょっとで…」ﾋｮｺｯ






公園内 他メンバー


千早「あそこにある山はもしかして!」


貴音「古墳!!!!」


千早「…眼鏡買った方が良いですよ。」

千早（あんなに小さな山が古墳？ どんなに小さい人のお墓なの…）ぷ、くくふふふ


貴音「どうされたのです千早？」


伊織「あんたたちも来てたのね で、千早はどうしたのよ？」


貴音「それが分からないのです つい先ほどからこのように」



伊織「まぁ何でもないのなら良いわ。 あの山の近くに雪歩と真がいるのね」


ﾏｺﾄｰ ﾕｷﾎｰ


真「あ、雪歩 応援が来たみたいだよ 後少しで」

伊織「真！ 雪歩！ 無事なのね」ﾌｩ


雪歩「うん でもシャベルが」


千早「スコップ買って来たの。こんな小さいので何とかなるかしら？」

雪歩「うん 左腕1本あればこのぐらい」


伊織「じゃあプロデューサーに電話しておくわ」 ﾎﾟﾊﾟﾋﾟﾌﾟﾍﾟ


P携帯「現在、運転ち

伊織「何でよ!! 何やってんのよこのバカプロデューサーは！ 私が電話したら3コールする前に出なさいよ!!!!」


貴音「無事に出られて良かったです雪歩」


真「雪歩!!」ﾀﾞｷｯ


雪歩「真ちゃん!!」ｷﾞｭ


伊織「クライマックス見逃したわ… まぁ無事で良かったわ」


千早「さて、事務所に帰りましょう？」


雪歩「あ、ちょっと口ゆすいでくる」

真「ボクは手洗ってくるよ」

ｲﾁｬｲﾁｬ

ーーー事務所ーーー

ﾄﾞﾜﾅ クローｽﾞ ﾏｱｰｲ



亜美「おやぁ？何やら」

真美「宇宙からの帰還者とその帰りを待ってた妻みたいですなぁ」

雪・真 ｷﾞｭ



春香「お帰りなさい 大丈夫だった？」


千早「雪歩と真は途中のネカフェでシャワーに入ってきたの。着替えは事務所から持って行ったし… 後は四条さんが餓死しそうな事くらいかしら？」

やよい「うっうー じゃあお湯 たぁくさん沸かしますねぇ」


千早「えぇ お願いするわ高槻さん」


千早（…私は天国にいるのかしら 天使がこんなにも）


ﾋﾟｷｰﾝ

小鳥（いいえ ここは桃源郷 ｸﾞﾌﾌ）


千早（他人の思考に干渉してこないでください ニュータイプは貴女だけじゃない ）

小鳥（ﾋﾟﾖ!! まさか！）


千早（勤務時間に妄想垂れ流さないで下さいね♪）



小鳥（）


伊織「どうして事務所に皆集合してんのよ」


P「 俺が皆に雪歩が無事に救出されたって伝えたらこうなった」


伊織「意外と気が利くじゃない まぁ流石にあずさと律子は無理ね 今頃どの辺りかしら」

ーーー律・あずーーー


あずさ「見てください律子さん！アソパンヌン列車がきましたよ!!」


律子「新幹線が無いなんて知らなかったわ え？これが特急？中にもキャラクターがいっぱい …可愛い」


ーーー事務所ーーー



伊織「特急で岡山に行ってそこから新幹線で帰るってメールが来たわ」



P「 そうか…」


伊織「どうかしたの？」



P「 あぁ、別に大したことは無いんだ。ただ愛媛県から岡山に行くには途中で電車の切り離しがあるんだよ。 車両移動するように伝えてくれるけど」



伊織「もし移動しなかったら？」



P「 岡山じゃなくて終点のうどん県高松向けてぶらり旅」




伊織「…大丈夫よ、律子がいるんだもの 高松からでも行けるでしょ♪」



ーーー律・あずーーー
ﾎﾟﾁ ﾌﾟｼｭｰ ﾎﾞｸｱｿﾊﾟﾝﾇﾝ
律子「あずささん!!!! 今喋りましたよ」

ﾜｰﾜｰ

ーーー事務所ーーー


雪歩「ごめんね 真ちゃん」


真「もう何回も聞いたよ ボクの方こそゴメン」


雪歩「それも聞いたよ」


真「そうだね えへへ」


雪歩「真ちゃん、指が」



真「まぁ少し爪が割れたり血が出ただけで !!!! っ雪歩!?」 ﾁｭ ﾁｭﾊﾟ

雪歩「まこひょひゃん すこひいひゃいけよ 我慢しへね」


真「う、 あぁっ い、だダメだよ雪歩こんな所で ぁっ」


雪歩「ひゃあ りょこなら 良いの？」ﾍﾟﾛｯ ﾂﾂｰ ﾁｭｳ


真「どどどどうしたの？」

真（こんなに積極的的に雪歩から求めて来るなんて 今までならハグ程度だったのに）

ﾋﾟｷｰﾝ


雪歩（真ちゃんが教えてくれたんだよ 自分に自信を持って行動する、今までの自分を変える事）

真（そ、そうだけど ってどうして頭のなかに声が？）


雪歩（これで真ちゃんがﾅﾆして欲しいか解っちゃうね♪ふふ 生まれ変わった萩原雪歩ですｯ！）ﾁｭ ｼﾞｭﾙ ﾁｭｳ



真（はぁあああん ごめんなさい 助けてぇ ）


終わり

おつ

初めて作りました


最後まで読んでいただきありがとうございました