なぎさ「マミはもしかしてドMなのですか?」 (147)
マミ「いきなりどうしたの?」
なぎさ「ちょっと試してみるのです」
マミ「試すって、何」
ドス
マミ「ぁつッ……?! ……え?」
ドクドク…
なぎさ「ちょうど盲腸の辺りなのです。思ったより血が出るのですね」
マミ「血!? い、痛……」
なぎさ「よいしょ」グリッ
マミ「うあ"っ!!」ビクン
なぎさ「マミ、とっても痛そうなのです。あ、魔法は使わせませんよ」
マミ「い 痛い…… 百江さん、抜いて…… お腹が――血が ……!」
なぎさ「抜いていいのですか? もっと血が出るのですよ?」
マミが何か答える前に、なぎさは乱暴に包丁を引き抜いた。
ズボッ
マミ「い"っ……!!」
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刃渡り15cmほどの包丁が抜かれると
傷口からとぷとぷと黒い血液が流れ、
なぎさはそのめくれあがった皮膚と肉に
爪を立てると、マミのはらわたをこじ開けた。
マミが青ざめて制止しようとするのを遮り
なぎさは血の溢れかえった裂け目に指を入れ
内臓を掻き分けながら手首まで挿入すると
マミは絶叫した。
マミ「あ"あ"あ"ッ……」
なぎさの掌はマミの燃えるような熱に包まれ、
臓物の痙攣に合わせて肉壁が激しく脈打つのを感じた。
なぎさ「マミの中、とってもあったかいのです」
マミの表情は激痛にゆがみ
今度は消え入るようなか細い声で「痛い」と鳴いた。
なぎさは挿入した手をゆっくりと動かし
艶やかな内蔵の感触を楽しんだ。
鈍痛はやがて痛ましい痙攣となり
マミの下半身はぷるぷると震え
なぎさにもたれかかるように倒れると
唐突に激しい吐き気に襲われた。
マミ「おえ"っ……!!」
マミの身体はびくりと動き
なぎさは血の混じった吐瀉物を浴びた。
マミ「……っはぁ…っ! はぁっ……!!」
なぎさ「マミ、臭いのです」
そう言ってなぎさは汚れたマミの口元をぺろぺろと舐めた。
なぎさ「でも、これくらい強烈な匂いも悪くないのです。
結構美味しいのですよ、マミのおゲロも」
なぎさが少し内臓を掻くと再びマミはびくりと跳ね
涙を流しながらなぎさの顔面へ血反吐をぶちまけた。
なぎさはマミのだらしなく開いた口に舌を入れ
すえた匂いとざらざらしたマミの舌を味わい
粘り気のある唾液を吸った。
マミは痛みと吐き気で潰れそうな意識の中で
自分の手にはめられた指輪を思い出し
苦しみから逃れようと力を振り絞ったが
なぎさがそれに気付くと無言で包丁をたたきつけた。
マミ「ぎゃあああああああああッッ」
マミは左手首から先を切り落とされ
切断面から勢いよく血を吹き出しながら絶叫した。
なぎさ「だから魔法は使わせないって言ったのです」
なぎさは地面に転がったマミの左手首を拾い
指輪がはめられた中指だけ噛み千切ると
そのまま飲み込んだ。
マミ「はーっ…はーっ…」
マミの荒い息遣いに合わせて
手首の断面からぼたぼたと血が流れ出ていたが
なぎさは気にせずマミの涙と鼻水とよだれを熱心に舐め続けた。
次第にマミは血の気を失い
崩れるように気絶した。
なぎさはぐったりと倒れたマミの身体から
内臓を引き抜き横に並べてうっとりと眺めた。
ぱっくりと開いたマミの腹に手を入れ
肉を押しのけて中身を掻き出すたびに
その豊満な身体はおもちゃのように反応して小さく動いた。
なぎさはその様子を楽しみ
マミの服を全て脱がすと傷口をさらに広げ
大腸、肝臓、胃袋と順番に取り出していった。
仰向けに寝ているマミの胴体の中心には
ぽっかりと穴が空いて血の池が溜まっていた。
なぎさは全裸になったマミの傷一つない乳房を
慈しむように舐めて甘い匂いを嗅ぎ
こりこりした小ぶりの乳首を噛んだり
指先で弄ったりして遊んだ。
なぎさ「マミ……そろそろ起きるのです」
意識のないマミに声をかけても返事はなく
薄く開いたまぶたの中に濁った瞳が見えた。
不意になぎさは気持ちの高ぶりを感じた。
乾いて薄紫になった唇、
ちぐはぐに乱れた金色の髪、
力なく消え入るような目、
無防備な顔…………。
なぎさは自らの内に芽生えたかつてない衝動に驚き
頬を紅潮させながらもう一度マミの名前を呼んだ。
「マミ…………」
なぎさは、それまでマミに向けていた欲求とは別の、
不思議な感情に戸惑った。
血を味わうために貪っていたマミの唇が
今やなぎさの目には得難い美麗なものとして映った。
先と同じように接吻しようとすると
ますます緊張し顔が赤くなった。
(どうしちゃったんだろう……さっきみたいに出来ない)
なぎさは血の気の無いマミを見つめ
胸を高鳴らせながら静かにキスした。
「マミ……ん……っ」
血と肉を味わっている時の喜びとは違う
湧き上がる情熱的な幸福を感じた。
なぎさは時々甘く息を吐きながら
動かない唇に何度もキスし
マミの名前を呼んだ。
「……ちょっとだけ……」
なぎさはマミの陰部をちらっと見ると
恐る恐る手を伸ばして不器用に弄った。
マミの陰部は湿っていて
ぬるりとした感触がからみついた。
なぎさは自分の指が血で汚れていることを思い出し
一度洗面台へ手を洗いに行ったあと
もう一度マミの下半身に覆いかぶさった。
なぎさはマミの薄い陰毛にへばりついている血を拭うと
局部を指で広げてじっくりと眺めた。
なぎさは息を荒くして鼻を近づけ匂いを嗅ぎ
まだ仄かに熱の残った陰部へ顔を埋めた。
膣口にキスして舌を入れると
ほとんど死んでいるはずのマミの肉体は反応し
愛液があふれ出てくるのをなぎさは懸命に舐めた。
飽きるまで数時間、なぎさはマミの蜜を味わい続けた。
今日はここまで。
少し前にvipで同じようなSSを書いていたら落ちてしまい、
ちょっと悔しかったのでこちらで完結まで書き切りたいと思います。
きもちわる
俺の知ってるマゾと違う
俺は好きだよ
グロならグロって言ってくれよ…
◆◇◆◇
なぎさ「ごめんなさいなのです!」
マミ「もう、本当に死ぬかと思ったじゃない」
なぎさ「もうしないから許してほしいのです」
マミ「まったく……私をバラしたい時はちゃんと前もって言ってくれないと
こっちも心の準備が必要なのよ?」
なぎさ「痛かったですか?」
マミ「痛いのは慣れっこだけど、さすがに今回はかなり痛かったわ」
なぎさ「でもマミはそういうの、好きなのですよね?」
マミ「そんなの言った覚えないわよ……」
マミ「百江さんがソウルジェムを飲み込んだ時はどうしようかと思ったわ」
なぎさ「だって臓物をかき回してるのに魔法使って平然とされてたら面白くないのです」
マミ「百江さんって結構ひどいわよね……」
なぎさ「お互い様なのです」
マミ「私は何もしてないじゃない」
なぎさ「ちょっと帰りが遅くなったからってすぐに怒るのは
どこの誰なのですかー? なぎさだってもう大人なのですよ!」
マミ「それは百江さんのことを心配して……」
なぎさ「それ!それもなのです!」
マミ「な、なに?」
なぎさ「仲良くなった今でも"百江さん"なんて他人行儀な呼び方するなんて
なぎさはちょっと悲しいのです」
マミ「百江さん……」
なぎさ「だから"なぎさ"って呼んでください!」
マミ「な、なぎさ……ちゃん」
なぎさ「……まあいいのです。とにかくマミは人の事をとやかく言えないのです」
マミ「でも今回約束を破ったのはなぎさちゃんの方よね?」
なぎさ「……すいませんでした」
なぎさ「なのです」
マミ「そう言えば私が気絶したあと、ずいぶん長い時間放って置かれたようだけど」
なぎさ「ぎく」
マミ「何してたのかしら?」
なぎさ「そ、それはもうマミのだいなまいとぼでーを堪能してたのです」
マミ「おやつとかこっそり食べてたんじゃないでしょうね」
なぎさ「なぎさはそこまで食いしん坊じゃないのです」
マミ「気絶したのはこれが初めてだけど、何かあったらすぐに回復させなさいって
いつも言ってるでしょ?」
なぎさ「……そうですけど……」
マミ「私が本当に死んだらなぎさちゃんも困ることになるのよ」
なぎさ「そ、それはとても困るのです!」
マミ「ふふっ、分かればいいのよ」
マミ「……じゃあ今日はもう遅いし、寝よっか?」
なぎさ「はいなのです!」
――――――
――――
――
……その日は、マミと一緒のお布団に入って眠りました。
マミは疲れていたのか、すぐに寝てしまいました。
でもなぎさは緊張してあまり眠れませんでした。
マミの寝顔を見ていると、またあの不思議な感覚がよみがえって
心臓がどきどきしてしまうのです。
今日は、マミに叱られた時ついつい意地悪に言い返してしまったけど
本当はとても申し訳ない気持ちでいっぱいでした。
マミはなぎさの病気のことを知っていて
いつもなぎさの相手をしてくれるのです。
痛くて辛いに決まっているのに、身体を傷つけられても
絶対になぎさのことを嫌ったりしませんでした。
なぎさは、マミが居なければ
この危険な衝動を抑えきれずに
周りの人や動物を殺してしまうのです。
マミが居なければ、なぎさはこの世界で生きていけないのです。
横でマミの静かな寝息が聞こえます。
そ~っと動いてマミの顔を覗き込んでみると、
その唇は、死んでいた時のマミのものとは違って、
血色も良く、表面は艶やかに濡れていました。
肌もとても綺麗で、思わずうっとりしてしまいます。
「……マミ」
なぎさは顔を近づけて、ちゅっとキスをしてしまいました。
無防備な唇はぷるんと弾力があって、
口元にマミの温い寝息を感じました。
その瞬間、顔が火を噴くように熱くなって
恥ずかしさのあまり布団にもぐりこんでしまいました。
マミの柔らかい感触が脳裏にこびりついて離れません。
なぎさは、マミの汗に蒸れた恥部の匂いや
滴る愛液の味を思い出して
下半身がじわりと熱くなりました。
「はぁ……はぁ……」
マミは相変わらずすやすやと寝ています。
なぎさはその横で、マミにそっと寄り添うと
女の人の甘い香りに包まれて、自分の下着の中に手を入れました。
なぎさのはマミと違って毛もありません。
なぎさは、マミの身体、マミの声、マミの優しい笑顔を思いながら
一心不乱に自分の性器を弄って、自慰を覚えたのでした。
今日はここまで
どmですね
この>>1頭おかしい
もちろん悪い意味で
>>1は早急に速やかに精神病院に行くべきだ
でも嫌いじゃないわ
そのうち脳○とか始めそうだな
ソウルジェムが無事なら死なないとはいえ
痛覚遮断全くしないでこんなことしてたらショック死しそう
とりあえずおっきした
マジキチ
だがそれがいい
…けどとりあえず>>18の言うとおり前置きくらいしとくべきだと思うの
つまんね
>>14
やっぱりビッカスってクソだわ
◆◇◆◇
マミ「はぁ……」
なぎさ「どうしたのですマミ、疲れてるのですか?」
マミ「ちょっと、ね。最近また魔獣が増えてきたから」
なぎさ「ご苦労さまなのです」
マミ「ソウルジェムを浄化するのに困らないし、ある意味ありがたいんだけど……。
こう毎夜外出してるとご近所の目も気になるのよね」
なぎさ「なぎさも手伝うのです!」
マミ「それは駄目。夕方とかならまだしも、真夜中に小学生が外を出歩くものじゃないわ」
なぎさ「むーっ。マミはなぎさを過小評価してるのです」
マミ「あ、でもなぎさちゃんに手伝ってほしいこと、あるかも」
なぎさ「! やりたい、やらせてくださいなのです!」
――――
なぎさ「―――……マミ、気持ちいいですか?」
マミ「あっ……うん、なぎさちゃん上手……んっ」
なぎさ「……そういう声だすのやめて欲しいのです」
マミ「でも気持ちよくて……あ"~……」
なぎさ「今度はオヤジみたいな唸り声になったのです」
マミ「なぎさちゃん、マ、マッサージの才能ある、かも……ん……」
なぎさ(なぎさの憧れたかっこいいマミは一体どこへ……)
マミ「はぁ~…………そこもうちょっと下……」
なぎさ「はいはいなのです」グリグリ
マミ「……~っ!」
なぎさ「んしょ、んしょ」モミモミ
マミ「ふぅ……なぎさちゃんにバラされるのとは、またちょっと違う気持ちよさね」
なぎさ「!! やっぱりマミはそういうのが好きで……!!」
マミ「あっ! ち、違うの今のはそういう意味じゃなくて……」
なぎさ「…………マミは」
マミ「?」
なぎさ「痛いのは……嫌いなのですか?」
マミ「……そうね……痛いのは、好きじゃないわ」
なぎさ「なら、どうしてなぎさの相手をしてくれるのです?
イヤなのはイヤだって、はっきり言ってくれればなぎさだって……」
マミ「私は別に、苦しむためになぎさちゃんの相手をしているわけじゃないもの」
なぎさ「じゃあ……なんのために……マミは損しかしてないのですよ?」
マミ「痛みや苦しみは必ずしも損とは限らないわ。多くのヒトの人生の中で
そういった辛い経験が、結果として喜びや幸せに繋がることもあるの」
マミ「中には自分自身の幸福と引き換えに辛い思いをしている人もいるでしょう。
でもそういった人たちはね、自分以外の誰かを幸せにすることに喜びを感じていたりするの」
マミ「ちょうど私たち魔法少女みたいにね」
なぎさ「……それはただのお人好しなのです」
マミ「そうかもしれないわね」
なぎさ「マミがなぎさの相手をしてくれるのは、それが理由なのですか?」
マミ「う~ん……なぎさちゃんが私を必要としてくれる事が、
私にとっての幸せなのかもしれないわね」
なぎさ「マミ……」
マミ「まあ痛みと言っても、魔法でほとんど軽減できるから
なぎさちゃんはそんなに心配しなくていいのよ?」
なぎさ「でも前に爪を全部剥がした時はすごく泣き叫んでましたよ?」
マミ「う……そ、それは……」
なぎさ「夜中に外を出歩くより、よっぽどご近所に怪しまれてると思うのです」
マミ「あ、あのねなぎさちゃん。心配しないでとは言ったけど、
実際は軽減できるのも限界があって……」
なぎさ「やっぱりマミはそういうのが好きなのですね。白状するのです!」
マミ「…………」
――――……
なぎさ「……マミ、さっきの話なのですけど」モミモミ
マミ「もっとしっかり揉んで頂戴」
なぎさ「機嫌直してほしいのです」モミモミ
マミ「私は別に機嫌悪くなんてないわよ?」
なぎさ「嘘なのです。眉がつりあがってるのです」モミッ
マミ「ちょっと!どさくさにまぎれて胸を揉まない!」
なぎさ「手が滑っただけなのです」モミモミ
マミ「……それで、さっきの話って?」
なぎさ「マミは魔法少女だから、いくら身体を壊されても回復できるのですよね?」
マミ「ソウルジェムが無事な限りはね」
なぎさ「それなら、例えばなぎさが他の魔法少女のところへ行って頼み込めば
マミと同じように受け入れてくれる可能性もあると思うのです」
マミ「そんな人いるかしら」
なぎさ「もしかしたらいるかもしれないのです」
マミ「……それで?」
なぎさ「マミはさっき言ってましたよね?
なぎさに必要とされることがマミの幸せだって……」
なぎさ「もしなぎさがマミを必要としなくなったら、マミはどうするのですか?」
マミ「…………意地悪なこと聞くのね」
なぎさ「……ごめんなさいなのです」
マミ「もしもなぎさちゃんが他の魔法少女のところへ行っちゃったら……かぁ。
そんなの考えたこともなかったわ」
なぎさ「寂しくなる……のですか?」
マミ「あんまり、想像したくないわね。
なぎさちゃんみたいにいつも一緒にいられる友達なんて、他にいないから」
なぎさ「さやかとか杏子は違うのですか?」
マミ「美樹さんたちとは確かに交流があるけど、いつも一緒にいるわけじゃないし
あの2人の前だとどうしても私の方が気を張っちゃうのよね」
なぎさ「マミは人より頑張ろうとしすぎなのです」
マミ「そうなのかもしれないわね。でも、なぎさちゃんといる時は不思議と落ち着くの。
年が離れているせいかしら」
なぎさ「…………」
なぎさ「マミは甘えられるのが得意なのですよ」
マミ「私が?」
なぎさ「誰かに頼りにされるよりも、よっぽど性に合ってるのです」
マミ「そんなことないと思うけど」
なぎさ「実際、なぎさがちょっとごろごろにゃーすればマミなんてちょろいもんなのです」
マミ「そんなに簡単に懐柔されたことあったかしら」
なぎさ「マミはいつも厳しく接してるつもりかもしれないのですが、
なぎさが甘えるとすぐにふにゃけた笑顔になるのですよ。自分で気付いてないのです」
マミ「……ふ~ん……じゃあ、試してみる?」
なぎさ「試す?何をですか?」
マミ「えい!」ぐいっ
なぎさ「わわっ、いきなり何をするのです!」
マミ「ほら、こうやって抱きついて甘えるんでしょ?」ムギュ
なぎさ(っ! マ、マミの む、胸が…… うわーうわー…!)モフモフ
マミ「ふふ、赤くなってる。恥ずかしがってるのはなぎさちゃんの方じゃない」
なぎさ(マミの…匂い……女の人の匂い……柔らかい……)ムフー
マミ「……なぎさちゃん? そろそろ……」
なぎさ「ま、待って」
マミ「?」
なぎさ「もう少し……もう少しだけ、こうしていたいのです」
マミ「……ふふっ」
――なぎさは、マミの正面からしがみつくように抱きついて、
しばらくじっとしていました。
マミは静かに、なぎさの背中をぽん、ぽんとあやしてくれます。
とてもあったかくて、まるで日向にいるような
心地良い安心感がありました。
マミの胸に顔を埋めていると、心臓のとくんと鳴る音と
血のめぐっている音がよく聞こえるのです。
マミの生きている音がする。
その神秘的な情景に耳をそばだてているうちに、
急にあの時の不思議な感覚を思い出して
なぎさの心拍がドキドキと早くなりました。
マミ「なぎさちゃんったら、ウサギみたいに心臓が鳴ってる」
なぎさは恥ずかしくなって、ますます脈が速くなります。
顔もだんだん熱を帯びてきて、火照ってきました。
マミは変わらず、一定のリズムで
ぽん、ぽんとなぎさの背中をたたき、あやしてくれています。
マミ「……さっきの話の続き」
なぎさ「…………」
マミ「もしもなぎさちゃんが他の魔法少女のところに行って、
そこで上手くやっていけるようなら、確かに私は必要ないかもしれないわね」
なぎさはハッとして、思わずマミの身体をぎゅっと強く抱きしめます。
マミ「でも私はそんなの嫌よ」
なぎさ「……マミ……」
マミ「なぎさちゃんが他の子に取られるようなことがあったら……」
今度は、マミがなぎさの身体をぎゅっと引き寄せて言いました。
マミ「私、嫉妬でその子を殺しちゃうかも」
その声は少しだけ震えて聞こえました。
なぎさ「マミぃ……ごめんなさい……ごめんなさいなのです……」ぽろぽろ
マミ「よしよし……」
なぎさはマミの腕の中で泣いて謝りました。
そして、今までなぎさを守ってくれていたものが
どんなに脆く優しいものだったか、思い知ったのでした。
今日はここまで
もう手遅れですが、一応言っておくと
このSSはそこそこハードなエログロが含まれています。
やったぜ
なるほど
期待
乙
この手遅れな感じの共依存
悪くないな
◆◇◆◇
ポキッ……
ポキッ……
ポキッ……
マミ「ン"ん"んんんん"!!」
巴マミはさるぐつわを噛まされ床に縛り付けられている。
百江なぎさは身動きの取れないマミの指を握ると
逆関節方向にゆっくりと曲げて
金切り音になって響くマミの悲鳴をうっとりと聞きながら
ミシミシと骨を軋ませたあと
ぽきんと折れるのを楽しんだ。
右手の5本の指がすべて折れ曲がった頃
マミの目にはすでに大粒の涙が滲んでいた。
なぎさは鼻歌を歌い可愛らしい微笑を浮かべて
何かを訴えかけているマミの顔を覗き込んだ。
マミは傍らに物々しく置かれた万力を発見すると
縛りの緩い上半身をくねらせて叫んだが
なぎさは意に介さず
ごそごそと準備を始めた。
マミ「ん"ぐうううぅぅぅッ!!」
なぎさはまず折れている中指をもう一度深く曲げて折りたたみ、
万力にはさむともったいぶるようにゆっくりと絞っていった。
ギッ
マミ「あがっ……」
ギッ
マミ「いッ……ぁあ!!」
ギリ……ゴキッ……ブチッ……
マミ「ぉお"あ"あ"あ!!!!」
鉄板にはさまれたマミの中指はみるみる押しつぶされ
圧迫された肉が皮膚を破って飛び出した。
マミは全身から汗を吹き出して
自分の骨が粉々に砕かれる痛みに耐えた。
マミ「あ……う……」
叫ぶ気力を失くしたマミはよだれを大量に吹き出し
目をうつろにして天井を仰いでいる。
万力を解くと原型をとどめていない肉塊が
ぶらんと垂れ下がった。
その後もなぎさは同じようにそれぞれの指を潰し
最期はナイフで切り落として美味しそうに食べた。
なぎさが血をすすり肉を噛んで至高の時間を過ごしているあいだ
マミは指を失って団子のように丸くなった自分の右手を見て
そのするどい痛みに震えていた。
食事を終えたなぎさは次にマミの上にまたがり
一言「マミ」とだけつぶやいた。
マミは口に詰められた布越しにくぐもった声で返事をした。
目の前にナイフの先端が突きつけられた。
マミは思わず顔を背けたが
なぎさは頭をつかんでそれを阻止し
無理やりまぶたをこじ開けた。
マミ「んん!!! ん"~ッ!!」
マミは恐怖に怯え悲鳴を上げた。
なぎさがナイフの刃をマミの眼球にそっと宛てがうと
大きな瞳は涙を滲ませてぷるぷると震えていたが
抵抗しようと暴れることはなかった。
マミのガラスのような瞳の中に
なぎさの姿が映っている。
「マ……ミ……」
なぎさはナイフを当てたまま固まった。
しばらく2人はぴくりとも動かずお互いに見つめ合い
マミが不審に思っていると
なぎさは急にナイフを放り投げて
マミのさるぐつわを外しはじめた。
マミ「ぷはっ……なぎさちゃん、一体どうし……んっ?!」
なぎさは勢いよくマミに覆いかぶさり唇を奪った。
いつもと違う、とマミは思った。
なぎさは尋常でない量の汗をかき
血をすする時の冷酷な微笑はかけらも無く
とろけるように優しいキスをした。
「マミ……」
なぎさが身を引くと糸が引いて垂れ
マミは激しく洩れる生暖かい吐息を感じた。
なぎさの目はとろんとしてねだるようにマミを見つめている。
なぎさは無言でもう一度キスした。
マミはその剥き出しの情熱的な欲望に戸惑いながらも
黙ってなぎさを受け入れた。
そうして激しく唇を重ねている間
なぎさは時々マミの名前を呼んで善がった。
なぎさはしばらくして満足するとマミから離れた。
マミ「はぁ……はぁ……はぁ……」
マミもつられて呼吸が荒くなり
なぎさは変わらず熱のこもった視線を向けていた。
あの暗闇のような感情は消え
少女らしい声色を取り戻したなぎさは
血まみれの服に着られて驚くほど幼く見えた。
なぎさ「マミ……あの……その……」
「…………好きにしていいのよ」
「……いいのですか?」
マミは天井を仰いだまま頷いた。
なぎさは服を脱ぎ捨てると
マミの顔面にまたがって見下した。
「マミ……見える? なぎさの大事な所……」
くすぐるような小さな声で言った。
マミは答えず
まだ毛も生えていない性器から
蜜のように愛液が垂れているのを正面に見た。
なぎさはそのまま腰を落とし
マミの口元に自分の性器を押し当てた。
なぎさ「はぁ…はぁっ…」
ゆっくり腰を動かすと陰唇がマミの口に沿って滑り
クリトリスが擦れる快感に身もだえした。
マミは膣から溢れ出る愛液を受け止めて
じゅるじゅると音を立てながらそれを吸った。
次第に動きの激しくなるなぎさに対して
マミは応えるように甘い声を出し
次の瞬間なぎさは「んっ!」と目をつぶると
身体を強張らせぷるぷると震えたあと
かつて経験したことのない快楽、絶頂を迎えた。
なぎさの足の力が抜けるとマミの顔に体重が乗り
ひくひくと痙攣する膣を舌に感じた。
「あっ……」
なぎさは小さく声を上げて
マミに乗った身体を退けようとしたが力が入らず
筋肉が急激に弛緩していくのを感じて
下半身に再び謎めいた快感を得た。
「あっあっ……あぁぁぁ……」
なぎさは何かが出てくる感覚に戸惑い
必死に抑えようとするが
ちょろちょろと流れ始めると
我慢しようとしても制御がきかず
次第に身体中をとろけるような感覚が覆い
やがて身を任せるように全ての力を抜いた。
なぎさは息を深く吐いて快楽に震えた。
マミは口内に大量に注がれるなぎさの尿を
こぼさず飲み干してなぎさの絶頂する様子を眺めた。
なぎさは最期にびくんと腰を浮かせて
ずるずるとマミの上からこぼれ落ち
まだ治まらない絶頂の波に打ちひしがれた。
マミは縛られ仰向けになったまま
なぎさの性器の形や膣の味、尿の味を思い出して放心した。
…………。
今日はここまで
つまんね
たしかに
かわいい
>>71
自演かな?
なぎさはクレイジーサイコレズ
◆◇◆◇
なぎさ「わああああああああ!!」バタバタ
マミ「ちょ、ちょっとなぎさちゃん?! どうしたの?!」
なぎさ「なぎさに近寄らないでくださいなのですうううううううう!!」バタバタ
マミ「落ち着いてなぎさちゃん! 確かに最初はびっくりしたけど……」モジモジ
なぎさ「…………」
マミ「えっと……その……なんていうか……///」
なぎさ「うわああああああ恥ずかしいのですううううううううううううううう!!!」
マミ「と、とりあえず布団から出てきて? ね? 恥ずかしくないから」
なぎさ「もうお嫁に行けないのですうううううう!!」
なぎさはこともあろうに
自分の恥部を見せ付けて昂奮した挙句
マミのお口を使って一人で気持ちよくなってしまったのです。
しかもおしっこまで洩らして……。
行為が終わったあと
マミは魔法を使い自力で縛りを解いて
疲れ果てて動けないなぎさを介抱してくれました。
なぎさは気が付くとベッドの上にいたのです。
マミ「ね? 大丈夫だから、ほら……出てきて?」
外でマミが優しく諭してくれますが
もうどんな顔をしてマミと話せばいいのか分かりません。
はわわと言葉にならない声を出して
なぎさは布団に丸まって恥ずかしさに震えました。
マミ「……もう……しょうがないわね」
ベッドにマミが腰掛けるのが分かりました。
なぎさは相変わらず固まって動きません。
マミ「私ね、なぎさちゃん……さっきのこと、実はとっても嬉しかったの」
マミは訥々と語りました。
マミ「なぎさちゃんが求めるものに私が応えられるなら
それがどんな形であれ、私にとっては何より嬉しいことなの」
マミ「なぎさちゃんが私を求めるのと同じくらい、
私もなぎさちゃんのことをもっと知りたいと思うの」
マミ「だから私も、なぎさちゃんを喜ばせてあげたい。
今日はそのための第一歩なのよ」
そう言うとマミはベッドに寄り添って布団越しになぎさを撫でました。
少しの沈黙のあと、なぎさはそっと顔を出しました。
「怒ってないのですか……?」
マミ「怒ってなんかないわ」
マミは笑顔で言いました。
なぎさ「マミは……ああいうことされて、嬉しかったのですか?」
マミ「…………///」カァーッ
マミは急に顔を真っ赤にして言葉を詰まらせました。
やっぱり恥ずかしがっているに違いないのです。
ごまかすように顔を背けるマミの様子を見て、
なぎさは少し意地悪な心を取り戻してきました。
なぎさ「マミって、実はヘンタイさんなのですか……?」
マミ「…………」プルプル
いつもなら言い返してくるところを、
マミは耳まで真っ赤にして、押し黙りました。
なぎさは少し調子にのって、布団から身を起こすと
マミに後ろから抱き着いてみました。
マミ「ちょ……っ」
なぎさ「もしかして、マミも気持ち良かったのですか?
こんなちっちゃな子供のおまたを舐めて……
やっぱりヘンタイさんなのです」
なぎさはもう思いっきり開き直ることにしました。
マミの反応を見るとたまらなく愉快で楽しいのです。
「も、もう! 変なこと言わないで……」
なぎさはマミの耳元でこそこそと囁きます。
なぎさ「ねえ、どうだった? なぎさのおつゆ……」
マミの身体は熱くなって、
触れているだけでも伝わってくるくらい
ドキドキしているのが分かりました。
なぎさ「なぎさはちゃんと覚えてるのですよ。
マミが美味しそうに舐めてくれた、舌の感触……」
なぎさ「とっても気持ち良かったのです」
そんな事を言っているうちに、なぎさも段々と昂奮してきました。
マミ「……あ、あんまり大人をからかうもんじゃないわよ」
なぎさはとうとう我慢できなくなって、
なぎさ「ねえマミ……キス、しよ?」
耳元に吹きかけるように、甘ったるい声で囁きました。
その瞬間、マミははじけるように振り向いて
なぎさをベッドの上に突き倒しました。
なぎさ「きゃっ!」
マミ「……いい加減にしなさい」
なぎさ「マ、マミ……んんっ」
マミの濡れた唇が押し付けられます。
その舌が、なぎさの口の中を這いました。
なぎさ「はむ……ん……む……っ」
息ができません。
なぎさは為すがまま、マミに貪られました。
なぎさ「…………っぷはっ! はぁ、はぁ……」
マミ「はぁ……はぁ……」
キスを止めると、お互いの息が吹きかかって
マミは上に覆いかぶさったまま
ぼうっとなぎさを見つめていました。
マミ「だって……だってしょうがないじゃない……!」
マミ「こんなに可愛いんだもの……こんなに愛おしいんだもの……」
なぎさ「…………」
マミは心の底から搾り出すように、苦しそうに告白しました。
それはまるで、膨らみ続けて肥大化したおびただしい愛情が、
マミの脆くて優しい心を引き裂いて流れ出てきたようでした。
マミ「なぎさちゃんが悪いのよ……何もかも……」
その声色は穏やかではありませんでした。
なぎさ「ああっ!!」
マミはなぎさの服に手をかけると、力いっぱい引きちぎりました。
マミ「綺麗な肌……ふふ、胸もまだこんなに小さい……」
マミは飢えたけだもののように、なぎさの敏感な肌を
じゅるりと舐めました。
なぎさ「はぅぅ……」
ぞくぞくと寒気が走りました。
マミは、なぎさの感度の良い乳首を
舌で転がして、ちゅっと吸いました。
なぎさ「ぁう……っ」
びくんと感じて、変な声を出してしまいました。
マミ「可愛い……本当に可愛い……
ねえ、どうして気付いてくれないの……?」
なぎさ「な……なんのこと……です……」
マミ「私はね……なぎさちゃんのことが好きなのよ。
愛しているの。自分でもどうしようもないくらい……好き」
そう言ってマミは再び息の止まりそうなキスをしてきました。
なぎさ「んっ……マ、ミ……」
マミ「んっ……ぷはっ!」
なぎさ「はぁ……はぁ……! マ、マミの方こそ!」
なぎさは涙目になりながら言い返します。
なぎさ「どうして気付かないのですか! なぎさだって、なぎさだって……!」
なぎさが言い終わる前に、
マミはうっとりと我を忘れたように
自分の服のボタンに手をかけて
はらりと脱ぎました。
なぎさ「……!」
マミ「…………それで?」
なぎさの目の前に、張りのある乳房がのしかかっています。
なぎさ「……なぎさだって! マミのことが好きなのです!
とってもとっても、マミに負けないくらい大好きなのです!」
マミ「そんなこと知ってるわ」
なぎさ「!!」
マミが上体をおろすと、そのこぶりな乳首と
なぎさの乳首がかすかに触れて擦れました。
なぎさ「ひゃぅっ!?」ビクン
マミ「なぎさちゃんって、結構感じやすいのね」
なぎさ「マミのいじわるぅ……」
マミ「あら? 意地悪なのはなぎさちゃんの方じゃない。
私をこんな風にした責任、取ってもらうから」
なぎさ「せ、責任……?」
マミは薄く笑うと、なぎさの下着の中にすっと手を入れました。
なぎさ「あっ! マミ、そこは駄目……」
マミ「さっきあれだけ見せ付けてきたのに、今更ダメとは言わせないわ」
マミの手のひらが蒸れたなぎさのおまたを覆いました。
まだ皮に隠れて見えないひだを、
マミの指が撫でるように剥いていきます。
なぎさ「はぁ……んあ……ぁ」
自分以外の人の手のぬくもりが、とてもくすぐったく感じます。
なぎさの恥部は、お漏らししてしまったみたいに
びしょびしょに濡れていました。
マミ「安心してなぎさちゃん、痛いようにはしないわ。
いい? 入れるわよ……」
なぎさは怖くなって目をつぶります。
つぷ、つぷと粘液のはじけるような音がして、
マミの指が入り口に入ったり出たりしています。
なぎさ「はぁっ……はぁっ……」
なぎさの意識にはもう、割れ目を這うマミの指と
膣口が押し広げられていく感覚しかありませんでした。
マミの指が少し深く入りました。
なぎさ「っ!」
マミ「大丈夫……痛くない、痛くない……」
なぎさは怖くなってマミを見ました。
先と変わって、マミの目はとても穏やかでした。
なぎさ「マミぃ……キス……」
ねだると、マミはちゅっと軽く口付けしてくれました。
なぎさが「もっと……」と欲しがると、
マミは優しく、何度もキスしてくれました。
そうしているあいだに、マミの指はどんどん奥に入ってきます。
なぎさ「あぁぁ…………」
奥まですっぽりと入ってしまうと、
なぎさの身体は不思議な快感で満たされました。
マミ「痛くなかった、でしょ?」
なぎさ「う、うん……どうして……」
マミは指輪をさりげなくかざして微笑みました。
なぎさ「魔法……そっか……」
なぎさは安心して、ふっと身体の力を抜けてしまいました。
マミ「こら、気を緩めちゃだめよ?」
マミの指が小さく動きました。
なぎさ「んぁ…っ!」
マミ「すごくぬるぬるしてる。指が持っていかれそう」
なぎさ「ま、待ってマミ動かしちゃだめ……!」
次にマミは指をゆっくりと出し入れし始めました。
その異物が膣から押し出されていくたびに
なぎさは浅く息を吐いて力を入れてしまいます。
なぎさ「はぁっ……はぁ……っ」
マミ「あっ、すごい……きつくて吸い付いてくる……」
感心したようにつぶやくマミの横で、
なぎさは断続的に走る不可解な快感に震えていました。
マミ「こっちも一緒にね?」
なぎさ「あっ!?」ビクッ
マミは手のひらで器用に皮を剥いて
露出したクリトリスをすりすりと擦り始めました。
マミ「どう? 気持ち良い?」
なぎさ「あっ、あっ……何か……く、クる……!」
汗と愛液がマミの手の中で混ざり合って
敏感な表面をぬるぬると刺激します。
マミは時々なぎさの未発達な乳房や
勃起した乳首を弄りながら、
少しずつ挿入した指を激しく動かしていきました。
なぎさ「はっ、はっ……あぁぁぁ……!」
大きな波がうねりを持ってなぎさの隅々まで行き渡り、
全身の筋肉が強張るとついに息ができなくなりました。
なぎさの顔は涙とよだれまみれになって
助けを乞うようにマミの方を見ると、
マミもほのかに汗をかいていました。
そして、その熱い唇でとどめのキスをしたのです。
その瞬間、感覚の波の頂点が脳天を貫き、
すべてが真っ白になってしまったように、
ただ物凄い快楽だけがなぎさの中に残りました。
なぎさ「ぁ……――――!!!!」
下半身はがくがくと激しく痙攣し、
ぷしゅっ、ぷしゅっと透明な液体が勢いよく飛び出しました。
視界はチカチカして、制御できない身体の感じるままに
なぎさは再び絶頂を味わったのです。
それでもしばらく波は収まらず、
なぎさは意識を失いそうになるほどの快楽に、身動きが取れませんでした。
ようやっとまともに息ができるようになると、
マミが優しく抱いてくれる肌の温もりを感じました。
なぎさ「はーっ……はーっ……」
ぐったりと力を使い果たしたなぎさは
そのまま沈むようにマミの腕の中で深呼吸しました。
マミ「気持ち良かった?」
にっこりと笑ってマミは言いました。
なぎさ「う、うん……すごく、気持ち……良かった……」
その日は、二人とも裸のまま同じベッドに入り
幸せに包まれながらぐっすりと眠りました。
………………。
今日はここまで
乙
◆◇◆◇
百江さんの殺人欲求の発作は、
傍目にもすぐに分かるものでした。
その発作が始まると、彼女は前触れなく
かくんと頭をもたげて、眠たそうにまぶたを閉じるのです。
すると次の瞬間には目の色が変わって
口をぱくぱくと動かしながら、不安定に表情をコロコロと変えるのです。
その状態の彼女に話しかけてもまともな返事は返って来ず、
不用意に近づくと、爪を鋭く立てて皮膚を引っ掻いてきたりしました。
ほとんど別人と化してしまうのです。
その発作には決まった周期というものはなく、
例えば一緒に食事をしている時やテレビを見ている時、
あるいは買い物などで外出している時でさえ
彼女は唐突に変貌し、生きているものを手当たり次第に攻撃するのです。
そして残酷なことに、彼女は自分が何をしているのかはっきりと覚えていました。
目の色が変わっている間は彼女もただ本能に任せて行動するのですが、
発作が治まった後には自分の犯した行為に恐怖し、
可哀想なほど怯えて、人目を避けるように隠れてしまうのでした。
私は、そんな彼女を救わなければならないと思いました。
かくして私は、百江さんの殺人的衝動を受け入れる決意をしたのです。
私の身体を差し出すと、黒い感情に研ぎ澄まされた彼女の心は
一切の躊躇なく、満足するまで血肉を貪りました。
はじめのうちは、正気に戻るとわんわんと泣き叫んで
私の傷の手当をしようとしました。
けれども、そんな彼女を憚って私から行為に誘うようになると、
少しずつ彼女も変わっていきました。
行為を重ねることで彼女は自分自身を赦し、
その悲劇的とも言える運命を受け入れられるようになったのです。
私たちは、2人だけの秘密の行為に
いくつかの約束事を作りました。
そして、いくら非人道的で危険な行為と言えども
それらが日常的に行われるようになると
もはや一種の習慣となり、
私たちにとって、それは特別なことではなくなりました。
例えば彼女は、両腕を切断してみたいとか、股裂きをしてみたいとか
恐ろしい事を平気で言ったりするのですが、
私はそんな彼女の具体的な提案をしっかりと聞き取り、
言われた通りに準備して、あとは全て彼女に任せます。
痛みは魔法で軽減できましたが、
そうは言ってもせいぜい骨折が切り傷に感じる程度だったので
筋肉を引きちぎられたり皮膚を燃やされたりすると
意識が飛んでしまいそうなほどの壮絶な痛みとなりました。
けれども、正直な話をすると
私はその痛みを通して、ある種の喜びを感じていたのも事実なのです。
そしてそれは、肉体的な苦痛でのみ得られる
私と百江さんの間にだけ存在する唯一つの絆のような幸福だったのです。
彼女は、私の身体を引き裂くことで
私にささやかな幸せをもたらしてくれました。
しかし、その行為によって
彼女の心の暗い部分を解消することはできても、
彼女の本質的な部分、人としての魂は、
果たして幸福と言えるのかどうか
私は自信がありませんでした。
そして、受け入れるだけではない別の方法、
つまり彼女自身の肉体に深く潜り込んで
快楽の悦びを与えられると確信したとき、
私はようやく、愛というものの存在を知ったのです。
――――……あれからどれくらい日が経ったのでしょうか。
私は相変わらず、百江さんと一緒に過ごす毎日を送っていました。
あの日、彼女が官能を知ってからというもの
血肉を欲しがるのと同じくらいの頻度で
私の愛撫を求めてくるようになりました。
彼女は、少し激しく動かしただけで
簡単に絶頂へ達しました。
その恍惚としている表情がとても可愛らしいのです。
まだ成熟しきっていない小さな身体は
かえって快楽の純度を高めているようでした。
ただ一つ、私が少し心配しているのは、
稀にですが、2人が淫らな行為に夢中になっていると、
一瞬だけ黒い方の彼女が見え隠れする時があるのです。
おそらくですが、彼女が色欲に目覚めて
官能へ溺れていくのに慣れるうちに、
あの潜在的な暗い欲望と区別がつかなくなってしまったのでしょう。
彼女はこの頃、自分だけ気持ち良くなるのは不公平だと言い、
積極的に私を喜ばせようと努力していました。
私が彼女にしたのと同じように、彼女もまた
私の感じやすい場所を一生懸命愛撫してくれました。
そうして彼女が私の身体をいやらしく舐めていると、
時々あの濁った灰色のような目で私を見ていたりするのです。
彼女が不意に見せるその表情に、私は背筋の凍るような
恐ろしく冷たい本性を感じ取りました。
実際にはほんの些細な違和感という程度で、
気付いた時には元の百江さんに戻っているのですが、
本来異なる心であると思われた彼女の二面性が
知らぬ間に混ざり合い、重なっていく事を想像すると
私の心は妙な不安にざわざわと落ち着かなくなるのです。
もしかしたら彼女には、私の想像の及びも付かない
真に無垢な心が眠っているのかもしれないと……。
今日はここまで
怖くてチーズになっちゃいそう
この後の話ですが、当初の方針だとちょっとグロに寄りすぎていたので
(というかあまり面白くなかったので)路線を変更したいと思います。
そのため3,4日ほど書き溜めてから投下します。
すみません。
◆◇◆◇
……キ――――……… ン
耳鳴りに目を覚ました。
ぼんやりした感覚が徐々に鮮明になると
埃ッぽい空気に思わずむせた。
ほの暗い部屋。
冷たい床。
「マミ」
横になぎさがいた。
「なぎさちゃん……ここは……? 私どうして……」
返事はなかった。
辺りを見渡す。
窓もない。
奥には乾いて錆びた鉄扉。
切れかかった蛍光灯の明かりは
不快な色合いを帯びて2人を照らしている。
マミが警戒して立ち上がろうとすると
なぎさがその手を強く握って引きとめた。
「大丈夫よ。怖がらなくていいわ……」
そう言ってなだめていると
なぎさは甘えるようにしがみついて
マミの胸に顔を埋めた。
自分たちの身に何が起きたのか分からないが、
マミは一刻も早くこの部屋から出ようと考えた。
「……げほっ」
鼻をつく鉄のような匂いに咳き込む。
何かが弾けて飛んだ。
鈍痛。
なぎさの白いワンピースに赤い斑点が浮き出ている。
マミの制服に赤いシミが広がる。
「ごふッ ゴポッ」
喉の奥から血の匂いが溢れてマミの呼吸を遮った。
マミは唐突に湧き上がる血の在り処に困惑し、
慌てて抑えようとしたが勢いは止まらず、
ごぽ、ごぽ、と泡ぶくのように漏れて口元に赤く滴り落ちた。
「なぎ……ごほッ なぎさちゃん…っ 今は駄目……うぷッ pp」
マミは抱きついているなぎさの肩に手を置こうとしたが
身体が思うように動かず、少し遅れて、
じわじわと潰されるような緩やかな鈍痛。
不意に力が抜けて、マミはなぎさに押し倒された。
「なぎさ……ちゃ…… どう……して……」
まるで死人のように息を殺し
マミに覆いかぶさるその姿は、
あの猟奇的な魂の百江なぎさではなかった。
無機質で空っぽな心、清らかな外殻、
意識する眼差し、行き場を失って稀薄な魂……
かつて百江なぎさであった物の、
煌びやかな生の象徴はいびつに変形している。
「はぁ、はぁ っ」
なぎさは仰向けに寝るマミの上にぺたんと乗った。
次に、マミの腹部に刺さっている刃の柄に手を添えて、
まるで懺悔するかのように、深々と体重をかけた。
「やめ うっ ぐゥッ!! やめ…… うっぷ。」
ぶち、ぶち、と内臓の筋が引きちぎられ、
骨を掻き分け、背中まで貫かれた。
マミはぶるぶると震えながら噴水のように血を吐いた。
「ゴフッ ゴフッ ブッ」
呼吸すら困難であった。
ナイフはマミの体内でゆっくり左右に動いた。
痛みの叫びは言葉にならず
血溜まりだけが豊かに広がった。
なぎさがナイフを引き抜くと、
マミの身体は歓喜したように少し跳ねて
黒色の体液を垂れ流した。
なぎさはもう一度ナイフの切っ先を皮膚に当てて、
こんどは肺の辺りにずぶずぶと刃を埋めていった。
マミは肉体の切り裂かれる痛みに再び叫んだが
木の葉の擦れるような乾いた息が
微かに喉を鳴らすだけであった。
「ハーッ はーッ 」
なぎさの手に握られた凶器は、幸福の種子には変貌しなかった。
それは背徳の情熱に欠け、親しみを失い、
繊細な美しさは損なわれていた。
マミは、表情の無いなぎさの中に、
剥がれ落ちるように意識が崩壊していくのを見た。
今日はとりあえずここまで
なぎさは次々とマミの身体にナイフを差し込み、
マミは低いくぐもった声でそれに答えた。
無数に開けられた穴から、内臓が強烈な匂いを帯びてはみ出ている。
これだけ血を失い、生命維持に必要な器官を破壊されても、
意識を保って痛みに悶えているのは
なぎさの手に握られた指輪によるものであったが、
その艶かしい光りは、よく見るとマミの指輪とは違っていた。
薄紫色をしている。
マミの知らない色だった。
マミの腹部にはもう刺す場所がない。
制服は細切れにされ、ほとんど裸同然の上半身には
透き間なく真っ赤な血が塗りたくられている。
削られた肉皮のあいだから、白い肋骨がいくつか見える。
わき腹は原型を留めておらず、組織の崩れた筋繊維が
ばらばらに床に散らばって、本来そこに収まっていたはずの内蔵は
溶けるように外へ流れ出ていた。
なぎさは、マミの死んで硬くなった身体の、
まだ傷ついていない場所を探すと、決まった速度でナイフを振り下ろし
延々と刺し続けた。
まるで機械仕掛けの人形のように。
呼吸は消え、心肺も止まった。
視界はぼんやりしている。
痛みの感覚だけが残っている。
マミは、その穏やかな苦痛のなかに、
涙を流す自分を発見した。
薄紫色だったなぎさの宝石は、マミに刃をつき立てる度に濁り、
今やどす黒い血の色に変わっていた。
マミは、なぎさの濁った宝石、内側から流れる涙、
痛みにまぎれて曖昧な哀しみの感情、その意味を理解した。
マミの愛した無垢な少女は、どこか知らない遠いところへ行ってしまった。
ここに居るのは、少女の形をした空っぽの肉体、
去る純白な魂にろ過された亡霊のような残留物であった。
マミは悟った。
百江なぎさの呪いのような運命を。
筆が遅くてすみません。
短いですが今日はこの辺りまでにします。
おっつ
とりあえず、書き溜めてまとまっている部分だけ
少しずつ投下したいと思います。
読んでくれている人がどれくらい居るか分かりませんが、読みにくくてすみません。
もうすぐ終わると思います。
――――
――――
――結局、私は彼女を救うことができませんでした。
彼女が、自分の本当の心に目覚めるということ。
それは彼女自身の亡失を意味していました。
完全な魂は、不完全な人間の肉体に留まっておけません。
ひとつの魂から生まれた彼女の2つの心は、
ただ本質を遠ざけ、単純な構造をごまかし続けるための
鎖のようなものでしかなく、
彼女の存在は、はじめから矛盾にまみれていたのです。
私はその事実に薄々とも気がついていたはずでした。
けれども、彼女の到る残酷な結末を知ったからと言って、
私に何ができたでしょうか?
私には、彼女の小さくて危うげな背中をして、
その存在を無視することなどできませんでした。
私は彼女を救わなければならなかったのです。
たとえそれが不可能で、逃れられない運命だったとしても、
私には他に選択肢なんて無かった。
だから哀しみの涙を流すのです。
彼女は私に愛の価値を教えてくれた代わりに、
自身の破滅の道を進みました。
それは結果として、私に絶望をもたらしました。
彼女の最期に残された黒い心は、
絶望を貪り、呪いを振りまいて、
本能の求むるままに、この私に牙を剥いたのです。
そこに愛などありません。
あるのは、運命に忠実なしもべの、
果たすべき残酷な役割だけでした。
…………。
……辺りは真っ暗です。
何も聞こえません。
痛みは徐々に遠のいて、
静かな夜の街のように、
明滅する意識が闇の中に溶け込んでゆきます。
私はもうすぐ長い眠りにつきます。
恐怖はありません。
ただ一つ、後悔があるとすれば、
もっとなぎさちゃんと一緒にいたかった。
願わくば、彼女の住む純白の世界を夢見て…………。
…………―――――。
きもちわる…
読んでるよ
楽しみにしてるから完結までがんばって
やっぱりマミさんは天使だった
◆◇◆◇
――……なぎさは、気がつくと病院のベッドの上にいました。
まぶたの裏に暖かい光りが映って、
うとうとと目を開けると
真っ白なカーテンが風にそよいでいるのが見えたのです。
外は秋の晴れやかな空気に満ちていました。
なぎさはしばらく、その温い風に当てられて
ベッドの上でぼうっとしていました。
なんだかとても怖い夢を見ていたような気がするのです。
でも、それがどんな夢だったのか、思い出すことができません。
そうしているうちに、綺麗な看護婦さんが病室に入ってきました。
「百江さん、具合はどう?」
なぎさは特に気分が悪い覚えもなかったので、
首をかしげて返事をしました。
綺麗な看護婦さんはにっこりと微笑むと、
ベッドのわきに座って、なぎさに色々と話をしてくれました。
聞くと、どうやらなぎさは
家の地下室で気絶していたところを使用人に発見され、
救急車で運ばれたらしいのです。
「あなたのお父さん、とても心配していたわよ」
「パパが……」
なぎさのお父さんは滅多に家に帰ってきません。
もう何ヶ月も会っていないけれど、
なぎさの事を覚えていてくれたのだと思うと
ちょっと嬉しくなりました。
「いい?もう一人で地下室に行かないこと。
お姉さんとの約束よ?」
「はいなのです」
指きりげんまんして、お姉さんは病室を出て行きました。
部屋はまた静かになりました。
綺麗で優しい看護婦さんでした。
あんな風にやわらかく微笑みかけてくれる人を、
なぎさは知っていたような気がします。
懐かしい声、安らかな温もり……
ベッドの上には、カーテンに遮られた陽だまりが
ゆらゆらと揺れて輝いています。
ぼうっとそれを見つめていると、
不意に、なぎさの右手の違和感に気付きました。
「指輪……?」
なぎさの知らないものでした。
まるで生きているように、
とくん、と波打って輝いています。
不思議と、この指輪は誰か他の人のものではなく、
自分のものであるような気がしました。
けれども同時に、その橙色の光りを見ていると
もう一人のなぎさがその宝石の中にいるような
奇妙な気持ちにもなるのです。
なぎさはそっと宝石に手を重ねて
そのもう一人の自分を心の中に探してみました。
でも、どれだけ探しても、
眠りについたような宝石の息遣いを感じるだけなのでした。
「………………マミ……」
ぽろぽろと涙が零れ落ちました。
なぎさはびっくりして袖で拭うけれど、
涙は止め処なく溢れ出て、真っ白なベッドの上に
ぽつり、ぽつりと小さな染みが滲んでゆきます。
なぎさは、気付くと、声をあげて泣いていたのでした。
終わりです。
乙乙
今回はここまで的な意味だよね?
すみません、完結です。
なぎさがマミさんのソウルジェムを取り込んで生存ENDです。
IDが色々変わってますが>>1です。
この終わり方は元々考えていた通りなのですが、
書き方がまずかったのかブツ切り感が否めず
今更ながら>>135の最期に「終」とでも付けておけばよかったと反省しております。
またあらゆる意味で描写不足、説明不足が過ぎ、
結果ただの意味不明な猟奇SSになってしまいました。
このままだと悔いが残るので、悪あがきですが
簡単な補足説明をしたいと思います。
・なぎさ視点
家庭不和→マミ宅に通いつめる→マミを猟奇嗜好の対象に
→エロに目覚める→精神が不安定に→契約して人間やめる
→黒いなぎさだけ残る→マミを殺す→魔力を使い過ぎて消滅寸前
→マミの死体を食べる→残った魔力でマミのソウルジェムを吸収
→消滅を免れて生存
>マミの死体を食べる
ここら辺がすっぽり抜けていました。
書こうと思っていたのですが、展開的にこの描写を差し込む余裕がなく
カットしてしまいました。
もっと上手いやり方があったような気がします。
以上です。
面白かったよ
お疲れ
ところで過去に書いた作品とかある?
おつー
こういうの大好き
あと終わったら依頼しとくのがルールだよー
■ HTML化依頼スレッド Part20 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1403870615/)
>>142
まどか「マミさんがおかしくなっちゃった」
ほむら「そろそろまどかを交換しないと」
なぎさ「マミはほんとに泣き虫さんなのです」
を書きました。
まどかではたぶん猟奇エログロSSしか書いてないと思います。
>>144
ありがとうございます。依頼済ませました。
ほむら「そろそろまどかを交換しないと」
これ初めて読んだグロSS
グロいけど雰囲気大好き。また期待してます。
>>145
おお、ありがと。
そっちも読んでみる
このSSまとめへのコメント
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