P「美希とキスしてから…」美希「何かおかしいの…///」 (40)


このSSは

P「階段から落ちたら」春香「春香と入れ替わってしまった…」
P「階段から落ちたら」春香「春香と入れ替わってしまった…」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1401881388/)

の続きになります。先に↑こちらをお読みください。


・某キス漫画の設定をお借りしています。

・知ってる人はネタバレ厳禁でお願いします。


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1402147821


前回までのあらすじ:Pはキスした相手と体が入れ替わる能力を持っていたのだ!!


千早「プロデューサー、私とキスしてください」

P「千早…お前、またオレにグラビアの仕事を押し付けて逃げる気だな!!」

千早「そんな仕事を取ってくるプロデューサーが悪いんです…くっ」

P「入れ替わってもいいが、いろいろ揉むぞ!いいのか!?」

千早「ふふ……揉むほどありませんよ…」

P「ここでまさかの自虐!?」

千早「プロデューサー、お覚悟!!」ガッ

P「しまっ!誰か助けてえええええ!!」

千早「こらっ!暴れないでください!舌を入れにくいでしょう!」

P「きゃー!やめろー!変態ー!……ンン!」ムチュッ


小鳥「ああ、千早ちゃんがプロデューサーさんに強引なキスを…!!
   妄想が膨らむわぁ…」ピヨピヨ



P(春香の事件から1週間が経った。
千早が小鳥さんに全部を話し、事務所でキスできるようになったわけだが…。
千早に能力をうまく利用されてるだけ、というのが今の現状なのだ。
もちろん他のアイドルたちにはまだ秘密である)


千早「おい千早ぁ!マジで舌いれやがったな!?」

P「失礼、やってみたかったんです」

千早「オレのファーストベロチューを返せ!!」

P「なんですかそれ、キモイ」

千早「ありがとう、最高の褒め言葉だよ」

P「褒めてませんよ!?」


小鳥「あのー、ちょっといいですか、2人とも…」

P「なんでしょう?」

小鳥「プロデューサーさんってその状態で誰かと入れ替わることは可能なんですか?」

千早「千早の体のままってことですか?いや…知りませんけど…」

小鳥「どうせそんなことだろうと思いましたよ。
   自分の能力もよく知らなくてどうするんですか!!」

P「なるほど、それはやってみる価値がありそうですね」

小鳥「よしプロデューサーさん!さっそく私とキスしましょう!」ワクワク

P・千早(うわぁ……)


小鳥「そ、それじゃいきますよ…?」

千早「あ、ああ…」

P(な、なんか女同士ってすごいドキドキする……片方は中身男だけど)


うちゅっ


小鳥「……」

千早「……」


小鳥「……お、驚いたな…!!音無さんの体に入れちまったぞ…!?」

千早「これが千早ちゃんの体…!!(なんか胸に抵抗がない…)」

P「さあ、次は私と小鳥さんがキスしましょう」


・・・・・・・

実験結果

千早(P)と小鳥(小鳥)→入れ替わる、千早(小鳥)と小鳥(P)に

千早(小鳥)とP(千早)→  ×

小鳥(P)とP(千早)→入れ替わる、小鳥(千早)とP(P)に

小鳥(千早)と千早(小鳥)→  ×

続いた!

期待


・・・・・・・

P「ふぅ……何とか元に戻れたな…!!」

小鳥(わ、私こんなにプロデューサーさんとキスしてよかったのかな…?)

千早「しかし、これでハッキリしましたね。入れ替わりの力を持っているのは
   プロデューサーの体ではなくて、『精神』だったんです」

P「オレの精神…か」

小鳥「そういうことになるわね…」


P「…ってあああああああ!!もう仕事の時間だぞ、千早!!」

千早「よし、入れ替わりましょう!」

P「ははは、断る!!」ダッシュ

千早「逃がしませんよ!!」ドドドド

小鳥「あらあら…」


~30分後~

春香「ただいま帰りました~」

小鳥「あら春香ちゃん、おかえりー」

春香「ええと…千早ちゃんはまた入れ替わってグラビアですか?」

小鳥「そうみたいねー。
   ……ねえ、もしかして千早ちゃんに嫉妬してる?」

春香「ええっ!?は、春香さんはアイドルだから嫉妬なんてしませんよ!?」のワの

小鳥「やっぱりプロデューサーさんとキスがしたいのね!!
   よし、お姉さんに任せなさいっ!!」

春香「話聞いてないよ、この人!?」

小鳥「ふふふ…私が完璧なプランをたててあげる!!」

春香「い、嫌な予感しかしないよ……」


・・・・・・・・


P「は、春香と入れ替わりデートですか!?」

小鳥「そうです!春香ちゃんが日ごろのお礼をしたいって!」

春香「え…?あ、うん、そうなんです!」


P「……それって入れ替わる意味はあるんですか?」

小鳥「わかっていませんねー!
   春香ちゃんはプロデューサーさんをエスコートしたいんですよ!
   男の姿のほうがそれっぽいじゃないですか!!」

春香(え…その理屈は正直キツイと思いますが…)

P「うーん、まあそれなら…」

春香(納得した!?)

千早「春香、がんばってね」

春香「が、頑張るよ…」(うう…緊張してきた…)


P(春香とのデートは2日後か…
  しかしアイドルがデートとかバレたらまずいよな…
  念のため、変装道具とか持っていくか…?)スタスタ

美希「プロデューサー、いいところに来たの!」

P「どうした美希、何か用か?」


美希「まずはこの写真を見てほしいの!!」

P「写真…?

  ……お、お前、どうしてこれを…!!」

美希「あはっ!昨日偶然見ちゃったの…
   プロデューサーと千早さんがキスしてるとこ!!
   …この写真を公開したら千早さんアイドル続けられなくなるね」


P「……条件を言うんだ。どうしたらこの写真のデータを消してくれる?」

美希「あははっ!そんなに怖い顔しないでほしいな!」

P「いいから、早く言うんだ。何でもする」

美希「ん?今何でもするって言ったよね?」

P「……」

美希「むー、ノリが悪いの…」


美希「条件は1つだけなの」

P「なんだ?」

美希「ミキとキスしてほしいの」

P「……はい?」

美希「ミキとキスしてほしいの。大事なことなので2回言ったの」

P「いやいや、それは駄目だ、オレとキスするとだな…」


P(ん?美希と入れ替われば写真のデータを消せるか?)


P「………わかった、いいぞ」

美希「あれ?意外と物わかりがいいの!じゃあ……いくよ?」スッ


チュッ


P「……」

美希「……」


P(あれ!?入れ替わってない!!??)

美希「それじゃあ、また明日なのー!」ダッシュ

P「お、おい!!……何だったんだ?」


・・・・・・・


小鳥「美希ちゃんと入れ替われなかった?」

千早「というか、私のせいでそんなことに…すいません」

P「いやいや、千早のせいじゃないよ、オレが不注意だったんだ」

春香「うーん、美希には能力が効かないんでしょうか?
   そもそもなんで、キスしてほしいなんて……」


千早「プロデューサーさん、こっち向いて…チュッ」

P「!? おい千早、お前恥じらいってものをだな…あれ?」

春香「い、入れ替わってない…」


小鳥「じゃあ私も……ンチュッ」

P「!! お前らなぁ…そしてやっぱり…」

春香「入れ替わってませんね…」


千早「うーん、あ、春香はキスしないの?」

春香「え、えええ!?わ、私はいいよ別に」

P「ふふふ…遠慮しなくていいぞ、春香!!さあ!!来い!!」

春香「え……」(ドン引き)


P「さ、さすがにその反応は傷つくんだが…」

千早「ざまぁ」


小鳥「まあ普通に考えたら、
   プロデューサーさんから入れ替わりの能力がなくなったんでしょうね」

P「やっぱり原因は美希とのキスだろうなぁ」

千早「判断材料が少なすぎてよくわかりませんね、
   今日はもう遅いし、もう帰りましょう」

春香「ああ!!まずい、電車の時間が!!」

P「あ、そうだ!春香、すまないな。入れ替わりデートの約束果たせそうにないぞ」

春香「え?ああ、いいんですよ、あんなのは小鳥さんが適当に言っただけです」

P「え?」

春香「ですから…明後日は普通のデートをしましょう!
   じゃあ、そういうことで!!」バタン

P「…よ、よかったのか?」

小鳥「よかったんですよ!私たちも早く帰りましょう」


P(今日は入れ替わりの実験をして、春香とデートの約束をして、
  美希とキスして、能力がなくなって…大変な1日だったな。
  美希がちゃんと写真を消しててくれるといいんだが…)


~次の日~

千早「あ、おはようございます…プロデューサー////」モジモジ

P「え、お…おう」

千早「あのですね…私、プロデューサーのためにお弁当作ってきました////」モジモジ

P「お、お弁当?千早が!?」

千早「は、恥ずかしいです…///」

P(ど、どうしたんだこいつ!?)


小鳥「プロデューサーさん!!私もお弁当作りましたよ!!」

P「ええっ?」

小鳥「あと、ついでにこの婚姻届にサインと捺印を…///」

千早「音無さん、抜け駆けは許しませんよ…?」ゴゴゴゴ


P「何が何だかわからない…」


P「2人とも、ちゃんと説明してくれ!!」

千早「ぷ、プロデューサー、実は今朝…音無さんと私で
   お互いの気持ちを確認させてもらったんですが…//」

P「?」

小鳥「どうやら私たち、プロデューサーさんのことが、好きになったみたいなんです///」


P「!!? はあ!?ち…ちょっと待ってくれ…!!
  どうしてそんなことになってんだ!?いくらなんでも突然すぎるだろ!!」

千早「そ…その通りです!こんなのはどう考えてもおかしい…
   だから私たち考えたんです。こんなことになったのはいつからか!」

小鳥「そしてわかったんです…
   昨日の夜、プロデューサーさんとキスしてからでした!!」

P「え……?」

千早「ああ…これがまやかしの恋だなんて…!!」

小鳥「仕方がないわ!現実を見るしかないのよ…!」

P「大丈夫かお前ら…」



千早「要するに…ですね。プロデューサーは、
   キスした相手と入れ替わる能力を『失った』わけではなかったんです」


小鳥「キスした相手を虜(とりこ)にする能力に『変わった』んですよ…!!」


・・・・・・


千早「はいプロデューサー、あ~ん」ズボッ

P「ムグッ!?」

小鳥「私の作った弁当のほうがおいしいですよ、ほらっ!」グイグイ

P「モゴッ!?」

千早「音無さんは引っ込んでてください!」

小鳥「プロデューサーは私とイチャつきたいのよ!!」


P「お前ら…いい加減にしろ!!」ガッ

千早「いやん」チュッ

小鳥「や、やめてっ」ブチュッ


千早・小鳥「……」シラーッ

P「お前ら、いくらキスで解除できることがわかったからって調子に乗るなぁ!!」


千早「それにしても不思議です。
何でプロデューサーがあんなにカッコよく見えるんでしょう」

小鳥「そしてこの解除された時の喪失感、クセになるわね…」

P「何言ってんだか…」


千早「しかしプロデューサー、とんでもない能力を手に入れてしまったようですね…
   これであなたは世界中の女をモノにできるってことじゃないですか!!」

小鳥「プロデューサーさんの時代キタ━━━━ヽ(゚∀゚ )ノ━━━━!!」

P「べ、べつにこんな力いらねーし…」

千早「またまたぁ」

たらしのはじまりだあああ


・・・・・


律子「美希、どうしてプロデューサーに手を出したの!?
    とりあえず放っておくって決めたでしょう?」

美希「キスしたのはちょうどいい機会だったからなの。
    それにプロデューサーを虜にしておいてソンはないと思うな」

律子「あんた、それ以上手下を増やしてどうするのよ?
    学校にもたくさんいるんでしょう?まったく…」


美希「しっかし遅いの…、プロデューサーから連絡すらないの!」

律子「あの朴念仁のことよ、自分の気持ちにまだ気づいてないってことも…」

美希「ま、まさか術が効いてないなんてことは…?」

律子「そんなバカな…」


美希「……もう我慢できないの!ちょっと様子を見てくるの!!」

律子「え?ど、どうしたのよ、美希!?」

美希「プロデューサーのことが気になって仕方ないの…!!」ダッシュ


律子(プロデューサーのことが『気になる』!?)


・・・・・


P「……というわけで、オレの能力は『虜の能力』になってしまったみたいなんだよ」

春香「しかし、どうして能力が変わってしまったんでしょう?」

P「美希とキスしたのが原因だろうけど…理屈はわからん」


春香「………もしかして」

P「ん?」

春香「ねえプロデューサーさん、私とキスしてください」

P「……はああ!?何言ってんだオマエッ!さっきの話聞いてたろ!?」

春香「ええわかってます、だからしたいんです」スッ


P(お、オレのこと好きになってもいいっていうのかよ…?
   どうなってもしらねえぞ……!?)


チュッ


春香「……」

P「……」


春香「あ……れ?オレたち…入れ替わってるぞ!?」

P「やっぱり、そういうことだったんだ…」

春香「はぁ!?ど、どういうことだ…?……あ!!」チュッ



春香「プロデューサーさんの能力は『入れ替わり』でも『虜』でもなかったんですよ」

P「はい!? というか、いきなりキスするなよ…」

春香「順番に説明するとですね…」


美希「ハニーィィィィィ!!!!!」ドドドドドドドド


P「ど、どうした美希!?ハニーって何だ!!?」

美希「もちろんプロデューサーのことなの!」

P「お、オレがハニー…?」

春香「なるほど…美希のほうはこうなってましたか」

美希「ハニーはミキのものなの~」ベタベタ

P「は、春香、説明してくれ…」


春香「まずは人を虜にする能力、これは美希のものであること。
    美希の振る舞いから察しがつきます」

P「そ、そうなのか、美希!?」

美希「その通りなのー」デレデレ


P「じゃあ何で美希の能力がオレに宿ったんだ!?」

春香「だって『それ』がプロデューサーさんの能力だから」

P「え…オレの能力は入れ替わりじゃあ…」

春香「違います、プロデューサーさんの能力は

   『コピー』だったんですよ!!!」


P「はぁーーーーーー!??コピーだぁ!?」

春香「そうです」

P「……ってことはだぞ?入れ替わりの能力はどこから来たんだろうな?」

春香「…プロデューサーさん、ちゃんと考えてます?」

P「す、すいません…」

美希「ハニーをいじめたらダメなのー!!」バタバタ


春香「プロデューサーさんはキスした相手の能力をコピーしてしまう。
    つまり……初めて入れ替わった時の相手は誰でした?」

P「あ……」

春香「そう、あれは私の能力。
   
   プロデューサーさんは私の入れ替わりの能力を
   ずっとコピーして使っていたんです…!!」



P「ま、マジかよ……ん?」ヒュン


ドッゴオオオオオオン!!



P「い、痛ええええええええええ!!」


春香「き、きれいに飛び膝蹴りがはいりましたねー…」

美希「ハニーを傷つける奴は誰だろうと許さな……り、律子!!??……さん」


律子「プロデューサー殿……美希に何をしたんですか!?」ゴゴゴゴゴゴゴ

P(やべえ、律子超こわい)


春香「律子さん……実はかくかくしかじかうーわっほい」

律子「……なるほど、プロデューサー殿が美希の能力をコピーして
    能力を『反射』したってことですね」

P「お、オレは悪くないぞ!知らなかったんだからな!!」


律子「ふむ……ということは美希を元に戻すには、
    もう一度プロデューサーとキスさせればいいのね」

春香「そういうことですねー」

美希「……」

律子「プロデューサー殿、今すぐお願いしたいのですが…」

P「……断る!!」

春香・律子「!!!??」


P「美希はオレを虜にしようとしたんだろ?ただで戻してやる義理はねえな!!」

律子「くっ……条件は何です?」

P「まずは美希が持っているオレと千早のキス写真を消してもらおうか」

美希「そんなものさっき消したの。ハニーの他人とのキスシーンなんて見たくもないの」

P「よし、じゃあ能力について知っていること全て話してもらおうか」

律子(どうせ美希が知っていることは全部バレてしまうわね……正直に話しましょう)


律子「……まず、これを見てください」

春香「なんですか、この古い紙…『765プロの魔女伝説』?」

P「どれどれ…『この765プロにはなんと魔女と呼ばれるアイドルが存在していたのだ。
   魔女は各々が特殊な能力を持ち合わせており、それは継承されていく』…っておい!!」

律子「どうやらこの事務所には、
   『魔女』と呼ばれる不思議な能力の持ち主が昔からいたらしいんですよ」

春香「ま、待ってください!!765プロって高木社長が数年前に作ったんじゃ…?」

律子「調べてみたら、あったのよ。20年ほど前に765プロというアイドル事務所が。
    しかも今と同じ場所に!!」

美希「ちなみに、社長に聞いても知らんぷりだったの…」


P「ええと『彼女たち7人の能力を記していく。その1、虜の能力。その2、思念の能力。
   その3、時間』……おい、律子。破れててこれ以上読めないんだが」

律子「私が見つけた時から破れてたんですよ、それは」

P「…美希、本当か?」

美希「残念ながら、ホントなの」


春香「しかし、『7人』って……まさか」

律子「ええ、現765プロのアイドル13人のうち7人が魔女ってわけね」

P「おいおい…マジかよ」


春香「ん?それってプロデューサーさんはどういう扱いになるんでしょう?
    魔女……ではないですよね?」

律子「知らないわ。いかなる魔女の能力も効かずに、
    さらにコピーする『魔女写し』といったところかしら」

美希「なんかトランプのジョーカーみたいでカッコいいの!!」

P「ジョーカーって…人聞き悪いなぁ」


律子「とにかく!これ以上は何も知りません。美希と戻してください」

P「美希、本当にもう情報はないのか?」

美希「ホントなの、これ以上はミキも知らないの」

春香(律子さんが美希に全てを教えてない可能性も…)

P「仕方ない、戻してやるよ」


美希「……その前にハニーに話があるの!ちょっとついて来てほしいな!」

P「はぁ?何だよ話って…ここでいいだろ!?」

春香「プロデューサーさん、つくづく女心がわかってませんね…
    私たちが見てる前じゃキスしづらいってことですよ!!」ヒソヒソ

律子「私はここで待つとしますか…」


P「しょーがねえ、行ってくるか…!」


・・・・・・・


P「……で?話って何だよ?」

美希「そ、それは…その…」

P「?」

美希「こ、このままでいさせてほしいの!!」

P「え…」

美希「これが人を好きになることだってミキ初めて知ったの。
    それになにより……
   
    自分の能力が人をこんなに幸せな気持ちにしてたなんて知らなかったの…!!」



美希「だからキスしたことにしてこのまま帰りたいの…
    それとも…このままミキに好かれているのは……嫌?」

P「……」スッ


チュッ


美希「あ…」

P「それはできないな、オレたちはプロデューサーとアイドルだし、
   そもそもオレは絶対にお前のことを好きにならないからだ」


美希「はは…フラれちゃったの…」


~次の日~

小鳥「ほほう…7人の魔女ですか」

千早「面白くなってきましたねぇ…」ニヤニヤ

P「いいかお前ら!魔女にはくれぐれも用心してくれよ!」


ゴクリ…


春香「よし、じゃあさっそく魔女を探しましょう!」

P「お前、話聞いてたの!?」

千早「他にも魔女がいて新たな能力が存在する……!
    これ以上楽しいことが他のどこにあるっていうんですか!!」

小鳥「そうですよ、プロデューサーさん!!」

P「みんなノリノリだな…オレは面倒だからパスだ」

千早「いやいや!魔女発見器のプロデューサーがいないでどう探せっていうんですか!?」

P「ま、魔女発見器?」


小鳥「プロデューサーさんに入れ替わりの能力が入った状態で
    みんなと手当たり次第キスしていけばいいんですよ!!」

春香「なるほど、それで入れ替わらなかった人が魔女ってことですね!」

P「おい…それで魔女じゃなかったらどうするんだ!!」

千早「ただのセクハラですね」

小鳥「逮捕オチですね、わかります」

春香「警察も『またお前か』みたいな感じですぐ釈放してくれますよー」

P「オレの前科をこれ以上増やすな!!」

千早「ツッコミませんよ、プロデューサー」


P「ところで春香、律子が知ってることを全部話したと思うか?」

春香「そんなまさか…あの律子さんが自分の担当アイドルを調べてないはずありませんし」

小鳥「律子さんの担当アイドル…あずささん、美希ちゃん、亜美ちゃん、真美ちゃん、
    やよいちゃん、伊織ちゃんね」

千早「まずはプロデューサーの担当から調べてみましょうよ」

P「そうだな、春香と千早を除いて真、雪歩、響、貴音か…
  特に怪しい奴はいないんだよなぁ」


・・・・・


美希「律子…さん、あんなに色々話しちゃってよかったの?」

律子「いいのよ、私の目的は魔女を7人集めることなんだから
    プロデューサーが魔女を探してくれるとむしろ助かるわ」

美希「ふーん、まあ美希は楽しければそれでいいな」


律子(私が把握してる魔女はこれで5人……ふふふ。
   765プロを、いや芸能界を私が牛耳る日はそんなに遠くないようね)


続くよ!!


~まとめ~


P…コピーの能力の持ち主。担当アイドルは春香、千早、真、雪歩、響、貴音。


春香…入れ替わりの魔女。このあと滅茶苦茶デートした。


千早…能力なし。今回の事件以来、嫌な仕事もちゃんと自分でこなすようになった。


小鳥…能力なし。ちなみに今回のがファーストキスだった。


美希…虜(とりこ)の魔女。今回の事件後、学校でみんなにかけた能力は解除した模様。


律子…アイドル兼プロデューサー。担当はあずさ、美希、亜美、真美、やよい、伊織。


改めて読み返すと今回シリアス気味だなぁ…

次は真・雪歩編を書こうと思ってます。

それでは、最後までお付き合いくださってありがとうございました。

乙です

乙!

続き楽しみだww

出来れば次スレ立てず、このスレで最後まで続けてほしい

もうHTML依頼出てますぜ

依頼は撤回できるんだぜ

つか作者は美希が嫌いなのか?美希が誰とでもキスできるようなビッチになってる気がするんだが

何か最近一区切りついたら依頼だしてすぐ次スレ立てる人増えてない?

単発の内容なら分かるけど、今後も続ける内容なら次スレ探すのめんどいからそのまま続けてほしいんだけどなー

何気に小鳥さんの扱いが
ひ ど い

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