京子「あかり、明日あの店にDX妖怪ウォ●チが入荷するから買いに行ってくんない？」

あかり「いいよ♪お金は…」

京子「後で渡すよ、商品と引き換えね」

あかり「うん、わかった」

結衣「超人気で、一人一個しか買えないから並んで買い直してな」

あかり「え、でも一人一個しか買っちゃダメなんでしょ？
お店の人や他のお客さんに悪いよ～」

京子「ﾁｯ」

あかり（…？）

京子「そんなん気にしてちゃ儲けは出ないでしょ
大丈夫だって、どうせ何も言われないから」

あかり「そ、そうなのかな…
あ！じゃあみんなで行こう！それなら四つ買え……」

結衣「は…？」

あかり「え…」

ちなつ「あかりちゃん？
明日みんなそれぞれ、どうしても抜けれない用事があるの」

京子「そうそう！明日動けるのはあかりだけなんだ！」

結衣「あかりだけが頼りだよ」

あかり（あかりが頼り…あかりがみんなのために…）

あかり「うん！わかったよ！」

あかり「つ、着いた～…朝5時に起きたから眠たいよ～」

あかり「わ、すごい並んでる」

あかり「…………」

あかり「えへへ、京子ちゃんたちにメールしちゃお」

あかり「今、行列に並んでるよ…すごく眠いからフラフラ～…と」

あかり「あ、返信はやい」

あかり「……………」

《京子：商品は？》

あかり「まだだよ…と」

あかり「……………」

あかり「返信が来ないよ…」

あかり「はぁ…はぁ…ようやくDX妖怪ウ●ッチ買えたよ…」

あかり「でもこれでみんな喜んでくれるよね♪」

あかり「一緒に写真とって送っちゃお♪
いえーい♪」ﾋﾟﾛｰﾝ

あかり「…………」

あかり「あ、返信来た♪」ﾜｸﾜｸ

《結衣：お疲れっす》

あかり「……………」

あかり「絵文字が無いよ…」

ﾋﾟﾛｰﾝ

あかり「京子ちゃんだ」

《並び直さなかったの？》

あかり「うん、いっぱい行列並んでたから……と」

Trrrr…

あかり「電話…京子ちゃんだ」

あかり「もしもし」

京子『あかり』

あかり「何？」

京子『ふざけてるの？』

あかり「…………」

京子『お金が絡んでるんだからちゃんとして？
以上』

ﾂｰﾂｰﾂｰ

あかり「………………」

店員「先程も買われましたよね？」

あかり「は、はい…」

店員「すみません
お一人様一個までとなっております」

あかり「あの…友達のぶんを…」

店員「はい？」

あかり「ど、どうしても欲しい子がいて…
今日どうしても用事で抜けれなくて…その……」

店員「………」

あかり「………」

店員「……ありがとうございました」

あかり「すいません…すいません…」

あかり（怖かったよ～…）

子供「何であのお姉ちゃん二つ買えたの？ねぇ何で？ねぇ？」

母親「はぁ…ああいうのを見ると嫌な気分になるわね」

あかり「」ﾋﾞｸｯ

あかりちゃん…(´・ω・｀)

sageろよ

酷いことを…………もっとやれ

sageに拘りすぎだ馬鹿