八幡「じゃあ、全員帰ったし俺もそろそろ…」


相模「あ、そこの君ー」


八幡「ん…？」


相模「えっと、ヒキ…ヒキ…」


八幡「比企谷」


相模「そう、比企谷！」


八幡「何か用か？仕事ならもう終わったぞ」


相模「えー！そうなの！？ごめーん、間に合わなくて！」


八幡「うん、もう帰っていいか？つうか明日は来いよお前」

相模「あー！ちょっと待って待って！」


八幡「何だよ」


相模「実はね、出し物のほうが色々忙しくてね、当分委員長の方には顔出せそうにないの」


八幡「はい」


相模「そんでね、私の分の仕事まで任せちゃいそうなんだけど、いいかな？」


八幡「はい？」

相模「いいかな？」


八幡(…こいつ自分から委員になっておいて何言ってんの…)



八幡(ここら辺でちょっと反撃してやるか…)


相模「ちょっと、聞いてる？」


八幡「なあ相模、あれは何だ？」


相模「え？」


ゴッ


相模「ごるぇ…！？」


ドサッ


八幡「ふぅ…」

なんで鼻じゃないんですかね

八幡「やっちまった…ついカッとなって…」


八幡「取り敢えずこいつの死体は焼却炉にでも入れて…と」


相模「う、う〜ん…」


相模「あ、あれ…？私今…？」


八幡「……………」


相模「ひ、比企谷…何でうち床で…」


八幡「そぉっと」


かつーん


相模「っん」


ドサッ

八幡「俺のナックルに耐えるとはな。思ったより打たれ強いじゃないか」


八幡「さて、こいつの死体は手頃なマンホールにでも入れて…」


相模「う、んん…」


相模「な…なに？何なの？何が起こって…」


八幡「それ」


コッ


相模「あひっ…」


ドサッ

殴りたくなる気持ちもわかるけどもさ

八幡「二発受けて立ち上がって来た猛者はお前が初めてだよ」


八幡「俺の豪腕も久々の獲物で喜んでやがる」


八幡「さて、こいつの死体は富士の樹海にでも捨てて…」


三浦「あれ？何してんのアンタ？」


八幡「…………」

三浦「…ん？」

三浦「え！？ちょ、それ相模？」

三浦「ちょ、ちょっとアンタ何し」

八幡「しゅッ」

チッ

三浦「てる」

ドサッ

八幡「危なかった」


八幡「三浦がグラスジョーだって情報が無かったらヤバかったな」


八幡「さて、こいつの死体は雪ノ下のロッカーにでも…」


相模「ん…ぅ…」


相模「うぅぅ…あ…頭が…」


八幡「ウンババ」


ピッ


相模「ひぎぃ！」


ドサッ