まどマギと地獄先生ぬ~べ~の
スピンオフ「霊媒師いずな」のクロスオーバーです
今更感半端ないのは重々承知ですが
ぬ~べ~新連載開始記念ということで書かせていただきます
※注意
1)基本的にまどマギのストーリーに沿いますが、ところどころオリ展開も挟みますかもです
2)いずな側のキャラも何人か登場させる予定です
3)>>1はまどマギ視聴済みですがだいぶ前のことなので内容うろ覚えです、故に至らない点も生まれると思うので
そのときはご指摘いただけるとありがたいです(見てる方がいればの話ですが)
4)一応書き溜めはしていますが>>1はリアルでの事情もあり絶望的に遅筆です
故に日によって投下に時間がかかるかもしれませんがご了承を
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1400992379
今 この国では1年の間に
刑法犯認知数 約205万件
自己破産件数 約19万件
自殺者は約3万5千人にものぼる…
たしかに人間は
欲望に弱く
逆境に脆い
しかし、あなたは気づいているだろうか
その膨大な数に紛れて
闇の住人たちの力が働いていることを…
「きゅっぷい」
懐かしすぎワロタ
期待
◆B6a.fLbUtU に一致する結果は見つかりませんでした
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繁華街
OL(はぁ…今日も最悪な一日だった…)トボトボ
OL(最近会社でずっと失敗続きで、いつも上司に怒られてばっかり)
OL(付き合い始めて2年の彼からも捨てられちゃったし…)
OL(もう踏んだり蹴ったり)
OL(社会人生活がこんなに辛いなんて思いもしなかった…)
OL(明日も仕事…嫌だなぁ…)
OL(会社…辞めちゃおうかな…)
OL(いや、もういっそ死んじゃおうかな…)
OL「…どうせ私なんて生きてても…」ブツブツ
OL「…ん?」
クダ「キューキュー」
OL(…なにあれ…イタチ?フェレット?)
OL(どっちにしても、なんでこんな街中に…ペットショップから逃げてきたのかな…)
クダ「キューキューキュー」
OL(なんか…ついてこいって言ってるみたい…)
クダ「…」サササッ
OL「…」テクテク
OL(なんで追いかけてるんだろ私…)
OL(あんなのに構ってる暇ないのに…)
OL(ビルの屋上あたりにでも行って今すぐ飛び降りたいのに…)
OL(いつの間にか路地裏まで来ちゃった…)
クダ「キューキュー」サササ
OL(……どこまでいくんだろ…)
OL「…あれは…」
???「ようこそ、クダの招きに導かれし迷い人」
OL「…誰…?」
いずな「私はいずな、夢と現の境界で心の闇を照らす者」
いずな「さぁ、話を伺いましょうか…」
OL「何この娘…?」
いずな(なんだ…?この人からひしひしと感じる得体の知れないこの感覚…妖気に近いが何か違う…もっと嫌な感じだ…!)
いずな(とりあえず段取りを進めよう)
いずな「クダを追ってここまで来たんなら、何か相談したいってことなんだろ?」
OL「話なんてない…私これから死ぬから…」
いずな「…ふーん、自殺志願か、どうやら相当な悩みを抱えてるようだね、あんた」
OL「…あんたに何がわかるっていうのよ…」
いずな「わかるさ」
OL「…馬鹿馬鹿しい」クルッスタスタ
『冥界のとびらの内に何があるや…
南無阿弥陀仏の念いがあるや…』
ブワッ
OL「……?」
いずな「ふむふむ…」
いずな「失敗の連続によるストレス…そして大切だった人がいなくなってしまったこと」
いずな「それが原因だね?」
OL「…どうして…わかったの」
いずな「聞いたのさ、いつもあんたの側にいる人からね」
OL「意味わかんない…」
いずな「その悩み…私なら一日で解決できるよ」
OL「…知ったところで、あんたみたいな胡散臭い女に何ができるのよ…」ブツブツ
OL「誰も信用なんてできるわけないのに…!!」ゴゴゴ
いずな(妖気が急激に膨れ上がった!!)
OL「ブツブツブツ…」ガラノハヘンヒロイ
いずな「!!おい、何する気だ!捨てろそんなのっ!」
OL「私なんてこれ以上生きてても意味なんかないのよ…」
OL「何やったって駄目…どうせ無価値な人間なんだから…」
OL「…いいや、飛び降りて死のうかと思ったけど、ここで逝くわ」
いずな「なっ!馬鹿よせっ!!」
OL「さよなら…」
いずな「クッ!」(この距離じゃ間に合わない!)
いずな「出でよクダッ!!」
OL「…!?」グルグルマキ
OL「…何すんのよ…」
いずな「冷静になれ!簡単に死のうとするなっ!!」
OL「クッ……っ!」ツー
いずな「っ!舌を噛み切ろうと…!クダ!!」
クダ「キュー」クビトン
OL「うっ…!」
OL「」ガクリ
いずな「ふぅ…危なかった」
魔法少女(高校生)……ギリギリやな
プリキュアな高校生もいるし余裕だろ
寝てた再開
いずな「人の目の前でいきなり死のうとしやがって」
いずな「あとで徐霊代はきっちりいただくからね」
いずな「それにしても酷い錯乱状態だったな、完全に自己嫌悪に陥ってた」
いずな「あそこまでして死にたがるなんて…憑いてるのは相当手ごわいな」
いずな(いずれにせよ、このままじゃこの人は危険だ)
いずな(目が覚めれればまた自殺しようとするだろう)
いずな「人が持つ負の感情に付け込んで死ぬように仕向けて操る…」
いずな(まさか……な)
いずな「さて、今の内に…」
いずな(…!首筋に何かある……痣?)
いずな(ここからさっき感じた力と同じものを感じる…しかも強い)
いずな「これは…『霊障』か」
いずな(この痣がとり憑いた人間の負の感情に呼応して自殺衝動に駆らせるんだな)
いずな『冥界の扉の内に何があるや…南無阿弥陀仏の念いがあるや…』ジャラジャラジャラ
いずな『この者にとり憑きし悪しき霊を除きたまえ』
『哈ッッッ!!』
ズバッ
シュー…
いずな「き、消えてない!」
いずな「なんて強力な念だ…!ちょっとやそっとの霊力じゃ消えそうにない」
いずな(前言撤回だ…これは霊障じゃなく)
いずな(『呪い』!)
いずな(千佳羅の仕業か?)
いずな(…いや、以前あいつの呪いを目の当たりにしたとき、ここまで異質な力は感じなかった)
いずな「千佳羅の線は薄い…だとしたら一体誰が…」
いずな(いくら考えたところで仕方ない…とにかく千佳羅の時のように痣の妖気を辿って呪いの出処を見つけよう)
いずな(そうすれば術者を突き止めることができるはずだ)
いずな「クダ!この痣の妖力と同じ匂いがする場所を探すんだ!」
クダ「キュー」ニュルニュル
数分後
クダ「キューキュー!」
いずな「はやっ!?もう見つかったのか!」
いずな「案内してくれ!」
OL「」
いずな(あの人はここに寝かせておこう、しばらくは目覚めないはずだ)
いずな(仮に呪いが千佳羅以外の霊能力者によるものだとしたら、私はそいつを許さない!)
いずな(霊能力をこんなことに悪用する奴は、絶対に!)
すいません、今日はこれ以上書けそうにないので一旦落ちます
後日なるべく早いうちにまた投下します
乙。でも、その長すぎる名前はなんとかならんのか
再開します
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同時刻
CDショップ
???『…けて…』
まどか「え?」
まどか(い、今頭の中で声が…)
???『助けて……!』
まどか「だ、誰?」キョロキョロ
さやか「ん?まどか?」
まどか「私を呼んだのは誰…?」
バリバリバリッガッシャーン!
まどか「!?」
白い生物「…きゅっぷい…」
まどか「え、こ、この子は…」
白い生物「…助けて…」
まどか(この子、怪我してる…助けなきゃ)
???「そいつから離れなさい、鹿目まどか」
まどか「ふぇっ!?ほ、ほむらちゃん!?」
ほむら「そいつから離れて」
まどか「だってこの子、怪我してるよ!」
ほむら「そいつは危険なの、いいから…離れて」カチャ
まどか「だ、駄目だよっ!酷いことしないで!!」
ほむら「あなたには関係ないことよ」
まどか「で、でもこの子、私を呼んでた!聞こえただもん、助けてって!!」
ほむら「…」
プシューッ!
ほむら「!」
さやか「まどかっ!」
まどか「さやかちゃん!?」
さやか「行くよっ!」ガシッ
タッタッタ
ほむら「…美樹さやか…!」
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いずな「…ここか…」
いずな(妖気が充満してる…間違いないな)
ゴゴゴゴ…
いずな「な、何だ!?景色が…変わっていく…!」
ウジャ…ウジャ…
使い魔『grrrrrrrrrrrrrr』
いずな「!?」
いずな「な、なんだ、こいつら!!」
いずな(悪霊の類か!?なんて異形なんだ…しかもウジャウジャいやがる)
いずな「邪魔するなっ!」バッ
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さやか「ハァハァ…!何なのよあいつ!」ハァハァ
まどか「わかんない・・・!」ハァハァ
さやか「変な奴だとは思ってたけど、まさかコスプレした通り魔だったなんてね!!」
さやか「ていうか、まどかが持ってるそれ何!?生き物!?」
まどか「わかんない…でも、この子怪我してるから…助けなきゃ!」
さやか「あれ?非常口は?ここどこよ!?」
まどか「変だよ、どんどん道が変わってってる!」
さやか「どうなってんのよー!?」
ウジャウジャウジャ
まどか「ひっ…な、何これ…」
さやか「うそ…冗談だよね…?」
使い魔『gyarrrrrrrrrrrrrrrrrrrrrr!!!』
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半角カナがキモい
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いずな「哈っ!」バシ!
使い魔『ギャッ』
いずな「こいつら…単体の力は大したことないが、数が多い…!」
使い魔『grrrrrrrrrrrrrrrrr!!!!』ウジャウジャ
いずな「クソッ!次から次へと沸いてきやがって!キリがないっ!」
いずな(こいつらから感じる妖気…脆弱だが呪いの妖気と同じもの!)
いずな(てことはこいつらが…!)
いずな(そうとわかれば、一気に決める!)
いずな「出でよクダッ!」
クダs「キュー!」ガリッグチャッゴリゴリッ!!!
使い魔s『ギャー』
ウジャウジャ
使い魔「igeeeeeeeeeee!!」
いずな「まだ出てくるのかっ!!?」
いずな「怨霊にしたって限度があるだろ!!」
いずな(どうする・・・このままじゃジリ貧だ!)
いずな(一旦退くしかない!)ダダダ
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さやか「じょ、冗談だよね?私悪い夢でも見てるんだよねっ!?ねぇまどか!」
まどか「う、ううっ…」
いずな「!!」
いずな(人!?)
いずな「おい!何やってんだこんなところで!!」
まどか「え?だ、誰?」
いずな「ここは危険だ!こいつらは私がどうにかするから、早く逃げろ!」バッ
使い魔『grrrrrrrrrrrrrryaaaaaaaaaaaaaaa!!!』
いずな「クダッ!」
さやか「うわっ!何あの長いの!イタチ!?」
まどか「さやかちゃん驚いてる場合じゃないよ!早く逃げよう!?」
白い生物(……!)
使い魔『grrrrr…shaaaaaaa!!』
まどか「きゃっ、きゃああああ!」
さやか「まどか!」
いずな「…クッ!」バッ
使い魔『sha!!!』ジャキッ
ズバッ!
いずな「あああっ!!」ビリビリ
まどか「そんな…わ、私をかばって…!」
さやか「危ない!」
使い魔s『shaaaaaaaaa…』バッ
いずな(っ…やばい…!)
カッ!ドドーッ!!
使い魔『ギャ(ry』プシュン
一同「!!」
???「危なかったわね、でももう大丈夫」
さやか「へっ…?」
まどか「あ、あなたは…」
いずな(何者だ、あの金髪…それにあの格好…こ、コスプレか…?)
???「あら、あなた達キュウべぇを助けてくれたのね、ありがとう」
???「その子は私の大切な友達なの」
まどか「私呼ばれたんです、頭の中に直接この子の声がして…」
???「なるほどね…、その制服からして、あなた達も見滝原の生徒みたいね」
???「それと、怪我人の一般人が一人か…待っててね、あとで治療を…」
いずな「おまえは一体何者だ!霊能力者なのかっ!?」
???「霊能力…?なんのことかわかりかねるけど、事情は後でちゃんと説明するわ」
???「自己紹介も兼ねてね」
???「でも、その前に…」
???「ちょっと一仕事、片付けちゃってもいいかしら!」
今日はここまでです
ぬーべーも来ないかな…
更新全裸待機中です
保守
このSSまとめへのコメント
良い所で終わりすぎ
続き書いてくれ