お題で姉SSスレ (56)
このスレはお題を貰って話を書くスレです。
お題は安価指定で出しても、適当に出してくれてもOKです、書けそうなのを書いて行きます。
>>1以外の参加も歓迎です。
話の長さも特に指定はありません。
一応スレの基本として、姉は必ず登場させて下さい。
とりあえずスレ全体として、鬼畜グロは無しの方向で行きたいです、お題ででても書かないと思って下さい。
とりあえず最初のお題を>>3で行きます。
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1400947967
閨也藍
逆レイプ
>>3いきなりかい!あいあい
姉「ただいまー」ガチャ
弟「おかえりー」
姉「おー弟ー」ガバッ
弟「ちょっ姉ちゃん、まだご飯の準備終わってないよ」
姉「あーゴメンゴメン、弟が可愛いもんだから」スリスリ
弟「言動が一致してないよ」
姉「分かってるわよ、晩ご飯何?」
弟「今日はお鍋だよ」
姉「この時期に!?」
弟「暑いからこそ熱い物を食べるのさ」
姉「ムムム……どうせ熱い物なら」ジト
弟「ん?どうかした?」
姉「何でもなーい、着替えて来るね」スタスタ
弟「?」
姉「……お鍋かぁ……ふふっ」
姉「お待たせー」
弟「ああ姉ちゃんって、何その格好!?ちゃんと服着てよ!」バッ
姉「着てるじゃない」
弟「ほとんど下着じゃないか!」
姉「だってお鍋食べたら汗かくじゃない」
弟「だからってそんな格好」
姉「えー何か問題あるかな?今ここには私と弟しかいないじゃない」
弟「僕がいるのが既に問題だよ!」
姉「あれ?あれあれあれ?もしかして……私のこの格好見て、弟がどうにかなっちゃうのかな?」
弟「む……別にどうもならないけど」
姉「じゃあ別にいいよね?私は弟に見られるのは何の問題もないし」
弟「むむむ……分かったよ」
姉「……まぁ、見るだけじゃなくて、何かされても問題ないけどね」クスッ
弟「ん?何か言った?」
姉「べっつにー」
弟「じゃあ食べようか」
姉「うん」
姉・弟「「いただきます」」
姉・弟「「ごちそうさま」」
弟「じゃあ僕片付けるから」カチャカチャ
姉「うんありがとね」スタスタ
姉「……ふふっ、弟も頑張るなぁ」
ーーーーー
姉「さて……さっきので弟は結構きてる筈なのに、何もしてこないわね」
姉「……うーん、本当は向こうから来て欲しかったけど」スクッ
姉「まっいいわよね」ニヤリ
ーーーーー
弟「全く姉ちゃんは……いつもいつもあんな無防備で……」
弟「……さっきの姉ちゃん、いつにも増して……って考えるな!思い出すな!あー!」
コンコン
弟「はひゃっ!?なっ何!?」
姉「ねー弟ー、ちょっと入ってもいい?」
弟「あっいっいいけど」
姉「お邪魔しまーす」ガチャ
弟「って何でさっきの格好のままなの!?」バッ
姉「えーだって暑いんだもん」
弟「だからってそんな……えと、何の用?」
姉「んー?ちょっとね、やりたい事があって」
弟「やりたい事?いったいなに?」
姉「それはね……」スッ
弟「ん?姉ちゃえっ?」ドサッ
姉「デザートが食べたいなって」ペロリ
弟「姉ちゃん!?」
姉「ふふふ……いただきます」
姉「ふふっ良かったよ弟」
弟「……もう、お婿にいけない……」
姉「大丈夫よそんなの、だって弟は」
姉「ずっと私のモノなんだから……ね?」
逆レイプ 終わり
こんな感じですかね?
他のお題とか、意見とか有ったらどうぞ。
お題 ポリスコス
>>9
こいつはわかってる
>>9あいあい
姉「ふむふむ……色々あるのね……」
弟「ん?姉さん何読んでるの?」スタスタ
姉「ああ丁度良かった、弟君に訊きたい事があるの」
弟「僕に?」
姉「弟君はどんな服が好きかな?」
弟「服?あまりハデでなければ」
姉「ああそうじゃなくて、コスプレの服ね」
弟「うん、ちょっと意味が分からないな、僕コスプレなんてしないよ」
姉「弟君じゃなくて、いやちょっと見てみたいけどね、私が着るコスプレの服だよ」
弟「余計意味が分からなくなってきたよ?とりあえず姉さんが着たいヤツでいいんじゃないの?」
姉「でも弟君の為に着るんだし、そこは弟君の意志を尊重して」
弟「いや別に、コスプレするような場所とかに行かないけど」
姉「外でするの?弟君だいたーん」
弟「うんどんどんおかしな方向に向かい出したね」
姉「それで?どんなコスプレした私としたい?」
弟「何言ってるの?何言っちゃってるの?」
姉「ああゴメン、言い方おかしかったね、どんなコスプレした私とヤり「もっとダメだよ!」えー?」
弟「何で余計ダメな方に言い直したの?あと無いからねそういうの、僕ら姉弟!両親同じ!」
姉「禁断の愛に身を焦がす」
弟「焦がさないから!」
姉「いいじゃん別に、二人で堕ちていこうよ」
弟「どこに!?」
姉「二人の愛の巣で、私が弟君を落として、弟君が私のアレを墜として」
弟「何かよく分からないけど、ロクな事言ってないよね!ないから!」
姉「ブーブー」
弟「ほらバカな事言ってないで」
姉「チャイナ」
弟「は?」
姉「ナース」
弟「いやだから」
姉「バニー」
弟「あのさぁ」
姉「婦警」
弟「……いい加減に」
姉「今!ちょっと間があった!」
弟「気のせいじゃないの?」フイッ
姉「そっかそっか!弟君はポリスコスがお好きと、早速準備をば」ダダダガチャバタン
弟「……えーと、……うん、まあ偶にはいいかな」
ーーーーー
姉「どうよ弟君!」バッ
弟「……どうって別に、似合ってるんじゃない?」
姉「よし!じゃあ早速私の部屋で愛の職務質問を!」
弟「わーい意味不明!しないからね!」
姉「じゃあ夜の交通安全教室を!」
弟「だから意味分かんないっての!」
姉「だったらだったら!捕まった婦警の受難プレイで!」
弟「やらないっての!」
姉「あーもうじれったい!公務執行妨害で逮捕します私の手錠(アレ)で、弟君のナニ「アウトー!」」
ポリスコス 終わり
こんな感じでどうでしょう?
お題意見ありましたらどうぞ、書きたい方がいたらそちらもご自由に。
あとお題ですが余程変なのでなければ、一応書きます、なので割と自由にして下さい、無理な物は無理ですが。
弟が学校でラブレター貰う
もっと長く書いておくんなまし
長くと言うと、7-10レス位ですかね?
一応今は3-5レス位を大まかな目安にしてますが。
まあ長さに関しては、お題によっても大分変わると思いますので、大目に見てやって下さい。
いっそ誰かが長いの書いてくれれば、OKなんですが。
>>14
弟「ただいま」
姉「ん、お帰り」
弟「今日は早いんだ、姉ちゃん」
姉「そうだね。部活がないからね」
弟「ああ、そうなの……。何で?」
姉「テスト週間。あんたもそうじゃないの?」
弟「いや、俺のところは昨日で全部終わったから」トコトコ、ガチャッ
姉「ふーん……。あ、飲み物取るなら、ついでにそこのポテチも取って」
弟「これ?」
姉「うん」
弟「ていうか、姉ちゃん、寝っ転がって行儀悪いぞ」
姉「いいじゃん、別に。家なんだしさあ」ゴロゴロ
弟「それに、勉強は?」
姉「後でやる。ご飯食べてから」
弟「いいの? そんなんで?」
姉「いいよ。普段からしっかり勉強してるし、私。平気、平気」
弟「あ、そ」
姉「うん。そう」ゴロゴロ
弟「はい、ポテチ」トコトコ、スッ
姉「ありがとねー」ヒョイ
弟「……いや、別にいいけどさ」
姉「」パリッ、モグモグ
弟「…………」
姉「あー、なんかポテチ食べてたら喉も乾いてきちゃったなあ」
姉「」チラッ
弟「…………」
姉「弟ー、お姉ちゃんの為に牛乳取ってー」
弟「やだよ。自分で取れよ」
姉「お姉ちゃん、今、動きたくないー」
弟「じゃあ、諦めろって」
姉「やだ、飲みたいー。喉かわいたー」
弟「子供かよ」
姉「今だけ子供でいいからさあ。取ってよー」
弟「」ハァ……
弟「」スクッ、トコトコ
姉「おー、流石、優しい優しい弟君。ありがとー」
弟「今回だけだからな」
姉「わかってるわかってる。あ、もうパックごと持ってきていいよ。コップはお姉ちゃん専用のね」
弟「ちぇっ……」ガタッ、ゴソゴソ
姉「♪」ゴロゴロ
弟「ほい、姉ちゃん。牛乳」スッ
姉「サンキュー」
弟「…………」
姉「」ゴクゴク
姉「うん。美味しい♪ やっぱりポテチには牛乳が合うよね」モグモグ
弟「そうか?」
姉「そうだよ。これが一番」
弟「まあ……いいけどさあ」
姉「♪」ゴクゴク
姉「あ、そうだ。あんたも食べる? ポテチ」モグモグ
弟「え……」
姉「牛乳持ってきてもらったし、少しぐらいならあげるよ。食べる?」
弟「あ、ええと……」
弟「いや、いい。いらない」
姉「折角あげるって言ってるのに……。失礼なやつ」
弟「あ、悪い。でも、今はなんかいらない」
姉「後で欲しいって言ってもあげないからね」
弟「あ、うん……。それはいいけど……」
姉「ふんっ」モグモグ
弟「……なあ、姉ちゃん」
姉「ん? 何?」
弟「なんつーの。ポテチの代わりって訳じゃないけど、一つ相談していい?」
姉「相談? あんたが? 私に?」
弟「う、うん……」
姉「どういう風の吹きまわしだか知らないけど、まあいいよ。で、何? お姉ちゃんに何でも相談してみなよ」パクッ、モグモグ
弟「いや、その、さ……。何て言えばいいか……」
姉「男の癖にはっきりしないなあ。早く言いなよ」ゴクゴク
弟「学校で今日……ラブレターもらったんだけどさ……」
姉「!!?」ゴファッ!!!
姉「ララララララビュレハー!?」ゲホッ、ゲホッ!!
弟「姉ちゃん、汚い! なに吹き出してるんだよっ!!」
姉「ら、らって突然ふぎて!!」アセアセ
弟「俺がラブレターもらうのがそんなに意外かよ」
姉「え、だって前にそんな、モテないとか、そんな風に言ってたし。だから安心してたのに! 何でよ!? 何でそんなのもらってきちゃうのよ!?」オロオロ
弟「もらってきちゃうって……」
弟「ていうか、どうしたんだよ、姉ちゃん。ちょっとテンパりすぎだろ……」
姉「テテテテテテンパってなんかないもん! 普通だよ!! これが私の平常運転だってば!!」オロオロ
弟「……はあ。そうですか」
姉「とととにかくここは落ち着いて、まずは牛乳を」カタカタ、ボタボタ
弟「メチャメチャ溢れてんだけど、姉ちゃん……」
終わり
次のお題
↓1
蟹
↑の漢字はカニね
おおうちょっと遅くなったら参加者が。
感謝感謝
もうどんどん書いてって下さい、同じお題で複数人書いても全く問題ないので。
後>>1に書いてないけど、雑談もある程度構いませんよ、そこから新しいお題出るかもしれんので。
ではでは。
カニ!?
ちょっと早いけど
肝試しで怖いのに、お化け役を頑張る姉とかみたいです
姉「カーニーカーニーたーらばがーにカーニーカーニーふんわりがーに、かにっかにっかにー!」
姉「ぐへへへへへへへへへ!ごははははははははは!」
弟「え……」
姉「え!このCM知らないの!?ちょっと若者のテレビ離れが加速しているなおい」
弟「ちょっと意味不明すぎんよ~」
姉「まあカニとか激マズなんだけどね」
弟「は?高級なカニがまずいとか……」
姉「でもお前カニ食べた事とかある?」
弟「昨日食べたでしょ」
姉「そう!昨日食べたね!」
弟「ウザすぎ」
姉「でもまあ確かにカニはおいしいと思うよ」
弟「まずいとか考えられん…あれ結構高い奴だぞ…」
姉「でもたべ過ぎるとはっきり言ってげろりたくなる位つらい」
弟「そりゃ…お前…」
姉「と、言うわけでカニくんのぬいぐるみを買ってきたんだよ」
弟「俺の枕よりデカい…」
姉「お前の枕よりデカいのをわざわざ買ってきたんだよ。」
弟「ん~姉のセンスは良く分からん」
姉「今日からこのカニたん枕で寝てくれませんかね…?」
弟「え……値段は?」
姉「お前安かったら使わないとか言うんだろ」
弟「安いって事は良くないって事だから」
姉「お前さあ…中国製のカニたん枕も日本製のカニたん枕も形は一緒だろうが!」
弟「でもなあ…やっぱり俺は…」
姉「はいストップ地球温暖化!どうせその後『いつも使っているこの枕じゃないと嫌だ』とか言うんだろ!」
弟「そうだけど……何か?」
姉「たまには斬新な枕で寝て見ろよぉぉぉぉぉぉぉぉぉ!」
弟「じゃあ例え上げろよ例えを!」
姉「このカニた
弟「カニ以外だよ!」
姉「じゃあ人間枕とか!?」
弟「ちなみにどっちが枕役をやるのかね?」
姉「私とか?」
弟「ハハッワロス」
姉「じゃあお前がやれ」
弟「絶対重そうだから遠慮する」
姉「重そうとか何?どうせ寝てるんだから関係ないだろ」
弟「俺が眠れねえ…」
姉「じゃあお前の上にカニたん枕を乗っけてその上に私が寝る事にしよう」
弟「一人で寝ろ」
姉「じゃあ今日一回だけで良いからカニたん枕を使ってください!お願いします!」
弟「何でそんなに使ってもらいたいの?」
姉「は?」
弟「何でそんなに使ってもらいたいの?」
姉「お前の為に買ってきたからだよ」
弟「俺に何が好きかも聞かずに?」
姉「だって……お前高級なの好きじゃん……」
弟「ま…まあ好きだよ(枕は中国製だけどな)」
姉「だからお前がゆっくりぐっすり快適な寝心地を体感してもらうために買ってきたんだよ!」
弟「へ、へえ……」
弟「じゃあ今日だけ試しに使ってみるからさ……」
姉「ままままままマジ!?」
弟「もしも使い心地悪かったらもう使わないからな」
姉「分かった」
姉「あ、それと日本製のカニたん枕も買ってきたんだけど」
弟「やっぱそっち先に試させてくれ」
姉「はいじゃあおやす~」
弟「おやすみ~」
弟「このカニ枕…」
カニ枕(中国製)「もっちり♪」
弟(カーニーカーニーたーらばがーにカーニーカーニーふんわりがーに、かにっかにっかにー)
弟「ふふふ…確かにあのCMは面白いかも…」
弟「まあ寝るか……」
深夜
弟「………」
弟(息が苦しい…)
カーニーカーニーターラバガーニーカーニーカーニーフンワリガーニー
弟(なんだこの騒音!?)
姉「日本製は私なんだ」
弟「ヒイィ!!?」
弟(ね、姉ちゃんがカニの着ぐるみを着ている!?)
姉「ぐへへへへ」
弟「お、起き上がれない!?」
姉「今の私はカニだ……」
弟「姉がもっとおかしくなってる……!」
姉「つまり交尾する必要があるのだ…」
弟「手と足が……!」
ガムテープでぐるぐる巻きにされたカニたん枕(中国製)「手ハ我ガ」
結束バンド「足ハ我ガ」
姉「よって手ごろな交尾相手が目の前にいるので交尾する事にしよう」
弟「や、やめい」
カニはどのようにして交尾するの?
仰向けになった雌ガニを、雄ガニが抱きかかえながら、胸を合わせることによって交尾します。
雌ガニが精子を受け取る生殖門は、腹節に覆われた胸に一対あり、雄の交接突起は腹節の内側に一対あります。したがって雌雄とも腹節を開いて、胸を合わせることになります。
カニの生殖方法を大きく分けると、雌雄ともに立ち上がって胸を合わせる方法と、仰向けになった雌ガニを雄ガニの胸の下に抱きかかえる方法とに分けられます。
中途半端な終わり
https://www.youtube.com/watch?v=WBxC60vRjh0
書き終わった後に気づいた歌詞の間違いに赤面
姉友「第11回怖い物克服チャレンジー」
妹「パチパチパチ~」
姉「………」
妹「あれお姉ちゃん乗り気じゃないねどうしたの?」
姉「もういいよこの企画……どうせ私の泣き顔を見る為にやってるんでしょ……」
姉友「いやいやいや、これは恐怖を克服するためにやってるんだよ?」
妹「お姉ちゃん犬が近くに来ただけで私の腕掴んでくるし……正直痛い」
姉「ご、ごめんね……でもそれと肝試しを関連付けるのはおかしいよ!」
妹「恐怖と言えば~?」
姉友「レンタルビデオ屋でDVDを落とした時の音~」
妹「恐怖どころか心臓が一瞬止まるよ~」
姉「とにかく私はもうやらないからね!」
妹「あ、それじゃあ脅かす側になるってのはどう?」
姉友「脅かす側……あっなるほど凄い良い案だと思うよ!」
姉「お、脅かす側……?」
妹「だからね……驚かない方法を知るには、驚かす側の気持ちになればいいって事よ」
姉「あ、ああ~そういう事ね……」
姉友(それを私らが脅かす訳ね)
妹(そういうことよ)
姉友「まあ今回は私たちが脅かす訳じゃないし」
姉友「ちょうど私の学校でこういうイベントがあってね」
「高平町肝試し」
妹「そのイベント私の学校なんだけど」
姉友「おうスマンマス」
妹「それでお化け役とか鬼火役とかいろいろあるわけよ」
姉「こ、これで私が誰かを脅かせば……克服するかなぁ……」
姉友「するさ」
妹「するとも」
姉「わ、分かった!私頑張ってみるよ!」
姉友(しめしめ)
妹(ちょろすぎ)
寝る(ネタ考え中)
乙!
おら、ワクワクすっぞ!
>>37ありがとなすび
妹「まあこの日に打ち合わせがあるからお化け役やるんだったらここに集合するらしいよ」
姉友「ねえねえわしも参加したいんだけど」
妹「あんたが恐怖を克服するんじゃなくて、お姉ちゃんが克服するんだけど?」
姉「よ、よ~し、脅かしまくってやるぞ~!」
妹(まあ精々頑張るが良い)
ーーーーーー
姉「……」
アホ毛「やあやあ肝試しの裏方役の間へようこそ」
姉「……」
姉「ほ、他の参加者は……?」
アホ毛「私が一人いるだろう、見えないのか?」
姉「……」
姉「一応聞くけど今まで肝試しの裏方に参加した人っていますか?」
アホ毛「ん?ああ私が入って来た時には私一人だったな」
姉「す、すごいですね……」
姉「しょ、正直に言いますと私は怖い物が苦手なんですよ……」
姉「幽霊とかお化けとかレンタルビデオ屋でDVDを落とした時の音とか……」
アホ毛「大丈夫だ。この肝試し裏方を一回でもやるとその様な恐怖は一切動じない程鍛えられるぞ」
姉「あの……もしかして今まであなた一人で……」
アホ毛「私は一人ぼっちではない」
アホ毛『これまでも、そしてこれからも皆の力で肝試しを成功させてきたのだ』
姉「皆の力?」
アホ毛「そんな事はどうでもいい、今日はもう帰って良いぞ」
姉「え!?事前に準備とか必要ないんですか?」
アホ毛「当日でないと準備出来ないのだよ、折角来てもらったのにすまんな」
姉「い、いやいやいやそんな謝らなくても」
アホ毛「まあ『極稀に』参加者が来ることがあるからな。その為の今日の事前集合日だ」
姉「そ、そうなんですか……」
アホ毛「とにかく、ここら辺は幽霊が出てくるかもしれないから帰りなさい」
姉「そういえばここってどこですか?」
アホ毛「ここはただの空き地だが裏手にここらじゃ一番デカい墓地がある」
姉「……………」
アホ毛「おい、大丈夫か?」
姉「ま、まだ幽霊が出てるわけじゃないから大丈夫です……」
アホ毛「なんだ大丈夫なら妹さんが心配してる時間だから早く帰りなさい」
姉「は、はい……今日は有難う御座いました……」
アホ毛「次の集合日は当日の肝試し開始の2時間前くらいだからな」
アホ毛「来たくなかったら来なくてもいいんだぞ~私が今まで通りやるから~」
姉「だ大丈夫です~……絶対来ますから~……」
ザザザァァァァァァァ………
姉(……あれ、ここってこんなに暗かったっけ?)
フォォォォォオオオオオンンンン……
姉「……」
ビョオオウヒョウヒョウヒョウ………
姉(やべえよ……全然見えないじゃんかどうすんだよ……)
オオオオオオォォォォンン…………
姉(こわいこわいこわいこわいまだ死にたくないっての!)
ゴオオオォォォ……
姉「ひぃぃ!もうやめろっての!)
ズザザザザサァァァァァ……………
姉「早く帰りたい!帰りたい!帰りたい!」
ヒュウゥゥゥゥゥ………
姉「家に帰るっつってんだよ!」
サァァァァァァァァ………
サァァァァァ………
サァァ………
姉「……………」
…………
姉「………」
パタタタタタ…… ブゥゥゥゥン……
姉「も、もう帰ろう!帰る!」
ハッ…ハッ…ハッ…ハッ…
ガチャン ギィィィィ…
姉「ただいまー」
妹「お帰り~」
姉「あれ?」
妹「ああ、姉友ちゃんこ鍋ならもう家に帰ったって」
姉「あ、帰ったのかぁ……まあこんな夜遅くだからねえ……」
妹「そういえばさ~肝試しのお化け役とか決めんのって、結構時間かかるんだねぇ」
姉「うん……いや今日は何も
妹「てっきり幽霊になったかと思ったよ」
姉「そ、そんな訳ないよ!」
妹「まあ今まで面倒臭いから行かなかったけど今回の肝試しは行くわ」
妹「お姉ちゃんが頑張って幽霊やってる所を見に」
姉「人間がやってるとか絶対に言わないでね……」
妹「まあ本当は今日初めて知ったから行きたいだけなんだけどね」
姉「じゃ、じゃあ私も頑張ってお化け役やるね!」
妹「頑張ってね~」
姉「それと会話がテキトーになるから話すのか遊ぶのかどっちかにして」
妹「へい~」
妹(どうやって私たちがお姉ちゃんを驚かすんだろうか……私たちがやっている事はコンビニの中で物を売るのと同じ)
妹(幽霊役を脅かす幽霊役?まあ肝試しを普通にやればいいや)
寝る(ネタはもう考えてある)
肝試し当日
姉「それじゃあお化け役やってくるね」
妹「ねえあと3時間位しかないけど本当に大丈夫なの?」
姉「で、でも大丈夫って言っていたから……」
妹(もしかして意外とクオリティ低い肝試し?)
姉「じゃ、じゃあ行ってきます」
妹「2時間後にまた会おうね~」
ーーーーーー
姉「い、今来ました!」
アホ毛「おう、今回は肝試し裏方の間に来てくれて有難う」
姉「は、はあ……」
アホ毛「まだ時間には早いが……まあ大丈夫だろう」
姉「あの~……これから準備するんですか?」
アホ毛「そうだ、二人いるから今年は去年より2倍楽しい祭りになるぞ」
姉「に、二倍……」
アホ毛「2倍は少ないな……100倍楽しいな」
姉「……」
アホ毛「私はお前さんも楽しめる様に全力を尽くすよ」
アホ毛「おっと丁度いい感じの時間になったな、憑いて来い」
姉「は、はい!」
アホ毛「墓地を通らない方がいいか?」
姉「い、いやあ大丈夫ですあなたの傍にいるんで」
アホ毛「よし分かった」
ーーーーーー
姉「け、結構歩きますね……」
アホ毛「もう少しだ……我慢しろ」
アホ毛「ほら、見えて来たぞ」
姉「これは……神社?寺?」
アホ毛「私も分からん……多分……神社だと思う」
姉「……ボロボロですね」
アホ毛「こんな森の中だ、中には誰もいない」
姉「……ドアが壊れてもう無い……」
ーーーーー
アホ毛「よし、これから儀式を行う」
姉「………はい?」
アホ毛「簡単な儀式だ大丈夫、心配するな」
姉「か、どんな儀式なんでしょうか……?」
アホ毛「この刀で自分を刺すんだよ」
姉「え!?そそそそそそそんな儀式したら死んでしまいますよ!」
アホ毛「だがこれをやらないと肝試しは始まらないぞ」
姉「さ、さすがに死ぬ勇気は……」
アホ毛「やはりお前さんは知らなかったみたいだな」
姉「な、この儀式ですか?」
アホ毛「ただの肝試しの癖に参加人数が異常に少ないという事を」
姉「そ、そりゃあこんな事するんだったら誰も参加しませんよ!」
アホ毛「この儀式が噂になって肝試しの裏方に誰も参加しないんだよ」
姉「噂じゃなくて本当の事なんですけど……」
アホ毛「私はてっきり知っていて参加したと思っていたのだが……」
アホ毛「すまんな」
姉「……」
姉「?じゃ、じゃあどうしてアホ毛さんは生きているんですか?」
アホ毛「それは死んだ後に幽霊が生き返らせてくれるからだよ」
アホ毛「まあ、若い人でないとそのまま衰弱してお化けとか幽霊になるからなあ」
姉「あ、アホ毛さんが私を殺すって言うのは……」
アホ毛「それをすると私は地獄に行ってしまうからな」
姉「……」
アホ毛「どっちにしろ自分自身で死ぬしかないんだよ」
姉「……」
姉「アホ毛さんは怖くないんですか?何度も何度も死ぬのは……」
アホ毛「ああ、もう慣れたよ。昔は2、3時間掛ったが今はすぐに死ねるようになった」
アホ毛「そういえば……私が最初の時はどうやって死んだんだっけ……?」
姉「……」
アホ毛「……」
<アホ毛「……」ガタガタガタ>
<アホ毛「や、やっぱり死ねないって無理だって……!」ゴトッ>
<アホ毛「無理だって……こわぃょぅ……」>
<「大丈夫……怖くないよ……」>
<アホ毛「!?だ、誰ですか!?」>
<「最初は誰でも死ぬのは怖いものよ……」>
<「だから最初だけ特別キャンペーン♪」>
<アホ毛「ひ、ひぃぃっ!」>
<「私が殺してあげるからっっっっ!!!!」>
アホ毛「あ、そうだったなあ」
アホ毛「おい、お前さんはこれに参加した事はあるか?」
姉「へ!?なななな無いですよ……」
アホ毛「じゃあ大丈夫だ」
姉「ど、どういう事ですか……」
アホ毛「じゃあ私は先に逝ってくるよ」
アホ毛「あ、ここ圏外だし人とか呼ばないでね」
姉「え、ちょちょちょ待って」
アホ毛「ふぐっっ!!」スッ
アホ毛「………………っっ」ガクガク
ズルルッ
アホ毛「…………………………………………」
姉「………」
姉「…………ぅ」
姉「…………」
姉「は、早く私も逝かないと…………」
姉「何でこんな暗い所に
姉「ふっふっふっふっふ」プルプルプル
姉「……………………」
姉「や、やっぱり死ねないって無理だって……!」ゴトッ
姉「無理だって……こわぃょぅ……」
姉「うっうぇっうぇっ…………」
「大丈夫……怖くないよ……」
姉「ひぃいいいっ!!??」ガタガタッ
「最初は誰でも死ぬのは怖いものよ……」
姉(は、早く逃げないと早く早く早く早く早く早く早く)
「だから最初だけ特別キャンペーン♪」
姉(あ、足が動かない……)
「私が殺してあげるからっっっっ!!!!」
姉「………………………………」
アホ毛「………………………………」
ーーーーーー
姉「……ん……ここは…?」
アホ毛「意外と早く来たなお前さん」
姉「ひっ!」ガバッ
アホ毛「大丈夫だ、ちゃんと死んでいるから」
姉「死んでるって……」
アホ毛「意外と似合うじゃないかその死装束」
アホ毛「それより……死人のお祭り会場へようこそ」
アホ毛「ここら辺は山の方だから良く見えるぞ」
そこに見えたのは見渡す限り屋台と死人か幽霊か良く分からないもので埋め尽くされていた
私の近くにアホ毛以外の幽霊がいた
その子も今回が初めてなのかとても戸惑っている様子だったがその子の近くにいる女性が優しく優しく宥めていた
キャラメルの様な色をしている屋台の先には大きな屋敷やコンクリートの家があったり海や山湖畑と
世界中の土地を無理やり収めたような世界が広がっていた
姉「……」
アホ毛「なんだ?隣のお姉さんみたいに宥めて貰いたいのか?」
姉「さ、さすがにそんな年じゃないです……」
ギュッ
姉「え?ど、どうしたんですか?」
アホ毛「……よく来てくれた。感謝してるよ」
姉「……つ、連れて来てくれて有難う御座いましたっ」ポロポロ
アホ毛「泣くなよ……男だろ……」
姉「…………」
え?
ん?
ーーーーーーー
アホ毛「とりあえず憑いて来い」
姉「は、はい……」
幽霊スタッフ「はいはーいえーっと……アホ毛さんですね?」
アホ毛「はい、今回はこの人もお願いします」
姉「はい?」
幽霊スタッフ「珍しいですねえ、ではお姉さん?」
姉「は、はい……」
幽霊スタッフ「お姉さんはこれから生き返る予定は?」
姉「そ、そりゃあありますよ!」
幽霊スタッフ「狂って無いので後はアホ毛さんに憑いて行ってください」
幽霊スタッフ「じゃあ次の方~」
アホ毛「じゃあ行くか」
姉「ど、どこに……」
ーーーーーー
アホ毛「ここです」
姉「ここって……」
アホ毛「人間の世界の方の肝試し会場だ」
姉「こっここで人を驚かすんですか?」
アホ毛「いや、驚かさないでただ歩いていりゃいい」
姉「そ、それだけ?」
ーーーーーー
妹「おす~」
姉友「らーゆー」
妹「私の学校のクラスメイトも意外といるなあ」
姉友「私の友達は居ないけどな」
妹「幽霊役としてでてくるけどな」
姉友「じゃけん肝試ししましょうね~」
妹「こええから手えつなごうぜぇ」
姉友「いいよん」
姉「あ、妹だ!おーい!」
アホ毛「声小さくても伝わるっての」
姉「あ、ごめん……」
妹「!!!???」
姉友「何か幽霊的なのいた!?」
妹「……」キョロキョロ
妹(気のせいか……)
ガチャン
姉「あ」
アホ毛「ん?ああそこは無人だから壊しても祟られないよ」
姉友&妹「ひっ!!!」
妹「ぜっっっったい何かいるって!」
姉友「…………」
妹「姉友ちゃん顔真っ青……」
アホ毛「あ、猫がいるぞ」
姉「あ、かわいい」
猫「にゃあにゃあ」ゴロゴロ
姉友「猫が何もない所で遊んでいる……」
妹「え、結構お姉ちゃんって驚かす才能ある?」
姉「妹に会ってくるよ」
アホ毛「ん、会話は出来ないし触れないけどそれでもいいならどうぞ」
姉「妹ちゃーん」
妹「姉友!お姉ちゃんの声マネするなって!」
姉友「しししてないって……」
妹「じゃ、じゃあ今の声は……」
姉「妹ちゃんがビクビクしてるのウサギみたいで可愛い……」サワッ
妹「がっっっっっっっっっっ!!!!!」
姉友「だ、大丈夫か!?おい!!」
妹「幽霊が……私を触って来た……」
姉友「………」
妹「ああああ姉ととと友……写真、証拠を残さなきゃ!!」
姉友「おおおおう!」
姉「あ、写真撮るみたいだよ」
アホ毛「暇だから私も写るか」
姉友「幽霊どこにいるんだよ……」
妹「っ………(私の近くにっ!)」パクパク
姉友「妹の近くだな……」カシャ……カシャ……
姉「は~ちゃんと撮れたかなあ」
アホ毛「生き返ったら確認しときなさい」
from 妹
お姉ちゃんごめんガチな幽霊いるから先に帰ります
to 姉
妹「こんな所30分も居られるか!帰るぞ!」
姉友「ひっ……もう駄目帰る!」
ーーーーー
姉「あれ?もう帰っちゃうの?もう少しいればよかったのに……」
アホ毛「お前さんは帰り道にここを通ってさっきの人たちの気分を味わってみたらいいと思うぞ」
アホ毛「じゃあそろそろおいとましますか」
姉「そ、そうだね」
アホ毛「幽霊が少ないとのんびり出来るんだけどなあ、今日は幽霊が多いな」
姉「いつもは少ないの?」
アホ毛「いつもは私みたいなのんびりしたい幽霊だけ来るんだけど」
アホ毛「どっかのサイトで紹介されたのかもな。落ち着ける幽霊スポットとかで」
姉「死んでも大変なんだね……」
ーーーーー
お化けスタッフ「今日は延長どうしますか?初心者も居る事ですし……」
アホ毛「延長負担デカいから今日はこれで終わりにする」
お化けスタッフ「はい分かりましたーお初さん、今度は自分の力で死ぬように頑張ってくださいね~」
姉「え!?何で知ってるんですか!?」
お化けスタッフ「そりゃあどうやって死んだのか分からないなら閻魔様はどうやって死因を知るんだい?」
姉「あ、そっか……」
アホ毛「長居するとどんどん生き返るのが辛くなるぞ、蘇生も楽じゃないからな」
姉「わ、分かりました~」
お化けスタッフ「それではまたいつかお会いしましょ~」
ーーーーーー
姉「……ん……ここは…?」
アホ毛「意外と早く来たなお前さん」
姉「ひっ!」ガバッ
アホ毛「大丈夫だ、ちゃんと生き返っているから」
姉「あ……良かった……」ホッ
姉「うっいたたた……」ズキズキ
アホ毛「まあ最初はきついからな、だんだん慣れてくるよ」
姉「あ、足が動かない……」
アホ毛「ほれ掴まれ」
姉「あ、ありがとう……おっと」
アホ毛「……楽しかったか?」
姉「……」
姉「とっても楽しかったです」
アホ毛「そうか、それは良かった」
アホ毛「次来る時は一人でちゃんと死ぬんだぞ」
姉「は、はい……」
アホ毛「じゃあちょっと目ぇ瞑っててくれ」
姉「?はい……」
アホ毛「また今度な」
ーーーーーー
姉「…………」
姉「……ん?」
姉「私ん家前だ……」
ガチャン ギィィィィ…
姉「ただいま~」
妹「お姉ちゃんおかえり~」
妹「姉友ちゃんならもう家に帰ったよ~」
姉「あ、帰ったのかぁ……まあこんな夜遅くだからねえ……」
妹「もう深夜だよ~」
妹「……幽霊とかお化けとかの役はどうだった~?」
姉「……」
姉「とっても楽しかったよ……」
終わり
途中話がまとまらなくなりそうになり凄い焦った
今回のSSお姉ちゃん要素あまりなくてごめん
完成age
次のお題は何がいいですか
『夏休みに親戚の家に泊まりに行ったら、思わず姉ハーレム』
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