エイラ「おはよう!」 (75)

注意
・ストライクウィッチーズSS
・誤字脱字あるかもしれません


です

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1400489754

期待



エイラ「中尉になったことだし基地をパトロールするゾ」

サーニャ「なに…眠いわ、エイラ…」

エイラ「あ…ご、ごめんナ。起こしちゃったカ…まだ寝てていいゾ。あたしはパトロールしてくる!」

サーニャ「…?えぇ…おやす…み…」Zzz...

エイラ(サーニャの寝顔は可愛いなぁ…)

エイラ(って!なに考えてんダ!ダメダメ、今はパトロールするって決めたンだゾ!)ガチャ



---廊下---


エイラ「さて、どこから行こうかナ…中尉になったとはいえこの隊はみんな階級高いしなぁ…とりあえずみんなの部屋を回って見ようかナ」スタスタ




エイラ「というわけで宮藤の部屋の前に来たゾ。」コンコン

宮藤「?はーい。」ガチャ

エイラ「宮藤ー今日は食事当番だろー」

宮藤「あ、エイラさん。どうしたんですかこんな時間に。」

エイラ「パトロールしてるんダー!お前が変なことしないように見張ってないとナ!」

宮藤「えぇ!?へ、変なことなんてしませんよ!」

エイラ「あはははは、冗談だよ。ご飯作るの頑張ってナ!宮藤の料理は結構好きだゾ!じゃーまた後でナー」スタスタ

宮藤「は、はい!//ありがとうございます!」




宮藤「…何だったんだろう…?」


エイラ「うん、宮藤は異常無しダ!」カキカキ




エイラ「ん?向こうから来るのは…リーネだナ」

エイラ「リーネーおはよー」

リーネ「ふぇ?あ、えいらさん!おはようございます」

エイラ「なぁ、なにか変わったことはないカ?」



リーネ「変わったこと…?いえ…特には…」

エイラ「…」じー

リーネ「あの…なんですか…?」

エイラ「リーネ、また胸成長したナ!」

リーネ「えぇぇ!?//なんですか急に!//」

エイラ「ウン!今な、基地内のパトロールしてるんだ!それで変わったことはないカ探してるんだけどナ」

リーネ「はぁ…パトロールですか…」

エイラ「今のところリーネの胸以外に変わったことはないんだ!よかったナ!」

リーネ「そんなのカウントしないでくださいよー!///」

エイラ「あははははは!じゃーまたあとでナ!」カキカキ

リーネ「ちょ、書かないで下さい!//」



エイラ「うーん…やっぱりリーネは大きいなぁ…」



エイラ「この部屋は…えーと、ツンツン眼鏡の部屋か…」

エイラ「…」ウロウロ

エイラ(そういえばツンツン眼鏡の部屋には入ったことないナ…)

エイラ「まぁパトロールだし…」コンコン

ペリーヌ「はーい。開いてましてよ?」

エイラ「おはよ!ツンツン眼鏡!」

ペリーヌ「あら、エイラさん?珍しいですわね、どうかしまして?」

エイラ「うん。なぁツンツン眼鏡ー。なんか占ってやろうカ?」


ペリーヌ「…?急になんなんですの?怪しいですわね…」

エイラ「まぁまぁ、なんかないカ?占って欲しいこと」

ペリーヌ「えーと…では…そうですね…明日の天気とか…」

エイラ「なんだそれ…つまんないナ…まぁいいや…むーむむむ…これダナ!」シュピ


エイラ「太陽のカード!晴れます!」バァン

ペリーヌ「そんな単純な…ま、まぁそれなら明日はお花をもう少し日当たりのいい場所に植え替えようかしら…」

エイラ「あと坂本少佐のストーキングはやめろって出たゾ」

ペリーヌ「し、してませんわよそんなこと!もう!」

エイラ「あははは!明日植え替えするなら手伝ってやるゾ!じゃあなー!」バタン

ペリーヌ「!…あ、ありがとうですの…//」ぷいっ


エイラ「ツンツン眼鏡は少佐の事でからかうと面白いナー」テクテク




エイラ「お、バルクホルン大尉の部屋ダナ」



エイラ「たーいーいー」コンコン



エイラ「…」

エイラ「あれ?」


エイラ「い…いないのかな…」コンコン


エイラ「バルクホルン大尉?」ガチャ

ハルトマン「Zzz...」

エイラ「あ、ハルトマン中尉おはよう。朝だゾー。」

グッモニオハヨ


エーリカ「んー…あと90分…」

エイラ「90分かー。じゃそのぐらいしたらまたお越しにくるナ。」スタスタ

エーリカ「ん…あれ…なんか違和感…まぁいいや…」Zzz....

エイラ「さて次は…あ、大尉おはよ」

バルクホルン「おはよう。私の部屋で何をしていたのだ?」

エイラ「パトロールしてたんダ!そしたら大尉がいなかったからサあ。ドコにいたんダ?」

バルクホルン「あぁ、外で走っていたんだ。最近ネウロイの活動も収まっているようだし、体がなまってしまうからな。」

エイラ「まぁそんなトコだろうと思ったよ。でもハルトマン中尉はまだ寝てるゾ。」

バルクホルン「あいつはいつもこうなんだ…なんとか言ってやってくれないか、エイラ。」

エイラ「うーん…朝だゾって言ったケド。」

バルクホルン「あと90分とか言ってなかったか」

エイラ「当たり」


バルクホルン「やはりか…あいつはいつになったら一人で早起きしてくれるんだか…」

エイラ「…」

バルクホルン「な、なんだ?私の顔になにかついてるか?」

エイラ「大尉って、なんかねーちゃんみたいだな!」ニコッ

バルクホルン「!?///」

エイラ「アタシも故郷にねーちゃんがいるんだけど、なんか今ちょっと思い出しちゃったヨ」アハハ



バルクホルン「な…///」

エイラ「ははは、じゃあまたご飯の時にナ!」スタコラ

バルクホルン「…エイラは…妹だったのか…ッ!!!」

バルクホルン「私もまだまだだな…!」ニヤニヤ




エイラ「さーて、外にいっこうっかなー♪」テクテク



エイラ「あ、シャーリーにルッキーニ。おはよー!」

ルッキーニ「あー!エイラおっはよー!」

シャーリー「お?今日は早起きだな、エイラ!」

エイラ「アタシはパトロール中なんダ。なんか変わったことはなかったカ?」

シャーリー「変わったこと?」

ルッキーニ「なにそれー!面白そーう!」

エイラ「いや、まぁただ基地の中を歩き回ってるだけなんだけどナ」


エイラ「ところでお前達は何してんダ?」

ルッキーニ「えっとねー!シャーリーがねー!ストライカー改造するからー、部品集めてるー!」

シャーリー「うむ」

エイラ「集めてるっテ…買うんじゃないのカ…?」

シャーリー「整備駐隊の人が余ってる部品とかをくれるんだよ。あ、ミーナには内緒な」

エイラ「ふむふむ」カキカキ

シャーリー「おい、書くな書くな!」

エイラ「急用を思い出したのでミーナのところに行ってきマス!」シュビ

シャーリー「こらー!報告する気満々じゃねーか!」ダダッ



エイラ「うわ、シャーリー早っ!」

シャーリー「まぁぁぁぁぁてぇぇぇぇぇ!」ゴゴゴゴゴ

ルッキーニ「いっけー!シャーリー!」キャッキャッ


エイラ「ひぃぃぃぃぃ…わぷっ」ドン

シャーリー「ん?うぉっ!?」ドン



坂本「おはようお前達。前を見て走れ。というか狭いところで走るんじゃない」

エイラ「う…少佐にぶつかっちゃったゾ…」ゴメンナサイオハヨウ。

シャーリー「おぉ、少佐サンキュー!」

坂本「…?よくわからんが…そろそろ飯だぞ。私は風呂に行ってから行くが…お前らも一緒にどうだ?」

エイラ「おー、いいゾー。」

坂本「よし、では行こう。シャーリー、ルッキーニ。お前達はどうする?」

ルッキーニ「おっふろー!はいるー!」

シャーリー「じゃあアタシも入ろうかな」

坂本「うむ、では朝風呂だ!」

とりあえずここまで
見てくれてる人ありがとう。
亀でごめんなさい

おつおつ

マイペースでええんやで

俺も少佐のちっぱいに突っ込みたい


続き書いていきます



---浴場---

シャーリー「ルッキーニ、おいで。髪洗ったげる。」

ルッキーニ「はーい」トコトコ

シャーリー「ルッキーニは髪が綺麗だなぁ」ワシャワシャ

ルッキーニ「えっへへー!シャーリーも綺麗だよん!」

シャーリー「ははは、ありがとなルッキーニ。」ワシャワシャ



エイラ「相変わらずあいつらは仲良しだナ。うん。」

坂本「隊員同士で中がいいのは良いことだな。」

エイラ「そうだナ」

坂本「ところで、エイラが朝からあんなところにいたなんて珍しいのではないか?何をしていたんだ?」

エイラ「パトロールだゾ!変わった事が無いか見回ってたんダ。」

坂本「ほう。自主的にやるとは感心だな。だがあまり気を張らなくてもいいぞ。エイラは夜も昼もあるから大変だろう。」

エイラ「時間見つけて昼寝するようにしてるし、ちょっとは慣れてきたんダし大丈夫だゾ。」

坂本「ははは、ありがとうエイラ。無理はするなよ。」

エイラ「おー。」




ルッキーニ「やっほー!」ザパーン

坂本「こらこらルッキーニ、飛び込むんじゃない。」

ルッキーニ「ごめんなさーい」パチャパチャ

シャーリー「やっほー」ザパーン

ルッキーニ「ひゃー!シャーリーすっごぉーい!ばいんばいーん!」

坂本「シャーリー…」

シャーリー「あはは、すまんすまん。もうしないよ」

坂本「まったく…風呂には静かに入るのが良いものなのだが。まぁ文化が違うのは仕方が無いな。」

エイラ「でも流石に風呂に飛び込む文化は無いと思うゾ…」



坂本「ふぅ、良いお湯だったな。」

エイラ「朝風呂もなかなかいいナー。」

坂本「だろう?その前に訓練をするともっと気持ちいいぞ。」

シャーリー「だってよルッキーニ」

ルッキーニ「うぇー、訓練きらーい」

坂本「ルッキーニはもう少し訓練に参加してくれてもいいんだが」

ルッキーニ「うじゅ…考えとくね」

坂本「はっはっは!では朝食に行くとしよう!今日は宮藤の当番だったな!楽しみだ!」

ルッキーニ「よっしかっのごっはんっ!」タタタタ

シャーリー「転ぶなよ、ルッキーニ」

ルッキーニ「大丈夫だもーん♪」



エイラ「ワタシはハルトマン中尉を起こしてからいくナ。先に行っててくれ」

坂本「いつからエイラはハルトマンの目覚ましになったんだ?」

エイラ「うーん、90分くらい前だナ。じゃあまた後でナ。」

坂本「そうか…。頑張って起こしてくれ。」


---バルクホルンの部屋前---


バルクホルン「ハルトマン、いい加減起きろ!」

エイラ「やっぱりまだ寝てるのカ…。大尉の声が聞こえるゾ。」コンコン

バルクホルン「む、誰だ?」

エイラ「ワタシだゾ。ハルトマン中尉を起こしにきた!」

バルクホルン「な、え、エイラ!何故ここに…」

エイラ「だから起こしに来たんだっテ。ハルトマン中尉ー。ご飯だゾー起きろー」

ハルトマン「ん…あと60分……Zzz…」

エイラ「困ったナ…なんでこんなに寝れるんダ?」


バルクホルン「私も不思議なのだが…こいつはほっとくといつまでも寝てるんだ…なんとかならんかな…」

エイラ「うーん…あ、そうだ」

エーリカ「Zzz…」

エイラ「ハルトマン中尉、お菓子が食堂にあるゾ!」

エーリカ「お菓子!」ガバッ

バルクホルン「な!?」

エーリカ「お菓子ーっ!!」ビューン

エイラ「あ…行っちゃった…」

バルクホルン「なるほど…その手があったか…!」

エイラ「まぁ起きたからよしとするんだナ。」ウンウン

バルクホルン「では我々も食堂に向かおうエイラ。」

エイラ「おー。」


---食堂---


エイラ「…あれ、中佐がいないナ」

バルクホルン「本当だな…書類の整理でもしてるのか…」

エイラ「…ちょっと見てくるゾ」

バルクホルン「なら私も行こう」

エイラ「え、悪いよ大尉。ご飯食べてていいゾ。見てくるだけだからナ。」

バルクホルン「そ、そうか。ならすまんが頼む。」

エイラ「任せろー」タタッ


---ミーナの部屋---

エイラ「ミーナ中佐ー?」コンコン

エイラ「うーん…寝てるのかナ…」ガチャ

エイラ「中佐ー?…あれ、いない…。司令室かナ?」



---司令室---

エイラ「中佐ー?いるかー?」ガチャ

ミーナ「Zzz....」

エイラ「やっぱりカ」


エイラ「昨日の夜、書類整理の途中で寝ちゃったって感じだナ…」

エイラ「…」

エイラ「ミーナ、風邪ひくゾ、あったかくしてろナ。」毛布パサリ

ミーナ「ん…」Zzz...

エイラ「疲れてるんだろうナ…今は起こさない方がいいダロ。うん。じゃあ失礼しましたー」パタリ





エイラ「というわけでミーナは寝てます」

坂本「そうか。ありがとうエイラ。」

バルクホルン「我らが隊長もお疲れか…一番休みがないもんな。」

シャーリー「そうだよなぁ…。」モグモグ


ルッキーニ「芳佳ぁー!おかわりー!」

芳佳「あ、はい!どうぞ!」

ルッキーニ「おいしーよ!芳佳!」

芳佳「えへへ、ありがとう。」

ペリーヌ「でもこの腐った豆だけはどうもダメですわ…」ネバー

芳佳「あ、すいません…無理に食べなくてもいいですよ」

坂本「納豆は筋肉を作る!体にもいいんだぞ!」モグモグ

ペリーヌ「う…しかし…これだけは…」

ルッキーニ「ねばねばー」


芳佳「あ、あの、エイラさん?」

エイラ「ん?」

芳佳「その…ど、どうですか?」

エイラ「あぁ、うまいゾ!流石だナ宮藤!」

芳佳「あ、ありがとうございます!」パァッ

リーネ「芳佳ちゃんの料理は世界一だよ!」

芳佳「そ、そこまで言われると恥ずかしいよ//」


エーリカ「お菓子ー…ないよー…」

バルクホルン「どうしたハルトマン。」

エーリカ「お菓子がない…」

バルクホルン「今は食事の時間だ、お菓子なんかあるはずないだろう。」

エーリカ「えー、でも食堂にお菓子があるって朝言われた…」

バルクホルン「誰が言ってたんだ?」

エーリカ「えーと…あれ?トゥルーデじゃないよね…エイラだっけ…?でもなんで…」

エイラ「それはワタ
バルクホルン「朝エイラが私達の部屋にいる訳無いだろう、きっと寝ぼけていたんだ。」

エーリカ「えー…そうなのかなぁ…なぁんだ…」しょぼん

エイラ「あ…まぁいっカ…。」


宮藤「あとでなんか作ってあげますよ、ハルトマンさん」

エーリカ「ホント!?やったー!宮藤のお菓子ー!」

ルッキーニ「ずるーい!アタシもー!」

宮藤「みんなの分作るから大丈夫だよ」

リーネ「私も手伝うよ、芳佳ちゃん!」

芳佳「ありがとう!」

ペリーヌ「…あ、あの、宮藤さん?」

芳佳「なぁに?ペリーヌさん」

ペリーヌ「そ、その、わ、わたくしも手伝ってあげても、よ、よろしくてよ?」

芳佳「ホント?じゃあガリアのお菓子とか作ろうかなぁ!」



エイラ(なんダ…?ツンツン眼鏡が宮藤とお菓子作りとは珍しいナ…。あ、少佐にあげるのかナ。)モグモグ


一同「ごちそうさまでした」

坂本「宮藤、リーネ、ペリーヌ。今日はこの後訓練だからな。0930に滑走路に集合だ」

リーネ「了解!」
芳佳「はい!」
ペリーヌ「了解ですわ!」


ルッキーニ「あ…少佐、あのね」

坂本「む?どうしたルッキーニ」

ルッキーニ「ちょっとだけ訓練してあげる!」

坂本「おぉ、ついにその気になってくれたか!ではこれから毎日しごいてやろう!覚悟しろよ」

ルッキーニ「に゛ゃー!毎日は嫌ぁぁー!!」

坂本「はっはっはっは!」



………………


エイラ「さて…ワタシはどうしようかな…ふぁぁ…」

シャーリー「眠そうだな、エイラ。」

エイラ「い、いや、大丈夫ダ!大丈夫だかんナ!」

シャーリー「ははは、あんまり無理するなよ。最近夜間哨戒もやってるんだろう?」

エイラ「サーニャの手伝いだけどナ…」

バルクホルン「自分が体を壊しては元も子もないからな。適度に休め。」

エイラ「うん。ありがとな、大尉。」

シャーリーバルクホルン「「うむ」」




シャーリーバルクホルン「「…ん?」」

バルクホルン「今のは私に言ったんだろう?」


シャーリー「いや、アタシだな」

バルクホルン「リベリアン、貴様は何を聞いていたのだ?」

シャーリー「お前こそ!」

エイラ「…」

バルクホルン「なにぃ…?」

シャーリー「…ならエイラに聞いてみるか?」

バルクホルン「いいだろう」

シャーリーバルクホルン「どっちに言ったんだ、エイラ?」



エイラ「…大尉達ってサ、」

シャーリー「ん?」

バルクホルン「なんだ?」

エイラ「なんだかんだで仲良いよナ」

シャーリー「へ?」

バルクホルン「なっ…!?」

シャーリー「だ、誰がこんなやつと!」

バルクホルン「そ、そうだ、こんなやつと仲良しだなど…」

エイラ「ほら、息もぴったり」

シャーリーバルクホルン「「違うって!!」」

エイラ「…やっぱりぴったりじゃないカ…」


シャーリー「違うよ!確かにまぁ仲悪くはない…と思うケド…//」

バルクホルン「なっ…何を言い出すんだリベリアン!私は別に貴様の事なんてなんとも思ってないぞ!//」

シャーリー「え…それはちょっと傷つくんだが…」しゅん

バルクホルン「あ…いやその、なんとも思ってないというのは、悪くはなんとも思ってないと言う意味であって…なんとも思ってない訳じゃなくてだな…」アワアワ

シャーリー「お、おぉ…そっか…」ホッ

バルクホルン「…!//き、貴様はすぐに暴走するし、見ていないと危ないからな!」

シャーリー「なっ…それはお前の方だろう!」

バルクホルン「私は大丈夫だ!」

シャーリー「なにいってんだ!この前だって…」

ワーワーギャーギャー



エイラ「…やっぱり仲良しじゃないカ…」

エーリカ「トゥルーデはツンデレだねぇ」

エイラ「わっ、中尉か、びっくりしたゾ…」

エーリカ「フッフッフ…お菓子を下さい!」

エイラ「え」ギク

エーリカ「今朝夢でエイラがお菓子は食堂にあるっていったんだよ!」

エイラ(夢だと思ってるのカ…)

エーリカ「だから頂戴?」

エイラ(意味がわからないゾ!…でもまぁ、言ったのはワタシだし、仕方ない。)

エイラ「よし、これをあげましょう。」

エーリカ「飴?わーい!ありがとう!」パク


エイラ「サルミアッキって言ってな、スオムスじゃ有名な…中尉?」

エイラ「中尉ー、おーい」

エーリカ「あ、アリガトウエイラ。急用をオモイダシタカラ部屋に戻るネバイバイ」ビューン

エイラ「行っちゃった…どうしたンだろ…?」


エイラ「まぁいいや、中佐のところに行こう。そろそろ起きてるだろうし、紅茶でも持って行こうかナ」


エイラ「えーと、紅茶…紅茶は…なんかいっぱいあってわかんないゾ…」

リーネ「どうしました?エイラさん」

エイラ「おー、リーネ良いところに。ミーナ中佐に紅茶を持ってってあげたいんだケド…」

リーネ「あ、じゃあ入れますよ。ミーナ中佐は疲れてるだろうから…ちょっと甘くしようかな…」コポコポ

エイラ「ありがとうリーネ!」


リーネ「はい、じゃあこれ、お願いしますね」

エイラ「助かったよ、ミーナ中佐は任せてくれ」フンス

リーネ「じゃあ私は訓練なので行ってきますね」

エイラ「おー。頑張れよー。」


---司令室---

エイラ「失礼しまーす」ガチャ

ミーナ「あら、エイラさん。おはよう。」

エイラ「お、起きたのカ。おはよう。寒くないカ?」

ミーナ「あら、恥ずかしいところを見られちゃったようね」

エイラ「ははは、綺麗な寝顔だったゾ」

ミーナ「もう…//」

エイラ「ところでミーナ、紅茶を持ってきたんだ。飲まないカ?」

ミーナ「あら、ありがとう。悪いわね」

エイラ「いれたのはリーネなんだけどナ」ハハハ

ミーナ「後でお礼を言わないとね…うん、美味しいわ」


エイラ「…隊長は大変だよナ。」

ミーナ「あら、どうしたの急に」


エイラ「いつもみんなのこと考えてるシ、報告書とか書類とかはなんか難しそうだしナ…」

ミーナ「まぁ、量が多いのは確かだけどね…」

エイラ「そうだよナー。ミーナ、いつもありがとう」ペコ

ミーナ「いいのよ、役割だもの。みんなだって頑張ってるんだから私も頑張らなきゃ」

エイラ「すごいナ。ワタシにはムリダナ・×・」

ミーナ「出来ることをすればいいのよ。あなたは素晴らしい働きをしてくれているわ。」

エイラ「えへへ…なんか照れるゾ」

ミーナ「ふふふ」


エイラ「じゃーワタシはもう行くゾ。」

ミーナ「えぇ、毛布と紅茶、ありがとう」

エイラ「おー」


---食堂---

エイラ「うあー…ね、眠いぞ…」

エイラ「流石に誰もいないカ。うーん…眠い…ちょっとだけ寝ようかナ…」

エイラ「部屋戻るのめんどくさいナ…いいや、椅子で寝ちゃお…」

エイラ「ちょっとだけだかんナ…」Zzz....


………………………




「もう、風邪引きますわよ」パサリ




…………………



「こんなとこにいたの…エイラ…」

「疲れたのだろう、今朝は早かったようだしな」

「なんかパトロールとかいってたなぁ。みんなのとこ回ってたのか?」

「そうみたいですね」





エイラ(ン…?)



エイラ(…なんダ?なんカ騒がしいゾ…)



エイラ「あ」ガバ


サーニャ「おはよう、エイラ。」

エイラ「…おはよ。サーニャも起きたのカ。…ン?ここ食堂じゃないカ」

エイラ(…あ、食堂で寝たんだったナ…)

エイラ「…あれ、この毛布は…」

サーニャ「ペリーヌさんよ。心配してかけてくれたの」

ペリーヌ「べ、別に心配してたんじゃありませんわよ?ただ、隊の仲間として風邪をひかれたら困るし…」ゴニョゴニョ

エイラ「おー。ありがとな、ペリーヌ」

ペリーヌ「!」

エイラ「あ、間違えた。ツンツン眼鏡。」

ペリーヌ「あってましてよー!!」

サーニャ「エイラ、意地悪しちゃ駄目よ」

エイラ「あぅ、ご、ごめんよサーニャー」


宮藤「エイラさん、目が覚めました?もう夕方ですよ。」

エイラ「え」

ルッキーニ「エイラったらー、全然起きないんだもーン!」

坂本「はっはっは、昼の時も爆睡だったな!」

エイラ「そ、そんなに寝ちゃったのカ…」

バルクホルン「やはり疲れていたのだろう。今日はよく休め。」

エイラ「あぁ…ありがとう大尉。でも寝たら大分スッキリしたゾ。」

サーニャ「夜間哨戒の前にサウナにいきましょう?」

エイラ「うん、行く行く!」

エイラがイケメン主人公かわいい


エイラ「ところで、なんでみんな集まってんダ?」

坂本「お茶の時間だからだ!」

シャーリー「宮藤達がお菓子作ってくれたんだ」

ミーナ「せっかくだから、みんなで頂こうと思ってね」

エイラ「なるほどー。ん?じゃあひょっとして、ワタシが起きるの待ってたのカ?」

ミーナ「いいえ、ちょうど集まったところよ。」

エイラ「そっカ、良かったぁ」

サーニャ「エイラ、よだれの後が…」フキフキ

エイラ「に゛ゃっ!?も、もっと早く言ってくれよう!//」バタバタ

サーニャ「あばれないの、エイラ。大人しくして?」

エイラ「うー…//」



バルクホルン(和む…)

お姉ちゃん・・・



エーリカ「お菓子ーお菓子ー♪」


リーネ「芳佳ちゃん、紅茶はいったよ」

芳佳「あ、うん!じゃあ運ぼうか!」

ペリーヌ「これ持ってきますわね」

芳佳「うん、お願い!」



坂本「おぉ、美味しそうだな」

ミーナ「宮藤さん、リーネさん、ペリーヌさん、ありがとう。」

リーネ「わたしに出来るのはこのくらいなので…」

ペリーヌ「こ、これくらい、貴族の勤めですわ」

芳佳「どうぞ、召し上がってください!」


エーリカ「わーいっ!いっただきまーっす!」

ルッキーニ「まーす!」

シャーリーバルクホルン「「行儀よく食べなさい」」

シャーリー「…」
バルクホルン「…」

エイラ「ぴったり」ビシッ

シャーリーバルクホルン「「う、うるさい!//」」

エイラ「あはははは」モグモグ

エイラ「お、これ美味しいナ」

サーニャ「こっちも美味しいわ、エイラ」

エイラ「ホントかー!じゃあ半分こしよう、サーニャ!」

サーニャ「いいわ。はい、エイラ」パカリ

エイラ「ありがとう。はい、これ」パカリ

エイラサーニャ「…」モグモグ

エイラサーニャ「「美味しい!」」パァ


バルクホルン(なんだあの生き物…可愛い…)


ルッキーニ「よしかー!これすっごく美味しいよ!」

エーリカ「うんうん!お嫁さんに欲しいくらいだよ」モグモグ

バルクホルン(ということは、ハルトマンも私の妹に…フフ…フフフ…)ニヤニヤ

ミーナ「あらあら、トゥルーデったら」

坂本「これもうまいな。今まで食べたことなかったが…新しいお菓子に挑戦したのか?宮藤。」

エイラ「うん、すっごく美味しいゾ。流石だなぁー」

芳佳「あ、それはペリーヌさんが」

エイラ「え」

ペリーヌ「…なんなんですのその顔は」


エイラ「ツ…ツンツン眼鏡…見直したゾ!」

ペリーヌ「な…、ふ、フン、これくらい貴族として当然ですわ!//」

坂本「やるな、ペリーヌ。」

ペリーヌ「しょ、少佐に褒めて頂くとは!光栄ですわ!光栄ですわ!」キラキラ



エイラ「うーん、ちょっと意外だったナ。ツンツン眼鏡は料理出来ないイメージが」

芳佳「あ、それはあってムグ
ペリーヌ「おだまり!」

ん?お姉ちゃんの様子が……


シャーリー「紅茶も相変わらず美味しいし、この隊のティータイムは贅沢だなぁ」

ミーナ「ホントよね。リーネさんが来てくれてからティータイムの時間をとるようになったけど…今となっては随分豪華になったわね。」

リーネ「皆さんに喜んで貰えて嬉しいです」

バルクホルン「うむ、妹達による素晴らしいティータイムは戦士達に神様がくれた宝物のようだな」

シャーリー「…」
ミーナ「…」
エイラ「…」
サーニャ「…」モグモグ
リーネ「…」
ペリーヌ「…」
芳佳「…」
エーリカ「トゥルーデ…」

ルッキーニ「大尉ー!恥ずかしいセリフ禁止ー!」

坂本「はっはっはっは!」



………夜間哨戒………


エイラ「さて、行こうかサーニャ」

???「あ、あのっ、お待ちになって!」

エイラ「んー?ツンツン眼鏡じゃないカ。どうしたんだ?こんな時間に」

ペリーヌ「いや、その…たいしたことでは無いんですけれども」


エイラ「たいしたことないなら呼ぶなヨー」

サーニャ「そんなこといっちゃ駄目よ、エイラ。」

エイラ「う…じょ、冗談だヨ…で、なんダ?」

ペリーヌ「そ、その…こ、これ、よろしかったら…//」スッ

エイラ「…へ?なんダこれ?」


ペリーヌ「ク…クッキーですの。」

サーニャ「クッキー?ありがとう」

エイラ「ツ…ツンツン眼鏡…キャラが違うゾ…」

ペリーヌ「エ、エイラさんもサーニャさんも、夜お疲れでしょうしと思って今日宮藤さんに教わって作ったんですの…良かったら食べてくださいまし!//」

エイラ「ツンツン眼鏡…」


ペリーヌ「で、でもまぁ、まずかったら捨てちゃっても
エイラ「ありがたく頂くゾ!ペリーヌ!」

ペリーヌ「!」

サーニャ「えぇ、ありがとう!」

ペリーヌ「で、では夜間哨戒頑張ってくださいまし!///それでは失礼いたしますわ!//」タタタ



やったねペリーヌさん!
なぁっ!み、宮藤さん、リーネさん…!?い、いつからそこにっ!//
ギャーギャーワーワー


エイラ「じゃあサーニャ、今度こそ出発しようカ」

サーニャ「そうね。いきましょう」



サーニャ「……エイラ、今日はなんだか機嫌がいいわね」

エイラ「そ、そうカ?いつも通りだゾ」


サーニャ「ううん、見てればわかるわ。なんだか嬉しそうだもの。」

エイラ「う…恥ずかしいゾ//」

サーニャ「恥ずかしくなんかないわ、エイラ。エイラが嬉しそうだと私も嬉しいもの。」

エイラ「サ、サーニャぁ//」


サーニャ「ペリーヌさんのクッキー、いただきましょうか」

エイラ「そ、そうダナ!」カサカサ

サーニャ「エイラ、あーん」

エイラ「!…あ、あーん」パク

サーニャ「エイラ、私にも」

エイラ「お、おう!はい、あーん」モグモグ

サーニャ「あーん」パク


エイラ「美味しいナ//」

サーニャ「そうね…」

エイラ「後でお礼言わないとナ」

サーニャ「そうね、オラーシャのお菓子あげましょう」

エイラ「あ、じゃあサルミアッキも
サーニャ「それは駄目よ、エイラ」

エイラ「えー」


……………………


---基地、深夜---


ミーナ「書類整理が終わらないわ…」

坂本「はっはっはっは」Zzz...

バルクホルン「妹よー」Zzz...

エーリカ「んー…トゥルーデー…」Zzz...

リーネ「うーん…芳佳ちゃん…」Zzz...

芳佳「違います…おっぱいはぁ…ロマンなんです…むにゃむにゃ」Zzz...

シャーリー「Zzz...」

ルッキーニ「ウジュアー」Zzz...


ペリーヌ(エイラさん…なんだか今日は優しかったですわ)

ペリーヌ(朝の占いに始まり…なんだったのでしょう…)

ペリーヌ(そういえば、パトロールとか言ってましたわね)

ペリーヌ(あぁみえて、いつも隊のみんなを考えてくれてるんですのね…)

ペリーヌ(明日は花の植え替えを…エイラさん…手伝ってくれるのかしら?)フフ

ペリーヌ(…?なんでこんなに楽しみなのでしょう…不思議なものですわね…)

ペリーヌ(…)

ペリーヌ(眠いですの…)

ペリーヌ(…)Zzz...


………………


---夜間哨戒---


エイラ「異常なーし」ブーン

サーニャ「異常なーし」ブーン

エイラ「最近平和でいいよナ」クルクル

サーニャ「そうね。ずっとこうだといいんだけど」クルクル

エイラ「ホントだよナ」ブイーン

サーニャ「さぁエイラ。そろそろ帰りましょう。」ブイーン

エイラ「そうダナ」ブーン

サーニャ「えぇ」ブーン


…………………

---基地---



エイラ「ふぅ、なんカ今日は疲れたゾ…」

エイラ「でも…楽しかったナ」

エイラ「こんなのは久しぶりだゾ」

エイラ「そういえば今日はみんなに朝から会えて挨拶できたナ…」

エイラ「えへへ」



サーニャ「エイラ?なにしてるの?」

エイラ「あ、今行くゾー」


エイラ「じゃあサーニャ。おやすみ」

サーニャ「えぇ。おやすみなさい。昨日は早起きしてたみたいだけど、無理しちゃだめよ」

エイラ「あはは、少佐にも言われたナ」

サーニャ「もう…」

エイラ「気をつけるヨ。それじゃあおやすみダナ。」モゾ

サーニャ「おやすみ、エイラ」


エイラ(明日はなにをしようかナ…)

エイラ(そうだ、確かペリーヌの手伝いをするんダ…)

エイラ(ペリ…ツンツン眼鏡か…)

エイラ(なんか…楽しみだナ…)ヘヘ

エイラ(…)

エイラ(眠い…)

エイラ(おやすみ…)Zzz...



翌日



ペリーヌ「…」

エイラ「…」





ペリーヌ「雨ですの!」
エイラ「雨ダナ!」




おわり

もっと続けてほしいんダナ


まったりちょいイチャを目指して書いてみました
どうだったかなぁ
前のよりは読み易いようにしたつもりです

見てくれた方、ありがとうございました。


読み直したら宮藤とサーニャにおはようって言ってないような気がするのはきっと気のせいだうん

>>70
オマケフラグキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!

>>69
自分が個人的のこのぐらいの長さが好きなのでこのぐらいで終わりにさせてもらいます。すいません。

>>71
来てないよ!wwww

多分書いたらまとまりがなくなっちゃうと思うので・・・すいません・・・

これはおまけきますな >>1ならきっとやってくれると私は信じてるぞれ

何はともあれおつダナ

サーニャ以外にはイケメンなエイラさん

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