長月「秘書艦の理由」 (128)
・艦これSS
・やまなしおちなしいみなし
・長月かわいい
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提督「は?」
長月「だから、私を秘書艦に選んだ理由を聞きたいんだ」
提督「いきなりどうした」
長月「以前、大本営主宰のパーティーがあっただろう」
提督「あったな」
長月「私も秘書艦だからと連れていかれた」
提督「そりゃうちの警備府の自慢の秘書艦だし」
長月「だが、他の提督達が連れていたのはほとんどが戦艦や正規空母だったじゃないか」
提督「他所は他所、うちはうちだ」
提督「だいたいうちのメンバーじゃ秘書艦なんて頼めるのお前しかいないよ」
長月「それは買いかぶりすぎだろう、司令官」
提督「……と思うじゃん?」
長月「えっ」
提督「とりあえずうちのメンバー全員挙げてみろ、長月」
長月「加古、天龍、瑞鳳、赤城、金剛、そして私」
提督「一応全員に秘書艦はやらせてみたんだよ」
長月「そうなのか」
提督「お前以外全滅だったけどな」
長月「えっ」
提督「そうだな……まず加古の場合だが」
提督『加古』
加古『…………』
提督『加古?』
加古『……………………』
提督『そんなに集中してるのかこいつ――』
加古『………Zzz』
提督『そんな事だろうと思ったよチクショウ!!!』バシーン
加古『うへへ、もう食べれないよ……』
提督『テンプレ通りの寝言まで言いやがって!起きろ寝坊助!!』ユサユサ
加古『……。ん、ぁ?提督?』
提督『おはよう加古、いい夢見れたか?』
加古『どーしたのさ提督、そんな青筋立ててさー』
提督『お前が仕事ほっぽいてガン寝してるからだろうが!!』
加古『だってさー?この部屋凄い日当たり良好でさー。それプラス鳥の鳴き声なんて聞こえてきたらもう寝るしかないじゃん?』
提督『仕事が終わってれば俺も何も言わなかったんだがな!』
加古『仕事仕事って、あんまり根詰めても辛いだけだと思うけどねー』
提督『お前は呑気すぎるんだよ!』
まあそうなるな
提督「……という訳でな」
長月「oh……」
提督「やる時はやるんだがいかんせん普段がぐーたらすぎる」
長月「……まさか、他の連中もこんな感じなのか…?」
提督「だいたいな」
長月「」
提督「じゃあ次は…天龍か」
天龍『天龍様の報告書だ!うっしゃあ!!』ビシッ
提督『ご苦労、天龍』パシッ
天龍『しっかし秘書艦ってのも結構大変なんだな。報告書だの指示書だの書かなきゃならねぇし、手が痛くて敵わないぜ』
提督『……天龍』
天龍『んだよ?仕事は終わったんだしさっさと間宮にでも行きてえんだけどさ』
提督『全部書き直しだバカ野郎』
天龍『!?』
天龍『どういう事だよ!』
提督『お前、ちょっとこれ読んでみろ』
天龍『ボーキサイト輸送任務についての報告書』
提督『なるほど、そう書いてあったのか………って読めるかド阿呆!!』
天龍『何でだよ!』
提督『むしろなんでこれが読めると思ったんだよお前は!』
天龍『自分の書いた字くらいは読めるだろ!』
提督『報告書ってのは人に見せる物なんだよ!こんな死にかけのミミズがブレイクダンスしたような字は普通読めないんだよ!』バンバン
天龍『ブ……っ!それでも俺はだいぶ丁寧に書いたんだ!!』
提督『』
とりあえずここまで
乙
瑞鳳はまともそうだが…
他はともかく瑞鳳は何やらかしたんだ
提督「神に会うては神を斬り」
天龍「悪魔に会うてはその悪魔をも撃つ!」
提督「戦いたいから戦い」
天龍「潰したいから潰す」
「「俺達に大義名分なぞ無いのさ!」」
投下します。ながらだからちょっと遅いかも
長月「死にかけのミミズのブレイクダンスって……」
提督「書き直させたら酔っぱらいのタップダンスくらいにはマシになった」
長月「それでも駄目だろう」
提督「おう。おまけに時間もめちゃくちゃかかったからな、一から自分で書いた方が早かったくらいだ」
長月「……。」
提督「三人目、瑞鳳」
長月「まともだと思うんだがな」
提督「地雷さえ踏まなきゃな」
瑞鳳『九九艦爆は足が可愛いのよ、足が…』ウットリ
提督『瑞鳳、涎垂らして艦爆を愛でてるところ悪いんだが』
瑞鳳『よ、涎なんて垂らしてない!』
提督『そうか』
瑞鳳『それで、どうしたの?卵焼きでも食べる?』
提督『さっき朝飯食ったばっかだろうが。…デイリーの装備開発、頼もうと思ってな』
瑞鳳『はーい』
提督『で、何だこの九九艦爆の山は』
瑞鳳『可愛いでしょ?』
提督『どこがだ』
瑞鳳『足』
提督『彗星に比べれば丸っこいとは思うが…』
瑞鳳『この可愛さが分からないなんて、提督もまだまだね』
提督『その可哀想な奴を見る目は何だ』
瑞鳳『じゃあ私が一から教えてあげるわ、九九艦爆の可愛さ』
提督『いや興味ないし』
瑞鳳『いいから聞きなさい、やっぱりこの足の形が――』
提督(アカン)
長月「瑞鳳……」
提督「そのあと五時間くらいぶっ続けで語られたせいで仕事が進まなかった」
長月「書類仕事だけ頼めばいいんじゃないのか」
提督「そうしたい所だが、航空戦力がまだ貧弱だからな……瑞鳳か赤城に頼むしかない」
長月「赤城は……聞く前からだいたい分かってしまうが」
提督「だいたい合ってる、と思うぞ」
赤城『提督、ごめんなさい。装備の開発に失敗しました』
提督『………まぁ、そういう事もあるか。ところで赤城』
赤城『はい?』
提督『口の端についてるのは何だ?』
赤城『なっ…ちゃんとついてないか鏡で確認してきたのに!』
提督『やっぱり食ってやがったな赤城ィ!』
赤城『か、鎌かけるなんて卑怯ですよ提督!』
提督『新しい装備の為に渡した資材を勝手に食うのは卑怯じゃないのか!?一航戦の誇りはどこに置いてきやがった!!』
赤城『腹が減っては戦は出来ぬと言うじゃないですか!』
提督『飯はちゃんと食わせてるだろうが!』
赤城『足りません!』
提督『即答してんじゃねぇよチクショウ!!』
提督『だいたい朝っぱらから見てるこっちが気分悪くなるくらい食ってるのにまだ足りないってお前の腹の中どうなってんだよ!』
赤城『頭使うとお腹減るじゃないですか』
提督『確かに書類に関しては有能だが、だからって盗み食いは許されないんだよ!!』バンバン
赤城『……分かりました。次回からは我慢します』
提督『本当だな?』
赤城『その代わり食事の量を今の二倍に』
提督『却下』
赤城『提督は私に飢えて死ねと言うんですか!?』
提督『食い過ぎるんだ、お前は!』
提督「ただでさえカツカツだって言うのにあの一航戦は……」
長月「だいたい合ってたな」
提督「だろう?」
長月「そう言えば今日は赤城を見てないな」
提督「……ボーキサイトの貯蔵庫には鍵掛けてあるし、大丈夫だと思うが…一応後で見回りに行くか」
長月「その方がいいだろう」
提督「んで、ラスト金剛」
長月「べたべたしてきて仕事が進まないとか?」
提督「そういう訳でも無いんだよな」
金剛『テートクーっ!!お願いされてた書類、書き終わったデース!』
提督『ご苦労、金剛』
金剛『Signお願いしマース!』
提督『分かっ、た……』
金剛『どうしたデスか、テートク』
提督『俺の見間違いでなければ、頼んだ量の倍くらいになってるんだが』
金剛『書く事が多かったデース』
提督『……』ペラッ
金剛『……』
提督『金剛』
金剛『?』
提督『ケッコンカッコカリの書類一式、どこからこんなに持ってきた』
金剛『Copyしました』
提督『――この、大馬鹿野郎!』
提督『何やってんだよお前は!』
金剛『テートクから指輪が貰いたいんデース!』
提督『お前じゃまだ練度が足りない!』
金剛『うー……』
金剛『!』ピコン
金剛『Hey、テートク!』
提督『今日の演習はもう終わらせただろうが』
金剛『Shit!』
長月「………」
提督「積極的なのは…まぁ、嬉しいんだが」
長月「良かったな司令官」
提督「おい、なぜ目をそらす」
長月「ケッコンカッコカリは燃料と弾薬の消費をある程度抑えられると聞いている。金剛ならばっちりじゃないか」
提督「……あいつじゃまだ練度が足りん」
長月「どうだか。そうやって誤魔化してるだけじゃないのか?」
提督「それに、俺はもう相手は決めてるんだよ」
長月「一人じゃなければいけないというルールはないだろう?」
提督「気持ちの問題だ」
提督「長月」
長月「何だ、司令官」
提督「……」
長月「重要な話か?」
提督「……ああ、めちゃくちゃ重要だ」
提督「お前、今レベルいくつだっけ」
長月「99だ」
提督「そうか、もうカンストしてたか」
長月「司令官がこの警備府に着任した時から一緒だったからな」
提督「色々と助けられたな」
長月「それはこっちの台詞だ」
提督「右も左も分からん状況で、散々お前に頼ってきた」
長月「司令官の指揮がなければ、突破できない海域も多かった」
提督「頑張ったのはお前らだ」
長月「司令官は自分を卑下しすぎだ」
提督「そうかね」
長月「そうさ」
提督「………えっと、その、だな」
長月「……」
提督「長月、これからも……よろしく、頼む」スッ
長月「これは…」
提督「あー、まあ、つまりそういう事で」
長月「司令官」
長月「あんまり頼りにされても……困る」
提督「!!」
長月「………」
提督「そ、そうだよな!お前にばっかり頼りすぎてもな、困るよな!!うん!!」
長月「…訳ないだろ?あんたは別だよ、司令官!」ギュッ
提督「えっ、それっ…て、つまり」
長月「ケッコンカッコカリか……私には関係ないと思っていたんだが」
提督「長月……」
長月「――これまで以上に頑張らないとな!!」
もうちょっとだけ続くんじゃ
後はスレタイ関係なくグダグダやってきます。
昼飯食ってから再開するよ
えんだああああああ
続き待ってるっぽい!
いやああああああ
待ってる
うぃるおぉうぃずらーびゅー
続きはwebで待つよ
帰ってきたけどネタが思い付かない
↓2で安価取ってもいいかな
菊月
望月
もっちー把握
PCに移るんでトリップつけます
とかいってつけ忘れる失態
提督「長月とケッコンして数日が過ぎた」
提督「とはいえ我が鎮守府は大して変わっていない」
提督「せいぜいたまに金剛が布団に潜り込んで来るくらいだ」
提督「その度に長月が叩きだしてはいるが」
提督「そして今日もまた布団が盛り上がっている」
提督「…またお前か金剛ォ!!」バサァッ
望月「Zzz……」
提督「…………はい?」
望月「なんだよ寒いなー…」モゾモゾ
提督「」
望月「布団返してー」モゾモゾ
提督「アッハイ」
望月「んー」
望月「Zzz」
提督「……どういうことだってばよ」
長月「司令官」
提督「ちょうどいいとこに来たな、長月」
長月「どうした、司令官」
提督「布団にな」
長月「また金剛か」
提督「だと思ったんだがな」
長月「」
提督「そうなるよなぁ」
長月「望月……どこから入ったんだ」
提督「俺も聞きたい。…というか何でここにいるかだけど」
ピリリリ
提督「電話…?もしもし、大湊警備府ですが」
提督「あぁ、はい。ここにいますが」
提督「はい、はい、分かりました。では」
ガチャッ
提督「大本営からの連絡要員、らしい。しばらく寝かせてやれってさ」
長月「適当だな大本営!」
提督「いつものことだろ」
ひとまずここまで
望月「人肌で暖めておきました」
提督「それから数時間後」
望月「んー…」パチリ
提督「お、目が覚めたか」
望月「んー……」
提督「見事に寝ぼけてるな……ほれ、顔洗ってこい」
望月「りょーかーい……」ペタペタ
提督「さて、お茶でも用意しとくかね」
金剛「紅茶と聞いて飛んできたデース!」
提督「………。ちょうどいい、二人ぶん…いや、三人ぶん頼む」
金剛「Yes!任せてくだサーイ!」
提督「で」
望月「ん、あぁ。望月でーっす」
提督「知ってる。長月が教えてくれたからな」
望月「あんたが噂のロリコン提督?」
提督「おい待てやコラ」
望月「じょーだんじょーだん。頭が固すぎるのも考え物だよ?」
提督「加古みたいな事言いやがって」
望月「あたしみたいなのがもう一人いるのか、大変だねー」
提督「他人事の用に」
望月「他人事じゃん」
提督「まあな」
提督「それで?」
望月「?」
提督「大本営からの連絡を持ってきたんだろ?」
望月「ああ、えっと……」
提督「………」
望月「………………」
提督「………………………」
望月「忘れちゃった☆」
提督「おい」
望月「忘れちゃったって事はきっと大したことでもないし大丈夫だって」
提督「いやいやいやいや、わざわざメッセンジャー寄越すくらいだし相当重要な話じゃないのか」
望月「そんなに気になるなら今から横須賀鎮守府に電話してみればー?」
提督「お前が思い出してくれればそれですむ話なんだがな」
ピッ ピッ ピッ ピリリリリリ
提督「もしもし、大湊警備府ですが」
提督「メッセンジャーの望月がですね…」
提督「え、あ、はい、そうです」
提督「………」
提督「はい、わかりました」
提督「では失礼します」
プツッ
望月「どうだったー?」
提督「どうせ忘れてるだろうから後でメールするってよ」
望月「さっすがお爺ちゃん、話が分かるー」
提督「元帥ェ……」
提督「色々とやる気なさすぎるだろ」
望月「これくらいがちょうどいいんだって」
提督「お前はいい加減俺の布団から降りろ」
望月「『俺と長月の布団に手を出すな』って?いやー熱々だねー」
提督「紅茶ぶちまけてやろうか」
望月「乱暴されたって長月に泣きつくよ?」
提督「すいませんでした」
望月「さて、用事も済んだしあたしは帰るかなー」
提督「次に来るときはメモくらいしてこいよ」
望月「覚えてたらねー」
提督「おい」
望月「んじゃねー、紅茶ありがとー」
提督「それは金剛に言ってやってくれ、食堂にいると思うから」
望月「はいよー」タッタッタッ
パタン
提督「今さらながら大丈夫かこの国」
望月(長月のケッコン相手)
望月(嫌なヤツじゃなくて良かったよ、ホント)
ここまで
乙!
提督「大本営からメールが来た」
提督「なんでも、艦娘とケッコンした提督にインタビューをする事になったらしい」
提督「その艦娘を選んだ理由とか答えればいいのか…?」
天龍「知らねぇよそんな事」
提督「だよなー」
天龍「どうせ考えても提督の頭じゃ的外れな答えしか出ないだろ」
提督「お前はさらっと人を馬鹿にするのをやめろ。というかお前に言われたくないわ脳筋娘が」
天龍「誰が脳筋だ!」
提督「お前以外に誰がいる」
提督「……にしても」
ジー
天龍「何だ」
提督「さっきから誰かに見られてる気がする」
天龍「気のせいじゃないのか?」
提督「そうかな」
天龍「…大丈夫か?休んだ方がいいんじゃないのか?」
提督「うわぁ天龍に心配された」
天龍「人がせっかく心配してやってんのに!」
提督「すまんすまん」
天龍「で、そのインタビューっていつ来るんだ?」
提督「分からん」
天龍「は?」
提督「メールにはインタビューさせてくれとしか書いてなかった」
天龍「おい大本営」
提督「まぁそのうち来るだろ」
天龍「提督も大概適当だな」
提督「まぁな」
天龍「誉めてねぇよ」
提督「……ふー」ゴギン バギッ
天龍「すげぇ音」
提督「つい鳴らしちゃうんだよなー」
天龍「体に悪いらしいぞ?」
提督「知ってるが半ば無意識にやってるからな…」
天龍「死ぬぞ?」
提督「その程度で死ぬほど人間は柔くない……はず、多分」
天龍「そこは断言しとけよ」
提督「多分柔くない!」
天龍「そうじゃねぇよ!!」
提督「それから天龍と別れてあっちこっち行ってみたわけだが」
ジー
提督「見られてる感じが消えないのは何でなんだぜ」
提督「まさかストーカー……いや、警備府の中にまでは入ってこないだろ」
提督「だいたい野郎つけ回して楽しむ奴なんていないだろ、うん」
グー
提督「……小腹空いたし、食堂で何かつまむか」
ジー
提督「正直に言おう」
赤城「?」モグモグ
提督「こ れ は ひ ど い」
赤城「何がですか?あ、唐揚げはあげませんよ」ヒョイパク
提督「何皿食えば気が済むんだお前は」
赤城「まだ腹五分目ですよ」
提督「瑞鳳が涙目になってんじゃねぇか、いい加減食うのやめろよ」
赤城「言葉遣い悪いですよ、提督?」ムシャムシャ
提督「誰のせいだと思ってやがる」
提督「瑞鳳、もう作らなくていいぞ」
赤城「そんな殺生な!」
提督「山の如く皿積み上げてる奴の言う台詞じゃない」
瑞鳳「もうへとへとだよ……」
提督「お疲れ。よくやったよお前は」
赤城「扱いが違いすぎませんか、やっぱりロリコンだったんですか?」
提督「違う!」
瑞鳳「私ロリじゃないし!」
赤城「そんな事よりお腹が空きました」
提督「おい」
瑞鳳「もう冷蔵庫空っぽだよ……」
提督「は?」
赤城「え?」
提督「おかしいな、確か昨日買ってきたばっかりなはずなんだが」
赤城「おかしいですね、私はまだ少ししか食べてないのに」
提督「ぶちのめすぞ」
赤城「何もしてない部下に向ける言葉じゃないですよね」
提督「現行犯が何抜かしてやがる」
ここまで
何故か赤城さんが書きやすい気がする
乙ー
ずほかわいんじゃ^~
提督「赤城の馬鹿野郎め……今日の晩飯の材料まで食いつくしやがって」
提督「奴には自室謹慎を命じておいたが、どこまで効果があるのやら」
提督「瑞鳳はフラフラしながら部屋に戻っていった」
提督「そりゃあれだけ料理を作らされれば疲れるだろうと思う」
提督「――さて」
ゴチャア
提督「まずはこの皿の山をどうにかするか」
加古「ありゃ、提督じゃん。何してんのー」
提督「見れば分かるだろ、皿洗いだよ」カチャカチャ
加古「食べ過ぎじゃない?」
提督「俺じゃない、赤城だ」
加古「後片付けくらい食べた本人にやらせればいいんじゃないの?」
提督「あいつに皿洗わせると8割割れるから駄目だ」
加古「そんな不器用なの!?」
提督「あいつは折り紙すらできんからな」
加古「一航戦とは一体」
提督「で、お前も何か食いに来たのか?」
加古「おやつでも食べようと思ったんだけどさー」
提督「残ってるのは調味料程度だぞ」
加古「だよねー……ってちょっと待ってよ、今日の晩ご飯どうすんのさ」
提督「買い物に行くか、何か出前でも取るか……」
加古「あたしはどっちでもいいよ」
提督「作るにしても今日の当番の瑞鳳はダウンしてるから、他の奴に頼むしかないか」
加古「たまには提督が作れば?」
提督「野菜炒めしかできないぞ、俺は」
加古「いいんじゃない?」
提督「いいのか」
この赤城さんは一航戦の埃
提督「……っし、皿洗い終わりっと」
加古「お疲れー」
提督「さて、晩飯の材料買って来ないとな」
加古「それぐらいならあたしが行ってこようか?」
提督「………お前、本当に加古か?」
加古「酷くない?」
提督「普段が普段だからな」
加古「たまにやる気出したらこれだよ」
提督「悪い悪い」
加古「んじゃ、ちゃっちゃと行ってきますかー」
提督「頼む」
加古「とりあえず野菜を適当に買ってくればいいんだよね?」
提督「ああ」
加古「提督は嫌いな野菜とかあったっけ」
提督「…………トマト」
加古「えー、美味しいじゃんトマト」
提督「味も匂いも食感も何もかもが受け付けん」
加古「あれがいいのになー」
ここまで。
結構書いたつもりでも案外進まないんだね
おつ
ここの赤城には乾燥わかめを乾燥したままたらふく食わせるべき
乙
>>72
膨らむ前に消化されたらいつも以上に喰われるぞ……
提督「加古は買い物に向かった」
提督「俺の苦手な野菜を聞いてきたが、まさかトマトをわざわざ買ってくるような事はしないだろう」
提督「………買ってきたら赤城に食わせればいいか。あいつなら好き嫌い無く食うはずだ」
提督「さーて、これからどうしようか……」
ジー
提督「……そういえば、視線の謎が解けてなかったな」
提督「ひたすら見てるだけってあたり害は無さそうだが」
提督「しかし何なんだろうな、この視線」
提督「不快感はないんだがどうにも気になる……うーむ」
金剛「Heyテートク!廊下の真ん中で考え事デスカ?」
提督「おう、どうもさっきから誰かに見られてるみたいでな」
金剛「見られてる?ストーカーでもいるんデスカ?」
提督「野郎つけ回して何が楽しいんだよ」
金剛「テートクの顔が見れれば楽しいデース」
提督「だったら正面から来いよ」
提督「そういえば金剛、今日の晩飯なんだがな」
金剛「今日はいらないデース」
提督「お?」
金剛「比叡達とティーパーティーの予定が入ってるネ」
提督「そうか」
金剛「皆忙しいから、姉妹全員揃うのは久しぶりデース。すごく楽しみデース」
提督「分かった、楽しんで来い」
金剛「言われなくてもそのつもりデース!!」
提督「そうなると一人分作る量が減るのか」
金剛「What?今日の当番は瑞鳳じゃ……」
提督「赤城のせいでダウンしてな、今日は晩飯だけ俺が作る事になったんだよ」
金剛「!?」
提督「そこまでショック受けるか」
金剛「だって、テートクの手料理デスヨ!?」
提督「何がだってなのか分からんが、単なる野菜炒めだぞ」
金剛「うー……」
提督「……お前の分は残しとくから」
金剛「絶対デスヨ!?」
提督「赤城に食われなきゃな」
金剛「絶対許しません」
提督「ヤバい、目がマジだ」
金剛「それじゃ、そろそろ行ってきマース」
提督「結構早めに出るんだな」
金剛「準備も色々ありますから」
提督「なるほど。気をつけて行ってこいよ」
金剛「それでですねテートク」
提督「?」
金剛「行ってらっしゃいのKissは」
提督「ねぇよ」
金剛「テートクはいけずデース」
提督「金剛も行ったし、俺もそろそろ本気出そうかね」
ジー
提督「――そこっ!!」ヒュン
ダンッ
「!!」
提督「いい加減に出てきたらどうだ?さっきからずーっとこっちの事見てるだろ」
「…………」
提督「大人しく出てくるなら安全は保証するが……」
「ばれちゃいましたか」
提督「そりゃ、あんだけ見つめられてればな」
「こんなにあっさりバレるとは……まだまだですね」
提督「もう少し視線を控えめにすれば良かったかもな」
「難しいものです」
提督「……で?何が目的で俺をつけ回してたんだ」
「それでは種明かしと参りましょう」
青葉「青葉、見ちゃいました!」
提督(あれ、俺の狙った場所と全然違う所から出てきた)
青葉「そこっ!!(キリッ」
提督「」
青葉「なかなかいいどや顔の写真が取れました」
提督「」
ここまで。
関係ないけど青葉ってヤンデレが似合うと思うんだ
その発想はなかった
乙。
それとヤンデレだったら青葉だけじゃなく、どの艦娘でも合うと思う。
ただ『あなたを○して私も死 ぬ』だったら青葉は合いそうかな。
いや、青葉はいつでもそばにタイプのが似合う
アマガミでいうリサちゃんみたいなの
青葉がヤンデレだという風潮
大好き
「本当は敵じゃなくて司令官のことだけ見ていたい」
って台詞は、捉えようによっちゃなかなか…
青葉「しかし突然ナイフ投げて来るなんて危ないですね、当たったらどう責任取るんですか」
提督「……当たらなかったからいいだろう」
青葉「そんなショボくれなくてもいいじゃないですか」
提督「自信満々だったのに思いっきり外せばこうもなろうというものだ」
青葉「因みに貴方が狙った場所ですが」
提督「どうせ誰もいないだろ」
青葉「長月ちゃんが」
提督「!!!???」
提督「長月ぃぃぃぃっ!?」ダダダダダダ
青葉「いませんでした」
提督「」
青葉「そこまで必死になるとは……やはりロリコンですか」
提督「違う!長月じゃなくたって心配するわ!」
青葉「青葉は心配してくれないんですか」
提督「ストーカーもどきを?馬鹿言うんじゃない」
青葉「これは手厳しい」
提督「で、野郎追っかけ回して何が目的だ」
青葉「横須賀鎮守府からメール来てません?」
提督「メール……あぁ、インタビューがどうこうって」
青葉「今日お邪魔しますって書いてあったはずです」
提督「インタビューさせてくれとしか書いてなかったぞ」
青葉「えっ」
提督「えっ」
提督「ほら、このメール」スッ
青葉「『艦娘とケッコンした提督へインタビューを行う』………これだけですか」
提督「おう」
青葉「適当すぎやしませんか」
提督「いつもの事だ」
青葉「大丈夫ですかこの国」
提督「俺もそう思う」
青葉「という訳でして」
提督「おう」
青葉「インタビューだ、テイトク=サン」
提督「アイエエエ!?アオバ!?アオバナンデ!?」
青葉「ノリいいですね」
提督「そうでもない」
青葉「それじゃさくさく進めましょう、まず一つ目の質問」
提督(何聞かれるんだろうな)
青葉「駆逐艦とケッコンしてますが、やっぱりロリコンなんですか?」
提督「違うよ!?」
青葉「えー」
提督「露骨につまらなさそうな顔してんじゃねぇよ」
青葉「ネタにならないじゃないですかー」
提督「うわぁ清々しいくらいのマスゴミっぷり」
青葉「青葉、誉められちゃいました!」
提督「誉めてないからな」
青葉「じゃあどうして駆逐艦を選んだんですか?戦力的に考えれば適任は他にもいるはずですが」
提督「……付き合いが一番長かったからな」
青葉「それだけですか?」
提督「それだけだ」
青葉「何かありそうですね」
提督「何もないよ」
ここまで。
あんな事書きましたが青葉の病む予定はないです。
青葉「いやぁ、なかなかガードが固いですね司令官!」
提督「お前がろくな質問をしてこないからだろうが」
提督(なんだよ『2号さんはいないんですか』とか『やっぱり身体に惹かれたんですか』とか!そんなに俺をロリコンに仕立て上げたいのか!!」
青葉「司令官、途中から口に出てますよ」
提督「………」
青葉「一応このインタビューは大本営の記録も兼ねてますから、真剣に答えて欲しいんですが」
提督「そう思うなら真剣に質問したらどうだ」
青葉「青葉はいつでも真剣です!」(キリッ
提督「それはひょっとしてギャグで言っているのか」
青葉「それはそうと」
提督「うわぁさらっと流しやがったこいつ」
青葉「お相手の長月ちゃんはどこに行ったんですか?彼女にもインタビューしたいんですが」
提督「あいつなら今日は休みだ」
青葉「あれま、タイミングの悪い…って、あれ?」
提督「どうした」
青葉「休みだって言うんなら、さっき青葉が長月ちゃんの名前を出した時に何でそんなに焦ったんです?この場にいないなら、あそこまで焦らなくてもいいと思いますけど」
提督「あいつ、休みだって言ってもたまに警備府にいたりするからな」
青葉「それはやはり司令官目当てで?」
提督「そんな訳あるか。『仕事してないと落ち着かない』とか言っててな」
青葉「なんというワーカホリック」
提督「今日もそんな事言ってたから、なかば無理矢理寮にぶち込んできたんだよ」
青葉「長月ちゃんは司令官に無理矢理ぶち込まれた訳ですね。とんでもない変態です」
提督「お前の頭の中には脳みそのかわりに豆腐でも入ってんのか?」
青葉「流石に酷くないですかね」
提督「自業自得っていう言葉を知ってるか?」
青葉「これは手痛い反撃…ということはつまり、今日は長月ちゃんはこの警備府にはいないと」
提督「まあ、そうなるな」
青葉「実はこっそり執務室で仕事をしてたり」
提督「あり得ない訳じゃないから困る」
青葉「見に行ってみませんか、執務室」
提督「…………」
青葉「見られたくない物でも置いてあるんですか?」
提督「いや」
青葉「ならば善は急げですよ」
提督(いくらなんでも居ないと思う。思いたい)
青葉「今、青葉達はロリコン司令官の執務室の前にいます」
提督「お前はさっきから俺に喧嘩を売っているのか?」
青葉「まさかそんな」
提督「俺にはそうとしか思えないんだかな」
青葉「まぁまぁ、そんな細かい事は置いといて」
提督「細かくないだろ」
青葉「この執務室の中に長月ちゃんがいるのかどうか、運命の瞬間ですよ」
提督「大げさだな」
青葉「ですが、司令官も気になりますよね?」
提督「まあ、な。いないとは思うが」
青葉「いるかいないか、それはこの扉を開ければ分かります!行きますよ……!」
青葉「青葉、見ちゃいました!」ガチャッ
長月「」
提督「」
青葉「いましたね」
提督「あぁ」
長月「し、司令官?どうしたんだいきなり…」
提督「いきなりじゃないだろうが、お前何してんだここで」
長月「執務室ですることなんて仕事しかないだろう?」
提督「俺はお前に今日は休みだと伝えた筈だがな」
長月「私は司令官に仕事してないと落ち着かないと言ったはずだ」
提督「バカかお前」
長月「なっ…」
提督「身体を休めるのも仕事の一つだろうが。特にお前ら艦娘は書類仕事だけじゃなくて前線にも出なきゃならないんだぞ」
長月「それはそうだが…!」
提督「だが何だ?自己管理も出来ないような状態で出撃して沈みたいのか?」
長月「違う!私は、私は司令官に少しでも楽をしてもらいたかったんだ!」
提督「長月…」
長月「確かに司令官は前線に出なくていいが、だからと言って私達より疲れていない訳じゃないだろう!?」
提督「たいした事じゃない。お前らが必死に戦ってる間、俺は椅子に座ってるだけだからな」
提督「後は適当に書類仕上げて待つだけだ、どう考えてもお前らの方が辛いだろ」
長月「しかし司令官!」
提督「……お前が俺の為にやってくれたっていうのは嬉しいが、それでお前が身体を壊したりしたら嫌だ」
長月「司令官…」
提督「だからさ」ギュッ
長月「あうっ」
提督「今日はもう休め、な」
長月「わ、分かった」
青葉「お二方、いちゃついてるところ申し訳ないんですが、青葉の存在忘れてませんか?」
提督「」
長月「」
ここまで。
気づいたら一月近く経ってるしいつの間にか100超えてるし。
油断大敵ですね
乙
おつ
青葉「とりあえずお二方にはさっさと爆発してもらうとして」
提督「何ろくでもない事言ってやがる」
長月「…?私は今艤装はつけてないから、爆発するようなものはないんだが」
青葉「長月ちゃんはつけてない…って司令官、冗談ですから軍刀しまってくださいよ!?」
提督「ふざけた事ばっか言ってるとしまいにゃぶった切るからな」
青葉「そ、それでですね!せっかく長月ちゃんにも会えましたしインタビューをしてきたいと思います!」
長月「インタビュー?」
提督「メールじゃ提督だけって話じゃなかったか?」
青葉「こういうのはやっぱり艦娘の意見も聞いてみないといけませんからね!青葉、突撃取材しちゃいます!」
提督「目の前にいるのに突撃も何もないだろうが」
長月「それで、インタビューって」
青葉「ぶっちゃけ司令官がロリコンだって知ってどう思い--冗談!冗談ですから!!」
提督「学習能力ってもんがないのかお前には」
長月「……」
青葉「こほん。気を取り直して--長月ちゃん」
長月「何だ?」
青葉「このたびはケッコンカッコカリ、おめでとうございます。指輪、似合ってますよ」
長月「あ、ありがとう」
提督(俺の時と随分対応違うな)
青葉「それでですね、今大本営の方でこれからケッコンする艦娘や提督さん達のために、既にケッコンした方々にインタビューを行ってまして」
長月「そうだったのか」
提督「初めて聞いたぞ」
青葉「初めて言いましたから」
提督「おい」
えらく短いけどここまで。
仕事中に書くもんじゃないね
乙!
続き待ってる
乙 楽しみにしてますわ
提督「ん…もうこんな時間か」
青葉「それじゃ、インタビューはこれくらいで終わりにしましょうか。お疲れ様でした」
長月「ああ、お疲れ」
提督「思ってたより普通に終わらせたな、青葉」
青葉「まだ聞きたい事はいっぱいあったんですよ?ただ、司令官が後ろで睨みきかせてましたからね」
提督「妙な事聞かれても困るからな」
長月「司令官は何を聞かれたんだ?」
提督「ろくでもない事だよ」
青葉「司令官がロリコンなのかとか愛人はいるのかとか、それくらいですね。因みにどっちも答えて貰えませんでした!」
提督「青葉ァ!」
青葉「ひぃっ!」
提督「ったく…ところでお前、晩飯はどーする予定だ?」
青葉「あ、大丈夫です。別にお腹空いてな」グー
提督「………食ってくか?」
青葉「お言葉に甘えます……」
長月「確か今日の当番は瑞鳳だったな」
提督「あいつなら赤城のせいでグロッキーだ」
長月「」
提督「つーわけで今日の晩飯は俺が作る」
長月「司令官が?」
青葉「料理できたんですね」
提督「野菜炒めぐらいはな」
長月「しかし司令官、食材は」
提督「そろそろ来てもいい頃だが--」
加古「ただいまー」
提督「噂をすれば、か。おかえ…り……」
加古「あ、提督。はい、トマト」
提督「」
青葉「フリーズしちゃいましたね」
長月「ビニール袋いっぱいのトマト……」
加古「八百屋のおじさんがオマケしてくれてさー」
提督「こいつは後で赤城に食わそう」
長月「好き嫌いは良くないぞ、司令官」
青葉「そうですよ、食べないと大きくなれませんよ?」
提督「やかましいわ!」
提督「他は……人参、キャベツ、豚肉、もやしか」
加古「野菜炒めの定番って事で。提督が失敗しないとも限らないし」
提督「お前の分だけもやしオンリーにしてやろうか」
加古「ウソウソ、冗談だってば!」
青葉「それにしても…」
ドーン
青葉「すごい量ですね」
加古「一人大食らいがいるからね」
提督「おかげで食費がマッハだ」
長月「赤城の食事代だけで赤字になりかねないのがな…」
青葉「今のは『赤城』と『赤字』を掛けた高度なギャグですか?」
提督「何言ってんだ」
ここまで。
……プロデューサーとかkssmとかやってるといかに提督が経済的かが分かるよね(白目)
乙です
ちらっ
提督「油ざばーん」
提督「肉どーん」
提督「野菜どばーん」
提督「よし出来た」
青葉「そこはかとなく美味しそうな匂いが」
長月「適当すぎないか司令官」
提督「こんなもんだこんなもん」
加古「でもまだいっぱい残ってるじゃん」
提督「また作るに決まってんだろ、一回でできるかこんな量」
どっさり
加古「それもそうか」
長月「天龍たちも呼んでこよう」
提督「あー、呼ぶなら瑞鳳と天龍だけでいい」
加古「赤城さんはどうすんのさ」
赤城「呼びました?」ヒョイッ
加古「」
青葉「」
長月「やっぱりか」
提督「どうせお前なら飯の匂い嗅ぎつけてくるだろうと思ったからな」
青葉「信頼されてますね、赤城さん」
提督「飯の時と敵を殲滅するときだけはな」
赤城「ところで提督、今日の晩御飯は」
提督「野菜炒めだが先にコレでも食ってろ」 つ トマト
赤城「ごちそうさまでした」
青葉「」
加古「」
提督「」
長月「」
加古「ね、青葉」
青葉「何でしょうか」
加古「今の見えた?」
青葉「青葉、見えませんでした」
加古「やっぱり?」
提督「長月」
長月「分かった」ダッ
青葉「これが阿吽の呼吸というやつですか」
加古「現実逃避してないでさ」
提督「赤城、そこにあるトマトは全部食っていいぞ」
赤城「頂きます」
青葉「手の動きとかが全く見えないのに袋の中のトマトがすごい勢いで減っていくんですが」
提督「時間稼ぎくらいにはなるだろ」
赤城「ごちそうさまでした」
提督「」
加古「……時間は稼げたね」
青葉「たった十数秒でしたが」
提督「これが…一航戦……!!」
長月「司令官!」
天龍「全部食われちゃたまんねぇぜ!!」
瑞鳳「まだ残ってる!?」
提督「でかした長月!もってけお前r」
赤城「おかわりはまだでしょうか」
天龍「」
瑞鳳「」
提督「あぁぁぁぁぁかぁぁぁぁぁぎぃぃぃぃぃぃぃぃぃぃっ!!!!」
青葉「いつの間にフライパンの中身まで……」
提督「誇りはどうした誇りは!!!」
赤城「誇りでお腹は膨れませんよ、提督」
提督「キリッとした顔で言ってんじゃねぇよしまいにゃ雷撃処分すんぞ貴様ァ!!!」
ギャーギャー
提督「瑞鳳!食い終わったらでいい、作るの手伝ってくれ!俺だけじゃ追いつかん!!」
ギャイギャイ
提督「すまん長月、ちょっと赤城押さえといてくれ!!」
わーわー
提督「青葉!のんびり写真取ってると横から食われるぞ!!!」
わいわい
提督「加古!食い終わったら長月と変わってやってくれ!」
やいのやいの
提督「天龍!これ冷蔵庫に入れて死守してくれ、金剛の分だ!!」
わいわいがやがや
―――――――――
――――――
―――
―
提督「燃え尽きたぜ…真っ白にな…」ガクッ
青葉「ここの鎮守府のご飯時はいつもこんな感じなんですか…?」ガタガタ
長月「今日は一段と赤城がよく食べていたな」
赤城「美味しかったですよ、提督の野菜炒め」
提督「お前は口に入りゃ何でもいいんだろうがよ」
赤城「そんなことありませんよ?提督が丹精込めて作ってくれたんですから」
提督「…そうかよ」
天龍「提督、照れてんのか?」
提督「うるせえそのウサ耳切り落とすぞ」
青葉「あれが噂のツンデレというやつでしょうか」
長月「司令官は妙なところで意地っ張りだからな」
提督「聞こえてんぞお前らァ!!」
瑞鳳「」チーン
加古「瑞鳳ー、生きてるー?」
瑞鳳「もうしばらく包丁握りたくない…」
提督「すまん、結局お前にも手伝わせちまった」
瑞鳳「んーん、大丈夫。あれを一人で捌くのはムリだったろうし」
提督「ありがとな」
瑞鳳「どういたしまして」
加古「…提督、あたしにもお礼はー?」
提督「は?」
加古「あたしだって材料買ってきたし、赤城さん抑えたりしたよ?」
提督「…そうだな、ありがとう」
天龍「俺も赤城から金剛の分の野菜炒めしっかり守ったぜ?」
長月「私も赤城を抑えたし、天龍たちを呼んできたぞ」
提督「ああ、二人共助かった」
青葉「青葉も写真撮りましたよ、司令官!」
赤城「私もおいしく提督の野菜炒めを頂きました」
提督「ちょっと待て」
青葉「なんですか、他の艦娘は褒めたのに青葉たちだけ放置プレイですか司令官!」
赤城「提督たる者、全ての艦娘に平等に接するべきではないでしょうか」
提督「お前ら何も褒められることしてないだろ」
ここまで。
お待たせ、猫と戯れてたりちまちまE1攻略したりしてた。
結果?聞かないでくれ。
乙です
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