女「あいうえお作文!!」(17)
女「愛って何だとおもう?」
男「いきなり何言ってるの?」
女「う~ん……わかんない」
男「え!? 何で自分が言ったことなのにわからないの!?」
女「女の子にはいろいろとあるものなの!!」
男「からかうなよ。 それより追試があるんだろ?」
女「嫌いな数学だけね」
女「朽ち果てて欲しいほどだわ」
男「結果的にすごく嫌いなんだな」
女「こんな教科将来使わないわよ」
女「算数の頃から好きじゃなかったわ。 数学になってからはもっと好きじゃない」
男「仕方ないだろ、嫌いでも進級には必要なんだから」
女「すごく現実的ね」
女「先生みたいなこと言っちゃって」
男「そうか?」
女「大抵の先生は同じこと言ってるわよ」
女「ちっとも私のことわかってないくせに……」
男「つまらないこと言ってないで勉強したら?」
女「手は動かしてるわよ」
男「止まってたように見えたけど?」
女「なんで? しっかり動いてたじゃない」
女「認識できなかっただけでしょ?」
男「ぬぬ!! そんなことないぞ!!」
女「ねぇその返事はどうなの?」
女「喉痛めない?」
男「はぐらかしてないで勉強したら?」
女「ヒドイ!! そんなにあの子のことが好きなの!?」
男「振られた子の真似はいいから勉強しなさい」
女「変なこと言わないでよ。 集中できないから」
男「本当に変なこと言ったのは君の方だろ?」
男「真面目に勉強しないとそろそろヤバいぞ」
女「みんな同じこと言ってるから大丈夫」
男「無理矢理大丈夫な方に向けてないか?」
女「目の前にアナタがいるから大丈夫よ」
女「もちろん教えて貰うと言う意味でね」
男「やめていい? 教えるの下手だし……」
女「イヤ止めないで!! アナタがいいの!!」
男「ゆっくり教える教えることになるけどいい?」
女「え!? そ、それってつまり……」///
男「余計なこと考えないでいいから集中しなさい」
女「楽に教えてもいいよ」
男「理由がわからない……それじゃあ君の為にならないだろ」
男「留守番してる妹が心配だから、なるべく早く帰りたいんだ」
男「連絡も無しに君を遅く帰えす訳にはいかないだろ?」
女「ロマンが無いな~ 『今日は帰さない』って言ってくれても……」///
ぬぬ! でちょっとワロタ
男「訳わからないこと言って」
女「いいですよ~だ、勉強なんて出来なくたって」
男「う~ん……じゃあ出来るまで僕が勉強につき合ってあげるから!!」
女「え!? ……ホ、ホントに?」///
男「おう!! 男に二言は無いよ!!」
女「んー!! やった!! てことは出来なければ……」///
おわり
乙、こういうの好きだが、最後のをがおになってたのは惜しいと思った
どうも芥子みそ先輩です。
題材を『あいうえお作文』にした時点で『あれ? 短くなっちゃうんじゃない?』って思ったんです。
そしたら案の定短くなっちゃいました
無理矢理つなげたところもあるので作品としては『う~ん』って感じです。
言葉遊びを題材にするのは、難しいですね
読んでくださった方々、本当にありがとうございました。
>>10 正直思いつきませんでした
>>12 ちょっと考えて『を』にしよと思ったんですが
ちょっと無いな~って思ったので『お』にさせて貰いました。
次はあいうえおスイッチというのはどうだろう?
>>15 ちょっとそれは物語として進めていくのは難しいかと……
でも最初の文字は『○行』だけで進めていくのはおもしろそうですね
おつ!
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