はるかさん「ヴぁい」  P「……ティンときた」 (92)


可愛いアイドルたちに囲まれながらも

恋愛ひとつ出来ない職場

思えば

私の精神はそれに追い詰められ壊れかけていたのかもしれません

だからこの子を見かけた時に

そんな発想が出てきてしまったのかもしれません

「かっかー」

「はるかさん……」

何も知らないはるかさんが

トテトテと可愛い四足歩行で近づいてくる

私はそのはるかさんを神速の速さで捕獲し

家に連れ帰ってしまったのです

SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1400132861

事 案 発 生

まさか

ティンティンにきただろ

Q.私の名前はな~んだ(cv.高木渉


「今日からここがはるかさんのお家だぞ~」

「ヴぁい!」

事務所よりも広い我が家を

はるかさんが駆け巡る

「ちょっと理想と違うけど……」

「かっかー、かっかー!」

「まぁいいか」

はるかさんが元気よく走り回っている姿を見ているだけで

私としては満足だったんです

ええ、はい

本当に満足です


―――――――

――――

――


「だから許してください」

「……………………」

「……………………」

全力で土下座しながら

もうひとりのプロデューサー

秋月律子こと律っちゃんに許可を請う

「本当に不純な理由はないんですね?」

「不純な理由? あるわけないじゃないか」

「それが疑わしいから聞いてるんですよ」

「大丈夫だって! ほんと、ペット厳禁な家で一人寂しいのが嫌なだけなんだって!」

押し切れるとは思ってない

だから誠心誠意頭を地につける

「お願いします!」

「ヴぁい」


「ん~…………」

「お願いします!」

律子は意外と押しに弱く

めり込む程に強く頭を下げていると

解りました! と

少し不服ながらも許可をしてくれた

「良いですか? 何かしたらクビじゃすみませんからね?」

「解ってるよ……悪いな律子」

「まぁ、一人の家が寂しいっていうのは解りますし」

律子は苦笑しながら

そう言ってはるかさんの頭を撫でる

「何かあったらちゃんと言うのよ?」

「ヴぁい!」

「……言葉の意味解らないけど」


「っしゃー!」

事務所の屋上で叫ぶ

はるかさんとの同棲が許可された

つまり、俺ははるかさんと2人暮らし!

なぜ俺がそんなことをしようと思いついたのか

確かに一人で家にいるのは寂しい

だけど、ほぼ365日出勤の俺にとって

そんなことはほぼどうでもいいのだ

「くっくっくっくっ……」

はるかさんは我が765プロアイドル

天海春香ことはるるんこと春香と似ている

「あとは言わなくてもいいだろう」

俺=父、はるかさん=愛娘

そんな風になり

最終的には春香と夫婦であるという妄想が完成するのだ!

「ははは、はーはっはっはーっ!」

「かっかー?」

勝利の雄叫びに合わせて

はるかさんが首をかしげる

可愛い愛娘のはるかさん可愛い!


こうして、俺とはるかさんの同棲が始まったのだった


一旦ここまで

さて、マジキチか、エロなのか、ほのぼのか
どれに針が触れるのか

はるかさん大繁殖→家が壊れる→りっちゃん家で同棲まで妄想した

>>11
シリアスの可能性が微レ存

これは期待

はるかさんにもごもごされたい

安心と信頼の春香スキーだなこれは

シリアスに一万ペリカ

虐待はまだか

(はるかさんは事務所じゃなくて高槻家に住んでるんだから律子じゃなくてやよいに断りを入れるべきなんじゃないかなーって)

まあ水で増えるんだけどな


「かっかー、はるかっかー!」

「おーおーよしよし」

「はーるかっかー!」

はるかささんは元気よく鳴いて

俺の手を甘噛む

手がベタベタになるわけだが

はるかさんなりの愛情表現のようなもので

甘んじて受ける

甘噛みだけに……

「……そうだ、はるかさん」

「かっかー?」

「今日食べたいものとかあるか?」


「かっかー!」

「そっか、なんでもいいのか」

右手をはるかさんにもにゅもにゅされたまま

左手で頭を撫でてあげる

「はるかっか~」

「ははっ、気持ちいいか」

「かっか~」

「……………………」

喜ぶはるかさんを膝上に乗せたまま

ぎゅっと抱きしめる

温かいし、柔らかいし、小さいし軽いはるかさん

かなり良い抱き心地だった

なんでこんなにヤバイ雰囲気が漂ってる感じがするんだろ……


「はるかさんは可愛いなぁ」

「めっ! めっ!」

「ん?」

律子が仕事に出ていて

誰もいないと思っていたら

ちっちゃんがいました

「どうかしたのか?」

「もー! もー!」

ちっちゃんはそんなことしてるなら

仕事してくれと言うけど

「する仕事がないんだよ」

「め……」

「なーんてな。営業行ってくるよ」


「もー!」

「おーすまんすまん」

からかった事でちょっとご立腹なようで

ちっちゃんの頭を撫でてあげただけだが――

「きゅぅ……」

「ちっちゃん!?」

「う゛ぁぁい」

「おぉう!?」

ばたんきゅーなちっちゃんと

なでなでを中断されたことに不機嫌を漏らすはるかさん

はるかさんの嫉妬みたいな反応は可愛いが

ここはちっちゃんを優先しよう――

はるかさんはぷちどるとはまた違う生命体かも知れないと思った

どこかで読んだ
Pがはるかさんにフェラさせ、飲ませる

春香もはるかさんを使って性欲処理をしていた

いつの間にか春香が妊娠してた

という恐ろしいエロパロがあったのを思い出した

>>27
なにそれこわい


――結果

「う゛ぁい」

「……ごめんな?」

営業に出てきているんだが

娘にちょっと嫌われてしまっていた

いや、はるかさんのことだから

一時的なものだとは思うけど

大事な娘のことだからな

時間で解決させるなんてあっちゃダメだ

「う゛ぁい」

「はるかさん、さっきのは仕方ないんだ。ちっちゃんが急に倒れたわけだし。な?」

「う゛ぁい!」

「!」

そっと手を伸ばすと

その手ははるかさんの口の中へと消えていった


「ちょっ」

「ぁい!」

甘噛みと言うには

僅かな痛みを伴う噛みつきだった

「っ…………」

「……………」

「はるかさん?」

「……………」

食い込むような噛みから

段々と力が弱まっていき

甘噛みへと変わっていく

なんというか、警戒している犬みたいだな……


はるかさんはその甘噛みさえも止めて

歯形の残る手首の部分をぺろっと舐める

「………………」

「………………」

「かっかー……?」

「ん?」

「かっかー……?」

はるかさんは自分で付けた傷にも関わらず

心配そうに鳴く

可愛い子だなぁ……ほんと

ちょっと反抗期には早すぎた気もするけどな

「大丈夫だ。たまには悪くない」

「はるかっかー!」

はるかさんは一際大きく鳴くと

嬉しそうに笑った


中断


……考えてる終わりが二転三転する

ちょっとやばい

一旦乙
はるかさんかわいいな

はるかさんにもANA

はるかさんはやよいがかってるんだっけ

一旦乙。

ぷちます6巻の律っちゃんとはるかさんに萌えたのは俺だけじゃないはず。


ぷちますもうそんな出てんのか

はるかさんはかわいい

はるかさんは歌が上手い


「―――で、―――なんですよ」

「なるほど、――ですか」

現在営業中

俺はお偉いさんと話中

はるかさんは

「………………」

黙って俺達を見てます

俺も先方も

つぶらな瞳が気になって話しになりません

「ヴぁーい」

「………………」

「………………」

「……あの、つかぬことをお伺いしても?」

「はい?」


「あの子は?」

「あの子ですか? その……」

聞かれるとは思っていたが

それの答えを考えていなかった

いや、違うな

愛娘だということを意識していたせいで

それ以外の答えを見失ったいた

――だからミスをした

「もしかして――」

――あるいは成功をした

お偉いさんのそのあとの言葉までは

一瞬たりとも隙はなかったはずなのに

数十秒にも数分にも思える時間が経った……ような気がして

「――キミのお子さんだったりするのかな?」

その言葉が頭に響いた


「はい、実はそうなんですよ!」

条件反射のごとく

俺は言ってしまった

「おおそうか、可愛い子だな」

「はは、お褒めに預かり光栄です」

「しかし君も大変だな、娘を連れての営業なんて。母親はどうしているのだね?」

「いえその……」

母親なんていませんとか

言える訳もなく

妄想の中の母親である春香はアイドル

つまり、春香は仕事、俺も仕事

よって

「共働きでして。この子が母親よりも私に懐いていて、ほけ……保育園とかは向かないみたいなんです」


「それはそれは……ふむ」

「?」

「彼女……出演させてみる気はないかね」

「え?」

「あの年頃の子にも、世界とは言わないが色々と見せてみるのもよかろう?」

「かっかー?」

お偉いさんの視線に

はるかさんは不思議そうに首をかしげる

「どうかね?」

「ん~……」

「かっか~?」

「…………」

「…………」


――最終的に出演させてみることになりました

しかし、俺はこの時気づいていなかったのです

はるかさんを出演させる

それがどのような事態を巻き起こすのかということを

どういうことだってばよ?


はるかさんがテレビに出たことにより

その素性に興味を持つ人が現れたのだ

あの子供はなんなのかという疑問

本当に子供なのかという疑問

あれは誰の子供なのかという疑問

いろいろな疑問が浮かぶ中で

彼女が現れたのだ

はるかさんではなく

れっきとした人間であり

頭の中でのはるかさんの母親である春香

その春香が

はるかさんの家族なのではないか

……という、一番あり得る可能性が浮上したのだ

もちろん、真実は違うが


ここまで


シリアス展開になるのか




>>27が言っていたのはこれですかね
http://seesaawiki.jp/w/yadoran17/d/%a4%cf%a4%eb%a4%ab%a4%b5%a4%f3%a4%ce%b1%a2%cb%c5

sage忘れてすみません

原作じゃ普通にテレビやラジオに出まくってるけどな

商店街でも普通に存在を認知されてたりするし

>>48
ちびった

>>51
まんじゅう屋のおかみさんの方が謎

はるかさんでシリアスになる要素があるとは

はるかさんがやよいに飼われていない時点でこの世界はパラレルワールド
いいね?


「はるかさんが私の娘だったら、こあみとこまみとか、やよとかどうなるんですかね」

「やばいな」

春香は結構適当に受け流していた

というのも春香が言った通り

やよやこあみ、こまみ

そしてぴよぴよなんて子供だったらありえない存在がいるんだもんな

「でも、その……な? 春香」

「なんですか?」

「いや、ホント申し訳ないんだけど……」

はるかさんが春香の娘だという噂

それくらいならみうらさんとかちびきとか

色々いるから出せばいいんだ

つーか出てるし、結構簡単に噂は消える


「ただ、その……申し訳ないんだけどさ」

「もう、なんなんですか?」

「かっかー?」

「実は、お偉いさんにははるかさんが娘だっていうふうに話しちゃったんだ」

「…………えっ?」

そりゃ驚……ん?

あれ、目が違う

結構引いてる目だ!

「独りが寂しかったんだよ……」

「だからってはるかさんを娘だって言うのはどうかと思うんですけど……」

「くっ……」

「かっかー」


春香の言うことは最もだ

自分だってあれはちょっとやっちゃったなーなんて思ってるわけだし

「で、でもそれは置いておいてくれ。いや、念頭に置いておいてくれ」

「…………それでなんなんですか?」

「は、はるかさんって春香に似てるだろ?」

「そうですね」

「で、噂が立ってるわけだろ?」

「でも、それは他のプチでなんとか出来るんじゃ」

「いや、それはまぁそのそうなんだけど、お偉いさんが彼女は違うかもしれないだろう。って」

そう。

俺が初めに変な嘘をついたばかりに

お偉いさんは撮影スタッフなどに765プロのプロデューサーの娘であると話してしまっていて

このままはるかさんが実はただの不思議生物となると

お偉いさんが赤っ恥をかく事になるわけだ


「もしかして、それで意地張って大変なことになってるんじゃ……」

「……………………」

春香の言葉に沈黙で答える

まさにその通りで

このままはるかさんが子供じゃなくなると

お偉いさんがとても困る

しかもそうなると、765プロに八つ当たりというか恨みが行く

「……と、いうわけで。はるかさんの母親になってくれない?」

「いやいやいや……それおかしくないですか」

「何もおかしくないだろ。春香が母親だって言ってくれればはるかさんは晴れて俺たちの子供だ!」

「はるかっか~」

「子供を捨てるのか!?」

「えー……」

俺「だったら俺との子にしよう!な?」


「はるかさんは別に私の娘ってわけじゃ……」

「ヴぁい」

「名前つけてくれたのにって言ってるぞ」

「えっ……そ、それはそうだけど……」

まぁ、嘘なんだが

ともかく

奥様は女子校生アイドルなんて

素晴らしいことになってくれるかもしれない

そんな淡い期待を抱く俺に対して

春香は少し考えてから答えた

「別に私が母親じゃなくても良くないですか?」

「……え?」

「だ、だって実際違うわけですし、似てるだけで母親っていうのも……」


「そんなに嫌なのか?」

「嫌っていうか納得できないんですよ……その、色々」

春香は残念そうにため息をつきながら

俺のことを見て、春香さんを見て

その頭を撫でる

「かっかー?」

「はるかさんも嫌だよね~」

「はるかっか!」

「ほら、嫌っていってますよ」

「いや……今のはどう見ても喜んでる方だぞ」

「……………………」

はるかさんの言葉が解らないからって

そういうずるは通じないのである

春香もそれは分かっているだろうに


「とりあえずこういうのは嫌です。お引き取りください」

「どうしてもダメか?」

「何度も言わせないでくださいよ」

「……そっか」

春香は春香さんのお母さん役を引き受けるつもりはないらしい

実はただ父親であることが確定すればいい

なんていう点に気づいたわけではないようだけど

嫌なら仕方がない

とりあえずはそこで落ち着けるしかなさそうだ

「は~るかっか!」

「ああ、春香ママは嫌なんだってさ」

「ヴぁい」

「………………」

「ヴぁい」

「ごめんね、そういうことだから」

「かっかー!」

そして

春香との既成事実は夢に終わってしまったのだった

そりゃそうだ


春香と別れて車の中

予定では春香も同席していたのだが

まぁ……そんな予定通りには進まなかったわけで

「残念だったな」

「かっかー」

「そうだな、春香ママにも一緒にいて欲しいよな」

「はるかっか!」

賛同するように声を上げると

可愛い娘は助手席の方からのそのそと動き

運転する俺の膝上へと登る

「どうした?」

「ヴぁ~い」

「あんまり動くなよ? 事故起こしちゃうからな」

「はるかっか!」


実はもう同棲始めて3週間あまり経過していたりするのだが

はるかさんのぬくもりは気持ちが良くて

今では暇があればタバコを吸うがごとく

暇があればはるかさんを抱っこしていたりする

「……いけると思ったんだけどなぁ」

「かっかー?」

「春香なら分かりました。分かりましたから! って折れてくれるはずだったんだけど」

「ヴぁい!」

何が気に入らなかったのか

はるかさんはそう鳴くと

はるかさんに触れていた手をぱっくりとくわえ込んだ

例によっていたくはないが

もにゅもにゅとした感触はこそばゆい

俺のマグナムももにゅもにゅしてくんねーかな


「どうした?」

「ヴぁ~い」

「ん~…………」

言いたいことは良く解らないけど

なんとなくダメ出しをされたような気がした

「まぁ……確かに春香は女の子だもんな」

起きてもいない既成事実を

外堀を埋めてからっていうのは

やっぱ春香からしてみれば

嫌なものでしかないよな……

「やり方間違えたよな」

「はるかっか」

「慰めてくれてる……のか?」

「かっか!」

「ありがとな」

そう笑って

空いた手ではるかさんの頭を撫でる

そして

はるかさんの生暖かい感触を左手に感じたまま

俺達は我が家へと戻った


しかし……となると

どうすれば春香との結婚ができるのだろうか

多分、好かれてはいるんだろうけど

異性として……ではないだろうからなぁ

かなり難しい問題である

……というか

正直春香との既成事実で頭がいっぱいだったけど

春香との子供がいるっていうのは

かなりやばいんじゃないだろうか

………………

………………………

「……ま、まぁ、そんな話にはならなかったわけだし。おーけーおーけー」

気持ちを切り替えるために頭を振ると

はるかさんが駆けてきた

「かっかー!」

「風呂が湧き上がったって?」

「はるかっか!」

「そうか……なら入るか。それからご飯にしよう」

風呂を沸かせようとした覚えはなく

はるかさんに頼んだ覚えもなかったんだけど

いつもやってるのを見てやってくれたのかもしれない

そう思って入った結果――増殖しました

水風呂だったのかww


暮らす上で最重要だと

やよい……のは危ないとの事で

律子から戻す方法を聞いておいたおかげでなんとかなった

「かっかー……」

「………………」

本人に悪気はなかったのかもしれない

というのも

入った瞬間の冷たさによる叫び声を聞いて

はるかさんは心配そうにしていたからだ

「まぁ戻ったわけだしよしとするか」

「はるかっか?」

「ああ、別に怒りはしないよ」

「はるかっか!」


嬉しそうに笑うはるかさんの頭をなでなで

愛娘は俺を思ってくれる可愛い子

この子のためにも母親がなぁ

元々の生活でも

はるかさん的には満足だったのだろう

でも、こうして娘として連れ出してしまったわけだし

やっぱり元に……というのは

あんまり乗り気ではない

「かっか!」

「ん?」

「これか? コーラだが……」

はるかさんは俺の飲む飲み物に興味を持ち

そしてそれをはるかさんは飲んでみたいと思ったのかもしれない

一瞬だった

飛びついてきたはるかさんに驚いてコップを斜めにして

斜めになったコップからコーラははるかさんへと降り注ぎ

また――増えてしまった

春香以外の選択肢はないのかね?


炭酸では2人にしかならず

戻すのにも苦労はしない

だからまたお風呂だな。と

苦笑しながら手を叩いた……が

「ヴぁい」

「はるかっか」

「…………あれ」

はるかさんは戻ろうとしなかった

気を込めて

真面目に願わなかったのがいけなかったのかもしれない

「戻れ!」

力強く手を叩き

怒鳴るように指示を出す……が

「「ヴぁ~い」」

はるかさんは元に戻らず

首を横に振った


「はるかっか!」

「戻りたくない?」

「かっか!」

言っていることは良く解らないが

どうやら戻りたくないというので正解らしい

「なんで?」

「かっか」

「はるかっか!」

はるかさんは両手を広げて

何かを伝えようと必死に鳴く

俺を指差し、はるかさんその2を指差し

自分に手を当てて大きく鳴く


「……………………」

「……………………」

「……………………」

3人いる。と言いたいのか

それとも…………

「はるかっか!」

うちの事務所のアイドル達の集合写真

今でもまだ多少暇ではあるが

それよりもずっと暇だった頃の写真

そこに映る春香を指差し、はるかさんその2を指差す

「もしかして……春香の代わり?」

「かっか、はるかっか!」

どうやら正解らしい

はるかさんも意外と色んなことを考えたりしているのかもしれない


「でも、なんで……」

「はるかっか」

「俺が?」

はるかさんは俺を気遣ってくれる優しい子だ

だから

拒絶……とまではいかないかもしれないが

お願いを拒否され、この場に春香がいないということ

それで俺が寂しい思いをしてると思ったのかもしれない

だから、失敗ではあれどお風呂を用意したり

春香の代わりにも一人のはるかさんを用意してくれたのだろう

「はるかさん……」

「かっかー!」

はるかさんは笑顔で声を上げて

両足に一人ずつくっついてくる

つまり、夫=P、はるかさん=妻、子供=はるかさん2か……これ、外堀から埋められてない?


この時、俺は思ったのだ

別に母親がいなくてもいいんじゃないかと

バツイチという設定も悪くはないんじゃないのかと

「かっか!」

「はるかっか!」

双子の娘という設定も

悪くはないんじゃないのかと

「俺はお前達がいれば幸せだぁぁぁぁぁぁぁぁぁっ!」

コーラでベタベタするのもお構いなしに

2人同時に抱きしめて頬ずりする

その一方で

はるかさん2人もそれに逆らわずに頬をすりあわせてくる


…………数年後、晴れてリボンの似合う女の子と結婚したのはまた別のお話


                     はるか3(人)END

イイハナシダナー


書いてるうちに嫌な話が浮かんできて
そのまま書いてるとそれに毒されそうだったから終わらせてしまった

春香との話でのフラグらしきものも回収したし
終わりということで


……あとでその嫌な話の方もやるかもしれない

やっぱ、オナホにする系かな……

やるのは構わんが閲覧注意って入れてね
面白かった。乙

>>83
多分そういうのじゃなくシリアスなSSなんじゃないかな
春香が死んでたり死んじゃったりするさ

と、取り敢えずまとも(?)な話のまま終わってよかったよ…

100のバッドエンドより、1のグッドエンドの方が何倍も価値がある! 乙!

ぷちますの虐待系じゃなくこういうのもっとみたいわ乙

虐待はよ



>>87
やるじゃん


はるかさんかわいい

このSSまとめへのコメント

このSSまとめにはまだコメントがありません

名前:
コメント:


未完結のSSにコメントをする時は、まだSSの更新がある可能性を考慮してコメントしてください

ScrollBottom