モバP「うるさい口には口をせよ」(54)
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早苗「お邪魔しま~」
P「ん~……お邪魔なら帰ってください」
早苗「つれない事言うね~Pくんは~!!」
楓「ふふふ、お邪魔しますねPさん」 ヒョコッ
P「あれ?楓さんも?」
楓「はい*早苗さんに聞いて今日はPさんのお家で飲み会をするって聞いたので……この日のために昨日からお酒を我慢してたんですよ?」
P「そうなんですかすごいですね」
楓「もっと褒めてくださってもいいんですよ?」 チラッ
P「話になりませんわ。ん?留美さんと美優さんも!?」
留美「えぇ、早苗さんから話を聞いてね。これお土産のおつまみよ」
美優「夜分にお邪魔しますね……私も、チューハイを」
P「いえいえ助かりますよ。あの二人を一人で相手しなきゃならないと考えたら……」
留美「しかしすっかり君の家も飲み屋に化けたわね。玄関に看板が立ててあるけど……」
美優「BARシンデレラ……それに凝った作り……」
P「あははは、それ沙紀の手作りなんですよ。友紀もここに来るもんだからこんなもん作って置いていって…………」
早苗「お~いPく~ん!!始めるよ~」
P「始めると言いつつも既に始めている……馬鹿な!!」
P「あ!留美さんも美優さんも上がってください!」
美優「それじゃあ……お邪魔しますね」 イソイソ
留美「今日は……Pくんの酔い潰れた姿が見れるかしらね?」
P「……やめましょうよ」
留美「冗談よ」 フフフフ
P「笑顔が黒いんだもんな~……」
早苗「かんぱ~い!!」
楓「かんぱ~い!!」
早苗「すかさずPくんに大ジョッキが渡されます!」
P「おうやめーや……楓さん、日本酒をジョッキに注ぐのは…………人としてどうなんです?」
楓「まぁまぁ、Pさんならこの程度、水と変わらないでしょう?」
P「まぁ明日は皆さんオフですしね…………え?僕ですか?オフでーす!」 ゴッゴッゴッ
早苗「い~ね~若人!!いいのみっぷりだ~!!」 ゴッゴッ
P「ッッぷはぁ!!ん~まい!」
留美「相変わらずあなたって人は化け物ね……」
美優「あの……Pさん……あまり無理なさらない方がよろしいですよ?」
P「いえ、大丈夫です。分別はありますから」
早苗「そーそー!Pくんはバッカスを酒で溺れさせる酒の化身なのだー!飲めー!」
P「お次はビールですか。しかしビールならむしろピッチャーの方が飲んだ気になりますね」 グビー
留美「もう空に……Pくん、次は私がお酌してもいいかしら?」
P「あ、どうもです。しかし留美さんも僕の心配しーの、平然と老酒をロックで入れるなんて畜生ですね」
留美「前田慶次並の酒豪っぷりを見てるからかしら……ね」
美優「も、もしよろしければ……私もお酌をしてもよろしいですか?」
P「美優さんからのお酌を断るオトコはいませんよ。お酌されたい女性No.1じゃないですか」
楓「むぅー…………Pさん!私のは!私のは!!」ガバッ
P「こらこら楓さん、楓さんはお酌してあげたいキャラNo.1じゃないですか」
楓「…………」 ギュー
楓「……そうですね!」 ギュー
P「はっはっはっはっ、飲みにくいですぞ楓さん!!直接飲ませようとしないでください」
留美「じゃあついでに聞くけど私はなんのNo.1かしら?」
P「留美さんはあれですよ、一人でいる所にお酒の誘いをしたいキャラNo.1ですよ。楓さん、零れてるから。ちょっ、楓さん!?」
早苗「じゃーPくんPくん!!私は私は!!」
P「早苗さんですか!!」
P「……」
P「早苗さん……ですか……!!早苗さん……」
P「……」
P「こう、腕を組み交わしながら一緒にゴッキュゴッキュやりたいキャラNo.1……ですかね……」
早苗「異議あり!!」
美優「んふふふ……でもこうして皆さんとお酒を飲むと……楽しいですね」 チビチビ
P「ですね。でも留美さんは自分のペースで飲んでくださいね?あまり強くはないでしょう?お酒は自分が楽しんで飲んで周りと楽しんで飲むものですから、決してペースを合わせるものじゃないですから」
美優「はい、でも…………酔い潰れたら……Pさんが優しく介抱してくれるなら…………それも……いいかなぁって……」
P「いやいや美優さんもう酔ってます?」
美優「かもですね~……ふふ、でも本当にPさんは顔色が変わらないんですね?」
P「えぇ、僕が記憶が飛ぶ位まで飲んだ事は一回しかありませんから」
美優「ちなみに……その時はどれだけのお酒を?」
P「学生の頃の話ですけど……えっと剣菱を三本に……生ビールを半ダース……ウォッカ二本にワインを七本……でしたかね?」
美優「…………え?」
P「まぁちょっと大袈裟に言っとこうって部分もあったりしますよ?……と?」
留美「Pくん……美優とゆっくり飲むのもオツだと思うけど……少しは私の相手もしてほしいわ……」 ツンツン
P「はいはい、留美さんはお酒飲むと寂し上戸ですもんね~」 トクトク
留美「そうかしら?だったら私を堕とすなら……お酒を飲ませるといいわね?」
P「いいですね~。ほら、アーン」
留美「あ~ん」 パクッ
留美「ふふ、おいし」 モグモグ
楓「!!」
楓「PさんPさん、はいアーン」
P「はい」 パクッ
P「美味しいですよ楓さん」 ニコッ
楓「んふふふふ~じゃあ褒めてくだ~さい?」
P「仕方のない人だなあなたは……ほら、グラス空ですよ?」 トクトク
楓「褒めてって……言ったのに……」 ションボリ
楓「これ!イッキしたら褒めてください!」
P「ダメです。イッキなんてしたらお酒を味わえませんよ?日本酒イッキなんて以ての外です」 ナデナデ
楓「ぁ…………ですね……」 コクコク
P「物分りがよろしい」 ナデナデ
楓「ん~……Pさんに撫でられながら飲むお酒は格別ですね」 ペカー
早苗「こらー!!何をイチャこいとるだー!!」
P「イチャイチャしてませんよ?」
早苗「私にもかまえよぅこらぁー!!」
P「早苗さんもさみしいんですか?」
早苗「さみ……しく……な……さ…………さみしいわよー!!」
P「ほら、グラス空ですよ?」
早苗「ん!!」 グィー
P「また一気飲みしてからに……」
早苗「ビールは一気飲みするもんなの!!」
P「百里ある。所で早苗さん、僕のグラスが空なんですが?」
早苗「すまんね」 ゴボボゴボボ
P「へいへーい、何と何を混ぜたんです?」
早苗「え?ビールとエナドリ」
P「こんな所で仕事を思い出すんですとはね、へいへーい!!」
早苗「若さあふれる君にエ(ナドリ)(ビ)ールを送るよ!!」
P「あ、うまい!!」 テーレッテレー
早苗「ウソだー……」
P「まぁ僕の味覚は怪しい薬に慣れてますからね……」 ポンポン
P「ん……?なぅンに……?」 ムニ
留美「うふふふ、引っかかった」 ムニムニ
P「子供みたいな……ことやるんですね?留美さんも」 ニコッ
留美「そうかしら?構って欲しいからかしらね?」
P「……」 ニコッ
P「留美さん、飲んですますかー?」 ムニ
留美「ん~、飲んでるわよ~」 ニコニコ
P「これは酔ってる顔ですわ」
P「あ……美優さんも大丈夫です?」
美優「えぇはい……チューハイを少しずつなので、美味しいですよ?」
早苗(両手でちびちびチューハイ飲む美優ちゃん…… かわええ)
P「あ……ちょっと待っててくださいね……え~っと…………」
美優「?」
P「あい出来ました。チョコレートのお酒のミルク割です」
美優「チョコレート……?そんなのもあるんですね」
P「はい、モーツァルトって言うんですけど、これ、例えばバニラアイスとかにも掛けても美味しいんですよ」
美優「……美味しい」
早苗「Pくん?お姉さんにはそーいう……アレなの、女の子扱いなくないかな?」
P「ビールとチューハイどっちいきます?」
早苗「チューハイッ!!」
P「あいチューハイ入りましたー」
楓「ありがとーござーまーす」
早苗「コレジャナイッ!」
楓「わっ!?大変ですPさん!!山崎の十七年がありましたー!!」
P「見つけたか……ならば仕方ない、開けてしまいましょう!」
楓「わーい!」
早苗「お姉さん……さみしー……月見酒なう……」クピクピ
P「はいはいお姉さん、月を見ながらそんなこと呟かないでください。これ、飲みましょう?」
早苗「……?」
P「月見酒なら日本酒ですよね?ぬるめの缶です」
早苗「だね、かんぱーい!!」 チン
P「かんぱい」 チン
楓「消~えて~結ぶまぼろし~の国キ、ネ、マ~の世界~、へい!」 トクトク
P「蒲田行進曲とはまた古いですね~……」
早苗「よーし飲もうPくん!!今日は君を酔わせる為の飲み会なんだからね!!飲みねぇ飲みねぇ!!」
P「とうとう本音暴露しましたね~……その時には大丈夫です。四人とも無事死亡してますから」
二時間後……
P「あぁ~っと……僕のグラスってどっちでしたっけ?」
美優「ぴ、Pさん?グラスは一つしかありませんよ?」
留美「果たして完全に酩酊してるじゃない……」
楓「Pさんは酩酊してメーデーですね」 プークスクス
早苗「とうとうPくんを酔わせたわ……勝った!!」
P「いえ、僕は酔ってますん!!」
楓「酔ってますね、わかるわ」
留美「私もほろ酔いだけど……でもいくらなんでも三人で総攻撃掛けたら……Pくんでもこうなるわよね」
美優「私、お水とってきます……!」
早苗「毎回毎回Pくんと飲む度に私たちの方が先に酔い潰れてたからね~。これでやっとPくんの情けない酔いどれ姿が拝めるわ」
留美「見て得するものでもないと思うのだけれど……」
早苗「ん~……ん~……なんか……癪じゃない?だってPくんさ、こんな中性的なカワイイ顔して、いやむしろ女顔。身体も細いし……のクセしてなんやかんや仕事は完璧にこなして……それはいいけど。でもせめて酒の席で私たちは遅れをとってはならないのよ!!」
P「女顔とは失礼な!男ですじゃよ!!」
留美「悪いけどPくん、そこは否定しないわよ私も」
早苗「この面子の中でも違和感ないほどに顔は女よりだもんね~」 ケラケラ
P「ぐぬぬ……」
早苗「男らしさは少なくとも外見からは感じられないし~、女装も似合うんじゃないかな~?」
P「早苗さん……いい加減に好き放題言われてると僕もそれなりの手段でその口を閉ざさなければなりませんよ?」 ユラァ
早苗「あっはははは!!やれるものならね~、Pくんはいつもお姉さんにシメられてるでしょ?出来るとは思えないけどな~?」
留美「早苗さん、あまり言い過ぎない方がいいわよ。彼も男よ。言われっぱなしも良しとしないでしょ?」
美優「そ、そうですよ?Pさんだって私たちの為に頑張ってくれてるんですし……」
楓「あ……日本酒のスタドリ割り美味し」コクコク
P「……早苗さん」
早苗「あれ~?酔った勢いでお姉さん、襲われちゃう~?」
P「……警告は、しました」 ユラァ
留美「んな!?」
美優「へ?」
楓「美味しい美味しい」
早苗「んっ……~ッ!?」 チュ
P「ん…………ふっ、ぷちゅ……ちゅー……ぴちゃ……」 チュチュ
早苗(え…………私今Pくんにキスされて…………!?)
早苗「んん~……ふぁ…………ちょ、ぴ……くふっ!?ン……」 チュチュ
P「んん~……ちゅるるるる~……」
早苗(くちのなか……すわれてる……!!)
早苗「ん……ふっ…………ぁ……や…………」
美優「Pさん!!」
留美「やめさないPくん!!」
P「これは僕なりの仕返しです。悪いのはこの口ですかね?」 プニ
早苗「ひゃ…………ぁっ…………はぁ……」 ゾクゾク
早苗(Pくんに……唇……つつかれたぁ……)
P「ごめんなさいは?」
早苗「ご……め…………な……ぃ……」
P「はい言えてないですねもう一回」 チュ
早苗「んむ~……!」
P「れろ……ぴちゅ…………ん……ん~……」 チュ
早苗(きす……すごいよぉ…………あたままっしろになる……)ボォー
P「ぷぁ…………っふ…………早苗さん、ごめんなさいは……?」 ボソボソ
早苗「みみ……らめぇ…………!!」
P「ごめんなさいって、言えますよね……?大人ですからね?」 ボソボソ
早苗「ごめん……にゃ……ひゃいぃぃ…………」 ゾクゾク
P「はいよくできました」
早苗「んにゃぁ……!」
楓「」 ポカーン
美優「……ッ」 パクパク
P「やはははは、僕だってやる時はやりますよ?」
留美「そうね、それはよくわかったわ。しかしやり方と……そしてやり過ぎよね?」
P「えー?そーですかー?だって早苗さんがうるさいですからね」
留美「倫理的に見て、あなたの行為はあるまじき行為だわ」
P「ふぅん……留美さんも……そんなうるさいこと言うんです?」
留美「!!」 ゾク
留美「えぇ、言うわ。同僚が、そして同じ女性が。こんな事をされているのを目の当たりにして黙っていられないもの」
P「そうですか……じゃあ留美さんにも」
P「これ、もう、黙ってもらうしかないですね?」
美優「Pさん!?」
留美(キター!!)
留美「やれるものなら……ンっ!?」 チュウ
留美「ん…………ふぅ……っあ…………れる……P…………」 チュウチュウ
P「ちゅ…………ちゅ……ん、れ…………」
留美(Pくん…………こんなキスが……上手なのね……)ギュウ
P「っ…………ちゅぴ…………ふふ、黙る気になりました?」
留美「ん……こんな……程度で私は……」 フルフル
P「黙らないですかそうですか」 チュウ
留美(第二ラウンドー!!)
美優「あ、これ留美さん楽しんでる」
楓「」 ポカーン
留美「ぁ……ふ…………ぴ…………く……」チュピ
留美(口を塞ぐキス……じゃない……!!相手を……惑わせて…………屈服させる……キス……!!)
留美「ふぁ…………んむ……!!ぁ…………ゃ……」 チュウ
留美(舌も吸われて…………くちびるもはみはみされて…………)トローン…
P「ふぅ……留美さん?わかってくれましたか?」
留美「ふぁい…………」 ピクッ
美優(留美さん…………目が呆けてる……)ゴクリ…
P「ん。よくできまし、た」 チュ
留美「…………ッ!!」 ビクビクッ
留美(最後に頭を撫でながら……フレンチキス…………堕ちた……私……)
素晴らしい(るーみゆP並の感想)
P「さて……と……」
美優「っ」 ビクッ
楓「……」
P「あ~……うん……はい、お見苦しい……?所を……今日はもうお開きにしましょう」
楓「Pさん」
P「はい」
楓「私、まだ飲み足りませんよ?」
美優「……楓さん?」
P「えぇ~……でも今からまた飲み再開は……」
楓「飲みたりません、よ?」フフッ
P「いや、ですからね……?そんな今更気分でもないでしょう?現に僕もそうですし……」
楓「私は……今日を楽しみにしてましたから、まだ飲むつもりです」プクー
P「はぁ……では外の……」
楓「ここで飲みますからね?」
美優「……は!?まさか楓さん……」
はよはよ
P「いやここではちょっと……」
楓「飲み、ます。Pさんがなんと言おうと、Pさんが許してくれるなら万事解決ですけど」フフフフ
P「ダメ、です。今日はもう……」
楓「飲みます!!」
P「…………あまり困らせないでくださいよ」
楓「それではPさんお得意の黙らせるしか……ないんじゃないですかね?」チラッ
P「黙らせて欲しいんですか?」
楓「いえいえそんな……でもお酒は飲みますけどね?」チラッチラッ
P「ふぅぅ…………そうですね……楓さんは……確かに満足していないようですし……駄々をこねられても面倒なだけですから……」
楓「ほらほら、Pさん♪一緒に美味しくお酒を飲みましょー」 クピッ
P「一人でも美味しく飲んでいるじゃないですか」 チャプチャプ
P「そんな貴方はこれでも舐めて黙っててくださいね?」
楓「んにっ……」 チュプ
楓(Pさんの…………お酒で濡らした指……美味し…………ふふっ)
楓「ぴぃ…………ひゃぁん…………ひろいれふよぉ…………♪」チュパチュパ
美優(これ、は~…………まだセーフ……なんでしょうか…………?)
P「ひどいなんて言われますが楓さん、それでもちゃっかり僕の指…………お酒を吸ってますよね?」 クニクニ
楓「……んふ、らっれおいひいれすから」 チュパチュパ
P「ふふ、もうとっくに僕の指にはお酒は付いてないですよ?」
楓「ほうれふか……?れも、あじがひまふよ?」 ペロペロ
P「まるで犬みたいに楓さん……そんなに名残惜しいですか?」
チュポッ
楓「ん…………ふふふ!Pさんの指の味と一緒にお酒も味わうんですよー」
美優(…………やってもらいたい……)
P「放って置いたらずっと舐めてそうでしたもんね」
美優(えずく位……口の中を掻き回して…………あぁ……!!)
P「まったく、そんなに僕の指は美味しいですかね……」 コクコク
楓「むぅ……」 プクゥ
P「どうしました?」 ツン
楓「ぷひゅ……」 プスー
楓「ズルいですよ、私達にはお開きだなんて言っておいて自分は飲むだなんて!!」
P「あ…………つい」
楓「ズルい~!ズルいな~!!ズルいです~!!」
P「あははは、すいません……でもお開きは本当ですよ?僕だってもう相当酔ってるんですから」
イイゾー
美優(それで……Pさんの指を丹念に舐めて尽くして…………!!)ポワポワ
楓「Pさんが飲んだから、私も飲みすね~♪」 コクコク
P「だから、話を聞いて…………もうお開きですって……」
楓「イヤです、不公平です、Pさんだけが飲んで、私達は帰らされる……飲まないとやってられません!!」 コクコク
P「聞く耳持たないなぁ…………お願いですから……」
楓「私もスゴく酔ってますから、今日はもう、とことんいくしかないですよ!!」
美優(Pさんにそのまま押し倒されるように……ベッドの上で……!!)ポワポワ
P「…………そんなに飲みたいですか?」 クイ
楓「はい♪それはもう……!!」
P「んっ」 チュ
楓「っ!?」
楓「……♪」 チュウ
P「っ……れる…………ちゅ……」
楓「ん……っん、にぅ…………ん……」 コクコク
美優「そのあとは…………Pさんの……指と同じように…………って、あぁ……また……!?」
楓(Pさんの口移しのお酒……美味しい…………)チウチウ
楓「っは…………ぁ……んむ……ちゅ……ぴー……ひゃぁん…………ん……」 チュウ
楓(もうお酒は無いけど……Pさんの口が…………舌が…………お酒よりも……!!)
美優「また目を……話した隙に……」
P「ちゅ…………っぁ……楓さん、お酒はもう口の中にないですよ?」
楓「はぁ…………はぁ…………そう、ですね…………♪」 フラ…
楓「ぁぅ…………」 コテン
P「はぁ…………楓さんもダウン……か」
P「……美優さん、本当にすいませんが、タクシーを…………」 ガシッ
P「へ?」
美優「Pさん…………流石にもう…………オイタが過ぎますよ?」
P「はぃ…………?」
美優「オシオキ…………です……!!」 チュウ
P「……っんむ!?」
美優「ちゅ…………ちゅぅ……んは…………んー……!!」 チュウチュウ
P「ん…………っく…………みゆひゃん…………む……!?」 チュ
美優「んぷぁ…………Pさん、オシオキ中なので……!!だから……、あの、抵抗したら、ダメです!!ん……!!」 チュウ
P(美優さんが、何で、あれ?何で僕は美優さんに……?)
美優「ちゅるるる……ぁっ……Pさん……舌を出して……」
P「は、……ぃ……」
美優「ちゅ…………ん……れろ…………にゅ……ふ……っぅ……」 ニュロニュロ
P(あぁ…………美優さんに舌をフェラチオされるように…………)ボー
美優「~……っは……ん、まだ…………終わらないですからね……!?」 ギュー
美優「ぷちゅ…………ぴぃ…………ひゃん…………ぴぃひゃん…………!」 チュー
P(ダメ、だ……も、あたま……まわ……ない…………)コテ…
美優「…………んッ……~!っっふ、……これからは、無闇矢鱈に、キスしちゃダメですからね……!?」
P「はい…………」 ボー
美優「や……約束ですっ」 チュ
P「はぃ…………」 パタンキュー
~後日~
留美「Pくん?今日は仕事の後はお暇かしら?」
P「いえ……今日は残って書類を片付けないといけませんね……」
楓「Pさん?明日なんて飲むのに絶好の日和だと思いますよ?」
P「仕事次第で考えておきますね」
早苗「PくんPくん!!美味しいお酒はいかがかな?」
P「ここ事務所、ね?」
P「はぁ…………胃が…………胃がなんか……」
ちひろ「プロデューサーさん……大丈夫ですか?顔色悪いですよ?」
P「言葉にするまでもなくエナドリ出すのはやめてくださいね。最近……アイドルからの飲みの誘いが凄い激しいんですよ」
ちひろ「良い事じゃないですか。Pさん、うわばみどころじゃないでしょう?ならば良い事ですよ。仲の良き事ですよ」
P「それが引っ切り無しに僕に呑ませようとして…………前に自宅で飲み会したんですよ。その日は記憶がなくなって…………せっかくのオフが二日酔いで潰れてしまいました…………それ以来は節制してるんですけど」
ちひろ「プロデューサーさんが記憶飛ぶって……どれだけ飲めばそうなるんですかね……」
友紀「Pさん!!今日はこの後キュッとビール、チャッと野球観戦!!どう!?」
P「んぁー…………今日はだから無理だよ」
ちひろ「確かにお誘いが凄いですね……」
P「でしょう?酔わない体質ですけど、仮に僕が酔い潰れたら誰が面倒見るんです?」
美優「それは私が見ますよ?」
P「んわ!?美優さん!?」
美優「Pさん、おはようございます。お酒は飲み過ぎてはダメです。この前Pさんが酔った後は大変だったんですから……」
P「はい、お手数お掛けしました……」
美優「いえ……その分のお駄賃はしっかりいただいたので……♪それじゃあ私、お仕事行ってきますね?」
P「あ……はい」
ちひろ「なんだか……最近美優さんはご機嫌ですね…………変わったみたいに」
P「…………あぁ」
P「最近思ったんですけど、酔い潰れた日の飲み会から何故か美優さんに……その、頭が上がらない……んですよね……何故か……」
ちひろ「美優さんに頭が上がらないのはこの事務所の人は大体そうですけどねぇ」
P「それもそうですね。さて、とりあえず仕事仕事。最近また忙しくなってきましたからね!」
……
…………
ちひろ「ところでプロデューサーさん、あなたは気付いていますか?」
ちひろ「最近やたらとお酒を飲めない未成年組が、水面下で動いているのを……」
ちひろ「いけませんねぇ……アイドル達の機微をわかってあげなきゃ……」
ちひろ「私はね?全部、ぜ~んぶ、知ってますよ?」
ちひろ「プロデューサーさん宅の飲み会での、あの日の出来事を」
ちひろ「なんせ千川ちひろですから」
凛「ちひろさん……あの計画は実現出来そう?」
ちひろ「はい。調整に調整を重ねてプロデューサーさんのオフを作りますよ?」
まゆ「今回の計画は……まゆ達未成年の悲願ですから……お願いしますねぇ……?」
ちひろ「ふふふふ、それで?お代はいかほどいただけるんで?」
菜々「もちろん……言い値ですよ?」
ちひろ「あれ?」
ちひろ「…………あれ?」
終わり
未成年の飲酒は法律でかたく禁止されています
みんな、お酒は楽しく美味しく飲むんだよ
おつ
だがまだ950レス分残ってるぞ
未成年組はよ
>剣菱を三本に……生ビールを半ダース……ウォッカ二本にワインを七本
剣菱(一升瓶として1.8l)×3+生ビール(生中として350ml)×6+ウォッカ(スミノフとして750ml)×2+ワイン(フルボトル750ml)×7=14.25l
水だとしても一晩に飲める量じゃない(名推理)
良かった!!乙
このSSまとめへのコメント
フレンチキス=ディープキスだよ