モバP「心豊かな勘違い」 (69)
渋谷凛「あ、穂乃香。おはよう。」
綾瀬穂乃香「おはようございます、凛さん。」
穂乃香「すごいですね、シンデレラガールおめでとうございます。」
穂乃香「こんなに沢山いるアイドルの中の頂点だなんて。」
凛「ありがと。でも、私だけの力じゃないよ。」
凛「ここまで来れたのも事務所のみんなやトレーナーさん、プロデューサーのおかげかな。」
穂乃香「プロデューサーのこと信頼してるんですね。」
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凛「まあね。この事務所の規模がかなり小さな頃からの付き合いだから。」
凛「それに、私はまだ止まらないよ。もっと、もっと、上を目指したい。誰もが見たこともない頂点のその先へ。」
凛「だから、穂乃香。早く来ないと置いてくよ。」
穂乃香「そうですね。私もがんばります。」
穂乃香(シンデレラガールになったというのにすごく謙虚ですね。そして、さらに上を目指そうという飽くなき向上心。)
穂乃香(私も、見習わなくちゃ。)
凛「そうだ、柚に用事でしょ。多分、プロデューサーとこっちにいると思う。」
凛「案内するよ。」
穂乃香「ありがとうございます。」
凛「えーっと、この部屋だっけ?プロデュ……。」
『全部嘘だったのか!!』
穂乃香「?」
『ち、違うよ…!!』
穂乃香「何かあったのでしょうか?」
凛「タイミング悪かったかな?少し、外で様子見しよっか。」
穂乃香「はい。」
モバP「何も違わないだろ。これだけ証拠があって、まだ白を切るつもりか?」
柚「へへっ……失敗しても許される許され系アイドルめざすっ。…ての、ダメ?」
モバP「お前さぁ……自分がどれだけのことをしたのか、分かって言ってるの?」
柚「……ごめんなさい。」
モバP「はぁ……まぁ別にいいよ。」
柚「……本当!?」
モバP「過ぎたことどうこう言っても仕方ないしね。」
柚「ありがとーっ、Pさんっ!」
柚「いやぁ、ごめんごめん。次から『明日からこなくていいから』……えっ?」
モバP「聞こえたでしょ。もう、明日から来なくていいから。」
柚「冗談……だよね?」
モバP「いいから、帰りなさい。」
柚「そんな…もう一回だけ!!チャンスを!お願いっ!」
モバP「…………。」
柚「ごめんなさい!もう、二度としないっ!……だから……。」
モバP「……。」
穂乃果「お願い……Pさぁん……。」
>>5 ミス
こっちに差し替え
モバP「聞こえたでしょ。もう、明日から来なくていいから。」
柚「冗談……だよね?」
モバP「いいから、帰りなさい。」
柚「そんな…もう一回だけ!!チャンスを!お願いっ!」
モバP「…………。」
柚「ごめんなさい!もう、二度としないから……だから……。」
モバP「……。」
柚「お願い……Pさぁん……。」
モバP「……はぁ。そこまでお願いされたら仕方ないな。」
柚「ゆ……許してくれるの……?」
モバP「まぁ、考えないこともないかな。」
柚「……!!」
モバP「でも、タダでという訳にはいかないよ?それなりの態度ってものがね?」
柚「うんっ!そうだねー、どうしよっかなー?」
柚「じゃあ、料理でいいかなっ?前は食べるだけだったからねっ!作ってあげよー!」
モバP「いやいや。そうじゃないでしょ。」
柚「……?」
モバP「はぁ……わかんないかなぁ……。」
モバP「体だよ、カ・ラ・ダ」さわっ
柚「ひぃっ……やめてっ!」パシッ
モバP「……。」
モバP「……チッ。」
柚「あっ……ご、ごめんなさい。で、でも……。」
モバP「ふーん。」
モバP「ま、柚がそれでいいなら別に気にしないよ。二度とここの舞台には立てないだろうけど。」
柚「……っ!!」
いやこれは勘違いするわ
モバP「大人になったほうがいいんじゃない?ほら……。」もみっ
柚「うぅ……。」
モバP「どうなんだい?」
柚「……。」
柚「……わかった。」
モバP「うん、素直な子は好きだよ。」さわさわっ
柚「……っ!!」ギリッ
―――――――――――――――――――――――――――
凛「これって……あれだよね?」
穂乃香「……。」
穂乃香(嘘……ですよね……?)
穂乃香(プロデューサーと柚ちゃんが……そんなことって……。)
柚「やっぱ、無理!ごめんなさい!離してっ……!」
モバP「ちっ……ガタガタうるせえな!」ドンッ
穂乃香「…っ!!」ビクッ
モバP「お前はなぁ……大人しく言うこと聞いてればいいんだよ!!」
モバP「『なんでもしまむら』って言ってればいいんだよ!」
凛「ん?」
モバP「こんな感じでいいか……?柚?」
柚「うんっ!ありがとっ、Pさんっ!」
モバP「この後、島村卯月扮する全身タイツの『なんでも島村さん』が登場。そこから、いつものコントに発展……と。」
柚「意外と難しいね、Pさん」
モバP「ごめんな、柚。本当はドラマの仕事とかとってこられたら良かったんだけど。」
柚「全然問題なーしっ!慣れないけどね、そこそこ頑張ればなかなか楽しいからねっ!どんとこーいっ!」
モバP「そう言ってもらえると助かるよ。」
モバP「ニュージェネの冠番組だからな、新規ファン獲得の大きなチャンスにもなるはずだ。」
柚「凛ちゃんもシンデレラガールになったし、この機会に一気にファン増やしちゃうよっ」
モバP「凛もこの番組が深夜のころは、結構コントやってたんだ。」
柚「そうなの?あんまりイメージ沸かないかなー。」
モバP「そうだな。でも、今じゃシンデレラガールとしてアイドルの最前線を走ってる。こういう下積み時代の経験が生きてるんだと思うぞ。」
柚「へー。」
モバP「本当感心するよ、凛はさ。」
凛「やっぱりコントだったんだ、プロデューサー。」
モバP「お、凛。来たか。」
凛「外にも声聞こえてたからね。誤解されて早苗さんに締められてもしらないから。」
モバP「すまん、すまん。次から気をつけるよ。」
早苗「」ガタッ
スタッ
これは凛の存在に気づいて慌てて方向転換ですわ
モバP「柚。これから凛を現場に連れてくから、今日はここまでで。」
柚「Pさん、付き合ってくれてありがとうねーっ」
モバP「おう。そうだ、この企画、まだ当事者以外には知らされてないはずだから、他の人には内緒にしとけよ。」
柚「はいはーい。了解っ!」
凛「プロデューサー、もたもたしてると置いてくよ。」
モバP「ちょっと待ってくれよー!じゃあ、柚また明日!」
柚「お疲れ様―!お先にしっつれーい!」
凛「本当感心するよ、凛はさ……ね」
モバP「あぁ。それも聞いてたのか。やめてくれよ、恥ずかしいな。」
凛「プロデューサー、わたしのことそんな風に思ってくれてたんだね。」
モバP「まぁな。」
モバP「面と向かって言うのは恥ずかしいけど、それなりに思ってるつもりだよ。信頼してる。」
凛「ふーん。」
モバP「ふーんって、なんだよ、もっと何かないのか?」
凛「ま、悪くないかな?」
モバP「悪くない……ね。手厳しいな、凛は。」
凛「そうかな?」
凛(ふふっ、プロデューサーも信頼してくれてるんだ。よかった。)
凛(疑ってたわけじゃないけど、はっきり言葉にされるとうれしいよね。)
凛(さっき穂乃香に言った時は……。)
凛(……。)
凛「あっ!?」
モバP「どうした?」
凛「い、いや、なんでもないよ。」
凛(まずいかも……。)
凛(穂乃香のこと忘れてた……。)
穂乃香「はぁ……はぁ……。」
穂乃香(途中で逃げ出しちゃいました……。)
穂乃香(あれって、そういうこと……ですよね?)
穂乃香(芸能界って、怖いとこって聞いてたけど……Pさんまで……。)
穂乃香(……。)
――――――――――――――――――――――――――――――――――
『自分自身に満足したいんです。ご指導お願いします!』
『本当に落ち着くんです。Pさんの…隣って』
『プロデューサーは甘いものは好きですか。いえ、別に…』
『楽しい…楽しいですプロデューサー! 私に足りなかったのは「表現を楽しむこと」だったのかな?』
――――――――――――――――――――――――――――――――――
穂乃香(私……プロデューサーと出会ってから……やっと心から楽しめると思ったんです……。)
穂乃香(アイドルであること……プロデューサーのそばに居られること……。)
穂乃香(でも……全部……。)
穂乃香「全部、嘘だったんですね……。」
穂乃香(私……プロデューサーと出会ってから……やっと心から楽しめると思ったんです……。)
穂乃香(アイドルであること……プロデューサーのそばに居られること……。)
穂乃香(でも……全部……。)
穂乃香「全部、嘘だったんですね……。」
穂乃香(プロデューサーと出会って、心から楽しいと思えた……表現の幅も広がった……。)
穂乃香(そう、思ってたのは……私だけだったんですね。)
穂乃香(……。)
穂乃香(柚さんは……。)
『みんなー、もっと応援よろっ♪』
『休憩タイムっ! 穂乃香ちゃん、おしゃべりするっきゃないよね!』
『ぐさーっ!』
穂乃香(あんなに元気で楽しくて優しいのに……。)
『ひぃっ……やめてっ!』
『……わかりました。』
穂乃香(そんなのって……。)
穂乃香(……。)
穂乃香(うん、絶対ダメです。)
穂乃香(私がとめないと……友達なんだから。)
穂乃香(助けなきゃ!)
『ぐさーっ!』
断末魔なんだよなぁ
穂乃香「ただいま戻りました。」
柚「あ、おかえりーっホノカちゃん!」
穂乃香「柚ちゃんも事務所にいたんですね。」
柚「うん、家にいるより面白そーだしねっ!」
穂乃香「そうですか……。あの、何してたんですか?」
柚「えっとね、さっき、Pさんが……。」
柚(あっ、内緒にって言われてたよね……誤魔化さなきゃ。)
穂乃香「プロデューサーが?」
柚「一人でかな子ちゃんのケーキ食べてたんだ。すっごくおいしーよ!」
穂乃香「でも、今プロデューサーって……。」
柚「へへっ、何でもないよー。何んでもないったら何でもない♪」
穂乃香「そう……ですか。」
穂乃香(きっと、プロデューサーに口止めされてるんですね……弱みを握られて。)
穂乃香(写真とかビデオとかに……許せない!!)
柚「どうしたの穂乃香ちゃーん?あんまり元気ないと、ぐさーってしちゃうよ、ぐさーって!」
穂乃香(本当は泣きたいはずなのに、気丈にふるまって……。)
柚「おーい!ぴにゃこらたピンチだぞー!おーい!」
穂乃香「柚さん!!」ギュッ
柚「うわっ!ビックリした!いきなり両手掴んで、そんなにぴにゃが『柚さん!!』……どうしたの?」
穂乃香「隠さなくていいんですよ。全部知ってますから。」ギュッ
柚「へ?何のこと?」
穂乃香「私、さっき見てしまったんです……。プロデューサーがその……。柚ちゃんに……。」
柚(なーんだ、見てたのかー。てことはバレてる?)
柚(なら、言ってもいいよねっ、多分!)
柚「あちゃー、バレちゃったかー。一応、秘密にしといてね?」
穂乃香「いいんですか……?」
柚「でも、Pさんにも言われたし♪」
穂乃香「……っ!!」
穂乃香(やっぱり、脅されてるんですね。プロデューサー、絶対に許せない。)ギリッ
穂乃香「私じゃ、駄目ですか……?」
柚「?」
穂乃香「私じゃ頼りになりませんか……?」
柚(何のことだろ?…、演技の練習のことかな?)
柚「気持ちは嬉しいけど、相手は大人の男性だからねー。ちょっと、穂乃果ちゃんじゃ……。」
柚(流石に、役に合わないと思うけど。)
穂乃香「……。」
穂乃香(大人の男の人だから、報復が怖いってことなんですかね……そうですよね、下手に動いて失敗したら、もっとひどいことされるかもしれません。)
穂乃香(なんと浅はかだったのでしょう……私は……。なら……)
アンジャッシュかww
穂乃香「……ちひろさんとか、木場さんとかに相談してみたらどうでしょうか?」
柚「んー、ちひろさんに相談したらPさんを頼ったらって言われたんだけど。」
穂乃香「嘘……。」
柚「多分ほかの人もみんなそう言うんじゃないかな?」
穂乃香「……!!」
穂乃香(そんな……ちひろさんまでグルだなんて……)
穂乃香(やっぱり鬼や悪魔という噂は本当だったんですね……。)
穂乃香(まさに守銭奴……許せません!)
守銭奴(直球)
穂乃香「柚ちゃんは……辛くないんですか?」
穂乃香「無理やり……そんなことさせられて。」
柚(無理やり?なんのこといってるんだろー?)
柚(……あぁ、Pさんに無理やりコントの仕事やらされてるって、勘違いしてるのか!!)
柚(Pさんのために、誤解を解いてあげよっ!)
柚「うーん、中々大変だけどね、やってみると結構たのしいよっ!」
穂乃香「えっ!?」
柚「?」
穂乃香「え、た、たたたたのし……。」
柚「無理やりじゃなくて、むしろノリノリーって感じでね!」
穂乃香「」
穂乃香「」
穂乃香(え……どういうこと?楽しいってことは、つまりあれが楽しいわけで……)
」
穂乃香(あれっていうのはつまり、男のひとのあれが……)
穂乃香(女のひとにああして、あの……。)
穂乃香「……。」
穂乃香「」プシューッ
柚「わわっ!どうしたの穂乃果ちゃん顔真っ赤だよ!?」
穂乃果「いえ、だ、大丈夫です……それより楽しいって……。」
柚「小さい頃から(お笑い番組)見るのはすきだったけど、実際やってみるとなかなか難しいねさっ!まっ、楽しんだけどさっ♪へへっ!」
穂乃香「ち、小さい頃から好きだったんですか……?」
柚「うん、家族みんなで見て笑ってまーったりするでしょ!穂乃果ちゃんの家はしなかった感じ?」
穂乃香「そ、そんなことしませんよ!非常識ですよ、そんなの!!」
柚「え?そうかなっ?」
柚(そういえば、穂乃香ちゃんバレエやってたんだっけ。親厳しそうだし、バラエティとか見れなかったのかな?。)
アンジャッシュだこれ―!?
穂乃香「そ、そういうのは人前でやることじゃあないと……。」
柚「でも、どうせ本番はみせるし……。」
穂乃香「見せないですよ!!」
柚「野外(ライブ)とか、劇場とか撮影とか大勢の人の前でやるでしょ?」
穂乃香「野外!?」
柚「難波ちゃんとかみくちゃんとか、近くでやってるから、よく見てたみたいだよっ!」
穂乃香「あの人達何やってんですか!」
穂乃香(前川さん……失望しました。)
なんでにゃ!
誰か止めろぉ!!
みくにゃんの野外ライブ(意味深)…心が豊かになるな
穂乃香(それにしても……。)
穂乃香(柚ちゃん……かわいそうに、ひどい虐待を受けてきたんですね……。)
穂乃香(私が、助け出さなきゃ……!!)
穂乃香「とにかくやめましょう、こんなこと。続けても苦しいだけですよ!」
柚「え、でもPさんが凛ちゃんも下積みでこういう仕事やってたって。みくちゃんも他のみんなも。」
柚「こういうことコツコツと続けていくことがシンデレラガールに繋がるって……。」
穂乃香「そ、そんな……。」
穂乃香(あっ……そういうことだったんですね……。)
穂乃香(一人であんなにプロデュースできるのは凄すぎると思っていました。)
穂乃香(いくらドリンクがぶ飲みしてても人間業じゃないのでは、と。)
穂乃香(でも、そうじゃなくて……こういうことだったんですね。)
穂乃香(きっと、いずれ私も……。)ギリッ
柚「それに、評判がよかったらまた呼んでもらるかもっ!!」
柚「次は穂乃香ちゃんと一緒にできるかもよ?」
穂乃香「……。」
穂乃香(やっぱり……。)
柚「私も穂乃香ちゃんといっしょにやりたいなっ♪」
穂乃香「エンッ!?」
穂乃香(今、何て……。)
柚「あっ、忍ちゃんもいいよね!三人で絶対!」
穂乃香「!?!?!?!?!?!?」
穂乃香「さ、さんにん……私たち、友達ですから……そういうのは……。」
柚「友達同士っておかしいかな?」
穂乃香「普通ではないと……。」
柚「でも、Pさん高校時代、友達のやってたって!」
穂乃香「ブフォッ!?」
柚「結構ウケてたみたいだねー!」
穂乃香「えぇ……。」
穂乃香(意外に受けなんですか……大西さんに教えておこう…。)
おや・・・心豊かさんのようすが
穂乃香「で、でも、私たち女の子どうしですし……」
柚「Pさんは同性の方が(気を使わないから)やりやすいって言ってたよ!」
穂乃香(うわぁ……)
柚「それに、女の人(の芸人は男の芸人より)は少ないかもしれないけど、結構いるもんだよ?」
穂乃香「そうなんですか?」
柚「うん、卯月ちゃんなんて毎週やってるよ?」
穂乃香「ええっ!?」
穂乃香(嘘、うちの事務所乱れすぎ……!?)
穂乃香「いや、でも、私やり方とか……。」
柚「んー、そうだねー。」
柚「じゃあ、穂乃香ちゃんに突っ込む方やってほしいかな?」
穂乃香「え!?つっこ、つつつつっこむ!?」
穂乃香「そ、そそそそんなの、私むりです…!!」
穂乃香(だって、無いですもんね……。)
柚「似合うとおもうけど」
穂乃香「無理ですよ!」
柚「じゃ、柚が突っ込んであげよー!」
柚「この間、難波ちゃんに本場のツッコミを教えてもらったからね♪」
穂乃果「ええええええ!!」
柚「まぁ、女の子相手だから(ツッコミ)優しくするから♪」
穂乃香「そういう問題じゃないです!!」
柚「ハリセンとかで突っ込むのもあるけど、そういうのはいいでしょ?」
穂乃香「ハリセン入るんですか!?」
柚「Pさんは学校祭でスリッパやバットとかつかったて!」
穂乃香「レベル高すぎますよ!」
穂乃香「……。」
穂乃香「……そ、その。」
柚「なーに?」
穂乃香「その、柚ちゃんは……私と…その……したい、ですか…?」
柚「うんっ!!ずっと、一緒にやってきたからね!」
穂乃香「……。」
穂乃香「柚と忍ちゃんと穂乃香ちゃんと三人でっ!」
柚「本当は、初めて(の全国放送)は一緒にやりたかったんだけど……仕方ないよねっ!!」
穂乃香「……っ!!」
柚「ずっと見てきたし、いつも一緒にいたから……本当はあれだけど……。」
柚「(友達として)好きだから……うん。」
柚「変……かな?」
穂乃香「……。」
穂乃香(私は無力です。)
穂乃香(私に柚さんを助けることはできない……。)
穂乃香(圧倒的な権力、理不尽なこの世界のルールに歯向かうことはできません……。)
穂乃香(でも……柚ちゃんの気持ちを紛らわせてあげることはできるかもしれない……。)
穂乃果(だから……せめて……。)
穂乃香「わかりました……。」
穂乃香「私……いいですよ。」
柚「え、ホントっ!?」
穂乃香「はい……。」
柚「へへっ、やったー!!」
穂乃香「私には、それくらいしかできませんから……。」
柚「?」
穂乃香「いえ、何でもないです。」
穂乃香「でも……私、初めてなので……よくわからないんですが……。」
柚「大丈夫、だいじょーぶっ!基本的なことは教わったから!」
穂乃香「……はい。」
柚「じゃ、早速だけどちょっと(ボケを)やってみて?私突っ込むから!」
穂乃香「え……。ここで……ですか!?」
柚「まずかった?」
穂乃香「こういうのはもっとちゃんとした場所で」
柚「へぇー……。」
柚「そんなに場所って大切かな?」
穂乃香(そっか……柚さん、こんな所で初めてを……。)
穂乃香(私、自分のことしか考えていませんでした……。)
穂乃香(うん……柚ちゃんと苦しみを分かち合うってきめたから。)
穂乃香「わかりました……始めますね……。」ヌギヌギ
柚「……。」
穂乃香「……。」スルスル
柚「……。」
柚「ええええええええええええええええええっ!?」
柚「ちょっと!?穂乃香ちゃん、ストップ、ストップ!!」
穂乃香「止めないでください……もう、覚悟は決めましたから!」
柚「いや、え?覚悟?何?」
穂乃香「もう、一人で抱え込まなくていいんですよ。」
柚「何が!?穂乃香ちゃん意外とおっき……じゃなくて、まずいよ、こんなところで……。」
穂乃香「私なら大丈夫ですから、ね?」ガシッ!
柚「私が大丈夫じゃ……。」
穂乃香「脱がせてあげますね。」ぬがしぬがし
柚「や、やめて…ちょっと、ほんとに。」
穂乃香「私がきれいにしてあげます。」
柚「うわあああああああああああああああ!!」
柚「なーんだ、勘違いかっ!」
穂乃香「……//」
柚「いやー、てっきり穂乃香ちゃんがそういう趣味かと……。」
穂乃香「ち、違いますよっ!!」
柚「ほんとびっくりしたー。」
穂乃香「……。」
穂乃香「本当にごめんなさい。」
穂乃香「私、一人で思い込んで……プロデューサーやちひろさんのことまで疑って……。」
穂乃香「柚ちゃんにまでひどいことを……最低です。」
柚「いいよっ、そんな気にしないでさっ!」
穂乃香「でも……。」
柚「大丈夫ったら、大丈夫っ!」
柚「それに、気持ちは嬉しかったから。」
穂乃香「……。」
柚「私のこと、そこまで大事にしてくれてるなんて……。」
柚「ありがとねーっ♪」ギューッ
穂乃香「あっ……。」
穂乃香「……友達ですから。」
柚「へへっ……そうだね。……大好きだよ」
穂乃香「わ、わたしも……好きです……。」ギュッ
忍「はぁ、お仕事疲れたなー。」
忍「でも、やっぱりアイドルって楽しいかも!」
忍「穂乃香ちゃんと柚ちゃんとも出会えたし!」
忍「うーん、この時間なら二人共もいるはず!」
忍「ちょっとだけ、顔だしていこ!」
忍「いるかなー?いるといいなー」
忍「ただいまーっ!柚―!ほー……」ガチャッ
『柚「へへっ……大好き」』半脱ぎ
『穂乃香「わ、わたしも……好きです……。」』半裸
忍「……のー……か?」
柚「あ。」
穂乃香「あ。」
忍「え、え、え、え。」
柚「ちょっと、穂乃香ちゃん!その格好!」
穂乃香「え!?……あっ!!」
忍「あわわわわわわ」
柚「あ、ちょっと誤解だって……いてっ!」ドサッ
柚「うわっ……なんでこんなところにぴにゃこら太が……あ」
忍「うぅ……。」うるうる
柚「やばいっ!」
柚(忍ちゃんの上に覆いかぶさってしまった……。)
忍「あの……私はノーマルで……。」
柚「ちょっと、誤解だってば!穂乃香ちゃんもなんとか行って!」
穂乃香「ぴにゃこら太ーーーーーーーーー!」
柚(あ、だめだこりゃ)
忍「ひぃっ……許すてけろ……」
心が豊かになるな…
忍「な」
忍「な」
忍「……なんでもしまむらぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
島村卯月「ん?」
卯月「今、なんでもしまむらって言ったよね?」
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.ヽノヽ 7 , |: :|/ / | // |7 、l /: : , ' > / |\: : :
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∧ イ / .| .',| / ,イ .∧ 7イ
〈 、/ i '., ノ ∧ l
∧ , O〉 / | ∧
.∧ , | ./ V .∧
.∧ , | / .V ∧
∧. | | 〈 V .∧
∧ !| O| ∧ .V ∧
ヘ !| | .∧ V ∧
がんばります!!
終わり感謝
書いてる時の既視感はアンジャッシュだったのね……
もし、ネタが被ってたらすみません
フリルドスクエアで、柚と忍への敬称が「さん」から「ちゃん」になってて心が豊かになったよ。
穂乃香Pですが、三人ともどもよろしくおねがいします。
乙
おもしろかった
乙
穂乃香のssはあまり見たこと無いから良かった
乙。
この百合百合しいふいんき嫌いじゃない
凛のコントは想像できないな
劇場やらデレラジさん見る限りではやらない方が良さそう
おつおつ
ユニット組むと呼び方が変わったりするのはモバマスの楽しみだよね
ついで、ちょうど心豊かさんR引いたけど
こないだのSRとは別人よね、いや絵柄とかじゃなくて固さとか
見直したら、訂正箇所発見
何箇所か穂乃「果」になってるね……
全て穂乃「香」に脳内変換お願いします
失礼しました。では。
ラブライバーかな?
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