偽街の子供達「ご主人様?」メガほむ「……うん、ご主人様だよ」 (443)


偽街の子供達「ご主人様!」メガほむ「ご主人様!?」の続きです。

本編の一週目ルート入り込んだクララドールズが本編の鬱展開を回避していくIf話です。

そもそもの設定に致命的な矛盾があるけど、それはこれから何とかこじつける……予定。

何の遠慮もなく途中から始まるので、先に↓のスレを読んでくれると嬉しいです。
偽街の子供達「ご主人様!」メガほむ「ご主人様!?」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1395067421/)



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1398092292


Lotte「……」ザッ ザッ

Lotte「……」ザッ ザッ

此岸の魔女「…………」ズルズル

ナマケ「シクシク」

ガンコ「シクシク」

偽街の子供達「シクシクシクシク」

メガほむ「ぁ、ぅう、やだ……嘘だよ……こんなの、嘘に決まって……」

まどか「っ。ほむらちゃ――」

QB「嘘? ほむら。彼女たちは、あの姿に見合うだけの呪いを背負いこんだんだ。それだけのことだよ」

マミ「キュゥべえっ。あなた――」

杏子「てめえは………」ガシッ

QB「きゅぷっ」

杏子「てめえは何様のつもりだ? 事情通ですって自慢したいのか?」

QB「自慢? 僕はただ事実をありのままに言ってるだけだよ? それなのにこの扱いは、理不尽だ」

杏子「だから、なんでそう得意げにしゃべってられるんだッ。あいつらは、ほむらの……」

メガほむ「ぅ……ひっく……」

杏子「……家族、なんだぞ」

QB「家族? ふうん。それはそれで興味深い関係だと思うけど……それよりも、君たちはあの魔女を倒さないのかい」

さやか「!」

マミ「っ」

杏子「てめぇは……!」

メガほむ「……ぇ? たお、す……?」

まどか「ぁ……」

偽街の子供達「……倒す?」


ヒガミ「倒すの?」

ノロマ「サクラキョウコが?」

マヌケ「ミキサヤカが?」

イバリ「トモエマミが?」

ネクラ「主賓を倒すの?」

ガンコ「それはダメだよ」

ヤキモチ「それはダメ」

ミエ「騎兵がいなくて砲兵もいない」

オクビョウ「ここは偽街じゃないから、わたしたちも生まれない」

ワガママ「それでもね」

ナマケ「それでもこれは、本番に近いの」

ワルクチ「だから、邪魔はダメ」


さやか「ダメって言ったって……」

ワガママ「そうだ!」

ナマケ「それならさ」

オクビョウ「あなたたちの時も盛り上げてあげる」

マヌケ「だから見逃して?」

マミ「……え?」

さやか「あたしたちの……時?」

QB「そうかい。君たちは、そこまで知ってるんだね」

ミエ「知ってるよ?」

イバリ「当然」

ワルクチ「知ってるよ」

杏子「……なにを言ってやがんだ、お前ら」

ノロマ「?」

ヤキモチ「何って言われても」

ヒガミ「だからね」

ネクラ「あなたたちの時も盛り上げてあげる」

ガンコ「あなたたちが魔女になった時も」

偽街の子供達「盛り上げてあげる!」


さやか「え? あたしたちが魔女って……え?」

ワガママ「そうだよ」

ネクラ「魔法少女が魔女になる」

オクビョウ「ここに女神さまはいないもん」

ワルクチ「当然だよね」

まどか「な、何言ってるの? そんな……そんなひどい事があるわけ――」

QB「君たちはどこでその情報を得たのかな。いいや。使い魔というなら、知っていて当然なのかな?」

まどか「――え」

マミ「……キュゥべえっ? 今の話、ほんとうなの!?」

QB「ああ、まぎれもない事実だよ、マミ」

マミ「!」

さやか「そ、んな……。魔法少女が……あたしたちが、魔女に……?」

杏子「……っち」

イバリ「それで?」

ミエ「どうするの?」

杏子「……お前ら、いったん引くぞ」

さやか「え? な、なんであんたが仕切って――」

マミ「……いいわ。美樹さん。とりあえず、今はこの結界から出ましょう」

さやか「ま、マミさん。でも……」

杏子「うっせぇ! 行くぞ、まどか。……ほむらもだ!」

メガほむ「や……やだぁ! あの子たちが、あそこに……まだ、あそこに……!」

まどか「ほむらちゃ、ん……」

ネクラ「邪魔しないんだ」

ウソツキ「ありがとう」

ナマケ「それじゃあね」

ヤキモチ「バイバイ」

ヒガミ「また明日」

メガほむ「やだぁっ、わたし、わたし行かないっ。あの子たちを置いてったりは――」

杏子「……くそっ。つべこべ言うな! 来いっ、ほむら」グイッ

メガほむ「いやっ、いやぁ!」

今日はここまで。

明日の夜に続きを投下する。


さやかもマミも魔女化知ったか
一番耐性ありそうな杏子はともかく、2人はどうなるのやら

乙です

乙乙


ああ…

自分の末期を誰にも理解されずに一人虚しく終わるのと
自分の末期を、一応把握している連中から、ニタニタと嘲られながらも見送られるのと
どっちがマシかという究極の選択キタコレ状態なベテラン少女sはカアイソー

でも仲間の魔女化の瞬間を見なくて済んだからインパクトは半減。

だからこそマミさん結構冷静なんだろうね

さやか魔女化のタイミングで効果的にQBからネタばらしされるよりはマシだよね
マミさんにとっては友達という訳でもないし
メガほむ契約前だし

めがほむ契約しそうやな

他の周回でもかなり凹むみたいだけど、三周目の惨劇は不仲の仲裁の心労に加えて、他の皆も契約した上に一人まさに目の前で魔女化ってのがが大きいだろうしな
この話の場合だと一人は契約しちゃったけどなんとかまだ無事だし、他の二人は契約させずに引き返させることが出来る
今の立場で考えうる最悪には至らなかったどころかかなり良い状態だし
理想はさやかも契約してない状態だろうけど



~叛逆後の世界~

デビほむ「ただいま」

デビほむ(といっても、あの子たちがいなくなった今、誰も出迎えてくれる人なんていないんだけど、もう習性よね、これは――)

QB「おかえり、ほむら」

デビほむ「…………なぜあなたがわたしの部屋にいて出迎えるのかしら。不愉快極まりないわ」

QB「君はなぜ僕の耳をつかんでつるし上げるんだい? わけがわからないよ!」

デビほむ「……はぁ。まあいいわ。しばらく顔を見せていなかったあなたがここにいるということは、あの子たちの所在が判明したということなんでしょう?」

QB「うん。まあ、そうだね」

デビほむ「そう。思ったより早くわかってよかったわ。それで、あの子たちはどこにいるの?」

QB「いないよ」

デビほむ「……は?」

QB「だから、いないといったんだ。僕が探した限り、彼女たちはこの地球上のどこにも存在しないよ」

おかえりデビほむ様!!


デビほむ「存在しない、ですって……? それはどういうことなのっ?」

QB「そのままの意味さ。彼女たちは今現在この地球上のどこにも存在していない」

デビほむ「……それは、あの子たちがいなくなってしまったということ?」

QB「断言はしないよ? 彼女たちが自ら結界を張ってその中に閉じこもっている可能性もあり得るからね。そうなってしまっては、僕たちも見つけ出すのは難しい。まあ、その可能性は低いだろうけどね」

デビほむ「インキュベーター。あなたの言葉はいつだって回りくどいわ。つまり、あなたが最も可能性が高いと思っている結論は、どういうことなの」

QB「僕はできるだけ正確に事実を言い表そうとしているだけなんだけど……そうだね」

デビほむ「……」

QB「魔獣による攻撃か、それとも不慮の事故によるものか。理由は分からないけれども、おそらく、彼女たちはこの世界から消滅してしまったんだろう。ほむら。彼女たちのことは諦めるのが賢明だ」

デビほむ「……っ」





~マミホーム~


マミ「……」

杏子「……」

さやか「……」

まどか「……あの、マミさん。ほむらちゃん、どうでしたか……?」

マミ「……泣きつかれちゃったんでしょうね。いまは、寝室のベットで寝かせてあるわ」

まどか「あ……。そう、ですか」

マミ「ええ」

さやか「……」

まどか「……」

杏子「……それよりも、だ。いまは寝ちまったほむらのことより、優先する事態があるだろ――なあ、キュゥべえ?」

QB「……」

今日はここまで。短い気もしますが、きっと気のせい。

明日の夜も続きを投下する。

乙です


スレタイの微妙な変化がせつない


さやかはもう詰んだか?
ゾンビどころか化け物予備軍って時点で恋愛オワタ

QBかわいい
おつ

デビほむーはやくきてくれ。
メガほむをお前なら、きっとなんとかできる。
乙。


QB「いまは僕のことよりも、自分たちが無事だったことを喜ぶべきじゃないのかな?」

杏子「ここにきても悪びれしねえとは、大したもんだなお前は」

QB「そうかい? まあ驚くのも無理はないよ。本来なら君たちに伝えられる情報ではないからね」

マミ「それじゃあ、本当に……」

QB「聞くまでもなく理解してるんだろう? 巴マミ、佐倉杏子、美樹さやか。あの使い魔たちの末路が、君たち魔法少女の行く末だよ」

さやか「あんた、あたしたちを騙していたの!?」

QB「騙す? 僕はちゃんと魔法少女になってくれと頼んだはずだよ? その行く末の姿がどういうものかの説明は省略したけれども……」

さやか「なんで教えてくれなかったのよ!」

QB「知らなければ知らないままで何の不都合もないからね。事実、ベテランのマミや杏子ですら今まで知らなくても不自由しなかったじゃないか」

マミ「……」

杏子「……はっ、いけしゃあしゃあとまぁ口が回るもんだな」

QB「僕は事実しか話していないよ? そもそも騙すという行為自体、僕たちには理解できない。認識の相違から生じる判断ミスを後悔するとき、人間はなぜか他者を憎悪するんだよね」

まどか「キュゥべえ……」

さやか「バカ言わないでよ! そんな大事なことを言わないで契約だなんてっ。ほむらだってあんな――」

QB「……? あの使い魔が魔女になった原因は君だろう、美樹さやか?」

さやか「……ぁ」


QB「つまり今のほむらが不安定な精神状態にあるのはきみのせいだよ、さやか」

さやか「ち、ちがっ……。ぁ、あたしは、そんなつもり、じゃ……」

QB「そうかい? まあ、君がどう思おうと事実は変わらないけどね。本来なら、君がそのまま魔女になってくれるのが僕にとって都合がよかったんだけど――」

杏子「てめぇ……! いい加減その口閉じやが――!?」

マミ「……」チャキ

QB「……マミ?」

杏子「マミ、お前……」

まどか「その銃、は」

さやか「マミ、さん?」

マミ「あなたは……」

QB「なんだい、マミ?」

マミ「あなたは、わたしたちの命を何だと思っているの? どうしてこんなことをするの……?」

QB「僕は君たちの願いを叶えただけにすぎないよ。僕との契約で交わした願いは、確かに君たちの心からのものだったはずだ」

マミ「……」

杏子「……」

さやか「……」

QB「そうして叶えた願いの対価を受け取る権利はあるはずだよ」

マミ「ふざけないで……」

QB「ふざけてなんかいないさ。祈りから始まり、絶望で終わる。これまで数多の魔法少女が繰り返してきたサイクルだ」

マミ「みんな……みんな信じていたのよっ。信じていたのに裏切られたの!」

QB「君たちを裏切ったのは、僕たちではなく君たち自身の祈りだよ」

杏子「っ」

さやか「……あんたは」

QB「どんな希望も、それが条理にそぐわないものである限り、必ず何らかの歪みを生み出すことになる。マミ。君の生きるという願いのために、君自身の手で積み上げてきた魔法少女の犠牲をかんがみるんだ」

マミ「……っ」ビクッ

QB「そうやって過去に流されたすべての涙を礎にして、今の君の暮らしは成り立ってるんだよ。そんな当たり前の結末を裏切りというなら、願い事なんてすること自体間違いなのさ」

マミ「……そう、かもしれないわね」

まどか「マミさん……?」

マミ「いつだってわたしは正義のためだって嘘をついて、ほんとうは自分のためだけに戦っていただけなんだもの」

杏子「おい、マミ」

マミ「それでもね。そんな自分勝手なわたしだけど、それでも、いまは一人じゃないの」

さやか「マミさん……」

マミ「だからキュゥべえ。ここから出て行って」

QB「僕としては――」

マミ「さっさと消えて。いまはあなたと話すことなんて、なにもない」

QB「……」

クルッ テクテク

さやか「……結局なんだったんだよ、あいつ」

まどか「マミさん。その、大丈夫ですか?」

マミ「……大丈夫よ。それより、これからのことを話し合いましょう? 佐倉さんもいいわよね?」

杏子「ああ。こんな状況じゃ縄張りがどーこーいってるわけにもいかないからな」

さやか「何よ。珍しく物わかりがいいじゃない」

杏子「うっせー新人」

さやか「なんだとぉ!?」

まどか「ダメだよ、ケンカしちゃ!」

マミ「そうよ。ケンカなんてしてる場合じゃないでしょう?」

まどか(よかった。みんな、まだちょっとぎくしゃくしてるけど何とか落ち着いてくれた。……ほむらちゃんは、あっちの寝室だっけ。まだ寝てるのかな)






QB「入っていいかい? 話があるんだ」

メガほむ「…………」


メガほむ「……うん。いいよ」

QB「お邪魔するよ、ほむら。気分はどうだい?」

メガほむ「ふふっ。……リビングの話し声、こっちまで聞こえてたよ、キュゥべえ」

QB「そうなのかい? ずいぶん前から起きていたんだね」

メガほむ「うん。だから、こっちの話があっちに聞こえないように気を付けようね?」

QB「そうだね。いまこの状態をマミたちに見つけられたら厄介だ」

メガほむ「うん。……それで、あなたたちは、みんなを魔女にするために魔法少女を生んでいるの?」

QB「勘違いしないでほしいんだけど、僕たちは何も人類に対して悪意をもっているわけじゃない。ただ、やむを得ない事情があってこういう結果を招いているんだ」

メガほむ「……ふふっ」

QB「……どうして笑うんだい? 今のところで、何か面白いところがあったのかな」

メガほむ「ううん。ただ、やっぱりあなたも人間じゃないんだなって思っただけ」

QB「そうだね。僕たちは宇宙の寿命を延ばすために熱力学の法則に縛られないエネルギーを探してきた。そうして知的生命体の感情をエネルギーに変化するテクノロジーを開発したんだけど、あいにく僕らが感情というのものを持ち合わせていなかった。そうして見出したのが君たち人類だ」

メガほむ「うん。……それで?」

QB「とりわけもっとも効率がいいのは、第二次成長期の少女の希望と絶望の相転移だ。ソウルジェムがグリーフシードへと変わるその瞬間、君たちの魂は膨大なエネルギーを発生させる。それを回収するのが、僕たちインキュベーターの役割だ」

メガほむ「……ふふふっ。ごめんね。あなたの言ってること、ついていけない。全然、納得できないの」

QB「……ほむら。君はこの事実を聞いて、笑うんだね」

メガほむ「うん。だってあなたはあなたの役割をしてるだけなんでしょう。それって、あの子たちと何も変わらないもん。だから、それはそれでいいと思う。……それを責めることなんて、わたしにはできない」

QB「そうかい。まあ、君たち人類の価値基準は僕らも理解に苦しんでいるから、どんな思考の末にそいう結論に至ったかは聞かないで置くよ。――それより本題だ、暁美ほむら」

メガほむ「……なに?」

QB「君は今、叶えた願いをその胸に抱えているだろう? 君にはそれを叶える資格があるんだ」

メガほむ「……うん」

QB「そうかい。それなら話は早い。ねえ、暁美ほむら」

メガほむ「……」

QB「僕と契約して、魔法少女になってよ!」

今日はここまで。

また明日の夜に続きを投下する。

壊れてやがる…乙!

乙です


メガほむは何を願うのやら


メガほむ…大丈夫だよな?


>QB「君は今、叶えた願いをその胸に抱えているだろう?
叶えたい願い?

乙です

重すぎる対価があることを知って、それでもなお、めがほむは叶えたい願いがあるのだろうか?
それとも、こんな対価では釣り合わないと諦めるのか。

諦めたら(展開が)それまでだ! とか来るのかな。


>>34
QBのことなら、これが素のような。

>>37
1周目めがほむの契約時の様子から見て、ちょっとやそっとの対価には怯みそうにないような気はする
その意味で、いくら脅しても契約しそうなまどかと、よく似てるような……

>>39
壊れてるのはめがほむにきまってるでしょ…

なーんかQBの思うままの展開っぽくて不気味なんだよなぁ
QBは一手先に何を見据えてるんだろうか


はたしてメガほむの願いは契約することで叶うような類なのだろうか

めがほむの契約が子供達がこの世界にやって来た原因になるのかねえ


ふむふむ

誤字なんてよくあることと半分あきらめてるけど、けっこう大切なセリフでやってしまった……。

続きを投下します。


メガほむ「……ごめんね。わたし、魔法少女にはなれないの」

QB「どうしてだい? 君は、抱えた願いがかなわなくてもいいのかい? それとも、魔法少女になった後のリスクを恐れているのかい?」

メガほむ「ううん。リスクなんてどうでもいいの。……きっとあなたに願えば、あの子だって元の姿に戻るんだよね?」

QB「当然、その程度の願いなら叶うだろうね」

メガほむ「そっか。でもね。それであの子を元に戻して、次はどうするの?」

QB「次?」

メガほむ「うん。次。だってあの子たちはみんな魔女になる運命なんでしょう? 他の子達が魔女になった時、わたしにはもう、奇跡を叶える資格はないんだもの」

QB「そうだね。それは僕にもどうしようもないことだ」

メガほむ「でしょう? だから、そんな一時しのぎにしかならない奇跡なんていらないの。……ふふっ。そんなことしなくても、あの子達とずっと一緒にいる方法はあるからね」

QB「そうかい。なら少し残念だけど、僕はお呼びでないということでいいのかな」

メガほむ「うん。だから、もうさよならだね、キュゥべえ」

QB「さようなら、ほむら。この宇宙のために死んでくれる気になったら、いつでも声をかけて。待ってるからね」

クルッ テクテク

メガほむ「…………ふふふふっ」

メガほむ(この宇宙のため、かぁ)

メガほむ「ごめんね、キュゥべえ。わたしの命は、宇宙なんかにあげられないの」

コンコン

メガほむ「……!」

マミ「暁美さん。起きてるかしら? 入ってもいい」

メガほむ「…………はい。起きてます。どうぞ」


マミ「お邪魔するわね」

メガほむ「いえ。お借りしてるのはこちらのほうですから」

マミ「あら、そんなことは気にしないでいいのよ?」

メガほむ「……ありがとうございます」

メガほむ(巴さん、か。……美樹さんのほうが良かったけど、そもそもここは巴さんの部屋だし、仕方ないよね。佐倉さんや鹿目さんじゃなかっただけ良しとしなきゃ)

マミ「それで、気分はどう?」

メガほむ「……だいぶ落ち着きました。気分もすっきりして、今までにないくらい頭が冴えている気がします。いままで気が付けなかったこともわかって、なんだかいろいろ合点がいって、なんだか少しうふぃぎな気分です」

マミ「そう……。無理、してない? つらかったらまだ泣いてもいいのよ?」

メガほむ「はい。大丈夫です。それで、巴さん。わたし、聞きたいことがあるんです」

マミ「なにかしら? わたしに答えられることだったら、なんでも聞いて?」

メガほむ「巴さんたちは、あの子たちをどうするんですか?」

マミ「っ。それ、は、これから佐倉さんたちと話し合うことだけれども……」

メガほむ「……やっぱり倒すつもりなんですね」

マミ「まだそうと決まってるわけじゃないわ」

メガほむ「いいんですよ、言葉を濁さなくても。きっとそうするんだろうなって思ってましたから」

マミ「……暁美さん? あなた、どうしたの?」

メガほむ「どうしたって、何がですか?」

マミ「やっぱり、少し変よ。まだ疲れてるなら、まだ眠っても――」

メガほむ「いいんです。もう寝てる時間なんていりませんから」

マミ「暁美、さん……?」

メガほむ「それで、巴さんたちは魔女だからっていうだけの理由であの子を殺すんですね。――あなたたちも魔女になっちゃうくせに」

マミ「――え」

うふぃぎな気分てなにww

なんだろうね、いったいw

うふぃぎ→不思議

さすがに投稿しなおします。


マミ「お邪魔するわね」

メガほむ「いえ。お借りしてるのはこちらのほうですから」

マミ「あら、そんなことは気にしないでいいのよ?」

メガほむ「……ありがとうございます」

メガほむ(巴さん、か。……美樹さんのほうが良かったけど、そもそもここは巴さんの部屋だし、仕方ないよね。佐倉さんや鹿目さんじゃなかっただけ良しとしなきゃ)

マミ「それで、気分はどう?」

メガほむ「……だいぶ落ち着きました。気分もすっきりして、今までにないくらい頭が冴えている気がします。いままで気が付けなかったこともわかって、なんだかいろいろ合点がいって、なんだか少し不思議な気分です」

マミ「そう……。無理、してない? つらかったらまだ泣いてもいいのよ?」

メガほむ「はい。大丈夫です。それで、巴さん。わたし、聞きたいことがあるんです」

マミ「なにかしら? わたしに答えられることだったら、なんでも聞いて?」

メガほむ「巴さんたちは、あの子たちをどうするんですか?」

マミ「っ。それ、は、これから佐倉さんたちと話し合うことだけれども……」

メガほむ「……やっぱり倒すつもりなんですね」

マミ「まだそうと決まっているわけじゃないわ」

メガほむ「いいんですよ、言葉を濁さなくても。きっとそうするんだろうなって思ってましたから」

マミ「……暁美さん? あなた、どうしたの?」

メガほむ「どうしたって、何がですか?」

マミ「やっぱり少し変よ。まだ疲れてるなら、まだ眠っても――」

メガほむ「いいんです。もう寝てる時間なんていりませんから」

マミ「暁美、さん……?」

メガほむ「それで、巴さんたちは魔女だからっていうだけの理由であの子を殺すんですね。――あなたたちも魔女になっちゃうくせに」

マミ「――え」


マミ「暁美さん、あなた、何を言ってるの……?」

メガほむ「何って、巴さんこそどうしたんですか? わたし、何か間違ったこと言いました?」

マミ「間違ったことは、言って、ないけど……」

メガほむ「そうですよね。キュゥべえが言ってたことですもん。ふふっ。マミさん、ずいぶんとキュゥべえのことを信頼してましたよね? 今日の話を聞いてどう思いました? キュゥべえ、すごいですよね。わたし達のことなんて、使い捨ての消耗品ぐらいにしか思ってないですよ、あれ」

マミ「……っ」

メガほむ「以前に巴さんから人間じゃないあの子たちと暮らすのはよくないって言ってましたけど、ふふふっ。巴さん、よくあんなこと言えましたよね。キュゥべえを追い出した時、どんな気持ちでしたか?」

マミ「やめ、やめてっ……! なんでそんなことを聞くのっ」

メガほむ「そうですか。なら、この話はやめますけど……そういえば、美樹さんが魔法少女になったのって、巴さんのせいですよね」

マミ「…………ぁ」

メガほむ「大変ですよね、美樹さん。内心では巴さんのこと恨んでますよ。当然ですよね。だって、巴さんと出会わなければ、美樹さんはこんなことに巻き込まれなかったはずですから」

マミ「あ、ぅ、そんな、美樹さんは、そんな子じゃ……」

メガほむ「そうですか? 美樹さんは確かに正義感にあふれていて、まっすぐで、好きな人のためにたった一度きりの奇跡も使えちゃうような……そんな、良くも悪いただの女の子なんですよ?」

マミ「それは、それ、は……確かに美樹さん、は……」

メガほむ「そう。そんな普通の女名の子だった美樹さんが、巴さんに会っちゃったばっかりに、何もかもダメになっちゃったんです。これで恨まないわけないでしょう?」

マミ「あ」ガク

メガほむ「美樹さんのことだから、もちろん表には出したりしないと思いますよ? 巴さんに気を使って、ニコニコ笑ってると思います。でも、その奥底はどうでしょうね。……いつ、巴さんといることに耐えられなくなっちゃうでしょうね?」

マミ「ぁ、あああ」ガクガク

メガほむ「いままでも、魔法少女だった魔女を殺して生きながらえて、そうして美樹さんまでいつか魔女になる魔法少女にしちゃって、彼女のこれからを台無しにしちゃったんですよ、巴さんは。本当に、ひどい人ですね」

マミ「ぅあぁ、ああああああ」ガクガクガクガク

ぅ…孵化大作戦、か?

魔法少女全員殺して子供たち守る作戦か

そもそも自分も餌にするつもりか


メガほむ「――ふふっ。でも大丈夫ですよ、巴さん」ニコリ

マミ「ぁあああ――え?」ピクリ

メガほむ「大丈夫なんですよ。自分勝手な希望で生きてきた巴さんでも、絶望から生まれたあの子たちなら、心から受け入れてくれます」ニコニコ

マミ「……こんなわたしでも、受け入れて、くれ、る?」

メガほむ「はい。だから巴さん、連れて行ってください」ニコニコニコニコ

マミ「どこに、どこに行けばいいの……?」

メガほむ「決まってるじゃないですか」ニコリ

マミ「…………」

メガほむ「葬列に行きましょう? ――わたしを、あの子たちのところに」

今日はここまで。

このSSね、最初はね、本当にね、ただのほのぼの書こうと思ってたんですよ……?

また明日に続きを投下する。

おつかれさま
思い切ったね


もうほのぼのとか無理だな
マミはほむらを連れて行ったことを後悔しての魔女化しそうだ

乙です


驚天動地の展開だ…
どう締めるんだよこれ…


……ほむべぇさんがいる。

おーい前スレで1000とったやつー

ほんとにメガほむが悪魔化したじゃねーかどうしてくれる……

なんだこの鬼畜眼鏡

前スレからのスレタイの変化が……切ない感じからまたニュアンス違ってきたな

ここまでやったらもう悪役ルートしかねえな
残念だ

ほむらは潜在的にドS

鬼畜眼鏡VSヘボ悪魔

悪魔になるポテンシャルはあるし…

マミの絶望を餌にして他の子も魔女化させるとか?
そういえばこのほむらはクララドールズを通して悪魔と繋がってるとも言えるし実はとんでもない因果を持っているんじゃないだろうか

それでも杏子なら杏子ならきっとこの状態の二人を何とかしてくれる…。





さやか「だーかーらっ。なんであんたはいちいちそう偉そうなのよ!」

杏子「偉そうも何も、あんたよりに一年以上は長く魔法少女をやってんだ。実際に偉いのさ、ルーキー」

さやか「うがぁあ! ああ言えばこう言うっ。まどか! あんたもこいつに何か言ってやってよ」

まどか「そんなことよりも、さやかちゃん。マミさん、ちょっと遅いよね。ほむらちゃんの様子を見に行ってるはずだけど……」

さやか「そんなことだとぅ!? ちょ、まどか――」

杏子「ん? そういえばそうだな。ちょっとばかし時間がかかりすぎてる気もするな」

まどか「だよねっ」

さやか「お、おーい? まどかさーん……? あたしの話もちょっとは――」

まどか「杏子ちゃん、さやかちゃん。ちょっとわたし、ほむらちゃんの様子を見てくるね」

杏子「おう。行って来い、まどか」

まどか「うん!」

さやか「…………」


さやか「……ねえ。さっきからちょっと気になってはいたんだけど……あんたとまどか、何か仲良さげじゃない?」

杏子「あん? 別に普通だろ。初対面でもないしさ」

さやか「いやでも――」

まどか「杏子ちゃんっ、さやかちゃん!」

さやか「――たまにはあたしにも最後までしゃべらせてくれー」

杏子「めんどくせーな、お前……。それで、まどか。血相変えてどうした?」

まどか「部屋にほむらちゃんとマミさんがいないの!」

さやか「え!?」

杏子「……なんだと?」

まどか「それで窓が開いてて、もしかしてほむらちゃんとマミさん、そこからどこかに行っちゃったんじゃ……!」

杏子「ちくしょうがっ。ほむらのやつ……さやか! すぐに追うぞ!」

さやか「え!? で、でも二人がどこに行ったかなんて――」

杏子「バカかお前は! いまほむらが行こうとするところなんてひとつだろうが!」

まどか「あっ、ほむらちゃん、もしかして……!」

さやか「あいつらのところね!」

杏子「ああっ。……まどか、お前は留守番してろ」

まどか「う、うんっ。わかった!」

杏子「それじゃあ行くぞ、さやか」

さやか「う、うん」

杏子(よしっ。マミがほむらを連れてるなら、その分、足は重くなってるはずだ。まどかを連れて行かなきゃ先回りはできるが……くそっ。なんでマミのやつはほむらを止めなかったんだ……?)


~工事現場~


マミ「……ここね」

メガほむ「……わかりました。それじゃあ、わたしは中に入ります。巴さんは、ここに残っていてください」

マミ「……どうして? わたしも、一緒に行くわ」

メガほむ「仕方ないんです。だって、巴さんには――」

さやか「あ、っぶなっ。なんと間に合ったぁ!」

杏子「追いついたぞ、ほむら、マミ!」

マミ「あ……」

メガほむ「――あの人たちの相手をしてもらわないといけませんから」


メガほむ「こんばんは、佐倉さん、美樹さん」

マミ「……」

さやか「ほむら……マミさん……」

杏子「よう。ずいぶんと辛気臭い顔してんな」

メガほむ「ふふっ。……気にしないでください。そういう佐倉さんこそ、いつまで見滝原にいるつもりなんですか?」

杏子「あんたには関係ねーだろうが。とりあえずいまは、ここの魔女を食ってくだけだよ」

さやか「杏子っ。あんた、そんな言い方はないでしょっ」

メガほむ「……いいえ、美樹さん。別にいんですよ。佐倉さんがなんと言おうと、今回ばかりはわたしも譲れませんから」

マミ「……」

さやか「ほむら……。マミさんもそうだけど、あんた、さっきから様子が変だよ。もしかして、魔女の口づけを受けてたりしない?」

メガほむ「……そういう美樹さんは、いつもとあまり変わらないですね。――あの子を、魔女にしたくせに」


さやか「……え?」

メガほむ「美樹さんが一人で暴走して、周りの言うことも聞かないで行動するから穢れがたまって、そんなの自業自得でしかなかったはずなのに、本当は美樹さんが魔女になるはずだったのに、美樹さんはそれを全部あの子に押し付けたんです」

杏子「おい、ほむら……。お前、何を言って――」

メガほむ「間違ったこと言ってますか、わたし? 言ってませんよね」

さやか「ぁ、ちが、ぅ……ちが、わないけど、ほむら。あたしは、それでも、そんなつもりじゃなかったの……。ご、ごめ――」

メガほむ「ほら、ここで自己弁護をする。美樹さんはそんな自分大事で卑怯な人です。……だから、上条君を志筑さんにとられちゃうんですよ」

さやか「――ぁ」

メガほむ「明日、上条君に全部伝えるって約束したんですよね。どうするんですか? 自分がいつかは魔女になって人を殺すんですって、そんな大切なことを言わないわけにはいけませんよね」

さやか「ぁ、ぅ」ブル

マミ「…………」

メガほむ「頑張ってくださいね、明日の告白。上条君、どんな顔をして美樹さんから離れていくでしょうね?」

さやか「ぅう、うううううううう」ブルブル

杏子「……ちっ。ちょっと寝てろっ」ガツン

さやか「ぅううう――うぐっ」バタン

穢れを奪って魔女になったのはレイケツ自信の意思なんだから
ちょっと筋違いだなぁ

つまんね

つまんね君キターwwww

メガほむ「……乱暴ですね、佐倉さん」

杏子「はんっ。あんたの言葉ほどじゃねーさ。まー、さやかのやつが何もいないでリタイアするとはあたしも思ってなかったけどさ。あのままほっとくよりは大分ましだろ」

メガほむ(……佐倉さんは無理だよね。美樹さんと巴さんはちょっと無理矢理でも責められる部分がわかってたけど、佐倉さんには何を言えばいいかわからないや……)

杏子「それで、ほむらがやけっぱちになってるのは分かるけどさ。マミ。あんたはなんでこいつに付き合ってんだよ」

マミ「……わたしには、もう魔法少女を続ける理由がないのよ」

杏子「はぁ?」

メガほむ「……巴さん。わたし、もう行きますね」

杏子「! ちょっと待――!」

バンッ

マミ「……動かないで」チャキ

杏子「マミ。あんた……」

マミ「暁美さん。いまのうちに」

メガほむ「はい」テクテク

杏子「……」

杏子(ほむらが結界に入っちまった……!)

杏子「どけっ。あんた、あいつを見捨てるつもりかよ!」

マミ「どかないわ。わたしもこの結界の中で死ぬんだもの」

杏子「……んだと?」

マミ「美樹さんを魔法少女にしたのはわたしなのよ? わたしはね、何にも知らないくせに、嬉々としてあの子が人々を殺す魔女になる道に引きずり込んだの。笑っちゃうでしょう? 一人が淋しいからって仲間を作った結果がこれなの」

杏子「……」

マミ「わたしのやってきたことって何だったの? 大切な仲間を魔女にするための戦いだったの?」

杏子「……そんなん、知るかよ」

マミ「そうよね。でも、どうせいつかは同じ運命をたどるなら、今ここであの子たちに見送られて死んだほうがましだって、そう思っちゃうじゃない?」

杏子「……」

マミ「だから放っておいて。佐倉さんだって、もう二度と他人のためには魔法を使わないって、確かにそういって縁を切ったんだものね?」

杏子「相変わらず、いちいち細かいやつだな……。だったらそいつはちょいとばかり撤回するよ」

マミ「……」

杏子「今のあたしには、あんたらをこのまま放っておくことなんて、絶対できやしないんだからさ!」

今日はここまで。

明日も夜に続きを投下する。


杏子いいキャラになったなあ
にしても序盤のほのぼのさが嘘のようだ

乙です

毎日楽しみにしてるよー


メガほむのほうが口づけ受けた人間の思考っぽいよな
というよりもう半分魔女化してるようなもんか、魔法少女の段階飛ばして

貴重なさやかちゃんの謝罪が・・・・・・


やっぱり詰るのは目的でなく手段なのね

これ地味にTDSルートに入ってるよね
このめがほむは目の下にクマありそう



>>86
たしかにな。子供達にイゾンしてる部分はあったとはいえ
友達全員を裏切って[ピーーー](それだけ追い詰めてる)ほどか?と考えると微妙だな

この世界のメガリザードンなんてまどかのことさえそんな大切な友達とは思ってないんじゃないか
本編1周目のマミくらいな扱い

>>92
本編のほむらですら、最初は命の恩人を助けたいくらいの思いだったそうだから(繰り返すごとにより深く)
いきなり殺害をためらわないレベルなのはちょっと異常さを感じる

くっさ

>>91
一周目のまどか並みに子供たちに依存してたら少しだけどありえそう
契約した時並みの決意が変なベクトルを向いてる的な

このメガほむはペットロス症候群というやつではなかろうか。

>>96
ググったらたしかにそんな感じだなww
出会って一ヶ月にすら満たない時間でもありえるかはともかく


盛り上がってるなあ

ひとりぼっちの中学生が孤独をこじらせるのはよくあること
というか大人でも割とそう
すぐ世の中どうでもいいのかもとか自分なんていなくなってもいい存在とか思っちゃう



このメガほむちゃんは目の下に隈を作って虚ろな目をしてたれ目であるに違いない

>>99
一人暮らしだから、こじらせやすそうだよなあ……

拗らせるって言っても限度と言うものがあるがなww
繰り返しまくって決意を固めるたびに後へ引けなくなったのがクーほむって話だから。
一週目でこれなのはSSなので脚色されてるのか、もしくは何らかの干渉がありそう。
今夜に期待。

SSは面白いのに読者の考察ごっこが寒くてかなわん

メガほむさん、口ではそういう役割なんだから仕方ない と納得してる風を装いつつ
レイケツが役割を果たして魔女になったことについては納得してないんだなww
部屋に来たのが美樹さんだったら良かった など、さやかちゃんなら殺しても心があまり痛くないって考えになってるっぽい

乙乙!
コミュ障メガほむの人心掌握術パネェ
マミさんが超都合よく動いてくれたから良かったけど、そのまま魔女になる可能性も見越してたのかな
子供たちは葬列に夢中だから浄化も期待できなさそう

納得はしよう
だが、貴様だけは許さん!

事の発端となった人物に対して特別ヘイトが溜まるってのはわからない話ではないと思うけどな

そうやって感情的になれるなら
その場で契約しちゃいそうなものだけどな
大局を見たかと思えば恨み骨髄なのが矛盾に感じるのかもね


マミ「……そう? できないのなら、どうするのかしら?」

杏子「魔法少女同士がもめ事を一発で解決させる方法なんて、一つしかないんじゃない?」

マミ「……それもそうね。いいわ」スッ

杏子「……」

マミ「悪いけど、いつかの時みたいな手加減はなしよ。本気で殺すつもりで行くから覚悟してね、佐倉さん?」チャキ

杏子「……ふん、上等じゃんかさ。ちょうどいい機会だ。手加減なしのマミとあたし、どっちが強いかはっきりさせようじゃないか」ヒュン

マミ「それじゃあ、お望み通り力づくで通らしてもらうわよ?」

杏子「はっ。ほむらのところに行きたけりゃ、あたしをぶっ倒してからいきな!」


~結界内部~


Lotte「……」ザッ ザッ

Lotte「……」ザッ ザッ

此岸の魔女「…………」ズルズル

ワルクチ「……」

オクビョウ「……」

イバリ「……これ、もう何回目だっけ」

ウソツキ「えっと、九回目?」

ミエ「違うよ。十回目」

マヌケ「そうだね。十回目だね」

ヒガミ「十回……」

ヤキモチ「もう十回も……」

ネクラ「……あと何回?」

ガンコ「何回でもやる」

ワガママ「何回でも……」

ノロマ「……」

ナマケ「…………飽きた」

偽街の子供達「…………」


ヤキモチ「……なら帰る?」

ガンコ「でも、お祭りまで練習しなきゃ」

ウソツキ「……なんか別にもういい気もしない?」

ミエ「そうだよ。もういいよ」

ワガママ「わたしなんて、いっとう早く泣けるもん」

ヒガミ「じゃあ帰る?」

イバリ「うーん……」

コツコツ

オクビョウ「……あれ?」

マヌケ「誰か来たよ」

ワルクチ「あれって……」

メガほむ「……」テクテク

ネクラ「ご主人様?」

ナマケ「ご主人様だね」

メガほむ「……うん、そうだよ」

スレタイ来たー!(・∀・)


ワルクチ「何しに来たの?」

ヒガミ「何かをしに来たの?」

メガほむ「うん。わたしも葬列に参加しに来たの。いいよね?」

ネクラ「いいよ?」

ガンコ「ちょうどいいね」

イバリ「これで最後にしよう」

ウソツキ「これが、最後の葬列」

メガほむ「そうだね。これが最後だね。……ありがとう」

ノロマ「……?」

ミエ「それじゃ、一緒にあそこまで歩こう」

メガほむ「……あの大きなギロチンまで?」

ヤキモチ「そうだよ」

ナマケ「面倒ならやめる?」

メガほむ「ううん。行くよ。ふふっ。……本当に、おおきなギロチン」

マヌケ「そう?」

ワガママ「とにかく行こ!」

メガほむ「……うん」

ほのぼのの予感…!

Lotte「……」ザッ ザッ

Lotte「……」ザッ ザッ

此岸の魔女「…………」ズルズル

ガンコ「……」テクテク

ナマケ「……」テクテク

メガほむ「……」テクテク

偽街の子供達「……」テクテク

メガほむ「……ね、あなたたち」

ノロマ「?」

マヌケ「どうしたの?」

メガほむ「実はわたしね。ここに来るために、巴さんと美樹さんにひどい事しちゃったの」

ワガママ「そうなの?」

オクビョウ「トモエマミとミキサヤカにひどいこと……」

ヤキモチ「頭をかじるとか?」

ネクラ「キックとか?」

メガほむ「え? いや、その、そういうひどいことじゃなくて……なんていうのかな。二人に対して、こじつけみたいなひどいことを言っちゃったの」

ヒガミ「ふーん」

ミエ「ひどいことを言うって、つまり」

ウソツキ「こいつみたいにってこと?」

ワルクチ「おい、こっち見るな」


メガほむ「あはは……うん。いつものその子より、もっともっとひどいことを言ったの」

ミエ「でもあの二人にひどい事って、それ」

マヌケ「わりといつも通りじゃない?」

メガほむ「へ? そ、そんなことないよ? あんなこと言ったの、初めてだもん」

ネクラ「ふーん?」

ヤキモチ「なんでそんなこと言ったの?」

メガほむ「だって、わたし一人じゃ、この結界の場所もわからないんだもん。普通に頼んでも連れてきてもらえるわけないから、ね」

ワガママ「そうだね」

ヤキモチ「二人とも頭が固いしね」

ノロマ「……」ジイー

ガンコ「なぜこっちを見る」

イバリ「そうだね」

ミエ「どっちかというと、あっちだね」

Lotte「……」ザッ ザッ

Lotte「……」ザッ ザッ

ワルクチ「つまり、こいつらとお前ってキャラがかぶ――」

ウソツキ「そんなひどいことを言っちゃだめだよ」

メガほむ「うん。あなたたち、最後くらいわたしの話聞いてくれると嬉しいかなー?」


ナマケ「はいはい」

マヌケ「それで?」

メガほむ「うん。それでね。巴さんにひどいこと言って、ここに連れてきてもらえるように誘導したんだ」

オクビョウ「へー」

ヤキモチ「そうなの?」

メガほむ「正義感と責任感が強い美樹さんならともかく、巴さん相手で成功するか自信がなかったんだけど、思った以上にうまくいったんだ」

ネクラ「まあ、トモエマミだったらね」

ワルクチ「そういう時期だしね」

メガほむ「ふふっ。そっか。それでここに入る直前、佐倉さんと美樹さんに追いつかれちゃってね。巴さんに足止めしてもらうにしても、二対一じゃ厳しいだろうなって思って、美樹さんにひどいこと言って責めたてたの」

ミエ「あらら」

ヤキモチ「それは濁るね」

メガほむ「動きがにぶるかなって、それくらいの気持ちだったんだけど、これも予想以上に効いたみたいでね。美樹さん、佐倉さんに気絶させられちゃった」

イバリ「あ、割れなかったんだ」

ウソツキ「なんだ……」

メガほむ「いまもあの二人、戦ってるのかな。巴さんは優しい人だし……佐倉さんも何だかんだで素直になれないだけだから、巴さんにあんまりひどいことできないと思うの」

ワガママ「さあ?」

ガンコ「それはどうだろう」

メガほむ「きっとそうだよ。それで全部終わった後は、鹿目さんがみんなをつなげてくれるよね。だから、わたしがいなくなった後はハッピーエンドだよ――なんてね」

ノロマ「……?」

メガほむ「そんなのね、全部さっき考えた嘘なんだ」

ウソツキ「うそ?」

メガほむ「本当はね、ただ巴さんも道ずれにしてやろうって思ってただけなの」

ワガママ「うん」

メガほむ「本当はね、美樹さんのことを恨んでただけなの」

ネクラ「うん」

メガほむ「本当はね。みんなのことなんて全部どうでも良くって、こんな世界めちゃくちゃになっちゃえば、それはそれでいいなって、そう思ってただけなの」

ヒガミ「うん」

メガほむ「それがたまたま全部つながってここにこれたの。……ねえ。あなたたちも魔女になっちゃうんだよね」ジワ

ヤキモチ「うん」

メガほむ「そうだよね。あなたたちはそういう役割で、それはそれで仕方ないって分かってはいるの。でもね」ポロリ

イバリ「うん」

メガほむ「わたし、ぃっく、無理だよ……。あの子一人でも、わけわかんなくなるくらいつらかったのに、あなたたちが一人ずつ魔女になって、ぐすっ、それで巴さんたちに退治されるのを見るなんて、それに耐えろだなんて、無理なの……!」ボロボロ

オクビョウ「うん」

メガほむ「……あのギロチンまで、もうちょっと歩くね」ゴシゴシ

ナマケ「うん」

メガほむ「でも、いいよ。……わたしも、あの子と一緒にいくから」

マヌケ「うん」

Lotte「……」ザッ ザッ

Lotte「……」ザッ ザッ

此岸の魔女「…………」ズルズル

ノロマ「……」テクテク

ウソツキ「……」テクテク

メガほむ「……」テクテク

偽街の子供達「…………」テクテクテクテク

今日はここまで。

明日の夜も続きを投下する。

乙ゥ


道づれな


まぁあわよくば皆殺しくらいは狙ってると思ってた
だって、契約の願いで直接ここにワープする手もあっただろうしな


元の世界のデビほむよりこのメガほむの方に懐くのも無理ないな
よっぽど魔女としては立派な思考だし

どうだろうね
悪魔の言うことには従うとか書かれる位だから
悪魔>魔女だと思ってたが、そもそも並んでる状況がないからなあ


このSS出たころに限定版特典のマテリアルブック出てなかったんだよな
悪魔には素直に従うってあるけどなんでこいつらこの世界に来たのやら

正直、わけが分からなくなってきた
最初の雰囲気のままが良かったな

乙です

久しぶりに来たらホラーになってた


~マミルーム~


まどか「うん、うん、ごめんねパパ。ちょっと先輩の家にお呼ばれしちゃってて遅くなってるの。もしかしたら泊まるかも――え? ううん。大丈夫だよ。うん。それじゃあ」

ピッ

まどか「ふう、何とかいい訳できた……。心配かけちゃったかな。パパとママには悪い事しちゃったけど……それでも、いま帰るわけにはいかないもんね」

まどか(みんなが帰ってきたら、ほむらちゃんにはまずお帰りなさいって言ってあげよう)

まどか(さやかちゃんには上条君にばらしちゃったことをちゃんと謝らなきゃ)

まどか(それから、マミさんにも杏子ちゃんと友達になったって打ち明けよう)

まどか(みんながケンカしないように、仲良くなれるように頑張ろう。それが、魔法少女じゃないわたしに頑張れることだと思うから。だから――)

まどか「みんなが、ケガもなく無事に帰ってこれますように」






マミ「……」

杏子「……」

マミ「……残念ながら、わたしの勝ちね、佐倉さん」

杏子「……はっ」

マミ「強がってもダメよ? そんなに縛られちゃ、もう動けないでしょう?」

杏子「それで? あたしを動けなくしてどうすんの。とどめを刺すの?」

マミ「そうね。いまさらやめるわけにはいかないもの。ごめんなさいね、佐倉さん」チャキ

杏子「……アンタが謝ることないさ。だってさ、先に裏切ったのはあたしじゃないか」

マミ「……え?」

杏子「昔のマミにだってあっただろう? あたしを信じてくれたこと。突然手のひらを返して裏切るなんて思ってもみなかっただろう?」

マミ「……」

杏子「あたし、いつも自分のことばっかであんたに甘えてわがまま放題で、きっと何度も傷つけてきたんだと思う。だからあんたがあたしに恨みを抱くのも無理ないし、今のあたしは自業自得なんだろうさ」

マミ「……今更どういうつもり? 命乞い?」

杏子「ううん。ただ謝りたかっただけさ」

マミ「……」

杏子「今日までごめんね、マミさん。気の済むようにやってよ。……いいよ。撃ちなよ」

マミ「…………」



バアンッ――……パリン



マミ「……待ってて、暁美さ――!」ズクン

マミ(……ぁ。変身が、解け――)

マミ「う……ッ」ドサリ

マミ(動けない……。佐倉さんとの戦いで魔力、使いすぎたのね。ソウルジェム、もう真っ黒だ)

QB「生き残ったのは君のほうか、マミ。仕方ないね。君だけでも無事でなによりだ」

マミ「キュゥ……べえ……」

QB「あの魔女のもとに行く前に魔力が尽きてしまったようだね。そのソウルジェムはもう限界だ」

マミ(……そっか。わたし、魔女になっちゃうんだ)

QB「魔女が孵るまでにはまだ時間がありそうだけど、ここで見届けさせてもらうよ。それもまた僕の役目だからね」

マミ(暁美さん。傍にいてあげられなくてごめんね。……やっぱりわたしって駄目だなぁ。もっと強い意志さえあればなんだってできたはずなのに、肝心なところで迷っちゃうからいつも失敗しちゃう)

QB「マミ。君の絶望は、どんな形をしてるのかな」

マミ(……そっか。こんなわたしだから、いつもひとりぼっちで終わっちゃうんだ)


――マミ回想――

杏子「うぅ・…また負けたー!」

マミ「ふふっ。まだまだ甘いわね」

杏子「くっそー、マミさんのリボンは卑怯だよ! 本数制限なしの上に自由自在に操れるんでしょう? そんなのよけられるわけないよ!」

マミ「実践の時にもそんな言い訳するつもりなの? 魔女との戦いに卑怯も何もないのよ?」

杏子「うっ」

マミ「それにわたしの魔法が卑怯だっていうなら佐倉さんの幻惑魔法はどうなっちゃうのかしらね?」

杏子「あうぅ……。それならせめて、もう少しくらい手加減してくれてもいいよね? 一度くらい勝ちたいよ……」

マミ「だーめ! 訓練にならないでしょう?」

杏子「けち……」

マミ「……もう。だったら手加減はしないけど、報酬付きの勝負はどう? わたしに勝った時は、かわいい後輩の言うことなんでも聞いてあげちゃうわ」

杏子「!! なにそれ乗った! ホントになんでもだね!?」

マミ「叶えられる範囲だからね。……まあ佐倉さんの場合、今の調子ならわたしなんてすぐに追い抜いちゃうわよ。不得意な治癒魔法をカバーできさえすれば右にでるものはいないくらい成長すると思う」

杏子「そ、そう?」

マミ「そうよ。だから自信もって? こんな優秀な子が友達になってくれてわたしも花が高いんだから」

杏子「……ねえマミさん」

マミ「どうしたの?」

杏子「……その、マミさんはあたしのこといつも友達って言ってくれるけどさ……。あたしにとってのマミさんは友達っていうのとはちょっと違う違うっていうか……」

マミ「どういう……こと?」

杏子「えーっと、変な意味じゃなくてさ。その……ううん。やめとく! さ、行こ!」

マミ「……」

マミ(……そう、なんだ。友達じゃ、ないんだ)

マミ「……そうだよね」

マミ(だって佐倉さんは魔法少女として強くなるためにわたしと一緒にいるんだもの。一人前になったらきっとわたしのもとから去ってしまうんだ)

マミ「それならせめて、少しでも長く傍にいてくれるように、わたしにできる努力はしなくちゃね」

マミ(たとえば誰よりも強くて頼りがいがあって、品が良くてみんな優しくて、絵にかいたような魔法少女のように優雅でいて、それから――)


ロリマミ『――もうやめよう?』

マミ『……え?』

ロリマミ『無理して頑張らなくてもういいの。どんなに努力したってみんなはマミの頑張りに応えてくれないもの』

マミ(魔法少女になる前の、わたし……?)

ロりマミ『みんなみんな、マミ一人置き去りにしていなくなっちゃう薄情者なんだから』

マミ『……一人、に』

ロりまミ『そうよ。だけどもう大丈夫。ひとりぼっちにならない素敵な方法を見つけてきたよ』

マミ『どんな方法……?』

ろriMaミ『理想の世界をつくればいいの』

マミ『理想の……』

RoriMaみ『理想の友達はマミを絶対に裏切らないよ。佐倉さんみたいに友達じゃないなんて言わないし、美樹さんみたいに恨んだりもしなければ、暁美さんみたいにひどいことを言ったりもしない』

マみ『……』

Roromami『時間を忘れてみんなで楽しくお茶会するの』

まmi『……そっか』

Lorocami『そうだよ。だから、わかるよね?』

Mami『うん」

Candeloro『わたしが魔女になっちゃえば、ずっとみんなの傍に――

・独りぼっちにならない素敵な方法画像

http://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=big&illust_id=37179370

――カツン

マミ「……!」

QB「……」

杏子「おはよう。びっくりした?」

マミ「佐倉、さん……」

杏子「なあ、マミ」

マミ「……」

杏子「もう、目は覚めたかい?」

今日はここまで。

千石さんのマミロロには愛を感じます。

また明日も続きを投下する。


シリアスシーンでの「ロリマミ」にワロタ

うおおお俺は信じてたよ杏子!!

TDS的には杏子に死亡フラグが立っちゃってるわけだが
TDSとは、なんというかこう、このシーンの状況が違い過ぎる
そこに賭けたい
あんこちゃんマジ天使!!生きて帰って来いよ!!

ところでドールズが一気に魔女化したら
超巨大魔女x11が数珠繋ぎでぞろぞろと練り歩くんだろうか
ちょっと見てみたい気がする

あんこちゃんは天使じゃなくて聖女だから!聖女だから!!

乙でした
こっから悪魔がどう絡んでくるのか

乙です


QB「……君も生きているということは、あの死体は偽物ということだね。幻惑魔法かい?」

杏子「……ふん」

QB「なるほどね。わずかながら能力が戻っていたのか」

杏子「奥の手は最後までとっておくもんだな。おかげであたしは、こうしてあんたを出し抜けたわけだしね」

マミ「……」

杏子「グリーフシードがなくっちゃさすがのマミ先輩もお手上げだな。ま、残念ながらあたしも自分で狩った魔女の分はもう品切れなんだけど、さ」

マミ「…………」

杏子「……何か言い返してくれなきゃこっちの立つ瀬ってもんがないだろ? 怒ってんのかよ……?」

マミ「違うの。わたしにもあったのよ、佐倉さんに謝らなくちゃいけないこと。だから改めて反省会をしない?」

杏子「……はぁ?」

マミ「戦いが終わった後は必ずそうする決まりだったでしょう? お茶をしながらここが良かったとか悪かったとか話し合ったじゃない」

杏子「そりゃ、そうだけどさ……」

マミ「……いいわ。勝手に話すから聞いて欲しいの」

杏子「……」

マミ「わたしはね。ずっとあなたと友達になりたいと思ってたの。あなたにとってのわたしはただの先輩でしかなかったみたいだけど、わたしはそんな立場じゃなくて友達みたいに仲良くなりたかったの」

杏子「……友達、ね」

マミ「うん。だけどわたしには歩み寄る勇気がなくて何も言えなかった。顔z雲いない孤独な魔法少女同士だったのに、結局お互いをつなぎとめるのは戦いや争いでしかなかったのが心残りなの」

杏子「…………」

マミ「あの時のわたしに勇気があればこんな争いもせずに済んだんじゃないかって……反省してる」


マミ「……次は佐倉さんの反省点ね」

杏子「あたしの……?」

マミ「ええ。幻惑魔法でうまいこと騙せたと思ってた? 残念だけど偽物だってわかってたわ」

杏子「は!? なに言って……う、うそつけ!」

マミ「昔のロッソ・ファンタズマのほうがキレがあったわね。もう一度リハビリもかねて特訓してあげましょうか?」

杏子「――ッ。今更あんたにおそわつことなんかねーよ! そいつ抜きにしたって十分アンタと渡り合ってたろ!?」

マミ「そう? あなたより新人の美樹さんだってあれくらいはやつわよ?」

杏子「調子に乗ってんじゃねえよ! あたしはあんたらみたいに他人となれ合うぬるいやつらとは違うんだ! あたしはひとりだって負けねえし、あんただっていつか追い抜かして――」

マミ「どんなに強いものにだって弱点はかならずあるものよ。だからこそわたし達はひとりぼっちじゃダメだったの」

杏子「……っ」

マミ「たとえば佐倉さんにも苦手な魔法はある。逆にその魔法を得意とする子が身近にいたでしょう?」

杏子「それは……」

マミ「そうやって互いの弱さを認め合ってみんなで補い合えば、わたし達にはもっと素敵な未来があったはずなの。足手まといだから一緒にいたらとか、ひとりでカッコよくならなくちゃとか……見せかけの強がりで幸せを逃してはダメよ。――そんな嘘は、悲しいだけだから。……反省会はこれでおしまい」

杏子「……」

マミ「最後にわたしへとどめを刺して、暁美さんを迎えに行ってあげて」

杏子「……は?」

マミ「あの子を助けたいんでしょう? きっと大丈夫。わたしは心が弱くてダメだったけど……あなたなら救ってあげられる」

杏子「何をいってんのさ……」

マミ「あなたはわたしのような公開のないように、お互いを認め合える魔法少女の友達を作るのよ。ケンカなんてしちゃダメ。これからは協力してみんなを守るのよ。この街をあなたたちに任せるから――」

杏子「だから、さっきから何言ってんだよ! あんた一人死ねばすむ話だとかそんなバカなこと考えてないよな? あたしは……そんなの嫌だぞ!?」

マミ「……どうして? わたしはあなたたちを殺そうとしたのよ?」

杏子「だからってマミ一人で責任をかぶる必要なんてな――」

マミ「だって魔女になるなら死ぬしかないじゃない!」

杏子「っ」

マミ「いまさら反省したってソウルジェムの穢れがきえるわけじゃない……。もういいの。お願いだから死なせてよっ。なにも救えないわたしなんて生きている意味がないんだから!」

杏子「そんなことできるわけないじゃんか!」

マミ「なんで……? どうしてなの?」

杏子「だって、救われているやつならここにいるんだよっ」

今日はここまで。

明日も続きを投下する。


お休みかと思ってた
長話してるし、そろそろメガほむの首が飛んでるころかな

リアルタイムだったか
しかし長い割に面白いから流石だよな

うわあやっちまった・・・これだから末尾Oは・・・申し訳ない・・・
>>1がんばってください

子供たち飽きてきててわろた

誤字が今までにないくらい多くてワロタ

学芸会の演劇も本番は楽しみだけど練習はだるい
みたいなダレた空気になりつつあってこれは……肩透かしの予感

面白いし毎日投下は嬉しいが、誤字が最近誤字が多すぎるな

>>154お前もな

乙~

乙です

>>153
メガほむは必死だがドールズは別に本番でもないしという温度差が絶望的だなww


マミ「……え?」

杏子「だってあんたは、あたしにとっての巴マミってやつは最後の……家族なんだ」

マミ「……!」

杏子「もしもあたしがマミと出会っていなかったら、父さんたちが死んだあの時、魔女になってたかもしれないんだ」

マミ「そんな……佐倉さんは、心が強くて――」

杏子「あの時、何もかも失って絶望に飲み込まれそうになった時、あんたのことを思い出した。本当の家族とは違うけど、本当の姉みたいに優しくしてくれた人がいる。だからあらしはひとりぼっちじゃないんだって」

マミ「ぁ……」

杏子「あんたがしてくれたいっぱいの当たり前が、あたしに強さと希望を与えてくれた。……あんたがいままで生きてくれていたこと。それにあたしの命はつなぎとめられたんだ」

マミ「本当、に?」

杏子「この期に及んで嘘なんていわないさ。この街に来たのだって、やり方こそ間違っちまったが、あんたたちの幸せを守りたかっただけなんだ」スッ

マミ「……グリーフシード? さっき、もうないって……」

杏子「これはもらいもんだよ。自分で狩った分じゃないからなんとなく使いそびれてたんだけど、こんなところで役に立つなんてな」シュウウ

マミ(ソウルジェムの穢れが消えた……)


杏子「さて、ソウルジェムの心配はもうないね。あたしは……ほむらのやつを迎えに行ってくる」

マミ「待って……わたしも……!」

杏子「ダメだ、寝てろ。動けないだろう? 足手まといはごめんだよ」

マミ「……だったら約束して」

杏子「ん?」

マミ「家族は互いを心配させたりしないものよ。もう二度と勝手にいなくなったりしないって……約束して」

杏子「……」シュル

マミ(髪をまとめてる、リボンをほどいて……?)

杏子「こいつに誓うよ」スッ

マミ「……これ、は」

マミ(リボンの中にアンクが。これって、確か佐倉さんのおうちのシンボルだったものよね……)

杏子「あげるわけじゃねーからな。大事なもんだから絶対とりに戻ってくる。そいつがあんたのもとにある限り、あたしは絶対死んだりしない」

マミ「……うん、約束よ。帰ったらみんなでケーキをいただきましょうね」

杏子「そうだね。今回はあたしの負けでいいからさ、帰ってきたらまた手合わせをしようよ。それであたしが勝ったら……改めてあんたにお願いしたいことがあるんだ、マミ」

マミ「……ええ、わかったわ」

杏子「それじゃあ、行ってきます」

マミ「うん。……行ってらっしゃい」


~結界内部~


Lotte「……」スタッ スタッ

Lotte「……」スタッ スタッ

此岸の魔女「…………」ピタリ

メガほむ「……」

イバリ「着いたよ」

ネクラ「着いたね」

ワガママ「ここが最前席だよ」

ワルクチ「よく見えるね」

メガほむ「……そうだね」テクテク

ノロマ「?」

マヌケ「何してるのご主人様?」

メガほむ「……うん。ここに座ろうって思って、そうしてるだけ」ストン

ミエ「そこに座るの?」

ナマケ「そこに?」

オクビョウ「でもそこは……」

メガほむ「…………」

ガンコ「……ギロチンが落ちるところだよ?」


メガほむ「うん。それでいいの」

ナマケ「え?」

ウソツキ「いいの?」

ワルクチ「それで?」

ガンコ「本当に?」

メガほむ「うん」

ヤキモチ「でも……」

ミエ「……こんなのなの?」

メガほむ「自身が罰を望んで、罪を下す」

ノロマ「?」

メガほむ「あなたたちがそういったことだもん。だから、いいの。わたしもこの子と一緒に、ね」

ミエ「そっか……」

オクビョウ「なら、いいのかな?」

イバリ「うーん?」

マヌケ「……わかんない」

ヒガミ「わかんないね」

ネクラ「でも、葬列の開くのはご主人様」

ワガママ「そうだけど、こんなにあっさり……あ」

ナマケ「ギロチンが――」

メガほむ「――落ちるね」

偽街の子供達「……――」

メガほむ(――これで、おしまい)



――ガチャン――

うわあああああああ


イバリ「……」

ヒガミ「……」

ワガママ「……」

オクビョウ「……」

マヌケ「……」

ガンコ「……」

ネクラ「……」

ヤキモチ「……」

ノロマ「……」

ワルクチ「……」

ミエ「……」

ウソツキ「……」

ナマケ「……」

此岸の魔女「……」

カツン

杏子「……よう」

メガほむ「……佐倉、さん」

ちょっとホッとしたな魔女も含めた子供たち


イバリ「壊れた」

ヒガミ「壊されたよ」

オクビョウ「サクラキョウコに、ギロチンを壊された」

杏子「ああ。あんまりにも辛気臭いもんだったからさ」

メガほむ「……何しに、来たんですか」

杏子「わかってんだろ」

メガほむ「…………」

杏子「あたしも帰るって約束がある。もう引き下がれないんだ。……お前らは、あたしの邪魔をしないのか」

ノロマ「?」

ナマケ「しないよ」

ヤキモチ「これで終わるなら、それはそれでいいし」

杏子「そうか。ま、あたしにとっちゃ都合がいいからいいさ。ま、あっちのやつらはさすがに放っておいてはくれないよな」

Lotte「……」チャキ

Lotte「……」チャキ

此岸の魔女「…………」

杏子「それじゃ……魔女退治と行きますか」チャキ

メガほむ「……ぁ」


メガほむ「や、やめ、て……あれは、あの子で――」

杏子「ほむら。QBのやつがなんと言おうと、あんたのとこの使い魔が魔女になったところなんて、あたしは見ちゃいないんだ。だからあの魔女の元がなにかなんて、わかりはしないのさ」

メガほむ「そんな、そんなわけ……!」

杏子「……」ザシュン

Lotte「……」バチャ

メガほむ「……ぁ」

杏子(ねえ、神様)

ワガママ「……」

オクビョウ「……」

杏子「……」ザシュ

Lotte「……」ベチャ

メガほむ「……ぅぁ」

杏子(世界を救うだとか、みんなの幸せを守るだとか、あたしはそんな神様の真似事をしたかったわけじゃないんだ)

イバリ「……」

ヒガミ「……」

杏子「……」ズシャ

Lotte「……」ベチャン

Lotte「……」バシャン

此岸の魔女「…………」

杏子「……」チャキ

メガほむ「ぅあ……お願い、だから……」

杏子(ただあたしは目の前の家族と友達を救ってやられるような、そんな正義のヒーローみたいなやつになりたかったんだ)

マヌケ「……」

ガンコ「……」

メガほむ「もう、やめて……」

杏子「……っ。…………」ギュン

此岸の魔女「…………」

ネクラ「……」

ヤキモチ「……」

ノロマ「……」

ワルクチ「……」

ミエ「……」

ウソツキ「……」

メガほむ「ぁ」

此岸の魔女「…………」バチャン

コロコロ カツン

杏子「……グリーフシード、ちゃんと落としたな」ヒョイ

メガほむ「…………」

杏子(ほむらには悪いけど、ソウルジェムの浄化、しないとな。……あたしは、マミのところに帰らないといけないんだ)シュウウ

杏子「……ふぅ」

杏子(浄化はすんだ。グリーフシードはまだ少し使えるか。……ほむらのほうは――)

メガほむ「――して」

杏子「……え?」

メガほむ「――返して」

杏子「……ほむら。これは、魔法少女のもんだ。あんたが――」

メガほむ「返してッ」

杏子「……ッ」ビクッ

メガほむ「それはっ、それはあの子だったの!」

杏子「っ」


杏子(……聞いて、父さん。あたし、今日も魔女を倒したんだ)

メガほむ「だから返して……!」

杏子「ほむ、ら……」

杏子(……自殺しそうになってた人を、二人も救ったんだ)

メガほむ「返して……あの子を、返してよぉ!」

杏子「……」

杏子(これってさ……)

メガほむ「ねえっ、かえ、ぃっくぅ、返してぇ、っぃく、あの子、を、あの子ぉ、ぅ、ぁあ、うぁあああああん!」

杏子「…………」

杏子(これって……そんなに、悪い事だったのかな……)

今日はここまで。

また明日も続きを投下する。

おつです

めがほむが、契約直前時のあいり(契約後のユウリ様)に、似てるような似てないような状態ですな
ここからどうなるのか。


まぁ仕方ないね
ここで此岸を放置したら狂ったメガほむはまた同じことするだろうし

原作さやかちゃんが憑依したのか

デビほむさん、お子さんが一人減りましたぞ(


このメガほむもうSANがやばいな
魔女に食われたほうが幸せかも

乙です

命を救うことと人を救うこととは別の次元のお話なのだよあんこちゃん


それはそうとナイーブなあんこちゃんはそそるなぁ

杏子…
アイちゃんはよ現れてメガほむ救ったげてよお

魔法少女は一回絶望すりゃ死ぬけど
契約してない子は何度でも絶望できちゃうんだよなあ



叛逆世界でレイケツ復活してくれ。

死ぬよりマシ


困ったねえ

>>180
スッと叛逆世界で復活してたら草不可避

>>183
それはそれで、いいと思わない?

グリーフシードさえあればデビほむなら記憶も含め再構成できるとかそんな感じやろ…(震え声)


悪ほむ早く……

遅いが乙

メガネ、クール、リボン、ツインテ、喪服、悪魔、此岸、くるみ割り
フリーザさんも驚きの変身回数だとあらためて思うわ

進化図
メガほむ→クーほむ
     →リボほむ
     →ツインテほむ

クーほむ→此岸
     →リボほむ
     →ツインテほむ
     →喪服ほむ

リボほむ→メガほむ
     →悪魔

喪服ほむ→くるみ割り

>>188
いや喪服ほむ→くるみ割り以外は何か違うような。
どちらかと言えば

進化図
メガほむ→クーほむ

クーほむ→此岸の魔女
      →リボほむ
      →ツインテほむ
    
リボほむ→偽街メガほむ→喪服ほむ→くるみ割りの魔女→悪魔ほむ
     


メガほむ「ぅぅ、ぃぅっく」

杏子「……ほむ――」

マヌケ「ご主人様?」

ヤキモチ「どうして泣いてるの?」

ネクラ「もう葬列は終わってるよ?」

メガほむ「ぐすっ、違う、の……。あなたたちは、そういうもので、ひぃっく、それはわかってて、でも、わたしは、ぁぅ、ぅう」

ノロマ「……?」

ガンコ「どういうこと?」

イバリ「さあ?」

杏子「……」

ウソツキ「あ、わかった。練習だよ」

ヒガミ「ああ、そっか」

ワルクチ「泣く練習だね」

ワガママ「じゃあ、わたし達もやろっか!」

オクビョウ「うん、一緒に泣こう」

メガほむ「ぁぁ、ぅぅぅあ」

ミエ「シクシク」

ナマケ「シクシク」

メガほむ「ぁう、うぁああ、ぅうぇぇっく、ぁぁぅ、ひっく、ぅう、ぅぅぅぅぇええぇぇえん!」

偽街の子供達「シクシクシクシク」





~マミルーム~


まどか「……みんな、遅いな」

ガチャリ

まどか「!」

まどか(ドアの開く音だ!)

杏子「……ただいま」

マミ「……」

さやか「……」

まどか「杏子ちゃん! ……と、担いでるのは、マミさんとさやかちゃん……?」

杏子「ああ。ちょっと事情があって眠っちまったから抱えてきた」ドサリ

まどか「そ、そうなんだ……あれ? ほむらちゃんは?」

杏子「……あいつは無事だよ。みんなと顔を合わせづらいから、ひとりで帰るってさ」

まどか「そ、そうなんだ……。でもよかった。ほむらちゃんも無事なんだね!」

杏子「……ああ。まどかももう帰りな。こいつらのことはあたしに任せておきなよ。……家族が、心配するだろう?」

まどか「わかった、杏子ちゃん。それじゃ、またね!」

杏子「またな、まどか」

>>189
メガほむは世界の歴史的な第三者視点(契約とか突然魔法少女になったとかのほむら以外からの視点)
クーほむ、リボほむはほむらの主観視点における変化
喪服からくるみ割りは結界内にいるなら主観客観関係なくこの変化


~叛逆後の世界~


まどか「ふぅ。さやかちゃんの家で遊んでたら、ちょっと遅くなっちゃった」

まどか(パパたちを心配させたくないし、早く帰らないと――って、あれ? 向こうから歩いてくる人って……)

まどか「……ほむら、ちゃん?」

デビほむ「……あら。まどか。今晩は。どうしたの、こんな遅い時間を歩き回ってると、悪い悪魔に襲われちゃうわよ?」

まどか「あはは。もう、ほむらちゃんたら。なぁに、そのたとえ」

デビほむ「ふふっ。わたしなりのユーモアよ。それで、どうしたの?」

まどか「さやかちゃんと杏子ちゃんのおうちに遊びに行ってたら少し遅くなっちゃったんだ」

デビほむ「なるほど。友人と仲が良いことはなによりよ」

まどか「えへへ、そうだね。それで、ほむらちゃんこそどうしたの? こんな夜遅くに出歩いてると、お空の上にいる女神様に怒られちゃうよ?」

デビほむ「ふふっ、それは怖いわね。これからは夜歩きは控えるようにするわ」

まどか「あははっ。いまのはほむらちゃんに合わせた冗談だけど……ホントにどうしたの?」

デビほむ「……探し物をしてるのよ」

まどか「探し物?」

デビほむ「わたしね、大切なものをなくしてしまったかもしれないの」

まどか「大切なもの? それって……」

デビほむ「人形よ」

まどか「……え? お人形、さん……?」

デビほむ「ええ、人形よ。まあまあ可愛がって、そこそこ世話をしてあげて、それなりに仲が良かった、そんな人形なの」

まどか「そうなんだ。そっかぁ。ほむらちゃんがお人形を持ってるってちょっと意外だけど……それなら探すの手伝おっか?」

デビほむ「ああ、それはいいわ。見つからないのは分かってるの」

まどか「へ?」

デビほむ「見つからないのは分かってるの。……なのに、どうしてかしら。そのうちひょっこり見つかるんじゃないかって、そんな期待をしてるのよ。バカみたいでしょう?」

まどか「そ、そんなことないよ。うんっ。大丈夫だよ。きっと見つかるよ! だって、ほむらちゃんの大切なものなんでしょう?」

デビほむ「……ええ。まあ、大切といえば、そうね。きっと、大切ではあったのよ」

まどか「ならさ、諦めずに探してみようよ。ね!」

デビほむ「……あなたは優しいわね。でもね、まどか。わたしが失くしたものは、結局は人形なの」

まどか「……え?」

デビほむ「なくなって胸が痛んだし悲しい気持ちもあるけれども、しょせんは人形よ。なくなったら少しは不便になるけど、その程度のこと」

まどか「あ……」

デビほむ「なによりわたしはそれを取り戻すために他の全てを投げ捨てることができないの。それより大切なものがあるから、そのために捨てることは、できない、の……」

まどか「そう、なんだ……」

デビほむ「ええ。そうなのよ」

まどか「……」

デビほむ「……ごめんなさいね。こんな遅くに変な話に付き合わせちゃって」

まどか「ううん。迷惑なんかじゃ、ないよ」

デビほむ「そう? それならよかった。もう帰りましょう。わたしも家に帰るわ。……どうせ、見つからない探し物だったもの」

まどか「……うん。ばいばい、ほむらちゃん」

デビほむ「ええ、また明日ね、まどか」

クルッ スタスタ

まどか「……」

まどか(ほむらちゃん、しょせん人形だなんて言ってたけど、そんなのウソだよね……)

まどか「……とっても悲しそうだったよ、ほむらちゃんの表情」

今日はここまで。

明日も続きを投下する。

乙です

めがほむはどうなってしまうのか……

あと、192くんはSS途中に割り込まないように。

乙です

デビほむ「別次元の自分に使い魔がNTRされていた」

久しぶりに見たなデビほむ

乙~

>まどか「えへへ、そうだね。それで、ほむらちゃんこそどうしたの? こんな夜遅くに出歩いてると、お空の上にいる女神様に怒られちゃうよ?」
金眼を爛々と輝かせながら

>>204
スパイス効きすぎィ!

>>204
ドールズの不在に焦燥してるせいで、ほむらがまどかの覚醒を見落とすのか
それはそれでありかもな

>>206
おもしろそうではあるけど話がぐだついてまう






~翌朝・ほむホーム~


メガほむ「……」

ノロマ「……」

オクビョウ「……ご主人様?」

イバリ「いつまでベッドにいるの?」

ネクラ「そろそろ準備しないと遅れるよ?」

メガほむ「……うん」

マヌケ「うん?」

ワルクチ「うんって言ったなら起きろ」

メガほむ「……うん」

ウソツキ「……起きないね」

ヒガミ「うんってなんだろう?」

イバリ「さあ?」

メガほむ「……」

ヤキモチ「とりあえずさ」

ガンコ「学校には行かないの?」

メガほむ「……うん」

ワガママ「行かないんだ」

ナマケ「別にいいんじゃない?」

ミエ「じゃあわたし達は行ってくるね」

メガほむ「……だめ」

偽街の子供達「?」


ネクラ「やっと起きた」

オクビョウ「けど、ダメってなにが?」

メガほむ「……行っちゃダメ」

ノロマ「?」

イバリ「なんで?」

メガほむ「……学校には、美樹さんと巴さんがいるから、あなたたちが魔女になるのが早くなっちゃう」

ウソツキ「それがどうしたの?」

ミエ「別にいいじゃん」

メガほむ「……やだ」

ガンコ「やだって言われても……」

ヤキモチ「そもそも学校に行くのはご主人様が言ったことだし」

メガほむ「……わたし、そんなこと言ってないもん」

ウソツキ「……なに言ってんのこのご主人様」

ナマケ「めんどくさい……」

メガほむ「……いいから、どこにもいかないで。お願――ッ」

杏子『おい。いつまでもしょげてんじゃねーぞ』


ミエ「あれ?」

マヌケ「いまの、テレパシー?」

ガンコ「サクラキョウコだね」

メガほむ「……」シャ

杏子『やっと顔を見せたか。何だ? カーテン開けて窓からこっち見るのはいいけど、まだ寝巻のままってことは今日はサボりか? 玄関から出てくるのを待ってたあたしがバカみてーじゃねぇか』

メガほむ「……」

杏子『話があるんだ。ちょっと外にでてくれないか?』

メガほむ「…………」シャ

オクビョウ「……あれ?」

ヒガミ「カーテンしめちゃうの?」

メガほむ「……うん」

ヤキモチ「外にも出ないの?」

メガほむ「……うん。わたし、寝なおすね」

ノロマ「…………」

ナマケ「……やっぱり面倒」

メガほむ「……」ジイー

ノロマ「…………」

オクビョウ「……ご主人様」

ヒガミ「寝るんでしょう?」

イバリ「寝れば?」

メガほむ「……うん」ジイー

ミエ「……だからさ」

ワルクチ「寝ろよ」

メガほむ「……うん」ジイー

ヤキモチ「なにこのご主人様」

ナマケ「めんどくさいにもほどがある……」

ワガママ「もういいから外に行こうよ!」

ガンコ「そうだね」

ネクラ「外に行こ――」

メガほむ「――だめ」

偽街の子供達「…………」


ネクラ「どうする?」ヒソヒソ

イバリ「何かバカみたいに頑なだよ?」ヒソヒソ

ヒガミ「だったらこのバカみたいに頑ななご主人様どうする?」ヒソヒソ

ワルクチ「バカは一回死ねば治るって、ミキサヤカで実証されてる」ヒソヒソ

メガほむ「……ね、あなた達」

ノロマ「!?」

オクビョウ「ど、どうしたの?」

ウソツキ「へ、変なことは言ってないよ? なにも言ってないよっ?」

メガほむ「……うん。別にいいよ。それより、あなたたちの話を教えてくれない?」

ミエ「わたし達の?」

メガほむ「うん。たとえばあなたたちがどうしてここに来たのかとか、そういうこと。いままでいっぱいいっぱいで、全然聞いてなかったもん」

QB「それは僕も興味があるね」

メガほむ「……キュゥべえ」

QB「やあ、ほむら。気分はどうだい?」

今日はここまで。

また明日続きを投下する。

乙です

OK、オヤスミ

乙です

大きく動く予感
って、ここまで来たら誰だってそう思ってるやんか


ついに明らかになるのか… いやこいつら自身わかってないかもしれんけど

乙~

使い魔は本来普通の人間の負の感情を吸い取って成長するものなんじゃないの?
だったらこんなしょげてるほむらの近くにいるほうが魔女か早そう

ほむらは例外なんじゃないの?
別の世界の存在とはいえ本体なわけだし

ソウルジェムとグリーフシードの関係から考えると
生身の人間の方より魔法少女の方からの方が吸収率いいのかもしれない


メガほむ「……別に気を遣わなくてもいいよ。あなたにそんなことされても、虚しいだけだもん」

QB「そうかい? 僕は円滑なコミュニケーションを図ろうと思ってるんだけど……まあ、嫌だというなら仕方ないね。それじゃあ、僕のことは気にしないで話を続けてくれるかな」

メガほむ「うん、わかった。……それじゃあ、あなたたち。教えてくれる?」

ネクラ「そういっても」

ヒガミ「大して話すことなんてないよね」

ヤキモチ「うん。ないね」

マヌケ「昔に大きなお祭りがあったって聞いたの」

オクビョウ「それを見てみたくなったの」

イバリ「だから魔法を使ってここに来たの」

ナマケ「それだけ」

メガほむ「……ふふっ、そっか。相変わらず、よくわかんないよ」

ミエ「そう?」

QB「そうだね。僕は今ので、おおまかな事情は理解できたよ」

メガほむ「……え? 今ので?」

QB「うん。まだ確証が持てない点はいくつもあるけれども………昔のお祭りを見にここへ来たと言ったね。なら、君たちは未来からやってきたということになるよね」

メガほむ「……み、らい?」

偽街の子供達「…………」


メガほむ「未来からって……どういうこと?」

ノロマ「……」

ガンコ「……まあ」

ウソツキ「未来ではあるよね」

ネクラ「うん。一応、未来だと思う」

QB「やっぱりか。ほむら。彼女たちは、おそらく魔法を使って未来から過去の世界へやってきたんだ。……時間遡行の魔法かい?」

マヌケ「……だいたい間違ってはないよね」

ワルクチ「訂正するほど間違ってはないね」

ミエ「ただ、時間遡行じゃないよ」

ヒガミ「魔法のちからで実現するのは」

オクビョウ「完全なる回帰」

ワガママ「それでここに回帰したの」

ヤキモチ「それだけだよ」

QB「なるほど。いまの話が、一つの疑問に答えを出してくれたよ。なぜ使い魔である君たちが、ただ魔法少女の素質を持っているだけの暁美ほむらを『ご主人様』と仰いでいるか、今なら納得のいく仮説が立てられる」

ノロマ「……」

QB「ほむら。君はね、おそらくは確かにこの使い魔たちのご主人様で、魔女なんだよ」

メガほむ「……え?」

メガほむ「どういう、こと?」

QB「未来というものは不確定だ。過去の可能性を切り替えることで数多の平行世界が生まれる。そうしたいつかの世界で、どこかの君は僕と契約して魔法少女になったんだ」

メガほむ「わたしが、魔法少女に……? いったいどうして……」

QB「君の願いは分からないし、重要なことではないよ。魔法少女の結末は一つだ。どこかの君もどの魔法少女達と変わらず、絶望して魔女になったのだろう。そうして生まれたのが彼女たちだ」

偽街の子供達「…………」

メガほむ「……」

QB「あと一つわからないことは、君たちがここに来た理由だ。大きなお祭りといっていたね。使い魔の君たちが見に来たがるお祭りというのが、近々見滝原で開かれるのかい?」

ネクラ「うん」

ヤキモチ「来るよ」

ミエ「明日の夜には、もう来てるよ」

メガほむ「……」

QB「いったい何が来るんだい?」

ウソツキ「知らないの?」

マヌケ「有名なのに……」

ヤキモチ「あの世界一無力で」

ナマケ「大きな大きな劇団」

偽街の子供達「ワルプルギスの夜が来る」

今日はここまで。

また明日に続きを投下する。

乙です

早くも、前夜にまでなってたのか。


いよいよワルプルか

ワルプルギスの夜もう来ちゃうのか
いいねいいね、絶望的だね

ワルプルが来る事をQBは把握してないのか

>>229
祭りとワルプルギスを結びつける手がかりをQBがもってなかったら、
たとえワルプル来襲を知ってても「何が来るんだい?」って聞き返すんじゃないのかなあ。

だから、この会話だけからQBがワルプル来襲のことを知らないと決めつけるのは早計だろ
知ってるかもしれんし知らんかもしれん。
もとの1周目では知ってたっぽいけど、この周ではどっちでもおかしくないと思う。

乙~

乙でした
訂正するほど間違ってないねw

言ってやった言ってやった、ってドヤ顔してそうww

見事にQBリスペクトな使い方しやがってwwww

乙です

本当言いたかっただけなんだろうね
そのあとに訂正してるしww

QB「……なるほど。君たちも、ワルプルギスの夜に惹かれてきたんだね。それなら納得だよ」

メガほむ「ワルプルギスの夜……?」

QB「魔法少女にとって最悪の強敵、超大型の魔女のことだよ。結界隠れる必要がないほど強大な力を誇り、一度具現しただけでも何千人という人が犠牲になるだろうね」

メガほむ「……街中が危ないの?」

QB「そうだよ。相変わらず普通の人間には見えないから、被害は地震とか竜巻とか、そういった大災害として処理されるんだ。……さて、僕はそろそろお暇するよ」

ネクラ「……あれ?」

ガンコ「どこかへ行くの?」

QB「ほとんどの疑問は氷解したからね。僕はこの話をこの街の魔法少女たちに伝えてくるよ。なにせ見滝原市の危機だ」

ノロマ「……」

ワルクチ「わざとらしいやつ」

ウソツキ「別にいいけどね」

QB「そうかい? なら、僕はこれで失礼するよ」

クルッ テクテク

ヤキモチ「消えたね」

ミエ「すっきりした」

イバリ「うん」

メガほむ「……ねえ」

ナマケ「うん?」

オクビョウ「なに?」

メガほむ「さっきの話、わたしにはほとんど良くわからなかったんだけど、あなたたちがここに来たのは、ワルプルギスっていう魔女を見るためだけなの?」

マヌケ「そうだよ」

ヒガミ「だから終わったら帰るよ」

メガほむ「……ぁ」


メガほむ「帰っちゃうの……?」

オクビョウ「帰っちゃうよ?」

ミエ「もともとがそういう魔法だもん」

マヌケ「もともとがこの一か月のためだけの魔法だもんね」

イバリ「それより街のことはいいの?」

ワガママ「街中が危ないんだって!」

メガほむ「……うん。わたしにはどうしようもないことだし、それより気になることがあるもん」

ワルクチ「気になること?」

ウソツキ「なにそれ」

メガほむ「……あなたたちがここにいるのは、無理なのかな? ずっといてくれて、いいんだよ……?」

ネクラ「無理でしょ」

ヤキモチ「一か月だけの魔法だもん」

ナマケ「無理だね」

メガほむ「……そっか。帰っちゃうんだ。…………いなく、なっちゃうんだ」

メガほむ(QBに祈れば、この子たちも……でも、それは……)

メガほむ「……ねえ」

ノロマ「?」

メガほむ「あなたたちが帰っちゃうところって、どういうところなの?」

マヌケ「どういうところ……」

オクビョウ「とりあえず、こことは違うよね」

メガほむ「どういうところが違うの? ……ここよりも、いい場所なの?」

ワガママ「うーん……」

ガンコ「良いか悪いかはともかく」

ワルクチ「だいぶ変な悪魔がいて」

ミエ「少し欠けてる女神さまがいて」

ヤキモチ「魔女なんてものは、存在しない」

イバリ「そんな世界だよ」

メガほむ「……魔女が、いない? もしかしてそこならあなたたちは魔女にならないで済むのッ?」

ガンコ「うん」

ミエ「呪いも穢れも魔獣が持ってちゃうもん」

ナマケ「だから、こっちでしか本番に近い練習はできないんだよね」

メガほむ「そっか……そうなんだ……」

ヒガミ「どうしたの?」

メガほむ「……ううん。どういう世界かなんてわたしには想像もつかないけど、それなら止められないなって、そう思っただけ」

ウソツキ「ふーん?」

ネクラ「じゃあ、どうするの?」

メガほむ「……そうだね。うん。どうしよっか……」

ノロマ「……」

メガほむ「……ねえ。今日一日だけでいいから、明日のお祭りまでのほんのちょっと間でいいから、お願いだから――いまだけは、一緒にいて……!」

偽街の子供達「…………」


ノロマ「……」

オクビョウ「今日一日……」

ネクラ「どうする?」

ナマケ「別にいいんじゃない?」

ヤキモチ「別にいいよね」

ワガママ「今日一日だけだよ?」

ワルクチ「それでお祭りを見終わったら、帰るから」

メガほむ「……うん。ありがとう」ニコリ

ウソツキ「どういたしまして」

ミエ「それじゃ、明日の夜まではご主人様と一緒だね」

ガンコ「まあ、それはそれで」

ヒガミ「うん。それはそれで」

イバリ「それでいいんだよね?」

ノロマ「……」ジイー

メガほむ「うん。わたしも明日のその時までに……ちゃんと決心、しておくよ」

今日はここまで。

うまくすればゴールデンウィークが終わる前後で完結かな?

明日も続きを投下する。


メガほむさん、叛逆世界にいくのか?


行ったとしてもどうするんだろうな


さっき見つけてようやく追いついた
ボリューミーだけど面白い、クララドールズの人外思考が癖になる

さっき見つけてようやく追いついた
無意味に長いし、クララドールズも無理に出番作ってるだけで違和感ありすぎ
もうちょっと考えような

ノロマちゃん期待
悪魔ほむと記憶共有とかすればずっと一緒にいれるよ!たぶん

分かり切った感想は邪魔だからやめろよ






もう終盤か…
どうしめていくのか楽しみにしてる!

おう期待しておけ

なんだキチガイがまた戻ってきたのか

乙~

サンキュ

乙です

べつです

キチガイ「I`ll be back!!」

前よりビクビクしてるのは通報されるのにびびっちゃってるのかな?

どうせ規制されないから遠慮しなくていいぞ

通報しても無駄
いくつ潰されたかわかってんの?
また建て直しとか勘弁してくれ

神は死んだ!

なぜだ!

知らない!

携帯はそろそろ寝たかな
深夜()からお疲れ様

そうだな
またきてくれよ

>>262
自演乙

ここまでアンチの自演が分かりやすいスレは稀

分かりやすくしてるんだろ
言わせんな恥ずかしい

え、なんで自演してることになってるわけ?
病人と一緒にしないでくれよ

ちょっとつつくと思った通りに動いてくれるから
ラジコンみたいで楽しいな

くっさ


杏子「……」

杏子(ほむらのやつ、出てくる気配がねーな)

杏子「……やっぱ、あたしじゃダメだよな」

杏子(いや。あたしに限らず、今のあいつに届く言葉をかけられるのは、たぶん――)

QB「何がダメなんだい?」

杏子「……どの面さげてきやがった、テメェ」ヒュ

QB「やれやれ、招かざる客ってわけかい? 今日は君たちにとっても重要なはずの情報を報せに来たんだけどね」

杏子「あぁ?」

QB「明日、見滝原にワルプルギスの夜がやってくるよ」

杏子「……なんだと?」


~マミルーム~


まどか「ワルプルギスの夜……?」

杏子「ああ。超弩級の大物魔女だ。あたしもマミも、たぶん一人じゃ勝てない。キュゥべえのやつが言うには、そいつが明日、見滝原に出現するらしい」

マミ「ワルプルギスの夜……。伝説の魔女が、この街に来るなんて……」

さやか「で、でもさ、キュゥべえの言うことだよ? 信じていいのかな?」

マミ「キュゥべえは、何だかんだで嘘は言わないわ」

さやか「……う」

まどか「じゃあ、本当に来るんだ……」

杏子「ああ。……そういえばさやか。お前、今日はあの坊やに全部話すんだとか意気込んでたんじゃないのか? どうなったのよ」

まどか「あ。杏子ちゃん、それは、いまはちょっと……」

杏子「あん? なんだよ。話すことを選んだにせよ、最低でも告白ぐらいはしたんだろ? どうだったんだ、さやか?」

さやか「……あんた、そんなにわたしのソウルジェムを濁らせたいの?」ズズズ

まどか「さやかちゃん……」

マミ(何も聞かないでおいてよかったわ……)

杏子「お、おう。なんか悪かったな。ほ、ほら。このケーキでも食って機嫌直せよ。な?」

さやか「うわーん! いいもんっ。あんなデリカシーのないやつなんてもういい! 恭介なんて無神経に仁美を苦労させた挙句、こっぴどく振られちゃえばいいんだっ。あたしにはマミさんがいるんだー!」ダキッ

杏子「!?」

マミ「あらら、美樹さん。よしよし」ナデナデ

まどか「うぇひひ。マミさんとさやかちゃん、仲良しだね」

さやか「当然! マミさんはあたしの嫁なのだー!」

杏子「……」


杏子「……お前ら、とりあえず離れろよ。いまは真面目な話をしてんだ」

まどか(……杏子ちゃんが始めた話じゃないのかな?)

マミ「あら、それもそうね」

さやか「そうだよね。見滝原中が危ないんだ」

まどか「一人じゃやっつけられないくらい強い魔女なんだよね。……大丈夫なの?」

杏子「当たり前だろ。あたしとマミがそろってんだ。どんな魔女が相手だろうと負けやしないさ。ついでもいるしな」

マミ「そうね。佐倉さんも一緒というのは、本当に心強いわ」

さやか「……ねえ。ちょっと気になってたんだけど、何かマミさんと杏子、やたら打ち解けてません?」

杏子「は? 今更なに言ってんだ。あたしとマミは昔からのなじみだぜ。お前とマミよりずっと付き合いが長いんだ」

さやか「は? あんた、今まで散々な態度をとっておいて――」

マミ「ふふっ。そうね。佐倉さんはわたしの一番弟子だものね。……そういえば、約束の手合わせ、いつにしましょうか?」

杏子「ああ。ワルプルギスの夜を乗り越えてからでいいだろ」

さやか「あー! やっぱり何かあったんだッ。あたしが気絶させられていた間に何かあったんだ!」

まどか「……あははっ!」


さやか「なぜ笑った!? まどか、みじめなあたしがそんなにおかしいのかー!」

まどか「うぇひひ。ううん、違うの。そういうことじゃなくて……安心したの」

マミ「安心?」

まどか「はい。とっても強い魔女だって聞いて、ちょっと不安になってたんですけど……だって、こんな仲良しな魔法少女が三人もいるんだもん。うん。どんな魔女だって、絶対やっつけられるよね!」

杏子「はんっ。ワルプルギスのことなんて、魔法少女じゃないまどかが気にすることじゃないのさ。……だからさ、まどかはほむらのことを気にかけてやってよ」

まどか「え?」

杏子「ほむらのやつは、ひどいことに続けて見舞われちまったせいで、かなりまいってる。ああいう状態のやつには、事情が知ってるやつがどうにか慰めたり気をそらしたしてやんなきゃいけないんだけどさ……あたしには、それができないんだ」

マミ「……」

杏子「あたしだけじゃない。マミにも、さやかでもダメだろうさ。……魔法少女のあたしたちの言葉は、いまのあいつには届かないんだよ」

さやか「……」

杏子「だからさ、いまのほむらに言葉を届けることができるとしたら、あんたしかいないんだ。いくら落ち込んでて、世界全部を嫌いになっちまうくらいどん底に落ち込んでる時でも……一番の友達の声なら届くかもしれないんだ」

まどか「うまく、いくのかな……?」

杏子「わかんないからやるんだよ。大切な人の言葉に救われるっていうのはさ、実際あることなんだよ。あたしはそれを知ってるんだ」

マミ「佐倉さん……」

杏子「だからさ、ほむらのやつはまどかが救ってやってくれよ。……そんな役目、ごめんかい?」

まどか「……ううん。やる。わたしにしかできないからとかじゃなくて、わたしがやりたいからやるよっ」

マミ「……ふふっ。これなら暁美さんのほうは心配ないわね。後はわたし達の問題を話し合うだけね」

さやか「そうだね。杏子。とりあえず、マミさんを嫁に迎えるのはどっちかという話を――」

杏子「お前は何を言ってんだ」

まどか「うぇひひ」

まどか(……うん。明日、ほむらちゃんとお話しよう。学校に来なかったら、おうちにお邪魔しよう。わたしが、ほむらちゃんを助けてあげるんだ!)





~ほむホーム~


イバリ「……」

ヒガミ「……」

ワガママ「……」

オクビョウ「……」

マヌケ「……」

ガンコ「……」

ネクラ「……」

ヤキモチ「……」

ノロマ「……」

ワルクチ「……」

ミエ「……」

ウソツキ「……」

ナマケ「……」

メガほむ「……………………………………………………………………決めたよ」

偽街の子供達「…………」






~翌日・気象台レーダー観測室~


観測員「雷雲がとんでもない勢いで分裂と回転を起こしています。明らかにスーパーセルの前兆です。ただちに避難指示の発令を!」





~住宅街~


広報車「本日午前七時、突発的異常気象に伴う避難指示が発令されました。付近にお住いの皆さまは、速やかに最寄りの避難所での移動をお願いします。こちらは、見滝原市役所広報車です。本日午前七時――」





~河川敷~


さやか「……いよいよかぁ。さすがにちょっと緊張してきたな」

杏子「あんまり力みすぎんなよ。ぶっちぎりで下っ端なんだ。少しくらい足ひっぱたっていくらでもフォローしてやるさ」

マミ「そうね。だから落ち着いていつも通りに行きましょう。……二人とも、来たわ!」

さや杏「!」

5

さやか「……」チャキ

4

マミ「……」シュル

3

杏子「……」ヒュン

2

さやマミ杏「………………」

1

ワルプルギスの夜「Kyahahahahaahahahahahahahahahahaha!」





~学校の体育館~

タツヤ「きょーは、おとまり? きゃーんぷ、なん?」

知久「ああ、そうだよ。今夜はみんなで一緒にキャンプだ」

タツヤ「きゃーんぷ!」

まどか「……ほむらちゃん」

まどか(避難指示のせいで、ほむらちゃんとお話できてないよ……。これって、魔女のせいだよね。こんな大事になるなんて……。ううん。それより、ほむらちゃん、この避難所のどこかにいるのかな)

詢子「……ん? まどか、どうした?」

まどか「ちょ、ちょっと、友達を探しに」

詢子「そっか。ヒマだろうし友達と話してくるのはいいけど、間違っても外には出るなよ?」

まどか「うん。それは大丈夫」

詢子「おう。なら行って来い!」


~河川敷~

さやか「うぉおおおりゃぁああああ!」ザシュ

杏子「よっし。さやか、その調子で周りの使い魔たちをやってくれ!」

さやか「おうさ!」

杏子「マミ! あたしたちはあのデカブツをやるぞ。出し惜しみはなしだっ。一気に決める!」

マミ「ええ。わかってるわ!」

さやか「てぇいやぁああああ!」ザシュン!

杏子「ロッソ・ファンタズマ!」ブウン!

マミ「ティロ・フィナーレ!」バアアン!

ワルプルギスの夜「Ahahahahahahahahaha…………」

マミ「……」

さやか「……」

杏子「……やったか?」

シモテ「きゃははっ」

カミテ「あははっ」

ソデ「うふふっ」

さやか「な――っぐ」

マミ「きゃぁ!」

杏子「ぐ……はッ……!」

ワルプルギスの夜「Kyahahahahahahahahahahahahahahahahahaha!」


~体育館前の渡り廊下~


まどか「ほむらちゃん、どこに……」

まどか(もしかして違う避難所に……ううん。同級生のみんなはほとんどここに集まってたから、きっとほむらちゃんだって……)

QB「やあ、まどか」

まどか「……キュゥべえ」

QB「久しぶりだね。きっと僕に用があるだろうと思って顔を出したよ」

まどか「……あなたに用なんてないよ」

QB「……? 杏子からワルプルギスの夜について、話を聞いていないのかい?」

まどか「それは聞いたけど……杏子ちゃんたちが、いま何とかしてくれてるはずだよ」

QB「何とかする? ……まどか。もしかして君は、マミたちだけでワルプルギスに勝利できると思ってるのかい?」

まどか「……え?」

QB「もしそう思っているんだったら、現状認識が甘いと言わざるを得ないよ。ワルプルギスの夜は、彼女たち三人だけでは、決して倒せはしないよ」

まどか「そ、そんな……そんなのウソだよ! だって杏子ちゃんたちは――」

QB「僕は人間と違って不要な嘘なんて吐かないよ。マミたちだって、実際ワルプルギスの夜を見たことがあるわけじゃない。だから、彼我の戦力差を見誤っていたとしても不思議じゃないね」

まどか「そんな……」

~住宅街~


さやか「く……っそう! いくらなんでもデカすぎタフすぎでしょ、あれ!」

杏子「泣きごと言ってもどうしようもないだろうが! 体動かせ!」ザシュン

マミ「そうね。これ以上進まれたら、避難所が襲われるわ! それは何としても阻止しないと……!」パアン

さやか「……ええい! こんやろぉおおおお――ぁ」

杏子(ビルを投げつけて!? このままじゃさやかが――ちっ)

ドオオオオオオン

マミ「くぅっ……佐倉さん、美樹さん、大丈夫!?」

杏子「平気だ!」

さやか「な、なんとか……。杏子、ありがとう」

杏子「フォローはするって言っただろ。気にすんな」

マミ「よかった……」

マミ(でもこのままじゃ、足止めぐらいにしかならないわ。あと二人……せめて一人でも魔法少女がいてくれれば……!)







まどか「そんな……そんなのひどい……」

QB「仕方ないよ。彼女たちでは荷が重すぎた。でも、彼女たちだって覚悟の上だろう」

まどか「そんな……あんまりだよ! こんなのってないよ!」

QB「諦めたらそれまでだ。でも、君なら運命を変えられるんじゃないかな?」

まどか「……ぁ」

QB「避けようのない滅びも、嘆きも、すべて君が覆せばいい。いままで数多くの少女がそうしてきたように、君にだってその力が備わってるんだから」

まどか「……わたし、は」

QB「さあ、鹿目まどか。僕と契約して、魔法少女になっ――」

ほむら「――何をやっているのかしら?」

QB「――!」

まどか「え……?」

ほむら「あなたもこんなところで何をしてるのかしら。非常時には、家族と一緒にいるべきよ」

まどか「ほむらちゃん、なの……?」

ほむら「ええ、そうよ。わたしは間違いなく、暁美ほむらよ」ファサ

偽街の子供達「…………」

ちょっと休憩。

今日は投下頑張る。


なんだ?いきなりクール化?

おお
どきどきしますな

乙です






~ワルプルギス前夜・ほむホーム~


メガほむ「……………………………………………………………………決めたよ」

偽街の子供達「…………」

ノロマ「……」

オクビョウ「……決めたって、何を?」

メガほむ「うん。それを教える前にちょっと教えてほしいんだけどね」

マヌケ「なぁに?」

メガほむ「あなたたちのご主人様って、どんな人?」

ウソツキ「……三回目だよ?」

メガほむ「うん。これで、最後だから」

ヤキモチ「鏡もってくる?」

ナマケ「面倒だから口で言おうよ」

ガンコ「そうだね」

メガほむ「うん。わたしとしてもそっちのほうが助かるな」

イバリ「そっか」

ワガママ「ご主人様はね」

ネクラ「髪が黒くて」

ミエ「ストレートロングで」

ワルクチ「いつもクールぶってる」

ヒガミ「愛の人」

メガほむ「……そっか」


メガほむ「それってさ。この眼鏡を外して――」

イバリ「お?」

ほむら「それで、こんな感じで髪をおろして――」

オクビョウ「おお」

ほむら「こんな感じな、クールっぽい話し方をすればいいのかしら」

ワガママ「わぁ!」

ネクラ「そうそう」

マヌケ「そんな感じだよ」

ヒガミ「でもどうしたの、いきなり」

ヤキモチ「唐突だよね」

ほむら「そうだね……。だってね。わたしは、あなたたちのご主人様なんだよ?」

ワルクチ「しゃべり方」

ほむら「……そうよね。あなたたちは、そういう子達よね」

ウソツキ「うんうん。それで?」

ほむら「だから、そういうことよ。あなたたちのご主人様らしくなろうって思っただけよ。……明日を最後に会えなくなるかもしれないけれど、それでもわたしはあなたたちのご主人様なんだもの。だから、よ」

ナマケ「……ご主人様らしく」

ミエ「ご主人様らしく……?」

ガンコ「……」

ノロマ「……」

偽街の子供達「……ご主人様?」

ほむら「……うん、ご主人様だよ」

更新キター!


ヤキモチ「そっか」

ワルクチ「ならいいよ」

ヒガミ「それで、決めたって何を決めたの」

ほむら「それは明日にとっておくわ。今日はもう寝ましょう」

ノロマ「……」

イバリ「あ。そういえば一個だけ忘れてるよ?」

ほむら「……あら。何をかしら?」

ウソツキ「ご主人様らしいご主人様の、一番大事なものを忘れてる」

ネクラ「だってご主人様はね」

ワガママ「愛の人!」

ほむら「……ふふっ。バカね。それは最初から持ってるもの」

マヌケ「え?」

オクビョウ「どういうこと?」

ほむら「だってわたしは――あなたたちを愛してるもの」ニコリ





QB「暁美ほむら……。君はいったい……」

ほむら「わたしがどんな格好をしようとも、あなたには関係ないでしょう、インキュベーター」

まどか「ほむらちゃん。いきなりどうしたの……? その、似合ってるよ? でも、ちょっと急でびっくりしたというか、その、何か悩んでたのなら、わたしがちゃんと聞くから――」

ほむら「……ただの心境の変化よ。それよりインキュベーター。あなた、いま何をしていたのかしら?」

QB「……何をと言われても、まどかが契約に足るだけの願いをもってないか、確認していただけだよ。まどかのような少女が、このまま自分の住んでいる街が壊滅するのを見送れるとは思わないからね」

まどか「……キュゥべえ。やっぱり、それならわたしが魔法少女に――」

ほむら「その必要はないわ」ファサ

まどか「――え?」

ほむら「キュゥべえ」

QB「なんだい、ほむら」

ほむら「わたし、魔法少女になるわ」

偽街の子供達「…………」


QB「……君が?」

ほむら「ええ。不服かしら」

QB「いいや、そんなことはないよ。ただ意外だっただけさ。だって君は、自分の命を捨ててまでこの街を救おうとは思わないだろう?」

ほむら「……そうね。それは否定しないわ」

QB「ではなぜ、いまこの時、魔法少女になろうと思ったんだい?」

まどか「そ、そうだよ、ほむらちゃん。なんでいきなり、魔法少女になろうだなんて……」

ほむら「いきなりではないわ。昨日一日考えて出した答えよ」スッ

QB「それは……」

まどか「グリーフシード……? あっ。もしかしてそれって、あの子の……!」

ほむら「そうよ。……インキュベーター。このグリーフシードを、元のあの子に戻してあげて」


QB「……それが君の祈りかい?」

ほむら「そうよ。あの子たちが元の世界に帰るというなら、全員を帰してあげたい。……たぶん、それが一番あの子たちのためだから」

まどか「……ほむらちゃん。ほむらちゃんは、それでいいの? それがほむらちゃんが本当に望んだことなのっ?」

ほむら「いいのよ。戦う理由を見つけたの。逃げないって、自分で決めたの。だから、もう後はとことんまで突っ走るしか残ってないのよ」

まどか「あ……」

QB「……暁美ほむら。君の願いは間違いなく遂げられるだろう。だが、あえて聞くよ。僕は君が望むならば君を救い、君が望むものをなんでもひとつだけ願い事を叶えてあげられる。ただしそれが叶ったのならば、君はいつか自らの希望と反対の絶望に身を沈め、魔女へと変貌するだろう」

ほむら「……」

QB「そのすべてを承知してなお――君は魔法少女になるというのかい?」

ほむら「魔女になるなんて、たいしたことじゃない。たかが知れてる。あの子たちと同じ結末を迎えるというなら、喜んでそうしましょう。そうよ。わたしは平穏とこの世のすべての真実を放り投げて、こう言いましょう」

QB「……」

ほむら「この子の時間を、美しかったあの時へ」

QB「――契約は成立だ。君の祈りはエントロピーを凌駕した」

ほむら「……ぅ、っくぅ」

QB「さあ、解き放つといい。――それが君の運命だ」

ほむら「……っ」ガシリ


パアアアアアアアアアア!

イバリ「おはよう」

ネクラ「おはよう」

ワガママ「おはよう」

ガンコ「おはよう」

ヒガミ「おはよう」

ヤキモチ「おはよう」

ウソツキ「おはよう」

ワルクチ「おはよう」

ミエ「おはよう」

オクビョウ「おはよう」

ナマケ「おはよう」

マヌケ「おはよう」

ノロマ「……」

ほむら「……おはよう」

レイケツ「…………おはよう」

おはよう

なるほど、そういう願いで魔法少女になったか

デビほむ様かと思ったのに…

アンチはよう

おはよう

偽街の子供達の顔ってやっぱあの無機質な感じなんだろうか
行動が人間味を帯びてきたら普通の少女と見分け付かないくらいな感じになってて欲しい

どっちにしろ望みと違ったら自分で書けばいいだけだろ
ここで自分勝手な望みを垂れ流すのはやめなさい

300とれたらこの作品は名作
300とれなかったらこの作品はゴミ

うわぁ

なんかお前らって偽街の子供達みたいだな、アンチレスも含めて
そう思うと意外とアンチレスもかわいく思える

イヌカレー空間だと人形であの表情だけど、現世だと普通の体で表情隠れた感じで描写されてたよね

>>303
同感
もっとやってほしい位だは


ほむら「……さて。それじゃあわたし、巴さんたちに謝りに行かないと。あなた達はあなた達で、もう後は好きにするでしょう?」

オクビョウ「うん」

イバリ「言われなくても好きにする」

ガンコ「待ちに待ったお祭りだもん」

ほむら「ふふっ、そうよね。まどか。あなたはここで待っていて」

まどか「ほむらちゃん……」ジワッ

ほむら「……まどか。どうしてあなたが泣くの?」

まどか「ううん……。これは、違うの……ほら、ほむらちゃんがやっと名前で呼んでくれたから……嬉しくって……」ゴシゴシ

ほむら「あら……そういえば、そうだったわね」

まどか「えへへ。うん、そうなんだよ。……ねえ、ほむらちゃん」

ほむら「なぁに、まどか」

まどか「わたし、何にも出来なくてごめんね」

ほむら「いいのよ。巴さんや杏子、さやかの心を助けてくれたし……何より、わたしの一番の友達でいてくれたわ」

まどか「うぇひひ。……わたし、ほむらちゃんの一番の友達だった?」

ほむら「ええ。あなたは、わたしの最高の友達よ」ニコリ


まどか「……ありがとう、ほむらちゃん」

ほむら「どういたいまして、まどか」

まどか「……うん。ほむらちゃん。わたし、やっぱり魔法少女にならないね。これからどんなことがあっても、QBに何を言われたとしても、絶対に魔法少女にはならない」

ほむら「そうね。願い事なんかに頼らなくても、あなたは間違いなく素敵な大人になれるもの」

まどか「ふふっ。そういうほむらちゃんは、魔法少女になってもカッコいいよ? やっぱり、燃え上れーって感じで」

ほむら「あら、そうかしら。なら、まどかは見る目があったのね」

まどか「えへへ。……それでね。わたし、ずっとほむらちゃんの最高の友達でいる。……ずっとだよ?」

ほむら「……ずっと、ね」

まどか「うん。ずっと。ずぅっと」

ほむら「ありがとう。……本当に、ありがとう」

まどか「ううん。当たり前、だよ」

ほむら「……ええ。それじゃあ、わたし、そろそろ行くわね」ファサ

ノロマ「……」

イバリ「ご主人様」

レイケツ「……ちょっと待って」

ほむら「……?」


ほむら「どうしたの? 引き止めるなんて、あなた達らしくないわね」

ヤキモチ「あなたがいつか魔女になるとき、忘れないで」

ほむら「――え?」

イバリ「あなたの感情は、あなただけのもの」

ナマケ「わたし達は、そこから生まれた偽街の子供達」

マヌケ「だから、偽街を忘れないで」

ネクラ「偽街さえ忘れなければ」

ガンコ「あなたの此岸の淵が、偽街の舞台でさえあれば」

ワガママ「出来上がったそこが偽街でさえあれば」

レイケツ「わたしたちは、きっとあなたの葬列を盛り上げるわ」

ほむら「……忘れないわ。決して、わたしは忘れない」

ノロマ「…………」

ワルクチ「分かってくれたみたい」

ウソツキ「ならいいよ」

ヒガミ「なら、行きましょう」

オクビョウ「それじゃあね、ご主人様」

ミエ「ほんのちょっとだけ、さようなら」

偽街の子供達「いつかまたもう一度、逢えるから」

このまどかがほむらに名前呼ばれて泣いたり、このほむらがまどかに最高の友達とかいうのには違和感ありすぎるわ
そりゃ偽街の子供抜いたら1番仲良い子だけども

めがほむちゃんはちょろいから別に普通じゃないか?

内心ではドールズは自分の鏡でしかないって理解してるんじゃね?

めがほむはこの物語最初から読んでればまあ、違和感無いかな。まどかは、ほら、思春期だし。多少は、ね?

そんなフォローいらないから

こまけえことはいんだよ!

更新されてるからきてみたら…
開き直るってことはやっぱそうなのか
これはいい加減に書かれてる上に低レベルだと判明したな

完結してほしい、待ってる人もいるよ。ガンバッテ!

みんなのもしもし君復活
また一人通報者が増えるのか

ガラケーで必死にポチポチしてるとこ想像したら哀れに思えてきた

>>309
普通に友達ではあるけど「最高の」を付けるほどか?って感じだよな

この作者は原作台詞大分意識してる感じだな







ワルプルギスの夜「Ahahahahahahahahahahahahahahahaha!」

さやか「ぜぇっ、はぁ……これ、もうやばいやつでしょ……」

杏子「はぁっ、ふうっ、だから、泣き言は……後にしろっての……!」

マミ「そうね……文句を言って変わる状況でもないし――」

ワルプルギスの夜「Kyahahahaahahahahahahahahaha!」

マミ「――!」

さやか「やばっ……って、杏子!」

杏子「……ぁ」

マミ(まずっ――! 助けられるタイミングじゃ――)


カチリ


マミ「――え?」

マミ(辺りの風景が、停止した? どうして……)

ほむら「……間に合ってよかったわ」

マミ「え? あなた、暁美、さん……?」

ほむら「ええ。あなた達に説明しないといけないことと、何より謝らなくちゃいけないことがたくさんあるけれども……全部、ワルプルギスの夜を片づけてからにしましょう。とりあえず、この手は離さないで。離せばあなたの時間も止まってしまうわ」

マミ「……そう。これがあなたの魔法なのね。なら、わたしのリボンで美樹さんと佐倉さんもつなぐわね」

ほむら「ええ。理解が早くて助かるわ」

マミ「……それじゃあさっそく」シュルル

杏子「――っと。ん? 止まってる? なんで……ぁ」

さやか「杏子っ、危ない! ……って、あれ? なにこれ。……んん? そこのクールビューティーはどちら様?」

杏子「……お前、ほむら、か?」

さやか「はぁ!? マジで……うわあっ。マジでほむらだ……。本気でわかんなかったよ……」

ほむら「ええ。これが終わったらいくらでも説明するし、謝罪もするわ。……だから、今だけでも、あなたたちに協力させて」


杏子「……」

さやか「……」

マミ「……共闘を受けるのに、ひとつだけ条件を付けていいかしら」

ほむら「何かしら? いままで我が儘放題だったし、わたしにできることなら、何だってするわ」

マミ「そう……。なら、これが終わったら、みんなでお祝いをしましょう?」

ほむら「……え?」

マミ「大きなケーキを用意して、みんなでテーブルを囲むの。それが条件よ?」

杏子「そうだな。腹も減ったし、マミの家で盛大に飲み食いしよーぜ」

ほむら「あなた達……」

さやか「そうだねっ。あたしの失恋パーティーもかねて、ぱーっとド派手にやろうよ」

ほむら「……ええ。ありがとう。そうよね。ワルプルギスの夜なんてさっさと撃退して、まどかも交えて、みんなでお茶会をしましょう!」

マミ「ええ!」

杏子「ああ!」

さやか「おう!」





ワルプルギスの夜「Kyahahahahahahahahahahahaha!」

シモテ「きゃははっ」

ソデ「あははっ」

カミテ「うふふっ」

ノロマ「…………」

ヤキモチ「……すごい大きな劇団舞台」

ヒガミ「綺麗な娘もかわいい動物も、たくさんいる」

ネクラ「……あの舞台に参加しようか?」

ガンコ「それはダメだよ」

オクビョウ「そうだよ。お空に連れていかれては、うさぎの首もはねられない」

レイケツ「それに、あの舞台はわたし達のものじゃない」

イバリ「それもそうだね」

ウソツキ「なら、ご主人様の演劇でも見る?」

ミエ「それもだめ。べとべとした血でケープを汚されてはたまらないわ」

ナマケ「それもそうだね」

ワガママ「なら、ここでワルプルギスの夜を見てよう」

ワルクチ「そうだね」

マヌケ「それがいいね」


レイケツ「ワルプルギスの夜」

イバリ「地上をマホウで埋め尽くし、すべての運命の不幸をなくそうとする」

ヒガミ「この世のすべてが戯曲ならば、悲しいことなど何もない」

ワガママ「悲劇ではあるかもしれないけれど」

オクビョウ「ただ、そぉいう脚本を演じてるだけ」

マヌケ「ワルプルギスの夜で芝居は止まって」

ガンコ「もう地球は一周だって回転しない」

ネクラ「物語は転換しない」

ヤキモチ「明日も、明後日もワルプルギスの夜」

ノロマ「…………無力」

ワルクチ「もうどうにもできない」

ウソツキ「すべて嘘にしてしまおう」

ミエ「すべて止めてしまおう」

ナマケ「そうして続く、ワルプルギスの夜――ぁ」




パアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア





ガンコ「空が……」

ノロマ「……」

ヒガミ「……晴れたね」

マヌケ「お祭りも、終わったみたい」

ワルクチ「舞台が通り過ぎて行ったから」

ワガママ「そっか」

イバリ「なら、帰ろっか」

オクビョウ「なら、帰ろうね」

レイケツ「そうだね」

ヤキモチ「だいぶ変な悪魔がいて」

ネクラ「少し欠けた女神さまがいて」

ミエ「魔女なんてものは存在しない」

ナマケ「そんな世界へ」

ウソツキ「みんな揃って、帰ろうね」

偽街の子供達「そうしよう」






ほむら「……」

杏子「……」

マミ「……」

さやか「……ねえ」

杏子「……なんだ、さやか?」

さやか「……あたし達、勝ったのかな?」

ほむら「……どうでしょうね。結局ワルプルギスの夜は倒せないまま街を通過させたから、辺り一帯はボロボロよ。負けたといわれれば、認めるしかないわ」

マミ「……いいえ。負けてなんかいないわ」

杏子「……そうだな。あたし達の勝ちさ。なにせあたし達は全員生き残ってる。それにさ――」


まどか「――! ――やかちゃん! マミさーん! 杏子ちゃーん! ほむらちゃぁぁん!」


杏子「――あのデカブツの進路を避難所からそらせたんだ。いま必死になってあたしたちを探し回ってくれてるやつが、その成果の証明だぜ」

さやか「あはは……。まったく、まどかのやつ。まだ避難指示解除されたないだろうに……詢子さんに相当怒られるぞ、ありゃ」

マミ「ふふっ。きっといてもたってもいられなかったのね。あんまり心配させるのも悪いわよ」

ほむら「ええ。……まどか! わたしたちはここよ!」


まどか「……! ほむらちゃん! それにみんな!」

杏子「おう。何とか生き残ったぜ」

マミ「ええ。もうみんなで帰ってお茶会をするだけよ。……あ。そういえば、わたしのおうち無事かしら……」

さやか「おーい。まどかー。全員無事だぞっ。さあ、この親友の胸に飛び込んでくるが――」

まどか「ほむらちゃん!」ダキッ

ほむら「きゃっ。ま、まどか? もう……そんな心配してたの」ナデナデ

まどか「うんっ……ほむらちゃん、無事でよかった……!」

さやか「親友のあたしのことスルーかよ!? ちょっと前から思ってたけど、ほむらが絡むと、まどか何かひどくなんない!? あたしの気のせいじゃないよね!」

まどか「え? そんなことないよ? ね、ほむらちゃん」

ほむら「そうよ。きっと気のせいよ。濡れ衣でまどかを責めるのはやめなさい、さやか」ナデナデ

さやか「なぜほむらが言う! ……っていうか、だいぶ気になってたんだけど、ほむらのそのキャラは何? イメチェン? 魔法少女になってるとかどうでも良くなるくらいびっくりしたんだけど」

ほむら「イメチェ――! ちがっ……います! そういうのじゃなくて、ただ、あの子達のご主人様がこんな感じだったらしいから、それを意識して――」

さやか(あ、やっぱりほむらだ。……うむっ。絶対これ、いじりがいがある!)

マミ(やっぱりけっこう無理してるのね、あの口調とか……)

杏子(まー好きにすりゃいいと思うけど……口には出さないでおいてやるか)


さやか「ほむらー。そういうのを世間ではイメチェンっていうんだぞー?」

ほむら「う、うぅ……それは、そうかもしれませんけど……でも……!」

さやか「言い訳は無用だー! でも正直どっちのキャラもかわいいから、ほむらもあたしの嫁に――」

まどか「さやかちゃん! ほむらちゃんをイジメるのはダメだよ!」

さやか「!?」

ほむら「ま、まどかぁ……。ありがとう……!」ヒシッ

まどか「うぇひひ。良いだよ、ほむらちゃん。わたし、ほむらちゃんのこと大好きだもん。だからいつでもわたしを頼ってね」ナデナデ

ほむら「うんっ、うん……!」

さやか「ねえ、杏子……あたしのやったことって、そんなに悪い事だったかな……?」

杏子「アホなこと言ってねーでもう引き上げるぞ。救急隊とかに見つかったら面倒だ」

マミ「そうね。鹿目さんはもとい、美樹さんだってご家族の方々が心配しているでしょう?」

まどか「あっ。わたし、ママの制止を振り切ってきちゃったから……帰ったら、すごく怒られるかも……」

さやか「うぁー。あたしもどう言い訳しよう……」

マミ「ふふっ。いいじゃない。みんな無事だったからこそ、そんな心配ができるのよ」

杏子「そうだぜ。あたしたちが避難所だけでも守りきれたから、こうして笑ってられるんだ」

さやか「……うん。そうだね。あたしたちが、街の人たちを助けたんだ」

マミ「ええ。だから、胸を張って帰りましょう」

杏子「そうだな。何だかんだで、やっぱり気分がいいな」

まどか「それじゃ、みんなで帰ろうっ」

ほむら「ええっ!」

悪ほむが望んでいた世界……



~叛逆後の世界~


ガチャリ

デビほむ「……」

デビほむ(……もうこうやって無言で帰るのにも、慣れてしまったわね。ええ。別に淋しくなんかは――)

レイケツ「お帰りなさい」

ヤキモチ「お帰り」

ナマケ「お帰りー」

デビほむ「――!?」

ノロマ「……」ジイー

イバリ「やっと帰ってきた」

デビほむ「あ、あなたたち……え? えぇ!?」


ワルクチ「なに驚いてるの?」

デビほむ「へ!? いや、だってインキュベーターが……え? でも、ええっと、いるわね。あなたたち」

ミエ「そりゃいるよ」

ウソツキ「どうしたんだろう」

ヒガミ「どうでもいいよ」

ヤキモチ「どうでもいいことだね」

ネクラ「どうでもいいからさ」

ワガママ「そんなことより、ご飯!」

デビほむ「……あー。そうね。わかったわ。インキュベーターの言うことを鵜呑みにしたわたしがバカだったわね。いいわ。いまから腕を振るってあげましょう。事情はご飯を食べながら、ゆーっくり聞けばいいものね」

ワガママ「わーい!」

ナマケ「話すのは面倒……」

レイケツ「適当に話せばいいよ」

デビほむ「……ええ。根ほり葉ほり聞いてあげるけど――その前に一言だけ」

ノロマ「……?」

ガンコ「何?」

イバリ「どうしたの?」

デビほむ「あなたたち。――おかえりなさい」

偽街の子供達「ただいま、ご主人様!」



――Don't forget.


マミ「さて、と。今日も魔女退治に出かけましょうか」

さやか「そうですね! よっしゃ、気合入れていきますよー!」

ほむら「そうね。今日は杏子も風見野から来てるから、いつもよりだいぶ楽になるわ」


――Always, somewhere,


杏子「ま、何だ。ちょっと気が向いたからな」

さやか「ははーん、またまたー。最近は見滝原にいる日のほうが多いんじゃん? もうこっちに住めば?」

杏子「……うっせーこっちにもいろいろ事情があるんだよ」


――children is crying for you.


ほむら「そうね、さやか。その件についてはあまり追求したらダメよ」

まどか「そうだよ、さやかちゃん。杏子ちゃん、マミさんとの手合わせでまだ勝ててないから、お願いを――むぐぐっ」

杏子「うっせぇ! お前らなんでそれ知ってやがんだよ!?」


――As long as you remember them.


マミ「あ、あら。いったい誰が言っちゃったのかしら……」

杏子「マミぃ!? お前か! お前だなぁ!」

さやか「ほほう? 面白そうなネタですなぁ。ぜひとも今日のお茶会で――」


――you are not alone.


杏子「黙れアホ共! いいから魔女狩りに集中するぞ!」

まどか「ウェヒヒ。みんな、ガンバッテ!」

ほむら「ええ!」ニコリ



            End.


おーしまい!

最初っから即興で先のこと何にも考えてなかったけど、終わりだけはハッピーエンド以外は考えてなかった!

じゃあまた別の作品で。

乙!
即興にしてはよくできてた
次も期待しとく

おつかれさま
おもしろかったよ

あっさり終わった
乙乙
しかしchildren isはなんとかならなかったのか

乙乙!楽しかったよー


杏子はちゃんとGS返してあげてたんだな
ドールズはマテリアルブックによると、魔法で完全な回帰能力をもつってあったから
その効果で遡行したのかね

即興でとかすげえ

完結乙

メガほむはそういう方向に思い切ったのか
まあ一方通行なんだけどほむらは本質的にそういう子だし
まどかがいる分だけ少しは救われてるのかな

乙、面白かった!
不謹慎だけどこのほむらが魔女になるときがちょっと楽しみだ
きっと穏やかでどこか幸せな魔女化だと思う

いいssだった

即興だったのか。すごいな。

次回作を期待してる。


即興なのに毎日更新してこの内容とかすげえ
勢いで書ききるのも大事なんやな

大事なこと言い忘れてた。


クララドールズSSもっと増えろ!

うおー、乙でした


悪魔翌様がこの子達とお礼をしにやってくるとかいうほのぼの後日談は…

みすった…終わった直後に申し訳ない。
これでできてるかな

ID:1FnMD U80
荒らすなカス

ID変えて宣伝したかったんでしょ
責めてやるなよ

…荒らすつもりはなかったんだが、他の人との勘違いかsage忘れがそんなにいかんかった?
クララドールズ好きだしほんとに面白かったから感想書き込んだだけなんだがね…。
まあ、ミスったのはほんとに悪かったよ

即興なのは内容からそんな感じだったし作者が前某所でいってたよね
ハッピーエンド自体は良いがとってつけた感満載のハッピーエンドなのは残念だった

ID:1FnMD U80うぜえ

>>353

いやほんとに間違えたのは悪かったよ…
作者に乙って言いたくて、でも間違えただけなんだ…

嘘ばっかり

ほんとに荒らしてなんかないって。最後に感想いっただけだ。
最後以外は一度も書き込まないでずっと読むことしかしてなかったよ。

書き込みまくってたんだろ?もういいから

わかったよ、泣き寝入りするよ。
ただ、本当に面白いとおもったってことだけはほんとだから。
そういや今回のはこの人の前のよりもさやかちゃんいじりが少なくなってたな。
シリアスでも面白くかけるってのはいいな、もっと見てみたいわ。

いつもの粘着もしもしくんだから気にするだけ無駄

自演だったらどうする?

>>361
泣き寝入りしてない件
今更持ち上げても皆分かってるぞ

…扱いひどいなあほんとに。
じゃあせめて無視して乙とか感想とかだけ言うようにしてくれよ。
俺のせいで勘違いが増えるのは申し訳ないしちょっと悔しいわ。

荒らせなかったから悔しいのかよ…

荒らしてたひとは満足して帰っていったんじゃないの?
ただ、ほんとに俺は違うんだよ…

そっくりじゃないか…

途中送信


荒らしにそっくりじゃないか…

そっくりって言われても困るんだが…
恥ずかしかったから言わんかったけどさ。今までなんとなく2chはやらなかったんだよ。
んで、この人のSSの過去作でクララドールズが好きになって、これ見て面白いって思って、じゃあせめて最後に乙だけでもいおうかなって思っただけなの。その時、sageとかいれるってのを忘れてて、(興味は前からあったから知ってた)そのまま勘違いされちゃったんだよ。
いいSSで楽しませてもらっただけの側なんだよほんとうに。

嘘くせえ

なんて返せばいいのかわからないけどさあ…
今日初めて書き込んだってのも、面白かったってのも、本当だよ?
勘違いされっぱなしは悔しいから、感想以外のことを今も書き込んでるけどさ。

で、君は荒らして楽しい?

荒らしたことはないし、したいとも思わない。

今やってるだろ…

今正に荒らしてる件

最初に勘違いされるようなミスしちゃったのは、ほんとに悪かったよ。
でも、書き込んだのはほんとに今日が初めてだ。

いつもアンチとしてレスしてたのは違うのかよ

書き込んだのはほんとに今日が初めてだよ。
この人の前の作品(最後のアイを探すやつ)を見て面白いって思ってたから、あの人と同じだって思ってずっと更新楽しみにしながら読んでただけだよ。

荒らしたのに?

ほんとに荒らしてないんだって…

嘘ばっかり…

いつも荒らしてる難癖つけたいだけの末尾Oのもしもしくんだから相手にするだけ徒労だって
スルー推奨
このやりとりが一人芝居だったらそれはそれで失笑ものだがww

結局、だれも信じてはくれないか…まあいいや。
じゃあとりあえず、ここにいる荒らし候補も、面白かったって感想だけは残したってことで。
次でるんなら、もう怖いから最後までROMるだけにする。
…なんか初めての2chがアレな感じになったが、たぶんこれで面白かったってことを伝えることはできたと思うし、
ほんとに良い終わり方だったから、良かったってことにするわ。
もう遅いし寝る。ミスってすいませんでした。乙

一人芝居にしか思えないだろwwww

>>384
嘘つき荒らしお休み

キチガイVSキチガイ

ssよりこっちのが面白いと思ってしまったのは内緒だ

安心しろ通報しておいた
馬鹿が通報所まで荒らしたから運営もきびしくなってくからざまあだが

ナイスww

ずっともしかしてと思いながら読んでたが終わり方で確信
なるほど、あの同人誌を元にしたんだな
俺もあの同人誌好きだぞーと作者に妙に親近感を覚えてしまった、続き出して欲しいよな
面白かった乙乙!

>>389
お前が通報すんのかよ
笑わせんな

荒らし君負け惜しみちーすww
もうしたっていったじゃん
残念でしたねww

残念でしたねwwww

ID:1FnMD+U80
ID:X8pvZr/30
うーんこの

特定IDに粘着してるのが全部もしもしでワラタ

乙~
おもしろかったよ
偽街シリーズまた頼む

これ以上やるとグダるだろ…


面白いし毎日更新されて凄く安心して読めたよー

400なら糞スレ


がんばって物語を作ろうとしてるのは判るんだがそれでもメリハリが足りなすぎるかな
悪くはないんだが普通の出来か

完結乙でした!

こうやってドールズがちょいちょい時間遡行しては、ほむらとまどかの出会いを修正した時間軸を産んで、ほむらの当初の願いを叶え続けていると妄想。


ドールズの正体を考察するスレとか沢山あるんだな。色々な説があって面白い。

キチガイの一人芝居わろた

と、キチガイがまた一人芝居しております

乙乙ちゃんと完結まで見せてくれてありがとう。最後はあっさり塩味だけど、きちんと最後まで読ませてくれたから
嬉しいよ。あとここのスレはワルクチとレイケツとウソツキの書き込み多いなww主にレス的な意味で

荒らしがアホな読者を装っているのか、それとも真性なのか

それはそれで感想でいいんじゃないか?
自分の意見がすべてじゃないんだからそんな人もいるで終わるのが一番だろ

面白かった!

かった!

春休みは毎日粘着してて休み終わったらピタっといなくなり
GWになったら粘着復活
まさか本当に学生なのかい?
休みに遊ぶ友達はいないのかい?

粘着野郎キモすぎ
酷い人格してるんだろうな


カリカスって感じだった

途中送信
カリカスって感じだった
つまらなくはあったがこんなもんだと思う
ただし完結させたのは褒めて然るべきだ

乙ー

うーんこの

おつ!
凄く面白かったぞー!

なんつって嘘
自演だらけだからマネしてみたぜ
ぬか喜びで残念だったな

キモいなあ

>>417
なぜばれたんだ確かに乙コメの7割は俺だったけどさ
て、真似するなよ不快だなしかも逆方向に


偽街の子もっと流行れ

おもしろかったよー

案の定日をまたぐとあらわれるな
意地になって肯定で終わりたがってる所がカワイイ







あれ?どこかで見たぞ意地でも肯定で終わりたがってる奴

GWなのに荒らししか楽しみがないなんて可哀想過ぎる

おお 終わったんか 最高だったなあ乙

久しぶりに来たら終わってた!

超乙!次も作ってくれたら期待してる!

糞つまらなかった
もう書くなよ下手糞のゴミ
ウソツキ風に言うと
超面白かった
書いてくれるなら次も期待します!

ss終わってるのに荒らしにくるとかどんだけ>>1の事好きなんだよ

長屋いるか?
クロスが最高に素晴らしいと証明されまくってるわけだが完全敗北した気分はどうよ?
まっお前は出てこれないだろうな
長屋はいつも逃げてばかりだから

>>429
召還するな、まるで荒らせと言わんばかりだろうが。

やっぱ末尾Oってクソだわ

.{8}(?i-i:O)$

便利なの見つけたぞこれをNGIDに正規表現でぶっこめ
俺も試したがしっかり大文字の末尾Oだけ見えなくなる

ガラケー野郎を消し去ってもデメリットなんてないもんな

一括りにされるのは悲しいがしかたないだろう
某所の話題だとまともな末尾自体いないらしいから偏見と決めつけしかしない冷たい連中ばかりなのもしかたなし

つまんね

>>435
お、出たな

乗っ取り成功ってことだな

SS自体は100レス以上前に終わってる件

うそつけ

久々にここまで酷い作品を読んだ
気分が悪い

書き終わったらとっととhtml化しちまうのが吉だな

面白くない物は特にだな…

更新あったから後日談でも来てるのかと思ったら

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年09月09日 (火) 04:41:16   ID: yOWnKgiU

自分の好きなSSは高評価つけて嫌いなSSは低評価つけるクズ

2 :  SS好きの774さん   2014年09月09日 (火) 23:46:32   ID: zEcIm4lT

いやいや、そういう評価の仕方は全く間違ってないぞ?普通、自分の嫌いな作品を高評価する奴がいるか?
問題なのは、まどマギスレにはひどいキャラdisしてるものや失踪したものに高評価をして、反対に完結してる且つ至極真っ当な作品を低評価してるのが許せん
しかも、そう簡単に評価を上下させないように1つのスレに大量に評価してる奴がいる…マジキチだよ

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