ハンジ「エ~ルヴィ~ン!」(41)
*ペトラ「……!?!!?」の続き(?)のような
前のを読むとか面倒だろうから必要な情報と注意だけ。
・入れ換わりネタ
・頭をぶつけあうと入れ換わる(?)試験薬がある
・前はリヴァイ兵長とペトラだった。
・ハンジさんのエルヴィン団長への口調は戻りました……。(ミスってた)
・ペトラは前のでハンジさんを軽く恨んでる。
・なんか思い付いたので書いた。
――以上、言い訳も終ったので投下していきます。
ハンジ「エ~ルヴィ~ン!」フリフリ
エルヴィン「どうした?ハンジ」
ハンジ「いやーこの前はごめんねぇ?」
エルヴィン「……リヴァイとペトラの入れ換わりの事か?」
ハンジ「そうそう。すっげぇ反省した。自分も入れ換わりたいとかもう言わない」
エルヴィン「なら結構だが。……敬語はやめたのか?」
ハンジ「やっだなー!!言わないでよ!あのミス結構へこんだらしいよ」
エルヴィン「誰が?」
ハンジ「さあ?」
エルヴィン「……」
ハンジ「それより!!あのさあのさ!これ見てこれ!」ニギッタリョウテ
エルヴィン「ん?」ノゾキコミ
ハンジ「……」メガネキラン+
ハンジ「隙あり!!」
エルヴィン「!?」
――ガゴンッ!――
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ハンジ「――うっ……」
ハンジ(エルヴィン体以下エ)「鼻が痛い」
ハンジ[エ]「!!」
エルヴィン(ハンジ体以下ハ)「」
ハンジ[エ]「ふ……」
ハンジ[エ]「ふおぉぉぉぉ!!!」
ハンジ[エ]「すっげぇ!!マジすげぇ!!エルヴィンになってる!!」
ハンジ[エ]「エルヴィン背え高ぇ」ケラケラ
エルヴィン[ハ]「」
ハンジ[エ]「……エ~ルヴィ~ン?」
エルヴィン[ハ]「」
ハンジ[エ]「ふむ」ジー
ハンジ[エ]「うん、たいした怪我はない。ただ気絶してるだけだね」
ハンジ[エ]「よし!じゃあ暫くほっとこう!ここエルヴィンの部屋だし暫くは大丈夫でしょ!」
エルヴィン[ハ]「」
ハンジ[エ]「……私の体だし、一応ソファに寝かせるか」
ハンジ[エ]「よいしょっ!」ダキカカエ
ドサッ
ハンジ[エ]「うーん……自分で自分を抱きかかえるとか妙な気分だね」
ハンジ[エ]「よし!まずは城内一周するかな」
カチャッキィ
――バタンッ!――
エルヴィン[ハ]「」
最初のトリ、間違えた…
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ハンジ[エ]「ふふふ♪いやっほー!!」ダダダダッ!
ペトラ「……あれは……」
ペトラ「あ、リヴァイ兵長!おはようございます!!」
リヴァイ「……ああ」
ペトラ「あの、つい先程なんですけど……」
期待
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
テクテクテク…
ハンジ[エ]「……背が18cmも違うと見える世界も変わるねぇ。リヴァイとペトラは殆ど変わんないから違和感なかったろうな」
ハンジ[エ]「ふむ……意外と身体の扱いに違和感ないな~。普通に動かせる」テヲグーパー
ハンジ[エ]「ん?」
エレン!ウマノアツカイガナッチャイネェゼ
ハンジ[エ]「あれはエレン!もう一人はオルオ?」ノゾキコミ
――ゴンッ――
ハンジ[エ]「あだっ!」
ハンジ[エ]「窓枠に頭ぶつけた!うぅ痛い」サスサス
ハンジ[エ]「高さに注意がいかなかったな」
ハンジ[エ](うーん……窓枠とは入れ換わったりしないのかな?まあ窓枠に意識なんかないだろうけど……)
ハンジ[エ]「!」
ハンジ[エ]「ちっきしょ!なんてこった!!エルヴィンなんかじゃなくてエレンと入れ換わればっっ!!」
ハンジ[エ]「ああ!でも作戦を破綻させるような真似はしないって決めたんだった!!」アタマガシガシ
……ドドド
ハンジ[エ](……巨人とは入れ換われるのかな……)ニヤ
ドドドド
ハンジ[エ](うーん……でも試すにはまた生け捕りにしないと……)
オルオ)オ、オイアレ!ヘイチョウジャナイカ!?
ドドドドド
ハンジ[エ](暫くは無理そうだなぁ)ガッカリ
エレン)アソコニイルノハエルヴィンダンチョウデスヨネ?
ドドドドドト゛
ハンジ[エ]「!?」
ドドト゛ト゛ト゛ト゛
リヴァイ「……さっさと戻りやがれ!!クソメガネ!!」ミケンニシワ-
ハンジ[エ]「やっべ!リヴァイに見つかった!!」ダッシュ!!
リヴァイ「待ちやがれ!!」
エレン)ナンデヘイチョウガダンチョウヲオイカケテルンデスカ!?
オルオ)……オマエニハワカラナイダロウナ。ナゼワカラナイトオモッブシャッ!!
エレン)オルオサン!マタ、シタヲッ!?
ドドドドドドドドド……!!
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
――エルヴィン団長の部屋――
コンコンッ
エルヴィン[ハ]「」ピクッ
エルヴィンダンチョウ?イラッシャイマスカー?
エルヴィン[ハ]「……うぅ」ムクッ
エルヴィン[ハ]「頭が痛い」ズキズキ
コンコンッ
ダンチョウ-?ハイリマスヨ-?
エルヴィン[ハ]「! ああ!入りたまえ」
カチャッ
ペトラ「団長、大丈夫ですか……?……あ」
エルヴィン[ハ]「ああ、ペトラか。どうしたんだ?」
ペトラ「……ええっと……まず、気を落ち着けてください」
エルヴィン[ハ]「は?」
ペトラ「……エルヴィン団長……ですよね?」
エルヴィン[ハ]「何を言ってるんだ。またハンジに何かされ――」マドニウツルジブン
エルヴィン[ハ]「!!??!?!?」
ペトラ「お、落ち着いてください!今リヴァイ兵長が削ぎに……じゃない、捕まえに行ってますから!!」
エルヴィン[ハ]「―――――」
エルヴィン[ハ]「……ハンジか……」ハァ
ペトラ「すぐに落ち着かれた!?……兵長も団長もすごいですね……」
エルヴィン[ハ]「……ハンジとは長い付き合いだからね……いっっ」ズキズキ
ペトラ「……団長、これを」スッ
エルヴィン[ハ]「濡れタオルか。ありがとう」ズキズキ
ペトラ「頭突きって結構な衝撃ですから……」ニガワライ
エルヴィン[ハ]「そうみたいだね。暫く気絶していたようだし」
ペトラ「……どれだけの勢いで頭突きされたんでしょうね……」
エルヴィン[ハ]「……ハンジの事だから容赦はなかったようだ」ズキズキ
ペトラ「自分の体なのに……」アキレ
エルヴィン[ハ]「リヴァイが削ぎ……捕まえに行ったならすぐ戻ってくるだろう。ここで待っていよう」
ペトラ「……そうですね」
ペトラ(今、ナチュラルに削ぐって言った……)
.
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ハンジ[エ]「ヒャッホー!!こっこまでおいでー!!」ヒラヒラ
リヴァイ「ハンジ!!てめぇエルヴィンの姿で阿呆な真似すんじゃねぇ」ガチャガチャ
ハンジ[エ]「あっははは!!リーチの差でなかなか距離が縮まらないね!捕まえてみなー!!」
ア、アレッテダンチョウ?
リヴァイ「チッ……立場ってもんがあんだろうが!クソメガネ!!」ガチャガチャ
ハンジ[エ]「大丈夫大丈夫。こんなことでエルヴィンの威厳はなくなったりしないよ!」ケラケラ
リヴァイ「そういう問題じゃねぇ!!いいからとっとと戻れ!!」
ハンジ[エ]「やーなこったー!!」
リヴァイ「」ブチッ
バシュッ!ガキンッ
ハンジ[エ]「!?」
ヒュンッ
ハンジ[エ]「ちょっ!!城内で立体機動使うとか」
リヴァイ「削ぐ」
ハンジ[エ]「危険ってか自殺行為…」
―――ガゴンッ!!
.
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ガチャッズルズル
ペトラ「あ、兵長」
エルヴィン[ハ]「来たか」
リヴァイ「……」ズルズル
ハンジ[エ]「」キュウ~
ペトラ「……ここまで肩に両腕乗せて引きずってこられたんですか?」
リヴァイ「……他に方法があるか?」
ペトラ「……いえ」
エルヴィン[ハ](……ブーツの爪先が相当すり減っただろうな……いや、膝か?)
リヴァイ「チッ」
ドサッ
ペトラ「……気絶してらっしゃいますね」ノゾキコミ
エルヴィン[ハ]「……どうやって捕まえたんだ?ハンジは本気で逃げただろう?」チラッ
リヴァイ「……」
エルヴィン[ハ]「……立体機動を装着してるようだが……?」
リヴァイ「……今日は訓練の日だからな」
エルヴィン[ハ]「……」アタマガイタイ
ペトラ「まさか!城内で!?危ないですよ!?兵長が!!」
リヴァイ「……一応、刃は使ってねぇぞ」
エルヴィン[ハ]「…一応ってなんだ。使ってたら大問題だっただろうな。主に俺の身体が」
エルヴィン[ハ]「……そうだ、俺の身体だぞ。手加減したよな?」
リヴァイ「……」フイッ
エルヴィン[ハ]「いや、俺の目を見ろ。リヴァイ」
リヴァイ「……ハンジの目は見たくねぇな。エルヴィンは気絶中だしな」
エルヴィン[ハ]「うん、子供みたいな屁理屈はやめような。こっち見ろ」ヒョイッ
リヴァイ「……」フイッ
エルヴィン[ハ]「おい、リヴァイ?」ヒョイッ
リヴァイ「……」フイッ
ペトラ「~~!」プルプル
ペトラ(リヴァイ兵長がおかしい、かわいい)///
室内で立体機動とか技術高すぎワロタ
リヴァイ「……さっさと戻った方がいいんじゃねぇか?起きたらまた逃げるぞ、そいつ」メ、ソラシ-
エルヴィン[ハ]「……そうだな」
リヴァイ「……」フゥ
エルヴィン[ハ]「続きは戻ってから話そうか」
リヴァイ「チッ……しつけぇ……」ボソッ
エルヴィン[ハ]「ナニカイッタカ?」
リヴァイ「……何も」
ペトラ(だんちょーこわい)ブルブル
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
エルヴィン[ハ]「気絶している自分に頭突きか……なんとも言えんな」
ペトラ「あはは」アセ
リヴァイ「戻ったらハンジは壁に吊るす」
エルヴィン[ハ]「……せめて内側にしてやれ」
リヴァイ「……わかった。だが逆さに吊るす」
エルヴィン[ハ]「理解が早くて助かるよ」
ペトラ(私には会話が全く見えませんが)
―――ゴンッ!
リヴァイ「……」
ペトラ「……」
エルヴィン[ハ]「……」
エルヴィン[ハ]「……戻らないんだが……?」ズキズキ
ペトラ「えっ!!??」
リヴァイ「……どういう事だ?」
エルヴィン[ハ]「……うーん……気絶しているから……か?」ズキズキ
ペトラ「意識がないから入れ換われないって事ですか?」コレドウゾつヌレタオル
エルヴィン[ハ]「そうかもしれない……起こすか」アリガトウ
リヴァイ「……待て、エルヴィン」
.
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
―――ガネ!
ハンジ[エ]「」ピクッ
―――――ンジ!
ハンジ[エ]「……う」
ペトラ「ハンジ分隊長!!」
ハンジ[エ]「……あれ?ペト……?」ズキッーン!!
ハンジ[エ]「――っ!!いってぇ!!バカ痛い!!」ズキズキ
ペトラ「大丈夫ですか?今冷やしてますから」ペタリ
ハンジ[エ]「……うん、気持ちいいね……ところで」ギチギチ
ハンジ[エ]「私は何故に拘束されてるのかな?」ギチッ
ペトラ「逃げられないようにする為ですよ?」キョトン
ハンジ[エ]「え…何その当たり前でしょ?みたいな表情」
リヴァイ「当然だろうがクソメガネ」
ハンジ[エ]「うおっ!リヴァイ!!」ビクッ
ハンジ[エ]「そうだ!あなたバカじゃないの!!城内で立体機動とか!!怪我するよ!?」
ハンジ[エ]「しかも全力でグリップで殴ってきて……これエルヴィンの身体だからね!?」
エルヴィン[ハ]「……その事については戻ってから話す事にしている」
ハンジ[エ]「!」ビックゥッ!!
リヴァイ「……飽くまで続けるつもりか……」チッ
ペトラ「まあまあ、皆さん」アセ
ペトラ「ともかく、元に戻りませんか?」
エルヴィン[ハ]「……そうだな」フゥ
ペトラ「……お疲れですよねぇ……あとで栄養剤お持ちしますよ」
エルヴィン[ハ]「ありがとう、ペトラ」チカラナイエガオ
ハンジ[エ]「ペトラ、私には?私には?」
ペトラ「え、必要ですか?」
ハンジ[エ]「ペトラが冷たい!!」
ペトラ「当然です!」
エルヴィン[ハ]「ハァ、戻るか……」
ハンジ[エ]「私が気絶してる間に戻ればよかったのに」
リヴァイ「……戻らなかったんだよ」
ハンジ[エ]「えっ!?」
エルヴィン[ハ]「おそらくだが、互いに意識がはっきりしている時ではないといけないのかもしれない」
ハンジ[エ]「ほうほう、新たな発見だね!」キラキラ
ペトラ(……端から見てると本当に妙……私と兵長もそうだったんだろうな)
リヴァイ「……さっさと戻れ。気味悪い」
ハンジ[エ]「あなたもそうだったんだからね。赤くなったり狼狽したり」ケラケラ
ペトラ「……今日っていい天気ですよね」マドヲミル
エルヴィン[ハ]「……そうだな」マドヲミル
リヴァイ「黙れ、ゴミメガネ」イラッ
ハンジ[エ]「あれ?降格したんだか昇格したんだかわからない」
エルヴィン[ハ]「ともかく、戻るぞ」
ハンジ[エ]「もうちょっと楽しみたかったけど……」
リヴァイ「……」ギロリ
ハンジ[エ]「……まあいいか」
―――ゴンッ!
リヴァイ「……」
ペトラ「……」
エルヴィン[ハ]「……え」ズキズキ
ハンジ[エ]「……あれ?」ズキズキ
リヴァイ「!?」
ペトラ「も、戻ってないんですか!?」
エルヴィン[ハ]「どういう事だ……?」
ハンジ[エ]「……もしや、定着しちゃった?」
ペトラ「ええっ!?大変じゃないですか!!どうするんです!?」
エルヴィン[ハ]「いや、まだそうと決まった訳ではない。それに入れ換わってからまだ1時間も経っていない」
ハンジ[エ]「何か別の理由……?」
ペトラ「!」ピーン!
ペトラ(これって報復のチャンスじゃ……)
ペトラ「……キスしてみるとか……」メソラシマガオ
ハンジ[エ]「は?」
リヴァイ「……」
エルヴィン[ハ]「俺今、巻き込まれたな……」
ペトラ「……いや、だってよくある戻り方なんですよね?」ニヤリ
ハンジ[エ]「……報復のつもりかい?ペトラ」フッ
ペトラ「うっ!」ギクゥッ!
ハンジ[エ]「なっちゃいないねぇ」フゥ
ペトラ「な、何故ですか?」
ハンジ[エ]「そんなの私は平気だから」マガオ
ペトラ「なっ!?」
リヴァイ「……やめろ、ペトラ。ハンジとなんざエルヴィンが可哀想だろうが」
エルヴィン[ハ]「ああ、やめてほしい。私が可哀想だ」
ハンジ[エ]「ちょっと!今のは傷ついた!!」フンガー
ペトラ「……お二人共お見事です」
エルヴィン[ハ]リヴァイ「「付き合い長いからな」」
ハンジ[エ]「……まあ、冗談はさておき……」グスン
ペトラ「……涙目ですよ」フキフキ
ハンジ[エ]「……ありがとう、ペトラ」ズズッ
リヴァイ(……きめぇ)
エルヴィン[ハ]「……何となく考えてる事がわかるぞ、リヴァイ」
リヴァイ「……」
エルヴィン[ハ]「……多分、同じ気持ちだ」ゲンナリ
リヴァイ「……」セナカポンッ
ハンジ[エ]「多分だけどさー入れ換わった時のぶつかり合った場所が同じような処じゃないとダメなんじゃないかな?」
エルヴィン[ハ]「どういう事だ?」
ハンジ[エ]「リヴァイとペトラは頭同士だった」
リヴァイ「ああ、そうだな」
ハンジ[エ]「よく考えたら私とエルヴィンは頭同士じゃないんだよね」
ペトラ「?どこなんです?」
ハンジ[エ]「頭と顔面」
ペトラ「え」
ハンジ[エ]「正確には鼻?」
エルヴィン[ハ]「……ハンジ、どっちが顔m」ハンジ[エ]「エルヴィン」
エルヴィン[ハ]「やっぱりか!」チクショウッ
リヴァイ「……ひでぇな。全力で顔面狙いやがったのか」
ハンジ[エ]「やっだなー!!狙うわけないじゃん!!」ケラケラ
ハンジ[エ]「リヴァイとペトラとは違って身長差があったもんでね」ケラケラ
リヴァイ「……吊るすよりやっぱり削ぐか」スラリッ
エルヴィン[ハ]「刃を抜くな刃を。吊るすだけにしとけ。それからまだ俺の身体だ」
エルヴィン[ハ]「……前以上の説教と、罰を用意しとくからそのあとでな……」ゴゴゴゴゴ
ハンジ[エ]「!」ビックゥ!!
ペトラ「……この前ので止めておけばよかったでしょうに……」
ハンジ[エ]「……好奇心は猫を殺すと言うからね。っっどうしても!抑えられなかった」ションボリ
リヴァイ「とりあえず戻っとけ」
エルヴィン[ハ]「はぁ、痛そうだな……」ゲンナリ
―――ガゴンッ!
.
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
エルヴィン「……戻った……が、痛い」ズキズキ
ペトラ「はい、団長」つヌレタオル
エルヴィン「ありがとう、用意がいいね」
ペトラ「走って持ってきました!」
エルヴィン「助かるよ」ヒヤシ
ハンジ「……」ソー
シュルルル
ハンジ「!?」
リヴァイ「……とりあえず縛っといたぞ」ギュッ
ハンジ「くっそ!リヴァイ!!」ジタバタ
エルヴィン「ほう……この期に及んで逃げようとしたのか……」ゴゴゴ
ハンジ「……」ビクッ
エルヴィン「いい根性だな、さすが分隊長を任せただけある」ゴゴゴゴゴ
ハンジ「」
ペトラ(団長が怖い)ガクガクブルブル
リヴァイ「……ペトラ」
ペトラ「ひゃっ!!は、はい!!!」ビックゥ!
リヴァイ「……エレンとオルオが馬の訓練をしてる筈だ。手伝ってやれ」
ペトラ「は、はい」
エルヴィン「……ああ、悪かったね、ペトラ」フッ
ペトラ「あ、いえ……」
ペトラ(……いつもの団長に戻った)
エルヴィン「濡れタオル、とても助かったよ。君はいつも気が利くね。本当にありがとう」ニコッ
ペトラ「いえ、そんな……///」テレッ
リヴァイ「ペトラ、ついでにエルドとグンタも呼んで立体機動の整備もしておけ」
ペトラ「はい!わかりました」
ペトラ「失礼いたしました」
―――パタンッ
エルヴィン「……うーん……怯えさせてしまったか?」
リヴァイ「……大丈夫だろ」
エルヴィン「そうか、ならいいんだが……」
エルヴィン「……さて、と」ゴゴゴ
ハンジ「……どうかお手柔らかに……」ビクッ!
エルヴィン「ふむ、聞けん申し立てだな」ゴゴゴゴゴ
リヴァイ「諦めろ」ゴゴゴゴゴ
ハンジ「」
―――その日、城中にハンジの悲鳴が響き渡ったのち、逆さに吊るされたハンジが目撃された―――
ハンジ「…………ふ……ふふふふ……こんな事でへこたれてたら分隊長なんて務まんないねっ!!」ボロボロ
モブリット「……だから、生き急がないでくださいよ……分隊長」ホウタイマキマキ
.
短いけどおしまいです。
レスくれた方、見てくれた方ありがとうございました!
乙!
良かった!また機会があれば書いてくれ!
>>39
ありがとうございます。
一つ書いてるのでまたその内投下します。変身ネタですが……そんなんばっかです。
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