ゴルゴ「戦国自衛隊?・・・」 (14)

本作は戦国自衛隊1549を元に作られています
ご了承ください


会議室

森「詳細は配布された書類を確認して欲しい。次に作戦時間だが・・・」
森「作戦可能時間は72時間。これは以前の事故のおり現代の空間と相転移して入れ替わった過去の空間が」
森「元に戻った現象を観測して得られた結果だ」

わくてか

森「空間は等価交換しているとみられ72時間はそれぞれのタイムスリップ先で維持されている」

森「その後再転移が起こり元の時代に戻る、この再転移を利用して帰還するため制限時間となるわけだ」

森「この機を逃すと期間不能になる。時間厳守だ」

森「それと過去で及ぼした事象が現代に影響しないように我々は隠密に行動する」

ゴルゴほど安心できる味方もいない

森「弾薬は麻酔弾を使用。薬莢受けの装着も忘れるな」

森「これの発砲は許可があるまで厳禁する」

森「部隊のコードネームは ロメオ 特級の極秘任務である」

森「なお今回はオブサーバーとして鹿島勇祐元二尉に参加願った」

森「鹿島氏には目標についてのアドバイスをしていただく」

鹿島「二ッ」

森「では集合はフタマルヒトサン(23:10) 解散」

自衛隊員「タイムスリップって信じられるか?未だに俺は信じられねえ。お前はどう思う?」

ゴルゴ「・・・・・」コツコツ

自衛隊員「お、おい!」

自衛隊員「なんだよつれねえな」

七兵衛「・・・・・・」

森「あの鹿島って男信用していいのか?」

神崎「適正に問題ないわ」

森「思想も行動も的場一茶に染まった人間じゃないか・・・気に入らんな」

鹿島「なんだこりゃ」

神崎「プラズマ発生シールドのはずだったものよ」
神崎「太陽からくる電磁波を遮断し電子機器を守るためのシールド装置よ」

鹿島「それでそれを打ち消すバリアーを作ろうとしたわけか」

鹿島「まるであの世の門みたいな風情じゃねえか」

通信「電磁バースト発生まであと五分」

通信「総員直ちに退去せよ!プラズマシールド展開準備完了!ロメオ隊は各車両に搭乗!」

七兵衛「お主はあの乗り物に乗らぬのか?」

鹿島「あんな中に閉じこもってたらこれから何が始まるは見れねえじゃねえか」
七兵衛「お主は他の者達とは違うな」
鹿島「俺だけじゃないぜ?あそこ見ろよ。あいつも外にいるみたいだぜ」

いのち!

ほのお!

ゴルゴ「・・・・・」

鹿島「あんたは怖くねえのか?」

ゴルゴ「・・・・」

鹿島「なんも答えたくないってか。まあいい」

ゴルゴ「・・・・」

通信「プラズマシールド展開!シールド最大出力!」

ゴオオオオオ

ヴヴヴヴヴヴ


七兵衛「ここの兵たちの顔をみたか!」

鹿島「なんだって!」

七兵衛「怯えておる!」

鹿島「そりゃ誰だって怯えるさ!俺も怖い!」

七兵衛「ならなぜ付いてきた!」

鹿島「確かめるさめさ・・・俺たちの時代が消されるほどの価値なもんかってことを」


ヴヴヴヴヴヴー!

藤吉郎「あの光は・・・6年前と同じ」

帰蝶「・・・・」

富士樹海

自衛隊員「AラインからBライン偵察終了状況異常なし」

司令「マルサンは引き続き後方Dラインを警戒」

「マルサン了解」

鹿島「気に入らねえ。富士樹海ってのはこうも静かなのか?」

七兵衛「さて某は無粋なものでなきにしておらなんだ。」

鹿島「的場毅って男がこうも安安と俺らの到着を許すのかなって思ってな」

森「我々はなんの抵抗もなしに予定されている拠点設営ポイントに前進している」

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