ことり「穂乃果ちゃん……10年ぶりだね」 (93)

海未「今日はいい天気ですよ」


海未「少し冷えてきましたが穂乃果は大丈夫ですか?」


海未「………そうですか、良好ですか」


海未「って、返事はできませんよね………」


海未「………………」


海未「穂乃果……どうして……」


海未「どうして……起きないんですか……!」ポロポロ


海未「居眠りにも……ほどがありますよ…?」


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海未「文化祭のライブの最中に倒れて、そのまま眠ったままなんて……」


海未「…あの後、μ'sは解散しました」


海未「絵里と希はそのまま受験勉強を…」


海未「にこと花陽と凛はアイドル活動を続けています」


海未「真姫は……あなたを治すって、寝る間も惜しんで勉強に励んでいます」


海未「ことりは………留学しました。結局あなたには何も言えなかったですね」


海未「……留学する前に、ことりは来ましたか?」

海未「なぜでしょう」


海未「あの日までは、3人ずっと一緒にいられると思いましたのに」


海未「ことりとは距離が…」


海未「そして穂乃果、あなたはもう……」


海未「……うっ………ぐすっ…」ポロポロ




海未「……また、お見舞いに来ます」


海未「願わくば、次にお見舞いに来るときには、穂乃果が目覚めていますように……」

――――――――――――

絵里「穂乃果……」


希「穂乃果ちゃん来たよ」


絵里「相変わらず眠ったままね」


希「せやね…」


絵里「穂乃果、私たち明日音ノ木坂を卒業するわ」


希「穂乃果ちゃんにも卒業式に来てもらいたかったで」


絵里「本当ね…」

絵里「本当………いい加減目を覚ましなさいよ…!」


絵里「私たちはあなたに…!」


絵里「起きなさいよ!」


絵里「明日の卒業式に来なさいよ!」ユサユサ


希「絵里ち落ち着いて!」


絵里「でもっ……穂乃果が……!」ウルウル


希「落ち着いて……な?」


絵里「う、……ぐすっ……ひっぐ…」ポロポロ

希「………穂乃果ちゃん」


希「ウチらな、大学に進学するんや」


希「別々の大学なんやけどな」


希「しばらくは忙しくて、なかなか会いに来れんかもやけどね」


希「絶対また来るから」


絵里「………穂乃果」


絵里「あなたから会いに来なさいよ…?」

――――――――――――

雪穂「お見舞いにきたよ。お姉ちゃん」


雪穂「もう春だね」


雪穂「………私ね、亜里沙ちゃんと一緒に音ノ木坂に入学したよ」


雪穂「お姉ちゃんがスクールアイドルを始めたから」


雪穂「私たちは音ノ木坂に入れたんだよ?」


雪穂「………お姉ちゃんありがとうね」

雪穂「私もね、アイドル研究部に入ったんだ」


雪穂「小泉先輩……いや、花陽ちゃん達と一緒にアイドル活動するよ」


雪穂「今日はその報告」


雪穂「もしお姉ちゃんがいたら、お姉ちゃんや海未さんもいたのかな…?」


雪穂「……なんて、そんなこと言っても始まらないか」


雪穂「また来るよ」


雪穂「次は花陽ちゃん達と一緒に」

――――――――――――

にこ「来たわよ穂乃果ちゃん」


にこ「少し髪伸びた……?」


にこ「……にこね。大学には行かなかったわ」


にこ「就職したわよ」


にこ「意外だと思ったでしょ?」


にこ「でもまだ諦めてないわ」

にこ「休日は秋葉に出てアイドル活動してるわ」


にこ「人気を集めて、花陽ちゃんと凛ちゃんを待ってるの」


にこ「もちろん穂乃果ちゃん、あなたもよ」


にこ「早く起きてアイドル活動再開しなさいよ」


にこ「………早くしないと置いてっちゃうんだから」ウルウル


にこ「…………また来るわ」

――――――――――――

花陽「穂乃果ちゃん………」ウルウル


凛「穂乃果ちゃん来たよ」


花陽「ほの……か…ちゃん…」ポロポロ


凛「かよちん……」


花陽「わ、わかってるよ……花陽が泣いても…穂乃果ちゃんは起きないもんね」

花陽「穂乃果ちゃん、今日は報告があるんだよ」


花陽「私と凛ちゃん、雪穂ちゃんと亜里沙ちゃんでラブライブ出場するんだ」


凛「本当は穂乃果ちゃんに観てもらいたかったにゃ」


花陽「そうだね」


花陽「……本当に」


凛「ちゃんと録画するから、起きたら観てほしいにゃ」

――――――――――――

海未「穂乃果、今日は報告があります」


海未「私、東北の大学を受験します」


海未「合格すれば、東京を離れるので当分会えませんが……」


海未「…いえ、穂乃果が起きてくれればいいんですよね」

海未「ことりから連絡はありましたか?」


海未「きて…ないですよね」


海未「私にも連絡がありませんから…」


海未「………もう1年ですか」


海未「音ノ木坂は廃校を免れるみたいです」

海未「やはりラブライブに出場したのが大きかったみたいです」


海未「花陽や凛には感謝……ですね」


海未「私は…穂乃果がいないμ'sが考えられなくて……」


海未「……ごめんなさい」


海未「また来ます」

――――――――――――

にこ「今日ね、最悪だったのよ」


にこ「社長のドラ息子、少し愛想よくしただけでお尻触ってきたの」


にこ「おもわずぶっ飛ばしちゃったわ」


にこ「はぁ……クビでしょうね…」

絵里「穂乃果」


にこ「絵里ちゃん…」


絵里「にこ……久しぶりね」


にこ「少し痩せた?」


絵里「にここそ痩せたでしょ」


にこ「ストレスかしら…あいつめ…!」


にこ「絵里ちゃんは大学に行ってるんだっけ?」

絵里「ええ、そうよ。希も大学に行ってるわ。………最近は会ってないけど」


にこ「どうしてよ?」


絵里「お百度参りをしているらしいわ」


絵里「穂乃果が治るまで私たちとも会わないって……」


にこ「そんなんで治るなら……!」


絵里「そうね、でも神にもすがりたいわよ…」

――――――――――――

凛「……でね、その時かよちんったら大慌てでね」

凛「必死になって鍵を探してたんだけど」

凛「実は5分前に自分で机の上に置いてたんだにゃ」

凛「あはは。かよちんってやっぱりあわてんぼうさんだにゃー」

花陽「凛ちゃん来てたんだ」


凛「あ、かよちん。進路相談終わったの?」


花陽「うん、先生には反対されちゃったけど…」


花陽「穂乃果ちゃんに何話してたの?」


凛「修学旅行の時に、かよちんが鍵をなくしたー!って騒いでた話を」


花陽「あわわ!な、なんで言っちゃうのぉ~…!」

凛「穂乃果ちゃん、ずっと病院だから退屈かなー?って」


凛「だから、凜は穂乃果ちゃんに楽しい話をずっと話してるにゃ」


花陽「で、でも話す内容も考えてよぉー…」


凛「ちゃんと考えてるよ」

凛「海未ちゃんの事や、雪穂ちゃんの事、それに亜里沙ちゃんの事も」


凛「もちろん、かよちんの事も話してるにゃ」


凛「知らない人の話よりも、知ってる人の話した方が穂乃果ちゃんだって聞いてて面白いにゃ」


花陽「凛ちゃん……」

凛「真姫ちゃんは、今日も来ないの?」


花陽「うん……誘ったんだけど…」


凛「……一度くらいは来てほしいにゃ」


花陽「そうだね……」


凛「………よし!真姫ちゃんの分まで凜が面白い話するにゃ!」


凛「それでね、穂乃果ちゃん。体育祭の練習でかよちんが…」


花陽「だ、だから花陽の話はやめてぇー…!」

――――――――――――

海未「穂乃果。今日は卒業式でしたよ」


海未「本来なら私とことりと3人で卒業するはずでした」


海未「私も………3人で卒業したかったです」


海未「3人で一緒に入学しましたのに」


海未「結局、音ノ木坂を卒業したのは私だけですね」


海未「……今月中には、東京を発ちます」

海未「しばらくは会えませんが、夏には戻ってくるつもりです」


海未「ことりは帰ってきませんでした」


海未「理事長から聞きましたが、そのままむこうで就職したそうです」


海未「……みんなバラバラですね」


海未「あなたがいないと本当駄目ですね」

――――――――――――

雪穂「お姉ちゃん」


雪穂「あのね……お父さんが倒れたよ」


雪穂「末期の癌でもう長くないらしいんだ……」


雪穂「私ね、音ノ木坂やめるね」

雪穂「もう、学校に通う余裕なくなるから」


雪穂「家を継いで、お姉ちゃんの帰る場所残さなきゃ……ね」


雪穂「大変だろうけど、お母さんと一緒に頑張るから」


雪穂「早く帰ってきてね」

――――――――――――

希「穂乃果ちゃん……」


希「4年ぶり………やね」


希「穂乃果ちゃんは何も変わらんね」


希「お百度参り何回も繰り返したけど、治らんかったね」


希「………ごめんな」

希「今日は、その……相談に来たんや」


希「ウチな、告白されたんよ」


希「大学で出会った人なんやけど、すっごいええ人でな」


希「ウチの事すごく大事に思ってくれてるんよ」


希「ウチ……悩んでるんよ」

希「ウチだけ幸せになってええのか」


希「穂乃果ちゃん………」ウルウル


希「教えて……!教えてよ……穂乃果ちゃん…!」


希「穂乃果ちゃんがこんな事なっても、ウチ……!」


希「穂乃果ちゃん……教えて……!」ポロポロ

――――――――――――

「あなたが高坂さんね」


「私が新しい担当医よ。よろしくね」


「私が絶対あなたを救ってみせるわ」


「何年経とうが、必ず………」


「穂乃果……」

――――――――――――

花陽「ごめんね穂乃果ちゃん」


花陽「仕事が忙しくて、中々これなくて」


花陽「これ、新曲だよ。目が覚めたら聴いてね」


花陽「ここに置いておくから……って、もうだいぶ溜まってるね」

花陽「本当はにこちゃんと凛ちゃんも一緒がよかったんだけど」


花陽「ふたりは別の収録があってね」


ブブブ


花陽「ん?携帯……?」

花陽「って、マネージャーさんから!?」


花陽「ごめんね!穂乃果ちゃんまた来るから!」


花陽「あっ!大事な事忘れてた!」


花陽「穂乃果ちゃん。私たち紅白出るんだ!」


花陽「ぜひ観てほしいな!」

――――――――――――

海未「ほら、穂乃果見えますか?」


海未「にこと花陽と凛ですよ」


海未「まったく、3人がプロになるなんて思ってもみませんでしたよ」


海未「3人とも輝いてますね」

海未「穂乃果がスクールアイドルを始めたから、3人はああしているんです」


海未「やはり穂乃果はすごいですね」


海未「3人はああして頑張っているんです」


海未「あなたはいつ目を覚ますのですか…?」


海未「穂乃果……」

まきちゃんがかっこよすぎる

しえん

――――――――――――

絵里「ごめんね、穂乃果」


絵里「出張が続いちゃって全然来れなかったわ」


絵里「これお土産。外国の万病に効くお守りらしいわ」


絵里「見た目は……許してちょうだい」


絵里「ここに飾っておくわね」


絵里「これ、にこたちの……」


絵里「みんな頑張ってるわね」

支援ありがとうございます。

絵里「音ノ木坂を卒業して、もう8年も経つのね」


絵里「……また明日には日本を発つわ」


絵里「穂乃果の事、海未たちに任せっきりでごめんなさいね」


絵里「次の出張が終わったら連休をとるから」


絵里「また来るわ」

ごめんあげてた
目欄固定されてると思ったらたまに消えちゃってるんよな

――――――――――――

ガラッ


ことり「………穂乃果ちゃん」


ことり「穂乃果ちゃん……10年ぶりだね」


ことり「その、ごめんね」


ことり「ずっと踏ん切りつかなくて」

>>42
特に気にしていないので大丈夫ですよ。

ことり「連休に日本に戻ろう……」


ことり「卒業したら日本に戻ろう……」


ことり「仕事が落ち着いたら日本に戻ろう……」


ことり「そんなことしてたら、こんなに経っちゃった」


ことり「………本当にごめんね」

ガラッ


海未「………ことり?」


ことり「その声……海未ちゃん?」


ことり「海未ちゃん!」


パシーン


ことり「っ!?」


海未「ことり!どうして今まで連絡をよこさなかったのですか!」

泣いた
早くハッピーエンドをくれや…

ことり「ごめん……ごめんなさい…海未ちゃん」ウルウル


海未「………私こそごめんなさい」ギュ


海未「辛かったんですよね?」


海未「痛いほど………わかります」


ことり「海未ちゃん……」


ことり「海未ちゃ…ん……」ポロポロ

――――――――――――

海未「落ち着きましたか?」


ことり「……うん」


海未「いつ日本に…?」


ことり「今朝……」


ことり「一度家に帰って、お母さんからここに穂乃果ちゃんがいるって聞いて、それで……」

ことり「海未ちゃんは実家継いでるの…?」


海未「そうです。継いですぐはバタバタしていましたが」


海未「最近は落ち着いてきたので、数日に1回はお見舞いに来ています」


ことり「そう……なんだ」


ことり「他のみんなは…?」

海未「絵里はテレビ局で働いています」


海未「仕事の都合で頻繁に海外に行ってるみたいです」


海未「希は、絵里と一緒に暮らしてます」


海未「とはいっても、希は絵里の帰りを待ってる日々みたいですけど」

硝子の花園がうまれていたのか…

海未「亜里沙はロシアで日本語の講師をしていると絵里から聞いています」


海未「雪穂は、穂乃果に代わって穂むらを継いでいます」


海未「最初の頃は大変でしたが、今はだいぶ安定しています」


海未「私も年末などの忙しい時は手伝いに行っています」


海未「にこと花陽と凛は……いいですよね?」

ことり「うん。今朝テレビに出てて、びっくりしちゃったよ」


ことり「みんな頑張ってるんだね」


海未「ええ、それで真姫は……」


ガラッ


真姫「高坂さん、回診の時間………ことり?」


海未「こうして穂乃果を診てもらってます」

――――――――――――

真姫「それにしても」


真姫「μ'sのメンバーが4人も集まるなんて」


海未「嘘みたいですね」


ことり「皆会ってなかったの?」


海未「そうですね、個々とは連絡を取り合ってましたが」


真姫「こう数人が会うのはなかったわね」

真姫「ちなみに誰も結婚してないわ」


海未「ちょっと、なんですかいきなり」


真姫「いいじゃない。ことりもしてないわよね?」


ことり「う、うん」


真姫「それだったら尚更、希はもったいない事したわね」


ことり「希ちゃんが…?」

真姫「5年くらい前だったかしら」


真姫「振ったらしいわよ。大企業の息子さんを」


海未「町で見かけた時は、仲は良さそうでしたのに」


ことり「そうなんだ」


真姫「振った理由聞いた?「ウチは絵里ち一筋や」だってさ」


海未「ふふっ。変わりませんね希は」


ことり「だね」

やったぜ。

海未「変わらないのは穂乃果もですね」


真姫「そうね。起きたらきっと「遅刻しちゃうー!」とか言うんじゃないかしら」


ことり「穂乃果ちゃんの事だし、まず音ノ木坂中退でショック受けそう」


海未「ふふっ、きっとそうでしょうね。穂乃果ですから」


真姫「なら、もう一度音ノ木坂に行けばいいじゃない。昔より賑やかだし」

真姫「今のアイドル研究部って何人だったかしら?」


海未「去年訪れたときは、20人はいましたよ」


ことり「μ'sの倍以上に増えてるんだ」


真姫「にこちゃんたちが頑張ってるもの。当然よ」


海未「穂乃果もきっと喜ぶでしょうね」

真姫「………」


ことり「………」


海未「………」


真姫「I say...」


ことり「……!」


真姫「Hey,hey,hey,START:DASH!!」

海未「どうしたのですか、いきなり」


真姫「別にいいじゃない。………懐かしいわね」


ことり「そうだね」


海未「この曲がすべての始まりでしたね」


海未「真姫には感謝してますよ」


真姫「私じゃないわよ。穂乃果に言いなさいよ」


真姫「穂乃果がいなかったら私は皆に出会わなかったわけだし」

ことり「………そうだね穂乃果ちゃん」


ことり「これが…」


海未「?」


ことり「これが夢だったらいいのにね」


真姫「そうね。こんな悪夢、はやく終わればいいのに」

――――――――――――

穂乃果「っていう夢みたの!」


海未「長すぎます!」


海未「もうすぐお昼休みが終わってしまいますよ!」


穂乃果「えー。でもでも、こんな夢見たんだよ?」


穂乃果「それだったら皆に言いたくなるじゃん!」


ことり「それで、続きはどうなったの?」


穂乃果「え、うーん…。実はね、そこで目が覚めたの。だから続きは分からないんだ」

ことり「えー。残念」


海未「でも、もしその夢が現実に起こってしまいましたら……」


ことり「嫌だね…」


穂乃果「なーに言ってるの」


穂乃果「穂乃果たちは、なにがあってもずーっと一緒だよ!」


穂乃果「あっ、ことりちゃんの卵焼きもーらい」ヒョイパクッ


ことり「ああー!穂乃果ちゃ~ん~!」




おわり

夢オチかよ

と思わせて周りが穂乃果に合わせて10年前を演じてるんですね

最後まで読んでいただきありがとうございました。

「穂乃果ちゃんがいなくなってμ's8人皆が慌てるスピリチュアルなもの」
というリクエストを受けて書きましたが、内容が外れてしまいました。
今度、別に書きますので許してください。

予知夢ってやつやな

おつ


スピリチュアルで良かった

おー!そのリクエストのやつだったのか!

乙!

おい


夢オチじゃないパターンも見たかった

ageてしまってすいませんでした

ていう夢を昏睡中に見てるとかだったら泣ける

重いけど良かった!

夢落ちがすごく不評だったので
>>61からの分岐



穂乃果「………」ピクッ


ことり「……え?」


海未「ことり、どうしたのですか?」


ことり「いま、穂乃果ちゃんが……」


真姫「そんな…‥‥!」


穂乃果「ほの……高坂さん?」


穂乃果「ん……」パチリ

ことり「穂乃果ちゃん!」


海未「まさか……」ウルウル


真姫「ほ、穂乃果!穂乃果!」


穂乃果「………」パクパク


ことり「穂乃果ちゃん…」ポロポロ


海未「嘘……みたいです」ポロポロ


真姫「どういう事かわからないけど」


真姫「………本当によかったわ」


――――――――――――――

にこ「まさか収録を一回ぶっちするだけで干されるとは思わなかったわ」


海未「ふふっ。穂乃果が目覚めたと聞いて3人すぐ駆けつけましたからね」


花陽「仕事なくなっちゃったから、アイドル引退してこうしてメイドカフェ開いたの」


海未「とても雰囲気よくて居心地がいいですよ」


にこ「ありがとう。こういう事もあるかもと思って貯金しておいて正解だったわ」

穂乃果「凛ちゃんおかわり!」


凛「了解にゃ!」


凛「デラックスストロベリーパフェかよちんスペシャル入ったにゃー!」


ことり「ほ、穂乃果ちゃん食べ過ぎなんじゃ…」


穂乃果「なに言ってるの!10年だよ!10年!」


穂乃果「10年も甘いもの食べれなかったんだから、ここで補給しなきゃ!」




海未「………後遺症も奇跡的になくて本当よかったです」


花陽「そうだね」

カラン


希「みんな集まってるな」


穂乃果「希ちゃん!」


希「穂乃果ちゃん、本当に退院おめでとうな。はい花束」


穂乃果「ありがとう希ちゃん」


希「絵里ちももうすぐ来るから、ちょっと待ってな?」


穂乃果「絵里ちゃんも…!?」

希「せやで。いま日本行きの飛行機に―――――――」


カラン


絵里「ほ、穂乃果!」


穂乃果「絵里ちゃん!」


絵里「本当に………穂乃果なの…?」


穂乃果「うん…そうだよ」


絵里「穂乃果…」


絵里「穂乃果!」ギュー


絵里「お帰り……お帰りなさい……穂乃果…!」ポロポロ


穂乃果「うん、ただいま。ごめんね……迷惑かけて」


絵里「いいの……いいのよ…」

カラン

真姫「遅くなってごめんなさい……ってエリー!?」


絵里「……ぐすっ」


真姫「もう……。穂乃果、その後の調子はどう?」


穂乃果「うん、まだひとりで歩くのは大変だけど、それ以外は大丈夫だよ」


真姫「よかったわ。……ちゃんと病院に来なさいよ?」


穂乃果「う、うへぇ……」


海未「子供じゃないんだからちゃんと通院してくださいよ」

絵里「……ひっぐ……ぐす…」


真姫「もう、いつまで泣いてるのよ」


絵里「ご、ごめんなさい……」


希「これで9人やな」


海未「そうですね。μ's再結成ですね」


にこ「それもいいかもね」


凛「ところで穂乃果ちゃん。これからどうするの?」


穂乃果「んー。しばらくはジムに通って体力をつけようかなって」


穂乃果「その後は、雪穂の手伝いするよ」

海未「ことりはどうするのですか?」


海未「日本に戻る際に仕事辞めたって言いましたよね」


ことり「ことりは……お母さんと穂乃果ちゃんの手伝いするよ」


にこ「それは…大変じゃないの?」

ことり「ううん、大丈夫だよ。ことりがやるって決めたの。だからやる」


穂乃果「ことりちゃん。これから迷惑いっぱいかけるだろうけど…」


穂乃果「よろしくね!」


ことり「うん!」



本当におわり

乙です
ハッピーエンドで嬉しい

急いで書いたので誤字脱字が多いですね。申し訳後ませんでした。

>>78
誤) 穂乃果「ほの……高坂さん?」
正) 真姫「ほの……高坂さん?」


>>87
誤) 穂乃果「ことりちゃん。これから迷惑いっぱいかけるだろうけど…」
正) 穂乃果「ことりちゃん。これからもいっぱい迷惑かけるだろうけど…」

乙でした、にしてもにこりんぱなの事務所弱過ぎで吹いた

なんにせよ乙やで

芸能界は厳しいんやね

やっぱりこっちの方がいいや

でも>>64の夢オチはパラレルワールドの穂乃果がその世界を見ていたって事にできるかな…?

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年03月28日 (金) 20:33:42   ID: VVb0Nj3u

俺が結婚してやんよ!

2 :  SS好きの774さん   2014年10月15日 (水) 07:35:03   ID: taugWhPQ

↑いや、おれに任せろっ!

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