ラブライブssです。
前半にこまき多め。
後半ことうみ多め。
後半は微シリアスを入れてしまいました。
書いてるとシリアスが入ってくるのは悪い癖です。
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…部室…
夏が近いです。
夏は人を変える、といいます。
海未「」ソワソワ
ことり「どうしたの海未ちゃん?」
海未「いえ!別になんでもありませんよ?」
ことり「そう?なんだかそわそわしてる用に見えたけど」
海未「私はそんなソワソワなんてしません」
真姫「……」
海未「ではメニュー通り練習を始めますよ」
海未「あ……真姫は、ここに残って下さい」
真姫「え?」
海未「ちょっと話があります」
真姫「あ、そう」
真姫「で、話って何よ」
海未「あの……もう、大丈夫なのですか?」
真姫「なんのこと?」
海未「この前私に相談してきたこと…です!」
真姫「……?…………!!」
真姫「あ、あれは!!も、もう大丈夫よ……」
海未「本当、ですか?」
真姫「ええ」
真姫「第一、どうしたのよ!?」
海未「いえ、ただ大丈夫かなと」
真姫「私は大丈夫よ。話はそれだけ?」
海未「……」
真姫「じゃあ練習に行きましょう」
海未「待って下さい」
海未「話は終わってません。その…私に、慰め方を教えて…下さい」
真姫「……は?」
真姫「慰め方……はぁぁ!?」
真姫「何言ってるのよ」
海未「お願いします」
真姫「ちょっと落ち着いて、海未。一体どうしたらそういう考えになるの?」
海未「……この前、そういう真姫に話を相談された時少しだけ気になって……その……少しだけ触って、見たんです」
真姫「いや、そんなカミングアウトされたって……」
海未「嫌ですか…?そうですよね…」
真姫「い…嫌じゃないけど。びっくりしただけよ」
真姫「それで?」
海未「あ、はい。えっとなんだかくすぐったいと言いますか…触ってると段々変な気分になって来たんです」
真姫「それ、別にやり方とか聞かなくても出来てるじゃない」
海未「ここからどうすれば良いか分からなくて……」
真姫「いやだからそのまま」
海未「触っているとなんだか自分の身体が自分の物じゃない様な気がして……勝手に色んな所が動くんです」
海未「それが怖いんです。でもその感覚が忘れられなくて…」
真姫「うーん…海未、あなたも大概淫乱ね、自分から進んでこんなこと言う人だとは思わなかったわ」
海未「うぅ…そんなこと言わないで下さい…お互い様ですよ!お願いします。こんなこと言うのはとっても恥ずかしいんです。今にも死にたいくらいです」
海未「最初に相談された真姫にしか相談出来ないんです」
真姫「教えるって言っても……どうすれば…」
海未「うーん…」
海未「では、真姫のしてるところを見せて下さい」
真姫「はぁー!?む、無理に決まってるでしょう!?私はにこちゃんにしか見せてないんだから――」
海未「ふ…二人はそういう関係だったのですか!?」
真姫「あっ………いや違うの!にこちゃんは私の悩みを解決してくれたってことで……」
海未「なるほど。では私もにこに相談すれば解決するかもしれませんね」
真姫「はぁ!?待ちなさいよ!どうしてにこちゃんが出てくるのよ!?」
海未「いえ…にこもそういうことの相談に乗ってくれるなら相談してみようかと……。真姫は忙しいみたいですし…」
真姫「忙しいなんて言ってないでしょう!?」
海未「では、教えてくれるんですか!?」
真姫「うぅ…あーもう!分かったわよ!その代わり、いくらなんでも私のを見せるとかはダメよ!」
海未「では…どうすれば…」
真姫「見せなくても図とかあれば解説出来るの!それでいい!?」
海未「まあ教えて下さるなら構いません」
真姫「今日、うちに来なさい。そこで教えて上げる」
真姫(何か大切なことを忘れてる気がするわ……まあいいか)
…屋上…
ことり「今日もお疲れ様、海未ちゃん!」
海未「ありがとうございます」
ことり「真姫ちゃんと何の話をしていたの?」
海未「え?ああ…曲のことについてですよ」
ことり「そっか……」
海未「ことり?」
ことり「ううん!なんでもないっ!海未ちゃん今日一緒に帰ろ!穂乃果ちゃんちょっと用事があるんだって」
海未「あー、すみません。私もこれから用事があるんです」
ことり「……えー?そっかー、残念」
真姫「海未ー早く行くわよー」
海未「ちょっと待って下さいー」
ことり「……」
…真姫の家前…
海未「…お、大きい…ですね」
真姫「そう?」
真姫「じゃ入って」
海未「お邪魔致します」
ことり「」
…真姫の家…
真姫母「あらいらっしゃい。お友達?」
真姫「ええ。あ、そんなに長くはならないからお茶とかお菓子とかいらないから」
海未「こんばんわ、少々お邪魔させて頂きます」
…真姫の部屋…
真姫「えっと…じゃあ、どうする?」
海未「そう…ですね」
真姫「…………」
海未「…………」
真姫「お茶でも飲む?」
海未「さっき親御さんに要らないっていったばかりでは……」
真姫「あ……そう、ね」
海未「真姫」
真姫「なによ…」
海未「教えて下さい」ドゲザー
真姫「な、何してんのよー!?」
海未「こうでもしないと誠意が伝わらないと思いまして」
真姫「分かったわよ…じゃあ取り敢えずパソコン立ち上げるわね」
海未「どうしてですか?」
真姫「ネットの図とか使った方が分かりやすいでしょう?」
真姫「うーん、絵みたいな方がいいわよね……」
真姫「あ、これなんかどう?」
海未「これ、ですか…?」
真姫「そうよ」
海未「確かにこれは、女性器の図…ですね」
真姫「…そ、そうよ」
海未「……」
真姫「黙らないでよ」
海未「どう反応して良いか…」
真姫「んもう!とりあえず、一般的に一番性感帯の開発が用意なのはここ!」
海未「上の部分…ですか」
真姫「と、取り敢えず、帰ったら自分で確認して!」
海未「な、なるほどでは――」
ガチャ
にこ「え?」
海未&真姫「え?」
にこ「は…?海未…?どうして?」
真姫「あ……にこちゃん……」
海未「真姫…にこも呼んだのですか?」
真姫(あああああああああ!!忘れてた!!今日の朝にこちゃんと約束してたんだったぁー!!)
真姫『ねえ今日うちに泊まらない?』
真姫『いっぱい、しよ?』
にこ「真姫ちゃん、どういうこと?」
真姫「ごめんなさい、あの、朝の約束のこと…よね?あの時はその発情というか欲情というか…まあそんな状態だったから記憶が曖昧で…」
海未(えっとこれは…修羅場というやつ、でしょうか)
にこ「ふぅん、私との約束なんてそんな程度のことだったんだ」
真姫「そんなことないわ!私が悪いの、お願い、許して」
にこ「じゃあ聞くけど、海未は何をしに?」
海未「えっと、悩み相談に…」
にこ「二人で変な画像が映されてるパソコンを覗き込みながら悩み相談とはどんな悩み相談なの?」
真姫「これは…!」
にこ「真姫ちゃんは黙ってて」
真姫「うっ……」
海未(な、なんだか答えなければにこに何されるか分からない雰囲気に…)
海未「えっと――」
にこ「――なるほどね。それで真姫ちゃんと一緒にこんな画像見てたのね」
海未「はい、図で見せれば分かりやすいということで…」
にこ「図、ねえ……。実演を見た方がいいんじゃない?」ニヤ
真姫「きゃあっ!」
真姫「にこ、ちゃん?」
にこ「今から、海未が見てる前で……言わなくても分かるわよね?」
真姫「嫌よ、やめてにこちゃん!」
にこ「私、傷ついたんだよね…。真姫ちゃんに家に誘われて、そういう気分にさせられといて…」
海未(えっと、私は、ここに居てはダメなんじゃないでしょうか…。それより二人はやはりそういう関係という、ことですよね)
真姫「ごめん…なさい」
にこ「このまま海未を帰したら可哀想だと思わない?じゃあ真姫ちゃんが責任取らないと」ハムッ
真姫「ひゃあ…耳ぃ……」
海未「ちょっと二人とも!?何をしているのですか!?まだお互い未成年ですよ!?」
にこ「今更なに言ってるのよ」サワサワ
真姫「んんぅ…」
にこ「さ、真姫ちゃん、そろそろそういう気分になったでしょ?海未に見せて上げて」
海未「ゴクリ」
真姫「ここ、ここが、一般的に開発が楽、と言われてるわ」
にこ「ふぅん、そこをどうやって触るのー?」
真姫「つまんだり、ふぅぁ…」
にこ「えー?聞こえなーい」
真姫「つまんだり、んんぅ。擦ったりすると、ああっ!」
真姫「触ってると多分濡れて来ると思うから、それを潤滑油にして……」ピチャピチャ
真姫「ぅぁん!」
海未「」ドキドキドキドキ
真姫「ふあっ、やんっ、あっあっあぁぁっ!にこちゃ、ん!」
真姫「イカせて、ね?お願い、お願いだからぁ」
にこ「勝手にイケばいいじゃない。そうしないと海未へのお手本にならないでしょ?」
真姫「そんなぁ!一人じゃ、私、イケないっのっ!」
海未(でもさっきはその問題は解決したって…)
真姫「ふぁぁっ!にこちゃん!にこちゃん!」
にこ「海未」
海未「は、はい!」
にこ「好きな人って、いる?男でも女でも構わないけど」
海未「えっと…」
海未(な、なんで穂乃果の顔が!?た、ただの幼馴染ですよ!)
海未「い、いませんよ!」
にこ「いるみたいね。コツはその人の事を思いながら家に帰ったらじっくりとやってみなさい、フフ」
海未「は、はぁ…」
真姫「はぁっ、うぅぅぅん」
にこ「じゃあ見てなさい海未」
にこ「お待たせ、真姫ちゃん」
真姫「早くぅ…」
にこ「むぐぅ…はぁぅん、ひもちいい?」
真姫「あゅぅ、ふぁっ、はむっ、む…むぁ…ぅん、うん」
海未(こ、これは…ディープキス、というやつでしょうか…!?)
にこ「もっと舌、らして…」
真姫「にこひゃんの、舌、入って…ぁぁぅ…くる」
にこ「ぷはぁ…はぁはぁ」
真姫「んっ…はぁはぁ」
真姫「ひゃっ!あっ!そこ、そんな強く…擦ったらっ!あっあぁぁ」
にこ「ふふ…イっていいよ」
真姫「いゃぁ、ダメぇ!ダメダメダメっ!にこちゃん!にこちゃん!」
真姫「にこちゃ⊿◎◯▲■~!っ!!■▲◯っ~~~!!!」
にこ「何言ってんのかわかんないんだけど?」
真姫「ご、ごめんなひゃいっ!!!にこちゃんごめんなさい!!」
真姫「ふぁっ!あぁっ!ダメ!おかしくなっちゃう!ダメダメダメぇ!!!」ブンブン
にこ「そっか…残念」スッ
真姫「あ……れ?」
真姫「どうして、やめるの?イカせてよ…!!やめないで!もっと弄ってにこちゃんっ」
にこ「ダメって言うから、願いを聞いただけなのに、私が悪いの?」
真姫「そうじゃなくって…!」
にこ「じゃあどういうこと?」
真姫「違うの…!気持ち良すぎて、自然に口から言葉が…」
にこ「あっそ、じゃあどうして欲しいのか言って。言われないとわからないもん」
真姫「……」
にこ「そっか…私とこういうこと、本当はしたく無かったんだね……ごめんね、一方通行で」
真姫「違うっ!そんなこと言ってないでしょう!?」
真姫「にこちゃんともっといっぱいしたいの……ね?お願い」
真姫「えっと…もっと、激しく、して?イカせて?」
にこ「ふふ…可愛い真姫ちゃん」
真姫「あっ…激しいっよ…」
にこ「そうしてって頼んだんでしょ?」
真姫「あああぁ…そう、だけどぉっ!」
真姫「あっ…あっ…くぅぁ、あああああああああ!!にこちゃ、んっ!!!」ビクンビクン
にこ「ふぅ……」
にこ「真姫ちゃん大丈夫?……おーい」
にこ「は…?また失神?嘘でしょ?まだ中は弄ってないんだけど…」
にこ「はー、ごめんね海未。真姫ちゃんがダウンしちゃったみたい。でもこれで海未も満足で……しょ?って海未?」
海未「」
にこ「なななな何で海未まで気絶してんのよーっ!!!」
にこ「もう…!!ったく……私のこれはどうすればいいのよ……」クチュ
…一時間後…
海未「う……うぅ」
にこ「海未?」
海未「えっと、私は一体……」
にこ「あんた純情すぎんのか知らないけど見てただけで気絶してたのよ」
海未「そういえば、にこと真姫の行為を見てたら何も考えられなくなって……」
にこ「まあ真姫ちゃんはこの通り快感で気絶しちゃってるから――」
真姫「ん…んんぅ」
真姫「あれ、私何してたんだっけ…」
にこ「ちょうど起きたわね」
真姫「…………」
真姫「」カァァァァァァァ
にこ「なんで起きた瞬間布団にくるまるのよ」
真姫「だ、だって!あんなとこ海未に、見られて!!」
海未「あんなとこ…」カァァァァァァァ
にこ「いいじゃない、過ぎたことなんだし。それよりそろそろ8時だけど海未、帰った方がいいんじゃない?」
海未「え?あ…もうそんな時間ですか。では私はそろそろ帰らせて貰いますね。勉強になりました。また今度」
ガチャ
にこ「じゃあねー」
真姫「」カァァァァァァァ
にこ「ねえ…」
真姫「なによぅ……」
にこ「ズルいよ真姫ちゃん」
真姫「え?」
にこ「自分ばっかり気持ち良くなってさ……」
真姫「にこ、ちゃん」
にこ「真姫ちゃん、お願い。私、楽しみにしてたの」
にこ「にこにも…して……?」
…真姫の家の前…
海未「もう暗いですね…急ぎましょう」
ことり「」
海未「え!?こ、ことり?」
海未「どうして、こんなところに」
ことり「えへへ、ちょっと用事があって」
海未「これから帰りですか?」
ことり「そうだよ。あ、ねえお願いがあるんだけど」
海未「?」
ことり「ちょっと、海未ちゃんの家に寄っていいかな?」
海未「…まあ構いませんよ」
ことり「やった!じゃあいこっ!!」
ことり「」ニヤァ
海未の部屋
ことり「海未ちゃんの部屋ー!!」
ことり「海未ちゃんの匂いがする!」
海未「どういうことですか……あ、お茶かコーヒーどっちがいいですか?」
ことり「コーヒーがいいかな」
海未「では少々お待ち下さい」ガチャ
ことり「……」
ことり「海未ちゃんが悪いんだよ。最近私のこと見てくれなくて。何してるのか気になるもんね」
ことり「全部海未ちゃんのせい」
盗撮カメラ設置
ことり「まあバレないよね。これで海未ちゃんのことがもっとたーくさん知れるんだね!」
ことり「これ、海未ちゃんのパジャマだよね、海未ちゃん…好きだよ」クンクン
ことり「海未ちゃんの匂いだ……好き…海未ちゃん」
ことり「はぁ……」
海未「お待たせしました」
海未「そういえば、なぜ今日は私の家に?」
ことり「なんとなく寄ってみたかったんだー」
海未「全く…」
海未「では、さようなら」
ことり「じゃあね海未ちゃん!"また"来るね!」
海未「ええ、いつでもどうぞ」
海未「ふぅ…急なことがあると疲れますね」
海未「…今頃、真姫とにこは……」
海未「だ、ダメです!あのことは思い出してはダメです!」
にこ『その人のことを想いながら家でじっくりやってみなさい』
海未「穂乃果は…そういうんじゃ……」
海未「じっくり…真姫がやられていたことを一人で……」
海未「えっと…まずは胸、ですよね」サワサワ
海未「ん…なんだか、変な気持ちになって、きました」
海未「ふぁ…」モミモミ
海未「私も希くらい大きければ…ん…」
海未「ひゃんっ」コリッ
海未「乳首が硬く、なってきました。大丈夫…なんでしょうか」
海未「ぅぁっ…んんぅ」コリコリ
海未「声が勝手に……はぁぅ」
穂乃果『海未ちゃーん!』
海未「…!?」
海未「どうして穂乃果が……あぁぁんぅ…」
海未「穂乃果ぁ……出て、来ないで下さいぃ。どうして穂乃果の顔が出てくるのぉ!」
海未「はぁはぁはぁ…下が濡れてきてしまいました…これは正常、なんですよね」
海未「真姫は確かここを触って……」
海未「…!?っはぁっ!!」ビクゥッ
海未「な、何……?身体が一気に震えて脳から突き抜けて行くような…」
海未「ダメ…こんなことしてたら、きっと辞められなくなってしまい、そうです」
海未「んんんぁ!あっ、あっ、気持ちいいです…!」
海未「穂乃果…穂乃果ぁ…!!」
海未「私っ、私っ!もうっ!」
海未「穂乃果ぁっ~~~~~~っ!!!!!!!」プシュプシュ
海未「はぁっ…はぁっ…ぅぅぁ」ビクンビクン
海未「今のは…?今のが……真姫が気を失ったこと、ですよね」
海未「私も気を保つのに精一杯でした……私、やっぱり穂乃果のことが……最後自然に叫んでましたよね…」
海未「汚れてしまいましたね…片付けないと」
盗撮カメラ「」
翌朝
ことり「海未ちゃんおはようー」
海未「ことりおはようございます」
穂乃果「二人ともおはようー!」
ことり「おはようー」
海未「お、おはようございます」ドキドキドキドキ
穂乃果「海未ちゃんなんか顔赤いー」
海未「そんなこと、ありません!」
海未(どうしましょう…昨日のことを思い出してしまって、穂乃果の目を見るとドキドキして…)
穂乃果「二人とも行こうー」ギュ
海未(てててて手を繋ぐ!?それはまずいですよ穂乃果!)
海未「ほ、穂乃果……」
穂乃果(穂乃果……穂乃果を見ていると胸の鼓動が止まりません…)
ことり(海未ちゃん可愛いなぁ…)
…教室…
穂乃果「もうすぐ夏休みだよ!?」
海未「そうですね」
ことり「たくさん遊べるねー!」
海未「しかし、私達は二年生です。そろそろ勉強も始めないと…」
穂乃果「うぇー、いいよそんなのー」
海未「穂乃果、人生は高校だけでは終わらないんですよ?」
穂乃果「うぅーん…」
ことり「まあまあ海未ちゃん。せっかくの夏休みなんだから楽しむことも大事だよ?」
海未「というか穂乃果は追試とか無いんですか?」
穂乃果「大丈夫だよ!赤点は無かったよ!!でも、補習はあるけど…」
海未「ダメですよ、もっと頑張らないと」
穂乃果「海未ちゃんなんか今日厳しいよー…」
海未「あ、すみません。そんなつもりは…」
ことり(なんだか海未ちゃんの穂乃果ちゃんへ対する対応がいつもと少し違うような)
穂乃果「でも、もし危なくなったら海未ちゃんが勉強教えてくれるもんね!?」
海未「もう…仕方ないですね」
ことり「あれ?海未ちゃん、先生が呼んでるよ?」
海未「なんでしょう…?行ってきますね」
穂乃果「夏が来たからさー最近思うんだー」
ことり「何をー?」
穂乃果「彼氏欲しいなぁって。まあ私たちはµ’sの活動していてそんな暇やいんだけどねぇ、あはは」
ことり「なんだか、意外だな」
穂乃果「え?」
ことり「穂乃果ちゃんは彼氏とかには興味無いんだと思ってたよ」
穂乃果「ぶー、私だって女子高生なんだよー?華の女子高生だよ!?」
ことり「あはは、そうだよね。出来るといいね彼氏」
穂乃果「µ’sがある限り私はµ’sが一番だけどね!」
部室
海未「あれ、穂乃果だけですか」
穂乃果「んぁー?海未ちゃん」
海未「お菓子食べながら喋らないで下さい」
穂乃果「ふぁーい」
穂乃果「あ、ポッキーいる?」
海未「ありがとうございま――ほ、穂乃果!?」
海未(穂乃果がポッキーをくわえたまま差し出すという行動。ここここれはポッキーゲームというやつでしょうか…!?)
穂乃果「気分転換にどうかなーって!えへへ」
海未「もう!からかわないで下さい!!」
穂乃果「ごめんごめん」
にこ「にっこにっこにー!」ガチャ
希「やー」
穂乃果「あー!にこちゃんに希ちゃん!」
にこ「うっ、いきなりどうしたのよ…」
穂乃果「ポッキーゲームしよー!」
にこ「はぁ…?」
海未「」カァァァ
にこ(これは天然たらしにやられたわね海未)
希「…海未ちゃんとはポッキーゲームやったん?」
穂乃果「海未ちゃんやってくれないのー!」
海未「あ、当たり前です!」カァァァ
希(反応がいつもと違いすぎて面白いなぁ)
穂乃果「海未ちゃーん!やろうよー」
海未「ダメなものはダメなんですっ!」
にこ(…確実に惚れてるわよね)
希「なぁにこっち」
にこ「なによ」
希「青春て、ええな」
にこ「何言ってんのよ」
穂乃果「私とはそういうこと、したくない?」
海未「そういうことを言ってるんではなくて…」
希「ああいう会話はくっ付いてない二人だから出来るんやね」
にこ「あんたも絵里とすればいいじゃない」
希「くっ付く前と後じゃ希少価値が違うんよ」
にこ「あっそー」
真姫「どうしたの?外まで声聞こえてるわよ?」
穂乃果「あ!真姫ちゃーん!!ポッキーゲームしよー!」
海未「穂、穂乃果…真姫は…」
にこ「ま……真姫ちゃんはダメ!!」
穂乃果「へ……?」
にこ「あ……いや、その…」
真姫(にこちゃん…)
希(なるほど…知らんうちにくっ付いてたんやなー)
希「なんか真姫ちゃん体調があんまり良くないから、ポッキーゲームなんかしてしまうとうつってしまうでー」
穂乃果「あぁ…それはダメだね」
にこ(さっすが希…!)
海未「そんなことより、そろそろ練習始めますよ?」
穂乃果「はぁーい」
屋上
海未「……」
穂乃果「はぁはぁ…暑いー」
海未(自然と目が穂乃果を追ってしまいます…練習に集中しなければ)
穂乃果「海未ちゃーんんん」ギュー
海未「な、なんですか!?」
穂乃果「暑いぃー」
海未「こんなことしているともっと暑くなってしまいますよっ!」
穂乃果「んぅー、海未ちゃん海って名前なんだから涼しくなってよー」
海未「何言ってるんですか……」
海未(穂乃果は…ズルいです…そんな気もないくせに、私だけその気にさせて…)
穂乃果「海未ちゃん…?」
海未「いえ、なんでもありません。さあ練習再開しますよ」
練習後、部室
にこ「ねえ、あんたさ」
海未「はい?」
にこ「穂乃果のこと好きなの?」
海未「は……?そそそそそんな訳ないじゃないですか!?何を言ってる、のですか?ええおかしいじゃないですか、どうして急に。第一穂乃果は女の子です!私も女の子です!」
にこ「同性だから、自分の気持ちをごまかす?」
海未「……!そ、それは…」
希「気持ちはわかるで」
海未「……」
希「まあウチは後悔しないような選択をするべきやと思うよ」
海未「…しかし……」
海未「穂乃果は……女の子です…。私も、です。好きでも、どうしようも、ないじゃないですか…」
にこ「自分のやり方次第なんじゃない?」
にこ「じゃ、私は帰るわー」
海未「自分のやり方……」
ことり「海未ちゃーん!早く帰ろうよー、穂乃果ちゃんも待ってるよー」
海未「……今行きます」
希(…これは大変そうやね)
…海未の家…
海未「穂乃果を見るとドキドキして……触れられると胸がはち切れそうになってしまいます…」
海未「やっぱり、これが好きという感情なのでしょうか」
海未「穂乃果……」
海未「んぅ…穂乃果ぁ…」
海未「ダメなのに…うぅぁ…ぁぁ」サワサワ
30分後
海未「ふぁっっ!穂乃果っ!いゃぁー!ぁぁっああああぁっ!!!」ビクビク
海未「はぁ……はぁ…はぁ……」
海未「また…やってしまいました…」
海未「こんなはしたないこと…ダメなのに…穂乃果…ごめんなさい…」
盗撮カメラ「」
二日後、放課後
ことり「そろそろ、いいかな……」
ことり「ねえねえ海未ちゃんー」
海未「はい?」
ことり「ちょっと海未ちゃんの家に忘れ物しちゃったんだけど、これから取りに行ってもいいかな?」
海未「…?別に構いませんよ」
ことり「ごめんね~」
穂乃果「海未ちゃーん、ことりちゃーん早くー!」
海未「今行きますー!!」
海未(穂乃果の声を聞く度、穂乃果を見る度、穂乃果と触れ合う度に寄せてくるこの気持ちは、きっとそういうことですよね…)
海未の家
海未「忘れ物って一体なんですか?」
ことり「え!?あー…えっとね」
ことり「えっと……ブレスレットを…」
海未「そんなの忘れていたんですか、すみません。気づいていれば届けられたのに…」
ことり「ううん!いいの!」
ことり(ブレスレットをその辺に投げて…と)
ことり「あ、あったあった!良かったー」
ことり(カメラも回収しなきゃ…!)
ことり「よし…!!」
海未「見つかりましたか?」
ことり「うん!ありがとね!」
海未「いえいえ」
ことり「じゃあ私、帰るね」
海未「はい、さようなら」
ことりの家
ことり「……私は悪くないよね?」
ことり「こんなに好きなのに、見てくれない海未ちゃんが悪いんだよ」
ことり「そうだよ…絶対」
ことり「……」
盗撮カメラ
海未『ひゃぁぅ…はぁっはぁっ…』
ことり「海未ちゃん…こんなにいやらしい顔してる…」
ことり「海未ちゃんもこういうことするんだ…」
ことり「海未ちゃん…ふぁ…」サワサワ
海未『私も希くらい大きければ…』
ことり「あんっ…海未ちゃんは今の方が可愛いよ…はぁっ…あぁん」サワサワ
ことり「海未ちゃん…気持ちいいよ…いゃぁっ!」
ことり「海未ちゃん…海未ちゃん…海未ちゃん…海未ちゃんっぅぅっ!!!」ビクビク
ことり「ふぁぁ…はぁ…はぁ――」
海未『穂乃果…穂乃果ぁ…!!』
ことり「ふぇ…?」
海未『穂乃果』
海未『私っ、私っ!もうっ!』
海未『穂乃果ぁっ~~~~~~っ!!!!!!!』
ことり「海未……ちゃん?」
ことり「嘘…でしょ?」
ことり「」メールウチー
ことりメール「ねえねえお願いがあるの。明日うちに泊まりに来てくれない?」
海未メール「え?どうしたんですか?急に。でしたら穂乃果も呼びましょうか」
ことり「やだ…海未ちゃん…やだよ…」
ことりメール「二人きりがいいの。穂乃果ちゃんには秘密にして欲しいの。ダメ…かな?」
海未メール「何があったのかは分かりませんが…何かあったんですよね?分かりました。では明日、行きますね」
ことり「何か…あったんだよ…」
ことりメール「本当にごめんね!」
海未メール「いえいえ、いいんですよ」
ことり「海未ちゃん…好きだよ…」
朝
海未「ことり…大丈夫ですか?」
ことり「う、うん!…大丈夫だよ!」
海未「心配です…」
ことり「大丈夫、大丈夫だから」ドキドキ
ことり(はぁ…近くで見ると可愛い)ポー
海未「ことり、顔赤いですよ?」
ことり「う、うん…」
穂乃果「二人ともおはようー!!」
穂乃果「ことりちゃん!ギュー!!」
ことり「あはは、おはよう穂乃果ちゃん」
穂乃果「海未ちゃんもギュー!!」
海未「穂乃果…顔、近い、ですよ」ドキドキ
ことり「」ギリッ
穂乃果「さぁ!朝練行こー!」
学校校庭
穂乃果「ふぁ…疲れ、た…ガクッ」
ことり「あはは、大丈夫?」
穂乃果「大丈夫大丈夫…あれっ…?」
海未「穂乃果…!」バッ
穂乃果「あれ…海未ちゃん…ありがと、ね?」
海未「危ないところでした…そのまま倒れてたら頭を打ってましたよ!無理はやめて下さい!!!」
穂乃果「大丈夫だって…」
海未「大丈夫じゃないでしょ!!!」
海未「穂乃果が怪我をしたら、私は、悲しいです」
穂乃果「う、うん、ありがと…」ニコッ
海未(…穂乃果の匂いと汗の香りが混ざりあって……へ、変な気分に、なりそうです…)ポー
海未「こ、今度から気をつけて下さい!」
にこ「意外とやるわねー」
希「そうやねー」
ことり「…………」ギリッ
希(なんだか面倒なことになりそうやな)
真姫「私も倒れるフリすればにこちゃんに支えてもらえるかしら……」
夜ことりの家
海未「待ちましたか?」
ことり「ううん、大丈夫だよ」
ことり「あ、紅茶入れてくるね!」
海未「あ、はい…」
海未(二人きり…ですか。ことりと二人きりというのは久しぶりな気がします)
海未(一体何があるというのでしょう。何か重大な悩みという線も)
ことり「お待たせー」
ことり「あ、そこにミルクとか置いてあるからねー」
海未「……」
海未「ことり」
ことり「なあにー?」
海未「それはこっちのセリフです」
海未「一体どうしたのですか…?」
ことり「……」
海未「ことり?」
ことり「海未ちゃん、てさ…」
ことり「女の子のこと、好きでしょ」
海未「な、何を言ってるんですか?」
海未「私は普通に、男の人が――」
ことり「声、震えてるもん」
海未「……!?」
ことり「海未ちゃん、お願ぁい」
ことり「ベッドに寝転がって、目をつぶって」
海未「何をする気ですか?」
ことり「痛いことはしないから、ね?」
海未「……はい」
ことり「ありがと……」
海未(女の子が好き…いけないこと、ですよね。しかし……)
ことり「はい、いいよ」カチャ
海未「え……?こ、これは!?」
海未「どういうつもりですか!?手錠なんて!!」カチャカチャ
海未(ベッドに繋がれて動けない!?)
海未「ことり!?」
ことり「」ギュッ
海未「こと……り…?」
ことり「可愛い、海未ちゃん」
ことり「私ね、海未ちゃんのことがね、好き、なんだ」
海未「え?」
ことり「海未ちゃんと一緒。私も女の子が、好きなの」
ことり「気持ち、悪いよね。でもね、止まれないの。毎日毎日考えるのは海未ちゃんのことばかり」
海未「……」
ことり「ねぇ、海未ちゃん」
ことり「私がさ、穂乃果ちゃんのことも好き、って言ったら、どうする?」
海未「……!?どういう意味……」
ことり「自分が一番、分かってるんじゃないかな?」
海未(私は……)
ことり「じゃあさ、これ見て」
海未「これ…は、カメラですか?」
ことり「……」
海未『どうして穂乃果が……あぁぁんぅ…』
海未『穂乃果…穂乃果ぁ…!!」
』
海未「こ、これは!?ことり!?」
海未「どういう、つもりですか!?私を撮ってたんですか…?」
ことり「そうだよ」
海未「最低ですっ!最低!最低です!」
ことり「知ってるよ、そんなこと。でも、でも!海未ちゃんが悪いの!」
ことり「こんなに私は海未ちゃんを見ているのに、海未ちゃんの目はいつもいつも穂乃果ちゃんを追っている」
ことり「辛かったの…」
海未「だからって……!こんなこと…!!」
海未『私っ、私っ!もうっ!』
海未「やめて、下さい…恥ずかしいです。お願いです、ことり…」
海未『穂乃果ぁっ~~~~~~っ!!!!!!』
ことり「穂乃果ちゃんのことが、好き、なんだね」
海未「……ぅ」
ことり「海未ちゃん、穂乃果ちゃんのこと考えながら慰めてたんだ」
ことり「この海未ちゃんの顔すっごくエッチだよ」
ことり「私が、気持ち良くしてあげるね」
海未「や、やめて下さい!!んぅ…」
ことり「んぁっ、海未ちゃん」
海未「はぅ、ことり、やめ、んんん」
ことり「海未ちゃん、舌、入れるよ」
海未「やめ…ぁぁぅ」
海未「やめて、くらはい、んぅ」
ことり「…はぁはぁ、可愛い、海未ちゃん」
海未「ことり!!やめて下さい、お願いします」
ことり「……言っちゃうよ?」
ことり「海未ちゃんは穂乃果ちゃんをオカズにして、エッチなことしているって」
海未「……」
ことり「ふふ…海未ちゃぁん」
海未「んぅ、こほり…やめへ…ぅう」
ことり「海未ちゃんのここ、もうこんなになってる」クチュ
海未「いゃぁ……」
ことり「いっぱい、気持ちよくなってね」
ことり「へぇ、ここが感じるの?」
海未「ちが、います!」
ことり「武道を嗜んでるのに、えっちなんだね」
海未「か、関係ない、じゃないですかぁっ」
海未「あぁっ!そこは、ダメです、んぁっ!ことりぃ、ダメ、ダメです!」
ことり「私で感じてくれてるんだ!嬉しい!」
ことり「もっと、もっと気持ちよくして上げるね!!」
それからのことは覚えてません。
ことりが指を動かすと私は反応する、そんな方程式が出来上がって、私はそのままことりのなすままでした。
でも、何故か達する直前は穂乃果にやられている様な、そんな感じがしました。
どうやっても逆らいようがありませんでした。
ことりの指が止まったのはいつだったでしょうか。
ことり「気持ちよかった…?」
海未「はぁ…はぁ、ぁぁ…んぅ」
ことり「手錠、はずすね」
海未「こと、り…」
ことり「海未ちゃん、私は海未ちゃんを気持ち良くしてあげられるよ?」
ことり「ねえ、私ともっと堕ちようよ。もっと気持ち良くなろうよ」
ことり「ねえ、海未――」パチン‼︎
ことり「え……?」
海未「……最低、です!!」
海未「私は、あなたの想いには答えられません」
ことり「…どうして…」
ことり「どうして、私じゃ、ダメなの?えぐっ…うぅ」
ことり「海未ちゃんのことをずっと見てきて、いっぱい時間を過ごして、気持ち良くもして上げられる…それなのに」
海未「……理由なんて、ありません」
海未「私は人を好きになったのは初めてです。それも、この気持ちに気がついたのは、つい最近のことです」
海未「どうして、好きになったのか。そんなのは、どうでもいいんじゃないでしょうか」
ことり「…私じゃダメ…?」
海未「……ごめんなさい…」
ことり「そ、そっか……そう、だよね」
ことり「ごめんね、嫌いになったよね。ごめんねごめんね…うぅ、ひっく」
海未「ことり」ギュッ
海未「こんなことで嫌いになるほど、私たちの関係は緩くない、と思いますよ」
ことり「海未、ちゃん……」
ことり「ごめんね…海未ちゃん…」
海未「いいんですよ、私がことりの気持ちに気づけなかったのも、悪いんです」
海未「あと……こんなこと言うのは恥ずかしいですけど、気持ち、良かったです…」
ことり「あ、ありがとう…」
海未「スッキリ、しました」
ことり「海未ちゃん…またして欲しくなったら、言ってね!!」
海未「もう頼みません!!」
ことり「あはは」
ことり「ねぇ…穂乃果ちゃんに、気持ち、伝えるの…?」
海未「……」
ことり「こんなこと言うと、悪いんだけど…」
穂乃果『彼氏欲しいなぁって』
ことり「彼氏が欲しいって、言ってたよ」
海未「え……」
ことり「勿論、µ’sがある限りµ’sが一番て言ってたけれど」
海未「……そう、ですよね。私がおかしいんです」
海未「女の子が、好きだなんて」
海未「穂乃果に言ったら、嫌われ、ますよね」
ことり「……伝えた方がいいと思うよ」
ことり「ずっともやもやしたまんまだと、辛いでしょ?」
海未「でも、後のことが…」
ことり「私は、いい気分だよ」
海未「え?」
ことり「海未ちゃんにフラれて、結果的には最悪だけど、なんていうのかな。縛られてきた気持ちから解放されたっていうか…」
海未「…ことり」
ことり「勇気を出して、ぶつかればきっと何か見えてくるんじゃないかな」
海未「私……頑張ります」
ことり「応援、するね」
海未「ことり、次盗撮したら本気で怒りますからね」
ことり「は、はい…」
海未「この映像も消します!」
ことり「そんなぁー!!これで一年間はオカズに困らないと思ったのに……!」
海未「ことり…?」
ことり「ごめん、なさい」
いつかの放課後教室
夏は近いです。
人は夏になると様々な変化があるといいます。
人間関係だったり、容姿だったり、意識だったり。
私達の三人の関係はこの夏にきっと、変わると思います。
それが良い方向なのか、悪い方向なのか。
穂乃果「補習の為の勉強って訳わかんないよー!!!」
海未「先生の手間をかけさせないためです」
穂乃果「ぶー!!!」
この何気ない会話。これを聞くことが出来るのは、今日が最後かもしれません。
関係性が変化した後の会話と今の会話、きっと違うところが多いはずです。
もっと甘く、この二人きりの空間を楽しむ会話か、はたまた二人きりの空間になった時どこか他人行儀になるのか。
海未「穂乃果、もう夏、ですね」
穂乃果「海行こうねー!!」
私の中で寄せては返したこの気持ちが、伝わるでしょうか。
きっと伝わる。
そういえば最近、単語を覚えました。Reason。
私にその言葉なんて必要、ありません。こんなことを言うと気の迷いだと思う人も、いる、かもしれません。
踏み出したら、走らなくては。
ことりも、こんな気持ちだったのでしょうか。真姫もにこも。
みんなこうなっちゃうのでしょうか。
海未「穂乃果ちょっと話があります」
穂乃果「なあに?」
海未「私は……」
穂乃果「んー?」
知らない世界に飛び込む様な、そんな感覚。
夏は人を変えると言います。
人が夏を変える、のでしょうか。
海未「私は、あなたのことが――」
きっと、最高の夏へ――。
fin
以上です。
今回は後半の二年組メインで行こうと思ったのですが、やはり私はにこまきが好きなようです。多くなってしまいました。申し訳ありません。
にこ「真姫ちゃんが新しいことを覚えたらしい」
http://ex14.vip2ch.com/i/responce.html?bbs=news4ssnip&dat=1394909747
前作で、にこまきメインです。
一応今作に繋がってる?ので、よろしければ是非。
上のURLで見れない場合はどこかのまとめサイトさんがまとめてくれてると思うので、そちらでどうぞ
乙
おつ
乙
素晴らしいな
その後どうなったのか気になります!
乙
おつ
>>78-82
ありがとうございます。
その後は皆様で妄想して頂ければ、私も考えていませんので笑
>>1が寒い以外は良かった
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