上条「気になる子がいるんだけど、相談に乗ってくれないか?」御坂「えっ……」(364)

上条「白井なんだ……」

御坂「く、黒子?」

上条「……笑えるよな、高校生が中学一年に恋するなんてさ」

御坂「何言っているのよ! 恋なんて年齢関係ないわよ!!」

ガシャン

上条「み、御坂?」

御坂「っ!? ご、ごめん」

御坂(な、何怒っているのよ私。怒る理由なんてどこにも……)

上条「?」

御坂、椅子に着席

御坂「……それで、黒子の何を知りたいの?」

上条「い、いや……御坂と白井って友達同士だから、彼女の知らない部分とか教えてほしいなぁ~っと……」

御坂「………ふーん。なら先に、アンタが黒子が好きになった理由教えなさいよ」

上条「好きって……」

御坂「何? もしかして、興味本位? なら、教えるつもりはないわ……」

上条「……言わないと駄目?」

御坂「当然」

上条「不幸だ」


SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1368368574

御坂・白井が住んでいる寮


御坂「ねぇ黒子……」

白井「なんでしょうか、お姉様?」

御坂「好きな男とかいる?」

白井「はい?(いきなり、何を言い出すのですか)」

御坂「ねぇ、答えて黒子」

わたくしはこの時、お姉様の笑顔がとても怖いと思えた。

白井「わたくしの恋のお相手は、お姉様だけですわ。一生……」

だからこそ、正直に答えた。

御坂「そう……」

そして、お姉様はわたくしをベットの上に押し倒した。

白井「お姉様?」

御坂「黒子。貴方の想い答えてあげる♪」

お姉様が怖いと思えた。
でも、同時に夢が叶えうならそれでいいと思いました。

その先が……。

ホホゥこれはこれは……!!
期待!!!

椅子に着席ってあったから、二人が同級生の設定かと思った

鬱展開くるか?
黒子を抹殺しかねんな・・。

マイノリティを淘汰するヘテロSSになるか、はたまた…

御坂「感想は?」

白井「もう、幸せです……」

御坂「……私は不満よ」

白井「お姉様?」

ギシリと音と同時に御坂の顔が白井の近くに。

御坂「……黒子。一つお願いがあるの」

白井「なんでしょう?」

耳元にささやく御坂

白井「……!?」

御坂「どうかしら? ……このお願い」

ようやく、白井は気づく。
もう、彼女は以前の御坂ではない。

でも。

白井「はい。いいですよお姉様」

でも、それでいい。
それでお姉様が壊れないなら……。

クソスレですね

っていうかいくらSS速報でも小刻みに書きすぎだろ

数日後、御坂の協力のおかげで白井と上条は恋人同士になった。

上条「ありがとうな、御坂」

御坂「ん?私は二人が一緒になれる時間を
作っただけよ。頑張ったのは貴方じゃない」

上条「でも、黒子と一緒になれたのは御坂のおかげさ」

御坂「そう・・・・・・」

一瞬、御坂はその返答に悲しくなる。
しかし、気づかれまいと明るく振る舞う。

御坂「でも、黒子を泣かしたら承知しないからね」

上条「泣かせないよ」

上条は時計を見た。
そろそろ白井と落ち合う時間だ。

上条「それじゃあ・・・」

御坂「うん、頑張れ」

二人は別れる。

御坂「う、うう、うえーん。ひぐひぐ、うえーん!!」

そして、泣いた。




こうして、御坂美琴の初恋は終わった。

目が覚めた。
どうやら、夢をみていたらしい。

御坂「いやな、夢ね」

二度と見たくない夢だ。

上条「ごめん、遅くなった」

上条が来る。

御坂「遅いわよ。人に相談したいことあると言って待たせないでよ」

上条「すいません」

二人は近くのファミレスへ。

御坂「それで、話って何?」

上条「ああ。実は・・・・・・」

上条「気になる子がいるから、相談にのってくれないかな?」

御坂「は?」

!?

さっきのが夢なら落ちが掴めたような気がするが頑張れ

御坂「気になる子って、意外ね」

上条「上条さんだって、男の子ですから異性くらい持ちます」

御坂「・・・・・・よく、言うわよ」ボソッ

上条「ん?」

御坂「なんでもないわ。それで相手は誰?」

上条「中学生なんだけど、不味いよな?」

御坂「何か?」

上条「高校生が、中学生に恋するとか」

御坂「恋愛に歳は、関係ない!」

ガシャン!

上条「御坂?」

御坂「あ、ごめん」

無限ループって怖くね?

ハルヒのエンドレスエイトみたい…
がんば

     _
              //.|
             //./|
           //./| |

          //./ /|. |
        //./|/::/| |          _______________
        □/ / // | |.          |
        | |/.;;;;//.  | ||.         | じゃあ、>>1は死刑という事で・・・。
        | | ;;;;;;//   | |||         |_
        | |.;;;//    | |.||     ∧ ∧  |/ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
        | |//..    | | ||.    ( ・∀・)
        | |/.     | |. ||    (    )           ワイワイ  ガヤガヤ
 ______.| |___//| ||__ / | | |__

        | |   //  |. ̄∠/(__(__) /.|          ∧_∧ ∧_∧ ∧ ∧.
..∧_∧   (| |⌒/. ∧ ∧⊃イヤァァァ.     //|         (´-`;)(@・ )(;´∀)(
( ・∀・).(⌒| |//(;´Д`) ←>>1   //  |        ∧∧ ∧ ∧  ∧_∧. ∧∧
(    )  ̄| |/ (⊃ /  ⊂.⊃.   //   |       (∀・ )( ´,_ゝ)(   )(´∀`
| | |.   | |    /   └─┘ //   /.      ∧_∧ ∧ ∧ ∧ ∧. ∧_∧
(__)_)   | |  /         //   /       <_`  )(´・ω)(д゚` )(
        | |/         //   /.       ∧_∧ ∧ ∧ ∧_∧. ∧_∧ ∧
        ~~         //   /        (   )( ゚∀゚)(`   )(   )(゚д
.                //   /        ∧_∧ ∧_∧  ∧_∧ ∧_∧ ∧_∧
.               //   /         (д- )(   )( ´,_ゝ)(TдT)(∀` )

上条「佐天っていう一年生なんだ」

御坂「・・・」

上条「御坂?」

御坂「なんでもない」

御坂は、これは夢であってほしいと願った。

答えをいえば、御坂美琴はとても優しい女の子だった。
夢の影響か、はたまた好きな相手の笑顔が見たいがためにか、二人の仲を取り持った。
そのおかげで、二人は恋仲になり御坂とも良き友人相手になっていた。

が。

御坂「最悪ね、私・・・」

自分の心に素直に慣れない自分が大嫌いだった。

終わりがないのが終わり、それが(ry

最初の夢は上条さんの想いを実らせるために
黒子と寝て上条さんと付き合うようお願いしたのか
切ねぇな

時が流れた。
学園都市内部は、色々あったが現在もある。
御坂美琴は、初恋は叶わなかったが結婚して妻子持ちになった。
相手は一方通行だ。

美琴「でも、あの人は私の傍にはいないわ」

過去が過去なだけに、理想する夫婦にはなれていない。

ちなみに上条夫婦も似たようなものらしい。

上条(妻)「当麻さん、いつも浮気しそうで大変ですよ」

しかし、やることはして現在三人目。

上条「家計が不幸です」

御坂「馬鹿ね。本当・・・・・・」

理想は叶ってはいない。
でも、幸せは手に入れた。

上条「・・・・どうした、美琴さん?」

では、なぜ。

美琴「え?」

上条「泣いているのか?」

なぜ、涙が今頃になって流れるのだろうか?

ええええええええええ一方通行と結婚したの

目が覚めた。
どうやら、夢をみていたらしい。

上条「寝ていたのか、御坂?」

御坂「……」

上条「泣いている……?」

御坂「いやな、夢を見ていただけよ」

上条「怖がりなんだな」

御坂「悪い?」ギロ

上条「いいや、可愛いと思う」

御坂「・・・・・・そう?///」ボソッ

上条「はは。……それで相談したいことあるだ御坂に」

御坂「えっ……?」

この流れに覚えがあった。
確かこの次の言葉が……。

上条「気になる子がいるんだけど、相談に乗ってくれないか?」

御坂「っ……!?」



夢なら覚めてほしい。

夢から覚める度に、上条と美琴の距離がだんだん近づいているような……

上条「一方通行なんだ」

御坂「……なっ!?」

これほどの悪夢はない。

御坂「ふざけないでっ!!」

ガシャン

上条「御坂……」

御坂「……ごめん」

御坂は再び座る。

上条「……御坂が、そういう反応するのは分かっていた。でも、気になるんだ」

御坂「……」

上条は立ち上がった。

上条「俺は、あいつの悪夢の幻想をぶち壊す」

百合子か…

「気になる」=「好き」ではないだろうが、これまでの展開からしたらそーいうことなんだろうなw

ループって怖くね?

イザナミだ

半年後。

御坂「な、なんで……」

一方通行「がはッ! 黙れェ……よ、三位……」

一方通行の体が半分ない。
打ち止めを守るために、番外個体を守るために、御坂美琴を守るために一方通行は命をかけた。

上条「一方通行!!」

上条が寄り添う。
もう、誰が見ても助からない。

一方通行「おい……上条ォ……当麻……」

上条「なんだ……一方通行……」

一方通行「俺はァ……こ……ここまでだァ……。後のこと任せるぞ……」

上条「一方通行……」

あの一方通行が願う。
守って欲しいと、自分の代わりにクローン達を。

一方通行「おい、三位ィ……」

御坂「……」

一方通行「俺のことはァ……一生恨めェ……。だが、アイツ等は守れよ」

御坂「……」

御坂は。

御坂「……言われなくても、するわよ」

一方通行と約束した

ふと、御坂は思った。
これは罰なんだ、と。

どんな?

上条「……ごめん、御坂。お前の告白を受け取れない」

現実であって夢。
夢であって現実。

御坂「ううん……。いいの、今こうしてアンタと一緒にいれることで幸せだから」

上条と御坂は結婚はしていない。

しかし、お互いに好きという感情はあった。

では、なぜ?

御坂「……結局、私は一方通行の約束を果たせたのかな?」

妹達は死んだ。

元々は、殺されるために用意した体。

寿命は短い。

上条「まだ、果たしていないさ」

上条と御坂は振り返る。

??「先生ーー!」

??「おーい!」

現在、二人は妹達の子孫を育てていた。

御坂は子供を。

上条は、子供を守るために闇を。

託された約束を叶えるために。

目がさめる。
また、夢を見ていたらしい。

上条「ん?ようやく起きたんだな」

御坂「!?」

上条の肩を枕に寝てしまっていたらしい。

御坂「あ、あわわわ!?///」

上条「御坂?」

御坂「なんで、私・・・・・・」

上条「いや、御坂自身から来たんですが・・・・・・」

御坂「///」

上条「そんなことより、ぜひ御坂さんに相談したいことがあるんですよ」

御坂「そんなことって、アンタは・・・・・・!」

気づく。

しかし、間に合わない。

上条「実は気になる子がいるから、相談にのってくれないかな?」

御坂「・・・・・・」

この悪夢はいつまで。

無限ループ…

今度は告白しよう。

ふと、御坂は思った。

御坂「私も聞いてほしいことがあるわ」

上条「え?」

御坂「私、アンタのことが・・・」

ボンッ!!

上条「御坂?」

御坂美琴はフリーズした。

イザナギ? いいえ イザナミです

目が覚めた。夢を見ていたようだ。

黒子「随分とおかしな夢でしたの・・・」

上条「おはよう黒子」

黒子「当麻さん、おはようございますですの」

おはようのキスをする。最初は馴れなかったが、今では何の恥じらいもない。

!?

終わりです。

はぁ??

ID変わりまくりで>>1なのか判別しにくい…
本人だとしてもこれで終わりじゃ納得できない

<1です。なんでI Dが変わるのかわからないです。
あと、黒子の文は私は書いていません。

>>43
酉をつけるのはどうでしょうか?

あとどの文が>>1なのか教えてください
ちなみに>>40>>1ですか?

続きどうしましょう?
一応、締めのつもりだったのですが・・・

<40は<1です。

続きを書く場合は、<36からです。

できれば続きを希望

ただ、>>1か、なりすましか分かるようにしてもらえるとありがたい

>>1です。
>>36の続きです。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
どうやら、御坂は告白できないらしい。
夢の中では、告白できたのに意味がわからない。

御坂「(何かキッカケがあれば……)」

上条「いきなり、大声だしていたけど……どうしたんだ?」

御坂「な、なんでもない。……それより、気になる子がいるから相談に乗ってほしいのでしょう?」

結局、御坂は逃げた。
どうせこれも夢なんだという自己完結で。

上条「あ、ああ……。実は御坂と同じ常盤台に通っている子なんだ」

御坂「……黒子?」

上条は首を横に振る。

上条「食蜂っていう子なんだ……」

ガシッ! グイ!

御坂は食蜂という名前を聞いた途端、上条の袖をつかんで顔を近づけた。

御坂「食蜂を選ぶなら、私と付き合いなさい!!」

上条「……えっ?」

闘争というキッカケが告白させた。

乙、そして>>49 その程度で揺らぐ気持ちなのか?

>>1です。
続きです。
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
それから数日後。

御坂「遅い……」

~回想~

御坂「私とデートしなさい!」

上条「な、なぜ?」

御坂「大好きだからよ!」

上条「上条さんの返答無視ですか……?」

御坂「……私のこと、嫌い?」ウルウル

上条「嫌……いってわけじゃ……」

御坂「じゃ、決まりね♪」

~回想終了~

無理矢理的だったが、これで上条の性格なら上手くいくはず。

御坂は成功を確信していた。

御坂「……にしても、遅い」

約束の時間から十分ほど過ぎた。

上条はまだ、来ない。

来ない。

こな……

食蜂「ほら、早く持って下さいよ~? 上条さん☆」

上条「ふ、不幸すぎる……」

こ……。

御坂「……」

食蜂「……」チラリ

クス☆

御坂「……」

ブチ!!

上条は黒焦げになった。

御坂「どういうつもりなのよ!」

御坂は問い詰めた。

食縫「嫉妬かしら?」

御坂「アイツは、私の彼氏なのよ!」

食縫「彼氏?上条さんの意志を曲げて?」

御坂「なっ!?」

食縫「御坂さん?私ぃ?知っているんですよ??」

御坂「な、何を・・・」

食縫「上条さんの心を縛っていること☆」

御坂「縛るって・・・」

食縫「上条さん、本当は私とお付き合いしたいだけど、御坂さんが可哀想だからそばにいるって」

御坂「違う!!」

>>1です。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
食鋒は笑う。

食鋒「今回、本気だからぁ……色々つかちゃうぞ☆」

御坂「……私は」

食鋒「少なくとも、無理やり奪う御坂さんには負けないかも~?」

ブチッ

御坂「………もう、いいか」

食鋒「?」

御坂「どうせ、これも夢なんだし……」

御坂は顔を上げる。
しかし、目に光はない。

御坂「アンタに、本気の三位の力を見せてあげるわ」

食鋒「!」

食鋒は、瞬時にリモコンを取り出した。

が。

御坂を中心とした半径10Kmが稲妻の光で巻き込まれるのだった。

ところがどっこい!現実です!

恋愛シミュレーションみたいだな…

<<1です。

これは夢。
だから、すぐに覚める。

上条「御坂・・・」

アイツが悲壮な顔で私を見ている。

食縫「・・・・か、上条さん?」

アイツは食縫を抱き上げる。

上条「大丈夫か?」

食縫「ちょっと、無理みたい・・・☆」

上条「待ってろ。すぐに終わらせるから」

糸が決まる。
でも、いいや。

御坂「アンタなんかいらない。私のものにならない夢なんか」

上条「御坂ーーー!!」

御坂「みんな、消えてしまえーーー!!」

そして、私は。

そして、私は闇に落ちた。

幸い母親と同じようにスタイルは良かったのか、すぐに始末されることはなかった。

知らない男に襲われ、知らない人間を始末して、人体実験もした。

そんなことをして、どれくらいだろうか。

私はある子供を見た。

??「おねーさん誰?」

御坂「私?私はねー」

アイツの子供だと、わかった。

それでもいい。

どうせ、これは夢なんだから。

御坂「貴方のお嫁さん、かな?」

なんでもしよう。






終わり(?)

>>57
あえて言おう
なんだこれ?

目が覚めた。
悪夢だったような気がする。

上条「御坂?」

上条が目の前にいた。

どうやら、御坂はベンチで横になっていたらしい。

上条「大丈夫か?具合悪いのか?」

御坂「・・・」

御坂にとってこの結果は良かったかもしれない。

御坂「大丈夫。それより、何か話があって呼んだのでしょう?」

上条「あ、ああ」

上条は一度深呼吸をして、言う。

上条「実は気になる子がいるから、相談にのってくれないかな?」

御坂「・・・うん」

御坂の返答に上条は笑顔になる。

上条「本当か?実はいつもちょかいかけてくる中学生なんだ」

御坂「ストーカー?」

上条「なんで上条さんは、ストーカーされるだろうか?」

御坂「・・・そいつ男だよね」

上条「いや、女の子だ」

何なのこれ
>>1はトリつけないの?

>>61
付け方知らないんでしょ

誰か>>1に酉のつけ方教えてあげなよ(他人任せ)

<<1です。
付け方教えて下さい。

>>64 コピペだけど
◆トリップ(酉)に関して

 名前欄に#(半角シャープ)と適当な文字や数字を入れるとトリップ、いわゆる酉が表示されます。
 例 #SS速報VIP → ◆82qWBuLEU6
   #123    → ◆TJ9qoWuqvA

こうですか?

OK
話投下する時はそれ付けてもらえると非常に分かりやすい

御坂「その子の、名前は知っているの?」

上条「いや、名前は知らない」

御坂「今日もそいついるの?」

上条「ああ、そこに隠れている」

上条が、指した先に振り返る御坂。

??「!?」

影は、すぐに顔を引っ込める。
しかし、人影がいることがわかった以上は無意味。
御坂はズカズカと近づいた。

御坂「ちょっと、アンタ。一体なんのためにこいつのストーカーしてるのよ」

ストーカーというワードに反応したのか、すぐさま顔出した。

トリップ付ける前の、>1じゃない投下を教えてほしい

>>38のみです。

初春「ストーカーだなんて、失礼ですよ。御坂さん!!」

御坂「初春さん・・・」

ストーカーの犯人が、友人だと思うと少しいたためなくなってしまう御坂。

しかし、同時に少し疑問もあった。

彼女の性格や能力などを考えるとパソコンで監視するタイプに思っていたからだ。

初春「御坂さん。今、私のこと変なふうに考えていませんでしたか?」

御坂「え!?う、ううん。そんなこと思ってない!!思ってない!」

やはり初春は、恐ろしいかもと少し思う御坂。

上条「御坂?結局、その子はお知り合いですか?」

上条の質問に我に戻る。

御坂「ええ。初春さんはーーー」

御坂は一通りの紹介をする。

上条「へぇ・・・。風紀委員に所属してるんだ。すごいなぁ・・・」

初春「そんな、凄くないですよ///」

御坂「・・・」

そういうことか、と御坂は核心する。

御坂「ねぇ・・・。初春さん、もし良かったこれからお茶でも行かない?」

初春「え?」

御坂「もちろん、こいつの奢りで」

上条「は?」

この時、御坂の心は落ち着いていた。
どうやら、今日に至るまでに何かを知り、何かを経験してきた影響かもしれない。

上条「いや、上条さんはただ相談に・・・」

御坂「相談料てってことで」

上条「不幸だ・・・」

初春は恋をした。
きっかけは、自分の友人を上条が助けたから。

友人は誰が助けてくれたのかは知らない。

しかし、初春は顔は知っていたので調べた。

最初は、お礼目的。

次にどうやって友人を助けてくれたのか。

次にどんな人なのか。

次にどんな生活をしているのか。

次に周囲の友人はどんな人なのか。

次に自分は友達になってくれるのか?

次に好きになってくれるのか?

次に邪魔はだれなのか。

次にどうしたら排除できるのか。

次に・・・。

初春「上条さん・・///」

初春にとって上条は王子様となった。

>ストーカーの犯人が、友人だと思うと少しいたためなくなってしまう御坂。
いたためなくってのはちょっとしたタイプミスだよな……?
あと酉はしっかり確認してから使え意味ねえじゃねえか

だんだん病んでるよ初春さん…
御坂は排除対象かな?

何で酉もかわりまくってんの?
なりすましを防ぐためのものなのに固定じゃなかったら付ける意味無いよ

テスト中

テスト中

#123で今後は
投稿します。

全部別人だったら笑えるんだが

>>78
テスト

少し外の話をしよう。

御坂「貴方は、たしか・・・」

見覚えがあった。
たしか上条とよくつるんでいた一人。

??「なるほど。原因はアンタだったわけか」

彼は謎解きを答えるような言い方をする。

御坂「何かようかしら?」

殺意が芽生える。
今の彼は、以前の彼ではないと勘が言う。

??「気にすることはない。俺は単に答えを求めに来ただけだ」

御坂「答え?」

??「牢獄」

御坂「・・・・・」

??「それがアンタの囚われた原因だ」

牢獄とは、わからない。しかし、何か違和感を感じる。

??「もう戻すことは出来ないが、これだけは覚えておけ」

御坂「何よ・・・」

??「すべてが、現実だ」

そして、彼は御坂から消える。

御坂「牢獄、現実?」

御坂はなぜかそのワードから頭が離れることはできなかった。

そして、再び内部へ移る。

鳥割れしたら意味ねーだろ

なんか本当に>>1が書いてんのかわかんなくなってきたな

誰が書いたかわからないホラーssスレ

>>78
アホか
酉変えろ

じゃ、これで。

王子様とはなんだろうか?

少なくとも恋する乙女が、理想する男性だと思う。

ただし、王子様は人それぞれだ。

御坂には御坂の理想とする王子様もいるし、初春にも理想する王子様がいる。

が、理想と現実を一緒にしてはいけない。

初春が理想する王子様。

困った人を助けてくれる王子様。

自分も含めて誰だも助けてくれる人。

白井「初春。少し、お話があります」

初春「はい。なんですか白井さん?」

白井「最近、あの男に風紀委員の仕事を頼んでいますね」

初春「あの男?誰のことですか」

白井「上条さんのことです」

キョトンする初春。

初春「何言っているんですか?上条さんに風紀委員の仕事なんてさせてませんよ?」

白井「では、どうしていつも事件現場にあの男がいるんですの?」

初春「不幸の事故じゃないんですか?」

白井「そんな現象起こるわけないですわ!」

御坂登場。

御坂「おーい、二人とも頑張ってる??差し入れにアイスを・・・」

白井「仮にそうだとしても、一般人に事件を関わらせるわけにはいかないのです!!」

初春「・・・・」

御坂「黒子?」

空気が重い。

初春「・・・・・・そうですね。確かに一般人に事件を関わるなんて、いけませんよね」

ゾクッとする。
御坂はこの感覚を知っている。

初春「じゃ・・・・」

止めるべきなのか?
それとも見守るべきか。

初春「上条さんに、風紀委員になってもらいましょう♪」

今の彼女は。

初春「どんな手を使っても、ね♪」

書くの忘れていた。

上条「いや、遠慮します」

断られてしまった。

初春「ど、どうしてですか!?上条さんがいたらーー!」

上条「確かに初春と一緒に、街の治安とか守ってみたいけど、上条さんはそんなにいい人ではありません」

初春「そんな・・・」

上条「ごめんな、期待にそえなくて」

初春「嫌です」

上条「・・・・」

初春「上条さんは、正義の味方です。私が憧れるーー」

上条は初春の両方の肩を掴んだ。

上条「なら、その幻想を壊してやる」

そして、上条は犯罪を犯した。

バチーン

上条の頬が赤くなる。

御坂「私がなんで叩いたかわかる?」

上条「・・・ああ」

御坂「どう責任をとるつもりなの?」

上条「それは、初春が決めることだ」

御坂「っ!!」

再び手が上条に降り落ちる瞬間。

初春「やめて下さい御坂さん!!」

初春が静止した。

御坂「初春さん・・・」

初春「私が悪いです!上条さんに私の理想を押し付けたのが原因なんですから!」

御坂「それでもっ!」

初春「お願いです。御坂さん・・・」

初春の悲痛な願いに御坂は手を下げた。

上条「初春・・・」

初春「・・・御坂さん。少しだけ二人だけにしてくれませんか?」

御坂「・・・わかった」

御坂は少し二人から距離をとった。

その後、二人は話し合う。

御坂はその光景の一部始終を見る。

二人は、何度か会話すると抱き合う。

御坂「・・・」

御坂はそれに対して、確定したんだなと納得した。

そして、それから数年後が過ぎる。

内容そして>>1としての行動の全てがいかれとるなこれは

御坂は現在、恋人はいない。

何人かは、声をかけたり誘われたりしたが御坂には興味はなかった。

上条と初春は現在も付き合っている。

多少喧嘩もあるらしいし、事件に巻き込まれて大変らしい。

もちろん、場合よっては御坂も協力している。

ただ、それ以外はとても悲しいことが最近
続いている。

まず、上条の友達がみんな事故死したらしい。

なんでも原因不明の機械トラブルという話。

その次には、白井や佐天などの御坂や初春の友達が事故死した。

これも原因不明の機械トラブルという。

さて。

??「次は、どうしましょうね?」

犯人は誰だろうか?

知らない

犯人はアクセラレータ

犯人はアクセラレータ

目が覚めた。
何か悪い夢でも見ていたように、御坂は思った。

プルルル♪

御坂「あいつから、電話?」

ガチャ

上条「御坂か?実は相談したいことがあるんだ・・・」

御坂「何?」

上条「気になる子がいるから、相談にのってくれないか?」

御坂「えっ・・・?」

上条「妹達のことなんだけど・・・」

御坂は、瞬間に思った。


『戦争が起きる・・・』

エツァリ

??「時は来たと御坂は感激のあまり興奮します」

??「あの人は、お姉様ではなく私達を選んでくれたと御坂は感動します」

??「ならば、私達のするべきことは決まったと御坂は決意をします」

??「でも、あの人が好きな御坂って誰なんだろうってミサカはミサカは疑問を唱えてみたり?」

??「・・・」

??「・・・」

??「・・・」

??「よろしい。ならば決闘だと御坂は、すべての妹達に宣戦布告します」

??「私もその意見に賛成すると御坂は、同意します」

??「では、上条大戦の開幕ですと御坂は、高らかに宣言します」

御坂「それは、どういう意味?と御坂は、
上条にきいてみる?」

上条「御坂?」

御坂「あ、ごめん。ちょっと感染していたみたい」

上条「?」

御坂は、一度深呼吸をしてから話を戻す。

御坂「で、妹達の誰が好きなの?」

上条「誰?誰とは?」

御坂「まさか、妹達全員が好きなの!?」

上条「いや、全員というわけではないです。あいにく上条さんが知っている妹さんは数少ないし」

御坂「アンタにしては、残酷な答えね」

上条「もしも妹さん達全員が上条さんのことを仮に好きになって下さったとしても体持ちません」

御坂「頑張りなさいよ。そうなんだから」

上条「はい?」

上条の反応に御坂はため息をつく。

御坂「一部の妹達を除いて、みんなアンタに惚れているわよ?」

上条「え!?」

御坂「それとアンタには言ってなったけど、この電話・・・」



御坂「あの子達に盗聴されているわよ?」

上条「不幸だ・・・」

問題が発生した。

一方通行は協力者になった。

なぜ?

打ち止め「それは、一方通行は妹達のおかげでなんとか生きているからだとミサカはミサカは威張ってみる!」

勿論、一方通行には対抗策がある。

が。

一方通行「・・・チッ」

優しい彼は彼女達の意思を尊重して、仲間になった。

まぁ。

番外個体「似合うよ一方通行?。カッコイイ♪」

もう一人の御坂に凄く笑われることとなったが。

この無限ループ感……美琴が幸せになる結末はいつやら……

また、問題が発生した。

上条はこう言った。

『特定の御坂妹に興味がある』と。

では、誰?

それは、上条が最初に助けた御坂妹だ。

では、どうなる?

御坂妹『排除して、私達が彼に好かれる』

それが答えとなった。

その元凶は嫉妬。

同じ顔、同じ体。

でも出会わなかったために、その御坂妹が好きになることは許せなかった。

だからこそ、こう思う。

『私が、上条が好きな御坂妹にやろう』と。

こうして嫉妬は生まれた。

そして・・・。

番外個体「興味ないだけど、体が止まらないな・・・」

悪意を一番感じやすい御坂妹も動くことになる。

妹達バトルロワイヤル…

もう上条さんが誰も好きにならなきゃ全て解決じゃ…

問題発生。

上条と連絡がつかない。

一方通行「・・・ちッ」

間違いなく、何かに巻き込まれた。

ドーン。

爆発音がした。

一方通行「・・・・・」

カチ。

最強は動く。

誰のため?

全員の為に。

一方はいらんからはよしね

難しい話だ。

お互いに失ってほしくない。

でも、もう止められない。

オリジナル御坂では、止められない。

御坂「もう止めてよ!こんな戦いに何の意味があるのよ!」

御坂妹1「ありますと御坂は、お姉様にハッキリと言います」

御坂2「これはお姉様が干渉していい戦いではありませんと御坂は、お姉様との戦いを拒みます」

上条が好きな御坂妹「・・・そう、ですと御坂は言います」

狙われる御坂妹を守る御坂。

相手は御坂妹達。

御坂がもっとも守りたい妹達。

それがどうしてこうなったんだろうか?

御坂「・・・っ!」

何度かけても上条には、繋がらない。

もはやこれは、何かに巻き込まれたと断言していいのだろ。

御坂妹3「実力でも、感情としてもお姉様との戦いは避けたいと御坂は拒絶します」

御坂「駄目よ。この子を倒すつもりなら、私は・・・」

コインが御坂妹に向けられる。

御坂妹達「・・・」

数が増える。

十、二十、三十、四十とどんどん増える。

御坂「・・・私は」

決断の時。

??「お前が、その決断をするんじャねーよ。それは俺様の仕事だ」

対立していた御坂妹全員が宙に浮いた。

なにがなんだかわからない

御坂や妹の関連で一方が出てくると大抵クソSSになる

一方。

上条は番外個体と激突、勝利していた。

上条「・・・俺が、彼女を好きになったばかりに・・・」

気を失っている番外個体を病院に連絡。

その後、上条はもう一つの戦場へ向かった。

決断をするために。

結末の前に、一つの疑問を解決しておこう。

御坂美琴は上条が大好き。

しかし、理由がどうあれ彼女が御坂妹を応援する形が疑問だ。

御坂妹「お姉様は、あの人のことが好きなはずなのにどうして御坂の味方をするんですかと御坂は真相を求めます」

その質問に御坂は、こう答えた。

御坂「だって、この夢じゃあ私はアイツとは結ばれられない決まりだもの・・・」

御坂は何か諦めた口ぶりをしつつ、微笑むのだった。

最初の黒子のが現実でそれ以降が夢なのか、それとも全部が夢なのか……
わけがわからないけど、結末を期待したい。

答え。

上条当麻は学園都市から消えた。

同時に御坂妹達も。

そして、その後の結末を知っているのは五人だけ。

御坂「・・・結局、妹達は幸せに出来たの・・・私は」

一方通行「それを決めるのは・・・奴等だァ・・・」

御坂は無言だった。

上条大戦は終わった。

この大戦に勝利者はいない。

ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
ああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ
おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお

目が覚める。

御坂「また・・・夢?」

御坂は頭をおさえた。

御坂「なんか、悪夢ばかり見るわ・・・」

フラリ

御坂「あ・・・れ?」

体がいうこときかない。

バタリ。

御坂はそのまま倒れてしまうのだった。

そろそろ報われてやってくれよ…

これは夢。

上条「御坂。俺、お前が気になって仕方がないんだ」

御坂「え?あ、えええええ!?」

私は嬉しさと感激のあまりに大声をだしてしまった。

上条「だから、付き合ってくれ!!」

御坂「・・・はい///」

夢が叶った瞬間だった。

まさかこれも夢なのかー?
それとも現実なのかー?

目が覚める。

目の前に白井が心配そうに御坂を見ていたよう。

御坂「黒子?」

白井「ああ、よかったお姉様。ようやく気がつかれましたのね・・・」

意識がハッキリとして、辺りを見回す。

そこは自分が今暮らしている寮だった。

御坂「なら、さっきのは夢?」

あれが夢。

これも夢。

では、現実はどこにある?

白井「お姉様?」

白井が心配そうな顔で御坂を伺う。

御坂「あ、ごめん黒子。まだ少し気分が悪いみたいなの・・・」

白井「そうですの・・・」

白井は悲しんだ顔で見る。

御坂「大丈夫。もう少し寝たらきっと良くなるって・・・」

白井「わかりました。では、何かあったら呼んでください。すぐにかけつけますわ」

御坂「うん」

白井がいなくなり、一人になる御坂。

御坂「記憶があいまいすぎる・・・」

暴走した自分、一方通行を結婚した自分、黄昏の自分。

御坂「すべての記憶が大体ある。でも、必ず始まりは・・・」

いや、そもそもこの現象はなんだ?

??「牢獄」

あの男の言葉が気になる。

御坂は起き上がり、服を着替える。

御坂「ごめん黒子」

そして、心配しているであろう友人に詫びを入れて外にでた。

あの時にあった、男に会うために。

電話が鳴った。

相手は白井だ。

??「黒子。どうしたんだ?」

白井「大変です!お姉様が、寮から抜け出して・・・!」

??「なんだって!?まだ、御坂の奴具合悪いんだろ?」

白井「はい、それなのに・・・」

??「わかった。俺も探してみるから、黒子は寮で待っていてくれ。もしかすると帰ってくるかもしれないから」

白井「はい・・・」

??「大丈夫。俺を信じろ」

その言葉は、白井に絶対の安心感を抱かせてくれる。

白井「・・・上条さん」

上条は電話を切って走り出した。

ここは、カフカの「城」か、だとすると辿りつかないな…

そろそろ真実が明らかになるのかー?

御坂の身体は限界だった。

もともと無理して飛び出して来たのだ、今までもっていたのが奇跡だ。

御坂「う、うう・・・・」

気が遠くなる。

フラリ

また。

ガシ!

今度は支えられた。

御坂「だ・・・れ?」

??「こんにちは。第三位」

すべてが真っ白な体。

垣根「私は垣根。貴方に希望をあげに来ました」

果たして、御坂は。

ここにきて白垣根だと?!

これも夢。

垣根「可能です。私なら・・・きっと」

彼に理屈は通用しない。

??「なら、決まりだ。彼女を助けに行くのは四人」

上条「すまない。本当なら俺が行くべきなのに・・・」

??「適材適所だカミやん。必ず連れ戻してくる」

垣根「はい。必ず・・・」

目が覚める。

辺りを見回すと、そこは見知らぬ壁。

見知らぬ部屋。

見知らぬベッド。

御坂「ここは?」

上条「俺の寮だ」

上条が怒った顔で御坂をみていた。

御坂「・・・何で、私はここにいるの?」

上条「公園で倒れていたのを、俺が連れてきた」

御坂「なんで?」

上条「・・・」

バチン!

御坂は上条に叩かれた。

上条「ごめん・・・」

御坂「謝るなら、叩かないでよ」

でも、少し心が落ち着く御坂。

御坂「ねぇ・・・もう少しだけ、ここで寝ていい?」

上条「ああ・・・」

御坂「ありがとう」

目を閉じる。

御坂「今日は、いい夢が見れそう・・・」

そして。


御坂は二度と目を覚ますことはなかった。

え、天使(メルヘン)が迎えに来た… だとするとfineなのか?

目が覚める。

雨が降っていた。

目の前に、知っている人達がいる。

でも、なぜか泣いていた。

白井「お姉様!お姉ーーー様!!」

初春「う、ううえええん。御坂さん!御坂さーん!!」

二人は大泣き。

上条と佐天は泣いてはいないが、とても悲しみに暮れていた。

上条「・・・黒子」

泣きじゃくっる白井を抱きしめてあげる上条。

御坂「・・・これは、何?」

四人は反応しない。

いや、そもそも御坂の体が透明だと気付いた。

御坂「これって・・・」

垣根「四人は貴方が亡くなったことに、悲しんでいるんです・・・」

振り向くとすべてが真っ白な男が立っている。
御坂「貴方は、確か・・・第二位垣根帝国だったかしら・・・」

以前、写真で見たことがあった。だから、顔は知っている。

御坂「でも、貴方の体はどうしてそんなに白いの?」

垣根「私の能力の影響だと、認識してくれればいいですよ」

御坂「・・・そう。いえ、それより私が亡くなったってどういうこと?私は、今ここにいるわ」

垣根「ユーレイです」

御坂「・・・は?」

御坂はボーゼンとした。

垣根帝国ww
誤字か?美琴が間違えたか?

黒子が上条に抱きついて泣いてるって事は
>>10までが現実でその間が夢で>>122で現実に戻ってきたのかー?
でもって死んじゃってるって……

御坂「う?ら?め?し?や?の?」

垣根「はい」

垣根は笑顔で答える。

御坂「ふざけないで!私は『ここ』にいるわ!」

垣根「なら、彼らに触れてみて下さい」

御坂「・・・っ」

出来るわけがない。すでに御坂は試しており、彼らと触れるどころか会話さえ出来ない。

垣根「ちなみに私の能力では、ありませんから」

御坂「・・・うっ」

垣根の笑顔がまぶしい。これほど清々しい笑顔は見たことがない。

悔い改めてる描写はないから、無欲の笑顔は眩しかろう…

垣根「無念って理解できますか?」

御坂「どういう意味よ・・・」

垣根「いまの貴方がその状態なんです」

無念って、つまり何かに対して思いを断ち切ることが出来ていないということ。

御坂「私の何が無念だって言うのよ」

垣根は御坂のその返答に対して。

垣根「貴方は、本当に彼との繋がりを否定しているんですか?」

御坂「彼?」

垣根「その反応では、またまだ貴方は牢獄に囚われたままです」

御坂「その言葉!?」

意識が薄れる。

垣根「夢が覚めたらまた、会いましょう第三位。貴方の心の牢獄から脱け出す意思を持った時に・・・」

御坂「まっ・・・!」

そして、御坂は再びふりだしに戻る。

目が覚める。

プルルル♪

ガチャ

御坂「・・・どうしたの?」

上条からだ。

上条「御坂。実は気になる子がいるから、相談に乗ってほしいんだか」

御坂「何で私なのよ?」

上条「いや、方法とか知ってそうだから・・・」

御坂「お断りよ。私はしたくない」

上条「ふ、不幸だ・・・」

電話越しでも上条が落ち込んでいることがわかる。

御坂「・・・相手は、誰よ?」

上条「え?」

御坂「だから、相手は誰よ!相談に乗るから言いなさいよ!」

上条「御坂・・・」

御坂はまだまだ甘いなと思う。

上条「実は、さ・・・土御門舞華のことが気になるんだ・・・」

御坂「無理ね。諦めなさい」

ガチャン!!

御坂は電話を切った。

美琴はどうすりゃこのループから脱出できるのやら…
てか幽霊になってるのがマジなら、ループから脱出したら成仏する事に……?

もう生きてハッピーエンドは無理なのか…
上条さんのために仲を取り持ってあげて壊れてビンタされて
生前のみこっちゃんかわいそすぎる

くだらない。

それが、彼の答えだった。

この木原未来は未来が大好き。

例えば、死んだ人間をそのまま破棄するのは勿体無いといい、恵まれない人に渡していた。

白紙になったがすでに量産された御坂妹は、恵まれない人や助けたい人間へ。

何名は人とクローンの子供、子供は未来の学園都市に実験体に。

とにかく彼は『未来』に繋がる実験、行動をすることが大好きだった。

が。

??「アホか? そんな未来なんざの研究なんていらーねーよ!」

??「ホント、絶望的なプランですね」

他の木原には全く相手にされなかった。

木原未来「はぁ~どうして、他の木原は後先かんがえないのかなぁ~?」

彼は目の前のバイオ液に眠る者を見る。

『主人の人形(マスタードール)』

木原未来「とりあえず、一個でも成果を見せないとなぁ~」

彼はスイッチを押した。

土御門舞華「すまない、私はおまえの恋人にはなれない。だから、ごめんなさいだぞー」

上条「うん、返事ありがとう・・・」

上条は失恋した。

アポは御坂がして、気になるなら当たってこーいという感じで。

上条「不幸だ・・・失恋した」

御坂「告白しただけでも、立派よ?」

御坂は落ち込む上条の肩をポンポンと軽く叩いて慰めてあげる。

しかし、まだ落ち込む上条。

御坂「仕方がない。景気づけにこの美琴様がジュースをおごってあげるわ」

落ち込む上条を他所にジュースを買いに行こうとする。

その時。

??「カミやーん!」

上条「土御門?」

土御門「[ピーーー]!!」

バキーーーン!

上条「ぐはっ!?」

上条は吹っ飛んだ。

修羅場来た… 友情にひびが入るか

土御門「どうだ、カミやん。兄の拳は?」

上条「なぜ殴る・・・?」

土御門「舞華に手を出した。それで充分だにゃー」

上条「さっき、振られた」

土御門「もう一度言うぞ。舞華に手をだしたからだ」

上条「このロリコンが!そんな程度で怒っていたら、結婚出来なくなるぞ!」

土御門「俺がいる!」

ドーーーーン

上条「なら、良いだろ!まずは、その幻想をぶち壊す!」

土御門「カミやん!」

二人が激突しようとした・・・が。

その間に、電撃の壁が一時的に現れて二人の争いを止めた。

上条「御坂?」

上条が御坂を見ると、彼女は放電しつつ何か小声で言う。

御坂「・・・ようやく見つけたわ」

土御門「・・・」

御坂「土御門さんっていうのね。貴方に訪ねたいことがあるのよ」

土御門「何かにゃー?」

上条「土御門?」

二人の間に不穏な空気が混ざる。しかし、上条にはさっぱりわからない。

御坂「以前、貴方は牢獄というキーワードを教えてくれたわね。あの意味を教えなさい」

土御門「第二位が言わなかったのか?なら、俺の口からはないにゃー」

これは夢の話。

しかし、土御門は知っている。
なら、第二位と繋がりがあるのは確定だった。

御坂「なら、無理やり言わせてあげる!」

激しい電撃が土御門に襲う。

バシュン!

だけど、上条がそれを打ち消した。

上条「御坂!」

御坂「邪魔するな!」

土御門「カミやん、いいよ。彼女は災厄の女なんだから・・・」

上条「土御門!」

御坂「何ですって!?」

土御門「だって、そうだろ?」

言うな。

土御門「確定していることに対して・・・」

言うな!

土御門「いつまでも『もしも』を願っているだからさ」

御坂「言うなぁーーーーーーー!!」

御坂の電撃が周りを包み込む。

もう美琴は戻れないのかなー……

土御門を見失った。

彼は御坂に言いたいことを言って逃走したのだ。

ちなみに上条が『俺はどうすれば・・・
』呆けていたが無視。

今は土御門に専念することに。

しかし、約1時間探したが見つからず。

もう帰っただろうと思いつつ上条の下へ。

そして。

舞華「今日から、お前の御主人様兼恋人のなるからよろしくお願いいたしますだぞー」

御坂「・・・」

悪夢再来。

ご主人様はメイド様www

ところで、舞夏ではないのか?

矛盾している。

御坂はそう感じた。

だって、ついさいっきまで『ごめんなさい』と言った彼女がいきなり恋人宣言するだろうか?

御坂「怪しい・・・」

そう思った御坂は彼女の後を追う。

しかし、舞華をつかまえることは出来なかった。

それは土御門が現れたからだ。

土御門「すまないが、あの舞華には関わるな」

御坂「私に関係あること?」

土御門「・・・世の中には、知らなくていいこともある」

御坂「あいにく、私はそういうのは慣れているわ」

土御門「なら、もしもそれを知ることでカミやんが消されるとしてもか?」

御坂「なおさらね」

土御門「どうして、そこまでする?」

御坂「・・・・それは」

未練か、執念か、妄念か、陰気全開、とある陰陽師の土御門。

そういえば、どうしてだろう?

なぜ、私はあの男の手伝いをしているのか。

御坂「わからない。ただ、無視できないから・・・?」

土御門「友達だからか?」

御坂「・・・・」

友達?

本当にそんな感情なのか?

もっと、こう、胸の奥が痛むような・・・。

土御門「それは恋だ。アンタはカミやんに恋しながらも自分だけは絶対に恋人になろうとは思っていないからだ」

御坂「恋・・・?」

パリーン。

何が割れる音がした。

御坂「私は・・・・」

そう、思い出す。

御坂「私はアイツの・・・」


上条『美琴、大好きだ』


御坂「妻。私の名前は・・・上条美琴」

彼女の夢が覚める瞬間だった。

おおっ?

こやつ、結婚しおった…

それは過去。

上条美琴は周囲からも羨ましいがられるほど美女だった。

彼女は夫にぞっこんしていた。

美琴「とーうーまー・・・・この写真の人だーーーーーれーーーーーー?」

当麻「そ、それはですね。偶然助けた一般人であって深くは・・・・」

美琴「とーーーうーーーまーーーー!!」

当麻「不幸だーーーーーーーー!!」

だから、毎日モテる夫を管理していた。

当麻「・・・・つかれた。張り切りすぎた」

美琴「えへへへ♪ うふふふ♪」

表向きは。

裏では攻守は逆転している。

美琴は彼を愛していた。

すべてを捧げていた。

彼に『不幸』なんて言わせたくなかった。

だからこそ、願った。



『もしも、私ではなく他の人だったらあの人は不幸にならなかったのでは?』

と。

おお!?

舞夏はドラム缶型の清掃ロボットの上に正座していた。

恋人である上条の所へ向かう途中、兄の土御門と御坂に会った。

舞夏「珍しい組み合わせだなー? 二人とも付き合いだしたのかー?」

土御門「うんにゃ、俺は舞夏一筋。彼女に異性はない」

御坂「奇遇ね、私もよ。・・・っというよりも私はアイツ一筋ね」

意味がわからない。

舞夏「だったら、なんで二人は一緒にいるんだー?」

二人「手を組んだ」

光が舞った。

御坂の電撃が舞夏を襲ったのだ。

しかし、電撃は舞夏に当たらず。

舞夏「なんだーバレたのかー?結構本気なんだけどなー」

御坂「・・・・・・・・・」

オオオオオ(ノ゚ο゚)ノ オオォォォ-

土御門「(怖っ!?)」

御坂「言っておく。アイツは私の物で私のすべてよ!!」

舞夏「なら、やってみろよー?この私『ご主人様の人形』からさー?」

御坂「消えろぉーーーー!このクローン風情がぁーーーーー!」

恋する乙女が激突した。

恋狂い→怨霊は源氏物語から続く日本文化

>御坂「消えろぉーーーー!このクローン風情がぁーーーーー!」

それはあなたが言ってはいけないです

御主人様の人形「初めましてだぞー。兄貴ー」

土御門は木原未来の袖を掴んだ。

土御門「どういうつもりだ、これは?」

木原「どうもこうもないさ。君の新しい『妹』さんだよ?」

土御門「本物はどこだ?」

木原「なにもしていない。ただこのままにするなら、手をださけど?」

土御門「一体何が目的でこんなことをしやがった!」

木原「上条当麻の花嫁だよ。彼女は」

土御門「なっ!?」

木原「これは統括理事会が決めたことだから、君に拒否はない。あるとすれば、本物の避難かな?」

土御門「・・・っ!」

バキン!

土御門の拳が木原の顔面へ。

木原「ぐっ!・・・・・悪いけど君は協力してもらうからね」

土御門「その前に・・・」

土御門は銃を木原に向けた。

土御門「お前だけは、消す」

バキューン!!

銃口が響くのだった。

どうなるやら…
分かってきたと思ったら訳が分からなくなってきた。

御主人の人形と御坂の勝敗は、御坂が勝利した。

敗者の御主人の人形は地面に倒れている。

御主人の人形「ぐぅ・・・っ!」

御坂「終わりね。アイツに手を出そうとしたむくいよ」

そして、御坂は手を挙げる。

バキューン !

その瞬間、御坂の左胸に穴が空いた。

御坂「・・・・・あ」

ドサッ

土御門「悪いな。彼女を消させるわけにはいかないないんだ」

御坂「あ、ああ。アアアアアーーー!!」

土御門「だが、アンタは鍵を1つ手にいれた。きっと、少しだけ変化はするだろうさ
・・・」

そして、土御門は御坂を始末した。

目が覚める。

夢を見ていた。

御坂「ううん、あれは夢じゃない。現実だった。」

御坂は携帯で時間を見る。

時間はあれから何日前も戻っていた。

御坂「私、過去に来たの?」

振り返る。

自分は土御門に消された。

でも、今は生きている。

御坂「違う。ここはあの男と出会う前の過去。だから、私は生きている」

また、消されるのか?

答えはNoだ。

御坂「すべての原因は、アイツが好きな人の相談をしてから変わっている」

上条の告白で未来が変わる。

しかし、なぜそんなことが起きているのだろうか?

それに未来が変わっているのなら垣根や土御門の記憶も。

上条「御坂ー!」

上条が手を振って歩いてくる。

御坂「あ・・・」

ドックン!

途端、御坂の上条に対する衝動が抑えきれなくなる。

上条「御坂・・・っ!?」

唇が奪われる。

御坂「もう、離さない!絶対に!」

そして、上条を茂みに連れ込むのだった。

来たか

こんがらがってきた…

上条はひどく落ち込んだ。

なんせ、中学生を傷ものにしてしまったのだ。どんな理由であれ、不幸だろう。

御坂「・・・落ち込むほどいやだった?」

傷物にしてしまった影響なのか上条は、今の御坂がとても可愛く見えた。

上条「・・・高校生が中学生に手を挙げたらダメでしょう。やっぱり・・・」

御坂「私が望んでも?」

上条「・・・」

上条は責任をとらないといけないと決心した。

ガシッ!

御坂「・・・っ!」

上条「結婚前提で付き合ってくれ!」

御坂「うん///」

こうして、二人はカップルになる。


??「・・・」

ハギッ!

目撃者に見られながら。

そろそろ佳境なのかー?

御坂の生活が変わった。

彼女は上条に好かれるために、愛されるために努力する。

例えば、料理。

上条はあまり良い食生活を送っていないので御坂が毎日作った。

次に生活費。

御坂が管理した。

白井「お姉様、もはやそれは・・・」

御坂「♪?」

御坂は上条を愛した。

上条も御坂に尽くした。

そんなある日。

ピンポーン♪

チャイムが鳴った。

覗く。

相手は帽子を被っていて分からないが、服装からして、運送屋だ。

運送屋「お届けものです」

御坂「はーい!」

ガチャリ。

運送屋「ハンコをいただけますか?」

御坂「はい」

箱が大きい。

運送屋「どうぞ」

御坂「あ、すいません。重かったですよね?」

運送屋「いえいえ」

上条「美琴、荷物か?」

上条が奥から現れる。

御坂「うん。当麻、ごめん持ってくれない?」

上条「ああ・・・」

そういって、御坂は運送屋から後ろを向く。

グサ!

御坂「・・・え?」

刃が右胸に突き抜けていた。

上条「御坂!」

そして、運送屋は帽子を取る。

上条「五和・・・」

五和「こんにちは、上条さん。向かえに来ましたよ?」

ドサッ!

御坂の意識が消えていく。

上条「な、なんで・・・」

五和「なんでって、助けに来たんですよ?
この泥棒猫から」

五和は御坂の頭を踏みつける。

上条「おいっ!?」

バキッ!

上条は気を失う。

御坂「あ、あああ、ああ・・・」

五和「では・・・」

グチャ!

御坂の頭は潰された。

もうわけがわからないよ

この門をくぐるもの、全ての希望を捨てよ… か。

安定のヤンデレ五話

真実の一つ。

??「当麻が悪いんだよ? 美琴にあんなに愛されながらもいつも『不幸だー』なんて言うから!」

上条「美琴の奴、そんな些細な口癖まで心配していたのか・・・」

土御門「ま、他人の俺らにしてみれば最悪のとばっちりだわなぁ?」

上条「すまない。本来なら夫である俺が、解決しなければいけないのに・・・」

土御門「仕方がないさ。カミやんの左手があっては、魂さえ飛ぶことはできない。だが、そう言う類系の専門家の俺と垣根、彼女なら様々な平行世界に飛んでいる御坂美琴の魂と接触することが出来る」

垣根「彼女は自身の記憶や目的、自我を失いながらも探しています」

??「どうしたら、当麻が『幸せだー』って言ってくれるのかね・・・」

土御門「彼女には悪いが、そんなものは見つからない。仮にあったとしてもこの世界とその世界は違うのだから、実現なんてしないのさ」

上条「美琴・・・」

上条は眠っている妻の髪をなでるのだった。

美琴……

上条さんは左手にもなにかあるのか…

目が覚める。

気がつけば泣いていた。

御坂「う、うう・・・」

また、戻ってきた。それだけならいい。

でも、何をどう頑張っても上条と幸せになることが出来ない。

一時的に結ばれても、必ず邪魔が入りこんで御坂では防ぎ切れようがない。

御坂「どうしたら、どうしたらアイツの傍にいられるの?」

上条「御坂ー!」

始まる。始まってしまう。

御坂「来るなっ!!」

バリーン!

拒否するために電撃が放たれた。

バシューン!

しかし、上条の能力で消される。

上条「御坂?」

何も知らない上条は、心配そうに御坂を見てきた。

御坂「もう、私に関わらないで!これ以上、私をおかしくさせないで!」

そういって、御坂は上条から逃げるのだった。

寮に戻った御坂は、ベットの中に入った。

白井「お姉様?一体どうなさったんですか?」

帰ってくるなり、泣いている御坂を見れば心配してしまう。

御坂「うるさい!どうせ、アンタも私の敵なんだ!」

白井「お、お姉様!?」

ギョロリと白井に睨み付けた御坂。

御坂「だったら、今のうちに始末してやる!」

御坂は白井の首を締めた。

白井「お、お姉様・・・」

白井は絞められた両手を離そうと掴む。

が。

白井はそのまま受け入れてしまった。

それどころか白井は微笑んでいる。

御坂「あっ・・・・っ!」

我に帰る御坂。すぐさま、手を離した。

白井「げほっ!けぼっ!」

御坂「何で・・・何もしなかったの黒子・・・?」

すると白井は、息を整えて笑顔で答えた。

白井「黒子は、お姉様が大好きですから。お姉様に消されるなら本望ですわ」

御坂「ふざけないで!今、私は本気でっ・・・!」

白井「だからこそ、これは黒子のお姉様にしてあげられることだと思い受け入れました!」

御坂「黒子・・・アンタ」

白井「それに、抵抗なんてできませんよ」

御坂「え?」

白井は笑顔で微笑む。

白井「そんな、涙を流しながすお姉様にどうして、黒子が抵抗できましょうか?」

御坂「あっ・・・」

パリーン。

御坂の何が割れた。

いいねえ、羅生門のような迷宮

御坂のナニが割れたって?(難聴)

<<1です。
まず、お詫びです。
ご存知の通り文字間違いが多いです。頑張って読み返したりして、訂正していますが心優しく見逃して下さることをお願いいたします。

※※※※※※※※※※※※※※※※※
御坂は白井に相談することにした。

自分は上条当麻が大好きなこと、両想いになるために色々なアプローチをしたこと、両想いになっても妨害されること、上条がモテモテだということ、繰り返される日常のことを。

そして『牢獄、現実』と謎のキーワードを残した土御門や垣根のことも。

話をすべて聞く白井は、最初は信じられないという顔をしたが、次第に真剣な顔をした。

そして、結論。

白井「とりあえず、お姉様。上条さんのことは諦めてわたくしに走りませんか?」

御坂「断る!」

白井「えーーーー?」

白井はガックリうなだれるのだった。

別世界でも白井は白井wwww

白井「お姉様。上条という男はお姉様には相応しくないと思います」

御坂はムッとする。

御坂「黒子?その理由を詳細に言いなさい。さもないと・・・」

御坂は本気だ。今度は消される。

白井「その前に、お姉様はどうしてそこまで上条という男が好きなんですか?」

御坂「うーんと、簡単に言ったら私が悲しんでいたのを助けてくれたから?」

白井「なら、わたくしも!」

御坂「アンタ、女の子でしょ!」

白井は、再びガックリうなだれた。

白井「えーでは、まずは上条さんはどなたが気になるのか聞いてみますかー?」

御坂「恐いわよ。また、他の女だった私・・・」

白井「その時は、その時で別の方法を考えましょう」

プルル♪

上条から電話だ。きっと、先程の御坂の行動に心配して電話してきたに違いない。

御坂「黒子・・・」

心配そうにする御坂。でも、白井は笑顔で
『自分もいるから』と微笑んで安心させる。

ピッ!

上条「もしもし、御坂か?さっきはどうしたんだよ?」

御坂「ううん、なんでもない。ちょっと悩みごとがあったから、荒れていただけよ」

上条「荒れていた!?何かあったのか!すぐに行くから待ってろ!」

ガチャ!

御坂「えっ・・・」

白井「なんでもないと言っていましたのに・・・」

御坂「そういうヤツなのよ。アイツは」

御坂は笑った。

その笑顔に白井は『ようやく、お姉様が帰ってきた』とかんじるのだった。

上条は御坂の居場所を知らない。

当然ながら、迷子になっていた。

上条「ふ、不幸だ・・・」

途方にくれる上条。

そこに。

??「あら、どうかしたの?」

天使が舞い降りた。

上条さん次は誰とくっつくのやら……

寮監か

数時間後、上条、御坂、白井の三人はいつもの公園で出会う。

しかし、もう夕暮れ時で長時間は話せる時間ではない。

白井「(だから、気にしないでお姉様は言っていたのに・・・)」

上条の唐突の行動に呆れてしまう白井。
その一方で、そういう人の不幸になり得る出来事を見過ごせない性格だからこそ人に好かれるのだなとも思えた。

白井「(ですが・・・それだけ好かれる行動をしておいて、今までお姉様を含めた恋のアプローチに気づいていないとなると・・・)」

超がつくほどの鈍感人間ということ。

そして、その鈍感が不幸を増やしているのではとも白井は考察する。

上条「実は気になる女性がいるんだけど、相談に乗ってくれないか?」

御坂「えっ……」

そんな白井の考察の中、上条と御坂の会話は進み恋話へ。

御坂「女性って・・・年上?」

上条「一つ上かも?・・・その人、かなりタイプなんだ」

御坂「へーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー」

白井「(お姉様・・・)」

すでに御坂は暗黒面に落ちていると気づく白井。

このままでは、その女性を始末するかもしれない。

上条「名前は知らないけど風紀委員のマークがあった」

ピキッ!

御坂の心にヒビがはいる。

白井「年上?風紀委員?・・・それはこんな方ですか?」

白井はケータイの画像を見せる。

上条「ん、ああ。この人・・・」

ピキッ!ピキッ!

御坂はその画像を覗く。

御坂「(固法先輩ぃーーーーー!!)」

そして、御坂は堕天使へ変貌した。

木原未来は上条当麻に、興味津々になった。

そこで、上条に関する情報を集めてる。

すると、上条当麻に関わるなと上から注意される。

木原未来はますます興味津々になった。

木原「とりあえず、今は後方支援として彼女でも作らせようかな?」

すると、いっぱいいた。

木原「えー・・・」

途方に暮れる木原だったが、監視カメラで上条が嬉しいことを言った。

上条『気になる子がいるんだ』

これを見た木原は、こう思った。

木原「仲立になってあげよう♪」

こうして木原未来の『上条未来計画』が始動した。

とりあえず木原が原因なのはわかった。
これだから木原は…

かくして、数多の禍神が誕生やするのか…

始動したのはいいが、上条が気にする女性は少し木原にとって、めんどくさい相手。

彼女は正義感に溢れた女性だからだ。

木原「こーいう子は、難しいだよなー」

彼女の情報を眺めながら、木原は考える。

木原「クローンという手もあるけど、色々面倒だしなー」

少し難解な問題。

これはまずいか・・・と思った時。

木原「おや?」

彼女の過去に面白い経歴があった。

さらには、そのリーダーとは親しい関係性がある。

頭が働く。

いわゆる悪知恵だ。

木原「みーつけた♪」

木原未来は、最高の笑顔をした。

上条「え? ムサシノ牛乳売り切れなんですか?」

店員「はい、すいません」

上条「ふ、不幸だ・・・」

最近、ムサシノ牛乳が学園都市から消えているらしい。

噂ではとある金持ちがムサシノ牛乳製造者と契約して独り占めしている噂。

もちろん所詮は噂話。

真実は上条にはわからない。

しかし、ムサシノ牛乳をいつも飲んでいる者達には大問題だ。

??「売り切れって、確かこのお店には五百本くらいはありましたよね?」

上条「ん?」

店員「はぁ・・・そうだったんですが、なんでもとある食品会社がムサシノ牛乳を材料とした商品を売り出す予定らしく、その材料を集めるために学園都市すべてのムサシノ牛乳を買い求めいるらしいです」

??「・・・ですから、いくら必要だからって学園都市にあるムサシノ牛乳全部だなんて・・・」

店員「私たちはお金さえ貰えれば・・・」

??「・・・・」

店員「あ、いえ! すぐに再入荷できるようにしますね!」

店員は逃げるように走っていく。

上条「どっちが店員なんだか・・・」

??「何?」

上条「あ、いえ・・・」

女性の殺気に怯える上条だが、その顔に見覚えがあった。

??「あら、貴方はこの前の・・・」

上条「先日はどーも。俺、上条当麻です」

固法「私は固法美偉、風紀委員もしているわ」

上条「知っています。白井も一緒なんですよね」

固法「あら? 白井さんのこと知っているの?」

上条「ええ、まぁ・・・」

固法「白井さん、風紀委員では結構頑張っているのよ?」

上条「へぇ・・・すごいな」

ふと、気づく。

固法「?」

上条「固法さ・・ん?」

固法「固法でいいわよ。それよりも・・・・」

上条「?」

固法「すごい殺気を感じたのだけれど・・・」

上条「え?」

上条は辺りを見回す。
しかし、スーパーで賑わすこの雑踏の中ではわからない。

ガヤガヤワイワイ。

ガヤガヤワイワイ。

御坂「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」

御坂の姿は二人からは、見えてない。

>>1乙 治安関係者の実技の一つが尾行のはず…

固法「上条くんっでいいだっけ?」

上条「いいですよ」

固法「それじゃあ・・・」

ぎゅ。

上条「!?」

上条はいきなりの固法の行動に驚く。

固法「動かないで!」

小声で怒鳴る固法。

上条「え?」

固法「やっぱり・・・」

固法はため息をつく。

固法「気のせいだと思っていたんだけど・・・殺気があるの」

上条「!?」

固法「私か上条くんかどっちかね」

上条「・・・」

固法「誘い込むわ。協力してもらえる?」

上条「ああ。わかった」

二人は歩く。腕を組みながら。

御坂「・・・・あ・・・・・・・・・あ・・ああ・・・・・・ああ」

ガヤガヤワイワイ。

ガヤガヤワイワイ。

御坂は追う。

二人はどんどん人気のない場所に歩いていく。

御坂「・・・」

御坂は気づかれなないようについていく。

シュン!

白井「お姉様・・・。何をなさっているのですか?」

白井が現れて、御坂を呼び止めた。

御坂「何って、何もしてないわよ」

白井「上条さんの追跡、もしくは固法先輩を消すためですよね?」

御坂「違うわ」

そう否定しつつも、明らかに二人を追う御坂。

白井「・・・では、一緒に寮に帰りましょうお姉様。そろそろ門限の時間ですし」

御坂「先に帰っていて黒子。私、用事があるから」

白井はタメ息をした。

白井「失礼しますお姉様」

御坂「え?」

シュン!

二人はその場から消えた。

二重尾行とは、プロらしいな。

さすが黒子プロの成せる技だな

ていうか誰かここまでで判明している事をまとめてくれないだろうか
自分にはよくわからんでごんす

>>198
・美琴は上条と結婚している。 >>152 >>155
・そこに木原未来ってのが介入? >>142
・美琴の魂だけが色々な別世界でフラレループ中?
・美琴を助けるために4人(上条・土御門・垣根・とあと一人)が模索中? >>173

こんな感じかな?

シュン!

御坂「黒子!」

御坂は白井の袖を掴む。

白井「お姉様、落ち着いて下さい。失礼ですが今のお姉様を上条さんに近づけさせるわけにはまいりません!」

御坂「な、なんで!?」

白井は手鏡を御坂に見せる。

白井「今のお顔を見てください!」

御坂「っ!!」

そこに写る御坂。

それはとても醜い顔が写っていた。

御坂「あ、ああああーーあ!!」

気が狂う御坂。

でも、白井は言う。

白井「大丈夫ですよお姉様。まだやり直せます」

パリーン!

また、1つ御坂の心が割れる。

同時に。

白井「・・・ふふ」

別の魔の手が御坂を襲う。

悲しい通告だった。

木原未来の計画が中止になってしまったのだ。

木原「どうしてですか?これから固法を上条に近づけるきっかけ作ったから、さらに・・・」

??「その固法を利用しようとした関係の男だよ。彼が逃げたんだ」

木原「うそー!?」

??「元スパイダーだっけか、資料は見たけどそのリーダーが大暴れしたから計画がメチャクチャなんだよ!」

木原「うーん、ムサシノ牛乳事件を計画していたのにー!」

??「で、その責任として君の命もらうって」

木原はタメ息をつく。

木原「ほんと上は、未来を考えてないなー!」

バシューン!

そして、木原未来は消された。

暗躍は消された。

当然、誰もしらない。

しかし、多少関わったために四人の関係は変わった。

上条は固法に対して、恋愛感情を抱くが失恋。再び不幸生活が始まった。

固法は上条を振った後も変化せず、今日も風紀委員を頑張っている。

白井は壊れる御坂のカンセリングとして、傍にいつもいた。

ただし。

御坂「う、うう・・・黒子。今日も駄目だったよー」

白井「大丈夫ですわ。いつも黒子がいます」

ナデナデ。

友人1「な、なんで御坂さん。白井さんに頭なでられているの?」

友人2「わ、わかりませんよ」

白井は御坂の弱くなった心を誘惑して、自分の物にする作戦に出る。

結果、二人は・・・。

傍観者。

??「うーん、やっぱり私が干渉しないといけないのかしら?」

彼女は微笑む。

??「それとも・・・」






御坂の牢獄は続く。

真実の二。

木原未来は女性だった。

美琴「覚悟しなさい!人の旦那に手を出した罪は重いわよ!」

上条美琴が木原未来を追い詰める。

木原「えー?手を出したしたのは旦那さんでしょ?」

美琴「出してない!アンタが誘惑した!」

プンスカプン。

木原「ふーん。まぁいいわ・・・いまさら」

美琴「諦めがいいのね」

木原はクスリと笑う。

木原「だって、私にとって上条さんの未来を作れたのだから最高よ?」

美琴「作る?」

木原「ねぇ、貴女は今の生活に満足している?」

美琴「な、何よ、いきなり・・・」

木原「上条さんにいつも『不幸だー』って言われてない」

美琴「だから何よ?アンタに関係ないでしょ!」

木原未来は両手を広げてこう言った。

木原「もしも、上条さんを幸福にする方法があるとしたら乗るかしら?」

>>204
おいまて上条さんハ二―トラップにひっかかったのかよwwwwww

目が覚めた。

御坂「んーよく、寝たわ!」

今日の朝の目覚めは、気持ちがいい。

白井「んーお姉様♪お姉様♪」

御坂「黒子・・・」

白井が御坂の腰を枕にスヤスヤ寝ていた。

御坂「可愛い黒子♪そんなに私が好きなのね」

御坂はゆっくりと白井の顔に近づく。

御坂「安心して。もう、黒子を困らせることはしないわ」

糸が流れる。

白井「・・・ふ、ん?」

御坂「私と黒子、二人一緒にアイツに愛されましょう。永遠に・・・」

御坂の心は。

3Pは理想的だよね

数日後、御坂は黒子を連れて上条に会いに行った。

上条「どうしたんだ御坂? メールで大事な話だなんて・・・」

白井「・・・」

白井は何も言わない。それどころか、表情さえ前髪で隠してわからない。

御坂「あ、あのね。話をする前に確認したいことがあるんだけど・・・」

上条「なんだ?」

御坂「好きな子とか、彼女とかいる?」

上条「は? 上条さんはいつもどうり彼女もいない不幸な人間ですよ?」

御坂「え・・・」

意外な答えが返ってきた。
今までは、上条は常に気になる子がいたのに今回はいないらしい。

御坂「本当?」

上条「なんでこんなことに、嘘を言わないといけないんですか?」

御坂「じゃ、じゃあ・・・もしも私と黒子がアンタのこと大好きだから、付き合って欲しいって言ったら?」

上条「は?」

キョトンとする上条。

上条「ワンモア」

御坂「だから、彼女がいないなら私たちの彼氏になって言ってるのよ!!」

上条「・・・白井も?」

白井「・・・ええ、まぁ」

白井には覇気はない。でも、抵抗する意思も見られない。

上条「・・・・」

御坂「・・・・」

沈黙が流れる。

そして。

上条「でも上条さん、不幸体質だし二人を幸せには・・・」

御坂「え・・・」

上条「こう見えて上条さんは、女の子をいっぱい殴ってるし、場合によっては約束ごと破るし・・・」

御坂は上条は断ろうとしていることに気づいた。
おそらく自分が想像する以上の厄介事に巻き込まれているから、関わらせないようにしようとしているのだろう。

御坂「うるさい!」

上条「わ!?」

御坂「アンタの不幸体質はもう知ってるし、事件だってなんだかんだで協力したじゃない! それを今さらグチャグチャ言うな!!」

上条「御坂・・・」

御坂「答えだけ言え! 私達と付き合うのか、付き合わないのか!」

御坂が上条の袖を掴んだ。

上条「あ、いや、その、二人がこんな俺でよければ・・・」

御坂「よし、決まりね!」

交際成立。

バタ。

上条「御坂?」

御坂は気を失った。

白井「あらあら・・・お姉様、やはりご無理をなさっていたのですね」

今まで黙っていた白井が口を開く。

上条「白井・・・これって」

白井「黒子でいいですわよ?お姉様も今後は下の名前で呼んでくださいね」

上条「その白・・・黒子はいいのか?」

黒子「それを決めるのは、今後の当麻さん次第ですわね」

上条「・・・・不幸だ」

黒子「この程度の不幸ならば、問題ありませんね」

上条「頑張ります・・・」

黒子「はい、お姉様共々よろしくお願いします」

こうして、三人は正式に恋人同士の関係になり、三人が一学年上がり盛夏祭まで時間は進む。

普段は一般には開放されていない常盤台中学学生寮が、年に一度、外部に開放される文化祭のようなイベント。それが盛夏祭である。

招待客のみ入場が可能であり、上条は招待されて来てみればメイド服の二人に出迎えられた。

上条「似合ってるじゃないか美琴、黒子」

美琴「本当? えへへへ♪」

御坂はデレデレ。当然、普段はキリッとした御坂しか見ていない寮学生は驚いた。

寮学生1「あれ御坂? 噂は本当だったんだ・・・」

寮学生2「でも、確かあの人白井さんも・・・」

黒子「わたくしが、どうかなさいましたか?」

寮学生1&寮学生2「っ!?」

さっきまで、御坂達の傍にいたはずの白井が二人の後ろにいた。

黒子「二人が知ってる通り、当麻さんは二股をかけていますよ?ですが、それは私達の問題ですから、お気になさらずに」

ギョロリ。

寮学生1&寮学生2「は、はいっ!」

二人は逃げるように立ち去った。

黒子「・・・まぁ、わたくしも多少は気にしますわよ」

白井は微笑む御坂と上条を見る。

黒子「当麻さんが、四股かけているなんてね・・・・」

4股ぇ…何してんだこの世界の上条はwwww

??「御坂さん、白井さん!」

声がある方へ振り向くと私服を着た二人組の女の子が笑顔で歩いてきた。

美琴「佐天さん、初春さん!久しぶりね♪」

佐天「半年ぶりですよね?ほんと会いたかったです!」

初春「三年生だから、色々と忙しかったですもんね」

美琴「今日は、楽しんでね♪いっぱい紹介するから」

佐天「はい!」

その時、二人は上条に気づいた。

佐天「こんにちは、上条さん」

初春「こんにちは!」

上条「ああ。こんにちは、二人も招待されたんだね」

美琴「え?二人とも当麻のこと知っているの?」

二人「はい!」

御坂は上条を見た。

美琴「いつ会ったの?」

上条「黒子の紹介で・・・」

美琴「ふーーん・・・」

その時、ふと気になるものを二人がつけていることに気づいた。

美琴「佐天さん、初春さん。そのチョーカーは可愛いわね」

初春「そうですか!?私の大切な人から貰ったんです!」

美琴「大切な人って、恋人?」

すると二人はモジモジする。

二人「はい・・・」

美琴「おめでとう♪今度紹介してね」

二人「・・・」

答えない。

美琴「え?ど、どうかしたの?」

佐天「ごめんなさい。御坂さん」

美琴「え?」

二人「私達の彼氏は、御坂さんの彼氏なんです」

とたんに振り向く。

上条はいない。

美琴「・・・」

美琴は・・・。

これが一万三十一回繰り返されるのなら、まさに地獄…

どうゆうこと?

>>1です。

何とかここまで、書けたことと応援してくれたことに感謝です。

ただ、よく意味わからんとかかれているので、何か質問があれば書こうと思います。

のんびりペース投下ですが、雰囲気が出て続きが気になります!!

美琴救出メンバー?4人の最後の一人は誰ですか? 答えられればで。

以前、誰かが救出メンバーをかいていましたが、あれは少し外れです。

答え
垣根、土御門、とある女性、??です。

2;2の科学と魔術で分けています。あと、ネタバレで上条も五人目として行く予定です。

>>217
ほほう、そーなのかー。

違和感を感じた。

御坂は振り返る。

友人が動かない。人が動かない。人々が動かない。

美琴「何これ・・・」

違和感が確信へ。

黒子(?)「お久しぶりでーす、御坂さん♪」

美琴「その口ぶりは・・・」

白井の目に星があり、証拠になる。

黒子(?)「ねぇ、御坂さん? もうやめませんか?」

美琴「やめる? 一体、何をやめるのかしら・・・」

白井(?)はクスリと笑う。

黒子(?)「みんなの上条さん♪」

美琴「・・・」

黒子(?)「だって、本当は知っていたんですよね? 上条さんが四股どころか学園都市に住んでいるほぼ女子全員と交際していることに✩」

それは驚愕。

しかし、それに対して御坂は少し笑みを浮かべ。

美琴「ええ、知ってるわよ」

あっさりと認めた。

交際は順調だった。

だけど、問題が発生した。

見知らぬ女の子達が、付き合っているにも関わらずに告白をしてきた。

当然ながら上条は『ごめんなさい』と謝る。

でも彼女達は、涙を流したり、どの扱いでもいいから愛して欲しいと言われたり、時には体目的のみでもいいという始末だった。

そんな風に、強く想う彼女達を見捨てることはできずに・・・。

気づけば学園都市に住む女子学生は、ほぼ交際状態となってしまっていた。

そこまで大きくなれば御坂も気づく。

でも、その交際の数を知ると、怒りを通り越して見守ってあげたいと思ってしまった。

だから御坂は知らないふりをした。

黒子(?)「馬鹿ですね、御坂さん✩」

美琴「何よ?」

黒子(?)「・・・さて、問題です✩」

美琴「っ!?」

白井(?)は右手で胸を触れてこう言った。

黒子(?)「今、私は上条さんと一緒にいます。さて・・これから何をするでしょう?」

パサり。

何かが落ちてきた。

美琴「・・・っ!!」

それは上条のパンツ。たまに見ているので間違いない。

美琴「あんたはっ!!」

黒子(?)「私、上条さんと結婚しまーす✩」

美琴「消すっ!!」

雷鳴が落ち、辺りが真っ白になるのだった。

それだけ。

真っ白になったが、それだけ。

周りに一切の被害がなかった。

美琴「どういうこと?」

攻撃が防がれた。完全に。

しかし、なぜ?

彼女は人を操作する能力者。だから御坂の電撃に対して有効な人形を用意していればいい。

だけどここまで、完全に防ぐことは出来るだろうか?

可能性の話ならば『パターンを読んでいた』となれば不可能ではない。

ただし、この『世界』では戦ったことはない。

美琴「・・・まさか」

黒子(?)「・・・ふふ。御坂さんの推測通りよ。私は『覚えている』の✩」

三人目。

食蜂「第二位や土御門と同じ側。私は御坂美琴を助けに来た食蜂操祈でーす✩」

彼女の真意は、何?

この行動の意味は?

御坂の思考はブチ切れた。

                   ,:'⌒ヽ

                   入___人
                 / l   l \
            r、r 、/  ,l     !  \ ,.-,-、
            (\\\/'´l      !´ヽ///)
            (\`     ,l       !    ´/)
            \     lr‐┐r ‐ 、l     /
              `┬‐'´ ゙l | 〉 ゚ 〈 `'‐┬´
                   \.  |__|(__゚__) /
                 \⊂ニニ⊃/

                   \  /

                   ,:'⌒ヽ

                   入___人
                 / l   l \
            r、r 、/  ,l     !  \ ,.-,-、
            (\\\/'´l      !´ヽ///)
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                 \⊂ニニ⊃/

                   \  /

美琴「ふざけるじゃないわよ!!」

黒子(食蜂)「ふざけてませんよ?」

理解出来ない。意味がわからない。

美琴「私を助けるつもりなら、どうしてアイツに手をだすのよ!」

黒子(食蜂)「もちろん、御坂さん・・・いえ、ここはあえて・・・上条美琴さんを助けるためですよ?」

上条美琴「っ!?」

黒子(食蜂)「ねぇ・・・上条さん。もう理解したじゃないの?」

美琴「な、何よ!」

黒子(食蜂)「貴方が求める『答え』がどこにもないことに・・・」

美琴「あるわ!!」

黒子(食蜂)はため息をつく。

黒子(食蜂)「じゃぁ・・・上条さん、貴方」

その時。

??『次の言葉は聞くべきではない』

誰かが御坂に囁いた。

黒子(食蜂)「貴方、これで何億回目の並行世界に来ているの?」

美琴「・・・え?」

御坂の思考は停止した。

何億だと…

ドスッ!

上条「つ、土御門。お前・・・」

土御門「悪いな、カミやん」

上条は気を失った。

土御門「さて、あとはアンタの番だ」

垣根「はい」

垣根は上条をじっくり見る。

土御門「しかし、一体いつまでこんなことをしないといけない?」

垣根「彼女を助けるまでです」

土御門「何億回という絶望を味わらせてか?」

垣根「私達はその方法しか、彼女を救う手段を知りません」

土御門「・・・消されるな。間違いないなく」

土御門の不安を他所に垣根は微笑んだ。

垣根「大丈夫です。彼女はこうみえてとても強い人なんですから・・・」

真実の3。

科学と魔術で作り上げた装置。

これを対象者に使えば、肉体から魂が抜け出して、その魂は別の並行世界に歩き渡ることができる。

ただし、条件がいくつかある。

1.魂から抜け出した人間は、植物状態になる。

2.別の並行世界に渡っても、そこにいる自分に憑依する形となるため記憶が曖昧になる。

3.スタート地点は対象者が、一番やり直したいと願った時間から。

4.並行世界の選定は木原未来がする。

徐々に謎が明かされていくなぁ。

あと>>217で言ってた科学勢2人魔術勢2人ってつっちーが科学側だと思ってたけど食蜂だったか。

黒子(食蜂)「上条さんは何も覚えてないかもしれないけど、この会話するのも十数回なのよねー? だからもう、飽きちゃったほどなのよ」

美琴「何を・・・」

この女は何を言っているんだ?

黒子(食蜂)「上条さんはパラレルワールドって理解できますぅ?」

美琴「それぐらいわかるわよ!」

もしも世界、もしもこうだったら、こうすればと理想が願える世界。

黒子(食蜂)「上条さん、今そんな世界にいるんですよ?」

美琴「・・・夢でしょう、これ」

黒子(食蜂)「いいえ、これは可能性の一つの現実ですよ? 貴方は『私達』の世界から魂だけ抜け出して、この世界の御坂さんに憑依しているの」

美琴「憑依って・・・」

つまりは、自分が自分に取り付かれているということ。

美琴「そんなことは・・・・」

出来ないと言えない。

今日に至るまで、彼女は科学と魔術の凄さを嫌というほど味わってきたのだから。

美琴「でも、なんで私は・・・っ!」

どうしてこんな出来事に巻き込まれている?

黒子(食蜂)「木原未来」

美琴「っ!」

黒子(食蜂)「それがこの事件の黒幕。・・・・そして」

グサッ!

美琴「え・・・・?」

刺された、心臓に。

上条「ごめんな美琴・・・こうする以外美琴を救う手段がないんだ」

上条が御坂を排除する。

黒子(食蜂)「牢獄から抜き出す唯一の方法・・・それは消されること」

美琴「・・・そ、そんな・・・」

そして、御坂は絶望したまま息を止めた。

この御坂さんは不幸だのセリフを
上条さんから奪っていいれべる

目が覚めた。

御坂「・・・・・・・・・・・」

夢を見ていたが何も覚えてない。

御坂「・・・・私は・・・誰?」

そして、自分自身がわからなくなっていた。

さて・・・『ご主人の人形』が完成した。

もともとは上条当麻のために用意した花嫁。

しかし、上は木原のプランを破棄して別のプランに移し替えた。

『上条勢力排除計画』

正確にいえば『上』に認められた上条の親しい人間以外、排除すること。

きっかけは、木原未来のプラン計画内容の上条の情報から。

いずれは魔術側も排除することになるが、まずは内部からすることになった。

ご主人の人形「マスター。ご命令を・・・」

木原「うんじゃぁ・・・このターゲット全部潰して」

ご主人の人形「了解しました」

渡された紙を暗記、そして燃やして処分。

ご主人の人形「暗記完了」

ご主人の人形は、バイオ液から上がり木原に言った。

ご主人の人形「御坂美琴の排除に移ります」

>>49がなぁ

アイテムと名乗っている組織は以前よりも強力になった。

麦野沈利、絹旗最愛、滝壺理后、垣根帝督、黒夜海鳥、フレメア=セイヴェルン、浜面仕上。

登録されているのは麦野沈利、絹旗最愛、滝壺理后で麦野沈利がリーダーであるが、それは表向き。

実際は浜面仕上を中心として動いているが、それは外部からは知らない。

さて、そんな裏のリーダー浜面が麦野、絹旗、滝壺、垣根、黒夜の五人にこう言った。

浜面「彼女を保護することになりました」

現れたのは御坂美琴。

反応は。

麦野「やってやれるかぁーーーーー!!」

裏のリーダーは表のリーダーに半殺しされた。

ダミーである。

現在、常盤台にいるのは妹達の一人だ。

なぜそこまでしないといけないのかなど、上の思考など知りもしない。

ただ、そうなった理由は御坂美琴が記憶喪失になってしまったことである。

そして記憶を失い、能力も忘れて無能力者になってしまった。

上は無能力者の御坂美琴に興味はなく、さらに回復する見込みも全くなかったために『破棄』をした。

無能力者になった御坂美琴を拾ったのが、フレメアであった。

フレメア「浜面、この人守ってほしいにゃあ」

フレメアの頼みを断ることは浜面には出来ず、とりあえず連れてきたのである。

御坂「・・・」

御坂の目に生気がない。

まるで魂を抜かれたような存在だ。

垣根「(・・・これは)」

垣根は気づく。

求めると御坂の情報が集まる。

そして、判明する。

垣根「(・・・この第三位は、探していた御坂だ)」

垣根「・・・・上条」

ピクッ。

今まで、自分からは動かなかった御坂に変化。

浜面「・・・ん?」

しかし、浜面達からはわからない。

それにそれ以降は御坂は動いていない。

絹旗「んで、超どーするんですか? この女」

上条「気になる子がいるんだけど、相談に乗ってくれないか?」

御坂「えっ……」

上条「み、御坂?」

御坂「っ!? ご、ごめん」

少し意識がなかった。

だけど上条には、心配させたくないので作顔を見せる。

御坂「気になる子って、意外ね」

上条「上条さんだって、男の子ですから異性くらい持ちます」

御坂「・・・・・・よく、言うわよ」ボソッ

上条「ん?」

御坂「なんでもないわ。それで相手は誰?」

上条「御坂は知らない外人」

御坂「国際的だけど・・・日本語大丈夫?」

上条「はは・・・相手が話してくれなかったら気にもしなかったと思う」

御坂「でしょうね・・・で、相手の名前とかどんな性格の人?」

上条「オルソナっていうすごく癒される女性なんだ」

御坂「・・・・・」

当然の答え。

誰?

心(癒し)の嫁、来た! 期待

オ、オルソナ…?

オルソラとオリアナが融合していただと…!?

上条「でも、オルソラはイギリスにいるからなかなか会えないだ」

御坂「まぁ・・・イギリスにいるなら、仕方がないわね。でも、メール交換とかしているの?」

上条「メールじゃなくて、手紙かな」

御坂「古風ね・・・。でも、いいと思うわよ?」

上条「まぁ・・・でも、会いたいと言う気持ちは強い」

御坂「うーん・・・」

これは少し難しい問題だ。

そう悩んだ時。

パサリ。

二人「ん?」

風で飛ばされたチラシが二人に目につく。

『くじ引きで一等当てたらイギリスへご招待!責任者アレスター』

上条「偶然?」

上条は御坂を見る。

御坂「必然でしょ?これ」

御坂は笑った。

二人でのイギリス旅行。

当たってしまった。

上条「うそー?」

御坂「そして、私が一緒にイギリスに行くと言うのも必然みたいね」

上条「ふ・・・不幸だ」

御坂「なんでよ?」

上条「いや、御坂をオルソナに見かけられたらどうしようと思って・・・」

御坂「そんなことしないわよ」

なんで?

御坂「?」

上条「御坂?」

御坂「ううん。なんでもない。それより、色々とイギリス旅行のプランを立てないとね」

上条「ああ、そうだな。アイツにも言わないいけないし・・・」

御坂「銀髪のシスター?」

上条「いや・・・黒子だよ」

御坂「は?」

今どういった?

黒子?

上条「そういえば、御坂には言ってなかったな。俺の幼なじみで一緒に暮らしている白井黒子」

御坂「は?」

だから、こいつは一体何を言っているんだ。

異世界パネェなぁ…てかアレイスターwwwwww

自分が知っている世界と今の世界が大きく変わっていたら、人間はどうなるだろう。

きっと、動揺して何かしらの事実確認をするに違いない。

バタン!

御坂「はぁはぁはぁ・・・」

部屋には二つのベット。

片方は自分のだと理解できた。

でも、隣はしらない奴がいた。

いや、知らなくはない。

が。

ここに居てはいけない女の子がいた。

御坂妹「どうしたんですか、お姉様?と御坂は、息が上がっているお姉様を心配します」

後になって考えてみれば、冷静じゃなかったと理解できる。

でも、その時はそれほど興奮していた。

ガシッ!

御坂妹「お姉様?」

御坂「で・・・て・・」

御坂妹「え?」

御坂「出ていけって言っているのよ!ここは、このベットは白井黒子っていつ私の友達なんだから!」

御坂妹「お、お姉様・・・」

泣いていた。

もしかすると初めての涙かもしれない。

御坂妹「っ・・・」

バタン!

御坂妹は出ていく。

後に残された御坂は、自分のベットに座る。

御坂「最低ね!」

そして、己を呪った。

御坂妹には、理解出来なかった。

昨日まで、あんなに優しかった姉があんなことを言うなんて。

御坂妹「・・・お姉様」

涙を拭きながら、悲しみを公園のベンチで癒していたとき。

??「みーつけた♪」

知らないメイドが声をかけた。

??「なんだと?」

耳を疑った。

??「だから、結婚式の用意をするようにとあの方の命令なのさ」

いくら両想いとはいえ、早すぎる。

??「・・・いいじゃねーか。これであの方の後を継ぐ者や後継者ができるんだからよ」

??「君は何もわかってない!」

彼は煙草を吸う。

??「これは明らかに政略結婚だ。こんなことが彼女にバレたら・・・」

??「いや、ステイル。すでにバレているさね」

ステイル「は?」

??「ほら」

ステイルは指の先を見る。

??「ふむ。いい切れ味だな」

??「はい。これなら・・・」

ステイル「・・・」

その後、ステイルを見たものはいない。

この異常ともいえる世界に対して、説明出来る知り合いは三人。

そのうちの、二名は知らない。

御坂にとっては、最後の一人とは接触はしたくはなかったが状況が状況だけに仕方がなかった。

初春「佐天さん、食蜂さん。もう、やめてくださいよ!」

佐天「いやー、初春がボーとしていたから、つい・・・」

食蜂「そうねー。初春さんが隙だらけだったから、つい、ね✩」

初春「ふえーん・・・」

食蜂「ごめんさい、泣かないで?お詫びとして、この前紹介したお店のイチゴパフェおごるからー✩」

初春「本当ですか!?」

佐天「(初春・・・相変わらずわかりやすいなー)」

食蜂「ええ。佐天さんと一緒に先に行って待ってて✩」

初春「はい♪」

グイ!

佐天「うわ、初春!?・・・それじゃ、先に行って待ってますね食蜂さん!」

食蜂「うん✩」

一人だけになった食蜂。

接触するなら今しかないと判断する。

食蜂「それじゃー早く用事済ませないとね、・・・そうでしょう?」

クルっと方向へ振り向く。

食蜂「御坂さん♪」

御坂「・・・」

御坂は思う。

彼女は『敵』と認識するべきなのか、『味方』と認識するべきなのか。

食蜂「この世界に戸惑っているんでしょう? 御坂さん」

御坂「アンタはどこまで知っているのよ・・・」

食蜂「何をかしら?」

御坂「土御門からは『牢獄、現実』。垣根からは『霊体』。アンタからは『木原未来』のワードを貰ったわ」

食蜂「あら? 随分と手がかりが揃ったわ✩」

御坂「足りないわよ。そのキーワードと、この世界の関係は何?」

食蜂は目を細める。

食蜂「言ったでしょう? ここは御坂さんの視点からすれば、もしもの世界ですよ✩」

御坂「なら、帰る方法を教えなさい!」

食蜂「帰る方法?」

御坂「そうよ。私はこんな世界ごめんだわ!」

食蜂「・・・・・ふふ、あははは!」

その途端、食蜂は笑いだす。

御坂「な、何がおかしいのよ!」

食蜂「だって、御坂さん。おかしいこと言うんですもの✩」

御坂「おかしいことって・・・」

食蜂「そうでしょう?『帰る方法』って『どの世界』の帰る方法なの? 御坂さん✩」

どの世界って、どの世界だろうか?

御坂「あ、あぐっ、ああ・・・」

御坂の膝が地面につく。

食縫「御坂さん。貴女にとって、どの世界が居心地がよかったかしら?」

御坂「え?」

食縫「貴女は今、心の底から帰りたいと思っているところは何?」

御坂「私が、心の底から帰りたいと思っているところ・・・」

上条『美琴・・・』

御坂「アイツの所・・・私とアイツが結婚して、今も私が目覚めるのを待っている世界!」

パリーン。

御坂の最後の記憶が戻る。

そろそろループを抜けるかな?

その希望を打ち砕く!!

御坂は上条家に向かっていた。

住所は調べれば、すぐにわかった。

目的は自分が元の世界に帰るための方法を知る者を会うために。

四人目は、イギリスにいる。

食蜂から教えられた情報を元に進む。

食蜂『ただーこの世界は、御坂さんの認識とかけ離れているから、驚かないでね✩』

驚くことはなかった。

でも、悲しみはあった。

白井「あら?貴方だれですか?」

他人の目で見てくる白井。

御坂「・・・こんにちは。上条さんにお話があって来ました」

白井「お兄様の?」

他人目線の白井は一度経験したことはある。

が。

御坂「(やっぱり、嫌ね。こういうの・・・)」

白井「あいにくお兄様は、補習授業でいません。用事があるのでしたらわたくしに言ってくださいませ」

御坂「そうなんですか・・・」

ピコーン。

ふと、御坂は思った。

確かにここは、自分が知っている世界ではない。

早く元の世界へ帰りたい。

でも、このまま『何も』せずに帰っていいのだろうか?

御坂「・・・・」

ニヤリ。

御坂は笑みを浮かべる。

御坂を監視する食蜂。

そして。

食蜂「あーあ・・・御坂さん、この世界を受け入れちゃった✩」

この世界での繰り返しが確定したことを確信した。

美琴ぇ……

この世界の白井黒子。

風紀委員に入っておらず、ずっと上条の傍にいたらしい。

しかし、御坂が何となく探りを入れると根本的なことは何も変わってないことを確信する。

例えば、御坂の世界では御坂美琴の盗撮や襲撃をしていたが、この世界では上条に相手が代わっただけ。

御坂「白井さんは、上条さんのこと好きなの?」

白井「大好きですが?」

即答。

御坂「へー、何か行動したの?アイツ超鈍感だから、何か行動しないと意味ないわよ?」

白井「知っています」

すると、白井はお腹をさすってこう言った。

白井「毎日頂いています」

御坂「は?」

意味がわからなかった。

レズならともかく健全な男女であんなアプローチされたらやるよなそりゃあ

能力を駆使して、情報収集をする中で困ったことがわかった。

食蜂「上条さんが、気になる相手ぇーヤバすぎるかもー✩」

オルソラ=アクィナス。

イギリス清教の最大主教。

その笑顔と優しさで人々に好かれている。

しかし、その一方で黙認出来ない部分があった。

食蜂「さて・・・」

食蜂は携帯を取り出て、ボタンを押す。

食蜂「『この世界』の特性を生かさなきゃ✩」

プルルル

ガチャ。

??「・・・なんだァ?食蜂」

食蜂「あ、お兄ちゃん?実はね・・・」

食蜂が動く。

窓のないビル。

そこに1人の女の子が来る。

??「ここに、1人でくるのは初めてのかしら?☆」

??「何か用かね?」

このビルの管理者が彼女を出迎えた。

??「彼女について、色々教えて欲しくてきた」

??「いいだろ」

あっさりと承諾した。

??「意外ね。何か条件とかつけてくると思っていたんだけど・・・」

??「この世界の私は、優しくしている」

??「・・・この世界・・・ね」

彼女は鋭い目付きで管理者を見た。

??「やっぱり、貴女は謎の人間ね。アレスター」

アレスター「そうでもない」

アレスターは笑った。

アレスターwwww
てかアレイスターだろwwwwww

相似のようでありながら、微妙に異なる世界…

上条「ただいまー」

上条が帰ってきた。

上条「・・・うわー不幸だー」

そして、自身の部屋が荒らされていることに嘆いた。

犯人は知っている。白井黒子だ。

白井の上条好きがエスカレートとして、また変態行為に走ったのだ。

たまに白井は荒らすクセがある。

昔から、白井の烈々の告白に嬉しさは感じてはいる。

しかし、上条としては無理な話だ。

男が男に恋を抱かれるのは宜しくない。

上条「黒子が女性だったら、付き合っていたのに・・・不幸だ」

そう呟いた時。

御坂「・・・え? 男なの黒子って・・・」

御坂に寒気が走った。

見た目が変わらないなら…

ゴメンちょっと内容がつかめない
誰かここまでの内容を教えてくれないか?

黒子が男の娘wwwwww

>>262さん
>>119>>217な流れ。たぶん最後の一人は今まで名前すら出ていないあのヒロインだと思う。

安価間違った。
>>199>>217だ。

>>263
神裂さんですか!

昨日寝る前にこれを読み始めてしまったせいか
頭がごちゃごちゃしてまるで眠れなかったわww

上条美琴の世界。

今日も彼女は、眠っている。

当麻「・・・美琴」

当麻は右手を見つめた。

当麻「この装置は、こいつで消せる。でも、美琴の魂がここにない以上は、意味がない」

さらなる力。

新たなる進化。

当麻「美琴、待ってろ。必ず助けるからな
・・・」

当麻は携帯を取り出す。

プルルル。

ガチャ!

当麻「頼む。今から言うメンバーを指定した場所に集めてほしいだ」

当麻は美琴を見た。

当麻「お前の幻想は、俺が壊してやる!」

希望は動く。

おー!救出者5人目上条さんくるか!!


>当麻「頼む。今から言うメンバーを指定した場所に集めてほしいだ」
シリアスシーンなのにワロタ

>>269
ジョジョの「なにをするだー!」を思い出したww

御坂「あれ?」

目が覚めると、御坂はいつも公園のベンチで座っていることに気づいた。

御坂「私、さっきまで・・・」

記憶が思い出さない。まるで、今までが夢だったように思えた。

??「おーいー!」

誰が下の名前で呼ぶ。

御坂「誰?」

とても馴れ馴れしい声。

??「良かった。まだ、居てくれた。時間に間に合わなかったから、どうしようとおもっていたんだ」

ウニ頭の少年が、息を切らして御坂の前に立つ。

御坂「・・・」

どうして?

率直な答えがくる。

??「もしかして、怒っているのか?すまない、黒子の襲撃から逃げるのに苦労していたんだ」

男はスラスラと話を進めるが、御坂には理解出来ない。

間違いないなく、御坂は上条の家にいた。

それに、消されてもいない。

では・・・。

上条「ちゃんと、このお礼はするからな。未来!」

御坂「っ!?」

その時、気づいた。

御坂は御坂を見ていた。

御坂「・・・え?」

未来「うん!ちゃんとお礼してもらうんだからね♪」

御坂は笑う。

気付く。

御坂は御坂の体を奪われたことに。

未来・・・木原未来に。

××××「恋愛に年齢は関係ねェ!好きになったのが年下でも問題ねェだろうがァ!」

御坂「これって、どういことなの!?」

奪われた体、霊体の御坂、木原未来。

垣根「上条美琴という記憶を取り戻したなら、教えましょう」

垣根がいた。

御坂「・・・」

垣根「並行世界、木原未来、こうなった理由、帰還する方法を・・・」

そろそろ終わりが近づいてるんだよねぇ……ねぇ。

目を開ける。

ここは公園。

噴水の音が聞こえる。

小鳥のさえずりが聞こえる。

子供の声が聞こえる。

右手をあげる、さげる。

左足をあげる、さげる。

御坂「あーーー」

声が出る。自由に発音が言える。

御坂「胸は・・・・これから、大きくするか」

自身のバストを触る。

御坂「うん。成功ね♪」

彼女は笑う。

上条「おーい!」

来る。運命の相手。

彼女の未来の旦那様。

御坂「遅い!人を待たせるなんて、最低ね!」

上条「わりぃ・・・。反省してます」

御坂「それで、話って何?」

上条「ああ・・・。実はさ」

後は確定するまでの繰り返しだ。

上条「気になる子がいるから相談に、のって欲しいんだ」

御坂「意外ね。アンタが異性に興味あったなんて・・・」

上条「上条さんも男の子ですから・・・」

御坂「ふーん・・・で、相手はどんな人?」

上条「少し年上なんだけど、木原未来っていう先輩なんだ」

御坂「え?」

彼女は固まった。

御坂「私・・・?」

上条「いや・・・木原先輩」

御坂「いや・・・だから、私でしょ?」

上条「? 何言ってんだ御坂?」

御坂「っ!?」

御坂と呼ばれた途端、何かに気づいた顔をする彼女。

上条「御坂?」

御坂「うーん・・・」

何かを考える。

しばらくして・・・。

御坂「やり直しね」

上条「え?」

ブシュ!

御坂はポケットから、ナイフを取り出して自身の首を切った。

上条「み、御坂!?」

そして、御坂のこの人生は終わった。

躊躇なく死ぬかwwww

良い病み具合だ

目が覚める。

ここは、別の世界。

辺りは爆炎が渦巻く。

麦野「追いついた・・・」

その中から、顔が爛れた第四位。

御坂「あーー?なんだ、生きていたんだ・・・」

麦野「ケジメつけないと、くたばれないんだよ・・・私は」

御坂「まぁ・・・第四位だもんね?アイテム自体がなくなってもアンタがいるとめんどいねー」

麦野「・・・」

爆発した。

炎は二人を包む。

麦野「お前誰だ?少なくとも、『私が』知る第三位には感じられない」

御坂「言い訳?」

麦野は彼女の行動に気づく。

麦野「爆弾だと?」

御坂「一緒に消える?」

カチッ。

麦野「・・・やっぱり、お前は『第三位』じゃない。誰だ?」

御坂「私?私は御坂美琴。他の誰でもないわよ?」

激しい光が二人を包み込んだ。

御坂「いい加減にして!何度、私を不幸にするつもりなの!?」

御坂は激怒した。

彼女の暴走は目に余るものがあり、我慢できることではなかったからだ。

垣根「何度でもするのでは?彼女は、上条と結ばれない限り繰り返します」

さらには、結ばれたとしてもこの無限ループ。

再び結ばれるために、また繰り返すはず。

御坂「どうしたら、いいのよ・・・」

御坂は途方に暮れた。

垣根「第三位。貴女はどうしたいですか?貴女は亡霊です。はっきり言って無関係です」

御坂「『自分』を使われていいわけないじゃない!」

垣根「では、どうしますか?」

御坂「止めるわよ!あの女の行動もこの無限ループも!」

すると、垣根は微笑みでこう言った。

垣根「その言葉を待っていました。当初の目的とは大幅に違いますが、私も協力します」

御坂「で?どうしたらいいのよ?」

垣根「彼女を消滅させるしかありません。だから、彼女が木原未来である並行世界に行きましょう」

御坂「出来るの!?」

垣根「魂に自我を宿した今の貴女なら、可能のはずです」

垣根は御坂の手を握った。

垣根「さぁ・・・行きましょう。最後の並行世界へ!」

そして、御坂美琴の最後の旅が始まる。

とうとうラストになるのか!?

目が覚める。

電話が鳴っているので取った。

相手は先生。

先生「上条ちゃーん。バカだから、補習でーす」

言いたいことだけ言って切られる。

??「不幸だ」

今日は休日。わざわざ学校に行くなんてなんて不幸何だろうと彼は思う。

??「気分的に布団でも干すか・・・」

ポジティブ思考で前に進もうと、布団をベランダを干すために窓を開けると。

??「やぁ・・・。すいませんけど、体もらいにきました」

と、ベランダで吊るされたウニ頭の男性に言われた。
すいません
??「ふ、不幸すぎるだろ。それ・・・」

彼はショックのあまり布団を落とすのだった。

同時刻。

ある場所。

木原「では、今後は第23学区で禁書目録を保管をしますね」

ステイル「・・・ああ」

木原「大丈夫ですよ。貴方も護衛しますし、学園都市は味方です」

ステイル「どうかな・・・だが、彼女には誰であろうと近づけさせるつもりはないさ」

彼は見つめる。

氷漬けにされた禁書目録を。

上条「アンタ、未来の俺なの?」

上条(未来)「ああ。正確には今から○○年の俺」

上条「嘘だろ?」

上条(未来)「言葉より証明」

バシュン!

上条「・・・マジかよ」

右手で触れた異能の力を打ち消す能力が目の前で発動する。

上条(未来)「っていうか・・・話してる場合じゃない。体を貸して欲しい」

上条「いやいや、いくら未来の俺でも自分の体なんか貸したくないです!」

上条(未来)「この体では、この世界に居られる時間が少ないんだ! 過去の俺なら肉体以外なら全てを引き継ぐことが出来るんだ!」

上条「・・・」

上条(未来)「確かに、最悪の場合・・・乗っ取りや抹消も考えられるけど、お前しかいないんだ!」

上条は答えない。

上条(未来)「・・・気になる子がいるんだけど、相談に乗ってくれないか?」

上条「え?」

上条(未来)「実は・・・」

上条「・・・」

彼は言う。気になる理由を。

大好きだからこそ、ここに来たことを。

上条「・・・わかった。いいぜ、俺はその不幸にかけるよ」

交渉が成立する。

上条「そのかわり・・・」

上条(未来)「ああ。必ず助ける」

お互いに右手の拳で触れ合う。

バシュン!

未来の上条が消えて、現在の上条だけが残る。

上条「よし!」

目を開ける。

上条「待っていろ、美琴!」

上条は寮を出た。

問題です。

もしも、大好きな人の妹に命を狙われていたらどうなるだろうか?

白井「答えは、とりあえず逃げますわ!」

白井は逃げていた。

御坂妹に。

御坂妹「逃げても無駄ですと御坂は言います」

ダダダーンっと銃声音が響く。

対して白井は能力を駆使して逃走。

すでに連絡手段は閉ざされ、逃走ルートも徐々になくなり追いつめられる。

一人ではなんとか逃げきれる。

だが、現在三十人の御坂妹達に命を狙われていた。

白井「一体、これは・・・っ!」

息が徐々に上がる中、詳細な情報を求める白井。

御坂妹「追いつきましたと御坂妹は、拳銃をターゲットに補足します」

白井「しまっ・・・!」

ドゴーン!

爆発と共に現れる少女。

御坂妹「あなたは・・・」

白井「お姉様!」

彼女は微笑む。

御坂「絶対に、あの女の思い通りなんかさせない!」

御坂の決意が動きだした。

おー来たか。
てか木原未来の目的が未だ読めないぜ…

御坂妹に取り囲まれる御坂、白井。

御坂妹「・・・初めまして、お姉様」

御坂「そうね。この世界では初対面かしら?」

白井「この世界? いえ、それよりもお姉様は彼女達のことを・・・」

御坂妹「私達はお姉様のクローンですと御坂は正体を明かします」

白井「クローン!?」

白井は驚き、動揺するが御坂は一切の変化はない。

御坂「ちなみに貴方は何番目なの?」

御坂妹「私は一番目で、今回の白井黒子暗殺部隊の指揮をとっています」

白井「なっ!? 暗殺・・・」

御坂「黒子、動揺するのはわかるけど黙って」

白井「えー・・・」

白井ションボリ。

御坂「絶対能力者進化実験はどうしたのよ」

御坂妹「実行中ですと御坂は詳細のこと知っているお姉様に正直に言います」

御坂「・・・一位なの?」

御坂妹は首を横にする。

御坂妹「対象者は上条当麻ですと御坂はお姉様に正直に言います」

御坂「・・・は?」

上条と聞いた瞬間、一気に気力が下がる御坂であった。

御坂「アイツは、レベル0でしょう?どうやってレベル6にするつもりなのよ」

御坂妹「幻想御手ですと御坂は能力発言方法を教えます」

幻想御手。
能力のレベルを簡単に引き上げる事が出来る道具であり、その効果は『誰で』あろうと能力の開眼が出来る代物。
しかし、その正体は共感覚性を利用して使用者の脳波に干渉する音声ファイル。
同じ脳波のネットワークに取り込まれることで能力の処理速度が向上し、 その幅と演算能力が一時的に上がること、また同系統の能力者の思考パターンを共有する事で、 より効率的に能力を扱えるようになることから、結果的に発現する能力が増大する。 しかし同時に、使用者は個人差を無視した特定の脳波を強要され続けるため、 脳は徐々に疲弊していき、最終的に意識不明となる副作用がある。

御坂「あれは最終的に意識不明となる副作用があるし、それに木山春生の強力がないと不可能よ」

御坂妹「・・・」

ガチャン。

御坂妹がマシンガンに弾を込める。

ガチャンガチャン。

連動するように他の御坂妹達もマシンガンに弾を込める。

御坂「どうやら、知っていて行うつもりのようね」

御坂妹「排除します」

御坂「悪いけど、私は戦うつもりはないわ!」

白井「お姉様っ!」

シュン!

二人は消える。

御坂妹「テレポートですかと御坂は状況を判断します」

プルルル。

ガチャ。

??「もしもしー逃しちゃったみたいね。でも、大丈夫。追撃部隊だしたから」

御坂妹「どこの部隊ですかと御坂は頭を横にします」

木原「この木原未来が作った部隊・・・幻想御手部隊ってところかしら?」

御坂妹「幻想御手部隊?」

木原「そう。隊長は佐天涙子っていう中学生よ」

シュン。

誰もいない。どうやら、逃げ切ったらしい。

御坂「サンキュー黒子。あの子達と戦うの嫌だったから、助かったわ」

白井「いえ・・・それはいいのですが」

白井は先ほどの御坂妹達のことや上条という男との関係を訪ねようとした。

が。

バシュ!

白井の背中に血が流れる。

御坂「黒子!?」

御坂は白井に近づこうとした瞬間。

??「見ーつけた♪」

上空から女の子が現れる。

御坂「・・・佐天さん」

佐天「光栄です。貴方のようなレベル3の方に知ってもらえるなんて」

御坂「・・・」

ここは別世界。

初対面であっても不思議ではない。

佐天「でも、会ったそうそうすいませんけど・・・」

佐天の合図と共に十数人の男女が現れる。

歳はバラバラだが、明らかに佐天の関係者で間違いないだろう。

御坂「どうする・・・っ!?」

戦いたくない。でも、逃げようにも白井は気を失っている。

佐天「いっけーーーー!!」

絶体絶命。

御坂はーーーー。

木ィィィッィィィィィィィィ原チャアァァァァァァァァァァァァァァァァン

無限ループ物もたまにはいいかもしれない

ループではあるけど別次元の別世界。
ああ、ジョジョのD4Cっぽいな。基本世界じゃなくても聖人いそうだが。

ピタッ。

佐天達の動きが止まった。

今は、空中で浮かんでいるだけ。

御坂「・・・?」

あまりの不思議な出来事に首を傾げる御坂だったが、佐天の目を見て気づく。

御坂「・・・目に星。これは・・・」

思い当たる人物は一人。

食蜂「大丈夫ー?御坂さーん」

食蜂が御坂の前に現れる。

ただし、周りには彼女を護衛する男女達がいた。恐らく能力で、元は佐天達の仲間だろう。

御坂「・・・助けてくれたことは感謝するわ。でも、これ以上アンタに動いて欲しくないわね」

食蜂はクスクスと笑う。

食蜂「あら?それはどういう意味で言っているの☆」

御坂「アンタとは馬が合わない。理由はどうあれ、気に入らないのよ『行動』が」

食蜂「ざーねん☆でも、私は何を言われても御坂さんの味方。・・・だから、ここは任せてね☆」

言葉と裏腹に相変わらずシャクに触る食蜂。

だけど、彼女が味方である。

御坂「黒子にまた何かしたら、許さない」

食蜂「はいはーい☆」

御坂は白井に応急処置を施して、食蜂の仲間になった青年に渡す。

食蜂「それと、こーれ☆」

食蜂はポケットからチョーカー渡した。

御坂「それは・・・」

食蜂はクスクスともう一度笑った。

食蜂「それは仲間の証よ」

御坂「・・・・ふん」

御坂は走った。

次の舞台へ。

目が覚めた。

彼女は隣を見るとそこに男が寝ていた。

??「・・・ん」

彼女は男の寝顔を奪ってから、起き上がる。

あれから時が流れた。

色々の出来事があったが、現在も学園都市は存在し続けている。

一方で、彼女自身の能力は低下している。

理由や憶測は、様々あるが彼女はこれで良かったと思っていた。

ピンポーン。

チャイムが鳴る。

??「はーい!」

乱れた髪や顔を少し整えて、顔を出す。

ガチャ。

そこにいたのは少女。

??「お前は・・・」

御坂「無理を承知で来たわ。アンタの力を貸して欲しいの」

??「帰んな。消されないだけマシと思え」

御坂「無理を承知で来たって言っているでしょう!木原未来を倒すためにはアンタの力が必要なのよ!」

??「どうやってだ?『ここ』と『あそこ』では繋がりなど出来ないだろ?」

御坂「出来るわ」

??「でも、断る。関係ないもん私は」

御坂「お願い。私が知る限りの世界で、協力してくれるのは『貴方』はここだけなの」

??「・・・」

御坂は頭を下げた。

御坂「お願い麦野沈利・・・ううん、浜面沈利」

浜面「・・・っち」

浜面は舌打ちをした。

今日も雨が降っている。

彼女は墓標に花を置いた。

あれから、数年が過ぎた。

彼女は毎年、命日の日になるとここに来る。

??「お姉様。今日、当麻さんからプロポーズされました」

そして、何も答えてくれないお墓に報告をする。

??「色々考えましたが、私は断ろうと思います」

雨が、今の彼女の心を表すかのように降り注ぐ。

??「私は、当麻さんのことが大好きです。でも、それはお姉様も同じでした」

彼女は泣く。

??「それを知っていた私には、あの人を
好きになる資格はないんです」

突然、ザーと激しい雨が降る。

??「そんなことないわよ。私はアイツに好かれている黒子を応援するわ」

黒子「え?」

振り向く。

そこにいたのは御坂。

しかし。

黒子「お姉様の妹さんでしたか」

彼女は今のは夢だったと認識する。

御坂「肉体だけよ黒子。中身は私よ」

黒子「え、でも・・・」

御坂「なら、お化けでも亡霊でも思いなさい!とにかく、帰ってきたんだからなんかいいなさいよ!」

黒子「・・・」

御坂「というより、黒子。貴女やっぱりスタイル良くなったわね!何、その胸は!」

黒子「・・・えー」

何故か怒られ、呆然となってしまう。

御坂「黒子ーー!何その顔は!?」

黒子「・・・ふふ」

黒子は笑った。

そして。

黒子「お帰りなさいお姉様」

もう一度言った。

終わり……じゃないよねぇ……しかし、そろそろかなぁ?

最終的に上条と黒子が結ばれるのかな?

この手の物語は最後が重要、それで良し悪しが決まる

>>1よ、くれぐれも投げ出さないでくれ。

木原未来が、肉体面において御坂美琴を支配してしまったために、ある変化が起きた。

御坂の魂は別の誰かに憑依して、乗っ取ることが出来るようになったのである。

しかし、問題もあった。

他人に憑依する際の反発作用である。

強い意識を持った人間では支配どころか跳ね返り憑依することも出来ない。

絶対条件として、自身の絶望や自分自身の心からの否定などの意志がなければ憑依は出来ない。

ちなみに木原未来が、御坂美琴を支配出来たのは、繰り返される絶望人生と意識の薄れが原因である。

そして、御坂も同じようにある人間を支配して動く。

それが妹達。

御坂は妹達の1人に憑依して、今まで歩んできた世界に渡り協力を申し入れをしている。

『木原未来を倒したいから、力を貸して欲しい』と。

ただ、木原も御坂もあることを気づいていないことがある。

それは、1人の魂としての形の限界。

魂の劣化。

それに気づいたのは土御門。

気づいた彼はどうしたら、魂の劣化を防げるのか調べた。

そして、御坂を助けるためには別の御坂の魂を吸収して補充していくしかないとわかった。

だから、土御門、垣根と食縫は彼女を何度も消した。

一人の御坂を救う為に、他の御坂を犠牲にした。

そして、その際に繰り返しを止めるためにも絶望を味あわせて木原を出現し、御坂を自由したのだ。

これが三人の真意の行動。

ほほう…

しかし、謎も残る。

では、彼等はどうやって御坂の後をついてきたのだろうか?

答えはCMのあと!

帰ってきた。

形はどうあれ、御坂は自分の世界に帰ってきた。

御坂「これが、私・・・」

今の自分は妹達の肉体を借りて来た仮の姿。

ガチャ。

??「帰って来たんだね」

扉の向こうにお見舞いの花を持った女性が現れた。

御坂「アンタは・・・」

??「みんな、貴女を助けるために動いているよ?」

御坂「知っているわ。だから、ここにも来れた」

??「なら、すぐに始めるね。今の貴女なら、簡単な術式で元の体戻れるよ」

御坂「本当!?」

??「うん。これで無限ループから解放されるよ」

解放。

どれだけ、待っていただろうか?

長い長い旅もこれで終わる。

でも。

御坂「ごめん。今のままじゃ戻れないよ」

木原未来を無視するわけにはいかない。

??「やっぱりね。そう言うと思ったよ

いよいよ最終決戦か……
そしてこの名前のない人物……一体何インなんとかさんなんだ…

>>307

確かインペリアルドラモンさんだった気がする

??「なら、貴女の満足は何?」

御坂「木原未来を消すわ」

??「私としては、それはいけないことだよ?」

御坂「なら、言葉を変えるわ。木原未来を成仏させる」

彼女は微笑む、御坂も微笑む。

??「鍵は私。どこでもいいから、封印されている私を解放して」

御坂「封印?」

??「木原未来は、私を恐れている。だから、いつも私が干渉されない世界を選んでいたの」

御坂「ふーん。つまり、貴女を解放したら勝機があるわけね」

??「うん」

彼女は懐から、チョウカーを渡す。

??「これは、魔術と化学で作った道具・・・」

御坂「え?」

??「これを使えば、貴女はあらゆる能力が使える」

御坂「っ!?」

??「でも、発動条件があるよ。それは・・・」

もう書かないでいいよ

dkdk

>>310とかはきにしないで!
まってる!

>>310
ちゃんと宿題はしたか?中学生

>>310もう書き込みしなくていいし、来なくていいよ。誰も君のこと求めていないから

白井「う、ううん・・・」

食縫「あら?おはようー白井さん☆」

白井「ここは?」

辺りを見渡す。そこは病院の寝室だとすぐに把握出来た。

食縫「もう、三日も寝ていて心配したんですよー?」

白井「・・・誰ですか。貴方は」

食縫「私?私は御坂さんのお友達でーす☆」

白井「・・・」

白井はジロジロを見る。

白井「あまり信用出来ませんわね。貴方からには、お姉様のライバルという形しか見えません」

食縫「・・・んー。遠からず当たりかもー?」

白井「貴女が、ここまで?」

食縫「そうよ。結構大変だったんだからね☆」

白井「ありがとうございます。ですが、私は行かないと・・・」

白井は起き上がろうとする。しかし、背中の痛みですぐに諦めた。

白井「っ・・・!」

食縫「無理は良くないわよ?ここは、御坂さんにお任せしたら?」

白井「そうはいきませんわ!この事件は黒子の・・・っ!」

背中を抑える白井。満足に会話も出来ないようだ。

食縫「違うわ。貴方は巻き込まれただけよ☆」

白井「何を・・・?」

食縫は笑う。

食縫「教えてあげるわ。御坂さんが何と戦っているのか・・・」

クソつまんなくてクッソワロタwwwwwwww

上条厨はキモいんだよ 神聖不可侵である百合漫画の超電磁砲に手を出すんじゃねえ チンポ脳どもが
百合は神聖なもので 男は汚いの わかる? お前らのしてることは いちゃついてる女の子達に うんこ投げつけて喜んでるようなものなんだよ

あと 超電磁砲が百合漫画じゃないとか言ってる奴はアニメ見てないだろ あんな百合百合してる素晴らしいアニメが百合漫画じゃないわけがない 超電磁砲が百合漫画だというのは 紛れもない事実

それに 百合が世間ではマイナーだとか 言ってる奴がいるけど そんなわけ ねーだろ 咲やなのは ゆるゆりやらきすたがどれだけ人気だとおもってんだよ こんな当たり前のことも理解できずに 性欲のためだけに喚き散らすから上条厨は馬鹿にされるんだよ

{ `¨⌒}

          ..>'⌒'〈
        {__,,ノ´ 、}
       {___,,ィ ,〉

           { リ'^i
           、{_,ノ
           | -‐…‥‐-  .,,_
           i: : : : : : : : : : : : :`丶、
           l: : : : : : : : : : : : : : : : :\
           l: :/: : : : : : : : : : : : : : : ` 、
           |/: : : /: /: :/: : : : : : : : : : : :'.
           |:,_:_:/|:〃 /:/ : : : : : : : : : : : :  
             〔_、{`刈、:|: | : : / : : : : : : : : :
           i==ミ: .,W|/|: :/: : _j: : : : : : : :  
           :'⌒i 以j   |/}: :_/ }: : : : : : : :
           i:....ノ }}    .ノイ}`メ:i:| : : : : : :  ……はまづら、何してんの……?
           |ミ    _    =ミ: :从:| :i: : : :
           l     i|{、_  '⌒i 狐Ⅸ/: : : :
           |  r   ミ{:.....ノ }}i|从 : : : :
           | _   ´    `弌 ノ代:八: : : :
             〔_ `Y           '| / : : :、ト、|
           ト .`’       / /|: : : : : :
           |        . イ-イ: :|: : : : : :|
       , /   _}├‐…=≦{:! : |: :|: |: : : : : :|
     { {'⌒¨´ ̄`'く_/ 从: :|: :|: |: : : i: : :

       `て¨i≧r‐ } _/ }iW|: :∧: |: : : |ト、
      、_{'⌒¨´ ̄`ヾ     ∨八{ }:i|: : : ||

316
317
じゃあ死滅しろ

おかしい。

そう気づいたのは、木原未来。

木原「っ!?」

腐食していた。

なぜ?

??「魂の限界が来たんだよ。木原未来」

振り替えると土御門がそこにいた。

木原「魂の限界だと?」

土御門「生きている俺達の運命だ」

木原「そんな、馬鹿なっ!?」

土御門「だが、助かる方法はあるぜ?」

木原「聞く耳など・・・」

土御門「いいのか?このまま腐食を繰り返しながら最終的に消える運命を辿ると?」

木原「っ・・!」

選択の余地はなかった。

木原は仕方がなく御坂を捨てた。

もちろん腐食は止まらないから、この世界の御坂は・・・。

御坂「あ・・あ・・ああ・・」

土御門「・・・」

ガチャ。

土御門は、御坂の頭上に拳銃を向けた。

土御門「今、楽にしてやる」

バーン!

果たして、御坂は救われたのだろうか?

長い。

さあそろそろ収束していくかな?

先にある答えを教えよう。

御坂妹に憑依した御坂。

さらに、力を得るために今まで歩いてきた世界を歩く御坂。

彼女にリスクはあるのだろうか?

答えは・・・ない。

なぜなら、ある協力者がそのリスクをなくしてくれたからだ。

その人物は、佐天涙子。

wktk

サテンサン!!(AA略

(最初から読んでるのに理解出来てないなんて恥ずかしくて言えない……)

ちょっと間が空いているなぁ…

マダカーナー

<<1です。

土・日に書きます。

舞ってます

おk、一気に最後までいくのかな?

│                 __,,,,、 .,、                        .....│
│            /'゙´,_/'″  . `\                       .│
│          : ./  i./ ,,..、    ..ヽ                       │
│         ..丿  │        ヽ                     ,.│

│         /    /. l, ,!     `.,                     ..│
│         /  .,..‐.、│          ,...|                       │
│        (´゛ ,/ llヽ             . ,.|                    ....│
│        \    ヽ -./ ., lliヽ   .,  .,.|                    ...│
│           /'",i" ゙;、 l'ii,''く      . ヽ                   .... │
│        /  ...│  ゙l,  l゙゙t , ''ii_    :.!                   ..│
│       / .._ /    ヽ \ \.`゙~''''''./                   ......│
│       / . -゙ノ/   : ゝ .、 ` .`''←┬,゛                . ...... ...│
│        (゙  /.r   ゛ .゙ヒ, .ヽ,  .   \                    ..│
│      |  ./ l      ”'、 .゙ゝ......   丿                .................│
│      l  /     ヽ .`' `、、   ., ..ゝ              ..... .................│
│      .l|  !     ''''v,    ゙''ー ..ヽ..ノ                  ............│
│     ..∥│    ,,, .        .ヾ                   ........│

│     ../ ∥   │  ".... .       丿                    ....│
│     /l゙.il、  .l  .ヽ  """¬---イ                      ....│
│    ∥":|    .~'''      ,.  .........ゞ                    ...,,....│
│    ( l:!    .|'"  .  ...ノ,゙../     ..ヘ                    .........│
│   /: l「    !    ̄┐゙゙ ./     .ソ                  .    ....│
│   / .|    !     ,i...│     ..|                       .│
│   《..│   │   ./..∧\   ....../                     ......│
│  │ l.    }    ,i'./   , ..,    )                      . │
│  .││. ...│  .. .." ".. . \ヽ..  ∥                     ......│
│  (:! .|   .|    .       "ヘ,ミ.ソ                    . ...........│
│  .∥│  │... .. .( )        丿                     ..... ...│
│    /...! ,. l, , ..,,,,/ .l゙ !     \                  .  . ... .....│
│   /...│. .│.  ┐.└    .   \                   ......... │
│  丿.:!. | , l....   | .|""  :,     \                  .... ........│
│v'" ..!  |'i .ヽ,   ./ :!  .  .....   ..  ヽ                  ............│

佐天と出会ったのは、垣根と一緒に行動するときだった。

そこは何かしらの境界線。

きっと、垣根と御坂しか行くことがない世界。

並行世界に移動するトンネル。

でも、佐天は何の問題なく現れた。

御坂「佐天さん?」

佐天「こんにちは、御坂さん」

垣根「貴方は・・・」

垣根は何かに気づいたようだ。

御坂「どうして貴方が、ここにいるの?」

佐天「御坂さんに協力したいから、来ました」

佐天は微笑む。

でも、少し表情がおかしい。

笑っているが、佐天の微笑みはどこかしら久しぶり会ったという顔。

佐天「御坂さん。これを受け取ってください」

佐天が右手を上げる。

同時に銀色のオーラの壁が現れた。

バシュン。

中からは御坂妹。

佐天「貴方の新しい体です」

そして、御坂はそれを受け取った。

御坂マン、新しい顔よー!!

御坂が佐天から、受け取ったのは頑丈な肉体とあらゆる能力者の能力を自由に扱えるチョーカー。

ただし、チョーカーは本人の協力がなければ効力が発揮できない。

幸いなことに、このチョーカー登録に不可能はなく、どこの世界であろうと登録と行使出来るアイテム。

だから、御坂は今までの自分が歩いて来た世界を戻っている。

すべては、木原未来を倒すために。

上条と幸せな未来を作るために・・・。

どうなるのやら…

理解出来ない。

それが、一方通行の答えだった。

彼はこう言う。

??「お前との戦いは、嫌というほど戦ったからな・・・だから、わかるんだ」

一方通行「お、おまえはぁ・・・」

上条「上条当麻だ」

そして、上条は走って行った。

一方通行「上条・・・」

そして、一方通行の世界も・・・。

dkdk

牛歩過ぎる

真実の4。

これは上条美琴の世界の話。

上条美琴となったのは18歳の高校卒業後と同時である。

周囲からは、若すぎる結婚に多少不安もしていたが、両人の問題ということであまり反対はされなかった。

しかし、結婚半年後に事件が起きた。

上条美琴は、木原未来に騙されて昏睡状態に陥ってしまう。

だが、何故上条美琴は騙されたのだろうか?

これは過去の物語。

これから描かれるのは、上条が御坂美琴を気になって告白してから、4年後の物語である。

カランカラン。

店員「いらっしゃいませー」

上条美琴「あ、黒子。こっちっこっち!」

白井は上条美琴の声が聞こえた方へ視点を向け、そのままそちらの方へ歩く。

上条美琴「久しぶりね黒子。直接会うのは結婚式以来だっけ?」

白井「そうですわねお姉様。そのご様子だと上手くいっているそうで、黒子は嬉しいですわ」

上条美琴の明るい声を聞けたことが嬉しかったのか、白井も自分のことのように嬉しがる。

店員「ご注文は?」

白井「コーヒーを」

店員「はい、コーヒーですね」

店員に注文した後、白井は意識を上条美琴の方へ意識を向ける。

白井「それでお姉様、ご相談とはなんでしょうか?」

上条美琴「うーん・・・実はね。ご主人様のことなのよ」

白井「惚気ですか?」

上条美琴「ち、違うわよ!あの人の浮気ぐせのことよ!」

白井は立った。

白井「失礼いたします・・・。私も色々と忙しいので」

上条美琴「ま、待って黒子!」

そういえば・・・と気づく白井。

白井「先ほど、お姉様は上条さんのことをなんとおっしゃられました?」

上条美琴「え?ご主人様のこと?」

白井「(゜д゜)」

あの男・・・お姉様に何を言わせた?と憎悪を抱くのだった。

ご主人様wwwwwww

白井「お姉様・・・頭大丈夫ですか?」

上条美琴「何よ・・・」

白井「旦那様をご主人様と言うのは・・・ちょっと」

上条美琴「・・・」

カァァァ///

上条美琴の顔を真っ赤になる。

上条美琴「あ、あわわわわ・・・あの、その・・・」

白井「・・・もう、いいですわお姉様」

このバカ夫婦の生活などどうでもいいと正直、白井は思う。

しかし、そんな生活に対しても上条美琴は不満を抱いているらしい。でも、人間は決して個人の自由になるわけではないので、当然なのかもしれない。

白井「お話を戻しましょうお姉様。それで、上条さんがどうかなさったのですか?」

上条美琴「え、と・・・その・・・え?・・・ああ。あの人最近浮気しているみたいなのよ」

白井「へーー」

白井はなぜか発音を伸ばす。

上条美琴「黒子・・・何その反応?」

白井「いや、お姉様の今の態度を見る限りでは、それはないかと思い・・・」

上条美琴「むっ!?」

上条美琴の髪に電撃が走る。

白井「お姉様、落ち着いてください!今のは黒子が悪かったですわ!」

上条美琴「そう♪」

笑顔が戻る。どうも上条美琴は上条のことになると冷静にいられない性格らしい。

・・・いや、結婚してそうなったかもしれない。

白井「それで、上条さんが浮気している根拠でもあるんですか?」

上条美琴は懐から一枚の写真を見せる。

そこに写っていたのは上条と見知らぬ女性が笑顔で街を歩いている場面。

白井「この方は?」

上条美琴「木原未来・・・科学者よ」

白井「木原・・・って確か」

学園都市の闇、木原一族。

数年前、学園都市を影で操っていた木原一族。

しかし、木原一族は全員死んだはずだ。

白井「偶然ではないのですか?木原とは何も・・・」

上条美琴「関係者であることは初春さんが調べてくれたわ」

白井「・・・・えー」

白井は初春は何をしてるの、と頭を痛めてしまう。

上条美琴「そんなことより、調べてほしいのよ。あの人とこの女の関係性を!」

白井「いや、それは・・・」

上条美琴「やって!」

白井「はい・・・」

白井は上条美琴に負けた。

む、間違えたか・・

ご主人様プレイ要求してるような男が浮気をするのかよwwww

>>345
ご主人様プレイ要求するような男だからこそ浮気(次のメイド候補漁り)するんだろ

裏側の過去。

木原「子供出来ちゃいました♪」

上条「不幸だ・・・」

木原「結婚して、上条さん♪」

上条「美琴を愛しているし、そっちも知った上での付き合いだろ?」

木原「むーーー子供はどうするの?」

上条「金は払うから、一人で育てろ」

木原「屑条」

屑条「無視」

屑条は、そして木原から去った。

木原「美琴か・・・・許さないわよ」

憎悪が生まれた。

屑条ぇ……

なんか急にリアルタイムになってワラタ がんばれ

パンパン!!

ドコーン!

屑条「はぁ・・・すっきりした」

??「くすん・・・」

屑条「なんだよ。今更、泣こうが意味ないぜ?」

??「赤ちゃん・・・」

屑条「あ?」

??「赤ちゃんが出来たの・・・」

屑条「・・・」

??「父親になって・・・欲しいの」

バチン!

??「あっ!」

屑条「ふざけんじゃねーよ!誰がテメーの子供の親になるかよ!降ろせ!」

??「いや!」

屑条「なっ!?」

??「いや、いや!!」

屑条「お前!!」

ガン!

??「あぐっ!?」

ドサ。

ポタポタ。

屑条「テメーが悪いんだ。テメーがなぁ!」

ダダダッ!

シーン。

??「い、いや・・・死にたくない。よ、ようやく私は・・・」

とりあえず鳥変えた方がいい

コツコツ。

木原未来「見ーつけた・・・」

??「あ、あ、ああ・・・」

木原「食蜂操祈・・・この女が」

木原未来はパチンと指を鳴らす。

すると、木原の後ろから白衣を着た男達がやってきた。

木原「でも・・・許してあげるわ。私の実験の道具に役立つなら」

そして、この世界に食蜂操祈という女性は抹消された。

表側の現在。

上条「ただいまー!」

上条美琴「おかえりなさい、ご主人様!」

パタパタ。

ダキつき。

二人は抱き合い、ラブラブする。

上条美琴「お風呂? ご飯? 私?」

上条「んーーー」

上条は服を脱ぐ。

上条「風呂と美琴」

上条美琴「はーい♪」

そのまま、二人は抱き合ったまま風呂場へ。

もちろん風呂場で子作りだ。

ただ・・・。

上条美琴「(女の匂いが、五人ほどする・・・)」

上条美琴のスキルは発動していた。

上条「(・・・多分、バレてるんだろうなー)」

上条もまた、薄々気付いてはいる。

二人の愛は、もう・・・。

上条ェ…

御坂「・・・と、いう夢を見たのよ」

白井「は?」

白井「えーと・・・お姉様。どこからが夢なんでしょうか?」

御坂「最初から、アイツが黒子が気になる話からね」

白井「えー・・・」

全部夢だった。

これは全て、御坂美琴の妄想の話。

御坂「だいだい、アイツが浮気とか好きになる女の子とか出来るわけないじゃない」

白井「お姉様・・・散々、引っ張るだけ伸ばしたのはどうかと・・・」

御坂「人の妄想なんてそんなものよ?」

御坂は満足的な笑顔で白井を見た。

白井「・・・」

一方の白井は、呆れを通り越して無言。

御坂「さぁさぁ・・・この話は終わり。黒子は見回り頑張りなさい!」

ヒラヒラと手を振りながら、御坂はその場を去って行くのだった。

白井「・・・」

残された白井。

白井「何ですかこれはーーーーー!!」

叫ぶのであった。



終・わ・り

まあ夢なら支離滅裂なのも分かるわ

まさかのブン投げオチですかー!!?

まあ途中から完全に意味分かんなくなってたからな。
ここで止めたのはある意味正解かもしれん。
取り敢えず乙!!

ぶん投げすぎ

え  成り済ましじゃないの?

いや、ある意味綺麗に終わったしいいんじゃない?まあ乙でした

まさかの投げっぱなし夢落ちw

乙でした

HTML化の依頼はしないの?

なにかが足りない感満載だったな
あと少しで化けそうなんだけど大事な何かが足りない感じ

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2014年04月02日 (水) 14:43:57   ID: 910jzbGX

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