なんか落ちてたからもっかい書いてく
男「ブチってイッたな~……あ?」
女吸血鬼「はむ」 カプチュー
男「んぶっ!?」
女吸血鬼「んむ~……」 カプカプ
女吸血鬼「ん~……」 ハミハミハムハム
女吸血鬼「んちゅ……」 チュ
女吸血鬼「はぁ~……」 ペロペロ
男「……女吸血鬼……?」
女吸血鬼「デリシャス」
男「……美味しかった?」
女吸血鬼「ごちそうさまです。でもちょっと物足りない」
男「後半、殆どキスだったよね?」
女吸血鬼「血を吸う、キスもする……一石二鳥と言うやつね」 パタパタ
男「血が……あの~……止まらない…………」
女吸血鬼「吸おうか?」
男「吸おうかじゃないんだよ。ちょっともう、ティッシュティッシュ。ティッシュ取って」
女吸血鬼「及ばない及ばない」 チュ
男「んむッ」
男「ふぇひふぁ」
女吸血鬼「?」 チュー
男「ふぁへ、ひょっほはらへほ」
女吸血鬼「んぷ。……なに?」
男「あのな、まずな、えーと……正座」
女吸血鬼「はい」 チョコン
男「あのさ、女吸血鬼にはいつも毎日血は与えてるよね?」
女吸血鬼「まぁね」
男「これね、今回のね、地味に痛いからそっとしておいてあげようかなぁって……思ってくれないか?」
女吸血鬼「え~……」
男「え~って、君…………」
女吸血鬼「じゃあ指切って。指で我慢する」
男「じゃあって何?血は十分飲んでるでしょ?」
女吸血鬼「間食。おやつみたいなもの。今何時?」
男「何時って…………午後の五時ですけども」
女吸血鬼「ちょやっ」 スパッ
男「イタッ」
女吸血鬼「んふ~」 カプリコ
男「そんなんお前、アリか…………わざわざ指切るって」
女吸血鬼「んふ?ん~ふ~」 チューチュー
女吸血鬼「ん、ごめんね。我慢できなくて」
男「そんなお腹減ってた?」
女吸血鬼「う~ん…………そこまで」
男「そんな飲んだら、晩御飯入らへんよ?」
女吸血鬼「だぁじょぶ。ちょっと舐めてる程度みたいなものだから」 カプカプ
女吸血鬼「んむんむ……」
男「…………」
女吸血鬼「…………」 じー
男「なんすか、上目遣いで」
女吸血鬼「ん。別に」 チュー
どうせ直るのに無駄に増やしやがって
ん?こっちで続ける?
ならこっち見とく
男「あ」
女吸血鬼「ん?」
男「ご飯作らんと」
女吸血鬼「そっか。もうそんな時間だもんね。休みなのに、明日も休みなのに。きっちりサイクル回すよね」
男「あんまりね、崩したくはないからね」
女吸血鬼「いいよーいいよーそうやって健康体なのは、引いては私の為になる」
男「家畜ですかね俺は」
女吸血鬼「もう、こまいことは気にしないで。ご飯食べなさい」
男「実際のところさ」
女吸血鬼「うん?」
男「血を吸うってのはどんな……どんな感じなん?」
女吸血鬼「ん~……うん。そうだね……例えばさっきの指からのは」
女吸血鬼「施されている気分になる。卑しくも地を吸わなければならない私に慈悲を感じる」
女吸血鬼「背中から腰に掛けて血を吸うと万遍なく愛した気持ちになる。爛れた後じゃなくわ一晩ベッドに過ごすような」
女吸血鬼「首から吸うといかにも自分が吸血鬼だと実感する。それと同時に血のなんと美味しい事と感慨深くなる」
女吸血鬼「脚から吸うとそれはもう隷属した気分になる。お互いがお互いのものになるような、曖昧になる」
男「随分と詩人だね。やぁ詩人」
女吸血鬼「詩人の末路は哀れというよ」
男「さっきみたいに唇から吸うのは?」
女吸血鬼「…………」
男「…………」
女吸血鬼「まぁ」
女吸血鬼「それはおいて、ご飯冷めるよ」
男「いただきます」
ええな
男「我ながら毎回普通だ」 モッモッ
女吸血鬼「男はアレね、美味しそうに食べるわけでもなく、まずそうにでもない。普通」
男「事実普通だしね」
男「ふぅ……」
男「ごちそーさま」
女吸血鬼「たまには私が作ろうか?」
男「マジ?ありがたい、やめてくれ。この前すんごい鉄の味した」
女吸血鬼「隠し味が入ってるの」
男「四足獣の胆をそのまま食した気分になったよ」
女吸血鬼「よくわかんない。わかんないので、じゃ男こっちに来て」
男「もう血を吸う?」
女吸血鬼「お腹が減ってた」
まだー?
保守
続けて続けて
上げ
保守
続けてどうぞ
このSSまとめへのコメント
このSSまとめにはまだコメントがありません