小鳥あずさ「ドキッ!大人限定765プロ女子会~!」律子「い、イエーイ・・・」 (60)


このSSは、

前々作:あずさ「オクトーバー」小鳥「フェスト?」P「Ja!」
あずさ「オクトーバー」小鳥「フェスト?」P「Ja!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1382706289/)

前作:P「律子、今夜一杯どうだ?」律子「いいですね!」
P「律子、今夜一杯どうだ?」律子「いいですね!」 - SSまとめ速報
(http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/1387178683/)

の続きです。
地味にシリーズっぽくなってますが、前回のを読めばそこまで「?」ってならずに読めると思います。
Pが来て2年ほど経つという設定。だからりっちゃんは成人してるということで。
Pとりっちゃんが飲みに行った日はクリスマスのちょっと前です。



SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1394095332


夜 居酒屋


小鳥「ほらほら律子さん!テンション低い!」

あずさ「そうですよ!元気出していきましょう!」

律子「・・・だって昨日あったことを話さないといけないんですよね?」

小鳥「はい!」

あずさ「もちろん!」

律子「完全に公開処刑みたいなもんじゃないですか!もーっ!」


小鳥「だからこそ元気出してパァーっとやっちゃいましょう、ってことです!イエーイ!」

あずさ「律子さん、イエ~イ!」

律子「うう・・・もうこうなったらヤケよ!イエーイ!」

「お待たせしましたー!生3つと大根サラダ、軟骨の唐揚げ、あと揚げだし豆腐です!」

小鳥律子あずさ「「「ありがとうございまーす!」」」

律子「乾杯しましょうか!」

あずさ「そうですね!」

小鳥「それじゃあ・・・」

小鳥律子あずさ「「「かんぱ~い!!!」」」カチン!


小鳥律子あずさ「「「ゴクッゴクッ・・・プハァ!」」」

小鳥「あーっ、美味しいっ!」

律子「のど渇いてたからなおさら!」

あずさ「生き返っちゃいますね~!」

小鳥「大根サラダからいっちゃいましょうか!取り分けますね?」

律子「ありがとうございます」

小鳥「いえいえ、よっと・・・はいっどうぞ」

あずさ「軟骨と揚げだしは各自でつまむってことでいいですね?」

小鳥「はい!」


律子「いただきます・・・んっ、美味しい!」

あずさ「シャキシャキしてます!」

小鳥「カリカリのじゃこもいいアクセント!」

あずさ「はふっ・・・揚げだし熱いっ、でも美味しい!」

律子「いい具合に豆腐が出汁を吸ってて・・・」

小鳥「軟骨も・・・んっ、ちょっとカレー粉かけてる?」

律子「本当ですね!」

あずさ「でも・・・」

小鳥「どれもこれも・・・」

律子「ビールに・・・」

小鳥律子あずさ「「「合う~!」」」


小鳥「さて!お腹も落ち着いたところで!」

あずさ「始めましょうか!」

律子「な、何をですか?」

小鳥「それはもちろん!」

あずさ「昨日の話ですよ~!」

律子「やっぱり・・・」

小鳥「ほらほら、勿体ぶらずに喋っちゃいましょう!」

あずさ「そうですよ律子さん!」

律子「うう・・・」///


律子「でも、普通に飲んだだけですよ?」

小鳥「あら?でも、何か『Pタク』とやらが・・・」

あずさ「お持ち帰り説も・・・」

律子「あるわけないでしょうが!!」///

律子「もう・・・昨日は2人で普通に飲んでたんです」

律子「それでプロデューサーがキープしてた焼酎持ってきて、お湯割りを3杯目飲んだ辺りから記憶が無くて・・・」

律子「そしたら、気が付いたら外でプロデューサーに・・・お、おんぶされてました」カアァ

小鳥あずさ「へえ~」ニヤニヤ


律子「ま、まあ、それがいわゆる『Pタク』ってやつですよ」

あずさ「なるほど・・・」

小鳥「プロデューサーさんのお背中、どうでしたか?」

律子「暖かくて、しっかりしてて、心地良か・・・って何言わせるんですか!」///

小鳥「へえ~」ニヤニヤ

あずさ「あら~」ニコニコ


小鳥あずさ(でも・・・羨ましい・・・)


小鳥「それでその後は?」

律子「やたらとがっついて来ますね・・・」

小鳥「そりゃあだって!」

あずさ「気になりますから!」

小鳥あずさ「「ね~!!」」

律子(なんだろう、ちょっとかわいいけど腹立つ・・・)

律子「そういえば私をおんぶしてる間、歌ってましたね・・・なぜか私の歌」

あずさ「ふふっ、何だかプロデューサーさんらしいですね」


律子「それで・・・あっ」カァ

小鳥「どうしました?」

律子「い、いえ、何でもないです!」

律子(何か恥ずかしいこと言われたこと思い出した・・・『信頼してるぞ』とか・・・)

律子(でもプロデューサー、どうしてそんなこと?・・・あっ)

律子(うわあ、思い出した。酔った勢いで色んなこと私言ったんだった・・・恥ずかしい・・・)///

あずさ「さっきから律子さん、お顔真っ赤ですけどどうかしました?」

律子「い、いえ!ホントに何も無いです!」

小鳥「あやしい・・・けど、そういうことにしておきますね」


あずさ「その後は?」

律子「私の家までおんぶしてもらいましたよ」

小鳥「プロデューサーさん、律子さんのお家を知ってるんですか?」

律子「大まかな場所は知ってたみたいですけど、細かくは私がナビゲートしました」

あずさ「起きてたのにおんぶしてもらってたんですね?」

律子「はい、『もう少し』ってせがみました・・・酔いって怖い・・・」///

律子「それで家まで送ってもらって、何事もなく解散ですよ」

小鳥「・・・本当に?」

律子「誓って本当ですよ!」


あずさ「でも羨ましいですね、おんぶされちゃうなんて」

律子「本当に心地よくて、良かったですよ」ドヤッ

小鳥(あっ、開き直った)

律子「ふう・・・さて、私は言いましたよ?後はお2人さんのお話をお聞きさせていただきます♪」

小鳥「あー!ビール無くなっちゃったー!」ピヨピヨ

あずさ「私もです~!何か頼みましょうか~!」アラアラ

律子「こ、こいつら話すり替えやがった・・・」

律子「って、私もビール無くなったわ・・・次何飲もう?」


律子「2人は何を飲みますか?」

小鳥「そうですね・・・私はビールお代わりで!」

あずさ「私は日本酒を・・・」

律子「私は今日も焼酎にしよっかな?」

小鳥「おっ!焼酎行きますか!」

律子「はい。でも、どれにしよう・・・」

あずさ「クセが強いのはまだ飲めませんよね?」

律子「そうですね」

小鳥「それじゃあ・・・『阿久根』とかどうです?飲みやすいと思いますよ?」

律子「分かりました、それにしてみますね!」


小鳥「料理も何か頼んじゃいましょうか」

あずさ「そうですね・・・いっそのことお鍋とかどうです?」

律子「いいですね!寒いですから体が温まりそうです!」

あずさ「それじゃあ何鍋にしますか?」

小鳥「ん~・・・モツ鍋とか?」

律子「いいですけど少し女っ気のない・・・」

小鳥「うぐっ・・・い、いいんですよ!男の人がいないからこそ出来るんです!」

あずさ「それにシメに麺を入れたら美味しいですよね!」

律子「確かに!じゃあ頼みますね!すみませーん!」


律子「さて!料理もお酒も頼みました!改めて2人のお話もお聞きしますよ!」

小鳥「うう、話をそらすネタも無い・・・」

律子「オクトーバー・フェストの時に3人でいちゃついてた話はなしですよ?」ニコッ

あずさ「あ、あらあら、いちゃついてるだなんて・・・」カァ

あずさ「そういえばこの前音無さん、プロデューサーさんにお姫様だっこされたって・・・」

律子「!?」ガタッ

小鳥「うえぇ!?私誰にも言ったことなかったのに!?」

あずさ「確か以前音無さんが酔い潰れた時にポロっと」

律子「小鳥さん!詳しくお願いします!」

小鳥「うう、分かりました・・・実は1カ月ぐらい前に・・・」///

_________
______
___


1か月前 事務所


P「・・・」カタカタ カキカキ

小鳥「・・・」カタ・・・カタ・・・

小鳥「・・・」ウツラウツラ

P「・・・ん?」

小鳥「・・・」スゥスゥ

P「音無さん・・・寝てる?」

P「音無さん昨日も根詰めて仕事やってたからなあ・・・」

P「少し寝かせといてあげよう」

小鳥「・・・」スゥスゥ


P「そうだ、毛布・・・でも座って机に突っ伏したままだと体勢がキツイか」

P「仕方ない・・・よいしょっと」グッ

小鳥(・・・んっ?)

小鳥(やばっ寝てた、って何か体が変な感じ・・・浮いてる?)

小鳥(ちょっと、薄目で)チラッ

小鳥(プロデューサーさん?・・・!!)

小鳥(ま、まさかお姫様だっこされてる!?)ピクッ

P「~♪」


P「軽いなあ・・・音無さん、ちゃんと食べてるのかなあ?」

小鳥(軽いって・・・さ、最近ちょっとお腹周りがアレなのに・・・)

P「でも何だろう、すごく柔らかい・・・いい意味で」

小鳥(い、いい意味でってどういうことですか!?)カァ

P「よし、ソファに・・・起こさないようにゆっくり・・・」ソローリ

小鳥(私がうたた寝してたからソファに運んでくれたのかなぁ・・・)

小鳥(プロデューサーさん、ありがとうございます。でも・・・忙しいのに寝ちゃってごめんなさい)

P「・・・よし」ポスッ

小鳥(あっ、お姫様だっこ終わっちゃった・・・)


P「毛布をかけて~♪」ファサッ

小鳥(それ、律子さんの『魔法をかけて』ですよね?)

P「1時間したら起こしてあげようかな」

P「音無さん、いつもご苦労様です。少し休んでてください」

小鳥(プロデューサーさん・・・ありがとうございます)

P「・・・」ナデナデ

小鳥(!!・・・ぷ、プロデューサーさんにな、撫でられた・・・)///

P「あっいかんいかん・・・つい撫でてしまった・・・」


P「こうして見るとやっぱ音無さんって綺麗だよな・・・」ポツリ

小鳥(!?)

P「さっき抱っこした時も柔らかくて、いい匂いして・・・ハッ!ダメダメ、変なこと考えない考えない」

小鳥「・・・別にいいですよ?」ボソッ

P「?・・・今、音無さん何か?」

小鳥「・・・zzz」///

P「寝言?あれっ顔赤いな・・・ちょっと部屋暑いのか?」

小鳥(わーっ!!何言ってるのあたしー!!)///

_________
______
___


律子「なあんだ、小鳥さんもあんまり私と変わらないことしてるじゃないですかー!」ニヤニヤ

小鳥「は、恥ずかしい・・・」///

あずさ「でも、お姫様だっこだなんて羨ましいですね?」

小鳥「ま、まあ・・・そうですね」

小鳥「正直、恥ずかしくて最初しばらく眠れませんでしたけど」カァ

小鳥「しかも、私の分の仕事を代わりにやってくださって・・・本当にプロデューサーさんには悪いことを・・・」

律子「半端ないですよね・・・最近のプロデューサーの仕事の処理量」

小鳥「事務所入った当時は事務作業お世辞にも早いとは言えませんでしたよね」


律子「懐かしいですね!あの時は私たちも手伝ったりして・・・」

律子「でも、適応力?って言えばいいのかしら・・・そういうのが凄いですよね」

小鳥「確かに・・・」

あずさ「それに今を時めくアイドルたちをプロデュースしてますね」

律子「末恐ろしい・・・」

あずさ「でも!律子さんも私たち竜宮小町のプロデュースもしてますし、音無さんも私たちのお仕事の管理をされてて、お2人も本当に凄いなって私は思いますよ?」

律子「あ、あずささん・・・」ジーン

小鳥「女神や・・・」ジーン

あずさ「そんな風に言われると照れてしまいます・・・」テレテレ


律子「でも、確かに小鳥さん最近事務所に出てばっかですよね?大丈夫なんです?」

小鳥「大丈夫ですよ、年の瀬で忙しいのは仕方ないですから」

小鳥「アイドルのみんなが頑張ってるのに、私もそれに応えてあげないと!」グッ

律子(やだ、この人も女神だった)

小鳥「それに律子さんも、ですよ?もう少しリラックスしてお仕事しないと!」

律子「・・・私もあの娘たちには最高のアイドルでいられるように全力でサポートするだけですから」

律子「そのためだったら鬼軍曹だの何だの言われようと気にしませんよ」クスッ

あずさ「律子さん・・・」ジーン

ひとまずここで一旦抜けます。
10時ぐらいにまた再開する予定です。
全体のうち約40%が投下完了。

続き期待

じゃあ音無さんは三十路ですね!
結婚してください!















誰かと!

まってる


「お待たせしましたー!ご注文されてたお酒ですねー!」

「あと、モツ鍋です!コンロに火をつけてくださいね!」ゴトッ

小鳥律子あずさ「ありがとうございます!!!」

小鳥「それじゃあ・・・ゴクッ」

小鳥「プハッ!・・・あ~っ!良く冷えてる!」

あずさ「・・・うん!美味しい!」

律子「あずささん、その日本酒は?」

あずさ「『白鹿』っていうお酒です!香りの良いお酒ですよ!」


律子「私も・・・ゴクッ」

小鳥「律子さん、どうですか?」

律子「美味しいです!」

律子「クセが無くて少し甘味もあって飲みやすいです!それに後味がスッキリですね!」

小鳥「気に入ってくれてよかった~、ふふっ♪」

あずさ「あの、律子さん・・・一口飲ませてもらっても・・・」

律子「どうぞ、構いませんよ?」

あずさ「ありがとうございます。では・・・んっ、美味しい!」

小鳥「みなさん気に入ってくれて嬉しいです!」


小鳥「あっ!いけない、コンロに火をつけないと!」

律子「ホントでしたね、ついお酒に気を取られて忘れてました」

あずさ「それじゃあ火をつけますね」シュボッ

律子「よし!お鍋が出来るまでの間にあずささんのお話もお聞きいたしましょう!」

小鳥「イエ~イ!」

あずさ「そ、そうでした、私も言わないといけないんですよね・・・」

あずさ「でも、何かあったかしら?」

あずさ「・・・あっ」カアァ

小鳥「何か思い出しましたね?」

律子「さあさあ、白状しちゃいましょう!」

あずさ「ええっと、夏に水着のグラビアのお仕事でプロデューサーさんが着いて来てくださった時なんですけど・・・」

_________
______
___


夏 ビーチ


P「暑い!でも潮風が気持ちいい!」

P「こんな日は泳ぎたいなあ!海行ったのもあの時みんなと行って以来だからなぁ・・・」

あずさ「それじゃあ私の撮影が終わったら一緒にいかがです?」ヒョコッ

P「わあっ、あずささん!?急に出て来たからビックリしましたよ」

P「そうしたいのはやまやまですけど、あずささんの撮影終わっても仕事が残ってますんで・・・それにあずささんも今夜は竜宮の収録ですよ?」アハハ

あずさ「そうでしたね・・・そうだ!前みたいにみんなで海に行くことができたらいいですね?」

P「またみんなで・・・合宿みたいな形を採っても面白いかもしれませんね!」

あずさ「うふふっ、それも楽しそうですね!」

P「なるべく実現できるように頑張ってみます!」

あずさ「はいっ♪」


あずさ「ところでプロデューサーさん、私の水着どうですか?」クルッ

P「!!・・・そ、その・・・似合ってると思い、ますよ?」

あずさ「むう・・・本当に思ってますか?」ドタプーン

P「似合ってますって!め、目のやり場に困るんです!!」タジタジ

P(白い紐に青地のビキニ、あずささんの髪色やこの時期の青空とマッチしてて・・・正直最高です、はい)

あずさ「!・・・あっ、そうですね。ごめんなさい」///

あずさ「それでプロデューサーさん、ひとつお願いが・・・」

P「どうしました?」

あずさ「日焼けクリーム、塗っていただけますか?」

P「な、何言ってるんですか!メイクさんにお願いしてください!!」///

あずさ「むう・・・」プクー


・・・

カシャッ カシャッ

あずさ「~♪」

P「撮影は順調だな、よしよし」

P「それにしてもさっきはあずささん、かなり積極的でいつになくヤバかった」

P「日焼け止め塗ってくれとか・・・多分すっごく肌スベスベしてるんだろうな・・・」

P「いかんいかん、俺はプロデューサープロデューサー」

「いったん休憩でーす!」

あずさ「プロデューサーさん!」フリフリ

P「あずささん、ひとまずお疲れ様です!今日はどんな感じですか?」

あずさ「そうですね、カメラマンさんがとってもお話し上手で気さくで、楽しいですよ!」

P「カメラマンがそういう人だったら撮影される側もやりやすいですよね、良かったです」


P「向こうの屋根付きのベンチに座って休憩しますか?」

あずさ「そうですね、やっぱり日差しが強くて・・・」

P「そう思いました。はいっ、これスポーツドリンクです!」スッ

あずさ「ありがとうございます、助かります~!」

あずさ「ゴクッ・・・ふう、美味しいっ♪」

P「美味しそうに飲みますね?」

あずさ「ふふっ、そうですか?」

P「撮影ももう少しですから、頑張りましょう!」

あずさ「はいっ!・・・きゃあっ!」シュル

P「あずささん!?どうしました!?」

P「!?」


P「」

あずさ「あ、あの・・・水着の紐が解けてしまって・・・」///

P「それは分かりますけど、ど、どうして・・・」

P(紐が解けて水着の上の方が落ちないように支えていて、ほとんど手ブラ状態・・・刺激が・・・)

あずさ「プロデューサーさん、ここ見てください。この柱の木の一部が飛び出てて・・・これが引っ掛かって紐が解けたのですかね?」

P「本当ですね、丁度高さもそれくらいですし・・・あずささん、怪我してないですか?」

あずさ「大丈夫です、切った感覚は無いので」

P「良かったです。綺麗な体なのにキズでも付けられたら・・・」

あずさ「そんな、綺麗だなんて・・・」カアァ

P「あっ、すいません、つい・・・」


あずさ「あの、お願いがあって・・・」

P「え?」

あずさ「ひ、紐を結んでいただけますか?」

P「お、俺がですか!?で、出来たら女性の衣装さんに頼んだ方がいいんじゃ・・・」

あずさ「待ってる間に他の人が来てしまったら恥ずかしいですよ~!」

あずさ「それに、プロデューサーさんなら信頼してますので・・・」

P「うぐぐ・・・」

あずさ「お願いします・・・」ウルウル

P「」

P(水着姿のあずささんが目を潤ませながら上目遣いでお願いしてくることの破壊力・・・とんでもない)

P「わ、分かりました・・・」


P「じ、じゃああずささん、後ろを向いてください」

あずさ「は、はい・・・」クルッ

P「それじゃあ失礼します」ピトッ

あずさ「ひゃっ!」ビクッ

P「す、すいません!指が当たっちゃって!」

あずさ「い、いえ、ちょっとビックリしたので・・・続けてください」

P「はい・・・」

P(背中も肌白くてスタイル良くて・・・本当に綺麗だなぁ」

あずさ「ふぇっ!?」

P「あっ!も、もしかして声に・・・?」

あずさ「はい・・・でもプロデューサーさんにそう言っていただけると嬉しいです・・・」///


P「・・・よいしょっと、よし出来た」キュッ

P「締め具合キツくないですか?」

あずさ「はい、ちょうど良いです!」

あずさ「プロデューサーさんありがとうございます~!まさか紐が解けてしまうなんて・・・本当に助かりました~!」ギューッ!

P「あ、あずささん・・・水着の状態で腕に抱きつかれると・・・その・・・」タジタジ

あずさ「あっ!ご、ごめんなさい!///」パッ

「三浦さーん!撮影再開しまーす!」

P「撮影再開らしいですよ!あずささん頑張ってください!」

あずさ「はい!頑張ってきますね!」フリフリ

あずさ(うう・・・すっごく恥ずかしいことばかり起きちゃった・・・)///

_________
______
___


あずさ「ということがありまして・・・」///

小鳥「お、おお・・・」///

律子「こっちも思わず恥ずかしくなりそうな・・・」///

あずさ「その後も撮影があったんですけど顔の赤みが取れなくて、しばらく戻るまで撮影を待つことに・・・」

小鳥「プロデューサーさんもタジタジだったでしょうね?」

律子「正直、プロデューサーの気持ちも分かります」

あずさ「そ、そうですか?」

律子「だって・・・ねえ?」チラッ

あずさ「?」ドタプーン

小鳥(ある意味凶器よね・・・)

10年後もこのメンバーで同じことやってそうw


あずさ「そういえば、今日はプロデューサーさんどうしてるんですか?」

律子「貴音の仕事が取れそうだから後で相手方と話し合うと言ってました」

小鳥「私たちが飲みに行くって言ってたら『俺も後で・・・』って参加したがってましたけどね」

律子「今日は女子会ですからね、男子禁制!って言って突っぱねてあげましたよ」

あずさ「でもプロデューサーさんって本当に働きものですよね~」

小鳥「最近仕事に出てばっかりですけど、あの人休んでるのかしら・・・」

あずさ「でもみんなのためにお仕事頑張って・・・」

律子「あんな頑張ってる姿見たら、みんなプロデューサーのこと・・・」

Pが来てから2年ほど経つなら貴音も成人してそうだけど


あずさ「やっぱり皆さんプロデューサーさんのことを・・・」

小鳥「そうでしょうね・・・何人かはストレートに好意を表してる人もいますけど」

律子「みんなに負けないようにしないとですね!」

小鳥「そうですよ!」

あずさ「でも相手は華の10代・・・」ポツリ

律子「確かにそうですね・・・」

小鳥「」

律子「こ、小鳥さん!?」

小鳥「10代が何よ・・・グスン」


あずさ「確か貴音ちゃんも来月には20歳ですよね?」

律子「そうです。あっ、そういえば昨日プロデューサーが貴音が20歳になったら飲みに行ってみたいって言ってましたね」

小鳥「貴音ちゃんも20歳か~、どんどん飲める娘が増えるっていうのは嬉しいですね」

あずさ「そうだ!今度は貴音ちゃんも参加させちゃいましょう!」

律子「いいですね!」

小鳥「そしてオトナの洗礼を・・・」ウヘヘ

律子「ちょっと、変なこと教えないでくださいよ?」

小鳥「冗談ですよ~、お酒の嗜み方とか、そういうのを教えるだけですから!」

あずさ「でも、本当に楽しみです!」


小鳥「あ~、プロデューサーさんが突然このお店に入ってきたりしないかしら~」

律子「あら、男子禁制の女子会じゃなかったのですか?」クスッ

小鳥「それもそうですけど・・・やっぱりカッコいい男性がこのテーブルに1人入って来たらいいものでしょう?」

あずさ「うふふっ、そうですね!」

律子「確かにそうですけど・・・」

律子「あっ、もうすぐお鍋出来上がりそうですよ?」

律子「って何やってるんですか・・・」

小鳥「こうやってドアの方に念じていたらプロデューサーさんが来るかなーって」ムムム

あずさ「プロデューサーさん、来て下さい~!」ムムム

小鳥「来て~!」

律子「じ、じゃあ私も・・・来いっプロデューサー!」ムムム


ガラララッ

小鳥律子あずさ「「「!!!」」」

「いらっしゃいませー!お客様は・・・2名様ですね!」

「2名様カウンター席でーす!」

小鳥「プロデューサーさんじゃなかった・・・アベックめ・・・」

あずさ「ホントに来たのかと思っちゃいました・・・」

律子「ホントですよ、もーっ・・・あっ!!」ガタッ

あずさ「律子さん、何かありましたか?・・・!!」

小鳥「まさかプロデューサーさんでも?・・・!!」


「すいません、1人ですけど・・・空いてます?」

「あ、いっぱい?そうでしたか・・・それなr「プロデューサー!」

P「ん?おおっ、律子!?」

小鳥「プロデューサーさーん!」フリフリ

あずさ「お待ちしてました~!」フリフリ

P「・・・失礼しましたー」ガララッ

律子「ちょ、ちょっと待って!」

小鳥「プロデューサーさんを捕まえるのよ!」


律子「に、逃げなくたっていいじゃないですか!」

P「い、いや・・・皆さんいい感じに酔ってらっしゃってるだろうと思って、あまり絡まない方が良いかなと・・・」

小鳥「まだそんなに飲んでないからそこまで酔ってないですよー!」

あずさ「ほら、ここ4人用のテーブル席ですからプロデューサーさん入れますよ?」

律子「それに、もうすぐモツ鍋も良い感じに・・・」

P「美味そう・・・良いの?俺が参加しても?」

小鳥「もちろんです!」

あずさ「沢山の人で飲んだ方が楽しいですから!」

P「それじゃあお言葉に甘えて俺も参加します!」

小鳥律子あずさ「「「わあーい!!!」」」


小鳥「プロデューサーさん!ここ座ってー!」トントン

P「定員オーバーですよ、2人用の席なんですから・・・奥にあずささんいるじゃないですか」

小鳥「それじゃあ、私の上にでも・・・」

P「ば、バカなこと言わないでくださいよ!やっぱり酔ってるんじゃないですか!?」///

小鳥「冗談ですよ、もう・・・こっちだって変なこと言うの恥ずかしいんですよ?///」ブツブツ

P「まあ、必然的に律子の隣に座ることになるよな。律子、隣失礼するぞ」スッ

律子「は、はい!」

あずさ「律子さんいいなー」ブーブー

小鳥「プロデューサーさんがお隣でー」ブーブー

律子「もーっ!変なこと言わないでください!」

律子(変に意識しちゃうじゃないのよ・・・)カアァ


あずさ「プロデューサーさん、何を飲みます?」

P「ん~みんな色んなの飲んでるな・・・よし、焼酎にしよう!律子、今何飲んでる?」

律子「小鳥さんがおススメしてくれた『阿久根』って言う焼酎です」

P「OK、それにしよう」

P「皆さんもお酒が少なくなってるみたいですし、頼んだらどうです?」

小鳥「そうしましょうか!じゃあ私は・・・うわっ何これ、『極辛』!?あっ越後鶴亀か・・・これにしよっと」

あずさ「私は『北雪』で~」

P「辛いお酒の方がこういう料理に合いますからね」

律子「私はもう一杯『阿久根』を・・・」

P「よし、それじゃあ注文しますね?すみませーん!」


・・・

小鳥「それじゃあ!」

あずさ「プロデューサーさんも参加しまして!」

律子「改めて!」

P小鳥律子あずさ「かんぱ~い!!!!」カチンッ!

P「あぁーっ!沁みるなぁ!」

あずさ「うふふ、お仕事上がりの一口目って美味しいですもんね?」

P「はい!」

小鳥「これかなりキリッてしてる!色んな料理にでも合いそう!」

あずさ「辛口なのでお魚料理と飲んでもイケそうです~!」


律子「モツ鍋もいい感じですよ!」

小鳥「早速食べちゃいましょう!」

P「なんだか悪いな、途中から参加して・・・」

律子「良いんですよー、プロデューサー殿?向こうで一人で食べても」

P「うっ、そんなこと言わないでくれよ・・・」

律子「クスッ・・・冗談ですよ。はいっプロデューサー、取り分けておきました」コトッ

P「ありがとう」

小鳥「むむっ律子さん・・・」

あずさ「さりげない女子力アピール・・・」


P「いただきます!アムッ・・・うん!美味い!!」

あずさ「モツの食感が良いですね!それに臭みも無いですよ!」

小鳥「モツの処理の仕方が上手いんでしょうね・・・スープも塩ベースでアッサリ食べられますね!」

律子「それにキャベツにもやしがよく合います!」

P「そうなんだよな~!シャキシャキだけど、いい具合にダシやモツの油を吸って味が染みてて・・・!」

小鳥「お酒との相性もバッチリです!」

あずさ「本当ですね~!」


P「久々にモツ食べるな~、この噛んだらジュワって出てくる旨みっていうか油っていうか・・・」

P「これを酒を飲んで・・・口の中の油をサッと流していくこの感覚!」

小鳥「良いですよね!」

あずさ「これにまたシメで麺を投入でもしたら・・・」

P「麺が旨みたっぷりのダシを吸って・・・」

律子「食べてるのによだれが出てきそうですよー!」

小鳥「そういえばプロデューサーさん、流石にお鍋だけだと物足りないんじゃないですか?」

P「確かにそうですね・・・何か頼んでもいいですか?」

あずさ「はい!構いませんよ!」

P「じゃあ・・・これにするか!すみません、追加良いですかー!」


P「早く麺を入れたいな・・・でも貴音がいたら飛びついてきそうな話だな」アハハ

律子「そうだプロデューサー、貴音の仕事は取れたんですか?」

P「ああ、バッチリな」

小鳥「何のお仕事ですか?」

P「旅番組です」

あずさ「あら、いいですね。どこですか?」

P「湯布院ですね。温泉入ったり、料理屋行ったり、雑貨見たりって言うのを予定してますけど」

小鳥「良い場所ですね!以前行きましたけど、風情があって・・・」

P「俺も写真で見ましたけど綺麗でしたね!俺も早く行きたいなあ・・・」

律子「プロデューサーも付いて行くんですね?」

P「ああ、泊まりでな」

小鳥「まさか貴音ちゃんと一緒にお泊まり!・・・なーんて?」ニヤニヤ

P「実は・・・そうなりそうなんだよ」



小鳥律子あずさ「「「・・・へ?」」」



あずさ「ど、どういうことですか?」

P「湯布院って観光地ですから、一人用の宿って少ないみたいなんですよ」

P「それになぜかこの時期って人が多くて、他が取れなくて旅館に・・・」

律子「いつ収録ですか?何なら私が代わりに!」

P「えっと確か・・・竜宮が札幌でコンサートする日と収録がかぶってた気が・・・」

小鳥律子あずさ「」

小鳥「私も事務所空けられないし・・・」

律子「ちょっとプロデューサー!日帰りとかダメなんですか!」グワングワン

P「い、痛い痛い!掴むな!揺らすな!」


P「局の希望で夜の撮影もやりたいらしくて・・・」

あずさ「あ、あらあら・・・」

律子「プロデューサー?」

P「どうした?」

律子「・・・貴音に手、出すなよ?」

P「出すか!社会的に消されるわ!!」

ワーワー ギャーギャー


_________

貴音「ヘクチッ!」

響「貴音、どうしたの?寒い?」

貴音「いえ・・・誰か私のことを話されているのでしょうか・・・?」



おわり

ということで次回は貴音とのやりとりを書こうと思います。
収録日は貴音も成人してる時期、ということでお願いします。

誰でもいい、この765の誰かと飲みたい、そう思ってしまう。

乙!


湯布院いいとこよね。朝食後のコーヒーが旨い場所だよあそこは

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