奈緒「高校生とこたつ」 (89)
奈緒「……………」
加蓮「……………」ぽりぽり
凛「……………」
奈緒「あ゛あ゛あぁぁ………」ごろん
加蓮「奈緒おっさん臭い」
凛「ほら、アイドルアイドル」
奈緒「うるさいなぁ……」
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続けて
奈緒「しかしいつからだぁ?こんな……んっ」
加蓮「大きいこたつだよねぇ……」べりっ
凛「何か中学生達とプロデューサーがちひろさんと社長を懐柔したらしいよ」
加蓮「へぇ……いくらぐらいしたんだろ」
奈緒「中学生ねぇ……やるじゃん」
凛「ホント、先輩として鼻が高いよ」
加蓮「ああ、この事務所できたあたりから居るんだっけ」
凛「ふふ、凛先輩って呼んでもいいんだよ?」
奈緒「やなこった………つーかあたしはお前に……加蓮にも、年上扱いされた覚えがないんだけど」
加蓮「仕方ないよ、奈緒は可愛いから」
奈緒「だーっ!……まーたそれかよ……」
凛「興奮してると茹で蛸になっちゃうよ」
奈緒「なるかっ……なぜに蛸だよ」
凛「さぁ?」
奈緒「けっ……そんなに可愛いって言いたいならもっと適任がいるだろうに……」
加蓮「例えば」
奈緒「幸子とか」
凛「……わかってないね」
加蓮「これだから奈緒は」
奈緒「なんだよその言い方……」
加蓮「幸子は”可愛い”じゃなくて”カワイイ”なんだよ」
奈緒「……んだそりゃ」
凛「まだまだだね」
奈緒「何目線で言ってんだ」
全くだ
奈緒「加蓮はさっきから何食べてんだ?」
加蓮「海苔煎餅」
奈緒「渋っ…」
加蓮「……や」
凛「りん」
奈緒「はえーよ、反応が」
凛「ふふっ、自分の名前だからね」
加蓮「いいコンビネーションだと思ったけど」
奈緒「あたしはトライアドでそんなものを育んだ覚えはない」
奈緒「まぁいいや……一枚くれ」
凛「あ、私も」
加蓮「ほい」
奈緒「ん………」ばりぼり
凛「えい」バキッボキッ
奈緒「何やってんだ?」
凛「小袋から出す前に砕くんだよ」べりっ
凛「ほら、食べやすい」ボリボリ
加蓮「あ、ほんと、アタシもやろうかな」
奈緒「………」
奈緒「………んー……」
加蓮「何かあった?」
奈緒「……歯に挟まった」
凛「あー……」
加蓮「イライラするよね」
凛「でもやっぱりこたつで食べるなら……」
奈緒「…………」くちゅ
加蓮「みかん」
凛「だね」
奈緒「…………」れろれろ
加蓮「事務所にあったりしないかな……」
凛「買ってこないとだめかな」
奈緒「…ん………」こしこし
加蓮「うあ……この中から出たくない……」
凛「誰か都合良く持ってきたりしないかな……」
奈緒「んっ……よし、取れた」
ガチャ
加蓮「んん、誰?」
凛「もしかしたら」
加蓮「もしかするかも?」
杏「………」
杏「この私を差し置いてこたつでだらだらとはね……」
奈緒「おう、お疲れー」
凛「……………」
加蓮「……………」
凛「これは………」
加蓮「もしかしないかな……」
杏「……なんだか凄く失礼なことを言われてる気がするよ」
期待
14歳で以前書いた?
書いた
これから風呂入って寝るから今日はここまで
期待してる
乙。
奈緒ちゃんはイジられてこそ輝く
神谷奈緒(17)
http://i.imgur.com/Ln5zdM3.jpg
http://i.imgur.com/w1v3pW1.jpg
北条加蓮(16)
http://i.imgur.com/VDbYvwA.jpg
http://i.imgur.com/NzmsUdN.jpg
渋谷凛(15)
http://i.imgur.com/5TL4Wko.jpg
http://i.imgur.com/beyGOj7.jpg
今更になりますがこのssにおける高校生とは十五?十八歳といった意味です。
別に高校生じゃないやつも出てきます。
そんなわけでまた書き始めます。
加蓮「かくかくしかじか」
杏「ふーん……まぁ欲しくなるよね、みかん」もぞもぞ
凛「そうなんだよ、何かいい案は無いかな?」
杏「愚問だね、私を誰だと思っていやがる!」フンス
奈緒「……それだと八話ぐらいで死んじまうぞー」
杏「冗談、あれみたいに熱くはなれないね」
加蓮「……何の話?」
凛「またアニメかなんかでしょ」ぽりぽり
杏「とにかく、この杏ちゃんにかかればそんなこと、造作もないね」
加蓮「流石」
凛「ニートの鏡」
杏「ふふん、もっと褒めたまえ」
奈緒「それは褒められて……、いいか、別に」
杏「あケータイ取り出し……」パピプペポ
プルルルル プルルルル
ピッ
杏「みかん買ってきて」
杏「とにかくいっぱい」
杏「伝えたからね、じゃあ切るよ」
ピッ
加蓮「これ以上ないほど簡潔だね」
杏「当然じゃん、無駄な労力は省く、それが私」
奈緒「もう一周回って尊敬するな」
凛「筋金入りだね」
待ってた
凛「誰を呼んだの?」
杏「来たら分かるよ……煎餅頂戴」
加蓮「はい……それもそっか………ふぁ」
奈緒「お楽しみって事か」
加蓮「待ってる間ひまだね……」
凛「テレビでもつけようか」
奈緒「リモコン……あれか」スッ
奈緒「う寒…」ポチッ
奈緒「………ふいー」もぞもぞ
杏「っ、…………」
奈緒「………何だ、あたしの顔に何か付いてるか?」
杏「信じられない……」
杏「こたつを出ることに何の躊躇いもなかった……」ワナワナ
奈緒「お前の常識は世間とズレてる事を自覚しろ」
凛「いやいや奈緒、こればっかりは杏が正しいよ」
奈緒「んなっ!?」
加蓮「確かにこの中からは出たくないねー……」
奈緒「加蓮まで…」
杏「………」
杏「奈緒、ジュース取ってきて」
奈緒「人を便利屋扱いするんじゃねえ」
何時の間にか寝てた
もう少し書きたいけど学校があるから今日はここまで
杏ちゃんだー!わーい!
杏「……む、足音だ」
奈緒「あー、あたしも聞こえてる」
加蓮「よく聞こえたね、アタシは聞こえないや」
凛「二人して寝そべってるからでしょ」
凛「そんなことよりみかんだよ」
加蓮「そろそろ煎餅も飽きてきたしね」
ズン… ズン… ズン…
加蓮「あ、アタシも聞こえてきたけど」
奈緒「なんか重くないか?足音」
杏「んー、そんな重量級呼んだ覚えないけど」
凛「別の人なんじゃ?」
奈緒「近づいてきてるんだけど」
ズン……
加蓮「止まった?」
杏「たぶん、すぐそこで」
ゴンゴン!! ゴンゴン!!
凛「ひっ!?」
加蓮「な、なに?」
杏「んー、開けろってことかな」
奈緒「冷静だな、お前……」
ゴンゴン!! ゴンゴン!!
凛「ど、どうするの?」
杏「どうするって……そりゃあ……ね?」チラッ
加蓮「…………」チラッ
凛「…………」チラッ
奈緒「……な、なんだよ」
杏「…………」
凛「…………」
加蓮「…………」
加蓮「奈緒」
加蓮「お願い……」
奈緒「ああもう!行けばいいんだろ!行けば!!」
凛「さっすが」
杏「話が分かるね」
奈緒「い、今開けるぞ!」オソルオソル
杏「誰に言ってんの?」
奈緒「うるせぇな!」
加蓮「頑張ってー」
凛「ファイトだよ、奈緒」
杏(あのさ、あのさ)ヒソヒソ
加蓮(なに)ヒソヒソ
杏(いやさ、奈緒って絶対貧乏くじ引くタイプだよね)ヒソヒソ
凛(てゆーか現在進行形で引いてる感じかも)ヒソヒソ
奈緒「そこ!聞こえてるぞ!」
ゴンゴン!!
奈緒「ああもう開けっから!急かすな!」
加蓮「頑張ってー」
凛「ファイトだよ、奈緒」
奈緒「………っ」ガチャ
裕子「エスパーユッコ参じょ………って何ですぐ開けてくれないんですか!」
杏「おつかれー」
奈緒「………、」
加蓮「ささ、入って入って」
凛「みかんみかん」
奈緒「………重かっただろ」
裕子「………へ?」
杏「うん、私は確かにいっぱい買ってきてっていたけど」
杏「箱で買ってくるとは思わなかった」
奈緒「……ずっとそれ持ってたのか?」
裕子「はい」
奈緒「、……重くないのか?」
裕子「?はい」
奈緒「まじかよ……」
きらりだと思った...
流石、超能力(物理)
スプーンも怪力で軽く曲げてたのか・・・
サイキックスプーン曲げ! フンッ!!!!!!!!!!!!
>>27
>杏「んー、そんな重量級呼んだ覚えないけど」
裕子「サイキック・どっこいしょぉ!」ドスッ
奈緒「しかし箱なぁ……流石に多すぎるんじゃないか」ビリビリ
裕子「あいや、この事務所人多いじゃないですか」もぞもぞ
裕子「ん、あったか」
杏「ほっといたら一日で無くなっちゃうかもねー」
加蓮「だったらはやく食べないと」
凛「ヘイ!パス!!」
奈緒「シッ!!」ビシュッ
凛「あだっ」ゴッ
杏「でもさー」
凛「スルー?」サスサス
杏「何も言わずに自分から箱を開けるあたり流石だよね」
加蓮「甲斐甲斐しいね」
奈緒「うるせぇな!」
凛「いいお嫁さんになるよ」
奈緒「おっ、およ!?何言ってんだバカ!」カアァ///
加蓮「あーでたでた」
凛「やっぱり奈緒はこうでなくちゃね」
奈緒「っ、この……」
奈緒「………」ズリズリ
加蓮「あう、みかん箱を遠ざけないで」トドカナイヨ
凛「悪かった、悪かったから」
杏「………祐子さっきから静かだね」
加蓮「どうかしたの?」
祐子「へっ!?い、いや、何でも……」
凛「………あっ」
奈緒「…………」
奈緒「みかんに親指突っ込むの禁止な」
祐子「はうっ!!」
杏「……ホントにやろうとしてたのか」
祐子「うう、皆さん超能力者ですか……」
凛「それは……」
加蓮「無いね」
裕子の名前間違えてた。もう一発変換など信用せん
凛「そういやさー」
裕子「なんですか?」
凛「裕子っていっつも敬語だよね」
加蓮「アタシなんかタメだよ」
凛「何で?」
裕子「ああ、それは……」
裕子「油断すると方言が……」
杏「どこ出身だっけ」
裕子「福井県です」
杏「あーね……」
奈緒「福井弁って難解なのか?」
凛「どれどれ」カチカチ
凛「………あー」
加蓮「どんなん?」
凛「ちょくちょく解りづらい単語があるかも」
杏「そうじゃなくても方言は目立つしね」
裕子「そうなんです……」
奈緒「…………」むきむき
杏「……私の顔に何か付いてる?」むきむき
奈緒「いや、案外綺麗に剥くもんだなって」ぺりぺり
杏「ふふん、こたつでみかんなんて、何度剥いたか分からないね!」フンス
奈緒「あー……」
杏「奈緒だってなかなか」
奈緒「ん、そうか?」
裕子「ほっ!さいきっくみかん剥き!!」むきむき
加蓮「へぇ、結構……」もぐもぐ
裕子「ふふん、エスパーユッコにお任せあれ!」ぺりぺり
奈緒「…、………」チラッ
凛「………なに」もぐもぐ
奈緒「教えてやろうか?コツ」
凛「………うるさい」ボロボロ
意外と不器用なしぶりんかわいい
凛「………」ゴソゴソ
凛「………」ゴト ゴト ゴト
凛「………」むきむき……
加蓮「あー……奈緒が余計なこと言うからムキになっちゃった……」
凛「………別に」ボロボロ
奈緒「目がガチなんだよ」
裕子「ここはユッコのさいきっくパワーで……」
凛「………っ」キッ
裕子「ひっ!?」ビクッ
杏「裕子、あれは凛一人の戦いなんだ、邪魔をしちゃいけない」
裕子「は、はひ……」
加蓮「ふぁ………ぅ…」
加蓮「んー……」ごしごし
奈緒「眠いのか?」
裕子「………くぁ……」
裕子「あれ………」ごしごし
杏「んー、あくびって伝染するよね」
奈緒「何でだろーな」
裕子「もしやテレパシーの一種……」
加蓮「それはないかな……」
杏「うん、ちゃんとした理屈はあるんだけど………」
奈緒「へぇ?」
杏「いやね……はふぅ……」
奈緒「………後で個人的に調べとく」
杏「うん、話が分かるね」
奈緒「…………」ぺりぺり
裕子「…………」ぺりぺり
杏「奈緒と祐子は筋取るんだね」
奈緒「へ?ああ、みかんの?」
裕子「特に理由は無いんですけど……」
加蓮「……たしかお腹にいいんだっけ」
奈緒「お腹?便秘とかか?」
裕子「………」ピタッ
杏「そうだろうけど、そう軽々しく便秘とか言うものかね」
奈緒「別にいいだろ……まぁあたしは別にそんな悩みはないし、関係ないな」ぺりぺり
裕子「………」
裕子「………」ぱくっ
加蓮「……裕子?」
裕子「……昨日からご無沙汰で……」
杏「ん、出すもんは出しといた方がいいしね」
奈緒「お前も大概じゃねーか……」ボソッ
杏「んー?聞こえんなぁ」
杏「……誰か来たね」
加蓮「……杏センサー稼動中?」
杏「うん、びびっと来たね」
裕子「はっ!まさかさいきっく……」
奈緒「なんでもかんでもそっちに繋げんな」
凛「…………ちっ」
奈緒「まだやってたのか」
ガチャ
菜々「あ゛あぁ……腰が……」
杏「………」
奈緒「………」
加蓮「………」
裕子「………」
菜々「………あっ」
菜々「えと、その……」
杏「杏は何も聞かなかった」
奈緒「あたしも」
加蓮「アタシも」
裕子「えっ?……じゃあ私も?」
菜々さん...
ウサミンェ...
菜々「こ、こたつでみかんなんて、いいですね!」
奈緒「そ、そう、菜々さん……」
菜々「もぅっ!また”さん”ですか!ナナはリアルJK、十七才ですよ!!」
奈緒「それは、ほら……」
奈緒(間違っても呼び捨てになんて出来ねぇよ……)
菜々「毎度の事ですからもう気にしませんけど……」もぞもぞ
杏(やめて、腰を庇わないで)プルプル
凛「…………」ボロッ
凛「………チッ」
菜々「凛ちゃんは………」
奈緒「あれは凛の戦いなんだ、気にしないでほしい」
菜々「みかんはですね?こうやって剥くんですよー」
裕子「ほー?」
菜々「まずヘタの方からじゃなくて、その反対を上にします」
菜々「皮を剥くんじゃなくて割るんです」ぱかっ
菜々「こうやってから身を皮から剥がすと……」ぺりっ
加蓮「おー、きれいに剥けた」
裕子「菜々さん物知りですね!」
菜々「そ、そうなんですよ!昔おばあちゃんに……」
杏(相変わらずだなぁ)
奈緒(今のはそのまま流すのが正解だった)
加蓮「……だって」チラッ
凛「………知らない」
加蓮「凛も大概頑固だよね」
出展:世界一受けたい授業
ミカンを1日でダンボール一箱食う生活を続けていたら、手のひらが真っ黄色になってドクターストップかかったのは一生忘れない
別に害があるわけじゃないと思ってた
色素が肌に浮いてきただけじゃなかったのか
ビタミン取り過ぎだからじゃね
杏「あふぅ………」
裕子「………くぁ」
裕子「……またつられちゃいました」ごしごし
菜々「皆さんおねむですか?」もぐもぐ
加蓮「……そーかも」ごろん
奈緒「……こんなにだらだらしてりゃあな」
菜々「わかります……幸せですよねー」
加蓮「こたつで寝ちゃうと体が痛かったりするんだよね」
菜々「そうなんですよ……特に最近は……」
奈緒(つっこまねぇ……つっこまねぇぞ……)
杏「腰痛の原因にもなるらしいよ」
菜々「………」ピクッ
奈緒(やめてやれよ……)
菜々「ま、まぁナナには関係ありませんけどねー!」アハハハハ…
杏(あー楽し)
いいな~この雰囲気
あと>>41の杏のセリフでまた祐子になってるよ
ユッコ出てきて嬉しいです
>別に高校生じゃないやつも出てきます。
というコメントでもしやと思ったら案の定菜々”さん”登場
しかし杏・奈緒・菜々の3人がそろうと別の人のこたつシリーズを思い出す
………ドタドタドタ
裕子「……誰ですかね……?」
杏「さー?」
ドタドタドタドタドタ
ガチャ バンッ
志希「ふぅ……にゅふっ♪」
奈緒「うげっ」
加蓮「…………う」
志希「あれー?びみょーな反応?」
奈緒「お前に絡まれるとろくな事にならねぇだろ……」
志希「えー?そんなかなしー」
志希「奈緒ちゃんあたしのコト嫌いー?」すりすり
奈緒「だっ、すりつくな!」
奈緒「ってかなんだこの臭い!?」
志希「気づいた?あたしの自家製ブレンド☆」
奈緒「妙な臭いしやがって……」ハナツマミ
志希「むむー?おかしーなー?」バッ
志希「ユッコちゃん菜々ちゃん、妙な臭いなんかじゃないよねー」ぎゅーっ
菜々「おうっ!?」
裕子「んむっ!?」
志希「ほらー、二人ともハスハス♪」すりすり
裕子「ふえ?……」クンクン
菜々「な、なんだかナナ、変な気分に……」クンクン
奈緒「まずい!正気を保て!戻って来ーい!」
志希「奈緒ちゃんもこっち来ちゃえ☆噴射!」プシュー
奈緒「わぷっ!?や、止めろ!」
志希「んふっ♪やっぱり奈緒ちゃんからかいがいがあって面白い!」
加蓮「だってさー……良かったじゃん、奈緒」ぐでー
奈緒「げほっ……外野だからって好き勝手……」
杏「………くわばらくわばら、」
凛「…………」むき………むき………
奈緒「で、何しに来たんだよ…」
志希「む!よくぞ聞いてくれた!」
志希「えーと?いち、にー、さん、しー、ごー」
志希「……じゅるり」ニタァ
奈緒「な、……」
志希「突入☆」がばっ もぞもぞ
『んっふふ、いい感じ?』
裕子「頭から突っ込んで……」
加蓮「なにやってんの?」
『説明しよう☆この中にはあたし含む七人のアイドルの匂いが充満しているのだ♪』
『ハスハス!ハスハス!』
裕子「へっ!?」
菜々「変態さんですか……」
奈緒「気持ち悪りーなー……」
杏「……んじゃーこの中から出ちゃう?」
奈緒「…………」
奈緒「ちっ………」
加蓮「奈緒も染まってきたね」
『むほおぉぉおぉぉおお!』ハスハスハスハス
菜々「あれ?今七人って言いました?」
奈緒「確かに、六人じゃねぇの?」
杏「…………」
杏「……奈緒、そこ」
奈緒「んあ?」
あやめ「くかー………」zzz…
奈緒「おわっ!?いっ、いつの間に!?」
杏「流石忍者」
菜々「きさま伊賀の者かっ!」
裕子「テレポート?インビジブル?」
加蓮「ふぁ………裕子、後者は超能力じゃない」
インビジブルは超能力じゃなかったか…
菜々さん……ラジアメリスナーでしたか……
志希さんは師匠とは別ベクトルの変態だなぁ
奈緒「しっかしなぁ……いつからここに居たんだ?」
菜々「はぅ………」
菜々「ん……誰かと一緒に入ったんでしょうか」ごしごし
杏「そんな反応はなかった」
加蓮「杏センサーの敗北だね…」
裕子「忍者は超能力者?いや、でもなぁ……」
奈緒「本人に直接聞いてみるか?」
あやめ「…ぅ………ん……」zzz
加蓮「ちょっと無理かな……」
杏「確かに、これは起こせない」
菜々「幸せそうですね……」
奈緒「しゃーね、寝かしとくか」
凛「奈緒!?見て見て!きれいに剥けた!!」ガバッ
あやめ「っ!?く、くせものぉ!?」ビクッ!
『いたっ』ゴツッ
奈緒「空気を読めぃ!」
奈緒「しっかしなぁ……いつからここに居たんだ?」
菜々「はぅ………」
菜々「ん………誰かと一緒に入ったんでしょうか?」ごしごし
杏「そんな反応はなかった」
加蓮「杏センサーの敗北だね…」
裕子「忍者は超能力者?いや、でもなぁ……」
奈緒「本人に直接聞いてみるか?」
あやめ「…ぅ………ん……」zzz
加蓮「ちょっと無理かな…」
杏「うん、これは起こせないね」
菜々「幸せそうですね……」
奈緒「しゃーね、寝かしとくか」
凛「奈緒!?見て見て!きれいに剥けた!!」
あやめ「っ!?く、くせものぉ!?」
『いたっ』ゴツッ
奈緒「空気を読めぃ!」
ちょっとしたミス
あやめ「ぁ……おはようございます……」
奈緒「ごめんな、急に起こしちゃって」
凛「ごめん」もぐもぐ
あやめ「いえ、気になさらずとも……」
あやめ「しかし、ただ寝転がっているつもりが眠りに落ちてしまうとは……」
あやめ「このあやめ、不覚をとりました……」
杏「そーそー、寝転がるって、いつからそこに居たのさ」
あやめ「ふふふ、私の忍術にかかれば……」
凛「答えになってないよ」
加蓮「いいよ……追及しなくても……」
奈緒「お前本格的に眠くなってきただろ」
『…………』もぞもぞ
志希「にゃはっ……満足☆」バッ
凛「戻ってきた」
裕子「……………」
裕子「顔真っ赤ですね…」
志希「ふっふっふっ……」ぼー…
菜々「大丈夫ですか……?」
志希「頭がぼーって……」
奈緒「馬鹿だろおまえ」
志希「むむ?それは聞き捨てならないなー?」
奈緒「馬鹿とナントカは紙一重だ馬鹿」
ユッコだわ?い
菜々「大丈夫ですか?冷やすかこたつから出るかしたほうがいいんじゃ……」
凛「水でも持ってくる?」
あやめ「アイス……」ポツリ
凛「………ん?」
あやめ「あ、いや………」
裕子「こたつでアイス……なかなか……」
菜々「いいですねぇ……」
志希「うん?意外とやったことないかも?」
凛「やってみる?」
あやめ「肝心のアイスは……」
奈緒「…………」
奈緒「……買ってくるよ」
凛「いいの?」
あやめ「私でよろしければ……」
奈緒「いいよ、……出たくないだろ、こたつ」
あやめ「………面目ない」
菜々「……じゃあ私はいちご系の…」
奈緒「いちご…」
あやめ「私は抹茶で」
奈緒「抹茶…」
志希「おもしろそーなやつ!」
奈緒「……何が来ても後悔すんじゃねーぞ」
凛「私は……ほら、この前食べたやつ」
奈緒「この前……?ああ、わかった」
裕子「私は……奈緒ちゃんと同じやつでいいです」
奈緒「あいよ、………加蓮と杏はー……」
加蓮「………むにゅ」zzz…
杏「ぁ………」zzz…
志希「おねんねしてるー」
裕子「いつの間に……」
あやめ「ええと、これは……」
菜々「杏ちゃんには飴を買ってくればいいと……」
凛「……加蓮もこの前のやつ買ってくればいいでしょ」
奈緒「お代は………後で集めればいいか」
凛「いってらっしゃい」
奈緒「ん………」
ガチャ
志希「行っちゃったねー」
凛「……そうだね」
裕子「……ふわぁ……」
あやめ「……………」
志希「……ひーまー」
裕子「……そうですね」
凛「私的には歓迎だけど」
あやめ「それは何故?」
凛「ツッコミが私しか居ないから」
菜々「ぁ………」
あやめ「……さ、さいきっくツッコミ……」
凛「それが既にボケだよ」
アヤメ=サンがさいきっくぱわーに目覚めた?
やっべ痛恨のミス
適当に保管しておいてくれ
あやめ「ええと、今何時で………」
菜々「!っ、…………」ピクッ
菜々「……、………」
凛「……………」
裕子「ん……大体五時くらいです………」
あやめ「ありがとうごさいます…」
あやめ「いや、別にこの後予定があったりする訳じゃございませんが…」
凛「………………」
凛「……そーねだーいたーいねー……」
菜々「っ!?」ガビーン
凛「ふふ……」
菜々「っ………、恐ろしい子っ……」
裕子「何やってるんですか?」
あやめ「あやめにはわかりません……」
あやめ「……………」ウトウト
あやめ「……………」こっくり こっくり
菜々「あやめちゃん?」
あやめ「はっ!?」ピクッ
裕子「すごく眠たそうです……」
凛「裕子も大概だよ」
菜々「………ふぁ、ぁ……」
菜々「眠たいなら寝ちゃえばいいんじゃないですか?」
あやめ「むぅ、しかし……」
凛「気にしなくていいよ」
凛「現に志希はもう寝てるし」
志希「………にゅー……」zzz…
裕子「……ホントですね」
菜々「みんないつの間にか寝てますね……」
凛「そ、こっちまで眠くなってきちゃう」
凛「そんなわけだから、さ、寝ちゃいなよ」
凛「あ、枕に良さそうなクッションもあるよ」ボフボフ
あやめ「じゃあ……お言葉に甘えて……」
あやめ・裕子「「おやすみなさい……」」
凛「あ、裕子も………ま、いっか」
菜々「…………ふふっ」
凛「?」
菜々「お姉さんみたいですね、凛ちゃん」
凛「そうかな?…一応最年少なんだけど」
菜々「そうですよ……」
菜々「本当に、背も高いし、どっちが年上なのか分からなくなっちゃいます」
凛「いやそれは…………」
菜々「ふふっ、凛お姉ちゃん♪」
凛「…、………」
凛「眠気で頭が変になってんじゃ?」
菜々「そーかも知れませんねぇ……」
凛「ふん………菜々さんも寝ちゃいなよ」
凛「枕もあるよ、ほら」
菜々「今だけナナも甘えちゃいます……」
凛「はいはい、寝言は寝てからねー」
菜々「おやすみなさい…」
菜々「おねーちゃん♪」
凛「……っ、………おやすみ」
凛「なんなのさ……変なこと言い出して……」
凛「……、……お姉ちゃん……」
凛「うぁ、…調子狂うなぁ……」
凛「……うん、私も寝ちゃおう」
菜々(こういう褒められかたは苦手なんですね)
菜々(……素直じゃないのはあなただけじゃなかったみたいですよ?)
菜々(奈緒ちゃん♪)
奈緒「ふぃー、さぶさぶ…」
奈緒「……くそ、安請け合いなんてするんじゃなかった……」
ガチャ
奈緒「ったけー、やっぱ冬に外なんて歩くもんじゃないなぁ…」
P「あれ、奈緒、どこに行ってたんだ?」
P「……ぁんだ?その荷物」
奈緒「おう、Pさん、…アイスだよ、アイス」
P「この季節に?………あぁ、こたつか」
奈緒「そ……加蓮達にせがまれてさ」
P「相変わらず貧乏くじ引いてんなぁ」
奈緒「うっせ、………ったく、アンタもそれかよ……」
P「はは、すまんな……どれ、謝りついでだ、それ持ってやろう」
奈緒「ん?悪いなぁ、これ以外と重いんだ……ほい」
P「ん………なんだ、そうでもないじゃないか」
P「これを重いだなんて、やっぱり奈緒も乙女だな」
奈緒「っ!……妙なこと言うんじゃねぇっ」
P「ん?んん?なんだぁ?ちょっと赤いぞぉ?」
奈緒「だーっ!うるせぇっ!やっぱあたしが自分で持つ!」
P「はははは、悪かったから、だからそう照れんなって」
奈緒「なんなんだよ、もう……」
ガチャ
奈緒「おい、買ってきてやったぞー………」
奈緒「………………」
P「奈緒?……どうしたんだ………っ、……」
P「…………こりゃあ……」
杏「…ぁぅ…………」zzz…
加蓮「……は………」zzz…
志希「………うにゃ………」zzz…
あやめ「…………む」zzz…
裕子「……え、へ……」zzz…
菜々「くかー………」zzz…
凛「…すぅ………」zzz…
P「まぁ見事に………」
P「…………奈緒?」
奈緒「…………」ゴゴゴゴゴゴゴ…
P「奈緒?………奈緒?」
奈緒「んぁ?…あたしは冷静だよ?あぁ至って冷静だ」
P「いやそんなの聞いて……」
奈緒「”ただ”、」
奈緒「このクッソ寒い中冷たいモンぶら下げて買ってきたっつーに……」ゴゴゴゴゴゴゴ
奈緒「感謝の言葉一つくらいなきゃあ報われないってモンだよなぁ……」ゴゴゴゴゴゴゴ
奈緒「なぁ?……アンタもそう思うだろ?」クルッ
P「ひっ!?……いや?奈緒、落ち着け?な?」
奈緒「だぁーから……あたしは冷静だっつってんだろ…」
P「ま、待て!」
奈緒「りーんー?かーれーん?床に突っ伏して……具合でも悪いのかぁ?」
凛「……むぁ………」zzz…
加蓮「……ん……ふ、…」zzz…
奈緒「………………」
P「待て!奈緒!乙女がしちゃいけない顔をしている!」
P「なんだその構えは!やめろ!奈緒!………」
────────………
────……
─……
卯月「…………はー、ぬくぬく♪」
未央「ホントにねー……英断だよ、これは」
凛「そろそろ冬も終わるけどね」
未央「でもしばらくは出しっぱじゃないの?」
卯月「春になっても暫くは寒いままだよね…」
未央「うーん、寒いのはイヤだけど、こたつに入れなくなるのもイヤだよね」
未央「まさに二律背反!?」
凛「はいはい、難しい言葉使っても頭は良くならないよ」
未央「ナニゲにヒドッ!?」
卯月「ふわぁ…………」
卯月「むん……」ごしごし
未央「あれ、しまむーおねむ?」
卯月「うん…ちょっと疲れちゃったかも」
未央「あったかいからねー、しょうがないよねー」
未央「私も寝ちゃおっかなー?」
凛「っ!?ダメッ!」バンッ!
卯月「ひっ!?」ビクッ
未央「な、なにさ?」
凛「あ、いや、さ?」
卯月「全然伝わってこないよ?」
凛「ほら、こたつで寝ちゃうと……」チラッ
奈緒「───……─…?」
P「…──!…─…──!」
奈緒「……──?」チラッ
凛「っ!」ビクッ
卯月「奈緒ちゃんがどうかした?」
凛「い、いや……」ビクビク
未央「それで、こたつで寝るとなんなのさ?」
凛「そ、そう、こたつで寝るとさ……」
凛「…………体、痛めちゃうから……」
「「…?」」
終わり
オチが解りづらかった気がしないでもない
あれだね、つっこみ役とかいじられ役がいるとどうしてもコントになっちゃう
島村卯月(17)
http://i.imgur.com/HZR1rfy.jpg
http://i.imgur.com/S5iKWdR.jpg
本田未央(15)
http://i.imgur.com/h6RlWPR.jpg
http://i.imgur.com/dQhUJZt.jpg
おっつつ
奈緒はどんな技を繰り出したんでしょうね……
乙
乙
オチがわからねぇ…
おつー
性的なものだと思ってます(真顔)
おっつおっつばっちし☆
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