淡「喫茶:暖炉の前のとら」 (135)
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なんか以前からちょいちょい聞かれたのでリストアップしてみた。
2013年
・淡「みんなの鞄の中身が気になる」
・淡「トラヒメッター」
・淡「水辺の虎姫」
・レッド「めざせポケモンマスター」
・淡「あわいのぐるめ」
・フェンサー「EDFの事務に就職したらストームチーム配属になった」
・フェンサー「新卒EDF女子です。手取りは15万円」
・美希「一年後に一つになったの」
・淡「ゴキブリ対策とちょっと早い大掃除」
・淡「荒川憩の朝は早い&風邪予防のあれこれ」
13-14越年
・淡「あけましておめでとー!」照「今年はよろしく」
2014年
・末原「絹ちゃんはぎょーさん食べるなぁ」
・淡「運動不足を解消しよう」
・博士「自律型のロボットが完成したけど」※現行
照「お客さんこない」モグモグ
淡「今時個人のカフェよりチェーン店の方が気軽に入れるからねー」
照「スタバとかでも、タイミングを見計らえば挽きたても飲めるし」モグモグ
淡「まぁそれ以前に、ここの喫茶店らしからぬ立地もどうかと思うんだけど」
照「元ソープだったせいか、間違って入ってきたお客さんいたね」モグモグ
淡「この前検索したら、ここまだソープのままだったんだけど」
淡「さっきから何食べてるの?」
照「ホットケーキ」モグモグ
淡「あれ、ホットケーキの廃棄なんてあったっけ?」
照「さっき焼いた」モグモグ
淡「注文入ったらどうするつもりだったの?いや、来なかったけど」
照「あれ、淡、制服は?」
淡「これからバイト!」
照「あ、そっか行ってらっしゃい」モグモグ
淡「うん、ちゃんとお店番してるんだよ?」
照「本屋行こうと思ったんだけど」モグモグ
淡「欲しい本あったらメールして!帰りに買って帰るから」
照「むぅ」モグモグ
バターン
照「ちなみに淡は手伝いに来ているだけなので給料は出していない」
照「というか給料を出せる程、売り上げも蓄えもない」
照「これでもアルバイトを限界まで削った上で、こっちの店に可能な限り手伝いに来てくれる」
照「申し訳ないので断っていたのだけど、いつの間にか合鍵を入手して店の掃除をしていた」
照「プロ入りも進学も断った私が言うのもなんだけど、淡もプロ入りも進学もしなかったらしい」
照「聞いた話では、神代小蒔・天江衣・龍門渕透華・荒川憩・宮永咲といった面々は軒並みプロ入りを断ったそうだ」
照「ネリー・ヴィルサラーゼはプロ入りして大暴れしたそうだが、外国人の活躍と有力日本人選手のプロ入り拒否が波紋を呼んだそうだ」
照「菫は高卒で就職。アーチェリーの国際大会代表選手と麻雀の実業団選手の2つで頑張っている」
照「渋谷と亦野は揃って地方の大学に進学。渋谷やゆっくり過ごし、亦野は釣り大会で活躍してると聞いた。またコンビ打ち部門で優勝したとも」
照「辻垣内智葉は海外へ修行に行った。真偽は不明だがグルジアに一時滞在して、ちょっとした有名人になったらしい」
照「同世代でプロ入りして大暴れしたのは愛宕洋榎と江口セーラの二人。ちなみに二人共関東のチームが獲得した」
照「ただプレーオフにて、目立ったのは東北のチームが下位指名した加治木ゆみ。突如1軍に現れた彼女は相手を封殺したことでMVPに」
照「そんな中私は・・・」
照「摘発された元ソープの店舗をリフォーム・再利用して、喫茶店を営んでいる」
照「ちなみに土地と店の名義は私じゃなくて親戚になっている」
照「最も最近宮永照が店長を勤める店ってことで、インターネットで多少話題になったが」
照「プロ入りも進学もしなかったアマチュアの選手を熱心に追いかける人なんかほとんどいなくて」
照「まったく騒がれることなく、無人の店でホットケーキを食べている」モグモグ
怜「一応ネットの書き込み見て探した奴は結構おったんやで? 普通にうまいわーこのホットケーキ」モグモグ
怜「あ、うちキャラメルラテとココアホットケーキ頼むでー」モグモグ
照「わかった」ゴチソウサマデシタ
怜「お冷とおしぼりはそこにあるの、もらってええの?」
照「うん」
怜「んくんく」
照「ハニーシロップとはちみつどっちがいい?」
怜「ぷはー。ちゃんと良い水使ってるんやなぁ。あ、何もかけんでええわ」
照「わかった」
怜「ってオイ!!なんで普通に注文受けて準備し始めてるんや!!」ビシッ
照「メイド喫茶じゃないし・・・」
怜「いや、まぁ確かにチャンピオンのメイド服でご奉仕も見てみたいけど、ってそうじゃなくて!」
照「?」
怜「独り言に答えて、同じ皿のケーキつまみ食いして、普通に注文したら」
怜「いつのまに!?みたいなリアクションとるべきやろ!?」
照「冷やかし?」
怜「普通に客や!!いや、まけてくれるんやったらまけてほしいけども!!」
照「見ての通り閑古鳥が鳴いている場末の喫茶店なので、払ってくれないと困る」
怜「場末って生で聞いたの初めてやで・・・しっかしチャンピオンボケ殺しやなぁ」
照「園城寺さんはもう少し大人しい人かと」
怜「チャンピオンを相手にチャンピオンより大人しくなるのかなり難しいと思うで?」
照「そういうものかな」
(5分後)
照「お待ちどう様、ココアホットケーキとキャラメルラテと、サービスの小松菜のお浸し」
怜「ホットケーキとキャラメルラテの甘い良い香りと、お浸しの鰹節の香ばしい香りがマッチ・・・」
怜「するかッ!!」
照「鰹節はちゃんと削りたて。ホットケーキは冷める前がおすすめ」
怜「ちょい待っとき」モグモグ
(10分後)
怜「ごちそうさん。うまかったで」
照「ありがとう。お皿下げるね」カチャカチャ
怜「で?」
照「ん?」
怜「何やあのお浸しは」
照「口に合わなかった?」
怜「うまかったで」
照「なら良かった」
怜「そうじゃないやろ!キャラメルラテとホットケーキのサービスで何でお浸しやねん!?」
照「日替わりランチとかシェフの気紛れサラダとかのシステムってどういうのか知ってる?」
怜「あれやろ?体の良い在庫処分なんやろ?」
照「そういうこと」
怜「メニューにお浸しなんて見当たらないんやけど、というか飲み物とデザートしか見当たらんけど」
照「貰い物の鰹節が余ってたから・・・」
怜「チャンピオン個人の余り物か!!」
照「会計は700円」
怜「食べ合わせはともかく、あのボリュームで700円ならお得やな」
照「あと、500円以上注文してくれた人には粗品のプレゼントも」
怜「鰹節を差し出したりせーへんよな?」
照「流石にそれはしない。これ」スッ
怜「良い桐箱やな、これ中身なんなん?」パカッ
照「稚内から直送された昆布」
怜「出汁まみれにさせる気かっ!!」
暖炉の前のとらメモ
・喫茶店のサービスで昆布を貰うとは思わへんかった
またみて白糸台
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,′ ヽ \三三三ニ=-
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とりあえずここまで 久しぶりにけっこう続ける予定
ちなみに喫茶店めぐりしてる時に オムライスセットにサービスでカブの煮付けを出された事があります。
毎度通りですが、合いの手・雑談はご自由に むしろレスあると嬉しいです。
ではまた
とらのあなかと思ったら違った
乙乙。
お客さんは誰が来るんだろうね
照の収入源が気になる、定休日に雀荘行って暴れてるんだろうか
続き楽しみに待ってるよ
乙です
なぜ照はプロの道を蹴ってまで喫茶店をはじめたのか?
喫茶店の開店資金はどうやって用意したのか気になるな
こんばんは
どこかで誰じゃが「アニメの怜は病弱だけど、漫画の怜は大人しめだけど図太い関西人」
的な発言を見て読み返したらマジだ!ってなりました。
投下します。
淡「ただいまー!」
照「おかえり」
淡「あれ、キャラメルラテの匂い?」
照「今週初めてのお客さんが来た」
淡「やったね!」
照「そして今週唯一のお客さんでもある」
淡「・・・ソダネ」 ※土曜の夜
淡「ただいまー!」
照「おかえり」
淡「あれ、キャラメルラテの匂い?」
照「今週初めてのお客さんが来た」
淡「やったね!」
照「そして今週唯一のお客さんでもある」
淡「・・・ソダネ」 ※土曜の夜
淡「ただいまー!」
照「おかえり」
淡「あれ、キャラメルラテの匂い?」
照「今週初めてのお客さんが来た」
淡「やったね!」
照「そして今週唯一のお客さんでもある」
淡「・・・ソダネ」 ※土曜の夜
淡「ただいまー!」
照「おかえり」
淡「あれ、キャラメルラテの匂い?」
照「今週初めてのお客さんが来た」
淡「やったね!」
照「そして今週唯一のお客さんでもある」
淡「・・・ソダネ」 ※土曜の夜
淡「ただいまー!」
照「おかえり」
淡「あれ、キャラメルラテの匂い?」
照「今週初めてのお客さんが来た」
淡「やったね!」
照「そして今週唯一のお客さんでもある」
淡「・・・ソダネ」 ※土曜の夜
照「一応1日あたり25人ほどの来客を想定し、かつ光熱費や土地代もあるので、有り得ない赤字を誇っている」
照「しかし、それを打開する術を私は持っている。というかこの術がなかったら生きていけない」
照「個人経営の店であっても横のつながりが存在する。そこに私も繋がることにした」
照「売れる店が美味しいとは限らないし、美味しい店が売れるとも限らない」
照「だけど売れる店や利用者の多い施設で、美味しい物を出すのに越した事はない」
照「だからこそ、売れる店に、美味しい物を売ってもらうために営業をしている」
(遡る事1年数ヶ月前)
淡「うーん、でも勿体無いなぁ」モグモグ
照「何が?」モグモグ
淡「立地条件が最悪なのは当然ですけど」モグモグ
照「うん」モグモグ
淡「身内贔屓抜いてもかなり美味しいのに」モグモグ
照「自分が不味いと思うものはあまり作りたくないし」モグモグ
淡「オリジナルブレンドのお茶やコーヒーだってこんなに豊富」ズズー
照「仕入れのルートや、輸送コスト、製作過程もしっかりして、値段も個人経営にしてはリーズナブルに」
淡「その念入れようを立地選びにもちょっとだけ分けて欲しかったかなぁ」
照「そういえば自治会主催のお祭があるらしいから、同業者もいるだろうし店を休みにして」
淡「それだ!!!!」
照「・・・休むのだめ?」
淡「違う!違うよ!!」
淡「うちのメニューを売り込もうよ!! そしてあわよくば出店しようよ!!」
照「(淡が)主催者に問い合わせたところ、出店側が圧倒的に足りていなかった」
照「ボランティアを募集していたくらいなので、地元で店を構えていればほぼ無条件で参加出来た」
照「というか微妙に援助金を貰えた。金券でだけど」
照「屋台として出すので普段の店のメニューを厳選し、さらに全品半額で売りだした」
照「ソフトドリンクが一律400円なので自動的にすべて200円」
照「フードメニューは他の屋台との兼ね合いもあったりで、300円で固定」
照「もう少し安くしても良かったのだけど」
照「こっちはスタッフが二人しかいないし調理をするのが私だけなので、値段設定を単純化した」
照「値段のキリが良かったせいなのか、ドリンクとフードをセットで頼んでくれた人が多かった」
照「誤算があったとすれば、1時間で売り切れてしまったこと」
照「(淡が)主催者に相談したところ、ホットプレートを借りてきて」
照「二人でクレープを延々と焼いていた」
照「元々のメニューは値段設定上仕方ないので、大幅赤字だったけど」
照「クレープは元手がかかってないのでそのまま儲けとすることが出来た」
照「そして1時間で売り切れた事が結果的に今の私の生活を支えてくれることになる」
照「また、それこそが淡の狙いの1つだった」
照「悪い意味で参加者がどれくらいいるかわからないような祭りで即完売したら、同業者なら注目する」
照「そして注目レシピやオリジナルブレンドの販売、それが今の私の主な収入源だ」
照「ただ、常に安定した収入を得られるわけでもないし、ずっと買ってくれるわけでもない」
照「そこで、祭りで得た実績などを信用として、色々なところに売り込んでいる」
淡「はい!新作も鋭意開発中です!!」
照「・・・淡が」
照「ちなみに私はホットケーキの粉をブレンド中」
照「より美味しく、かつ効率よく、そして値段をなるべく安く、粉のブレンドのだけで無限の選択肢がある」
暖炉の前のとらメモ
・日に日に店長の独り言が増えている
淡「はい、そこの元風俗店がありますよねそこ入って・・・あ、見えました!こっちです!」フリフリ
・
・
照「どうしたの?」モグモグ
淡「何かすっごく大きい荷物が届いたんだけど」
照「ふーん」モグモグ
淡「差出人は・・・千里山女子後援会!?って中身全自動卓!?」
照「あれ、本当の話だったんだ」モグモグ
先週
怜「ネットで見たらな、金髪の看板娘が凄く可愛いってあったんやけど」モグモグ
照「そうなんだ」モグモグ
怜「うち、見たことないんやけど」モグモグ
照「淡は、園城寺さんが来る日にバイトあるから」モグモグ
怜「うち土曜日しか来るの無理なんやけど」モグモグ
玄「むぐむぐ」
照「淡に会いたいの?」モグモグ
怜「正直面識無いんやけどな」モグモグ
煌「すばらです!」モグモグ
怜「うちの中では生意気な高1だった時のまんまやねん」モグモグ
照「話す会う以前に、見たのすらほとんどないんだね」モグモグ
怜「チャンピオンは元々美人やったのにさらに美人になったし、大星はどうなんかなって思って」モグモグ
怜「まぁそのうちタイミングがあるとは思うんやけどな、それよりもや」モグモグ
照「うん」モグモグ
怜「この状況はどういうことや!?」ビシッ
煌「この前偶然玄さんと会いまして、今度お茶でもと思ってお誘いして」
玄「折角だから噂の照さんのお店でって思っていざ行ったら、辿り着けず」
怜「そこに毎週通ってるうちが、途中で迷子になってる二人に声かけたんやったな」
玄「なかなか手強かったですのだ」
煌「まさに選ばれた者しか辿り着けない聖地のようですね。すばらです!」
怜「そこの天然聖人コンビはまだいいとして、これならとリアクションを期待できると思って」
照「うん」モグモグ
怜「あえて挨拶せずに普通にいつも通りに振舞っていたら・・・」
照「うん」モグモグ
怜「チャンピオンはうちのボケというかネタ振りを殺しすぎやろ!?」ビシッ
照「そう?」モグモグ
玄「あ、抹茶ラテお願いして良いですか?」
煌「私はメロンシャーベットを」
照「園城寺さんは?」
怜「うちはいつも通りキャラメルラテとココアホットケーキを」
照「わかった」
売上が前週の3倍だよ!やったねてるちゃん!
怜「アカンて、うちは千里山だと基本的にボケの方なのにこの天然達がいると霞んでしまうで・・・」
煌「園城寺さんの存在感は抜群です!」
玄「園城寺さん、インハイの時より立派になって」ワキワキ
怜「ツッコミが不在にも程があるやろ・・・」
玄「・・・おもちの気配!」ビビクン
カランカラン
智紀「暖炉の前のとらはここであってます?」
純「やれやれダンジョンにも程があるぜー。あれ、あいつらひょっとして」
玄「沢村さん井上さんご無沙汰してます」
純「おう、久し振り」
智紀「松実さんも元気そうで」
怜「阿知賀と龍門渕って何か接点あったんか?」ヒソヒソ
煌「なんでも阿知賀は当時の全国予選の2位校に殴りこみをかけ続けたとか」ヒソヒソ
怜「偉ぅ喧嘩の売り方やな」ヒソヒソ
照「園城寺さんちょっと」クイクイ
怜「ん、どうしたん?」
照「抹茶ラテとメロンシャーベットを運んで」スッ
怜「松実ぃーすばらー抹茶ラテとシャーベットやでー」コトッ
玄「これはなかなかのなかなかです」
煌「とてもすばらです!」
照withホワイトボード『あと今来た二人にも注文を』
怜「お客さーん注文どないしますー?」
純「じゃあ玉露で」
智紀「ダージリンのセカンドフラッシュを」
怜「了解やー、店長ー玉露1つとダージリンのセカンドなんとか」
照「わかった」
(数分後)
怜「お待ちどーさん、玉露とダージリンのセカンドフラ・・・なんやっけセカンドフライトや」コトッ
純「いや、お前さ」
智紀「純、まだだめ」
純「ん?お、おう」
怜「ゆっくりしいやー」
照「ご苦労様。はい、キャラメルラテとココアホットケーキ」
怜「おおきに、労働のあとの甘味は格別やなー」モグモグ
照「でもたまには別のも頼んで欲しいかな。全部自信作」
怜「せやなー・・・・・・・・・・・っておかしすぎるやろ!?」バンッ
智紀「あれが本場のノリツッコミ」パチパチパチ
純「そういうレベルか?」ズズー
暖炉の前のとらメモ
・常連が接客と配膳を担当することがある
怜「いやいや!!おかしいやろ!?」
照「とてもアットホームな喫茶店です」
竜華「怜が世話になっているみたいだし、何かお礼するでー。ほしいものあるー?」
照「うーん、特には無いけど、たまに麻雀打ちたいなぁってことはあるかな」
竜華「よっしゃ!まかせといてや!」
張り紙『かき氷、はじめました』
張り紙『全自動卓、はじめました』
張り紙『喫煙ルーム、はじめました』
照「本当の事を書いただけなのに、なんだか違和感が凄い」
淡「下2つのせいでインパクト薄れてるけど、かき氷をこの時期にはじめるのもどうなんだろう?」
照「新メニューがまだいくつかあるから、マシになるはず」
張り紙『かき氷、はじめました』
張り紙『全自動卓、はじめました』
張り紙『喫煙ルーム、はじめました』
張り紙『ハンバーガー、はじめました』
張り紙『おもち、はじめました』
淡「・・・マ・・・シ・・・?」
照「驚くことにお客さんが来ない日の方が少なくなった」トン
淡「味と値段はかなり良心的だからね、立地に良心のかけらもないけど」トン
照「飲み屋街にくるのに5分、そこから裏通りに入るのに10分、そしてここを発見するのに半年以上?」トン
誠子「むぅ」トン
照「ロン 2000」
誠子「・・・はい」ジャラジャラ
尭深「お茶入りました」
照「ありがとう」
淡「テルーのお茶が良いと思ってたけど、タカミーのお茶もやっぱりおいしー!」
誠子「これで、しばらく麻雀打ってなかったんですよね?」
照「うん、卒業してからひたすら喫茶店のための修行してたから」
菫「それはまあいいんだが・・・」
菫「ここの店主は照だよな?」
照「うん。ソフトドリンクと甘味が中心。最近軽食も扱うようになった」
菫「店員は?」
淡「私!たまに常連さんにも協力してもらってます!」
尭深「今度道具もいくつか持ってきますね」
照「ありがとう」
菫「なんで渋谷が制服着て接客して、照が客席に座ってる!?」
照「あ」
尭深「あ」
淡「あ」
誠子(とても言い出せない雰囲気だったけど、さすが弘世先輩)
照「ご注文は?」
菫「なぁ大星、これで本当に1年以上やっていけてるのか?」ボソッ
淡「これでも日に日に客足は増えてるよ!私が給料もらってもテルーの生活に影響でなくなったし!」
菫「好きで勝手に手伝ってるとは聞いていたが、最近まで本当にもらってなかったとはな」
淡「私が働いた分は初日からちゃんと計算して、確保してるみたいですけどね」
菫「まぁそれなら良いんだけどな。ちょっと吸ってくる」
淡「注文どうする?」
菫「・・・オレンジジュースで」
菫(煙管派だから私にはありがたいんだが)
菫(喫煙ルームって)
張り紙:靴は脱いで下さい。
菫(畳に囲炉裏・・・)
菫(確かに煙くなるが・・・)
菫(まぁいいか)
誠子「ポン!」チャッ トン
純「チー」チャッ
尭深(二筒ポンの次に一萬をチー?)トン
智紀「ロンです。発のみ」
尭深「ッ!・・・はい」ジャラジャラ
智紀「一本場」
純(智紀のやつ、ラス親が俺だから役満発生しても問題無しってか)
淡「むむ、沢村さんタカミスロット前提の打ちですな」
照「鳴きで自摸和了スタイルの亦野、変則的に副露して流れをもってくる井上さん」
玄「オーラスの役満で一気にくる渋谷さん、デジタルながらオカルトも考慮する沢村さん」
煌「これはとてもすばらなカードですね!」
怜「松実とすばらはええんやけどな、なんで客のうちが仕事して、店長がのんびり麻雀見てんねん!?」
竜華「トキー、ちょっと日差し強いからブラインドおろしてやー」
怜「竜華に至っては、なんかいつの間にか制服着てるし・・・」
暖炉の前のとらメモ
・金髪の看板娘に注目しがちだが、店長もかなりの美人。時々黒髪美人の店員もいる。手伝いするを常連も可愛い。
またみて白糸台
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/ マ三三三三三三ニ=-
/ / \ ∨ /⌒> 三三三ニ=-
,′ ヽ \三三三ニ=-
/ _/ │ ∧ . | ニ二 -=ニ\三三三ニ=-
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厂| |∨// 人 レl | ト-| | |│ ::. │ \ \ `マ三) }三
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 ̄ \__,)) ヽ ∠/_7 イ /⌒)丿 \_ノ{ -‐~‐- }ノ三三
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おもちはじめました(意味深)
書き溜め全消化! ということで今回はここまで
重い時は2・3分くらいあけて、別のブラウザで書き込めてるかチェックするのが良さそうですね。
ではまたよろしく
やっぱキュウリさんのはキレがあるなぁ。
俺もさっき咲SS書き上げたが、この人にはぜんぜん敵わない。これからも読ませてください。
トリノコッタママヤデー
乙です
乙
淡はお客さんから淡姫って呼ばれてそう
照「コンビニスイーツが食べたい25時30分」
照「自分で作れと言われそうだけど」
照「コンビニスイーツにはコンビニスイーツの魅力がある」
照「いかに美味しいラーメンを食べることが出来ても、カップラーメンも食べたいようなあの感覚」
照「みんな美味しくてみんな美味しいとかそんな感じ」
照「ではレッツゴー」
照「うーん、立地・値段・手軽さ・それなりの美味しさ」
照「コンビニは凄いなぁ」ザー
照「ん?雨?」
照「勿体無いけど、風邪引くとさらにお金かかっちゃうし、傘も買おうかな」
アリガトウゴザイマシター
照「・・・しばらくは昆布中心の食事かな」
照「駅前通りを歩いて、飲み屋街に行って、そこからさらに裏路地の飲み屋通りに行って、そこにある元ソープの店舗に入って」
照「エレベーターで3Fまであがって、そこの非常口から出て、上下の分かれ道を下に進んで、階段を降りた先にうちの店」
照「攻略ガイドでも作るべきなのかな」テクテク
照「あれ、店の前に誰かいる?」
「・・・」
照「ヴィルサラーゼさん?」
ネリー「・・・お前は・・・宮永・・・照?」
喫煙ルーム
ネリー「風の噂で聞いていたけど、本当に喫茶店をやってるなんて」
照「着替え、浴衣で大丈夫だった?」
ネリー「こうやって暖をとらせてくれただけでも十分過ぎるくらいだよ」
照「はい、緑茶」コトッ
ネリー「今は持ち合わせが」
照「サービスだから」
ネリー「ありがとう・・・」ズズー
ネリー「あったかい、そして・・・美味しい」ズズー
照「どういたしまして」
ネリー「本当に、あったかい・・・」グスッ
照「あんな所で深夜で一人きりなんて危ないよ」
ネリー「それを言ったらチャンピオンも」
照「私はこの辺を安全だって住んでて知ってるけど、ヴィルサラーゼさんはそうじゃないよね?」
ネリー「その理屈がわからないけど」
照「安全か分からないところで同じような事をしたら危ないってこと」
ネリー「グルジアに比べたら日本なんて・・・」
照「まぁそれは否定しないよ」
ネリー「聞かないの?雨降ってる中で、私がこんなところにいたこと」
照「聞いて欲しいなら聞くけど」
ネリー「・・・私が逆に聞いてもいいかな?」
照「良いけど、何を?」
ネリー「どうして、チャンピオンはプロ入りどころか表舞台からも姿を消したの?」
照「別に消した覚えはないけど・・・」
ネリー「プロ入りも断って、進学や実業団入りもせず、サトハみたいに海外へ行ったわけでもなく」
照「でも、プロ入りを断ったの私だけじゃないよ?」
ネリー「宮永咲、大星淡、天江衣、神代小蒔、荒川憩、そしてチャンピオン・・・」
照(神代さんと荒川さんはある意味自然な気もするけどね)
ネリー「実力がある人はみんなプロに行くか、もしくは、さすらって麻雀を打つものだと思ってた」
照「さすらって麻雀は今時ないんじゃ・・・いや、あるかも」
ネリー「プロ野球でもプロ入りしなかったり、進学したり、いつの間にか表舞台から姿を消してる人もよくみるの」
照「・・・」
照「ヴィルサラーゼさんは、その理由が何となくわかってきたんじゃない?」
ネリー「っ」ビクッ
照「はい、お茶菓子。もちろんサービスだよ」コトッ
ネリー「学生の頃から、ちゃんと活躍する必要はあったけど」
照「・・・」
ネリー「プロになって麻雀を打つことが、こんなにキツいとは思わなかった」
ネリー「あ、もちろん相手がプロで麻雀自体、思うように勝てなくなったってのはあるよ?」
照「うん」
ネリー「でもね、活躍してバッシングを受けるとは思わなかったの」ポロポロ
照「・・・」
ネリー「麻雀って運が大きく絡む競技なのに、勝てたのは運が良かっただけとか」
ネリー「民族衣装と容姿で客寄せパンダとして贔屓起用されてるとか」
ネリー「・・・それでも、日本人のファンやチームメイトは暖かい声や励ましも多かったからまだ良かったの」
照「・・・」
ネリー「シーズン優勝した後に、シーズンオフでバラエティ番組に出演したんだけど」
ネリー・ヴィルサラーゼはグルジアを尻目に、恵まれた環境で悠々自適に過ごしている
ネリー「臨海女子にスカウトされたのは、確かに運が良かったのはあるかもしれないけど」
ネリー「ただ何もしないで、何の努力もしないで、今の地位を得たわけじゃないのに!!!!!!」
ネリー「確かに番組で美味しいもの食べたよ!? 良い部屋に泊めて貰ったよ!? ちやほやされたよ!?」
ネリー「容姿だって恵まれてたかもしれないよ!? 生い立ちでキャラ立ちして贔屓されてるよ!?」
ネリー「容姿だってちゃんと努力して維持してる!! どういう髪型やメイクや格好が受けるか研究してるよ!!!」
ネリー「私は私のために、そしてファンのみんなのために、何よりグルジアのために頑張ってる!!少なくないお金だって送った!!!!」
ネリー「格好とかで媚びるのが駄目ならって普通の格好にもしてみたよ? そしたらね、慣れてきたから手抜きしたって!!!」
ネリー「私はどうしたら良いの!?」
・
・
・
・
ネリー「ごめん、いきなり来て、いきなり語りだして」グスッ
照「迷惑だったら追い出してるから大丈夫」
ネリー「チャンピオンは・・・他のみんなは、プロになるのが、麻雀だけの戦いじゃないってわかってたの?」
照「実際に飛び込んだわけじゃないから、具体的な事はわからなかったけど、なんとなくは・・・それに」
ネリー「それに?」
照「麻雀は他の競技と違って、プロにならなくても高いレベルで打つことも出来るから」
ネリー「それでも、それでも!! 私には麻雀しかないんだよ!?」
照「本当に?」
ネリー「・・・え?」
照「ヴィルサラーゼさんには、本当に麻雀しか無いの?」
ネリー「・・・」
照「もちろん、周りの人はインハイ強豪校のヴィルサラーゼさん、プロ雀士のヴィルサラーゼさんと思ってる」
ネリー「・・・」
照「でもそれは本当のネリー・ヴィルサラーゼを知らない人の認識」
ネリー「本当の私?」
照「私には、悩んでる一人のお客様として映ってる」
ネリー「・・・」
照「あ、そういえば焼き芋焼いてたんだった」バチバチ
ネリー「・・・」
照「あちち、囲炉裏で焼いた特製品。季節外れだけどね」スッ
ネリー「・・・」
ネリー「・・・」ハムッ
照「うーん芋の質はともかく、囲炉裏で焼いた焼き芋はなかなか」ホクホク
ネリー「うん、美味しい・・・」
照「和風デーの開催を検討するべきか否か」
ネリー「・・・チャンピオン、ここは良い店だね」
照「ありがとう。いつでもお待ちしてるよ」
(数週間後)
宮永照殿 先日は世話になりました。
結局私は、変わらずプロ雀士として活動しています。
ただ、祖国グルジアからのバッシングは、どういうわけか減りました。
私の事に飽きたのか、それともそれどころじゃなくなったのかわかりません。
ですが、私はまだ頑張りたいと思います。
P.S.また伺いたいので詳しい地図を下さい。 Nelly Virsaladze
照「グルジアの人達には同情する」
智葉「何を言ってるんだ?ちょっと話し合いをしてきただけだ」
ダヴァン「ジャパニーズマフィア ナデギリ カチコミ って地元紙に載りマシタ」
智葉「・・・私は堅気なんだがな」
照「えっ」
ダヴァン「えっ」
智葉「おい」
智葉「コホン。確かに私自身が発起人となって親族と、ネリーのファンクラブとでグルジアに乗り込んだ事は確かだ」
ダヴァン「あと龍門渕グループ、臨海女子・千里山女子の後援会も、総勢1万人弱くらいデスね」
照「・・・マフィアの方がマシだったかもしれない」
ダヴァン「それは否定シマセン」
智葉「人間の悪い部分だな、自分より下を見て自分を普通と思い込み、自分より上を見てその者を妬む」
照「それは今も昔もだね」
智葉「位置と立場と今だけを見て、相手は愚か自分自身さえ見ていない」カラン
ダヴァン(あれ、この店のメニューにロック入のグラスで飲むメニューってアリマシタっけ?)
照「ヴィルサラーゼさんも色々見えてなかったけどね」
智葉「まぁネリーにも教えてやらないといかんがな」カラン
照「心無いバッシングをする人間以上に、頼もしい味方と、応援してくれるファンがいるってことにね」
ダヴァン(チャンピオンもスルーしてるし、言い出せない空気デス)
智葉「何を勘違いしてるか知らんが、これここの新メニューのアイスジュースだぞ」
ダヴァン「ふひゃぁっ!?」
照「あぁ、パッと見ロック入りのお酒っぽいもんね」
智葉「グラスは完全にそれ用みたいだがな」ゴクッ
照「閉店したバーから安く譲ってもらったんだよね」
智葉「なるほどな」ゴクッ
暖炉の前のとらメモ
・たまに堅気じゃなさそうな客がいる
怜「そういや、ここの開店資金はどうやって工面したん?」
照「交番に届けた鞄の中に宝くじがあったらしくて、その宝くじを少し貰ったらそれが当たった」
淡「最初は雀荘巡って稼ぐつもりだったんだよねー」
照「雀荘から勘弁してくださいって言われて、その帰りに」
怜「・・・ごっついな」
はい、今回はここまでです。
プロとして悩むキャラを誰にしようかなって考えていて、ふと龍が如くのCMやってて、よし臨海だなってなりました。
ネタは余ってるので、どんどん投下していきたいと思います・・・・・・いけるといいなぁ(願望
ではでは
またみて白糸台
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/ マ三三三三三三ニ=-
/ / \ ∨ /⌒> 三三三ニ=-
,′ ヽ \三三三ニ=-
/ _/ │ ∧ . | ニ二 -=ニ\三三三ニ=-
. / / /│ '| |\ :. :. i |\  ̄`丶三三三
__/ / / │/│ | :. |\ :. | \三三
_/´/ / /| \| | | | |│ ::. | 八 ー―‐=ニマ三\ マ三
厂| |∨// 人 レl | ト-| | |│ ::. │ \ \ `マ三) }三
__,,... -┤│レ/゙∨ /\l |_|斤テ外八 ^ト--|/--│ ー=ニ二 `マ /_三
││|{ {. / ∧ンリ 乂ツ \|斗テ外、.| 卜、 丶、______ く_三三
| ∨\八 { / Y::/::/ , 乂)ツ 》│ | /\ \≫==≪\ マニ三
__,,,... -‐ヘ_ \,,>\∨廴_,人 ::/::/ / リ│ │ >ー──=ミ〃 `ヽ∨ニ三
 ̄ \__,)) ヽ ∠/_7 イ /⌒)丿 \_ノ{ -‐~‐- }ノ三三
≧=‐ -=≦ / ∧|/ / ,.二二二二∨|\___/| ̄ -=
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`、 ヽ、____丿
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乙
1万人がグルジアに侵攻ってロシア軍か何か?(適当)
乙です
顔かホーン見てお断りされないだけマシだな
乙
補足
グルジア軍の人数がおよそ2万5千人(グルジア人の200人に1人くらい)です。
そこにガイトさん率いる1万人ほどが話し合いに行った、とても平和なやりとりですね。
グルジアではピンフ並みによく見る光景なのか
福岡ですら見たことない光景と考えれば……?
大魔王でもシスコンでもないてるてるって却って新鮮だな・・・
国全体で二万人しか軍人いないところに、一万人が一箇所に集まるのやべーわ(グルジアが威圧されてる意味で)ってことじゃね
>>98
照が大魔王してる作品ってなんかあったけ?
だいたいラスボスキャラは妹がやってるけど
ネリーは「グルジア」よりも「サカルトヴェロ」か「ジョージア」って言うんじゃないかな。祖国の事
乙です
どうでもいいけどグルジアワイン美味しい
こんばんは 傘さしてない女子中学生に傘を渡そうか迷ってる内にステルスされました。
>>96
>>97
概ね>>99の通りです
>>101
迷ったんですけど、原作がグルジア表記だったのでグルジアにしました。
今後ネリーちゃんが原作でグルジアと言わない可能性もありますが・・・
投下します。ちなみに他のネタを書きたくなったので、今回で最後です。
淡「大星淡です。19歳になりました」
淡「暖炉の前のとらという店でウェイトレスをやっています」
淡「元ソープの店舗を使っているのと、名前のせいでたまにあわひめって呼ばれます」
淡「・・・あわひめは小さいころから呼ばれてたけどね」
淡「インハイが終わり去就が注目されたテルーこと宮永照は、プロ入りも進学もしない事を表明」
淡「小鍛治健夜がメジャーな大会に出なくなった時並に話題になりました」
淡「もちろんそれは白糸台高校の中でも波紋を呼びました」
淡「ですが、虎姫のみんなは薄々わかっていました」
淡「まぁ麻雀はやめないってテルーが言ったからってのも大きかったけど」
淡「多くのプロリーグが、非プロとのプライベートでの対局を認めているというのも大きかったです」
淡「これが他のプロ団体のある競技だと同じようにいかないでしょう」
淡「もちろん今後規約が変わる可能性もありますが」
淡「いずれにせよ。全力で麻雀をするために、プロに行く事が必須という事ではないということです」
淡「宮永照の麻雀をもっと見たいという意見も多かったですが、所詮アマチュアの高校生っていう意見も少なくなかったです」
淡「というか麻雀に関しては、こういう事は過去に何度もあったそうです」
淡「野球とかでも甲子園で活躍して、スカウトが注目してても、プロ入り届けを出してなかったりとかも」
淡「年を跨いで、今度は天江衣、荒川憩、神代小蒔のプロ入り拒否も話題になりました」
淡「天江衣の、群集共、打ちたくば、我が元に来い。という発言がらしさを物語ってました」
淡「ちなみに私はまだその時ではないですとお茶を濁してフェードアウトしました」
淡「う、嘘は言ってないよ?」
淡「今はフリーターですっ!」
淡「ではそんな私とテルーの生活・・・というか店での様子を軽く紹介しようかなと思います」
淡「なんか私も独り言多くなってきたなぁ」
朝12時起床
淡「朝?って言わないの!」
淡「そもそもお店の営業時間が14時半~22時半(ラストオーダー22時)までなんだよね」
淡「まぁ私自身が仕事行くなら、起きて何も考えずに支度して、出勤したいってのも大きいんだけどね」
淡「テルーの店ならともかく、普通のアルバイトは・・・うん」
淡「ちなみに元ソープの個室を改造したところに住んでるよ!」
淡「12時半にお店の喫煙ルームで朝食」
照「囲炉裏の間で食事という贅沢」モグモグ
淡「明らかにお店で出すメニューより値段も手間もかかってるよね」モグモグ
照「たまにイベントでやるならともかく、こんなのをメニュー化したらあっという間に潰れる」モグモグ
淡「おいしー!」モグモグ
照「店員の特権」モグモグ
淡「食事を終えたら、一旦家に戻って洗濯」
淡「週1で自分の部屋とテルーの部屋の掃除もする」
淡「ちなみに開店前の店の掃除はテルーが、営業中の店の掃除は清水谷がやってるよ」
淡「私が主にやるのは接客、配膳、営業。ところで私と清水谷がいない時のテルーってどうしてるんだろう?」
・
・
照「園城寺さんちょうど良かった。ちょっと洗い物お願い。はい、これエプロンと道具」スッ
怜「・・・珍しく土曜日以外も来られたらって思ったら、いきなりエプロンとスポンジを手渡されたんやけど」
淡「洗濯や掃除などが終わったら、着替えたり、化粧したり。若い女の子だもん!」
淡「ちなみにテルーはいつもノーメイク。営業に行く時はさすがにさせるけど・・・」
淡「ここまでやってだいたい14時。開店30分前。バイトや、営業の予定を確認・・・ってテルー!仕込み終わってないのに読書始めない!」
照「今日はきっとお客さん来ない日のはず」ペラッ
淡「そんな事言って昨日満席になったんですよ!?」
照「まぁうちのキャパ少ないんだけどね」ペラッ
淡「そして14時半開店。テルーはここでようやく仕込み・・・という名の3時のおやつを作り始める」
照「ぐるこんぐるこん」ギュルルルル
淡「ちなみにテルーの気が向いた日が営業日。気の向かない日が定休日らしい。定休日ってなんだっけ」
淡「今日は何を作ってるのー?」
照「ホールケーキ」ギュルルルル
淡「メレンゲを作る工程はショーに出来るんじゃないかなって最近思います」
淡「14時59分。二人しておやつをつつきます」モグモグ
照「うーん、ちょっと焼き加減失敗したかも」モグモグ
淡「美味しいよ?」モグモグ
照「生地の香りが強くて、いちごの香りが弱くなってる」モグモグ
淡「全然わかんないです」モグモグ
淡「なんだかんだで、飲食物の腕前と味覚は超一流です」
淡「15時05分くらい。常連客の誰かがおやつをたかりにやってきます」
怜「タダ働きしてるんやからこれくらい正当報酬や」モグモグ
成香「殺伐とした都会に沸いた癒やしのオアシスです」モグモグ
怜「就活どうなんー?」モグモグ
成香「ナンノコトデショウ」ブルブル
照「園城寺さん、それは彼女というか、色々な人に対するタブーだよ」
淡「16時半。テルーは、プロ雀士から依頼された軽食とドリンクを作ってます」
照「本を読む暇が無い・・・」アクセク
淡「ヴィルサラーゼのマネージャーもうすぐ来るって」
照「迷え。ここにくるまでに迷ってしまえ」アセアセ
ネリー「うまうま」モグモグ
淡「というか本人がここにいるんだけど・・・」
淡「18時。表通りにある弁当屋まで夕飯を買いに行きます」
淡「一から手作りされたのり弁当が1つ280円。かなりお得感あります」
淡「春から増税されるため、1つ240円に値下げするらしいです」
ヘ(^o^)ヘ
|∧
/
/
(^o^)/
/( )
/ / >
照「増税するからと言って、値上げするのが常識って言うなら」ギュルルルル
(^o^) 三
(\\ 三
< \ 三
`\
(/o^)
( /
/く
照「まずはそのふざけた幻想をぶち殺す!!」ドシュン
淡「うちは値段も内容も据え置きです。メニューはころころ変わりますが」
淡「18時30分。買ってきたお弁当を食べます」
煌「お邪魔します。すばらです!」
照「ひはっはひはへ」ムグムグ
淡「スバラーも夕飯?」
煌「ここお借りしてもよろしいですか?」
淡「どうぞどうぞー。っていうか、いつも良いって言ってるのに」
煌「つい、癖で・・・ではいただきます」
淡「うちは持ち込み許可してます。というかこの辺の店はだいたい持ち込みオッケーだったりします」
淡「20時。甘味とソフトドリンク中心のうちの店はここいらで一段落です」
照「昼間に比べて夜の静かさと言ったら。くそうくそう」
淡「最近は昼間はそれなりにお客さんが途切れず来るようになりました」
怜「ここにいると食いっぱぐれないから、すばらやでー」モグモグ
淡「もとい、居着くようになりました」
照「藤田プロと小鍛治プロが大食い番組に出てる・・・」
淡「21時半。閉店1時間前、ラストオーダー30分前ですが、ここから修羅場を迎えます」
えり「ケツ触ってくるんじゃねーよエロプロデューサーがあよおおお!!!」ヒック
咏「ほっほっほ。えりちゃん大荒れだねぃ」ケラケラ
えり「あって、あってですよー?私もう30超えてるんですよぉ!?セクハラすゆああもっと若いのいるだろおがあああ!!」ヒック
咏「それだけえりちゃんのフェロモンがまだまだあるってことだねぃ」ケラケラ
淡「飲み物街の裏通りの飲み屋街という立地の関係上、終電前に酔い覚ましにくるお客さんが来るようになりました」
淡「22時20分。閉店間近。たまに起こる、ちょっとした出来事を紹介します」
桃子「すみません、まだやってるっすか?」
照「ラストオーダーはもう過ぎてる」
桃子「あぁ、そうっすか。失礼しました」
照「だからサービスする。どうぞ」
淡「・・・お客さんの何かを感じ取って、こうやって店に引き入れます」
桃子「・・・」ソワソワ
照「カウンター席においで」
桃子「どもっす」トサッ
照「余り物だけど、スコーンとオレンジペコ」コトッ
怜「店長の洗脳術が始まるで」ボソッ
淡「聞き耳立てるのはいいけど、テーブル拭いて」サッサッ
怜「うち、店員じゃないんやけど」サッサッ
桃子(カウンターに案内されたと思ったら、美味しそうなお茶とお菓子が用意されて)
照「むぐむぐ」
桃子(よく見たら、この人チャンピオンっす。客の目の前で何か食べてるっす)
照「食べないの?」
桃子「い、いただきますっす」
桃子(よく見たら、白糸台の大将さんと、千里山のエースさんもいるっす)アセアセ
桃子「・・・優しい味っす」モグモグ
照「それは初めて言われた」モグモグ
桃子(えっ、ここって店長と向かい合って食べ合うスタイル?)モグモグ
怜「傍から見るとシュールやな」
淡「・・・だね」
桃子(紅茶も美味しいっす)ズズー
桃子「・・・慣れていたつもりだったんすけど、独りがこんなにも辛いとは思わなかったす」
桃子「いや、正確には忘れていたのか、思い出したのか」
照「井の中の蛙は幸せだった。外の大海を知らなかったから。井の中の蛙は不幸だった。外の大海を知ってしまったから」
桃子「誰の言葉か知らないっすけど・・・その通りっすね。みんなと一緒にいた時を思い出すと、今がとても辛いっす」
照「まぁ今私がでっち上げたのだけど」
桃子「くすっ。なんすかそれ」
怜「落ちたな」
淡「落ちたね」
桃子「ここ良い店っすね」
照「ありがとう。立地の関係で、売り上げは赤字なんでしょっちゅう来てくれると嬉しい」
桃子「確かに、店そのものがステルスしてるっすね・・・」タハハ
淡「こうやって常連や大客を獲得していくのです」
淡「23時。閉店後。店の掃除をします。飲食物を扱う関係上、虫が湧いたりしないように徹底的に」
照「アシダカ軍曹を雇いたい気分」
淡「虫対策に虫を雇ったら本末転倒だよ・・・」
照「それにしても外のホルモン焼きっぽい匂いが美味しそう」
淡「んじゃ、行ってくるね」
照「行ってらっしゃい」
淡「店仕舞いしてる飲み屋さんのところに、余り物をもらいに行きます。こっちもお菓子を持参してます」
淡「24時半。貰ったきた余り物とテルーが作った賄いで夜食。身体に良くないものの、まだやることがあるので英気を養います」
照「ひどくとても飲みたい気分」
淡「今日は、色々点検するための予定と予算を決めないと・・・」
照「あと、配達業者の見直しと、確定申告のための作業と・・・」
淡「・・・がんばろう」
照「・・・がんばろう」
淡「ちなみに3時くらいにお風呂に入って、その後朝4時に寝ました」
_. . . . :´:  ̄ ̄ ̄ ̄: `: : : . 、
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:|: : : :|: : : : : : : / Ⅵ 〈ソ /イ /:イ: : :/ }/
:|: : : :|: : : : : : :,′ \ 乂 /: : イ /
:|: : :八: : : : :|: { ノ'/
:|: : : : :l : : : 从| 、 / ぱ
从 : : ∧: : :| }' \ ,ィ-く く
{ \:.{ \:j ∧、`: . イ¨´ゝ \ ,rー---- 、
| \ \ / ノ }: : /:7´: :/ `\乂_ \
| ̄ ̄\ --/ ` <:∧:{ ( ̄ ̄`ヽゝ、 `ー--
| \ / `< `T¨¨¨¨ヽ `
| / >- 、 乂二二フ
| , -/ ,. <>´/⌒,ム 乂__フ __
| / ,. <> ´ イ マム ` ̄´
|_/ ,. <>´> ´:.:.:/ マム
ィ介ヽー― ´> ´イ:.:.:.:.:.:./ ∨}
暖炉の前のとらメモ
・臨時休業してたら察してください。
以上です。テルーのaaがいっぱい増えてたけど、あわあわのaa増えてないよ!あとそろそろシノハユのaaも! 職人さん頑張って!!
・・・またなんか書いてたら気軽にレスお願いします。
ではで次のSSスレで
またみて白糸台
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/ マ三三三三三三ニ=-
/ / \ ∨ /⌒> 三三三ニ=-
,′ ヽ \三三三ニ=-
/ _/ │ ∧ . | ニ二 -=ニ\三三三ニ=-
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厂| |∨// 人 レl | ト-| | |│ ::. │ \ \ `マ三) }三
__,,... -┤│レ/゙∨ /\l |_|斤テ外八 ^ト--|/--│ ー=ニ二 `マ /_三
││|{ {. / ∧ンリ 乂ツ \|斗テ外、.| 卜、 丶、______ く_三三
| ∨\八 { / Y::/::/ , 乂)ツ 》│ | /\ \≫==≪\ マニ三
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 ̄ \__,)) ヽ ∠/_7 イ /⌒)丿 \_ノ{ -‐~‐- }ノ三三
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乙
今回も良かったよ
乙です
おつー
平和っていいなあ
乙です
>>66のせいで淡が泡姫呼ばわりされとる…
乙です
甘い匂いが漂ってきそうで良いですね
乙です
この雰囲気好きだわ、次も期待してますねー
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