真姫「で、何で私のところに?」
海未「真姫は曲作りに行き詰まった時どうしているのかと思いまして」
真姫「特別なことはしてないつもりだけど…」
海未「些細なことでもいいのでスランプを解消する方法を教えて下さい!」
真姫「うーん……>>3とか?」
ラブアローシュートの特訓
弓道
海未「弓道?」
真姫「そうよ。気分転換て大事だと思うから、一度作詞のことを忘れて弓道に没頭してみたら?」
海未「それで歌詞が浮かぶんでしょうか…」
真姫「さぁ。でも机の前で頭抱えてるよりは効果があると思うわよ」
海未「むむ……分かりました」
ー弓道場ー
キリキリキリ…ヒュッーズバン!
海未「……ふぅ」
海未「……」
海未「━━!」ピーン!
海未「浮かびました! 一世を風靡すること間違いなしのワンフレーズが!」カキカキ
ワンフレーズ>>5
ほのかわいい
海未「『ほのかわいい』! 『穂乃果』と『可愛い』を同時に言い表すことのできる素晴らしいフレーズです!」
海未「これをベースにして穂乃果の可愛さを世に広める歌詞を書くことにしましょう!」
海未「……」
海未「ま、また行き詰まってしまいました……」
海未「穂乃果の可愛さを表現するには何かが足りない感じがしますね……」
海未「>>6に意見を仰いでみましょう」
間違えた
>>8で
絵里
海未「私の次に穂乃果の可愛さをよく理解しているのは━━絵里(同率ーことり)」
海未「ライバルに助けを求めるのは私の矜恃に反しますが…歌詞を書くためなら仕方ありません。一つ意見を聞いてみましょう」
ー生徒会室ー
絵里「穂乃果の可愛さを伝える歌詞…ね」
海未「はい。貴女なら何か良いフレーズが浮かぶと思いまして」
希「え、新曲そんな方向性なん?」
絵里「…意外だわ。海未が穂乃果のことで私を頼るなんて」
海未「歌詞を書くためです。私情は挟みませんよ」
絵里「…ふふっ、そう」
海未「ええ」ニコッ
希「おーい、無視せんといてー」
海未「━━で、どうですか?」
絵里「穂乃果の可愛さを伝える歌詞…>>10なんてどう?」
笑顔で背中押すよ
海未「『笑顔で背中押すよ』…ふふ、さすがは絵里」
絵里「穂乃果のことを思えば簡単よ。自然と頭に言葉が浮かんでくるわ」
希(何でかどこかで聞いたような気がするなぁ)
海未「穂乃果らしさをこれ以上ないくらいに表現出来ています。悔しいですが認めざるを得ませんね」
絵里「海未の『ほのかわいい』もいい線いってるわよ」
希(何やねんこの争い、どういう競い方してるんか全然分からん……)
海未「では一応希にも聞いてみましょう」
希「ウチは『一応』なんやね」
絵里「希のホノキチ力じゃあまり期待は出来そうにないわね」
希「戦闘力みたいに言うのやめーや」
海未「それではホノキチ力5の希、一応意見を聞かせて下さい」
希「……>>12」
振り返らずに前だけを見て
希「『振り返らずに前だけを見て』…なんてどうかな?」
海未・絵里「……へぇ」
希「その『やるじゃん』て目つきで見るのやめてくれん?」
海未「希から予想外にいい意見が出ましたね」
絵里「ええ。穂乃果の前向きさをよく分かってるわ」
海未「前だけを見て、でなく頭に『振り返らずに』をつけるあたりがグッドですね」
絵里「それによって前向きが強調されているわね」
希「評論家かオイ」
海未「さて…現在のところは━━『ほのかわいい』、『笑顔で背中押すよ』、『振り返らずに前だけを見て』、ですか」
海未「これらを元に作詞するわけですが…もう少し意見が欲しいですね」
海未「次は>>14に聞いてみましょう」
凛
海未「凛に聞いてみましょう」
海未「多分>>16にいるはずです」
部室
ー部室ー
凛「……」ゴソゴソ
つ新しい衣装
凛「えへへ、可愛いにゃー」ニヤニヤ
凛「ことりちゃんはまだ完成してないって言ってたけど、少し着てみるくらいならいいよね」
凛「じゃあさっそく━━」
ガチャ
凛「!?」ビリッ
海未「あ、やっぱりいましたね凛。……どうしました?」
凛「あ…あぁぁぁああああ!!」ウワアァァ!
海未「え、えっと……すいません?」
凛「……」グスグス
海未「す、すいません凛。あまりにも間が悪かったですね…」
凛「いいよ…ことりちゃんなら何とか直してくれるだろうし……」ズーン…
海未「あー…こんな時に聞くのもアレなんですが、新曲の歌詞を考えるのを手伝ってくれませんか? テーマは『穂乃果の可愛さを示す』です」
凛「>>18」
そんなこたより海未ちゃんかわいい
凛「そんなこたより海未ちゃんかわいい」
海未「うーん…少し語呂が悪いですね」
凛「え?」
海未「え?」
凛「いや今のは歌詞の話じゃなくて凛の気持ちを言い表したのにゃ」
海未「凛の気持ちを…? つまり凛は>>20ということですか?」
私みたいになりたい
海未「私みたいになりたいということですか?」
凛「う、うーん……」
海未「おや、違うんですか?」
凛(むしろ何でそう思ったのか聞きたいにゃ……)
海未「ではどういう意味なんですか?」
凛「>>22」
海未ちゃんが単純に可愛いって思っただけだよ。す、好きとかじゃないからね!
凛「海未ちゃんが単純に可愛いって思っただけだよ。す、好きとかじゃないからね!」
海未「わ、私が可愛いですか?」
凛「そうだよ! 好きとかじゃないからね!」
海未「可愛いと言われるのは悪い気分ではありませんが…面と向かって言われると恥ずかしいですね…///」
凛「可愛いんだから恥ずかしがることないにゃ! 別に好きとかじゃないけど!」
海未「ふふ、ありがとうございます。凛もとても可愛いですよ」
凛「え!?///……べ、別に好きなんかじゃないんだからー!」ダッ
海未「り、凛ー!?」
海未「……行ってしまいました」
海未「一応候補として残しておきましょう。『そんなこたより海未ちゃんかわいい』……と」カキカキ
海未「さて、次は>>24に聞いてみましょう」
小鳥
海未「ことりに聞いてみましょう」
海未「私や絵里と互角のホノキチ力を持つことりなら…きっといい歌詞が書けるはずです」
海未「恐らく>>26にいるはず、さっそく行ってみましょう」
穂むら
穂乃果の部屋の押し入れ
ー穂むらー
ことり「ん~、美味しい~」
穂乃果母「ふふ、最近毎日来てくれるわねことりちゃん」
ことり「はい、穂むらのお饅頭大好きですから」
穂乃果母「そう言ってもらえると嬉しいわ」
ことり(まずは外堀から…急がば回れってね)ニコッ
ガラッ
海未「お邪魔します」
穂乃果母「あら、海未ちゃんも来てくれたわね」
海未「どうも。やはりここにいましたね、ことり」
ことり「海未ちゃん、どうかした?」
海未「かくかくしかじかです」
ことり「新曲の歌詞かぁ…」
海未「はい。何かいい案はありませんか?」
ことり「>>29」
かっこいい言葉を考えてみたら?
ことり「かっこいい言葉を考えてみたら?」
海未「? 何故ですか?」
ことり「穂乃果ちゃんの持つ魅力は前向きさや元気いっぱいなところだけじゃなく、時々見せる大人な表情もあるでしょ? だからかっこいい言葉を歌詞の中に放り込めば穂乃果ちゃんの天真爛漫さと絶妙な化学反応を起こして穂乃果ちゃんを穂乃果ちゃんたらしめる微妙な心うちをも表現することが出来るはずだよ」
海未「!……盲点でした。私は穂乃果の表面しか見ていなかった……」
ことり「ふふ、まだまだだね海未ちゃん」
穂乃果母(海未ちゃんもことりちゃんも穂乃果のことをよく見てくれてるのね。……他意はないのよね?)
海未「しかし急にかっこいい言葉と言われても……お手本を見せてくれませんか?」
ことり「例えば……>>31とか」
「自分が不幸せだからって、他人も世界も同じように不幸にしてやろうっていうのは、よくないことだと思います。」
ことり「例えば……『自分が不幸せだからって、他人も世界も同じように不幸にしてやろうっていうのは、よくないことだと思います』とかね」
海未「お、おお! ことり、凄くかっこいいです!」
ことり「ふふ」
海未「ことりのオリジナルですか?」
ことり「もちろん!!」
穂乃果母(嘘だこれ)
ことり「さぁ、次は海未ちゃんの番だよ」
海未「う、うーん……」
ことり「まだ悩んでるんだね。>>33してみればかっこいい言葉が浮かぶんじゃない?」
穂乃果ちゃんへの愛を叫ぶ
海未「な……/// は、恥ずかしいですよ…///」
ことり「大声だせば頭がスッキリしていい言葉が浮かぶって。さあさあ」
海未「わ、分かりましたよ…」
穂乃果母「な、何が分かっちゃったの?」
海未「穂乃果ー! 愛してます! 世界中の誰よりも! 例え世界に私とあなたしかいなくなっても私は穂乃果を愛でつづけます! ていうか舐めます! ペロペロペロペロし続けます! フォーエバーマイホノキチハート! あとパンツ盗んですいませんでした!」
穂乃果母「う、海未ちゃん! お店の中で大声出さないで! あと最後何だって!?」
ことり「どう? 恥も外聞も捨て去って心の限りに叫べば何か降りてきたでしょ?」
海未「はい……来ましたよ、最高にかっこいい言葉が」
海未「>>35」
こんな言いたいことも言えない世の中じゃポイズン!
海未「こんな言いたいことも言えない世の中じゃポイズン!」
ことり「いいね! 心にぐっとくるよ!」
穂乃果母(うわ、なつかしー)
海未「ありがとうございましたことり! これで曲の完成がみえてきましたよ!」
ことり「頑張ってね、海未ちゃん!」
穂乃果母「何の曲だかよく分からないけど頑張ってね」
海未「
途中で書き込んでしまった
書き直します
海未「こんな言いたいことも言えない世の中じゃポイズン!」
ことり「いいね! 心にぐっとくるよ!」
穂乃果母(うわ、なつかしー)
海未「ありがとうございましたことり! これで曲の完成がみえてきましたよ!」
ことり「頑張ってね、海未ちゃん!」
穂乃果母「何の曲だかよく分からないけど頑張ってね」
海未「よし、次は>>39に聞きましょう」
にこ
神社
加速した
厄除け祈願
サインを書く練習
ー神田明神ー
にこ「……」ムムムムム…
にこ(家族みんなが幸せでいられますように…)
海未「にこ」
にこ「ひゃあ!?」
海未「ひゃっ!…び、びっくりしました」
にこ「こっちのセリフよ! 急に後ろから声かけないで!」
海未「す、すいません。…それよりにこはやはり厄除け祈願していたんですか?」
にこ「そうだけど…なによやはりって」
海未「いえ、天からの声が聞こえまして。神社だけに」
にこ「……海未、大丈夫?」
海未「流してください。…さて、にこ。まるまるうまうまな訳なんですが」
にこ「へぇ…歌詞をねぇ」
海未「はい。皆に聞いて回っているんです。にこならどんなのがいいとおもいます?」
にこ「>>46」
ぽかぽかしたものでいいんじゃないの?穂乃果は太陽みたいなものだし///
にこ「ぽかぽかしたものでいいんじゃないの?穂乃果は太陽みたいなものだし///」
海未「ほぅ…にこもなかなか分かっていますね」
にこ「ま、まぁね…///」
海未(顔が赤いのは気のせいでしょうか…?)
海未「それにしてもぽかぽかしたものですか…例によってまずはにこがお手本をお願いします」
にこ「お、お手本?……そうね、>>48」
希望と幸せに包まれて
海未「希望と幸せに包まれて……」
にこ「…穂乃果はね、一人で俯いていたにこを包み込んでくれたの。ぽかぽかした希望と幸せでね…」
海未「にこ…」
にこ「普段は口に出さないけど、にこは穂乃果に感謝してる。穂乃果が手を差し伸べてくれなかったら、きっとまだ独りだったから」
海未「……そうですね、穂乃果はいつも私達を暖かい気持ちにさせてくれました。この歌詞は穂乃果にぴったりです」
海未「ありがとうございました、にこ。これで歌詞が出来上がりそうです」
にこ「どういたしまして。……あれ、でもタイトルは?」
海未「あっ…わ、忘れていました」
にこ「まったく…」
ーアルパカ小屋ー
海未「というわけで花陽、タイトルをお願いします」
花陽「な、何だか私の扱いが雑な気が……」
海未「?」
花陽「あっ、き、気にしないで。……タイトルかぁ、>>50なんてどう?」
温もりの合図
海未「温もりの合図、ですか。花陽もなかなか詩人ですね」
花陽「な、何となく頭に浮かんだ言葉がそれだったから……」
海未「いえ、素晴らしいタイトルだと思いますよ。…さて、あとはこれらを組み合わせるだけですね」
花陽「いいのかな、私なんかが考えたタイトルが採用されちゃって……」
海未「はぁ…花陽はもっと自分に自信を持っていいと思いますよ」
花陽「そうかなぁ……」
海未「…んー、これだけだとまだ歌になりませんね」
花陽「じゃあもうちょっと付け足さないとだね」
海未「しかしもう聞く人が…」
アルパカ「メェ~」
海未「ひゃ!?」
花陽「あっ、アルパカが何か言ってる…歌詞の案を考えてくれたみたい。…ふむふむ」
海未(花陽はアルパカの言葉が分かるんですか……?)
アルパカ「メルメルメェ~」
花陽「うんうん…アルパカは>>52って言ってるよ」
2人で手を繋ぎたいね
海未「ま、マジですか?」
花陽「マジだよ」
アルパカ「メ」
海未「……で、では一応これで書いてみますね。ありがとうございました、花陽、アルパカ」
花陽「うん、楽しみにしてるね」
アルパカ「メヘェ~」
━━そして
海未「で、出来ました!」
ー温もりの合図ー
作詞・園田海未 作曲・西木野真姫
『振り返らずに前だけを見て 笑顔で背中押すよ
希望と幸せに包まれて 二人で手を繋ぎたいね
「自分が不幸せだからって、他人も世界も同じように不幸にしてやろうっていうのは、よくないことだと思います。」
こんな言いたいことも言えない世の中じゃポイズン!
ほのかわいい…ほのかわいい…ほのかわいい!!!
そんなこたより海未ちゃんかわいい』
海未「…で、穂乃果の可愛さがメインテーマでしたので総評を頂きたいのですが」
穂乃果「>>55」
穂乃果がかわいいなんてありえないよ~
穂乃果「ほ、穂乃果がかわいいなんてありえないよ?」アハハ
海未・ことり・絵里「そんなことない(です)!」
穂乃果「うわっ!? こ、ことりちゃんに絵里ちゃん!?」
ことり「穂乃果ちゃんの可愛さは地上を覆って遠く天竺まで照らしているよ!」
絵里「そうよ! シベリアの寒風も穂乃果の可愛さにかかれば生ぬるいエアコンの風にすぎないわ!」
穂乃果「た、例えがよく分からないよ……」
にこ「と、とにかく! 穂乃果は可愛いってこと! 分かった!?」
穂乃果「に、にこちゃんもいたんだね…」
海未「そうです! 穂乃果以上に可愛い生命体はこの世界に存在しません!」
凛「そ、それは違うにゃ!」
海未「む? 凛!?」
穂乃果「り、凛ちゃんまで…」
凛「凛にとっては穂乃果ちゃんより海未ちゃんの方が可愛いにゃ!」
海未「な、何故です!? 穂乃果より私の方が可愛いなんてありえません!」
凛「もー、海未ちゃんの鈍感! 凛にとって海未ちゃんは>>57なの!」
救世主
海未「き、救世主? 私が凛の?」
凛「そうだよ! 忘れちゃったの? 海未ちゃんは凛を>>59から守ってくれたじゃん!」
ニホンオオカミ
ー十年くらい前ー
ニホンオオカミ「ガルルルル…」
りん「あ、あわわわわ…」ガクガク
りん(一人で気ままに山にくりだしたらとんでもないのと遭遇しちゃった……だ、だれか……)
りん「ダレカタスケテー!!」
うみ「わあああぁぁぁぁ!!」
りん「!?」
うみ「えいっ! えいっ! あ、あっちへいきなさい!!」ポコポコ
ニホンオオカミ「……」ギロッ
りん・うみ「ひ、ひいぃぃぃ!!」
りん「こ、怖いよぉぉ…お母さーん! かよちーん!」ビエエェ
うみ「……」ブルブル
うみ(こ、怖くて足が動かない……体もガクガク震えます……でも!)
うみ(今この子を守れるのは、私だけ! 命に替えても守り抜いてみせます!)
うみ「やあぁぁぁ! 必殺、>>61!」
穂むら印のきびだんご
ポイッ…パクッ!
ニホンオオカミ「ガル……ガルル」スタスタ
うみ「はぁ…はぁ…さすがはほのかの家のきびだんご…狼も気に入って牙を収めてくれたようです」
りん「うわあぁぁぁぁん! こわかったよおぉぉぉぉ!」
うみ「ふふ、もう大丈夫ですよ。これに懲りたら一人で山の中に入ってはいけませんよ?」
りん「ぐすっ……はい」
うみ「よろしい♪ それでは私はこれで…」
りん「あっ、ま、待って! あなたの名前は…?」
うみ「私の名前ですか?……>>63です」
名乗る程ではないただの騎士です
高坂海未
うみ「名乗る程ではありません……ただの騎士(ナイト)です」キリッ
りん「!!!」ズキューン!
━━
凛「あの時の海未ちゃんのキメ顔……今でも鮮明に思い出すことができるにゃ…」
絵里(結構キザなのね海未…)
穂乃果(海未ちゃん昔からアレだったからなぁ…)
ことり(アレだったからねぇ…)
凛「μ'sに入って海未ちゃんと過ごすうちに気づいたんだ…あの時助けてくれたのは海未ちゃんだったんだって」
にこ「よく思い出せたわねホント…」
凛「だから海未ちゃんは凛にとっての救世主(メシア)……そして、凛の大好きな人なの!」
海未「!!」
凛「海未ちゃん、海未ちゃんは凛のこと…どう思ってるの?」
海未「>>66」
大切な後輩で仲間で・・・大切な友達です
海未「大切な後輩で仲間で・・・大切な友達です」
凛「……っ!」
海未「ごめんなさい、凛。貴女が私を慕ってくれる気持ちはとても嬉しいです。……でも」
凛「…えへへ、フられちゃったにゃー。あーあ、残念無念にゃ」
海未「凛……」
凛「ふふっ、でも分かってたからそんなに辛くないや。…海未ちゃん、これからも仲良くしてね!」ニコッ
海未「…はい、よろしくお願いしますね」
ー凛の家ー
凛「……」
ピルルルルル
凛「!…電話? >>68から……」
穂乃果
凛「穂乃果ちゃんから…何だろ…」ピッ
凛「もしもし?」
穂乃果『あ、凛ちゃん?』
凛「うん。…それで、何か用?」
穂乃果『>>70』
凛ちゃん以外のメンバーに告白されたんだけどいっそのことハーレムにしたいから入って
穂乃果『凛ちゃん以外のメンバーに告白されたんだけどいっそのことハーレムにしたいから入って』
凛「……え?」
穂乃果『あれ、聞こえなかった? μ'sを私専用のハーレムに変えるって言ったんだよ』
凛「な、何で……」
穂乃果『何でも何もμ'sを作ったのはそのためだよ? 私好みの女の子を集めて虜にし、誰にも汚されることのない百合の楽園を作るためにね』
凛「そんな…海未ちゃんもかよちんも穂乃果ちゃんのものに…?」
穂乃果『ふふ、私にかかればあの二人くらい堕とすのは訳ないことだよ。…そしてあとは凛ちゃんさえ入ってくれれば私の王国は完成される。さぁ、一緒に楽園に行こうよ、凛ちゃん』
凛「>>72」
(穂乃果ちゃんを懐柔すれば凛ハーレムが作れるにゃーそうすれば海未ちゃんも、ううん・・・皆凛の嫁だにゃ)そっちこそ凛ハーレムに協力するにゃ!
凛「(穂乃果ちゃんを懐柔すれば凛ハーレムが作れるにゃーそうすれば海未ちゃんも、ううん・・・皆凛の嫁だにゃ)そっちこそ凛ハーレムに協力するにゃ!」
穂乃果『む? 凛ハーレム?』
凛「そうだよ! 皆をものにできるって点なら同じことだし、穂乃果ちゃんこそ凛のハーレム建国を手伝うにゃ!」
穂乃果『…無理な相談だね。確かに全員を可愛がることは出来る……でも! ハーレムの頂点に立つのは私、高坂穂乃果! 凛ちゃんに譲ることは出来ないね!』
凛「ならば勝負するしかなさそうだね…どちらがハーレムの長になるに相応しいか…」
穂乃果『望むところだよ……勝敗はもちろん…』
凛・穂乃果「『>>74で決めようじゃない!』」
ポッキーゲーム
ー穂むらー
海未「さぁ、そんなわけで一大ハーレムの王座を賭けて今、ポッキーゲームが行われようとしています」
穂乃果母「え、どんなわけなのこれ?」
ことり「当然私達としては穂乃果ちゃんに勝って欲しいところだね」
ほのりん以外「うんうん」
穂乃果母「あらら…凛ちゃんにとってはアウェーなわけね」
海未「それではさっそく始めて頂きましょう、…レディ!」
穂乃果「……」パクッ
凛「……」パクッ
海未「……ゴッ!」
サクサクサクサク
勝敗>>76
1.穂乃果勝利
2.凛勝利
3.唇がくっついたのでドロー
3
穂乃果(ふふ、攻撃は最大の防御! 後先考えずに突っ込ませてもらうよ、凛ちゃん!)サクサク
凛(日和ったら穂乃果ちゃんには勝てない! 前進あるのみにゃ!)サクサク
穂乃果(……ん? そろそろ凛ちゃんの方が音を上げるよね。よーし、気にせず前へ!)サクサク
凛(……だいぶ危険な領域に来てるような…いやいや、もうちょっと……)サクサク
穂乃果(あれ…これ…やば……)
凛(え…え? 穂乃果ちゃん、そろそろ止め…)
チュッ
海未「おーっと! 唇が触れ合ったぁぁぁ! ドローだあぁぁぁ!」
ことり「こ、これはどっちがハーレムの支配権を手にするの!?」
穂乃果母「いや…これは……」
穂乃果「……///」
穂乃果(り、凛ちゃんの唇…すっごく柔らかかった……///)
凛「あ、あわわ…///」
凛(穂乃果ちゃんとチューしちゃったにゃ……/// あ、あれ? 凛は海未ちゃんのことが好きなはずなのに…この胸のトキメキは何…?)
穂乃果・凛「……///」ドキドキ
穂乃果「り、凛ちゃん…///」
凛「な、なに? 穂乃果ちゃん…///」
穂乃果「……もう一回、しない?」
凛「……えへへ、うん!」
チュッ
ことり「……ん?」
花陽「偶然から始まる恋だね、これは」
にこ「いやいや……え?」
希「スピリチュアル…その一言で片付けてしまっていいんやろうか……」
絵里「ハラショー……ハラショー?」
海未「ところで真姫、新曲の歌詞どうでした?」
真姫「ああうん、いいんじゃない?」
海未「やったー」
穂乃果「凛ちゃん…///」ギュッ
凛「穂乃果ちゃん…///」ギュッ
穂乃果母「……ふふ」
穂乃果母「青春に、乾杯」チン
終わり
ほのりん可愛い!おつ
おつ
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