豊音「みんなで野球を観に行くよー!」(79)

ID:Liub1KAS0
の代行っす

>>1
ふぇぇありがとうございます、最後まで無事投下できたらいいなぁ…

塞「野球のチケット…ですか?」

トシ「知人が始球式を務めるということで貰ってきてね、ちょうどあと5枚あるからみんなで行ってきたらどうだい?」

塞「私は行ってみたいけど他のみんなはどうでしょうか…」

胡桃「部室一番乗り!」ガチャ

豊音「二番乗りー!…って塞も熊倉先生もいるよー?」

トシ「おっと良い所に来たね、あんたら5人で野球観に行っておいでって話をしていたところだよ」

豊音「みんなで野球観戦!?ちょー行きたいよー!!」

塞「胡桃は?」

胡桃「そりゃみんなが行くなら私も行くに決まってるでしょ!」

トシ「よしよし、あとは白望とエイスリンの二人だね」

胡桃「多分そろそろ来る頃だと思いますけど…」


エイスリン「オクレマシタ!ゴメンナサイ!」ガチャ

白望「二人とも急に走っていかないで…」ガチャ

胡桃「やっと来た!シロが珍しく急ごうって言ったから走ったのに!」

白望「だからって走らなくても…ダルい…」

エイスリン「ダイジョウブ?」

豊音「とりあえずお茶でもいれようかー?」

白望「ありがとトヨネ…」

支援宮守

宮守ssよく見かけるな

塞「そうそう、シロもエイスリンさんも野球観に行かない?」

エイスリン「?」

白望「突然どうしたの?」

塞「えっとねー、かくかくしかじか…」

エイスリン「ヤキュウ…baseball?」

豊音「いえす!べーすぼーる!」

エイスリン「Oh!ワタシモイク!」

塞「よしっ、シロも当然行くよね?」

白望「ダルいからパスで」

塞「この流れでなんで!?」

白望「そもそも野球とかよくわかんないし…塞だって別に特別野球好きって訳でもないでしょ」

塞「こう見えても結構私は野球好きだよ?ちなみにシロはどれくらい野球分かるの?」

白望「ぼーるが柵を超えたら1点?」

注意書きとか完全に忘れてたよー
野球の話になるから野球わかんないと面白くないかも、まぁ野球わかっても面白くないけど…
あと千葉の皆さんにごめんなさいしないといけない
>>6
そうそう、それで読んでばっかで申し訳ないからがんばって書いたよー!

姉帯さんでっかわいい結婚したい

塞「あー……ま、まぁせっかくタダでチケット貰えるんだしみんなで遊びに行く機会だってあんまりないんだからちょうどいいじゃない、毎日部室で麻雀ばかりじゃ女子高生の名が廃るってもんよ!」

白望(いや、野球こそあまり女子高生っぽくないんじゃ…)

塞「とにかく行くっていったら行くの!返事!」

白望「…はい」

トシ「決まったみたいだね、じゃあ早速バスの手配とかしておこうかね」

胡桃「ところで野球っていってもどのチームの試合を観に行くんですか?」

豊音「巨人!?ジャイアンツ!?」

トシ「貰ったのはロッテ対楽天戦だね」

豊音「えー、ジャイアンツ戦を観たかったよー…」

胡桃「タダで貰えるんだから文句言わない!」

塞「楽天っていうのは最近出来たチームですよね、確か仙台が本拠地ってテレビで聞いた記憶が…」

白望「ということは仙台に遊びに行くの?」

トシ「いや、試合会場は千葉マリンスタジアムだね」

胡桃「千葉!?」

豊音「滋賀?」

エイスリン「サガ?」

シロ(エイスリンさんがよくわからない…)

塞「千葉まで行くの!?凄い旅行になっちゃうけどお金とか大丈夫ですか?」

トシ「まぁ部活動として部費から…じゃなくて私が出すから心配いらないよ」

塞「やった!じゃあお言葉に甘えてみんなで遊びに行っちゃおう!」

4人「「「「おー!」」」」

エイスリンちゃんはもらっていきますね

期待

数日後・・・

豊音「いよいよ明日だよー!」

胡桃「プロ野球自体は今日からだね、明日観に行く試合と同じ組み合わせの試合をテレビでやるみたい」

塞「そっかー…じゃあみんなでテレビ観戦とかしちゃおっか?」

豊音「みんなで!?やるやる!!みんな私のおうちにおいでよー!!!」

白望「トヨネの家はちょっと遠い…」

豊音「そっかー…じゃあシロのおうちとかどうかな?」

エイスリン「!? シロノイエイッテミタイ!!」

塞「じゃあみんなでシロの家に行っちゃおっか!」

3人「「「おー!」」」

白望「えっ、ちょっとまって、…もういいやダルい」

放課後・・・

豊音「着いたよー!」

エイスリン「ココガシロノイエ!」

胡桃「おじゃまします!」

塞「はいはいご遠慮なくー」

白望「ここ私の家なんだけど…」

胡桃「テレビつけるよっ」ポチー

豊音「ちょうど始まるとこだねー」

当然仙台だろうとおもったら千葉にいくのか

塞「飲み物とか用意しよっか、みんな何がいい?」

胡桃「私はアップルジュース!」

豊音「えーっと、私はウーロン茶をお願いするよー」

白望「私もそれで」

エイスリン「ワタシモ!」

塞「はいはい、胡桃だけがオレンジジュースでみんなはウーロン茶ね」

胡桃「ちょっと待って、それじゃ私が空気読めてないみたいじゃん!私もウーロン茶で!」

塞「ウーロン茶は甘くないけどいいんでちゅかー?」

胡桃「うるさいそこ!さっさと持ってくる!」

塞「はいはい、ウーロン茶5つお持ち致しますねー」

豊音「試合始まるよー!」

実況『さぁ今まさに東北楽天ゴールデンイーグルスの歴史が始まろうとしております、記念すべき1番バッターは関川…』

白望「ホントに今日がこのチーム最初の試合なんだ」

胡桃「よくわからないけどなんだかすごいのかな?」

豊音「こんな試合をみんなと観られるなんてすっごく幸せだよー!」

エイスリン「ワタシモ、トッテモウレシイ!」

塞「そんなこんなで1アウト満塁だよ!」

豊音「山崎選手だ!この選手は結構打てる選手だよ!」

白望「って三振…」

胡桃「で、次の磯部も三振かぁ…」

エイスリン「マダサイショ!オウエンスル!」

豊音「そうだね!楽天ファイトー!!」

関川w

塞「楽天の先発は岩隈選手だって、この選手は私でも知ってるよ」

豊音「岩隈はすごいピッチャーだよ!クマが投げれば~♪」

エイスリン「ダイジョーブ!」

白望(エイスリンさんなんだかかわいいなぁ…)

胡桃「そしてあっという間に3アウト、これはすごいのかな?」

豊音「ちょーすごいよー!このまま9回までお願いします!!」



豊音『その後3回表に高須・川口の連続ツーベースで先制&イーグルス初得点!』

豊音『6回裏には高須のスーパーファインプレーも飛び出すなど守りも絶好調!』

豊音『そして2点リードのままついに9回裏、サクサクっと2アウトを取りついに…』

実況『ピッチャー岩隈…投げました!おっとフランコ引っ掛けてセカンドゴロでゲームセット!東北楽天ゴールデンイーグルス、初陣を見事勝利で飾りました!!』

5人「「「「「勝ったー!!」」」」」

豊音「新しくできたチームが初戦で勝つなんてちょーすごいよー!!」

白望「野球も面白いかも…」

塞「みんなで集まって見てホントよかったねー」

エイスリン「アシタモカツ!スタジアムタノシミ!」

胡桃「そうだった、熱中しすぎて忘れてたや」

白望「じゃあ今日はお開きにしようか、明日遅れずに部室に集まる」

塞「シロこそ明日遅れるんじゃないよー?」

豊音「ではではおじゃましました、また明日だよー!」

エイスリン「オジャマシマシタ!」

胡桃「しました!」バタン



白望(柵、越えなかった…)

翌日・・・

塞「みんな揃ったー?」

豊音「揃ってるよー!熊倉先生は帰りだけ一緒なんだよね?」

塞「なんか仕事があるとかないとか言ってたからもう東京にいるみたい、まぁ試合は観るはずだし終わり次第合流ってことで」

エイスリン「…シロ、イキテル?」

白望「ダルい…」

胡桃「ほら、さっさとバスに乗る!置いていくよ!」

豊音「はーい!じゃあ千葉に向かって出発だよー!」

バスの中・・・

白望「そういえば麻雀部のみんなで旅行って初めてなんだ、今更だけど」

塞「ホントに今更だね…最初行くのダルいとか言ってたのは誰だったか」

胡桃「でもなんだかんだでちゃんと来るのがシロだよね!」

塞「しかも今日一番最初に着いてたし、流石に30分前だったから私が一番早いと思ったら…」

豊音「シロもホントはとっても楽しみだったんだよねー!」

白望「…うん」

塞「珍しく素直!」

胡桃「何か悪いものでも食べたの?」

エイスリン「ビョウキカナニカ?」

豊音「嵐で試合中止にならないといいなー…」

白望「あのさぁ…」

しーえん

豊音「ふぁぁ、なんだか眠くなってきちゃったよー…」

塞「私もちょっと眠いかも、昨日あんま寝れなかったし少し寝ておこうか」

胡桃「じゃあ私も寝ようかな、あんまり眠くないけど」

白望「Zzz…」

エイスリン「シロ、モウネテル!」

豊音「じゃあ皆でお昼寝(?)タイムだねー」

胡桃「着いたら起こして…Zzz…」

塞「うわっ一瞬で寝たし…私も寝よう…」

豊音「おやすみなさいだよー…ぐぅ…」


エイスリン(ミンナ、ネガオカワイイ…)

数時間後・・・

豊音「着いたー!!」

エイスリン「チバ!ヒトイッパイ!ダイトカイ!」

胡桃「まだここは東京だけどね」

塞「ここからは電車に乗って行くよ、迷子にならないようにね」


白望「…エイスリン、手」

エイスリン「?」

白望「迷子になると困るしダルいから、ほら」

エイスリン「!?…ウン!!」

胡桃「あらあら、塞は手繋いでもらわないでいいの?」

塞「な、何よ、何か言いたいことでも?」

胡桃「べっつにー」

塞「胡桃こそトヨネにでも手を繋いでもらえば?小さい子が一人で歩いてたら補導されちゃうでしょ」

豊音「じゃあ胡桃ちゃんの面倒は私が見るよー!」ダキアゲッ

胡桃「子供扱いするな!ちゃん付け禁止!てか持ち上げるなおろせー!!」

白望(楽しそうだなぁ…)

電車の中・・・

エイスリン「ヒトイッパイ!タイヘン!」

塞「まぁそりゃ釜石線とかとは違うよねぇ」

豊音「あっ、ほら外見て!海が見えるよー!!」

白望「海、みんなで行ってみたいな…」

胡桃「まぁ宮守は海より山だしね、でもいつか一緒に行ける機会もあるかも」

エイスリン「ウミ、ヒサシブリ…」

豊音「エイスリンさんは海の近くに住んでたんだっけ?」

エイスリン「ウン、ウミバッカリ、ウミダイスキ!デモヤマモスキニナッタ!」

塞「私はやっぱり山の方が好きかな、でも海は海でいいかも」

宮守かわいい…

白望「エイスリンさんのところにもいつか行きたいね」

エイスリン「!?」

豊音「そうだねー、いつかみんなで海外旅行に行こうよ!きっとエイスリンさんがガイドさんしてくれるよー!!」

塞「ガイドさんエイちゃんか、とってもかわいいかも…」

胡桃「なかなか難しいかも、でも卒業旅行とかならワンチャンあるかもね!」

エイスリン「…ウン!ミンナ、アリガトウ!!」

白望「お礼を言われるようなことはしてないんじゃないかなぁ…」

宮守最高や!晩成なんていらんかったんや!

♪ラシドーファソラーソファレーソラシーラソドーシーラーソーファー

エイスリン「!?It's a Small World!!」

塞「あーディズニーランドがあるからかー、こっちはオシャレだねぇ…」

白望「乗ってきた人もみんなディズニーっぽい感じ」

豊音「はずーむよー!はねーるよー!こーろがーるーよー!」

胡桃「うるさいそこ!電車の中で歌わない!」

豊音「ごめんだよー…」

白望「みんなでディズニーランドにも行きたいなぁ…」

塞「シロさっきから〇〇に行きたいばっかり言ってない?」

白望「あー野球行きたい野球行きたい」

胡桃「そうだった、野球観に行ってるんだった」

豊音「もうすぐ最寄り駅に着くよー!」

胡桃「海浜幕張駅に到着!」

塞「おー、なんか凄く周りの人も野球っぽい」

豊音「…あれは野球のポスターなのかな?」

白望「えっと…『東北に春が来るのは、おそい。』 うん」

胡桃「こっちは…『地元ファンのためにも、初勝利はぜひ仙台でどうぞ。』だって!なにこれ!昨日負けたくせに!!」

塞「『バッター全員、祝砲の用意は万全です。』これってホームランいっぱい打ってやるよってことだよね、どれも酷いポスターだね…」

エイスリン「エーット…『ささやかですが、黒星をプレゼントさせていただきます。』オカシイ、コンナコトハユルサレナイ」

豊音「こっちは『楽天ファンの皆様へ、ビターな思い出を送ります。(ガーナブラックチョコレートもヨロシク!)』だって、なんかひどいねー、せっかく遠くまで見に来たのにしょんぼりだよー…」

塞「千葉ってこんな酷いところだったんだね、ディズニーランドとかあるしもっといい所だと思ってたのに…」

胡桃「所詮千葉なんてピーナッツしかないようなところだしこんなもんなんだよ」

エイスリン「ピーナッツランドハポイーデ」

豊音「ま、まぁ千葉の人みんなが悪い訳じゃないよ、ほらほら球場に行くよー!」

胡桃「ほー、これが千葉マリンスタジアムかー」

エイスリン「オオキイ!ヒトイッパイ!」

豊音「なんだかちょードキドキしてきたよー!!」

塞「野球というよりお祭りって感じがするなー」

白望「屋台もいっぱいある、本当にお祭りみたい…」

塞「みんな迷子にならないように気を付けなきゃね、さてさて入口を探しましょうか」

豊音「えーっと…チケット見てもよくわからないや、係の人とかに聞いた方がいいかも…」

エイスリン「エーット…アソコ!インフォメーション!!」

胡桃「エイちゃんでかした!早速聞いてこよう」

しえ

胡桃「係員さん、ちょっとお尋ねしたいんですが…」

?「はいはーい何かなお嬢ちゃん迷子―?」

胡桃「(なにこの係員、失礼な!)違います、えっと、このチケットの席にはどう行ったらいいんですか?」

?「どれどれ…おおこれは多分関係者席だねぃ、すぐそこの入り口入ればあとは席番見ながら探せばわかるんじゃないかなー、しらんけど」

胡桃「あっ、はい、ありがとうございました…(なにあれ、もしかして係員じゃなかったのかな、まぁ場所はわかったからいいけど…)」

?「はいはい行ってらっしゃーい」フリフリ

?(千葉マリンとかぶっちゃけわかんねー、やっぱりハマスタがナンバー1っしょー)


??「すみません只今戻りました…って今小さい子来てたみたいですけど大丈夫でした?」

?「適当に案内しておいたから大丈夫大丈夫―」

??「適当って…お願いですから真面目に働いて下さい…」

しえ

白望「あ、戻ってきた」

塞「場所分かったー?ってなんで怒ってるのよ」

豊音「きっと迷子と間違われたからとかじゃないかなー?」

胡桃「…トヨネ、チケットいらないの?」

豊音「ううっ冗談だよー、ほら機嫌なおしてなおしてー」

エイスリン「!? カキカキカキ、タンッ(ペロペロキャンディーの絵)」

胡桃「…いい加減本気で怒るよ?」

エイスリン「Oh,jokejokeJokeAvenew」

塞「ほら、胡桃いじりはそこまでにしてそろそろ行くよ、試合始まっちゃう」

胡桃「むー……シロ!許してあげるから席着いたら急速充電ね!」

白望「いや、私何も言ってない…」

豊音「わー!野球場だー!!グラウンドだー!!すごい、なんだかちょーすごいよー!!!」

塞「おー、グラウンドが見えた瞬間のなんか圧倒されちゃう感が気持ちいいかも…」

エイスリン「ヤキュウスゴイ!!」

胡桃「まだ試合始まってすらいないよ、まずは席を探さなきゃ」

白望「んー……あった、ここ」

豊音「うわーこんなに前の席なんだ、熊倉先生に感謝しないとだねー」

塞「とりあえず席も分かった所で食べ物とか買ってこよっか、お店もいっぱいあるみたいだしね」

白望「…荷物見てるからみんな行ってきていい」

塞「荷物を見てると見せかけて休んでるだけでしょ」

白望「そうともいうかもしれない…」

塞「はいはい、じゃあ4人で行ってくるから見張りお願いね」

白望「お願いされた」

塞「さてさて、何食べますかね-?」

エイスリン「モツニタベタイ!」

胡桃「モツ煮とかエイちゃんよく知ってるね、でも流石にこんなところにモツ煮は…」

豊音「あそこにモツ煮って書いてあるよー?」

塞「うわっホントだ!他には…とろろご飯とかあるよ、不思議ラインナップ…」

胡桃「焼きそばとかなんとなくそれっぽいね、私はそれにしようかな」

エイスリン「ソフトクリーム!」

豊音「ソフトクリーム!?私も食べるよー!!」

塞「いやいやアンタ達まずごはんを選びなさいよ、甘いものはごはん食べてからでいいでしょ?」

エイスリン「オバアチャンガウルサイ…」

塞「なっ、誰がおばあちゃんか!」

胡桃「あはは、エイちゃんもやるようになったねその調子その調子!」

豊音「仲良き事は美しき哉、だねー」

塞「馬鹿言ってるとその口を塞ぐよ」

胡桃「口を塞ぐとか塞のえっち!」

塞「ふえっ、そ、そういう意味で言ったんじゃないから///シロが待ってるから早く戻るよ!」

エイスリン(アッ、シロノブン、カッテナイ…パンデイイカナ…)

しえん

塞「シロ、戻ったよ-」

白望「おかえり、どうだった?」

塞「いやー、なんかいろんなモノがあったよ、シロも一緒に来れば良かったのに」

白望「ダルいからいいや…で、何買ってきたの?」

塞「シロのぶんは…シロのぶんは…あれ?」

胡桃(あー、もしかして…)

豊音(みんな忘れてた…?)

胡桃「そうそう、シロには焼きそばをk」

エイスリン「ハイ!シロノブン!シロノスキナパン!!」

白望「ん、ありがとうエイスリンさん」

エイスリン「ドウイタシマシテ!」

胡桃「じゃ、じゃあ私は充電させてもらおうかなっ」

白望「とりあえずパン食べさせて…」

煽りポスターホントにあるんだよね

豊音「あっ、あの人はもしかして…」

場内アナウンス『只今より始球式を行います、本日の始球式は瑞原はやり(28)さんです!それでは瑞原はやり(28)さん、お願いします!』

豊音「わー、はやりんだー!はやりーん!!」

塞「うわぁ、ここで牌のおねえさん(28)かぁ…」

胡桃「そしていつもの服だ、すごい…」

テクテクテク・・・ズテンッ

エイスリン「アッ、コロンダ」

豊音「うわ、痛そうだよー…」

白望「うん、いたそうだね…」

胡桃「イタいね…」

ハヤー

ピッチャーカマエ・・・ビュッ!! バシッ!!

豊音「えっ」

塞「120km/hって…なんか凄かったね…」

胡桃「いや、今の凄いってレベルじゃないでしょ」

エイスリン「サスガプロ!」

白望「麻雀のプロってやっぱり凄いんだ」

豊音「いや、えっ、でも、えぇ、おねえさんのイメージがあれれー……」

場内アナウンス『あ、ありがとうございました!!まもなく試合開始です!!』

>>44
わかる人がいてちょーうれしいよー!!
ちょっと休憩します、今半分とちょっとくらいかな?
上手く出来てればいいんだけど…

乙乙ー、ちょーおもしろいよー

アナウンサー殺されるぞ

豊音「ロッテの先発は…渡辺俊介かー、このピッチャーは面白いよー」

胡桃「ピッチャーが面白いってなんなの…って凄い投げ方!?」

エイスリン「Submarine!」

塞「ソフトボールの投げ方とも違う、あんなの初めてみたよ」

白望「なんというか、凄くきれいな感じ」

豊音「で、あっという間に3アウトチェンジだよー…」

胡桃「まだ始まったばかりだし、きっと今日も勝つよ!」

胡桃「楽天の先発は今日はクマさんじゃないんだね」

豊音「毎日先発はできないよー、今日の先発は…藤崎?知らない選手だねー」

白望「トヨネが知らないってことはあんまりいい選手じゃないのかなぁ」

豊音「うーん、まぁガンバって投げてくれる事を祈るよー」

エイスリン「ワタシタチモガンバッテオウエンスル!ファイト!!」

胡桃「ファイトー…って打たれたし!」

白望「あっ、また打たれた」

塞「よく分からないけど相手に点が入ったね」

豊音「うーん、なんとなく今日はダメそうな気がするよー…」

胡桃「そんなこと言ってないで応援する!がんばれー!!」

塞「こっちの攻撃はすぐ終わっちゃった」

エイスリン「サッパリ」

豊音「まぁまだ2回だし、ここからここから!まずは抑えていこー!」カキーン!

白望「早速打たれたね」カキーン!

胡桃「また打たれた!今日のピッチャーが悪いんじゃないの!」

塞「そんなこと言うからピッチャー変わっちゃったよ?」

エイスリン「アリメ…トヨネ、シッテル?」

トヨネ「うーん、ちょっと分からないかなー…でもきっと抑えてくれるよー」カキーン!

胡桃「早速打たれたし!」カキーン!

白望「おー、柵越えた…」カキーン!

塞「どんどん打たれてる、これは酷いね…」

豊音「連続四球、そろそろ終わってくれないかなー…」カキーン!

白望「また柵越えた」

エイスリン「アーモウメチャクチャダヨ」

胡桃「うう…こらー!ピッチャーしっかりしろー!!」フォアボール!

しえ

塞「流石にそろそろ終わるかな…?」カキーン!

豊音「終わってくれないかなー…?」カキーン!

胡桃「いい加減抑えろー!!」カキーン!

白望「そろそろダルい…」カキーン!

豊音「うう、せっかくみんなで観に来たのに…ってやっと抑えたよー…」



豊音『その後も楽天は凡退が続きロッテは順調に得点を重ねていったよー…』



塞「…ねぇみんな、もう帰ろっか?」

豊音「えっ、なんで、まだ試合終わってないよ!?せっかく来たんだから観ていこうよー!」

胡桃「でもどうせもう勝てないんでしょ、勝てないなら見る意味もないじゃん」

エイスリン「ミルノ、ツライ…」

塞「ほら、これ以上見ててもキツいだけだよ、帰る準備しよう?」

豊音「ええっ、ちょっとまってよー!せっかくみんなで遊びに来たのにこんなのやだよー…」

楽天がんばれ 支援

白望「ほら楽天の攻撃だよ、みんな応援しよう?」

4人「「「「!?」」」」

白望「胡桃も塞もさ、もし麻雀打ってて途中で点棒100点になっちゃったら諦めて投げるの?」

塞「いや、そんなことはないけど…」

胡桃「で、でも、それとこれとは話が違うでしょ、こんなの勝てるわけないs」

白望「同じだよ 選手たちはまだ諦めてないよ、私は最後まで応援したい」

エイスリン「シロ…」



塞「…変な事言ってごめん、やっぱり最後まで観ていこうか」

胡桃「私もごめん、なんかイライラしちゃって…」

豊音「!?そうと決まればガンバってみんなで応援するよー!!」

白望「がんばれー…」

豊音『とはいえ結局流れも変わらず26-0で9回へ、最終回もあっさり凡退が続き…』



塞「結局負けちゃったかー…」

エイスリン「デモ、スゴクタノシカッタ!!」

豊音「私もちょーたのしかったよー!!」

胡桃「結果は残念だったけど私もとっても楽しかった!!」

白望「Zzz…」

塞「さてさて帰る準備しないとね、って何あれ?」

豊音「どうしたのー?…ってうわぁ、流石にあれは酷いよー…」

胡桃「最初から最後までやっぱり千葉って酷い…」

エイスリン「ゼッタイニユルサナイ!」

歴史に残る初試合初勝利の後、次の試合がこれだったよな…

塞「なんか悔しいね…」

豊音「うん……じゃあじゃあ、私達が麻雀でかたきをとればいいんじゃないかなー?」

胡桃「それだ!全国へ行って打倒千葉!」

エイスリン「カエッテレンシュウ!」

塞「よし、じゃあみんなで宮守に帰っていっぱい特訓しよう!」

3人「「「おー!!」」」

白望「……帰るんだ、じゃあ熊倉先生に連絡しないと」

塞「ああ、すっかり忘れてたや…ってあそこにいるのが先生じゃない?」

豊音「熊倉先生―!こっちだよー!!」

ワシが育てた

トシ「みんな揃ってるみたいだね、楽しめたいかい?」

豊音「ちょーたのしかったよー!!」

塞「熊倉先生、本当にありがとうございました!!」

トシ「そうかいそうかい、それはよかったよ」

トシ「いやーそれにしても素晴らしい試合だったわね、昨日はあんなチームに負けて一体今年はどうなることかと思ったけどアレは撒き餌だったね
   やっぱり所詮できたばかりのチームって感じでそれにしてもまさか26点も取れちゃうとは思わなかったけど本当に最高の気分だね
   …ってあんたたちどうしてそんな目で私を見るんだい?」

エイスリン「ファッキュートッシ」

以下後日談ー

塞『ついに来た!インターハイ!!』

エイスリン『ドキドキシテキタ!』

豊音『打倒千葉を合言葉にここまでやってきたよー!!』

胡桃『いや、そこは普通に全国優勝でいいでしょ』

白望『そろそろ抽選…』

豊音『部長!がんばって千葉と同じとこをお願いします!』

塞『いや、それは流石に運次第だから』

白望『塞ならできるよ』

エイスリン『オナシャス!』

胡桃『部長がんば!』

塞(って言われてもねぇ、とりあえず祈るしかないかな…)

塞(千葉は31番か、同じ組で空席なのは29番だけ)

塞(29番以外塞ぐか… あれだけみんなで特訓したんだ、やってやれないことはないっ!)ゴッ

いちご(抽選会からなんじゃこのオーラ、全国は怖いところじゃ…)カタカタ

豊音「見事に初戦から千葉とあたるよ!部長さんちょーすごいよー!!」

エイスリン「サスガブチョウサン!」

胡桃「私も信じてたよ!」

白望「さすが塞…」

塞「へっ、そ、そうだね、みんなありがとう///」テレテレ

豊音「後は倒すだけだねー」

胡桃「そうだね、ここからが本番だよ」

エイスリン「チョウテンメザシテ!」

白望「みんなで優勝を…」

塞「泣いても笑ってもこれが私達の最初で最後のインターハイ……優勝目指して行くよ、宮守女子高校、ファイトー!!」

5人「「「「「オー!!!!!」」」」」

ちゃちゃのー

みさき『今日はインターハイ3日目、まずは1回戦第7試合をお届けします!』

みさき『次に駒を進めることができるのは4チーム中わずか1チーム!野依プロ、今回の見所はどのあたりでしょう?』

理沙『・・・野球』

みさき『あの、今から始まるのは麻雀の大会なんですけど色々と大丈夫ですか?』

理沙『宮守…!!』

みさき『野依プロは岩手の宮守女子に注目したいということです、それでは1回戦第7試合、スタートです!』

のよりーん

~先鋒戦~

白望「ちょいタンマ  …まぁいいや」ツモギリッ

館山先鋒(親が5巡目で長考からのツモ切りか、こっちはどうせ遅そうだし今のうちに浮きそうなドラを処分しておこう…)タンッ

白望「ごめんそれロン、18000」

館山先鋒「うげっ…はい」

白望(塞の迷ったふり作戦が当たったなぁ…ちょっとズルいけど)

~次鋒戦~

エイスリン「ロン!6400!」

館山次鋒「はい」

エイスリン「ロン!2000!」

館山次鋒「はい」

エイスリン「ロン!5200!」

館山次鋒「はい…」

エイスリン「ロン!11600!」

館山次鋒「はぃ…」

~中堅戦~

館山中堅「通らばリーチ!」タンッ

胡桃(3人リーチか、私はトップだしベタオリベタオリ、シロとエイちゃんに感謝だなー)タンッ

真嘉比中堅「ロン!12000!!」

館山中堅「はぁ…」

胡桃(リーチは天才を凡夫に変える…ってね、ダマが一番!)

~副将戦~

塞(熊倉先生の言っていた通り徹底的にマークすべきなのは対面の銘苅さんだ、だけど私にはやらなきゃいけないことがある…)

塞(みんなとの約束を果たすんだ…ついでに千葉ごと塞いじゃえっ!)ゴッ

銘苅「…ッ!?」

館山副将(さっきから二向聴止まりでそれ以上全く進まない、いったい私が何をしたっていうんだろう…)

そういや副将戦だけはわずかに情報あるんだよな

~大将戦~

館山大将(完全に一人沈みで絶望的な状況、…だが大将戦は始まったばかり、なんとしてでも喰らいつかないと)

館山大将(良形テンパイ、ダマでも満貫だけどそんなんじゃ届かない…)

館山大将「リーチ!!」バシッ

豊音(うう、追っかけたいけどまだ使うには早いかなー…)

館山大将「一発…は無理だったか」タンッ

豊音「ロン!タンヤオドラ1で2600だよー、これでトビだね(ニッコリ)」

館山大将「あばばばば」



みさき『試合終了―!宮守女子高校が終始安定した戦いで二回戦進出!!千葉の館山商業は5人全員が焼き鳥という残念な結果に終わってしまいました…!』

理沙『みじめ…!』

塞「やったねトヨネ!!」

胡桃「無事二回戦進出!」

エイスリン「ミンナガンバッタ!」

白望「目標も達成できてよかった…」

胡桃「なにいってんの!?私たちの目標は全国優勝でしょ!!」

豊音「そうだよー、それに私はまだまだいろんな人と打ちたいよー!!」

塞「私たち宮守女子の戦いはこれからだ!!」

カン!

乙!かわいくておもしろかった!

初めてだったけどちゃんと投下できてたかな?
読んでくれた人ちょー感謝だよー!!
余談だけど野球のシーンは大体実話です
もし興味湧いたらポスターの文章か『海浜幕張 2005 ポスター』もしくは『26-0』あたりでぐぐると出るかも
今年こそは楽天優勝するよ!
ではまたどこかの球場でー

乙乙ー!

おっつ!

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