のび太「眠い…」(16)
*過去注目されなかった良作です、私は書いてません
4時間目。
給食まで一時間を切り常人なら腹をすかせている筈なのに、のび太はひたすら眠かった。
2ヶ月前に中学生になったのび太であるが、服が私服から制服に変わった以外は学校生活は何一つ変わらないでいた。
先生「こら野比!!聞いているのか!!」
先生の怒号が飛び、一気に視線が集まる
のび太「あ・・・す、すみません・・・」
小さく聞こえるクラスメイトの笑い声に、顔を赤くするのび太。
スネ夫「のび太くん。授業中寝ちゃいけませんね~」
後ろの席にいるスネ夫が茶化す。
スネ夫「ねえジャイアン」
スネ夫は右の席に座るジャイアンを見た。
ジャイアン「あん・・・?あ、ああ・・・」
スネ夫「・・・ジャイアン、寝てたでしょ」
ジャイアン「は?ね、寝てねーよ!!」
先生「ほらそこ!!授業中は私語厳禁だぞ!!」
はーいというスネ夫とジャイアンの中途半端な返事がしたとき、既にのび太は寝ていた。
スネ夫「・・・ねぇジャイアン、この動画知ってる?」
教壇に立つ先生から見えないように机の中からスマートフォンを取りだし、画面をジャイアンに見せるスネ夫。
ジャイアン「あ?なんだよ・・・。ってうわっ。何台か落ちたぞ」
スネ夫「すごいでしょ。でもね、この次のシーンにね・・・」
【第一章】
1:以下、名無しに変わりましてVIPがお送りします:2013/6/12(水) 13:38:21.89 ID.×××××
近くの道路が陥没して水道管破裂
ウ○コしたいのにトイレの水が流れない。どうしてくれる
2:以下、名無しに変わりましてVIPがお送りします:2013/6/12(水)13:38:53.18 ID×××××
ざまぁみろwwwww
本日のメシウマスレはこちらm9(^д^)プギャー
3:以下、名無しに変わりましてVIPがお送りします:2013/6/12(水) 13:39:02.73 ID×××××
>>1
場所どこ?
4以下、名無しに変わりましてVIPがお送りします:2013/6/12(水)13:39:08.54 ID×××××
動画の場所か?
てかスレで出てから再生回数一気に増えたよな
5:以下、名無しに変わりましてVIPがお送りします:2013/6/12(水)13:39:37.03 ID×××××
>>3とりあえず東京
>>4
動画ってなに?
6:以下、名無しに変わりましてVIPがお送りします:2013/6/12(水)13:40:12.61 ID×××××
>>5
とりあえずようつべで「土煙 何か」で検索してみ
だるい授業も終わり、帰路につくのび太。
だが授業がだるくても、この先大学や会社は今以上だるいはずだ。
そう考えると中学校でだるいと考えている自分に、今後立ちはだかるさまざまな壁を乗り越えて行けるのだろうか。
うつむいて歩いているとゴンッと頭に衝撃が走る。
のび太「痛ッ」
電柱にぶつかる。
思わず額に手を当てるが幸い出血は無かった
のび太「もう・・・」
辺りを見回す。
こんな恥ずかしい瞬間を誰かに見られるのは御免だ。
のび太「誰もいないか・・・」
誰にも見られなかった事を確認すると再び歩きだす。
・・・しばらく歩いていると十字路に出た。
このまままっすぐ歩くと自宅に着くが、左の方から声がする。
見れば何人かの集まり、その向こう側に道路一杯に広がる茶色い水溜まりが。
のび太「・・・え」
違う、あれは水溜まりじゃない。
穴だ。
住人A「おいおい、なんでこんな大穴が空くんだよ」
住人C「下水管が古くなって土が流れ出たんだろ」
住人B「警察に連絡したか?」
住人C「さっき連絡したよ」
穴を見て話しているのは近所の住人か。
会話を聞いていると背後から車のエンジン音。
すまんが保守
ちょいと保守
期待
赤色灯を点けたパトカーが猛スピードで横切る。
住人B「あ、来た来た」
住人の一人が言うと、全員がパトカーが来た方を振り返る。
停車したパトカーから降りてきた二人の警官は、住人に軽く挨拶するとすぐに事情を聞き始めた。
警官A「電話したのは?」
住人C「あ、私です」
警官B「怪我は・・・皆さん、怪我はありませんか!?」
住人A「全員、大丈夫です」
警官A「穴を見つけたのは何分ぐらい前ですか?」
住人B「今から10分くらい前です。家でテレビを見ていたらズドンって大きな音がして」
補習
ほ
ほ
放置しすぎた
え、終わり?
このSSまとめへのコメント
なんかもう…
最後どうなったんだ?