???「アイザック手を!」
アイザック「わかってる!もう少し、もう少しだ!」ガシ
???「ハッチを閉めて!早く!」
アイザックが扉に駆け寄りハッチを閉める。
その瞬間ドームは大爆発を起こし衝撃によってアイザックは機体のあちこちに体をぶつけ意識を失った。
アイザック「・・・・ここはどこだ?」
アイザックが目をさました。
起き上がり周囲を見渡すとさらにいぶかしげな表情を見せた。
部屋の中は大量のコンピューターが部屋のあちこちに置かれそのすべてが稼働状態にある。
しかしそのどれもすべてアイザックの知る限り骨董品と言える、博物館でしか見られないようなレベルのものだ。
正直、彼が知る中で一番処理能力が低い物でもこの部屋に置いてあるすべてのPCを同時に使用しても勝てないだろう、そんなレベルだ。
そんな異様な部屋を見回していると部屋の中央に倒れる人影が目に飛び込んできた。
アイザック「!?おい!大丈夫か」
アイザックはあわてて駆け寄ろうとしたが、一度止まりその人物をよく見てみた。
彼のいた環境が環境であったから、その確認は正しいと言えた。
実際、死んだフリをしていて近づいた瞬間襲ってきたの何体かいたからである。
エンジニア?
倒れていたのは女性のようだ。白衣をまといよれよれで皺くちゃになった服を着ているあたりから何日か徹夜をしている科学者のようだ。
頭には何故か機械のうさ耳が付いているがどうやら人間のようだ。
声に反応したのか女性はプルプルと震えながら声の方(アイザック)に手を伸ばす。
アイザック「な、何だ?どうしたんだ?」
女性は顔を上げずアイザックに手を伸ばしながらこう呟いた。
束「ご、ごはん・・・・・」くぎゅうううううううるるるるるる
アイザック「・・・・・は?」
盛大なお腹の音を鳴らしながら手をパタリと落とし動かなくなった女性をアイザックはしばらく呆然と見つめた。
束「ハグハグハグ!モグモグ!」
アイザック「落ちついて食べろ、喉につかえるぞ」
束「ハグハグ・・・ンー!ンー!」
アイザック「だから言ったろ・・・」つ水
アイザックは水を差しだしながら束の背中をさすった。
束は勢いよく水を飲むと息を整えた。そしてそのまま食事を再開した。
アイザック「どれだけ腹が減ってたんだ・・・・」
目の前の女性のを見ながらアイザックはつぶやく。
アイザックは目の前でお腹の音を鳴らしている女性を前にして困ったように周囲を見渡した。
残念ながらアイザックは食料を持っていなかった。
後ろに扉があるのを確認しそこを開けるとキッチンを見つけた。
アイザックは倒れている女性に声をかけてみたが反応がない、腹の音のみ響いてくる。
しかたなく冷蔵庫(これまた古いモデル)を物色し少しの材料を集めると適当に料理を始めた。
女性の状態からしてすぐにできる簡単なものを作る、もともと一人暮らしが長かったので調理はなれたものだった。
一通り調理を終えて振り返るとキッチンの備え付けられたテーブルには先程倒れてた女性が目をキラキラさせて座っていた。
今更だが需要あるのかな・・・・。
ちなみに今更ですがDEADSPACE×ISのssです。
需要はある。
なりすましを防ぐためにまずは
トリップをつけて、どうぞ。
あとはグロ展開にならないことを祈ってる。
需要はある。
なりすましを防ぐためにまずは
トリップをつけて、どうぞ。
あとはグロ展開にならないことを祈ってる。
時は現在
アイザックの料理を一通り食べた束はパンと手を合わせた。
束「ごちそうさまでした!!いや~おいしかった~!君、料理うまいね」
アイザック「・・・そりゃどうも」
束「いやー研究に熱中し過ぎて、気が付いたら5日間何も食べてなくて死ぬかと思ったよw」
アイザック「いや・・・笑い事じゃないだろ」
束「いやはやホント助かったよ・・・・・で、君誰?」
アイザック「今更か?」
アイザックはこちらを笑いながら見てくる女性に心底呆れたようにため息を吐いた。
束「自分でいうのもなんだけど、ここかなりセキュリティ―高いはずなんだよね。まあ私がそう設計したからだけど」
束「侵入されたのなら必ずどこかの警報が鳴るはずだし、警備を破ってきたにしては私に何か危害を加えようとはしないし、何なの君?」
アイザック「俺にもよくわからん、気が付いたらここにいたんだ」
束「ふーん・・・・ちょっと待ってね」
束はホロディスプレイを起動すると隠れ家の監視カメラの画像を確認し始めた。
アイザックはそれを黙ってみている。
うーん・・・今のところ思い付きで書いてますが・・・そこまでグロくはならないと思います。
ちなみにどのくらいのグロさがいいんだろう?
参考までに。
束「・・・どのカメラにも映ってない、警報装置もいじられた形跡はなし・・・。
どうやらホントみたいだね・・・、でもだとしたら君はどこから現れたのかな?」
アイザック「さっきも言ったがよくわからないんだ・・・。少し前までにSprawl(スプロール)にいたのはわかるんだがそこから先がどうも・・・」
束「スプロール?どこそこ?」
アイザック「ん?スプロールはタイタンの衛星に位置するコロニーだが・・・・」
束「・・・・・・・え?」
束「ちょ、ちょっと待って!え!?タイタンっ土星の衛星のタイタン?」
アイザック「え?それしかないだろ」
アイザック「そういえばここはどこの惑星のコロニーなんだ?」
束「・・・・・」(唖然
アイザック「?どうした?そんな驚いた顔して」
束(嘘をついてる?いやそんなバカバカしい嘘つくくらいならまでほかの言い訳を言うはず・・・、でも本当だとしたら・・・、いやでもそんなことありえるわけが・・・・)
アイザック「おい、どうした?」
束「・・・・証拠」
アイザック「ん?」
束「あなたが木星に居たって証拠有る?」
アイザック「証拠?(変なことをいうやつだな)うーん・・・、証拠か・・・このスーツはタイタンステーション製だがこれじゃあ証拠にならないだろうし・・・何かほかのは・・・」
束「スーツ・・・そういえばあなたが着てるそれって一体・・・」
アイザック「はあ?なにって、ただの宇宙用作業服だろ」
束「みせて!」
アイザック「(ほんとなんなんだ…この女)別にいいぞ」
束解析中
束(うそ・・・なにこれ・・・こんな高度なプロテクト見たことない・・・まったく破れないなんて・・・)
アイザック「何やってるんだ?(それにしてもずいぶん古い端末を使ってるな、古いもの好きか?)」
束が必死に自分が持つコンピュータの中でも高性能なもので解析しようとしている中、アイザックはそう思った。
ちょっと休憩
期待
ミスった 「木星」× 「土星」○
コテハンじゃなくってトリだ、酉。
乙!頑張って最後まで書いてね
いなくなるなら、キリのいいところまで書いてからいなくなってね
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