真尋「Pさんの誕生日は?」モバP「昨日だよ」 (28)

アイドルマスターシンデレラガールズSSです

当方初SSですのためやけに緊張してます、不備もあるかもしれません
どうか温かい目で見て頂ければ、と思います

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シンデレラプロダクション 08:00 a.m.


真尋「Pさん、ちひろさん、グーテンモルゲン!」

ちひろ「おはよう真尋ちゃん、今日も元気いっぱいね」

モバP「グーテンモルゲン真尋、ドイツ語も様になってきたな」

真尋「うん!ドイツでのお仕事以来少しずつだけど勉強してるからね!」

ちひろ「真尋ちゃんは真面目だし熱心だからすぐにペラペラになれそうね」

モバP「ドイツ語講座のアシスタントの仕事を取ってきてもいいかもしれませんね…しかしすまないな、せっかくの誕生日なのに撮影入っちゃって」

真尋「いいのいいの!それに気にしてくれてたから、今朝は優先で送っていってくれるんでしょ?」

モバP「まあ、そんなところだ。それじゃあちひろさん、留守番お願いしますね。多分戻るのは夕方以降になりますので」

ちひろ「分かりました、気をつけてくださいね。真尋ちゃんもがんばって!」

真尋「はーい!いってきまーす!」



  撮影所外 駐車場 08:45 a.m.


モバP「よし、到着だ。本当ならついていってやりたいんだが…」

真尋「しかたないよ、Pさんだって忙しいんだし。私ばっかりワガママ言ってられないからね!」

モバP「そう言ってもらえると助かるよ。代わりというわけじゃないが…後部座席に紙袋が置いてあるだろ?」

真尋「うん。もしかしてこれって…」

モバP「そう、プレゼントだ。真尋、誕生日おめでとう。荷物になるかとも思ったんだが、一番に渡してやりたくてな」

真尋「ありがとうPさん!!開けてみていいかな?」ガサゴソ

モバP「もう開けはじめてるじゃないか、どうだ?」


真尋「わぁ…新しいランニングシューズだね!今使ってるのがちょうど古くなり始めてたからすぐに使うよ!ありがとう!」

モバP「喜んでもらえたようで何よりだ」

真尋「うん、すっごくうれしいよ!そうだ!Pさんの誕生日はいつなの?プレゼント返ししたいな!」

モバP「俺か?昨日だよ」

真尋「そっか昨日なん…え?ごめんPさん、今なんて…?」

モバP「昨日だよ。俺の誕生日は2月16日だ」

真尋「え…だってだって!凛ちゃんもまゆちゃんも何もしてなかったじゃん!!」


モバP「なぜそのふたりなのかは分からないが…今まで特に誰からも聞かれなかったからな。知ってるのは入社のときの書類を見てる社長とちひろさんくらいじゃないかな」

真尋「そう…なんだ…」

モバP「祝ってくれる気持ちだけで十分さ。さて、そろそろ撮影所入らないと遅れるぞ。頑張ってこいよ」

真尋「うん、じゃあ…いってくるね」タッタッタッ

モバP(うーん、何かまずいこと言ったかな…?)



  撮影後 電車内 00:30 p.m.


真尋(Pさんの誕生日、昨日だったのかぁ…)

真尋(なんでもっと早く聞かなかったんだろ…)

真尋(だれも知らなかったのはちょっと意外だったけど…)

真尋「帰ったらちひろさんに確認してみようっと」



シンデレラプロダクション 01:20 p.m.


真尋「戻りましたー」

ちひろ「あら真尋ちゃんおかえりなさい。…何かあったの?元気がないみたいだけど」

真尋「そ、そんなことないですよ!撮影もバッチリだったし!」

ちひろ「そう?それならいいんだけど…」

光「あっ真尋さんおかえり!誕生日おめでとう!!」

真尋「光ちゃんただいま。どうしたの?今日はお休みだったはずじゃ?」

真尋「どうしてって、真尋さんの誕生日じゃないか!」

ちひろ「光ちゃん、おめでとうって言いたくて早く出てきたんですって」


光「誕生日はその人の一番おっきなイベントだから、きちんとお祝いしたいんだ!夜にパーティーもあるけど、今日はお仕事なかったからちょうどいいな、って!」

真尋「そっか、ありがとう光ちゃん」

光「うん!プレゼントもあるけど、これはパーティーの時にね!」

真尋「ありがとう、楽しみにしておくね。ところでちひろさん、ちょっと…」

ちひろ「どうしたの?」


真尋「昨日Pさんの誕生日だったって、本当ですか?」

光「え?そうだったのか!?」

ちひろ「ええ本当よ、よく知ってるわね」

真尋「朝送ってもらったときに教えてもらって…」

光「どうしてPは何も教えてくれなかったんだ?アイドルのみんなの誕生日にはいつもパーティーしてるのに!」

ちひろ「プロデューサーさんって自分のことはいつも二の次だから、みんなに気を遣わせたくなかったんじゃないかしら」

真尋「そうなのかな…知ってたらちゃんと、お祝い出来たのになぁ…」ショボーン


光「水臭いぞP!よし真尋さん、今からプレゼント買いに行こう!!」

真尋「え、ええ?でも…」

光「デモもストもないよ!このままじゃ来年までPは誕生日を祝われず仕舞いじゃないか!そんなの駄目だ!一日遅れが何だ!私達がやらなきゃ、誰がやる!!」

真尋「そっか…そうだね!そうと決まれば急がなきゃ!それじゃちひろさん、行ってきます!!」マヒロダーッシュ!!

光「ここからはアタシたちのステージだ!!」クロックアップ!!

ちひろ「いってらっしゃーい」ヒラヒラ

ちひろ(私は一応プレゼントあげたんだけど…言うのは野暮よね)フフッ

まひろーのSSktjr



シンデレラプロダクション 07:50 p.m.


モバP「ただいま戻りましたー」

ちひろ「おかえりなさいプロデューサーさん、みんな集まってきてますよ」

春菜「プロデューサーさん!」

モバP「おお春菜、どうだパーティーの準備は」

春菜「はい!響子ちゃんと葵ちゃんに頼んだ料理は出来上がってますし、かな子ちゃんと愛梨ちゃんの作ったケーキも完璧ですし…ってそうじゃなくて!」

モバP「なんだなんだ、何かあったのか?」

春菜「主役の真尋ちゃんがまだ来てないんです!ちひろさんが言うには、昼間に光ちゃんと出かけていったそうなんですが…」

モバP「うーん、パーティーのことは知ってるはずだし、時間も伝えてあった思うんだが…」

春菜「仕事のない子は真尋ちゃんと光ちゃん以外みんなもう集まってるんですけど…」

モバP「とりあえずもう少し待ってみて、予定時間になっても戻ってこなかったら連絡を…」



真尋「ただいま!」


光「戻りました!」


春菜「来た!もー遅いよー!」

真尋「へへ…ごめんね。新しい靴で走ってたらつい遠くまで行っちゃってさ!」

光「さすがに真尋さん走るの速くってさ、いっしょに走るので精一杯だったよ」

真尋「でも光ちゃんセンスいいよ!陸上競技に興味ない?」

モバP「プレゼントした靴さっそく使ってくれてるのは嬉しいし勧誘するのもいいが、みんなが待ってるぞ」

真尋「うん、そうだね!でもその前に…」ゴソゴソ

モバP「?」

真尋「Pさん、誕生日おめでとう!これ、プレゼントです!!」


春菜「プロデューサーさんも今日が誕生日だったんですか!?」

モバP「いや、俺の誕生日は昨日なんだけど…」

光「アタシが提案したんだ!1日遅れでもちゃんとお祝いしなきゃ、って!!」

真尋「それでふたりで、走ってプレゼントを買いにいってたんだ。けっこう遠くまで行ってたから、戻ってくるのに時間かかっちゃったけどね!」

モバP「そうか…ふたりともありがとう、嬉しいよ」ナデナデ

光「ヘヘッ…あれ、もしかしてPさん、泣いてるの?」

モバP「泣いてない!決して泣いてないぞ!!泣いて…なんか…」ゴシゴシ

春菜「プロデューサーさん…」

真尋「さ、それじゃあ始めよっか!私と、Pさんの誕生日パーティー!!」

 おわり

北川真尋(17)
http://imgur.com/4JQJA83
http://imgur.com/pYJkesk

南条光(14)
http://i.imgur.com/9IL9lUC.jpg
http://i.imgur.com/ghtHUEb.jpg

上条春菜(18)
http://i.imgur.com/t42b9vl.jpg
http://i.imgur.com/Nsrm1eG.jpg

北川真尋(17)
http://i.imgur.com/4JQJA83.jpg
http://i.imgur.com/pYJkesk.jpg

南条光(14)
http://i.imgur.com/9IL9lUC.jpg
http://i.imgur.com/ghtHUEb.jpg

上条春菜(18)
http://i.imgur.com/t42b9vl.jpg
http://i.imgur.com/Nsrm1eG.jpg

どこまで突っ走っていったのか……でも短距離メインだから遠くまではいってなさそうやね


本編は以上です
一応あとちょっとおまけ的蛇足があります


あぶねえまひろーの見てなかったわ


おまけ


  シンデレラプロダクション 08:30 p.m.


まゆ「Pさんの誕生日だって知ってたら…まゆもプレゼント用意したのに…」

凛「そうだよプロデューサー、どうして教えてくれなかったの?」

凛まゆ(誕生日を確認してなかったのは私の(まゆの)落ち度だけど(ですけど)…)

モバP「聞かれなかったし、それにもう誕生日祝ってもらうような歳でもないしな」

瑞樹「あら?それは私に対する当て付けかしら~?」

楓「プロデューサー、ひどい…」オヨヨ…

モバP「違いますよ、男ってのは女性に比べて誕生日を祝い合う習慣がないってだけです。実際、昨日は友人からメールと電話が数件来ただけでしたよ。楓さん、嘘泣きにはダマされませんよ」

楓「てへっ」ペロッ

瑞樹「オトコノコ達ってそんなものなのねー」


響子「ところで!真尋さんと光ちゃんからは何をプレゼントされたんですか?」

凛(ナイス響子!)

まゆ(ふたりとプレゼントがかぶるわけにはいきませんからねぇ…)

モバP「そういえば中身見てないな、真尋、光、開けてもいいか?」

光「うん!ぜひ開けてみてくれ!」

真尋「喜んでもらえるといいんだけどな…」

モバP「何をもらっても嬉しいに決まってるよ、これは…手袋とマフラーか」


真尋「ほら、最近このあたりでも雪が降るしかなり寒いでしょ、それなのにPさんコートくらいしか着てないから」

光「マフラーはアタシが、手袋は真尋さんが選んだんだ!赤いマフラーはヒーローの証!だからね!!」

真尋「先に光ちゃんがマフラーを選んでくれたから、それに合うような手袋を選んだつもりなんだけど…どうかな?」

モバP「ありがとなふたりとも、すごく気に入った。さっそく明日から使わせてもらうよ」

真尋「うん!やったね光ちゃん!!」パァッ

光「ああ、アタシたちふたりの、チームワークの勝利だ!!」グッb

パーティー参加者(プレゼントどうしよう…)



それからおよそ3日間、Pにはプレゼントが渡され続け、すべて持ち帰るのにさらに一週間かかったという…


 ほんとにおわり


マヒロー誕生日おめでとうの気持ちを込めて書きました!
ついでにナンジョルノも活躍させられたので満足です
ちなみに作者はCuPです

昨日特に何もない誕生日を過ごしながら閃いた勢いで始めましたが、なんとか完成まで行けました
また何か思いつけば書きたいです、ありがとうございました

おつ
まひろーかわいいよまひろー

おっつおっつばっちし

この平和な感じは癒される
光がゴーバスターズの影響か、デモもストもないとか言い出したのは笑った

光ちゃんマジえぇコやでぇ・・・

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