D「俺は最低だ」C「…」 (51)

モブ同級生1「この子ちょーかわいいじゃん」
モブ同級生2「うひょーwww」
モブ同級生3「おいD、見ないのかよ」

D「お前らよく大人数でエロ本なんか読めるな…」

モブ1「みんなで読むのが青春ってもんだ
お前は青春を味わいたくないのか」
モブ2「そうだぞ、 雨でびしょ濡れになっても
皆でエロ本を探すんだ」

D「男同士でエロ本探す事が青春なら俺は遠慮しとく」

モブ3「まあ家でゆっくりじっとり見るのが好きなんだろ」
モブ2「むっつりスケベ」モブ1「隠れオナしたん」
D「おい言いがかりはよせ」

隠れオナしたんwwww

C「へぇー、あのブロックの2個左に隠し扉とはなぁ」
C友人「ふ、製作者もよく考えたもんだ、だが俺の鑑定眼はごまかせない」
C「ネットで見たんでしょ?」
C友人「…」
C「嘘が下手くそだな」
C「しかし…周りの奴らはうるさいな」
C友人「Dの取り巻きが特にな、女子もうるさい」
C「本当嫌だよ」

Dはクラスの人気者だった

顔も良いし、頭も良い、物静かで女子からも男子からも評価が高かった

一方Cは昼休みでも、いつでも1人の友人と共にいた
Cは顔は平凡、頭と運動神経は悪く、影が薄かった
Cの友人が紛うことないブスだった。だが頭がいい

皆はCとDに関わりなどないと思っていた
そもそも、そういう考えすら出ない

D「じゃーな」

モブ1「お前、家の方向が違うぞ!」
モブ3「記憶障害か、いや前々からそういう節はあったか」

D「ちょっと寄り道すんだよついてくんな記憶障害とかいうな!!」

モブ2「出たーマシンガン罵倒」
モブ3「罵倒じゃないな」モブ1「言うほど罵倒じゃない」
モブ2「なんだお前ら細かいなー!」

D「く、くだらねぇ)じゃ、じゃーな」

C「じゃあ俺、家こっちだから」
C友人「…じゃあな…」

Cを見送った
C友人はあることに気づいた

C友人「…あいつ、毎日帰路が違う…」
C友人「今入った道と昨日入っていった道」
カバンから地図を取り出す
C友人「…かなり違う方向へ行く」
C友人「…おかしいな…」

最近推理ものの小説を読むのにはまっているC友人の勘はするどい

D「…今日は…ここの公園だったな」

D「トイレは…」

トイレを探すのに少し手間取った
木の影の方にあった

Dはトイレへ行った
男か女か、少し躊躇しながら男へ入った

同刻、Cも公園につく
C「今日はこの公園だな…」
C「楽しみだな…」

ポケットに手を入れて、待っていた

C友人「…」
友人は尾行してきていた

C友人「…10分ほど経った
誰かとの待ち合わせにしてはおかしな時間(18:22)…
ということはキリがいい時間に合わせずとも待ち合わせできるということ」
「相手は付き合いが長く、また信用できて本校生徒の者だろう」
「あいつはケータイを持たない学校内で連絡を…」

通行人「やだあの子1人でぶつぶつ…」

C友人「///」

C友人「しまった!おばさんに事情を説明してたらCがど…発見」
C友人「…!?!?!?」

C友人は始めて「自分の眼鏡をとって目をこすって
また眼鏡をかけるという」テンプレな事をした

C友人「あ、ありえない、特に取り柄もないあいつが…」


C友人「彼女がいたなんて…しかもかわいい…」
C友人「ちくしょうっ!!!胸糞悪い帰る縁切る死ね糞ゴミが取り柄なし畜生が」

C「まったよD…ちゃん」
D「Dで…いい…」

D「手…つなご」
C「うん」

喋る事が無い

雪がふってきた

手が熱い

C「今日は…どうする?」

D「ん」

映画館を指差した

C「ちょっと高いなぁ」
D「…ダメかな…」


C「よし、じゃあ何みようか」

CとDの出会いは小学校からの事

高校に入って校内で喋る事がなくなった二人は遊びで
「どちらかが女装する」事をかけたゲームによる勝負を行った

Dが負けた

Dは姉の部屋から女物の服をごっそり取り出してきて
これが似合うこれが似合わないとか言いながらコーディネートしてみた

D「こ…これは…」
C「か、かわいい……あ、やべ」

中性的な顔立ちだったDは女装がよく似合った

中学の頃、性欲がやばかった
Cは四六時中エロい事ばかり考えてずっとおっ立てていた

C「セックス…セックスしてみたい」

セックスという言葉を言うのさえ恥じらいながら
そんな独り言を言うことがあった

ある日Dと遊ぶ約束をした
Cは遊ぶ日を、父も母も家にいない日に限った

もしDが女装であそびにきたら
襲おうと考えていた

おもちゃの警察セットを買った
ネットで「拘束 やりかた」と検索した
デモンストレーションを行った

チャイム「ぴんぽーん」

C「はーい」

D「おはようw」

C「女装で遊びに…」
D「今日は家に姉がいなかったんだよ」
C「なるほど…(そこは盲点だった)」

C「まあ…部屋に入ってよ」

ドアの鍵をチェーンまで閉めた

自分の部屋の鍵を閉めた

D「なんだこれ、警察セット…?」
おもちゃのトランシーバー、警察手帳、てっぽう
そして、手錠がついていた

C「(手錠をかけて手錠とベットの柱をくくって服をはがし)」

D「うわ、本当にかかっちゃった」

Dは自分で手錠をはめてしまった

絶好のチャンスーーーーー

C「ふっはっふぅはぁ」

D「な、なんだよ…早く取れ」

Cの目の前にいるのはDではない


女だ

C「Dーーーーーーッ!!」

なんでAから始めないんだよ

ディィィィイィィィイイ!!

D「ちょ、何して」
Cの手がDの口を覆った
もう片方の手はDのお尻とかふとももを服の上からまさぐっていた

C「D、俺ら、いつかセックスするんだ、それの、れんしゅ、しとこう」

D「…」

Dは目を広げた、口で顔の半分が見えないがおそらく驚いているんだろう

Cは絶交されてもよかった、後々の事なんて考えていなかった
でもその目を見て、我に返った

小学生の頃からの友達を襲うなんて最低だと、割り切った


C「ごごごご…ごめ…」

D「いいよ」


D「やろ。」

ちゃんとローション用意しとけよ?

Dは口を塞いでいた手をつかんで、ちょっと離した

手のひらを舐められた
D「好きなんだよ…」

D「お前の前でこんなカッコすんのも、お前と遊ぶのも」

D「気持ちが良かった…」

DはCの背中に手をまわした
(DとCは座っててCは体を乗り出してる状態)

そのままCのズボンの中に手を入れた

D「は…ぁ…好きなんだ…」

C「D…」

>>16
一ヶ月ぐらい前にAとBのは書いたから
今度はCとDでいいかなと思ったんだよ

ホモォ…

Cは目の前がグラングランしていた、エロい
Cの容量外のエロさ
ちんこもギンッギンだった

C「ん…ぁ」

D「お、お尻すべすべだな…」
肛門をちょいちょいされる度に
体が反応する、よがらせながら、ビクビクと動く

C「お前ばっかり」
CはDの上に覆いかぶさった

互いのちんこが服を挟んで刺激し合う

ちっさな吐息がもれる

DはCを抱き寄せた
お互い体が密着していて、やわらかい感触がなんとも言えない気持ちよさだった

好きな人を抱きしめる、これ以上幸せな事はない

D「こ、これ…くわえるの?」
C「う、うん…上目遣いが可愛いな」

D「恥ずかしいよ……ん」

C「あぅ…あったかい」

Dは何回か頭を動かした

動かす幅が大きくなればなるほど、Cの喘ぎ声が大きくなってくる
最初はかすかな声だったのに

C「んっあぁっあ、はぁ、いぅ…」

もっと早くすると喘ぎが大きくなった

C「ああっああ、ああっあ」体のビクビクが止まらない

C「っっああああっ」
D「!!」

D「んお…っ」

口の中に想像より多く注がれていく

口の端からそれが垂れ出した

C「はぁっはぁっはぁっっ」

D「全部…のんじゃった」

C「マジかよ」

C「次、D…だしてよ」

その後もキスしたり抱きついたり髪の毛をわしゃわしゃしたり
とにかくお互いを感じあった


D「き、きつ…」

C「案外疲れるね…」

そしてこんな事があってからというものの
会う時は大体…いやほぼDが女装して、デートをするのだ

映画を見終わった2人は話ながら出てきた
映画館から出てきたCたちを見る影があった

「なんか違う…?」

先生「はい、ではなんと、こんなタイミングで転校してきた生徒がいます!」
生徒ら「え~っ」
ブス女子「ん、んん、ふ、イケメンがいいんふ」
デブ男子「ボインこいやーーー!!」
貧乳「さいてー」

先生「はい、入ってね」


教室が静まり返る

E「△高校からきました!Eです!」


女子か、男子か、それは制服でしかわからない

デブ男子「あぁ…ああぁ…!」
貧乳「ささささいてーいていてー」
ブス女子「んふっんふっんふっ」

E「みなさんよろしくお願いします!」


教室は騒ぎにつつまれる

E
△高校という他県の高校からこのタイミングで転校してきた生徒
見た目が中性的すぎて女か男かわからないむしろ女の子的なかわいさがある男
家庭の事情により引越しが続き勉強に集中できない分基礎学力は低め

C「全部調べたの…?」

C友人「ちなみに昨日Eが下校した時Eがナンパされた回数は13回だ
帰路距離1キロ」

C「すげぇなおい」

C友人「うちの高校は制服の判別があまりつかないからな
女の子と勘違いして話しかけるやつもいるだろう
あのルックスではな」

C「ただの変態じゃねぇか!!!!」

C友人「俺の、特技さ…」

E「えっとえっと、君がモブ1」
モブ2「俺は~2だけど~まあEがいうなら1でも」
貧乳「ちょっと男子!あんたたちの汚い言葉を聞かせてこの子を傷つけたらどうすんの!」
E「君は貧乳だね!」
貧乳「」
ブス女「んんっんふ」
E「君はブス系女子だね!」」
ブス女「」

C友人「…なぜか女子に厳しいな」
C「厳しいってかひどすぎるでしょ…」

Eの周りの人はみんなニコニコしている
あんな可愛いのが視界に入ってるとニコニコもするか

E「君は、D君!」

D「よろしく…」

E「…君か!」

D「?なにが?」

E「…」

Eは不敵な笑みを浮かべた
今までの天使みたいな笑顔が、すべて嘘だとバレるような笑い方

D「なんだあいつ…」

二週間後

モブ1「おいC!お前彼女いるんだって!?」

C「へ?」

C友人「…」

モブ2「お前のくせに可愛いとかなんとか」

モブ「お似合いだとは思えない、掃き溜めに鶴」

C「誰から聞いたんだよそんな事」


モブ2「Eからだよ」



C友人「…あいつ…」

ちょっと休憩してたけど復活

Cはトイレにいっていた
Eから呼び止められた

E「…D」

C「…?」

E「D君とのデート楽しい?」

C「!?!?」

E「全部、バレてるんだ」

C「…Dとは遊んでいるだけだ、デートなんかじゃ」


E「これ、見てごらん」


Dがトイレの中で着替えている写真だった

E「カバンの中には女物の服」


E「ここまでいくと、誰でもわかるよ?」

Eはそれだけいうと、教室へ戻った

トイレから戻るとEはDの膝の上に座っていた

C「E…Eー!!!」


E「ねえねえD君」

D「ん?」

E「今日一緒に帰ろうよ」

D「あ、ああ、いいよ」

その日、CとDの会う日ではなかった、それをEは知っていた
後をつけていたから

E「D君の家、ここかぁ…」

D「じゃあ、気をつけて帰れ」

E「待って」

EはDの服をつかんだ

E「入ってもいい?」



D「いいよ。」

E「D君の部屋…」

D「なんにもないだろ?」
E「ベットがあるね」


D「ああ」

Eはベットに寝転がった

D「…」

Eの手はDの手を握っていた

部屋に入る時も、帰る時も

ずっと

E「ねぇ…D君」Eは体を起こす
そして耳元で

E「僕を犯そうって考えたでしょ?」

D「!!!!」

D「そそんな、まさか。男同士だぞ」

E「ふぅん、君は男なんだ?」

E「心も?」

D「な…何を言って…」

E「女の子になってない?」

E「それなら、おかしくないね」

D「お前…知ってるんだな…」

E「バラす!!!!」

E「この着替えている写真!バッグには女物の服!
待ち合わせしていた人はC!キスしたり手つないだり!
全部バラしてやるよ!!」

D「おいEやめろ、Cが、Cがかわいそうだ俺は嫌われるのはかまわないけど
Cだけは……嫌われてほしくない…」

E「じゃあさ、僕とやろうよ」

E「セックス。毎日、毎日」

E「そしたらバラさないよ?」


D「お前は何をいってんだ…」

また休んでたけどまた再開するよごめんなさい

E「僕と毎日セックスするんだ、D君の快楽と性欲に溺れる姿をみたいんだ…」

EはDの手を自分の服の中へ入れた


やれば誰も傷つかない

むしろ、「やれる」んだ。

Cのためにも


やらないといけない

2週間後
Eのお尻にちんこを入れるようになった

Dは気持ちが良かった

天使みたいに可愛い子の喘ぎ声が聞けて、セックスできる

D「はぁっはぁっE!E!」

E「あっぁあああっぁっぁあっ!お、おおきすぎっあぁっ」


だがDは満たされなかった

D「もう、やめよう」

E「バラすよ?」

D「バラす必要はないだろ!」

E「僕とやれるんだよ?毎日ね」

D「…E」

D「セックスなんかじゃ、人間は満たされない」


D「やめよう」


E「…D君がそう言うなら」

俺はすべて帰り際のCに告白した

C「…」
D「俺は最低だ」
C「…」
D「お前がいるのに、Eの誘惑に負けた」
D「もう、俺の事嫌いだろ…」

D「毎日やってたんだぜ、あいつと」


C「…」

Cは黙って、帰った

Dは帰り、涙が止まらなかった
始めて出会ったとき、一緒に遊んでいた日々
Cとの思い出が溢れ出てくる

俺は、自らの性欲のせいでそれを全て台無しにした
あんな写真、取り上げてしまえばそれまでだった
Eとの体格差は歴然、力でねじ伏せる事ができた

だが、俺はそれをしなかった、内心、やりたかったんだ

次の日

「おい…この写真Dじゃん…」
「え?なになに?
「Cとキス!?!?」「うっわ…男同士で…」
「ーきもい」

「きもい」


Cの机だけ、荒らされた

モブ2「なんか弱み握られてたんだろ。」
モブ1「最低だなあいつ。人に女装までさせて」

Cは机に顔をふせていた

Eは、にやにやと笑っていた

すべて計画通りと言わんばかりに


D「…」がたん

椅子をたつ



D「俺はホモで!!!!
Cの事が大好きなんだ!!!!」
「これ以上の悪口は許さん!!!!」

C「Dー…!?」

E「ば、バカか!?」

D「何が悪いんだ!お前らがこの子が好きあの子が好きっていうのと
なんら変わりないんだ!!俺はCが好きで」

C「わかった、わかったから///」

E「同性愛なんて嫌われる存在だ!自分から公言するなんて飛んだバカ…」

みんな「なんだ好きだったのか」
「じゃあ普通のことだね」「E君なんでおこってんの?」
「いつものE君じゃない」

D「Eは俺のちんE「わわわわかったわかった悪かったよ」

Eは近いうちに転校した
みんな、Dに免じてなのか誰もせめてこなくなった
今Dを待っている

あの時の2週間を埋めるぐらい、遊ぶんだ


おしまい

いままでいくつかSSかいてきたけどこれが一番つまらん上に長いというたちの悪さ
精進しまし

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