P(あー、お姫ちんの爆乳たまんねえぜ。尻も大きいし)
亜美「にーちゃん、暇だからゲームで対戦しようYO!!」
P(そろそろアイドルにそっけない態度取るのも我慢の限界だしな)
亜美「さっきから考え事してんの?」
P(貴音は学生じゃないし、問題ないよな? ふふ……)
亜美「んもー、兄ちゃんったら!!」
真美「よしなよ亜美。兄ちゃんが機嫌悪そうな顔してるから」
亜美「えー、そんなことないっしょ?」
P(尻。尻。お姫ちんの尻。ふふふ……)ムクムク
はよ
P「なあ真美」
真美「ひゃ!?」
P「なに変な声出してんだ。周りに勘違いされるじゃないか」
真美「兄ちゃんが急に話しかけてくるからだYO!!」
P「そりゃ悪かったな。貴音がどこにいるか知ってるか?」
真美「どこって沖縄でロケっしょ? プロデューサーなのに
お姫ちんのスケジュール把握してないの~?」
P「いや、ちょっとド忘れしただけさ」
お尻ちんの姫
P「さて。出発するか」スクッ
真美「兄ちゃん、どっか行くの?」
P「おう」
亜美「暇だから亜美も連れてってよ~」
P「それはちょっと無理かな」
亜美「なんで?」
P「だって行き先が沖縄だもん」
亜美「」
真美「」
社長「」
~~沖縄の空港にて~~
貴音「……あなた様がこちらまで迎えに来るとは」
P「ああ。どうしてもおまえに伝えたいことがあるんだ」
貴音「電話ではいけなかったのですか?」
P「このまえ読んだ雑誌に電話やメールで
告白する男子はモテないって書いてあったんだ」
貴音「こ、告白……?」
貴音(今のは聞き間違えでしょうか?
プロデューサーの口から告白などと……)
貴音(いえ、たぶんお仕事に関することなのでしょう。
何か重大な決定でもあったとしか思えません)
P「好きだ」
貴音「」
社長「」
なんか社長いるんですが
貴音「な……?」
貴音(はっきり好きだと言われてしまいました……)
P「いいか。もう一度言うぞ?
貴音「は、はい」
P「俺はな……」
P「貴音のことが好きだ!!」
社長「」
美希「」
響
P(そういえばフェアリー全員で沖縄ロケだったんだな。
不覚にも忘れてたぜ)
通行人A「あの人達おかしくない?」ヒソヒソ
通行人B「男の人が若い子に告白してるみたいよ?」ヒソヒソ
社長「最近の男の人って意外と積極的よねー」ヒソヒソ
P「毎日貴音のことを考えるようになった。来る日も来る日もな。
もう……お前以外の女なんて視界に入らないんだよ!!」
貴音「……っ!!」ビクッ
貴音「そ、それほどまでにわたくしのことを?」
P「結婚を前提に付き合ってくれないか?」
貴音「!!」
社長・・・何で距離おいてるんすか・・・
釜社長....
あの社長黄色そうだな
美希「ちょっと待ってなの」
P「お、美希。今日もお疲れ様」
美希「そんな挨拶はどうでもいいの」
響「そうだぞ。プロデューサー。いきなり何やってるのさ?」
P「なんか二人とも怒ってる?」
美希「ハニーはにぶちんなの」
貴音「あ、あなた様///」
P「返事を聞かせてくれるのか?」
貴音「はい/// わ、わたくしもあなた様と……」
全部言い終わる前に社長にタックルされ、吹き飛ぶ貴音。
アイドルとPの禁断の関係を防ぐため、一世一代の奇行だった。
なぜアイドルのほうにタックル・・・
つまり社長はPを貴音に取られたくないと
P「また……。俺の邪魔をするつもりなんですね……」
社長「当たり前だろう?」
シュポ
煙草を口にくわえ、ライターを取り出す社長。
P「好い加減にしないと怒りますよ?」
社長「怒りたいのはこっちの方だよ。食らいたまえ」
ゲシ。すねを蹴られ、床をゴロゴロ転げまわるP。
P「社長……!! こんだけ通行人に見られてる中、
手荒な真似しないでくださいよ!!」
社長「御託はいい。さっさとこれに判を押したまえ」
つ『社長とPの婚姻届』
不覚にもわろた
おいおいマジかよ
P「あんた所帯持ってるんでしょ!?」
社長「妻と娘のことはもう他人だと思ってる」
P「な?」
社長「分からんかね? 君と結婚できるなら
不要な存在など切り捨てると言ってるんだよ!!」
ピョン。
社長が人間離れした跳躍をみせ、Pに襲い掛かろうとした!!
美希「ホモ野郎くたばれなのー!!」
社長「――っ!?」
通路にあったゴミ箱を顔面に投げられ、着地に失敗した。
P「美希。こいつボコろうぜ」
美希「おーけーなの」
ホモスレじゃねーのか!
Pたちが手を下す前に、響が馬乗りになってボコりまくっていた。
社長はなぜかうれしそうな顔をしながら気絶したのだった。
響の服が返り血で染まる。
P「そういえばお姫ちんはどこだ?」
美希「ねえハニー、さっき貴音に言ってたことなんだけど?」
P「さて。お姫ちんを探さないとな」
美希「ハニー」
P「係の人にでも聴いてみるか」
背後から足払いを喰らい、大きく体制を崩したP。
美希「無視しちゃ駄目なの」
社長「そうだぞ君。女の子を悲しませるんじゃない」
P「悪かったよ美希。ちゃんと理由を話すからさ。
その前に社長ボコらないか?」
美希「分かったのー!!」
全力疾走する社長の後姿が写る。
自分が不利になった途端にこの態度。
さすがは765プロの社長である。
美希「社長ってあんな人だったっけ?」
響「ふぅ。邪魔者はいなくなったし、そろそろ理由をきかせて……」
全力疾走するPの後姿が写る。
自分が不利になった途端にこの態度。
さすがは765プロのPである。
なんだこれは
レイプのP
なんだこれ
なんだこれ
なんとかして事務所まで帰ったP。
最初にやったことはハンマーを手にすることだった。
社長の顔面に重い一撃を食らわせ、2週間は再起不能にした。
小鳥「おかえりなさい。プロデューサーさん?」ギロ
P「はは。勝手な旅行だったから怒ってますよね?」
小鳥「それはもう」イライラ
律子「あんたのせいでこっちの仕事大変だったんですよ?」
P「悪かったって。俺と貴音の未来の為だったから許せよ」
律子・小鳥「!!」
社長「……君と貴音クンの未来、だと?」
貴音「はい。もう結婚するって決めましたから///」ボソッ
社長「バ……バカなことを言うんじゃない!!」
社長頑丈すぎ
おい社長元気だぞ
2週間経ったんじゃねもう
影分身の術だよキミィ……
伊織「話は全部聞かせてもらったわ」ガラッ
雪歩「ふぇぇ。仕事から帰ったら大変なことになってますぅ」
P「伊織たちか。遅かったじゃないか」
P「俺と貴音なんだけどさ、今日から付き合うことになったから」
雪歩「……えっ」
伊織「は?」
小鳥・律子「」
貴音「あなた様……関係を公にするのはよくないかと……」
社長「そうだぞ君!! アイドルと付き合うとかなに考えてるんだね!!」
P「……」
社長「とてもまともな社会人の考えとは思えん!!
罰として貴音君と別れて私と結婚したまえ!!」
社長をアイドルにすればいいんじゃね?
グシャア
美希の投げた誕生日パーティ用のケーキが顔面に当たり、
沈黙させられた社長。顔中がクリームの味でいっぱいになった。
雪歩「それ。私の誕生日ケーキじゃないですか」
美希「デコちゃんが投げろって言ったの」
雪歩「そうですか」
伊織「ちょ!? 私そんなこと一度も……」
雪歩「死んでくださいね?」ニコッ
首筋をスコップで強打され、気絶する伊織。
ついでに社長もぶん殴られ、窓の外へ捨てられた。
雪歩「プロデューサー、アイドルと恋愛は禁止のはずですよね?」
P「そうだっけ?」
お茶の入った湯呑みを雪歩の頭の上で逆さにし、一目散に逃亡したP。
RAPE
何が起こってるんです?
死んでくれって言ってるのに加減するとか天使すぎる
なんなのなの…
伊織「いたた……もっとしっかり持ちなさいよね」
P「文句言うな。今逃げるので精一杯なんだ」
なんということか。Pは気絶した伊織を抱えながら逃げていたのだ。
ビルを出たところで伊織の意識が目覚め、現在に至るのだ。
P「ここは人気の少ない公園だな」
伊織「最近通り魔事件が起きたのよね。
へんなオカマ野郎が男性を襲ったんですって?」
P(その犯人に心当たりがあるぞ)
社長「やあ。とりあえず、この書類にサインしようか?」コンイントドケ
P「何度殴られても即座に復活するその耐久力。素直に尊敬しますよ」
社長「言っておくが、この公園は私の庭だ。
20種類以上のトラップが仕掛けれてる。逃げたら殺すよ?」
社長はホームレスの王
ゴーン
社長「う、うぅむ。さすがに殴られすぎて死にそうだよ……」バタン
雪歩「えへへ///」
大往生した社長の背後に立つのは、血塗られたスコップを持つ雪歩嬢。
P「……」ゾクッ
動物的な本能で瞬間的に理解した。
今雪歩はとてつもなく怒ってる。
なぜ彼女の機嫌が悪いのかPには分からなかったが、
とりあえず伊織とキスしてみた。
伊織「ちょ、んんn……!!」
P(貴音と本番前の練習にはちょうどいいや……)
P「愛してるよ」
伊織「……ぅ!?」
P(貴音とキスした時もこんな感じの言いかたでいいかな?)
伊織(ちょっとこいつ……なんで急にあたしのことあ、あああ愛してるって?///)
P(おっ、雪歩が棍棒を持ってこっちに走ってくるぞ。伊織を狙ってるのか)
伊織(いつまで抱きしめるつもりよ……。追われてる自覚あるんでしょうね?)
ボコ
雪歩「あ、あのぉ。伊織ちゃんが本当の浮気相手ってことですか?」
P「確認する前に殴るんじゃありません」
伊織「」
P「やべえぞ。息してない」
雪歩「ええっ、どうしましょう……。お医者さんに診てもらいますか?」
P「72言ってんだ。ここはやっぱり人工呼吸だろ」
こいつらフリーダム杉だろ……
社長の穴を掘って埋める
雪歩「キスしちゃ駄目ですぅ!!」
P「ふごっ!!」
お腹に鋭いパンチを食らい、三秒間息ができない苦しみを味わうP。
雪歩「ああっ!! ごめんなさいですぅ。私ったらついカッとなちゃって」
P「き、気にするなよ。雪歩を不安にさせるようなこと言った俺が悪かったんだ」
雪歩「ふぇ……怒ってないんですか?」
P「雪歩は俺の大切なアイドルだ。怒るわけないだろ?」ナデナデ
雪歩「あっ、えへへ///」
P「……なんて言うと思ったか?」
雪歩をジャイアントスイングして道路側に投げ捨ててしまう。
目を覚ましつつある伊織を脇に抱え、さらに逃亡を図る。
社長「君たち、待ちたまえええええ!!」ダダダダッ
あとはもう俺の天使やよいに賭けるしかない
なんだかいろいろおかしい
社長ニュータイプだろ
ふむ
何が起きているんだ
P「これでも俺を捕まえられますか、社長?」
社長「な、なにぃっ!?」
信号待ちしてる乗用車の搭乗員に目をつけたP。
P「おい君!! 早く降りないと大変なことになるぞ!!」
女「へ?」
P「いいから早く降りるんだ!!」
女「きゃああああ!!」
言う事を聞かないとセクハラすると脅し、
強引に降車させて車を奪うことに成功した。
P「伊織。これから遠くまで逃げるぞ!!」
伊織「……んー? 目が覚めたばっかりで何が何だか分からないわ」
真美「わーい。ドライブごっこだね!! れっつごー!!」
P・伊織「!?」
夢ではなかった。真美が後部座席に座ってる。
P(馬鹿な……!? だって俺は今車を……)
そう。不可能としか思えないのだ。仮に真美が忍者だったとしても、
今さっき強奪したばかりの車の中に、Pに気づかれずに潜入することなど。
真美「だってこれうちの車だし」
P「なに? てことは俺がさっき胸を触っちまったのは……」
真美「真美のお母さんだYO。帰る時間だから迎えに来てもらってたの」
亜美「亜美もいるかんねー」
Pは迷うことなく双子を車から放り出し、全速力で車を走らせた。
P「最近の子供は発育が良くて困るよ」
亜美のパンツを握りしめながらそう言う。
伊織「あんた、ロリコンだったの?」
P「……」
素直にはいと言うのが怖かったので、キスで誤魔化すことにした。
伊織「ちょっとぉ……そんなんで護摩化されないんだからね?」
P「その前に困ったことを聞いてくれ」
伊織「いきなりなによ?」
P「さっき双子と争ってる時にハンドルが取れちまった」
伊織「はぁ!?」
P「つまりこの車にはハンドルがないんだ。もうすぐ事故る」
伊織「ばかあああああああああああ!!」
対向車線を走るタンクローリーに激突し、派手に炎上する車。
P「いってぇ。足すりむいちまった」
防御力パネェ
伊織「あんたって底なしのバカなのね」
P「それよりどうやって逃げようか?」
やよい「あっ、プロデューサー!!」
P「やよいじゃないか。こんなとこで何してるんだ?」
やよい「プロデューサー達が逃亡したって聞いて心配で見にきました」
P「そっか。やよいは良い子だな?」
頭を撫でようとしたところ、不意に両手に手錠がかけられた。
やよい「うっうー!! プロデューサーなんてちょろいですー!!」
P「……」プルプル
伊織「やよい!! プロデューサーになんてことするのよ!!」
やよい「うるさいなぁ。伊織ちゃんも抵抗したら痛い目見ますよ?」ニコニコ
伊織(なんなのよ、この謎の迫力は? やよいがまるで別人みたい)
P「やよい。手錠外してくれたら結婚してあげる」
やよい「どうせ嘘ですよね?」ギロ
お尻の穴に棒のようなものを刺しこまれ、
痛みのあまり、地面を転げまわるP。
伊織「プロデューサーになんてことするのよ!!」
やよい「あれぇ? 伊織ちゃんはプロデューサーをかばうんですか?」
伊織「そ、そうよ!!」
やよい「プロデューサーは貴音さんと結婚するって言ってましたよね?
止めなくていいんですか?」
伊織「だ……だってこいつはあたしと……ゴニョゴニョ」
やよい「? 最後の方が聞こえませんでした」
伊織「じゃあ、ちょっとこっちまで来て?」
のこのこと近づいてくるやよい。
みぞおちに容赦なく膝蹴りを食らわして悶絶させる伊織。
やよいの服をまさぐって鍵を発見。Pの手錠を解除し、再び逃走を始める。
このやよいはまっちょちょん
やっぱりやよいは性悪だわ
亜美「にいちゃーん。いおりーん」
真美「真美たちを放置するなんてひっどいじゃーん」
P「」
伊織「」
これ以上逃げても無駄なのは明らかだった。
亜美たちはモーニングスターを装備しており、
さすがに素手のPらでは勝てそうになかった。
亜美「事務所帰ろっか?」
真美「2人にはたっぷりお説教だかんね?」
社長(ふふふ……。良い展開になってきたぞ)ワクワク
亜美「あっ、社長はいならないから」
グシャ
社長「~~~~~!!」
事務所に変えるというのは嘘であった。(伊織は自宅へ帰らされた)
Pが案内されたのは双海家であり、まず両親に挨拶するよう命じられた。
P「どうも。プロデューサーと申します。
普段は娘さんたちをプロデュースとかしてます」
双海母「あらそう。また会えてうれしいわ」ニコニコ
挨拶代わりにボディブローを食らい、玄関の扉をぶち破って吹き飛んだP。
今日の車の件を怒ってるのだろう。そう思ったPは、
P「すみません。車はタンクローリーにぶつけて燃やしてしまいました」
双海母「まあ素敵ね」
再びボディを食らい、内臓が圧迫される痛みに冷や汗をかくP。
マウントを取られ、好きなように殴られた。
P「ふぅ。熟女に殴れるのも悪くねえな」
亜美「兄ちゃん、タフだね~」
たまにはちゃんと完結させてくれないか
P「プロデューサーやってると身体鍛えられるからな」
真美「そうなんだ→? それよりさぁ。
今日は真美たちの部屋に泊まって行ってね?」
亜美「逃げたら殺すからね→?」
真美「お風呂も一緒に入るんだよ?」
亜美「もちろんご飯も一緒だよ? これからもずうっとね?」
P「えー、お前らみたいな子どもだったら、まだ雪歩の方がましだったな」ボソッ
聞こえてるよ? とささやかれ、背負い投げでぶっ飛ばされるP。
P「いってぇ……。マッサージも兼ねて風呂入りたいなぁ」
双海母「お風呂なら沸いてるわよ? 入ってきたらどう?」
P「あのぉ。俺とお子さんたちが入ることについて
何とも思わないんですか?」
双海母「えっ」
P「え?」
いまんとこおもろい
双海母「何言ってるの。あなたは二人の婚約者じゃない」
P「ぶふぅ!?」
さすがに噴き出してしまう。
涼しい顔でこの人は何を言ってるのだろうか。
双海母「ちゃんと二人を幸せにしてあげなさいよ?」
真美「兄ちゃんなら大丈夫だよね→?」
亜美「亜美達と兄ちゃんは仲良しだもんね→?」
P(今真美たちのお母さんの思考を読み取ったぞ。お父様がリストラされ、
双海家の実権は稼ぎ頭の双子姉妹が握ってるらしい)
全ては不景気なこの世の中が悪い。自分にそう言い聞かせ、
P「おし!! せっかくだから三人で入ろうぜ!!」
亜美・真美「わーい!!」
~~お風呂場にて~~
亜美「わー、兄ちゃんと一緒だ→!!」
P「こらっ、狭いんだから抱き着くなって」
真美「いいじゃんいいじゃん、兄ちゃんのケチー♪」
P「まったくもう……」
狭い浴槽の中でたわむれるのは楽しかった。
でも貴音のことは今でも気がかりだった。
Pと結婚するのが決まった貴音。
いまごろどうしてるのだろうか?
Pは星空を見上げ、貴音の身の安全を祈るのだった。
社長「君たち。私もお邪魔させてもらうよ?」ガラッ
3人「」
もう訳が分からないよ…
亜美「んぎゃあああああ!! 社長さんがお風呂覗いたああ!!」
双海母「あなた、そこで何やってるんですか!?」
社長「え!? い、いや私はちょっと家庭訪問をだね……」
ポパピプペ
双海母「今警察に通報しましたから、動かないでくださいね!?」
社長「えっ、警察ってことは、今日来るのは佐藤警部かな?
困ったなぁ。またあの人のお世話になってしまうのか」
P「まずいぞ」
真美「なにが?」
P「社長が逮捕されたら765プロが終わる」
亜美「兄ちゃんが誰かさんと結婚しても同じことだよね?」
P「うっ、それはその……」
真美「いいんだよ。真美たちの言う事を守ってくれれば、
痛いことはしないからね?」
社長はどこにでもあらわれるなぁ
社長「心配するな」
P「え?」
社長「逮捕されてもすぐ仕事に復帰する。
拘束されるのはせいぜい数日程度だろう」
P「いやに冷静ですね」
社長「これでもくぐってきた修羅場の数が違うんだよ。
君たちまで会社の経営を心配する必要はないからね」
亜美「さっすが社長さん。男らしいじゃん!!」
双海母「あっ、警察の方が見えましたよ?」
社長「うむ。では行ってくるよ。プロデューサー君の
ことは君たちに任せるからね」
亜美・真美「いってらっしゃーい」
双海母「クズのくせに男らしい人ね」
そのころ、一瞬のすきを突いたPは全裸で外へ逃走していた。
お風呂の窓から飛び降りたのだ。
数秒後、信じられない速さで追いかけてきた真美達に
捕まり、ぶん殴られて気絶した。
目が覚めるとベッドの上で縛られていた。
どうやら真美たちの部屋らしい。
P「うぅん?」
真美「お仕置きだカンね→?」
ビリビリビリリ
P「うわああああああああああ!!」
亜美「真美ー。スタンガンの電圧強すぎだって」
真美「あわわわっ、どうしよう? 兄ちゃんが死んじゃうYO!!」
P「」
真美「にい……ちゃん……?」
P「大丈夫。生きてるよ」
亜美「んぎゃあ!?」
P「そんなにびっくりするなって。
俺はお前たちから離れたりしないよ」
真美「ほ、本当に?」ウルウル
亜美「亜美達のこと好きになってくれるの?」ドキドキ
P「何言ってんだ。二人のことは始めから大好きだったんだぞ?」
真美「に……」
亜美「にいちゃあああん!!」
うれしさのあまり、拘束具を解いてくれたのだった。
P「あっ、大変だ!!」
亜美・真美「へ?」
P「貴音からメールみたいだ!! すぐ読み終わるから待っててくれ」
亜美・真美「……」
真美「携帯とか」
亜美「いらないよね?」
ガラパゴスをギャクパカ
P(あっ、ついにスマホに買い替える時が来てしまったのか)
亜美「新しい携帯、亜美が買ってあげるYO」
P「おっ、さすが亜美、ふとっぱらだな?」
ナデナデ
亜美「えへへ/// もっと撫でていいよ?///」
真美「亜美ばっかりずるーい。真美も撫でてー?」
P(ん? 今日の真美はずいぶん素直なんだな。まあいい)
ナデナデ
亜美・真美「///」
……。バタリ。仲良く気絶する双海姉妹。
伊織「今二人に麻酔銃を撃ったのよ」
P「え?」
伊織「呑み込みが悪いわね。あんたを助けにきたってこと」
P「い、伊織……。他の皆はどうなってるんだ?」
伊織「今話してる余裕はないわ」
双海母「そこのあなた、子供部屋で何やってるんですか!!」
伊織「お騒がせしてすみません。プロデューサーを引き取りに来ました」
スモーク弾を床に発射し、混乱に乗じて脱出することに成功した2人。
~~水瀬家~~
伊織「今日からあんたはここで暮らすのよ?」
P「ふーん。つまり監禁するってことか?」
伊織「呑み込みが早いわね。逃げたら拷問するから」
~~~数日後~~~~
P「伊織様。いつになったら解放してれますか?」
伊織「ニヒヒ。あんたが貴音のことを忘れてくれたら」
P「俺は伊織一筋だってあれほど説明したじゃないか!!」
伊織「嘘ばっかり。あんた、亜美達に捕まってるときだって
貴音からメール気にしてたじゃない」
P「し、しかし、一日一回の食事じゃ体力的にも限界だ。
もっと食事の量を増やしてくれよ?」
伊織「どうしようかしらね」
P「俺が体壊したら765プロはどうなるんだ!?」
伊織「……全部あんたが悪いんじゃない」ボソッ
P「なんだって?」
伊織「あんたが貴音と結婚したいだなんて言うからよ」
ポロポロ
P「伊織……。泣いてるのか?」
伊織「泣いてなんか……ないわよ……バカぁ」
P(……おっ、泣く時はけっこうかわいい顔するんだな)
比較的楽な監禁生活を送っていたP。
手錠などで拘束もされず、手足は全く自由。
ただ部屋から外に出るなとだけ言われてるだけ。
P「分かった。俺も自分の気持ちに素直になるよ」
ギュ
伊織「どういう……つもりよ……?」
P「竜宮小町が出来てから伊織と接する時間がめっきり減っちまった」
P「だからこれは、今まで会えなかった時間の埋め合わせみたいなもんだ」
いおりんと結婚するのが一番幸せなのでは?
こいつら軍隊にでも入ったほうがいいんじゃないの
伊織「あんた……優しいのね……。大好きよ……?」
P「ああ。俺はいつまでも伊織のそばにいてあげるからな?」
伊織「うん……ずっと……ずっと一緒なんだからぁ!!」
P(あー、演技するのめんどくせえ。
早く貴音と結婚して海外旅行したいぜ)
P(伊織のことは嫌いじゃないけどさ。やっぱりお子様じゃん?
色気的な面で貴音の方が数倍上だよね)
P(適当に仲良くして楽な監禁生活を送らせてもらうぜ)
たしかにPの水瀬家での生活はゆるゆるだった。
むしろ問題を抱えてるのは伊織の方だった。
貴音「調べはついてるのですよ!?
あなたがプロデューサーを監禁してるのでしょう!?」
伊織「な、なんのことかしら? 言いがかり付けるのは止めて頂戴」
軟禁の間違いじゃない
貴音「この不埒ものが!! 今すぐ彼を解放しなさい!!」
バチィン
伊織「いたっ!!」
春香「伊織ちゃん、大丈夫!?」
雪歩「ふぇぇ。ついにうちの事務所でも暴力事件が起きちゃいましたぁ」
伊織「この程度で騒ぐんじゃないわよ……。私なら全然平気なんだから」
貴音「ほう。まだ減らず口を叩く余裕があるとは」
小鳥「私も手伝うわ。プロデューサーさんを監禁とか万死に値するわよ」
やよい「うっうー。私も一緒にボコっちゃいますね?」
伊織「ひっ……来ないで」ゾッ
あずさ「これなんかどうかしら?」
見た目は普通のボールペンだった。
しかし、使い方を誤れば立派な凶器だ。
春香「ほーら。伊織? 動いたらタダじゃおかないからね?」
伊織「くっ……離しなさいよ!!」
ジタバタ ジタバタ
羽交い絞めにされては抵抗も無意味。
体格も春香の方が一回り上だった。
伊織「律子、見てるんでしょ!? こいつら止めてよ!!」
律子「さーて。スケジュール表作らないとね」カタカタ
社長「ふっふーん♪ 花瓶の水でも取り替えようかしら」
社長の女子力がどんどん上がってく…
ほうほう
伊織「うぅ……血が出てるわ……」
雪歩「それはいけませんねぇ。手当てしてあげますぅ」
大量の消毒液を傷口にかけられ、発狂しそうになる伊織。
Pの笑顔を脳裏に思い浮かべ、激痛に耐えるのだった。
小鳥「みてみて。この子ったら泣いてるわ」
貴音「無様ですね。伊織。彼を自分のものにしたいばっかりに」
伊織「あいつはね……あたしのこと愛してるって言ってくれたのよ」
伊織「あんた達なんてすぐに見捨てられるわ」
貴音「……何か言いましたか?」
バチイイイイイン
見るからに痛そうな平手打ち。貴音は伊織に容赦しないのだ。
春香が愉悦の笑みを浮かべていた。
伊織「プロデューサーはあたしのこと愛してるのよ!!」
雪歩「へー。またつまんない冗談ですか? 聞き飽きましたよ?」
ドガッ
お腹に強烈な蹴りを食らい、内臓が圧迫される伊織。
倒れそうになるが、春香が後ろからしっかり押さえてる。
苦しくて、苦しくて。瞳から涙がポロポロ零れ落ちるのだった。
伊織「うぅ……痛いよぉ……プロデューサー……助けてよぉ……」
律子「……」
貴音「おや? どうしましたか律子嬢」
律子「みんな、もうすぐ定時よ」
春香「あっ。もうそんな時間ですか」
あずさ「プロデューサーさんが監禁されてから仕事が減りまくりよね~」
雪歩「まっ、しかたないですね。後片付けはおバカさんに任せて帰りましょう」
苦しくて、苦しくて、苦しくて
痛いよぉ~おおぉ~
皆が伊織のことをゴミみたいに扱った。
最後まで事務所に残り、散らかった机やイスなどを元に戻してると、
いつもの夕飯の時間はとっくに過ぎていた。
伊織(早く帰らないとプロデューサーがお腹すかせちゃうわ)
床に残ったドス黒い血を雑巾でふき終え、帰り支度を始める。
ロッカーに用意しておいた救急セットで応急措置をすまし、
痛む腕を押さえながら帰り道を歩いたのだった。
~~伊織の部屋~~
P「おまえ、まさか今日も転んだって言い訳するつもりか?」
伊織「何度も言わせないで。レッスンでドジっちゃったのよ」
P「いいかげんにしろ。腕とかすごい傷ができてるじゃないか。
それに最近元気もないし、帰る時間も遅くなってる」
伊織「……仕事が忙しいだけよ」
つまんない
周りを見ても敵。敵……。敵だらけ……。
水瀬伊織。人生最大級の大ピンチなのである!!
あずさ「素足にえいっ」
グサ
伊織「うわああああああああ!!」
あずさ「まだ一本刺しただけよ? これからあと19本刺しますからね?」
伊織「くっ……そんなに人をいじめるのが好きなら、
気がすむまでやればいいじゃない」
春香「伊織って強気だよねー。早くプロデューサーさんを
解放すれば楽になれるのに♪」
背中にボールペンを刺され、凄まじい悲鳴を上げる伊織。
ペン先がナイフの様に鋭く改造されていた。
社長はよ
P「正直に言わないと伊織のこと嫌いになるぞ?」
伊織「……」
P「頼む。俺と伊織の仲じゃないか」
伊織「うぅ」
P「?」
伊織「うわああああん!!」ダキッ
P「おわっ!?」
ついにPに本当のことを打ち明けた伊織。
雪歩たちによる陰湿ないじめに烈火のごとく激怒するP。
伊織以外全員首にしてやると怒鳴り始めるが、
伊織「そんなことしちゃだめ」
P「どうして止める? あんなクズどもと仕事して楽しいのか?」
伊織「私が良くても亜美達が……」
衝撃の事実を打ち明けられ、気絶しそうになるP。
結局その日は何の対策も打てずに終わる。
翌日。女子トイレでさっそく制裁という名のいじめが行われていた。
春香「真美ー。今日伊織が休みって知ってた?」
真美「……」
春香「おい。シカトかよ」
美希「ちゃんと答えろなの」
ボゴッ
真美「ぅっ……げほげほっ」
春香「今日デコが休みだからつまんないじゃん。
代わりにあんたがサンドバックになってよね?」
あずさ「あら楽しそうねー。今日は亜美ちゃんも連れてきたわよ?」
亜美「……」ビクビク
響「亜美。怖がらなくても大丈夫だぞ?」
春香「うん。亜美にはひどいことしないから」
亜美「ひっ……うそなんでしょ。真美みたいに殴るつもりだよね?」ビクビク
雪歩「まあ最終的にはそうなりますね」
美希「ハニーを監禁した時点でアウトなの。有罪なの」
響「許してほしいか?」
亜美「はい……何でもしますから痛いのは止めてください……」
真美「亜美は卑怯だよ……。自分ばっかり助かろうとして」
亜美「え……?」
真美「真美がこんなにひどい目にあってるのに、自分だけは助かりたいの?」
亜美「……」
真美「ねえ亜美!!」
貴音成分が足りぬ
ああ貴音の尻をもっとだな
あずさ「こういうのはどうかしら? 亜美ちゃんが真美ちゃんを殴るのよ。
私たちが良いと言うまでね」
雪歩「面白そうですねぇ。亜美ちゃんならきっとやってくれそうですし」
亜美「え?」
雪歩「もちろんやってくれますよねぇ?」ニコニコ
亜美「は、はい!!」
真美「ちょっと亜美!?」
亜美「ごめんね真美。命令だから……」
真美「……嘘だよね?」
春香「おっと。逃げないように羽交い絞めにしちゃうね?」
真美「あぅ……いやだよ……亜美に殴られるなんて嫌だよ!!」
美希「まずはお腹を殴ってみようか? 思いっきりパンチしてね?」
雪歩「逆らったら新薬の実験台になってもらいますからね?」
あずさ「あらぁ。それって白い粉の薬よね♪」
亜美「うぅ……」ビクビク
事務所にて。ワイングラスを傾けながらモニター画面を眺める淑女がひとり。
貴音「まことに美しい儀式です。思わず見とれてしまいました」
社長「あ……あうぅ……あうあう……」
貴音「こら。椅子代わりなのだから揺れないように」
社長「はひぃ……ぶひぃ……」
画面の中の亜美は、涙を流しながら真美のお腹を蹴りあげ、
髪の毛を掴んで床に何度も叩きつけていた。
ぶちぶちと音を立てて髪の毛が何本か抜ける。
貴音(あっ……)
罪の意識から亜美が発狂し、仕事を放棄して暴れだした。
待ってましたとばかりに春香が洗面所に水を貯め始め、
美希に頭を掴まれて水地獄へ招待される。
亜美「~~~~!! ~~~~~!!」
雪歩「そのままあと一分くらい頑張ってくださいね♪」
はよ
後ろ手に縛られ、首根っこを押さえられてるのだから抵抗しようがない。
一分して顔を上げさせられ、わずかに空気を吸えたが、すぐに地獄へ戻される。
亜美「ん~~~~~!! ~~~~~!!」
美希「今度は特別に30秒で許してやるの。慈悲に感謝しろなの」
真美(亜美……私よりも苦しい目にあってるんだね……)ゾッ
あずさ「自分じゃなくて安心した?
次は真美ちゃんの番かもしれないわよ?」ニコ
真美「い、いやだよぉ。もう怖いのいやなのぉ……」ポロポロ
貴音「人が苦しむ姿を眺める。これこそ至高の娯楽だと思いませんか?」
社長「は……はひぃ……そうおもいましゅ……たかねくん……」
さて。寝るか
え
は?
ほ
まだ?
今きた。カオスでおもろい
こういうのは自分のじゆうちょうに書こうね~
続けろ
ほ
ほ
も
ま
ほ
つ
し
ほしゅ
ほ
ほしゆ
ソープ 結婚 高級ラブドール
-----------------------------------------------------------------------------------------
拘束時間 大体2~3時間 土日も買い物につきあい なし
------------------------------------------------------------------------------------------
会話 楽しい グチなど聞かされ苦痛 なし
------------------------------------------------------------------------------------------
年齢 20から30前後まで選べる 選択不可 不老不死
------------------------------------------------------------------------------------------
ルックス 好みで選べる 年齢とともに劣化 手入れすれば劣化せず
------------------------------------------------------------------------------------------
スタイル 好みで選べる 年齢とともに劣化 好みで選べる
-----------------------------------------------------------------------------------------
SEX 必ずできる できない日がほとんど 必ずできる
-----------------------------------------------------------------------------------------
料金 1回数万円 年収の半分以上 初期投資に数十万円のみ
-----------------------------------------------------------------------------------------
愛情 愛は無いがあたかも有るかのように振舞う
-----------------------------------------------------------------------------------------
しがらみ 店から出れば無い 一生つきまとう ない
-----------------------------------------------------------------------------------------
喧嘩や罵倒 ありえない よくある あったら怖い!!
-----------------------------------------------------------------------------------------
他の女性との交際 自由 禁止 自由
-----------------------------------------------------------------------------------------
キャンセル料 無いか数万円 財産の半分+養育費 宅急便でメーカーに里帰り
ほ
し
ゅ
う
補習
ほ
P「くそっ。なんで真美たちが!!」
伊織「これが現状なのよ」
来たね
支援したい
P達は伊織の部屋のモニター室から一部始終を見ていたのだ。
P「社長まで懐柔されてるとは思わなかったぞ」
伊織「プロデューサーを性的に狙ってたから
雪歩に薬漬けにされたみたいよ」
伊織「ショック?」
P「いや、ある意味安心したよ」
P「雪歩にはあとで褒美をやろう」
伊織「あんたってクズ相手にも優しいのね。
もう765プロは崩壊してるのよ?」
P「そうかな?」
白い粉の薬中毒になっちゃう亜美…はよ
VIP自転車リレー企画会議室
このスレで一つの自転車を乗り回してリレーする企画作ってます
でも最初に始める人がいないので募集してます
自転車買える人とかいらない自転車くれる人もきてください
ただしスレの企画に反対する人はアンチですからこないでください
P「伊織。俺は行くよ」
P「おまえはモニター画面から俺の勇姿を見ててくれ」
伊織「……」
P「俺が死んだら、後のことは頼む」
~~女子トイレ~~
P「ちーっす」ガラッ
雪歩「プロデューサー!?」
春香「ちょ……なんで入ってきちゃうんですか!!」
P「真美たちを救おうと思ってね」
P「やっぱりさ、いじめとかよくないよ」
真美「にいちゃん……見ないで」
真美は裸にされて体中あざだらけになっていた。
亜美は床に倒れてるところを汚いモップでグリグリされていた。
ふぅ…いじめはイクナイ!リョナは最高だよぉ…
今までの状況産業で
P「……」ボッキ
雪歩「あ、あの……これは違うんですぅ……」
P「何が違うのかな?」
雪歩「春香ちゃん達にやれって命令されたんですぅ。
私は止めたんですけど、聞いてくれなくて」
P「あーそういうのいいから」
雪歩「え?」
P「雪歩が白い粉とか用意してるの知ってるから」
監視カメラを指さすと雪歩の顔が青ざめた。
雪歩「ばれてましたか。じゃあ死んでくださいですぅ」
薄汚れたモップで頭部を殴られ、女子トイレの外まで吹き飛ばされた。
お昼休憩っすね
はええぇよ!今来たばっかじゃないか!
貴音成分が足りぬ!
完結さしてね
どういうことなの
貴音成分!
お姫ちんのお尻をもっとだ…!
吹き飛ばされたついでに事務所にお邪魔することにした。
~~事務所~~
P「おっす」ガラッ
社長「き、君!! 監禁されてたんじゃなかったのか!?」
帰ってきてくれた
貴音活躍期待
P「一時的に解放されましたよ」
社長「一時的に……だと?」
P「それより問題は貴音です」
P「貴音。いい加減にしないか? そろそろ我慢の限界だ」
貴音「はて。何のことでしょう?」
P「まず社長に服を着せてやってくれ」
貴音はロッカーの中にある女性ものの下着を無理やり社長に着せた。
P「おまえには失望させられたよ。なんで伊織や亜美をいじめたんだ?」
貴音「私から未来の旦那様を奪おうとしたのです。
当然の処置かと」
パシイイイイん
④
今のはPが貴音のお尻を叩いた音だった。
貴音「こ、こんなところで始めるつもりなのですか?///」
P「今のはお仕置きだよ。そっち系の意味はないんだ」
貴音「私は構いませんよ? あなた様に叱っていただけるならそれで」
社長「待ちたまえよ!!」
P・貴音「!!???」
社長「プロデューサー君。今アイドルに暴力を振るったのは見逃してやる」
社長「そのかわり、私のお尻も叩きたまえ」
小鳥がポットのお湯を社長の頭から注ぐ。
社長は奇声を発しながら床を転げまわるのだった。
小鳥「プロデューサーさん。私も伊織ちゃんにボールペンぶっ刺しました」
P「なるほど。あなたのお尻も叩かないといけませんね」
パシイイイイン
小鳥「……あ、良い」
P「こんなもので伊織の心の傷が癒えるかどうか分かりませんが」
パシイイイイン
小鳥「……」フルフル
P「痛いですか? でも伊織はもっと痛い思いをしたんですよ?」
貴音「あなた様……小鳥のお仕置きはその辺にして、
私へのお仕置きを続けてください」
春香「プロデューサーさんは変態すぎます」
雪歩「なんで事務所に戻ったらこんなことになってるんですかぁ?」
美希「ハニーって年上の人好きだよね」
P「……子供っぽい人よりは好きかな?」
スパンキングされて悦ぶお姫ちん えろいなぁ…
小鳥「さっすがプロデューサーさん。
ロリコンじゃなかったんですね?」
P「……」
社長「なるほどね。彼は社長萌えだそうだ」
P「結婚の話はなかったことにしようか」
社長「な……!? 婚約する前に振られてしまったぞ!?」
P「社長じゃなくて貴音に言いました」
貴音「なんと……!! 気は確かですか!?」
P「実は俺も迷ってるんだ。お前たちがあまりにもバカすぎたんでな」
パシイイイイイン
貴音「んあぁ……不意打ちとはまた考えましたね」
P「ちょっとイラついたからやっただけさ」
お姫ちん雌奴隷√でお願いします
春香「プロデューサーさん!! 私も真美の顔いっぱい殴りました!!」
P「そっか。正直なのは良いことだぞ?」
パシイイイイイン
春香「あ……ん……だめぇ。感じちゃうよぉ……」
雪歩(一回お尻叩かれただけなのにすごく気持ちよさそうですぅ)
社長「プロデューサー君。なぜ私のお尻は叩かない?」
P「……」
社長「ねえってば!!」ガシッ
P「……」
社長「無視しないでよぉ!!」
社長「私の姿見えてるよね!? ちゃんと私の目見て話してよ!!」
またお前か
もっとやれ
P「絶対に許さないぞ」
社長「え!?」
P「貴音達のことを絶対に許せないんだあああああ!!」
女子トイレに突撃し、亜美真美を介抱してやった。
亜美「うぇぇん。怖かったよぉぉぉ」
真美「にいちゃぁぁぁん。ふぇぇえええん」
2人ともほとんど全裸に近かったので、女子更衣室の
ロッカーから適当に服を取って来て着せてあげた。
貴音「あなた様……」
美希「そいつらのこと、そんなに大切なの?」
小鳥「ごめんなさい。あなたが幼女着せ替えプレイ
してるところカメラに撮っちゃいました」
Pはバケツに入った水を小鳥にぶちまけてやった。
P「俺はな。皆と仲良くしたかっただけなんだ」
P「皆をトップアイドルにしたくて。ただそれだけで」
小鳥「そうですか。取りあえず私と結婚したらどうですか?」
P「え? それより早く身体拭いたらどうですか?
パンツまでびしょ濡れになってるでしょ?」
貴音「あなた様はわたくしのこと、嫌いになったのですか?」ガシッ
P「……俺の娘は伊織、亜美真美の3人だけだ」
春香「ガーン」
貴音「正気ですか!? あの者たちはあなた様を監禁しようとしたのですよ!?」
貴音「わたくしたちは不埒者どもを制裁したまでのこと!!」
美希「そーなの。美希達は悪くないのー」
P(それより亜美達を抱きしめたままだから勃起が止まんねえんだが。
早く退散しないとロリコンなのがばれちまう)
必死貴音可愛い
支援
くるってやがるしえん
きょうみ ぶかい すれを みつけて しまった
春香「プロデューサーさん!! 私達を見捨てないでくださいよ!!」ガシッ
P「……亜美達を病院に連れて行くからどいてくれ」
春香「プロデューサーさんに嫌われたままなんて嫌です!!」
P「もう春香達の事はなんとも思ってないんだ。離してくれ」
春香「……」ギュ
P「おい」
雪歩「ふぇぇ。プロデューサーが本気で怒ってますょ」
貴音「そんな……亜美達を制裁したのは逆効果だったのですか?」
P「貴音。雪歩。お前らとは今日でサヨナラだ」
雪歩・貴音「!?」
亜美(あ、兄ちゃんが頭撫でてくれたYO)
真美(生きてて良かったって初めて思った瞬間なのだった)
Pに捨てられて幸福から絶望の転移によって、ゆきたかが百合に目覚める瞬間なのだった
サザエさんのSSかと思った
~~~病院にて~~~
医者「軽い擦り傷ばかりだね。一週間もすれば治るよ」
P「うほ」
とのことだったので、しばらくPの家で2人の面倒を見ることにした。
なぜ双海家じゃないのかというと、春香たちにマークされてるからだ。
ドンドン ゲシゲシ
玄関前が騒がしいようだ。
雪歩「プロデューサー!! 開けてくださいよぉ!!
亜美ちゃん達に謝らせてくださぁい!!」
美希「びえええええん!!
ハニーに嫌われたままなんて耐えられないのぉぉ!!」
真美「兄ちゃん……。またあいつらが来てるよぉ」ビクビク
P「大丈夫だ。お前たちには俺がついてるじゃないか」
貴音「大変に結構なことですね」
たかねが可哀想だ(雑感)
支援
なん……だと……
まっこまっこりーん
アイマス全く知らんが面白い
はよ
亜美「ひぃぃ!?」
P「どうやってここに入ったの?」
貴音「おや? 私なら初めから潜んでましたよ?」
P(なるほど。忍者というわけか)
真美「兄ちゃん……こいつから逃げたほうがイイYO……」
P「安心しろ。今の貴音からは殺気を感じない」
貴音「私とて二度も同じ過ちを繰り返すほど愚かではありません」
P「ふーん。隠し持ってる短刀はなんだ?
亜美達を始末する気満々じゃねえか」
パシイイイイン
貴音「ん……また……不意打ちですか……」
P「全然懲りてなさそうだからな」
貴音「あなた様のせいなのですよ? あなた様がいけずだから……」
マゾお姫ちん可愛い
支援
④
P「俺たちは終わった関係だ」
貴音「まだ終わってません!!」ガシッ
P「真美たちも見てる。いいかげんにしろ」
亜美・真美「……」
貴音「……」
P「貴音?」
貴音「ふふふ。私を拒絶したらアパートを爆破します」
一同「!?」
サドお尻ちんもいいなぁ…
支援
④
P「どうせ脅しだろ?」
貴音「脅しに見えますか?」
P「……」
貴音「ふふふ」
P(あー)
P(もう考えるのがめんどくさくなった)
P「真美。キスしよっか?」
真美「んn!?」
貴音の目の前で熱いキス。
ナチュラルに舌まで入れられ、ちょっと戸惑う真美さん。
貴音「はぁ」
お尻ちんちゅっちゅ!
支援
想像を絶する轟音が鳴り響き、崩壊していくアパート。
下の階から順に地面へ埋まる様に沈んでいき、最終的にぺしゃんこになった。
P「いってー、足の爪折れちゃったよ」
亜美「うえーん。兄ちゃんの家が壊れちゃったよぉ!!」
真美「真美たちどこで寝泊まりすればいいの!?」
P「伊織の家にでも行くか?」
真美「いおりんの家だと監禁されるんじゃない?」
社長「その点私の家なら安心だと思わんかね?」
たっぷり助走をつけたドロップキックをまともに食らい、
50アメートルくらい吹き飛んだ社長。
P「悪い。もう俺、実家帰るわ」
真美・亜美「!?」
ふむ
P「これ以上プロデュースしようがないだろ」
P「俺が休んでる間にライバル事務所に先を越されちまったし」
P「社長や律子までいじめを容認してたし」
P「そろそろ転職しようかなって」
真美「本気なの?」
P「まあな。実家でしばらく考えようと思う」
~~~Pの実家~~~~
伊織「お義母様、だーいすき!!」ダキッ
P母「Pも隅に置けないわねぇ。こんな可愛い女の子と婚約してたなんて」
P「ちょっと待ってくれないか? 頭がパンクしそうだ」
亜美「なんでいおりんが兄ちゃんの家にいるのさ!!」
伊織「え? 結婚前にご両親に挨拶するのは当然でしょ?」
頭がパンクしそうなのはこっちなんだが
でこぺろぺろ…
P母「私達は細かいことは気にしないから、
伊織ちゃんを幸せにしてあげなさいよ?」
P「いやいや。もっとこの関係を怪しんでくれよ!!
伊織はまだ高校生なんだぞ!?」
P母「あらそうなの? 18歳って紹介されたんだけど」
P「このちんちくりんのどこが18歳に見える!?」
伊織「ちんちくりんなんてひどいわ……」ウルウル
P「あっ、そういうわけじゃ」アタフタ
P母「仲良さそうで安心したわ。あとでお父さんにも話通しておくから」
P「バッキャロー!! 俺は水瀬グループの御曹司になるつもりはないぞ!!」
P母「ところであんたの腕にしがみついてるお嬢さんたちはどうしたの?」
P「道中誘拐してきたんだよ。独り旅だとさみしいからな」
P母「いやだわ……。あんたもお父さんに似たのね」
P「もちろん冗談だからな? 本気であわれむような目で見てくるな」
ファザーPは一体どんな破天荒なんだろう
P父「今帰った」ガラッ
P母「あらあなた。今日はお早いお帰りで」
P父「うむ。今日は早番だったからな。む……?」
伊織はP父に丁寧な挨拶をしてから、Pと結婚を前提に
した健全なお付き合いをしてることを告げた。
水瀬グループの令嬢だということも説明され、
おおむね好感触だったらしい父は、
P父「ふむ。君なら問題なさそうだな。Pとの交際を認めよう」
伊織「わーい」
亜美・真美(……なにこれ?)
P(やべえ。親父が出てくると話がややこしくなる。逃げちまおう)
P父「待て。勝手にどこへ行くつもりだ?」ギロ
Pは恐怖のあまり固まった。
支援
もう三人まとめてズコバコすりゃいいのに
俺の頭もかたまってんだが
shen
30台の時から死刑囚のいる拘置所の看守をしていた父。
外界から隔離された空間で、死刑囚を監視してきた瞳が光る。
昔から子供の教育には厳しく、不正は絶対に許さない性格だった。
P父「せっかく婚約者のお嬢さんが来てるのに途中で逃げるつもりか?」
P母「あなた……Pは会社で嫌なことがあったそうなの」
P父「それがどうした。こいつは今やましいことを考えてる。違うか?」
背中から銃を突き付けられ、絶望の淵を彷徨うP。
伊織が本当の婚約者じゃないと言ったらぶっとばされそうだった。
P「やましいことなんて考えてません……」
P父「嘘をつくな」
P「う……その……。緊張してて」
P父「緊張だと? 何に緊張してるんだ?」
>お父さんに似て
>死刑囚のいる留置場の看守
職務乱用して犯罪犯してますよこの人
伊織「お義父様、許してあげてください!! プロデューサーは
お義父様に私の顔を見せるのが恥ずかしかったそうなんです!!」
P父「そうなのか?」
伊織「少し年が離れてるから、お義父様に打ち明けたら
ぶっ飛ばされるんじゃないかって」
P父「ふむ。私は歳の差なんて気にしないのだがな」
銃をふところにしまい、亜美真美のことを質問する父。
Pが誘拐してきたと伝えると、案の定ぶっとばされたのだった。
P父「貴様を大学まで出してやったのは破廉恥な行為を
させるためではない。それを忘れるな」
不機嫌そうな顔なのに少しだけうれしそうな父は、
寝間着に着替えて書斎にこもるのだった。
Pは小学生の頃、父の書斎に勝手に入って怒られたことがある。
だからあの部屋がどんな部屋なのかは今も知らないままだった
国語の教科書読んでる気分になる文章だ
文体の変遷が面白い
~~~書斎にて~~~
膨大な数の書籍はドイツ語やフランス語などの文学作品がずらりと並び、
壁にかけてある絵画はルネサンス期から近代のものまでまで勢ぞろい。
特にお気に入りなのが、ルノワールの描く美少女の絵だった。
複製画とはいえ、イレーヌ・カーン・ダンヴェール嬢の
肖像画はそれなりに高価なものだった。
P父「ふわああああ、僕の息子が伊織ちゃんと結婚するよおぉお!!」
ベッドの上をゴロゴロ転がり、伊織のポストカードにキスする。
実は以前から大ファンだった。
竜宮小町のグッズは全てコンプしてあるし、伊織の出てる
テレビ番組はすべて録画してパソコンに取り込んである。
P母(あの人も喜んでるみたいでよかったわ)←隠れて様子を見ていた。
ダメ人間しかいないのか
P父「あっ、そうだ。早く写真を現像しないと!!」
広大な部屋の一角には映写室まであるのだ。
伊織と話してる時に隠し撮りした写真を現像していくのだった。
その数、実に38枚。
P父「ふんふーん♪」
『マランツ』の名を冠してる高級オーディオアンプのボリュームメモリを
10時のところまで上げ、竜宮小町の七色ボタンを再生した。
英国タンノイ製スピーカーから黄色い声が流れ始める。至福の時だった。
P父「伊織ちゃんと離婚なんてしたらお仕置きだかんね♪」
P(おい……これ、シャレにならねえぞ……)
伊織(どうやら結婚は確定したみたいね) ←2人でこっそり覗いていた。
果たしてこのままいおりん大勝利で終わるのか……
結局、みんなはPの家で一泊泊まることになった。
翌日。事務所に復帰するよう命じられたP。
二度とあんな場所に帰りたくなかったが、父の言いつけなので逆らえない。
P父「Pが大活躍してるのは社長からよく聞かされてる。
おまえが頑張らないと、あの事務所は崩壊するらしい」
父(すでに崩壊してるんすけど)
P父「それとPを婿に欲しいと言ってたが、彼なりのジョークなのだろう」
伊織(それ、たぶん本気ね)
P父「私はアイドル活動を否定しない。
所詮は一般人向けの娯楽にすぎんが、最近は悪くないと思ってる」
P父「竜宮小町を日本一のアイドルユニットにするまで
帰ってくるんじゃない。分かったな?」
そんなこんなで東京行きの電車に乗った4人。
帰郷の思い出も、魔界の事務所に行くと消し飛んでしまうのだった。
社長「連絡もなしにどこ行ってたのよ!?
あんたがいない間、東京中を探し回ったんだからね!?」
P「……」
社長「ちょっと!! 黙ってちゃ分からないわよ!?」
P「……」
社長「あんたに気にいられようと思って髪型変えたの……。
き、気づいてくれた?」モジモジ
Pは小鳥のノーパソを振りまわし、社長の頭部にヒットさせた。
貴音「さっき亜美を拷問して分かったのですが、
あなた様は伊織と結婚するつもりなのですか?」
雪歩「ふぇぇ。そんなのってないですよぉ」
美希「ご両親を説得するなんて手が早すぎるの」
P「いや。待とうか。亜美がすでに無視の息なんだが」
亜美「」
あみいぃぃぃ
春香「亜美なんて今はどうでもいいじゃないですか!!」ガシッ
P「おいっ、スーツが伸びるじゃないか」
春香「プロデューサーさんは私達を全員裏切って伊織を取るんですか!?」
雪歩「納得できるわけないですぅ」
響「そんなのでハッピーエンドになるわけないぞ……」
P(親父殿は竜宮のプロデュースに全力を注げと言っていた。
亜美が無視の息だと俺が殺されちまう)
P「取りあえず律子に頼んでみるか」
律子「ほえ?」
P「亜美を病院に連れて行ってくれ」
律子「え? あーはいはい」
グシャアア!!
社長がいおりんに見えてきた
疲れてんのかな
響だけはいい子だと思ってたけど読み返したらそうでも無かった
生きてるのが辛い
P(な、何の音だ!?)
律子「あっすみません。リンゴを握りつぶしちゃいました」
亜美「ひぃ。りっちゃん怪力すぎぃ」
貴音「それよりちゃんとはっきりしてください!!」
P「……っ!! おまえが大声出すなんて珍しいな」
貴音「私達の事はどうでもいいのですか!?
伊織の事だけ優遇するつもりなのですか!?」
春香「プロデューサーさんのはっきりしない態度、
イライラするんですよねぇ」
雪歩「いっそ全員と結婚するという手も……」ボソッ
P「あーなるほど。それって監禁系の話だよね?」
響「よく分かってるじゃないか。覚悟は良いか?」
社長「私も参加させてもらおう」
律子「出入り口はふさいでおいたわ」
しえ
真は?…
伊織「ちょっと何考えてんのよ、あんたたち!?」
春香「おおっと。大正義いおり様がお怒りだよ?」
真「伊織。邪魔したらどうなるか分かってるよね?」
千早「物わかりの悪い人は即制裁よねー」
雪歩「制裁って楽しいですよね。えへへ///」
P「どっかの世界で見た負のカルテットだな」
貴音「何か言いましたか?」
P「別に」
真美「に、兄ちゃんに手出ししたら許さないんだからね?」
亜美「亜美も満身創痍だけど兄ちゃんの味方するよ」
春香「あはは。この子たち、まだ戦うつもりなんだ?」
雪歩「お弟子さんたちに教わった拷問ためしちゃおうかな?」
>>199
雪歩の部屋にいるよ?
亜美「うっさいよ」
ボコ
雪歩「ぐふぅ……!?」
P「なんと……亜美がやり返したぞ」
伊織「やればできるじゃない」
春香「あはははー。この人数相手にやるつもりなんだ?」
美希「二度とアイドル活動できなくなるまでボコってあげるの」
その後、社長や小鳥さんまで巻き込んだ大乱闘になった。
みんな、もう誰を殴ってるのかも分かってない。
事務所では机やイスが飛び交い、ガラスというガラスが割れまくった。
prrrr
P「はい。766プロダクションです」
担当者「もうすぐライブの時間なんだけどねー。
竜宮さんがまだ現場に来てみたいなんですよー」
P「あっ、すみません。今日の予定はすべてキャンセルで」
担当者「はぁ!? 冗談は困りますよ、どんだけお客さんが待ってるとおも…」
P「知らねえっす。サーセン」
ガチャン
電話を切ると、割れた蛍光灯が天井から振ってきた。
Pは何もかも嫌になって事務所から逃げ出した。
ho
ほ
ほ
>>203
766プロ…?
やったー
ここは765じゃなかったんだー
P「ん? なんだここは?」
ビルから出るところで後ろから頭を殴られたのまでは知っていた。
問題なのは意識を失ってからどこへ運ばれたかだった。
貴音「おはようございます。あなた様」
P「後ろ手に縛られちまった。監禁するつもりか?」
貴音「いいえ」
貴音「調教です」
P「」
美希「美希達もいるのー」
雪歩「男の人を部屋に閉じ込めるのってドキドキしますね///」
貴音にえろ調教されたい
支援!
P「ふ、ふざけんじゃねえ!!
伊織と結婚しないと親父に殺されるんだぞ!?」
美希「そんなの知らないの」
貴音「あなた様に悪い虫がつかないよう、
しばらくここで生活していただきます」
思わず絶句するP。
壁から天井まで真っ白な不思議な空間。
広さにして20畳以上はある。
春香「社長がポケットマネーで用意してれた部屋ですよ?
完全防音ですから叫んでも無駄ですからね?」
P「くっ、その前に一つだけ教えてくれ。亜美達はどうなったんだ?」
パシイイイン
貴音「あの女たちのことは忘れなさい」
P(ぶ、ぶたれた? お姫ちんにビンタされた?)
お姫ちん可愛い…可愛い
支援
支援
貴音「次、あの女達の事を口にしたらお仕置きです」
P「で、でも気になるじゃないか」
美希「大丈夫。二度とハニーの目のつかないところへ監禁したから」
P「いったいどうなってるんだよ!!」
雪歩「えへへ。気になりますか?」
春香「ちょっとお仕置きしただけですよ?」
美希「今ごろ無視の息なの」
P「ひいっ!!」
貴音「逆らえば、あなた様も同じ目にあいますよ?」
P「ゆ、許してくれえ!!」
貴音「ふふふ。なら大人しくしてることですね」
やっぱり可愛い
④
調教生活が一週間も続くころには精神的にかなりキテいたP。
毎日別のアイドルが彼の部屋を訪れ、誘惑してくる。
雪歩「ご飯のお時間ですよぉ?」
P「……」
雪歩「プロデューサーが元気なさそうだったから、
今日はおかゆにしてみましたぁ」
おかゆをもったスプーンを彼の口まで運ぶのだが、
P「もう止めてくれよ」
雪歩「いらないんですか?」
P「だってさ。それ食べた後、おまえらが俺の服脱がしてくるじゃないか」
雪歩「夫婦の営みは大切だってお父さんから教わりました」
P「もう勘弁してくれよ!! どうして俺を苦しめるような真似するんだ!!」
支援
雪歩「プロデューサーには選択肢なんてないのに……」ボソッ
P「なんだって?」
雪歩「なんでもないですぅ」
お盆を床に置き、立ち去さり際に一言。
雪歩「今日の態度、貴音さんに報告しますから」
P「う……!!」
ムチを手にする貴音を脳裏に浮かべ、ゾッとした。
P「はは……。今のは冗談だよ雪歩。こっちおいで?」
雪歩「わーい」タタタッ
適当にイチャイチャするしか生き残る術はなかった。
だが、Pとて全てを諦めたわけではない。
脱出できる可能性はゼロじゃないからだ。
支援
次の日は春香の当番の日だった。
食事後、Pの上半身を裸にし、そっと寄り添う春香。
愛しそうに舌を出し、男の胸をペロペロと舐めていた。
春香「プロデューサーさん、脱出したくありませんか?」
P「えっ」
春香「実はですね。貴音さんも知らない秘密の
脱出経路を用意してあるんです」
P「そ、それはうれしいけど、他の皆があとで
なんて言ってくるか分からないぞ」
春香「こっそり全員毒殺しておくから大丈夫です」
後日、Pがそのことを貴音に報告してしまう。
春香はお尻を叩かれるなど厳しいお仕置きをされたという。
なんてひどいことを
お姫ちんにお尻ちん叩かれるのか…
いいなぁ
春香「私もプロデューサーさんと一緒に縛られちゃいました」
P「おまえって本当バカだよな」
春香「プロデューサーさんに言われたくないですよ」
服も髪もボロボロになった春香。
プロデューサーと隣同士に座らされ、後ろ手に縄で拘束されてる。
ちなみに彼らの後ろには巨大な柱がある。ちょうど部屋の中央なのだ。
貴音「あなた達はしばらくそこで反省してなさい」
美希「食事の時間になったらまた来るの」
春香「縛られてるのって退屈なんですね……。
プロデューサーさんの気持ちが少しわかりました」
P「今さらだけどさ、通報してごめんな?」
春香「もう気にしてませんよ。
結果的にプロデューサーさんと一緒にいられますし」
何でチクったんだよ
殺しちゃまずいからだろ
このスレまだあったのか、すごいな
春香「それにしてもお尻が痛いなぁ」
P「そんなに強く叩かれたのか?」
春香「四つん這いにされて、パンツ脱がされて直に叩かれました」
P「うわぁ……」
春香「しかも棒のようなもので何度も叩かれました……」
P「辛かったんだな?」
春香「それはもう……。こんな痛いのがいつまで続くんだろうと思うと……。
そのうち耐えられなくなっちゃって。泣いちゃったんです……」
P「春香。もし俺の手が自由だったら、おまえに胸を貸してあげたと思う」
春香「プロデューサーさぁん……」ウルウル
ブチ
P「おっ、縄が劣化してて自然にほどけちまった」ダキッ
春香「プロデューサーさん……プロデューサーさぁん……」ポロポロ
春香はプロデューサーの腕の中でわんわん泣いた。
自分がされる側に回って初めて分かるいじめの痛み。
いじめが本当に傷づけるのは、肉体ではなく心。
春香は自らの行いを悔いたのだった。
P「春香。俺と一緒に逃げよう」
春香「……はい。でも2人だけで大丈夫でしょうか?」ウルウル
P「こんなこともあろうと、雪歩を買収しておいた」
雪歩「えへへ。私、スコップ持ってますから戦闘力高いですよ?」
春香「雪歩も協力してくれるんだね!?」
雪歩「はい♪ やっぱり調教とか卑劣ですよね」
雪歩(脱出してから春香ちゃんを始末すればプロデューサーを独り占めですぅ)
P(ん? 今悪寒がしたんだが気のせいか?)
それから数時間後。
廊下に出ると手すりの外に海が広がっていた。
信じられないことに、Pは船上で監禁されていたのだ。
P(社長が買ったのって船だったのか)
雪歩「今深夜の2時ですね。
船体の側面に小型ボートが取り付けてありますぅ」
春香「今なら誰も見てません。早く逃げましょう?」
ゆらゆらと波に揺れながら、船から離れていくボート。
乗ってみると意外に速度が出るのでびっくりだった。
深夜なので、風や水しぶきが冷たい。
春香「こうしてれば、暖かいですよね?」ギュ
雪歩「美少女2人をはべらせるなんて、
プロデューサーはとんだ変態さんですね?」ギュ
支援
支援
遠くからプロデューサーを呼ぶ声が聴こえたかと思うと、
美希が別のボートに乗って追いかけてきたのだった。
P「おい、シャレになんねえぞ……!!」
雪歩「これだけ距離があれば平気ですよ」
春香「もうすぐ陸が見えてきましたよ?
着いたら走って逃げましょう」
念のためボートを爆破し、急いでホテルに駆け込んだ。
ホテルのロビーは異様に広かった。景色も変わってる。
南国風の椰子の木、砂浜の色、どことなく澄んだ海。
P「ここ、沖縄じゃねえか」
春香「あはは。ずいぶん東京から離れちゃいましたね」
御夕飯の時間です
食いながら書け
食事代行はよ
可愛い貴音可愛い
はよ
序急急急だと
ほ
はよ
響が一ミリくらいしかでてねぇ
はよ
はよ
さて
おかえり
ホテルの一室
P「ふぅ。脱走ってこんなに緊張するんだな。すげー疲れたぞ」
春香「久しぶりのしゃばの空気ですね」
雪歩「もう寝ちゃいましようか。眠いですし」
ササッ
P「ん?」
おかしいのは、雪歩が自然な動作でPと添い寝しようとしたこと。
雪歩「あれ? そんなに変でしょうか?」
P「……俺って一応伊織の婚約者だからさ」
支援
部屋にはダブルベッドが二セット。
P「俺がこっちで寝るからさ、雪歩と春香が
向こう側のベッドで寝るっていうのは?」
雪歩「えっ、でも春香ちゃんならもう寝てますよ?」
頭から血を流してる状態を寝てるというなら、その通りだった。
そして血に染まったスコップが部屋の隅に立てかけてある。
雪歩「始めに言っておきますね? この部屋、爆弾が仕掛けてありますから」
P「俺が逃げそうになったら爆発する仕組み?」
雪歩「理解が早くて助かりますぅ」
バスルームからシャンプ―を持ってきたP。
原液を雪歩の頭から注いで蹴とばしてやった。
雪歩「ドロドロした液体のせいで前が見えないですぅ……」オロオロ
P「へへ。ざまーみろ!!」
Pは出入り口の扉の前に仕掛けられた爆弾を取り外し、
とっとと部屋から退散した。
右も左も見ず廊下を走ったため、通行人と思われる人とぶつかってしまった。
あずさ「きゃ!!」
ドスン
P「あっ、すみません。立てますか?」
あずさ「はい、なんとか♪」
自然に手錠をさせられたP。
さすがに冗談が冗談じゃなくなってきていた。
あずさ「ごめんなさい。こうしないと逃げられると思いまして」
P「ぶっとばされたいんですか?
俺がマジ切れする前にこれ外してください」
あずさ「それは無理な相談です。あなたを東京まで
連れて帰るのが私の使命ですから」
P「あずさ!!」
あずさ「あっ、初めて呼び捨てに」
P「おまえの言い分はなんとなく分かった!!
さっそく東京に帰らせてくれ!!」
あずさ「えっ、私が一緒でもいいんですか?」
P「ああ!! なんとなくおまえからは邪気を感じないからな!!
さっき雪歩とかいうバカ女に命狙われて頭きてんだよ!!」
あずさ「まあまあ」
雪歩「ところでプロデューサー。バカって誰のことですか?」
支援
Pは脱ぎたての自分の靴下を雪歩の口の中につめこみ、
気絶させることに成功した。
あずさ「手錠されてるのに元気ですね」
P「手錠? そんなもん気合で解除しちまったよ」
あずさ「さすがプロデューサーさん。無駄にスペック高いですね」
あずさ「それより春香ちゃんが部屋で寝てるようですけど、
置いてっちゃっていいんですか?」
P「うーん、かわいそうだから連れていくか」
春香をおんぶし、ホテルを後にするP。
ドタバタやってる内に朝になってしまったらしく、
街は人通りが激しかった。
支援
shen
春香「うーん、ここどこですかぁ?」
P「目が覚めたのかい春香。今チケットを取ってるところなんだ」
あずさ「出発は明日になりますけど、無事に帰れればいいですね」
Prrrrr
P「ん? 親から電話だ」
P父「おいP。最近竜宮小町がテレビに出なくなったじゃないか」
P(え? あいつら仕事サボってんの?)
P父「ファンの皆が心配してるそうだぞ?
週刊誌にはPと逃亡したという噂も書いてある」
P(逃亡っつーか、監禁されてるんだっけか)
P「えっと、今ちょっと内部でもめてて大変なんですよね」
P父「そうなのか? どんな事情があるのか知らんが、3日以内に処理しろ。
これ以上いおりんを見れない生活が続いたら発狂しかねん」
P「え? いおりん?」
P父「な、なんでもない/// 話はそれだけだ。じゃあな」
P(なんだったんだよ。まるで伊織のファンのような口ぶりだったぞ)
ほ
いおりんいおりん
P「あずさ。伊織の行方を知っているか?」
あずさ「……」
P「あずさ? 聞いているのか?」
あずさ「……」
P「なぜ黙っている? 親が伊織のこと気に入ってるみたいなんだ。
何か知ってることがあるなら教えてくれ」
あずさ「伊織ちゃんは今……」
春香(まさか……?)
P「お、おい」
あずさ「あなたの後ろにいますよ?」
伊織「にひひ」
P「!????」
P「伊織ぃ!! おまえ生きてたのか!!」
伊織「私が監禁ごときで死ぬわけないでしょ?」
伊織「あんたと結婚するって約束したんだもの。
絶対に生き延びてやるんだから」
雪歩「死ねばよかったのに」ボソッ
Pは即座に雪歩を膝に乗せ、お尻叩きしてあげた。
パシイイイイン
雪歩「あうぅ……痛いけど気持ちいですぅ……」
P(せつなそうな息吐くなよ。
ちょっとかわいいとか思っちまったじゃねえか)
し
試演
ほ
。
ほ
ほ
おさるだった させん
おk
雪歩「プロデューサー、遠慮しなくていいですよ?」
P「え?」
雪歩「私、プロデューサーにならぶたれても嫌じゃないですぅ」
P「!!!」
危険な衝動がPを襲った
頭おかしい
P「お、おい。俺なら嫌じゃないって……」
雪歩「だってプロデューサーのこと、好きですから」
さらに打ちのめされるP。
まさか雪歩に男性として見られてるとは思わなかったからだ。
第一、内気で男性恐怖症の性格の雪歩が
プロデューサーを好きになるなどと。
あずさ「あのー、さすがにニブチンにしても限度がありません?」
P「いえいえ。そうじゃなくて雪歩は俺にちょっと
憧れてるだけだと思ってたんだよ」
春香「えー。どう考えてもプロデューサーさんにベタ惚れでしたけど?
この子、トイレでもプロデューサーさんの名前呼びながら
いっつもオナニーしてたんですよ?」
雪歩「えへへ。照れちゃいますぅ」
P「むしろこっちが恥ずかしいんだが///」
春香「プロデューサーさんは誰をオカズにして抜いてたんですか?」
P「え、俺? 俺はそうだなぁ……。貴音かな?」
雪歩「へーえ」ジー
P「あと雪歩……かな?」
雪歩「わあ。うれしいですぅ」
雪歩「私達、お互いをオナネタにしてたんですね」
あずさ(あの子……頭おかしいわよね?)ヒソヒソ
春香(もともと何考えてるか分からない奴でしたけどね)ヒソヒソ
伊織(それより私の存在が空気なのはどういうこと?)
春香(あっ伊織ちゃん、いたんだ?)
あずさ「どうりであたりがまぶしいわけだわ」
伊織「あたしのデコみながら言わないでよ!!」
雪歩「ええええ!? プロデューサーは私と
結婚してくれないんですか?」
P「やっぱアイドルと結婚とか無理あるっしょ」
雪歩「そんなぁ……ぐすぐす……ひぐぅ……
女の子を振るなんて酷いですよぉ」シクシク
P「なあ、雪歩」
雪歩「ふぇぇえん……プロデューサーに振られましたぁ……」
雪歩「私、諦めきれないですぅ……
一生プロデューサーのこと呪ってあげますからぁ」
P「ちょっと待て」
P「左手に持ってる目薬は何だ?」
雪歩「あっ、ばれちゃいましたぁ☆」
P「そろそろ本気でキレて良いか?」
雪歩「その前にスコップのサビにしてあげますね?」ニコニコ
ブオオオン ←スコップが風を切る音
支援
カキイイイン ←伊織の持つ短刀が受け止めた音。
伊織「人の男に手を出してんじゃないわよ。このうじむし」
雪歩「う……うじむし?」
伊織「そうよ。あんたは一度振られたの。
良い女になりたいなら、引くときは潔く引きなさい?」
伊織がジャンプし、雪歩に襲い掛かった。
雪歩「くうっ……ちっこいのに意外に力が強いですぅ!!」
伊織「あんたこそ中々やるじゃない……!!」
それぞれの武器が折れてしまったので、素手の取っ組み合いになった。
あずさ「プロデューサーさん。二人の相撲止めなくていいんですか?」
P「今伊織を助けに行くところです」
ゴキブリが大量に入ってるバケツを持ったPが言う。
春香「まさか、それを雪歩に?」
P「雪歩はタフだから大丈夫だろ」
あずさ「えーっと、さすがにやりすぎかなって。
雪歩ちゃんも一応アイドルなんですし」
P「そうか? じゃあこうしよう」
Pは一瞬で自分のパンツを脱ぎ、雪歩の背後に回る。
雪歩はギリギリの一線で相撲してるので気づいてない。
笑いを堪えながら雪歩の頭にパンツをかぶせてやった。
雪歩「~~~~!? 急に目の前が真っ暗になりましたぁ!!」
伊織「今よ!!」
お腹の痛い部分に蹴りが炸裂し、ついに雪歩を沈黙させた。
パンツをかぶりながら意識を失ってる10代の女の子。
Pらは係員に連れてかれた雪歩を眺めながら、飛行機を待つことにした。
漫才してる内に一日たってしまったので、今日の便で東京に帰れる。
しえ
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