幼「ねぇ、大好き」(121)

幼「大好き」
男「…」

幼「だいだいだーいすき」
男「…うるさいなぁ」



幼「すきすきすきー」ニッコリ
男「…」ハァ

   l:: :: :: ::/  /::/:: :: :: /   |:: |  ヽ :: :: :ヽ :: :: :i :: :: :: :: :: ::ヽ
    |:: :: : /  /::/:: ::〃/    !::.l   丶:: :: ヽ :: :: i:: :: :: l:: :: :: ::',
    l:: :: /   ,'::., :: ::/::/     l:: !  v 、_ヽ:: :',ヽ:: :: l:: :: ::|:: :: :: :: ',
    ヽ:: l    i:: :l:: :/:_/_ ,,ノ  !:|     `'.,::.',‐ヽ‐::!':: ::.!:: :: :: :: :i
     ヽl   i:: ::.!::/l:/    _  !|     _ ヽi  ヽ::.!:: ::.|:: :: :: :: ::!
         l:: :: :!/    , -_ 、  !     r 二 ‐-、 ヽ:!l:: l:: :: :: :: ::l
         !イ:: :: i   //:::ヽ       /:::::::ヽ ヽ ヾ!::!:: :: :: :: ::!
          !:: : ハ. / lイ:::::::::i       !イ::::::::l  l  l::!:: :: :: :: ::l こ…ここの人たちなんか怖いよぉ
          l:∧-ハ   ヽ ::::ノ       ヽ ::::ノ    リ'' ヽ,:: :: ::!
            ! .i        '             / ´ iハノリ
            ', l                         /
             'ハ                   , _ .ノ
                へ       - ― ヽ      .イ:: ::/  
                ヽ 、    ヽ - '´    イ::ハ:: / 
                  > ... __ ... - ''/ハl::/ l/

             ___, -_''  ̄''-/      !_

          ,r=- '' 、 ヽ _ ヽ ヽ´       l ,`ヽ、
        _ //  \ ヽ .)ヽ_冫ヽ_       `l  .ヽ、_
    _ ,, =ニ-/  ゝ 、 ノ ノ/-'' ノ ヽ`丶     _ /    `ヽ
 _ -  _ - ' /   ヽ‐'    /   ヽ     ´ /       ヽ

幻「大好き」

幼「大好き過ぎてつらいーっ」ジタバタ
男「だからうるさいって」
幼「そういう冷たいところもすきー」
男「はいはい」



幼「ねぇ」
男「ん?」

幼「大好きだよ、本当に」
男「…分かってるって」

クスッてなった

幼馴染なのか幼女なのか

幼「今日も泊まっちゃ駄目?」

男「もう駄目って言っただろ?」
幼「むぅ」


幼「高校に入った途端、前みたいにお泊まり出来なくなっちゃって…やっぱり寂しいよ…」

男「いいから早く帰れよ」
幼「…わかった。ばいばい…」

>>6
幼馴染で幼女かも

       ___

      /     \
    /   ⌒  ⌒\ 
   /   ( ⌒)  (⌒)\ 
   i  ::::::⌒ (__人__) ⌒:: i 
   ヽ、    `ー '   /  
     /     ┌─┐ そんなのありませんよ
     i   丶 ヽ{ .茶 }ヽ
     r     ヽ、__)一(_丿
     ヽ、___   ヽ ヽ
     と_____ノ_ノ

おっさんの声でしか再生されないんだか

>>6
重要だよな

てす




母「幼ちゃん、帰っちゃったわよ?」
男「だから何」
母「どうして前みたいにお泊りしなくなっちゃったの?」

男「…母さんには関係ないよ」ボソッ







幼「…はぁ…、一人じゃやっぱり眠れないよ。寒いよ、男…」



ガチャッ


男「(…まだ幼の部屋の明かりが付いてる)」



男「寝付けてないのかな…」


…ピッ…ピピ…


男「…よし、送信っと」



幼「あれ、男からメール…」


件名:
本文:

だから早く寝ろって
いつも言ってんだろ

少しでも多く睡眠取ったほういいよ
今日はごめんな。言い過ぎたよ。



幼「男…ありがとう…やっぱり大好き…」ギュッ



ガチャッ


幼「あっ、男おはよう」ニッコリ
男「今日もうんざりするくらい朝から元気だな」


幼「男が毎晩送ってきてくれるメールのおかげだよ!すごく幸せな気分になって寝付けるから」ニコニコ
男「…それは良かった」



幼「えへへー、今日もだーいすき!」
男「はいはい」

男友「よー!二人とも今日も仲良く登校か?」


幼「あっ、男友君おはよー」
男友「はよー。幼ちゃんはまるで男の彼女みたいだな」

幼「違うもん!私は男の幼なじみだよ。彼女じゃないよ!」

男「(…出た)」

男友「分かってる分かってる。ごめんな、からかっただけだって」
幼「むぅー。いつも言ってるのに!…あ、今日日直だった!ごめん、先行くねーっ」



男友「…なぁ」
男「何」

男友「お前ら、本当に付き合ってないんだよな?」
男「ないよ」


男友「不思議だよなぁ。いつも男に好き好き言ってんのに、彼女みたいって言われてもちっとも嬉しそうじゃねーし」

男友「お前は幼ちゃんのこと、どう思ってるんだ?」
男「は?」
男友「好きなのか?」


男「別に…ただの幼なじみだよ」
男友「ふーん。幼ちゃんもそうなのかね?」

男「…さぁね」




幼友「幼ー!」
幼「あ、友ちゃんおはよう」ニッコリ


幼友「幼に話があるって、女ちゃんが来てるよ?」
幼「え?私、喋ったことないよ?」


幼友「なんかすごく真剣な顔つきだったけど…何だろうね」

幼「んー…とりあえず行ってくる!」

おもしろくなさそう寝るおやすみ!

しえん

こっそり見てるよ

幼「女ちゃん、おはよう」
女「あ、おはよう。ごめんね急に」
幼「大丈夫だよっ」

女「ちょっと中庭で話さない?人がいない場所に行きたいの」

幼「?う、うん」







幼「それでどうしたの?」


女「…あのね、男君の話なんだ」

幼「男の?」

あぁ…これは

女「うん…。あたし、男君と同じ委員会になったんだけどね」

幼「…」

女「…す、好きになっちゃったんだ」



幼「え…えぇ!!??」

女「そ、そんな驚くこと?」
幼「い…いや、だって女ちゃんすごくモテるから…男みたいなのがタイプって感じじゃないし…」


女「うん、あたしも自分でびっくりなの。でも…すごくすごく好きなの」



幼「(あれ)」


幼「(どうしよう…すごく心臓がばくばくしてる)」

幼「(痛い…痛いよ)」

女「ねぇ、幼ちゃん」
幼「…はっ、はい!」ビクッ


女「男君って彼女とか…居ないよね?」
幼「…聞いたことないよ」

女「そっかー、良かった」


幼「(心臓ばくばく…止まんない…)」


女「それでね、幼ちゃん」


女「男君とすごく仲が良い幼ちゃんに」



女「色々と助けて欲しいんだ」ニッコリ

幼「た、すけ…?」
女「うん。お願い!幼ちゃんにしか頼めないの!」

幼「で…でも私…」


女「まさか幼ちゃんが彼女とか?」
幼「違うよ!私は幼なじみだよっ」

女「ならお願い!」
幼「…っ」


幼「…わ、わかった…」

ほう

女「ありがとう!すごく心強いよ」ニコニコ

幼「…」

女「あたし頑張るから!じゃ、先戻ってる。幼ちゃん、これから色々とよろしくね」


幼「う、うん」



幼「…どうしよう」


幼「やだやだやだ…すごくやだよ…でも…」



幼「私は、彼女じゃなくて幼なじみだから…」



幼「胸が痛いよ…男…」ギュッ




幼友「あ、居た!幼ーっ」
幼「…友ちゃん」



幼友「女ちゃんだけ帰ってきたから探しに…って、幼どうしたの?顔、真っ青だよ!?」

幼「え…」

しえん

幼友「…なんか言われたりしたの?」
幼「ち、違うよっ。ちょっと具合悪くて…」

幼友「とりあえず保健室行こ!」



幼「(これからどうしよう…。女ちゃんが男を好き…。私は、その手助けをしなきゃいけない…)」


幼「(男が女ちゃんのこと好きになったら…私達はどうなるの…?)」




幼「(はぁ…保健室の先生も居ないしつまんないなぁ)」


ガラッ


男「幼、大丈夫か!?」
幼「男…ど、どうしたの?」

男「幼友から聞いたんだ…。どこか痛いの?」
幼「う…ううん、大丈夫」

男「そっか…。良かった」ハァ

幼「…心配して来てくれたの?」
男「悪いかよ」


幼「ううん!すごくすごくすごく嬉しい!」
男「…そっか」ニコ


幼「…っ、男すきすきだいすき!」
男「知ってるよ」

幼「これからも毎日言うもん!男が嫌になっても言い続けるもん!」
男「分かってるって」

どっかで見たことある

しえん




女「え?今なんて?」


女友「だからさっき見ちゃったのー。男君に幼ちゃんが保健室で好き好き言ってるの」

女友2「あぁ、あの二人めちゃくちゃ仲良いよね。付き合ってるのかな?」
女友「幼なじみ同士みたいだよ。幼ちゃんが一方的に好きだってよく言ってるよね」



女「…そうなの」

エロはあるのかないのか
それだけはっきりと教えろ

すげーつまんない

そっ閉じ




幼「ふんふんふーんっ」
幼友「すぐに元気出たよね、幼」

幼「なっ、なんで分かるの!?」
幼友「すぐ分かるよー。きっと男君のおかげでしょ?」ニヤッ

幼「…えへへ」



女「幼ちゃん」

幼「!…あ、女ちゃん」

女「…」
幼友「あたしは外したほうがいい感じかな?」
女「ごめんね」
幼友「大丈夫大丈夫!じゃ、先行ってるね」



幼「あ、あの」
女「あのね。あたしが男君のこと好きだってこと、まだ幼ちゃんにしか言ってないんだ」

幼「うん…」


女「そのぐらい、幼ちゃんのこと頼ってるの…分かってもらえる?」
幼「う…うん」

とりあえずこういう系統の幼なじみ全てに阿部真央の都合のいい女の唄を聴かせてやりたい

女「だからね、男君を好きな女の子として言わせて欲しいんだけど…」



女「好きな男の子に他の女の子が好きだって言ってるのは、ちょっとつらいものがあるんだ…」

幼「え…」


女「だから辞めてもらえるかな?」

男がへたれじゃありませんように

幼「え…それは…」



女「お願いね」

幼「わ、私彼女じゃないよ!幼なじみとして昔から…」
女「幼なじみだからって、ずっとそういうのが許されないってことだよ」


幼「…え…」


女「強く言い過ぎたかしら、ごめんなさい。でもそういうことなの」
幼「わ…私…」


女「きっと、男君も迷惑だって思ってるところはあると思うけどな」

幼「めいわく…」



"だからうるさいって"


"はいはい"


"わかったから"



幼「私は…迷惑…」

しえん

女「迷惑な女の子は、嫌われちゃうよ?」


幼「嫌われる…?」
女「まぁ、男君は優しいから…きっと大目に見てくれてたんじゃないかな」


幼「き、らい」


女「…とにかく、これからは気をつけて欲しいな。よろしくね、それじゃ」



幼「…男に、嫌われちゃうの…やだ…やだよ…」

女は幼が好き好き言ってるのを知った上で協力しろって言ってんだ、嫌な女だな
ライバル宣言なら見てて気分いいんだけどねぇ・・・




男「…あれ」

男「(下校時刻ぴったりにいつも飛んでくるのに…今日は来ないな。やっぱり体調悪いのか)」



幼「(うぅ…教室に入りづらい…)」



男友「あれー?彼女迎えに来ないじゃん、今日」
男「だから彼女じゃないって」



幼「…っ」ズキッ

男友「はいはいすみませんって…あれ?幼ちゃん、来てたんじゃん!」


幼「!あ、あの…」


男「(なんだ…良かった)」ホッ



男友「俺も一緒に帰っていいかー?」ニッコリ
男「駄目って言っても付いてくるだろお前」


幼「あ…あの…私…」


男友「んー?」
男「どうした?」



幼「…っ、ごめんなさい!先帰るね!」タタッ


男「え…、幼…!?」

女のそういう所本当気持ち悪いわ

男友「なんか今日、幼ちゃんに避けられてるよな…俺」

男「お前…幼に何かしたのか…?」ギッ


男友「し、してねぇよ!」ビクッ
男「…そうか」



男「(今日の幼、明らかに様子が変だ…)」





幼「…うぅ…、男置いて帰ってきちゃった…」



ピンポーン…



幼「お客様かな…はーい…」


ガチャッ


男「幼」

幼「あ、男…」

幼「あ、はは…男が私の家に来るなんて珍しいね。いつも私が行ってるから…」


男「何があったんだ?」

幼「な、何がって?」



男「様子がおかしいから。絶対、何かあっただろ」



幼「(どうしよう…。女ちゃんのことを話すわけにはいかないし…。それに…)」



幼「(嫌われ…たくない…っ)」



幼「あ、あのね。もう、辞めようと思ってて」


幼「男のね、家に行ったり、好きって言ったり、いっぱいいっぱい仲良くしたりするの」

男「え…」


幼「(…言っちゃった…)」



男「…なんで」
幼「え…?」


男「なんでだよ」

シエンタ

幼「…それは…えっと…」



男「俺が冷たくしすぎたからか…?だったら謝るから…」

幼「ち、違…」


幼「(どうしよう…すごく困った顔してる…。またわたしは男のことを…)」


男「本当に心から嫌なわけじゃなかったんだ。ただ俺は…」


幼「(嫌だ…嫌われたくない…っ)」



幼「違うよ、男のせいじゃないよ」ニッコリ
男「幼…?」



幼「おかしかっただけなんだよ、今までが。"ただの"幼なじみ同士なだけなのに」

いいぜぇ~

男「…」


幼「私も、もう高校生だし!好きな男の子とか出来るかもしれないしさっ。そしたら男とも…」



男「分かったよ」


幼「…っ、男…?」



男「お前が言いたいこと、よく分かったよ」

幼「(男がこんなつらい顔してるの…初めて見た…)」



幼「男、どうし…」
男「もういい。帰る」

幼「…っ、男待って…!」


男「…お大事に」


ガチャッ



幼「…男…、男…っ」

あぁ・・・




男「(俺だって…俺だってずっと分かってた)」


"男だいすき!誰よりもだーいすき!"


男「(幼が俺を幼なじみとしてしか見てないことも…)」


"私は男の彼女じゃなくて幼なじみだもん!"


男「(幼なじみとして仲良く二人で過ごせる時間が残りわずかだってことも…)」



男「(だから…だから少しずつ距離を開いて慣れていこうと思ってたのに…)」


"前みたいにお泊りしたいよ、男…"



男「…こんなに早く、終わりが来るなんて…」

男「…今晩送るメールも、最後にしよう」


男「そういや…好きな男の子がどうとか言ってたけど…様子がおかしかったのは彼氏でも出来たからなんだろうか」


男「(いいんだ…。幼が他の男と一緒になっても。ずっと覚悟してたことだし、何より幼が幸せならそれで…)」



男「幼が幸せなら、それでいいんだ」

どっちも池沼レベルなんだよなぁ

ごめんなさいちょっと出かけてきます
見てくれてる人ありがとう

いつまで起きてればいいです?

幼がんばれ

ちょっww保守せなあかんのかwww寝れないwwwww

ほす

ほす

こんなつまらなさで保守を要求するとは図々しいにもほどがある
さっさと落としちまえ

ほす

ほす

寝る前にほすす

ほす

ホッシュ

ほす

あぶ

>>73
ツンデレ乙

すみませんありがとうごぜえます
今帰ってきて、また出かけることになったのでもう少しだけ待ってください

つまんないしやめていいよ

>>83
はいはいツンデレツンデレ

ツンデレとかじゃなくて本当つまらないからSS速報とかでやってくんない?

いっつも思う
なぜ途中で出かけるのか

幼女じゃないのか…

冗談抜きでつまらん

男が男気を見せてくれますように

ふぉ

最初から書き溜めとけよ

おお残ってた

この幼虫は成長したら何になるの?

おは保守

女爆発しろ

普通に可愛い
久しぶりのほのぼの系かな?

いらっとくるけど続きが気になる

ho

面白いかなーって読み進めてたら保守スレになってたでござる

>>3
ワロタ

波崎英里 ?@H_Eiri

読者っていうと恥ずかしいけど、みんなつまんないって言いながら読んでくれてるあたり、相当なツンデレなんだなーって。

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