憧「えっ?」
玄「えっ?」
憧「玄…今なんて…?」
玄「?」
玄「ここはひとつ穏便に、って」
憧「いやいやいやいや」
憧「今、穏便って言ったよね!?何よ穏便って!」
玄「えっ?穏便は穏便だよ?」
憧「玄…漢字苦手にも程があるよ…」
玄「むぅ~、憧ちゃん私が漢字に弱いと思って~」
玄「この漢字くらい知ってるもん!穏乃ちゃんの穏に便利の便で穏便だよ!」
玄「お姉ちゃんにも人の名前は間違えたら失礼だよって言われたから、名前の漢字だけは気をつけて覚えてるんだよ!」
憧「だから!穏便じゃなくて穏便だってば!」
ゲシュタルト崩壊した
しずの便……
憧(どうしよう…)
憧(玄がこんなアホな間違いをするなんて噂になったら…麻雀部のイメージが…)
憧(なんとか穏便に玄が穏便を穏便って読んでることを訂正しないと……)
宥「おはよ~」
憧「あ、ちょっと宥姉!聞いてよ!」
宥「?」
スカトロと聞いて
申し訳ないがスカトロプレイをしよう(提案)はNG
憧「玄が穏便を穏便なんて読んでるの!宥姉からも言ってやってよ!」
宥「えっ?」
宥「穏便って、この漢字の?」カキカキ
憧「そうそう!」
宥「これは穏便って…読むんじゃないかな…」
玄「そうだよね!穏便だよねお姉ちゃん!」
憧「なん…だと…?」
支援
なんてことだ……
ゲシュタルト崩壊
どっちが間違えてるんだ……
えっ穏便って穏便って読むんじゃないの?
ああ、玄が穏便で憧が穏便だと思ってるのか
玄関
灼熱
憧憬
穏便と穏便か、理解した
玄人
宥恕
灼熱
憧憬
灼「おはよう」
晴絵「おーう、お前ら早いなー」
憧「あ、二人ともいいところに!これ!読んでみて!」
灼「穏便」
憧「!」
晴絵「穏便だろ?」
憧「!!」
憧「ハルエたちまで…なんなの…?」
憧「あーもうっ!わけわかんないわ!」
憧「これは穏便じゃなくて穏便って読むのよーー!」
………
ガバッ
憧「……はっ!?」
憧「夢…か…」
穏乃「おはよー!どうしたの憧ー?朝から元気ないなー」
憧「ああ…何か変な夢見てね…」
玄「おはよ~」
穏乃「あ、玄さん!こないだ貸してもらった本、ありがとうございました!」
玄「あ、穏乃ちゃんもう読み終わったの?はやいね~」
穏乃「はい、クライマックスが凄く面白くて、一気に読み終わっちゃいました!」
玄「あの主人公がボスに立ち向かっていくところかっこいいよね!灼熱の炎の中を…」
憧「あらねつ?」
おやおや?
あらたそ?
まだ夢の第三層ぐらいなんじゃね
憧「えっ?」
玄「えっ?」
憧「玄…今なんて…?」
玄「?」
玄「灼熱の炎の中、って」
憧「……また……?」
常識人アコチャー好き
憧「玄…確認するけど、今、灼熱って言った…?」
玄「灼熱がどうしたの?」
憧「それ、灼熱じゃなくて灼熱って読むんだけど…」
玄「むぅ~、憧ちゃんそんな嘘ついてひどい~」
玄「灼ちゃんの灼っていう字だもん!灼熱であってるよ!」
玄「テレビのお料理番組でも「あら熱を取ります」ってよく出てくるもん!」
憧「いや…だからね…」
穏乃「どうしたの?灼熱がなんだって?」
憧「シズ…アンタまで…」
憧「いい?これは灼熱じゃなくて灼熱!漢字くらい覚えなさいバカシズ!」
穏乃「えー?灼熱なんて聞いたことないよー。灼熱だろー?」
憧「…なんでアンタも玄もそんな頑固なのよ……」
穏乃「じゃあ、皆にも聞いてみればいいじゃん!」
憧「いいわよ!ねえちょっと皆ー!」
宥「灼熱」
灼「灼熱」
晴絵「灼熱」
穏乃「ほら!」
憧「…ちょっと、皆ほんとにどうしちゃったの!?私だけがおかしいの!?」
憧「灼熱は灼熱じゃなくて灼熱だってばーー!」
………
ガバッ
憧「……はっ!?」
憧「また夢……」
憧「夢…だよね…?」
④
支援
穏乃「あーこー!おっはよー!」
憧「朝から元気ねアンタは…」
穏乃「うん!今朝も山から走ってきた!」
憧「毎日よくやるわ…って、うっわ!何よこの耳!汚いわね!」グイッ
穏乃「この時期、山は土ぼこりとか多いしねー」
憧「まったく…耳くらい綺麗にしてなさいよね…」
穏乃「お風呂入ったらちゃんと拭いてるよー」
憧「もう…しかたないわね…」
ぺろぺろしないとね!
部室
憧「ちょっとここ、頭乗せなさい!耳かきしてあげる!」ポンポン
穏乃「え、でも」
憧「いいから!」グイッ
穏乃「はい…」
耳かき中
穏乃「ウェヒヒヒ… 憧の膝枕…」
憧「…結構たくさんあるわね…」
憧「うっわー…奥にでっかい塊が…」
憧「これは耳かきじゃ無理ね…」
灼「おはよう」
憧「あ、灼さん!ピンセット持ってないかな?」
灼「…あるけど」
憧「ちょっと貸してくれない?」
灼「いいけど…どうしたの急に」
憧「?」
灼「憧はこういうの、あまり興味ないと思ってた…」
灼「ちょっと嬉し…」
憧「??」
灼「はい」
ゴトッ ゴトゴトッ
憧「!?」
ワロタ
学校に持って来んじゃねぇよ
それで何をするつもりだったんだ灼ちゃん…
憧「…なにこれ?」
灼「何って…ボウリングのピンセット」
灼「ピン10本に予備1本のセット…ボールと等間隔に並べる器具もついてる」
憧「お、おう」
憧(あいたぁー… こいつもかよ…)
灼「…グローブとシューズも欲しかった…?」
憧「い、いらないわ」
灼「そう」
憧「それ、いつも持ち歩いてるの…?」
灼「勿論」
ピン セットか
そのピンじゃねえよwww
ふふ
ボウリング経営している人にとってのピンセットはこれからしょうがない
灼「でも学校でするのは大変…どこでするの?」
憧「い、いや…えっとね…」
憧(なんとかし…穏便に乗り切らないと…)
憧「…ごめんなさい灼さん、そうじゃないのよ」
灼「?」
憧「シズの(耳の)穴に入れるやつのこと…」
灼「えっ」
憧「…はっ!?」
ピン一本1.5kgだって
あらたそ毎日20kg以上担いでるのかよ
穴…?
憧「何言ってんのよ私!そんな言い方したらまた誤解を生むじゃない!」
憧「違うよ!違うんだからね!」
灼「うん…わかるから、落ち着いて」
憧(ふう…助かった…)
灼「憧がそう思うなら否定はしないから」
憧「!」
憧「違うって!そんな間違いあるわけないじゃない!…こんなでっかいピンで……」
憧「…シズ…の…」
憧「…………」ゴクリ
θ<ヴィイイイイイイイン
おい
ボラギノールとかたちは似ている
一番細い部分で直径4.5cmらしい
憧「落ち着いて…落ち着きなさい憧」
憧「冷静に…その場を思い浮かべれば…おかしいってわかるはず…」
(妄想キンクリ)
憧「えへへ…って!いやいやいや!こんなのただのド変態じゃない!」
灼「あの…憧?」
憧「!? んなっ、ななな何!?」
灼「全部聞こえてる… 声大き…」
憧「!!」
灼「人の趣味に口出しするつもりは無いけど…」
灼「声の大きさには気をつけたほうがいいと思…」
憧「そ、そうね…」
灼「…………」
憧「…………」
灼「…………」
憧「…………」
灼「…………いやらし」ボソッ
憧「!!!」ガーン
結構ハードプレイだと思・・・
何か例えられるものが無いかと思ったらフィストくらいか?
憧「待って!違うの!違うのよー!」
憧「そんなんじゃないんだってーー!」
………
ガバッ
憧「……はっ!?」
憧「なんなのこれは…絶対おかしい…」
憧「本当に…夢…なの…?」
憧「……ちゃんと確かめないと…!」
>>52
一回ピンが抜け無くなって、病院に担ぎ込まれた人がいたような…
しえ
超絶支援
玄「あ、憧ちゃんおはよー」
憧「! 玄、ちょっとこれ読んで!」カキカキ
玄「? 「おんびん」かな?」
憧「!」
憧「じ、じゃあこれは…?」カキカキ
玄「えっと、「しゃくねつ」だよ?」
憧「!!」
おお
灼「おはよ…」
憧「灼さん!ピンセット貸して!」
灼「耳掃除でもするの?保健室に行かないと無いけど…」
憧「!!!」
憧(やった!よかった!)
憧「そうね!そうよね!!やっぱり夢だよね!!」
灼「?」
玄「?」
からのー?
教室
憧「あーよかった… ホント変な夢だったわ…」
担任「はーい、じゃあ出席取りまーす」
担任「呼ばれたら返事してー」
担任「相田ー」
相田「はーい」
担任「青山ー」
青山「はーい」
担任「いやらしー」
憧「!?」ガタガタッ
よりによって・・・
担任「どうした、いやらし?」
生徒A「いやらしさん、呼ばれてるよ?」
憧「あ…あ…」
生徒B「具合悪いの?いやらしさん?」
生徒C「いやらしさん!」
生徒D「いやらしさん!」
いーやらし! いーやらし! いーやらし!
憧「いやあぁぁぁぁーーーーーーーー!!!!」
………
ガバッ
憧「……はっ!?」
憧「………あ…悪夢を見たわ………」
カン
乙
おもしろかった
乙乙
振り回される憧ちゃん可愛い
乙
起きたと思ったらまだ夢の中かも?
乙
世にも奇妙な咲-Saki-
乙
乙
おつ
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