アニ「試作品、多く作りすぎたからあげるよ」グッ
アニ「どうせアンタもらえないだろうしね」
ライナー「チョコって……お前料理なんて趣味あったのか?」ポカン
アニ「……あのさ、あんた2月のイベントって何があるか考えてみ?」
ライナー「期末試験」
アニ「……そうだね」ハァ
アニ「ほら、ちょっと今は時期が早いけどさ、あるじゃん?イベント」
ライナー「……ミカサの誕生日か?」ウーン
アニ「いや、違う、合ってるけど違う」
ライナー「ユミルの誕生日」
アニ「違う」ハァ
アニ「あんた人の誕生日詳しいんだね」
ライナー「まぁな、記憶力は良い方だ」
アニ「じゃあ単純に今までリア充じゃなかったから知らないだけ?」
ライナー「……何の話だ?」
キター!
ライナー「てかリア充ってなんだ?」
アニ「そっから?」
ライナー「すまん、えっと、恥ずかしいことなのか?」
アニ「……いや、まぁ、私も人のこと言えないから」
アニ「あんたも意味は知らなくていいと思うよ」
ライナー「そうなのかー」
アニ「とにかくもういいから早く受け取ってよ」
ライナー「でもチョコって高いんじゃないか?お前が食えよ、俺は別に要らないぞ?」
アニ「……あげるって言ってんだから素直に受け取りな」
ライナー「甘いもんは好きじゃないなぁ」
アニ「嘘でしょ、あんたこの前スイーツ特集のページ切り取ってたじゃん」
ライナー「いや、それはお前が集めろっていったんだろ、好きなんだろ?甘いもの」
アニ「……そうだっけ?」ポカン
ライナー「お前なぁ……」ハハハ
アニ「てかその様子だとマジで分かってないよね」
ライナー「今度一緒に食べ歩きするか?」
アニ「そういう話じゃない」
ライナー「行かないのか」シュン
アニ「行く、行くけどその話は今は置いといて」
ああ、悪い。俺のこと知りたいんだったな! もちろん教えてやるよ。いなくなった時はお前のこと ずっと考えてしこってた。お前のかわいいお尻とか、ス ラッとした足を舐めまわしたいなって。お前って小柄だ からな、絶対抱き心地良いと思うんだ。かわいい声で鳴 くんだろうな…もちろん、かわいいのは声だけじゃない けど。基礎訓練の時は、お前が一生懸命走る姿を後ろか らずっと見てた。お前が走る姿って本当に興奮するよ な。気付かなかったか?毎日毎日見てたんだぞ。小振り な尻が左右に揺れてるのずっとさ、背中が汗でビショビ ショに濡れてて、自分の気持ちを抑えるのに必死だっ た。俺とお前が良い関係だってバレたら困ると思って な。気にするな。アルミンは恥ずかしがり屋だもんな。 わかってるさ。仕方ないから、お前のにおいをいっぱい 吸い込んだシャツで我慢した。あれ、脇のところだけめ ちゃくちゃ濡れてただろ?あそこ舐めるとさ、すごくア ルミンの香りがするんだよ。それをアルミンが一生懸命 手で洗うんだと思ったら、本当に興奮したな…結局、 シャツに出しちまったよ。そこはちゃんと拭き取っとい たから、気付かなかっただろ?あのシャツを洗う姿は最 高だったな…頑張って手でゴシゴシ擦ってさ。あれ、わ ざと出したやつを、ちょっとだけ残しといたんだよ。そ の方がお前が喜ぶと思ってさ。大丈夫だ。言わなくても わかってるからさ。今さらだろ?今さらと言えば…最近 忙しいのかもしれないけど、あまり夜更かしするなよ? 昨日なんかいつもより16分も寝るのが遅かっただろ?心 配なんだ…いや、俺のことは気にしなくていいさ。確か に夜、お前と触れ合う時間が減って寂しいけど。もう4年 目だろ?気にするなよ、 あれで我慢してるからさ…ほら、あれだよ。3年間お前の ベッドから集めたコレクションだ。今も毎日続けてるん だぞ?お前のベッドでお前がいないうちに枕の裏側を舐 めまわしとくんだ。もちろん全裸で寝転んだ後でだ。寂 しくないようにな。お礼なんて良いって。恋人だろ?そ れと、風呂場ではもっと警戒しないとダメだろ?お前の かわいい体を、あんまり無防備にさらすなよな。本当に かわいいよ…アルミン。風呂でいっしょになった後は さ、興奮して大変だったよ。お前の無防備なケツに、俺 のモノぶちこんだらどうするかって考えててさ。いろい ろ考えてたんだぞ?暇なときはどうやってお前をめちゃ くちゃに犯すか考えるのが日課だった。お前って本当に 無防備だよな。あ、今だったらお前を犯せるなとか。今 だったら誰にも気付かれないなとか。チャンスはいっぱ いあったよ。その度にどうしようか悩んでた。トイレで 会った時とかさ。でも、あんまりがっつきすぎるのも良 くないからな。我慢したよ。俺は紳士的にいきたおから な。まあ、お前から告白してくれた今となっては、我慢 する必要なんて無いんだけどな。他に何が知りたい?な んでも聞いてくれよ。その代わり、俺もお前のこと、 もっと知りたいんだ。なあ、いいよな?俺たちは恋人同 士だもんな
すまん。誤爆
おいw
ライナーは結構もてそうなイメージ
誤爆が空襲レベルwww
ライナーみたいなホモっぽい奴がモテるわけないwww
アニ「……マジであんた甘いもの苦手だっけ?」
アニ「もしかして遠慮してる?」
ライナー「べ、別に?」シラ
アニ「分かった、私があげると言ってるから駄目なんだね」フゥ
アニ「食わないとぶっ飛ばす」ギロ
ライナー「」
ライナー「……なんだ?毒でも入ってるのか?」
アニ「食べればわかる」ズィ
ライナー「ここで食べなきゃだめか?」
アニ「そんなに嫌?」
ライナー「いや、そういう訳じゃないんだがなんか怪しいな……って」
ライナー「てかな、お前が何かをくれるっていうこのシチュエーションが俺にはまず信じられん」
アニ「エッ」
ライナー「試作品ってことはなんだ?他にやる奴、本命でもいるんだろ?」ニヤ
アニ「……」
ライナー「ならな、俺なんかにやるだけ無駄だ、とっとと直接そいつの方に渡してこい」
ライナー「お前が気持ちこめて作ったものなら絶対うまいって言ってくれるぞ?頑張れよ!」ニコ
アニ「……」
アニ「そ、そうだよねー」
ライナー「ああ、じゃあな」
アニ「……なんか迷惑かけてごめん」
ライナー「おぅ、じゃあな」
アニ「うん……」
アニ「うん……」
――――――――――――――――――――――――――
女子寮
ミーナ「ええー!!!?渡さずに帰って来たの!!!?」
アニ「なんか……遠回しに拒否られたっていうか、むしろ違う人に行けと言われたというか」ズーン
ミーナ「アニの相手誰か知らないけどすごく腹たっちゃうな!頑張って作ったのに……」
ミーナ「教えてくれたらぶっ飛ばしてあげるよ!」フンズ
アニ「いや、もういい、あいつは多分そういう経験が皆無だから疎いんだよ」
ミーナ「えぇー、もしかしてダズ?最低」
アニ「違うし!!!!]
このライナーは壁外でちんぐるべき
イマイチ兄貴してないライナーだね
いいね乙
アニ「……私ってそんなに怖いのかな」
ミーナ「うーん、まぁよくアニを知らない人にとっちゃ怖く見えるかもね」
アニ「お互い昔からよく知ってるつもりだったんだけど……ね」ズゥーン
ミーナ「……?アニと同じ出身の人がいるの?」
アニ「いや、まぁ……そういう訳じゃないけどさー」ウー
ミーナ「幼馴染というやつね、ロマンティック」キラキラ
アニ「違うって」
応援したくなる
アニ頑張れ
アニ「あー、人がたまには良いことしてやろうて思ったのにさーマジムカつく」ハァ
ミーナ「自分でも【たまに】は自覚してるんだね!いいことだよ!」キラキラ
アニ「……フォローのつもり?」ギロ
ミーナ「で、でもそれもったいないね、食べちゃう?」アセ
アニ「ハァー」ズーン
ミーナ(よっぽどショックだったんだねぇ)
――――――――――――――――――――――――――
男子寮
ベルトルト「えぇ!!!?アニにチョコ貰いそうになった!!!?」
ライナー「あぁ……」ズゥーン
ベルトルト「しかも受け取らなかったの!!!?」
ライナー「あぁ……」ズゥーン
ベルトルト「なんで!!!?」
ライナー「……なんかさぁー、俺がモテないと見込んで情けチョコとか言って渡そうとするし」
ベルトルト「情けでももらえるものはもらっておけよ!てか僕にはくれないんだねアニ!」
ライナー「……本命がいるらしい」
ベルトルト「」
ライナー「そいつと同じチョコ食べるのは何故かイライラしたからトボケてもらわなかった」
ライナー「悪いことしたなぁ……大人げねぇ……」ズーン
ベルトルト(アレ?本命ってもしかして僕なんじゃ……///)
ライナー「ベルトルト?」
ベルトルト「……///」ニヤニヤ
ライナー(こいつもよっぽどショックなのか)ハァ
ベルトルトさんよ…
ベルトルトェ…
ライアニはどうしてこんなに可愛いのか…
ライナー「今度素直に謝るしかないな」
ベルトルト「まぁまぁ、そんなに食べたいんなら君にもいつか少しだけ分けてあげるよ!」
ライナー「あぁ……あぁ?何をだ?」
ベルトルト「秘密~」ウキウキ
ライナー「なんか……お前は意外と元気なのな」
ベルトルト「フンフンフン♪」
支援
ベルトルト気色悪い…
ライナーさんアニの気持ちに気付いてあげてくれよ
ベルトルト、お前…
ライアニ可愛い支援!
ベルトルト気持ち悪い
期待
ライアニかわいい保守
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