信「な、なんでこんなところに!?」貂「へへっ、久しぶりだな!信!」 (48)


キングダムSSです。
アニメキングダム2期34話「軍師の到着」からオリジナルで書いていきます。
ゆっくり投下していく予定です。

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信「おめぇが蒙恬から送られた軍師だってのか?」


貂「おいおい、そんなことよりもっと言うことがあるんじゃないのか?その……お、女らしくとか…///」ごにょごにょ


信「あ?最後聞こえねーよもっとはっきり喋れ」


尾平「おい信!ちょっと待ってくれ!」


松左「そ、そうだぜ信!お前この女と知り合いなのか!?」


信「女?女なんぞどこにいるんだ?」


昴「隊長…見て分からないんですか?」


渕「え、え?信殿……?」


信「なーに言ってんだおめーら。こいつは男だろうが」ガバッサワリサワリ


貂「!?」ビクッ


信「……………無い…だと?」タラリ


貂「う、うわあああああああ何すんだてめぇえええええ///」ドゴォォォ


信「うぉあぁぁぁぁぁ!!!!」ドガァ


澤圭「信殿…あれはどう見ても女性ですよ」


沛浪「俺たちでも流石にドン引きだぜ隊長…」


田有「…」ウンウン


信「お、おめぇら…!!」


信(クソ…ん?でも今までそんな素振りというかあったような…)


-回想-


信「テーン、一緒に風呂入ろうぜー」全裸


貂「うわああ裸でこっち来んなああああ」ダッ


ーーーー

貂「あ、信ここにいたのk…ってうわあああごめん!!」ダッ


信「んあ?別に小便してただけなのにそんな逃げるこたぁねぇだろ」


ーーーー


信「おーい貂!こっち来いよ!」水浴び中


貂「お、俺はいいよ!///」


信「んだよ男同士だろいいじゃねぇか」ザバザバ


貂「ぁ…//// う、うわあああああ!!!!」ダッ


-回想終了-


貂「ったく……そうゆうところ変わらないな…信」


信「あ、あぁ…」ムク


松左「はいはい感動の再会はここまで!で、お二人はどんな関係なの?」


信「あぁ、まずは紹介するぜ。こいつは河了貂っつってな、昔政と俺と貂の三人で成蟜の反乱を共に戦った仲間だ」


尾平「こ、こいつが!?」


松左「へぇ……こんなお嬢ちゃんがねぇ…」


田永「俺は認めねぇぞ。こんな自分の身も守れねぇような奴」


沛浪「それは俺も同感だな」


貂「お前たちは自分たちの置かれた状況を理解して言ってるのか?」


田永「あぁ?てめぇ…!」


貂「飛信隊は俺が来るまでの間連戦連敗。秦国にとって千人将がこんな簡単にやられては一大事だ」


田永「ぐっ……」


貂「俺が勝たせる。頼む信、俺を信じてくれ」


信「貂……」


尾平「どうすんだよ信!」


信「……俺たちは簡単には認めないからな、そこだけは覚悟しておけよ」


貂「信…!ありがとう!」

ーーーーーーー

ーーーーーー


信「っしゃあ!!!この戦俺たち勝ちだ!!!」バッ


飛信隊「オオオオオオオオオオオオオ!!!!!!」


戦帰りの道中


尾平「いやぁ~貂ちゃんが来てからというもの連戦連勝!勝ちすぎて怖いくらいだ!」


昴「ほんとですね!僕達が強くなったと思っちゃいます!」


沛浪「認めたくねぇが勝ってるのも事実だしな」


田永「お、俺はまだ認めん……!」グヌヌ


慶「 いい加減認めなよ、貂ちゃんはがんばってるって」ポン


松左「しっかし貂ちゃん凄いねー!どこで戦術覚えたの?」


貂「うん、なんだか最初はよくわからなくて秦国のお偉いさんに教えてもらってたみたいなんだけど」


信「フムフム」


貂「教えてもらってくうちにこの人の戦術は恐ろしいほどに先手先手で組まれてて同期の人にその人のこと教えてもらったんだ。そしたら…」


飛信隊「そしたら……!?」


貂「昌平君だったんだ…!」


飛信隊「昌平君…?」


澤圭「昌平君ですと!?!?!?」


尾平「し、知ってんのか澤さん!」


澤圭「昌平君といえば秦国王宮内で臣下では最高位である相国まで登りつめた呂不韋の四柱の一人です。昌平君はその類い稀な頭脳を活かして秦国総軍司令官に任命されたお方です」


慶「な…」


田有「な…」


飛信隊「何ィィィィィィィィ!?!?」


信「へー、あいつそんな凄かったのか」


松左「おい信!お前そんな凄いお方に戦術を教えてもらった奴と知り合いだったのかよ!?」


信「俺は昌平君なんざそこまで知らねーよ。それよりも」ザッ


貂「?」


信「貂、お前はお前の道を見つけてきたんだな」頭ポン


貂「信………、えへへ////」


慶「……へぇ」ニヤニヤ


信「…んだよ慶ニヤニヤしやがって」


慶「いやぁ~?何でも?ただ信にも春が来たんだなぁって」ニヤニヤ


信「はぁ?何わけわかんねぇ事言ってやがんだ」スッ


貂「えへへ////…あっ」シュン


尾平「あらやだ松左さん!隊長が女の子たぶらかしてますわよ!」


松左「最低~!あんな可愛い子は阿呆で馬鹿丸出し隊長には似合わなくてよ!」


信「てめぇ松左!聞こえてんぞ!!!!」


松左「あ~ら怖い怖いwんじゃお邪魔虫はここで消えますわねw」ズザッ


信「ったく…ん?」


貂「ねぇ信…」キュッ


信「どうした?らしくねぇ」


貂「夜……いいかな?」上目遣い


< 尾平「なんだって!?」


信「!?」


< 尾平「みなさま聞きました~!!!このお二人今夜あんなことやそんなことするらしいですわよ~!!!!」


貂「あ、あんなことやそんなことって/////」


信「尾平てめぇ!!!!!おめーら勘違いすんなよ!ただ話があるっつーから行くだけだ!!」


飛信隊「ざわざわ……ザワザワ…」


信「ぐぬぬぬぬぬぬ!」


貂「信、いいかな…?///」


信「ぐっ…!………あぁ、わかった」


< 松左「みなさまぁぁぁぁ!!!!」ダッ


信「いい加減にしろ!!!!!!!」ダッ

ほう、キングダムとな。
ビン孫子異伝もご存知かな?


>>26
ごめんキングダムで初めて中国史を知ったからわからない。
ググって一話が無料掲載されてたから読んだら面白かったよ。
続き読みたくなった。





貂「信、入るよ」スッ


信「あぁ。んで、どうしてわざわざ夜に?」


貂「えっと、、俺たち出会ってからもうだいぶ経つだろ?それで、久しぶりに会った俺のこと……その…どう、、思う?///」スッ 正座


信「はぁ?」


貂「だ、だから///俺は…信に久しぶりに会って……凄い男らしくなったなって思った///カ、カ、カッコイイよ///」


信「あぁ、あんがとよ。確かに俺は輪虎との戦いで何か一つ越えられた気がしたんだ。それだな」


貂「う、うん…///」モジモジ


信「俺が貂のこと女だって気付いたのもつい最近だかんなー」ゴロン


貂「ま、まぁ俺もよく隠し通せたと思うよ」


信「そっか…、」チラッ


貂「?」


信「そうだな……可愛いぜ、貂」


貂「…………へ?」


貂「////////」ボッ


貂「あ、あんがと///」


信「そいやもう一人女がいたんだよな。今は旅に出ちまっていねぇけど」


貂「ムッ……そ、そうなんだ…」


信「そいつもなかなかに可愛いんだが性格が難だな!カッカッカ!」


貂「ふーん…」


信「あいつが戻って来た時は紹介してやるよ。俺の仲間の貂だってな!」


貂「信なんだか楽しそうだね」


信「え…ぁ?」


貂「せっかく俺が帰って来てこうやって二人きりの時間も作ったのに俺の知らない女(ひと)のことばっかり話してる」


信「おい貂…?」

貂「俺といてつまらない?」


信「んなことねーって!」


貂「ホント?」


信「あぁホントだ、ホント」


貂「…俺と二人の時はその人の話しないで」


信「…わかった」


貂「…」スッ


ストンっ(信の膝の胡座の上に座る)


信「お、おい貂…」アセアセ


貂「い、今くらいいいだろ///」


信「…ったく、、(クソ、ちゃんと身体も女らしく成長してんじゃねぇか)」


貂「ん…なんだか信に守られてるって感じがして安心する////」


信「へっ、そうかよ。守ってるってのはその通りだけどな」


貂「うん…///」ウツムク


信「………」


貂「ねぇ信」


信「ん?」


貂「抱きしめて…もらってもいい…かな///」


信「っ!?」どくん


信「あぁ、わかった…」ギュッ


貂「ふわぁ…///」ドキドキ


信「苦しくねぇか?」


貂「うん、気持ちいいよ///」


貂「信…あのね……俺…信のこと…///」


ガササッ


信「誰だ!」ギュッバッ


<尾平「やべぇバレた!!!」


<昴「だからやめようって言ったんですよー!!!」


<慶「いいから逃げるぞ!!!」


信「おめぇら…!!!」プルプル


貂「信……お、俺は気にしないよ///」


信「俺が気にするんだよ」


貂「………ぷっ、アハハハ!」


信「あぁ?何笑ってんだ」


貂「だって!信がまだお子様なんだって思ったらつい…アハハハ!」


信「誰がお子様だってぇ…?」スッ


貂「おー怖い怖い、でもそんな素直な信が俺は好きだよ」


信「なっ…!?」


貂「え………ぁ/////」カァァァ


信「……ふっ、あんがとよ」ナデナデ


貂「/////」


信「さ、今日はもう遅いしもう自分とこ帰って寝ろ。次の戦もお前に頼まなきゃならねぇ」


貂「…うん、わかった。…………信、目瞑ってもらえないかな?」


信「ん?こうか?」


チュッ


信「!?」


貂「また明日な!信!////」タタタッ


信「…ハッ、あの野郎」


信「俺もあいつに負けてらんねぇな。………ん?」


尾平「おい見たか今の」ヒソヒソ


昴「う、うわあああ僕ああゆうの初めて見ました///」ヒソヒソ


慶「信も隅に置けないねぇホント」ヒソヒソ


信「おい」


三人「ビクゥゥゥゥ!!!!」


信「てめぇらまだ懲りないようだな…」コキッパキッ


尾平「…まぁまぁここはひとつ俺に免じて許しグボアァァァァァ!!!!」


昴「ヒィィィィ!?」ガタガタ


慶「ま、待て信落ち着け俺たちはただオゥボェェェェェ!!!!」


信「さ、昴。お前はどうする?」般若


昴「ご、ごめんなさあぁぁぁぁ!!!!!」バキィィィ


信「ったくお前ら……ん?」パンパンッ


ガササッ


<松左「勘付かれた!逃げろ!」


<飛信隊員「ま、待て俺を置いてくなぁぁぁぁぁ!!」


信「そうか、まぁだ俺にシめられたい奴がいたか」ダッ


飛信隊員「うぎゃぁぁぁぁお許しをおおおおお!!!」バキッドガッ


ーーーーーーー


貂「ふふっ、いつの日か信と…////」



終わり

満足したぁ!!!!貂ちゃんかわいいよ貂ちゃん!!!!
キングダムのifストーリーとかもっと書いてみたいっすね。
読んでくれた方ありがとうございましたー!

おつおつ
次は羌瘣を書いてもいいのよ

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