俺「謎の男ブジュウ!俺、貴様を倒す!」 (20)
糞には、四つの種類があった!
自然を愛する野菜の糞、菜糞!
力を蓄え続ける肉の糞、肉糞!
どちらにも所属せぬ無の糞!
そして、四つめは……
デレデデレデデーン
デデデデデデデデデデデデッ!
デレデェーン
(……チャッ!)
デ、デレレデーレデレーデーデー、デー、デーデー
YouはShit! 愛で糞が落ちてくる
YouはShit! 俺の糞が落ちてくる
熱い便意鎖で繋いでも今は無駄だよ
邪魔する奴は糞先ひっとっつでーダウンさー
YouはShit! 糞で鼓動速くなる
YouはShit! 俺の便意速くなる
糞を求め彷徨う心今、熱く燃えてる
すべて溶かし無残にとっびっちるーはずさー
糞への愛を守るため、おーまえは旅立ちー
あしー、たをー、みーうーしなったーあー
尿意を忘れた便などー、みーたくはなーいーさー
べぇぇぇぇぇんを、取り戻ぉ、せぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!
ドゥーン、ドゥーン、ドゥーン、ドゥーン
デレデーン、デレデデーン
チュンチュン……
友「……うーん」
俺「……」パチッ
俺「朝……か……」
弟子「……ムニャムニャ」
俺「……」
俺「…………先に用意をしておこう」
友「……あれ、俺は……」
俺「悪い、先に準備をすませてしまった」
友「あぁ、いいよいいよ!寧ろ助かった!」
俺「それで、チケットの方は……あるのか?」
友「じ・つ・は……」ピラッ
俺「……あったのか」
友「都合よく三枚、な」
俺「……分からんな、お前というやつは」
友「ハハハ、さぁ弟子を起こしてやれ」
俺「ん、まだ寝ているのか」
弟子「……クカー……」
俺「ほら、起きろ弟子!」
弟子「んー……なんだ、もう朝か?」
俺「そうだ、さっさと準備をしてアメリカに向かうぞ」
弟子「……そうだった!いっけねぇ!早く準備しねぇと!」
俺「そう慌てるな、時間はまだまだたっぷりある」
弟子「なーんだ……じゃあもう一眠り……」
俺「駄目だ」
弟子「ちぇー……ケチ」
………………………………………………
…………………………
……………………
…………
友「よし、準備は終わったな、これから空港へ向かうぞ」
俺「あぁ、準備はオーケーだ」
弟子「お金どうすんの?」
友「大丈夫、俺が持っている」
弟子「良かったー……」
友「まぁ今までの貯金を全部持ってきたからな」
弟子「そ、そんな長旅になんのかよ!?」
俺「当たり前だ、敵はゴッドシット……一人の力だけで軍隊をも退かせた男だぞ」
弟子「ま、まぁそれもそうか……そう思うとなんだか怖くなってきた……」
友「今更言っても遅い!それじゃあ、グッバイ!マイハウス!」
友「それじゃあ、タクシーを呼ぶからなー」
俺「あぁ、頼む……」
弟子「アメリカかぁ……行くからには楽しまねぇとな!」
友「まぁ、確かに心のゆとりは持っておいた方がいい」
俺「さて、タクシーを待つ間何をする?」
弟子「俺、ゲームやりたい!」
友「おっ、ゲームか……まぁ、充電器一応持ってきてるけど……大丈夫か?」
俺「外国は電圧が違うからな……アメリカはどうなのだろうか」
友「壊れたら申し訳ないよなぁ、弟子に」
弟子「~♪」
俺「……!タクシーが来たぞ……」
友「おー、それじゃあ空港に向かおう」
ブロロロロロロ………………
友「……ん?空港の様子がおかしいぞ……」
俺「何やら人溜まりが……」
友「……タクシー!ここで止めろ!ありがとう!」
運転手「あ、はい……」
友「急いで出るぞ!」
弟子「……?」
俺「……分かった……出るぞ、弟子」
弟子「お、おう……」
バタンッ
友「あいつらは、間違いない……ここまで漂ってくるぜ……」
俺「強い殺気だ……」
友「更に、一人だけ強烈な臭いを放っている……」
俺「まさか、あの中に糞使いが……」
友「その可能性は高いな」
チンピラ「おう、にぃちゃん!」
友「なんだ?」
チンピラ「悪いけどよ、てめぇの命貰ってくぜ!」
友「やれるものならな!」ブシャッ
チンピラ「ごはっ!?おしっこが……俺の……腹を……?!?!?!?!?」
友「そのまま真っ二つになれ!」ブシャアアアア
チンピラ「ぎゃぁぁぁぁ!」ズパァッ
友「ふぅ、こいつら全員敵ということか」
俺「協力して倒すぞ!」
俺「はぁぁぁぁぁ………」モリモリモリモリモリモリモリモリ
俺「食らえ!人糞口入波!」ドバドバドバドバドバ
「ぐべぁ!」「ぎゃひぃ!」「ぐおぇぇっ!?」
友「尿放射!」ズボァッ
「ごあぁぁっ!」
友「てめぇら全員真っ二つだ!」ズボァァァァァァァァ
「ぐあぁあぁ!」「ぐあぁあぁ!」「ぎぃゃぁぁぁぁ!」
俺「……あらかた片付いたな……」
友「あぁ……」
「いやぁ、素晴らしい尿と糞だ……」
俺「……お前か、糞使いは」
「いかにも……私が、お前達が察知した糞使いだ」
友「何をしているのだ?こんな所で……」
「空港の飛行機を全て破壊した……」
友「な、なんだと!?」
「いいや、破壊したは正しくないな……」
「ただクソまみれにしてやっただけだ、大掛かりな掃除を始めている……ククク」
俺「貴様……そのローブを脱げ」
「何故だ……?」
俺「てめぇを倒すからだ!」
「フッ……倒すこととローブを脱ぐことに何の関係がある」
「脱がせてみるがいい」
ここのところ>>1が全部一人語りでワロタwww
俺「……はぁっ!」ブリィッ
「糞使い……か?そんな糞しか出せんのかぁ?」
「そんな糞が俺に通用すると思ったかぁ!」ブビビビビビビ
俺「くっ!?」ベチャベチャベチャッ
俺「こ、これは……!?」
俺「く、臭い……俺の糞とは比にならない臭いだ……」
「俺の糞は臭いだけが取り柄ではないのだよ……テメェの体を少しずつ蝕んでいるのだ!」
俺「な、なに……?ぐ、ぐおぉ……!?」ジュルジュル……
友「俺!糞を流してやる!」ジョロロロロロロロ
俺「た、助かった……」
「余計なことを……」
俺「食らえ!跳下痢!」ブビビビビビビ
「ククク……」スッ
友「……!ここだ!食らえ!尿放射!」ズボバァァッ
「ぐおっ!?」ズパッ
俺「ロ、ローブが切れた!」
「くぅ……油断した……しかし、お前らはローブを着たまま倒してやる……」
「王者以外はローブを脱がずに倒すのが俺の流儀よ!」
俺「王者……?」
「食らえ!肉糞奥義・牙獣糞撃(にくふんおうぎ・がじゅうふんげき)!」
ドバドバドバドバドバドバドバドバドバドバブビビビビビビ
俺「ぐ、ぐおぁぁぁぁぁ!」
友「弾丸吸収尿!」ビスゥッ
「ぬぅっ!?」ズバッ
俺「くっ……なんとか……俺の糞で……奴の糞をかき分けて……」ブビビビビビビ
俺「うっ……な、なんとか抜け出せた……」
「まずいな……ローブがもうじき切れそうだ……今日はここまでにしておいてやる」
「おい、俺」
俺「……なんだ」
ブジュウ「俺の名はブジュウだ、覚えておけ……」
俺「……お前は、俺を知っているのか?」
ブジュウ「ククク……知ってるさ、王者からお前を殺せとの命令が来たからな……」
俺「その王者というのは……誰なんだ?」
ブジュウ「知る時がいつかは来るさ……俺達はお前をアメリカにはいかせない」
ブジュウ「この日本で葬ってやるわぁ!」
ブジュウ「さらばだっ!」バサァッ
マジでつまんなくて逆にわろた
友「ブジュウの言う王者っていうのは何者なんだ?」
俺「分からぬ……しかし、少しばかり分かる気がする……」
友「なんだ?何か手がかりがあるのか?」
俺「あいつからは……何か懐かしい雰囲気を感じられた……」
俺「……ただ、それだけだ」
友「……そうか」
弟子「あ、あの……ごめん、俺ずっと隠れてて……」
俺「いや、隠れていて正解だった……」
友「このままではアメリカに行く事はできないだろう……だから、まず俺達がやることは……」
俺「その王者を倒す……か……」
友「旅は思った以上に長くなりそうだな……」
俺「あぁ……」
友「……なぁ、奴の糞は何か特別ではなかったか?」
俺「……あぁ、臭いが強烈だった……」
俺「同じ糞の使い手のはずなのだが……何なのだ?」
友「……それはこれからゆっくり解明していこう」
俺「……そうだな」
汚物の中で揺れてる お前の糞尿
排泄音を残して ゲロに消えるこの腕
満たされ放出 尿意が背中向けて今
だから愛より金より糞が欲しい
腸から出てくる糞が欲しい
全てを……
次回予告
突然、新たなる敵の影が現れる!ブジュウは、またもや俺達の息の根を止めようとする!
王者の目的とは一体何なのか!?
次回、「王者の魔の手がのびる!全ての元凶は奴にあり!」
俺「王者、お前はなぜ俺の道を阻む……」
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