~インハイ終了後~
照「…………」ボー
菫「照」
照「……」ピク
菫「こんなところにいたのか、全く」
照「菫……」
菫「そろそろ帰るぞ。明日は学校で慰労会があるからな」
照「……3連覇を遂げられなかったのに、慰労会なんて」
照「後援会の人たちや、学校の人に会わせる顔がない」
照「前にも言ったけど、私は本当に周りの人に恵まれてきた。言葉じゃ表しきれないほど感謝もしてる」
照「だから……支えてくれた人たちに、どんな顔をして会えばいいのか……」
菫「はぁ……何を馬鹿なことを言ってるんだ」
照「え?」
マジキチかと思った
そういえば照英ってやり投げでインターハイ行ってたな
菫「団体戦で負けたのはお前のせいではないし、個人戦はインハイ史上3本指に入と言われたほどの勝負だっただろう?」
菫「さっき後援会長と電話で話したんだが『感動に打ち震えたわよっ!』って絶賛されたぞ?」
菫「まぁ、お前とその……妹さんの姉妹対決だったっていうのも大きいんだろうが」
菫「『あの宮永照の妹になら、負けても仕方ないか』っていうのも、少なからずあるんだろうな」
菫「ともかく、お前は胸を張って帰ればいいんだ」
菫「確かに結果は残せなかったかもしれないが、宮永照という選手の打つ麻雀は、確かに人々を魅了した」
菫「数字でしか自分たちを語れない連中よりも、ずっと素晴らしいことだと私は思うがな」
菫「それに、妹さんと、折り合いも付けられたんだろう?」
照「うん……」
菫「ならさっさと立て、荷物をまとめて帰るぞ」
菫「あとシャキっとしろ。大星がまた団体戦のことでぐずり始める」
照「菫……」
菫「ん?」
照「ありがとう」
菫「…………あぁ」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
~9月~
―図書館―
菫「ふぅ……」コキコキ
照「あれ、菫?」
菫「ああ、照か」
照「菫がここにいるなんて珍しい……勉強?」
(`・ω・´)
スレタイとのギャップw
支援
菫「あぁ……受験勉強だよ」
菫「お前と違って、私は個人戦の結果が特別優れているわけではないし、かといってプロでやっていけるほど自分に自信があるわけどもない」
菫「大学に行って、選択肢は増やしておかないとな」
照「そう……」
菫「お前は?」
照「まだ決まってない……いろいろと、考えることがあって」
菫「そうか……お前の人生だ。納得できる道を選べばいいさ」
照「うん」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
―照自室―
照(菫…………)
照(私は、菫のことが好き。これは確か)
照(でも、まだ私は告白できずにいる……)
照(もしもこのままプロに行ってしまったとしたら、菫と一緒に過ごせる時間は極端に少なくなる)
照(そうだとしたら、今の、学生のうちに告白するのが最善)
照(……だけど、今の私にはその勇気がない)
照(自分の納得できる道を選ぶ……か)
どうスレタイへ転ぶのか見もの
照菫は無条件支援
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
―卒業式―
照「ふぅ……」
菫「大星の大泣きにはまいったな……」
照「うん……まさかあんなに泣くとは思わなかった」
菫「……なぁ、良かったのか?」
照「淡のこと?」
菫「違う……」
菫「大学に行くにしても、わざわざ私と同じ大学を受けることはなかったんじゃないか?」
菫「お前ならもっとじょ 「菫」
照「私が納得できる選択をしただけ」
照「何も問題はないでしょ?」
菫「…………すまない」
照「謝る必要はないよ、変な菫」
菫「…………ふっ」
照「ほら、引越しの準備、手伝ってくれるんでしょ?」
菫「ああ、そうだったな」
照「じゃあ早く行こうよ」
照(結局私は、問題を先延ばしにすることを選んでしまった……)
照(でも、少なくともあと4年間は、菫と一緒にいられるんだ……)
照(一緒に沢山楽しいことをするんだ……)
照(いろんなところへ遊びに行ったり、一緒に勉強したり、菫の部屋にお泊りしたり……)
照(うん……悪くない)
支援
照の方が頭いいの?
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
~4月~
照「菫はやっぱり麻雀部に入るの?」
菫「麻雀部には入るが、それ以外のサークルにも興味があるからな」
菫「せっかく大学に入ったんだし、高校ではできなかったことをやりたくないか?」
照「私は本が読めて麻雀ができればなんでもいいや」
菫「ほかの人間が聴いたら、さぞストイックなんだと思われそうだな」
照「そうかな」
菫「ああ……ん?」
>>15
麻雀があるからな
照「どうしたの?」
菫「いや……あの人は」
照「? ……あ」
菫「…………彼女も、ここに入ったのか」
照「そうみたいだね……」
照「あの人も、麻雀部に入るのかな」
菫「……さぁな」
お、もしかして宥ねえか?
三角関係ならますます俺得になる
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
―麻雀部新歓―
宥「あの……その節はどうも……」
菫「いや、まさかまた会うことになるとは思わなかったよ」
宥「私も……」
菫「これも何かの縁なんだろう、今後もよろしく頼むよ」
宥「はい、こちらこそよろしくお願いします」
菫「そういえば、うちの先鋒……宮永照もこの学校……というか、この麻雀部にいるんだ」トクトク
宥「え!?」
菫「はは、私も最初は驚いたよ……今日は遅れてくるそうなんだがな」
宥「いや……それもあるんですけど、弘世さん、その……飲むんですか?」
菫「? ……ぁ」
菫「いや……これは、その……だな」ゴニョゴニョ
宥「もしかして……飲みなれてたりします?」
菫「ぅ……」
大学もの好き
宥「……」ジー
菫「…………引く、か?」
宥「……ふふ」トクトク
宥「私も実は……」
菫「そ、そうだったのか……脅かさないでくれよ……」ハァ
宥「よかった……飲んでないひとばっかりだから、私ちょっと不安だったんです」
菫「そうか……それにしても日本酒とは……」
宥「弘世さんは日本酒は飲まないんですか?」
菫「焼酎や日本酒が苦手でな……」
菫「親が洋酒しか飲まない人だから、影響されたのかもしれない」
宥「そうなんですか……じゃあ、再開を祝して」
菫「あぁ」
チンッ
支援
し
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
―菫の部屋前―
菫「~♪」
菫「ん? …………照!?」
照「うん」
菫「どうしたんだ? いつまでたっても来ないから心配してたんだぞ? メールも返さないし」
照「ごめん、ちょっと昼寝するだけのつもりだったんだけど……」
菫「まぁいいさ、寄っていくだろう?」
照「うん」
照「…………菫、お酒臭い」スンスン
菫「うっ……」
菫「まぁ……新歓だったしな……」
照「……」ジー
菫さんご機嫌だけどまさか・・・
菫「……ほら、早く上がれよ」ガチャ
照「おじゃまします……」
照「菫は、前からお酒飲んでたの?」
菫「……少し、たしなむ程度には、な」
照「…………」ジー
菫「そんな目で見るなよ……」
菫「そ、それに私以外の人も酒を飲んで……あ」
照「なに?」
菫「あの、阿知賀の松実さんな、やっぱり麻雀部に入るそうだ」
菫「新歓にいたぞ」
照「あの、松実さんのお姉さん?」
菫「そう……ってややこしいな、私たちは二人とも知ってる分」
照「じゃあ松実姉とかでいいんじゃない?」
菫「いや……うん、まぁ……」ゴニョゴニョ
照「?」
し
菫「とにかく、酒を飲むのはそう珍しい事じゃないってことだ」
照「話が見えない……」
菫「待ってろ……」スタスタ
ガパッ パタン
菫「ほら」トン
照「これ……お酒?」
菫「そうだな……うちの親が仕送りで送ってきたんだ」
菫「突き返すわけにもいかないし、せっかくだから飲んでしまおう」
照「でも私、飲んだことないよ?」
菫「だからさ、ここで飲めばバレないだろう?」
菫「酔っ払っても私が介抱してやれるし」
照「……とても白糸台麻雀部元部長の言葉とは思えない」
菫「悪かったな……」トクトク
菫「ほら、このくらいコーラで割れば飲めるだろう」スッ
照「……」
なんかスレタイが不穏な方向に
ふむ・・・
菫「私ももう飲んできたからな……コークハイにするか」トクトク
照(初めてのお酒……菫と一緒に……)
照(なんか、菫と一緒に大人になれた感じで、嬉しいな……)
菫「なんだ、顔がにやけてるぞ? やっぱり興味あったんだろう」
照「っ……そんなことない」
菫「ふっ……ほら」
照「?」
菫「乾杯だよ」
照「あ」
照「か、乾杯」
菫「乾杯」
チンッ
何かもう酷い
しえ
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
菫「ああ、じゃあ4限のあとに渡すよ……うん」
菫「そう、そこでレポート書いてるから……ああ」
菫「じゃあ、また」ピッ
照「松実さん?」
菫「あぁ、彼女の講義で出た課題に、この間私が買った本が使えそうだったんでな」
菫「今日は偶然持ってきていたし、渡しておこうと思って」
照「松実さんは部活……ああ、そうか」
菫「宥はバイトがあるからな」
照「そうだったね」
菫「さぁ、部活前にできるだけこれを勧めておかないとな」
照「このご時勢に手書きのレポートって……」
菫「全くだ……まぁ教授の方針だし、従うしかないだろう」カリカリ
照「そういえばさ……」カリカリ
菫「なんだ?」カリカリ
支援
しえ
支援
照「いつから松実さんのこと名前で呼ぶようになったの?」カリカリ
菫「」ピタッ
照「……どうしたの?」
菫「いや……この間、偶然バイト帰りのゆ……松実さんと会ってな」
照「別に、宥さんって呼んでるならそれでいいんじゃない?」
菫「あ、ああ……そのあと二人で夕食を食べる時に、彼女の妹さんの話になってな」
菫「わかりにくいから、下の名前で呼ぶようにしたんだ」
照「へぇ……そうだったんだ」
菫「だからな……その」
照「?」
菫「……なんでもない、早く終わらせようか」
照「? うん」
照(どうしたんだろ……?)
いい感じの展開だ
これのおかげで寝れないじゃないか
支援
ほう
照「そういえば、今日地上波でプリキュアの劇場版やるよね」カリカリ
菫「」ガタッ
照「大丈夫、予約してあるから」カリカリ
菫「ほ、ほんとか!」
照「…………今日は豚バラブロックが安いみたいだよ?」
菫「……わかったよ、全く……圧力鍋って結構重いんだぞ?」
照「角煮丼ゲット~」カリカリ
照「半熟卵は作っておくから」カリカリ
菫「はぁ……さっさとやるか……」カリカリ
し
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
ピピピピピピ
照「むぅ……」カチ
照「朝……」
照(夜更かししてたせいで眠い……)
照(3分の2出席でテストは受けられるし……今日は休んでもいっか……)モゾ
ピンポーン
照「…………嫌な予感」モゾ
照「はぁ……」トコトコ
照「はぁい……え?」ガチャ
宥「お、おはようございます」
照「松実さん? ……なんで?」
宥「菫ちゃんは1限だから……」
ほうほう
こわいわーもー
照「いや……なんで松実さんをわざわざ私のところに?」
宥「嫌な予感がした、って言ってたけど……ごめんね?」
照「いや……いいよ、起こされなかったらサボってたと思うし」
照「時間が大丈夫だったら、上がってってよ」
宥「いいの? じゃあ、おじゃまします」
照「散らかってるけど、まぁ座るところぐらいは」
宥「わぁ……本がいっぱい」
照「本を置くところの方にお金をかけてる気がするんだよね……」
宥「台所もキレイ……宮永さんって綺麗好きだったんだ」
宥「本もたくさんあるけど、ちゃんと揃えて積んであるし」
ほう…?
照「あ、いや……台所は単に使ってないだけで……」
宥「あ、そうなんだ……」
照「お湯沸かしたり、レトルト温めたりするだけで、あとは菫がたまに料理してくれるくらいかな」
宥「……よかったら、朝ごはん作ろうか?」
照「いいの? ……いや、でもロクな食材がないかも……」
宥「うーん……冷蔵庫開けてもいい?」
照「あ、うん」
宥「…………これなら、なんとか」パコ
照「ほんと?」
宥「うん、ぱぱっと作っちゃうから、宮永さんは学校へ行く準備しておいて」
照「うん、わかった……」
菫さんと二人暮らしではないのか
菫さんを取り合ってナイスボートな展開期待
支援
④
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
―菫の部屋―
照「あ~……もう明日から学校かぁ~」グダァ
菫「夏休みは散々遊んだんだし、別にいいだろう」プシュ
照「いーやーだー」ゴロゴロ
菫「めんどくさい酔っぱらいだな」ゴクゴク
宥「照ちゃん、危ないよ?」
照「ゆうはいいよねー……なんだかんだでフル単だし……」
菫「話が飛んだな」ゴクゴク
宥「フル単が普通だと思うけど……」トクトク
照「っていうか、夏休み半分くらいバイトしてた気が……」
菫「残りの半分は遊んでただろうが」カコ
宥「あ、菫ちゃん」
菫「ほら」ヒョイ
宥「ありがとー」ポリポリ
菫「とにかく、照、お前は後期フル単を逃すなよ?」プシュ
照「えー」
宥「そういえば、後期はじめの飲み会はどこでやることになったの?」コクコク
菫「木久蔵」ゴクゴク
照「え゛」
菫「なんだ、不満か」
照「だってあそこ飲み放題ないし……」
菫「前期終わりの飲みでどこかの誰かがマーライオンやらかしたから、飲みほはやめたんだよ」
照「っう……」
菫「しばらくしたらまた飲みほがあるところに行くから、ほとぼりが覚めるまで我慢しろ」
宥「あはは……」トクトク
マーライオンwww
照「うぅ……明日のしょっぱなは恩田の講義だし……ついてない」
宥「恩田先生って……あのロシア文学の?」
菫「あぁ……」
照「『私は』」
照・菫「「『幼少の頃父を憎んでいた』」」
照・菫「「はははははははははは!!!」」
宥「そうえいえばそういうこと、いつも言ってたね」
照「きっとまた、奇想天外な迷言が飛び出すんだろうなぁ」
菫「なんでとったんだよ……」
照「単位が……」
飲みほだとピッチャーとかで来るしね
菫「わかった、皆まで言うな」
照「うわあああああん」ビエー
宥「よしよし」ナデナデ
照「宥は優しいなぁ……誰かと違って」チラ
菫「ほう、いい度胸だ、表へ出ろ」
照「せっかくだから麻雀で勝負しようよ」
菫「そう言わずに、な、さっさと表へ出ておとなしく射抜かれろって」ガシ
宥「もう、二人とも酔いすぎだよ?」
宥「ご近所迷惑になるから、もっと静かにね?」
支援
スレタイはマーライオンかやっと分かった
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
照「うぅ……寒い」
照(最近急に寒くなってきた……もう秋物じゃ厳しいなぁ)
照(長野はもっと寒いんだろうけど……)
照(……ちょっと狭いけど、ショートカットしようかな)
照(早く暖房の付いた部屋に入りたいし……)
照(それにしても、これだけ寒いと宥は大変だろうなぁ……)
照(そうそう、あんなふうに雪だるまみたいな厚着を……って)
照(うわぁ……カップルだ……キスしてるし)
照(こんなとこで何やって……こんなところだから、か)
照「…………」
照「……」クルッ
照(うん……なんだか今日は具合が悪いし帰ろう)
照(あそこの、菫と宥にそっくりのカップルに悪いし)タッタッ
照(あー、そういえば私、菫への告白を引き伸ばしてここまできたんだった……)タッタッタッタッタ
照(私も頑張らないといなぁ……)タッタッタッタッタッタッタッタッタ
照(今の生活が楽しくて、ずっとこのままでもいいかな、なんて)タッタッタッタッタッタッタッタッタッタッタ
照(私も……わた、しも)ダダダダダダダダダダダ
照「……っ……ふぐっ」ポロポロ
照「うぁ……うぇ…………」ポロポロ
それって…
これはきつい
みてしまったか・・・
もう菫さん了承を得てダブルで付き合えや
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
―照の部屋―
照「そういえばさ」
菫「ん?」ゴクゴク
照「菫は、クリスマスどうするの?」
菫「ぶふっ」ゴフ
照「菫?」
菫「わ、悪い……今拭く……ゴメン」フキフキ
照「菫、いつから?」
菫「な、なにがだ?」
照「宥と付き合ってるの」
菫「」
角の生えたマーライオン
映像見てブルブルされてたのにこの組み合わせ多いな
マーライオンさんせつない
照「この間、総合棟の裏でキスしてたでしょ」
菫「見た……のか」
照「うん」
照「ねぇ……どうして黙ってたの?」
菫「いや、その……」
菫「なかなか、言い出すタイミングがつかめなくて……」
照「……正直ショックだった」
照「秘密にされてたことが……」
菫「…………すまない」
照「いつから?」
菫「前期の……終りから……」
照「そんなに経つんだ……」
菫「隠しだてするような真似をして、本当にすまなかった!」
菫「言おう、言おうとは思っていたんだが……」
照「もういいよ……」
なんか最近照が恵まれないことが多いな
ハッピーENDは絶望的か
てるてるが不憫すぎる
そこにあわあわですよ
それはそうともしかして作者は
>照「サイレント・イブ」
これ書いた人?
ヤン照
イブじゃなくてイヴだった
菫「すまない……」
照「ってことは、クリスマスは……」
菫「……宥と二人で過ごそうと思っていた」
照「はぁ……」
菫「……ほん 「もういいよ」
照「ふたりの恋愛が成就したのは、喜ばしいことなんだから」
照「クリスマスは楽しんで、ね?」
菫「ありがとう、照……」
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
照(ひとりきりのクリスマス、か……)
照(さみしすぎるなぁ……)
照(……ちょっと、咲に連絡してみようか)
プルル プルル プルル
咲『もしもし、お姉ちゃん?』
照「咲、久しぶり」
javascript:document.body.innerHTML=document.body.innerHTML
.replace(/照/g,'宥')
.replace(/宥/g,'照')
.replace(/咲/g,'玄')
;focus();
これでちったあマーライオンも幸せになるだろ…
咲『久しぶりだね、どうしたの?』
照「あのさ、咲ってクリスマスになにか予定入ってる?」
咲『え!? あ、うん……ちょっと……』
照「……そっか、ごめんねいきなり」
咲『ううん、そんな……』
照「正月には帰るから、また一緒に麻雀しようね」
咲『うん、楽しみにしてるよ!』
照「じゃあ、バイバイ」
ピ
照「…………」
照「……淡」ピッピ
ボッチですかまさか
クロチャーに会いに行こう(提案)
愛宕姉妹のおもしろい顔の方とかどうすか?
照玄は良いものだ是非
怜ちゃんを寝取ろう(提案)
プルル
淡『テルー! テルー!』
照「久しぶり」
淡『もう! テルーってば全然連絡くれないんだから!』
照「先月はしたはずだけど……」
淡『もう! 最低でも週に1回は義務だよ?』
照「ごめんごめん……それでさ、ちょっと聞きたいことがあるんだけど」
淡『なぁに?』
照「淡はクリスマス空いてる?」
淡『あ……ごめん……ちょっとその日はシズと……』
照「…………そ、そうなんだ、ごめん」
淡『こっちこそ、いっつもしつこく誘ってるのに……』
照「いいんだよ、暇だったらって話だから……じゃあね」
淡『うん……またね』
ピ
前世の恋人か…
(´・ω・`)
もう少し早く誘ってれば…
まどほむ…
あわあわ、穏乃をたぶらかしてんのか
照「…………」ドサッ
照「……もうヤダ」ボソッ
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
~12月24日~
照(街はクリスマス一色)
照(サンタ多すぎ……みんなロン(竜巻)してやりたい……)
照(あ、クリスマスケーキ……)
照「…………」
照「すみません、そのLサイズのホール一つください」
「ありがとうございます! 4000円になります!」
照「はい」
「ありがとうございました!」
照(やけ食いしてやる……)トボトボ
クロチャー早く来てくれ
アコチャーもヤバくないか
>>96
初瀬とよろしくやってるよ
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
ケンタッキーバーレル×2
クリスマスケーキL (チョッケイ30センチ)
スーパーノオードブル
スパークリングワイン×3
照「うわあ、なんだか凄いことになっちゃったぞ」(棒)
照「…………いただきます」
照「…………」モキュモキュモキュモキュ
照「…………」モキュモキュ
照「……」モキュ
照「……」ポロ
照「ぐすっ……」ゴシゴシ
胸を抉られる
こんなの普通じゃん
支援ぞ!
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
照(食べ過ぎた……)ヒュー ヒュー
照(もういいや……やることもないしネットで適当に戦争アニメの動画を見よう)
照(『クリスマスが台無しになるようなアニメはありませんか』っと……)カタカタ
照「ん?」
照「」
|〃、 ii 川 ヾ レ'/::::::::::〃爪::::::川::::::::||:::ヽ::::i::::::::::::i!\ \::::::::::
ノ ,/ |! i|| iiハ | //::i:::::::::||:::| |i:|:::||!i::::::::::|i::::ヽ:::::|!:::::::::||:::\ \::::::
/ /ノi | i! |i川 | i::|:::|:::i::::::i!::| |ili:|:::||ヾヽ::::|i!:::::ヽ:::|!:::::::::||:::::\:::\:::
//ノ i!│!| |!i |川ii |i::!:::|:::|::::::|:::| i !ト!::| !ヾ゙i:::::|i!::::::ヽ:|!:::::::::|!::::::::\::::\
//i! | | |_,,i,,L|ト!ilハ ||:|::::|:::|l::::||:i:| i ゙!゙ト、,i_ 'i,::!::|ii:::::::::i,:|i::::::::|!::::::::::::ヽ:::::
/il i!| ‐''|´! | ハ!| | |i!::i:::|:::||::::|::::| !ヾ!:i`''‐i,,::::||!::::::::::||::::::::|::::::::::::::::ヽ::::12月24日の午後9時から翌25日の午前3時までの6時間は
i i!i | | | i/ / | / ii | |ト、i:|!:::!゙!::|::::| ゙i ゙、ヾ'、 ゙、‐|、i:::::::::||:::::::|::::::::::::::::::ヽ:::1年間で最もセックスをする人の多い「性の6時間」です。
/i/|ii!//|!/!i/´i/ .|i |/ノi\i!゙、:iヽ|:::| ヽ 'i ! ヾi |'!ヽ::::||::::::/:::::::::::::::::::::ヽ
i i 川i!ハ/" _! | │川 ヾ:ii ゙'∨ | ゙ヾiヽヽ;||:::::i':::::::::::::::::::::::::貴女の知り合いや友人ももれなくセックスをしています。
ノ ノ/リ,,,,,,二三テ=''" ヽノル |ノノヽヾ ノ 、,,,ノ,、 iヽ:::||:::::i'::::::::::::::::::::::::::::普段はあどけない顔して抱きついてくるあの後輩もセックスをしています。
/  ̄ ´~~゙'''' ゙''‐- ..,,_,, ‐' `゙ヾミッ、,, ヽ::|::::/::::::::::::::::::::::::::::貴女が片想いしているあの綺麗な女性もセックスをしています。
,,イ| i'" `'‐=' `'|/i!:::::i::::::::::::::::::::::::貴女にもし年頃の姉・妹がいて、いま家にいないのでしたら間違いなくセックスしてます。
i | :::::::ヽ::::ヽ::::::ヾ:: ゙、 〃::::: i//::::ハ::::::::::::::::::i:::貴女と別れたあの娘も貴方がその娘にやってきたことを別の女にやられています。
i i \\\\\ヽ 入 ′′′ / /:::::/:::::::::::::::::::|::::貴女の将来の恋人や結婚する相手は、いま違う女の指でヒィヒィ言っています。
! | i ,,ィノ< :::: : /:::::/:::::::::::::::::::/::::すべてを諦めましょう。そして、ともに戦いましょう。
i! i i! /i/ \ /:::::/:::::/::::::::::::/:::::
゙i! | i /⌒' y'⌒゙i /::::::/::::::/::::::::::::/::::/i
i i ゙! ん、,,ノ,__,,,r'' /:::::::/::::::/::::::::::::/:::://
゙、ii! ゙| i ノ 。 `i //:::::/:::::/::::::::::::/::::::/:::
ヾ!トl ゙i?U i | //::::::/::::::/::::::/:::/:::::i!::::::
iiミ! ハ i ° ゙、 //::::://::::/::::::/:::::/::::i::::ii::
i!ヾ!i ゙、! , ' |゙ヽ......,.,.,.,,,///://::://::::/::::://::::i::::リ::
!ヽヾi i゙、 ___,,,/ レWノ'レi/、//::/:://:/:::/::/:::ハ:i |::
、、iヾミヽ ヾ''~川リ i i゙、 " ∨ノ / i/::///:/ .|:i i:::
ヾ ! ヾ、ヽ ゙ヽi |!iヾ、ヽヽヽ ,,!r''~ `~゙'''''ヽ、
むしろ読んでる俺らがスレタイ状態に
ポケ戦ですね
テルー…死ぬなよ…
照「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!」
スレタイ回収キター
照……
正月過ぎて傷が癒えた頃にこのスレだよ!
/ :/ ...:/:′::/ :.:.:.....:./.:/:!:.:.:.i:..!:.:.....:{:.:.:.:.:.:ハ /
. /.〃/:...../:′'.::|:: i .::.:.:.:| :i:_{__|:.|:.:.:.i :|:.:.../  ̄`ヽ/ ふ
'://:′::/斗:十 |::.::.::.:.:.:.: :}}ハ ::ハ:{:≧ト|:::/ な な な ぅ
{//::{: /|i:八::{=从:{ i::::: :N孑弐{ミト∨:::|::′ る. る .る (
. i :从 ::::{イァ:う{ミト爪ト::::. ! ん):::::ハヽト、:{:| ほ ほ ほ )
. |.::| : \《 { ::::::: } ヽ\{ { ::::::::: リ | :::ヽ! ど ど ど む
. | ::!::|ハト.乂__ノ ー ' | :::< |
八::| :|::::i /i, , , /i/ , }:::}i::人 __ ノ\
(__):::l:::::. i.:/::::::::厂「{:::::::{ ` ー― ´
/ :{ | :V:入 { ̄`ソ }/}::::}/::::::l.|:::::::|
{ ::|人::∨::::>... ` . ィ升|:::/::::::::八::::::{
――貴女にもし年頃の姉・妹がいて、いま家にいないのでしたら間違いなくセックスしてます。
――咲『え!? あ、うん……ちょっと……』
――普段はあどけない顔して抱きついてくるあの後輩もセックスをしています。
――淡『あ……ごめん……ちょっとその日はシズと……』
――貴女が片想いしているあの綺麗な女性もセックスをしています。
――菫「……宥と二人で過ごそうと思っていた」
照「う゛わ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!!」ガンガンガンガンガンガン
照「うあ……ああうぅ……」ポロポロポロポロ
照「ひっく……うぇぇ……」ポロポロ
照「菫ぇ……やだよぉ……うわあああああああああん!!」ポロポロポロ
槓
ちょっと最後の1行が見えないかな
えっ
モヤモヤする終わり方だった
乙
ちょっとナニヲイッテルカわからない
え?マジですか?
え?
中盤あたりで体コークスクリューしてたら肋骨が「ゴキッ!!」とかいった
正直いま寝違えた首のような痛みに肋骨を苛まれている
今度時間ができたらつづき書く
照「痛いってば痛いってば!あ゛あ゛あ゛もうヤダ~!(迫真)」
あれ?終わり?だが乙!
コークスクリュー乙
乙ぞ!
おつー
唐突だけど終わりで戸惑ったけど
て、テルーに何か恨みでもあるのか・・・(震え声
乙ー、続き楽しみにしてる
お大事にー
お酒は二十歳から
宮永くん、病室へ戻ろう!
まだ照すばの可能性も残されてるから…(震え声)
>>119
首とか腰は神経あるからな
続くようなら医者いけよ
スレタイはマーライオンだと思ったらもっと悲恋だった
ほ
ほ
俺がいるじゃん(格言)
ほ
マーライオンがなんだかわからなかった
>>136
ゲロってるだろ?
>>137
よく分からないからぐぐるわ
理解した
後味が悪いとかじゃなくて、これは尻切れとんぼっていうものだろう
まだ中盤じゃないか!頑張って
続きはよ…はよ…
ほ
今度時間できたら続き書くってあるし戻ってこないでしょ
まあ心配しなさんな
私は
続き絶対だぞ待ってるぞ
すみません、僕が照の相手していいですか?
いや、ここは俺が
落ちる
なんで残ってんだよ……
二時間後に続き書き始めるわ
おう
テルー
は
>>151
あくしろよ
ほ
ノンケになろう
ほ
玄さんしかおらへんなもう
序盤で珍しく照が取る方かと思ったのに…
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
~2月~
―通学路―
菫「やっと終わったな」
照「うん」
菫「お前、今回は単位の心配はないのか?」
照「ない……と思う」
菫「インカレでもぶっちぎりの成績を残せているし、就職の心配はないのはよくわかるが、ここは大学だぞ」
菫「もう少し真面目に勉強をするんだぞ?」
照「…………うん」
照(そっか……今すぐ大学を辞めて、プロに行くこともできるのかも)
照(もう菫は宥のものだし……ここにいる意味なんて、ないよね)
照(もう少し……もう少しだけ菫のそばにいたら、それで終わりにしよう)
来たか良かった
菫と宥はお似合いすぎる
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
~4月~
照(結局ダラダラと残ってしまった……)
照(宥と一緒にいる菫なんて見たくないけど……でも、菫のそばを離れるなんてできないよ……)
照(宥は確かに優しいし気がきくし、まさに聖母って感じだから、菫が惹かれるのはわかる)
照(でも……それでも私は、宥のことを憎んでる……)
照(私は菫と3年間以上も一緒にいたのに……それなのに……)
照(ここで、素直に背中は見せられない)
照(もしかしたら、もしかしたらだけど、二人が破局する可能性もある……)
照(まだ……諦めない)
菫「くぉら」ポコン
照「あいたっ」
目つきでビクビクされてたのにそれはない
クォラ?(難聴)
唐突なクッキー☆の流れを作るのはNG
淡「やっぱりテルの作るブラウニーは美味しいね」
菫「ビラ配りをサボるんじゃない。何のためにそこに立ってると思っているんだ」
照「……瞑想?」
菫「はぁ……もういい、ここは私がやっておくから、お前は部室へ行ってデモンストレーションでもやっていろ」
照「はーい」
―部室―
照(デモンストレーションって……ギュルギュルやればいいのかな?)ガチャ
玄「うぅ~久しぶりのお姉ちゃんのおもちは格別だよぉ~」モフモフ
宥「よしよし、私も寂しかったよ」ナデナデ
照「え?」
宥「あ、照ちゃん?」
照「えっと……宥の妹さんだよね?」
玄「あ、宮永さん……」バッ
玄「えっと……お久しぶりです」ペコ
照「あ、こちらこそ」ペコ
救世主現る
さすがクロチャー
っしゃ!照玄やんけ!
クロチャーがカタカタしてなくて良かった
宥「玄ちゃんもこの大学に入学したんだよー」
照「初耳……」
宥「合格が決まったあと教えようと思ったんだけど、会う機会がなかったし、メールするほどでもないかなぁって……ごめんね?」
照「いや、別にいいんだけどさ」
玄「お姉ちゃんといつも仲良くしてもらって、ありがとうございます!」
照「いや、こっちこそいつも宥にはお世話になっていて……」
宥「でも、こんなにあの時のメンバーが集まるなんて、びっくりだよね」
玄「おねえちゃんに弘世さんに宮永さん……すごい偶然だよね」
玄「私はお姉ちゃんを追いかけてきただけなのですが!」モフッ
宥「もう、玄ちゃんそろそろおしまい」グイッ
玄「えぇ!?」
宥「ここは部活で、私はまだやらなきゃいけないことがあるから……」
玄「そ、そんなー」
きたか!
宥「そうだ……インハイで対戦した者同士ってことで、照ちゃんと打ってみたら? デモンストレーションになるかも」
玄「えええぇぇぇ!!??」
照「私は構わないけど」
玄「え、でも私そんな……」カタカタ
照「去年のインハイでも大活躍したことは知ってる」
照「ドラを比べ物にならないくらい上手に制御できるようになってたよね」
玄「えっと……その……」
照「しかも、個人戦で咲を完全に押さえ込んでることもあった」
照「結果的には咲が優勝したけど、あれには驚いた」
照「ぜひ一度……一度と言わず半荘10回くらいはやってみたい」ゴゴゴ
玄「ひっ」カタカタ
宥「さすがに10回は日が暮れちゃうよ……」
宥「じゃあ頑張ってね? 玄ちゃん」
玄「そ、そんな……」ガタガタ
照「さあ……卓につこうか」ゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴゴ
④
し
憂さ晴らし
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
―新歓―
玄「……」カタカタ
照「まさか私が4連荘までしかできないとは……」ゴクゴク
玄「……」カタカタ
照「玄は飲まないの? 宥はかなりいけるクチだけど」
玄「あ、はい……いただきます……」カタカタ
照「やっぱりドラがないと打点上げが厳しいなぁ……」グビグビ
玄「すみません……すみません……」
照「いや、なんで謝るのかよくわからないんだけ、ど」チラッ
照「…………」ハァ
玄「……ん?」
玄「あ…………」
玄「そういえば、お姉ちゃんと弘世さん……」
照「新歓でいちゃつくのは勘弁して欲しい……」ゴクゴク
しえ
玄「聞いてはいましたけど、こう……実物を見ると……」
玄「……」ゴッキュゴッキュゴッキュゴッキュ
玄「ぷはっ……」
玄「……」トクトク
玄「……」ゴキュゴキュ
照「ペース、早くない?」
玄「……いいんです、私強いですから」ゴッキュゴッキュ
玄「ぷはっ」
照「それでも流石に……」
ダンッ
玄「照さんには関係ないでしょ!」
ザワザワ
照「いや、既に迷惑になってるから」
照「くだを巻くのは宅飲みだけにして……」
玄「あ^~いいですね~、じゃあこのあとは照さんの家で2次会ということで」トクトク
玄「すみませーん、ハイボールごぶごぶでお願いしまーす」
照(面倒なのに捕まってしまった……)
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
―店の前―
玄「おねえちゃ~ん」モニュモニュ
宥「玄ちゃん、飲みすぎだよぉ……」
玄「これくらい、全く問題ないのです!」
宥「問題しかないよ……もう帰ろ? 送っていってあげるから」
玄「このあと照さんの家で飲むことになってるので、ここでお別れなのです」
宥「え?」
照「あぁ……なんだかそういうことになってるみたい……」
続いてたのか
支援
宥「だ、ダメだよ玄ちゃん! 照ちゃんに迷惑かけちゃ」
玄「ダメじゃないのー、照さんと話すことがあるのー」ブンブン
照「こっちで面倒見ておくから、大丈夫だよ」
玄「お姉ちゃんは弘世さんと二人でいちゃいちゃしてればいいのです!」ビシッ
菫「んなっ!」
宥「は、はぅ……」カァ
照「……これ以上店の前で騒ぐのはよくない、もう行こう」
玄「はーい、お姉ちゃんじゃあね~」
菫「……帰ろうか」
宥「うん……」
照を癒せるのは100年生のぁゎぁゎだけ
>>186
シズがいるから…
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
―照の部屋―
照(私のチューハイが……ダースあったのに……)ズーン
玄「んぐっ……んぐっ……ぷはっ」
玄「だいたい、なんですかあのヴァカップルは!」
玄「新入生の、しかも妹がいる前でいちゃつくなんて!」
玄「照さん! お酒はもうないんですか!」
照「今ので最後だよ……」
玄「分かりました、じゃあ買ってきます」フラフラ
照「それだけはいけない、今のまま路上に出て、犬のおまわりさんに保護されたらシャレにならない」
玄「じゃあ何をのめって言うんですか!」
照「……仕方ない、角瓶があるからそれでも舐めてて」ゴソゴソ
玄「そういうのは早く言ってくださいよー」ブーブー
照「」イラッ
照「ホント、おもち以外は全く似てない姉妹だよね」
照「宥は気立ても良くて優しくて……傍若無人な妹とは大違いだよ」
照(だから……菫は……)ズキッ
玄「お姉ちゃんは私の自慢の姉なのです! それくらい出来て当然です!」フンス
照「……もう早く寝ちゃってよ」
玄「はぁー……」
玄「お姉ちゃんと弘世さん、もうエッチしちゃったんですかね……」
照「」ゴトン
玄「あっ……角瓶」
照「…………そんなの、私が知るわけない」
玄「照さんは彼女いるんですか?」
照「いないよ……もういいよこの話は」
玄「じゃあなんで弘世さんのこと、しっかり捕まえておいてくれなかったんですか!」
玄「ずっと一緒にいたんでしょ? そのせいで私のお姉ちゃんは……」
照「」ブチン
照「黙れ」ドン
テルテル
((((;゚Д゚)))))))
もっと狂え
ブーメラン
玄「あっ」ドサ
照「私だって……私だって菫を宥に渡したくなんてなかった」
照「でも……気づいたときにはもう遅かった!」
玄「え、あの……」オドオド
照「私だって……私だって……! 精一杯!」
照(…………精一杯、頑張った……の?)
照(……私は何か行動した? ただ逃げ続けてただけなんじゃ……)
照(ううん、私はもっと菫と親しくなって、それから行動しようとしてただけ……)
照(それを横から掠め取っていった、宥が悪いんだ……)
照(そう、私は努力していた……私は悪くない……)
玄「えっと……その……」
照(…………そう、宥は私から大切なものを奪った)
照(なら、私も宥から大切なものを奪ってやればいい)
照(私の気持ちを味あわせてやるんだ)
照(ただ奪うだけじゃない……大切なものをぐちゃぐちゃにしてやろう……
レイプ展開か…それはそれで俺得
ダークサイドへ…
照(そしてその様子を見せつけてやろう……そうだ)
照(復讐、しなくちゃ)
玄「その……ごめんなさい……」
照「いいよ、もう」ゴソゴソ
玄「あの、私……」
照「もう、決めたから」ガシッ
玄「え?」
照「復讐するって、決めたんだ」ギュッ
玄「え、これ……」
玄(両手が、タオルで縛られてる……? 何するんだろ?)
照「玄が悪いんだよ……私に火をつけたのは玄なんだから」グイ
玄「やっ!? え、何するんですか?」ジタバタ
照「服脱がさないとできないでしょ?」プチプチ
玄「いやっ! ダメッ! だれk んぐう!」
照「うるさいなあ……タオルでも噛んでなよ……」
オォウ・・・
おねえちゃ~ん
レイパーテルー
玄「むぐぅ! んん!」
照「やっぱり、桁違いに大きいおもち……」モミモミ
照「お酒飲んでたから? 先っぽすっごく勃ってるけど」ピン
玄「んぐっ!」ビクン
照「せっかくだから、このおもちを堪能させてもらわないとね」モミモミ
照(すごい柔らかい……それにスベスベ……温泉に入ってたからかな?)
照(…………菫も、こんなふうに宥のおもちを)ギリッ
玄「むぐっぅ!」ビク
照「あ、痛かった? ごめんね」
照「優しくしてあげないと……もっとトロトロにして……」チュ
照(宥にしっかり見せてあげないといけないんだから……)
玄「んっ! んっ!」
照(どんどん硬くなってる……口でしたほうがいいってことか)チュウチュウ
泥酔レイプ!
照(下もシてあげないとね)ゴソ
玄「ん!? んー!!」ジタバタ
照「……あんまり騒ぐと、クリトリス思いっきりつねっちゃうよ?」
玄「……!」ビク
照「そうそう……いい子」クチュクチュ
玄「ん……ふぐ……」ピク ピク
照「ちょっと狭いね……まぁこんなものかな」クチュクチュ
照「だいぶ濡れてきたね」グチュグチュ
玄「……っ!」ピク
照「一回イカせてあげるよ、中よりもクリのほうがいいかな」コリコリ
玄「ぐぅ! ふむぅ!!」ガクガク
これは余計すみれーに嫌われる展開なのでは
照「やっぱり乳首弱いみたいだね……イキたかったらいつでもイっていいよ」ピコピコ
玄「んっ…………んんっ!」ビクン
玄「…………むぅ……」グタ
照「タオル取るけど、騒いじゃダメだからね」ズポ
玄「はぁ……はぁ……」グタァ
照「ほら、角瓶だよ」キュ
照「こぼさないでちゃんと飲むんだよ? こぼすと……ひどいからね」
玄「ん……んぐっ……」ゴクゴク
玄「ごぇっほっ! がはっ……ごほっごほっ」
照「じゃ、続きしよっか」
玄(あ……おねえちゃん……)
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
玄「あっ……あっ……あ」ガクガク
玄(イクッ! 今度こそイケ……)
照「……」ピタ
玄「あぁ!」
玄「もう無理っ! お願いですっ……照さん……もう無理です!」ガクガク
照(あれから3時間、一度もイカせてない…………そろそろいいかな?)
照(ずっと少しずつ飲ませてきたから、頭も回らなくなってるみたいだし)
照(えーっと……デジカメをムービーにして……)
照「玄、今から手首のタオル解いてあげるから、自分でシてね」
照「玄は、お姉ちゃんのことが大好きなんだよね?」
玄「はぁい……大好きですぅ……」ハァハァ
照「じゃあ、お姉ちゃんにされてるって考えながらシてみてね?」スルスル
玄(おねえちゃんに……エッチなこと……)
玄(……)ゾクゾク
よ
テルテル
玄(おもち……きもちいよぉ……)コリコリ
玄(私がしてるみたいに……おねえちゃんが私を……)クリクリ
玄「おねえちゃぁん……」ハァハァ クチュクチュ
照(いい感じ……これでいい……)
照(宥……あなたの妹、あなたの名前呼びながら一心不乱にオナニーしてるよ?)
照(どう思うかな……ねぇ、宥)
◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇
玄「ん……」
玄「あ、さ……?」
玄(あれ? ここどこ?)
玄(えっと……昨日は飲んで、そのあと……)
玄(っ!)サァ
玄「あわ……あああ……」ガタガタ
照「起きたみたいだね」
玄「ひっ」ビク
いいぞ
照「ちょっと、これ見てもらおうかな」カチカチ
『お姉ちゃん! お姉ちゃん! もっとシてぇ!』
玄「こ、これ……」ガタガタ
照「これ、宥が見たらどう思うかな……?」
玄「やめっ、やめてください! お願いします!」
照「それは、玄の態度次第だよね?」
照「これからも私のお願い聞いてくれるなら、これを送信しないでおいてあげるよ?」
玄「わ、わかりました、なんでもしますから……だからお姉ちゃんだけには……」カタカタ
照(ふふふ……まあ結局最後は見せるんだけどね)
照(楽しみに待っててね……宥)
もっとやれ
買い物とかいろいろやることがあるので、とりあえず終わり
早ければ連休中
遅くても次の土日には後半書きます
支援保守ありがとうございました
生殺しだー!
照玄による傷の舐め合いかとおもったのになんてこと
コレは酷い生殺し
誰か菫照書いてくれ
菫と宥の濡れ場は!?
おつー
待ってます
乙
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