エレン「恋愛工房104期」(96)



男子寮 

アルミン「今日も大変な訓練だったね…」

エレン「ああ…でもさすがに慣れただろ?」

アルミン「君とは違うよ…あはは」

アルミン「それに…いいこともあったみたいだし」アハハ

エレン「いや…その…それは…」

アルミン「訓練の身の入り方も違うんじゃない?」

エレン「それは…どうだろうな」

ジャン「くそ…なんでエレンの奴なんかに…!」

エレン「聞こえてるぞ、てめぇ…」

ジャン「聞こえるように言ってんだよ」

エレン「…」

アルミン「まあまあ落ち着いてよ、二人共」

エレン「ていうか、なんでそんなに広まってるんだよ…」

ジャン「まあ、そういう噂はすぐ広まるってことだな」

ジャン「覚えとけこの馬鹿野郎が!」

アルミン「君も僻んでる暇があるなら、ミカサに告白したらいいのに」

エレン「なんだよ、やっぱりジャンの奴ミカサのこと好きなのかよ?」

ジャン「うるせぇ!悪いか!?」

エレン「別に悪くねぇよ」

エレン「ただあいつを振り向かせるのは苦労すると思うぜ」

エレン「俺やアルミンといた時間が長いからな」

ジャン「そんなことは…わかってんだよ…」

アルミン「さりげなくミカサは否定してるよね、エレン」

場所変わって、女子寮

ユミル「あーだるい…明日は休日で助かったぜ…」

クリスタ「今日の訓練はきつかったもんね…」

ユミル「いつも通りって言えば、そうだけどな~」

クリスタ「いつも通りなら、ユミルなら簡単だったでしょ?」

ユミル「まあ、体力的にはな…」

ユミル「私の場合は精神的にというか…」

クリスタ「なにかあったの?」

ユミル「…」

クリスタ「ベルトルトと何かあったんだ?」

ユミル「さすが私のクリスタ」

クリスタ「どうしたの?」

ユミル「クリスタも知ってると思うけど…」

ユミル「前に告白して、付き合い始めて…」

クリスタ「うんうん」

ユミル「ベルトルさんと一緒にいるのは楽しかったんだよ」

クリスタ「うん、幸せそうだったもんね」

ユミル「で、昨日、その…初体験も済ましてさ…」ポリポリ

クリスタ「キャーーーー!」

ユミル「声でかいって…!」

クリスタ「ご、ごめん…そ、それで…?」

ユミル「その時に言われたんだけど…」

ユミル「ベルトルさんは元々、アニの奴が好きだったみたいなんだよ」

クリスタ「え…」

ユミル「でも振られた感じで、そのまま心の傷癒す為に私と付き合ったらしい…」

クリスタ「ユミル…」

ユミル「まあ、おかしいとは思ったんだよ」

ユミル「私みたいなガサツな女なんか、誰も好きになるわけないってな」

クリスタ「そんなことないよ!」

クリスタ「ユミルが女の子らしいっていうのは、私は知ってるもん!」

クリスタ「背も高いし、ベルトルトとお似合いだと思うよ」

ユミル「クリスタ……」

クリスタ「ベルトルトもひどいよ、そんなときに言うなんて…」

ユミル「ベルトルさんも悩んでたらしい。私を傷つけないようにって」

クリスタ「それで、どうなったの?」

ユミル「考える時間をくれってことになった」

クリスタ「そうなんだ…だから、疲れてるんだね」

ユミル「まあな」


ミーナ「ねえ、アニ~アニ~」

アニ「なんだい、その変な呼び方は…」

ミーナ「変な呼び方って…そりゃしたくもなるわよ」

アニ「なんで?」

ミーナ「だって、アニに先越されちゃったし」

アニ「はあ?」

ミーナ「いいな~~~」

ミーナ「でもまさか、アニに先越されるとは…」

ミーナ「そりゃ、アニは美人だと思うけどさ…」

アニ「話が見えないよ。ちゃんと言いな」

ミーナ「告白」

アニ「!」

ミーナ「したんでしょ?」

アニ「……」

ミーナ「エレンに」

アニ「……」

ミーナ「んふふ」ニヤニヤ

アニ「ま、まぁね…」フイ

ミーナ「顔背けても駄目だってば」

アニ「…」

ミーナ「う~ん、そりゃ最近良く格闘訓練してたのは見てたけど…」

ミーナ「まさか付き合い始めるなんて…」

ミーナ「恋愛しなさそうなアニ射止めるなんて…」

ミーナ「エレンもやる~」

アニ「ちょっと待ちな…」

ミーナ「でもでも、アニはエレンの前で甘えるのよね…」

ミーナ「うわ~すっごい見てみたい!」

アニ「…」ゲシゲシゲシ

ミーナ「痛い痛い!蹴らないでよ~」

アニ「…」ゲシゲシ

男子寮

アルミン「え?付き合ってないの?」

エレン「ま、そうだな…」

アルミン「どういうこと?アニから告白されたんでしょ?」

アルミン「もしかして、断ったの?」

エレン「いや、少し待ってくれってことにしたんだ…」

エレン「俺もアニは好きだと思うけどさ…考えさせてくれって」

アルミン「保留っていう感じだね」

ジャン「なんだよ、情けない返事だな」

エレン「お前には言われたくねぇ」

アルミン「そっかー、でもそういうことなら…」

エレン「俺のことより、アルミン」

エレン「お前はどうなんだよ?」

アルミン「僕?」

ジャン「そういや、クリスタと仲良いらしいな」

アルミン「誰から聞いたの?」

ジャン「ライナーの奴が話してたぜ」

ジャン「涙ながらに」

アルミン「ああ…なるほど…」

エレン「クリスタか、俺も馬術訓練や立体起動で一緒にやってるな」

アルミン「僕も座学で一緒にしてたりするよ」

ジャン「クリスタかなり可愛いよな」

アルミン「うん、女神とか神様とか言われてるもんね」

エレン「確かに…可愛いよな」

アルミン「…」

ジャン「まあ、俺はミカサ一筋だけどな!」

エレン「それで?アルミンは付き合ってるのか?」

アルミン「え?」

ジャン「なんだよ、もうそんな仲なのか?」

アルミン(どうしよう…なんて言えばいいのかな…)

アルミン「あははは、付き合えたらいいよね。皆に自慢できるし」

ジャン「大きく出やがったな…」

エレン「今のところカップルって…フランツとハンナだけか?」

ジャン「あとは、ユミルとベルトルトだな」

エレン「マジか?あの二人、付き合ってたのかよ」

アルミン(こう言っておいた方が、都合はいいかな…)

再び女子寮

ユミル「私のことよりもさ、クリスタはどうなんだよ?」

クリスタ「わ、私?」

ユミル「少し、噂聞いてしまってよ」

クリスタ「う、うん…?」

ユミル「好きな奴いるんだって?」

クリスタ「…」ギク

ユミル「やっぱりな…」

クリスタ「え、えっと…」

ユミル「なんで、あんな軟弱な奴なんだ?」

クリスタ「軟弱…?」

ユミル「アルミンと仲良いらしいじゃねぇか」

クリスタ「…あ、う、うん…そうだよ…」

ユミル「まあ、悪い奴じゃねぇとは思うけどな…」

ユミル「恋愛の先輩から言わせてもらうとだな、相手は強い奴じゃないとな」

ユミル「特にクリスタはナンパとかで狙われるんだからよ」

クリスタ「ね、狙われないよ~」

ユミル「何言ってんだ、この前だって変な奴に路地裏に連れていかれそうだっただろ?」

クリスタ「う、うん…」

ユミル「お前はもう少し、自分が可愛いということに執着するべきだな」

クリスタ「うう…」

ユミル「肌の露出は最低限に抑えて…」

ユミル「スカートもロングしか履かないとかだな」

クリスタ「私、ロングしか履いてないけど…」

ユミル「そうだっけ?この前、超ミニのスカート買ってなかったか?」

クリスタ「あ、あれは…その…」

ユミル「?」

ユミル「ま、とにかくそういうことだ」

クリスタ「う、うん。参考にするね」

ユミル「そういや、アニの奴が告白したらしいな」ニヤニヤ

クリスタ「!」

ユミル「エレンの奴に」ニヤニヤ

クリスタ「ゆ、ユミル!聞こえるよ…!」

アニ「…」

ユミル「さっきからの会話も全部聞こえてるから、大丈夫だっての」

ユミル「あの氷の鷲鼻女が恋愛かよ~~~」

ユミル「さらに、あの巨人バカもかよ~~~」ギャハハハ

クリスタ「ユミル、アニに失礼だよ!」

ユミル「だ、だってよ~~あの二人が恋愛だぜ~~~?」

ユミル「へたすりゃ、私よりも恋愛て言葉から遠いんじゃねぇか?」ギャハハハ

ユミル「しかも、保留になってんだろ~~~?」

ユミル「幸先悪いったらないよな~~~」

クリスタ「ユミル!」

クリスタ「エレンだって、恋愛には興味あるよ!」

クリスタ「アニには…そうかもしれないけど…」

ユミル「ぎゃははは~~~」

クリスタ「ユミル、笑い過ぎ!」


アニ「色々、言ってくれてるし…」

ミーナ「アニ…付き合ってはないんだ?」

アニ「保留は正しいね。あいつも考える時間ほしいだろうし」

ミーナ「そっか~」

アニ「ユミルはいいとして、私はむしろ…」

ミーナ「むしろ?」

アニ「別に」

ミーナ「?」

翌日 休日 食堂

エレン「ふあ…今日は休日か…」

ミカサ「エレン、おはよう」

エレン「ミカサ…おはよう」

ミカサ「今日は休日、なにか予定はある?」

エレン「予定か…そういえば…サシャと…」

ミカサ「サシャ?」ピク

エレン「ここのところ、水汲みとか、巻き割りとかを代わってもらってたんだ」

エレン「そのお礼として、今日は俺の奢りで食べ歩きに…」

ミカサ「食べ歩き…デート…」

エレン「ばか…そんなんじゃねぇって…」

サシャ「エレーン!」

エレン「あ、サシャ」

サシャ「おや、ミカサも一緒ですか。おはようございます」

ミカサ「…おはよう」

サシャ「エレン、今日の約束忘れてませんよね?」

エレン「わかってるって…食べ歩きだろ?」

サシャ「そうです、そうです。では楽しみにしてますね!」タタタ

エレン「ったく…現金な奴だな」

ミカサ「エレン」

エレン「ん?」

ミカサ「私は…あなたとの仲は家族であり、兄妹のようなものと考えていた」

エレン「ああ」

ミカサ「そこに、恋愛感情はないと思ってた」

エレン「うん…」

ミカサ「でも、やっぱり、悔しい」

エレン「ミカサ…」

ミカサ「アニとのことも、聞いている」

エレン「お、おう…」

ミカサ「必要ならば、二人共削ぐから安心して」

とりあえずはここまで。また書きます。

支援

もはや進撃ssを嫌いにするために保守してるんだな…

>>1です ちょいと書きます

エレン「やめろよ、恐いぞ…」

エレン「お前を見てくれてる人は絶対いるって」

ミカサ「私は、やっぱりエレンに見てほしい」

エレン「ミカサ…」


アルミン「デートは来週の休日が都合いいと思うんだ」

クリスタ「今日じゃ駄目なのかな…?」

アルミン「今日は用事があるみたいだから…」

クリスタ「そうなんだ…」

アルミン「あと、できたとしても、ダブルデートになるよ」

クリスタ「うん、わかってる…ごめんね?私との恋人役してもらう形になって…」

アルミン「いや、それは問題ないんだけどさ…」

クリスタ「でもエレン、今日誰かと出かけるのかな…?」

アルミン「えっと…」(言わないと駄目かな…)

アルミン「サシャと出かけるみたいだよ」

クリスタ「サシャと…!?」

アルミン「べ、別にデートとかじゃなくて、水汲みとかのお礼に食べ歩きするらしいよ」

クリスタ「そうなんだ…」

アルミン(エレン…君はなんて罪深い男なんだーーーー!)

アルミン(アニに告白されたんなら、クリスタ頂戴よ…)

アルミン(僕だってクリスタと付き合いたいよ…本当に…)

んん!??どゆこと??



サシャ「ホットドックおいしいですね~~♪」

エレン「サシャ…少し落ち着いて食べろよ…」

サシャ「なに言ってるんですか…私達くらいの年齢ならいっぱい食べないと!」

エレン「そ、そうかな…?まあ、訓練してるし太らないとは思うが…」

サシャ「筋肉つくくらい運動してますもんね」

エレン「ミカサの腹筋とかな」

サシャ「それ、ミカサ気にしてますよ」

エレン「そうなのか?」

サシャ「ええ。あと、アニとかも筋肉質ですね」

サシャ「アニの場合は女性らしいラインを保ってる感じですけど」

エレン「へえ…」ドキドキ

サシャ「あ、気になります?やっぱり告白されたのがきいてますね」

エレン「うっせ」

サシャ「あ、噂をすればですよ」

エレン「え…?」

ライナー「お、めずらしいツーショットだな」

ベルトルト「確かにめずらしいね」

アニ「あれ…」


エレン「いや、そっちもめずらしいぜ…3人て仲良かったのか?」

サシャ「そうですね~」

ライナー「ま、色々あるんだよ」

ベルトルト「エレン…君は…アニというものがありながら…」

エレン「ん?」

ベルトルト「サシャとデートしてるなんて…許されないよ」

エレン「な、なに言ってんだよ…」

サシャ「別にデートじゃないですけどね」ハムハム

アニ「デートにしか見えないんだけど…」

ライナー「男女が二人で街に出て、飯食ってたりしたらデートだろ?」ニヤニヤ

ベルトルト「そうだよ、そうだよ!」

サシャ「なるほど~デートだとアニはおもしろくないですもんね」パクパク


エレン「だから、デートじゃないっての…」

エレン「水汲みとかしてくれたお礼に奢ってるだけだよ」

ライナー「そういうことかよ」

ベルトルト「納得してない人もいるよ…」チラ

アニ「…」


サシャ「わかりました」

エレン「なにがだ?」

サシャ「エレンはアニに弁解してください」

サシャ「私はライナーとベルトルトに奢ってもらいます」

ライナー「ちょっと待て、なんだその発想は」

ベルトルト「僕らが奢るの!?」

サシャ「細かいことは後にして、ささ行きましょう」グイグイ


エレン「あ…行ってしまった…」

アニ「あんたは…」

エレン「アニ?」

アニ「私の告白保留中にサシャと仲良くしてるなんて…」

エレン「待てって…そういうつもりじゃない…」

エレン「でも、まあ軽薄な行為だったかもな。アニの気持ちをちょっと蔑ろにしてしまった感じもあるし…」

アニ「…」

エレン「その、ごめん」

アニ「そんなに素直に謝られたら許すしかないじゃないか…」

エレン「よかったぜ」

アニ「まったく、ちょっと意地悪しただけなのにさ」

エレン「え?」

アニ「なんでもないよ」

エレン「そうか?…ああ、あとさ」

エレン「来週の休日あいてるか?」

アニ「あいてるけど…」

エレン「デートしないか?」

アニ「…!」

アニ「な、なに…急だね…!」

エレン「アルミンとクリスタとのダブルデートって感じなんだけどさ…」

アニ「ダブルデート…?」

エレン「4人で遊ぶって感じなんだけど…」


アニ「…ダブルデートね、ふ~ん」

エレン「アルミンもクリスタと二人きりは恥ずかしいとかなんとか…」

アニ(まさかクリスタ……)

エレン「ど、どうだ?」

アニ「いいよ、やろうか」

今日はここまで


次も楽しみにしてる

>>1です。書きます

それから数日後 乗馬訓練

クリスタ「ね、ねえエレン…」

エレン「ん、クリスタ?」

クリスタ「よかったら、私と組まない?」テレテレ

エレン「いいけど…ユミルやアルミンと組まなくていいのか?」

クリスタ(やっぱり、アルミンの名前が出てくる…)

クリスタ(私のこと気にしてないのかな…)

クリスタ「平気だよ。エレン、乗馬少し苦手って言ってたし…」

クリスタ「どうかな?」

エレン「クリスタと組むんなら、心強いな…」

エレン「よろしくな!」

クリスタ「うん!」

アルミン「クリスタ最近積極的だ…」

アニ「…」

ベルトルト「ユミル…一緒に組まない?」

ユミル「…アニと組んだ方がいいんじゃねぇの?」

ベルトルト「ユミル…」

ベルトルト「その…ごめんよ、あんなこと言っちゃって…」

ユミル「……」

ベルトルト「反省してるよ…許してくれなんて言えないけど…」

ベルトルト「考える時間がほしいっていうことになってたけど…」

ユミル「まだ、考え中なんだろ?」

ベルトルト「君が好きだというのには変わりはないんだ」

ユミル「…」

ベルトルト「考えることなんて何もなかったよ」

ユミル「…わかったよ、今はそれで納得しとく」

ベルトルト「よかった…ありがとう」

パッカパッカ

エレン「…」

クリスタ「…」ギュウ

エレン(なんか、後ろから抱き着かれてる気がするんだけど…)

エレン(まあ、実際引っ付いてはいるかな)

クリスタ「エレン、ちゃんと目線は真っ直ぐに合わせてた方がいいよ」

クリスタ「あと、力み過ぎないように」

エレン「わ、わかった」

エレン(クリスタとペア組むのが心なしか多くなってる気がする…)

エレン(ところで…この背中に当ってるのは胸…かな?)

エレン(へぇークリスタって、けっこう胸あるんだなぁ)

エレン(て、なに考えてるんだよ俺は!?集中、集中!)

エレン(く…しかし、あんまり集中できない…胸のおかげで…)

クリスタ「エレン、あぶない!」

エレン「あ…うわ!」

クリスタ「きゃあ、落ちる…!」

エレン「あぶねぇクリスタ!」

……………

エレン「う……ここは…?」

エレン「…医務室か?」


エレン「俺、確かクリスタと落馬しちゃって…」

ガチャ

アルミン「あ、エレン。目覚めたんだね、よかった~」ホッ

エレン「アルミン、俺どうなったんだ?」

アルミン「木にぶつかりかけて、回避したところで落馬しちゃったんだよ」

アルミン「軽い脳震盪だってさ」

エレン「今何時」

アルミン「まだ、30分くらいしかたってないよ」

アルミン「もう、今日は訓練はしたら駄目だってさ」

エレン「そっか…あの、クリスタは?」

アルミン「ああ、無事だよ。君が身を挺して守ったからさ」

エレン「落ちる時にか…」

アルミン「君がかばった形になったから…クリスタは無傷だよ」

エレン「そっか、よかった」

ミカサ「エレン!」ガチャ

エレン「あ、ミカサ…」

ミカサ「エレン、よかった!」ガバ

エレン「わ、おいミカサ…!」

あとで、書きますね。

エレンハーレムになんの?

ハーレムといっても、アニとクリスタくらいですかね。

面白いぜ乙

こういう時のクリスタうざさは異常

レスサンクスです。>>1です。

アルミン「ミカサも心配してたよ」

エレン「そうか…心配かけたな…」

ミカサ「ううん、大丈夫」

アルミン「ミカサが来たってことは…訓練終わったんだ」

ミカサ「うん、だからいの一番にきた」

エレン「ありがとな、ミカサ」

ミカサ「うん、何もないようでよかった」

アルミン「僕たちはもう行くけど…」

ミカサ「え、もう行くの?」

アルミン「また、訓練が終わってから来よう」

ミカサ「…わかった」

エレン「わかった、じゃあまたな」


アルミン(クリスタやアニも来るだろうしね…あんまりミカサと鉢合わせない方がいいし…)

アルミン(羨ましいなーエレン…クリスタがお見舞いに来るなんて…)

アルミン(できれば、アニと鉢合わせて、爆発してくれないかな)フフフ

エレン「……」

エレン「軽い脳震盪か…まあ軽く済んでよかったかな…」

エレン「しかし、医務室の先生もいないし…抜け出して、訓練行こうかな…」

ガチャ

クリスタ「エレン…」ソー

エレン「あ、クリスタ…!」

クリスタ「だ、大丈夫…!?脳震盪って聞いてたけど…」

エレン「あ、ああ。この通り、ピンピンしてるって!」

クリスタ「よかった…ごめんなさい。私をかばってくれたから、こんなことになって…」

エレン「元はと言えば、俺が原因なわけだし…クリスタが無事でよかったよ」

クリスタ「エレン…」

クリスタ「そうだ、何か必要な物とかある?言ってくれれば用意するけど…」

エレン「いやいや、そんな大層な怪我でもないし…訓練行った方がいいぜ」

クリスタ「あ、そうだね…もうすぐ休憩も終わるし」

ガチャ

アニ「エレン、いるかい?」

エレン「アニか、よう」

アニ「元気…みたいだね」ホッ

エレン「心配して来てくれたのか?」

アニ「あたりま…」

アニ「…」

エレン「アニ?」

クリスタ「…」

アニ「…」ジー

アニ「クリスタも来てたんだね…」

クリスタ「うん」

クリスタ「だって、怪我させちゃったのは私だし」

アニ「…」

エレン(あれ?なんかアニの雰囲気が…)

エレン(心なしかクリスタも…)

アニ「エレン」

エレン「な、なんだ?」

アニ「あんた、情けないよ。落馬くらいで、意識失うなんてさ」

エレン「う…」

アニ「そんなので、巨人と立ち向かえると思ってるの?」

エレン「く…わかってるっての…」

アニ「クリスタも来てたんだね…」

クリスタ「うん」

クリスタ「だって、怪我させちゃったのは私だし」

アニ「…」

エレン(あれ?なんかアニの雰囲気が…)

エレン(心なしかクリスタも…)

アニ「エレン」

エレン「な、なんだ?」

アニ「あんた、情けないよ。落馬くらいで、意識失うなんてさ」

エレン「う…」

アニ「そんなので、巨人と立ち向かえると思ってるの?」

エレン「く…わかってるっての…」

すいません、2回同じ文のせてますね

アニ「いいや、わかってないね」

アニ「巨人と立ち向かうなら、もっと努力しないと駄目だね」

エレン「…」

アニ「自主練の時間を増やさないと駄目だね。自主練の時間を」

クリスタ「アニ、そんな言い方しなくても…」

アニ「…」

アニ「じゃあ、私はもう行くよ。それじゃ」

エレン「あ、ああ」

バタン

クリスタ「アニ、あんなこと言わなくても…」

エレン「いや、いいって。アニの言ってることは正しい」

エレン「アニとの自主練増やさないとダメか…」

クリスタ「アニと自主練してるの?」

エレン「え?言ってなかったっけ…」

クリスタ「…」ムー

エレン「クリスタ?」

クリスタ「じゃ、じゃあ、乗馬訓練は私が教えてあげるね?」

エレン「え…本当にいいのか?今日あぶない目にあわせちゃったし…」

クリスタ「いいよ、いいよあれくらい」

クリスタ「ね、いいでしょ?」

エレン「お、おうてよろしく…」ドキ

クリスタ「うん、よろしくね!」

エレン(なんか今、ドキっとしてしまった…)

夕方 食堂

エレン「ということがあったんだ」

アルミン「へーそんなことがあったんだ…」

エレン「確かに俺は甘かった。落馬くらいで脳震盪なんてな…」

エレン「アニは悪いけど、自主練増やして、付き合ってもらう必要あるかもな…」


アルミン「うん、そうだね~」

アルミン(多分、アニは本当に心配して行ったんだろうけど…)

アルミン(クリスタが居たから、素直になれなかったんだろうね)

アルミン(それで、エレンの闘争心を高めて、自分といる時間をさりげなく増やした…)

アルミン(やるなー…アニ…)

とりあえずここまで 今日中にはまた書くかと思います

乙乙

>>1ですが、すいません遅れました。

アルミン「エレンのことだから、明日からは訓練参加しそうだね」

エレン「当たり前だろ、もう身体は大丈夫なんだからな」

ミカサ「エレン、脳震盪を甘く見ては駄目」

ミカサ「明日の訓練は休むべき」

エレン「何言ってんだよ…」

アルミン「ミカサは君が心配なんだよ」

エレン「でもな、アニにも追いつかなきゃなんねぇし」

アルミン「それはこの際、後回しでもいいと思うよ」

ミカサ「教官も明日は休養するように促していた」

エレン「…」

エレン「わかったよ…明日はそうしとく」

ミカサ「エレン…!」

エレン「ミカサが心配してくれてたのは、前から感じてたからな」

アルミン(エレンが素直だ。大人になったのかな…)

アルミン(でもクリスタと付き合える可能性がまた減ったんだよね、僕…)シクシク

次の日

エレンの自室

エレン「はー…暇だな…」

エレン「見学してもよかったけど…教官も自由行動だとかなんとか…」


エレン「しかし…休日以外でこんなにゆっくりしたの初めてかもな」

ガチャ

ライナー「エレン、元気か?」

エレン「ライナーか、どうしたんだよ?」

ベルトルト「腰巾…じゃなくて、ベルトルトもか…」

ベルトルト「今すごく失礼なこと言おうとしたよね」

ライナー「落ち着け、落ち着け」

ライナー「しかし、その分だと問題なさそうだな…」

エレン「なにがだよ?」

ライナー「ん?今度の休みだよ」

エレン「知ってるのかよ?」

ライナー「ちょっと小耳に挟んでな」

ベルトルト「デートなんだよね、アニと」

エレン「まあ…ダブルデートだけどさ」

ライナー「ダブルデートか…」

エレン「ああ、アルミンとクリスタも呼ぶんだ」

ライナー「…」ナミダメ

ベルトルト「ライナー…」

ライナー「し、しかしだな…昨日の落馬を見る限り…」

エレン「ん?」

ライナー「クリスタはお前に惚れてるんじゃないかと思ってしまったんだが…」

エレン「はあ?意味わかんねぇし…」

エレン「第一クリスタにはアルミンがいるだろ?」

ライナー「う、うむ…まあ、そうなんだが…」

ベルトルト「まあまあライナー。君にも光明が見えてきたじゃないか」

エレン「光明?」

ベルトルト「ほら、君とサシャと僕達で出会った日あるじゃない?」

エレン「ああ」

ベルトルト「あの日、ライナーとサシャがね…」

エレン「…いい関係になったのか?」

ライナー「ばか…そんなんじゃねぇ…」

ライナー「ただ、『これからもごはん食べさせてくれるなら、何でもしますよ』て言われただけだ」

ベルトルト「そんなこと言われてたね」

エレン「餌付け…サシャらしいな」ハハハ

ライナー「くそ…その言葉に少しときめいてしまったのは内緒だ」

エレン「しかし、最近カップルが誕生したって類の話が多いな…」

ライナー「そういや、そうか」

エレン「ベルトルトとユミルだろ…アルミンとクリスタ…か」

エレン「あと、フランツとハンナに…ライナーとサシャ」

エレン「ほら、4カップルもいる」

ベルトルト「肝心なのを忘れてるよ」

エレン「ん?」

ベルトルト「エレンとアニだよ」

エレン「え…い、いや…カップルってわけじゃ…」

ベルトルト「…」

ベルトルト「殴りたい…」

ライナー「わかる」

エレン「おい、物騒なこといってんなよ」

ベルトルト「冗談だよ」

エレン「お前、アニが好きだったの?」

ベルトルト「まあね」

ベルトルト「でも、今の僕にはユミルがいるから…」

ベルトルト「いつまでもアニのこと考えてたら、彼女に失礼だからね」

エレン「な、なんか悪いな…」

ベルトルト「気にしないでよ、君は何も悪くないさ」

ライナー「というわけでだエレン。ダブルデート、うまくやれよ」

エレン「おう、わかってる」

ライナー「波乱の予感がするけどな…」

すいません、この辺りで。見てくれてありがとうございます。

乙、ほのぼの恋愛もいいなぁ


うむ、こういう恋愛ものも面白いな

全然話が進まねぇな?やる気有んのかよ

>>1です 少し再開

休日 ダブルデート当日

エレン「おっす、アニ」

アニ「ん」

エレン「アルミン達との待ち合わせ場所って、街の広場だっけ?」

アニ「確かそうだったと思うよ」

アニ「ねえ、頭の方はもう大丈夫かい?」

エレン「脳震盪のあれか?もうなんともねぇよ」

アニ「よかった…」

エレン「心配してくれてんの?」

アニ「ま、まあね…」

エレン「そっか…ありがとな」

アニ「お礼なんていいけどね」

エレン「じゃあ…行くか?」

アニ「そうだね」

広場

アルミン「エレンとアニ来たみたいだよ」

クリスタ「ホントだ」

アルミン「お~い、こっちこっち」

エレン「悪い、待たせたか?」

クリスタ「ううん、全然待ってないよ」

エレン「そうか?」

クリスタ「うん」

アニ「…」

アルミン「僕達も今来たところだよ」

エレン「ふ~ん、そうか」

クリスタ「ね、ところでエレン。脳震盪はもう大丈夫?」

エレン「ん?問題ないよ」

クリスタ「そうなんだ、よかった~~~」

エレン「はは…心配かけちゃって情けないな…」

クリスタ「そんなことないよ!エレンが庇ってくれたから、私無傷なんだし」

エレン「そう言ってもらえると助かるぜ。ありがとな」ニコ

クリスタ「う、うん…//」

エレン(…かわいい)

エレン(ていうかクリスタ、ミニスカートなんだな…足が見えてる…)

アニ「…」

アルミン(まずいな…アニの表情が…)

アルミン(僕はクリスタを応援する立場だけど…)

アルミン(デートの一番最初から、不穏な雰囲気になるのはまずい…)

アルミン「ねえ、そろそろ行かない?」

クリスタ「あ、うんそうだね」

エレン「そうだな」

アニ「最初はどこに行くんだい?決めてたっけ?」

アルミン「服とかアクセサリーとか見に行かない?」

アニ「別にいいよ」

お店

アルミン「やっぱり街まで出ると、色んな物があるね」

エレン「そうだなー」

アニ「ふ~ん、色々あるね…」

クリスタ「アニ、これとか似合うんじゃないかな?」

アニ「ショートパンツ?私はそういうの趣味じゃないね」

クリスタ「そう?似合うと思うんだけどな」

アニ「私はあんまり、肌露出させるの苦手なのさ」

クリスタ「う~ん、そうなんだ」

アニ「そういうのは、クリスタが履けばいいじゃないか」

クリスタ「え、私?似合わないと思うけど…」

アニ「今日のミニスカートも似合ってるから大丈夫だよ」

クリスタ「で、でも普段はあんまり肌出すの苦手というか…」

アニ「今日に限ってミニなんだね」

クリスタ「う…それは…」

アニ「…」

アニ「アルミンがいるし、当たり前か」

クリスタ「アルミン?…う、うん、そうだよ」

アニ「…」

エレン「なんの話してるんだ?」

クリスタ「ひゃう!エレン…!」

エレン「おお…!そんなに驚くようなことか?」

クリスタ「あ、ごめん…いきなり呼ばれたから」

エレン「ま、まあいいけど…」

アルミン「どうしたの?」

アニ「なんでもないさ、ただ…」

アニ「クリスタはショートパンツも似合うって話しをしてただけさ」

エレン「え…」

アルミン「ショートパンツか…」

クリスタ「あ、アニ…」

アルミン(エレン…どういう風に言うんだろ…)ドキドキ

エレン「…」

クリスタ「…」

アニ「…」

エレン「似合うんじゃねぇかな」

クリスタ「え…エレン、ホントに?」

エレン「ああ」

クリスタ「そ、そっか…な、なら買おうかな」エヘヘ

アニ「…」

エレン「いいんじゃないか?」

エレン「その…今の格好も似合ってるしな…」ポリポリ

クリスタ「え…あ、ありがとう…」

アルミン(な、なんだか腹立たしい…)

アニ「ちょっと…」

エレン「アニ?」

アニ「何イチャついてんの?」

エレン「いや、ちが…そういうわけじゃ…」

アニ「そうじゃないか」

エレン「あ、いや…」

クリスタ「え、えっと…とりあえず買ってくるね…」タタタ

エレン「あ…」

アニ「まったく…」

エレン「…」

アニ「…」

アルミン(気まずいな…でもクリスタとしてはいい感じかな?)

エレン「な、なにか買わないか?」

アニ「…じゃ、あんたが選んでよ」

エレン「お、俺が?いいけど…」

今はここまでで、また書きますね。

このSSまとめへのコメント

1 :  SS好きの774さん   2018年01月26日 (金) 20:47:52   ID: NJWDcu3u

ベルユミは最高

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