1月1日。時刻は午前12時15分。日付が変更される少し前からそわそわしていた。
去年は思い出すのも悲しいくらい少なかったが、今年はそうはいくまいと。
上条(ふふふ。上条さん、今年はたくさん来る気がしてならないのです)
インデックス「? にやにやしてきもひわるいんだよ」
ずずず、と特大の年越し蕎麦を啜りながら話す。新年の挨拶を急かしていたのもこれが理由のようだ。
上条「こら、口に物を入れたまま喋るんじゃありません」
インデックス「へーんだ」
上条「ったく」
上条(今年は10……いや、ひょっとすると20は……)
上条当麻は知らなかった。ちょうど前日に踏んだごく普通のサイトからウィルスを貰っていた事。
そして、そのウィルスは元旦から丁度3時間の間だけ、自身のメールアドレスを変更する物だった事を。
禁書全然見ていけど期待
俺の今年初SSなんだから、頑張れ
姫神の口調は句点使わないよ。
スレタイからやり直し。
この前のか
姫神は 、のかわりに 。だぞ
――
午前1時。インデックスは飽きるほど食した蕎麦のおかげで、炬燵の中で幸せそうに眠っていた。
そして、上条当麻はその前でがっくしと項垂れていた。
上条「……まぁ、そんな気はしていましたけれども」
上条「……いや……確か0時付近は混線するから、皆送信を避けるって……」
上条「ふふふ、まだ希望の灯は消えてなかった」
――
そうして、更に1時間が過ぎ
上条「……」
上条「いやね……正直、期待していたわけですよ。はい」
上条「あわよくば、ローマ聖教のやつらからも貰えるんじゃないかと思ってたんです」
どんよりとした雰囲気が上条当麻を包む。時差の事を完全に頭から消し去るくらいに。
上条「御坂とか、御坂妹からは貰えると信じてたんですよ。そこそこ一緒に居るしさ」
上条「で、このざまなわけですよ」
上条「……ふこ」
インデックス「うーん、とうまうるさい……スースー」
上条「……」
上条「……出かけるか」
上条「おーい、インデックス。出かけてくるからなー」
インデックス「むにゃむにゃ。もう……いらないんだよ……」
上条「……不幸だ」
姫神しえん
新年から上姫を読めるならなんという僥倖
今日の昼まで残っていると俺は信じているぞ
姫神はよ
――
上条「ううー。寒い……もうちょっと着こんでくればよかった……」
このような日ばかりは、いつもよりもイルミネーションが明るく輝く。
アンチスキルやジャッジメントがそこら中で警備しているかわりに、
学生たちはその恩恵を受けている。
上条(これは中々精神に来ますな……って上条さんは上条さんは……やっぱり止めとこ)
慰めるための自虐すら出来ない場所であるとそう感じた。
佐天「はー、やっぱり混んでますねぇ」
御坂「まぁ、仕方ないんじゃない? ここら辺で一番大きいだし」
初春「でも、年が明けたなぁ。って、感じしませんか?」
黒子「まぁ、そうですわね。いつもならうっとおしく思いますけども」
上条(み、御坂っ!?)
思わず、彼女達の視界から逃れようとする
上条(……って、何で隠れる必要があるんでせうか……まぁ、周りは団体だらけだもんな、惨めになるのは当たり前か)
上条(……不幸だ)
ほ
――
人混みから少し外れたコンビニへと足を入れる。
店内は人も少なく、片手で数えられる程しか見られなかった。
上条(はぁ……暖かい物でも買って帰ろ……)
一方通行「ったく、めんどくせェなァ」
上条「一方通行……」
一方通行「あ゛? 何だ三下かよ」
インテリジェンスさん?
禁書目録「それは知能・知性や重要な事項に属する知識・情報のこと!インデックスなんだよ!!」
イン……インターセプトさん?
禁書目録「それは迎撃機が迎撃することなんだよ!球技においてのパスカットもそれを指すかも!違うくて!インデックスなんだよ!」
イン……インテラパックスさん?
禁書目録「惜しいんだよ!惜しいんだよ語感が惜しいかもでもそれは荻■保和明が1990年に作曲した混声合唱組曲かも!インデックス!リピートアフターミー!インデックス!!!!」
……インターチェンジさん?
禁書目録「離れた!!なんで離れちゃうかな複数の道路が交差する、又は近接する箇所においてその道路の相互を連結するランプを設けて、これらの道路を立体的に接続する構造の施設であるんだよ長いんだよインデックスなんだよ!!!」
インターコンチネンタルバリスティックミサイルさん?
禁書目録「大陸間弾道ミサイルだね今度はそっちが長いんだよ!?!?長いんだよなんでそれを覚えられて私の名前をおbインデックスかも!!!
インディグネイションさん?
禁書目録「某RPGの代名詞的魔法なんだよそれを禁書で口にしちゃうのはどうなのかな!インデックスです!!」
インフェルノディバイダーさん?
禁書目録「格ゲー用語なんて誰も知らないんだよ!インデックス!!!」
インド人を右に?
禁書目録「ゲームが好きなのかな意外にゲーマーなのかなあなたは!!インデックス!!!」
インターポールの?
禁書目録「とっつぁ~んじゃないんだよなんなんだよなんなんだよ!!!インデックス!!!!」
インテル、入ってる?
禁書目録「聞くんじゃないかも!!!インデックス!!!」
インテグラルさん?
禁書目録「積分、積み重ねを意味するんだよ!あれなんだか基本的なのに戻ったnじゃなくって!インデックス!!!」
インテグラル・ファルブルケ・ウィンゲーツ・ヘルシングさん?
禁書目録「かけてきてんじゃねーかも!!!あぁっぁあもう!!もう!!!私の名前はインデックスっていうんだよ!!!おなかいっぱいご飯を食べさせてくれたら嬉しいな!!!!」
あれ?
上条「こんな所で何してるんだ?」
一方通行「あ゛ぁ? 見て分かンねェのか」
上条「いいんだ一方通行。分かる。俺にはお前の気持ちがよーく分かりますよ」
一方通行「……はァ?」
上条「誰からも誘われなかったんだろ?……だから、コンビニで人との触れ合いを」
打ち止め「アクセラレータ!」
一方通行「遅ェんだよクソガキ」
上条「……」
一方通行「で、何だって?」
上条「……ナンデモナイデス」
打ち止め「あれ? ヒーローさん? 『1人』で何してるの?」
上条「うぐっ!!」
一方通行「……おィ。行くぞ打ち止め。言葉の暴力ってのは案外効くんだ」スタスタ
打ち止め「あっ、待ってよ。えーっと、じゃあね。『1人ぼっち』のヒーローさん?」
上条「……不幸だ」グスッ
続きはよ
――
手にホットコーヒーを握りしめながら、人気の無い河川敷をとぼとぼ歩く。
先程の場所から少し遠いその場所は、人の気配を感じる事の無い程に静かだった。
上条(何故こんな所まで……)
上条(家まで遠いし、寒いし……)
上条(……ん?)
河川敷の下に何やら光る物が見える。
規則正しく揺れているそれは、どうやら誰かに操られているらしい。
上条「……姫、神?」
姫神きたー
……地獄、少女?
支援
姫神「ふんっ。ふんっ」
上条「姫神……だよな?」
姫神「えっ?……あっ。上条君」
上条「いや、何してんの?」
一心不乱に光るそれを振り回す姫神に対し、そう投げかけた。
姫神「儀式」
上条「儀式?」
姫神「そう。このおめでたい日。今まさに結ばれようとしている人達が結ばれないための儀式を行っているの」
上条「な、成る程……って、何してんの!?」
姫神「二度言う気は無い」
上条「いやいや!! そうじゃなくて! 何どこぞの呪い屋的な行動を取っているのでしょうか!?」
姫神「理由は1つ。憎いから」
上条「即答!?」
姫神「他に。見つかるなら教えて欲しい」
姫神かわいい
上条「と、取り合えず落ち着きませんか?」
姫神「私は落ち着いている。取り乱しているのは上条君の方」
上条「いやいや、明らかに目が血走ってますよ姫神さん」
姫神「これは充血してるだけ」
上条「手も震えてるし。ごめんなさい、その電流の流れる棒を私に向けないで下さいお願いします」
姫神「これは。うっかりしてた」カチッ
上条(うっかりじゃ済まないんですけど……)
上条「それにしても、一人って事は無いだろう。吹寄とかいっぱい居るだろうに。誘わなかったのか?」
姫神「一言も誘われなかった」
上条「お、おう」
姫神「ふと、外に出てみたらクラスメイトの大所帯で初詣に行っているのを見かけた」
上条「……ごめん」
姫神「別に。いい」
姫神可愛いなぁ
やっぱり姫神はかわいいなぁ
ほ
上条「……これ、お詫びって言ったらあれだけどさ。ほら、まだちょっとあったかいから」
姫神「……有難う」
上条(うーん、どことない罪悪感が……)
姫神「確かに。生ぬるい……フフフ。私と同じで中途半端な存在」
上条「あ、そうだ」
姫神「?」
上条「これから暇か?」
姫神「特に。予定は無い」
上条「良かったらさ、一緒に初詣行かないか?」
姫神「え。か、上条君と?」
上条「まぁ、嫌だったら断ってくれていいけど」
姫神「行く。是非」
上条「おう。じゃあ、行くか」
姫神「う。うん」
インさん…
支援
上条「かなり寒くなってきたよなぁ。風も強いし」
姫神「うん。とても」
上条「ていうか、その格好……絶対寒いだろ……」
姫神「大丈夫。何故なら。魔法少女だから」
上条(意味分からん……)
上条「女の子は暖かい格好をしていなさい」
姫神「あ、有難う」
姫神(上条君の服……上条君の臭いがする……)
上条(……格好つけたのはいいけど……滅茶苦茶寒い……)
支援
寒いなら寄り添えば良いじゃない
支援
寝たか?
――
先程の場所へ戻ると、まだ、人数は変わらず、むしろ多いくらいだ。
少ないと思われる時間帯を狙って来た者と参拝を済ませた者とで入れ替わりが発生していた。
上条「へー、こんな時間でも人多いんだな」
姫神「ふふふ。聖なる夜と並ぶ日……やはり儀式を続けていた方が良かったのかもしれない」
上条「は、ははは……」
姫神「そういえば。彼女はどうしたの?」
上条「彼女……インデックスの事か?」
姫神「うん」
上条「あー、あいつは蕎麦食ってそのまま寝ちまったからなぁ……今頃は夢の中……のはずだ」
姫神「大丈夫なの?」
上条「まぁ、書置きしてきたし大丈夫だろ。それにそんな長時間外に居るわけでもないしな」
姫神「……そう」
上条「?」
支援
ほ
貴重な上姫支援
ほ
ある程度の人混みを抜けると、昔ながらの屋台が立ち並ぶ大きな広場に出た。
どうやら、ここをつき進めば目的の場所へと出られるらしい、立て看板にはそう書いてある。
姫神「やはり。どこも品揃えは変わらない」
上条「? そうなのか?」
姫神「上条君は。ここには来た事ないの?」
上条「あ、い、今思い出したー。そ、そういえばこんな感じだった気がする」
姫神「成る程。私は来た事が無かったから。初耳」
上条「えぇー!? 来た事無かったのかよ!!」
姫神「リアクションが大きい。新年なんだからもっと静かに取るべき」
上条「わ、悪い。何故、そのような嘘を疲れたのでせうか」
姫神「私は来た事があるとは言っていない。そして。玄人っぽさを出したかっただけ」
上条「さいですか……」
ほす
ほう
――
上条「何か買わないのか? 少しだったら奢るぞ?」
姫神「有難う。でも。その権利は参拝が終わった後に頂く」
上条「そうか。まぁ、欲しい物があったら言ってくれよ」
姫神「……今日の君は。優しい」
上条「んー……お年玉的な?」
姫神「私達は。同級生」
上条「……少しくらいカッコつけてもいいじゃないですか」
姫神「ふふ。冗談」
魔術サイドの人らに限って言えば、ロクに携帯も使えないようなのばっかじゃ…
来るとしたら年賀状だよ諦めるな
能登可愛いよ
神姫に見えた
ほ
――
境内内の最前列には来たものの、見ただけで億劫に成る程の人の多さに、坪鈴へ向かおうとはしなかった。
賽銭を投げ込んだ後、見よう見まねの二礼二拍手一礼をした後、屋台の方へと足を返した。
姫神「上条君は。何をお願いしたの?」
上条「そりゃあ……留年しないようにと……」
姫神「切実なんだね」
上条「とほほ。上条さんには余裕がないのですよ……」
姫神「自業自得。だと思うけど」
上条「それは言わないでくれ…………と、姫神は何をお願いしたんだ?」
姫神「私利私欲のため。に決まっている」
上条「世界平和とかメルヘン的なお願いはないものかね? 仮にも魔法少女なんだろ?」
姫神「最近の魔法少女は。リアリズム」
上条「……そうですか」
――
上条「欲しい物あるんだったよな? 何が欲しいんだ?」
姫神「……それは。食べ物でもいいの?」
上条「勿論。てか、食べ物の方が多いけどな」
姫神「それじゃあ。御節が食べたい」
上条「お、御節?」
姫神「うん。御節。プリーズ」
上条「御節かぁ……売ってんのか?」
姫神「無いなら。君の手作りでも大丈夫」
上条「うーん……そうしたかったんだけど、今年はばたばたしてて作って無かったんだよなぁ」
姫神「なら。一緒に作ろう」
上条「そうかぁ。一緒に……一緒に!?」
姫神「何か不満?」
上条「い、いや。大丈夫でせう」
姫神「そう。なら。君のお家へレッツゴー」
ほ
ほ
も
ぎ
ほ
の
ほ
ほ
も
早く!
姫神は本当に希少だな
支援
はよ!
はよ
よは
はよ
上姫いいな
④
逝ったか
続き
が
ほ
ほ
っ
五和はなにやってるのよ……
――
それから、出来る限りの材料を買いそろえ、家へと向かう。
道中、遠くの方で怒声と共に何か光っていたが、特にどちらとも気付きはしなかった。
上条「ただいまー。って、寝てるか……」
姫神「お邪魔。します」
上条「ふぅ、やっぱり自宅が一番なのですよ」
姫神「君の家に来たのは。久しぶり」
上条「へっ? そ、そうなの?」
姫神「嘘。来たのは。初めて」
上条「……姫神さん」
姫神「付いていい嘘も。あると思う」
上条「いえ、あなたのはただの悪ふざけというんです」
姫神「……てへ」
上条「ぐっ。無駄に可愛いのが腹立つ」
キタコレ
はよ
支援
上条「おーい。インデックスさん、こんな所で寝てたら風邪を引きますのですよ」
インデックス「うーん……とうま……いらない……」
上条「……不幸だ」
姫神「上条君。お皿はどこ?」
上条「あー、大皿はそこの下の段に」
姫神「分かった。それと上条君」
上条「ん、どうした?」
姫神「さっさと。手伝え」
上条「……はい」
姫神「分かったのなら。いい」
ほ
平和な正月を謳歌しよう
ほ
上条「つっても、殆ど買ってきたものだし。盛り付けるだけだけどな」
姫神「煮物は。作らないといけない」
上条「あ、そうだな。どうする? 俺がやろうか?」
姫神「一緒に作ると。私は言った」
上条「でも、煮物だぜ? 1人の方が捗ると思うんだけど……」
姫神「一緒に作ると。私は言った」
上条「お、おう」
帰ってきたのか
支援
ほ
上条「な、なぁ、姫神」
姫神「何?」
上条「やっぱり一人でやった方が」
姫神「何度も。同じ事を言わせないで」
上条「でもなぁ、この動き辛さは……」
姫神「次に口に出したら。私は君を呪う」
上条「ひ、姫神さん? 別の人格が出ていませんか?」
姫神「……おほん。失礼した。私は魔法少女」
上条「意味が分からん……」
本編の姫神さんもこのくらい攻めてくれりゃなぁ…
運動会以降息してないんじゃないの
ほ
作者のヒロイン使い捨て癖がなけりゃなー
ほ
ぱっちこい
姫神(とは言ったものの。ちょっと恥ずかしい)
上条「あ、悪い」
姫神(実は先程からずっとドキドキしてる)
上条「っと。下ごしらえは終わったな」
姫神(彼は。何とも思っていないのだろうけど)
上条「悪い。ちょっとどいてくれないか?」
姫神(でも。それでもいいのかもしれない)
上条「姫神?」
姫神(でも……もし……一緒になれたら……)
上条「姫神さーん?」
姫神(ふふふ……)
上条「む、無視。不幸だ……」
はよ
ほ
も
ま
――
上条「後は待つだけだな。はぁ、やっと一息付けるのですよ」
姫神「そこそこ。疲れた」
上条「何か飲むか? お茶とコーヒー、後、紅茶もあるけど」
姫神「勿論。日本人ならお茶」
上条「ん。分かった」
姫神「だけど。偶にはコーヒーも悪くない」
上条「……俺に恨みでも持っているのか。それに、さっきコーヒー飲んだし」
姫神「客はもてなすもの」
上条「へいへい。どうせ上条さんは奴隷ですよー」
姫神(それも。いいかもしれない)
冬ならココアだろ!
ほす
ほ
ほ
ほ
――
姫神「ずずず……豆の中にもほのかな甘みが……」
上条「あぁ。スティックタイプの奴があったから。インデックスの奴、甘くないと嫌がるんだよ」
姫神「私も。これの方が好き」
上条「へぇ、そうなのか」
姫神「好き」
上条「? ん、うん。分かったって」
姫神「上条君。好き」
上条「お、おう。好きなのは分かったって」
姫神「上条君。私は。好き」
上条「き、聞こえてますか?」
攻める姫神
ほす
いいよいいよ、こういうの好きだよ
攻められる上条
wktk
保守
ほ
姫神は至高のヒロイン
ほ
ほ
――
上条「あー、もう五時か。いや、まぁ、こんなもんか」
姫神「……」ウトウト
上条「ん? 眠いんだったらベッド空いてるぞ? インデックスはそこで寝てるし」
姫神「大丈夫……」ウトウト
上条「遠慮するなって。飯の時には起こしてやるから」
姫神「……じゃあ」スッ
上条「はぁ。上条さんは徹夜コースですかねぇ」
姫神「……」バタリ
上条「いたっ!!」
姫神「……もう無理。動けない」
上条「いやいやいや! 一回立ったじゃん! あと一歩だったじゃん!」
姫神「一歩と二歩とでは大きな違いがある。それに本当にもう駄目」
上条「そ、それにしてもですね。私の上で寝るというのは何といいますか……って! 腕を回さないで!!」
姫神「抱き枕が無いと眠れない体質」
ほう
ほほう
飯食ってきます
今まで飯食ってたんじゃないのか
飯代行はよ
姫神かわいいよ姫神
ほ
ほ
も
せ
っ
す
こんなに攻めてるのに。
はよ
はよはよ
悶え死ぬまえにはよ
ほ
ほ
おい、誰か>>1の代わりに
飯食ってこい
ほ
ほ
姫神で巫女さんを見たくなったから、
初詣行ってくるわ
ほ
ほ
泣ける
>>140
あ、これ処女じゃない顔だ
>>140
もう少し画像がないと
共感できんなぁ
ほ
ほ
上条(なな、何ですか!? このどこぞのゲームみたいな展開は!??)
姫神「……」スリスリ
上条(ぎゃあああああ!! 足をスリスリしないで!! 上条さんのイマジンが壊れるぅぅぅぅ!!)
姫神(何もしてこない。案外彼は臆病者)
姫神(こうなったら……)スッ
上条「い゛っ!? ちょ!?」
姫神「もがっ」
上条(寝ぐせが悪いってレベルじゃねーぞ!! マウストウマウスをしようとしてるじゃないでせうか!)
姫神「ぐぅぅ」スッ
上条(くっ、こうなったら……)ガシ
姫神(か、上条君の腕が……)
上条(はっはっは。どうだ、上条さんの抱きしめ攻撃は!! これでもう身動きがとれまい!)
姫神(あ、侮っていた。彼は大胆な人間……でも、このまま襲われてもいいかもしれない……)
上条(……でも、これ……インデックスに見られたら間違いなく死亡するのでせうが……どうすれば……)
ほうほう
興味深いスレですね
/ / ゙i, ヽ
j ,ィ/ | |
lィ' ,ィ/j/ | iリ
| /l / '"` | j
リ! /,ノ _,、-''''` /リ
| _.._ l/ ,.--;==ミ 、 ___,.ノ /{.○-゙‐rV
ヽ,/`ヽヽト、 ´ {,.○-`‐‐ 、,.-ト| ,ノ
∧ ゙i, `ヽ,r'´ ノ. ゙、--‐''´|
,,.く ヽ ゙i ヽ、 __,,、-'" 〉 /
ハ'´ | ゙i | ' ' iヽ''" ̄ ̄ ̄`゙
゙、゙i,_r'シニZ`ー┬ト'i _____ , | \ 早くしたまえ
_゙V ヽ,.レ''ヽヽ `ー─''''"´ / \
/./ ヽ/ ,」ヽ __,,、-─‐-、j ヽ
/ r'´ --‐‐'''"´ ヽ \ (.r‐'''""゙゙`ヽ,`) /
l .| __,,、--`ヽ \ ___ヽ /´| ∠__
j | ,⊥`ー 、 ゙! レ' | |
| | -‐''"´ ヽ、⊥ヽ| |彡'| |
姫神は禁書ではほんともったないと思ふ
ほ
ほ
姫神「んっ……上条君?」
上条「おっ、起きたか姫神」
姫神「あれ?……あれは……」
姫神(夢?……しかし。妙に生々しい夢だった)
上条「お前も飲むか? コーヒー。今、淹れたところなんだよ」
姫神「有難く頂く。ただし。甘い方を」
上条「んっ。了解」
ほ
ほ
ほ
インデックス「ふわぁあ。あれ? 何で秋沙が居るの?」
上条「こらこら、そんな事を言うもんじゃありません。ここに居る姫神様はな。この! 豪華御節を作ってくれた張本人なんだぞ!!」
インデックス「うわぁ!!! 有難う秋沙!! これがジャパニーズオセチなんだね!!」
姫神「まぁ。盛り付けただけだか」
インデックス「頂きまーす!!! んぐんぐ。美味しいんだよ! とうま!!」
姫神「ふ。ふふ。謙遜すらさせてもらえない……」
上条「どうした? 姫神。食べないのか?」
姫神「では。遠慮無く。そこの伊達巻き」
インデックス「この甘いの美味しいだよ!!」モグモグ
姫神「……こっちの蒲鉾」
インデックス「この赤と白のも美味しいんだよ!」モグモグ
姫神「……」
上条「こら、インデックス。行儀が悪いだろ。ほら、姫神、小皿に取ってやったから」
姫神「……やはり。上条君は優しい」
ほ
ほ
ほ
落ちまくるなー
またか
VIPが不安定だな
姫神超頑張れ!
ほ
だめか…どこも姫神に厳しいな
ほ
書き込めないわけではないが……
ほ
ほ
ほ
ほ
あかんか
小萌先生といいほのぼの系はなかなか完走出来ないな
ほ
ほ
ほし
ほす
WO
ほ
>>1にはこのスレ見えているんだろうか
ほ
ほす
ほ
ほ
ほ
姫神は至高のヒロイン
テスト
あ、ブラウザからだと書き込めるんですね。
ずっと専ブラでやってたものでしたから。
丁度、皿に並べられた料理が4分の1程度無くなった頃。担任である月詠小萌から電話が掛って来た。
焼き肉をするから一緒に食べないか? という内容だ。いつもならばとても有難い誘いではあったが、生憎、腹の具合も八分目。
こんなコンディションでそんな物が胃に入るわけも無く、残念ではあったが、丁寧に断りの返事をしようとする。
が、地獄耳を立てていたインデックスが『焼き肉』のフレーズを聞いた途端、向こうへとすっ飛んで行ってしまった。
上条「まだ食えるのかよ……あいつ、本当は魔術を使えるんじゃないのか?」
姫神「私も。まだ。大丈夫」
上条「あっ、姫神も行きたいなら行っていいぞ。小萌先生には伝えておくから」
姫神「君は。行かないの?」
上条「上条さんの胃袋はもう一杯なのですよー。姫神にはいろいろ手伝ってもらったし、遠慮する必要はないぞ?」
姫神「そう……なら。私も一緒に残る」
上条「いや、俺に気を使わなくていいって。行きたいなら」
姫神「私も。残る」
上条「そ、そうか。じゃあ、色々片づけるの手伝ってもらってもいいか?」
姫神「がってん。承知した」
きたか
禁書はキャラの使い捨てがひどいとかよく言われるけど死んだやつ以外は結構な数が再登場してると思うんだが
特にボスキャラは9割ぐらいが物語に関わってきてると思う
――
上条「ふぅ。取り合えずは一段落ってところか」
姫神「上条君。コーヒーが欲しい」
上条「あぁ、お疲れさん。やっぱり二人だと作業が進むな」コポコポ
姫神「あ。やっぱりお茶に変更」
上条「……ふふふ。この上条さん、何度も同じ手に引っ掛かりはしないのですよ……そう言うと思って、すでにお茶を用意しておいたのだ!!」
姫神「むむむ。案外やり手」
上条「ふははは。潜ってきた場数が違うのですよ! 場数が!!」
姫神「……上条君。これ。紅茶」
上条「ふはは、は……え? 紅茶?」
姫神「うん。紛れもない。紅茶」
上条「な、なんですと……な、何故、お茶のパックの中に紅茶が……」
姫神「やはり。爪が甘い」
>>191
瀕死の状態は再登場のフラグだよな
――
姫神「そろそろ帰る」
上条「ん、分かった」
姫神「……」
上条「……」
姫神「……」
上条「?? ど、どうした?」
姫神「今は午前中とはいえ。私の性別を考えてほしい」
上条「???……あ。み、見送ろうか?」
姫神「そうしてもらえると。有難い」
上条「おし。じゃあ行くか」
姫神「うん」
アックアとか垣根とかな
・・・フレンダは完全死亡だと思ったが
ほ
――
見送りと言っても、家を知らないため、道案内は彼女に任せる。
姫神秋沙は上条当麻を視界に捉える事が出来るくらい、ほんの僅か前を歩いている。
道中は、お互いの共通点である料理の事や学校の事、そして
姫神「上条君」
上条「何だ?」
姫神「付き合っている人は居るの?」
上条「ぶっ!!」
姫神「答えて。ほしい」
上条「きゅ! 急に何て質問をするのでせうか!?」
姫神「どっち?」
上条「……あぁ、そうだよ」
姫神「えっ?」
上条「居ない!! 居ません!! できた事もないですよー!! チクショー!!!」
姫神「そ。そうなんだ。納得」
上条「どーせ、上条さんはもてませんの事よー」
姫神「……良かった」ボソリ
姫神はインデックスとの絡みで出して欲しい
ほ
――
そして、会話も途切れ途切れになった時、昨日の河川敷へと辿りついた。
上条「あ、姫神の家。ここら辺だったのか」
姫神「うん。寮だけど。そして。見送りはここで大丈夫」
上条「そっか。じゃあ、また学校でな」
姫神「待って」
上条「ん、どうした?」
姫神「最後に。質問。いい?」
上条「おぉ。別にいいけど?」
姫神「……」
上条「?」
姫神「……私と。付き合って欲しい。いい?」
上条「…………あぁ。いいよ」
姫神「…………ふふ」
姫神「恐らく。君は勘違いしてると思うけど。言質は取った」
上条「へっ?」
姫神「何でもない。自分の発言には責任を持って。それじゃあ」
そう言うと、小走りで住宅団地の方へと小走りで走り去っていった。
上条「何だったんだ?……付き合ってって、買い物の事だよな…………
あれ? でも、買い物なら私『に』ってならないか?…………まぁ、いいか。お馬鹿な上条さんは考えるだけ無駄なのですよー」
その帰り。何故か気分が良かった。陽気に鼻歌を口ずさむくらいに。
ほ
新説だかになってから読んでないけど、
姫神メインで出てきたらまた読んでもいいんだけどな
――
上条「ふふふーん」
御坂「ちょっとあんた!!」
上条「ん? あぁ、御坂か」
御坂「……あんた、何で返事返さないのよ」
上条「返事? 何の事だ?」
御坂「っっ……す」
上条「す?」
御坂「すっとぼけるんじゃねぇぇぇ!!!!」バチバチ
上条「い゛ぃぃ!?」
迫って来る電流を咄嗟に右手で防ぐ。
上条「あ、危ねぇな!!」
御坂妹「待って下さいお姉さま」
上条「み、御坂妹」
御坂「どきなさい。折角の人の誠意を無駄にしたのよコイツは」
御坂妹「何があったのかは知りませんが、ミサカも彼に聞きたい事があります」
御坂妹「さて」
上条「??」
御坂妹「どうして、返事を返してくれなかったのでしょう。と、ミサカは憤りを抑えながらあなたに質問します」
上条「?? いや、何の事を言ってんのか全然分からねぇよ」
御坂「あ、あんたまさか!?」
御坂妹「でしたら、簡潔に述べます」
御坂妹「ミサカは1月1日午前12時。俗に言う、『あけおめメール』なる物をあなたに届けました。
しかも、ただの新年の挨拶だけでは無く、初詣のお誘いを記述した物をです。
しかし、1時間2時間まてども返信は来ず、結局はアクセラレータの野郎と行くはめになりました。
あなたはミサカを無視する理由があったのですか? あったのなら理由を今すぐ述べて下さい。10秒以内に」
上条「メール? い、いや、メールなんて」
御坂「へぇ……? あんた、私だけで無く、この子に対しても無視したと……」パチッ
上条「み、御坂さん? どうして帯電していらっしゃるのでしょうか?」
御坂「さぁ……? どうしてでしょうねぇ……?」パチパチ
上条「ちょ! ちょっと待ってくれ! メールなんて一通も来てないんだって!!」
御坂妹「では、あなたの携帯電話を見せて下さい」
上条「いいぜ! ほら!」スッ
御坂妹「どれどれ」ピッピッピ
御坂妹「ほうほう。新着メール10008件。内容は全て同様の物であると思われ、なおかつ全て未開封です」
上条「へっ?」
御坂「へ、へぇ~……。そんな数のメールが来てたにも関わらず、全て未開封……つまりは、そんな事にも気付かない程……何かをしていたって事よね?」バチバチ
上条「こ、これは何かの間違いで……そ、そう! 誰かの陰謀が!!」
御坂「く、くくく……一体どこの小娘と熱中しとったんじゃあぁぁあああ!!!!!!!」ビリビリ!!
上条「ふ、不幸だぁあああああ!!!!!」
終わり
>>207
ちょっと最後の1行が見えないから続けて
取り合えずは一旦お終いです。
また、同じような事が起きたら面倒くさいので。
今から短編的なものを書きますが、時間がかかるかもしれません。
おい
>>209
短編とか無くていいから
続きをはよ
姫上でこれの続きの短編ならかまわんが
姫神SSは貴重なんや…
もうちょっとがんばってくれ、頼む
いい話だったよな
>>148
ちょっと膝上が長すぎると思うんだけど気のせいかな?
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