杏「とある冬の日」 (35)
シンデレラジオの外伝です
例によって、今回だけでも見れるのでよければどうぞ
SSWiki : http://ss.vip2ch.com/jmp/1389627441
杏「ぐうぐう」
こずえ「すぅ…すぅ…」
菜々「杏ちゃんとこずえちゃん、気持ちよさそうに寝てますねぇ」
きらり「とーってもかわゆいにぃ☆」
菜々「はぁ~…コタツ、暖かいですねぇ…」
きらり「コタツにみかん♪コタみかだにぃ☆」
菜々「こたみかと言えば、小谷実可子さんっていうシンクロの選手がいましたねぇ」
きらり「うにぃ?きらりん知らないにぃ」
菜々「ハッ…!?い、今のは聞かなかった事にして下さい」
きらり「分かったにぃ☆」
菜々(聞かれたのがきらりちゃんだけで良かったです…!)
期待
仁奈「大変でごぜーますよー!!」ガチャ
菜々「あ、仁奈ちゃん」
きらり「仁奈ちゃんおっすおっす☆」
菜々「大変って、どうしたんですか?」
仁奈「雪です!雪が積もってるでごぜーますよ!」
菜々「えっ、ホントですか?」
きらり「にょわっ、雪!雪~!」
菜々「うわ、ホントだ…。朝から降ってましたけど、いつの間にこんなに…」
きらり「お外真っ白だにぃ」
仁奈「みんなで外で雪で遊ぶですよ!」
菜々「え゛っ…外でですか?」
菜々(ど、どうしよう…絶対寒い…。でも、仁奈ちゃんが遊びたがってるのを断るのも…!)
きらり「雪遊び、楽しそ~☆皆で遊ぼ遊ぼ!」
菜々「杏ちゃんとこずえちゃんはどうします?」
仁奈「あーっ!こずえおねーさん、また杏おねーさんとお昼寝してるですよ!」
仁奈「ずりーですよ!起きるですよ!雪ですよー!」ユッサユッサ
杏「うーん…」
こずえ「んー…」
菜々「あはは、また始まりましたね」
きらり「杏ちゃん大人気だにぃ☆」
杏「んー…何……?」
こずえ「ふぁ……」
仁奈「杏おねーさん、こずえおねーさん!雪でごぜーますよ!!」
杏「雪…?あー…朝からよく降ってたねぇ…いい加減止んだ?」
菜々「止んでますよー。ただ…」
きらり「お外真っ白ー!」
杏「うわ、マジか…帰るの面倒だなぁ…」
菜々「って言っても、いつもきらりちゃんに負ぶってもらってますよね」
杏「うん、まぁそうなんだけど」
きらり「うぇへへ☆」
仁奈「杏おねーさんとこずえおねーさんも、外で一緒に遊ぶでごぜーますよ!」
杏「えー…杏はいいよー…皆で行ってきて…」
仁奈「杏おねーさんも行くですよ!」ユッサユッサ
杏「ほら、仁奈…一緒にお昼寝しよ…暖かくて気持ちいいよー」
仁奈「えっ、ホントでごぜーますか!?わーい♪杏おねーさんとお昼寝ですよー!」モゾモゾ
杏「あー、この仁奈のもこもこの服がまた…」ギュー
仁奈「コタツと杏おねーさんあったけーですよ…」
杏「ぐうぐう」
こずえ「ふわぁ…」
仁奈「すー…すー…………ハッ!?」
仁奈「って、そうじゃねーですよ!!杏おねーさん起きるですよ!!」ユッサユッサ
杏「うーん…惜しい…もう少しだったのに…」
菜々(可愛いですねぇ)
きらり(かわゆいにぃ♪)
杏「こずえー…雪積もってるってさー…どうするー…?」
こずえ「んー…まだ…ちょっと…おねむだけどー…ゆき…あそぶー…」ムニャムニャ
杏「おおぅ、こずえも仁奈側についてしまったか…」
菜々「ふふ、杏ちゃんどうしますか♪」
きらり「杏ちゃんも遊ぶにぃ!」
杏「うーん…しょうがないなぁ…ふわぁ……」
仁奈「わーい♪」
仁奈「輝子おねーさん達はどこでごぜーますか?」
菜々「輝子ちゃん達なら、隣の部屋でゲームしてますよ♪」
杏「あぁ、杏達が寝るからって、隣の部屋に移ってくれたんだっけか」
仁奈「じゃあ、仁奈は輝子おねーさん達を呼んでくるですよ!」
杏「ホントに皆呼ぶ気なんだね…」
菜々「まぁまぁ、皆で遊んだ方が楽しいですよ♪」
きらり「仁奈ちゃんが輝子ちゃん達を呼んでる間に、お着替えするにぃ♪」
杏「そだねぇ。しっかり厚着して出ないと」
こずえ「ふわぁ…おそと…まっしろだよぉー…」
杏「うわー…寒そー…」
菜々「北海道だとこれでもまだ全然積もってない方なんでしょうか?」
杏「あー、そうだねぇ。酷いとこだと何メートルとか積もるし」
きらり「にょわっ!きらりより高いにぃ!」
杏「だねぇ。きらりでも埋まっちゃうよ」
きらり「すごーい!!」
輝子「ちょっ…ヤ、ヤバい…怒ってる…」
小梅「う、動きが…早くなってる…」
幸子「どうするんですかこれ!?」
紗南「みんな頑張れー!」
幸子「紗南さんも見てないで手伝ってもらえませんかね!?」
紗南「うーん、あたしガチ装備で来ちゃったからなぁ」
紗南「あたしが攻撃したらすぐ倒しちゃうと思うし…それだと3人の練習にならないよね」
紗南「ほら、その代わりに演奏で強化するから!」
輝子「お、おぉ…スタミナが…減らなくなった…」
小梅「えっと…麻痺弾…麻痺弾…え、えいっ…」
幸子「あっ、麻痺しましたよ!輝子さん、チャンスですよ!」
輝子「ヒャーッハァー!!スタミナが減らないから攻撃し放題だぜぇー!!」
紗南「輝子ちゃん、鬼人化する度にヒャッハーするね」
幸子「ボクも輝子さんの邪魔にならないように、頭でも攻撃してましょうか」
小梅「わ、私も…!」
紗南「もうそろそろ瀕死だと思うから、もう少しだよ!」
【メインターゲットを達成しました!】
輝子「お、おぉ…やった…!」
小梅「や、やったね…!」
幸子「ふふーん!当然ですよ!」
紗南「おめでとー!さぁ、お楽しみの剥ぎ取りタイムだよー!」
輝子「なるほど…こうやって、素材を集めていくのか…」
小梅「あ、集めた素材で…武器とか…防具を…作るんだね…」
幸子「色々種類があるみたいですねぇ」
紗南「好きな武器とか防具がきっとあると思うから、それを作ればもっと楽しくなるよ!」
輝子「ま、まずは…操作に慣れないとね…フヒヒ」
小梅「た、たまに…間違えて…モンスターの目の前で…アイテムを使っちゃう…」
幸子「それで何度か攻撃受けましたね…」
仁奈「輝子おねーさん達、いやがりますかー?」ガチャ
幸子「おや、仁奈ちゃん。どうしました?」
仁奈「外、雪が積もってるからみんなで遊びに行くですよ!」
小梅「えっ…ゆ、雪…?」
紗南「うわっ、ホントだ!外真っ白だよ!」
輝子「フヒ…い、いつの間に…」
幸子「ゲームに熱中してて気付かなかったですね…」
小梅「み、みんなって…杏さんや…こずえちゃんも…?」
仁奈「はい!二人も起こしたのでみんなで行くですよ!」
輝子「フヒヒ…お、起こしたのか…」
幸子「そういう事なら、ボク達も行きますか?」
小梅「う、うん…行く…」
紗南「じゃ、ゲームは休憩だねー!」
幸子「では仁奈ちゃん、ボク達も準備しますので少し待っていて下さい」
仁奈「分かりましたー!」
幸子「しっかり厚着していきましょう」
紗南「厚着して寒さ無効にするよー!」
小梅「む、無効に出来るほど…暖かくできるかな…」
輝子「で、出来たら…便利だね…フヒヒ」
―10分後―
仁奈「雪だー♪」
杏・菜々「寒っ…」ガタガタ
きらり「にょわーっ!真っ白だにぃー!!」
こずえ「まっしろー…」
紗南「すごーい!」
輝子「つ、積もってるねー…」
小梅「う、うん…積もってる…」
幸子「積もってますねぇ」
杏「はぁ、寒い…もう事務所に戻ってコタツで寝たい…」
きらり「杏ちゃん、まだお外に出て5分も経ってないにぃ」
仁奈「わーい!ゆーき、ゆーき♪」
こずえ「ゆーき…ゆーき…」
菜々「みんな元気ですねぇ…」
杏「この寒さは堪えるよねぇ」
菜々「ですねぇ。腰と、手足の先が…って、誰が年ですか!?」
杏「いや、何も言ってないんだけど…」
菜々「あ、あれっ…あははー…♪」
杏「菜々さんの自爆芸に磨きがかかっている」
菜々「自爆芸とか言わないでくださーい!」
仁奈「仁奈、雪だるま作るですよー!」
こずえ「こずえもー…ゆきだるま…つくるー…」
仁奈「じゃあ、こずえおねーさん、まずは雪玉を作るですよ!」
こずえ「うん…ゆきだま…つくるー…」
小梅「わ、私達も…雪だるま…作る…?」
幸子「雪だるまではなく、何か他の雪像を作るのはどうでしょう?」
輝子「ほ、他の雪像か…難しそうだな…」
紗南「でも面白そう!何か作ってみようよ!」
幸子「では、誰が一番カワイイ雪像を作れるか競争ですよ!」
小梅「が、頑張る…」
輝子「可愛い雪像か…な、何をつくろうかな…フヒヒッ」
きらり「杏ちゃん、かまくら作ってあげゆね♪」
杏「おぉ、流石きらり」
きらり「うぇへへ♪出来るまで、こずえちゃん達のお手伝いしてあげてね☆」
杏「えー」
菜々「ジッとしてても寒いと思いますし、体を動かした方がいいと思いますよ♪」
杏「うーん、そうかなぁ?」
きらり「杏ちゃん、飴玉あげゆから頑張って♪はい、あーん☆」
杏「あーん…しょうがないなぁ、じゃあちょっと手伝ってくるかー」コロコロ
菜々「あっ、じゃあ、ナナは事務所に戻ってシャベルとか取ってきますねー!」スタコラサッサ
杏「寒さに耐え切れず逃げた」
きらり「きらりん雪かきー☆」ドドドドド
杏「シャベル使わずに雪山を築き上げていってるよこの子…」
杏「おーい、仁奈とこずえー、雪玉作ってるかねー」
仁奈「あ、杏おねーさん!雪玉、今ごろごろ転がしてるところですよ!」ゴロゴロ
こずえ「ゆきだまー…ごろごろー…」ゴロゴロ
仁奈「でっけー雪だるま作るですよ!」
こずえ「おっきーの…つくるー…」
杏「あんまり大きくしすぎると持ち上げるのが大変そうだけど…」
杏「んじゃ、杏は適当に枝と石でも探してくるよー」
仁奈「雪だるまの手と顔でやがりますね!?」
こずえ「ゆきだるまの…おててと…おかお…つくるのー…」
杏「そゆことー。大きくするのはいいけど、程々にねー」
仁奈「わかりましたー!」ゴロゴロ
こずえ「ほどほどー…」ゴロゴロ
小梅「な、菜々さんが…シャベルとスコップ…持って来てくれた…」
紗南「よーっし、じゃあ作るぞー!」
輝子「ど、どれぐらいの大きさが…いいかな…」
幸子「あまり大きいのは難しそうですし、時間もかかりそうですね」
紗南「ふんふーん♪」
小梅「さ、紗南ちゃん…もう、作り始めてる…」
幸子「もう何を作るか決めたんですか?」
紗南「うん!」
輝子「は、早いね…」
幸子「ボクも決めましたよ!一番カワイイ雪像を作って見せますよ!」フフーン
小梅「ど、どうしようかな…」
輝子「フヒヒ…な、悩むね…」
紗南「自分の好きなものでいいんじゃないかなー!」
小梅「じ、自分の…好きなもの…」
輝子「な、なるほど…」
幸子「とりあえず、雪を集めながらでも考えてみたらいいと思いますよ!」
輝子「そ、そうだね…雪は…絶対使うんだし…」
小梅「じゃ、じゃあ…雪、集める…」
きらり「きらりんシャベルぱわー☆」
菜々「きらりちゃん凄いですねぇ。ナナの倍ぐらいのスピードで雪を集めてますよ」
きらり「杏ちゃんの為に頑張るにぃ☆」
菜々「ナナはもう既に腰が…!」
きらり「菜々ちゃん大丈夫ぅ?」
菜々「だ、大丈夫ですよー!ナナだってまだ若…ゲフンゲフン!リアルJKですからね!」
きらり「にょわっ、りあるじぇーけーぱわー☆」
菜々「そうです!リアルJKパワーです!」
菜々(とは言え、あんまり無茶すると明日のお仕事に響きそうな…!)
きらり「菜々ちゃん菜々ちゃん、雪山これぐらいで大丈夫かにぃ?」
菜々「えっ…あ、そうですね!これぐらいあれば、杏ちゃん一人なら十分入れると思いますよ!」
きらり「じゃあ、後は掘り掘りすれば出来上がり☆」
菜々「でも、このまま掘り始めたら多分崩れちゃいますよね」
きらり「にょわ、そうなのー?」
菜々「本格的なかまくらではないとは言え、表面は固めておかないと…」
きらり「菜々ちゃん物知りだにぃ♪」
菜々「多分、水をかけたら表面が固まるはずですよ!」
菜々「ナナ、ちょっとバケツに水を汲んできますね!」
きらり「ういうい、よろしゅー☆」
杏「枝と石…雪に埋もれてなかなか見つからないなぁ」
杏「うぅ…にしてもホント寒い」
杏「はぁ、ちょっと休憩」
ニャーン
杏「あ、ネコだ」
杏「首輪してないし…野良猫かなぁ」
ニャーン
杏「寒いよねぇ」
ニャーン
杏「コタツで丸くなりたいよねぇ」
ニャーン
杏「あ、行っちゃった」
杏「…まぁ、ネコに人間の言葉は分からないよね」
杏「はぁー、枝と石、探そうっと…」
杏「菜々さんの言う通り、動かないと余計寒い…」
幸子「…雪像って、難しいんですねぇ」
輝子「な、なかなか…形にならないね…」
紗南「札幌の雪まつりとか、どうやってあんなにおっきい雪像作るのかなー」
小梅「お、お城とか…凄いよね…」
幸子「あのレベルになると、数人がかりで1ヶ月とかかけて作ってるんでしょうねぇ」
輝子「さ、流石…雪国だね…フヒヒ」
紗南「こっちだと、雪なんてちょっと積もって1日で溶けちゃうもんね」
幸子「そうですねぇ、今日みたいに積もってくれる日が1年に1回あるかどうか…」
小梅「つ、次…いつ、積もるか分からないから…今日のうちに…沢山遊ぶ…」
輝子「そ、そうだね…じゃないと…もったいない…フヒヒッ」
幸子「雪像、出来たら写真を撮って記念に残しておきましょうか」
紗南「賛成ー!」
仁奈「こずえおねーさん、そっちは出来やがりましたか?」
こずえ「んー…これで…いーい…?」
仁奈「おぉっ、でっけー雪玉でごぜーます!」
こずえ「になのも…おっきー…」
仁奈「ふっふっふ、やっぱり作るなら大きい雪だるまですよ!」
仁奈「さぁ、こずえおねーさん、二つの雪玉を合体させるですよ!」
こずえ「どうやってー…がったいするのー…?」
仁奈「あっ」
仁奈「しまった…大き過ぎて仁奈達じゃ持ち上げられねーですよ…」
こずえ「んー…」
杏「ただいまー。枝と石集めて…って、でかっ!」
仁奈「あっ、杏おねーさん!」
こずえ「おかえりー…」
杏「また大きいの作ったねぇ」
仁奈「持ち上げられねーですよ…」
こずえ「こまったのー…」
杏「しょうがないなぁ。きらり、ヘルプ!」
きらり「にょわっ!杏ちゃんどうしたにぃ?」
仁奈「今、一瞬できらりおねーさんが…」
こずえ「はやかったのー…」
杏「こずえと仁奈が雪玉大きく作りすぎちゃって」
杏「持ち上げられないから、お願いしていい?」
きらり「まっかせるにぃ!よいしょっと☆」
仁奈「おーっ、きらりおねーさんすげーですよ!」
こずえ「ちからもちー…」
きらり「うぇへへ☆はい、これでだいじょーぶい♪」
仁奈「ありがとーごぜーます!」
こずえ「ありがとー…」
杏「じゃ、枝と石あげるから、飾りつけするといいよ」
仁奈「わーい♪」
こずえ「おててと…おかお…つくるのー…」
杏「きらり、かまくらはどんな感じ?」
きらり「えっとねー、菜々ちゃんがお水持ってきてくれるから」
きらり「それで表面を固めて、それから掘り掘りするんだにぃ☆」
杏「あー、なるほど」
菜々「お待たせしましたー♪」
杏「お、ちょうど戻ってきた」
きらり「それじゃ、かまくら作り再開だにぃ☆」
―2時間後―
仁奈「ふっふっふ、これで10個目ですよ!」
こずえ「ゆきだるま…たくさんー…」
杏「もう疲れた…」
紗南「うわ、雪だるまが沢山!」
幸子「大きい雪だるまの周りに、小さい雪だるまが沢山ありますね」
小梅「か、可愛いね…」
輝子「フヒヒ…そ、そうだね…」
杏「お、紗南達は雪像できた?」
紗南「うん、出来たから皆を呼びに来たんだー!」
きらり「杏ちゃーん!かまくら出来たにぃ!にょわっ、雪だるま沢山でかわゆいにぃ♪」
杏「おぉ、待ってたよ!」
幸子「あれ、菜々さんはどこに言ったんですか?」
きらり「あ、菜々ちゃんなら…」
菜々『シャベルとか出した時に色々ひっくり返しちゃったので、ちょっと倉庫を片付けてきますね♪』
きらり「って言ってたにぃ!」
杏「絶対こたつで休んでる…」
幸子「ですねぇ…」
仁奈「輝子おねーさん達の雪像見るですよ!」
こずえ「せつぞう…みるー…」
紗南「じゃあ、まずはあたしから!あたしが作ったのはこれだよー!」
きらり「うにぃ?四角いにぃ」
杏「もしかして、ゲームの筐体?」
紗南「あったりー!やっぱり杏さんは分かってくれた!」
杏「うん、そのレバーとボタンらしきものでなんとなく分かったよ」
きらり「紗南ちゃん面白いにぃ☆」
仁奈「ゲームセンターにあるヤツでごぜーますか?」
紗南「うん、そうだよ!」
こずえ「げーむ…できるのー…?」
紗南「え゛っ…これじゃゲームはできないかなぁ」
こずえ「そうなんだー…」
杏「…ん、地面になんか妙な膨らみが」
小梅「あ…そ、それ…私の…雪像…」
こずえ「ひとの…かたちー…?」
仁奈「小梅おねーさん、これ何でごぜーますか?」
小梅「ゆ、雪に埋もれた…死体を…表現してみました…」
杏・仁奈「!?」
幸子「小梅さん…何を作っているのかと思ってたら…」
輝子「フヒッ…ま、まさかの…」
こずえ「したいー…?」
杏「こずえ、何でもないから気にしなくていいよ!」
こずえ「…?」
杏「小梅、こずえと仁奈がいるんだから、それはまずいって!」ヒソヒソ
小梅「あ…そ、そっか…ごめんなさい…」ヒソヒソ
きらり「小梅ちゃん怖いにぃ…!」
仁奈「やべぇですよ…」
杏「えーっと、気を取り直して、輝子は何作ったの?」
輝子「わ、私は…シイタケの…雪像を作ったよ…フヒヒ」
杏「ネオアームストロングサイクロンジェットアームストロング砲じゃないか。完成度高いなぁ」
輝子「えっ」
杏「ごめん、何でもない」
きらり「輝子ちゃん凄いにぃ!シイタケに見えるにぃ!」
仁奈「輝子おねーさんすげーですよ!」
こずえ「しいたけー…おいしそー…」
輝子「フヒヒ…ど、どうも…」
幸子「そしてボクの作った雪像がこちらです!」ドヤァ
杏「カオナシ?」
幸子「何でですか!どう見てもカワイイカワイイボクの胸像じゃないですか!」
こずえ「きょーぞー…?」
杏「こういう、胸から上の部分だけの像のことだね」
こずえ「そうなんだー…」
幸子「もっと雪と時間があれば全身作ったんですけどね!」
幸子「でも、これでもボクのカワイさが十分出てますよね!?ね!?」
杏「あー、うん、そうだね、可愛い可愛い」
きらり「幸子ちゃんの胸像かわゆいにぃ☆」
幸子「ふふーん!当然ですよね!」
きらり「杏ちゃん、これが杏ちゃん用のかまくらだよー☆」
杏「やったー。どれ、早速中に…」モゾモゾ
きらり「どうかにぃ?」
杏「…思ったより暖かくないかも」
幸子「まぁ、雪に囲まれてますからねぇ」
杏「でも、冷たい風は防げるから悪くないねぇ」
きらり「うぇへへ、よかったー♪はい、杏ちゃん、飴玉あーん☆」
杏「あーん……」コロコロ
小梅・輝子・紗南(犬小屋みたい…)
仁奈「杏おねーさん!仁奈も中に入ってみてーですよ!」
こずえ「こずえもー…」
杏「ん、二人なら杏よりちっちゃいし入れるかな。んじゃ、出るからちょっと待ってね」モゾモゾ
仁奈「わーい♪」
こずえ「かまくらー…はいるのー…」
杏「机の下にいる輝子と乃々もこんな気分なんだろうか」
輝子「えっ…ど、どうかな…」
幸子「かまくらと机の下は違うような…」
菜々「みなさーん!」
きらり「あ、菜々ちゃーん!」
杏「菜々さんズルいよー。自分だけ事務所で温まるなんてー」
菜々「ふっふっふ、何もせずにただ温まってたわけではありませんよ!」
杏「温まってたのは否定しないんだ」
菜々「実は、皆さんの為にお汁粉を作ってたのです!」
杏「まじか」
紗南「やったー♪」
きらり「うきゃー!お汁粉食べたいにぃ!」
仁奈「仁奈も食べてーですよ!!」
こずえ「こずえもー…」
菜々「もう随分外で遊んでますし、そろそろ事務所に戻って温まって下さい♪」
幸子「では、戻って菜々さんのお汁粉を頂くとしましょうか」
小梅「そ、そうだね…」
輝子「それがいい…フヒヒ」
紗南「じゃ、帰る前に写真撮ろうっと!」
小梅「あ、わ、私も…」
幸子「明日には溶けてしまうでしょうし、今の内に撮っておいた方が良さそうですね」
仁奈「折角作ったのに、溶けてしまうのは悲しいですよ…」
こずえ「ずっと…のこしておきたいのー…」
杏「まぁ、こればっかりはしょうがないね」
杏「また雪が積もったら、一緒に遊んであげるからさ」
仁奈「ホントですか!?わーい♪」
こずえ「また…あそぶのー…」
きらり「杏ちゃん優しいにぃ☆」
杏「冷たい事言っちゃ可哀想だしね。雪だけに」
輝子「フヒヒ…う、うまいね…」
菜々「それじゃ、皆さん戻りますよー♪戻ったら、ちゃんと汗を拭いて着替えてくださいね♪」
「「「はーい」」」
おしり
お汁粉食べたい
見てくれた人ありがとう
乙でした!
菜々さんがお母さんすぎるwwwwww
乙どした
菜々さんのお汁粉食べたい
乙でした
モンハンネタで疑問
輝子→双剣
沙南→笛
小梅→ボウガン
は解ったけど、幸子は何使ってるんだろう?
>>30
さっちゃんが使いそうな装備が思いつかなかったので誤魔化したんですよね…
ハンマーとかガンランスとかそこら辺ですかね
スラッシュアックスとか太刀じゃない?
片手じゃないかな
棍は無いかな?
おっつおっつばっちし☆
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