個人的にヒマだから書いていくss(55)

1.アルアニ
2.誰も見てなくても進める。理由はスレタイに
3.意見(希望)があればどうぞおっしゃってください

あとキャラ崩壊あるかも(注意)

名前も変える

僕はミカサやエレンと共に訓練兵団に入団した

恋愛やヒマ潰しなんかの為に入団したんじゃない

僕はあくまで『人類の役に立つ』為に入団したんだ

でも……………………

アルミン「ハァ……ハァ……」

キース「アルレルト!!貴様だけだ!ここまで体力がないのはな!!本当に巨人の餌になりたいのか!!!?」

アルミン「なりたくありません……!」

……………そう
僕には体力がない
兵士にむいていないんだ

ー男部屋ー

エレン「アルミン、大丈夫か?」

アルミン「う、うん……」

エレン「お互い頑張って良い兵士になろうな!!」

ライナー「そうだぞ、アルミン。誰だって最初から出来るヤツなんていない」

コニー「ま、わからない事があったらこの天才に何でも聞いてくれ!」

ジャン「ハッ、お前に聞く程バカなヤツはいねえよ!!」

マルコ「た、たしかに」

ベルトルト「ハハハ…」

それでも、励ましてくれる同期の皆がいるおかげで、僕は続けられる

アルミン「ありがとう、皆」

私は…普通の人間ではない
5年前、ライナーやベルトルトと共に人類を地獄へ追いやった私は、訓練兵団に入団した
実力はあった

そりゃそうだ

私には巨人を誘き寄せてから立体機動で逃げる技術や、父から学んだ格闘術がある

だから………………

アニ「ふっ……ふっ……」

キース「なかなかやるようだなレオンハート!」

アニ「ありがとうございます……」

軽くサボるぐらいだ

ー女部屋ー

クリスタ「やっぱりアニってすごいね!ミカサにも負けてないよ!」

アニ「ど、どうも(テンション高いな)」

サシャ「すごいですね~。うらやましいですよ♪」

ミカサ「アニ、その格闘術教えて」

ユミル「ホントスゲエよな。恐ろしいくらいだ」

こうして皆と楽しい時間を過ごしていると、後に裏切ってしまうことを考えてしまう

アニ「そう言ってもらえると嬉しいよ……」

とりあえず今日はここまで

ゆっくり更新するです

再開


僕は運動能力は劣るが、友達には恵まれていた

エレン「アルミン、座学教えて欲しいんだ。隣座ってもいいか?」

ジャン「何いってんだ!隣は俺だろアルミン?」

コニー「俺バカなんだから座学教えてくれよ!なぁ、アルミン」

アルミン「あはは…参ったな」

マルコ「ふふふ」

ライナー「俺達は先にアルミンの後ろに座ろう」キリッ

ベルトルト「そうだね」ドーン

ミカサ「エレンが隣に行くなら私も行く。座学は学んでおきたい」

クリスタ「私達も行こうか」

ユミル「クリスタ~♪やっぱ天使」

サシャ「あとでパァンくださいねアルミン」

アルミン「う、うん」

訓練は疲れるけど、皆と話したりするのは得意でとても楽しい

でも一人気になるのが…

アニ「…………」ポツン

そう、彼女だ
いつも独りで冷たい目をしている

アルミン「……………」ボーッ

オイ! アルレルト!! アルレルト!!
教官「アルレルト!!」

アルミン「え??あ、はい!!?」

教官「ここの答えはなんだ!!?」

アルミン「す、すいません。聞いてませんでした……」

教官「珍しいな。じゃあお前、答えを……」

アルミン「はあ……」

エレン「本当に珍しいな。アルミンが授業を聞いてないなんて」

アルミン「うん、ちょっとね……」

私は……独りだ
初めの格闘訓練以来、ほとんど人と話していない
でも私は寂しくなんかない
寂しくなんか………

アニ「………」ボー

教官「アルレルト!ここの答えを言ってみろ!」

アルミン「え!?あ、すいません!聞いてませんでした!!」

コイツは真面目で皆にも人気あって……少しうらやましい

ある日

ー男部屋ー
アルミン「ちょっとトイレ行ってくるよ」

男子一同「「「はいよ~(´∀`)ノシ」」」

ー女部屋ー
アニ「(ちょっと髪整えるためにトイレ行ってこよ)」

アルミン「早くしないと訓練に遅れちゃう~」タッタッ

~~~~~~~~~~~
アニ「急がないと…」タッタッ

ドンッ

アルミン「痛っ……!」

アニ「うっ……!」

アルミン「ああっ、ご、ごごごごめんなさいぃぃ!!…………え?アニ?」

アニ「っ!!………って、アルミン?だよね?」

アルミン「ひ、ひど…………」ウルウル

アニ「あ、ごめんごめん。じょ、冗談だよ…………。大丈夫だったかい?」

アルミン「うん…アニこそ大丈夫?」

アニ「あたりまえだよ……。ヘタレなアンタでも平気なんだから」

アルミン「そうだよね…アニは力も強くてえ”え”オ”グゥ!!」

アニ「か弱い女に向かってなんてこと言うんだい」

アルミン「ほれんらはい………(ごめんなさい………)」

言うの忘れてたけど
今日はここまで

良い感じ
支援

>>11
支援されたの初めてなんだ
ありがとう

再開

ー対人格闘訓練ー

アルミン「さっきアニのこと怒らせちゃったな…そんなつもりなかったんだけど」

エレン「どうしたアルミン?暗い顔して」

アルミン「実は…カクカクシカジカ」

エレン「なるほど……なら俺が代わりに謝っておこうか?いつも対人格闘組んでるし」

アルミン「いやいいよ…僕が自分で謝るから」

エレン「……!?じ、じゃあアニと組むのか!?」

アルミン「そうだね…ダメならまた今度謝るけど」

エレン「いや俺は別に問題ないけど…アルミン、相手はあのアニだぞ」

アルミン「僕なら問題ない…。じゃあ、行ってくるよ!」スタスタ

エレン「あ、ああ……」

アニ「(今日もエレンと組むのか……飽きてきたな)」

エレン「誰か俺と組んでくれねえかー?」

アニ「……?(……あれ?今日はエレン来ないんだ………まあいいや。サボろ……「アニ!!」

アルミン「アニ!!今日は僕と組んでくれないか…?」

アニ「……!フッ、いいよ。来な!」

~~~~~~~~~~
ドサァ…………

アルミン「いてててて………やっぱりアニはすごいや。でも、僕も諦めない!」

アニ「はーあ…アンタ相手にもならないよ(でも、根性だけはあるのよね…)」

シュッ…シュッ…

アルミン「昨日はごめんね、アニ……」

アニ「き、急に何を…」

アルミン「アニのこと、強いって………アニは女の子なのに」

アニ「………!ア、アンタも少しは乙女心が分かるようになったね…///」

アルミン「すきありー!ていっ!!」

アニ「ひゃっ!!?」

アルミン「あともう少し…!(…?ん?このままだと頭から………まずい!!)」グイッ

ドサァ………

アニ「うう……」

アルミン「アニ!大丈夫かい?アニ!!!」

アニ「」

アルミン「療養施設に連れていかないと………」

アルミン「うっ………おもい…」

ー療養施設内 保健室ー

アニ「うう……」パチ

アルミン「zzZ……」

アニ「アルミン………//」

アルミン「ううん……」パチ

アルミン「あ、アニ!!体は大丈夫?」

アニ「うん。もしかしてアルミンが私をここへ…?」

アルミン「そうだよ。こんな僕にでもアニを運ぶことができたんだ」

アニ「それどういう意味?」ゴゴゴ

アルミン「あはは…冗談冗談。でも、アニが無事で良かったよ」

アニ「あ、あの……その……///」

アルミン「どうしたの?」

アニ「あ、ありがとう……アルミン。こうやって軽い怪我で済んだのはアルミンのおかげだよ………///」

アルミン「良いよ全然。僕、最初はアニのこと話しかけにくいなぁと思ってた。でも、今は普通にしゃべってる」

アニ「た、確かにそうだね…」

ガラッ

教官「アルレルト訓練兵早く戻れ!」

アルミン「は、はい!!じゃあまたねアニ…お大事に……!」

アニ「うん。ありがとう」

とりあえずここまで

いまから忙しいから

再開

アルミン「じゃあまたね、アニ。お大事に」

アニ「ありがとう。またね」

教官「……………」ジィー

アニ「あの……何ですか?」

教官「どうだった、さっきの時間は?」

アニ「は、はい?」

教官「分かりやすいヤツだな」

アニ「何がですか?」

教官「アルレルト訓練兵のことだ……好意を抱いているのだろう?」

アニ「………!わ、私は別に///」

教官「そうか。おっと、私もそろそろ訓練に戻らないと。早く怪我治すんだぞ」

ガラッ

アニ「まさか私がアルミンになんか………」

この時はまだ、気付いていなかった
自分の気持ちに………

アニ「まさかね………」

~~~~~~~~~~~~~

アルミン「相手がいなくなったし、どうしようかな……」

エレン「アルミーン!!」

アルミン「エレン!!」

エレン「アニ、怪我したんだろ?大丈夫なのか?」

アルミン「アニは無事だよ」

エレン「違う!アルミンだよ!!何もされなかったか!?殴られたりとか……」

アルミン「な、何もされなかったよ……」

エレン「そうか…。それで、ちゃんと謝れたのか?」

アルミン「うん。なんかアニとは意外に話せたよ」

エレン「良かったな!」

ミカサ「エレン、訓練を……」

エレン「ああ、そうだったな。じゃあまた後でな!アルミン」ノシ

アルミン「うん!ありがとうね」ノシ

ー保健室ー

アニ「zzZ……」

ガラッ

アニ「……!?」パチ

アルミン「怪我はどう?アニ」

アニ「アルミン…!」

エレン「よおアニ!大丈夫かー?」

ミカサ「早く怪我治して元気になって……。アルミンのためにも」

エレン「ん?どういう意味だミカサ?」

ミカサ「エレンには関係ない。ので、そのことは聞かないで」

エレン「お、おう…」

アニ「皆、ありがとう。ミカサまで…(なんだ、アルミンだけじゃないのか…)」

ミカサ「じゃあ私達はもう戻ろう、エレン」

エレン「あ、ああ。じゃ、早く怪我治せよ!対人格闘組むんだからよ」

アニ「分かってるよ…(ミカサ、もしかして…)」

ガラッ

アルミン「ミカサが言ってた僕のためってどういうこと、アニ?」

アニ「いや、何でもないよ…」

アルミン「僕は嬉しかったよ」

アニ「え……?」

アルミン「僕は嬉しかったよ」ボソ

アニ「え……?」

アルミン「い、いや。何でもないよ……」

アニ「そうかい…?」

アルミン「そ、そろそろ戻らないと…!また明日ね!」ノシ

アニ「うん。また明日ね」

ガラッ

アニ「………寝よう」

ー次の日ー

チュンチュン

アニ「………!」パチ

アニ「……(怪我治ってるかな…?)」スリスリ

アニ「よし…治ってる。訓練に行かなきゃ」

ー男部屋ー

アルミン「ふあ~あ…眠……」

ベルルルト「ふあ…(なんか違う気が…)」

マルコ「う~ん…」

エレン「zzZ…(駆逐…)」

コニー「zzZ…(1+1=?)」

ジャン「zzZ…(ミカサ…)」

ライナー「zzZ…(クリスタ…)」

アルベルマル「「「起きろ」」」ゴゴゴ

エレコニジャン「はいいいぃぃっ!!!」ビシィ

ライナー「zzZ…」

ライナー以外「「「よし。置いて行こう」」」


ー女部屋ー

ミカサ「………」

クリスタ「ふあ…」

ミーナ「ふい~…」

ユミル「zzZ…(クリスタ…)」

サシャ「zzZ…(芋…パァン…)」

ミカクリミー「「「起きろ」」」ニコニコ

ユミサシャ「はーい…」


~~~~~~~~~~~~~~
ー食堂ー

アニ「隣いいかい?ミカサ」

ミカサ「ええ…怪我、治ったのね」

アニ「うん」

ミーナ「珍しいね。アニが自分からミカサの隣に座るなんて…」

ミカサ「理由は分かっている…」

ミーナ「何?何?私も聞いていい?」

アニ「い、いいよ///」

ミカサ「まあとりあえず、早く食べよう。話はその後」

アニミー「「はーい」」

ー朝食後 女部屋ー

アニ「ミカサは気づいてるよね?」

ミカサ「ええ」

ミーナ「えー気になる!早く教えてよ~♪」

ミカサ「実は……カクカクシカジカ…」

ー2分後ー

ミーナ「アニー!可愛いー!!!」ダキッ

アニ「きゃっ!?////」

ミカサ「私も…」モミモミ

アニ「ひゃあああああ/////揉まないでぇぇぇぇ/////」

クリスタ「(むむ…恋の予感…!よし!)緊急女子会を開きます!」ドーン

アニミカミー「!?」

ユミサシャ「?」

クリスタ「恋の話は皆で語りあうの!アニ、まかせて!」

アニ「は、はあ…」

スレタイが意味不明すぎるw

個人的に暇w

クリスタ「女子会は今夜!早く訓練終わらせよう!」

~~~~~~~~~~~~~~~
ー対人格闘訓練ー

エレン「なんだアイツ…この頃アルミンとばかり組んでるじゃねえか」

ミカサ「そんなことはどうでもいい。早く訓練を…」

エレン「分かってるよ!」


クリスタ「て、手加減してね…(アニ、頑張って…!)」ウルウル

ライナー「」

クリスタ「あれ?ライナー?」


ユミル「行くよベルトルさん…!」ワクワク

ベルトルト「……?う、うん…」


コニー「ほあーたぁぁぁ!!」

サシャ「あちょー!!!」

アルミン「行くよ…!」

アニ「来な…!」

アルミン「おりゃー!」シュッ

プニ

アルミン「え?あ……!Σ(°o°")」ムネサワリ

アニ「………///Σ(°ж°)」

ミカクリ「(°∀°)」

アニ「ちょ、アル……ミン………////」

アルミン「ごめん、アニ……///」

アニ「い、いいんだよ……アクシデントだし……///」

アルミン「……///(照れてるアニ、初めて見たな)」

>>22
だって年末から年明け後までの期間ほどヒマな時ないしw

ということで今日はここまで
意見や批判、提案などがあればどうぞ!
一応言っとくけど、誰も見てなくても書き続けるからな!!

再開

ー訓練後 女部屋ー

アニ「ふう……」

クリスタ「ほらアニ!女子会始めるよ!」

~~~~~~~~~~~~

クリスタ「じゃあ始めようか。ユミルは…私が好きなんだよね…」

ユミル「クリスタは私の嫁だ」キッパリ

クリスタ「あはは……ユミルらしいね…サシャは誰が好き?っていうか何が好き?」

サシャ「zzZ……蒸かした芋を挟んだパァン…ムニャ」

クリスタ「…だろうね」

アニ「…(´・ω・`)」

ミカサ「クリスタ、そろそろ……」

クリスタ「うん…!皆、聞いて…」

ー3分後ー

ミーナ「アニー!!可愛いー!!!」ダキッ

アニ「アンタしつこい……///」

ミカサ「……///」ジィー

クリユミサシャ「………///(・∀・)」

アニ「……!?(嫌な予感)」

ミカクリユミサシャ「「「「ゴクッ……さ、触りたい……その、豊満な胸……!」」」」

アニ「やっぱり!!(いつの間にかサシャ起きてるし…)」

ミーナ「キャー♪」

ミカサ「ひゃ~♪」

クリスタ「いや~♪」

ユミル「うお~♪」

サシャ「美味しそ~♪」

アニ「ギャー!!!」

一方その頃…
ー男部屋ー
キャーキャー!
ギャー!

エレン「アイツらうるさい!」プンスカ

ジャン「珍しく意見が合うなぁ、死に急ぎ野郎。俺も今そう思ってたところだ」

アルミン「一体何をしたらあんなにうるさくなるんだろ…?」

ライナー「もしかして乱交パ「ちょっと言って来てくれよアルミン」

アルミン「僕が?何で?」

コニー「だってこの中で一番女子と仲良いのアルミンだし」

アルミン「わかった。じゃあ行ってくるよ(面倒臭いなぁ)」

アルミン「ちょっと女子うるさいんだけど。ねえ、聞いてる?」

ー女部屋ー

クリスタ「アニ!チャンスだよ…!」ワクワク

アニ「ええ!?は、恥ずかしい…///」

ミカサ「アニならいける」

ミーナ「頑張って!アニ」ドキドキ

アニ「うう…//」


アルミン「おーい!聞こえてるー?」

ガチャ

アニ「………///」モジモジ

アルミン「やあアニ。久しぶりに会った気がする。悪いんだけど、他の女子にももう少し静かにするように言ってくれないかな?」

アニ「わ、分かったよ…騒いで悪かったね…//」

アルミン「アニ、顔赤いよ…?熱でもあるの?」

アニ「だ、大丈…」フラッ…

アニ「あれ…?なんか……体が…」


私が意識を失う寸前
目に映った光景は、私を抱きかかえて一目散に走るアルミンの姿だった

ミーナ「あれ?アニいないよ?」キョロキョロ

クリスタ「ええ?どこいったんだろ??(´・ω・`)?」

エレン「あれ?お前らアルミン見てねえか?」

ミカサ「誰も見ていない。それよりアニを見かけなかった?」

エレン「いや見てねえけど…もしかしたら一緒に居るんじゃねえか?」

ミークリミカ「…!(・∀・)」

エレン「…?なんでそんな顔してんだ?」

ー保健室ー

アニ「…!」パチ

アルミン「zzZ…」

アニ「……(この間もこんな感じだったな…)」

アニ「アルミン、大好きだよ…」チュッ


私は、ほぼ無意識だった
私の唇がアルミンの唇に触れた
私の唇が、アルミンの唇を優しく包みこむ…
アルミンのその柔らかい唇はアルミンの体温を感じさせた
とても温かい…
体中が熱くなるのを感じながら、私の舌先はアルミンの舌先と触れた
私は紅葉していた……

良いシーンですまないが
私は「高揚」していた、な

アニは葉っぱじゃないんだからさ

>>30
赤く染めるという意味で紅葉を使ったけど、分かりにくかったか
すいません

わろた

アニ「(私、アルミンとキスしちゃった……////)」

アルミン「ん…?」パチ

アニ「うわっ!?ア、アルミン…!」

アルミン「ああアニ…起きたんだ……。……アニって実は病弱だったんだね……倒れすぎだよ…」

アニ「あはは…何回もごめんね…」

アルミン「あははじゃないよ!!ふざけるなっ!!」

アニ「え………」

それは少し前…

ー男部屋ー

エレン「どうしたんだアルミン。暗い顔して……」

アルミン「アニが、また倒れた……今、保健室に運んできたんだ」

エレン「それがどうかしたのか?よくあることじゃねえか、アイツなら」

アルミン「心配なんだ…」

エレン「心配?大丈夫だろアイツのことなら」

アルミン「違うんだ…!僕は…僕は…」

エレン「ん?どうした?」

ジャン「エレン、ちょっとどいてろ。アルミンに話がある」

エレン「あ、ああ…分かった」

ジャン「アルミン……お前、アニのこと好きなんだろ?なら、ビシッとしろ!男だろ?恋なんて誰だってする!」

ライナー「そうだぞアルミン。自分の思ってることをしっかりアニに伝えるんだ…自分の口でな…!」

マルコ「そうだよ!アルミンも一人の男なんだから!」

アルミン「ありがとう。ジャン、ライナー、マルコ…!分かった。僕、言ってくる…!」

ジャンライ「お前なら絶対いける!頑張ってこい…!」

マルコ「本当はエレンだって気づいてるんでしょ?」

エレン「ああ…俺も気づいてた。頑張ってこいよ、アルミン…!」

コニー「なんかよくわかんねえけど、頑張れよ!アルミン!」

アルミン「うん!」タッタッ

ジャン「アイツならいける。俺はそう信じてる」

ライナー「ああ…!」

マルコ「うん…!」

ー廊下ー

アルミン「アニ……(大丈夫かな…心配だ……)」

タッタッタッ……
~~~~~~~~~~~~~
そして今…
ー保健室ー

アニ「え……?(アルミン、怒ってる…?)」

アルミン「何回も何回も倒れて……心配だったんだ……!もしアニに何かあったらと思うと………心配で心配で仕方なかったんだ!!自分の大切な人を失うことがどれだけ怖くて辛いことか……アニ、君なら分かるはずだ…!!
もうこれ以上、僕に辛い思いをさせないでくれ………一度で充分だ………頼むよ………アニ……僕だってアニの哀しむ顔は見たくないんだ……だから………」ポロポロ

アニ「ア………アルミン………私のこと、そんな風に想ってくれてたなんて……ごめんなさい……辛い思いさせて…。私、もう哀しまない………誰も哀しめない……!ありがとう、アルミン……」ウルウル

その日二人は、どんな愛よりも純粋で、強くて深い、そんな愛をお互いにもらったのだ
しかしその幸せは、そう長くは続かなかった……

ー数日後ー

教官「犠牲を覚悟し、壁外の巨人領域に挑む調査兵団。壁の修理、補強などを行う駐屯兵団。王の下で民を統制、秩序を守る憲兵団。お前たちはこのなかから選択が出来る。なお、王の下で民を統制、秩序を守る憲兵団は先程発表された成績上位10名のみ選択できる!」

1位 ミカサ・アッカーマン
2位 ベルトルト・フーバー
3位 ライナー・ブラウン
4位 アニ・レオンハート
5位 エレン・イェーガー
6位 ジャン・キルシュタイン
7位 マルコ・ポッド
8位 コニー・スプリンガー
9位 サシャ・ブラウス
10位 クリスタ・レンズ

惜しくも上位に入れなかったアルミンは調査兵団に入団した
一方上位に入ったアニは、憲兵団に入団した

ー数ヵ月後 第57回 壁外調査ー

エルヴィン「これより、第57回 壁外調査を開始する…!!前進せよ!!!」

「「「おおー!!!」」」

このあと、二人に過酷な運命が降りかかることをアルミンが知る由もなかった………

ー壁外ー

そこには、哀しき運命に絶望する哀しき心の音が鳴り響いていた

ザッ…ザッ…

『ごめんなさい』

アニ「………(ごめんなさい…)」ポロポロ

その純粋な心の歪む音が彼女の全てを豹変させた

ガブッ

ピカッ! ゴロゴロ……………

ズシン…ズシン…

『私は戦士』

女型「ウアァァァァァァァァ!!!(私は……戦士……!!!)」ポロポロ

ー壁外ー

エルヴィン「長距離索敵陣型、展開!!」

ドドドドド……

ー数分後ー
アルミンの目には、今までにない戦闘力を持つ女の姿をした巨人が映っていた

その巨人はアルミンの先輩を握り潰し、叩きつけた
知性があった………

アルミン「誰か!なんでこんな…!僕も死ぬ!殺される!!」

ドズゥン……

アルミン「………っ!(終わった……)」

バサッ…………

アルミン「え……?」

アルミンが見たその巨人の顔には、涙が浮かんでいた……………

~~~~~~~~~~~~

ライナー「で、あのいいケツしたヤツがそれか」

アルミン「うん…(あの巨人、何故涙を…?まさか…)」

ジャン「アイツを足止めしねえと、陣型が乱れちまう。アイツは一体何をしてるんだ?」

アルミン「誰かを探しているようにも見える……とすれば、探しているのは……エレン…!?」

ジャン「エレンだと?エレンのいる班なら、アイツが来た方向にいるはずだが?」

ジャン「な………俺のとは違う…」

アルミン「僕のは左翼前方あたりに記されていた……いや、そんな前方にいるはずがない…」

今日はここまで

何かストーリーの内容や方向で希望などがあればどうぞ

再開

ライナー「じゃあエレンは、何処にいるってんだ…?」

アルミン「この陣型で一番安全なところ……だとしたら、中央後方辺りかな…」

ジャン「アルミン。今はアイツを止めねえと…」

アルミン「よし…!」

~~~~~~~~~~~~

女型「……(さっきはアルミンだったからホントビックリしたよ……)」ドスドス

ジャン「(よし……!)」ザッ

女型「(……!)」ドスドス

その巨人は、想像を超えた能力があった

ジャン「………!(運動精度が普通のヤツの比じゃねえ……!)」

女型「…」サッ

ジャン「!?(うなじを守りやがった……?死んじまう…!ワイヤー掴まれて終わりだ!)」

女型「……」グッ

ジャン「……!(くそ…!俺はこんなところで…)」

ライナー「ジャン!!」

女型「…」ブンッ

ジャン「うわぁぁぁ「ジャン!!死に急ぎ野郎の仇をとってくれ!!」

女型「…!!」ピタ

ジャン「……!?動きが止まった……?」

ライナー「(…今が好機か……)」ジャキ

ジャン「ライナーのやつ、直接うなじを狙うのか…?いや、いける!ヤツがアルミンに気を取られている今なら!!」

女型「…!(ライナー。エレンの場所を…)」スッ

ライナー「(ああ、任せろ…!)」バシュ

ガシィ!

ライナー「ふぐぅ…!」

ジャン「お、おい…」

アルミン「…!?」

グチャ!!

ジャン「おい…ライナー………」

ライナー「………………ふっ!!」ジャキィン!

ジャン「………!?ス、スゲエ…」

女型「……(なるほど…中央後方か………)」

~~~~~~~~~~~
ー巨大樹の森ー

エレン「兵長、リヴァイ兵長!!」

リヴァイ「なんだ…」

エレン「なんだって……ここ森ですよ!?巨人がきても逃げられませんよ…?右から何か来ているみたいだし…」

リヴァイ「分かりきったことをピーピー喚くな。ここは立体機動に最適な場所だ…」

エレン「そうですけど…」キョロキョロ

オルオ「………」

ペトラ「………」

グンタ「………」

エルド「………」

エレン「……!?(もしかして、この状況を誰も理解出来ていないのか…?リヴァイ兵長でさえも…!)」

リヴァイ「そして…ソイツが現れるとするとそれは………一瞬だ」

エレン「っ………!」

ゴゴゴゴゴゴゴゴゴ……

女型「………」ドスドスドス

リヴァイ「走れ!!」

…………………………その後、リヴァイ班はリヴァイ、エレンを残し死亡
エレンは女型に拐われたのである

ミカサ「エレンを…返せ!!」

女型「……(私だって……こんなこと…!)」

リヴァイ「一旦離れろ…!」ガシ

ミカサ「…!何…!?」

~~~~~~~~~~~~~

このあとリヴァイとミカサは、エレンの奪還に成功する

女型「………」ポロポロ


女型による大損害を受けた調査兵団は、兵士を失いつつもカラネス区へ帰還するのであった
その姿から、壁内の人間は彼らを『敗者達』と罵った……………

その数日後、アルミンの計略によってアニは捕らえられた
女型であるアニは哀しみを背負ったまま、結晶の中で『眠れる少女』となった…………

アルミン「これも人類のためなんだ…。許してくれ、アニ…!」

もうアルミンには何もかえってこない
返事も、いつものアニの姿も……………
遠くなる
あの楽しかった時間が、自分にとっての本当の幸せが………

結局、アニを捕らえるための多くの犠牲も、苦労も、無意味に終わった
ライナーとベルトルトによって再び壁が破壊され、人類は食い尽くされてしまったのだ
ライナーは硬化に必要なレアメタルがなくなったため硬化できなくなり、巨人の餌食となってしまった
ベルトルトも超大型巨人となって身を守っていたが動きが鈍いため、巨人の餌食となった

ユミルとエレンは傷を負っていたが、巨人を駆逐する旅にでた

一方アルミンは地下室のアニのそばにいたため、巨人による被害はなかった


アルミン「はあ……アニ、誰もいなくなっちゃったよ…」


アルミン「アニ……寂しいよ…返事をしてよ………」ウルウル

アルミンの涙が結晶に触れた時、奇跡は起こった
いや、奇跡を起こしたというべきか
その結晶が氷のように溶けていく…

アルミン「…!?結晶がどんどん溶けて…」

アニ「…………」スゥ

アルミン「アニ…!!」ガシッ

アニ「………………」

アルミン「アニ、聞こえるなら返事をしてくれ…!」

アニ「…?」パチ

アルミン「アニ………!!!!」

アニ「アルミン…私は一体………」

アルミン「良かった…戻って来てくれて………。ありがとう、アニ…!」ギュ

アニ「アルミン…ずっとそばにいてくれてありがとう…。私、アルミンのおかげで外に出られたの」

アルミン「え…?」

アニ「アルミンの優しい涙が結晶に触れた時、眠っていた心が目を覚ましたの。それで私、絶対にアルミンに声を聞かせてやるんだって思ったんだ…!」ニコ

そのとき初めてみたその表情は、普通の女の子のあどけない笑顔だった……

アルミン「たとえ世界が滅びようとも、君を守ってみせる」

アニ「私は絶対にアルミンを悲しませない。そして、絶対に泣かない……泣かな……い………う……うう…うわ~ん…!」ポロポロ

アルミン「大丈夫だよ、アニ。泣かなくても」ナデナデ

アニ「だって………だって……!生きてて良かった……って……!初めて思えたんだよ…!ホントに……生きてて…良かった…!私も……アルミンも…!!」ポロポロ

アルミン「アニをおいて逝くわけない…!行こう!ずっと一緒に!外の世界へ!!」

アニ「うん……!」

そこには、巨人はいなかった
エレンとユミルが、巨人の完全駆逐に成功したのだ
駆逐したあとエレンとユミルは、硬化して『新 ウォール・マリア』となって現在のドイツを造り出したのだった…


アルミン「エレン達、ついに成し遂げたんだね…!」

アニ「ああ…これで全てが終わったのか」

アルミン「いや、ここからだよ…。ここから、人類は必ず復活する…!」

アニ「そうだね…。でも私達は…」

アルミン「生きる…!なんとしても生きる!」

アニ「うん!」

__________
______
__

??「______っていう話があったんだよ」

子ども1「すごーい!ねえ、もっと聞かせて!」

子ども2「聞かせて!」

??「ダーメ。もうご飯の時間よ。そろそろお父さんも帰ってくるわ。続きはまた今度ね」

子どもたち「「はぁーい」」

ガチャ

??「あ、帰ってきた!」

????「ただいまー!」

子どもたち「「おかえりパパ!!」」

アルミン「ただいま、アニ」

……現在、人類はとても繁栄していると言えるだろう
しかし人類は過去に、滅亡の危機に瀕していたという事実がある
ある歴史書には『850ネン キョジンシンコウ ジンルイメツボウノキキ』と記されている
それからあとに、『……ネン キョジンクチク ジンルイフッカツノキザシ』と記されている
その危機から2000年が経った今、確信していることがある
人類滅亡の危機を変えたのはきっと…人間性をも捨て去ることのできた人だと…!そして人類が帰ってきたとき、その人は言っただろう……

アニ「お帰りなさい…!」ニコ

『2000年後の君へ』
著 アルミン・アルレルト

(終)

以上で終了です!(誰も見ててくれなかったのが若干寂しいというのもあるが)
感想などはテキトーに書いて下さい!
アンチでも結構ですので。

>>52 僕のssの作品も書いていますが、こんな{受験}シーズンなのかあまり、人が少ないように感じます・・・

寂しいのは僕もそうなんでw一緒に頑張りましょう! 

作品はよかったです 乙です

>>53
ありがとうございます

確かにあまり更新がなくなってきてるな

個人的にすごく良かったです。

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