至郎田「ドーピングコンソメスープを持っていけ」桃太郎「ありがとうお兄さん!」 (32)

むか~しむかしあるところに

じじいとばばあと至郎田正影が住んでおりました


じじい「じゃあ、柴刈りに行ってくるよ」よぼよぼ

ばばあ「わたしは洗濯に…」よぼよぼ

至郎田「わたしは開店準備を」スタスタ





ばばあが洗濯していると川上からどんぶらこどんぶらこと、巨大な桃が流れてきました。

ばばあ「おや?あれは桃かのう?」

ばばあは卑しくもその巨大な桃を持ち帰りました。

ばばあ「どっこいしょ」




ぽてっ 桃

ばばあ「あら、おじいさんと正影帰ってたの」

山、フレンチレストランから帰ったじじいと至郎田がおりました

じじい「ちと腰を痛めての…」ジンジン…

至郎田「立ち入り調査だそうだ。まったく…私の料理にケチをつけるなど…」ブツブツ…

じじい「それよりもばあさん、こりゃあおいしそうな桃だねぇ」

ばばあ「そうでしょうそうでしょう。正影、切ってもらえるかい?」

至郎田「いいでしょう…」包丁

至郎田「ほっ」シュッ


桃が二つに割れ中から元気そうな男の子が出てきました。

赤ちゃん「おっす」

じじい、ばばあ、至郎田は喜び、桃太郎と名前を付けとても大事に育てました。


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ワロタwww
これ仲間もあいつらだろwww

おかしい…
最大の違和感を感じるはずの至郎田に全く不自然さを感じないなんて…

ヒストリアと鷲尾は分かるけど猿なんて居たっけ

そして時は流れ





桃太郎 160cm 50kg

じじい「ちと小柄じゃが、おおきくなったのう桃」

ばばあ「イケメンねぇ」

至郎田「いい実験体になりそうだ」


桃太郎「突然だけど!じいさん、ばあさん、兄貴、鬼ヶ島に行って悪行三昧の畜生共をぶっ殺してくるよ!」

じじい「本当に突然だねぇ」

ばばあ「ちょっと意味不明ね」

至郎田「投与しすぎたか…」


桃太郎は突然、鬼ヶ島に鬼の征伐に出かけることになり、

おばあさんがきび団子を作ってくれました。

おじいさんはなまくら刀をくれました。

至郎田は…


至郎田「ドーピングコンソメスープを持っていけ」つ注射器

桃太郎「ありがとうお兄さん!」

DCS(ドーピングコンソメスープ)をくれました

ネウロが出ないと始まらん まさか鬼がネウロか それともシックスかサイか
猿はごだいで

>>6
勝てる気がしねぇw

桃太郎がやこだったりして

至郎田「危険が迫ったら躊躇せず打て。腕か足、または首だ」

桃太郎「うん!」

桃太郎「それじゃあ、じいさん、ばあさん、兄貴、行ってくるよ!」ノシ

じじい「がんばっての~」ノシ

ばばあ「無理と思ったら帰っておいで~」ノシ

至郎田「桃、お前は傑作だ…頭だけになってもかえってこい」ノシ





桃太郎「ふんふ~ん♪」DIRTY/ナイトメア

桃太郎「おや?」

鬼ヶ島に向かう途中、犬(爆弾魔:ヒステリア)が出てきて


ヒステリア「ああ~!わたしの赤ちゃん!お家が無くて寒いわねぇ~よちよち」

開口一発かまって欲しそうな発言。

桃太郎「あの~」

ヒステリア「ええ!あなたのお家に赤ちゃんを泊めて下さってなおかつその腰についているきびだんごもいただけるんですか!?ありがとうございます」

桃太郎「え…いいですけど…」

ヒステリア「あそこの犬小屋みたいなのがあなたのお家ね!さっそく荷物…赤ちゃんをあずかってもらいます~」タタッ

桃太郎「なんて図々しいんだ。あと失礼だ…」

ヒステリア「ただいま」

桃太郎「早っ!」

ヒステリア「爆弾ならまかせなさい」

犬(ヒステリア)が仲間になった!

爆弾魔の彼女が味方って普通に鬼に勝てるじゃん

まだかよ

なんだこれ



超面白ェwwwwww





ヒステリア「それでうちの旦那が」くどくど…

桃太郎「はは…」

桃太郎の神経が少しづつ削られていきました。

その時!



吾代「おい」

桃太郎「あ、ハイエナだ」

吾代「誰がハイエナだっ!」

ヒステリア「どうみても…猿でしょwwww」

猿(チンピラ:吾代)が出てきました


吾代「おら、その、あれよこせよ」中指くいくいっ

桃太郎「あれってなんですか」

ヒステリア「言いたいこともまともに言えないなんて犬以下の知能なのかしら」

吾代「わーったよ!きび団子くれや!化け物から逃げてきて腹減ってんだよ!」

桃太郎「いいけど」つ団子

吾代「へへっ」もぐもぐ

吾代「おいもっとよこせ」

ピッピッ…

ヒステリア「およしなさい」

吾代「あ?」爆弾

ヒステリア「あんたの首に爆弾仕掛けたけど…どうするの?」

吾代「はい…」



桃太郎「それよりも…化け物って?」

吾代「鬼なんてヌルいもんじゃねぇ…マジモンの化け物だ。なんとかまいたがな」

吾代「んなことより鬼退治だろ?アイツよか断然マシだぜ…」


猿(吾代)が仲間になった!

ネウロか まてよ鳥はネウロ





ヒステリア「で、その時もう疲れたってわけのわからないことを…」くどくど

吾代「んなもん雇ったら一発で終んだろーが」

ヒステリア「わたしもそうしたいけど世間体やらお金が…」くどくど

桃太郎「はは…」

桃太郎の神経はさらに削られていきました

その時!


鷲尾「よぉ吾代。会いたかったぜぇ~」

吾代「鷲尾…あんたか」


鳥(ヤクザ:鷲尾)が出てきました


鷲尾「お前は鬼退治ってか?精が出るなぁ…クアアァァ…」

吾代「あ?あんたは何してんだ?務所じゃねーのか?」

鷲尾「俺ぁよお、火口っつー奴が親切にもそこらじゅうの刑務所で小火騒ぎおこしやがって運よく俺は脱獄したってわけだ」

吾代「また会うなんて思ってもみなかったが…」

吾代「おい、太郎。コイツはどうすんだ?」ひそひそ

桃太郎「戦力は多い方がいいし…」ひそひそ

鷲尾「おい。兄ちゃん」

桃太郎「は、はい!」ビクッ

鷲尾「腰に…いぃ~もんつけてんじゃねーか」クケケッ

桃太郎「食べます?」つ団子

鷲尾「脱獄してからなんにも食ってなくてよ。感謝だ」

鷲尾「お礼といっちゃなんだが俺も鬼退治、手伝ってやらんこともないぜぇ…クエェ…」

桃太郎「ぜ、ぜひお願いします!」


鳥(鷲尾)が仲間になった!

長者どんの望月さん


桃太郎じゃねーな





浜辺

桃太郎「それではみなさん、ここから船にのって鬼ヶ島に参ります」

ヒストリア「は~い」ハッハッハ…

ヒストリア(こっそりお宝だけ奪って逃走すりゃいいわ…)

吾代「おう」

吾代(あの事務所でせこせこ働くよりも一攫千金で海外に逃避だ…。おにぎりのみは死ねる)

鷲尾「いいぜ」

鷲尾(鬼なんざ話術でどうとでもなる…こいつらを皆殺しで俺は鬼の統領。完璧だ)




桃太郎「では参ります」

ギーコギーコ

犬、猿、キジの3匹は桃太郎にしたがい、船に乗って鬼ヶ島へ向かいました。

犬、猿、キジの3匹は桃太郎にしたがい、船に乗って鬼ヶ島へ向かいました。

キジ×

鳥○

でした。ごめんさい

お供が濃すぎて桃太郎のキャラがww

鬼ヶ島

桃太郎「みなさん着きましたよ。どっこいしょ」

三匹スタッ


門前


桃太郎「おっきいなぁ~」

吾代「さっさと行こうぜ」

ヒステリア「門に一個仕掛けとこ」ピッピッ…

鷲尾「目玉抉ってやるよ…クアァァ…」


桃太郎「開けるよ」

ギイイイイィィィ…


弥子「は…は~い」おどおど…

桃太郎「たのもう」

弥子「ああああ…すみませんでしたー!」

弥子「お仲間を亡くしたのは悔やまれますがお怒りをお鎮めくださいぃ…」

桃太郎「え?」

弥子「え?」

弥子「鬼の…お仲間ですか?」

桃太郎「いえ!鬼退治にきた桃太郎です!」ドーン

弥子「な、なんだぁ~そうだったんですか」


弥子「ネウロ―!」





ネウロ「なんだフナ虫、吾輩はたいした謎も食えずひもじい思いをしているというのに貴様は…」クルッ

ヒステリア「クゥゥン…」

吾代「あ”あ”あ”あ”あ”あ”!!!」

鷲尾「ピヨ…」



ネウロ「…」ニヤァ…

桃太郎「み、みんなどうしたの?」

三匹「」ガクガクガクガク…


ネウロ「…よくやった弥子。階級繰り上げだ。フナ虫からダンゴムシにグレードアップしてやろう」

弥子「人間まで遠いなぁ…」

ネウロ「しもべ2号…なにをしていた。答えによっては弥子と共に鼻フック、3時間くすぐり、魔界の凝視虫(イビルフライデー)を毛穴にねじこむだけで許してやろうではないか」

吾代「あ…あのよ…」

弥子「なんでわたしまで!」

ネウロ「5…4…3…2…」

吾代「あああ!!!!そうだ!こいつら鬼の残党だ!見つけてきた!」

ネウロ「1」

ネウロ「チッ」

ネウロ「ふん…命拾いしたな」

ネウロ「さて」

ヒステリア「」気絶

鷲尾「」気絶


ネウロ「抜け殻に用はない…が」

ネウロ「貴様の持っているそれが気になる」

桃太郎「くそ!いつの間にかみんながやられてる!」

至郎田『危険が迫ったら躊躇せず打て。腕か足、または首だ』

桃太郎「兄貴!打つよ!」スッ…

ズンッ!

桃太郎「あ…ああ…」ドクンッ!


ネウロ「ほう…」

弥子「ああああ…か、からだがムキムキに…」

吾代「目が赤く…体も…でけぇ」


桃太郎「ごれ”がドーピングコンソメスープだああぁああああああ!!」

桃太郎 220cm130kg

桃太郎「ごろ”ずう”う”う”ぅ”!!!」

ネウロ「なかなかのものだな」ジュル…

桃太郎「ごああああああ!!!」

どごおおおん!!

ネウロ「…だが」スッ

桃太郎「グゾッ!!」

ブウウウゥゥン!!

ネウロ「謎が垂れ流しではないか」ススッ

ドゴオオオオオォォン!!

桃太郎「な”ぜあ”だら”な”い”い”い”い”ぃ」

もくもく…


桃太郎「ぎえ”だ!?」


ネウロ「後ろだ」

桃太郎「え”」クルッ


ネウロ「いただきます」グバアァァ…

桃太郎「あ”」

ガブゥ

桃太郎「あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”あ”!!!!!!!!」ギュウウウウゥゥゥン…



桃太郎「か…はっ…」

バタッ

桃太郎「ぐううぅ…」ズリズリッ…

吾代(すまねぇ。俺は死にたくねえからな)

ネウロ「ごちそうさま」

弥子「ネウロ…この人」

ネウロ「放っておけ、また謎を生み出す者はとくにな」


桃太郎「ぐううぅぅ…」ズリズリッ…

ばばあ『無理と思ったら帰っておいで~』

桃太郎「ばあちゃん…」ズリズリッ…

門前


桃太郎「覚えてろよ…鬼…」ズリズリッ…

ピッピッ…

桃太郎「絶対戻ってくるからな…」ズリズリッ…

ピッ

桃太郎「あ」

ヒステリア『門に一個仕掛けとこ』ピッピッ…


ドゴオオオオオオオオオオオオオオオン!!!!!!!

弥子「なにか爆発したよ!」

吾代「自殺か!」

ネウロ「…」





桃太郎家

じじい「桃太郎遅いねぇ」

ばばあ「今頃お宝をいっぱい積んで帰ってきますよ」

至郎田「まぁ試験体は少なからず…」

赤ちゃん「おぎゃー」


コンコンッ

じじい「宝!じゃのうて…桃太郎!」

ガラッ

弥子「あの~」

じじい「あらめんこい嬢ちゃん」

弥子「桃太郎さんからです」

お宝ドサッ

じじい「やっほーい!」

ばばあ「やっほーい!」

赤ちゃん「やっほーい!」

至郎田「感謝しますよ」

ばばあ「はっ!では桃太郎は!?」

弥子「鬼の返り討ちにあい…」

ばばあ「そうですか…」

じじい「ではではお宝を換金しに…」

至郎田「そうですか…次はこの子にしましょう」

赤ちゃん「おんぎゃー」





弥子「これでよかったのかな?」

ネウロ「あの家からはまた謎が生まれる…それまで用はない」

吾代(へっへ…宝は少しがめておいたしまぁ結果オーライか)

ネウロ「軍資金も手に入った。戻るぞしもべ共」

吾代「ちくしょー!なんでわかんだよ!」

弥子「うん!」


END

良い話だなァァァああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああッ!!!

普通に面白かった

特に至郎田の台詞が狂気じみててyぇはん


イイハナシダナー

おつ

乙乙www

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