小鳥「はぁ、今日は午後からの出勤にしてもらっちゃった」
小鳥「まさか裸で同人誌読んでテンション上がってマツケンサンバ踊ってたら
風邪をひくなんて……」
小鳥「迂闊だったわ……。昨日もお休みもらっちゃったし」
小鳥「今日から溜まったお仕事頑張らなくっちゃ」
小鳥「おはようございまーす」ガチャ
小鳥「……ッ!?」
小鳥「クンクン……この匂い……!!」
小鳥「 事務所が、イカ臭い!! 」
小鳥「まさか……事務所で誰かがエッチを……?」
小鳥「……ま、まさかね」
律子「おはようございます、小鳥さん。もう大丈夫なんですか?」
小鳥「えぇ、一応。ありがとう律子さん」
小鳥(私の風邪なんてもうどうでもいいのよ)
小鳥(この……このイカ臭い匂い!)
小鳥(実際には嗅いだことないけれど……でも確実にアレの匂い!)
小鳥(そう!絶対にアレの匂いよ!)
おいw
しえ
小鳥(ん?)
小鳥「律子さん、シャツのボタン掛け違えてないですか?」
律子「えっ!? やだ、本当! すみません、あはは……」
小鳥「ふふっ、珍しいこともあるんですね」
小鳥( ! )
小鳥(まさか……)
小鳥(律子さんがプロデューサーさんと……?)
小鳥(あの服装の乱れはそういうことだったのね……!!)
支援するしかない
どうせ最後には小鳥さんもイカ臭くなるんだろう(期待)
小鳥(あの真面目な律子さんが……)
――。
律子「やっ、だ、だめ、んんっ、人が、みんなが来ちゃいますって」
P「ハァっ、だ、大丈夫さ、あぁ!いい!行くっ!」
律子「やっ、だ、誰か来た! 離れてください!」
P「うっ、くそ、トイレにでも隠れるか……!」
――。
小鳥(ということは……トイレにはプロデューサーさんが……)
小鳥「……ふっ」ニヤッ
律子「……?」
さらっと書いてあるけど随分とひどいタイトルだなwww
小鳥「さて、ちょっとお花でも積みましょうか」ガタッ
小鳥(この中にはプロデューサーさんが……くくくっ)
小鳥(今頃焦ってるに違いない……!)
小鳥「はいってますかー?」コンコン
小鳥(もう知ってるのよ、観念なさい!)
ガチャ
小鳥「あ、あれ? 誰もいない……!?」
小鳥「こ、これは……まさか巧妙なトリック?」
律子(トイレの前で何やってるのかしら
やっぱりまだ本調子じゃない?)
④
誰かがイカ食ったんだろう
小鳥(先を読まれてすでにトイレからは逃げ出した……ということね!)
小鳥(ふっ、いいでしょう。この名探偵小鳥からは逃げられはしないのだから!)
真「たっだいま~。ふぃー、疲れたー」
小鳥「あら、おかえりなさい」
真「あれ? 小鳥さん、もう平気なんですか?」
小鳥「ええ、おかげ様で。ありがとう」
小鳥( ! )
小鳥(ちょっと待って、今、真ちゃんはなんて……!?)
小鳥(『疲れたー』ですって!?)
小鳥(一体、何をして疲れたの!? 今までどこにいたというの!?)
歩鳥に見えてた。疲れてるんだろうな
頭の病気だったんだろうな
イカスレでゲソ
ピヨピヨ可愛いよピヨピヨ
小鳥(まさか、今まで別の場所でプロデューサーさんと
エッチなことをして疲れたというの!?)
小鳥(なんて激しいの! 激しすぎるわ!)
小鳥(しかもこの、ランニングシャツという名の薄着、
尋常じゃない、汗……!)
小鳥(きっと終わった瞬間に捨てられるように部屋を追い出されたのね……)
――。
P「はぁっ、はぁっ、もう事務所戻っとけよ……」
真「プロデューサー……ハァ、すごいんですね。ボクの、破けちゃうかと
思いましたよ……えへへ」
P「早く事務所……行けよ」
真「プロデューサー、大好きですよ。先に待ってますからね」
――。
ほうほう…しっかり書いてもいいのよ?
しえ
支援
小鳥(そうして、舌打ちをしながらもタバコに火をつけ、一服を始める
プロデューサー……。真ちゃんはそれでも愛されていることを
体で感じつつ……)
小鳥(はっ、いけないいけない。
そうよ、まずは何はともあれゴミ箱はチェックすればいいのよ)
小鳥「 っ!! 」
小鳥(これは……大量のティッシュ!!)
小鳥(落ち着くのよ、小鳥。深呼吸するのよ)
小鳥「すぅ~~~っ、はぁ~~~」
小鳥(あぁ、これが男性のアレの匂いなのね!!)
小鳥( 濡れるッ!! )
小鳥(いけないいけない。まず考えるのよ。男性の候補を)
小鳥(ええ、犯人はプロデューサーさんね。社長はまずない)
春香「おはようございまーす!」ガチャ
小鳥「あら、おはよう」
春香「あ、おはようございます小鳥さん」
春香「真もおはよう!」
真「おはよう、春香。そういえば昨日どうだった?」
処女をこじらせるとこうなる
小鳥さんで抜いてましたってオチ
春香「うん、もう大変だったんだよー」
春香「すっごく痛くってさ~」
小鳥( ! )
小鳥(昨日!? 大変だった!?)
小鳥(すごく痛くて、と言いながらさすっているのは頬!)
小鳥(あの痛がる動作……間違いない! イマラチオね!)
小鳥(無理矢理突っ込まれて、プロデューサーさんの快楽の元に
昨晩を過ごしたのね……)
小鳥(確かあれって顎とか痛くなるらしいし……。らしいし。うん)
社長だってあるかもしれないじゃないですか
真を候補から外す辺り処女こじらせすぎだわ
誰だよ俺んちのゴミ箱もってったやつ
>>23
彼氏いない歴=年齢なんてあるわけ無いじゃないですか
処女かけても良いですよ
>>29
それはAAはれよ…
>>29
これっていない歴≠年齢の処女という可能性もあるから矛盾ではないよな
――。
P「ほら、春香ッ!」
春香「んぐっ、ん゙ん゙ッ!! ぷはっ、ハァハァ、んぐぅッ!」
P「春香、苦しいかぁ!? なぁ!? ごめんな、でもっ、もう!
ハァ、とまんねえよ!! ぁあッ!」
春香「ゲホッエ゙ホッ、ォェエッ、ハァッ、んん゙ッッ!!」
P「ハァ、もっと! もっと気持ちよくしてくれ春香ぁぁ!」
――。
小鳥「ぐふっ、んふふふ」
春香「……?」
小鳥(しかし、なんてこと……候補者が増えてしまったわ)
小鳥(ぐふふ、ちょっとエッチの時は下衆なプロデューサーさんもいいわね)
千早「おはようございます」ガチャ
春香「千早ちゃーんっ!」
春香「宿題わからない所あるんだけど、手伝ってー!」
千早「え? えぇ、いいわよ」
千早「春香、じゃあゴム持ってないかしら? 私今日持ってなくって」
小鳥( ! )
小鳥(なんですって!?)
小鳥(ご、ゴムがない……生っ!? 生っすか!?サンデーですか!?)
幻聴とか怖い
いや幻聴ではないだろ
イカレてはいるが
深刻な女子力の低下
小鳥(昨日の夜、静まり返った事務所で千早ちゃんとプロデューサーさんは
生挿入でひとしきり愛しあい、そして出したアレはティッシュで拭き取り)
小鳥(そして、あのゴミ箱にぽい……)
小鳥(まさか千早ちゃんも候補者になろうとは……)
小鳥(まだ候補者が現れるかもしれない!)
小鳥(あ、あれ? あの奥のソファで寝ているのは!!)
小鳥(美希ちゃん!!)
美希「……むにゃむにゃ、もう食べられないの」
小鳥(なんてベタな寝言……!)
小鳥(って、そこじゃないわ……これは……プロデューサーさんと事務所で寝て
そして事務所にお泊りをしたに違いないわ!!)
さすがに厳しいものがあると思う
美希「……えへへ、むにゃむにゃ、だめだよハニー」
小鳥( 何が!? )
小鳥(何がダメなの!? 生がダメなの!? 装着してたらいいの!?)
小鳥(昨日の幸せな夢を見ているのね……)
小鳥(とても嬉しそうな顔して寝ているわ)
響「はいさーい」ガチャ
貴音「おはようございます」
真「二人共おはよう」
響「実は昨日さ、……と……に行ってね」
小鳥(えっ!? 今なんて!? 大事な所聞き逃した!!)
わざと聞き逃してるだろwwwwwww
響「暗い中、すっごく怖かったんだぞー!」
響「うぅ、思い出しただけでも……」
小鳥(暗い中!?)
小鳥(今の言葉から連想されるものは……暗い部屋のホテルに違いない!)
小鳥(私の予想では『プロデューサー』と『ホテル』に行って!これで決まりよ!)
貴音「えぇ、あれは本当におぞましいものでした……」
真「いいなぁー、ボクも行きたかったよー」
貴音「ふふ、真がいれば心強いですので、是非」
響「あーっ、自分じゃ役不足みたいに言うななんて酷いぞー!」
ダメだこの鳥・・・早く何とかしないと・・・
もう手遅れだ…ここまで病状が悪化してしまっていては…
貴音「ふふ、それはあそこだけの話ですよ」
貴音「響ともとても楽しかったです」
小鳥(いよいよ、こんがらがってきたわ)
小鳥(落ち着くのよ。一つ一つ整理していきましょう)
小鳥(貴音ちゃんの話をあわせる感じ、恐らくその場にいた)
小鳥(おぞましいものを見せつけられた……プロデューサーさんのイチモツのこと?)
小鳥(どんだけジャンボなのよ……)
小鳥(一緒にいたということは……貴音ちゃんは……)
小鳥( まさか、撮影班!? )
小鳥(横からずっと響ちゃんとプロデューサーさんの行為を撮影していたというの!?)
小鳥(響とも……というのは、恐らくは流れに乗って3Pへ発展したのね)
小鳥(真ちゃんがいれば心強いというの……?)
小鳥(……そうか! 撮影班のお手伝いということね!!)
小鳥(この二人も候補者に上がる)
小鳥(でも待って、それだと、事務所がイカ臭いのと何も関係ないわ)
小鳥(ということはあれはホテルではなくて事務所のどこかよ!)
小鳥(仮に給湯室ということにしときましょう……)
小鳥(答えはこうよ。『貴音とプロデューサー』と
『撮影機材を持って事務所の給湯室』に行って)
小鳥(謎は全て解けた!!)
やよい「おはようございまーす」ガチャ
春香「あ、おはようやよい!」
やよい「あ、あの、実は昨日のやつ、今日もまたお願いしたいんですけど……」
春香「うん、もちろん! 任せて!」
小鳥(何を任されたというの春香ちゃん!)
小鳥( ! )
小鳥(確かやよいちゃんの家はあまり裕福ではない……)
小鳥(お金が必要……体を売ってまでも……)
小鳥(援助交際……プロデューサーさんと事務所で!?)
小鳥(しかも春香ちゃんを通して!? 春香ちゃん何者なの!?)
ひどい
――。
やよい「プロデューサー……これで本当にみんなが幸せになるんですか……?」
P「あぁ、もちろんだ。俺もやよいも気持ちよくなって、そしてお金もたくさん
手に入る。最高だろ? 幸せじゃないか」
やよい「はい……」
P「さぁ、やよい、入れるぞ……ぉぉっ、締めがいい具合だぜ、やよい」
やよい「ぅうっ……、えへへ、き、気持ちいいです」
――。
小鳥「……ハァ、ハァ、ごくり」
春香「……?」
④
この鳥イカれてやがるwwwwwwwwwwwww
イカ臭いってだけに
あずさ「おはようございます~……うぅ、頭痛い……」
真「ど、どうしたんですかあずささん!」
あずさ「実は昨日少し夜遅くまでお酒を飲んでしまって……」
小鳥(記憶がなくなるまでプロデューサーさんに飲まされ、そして、犯された……)
小鳥(なんてやり口なのよ!)
小鳥(そして……今更ながら……どうして私にも撮影班を頼まないのかしら……)
小鳥(機材なら死にもの狂いで用意するのに)
伊織「何してるのよアンタ……」
小鳥「あ、あら伊織ちゃんおはよう」
伊織「おはよう、なんか今日、一段と変よ?」
小鳥「そうかしら? 風邪が治りたてだからかもしれないわね」
伊織「ところで、あの馬鹿はどこにいるの!? 昨日のお返しをしてやらなくっちゃ」
小鳥( ! )
小鳥(昨日のお返し……!?)
小鳥(そ、それってやっぱり体でお返しするんですか!?)
――。
伊織「き、昨日はその……気持よかった……すごく幸せだったわ」
伊織「だから……ありがとう」
P「いいんだよ」
伊織「だ、だから……今日は」
P「ん? どうした? ほら、言ってごらん」
伊織「今日は……私が、私があんたのこと気持ちよくするわよ!!」
伊織「は、早く脱ぎなさいよ!」
――。
いいね
イラマチオな
小鳥「むっふー、んふふっ、ふひっ、ハァハァ」
伊織(うわっ、近づかないでおこう……)
雪歩「真ちゃーーん!!」
真「うわっ、どうしたの雪歩!?」
雪歩「実は昨日のことがお父さんにバレちゃって……」
真「うわちゃー」
小鳥( ! )
小鳥(昨日のこと!?)
小鳥(昨日のことというのはもちろんプロデューサーさんとのことよね!?)
謎はすべて解けた!
小鳥(しかもプロデューサーさんといたことがお父さんにバレてって!)
小鳥(プロデューサーさん、生きて帰れるのかしら……?)
小鳥(雪歩ちゃんの処女を奪うことはお父さんにとっては何よりも重い罪でしょうし)
小鳥(これはもう今頃はプロデューサーさんは東京湾かしら……?……アーメン)
小鳥(いえ、ここはザーメンというべきかしら?)
真美「おはよー!」
亜美「おっはー、ふぁあ~」
春香「おはよう二人共、なんだか眠そうだね?」
真美「ちょっとね~、昨日は遊びすぎちゃったよ」
亜美「夜更かしは美容の天敵っていうけど、ついね」
小鳥(夜まで遊びすぎた!? その歳で男遊びを覚えているの!?)
小鳥(そして、二人相手の3Pとはハッスルしすぎよプロデューサーさん!!)
小鳥(Pは一人なのに3P……なんつって)
小鳥(それにしても候補者が……結局全員になってしまったわ……)
小鳥(どうして私は候補者に入らないのかしら……)
P「戻りましたー」
小鳥( !! )
何を犠牲にすれば亜美真美みたいな子と双子丼できるようになりますか
人生
小鳥「ちょっといいですかプロデューサーさん!」グイッ
P「えっ、ちょ、なんですか!?」
小鳥「一体どういうことですか!!」
P「え?」
小鳥「とぼけたって無駄ですからね!
昨日の夜、事務所で何をしていたんですか!?」
P「え? いや、昨日は普通に仕事して、帰って、寝ましたよ?」
小鳥「ふ・つ・う?」ギロッ
P「ひぃっ」
小鳥「へぇ~、普通ですか。それが普通のことなんですか?」
小鳥(信じられない! 女の子たぶらかして毎日寝ることが普通だなんて!!)
P「え? ど、どうしたんですか小鳥さん」
小鳥「事務所で一体何をしてたんですか?」
P「いや、ですから普通に仕事しただけですって」
P「それより、小鳥さんこそもう普通に仕事してて大丈夫なんですか?」
小鳥「私のことはいいんですよ、プロデューサーさんが」
P「よくないですよ」
小鳥「え?」
P「よくないですよ。どれだけ心配したと思ってるんですか?」
にやけが止まらん
小鳥「そんなこと言っても騙されませんからね! 連絡の一つもしないで
どう心配したんですか……」
P「体調崩したって聞いて、心配だったんだけどわざわざ電話したり
家に行くのは気が引けたんですよ。何より小鳥さん自身が一番気にするじゃないですか」
P「どうせ、部屋とか散らかったままで僕が行ったら急いで片付けて、
それで動き回って悪化したりするんですから」
小鳥「うっ……た、確かに……でも」
P「だいたい、小鳥さんの連絡先よく知らないですし」
P「電話番号すらろくに教えてくれないし、なんでスカイプのIDしか教えてくれないんですか?」
小鳥「だ、だって」
P「いつもいつも教えて下さいってタイミング見計らって言ってるのに
照れてるんだかなんだか知らないですけど、
『ふふっ、また今度ねぇ~』とか言って……あれ、意味わかりませんからね?」
P「そんなに教えるのが嫌なんですか?」
小鳥「あ、いや、それは……」
小鳥「……恥ずかしいし」ゴニョゴニョ
P「え? なんですか? まぁ、いいですよ。とにかく、
小鳥さんが無事に元気になったみたいで良かったです」
P「それと何を思ったのか知りませんけど、とくに何もありませんでしたからね?」
小鳥「あ、あの……」
P「はい?」
小鳥「いきなりごめんなさい……。あ、あと……ありがとうございます」
P「じゃあ、今日も頑張りましょう? 小鳥さんの分手伝いますから」
P「じゃあ先戻りますよ?」
ガチャ……バタンッ
小鳥(言えない。同人誌、全裸で読んでて風引いたなんで言えない……っ!)
小鳥「って、何も解決していないじゃないの!!」
小鳥「ちょっとみんな聞いて欲しいことがあるの!!」
春香「……? どうしたんですか?」
小鳥「ねぇ、みんな。この事務所。イカ臭いと思わない!?」
響「クンクン、言われてみれば……確かに」
小鳥「昨日、何をしていたのか……みんな詳しく話してみなさい!!」
④
小鳥「まずはあずささん! どうして頭が痛いのかしら!」
あずさ「昨日は少しお友達と飲み過ぎちゃって」
あずさ「ほら、前に言ってたともみって……」
真「あー、あずささんのお友達の」
あずさ「なんだか振られたみたいですごく付き合わされちゃって……」
小鳥( え? )
小鳥「ごほん、そういうことですよ。プロデューサーさん」
P「はぁ……?」
小鳥「律子さん、さっきの服装の乱れは一体どういうこと!?」
律子「えっと、たぶん寝坊して朝からずっとバタバタしてて気が付かなかったんだと……」
律子「目覚ましの電池が切れてたんですよ」
小鳥「……」
小鳥「寝坊と言えば、眠そうにしてた亜美ちゃんと真美ちゃんは?」
真美「昨日は亜美と遅くまでずっとゲームしてたんだよ……」
亜美「白熱の試合だったよねー」
小鳥「プロデューサーさんも交えた?」
真美「? なんで兄ちゃんがでてくるの?」
亜美「亜美たちの家で夜にやってるんだから二人に決まってるっしょ?」
小鳥(……確かに3人とは言ってない)
ピヨピヨ
小鳥「響ちゃんと貴音ちゃんは昨日は!?」
小鳥「機材がさぞ重かったでしょう?」
響「機材? 昨日、貴音と自分はオフだったから二人で遊園地に遊びに行ったんだけど
ギネスにもなってるお化け屋敷に入ったらすっごく怖い思いをして
大変だったんだぞー?」
貴音「えぇ、ああいう場所にはやはり強い真がいればいいな、と思いまして」
貴音「ですが、響と二人で行ったからこそ楽しかったのでしょう……」
貴音「過ぎてしまえばいい思い出です」
小鳥「…………」
④
ごめん、やよいとしちゃったんだ
小鳥「真ちゃんのさっきの汗は……!?」
真「やだなー、僕のは見るからにランニング帰りでしょう?」
小鳥「雪歩ちゃんは!?」
雪歩「実は昨日のイベントで着た衣装が少し派手で、それがお父さんにバレちゃって」
雪歩「それであんな露出のする服を着せて人前には出せない、ってすごい怒られて……」
小鳥「やよいちゃんは?」
やよい「昨日教えてもらってたお勉強の続きを春香さんに教えてもらおうと思って……」
小鳥「え!? じゃあ春香ちゃんは!?」
春香「私は実は昨日、歯医者に行って、虫歯の治療を……」
ピヨピヨ
小鳥「え? え? じゃあ千早ちゃんは!?」
千早「私は勉強するのに髪が邪魔だったんで髪ゴムが欲しかっただけですけど」
美希「ミキは早めに来れたから寝てただけなの」
小鳥「残ったのは……」
小鳥「犯人は……あなたね!」ビシッ
伊織「はぁ!? な、なんでよ!!」
P「い、伊織……言うしか無い……」
伊織「で、でも、あんたはいいの?」
P「いいんだ俺のせいなんだから」
小鳥(決まった……!!)
小鳥(名探偵小鳥……! 見事、事件解決よ!!)
伊織「私は昨日の夜中に酔っ払ったプロデューサーから変な電話がかかってきたのよ」
伊織「折角寝てたのに……どうしてくれるのよ」
伊織「おかげで睡眠不足だわ……」
小鳥「え? えぇ? 事務所であんなことやこんなことしてたんじゃ……?」
P「はぁ? もういいですよ。白状しますよ」
P「実は昨日の夜、社長と事務所で飲み散らかして
社長が大量にイカのおつまみ持ってくるから今夜はイカパーティだ、とか言って」
小鳥「え? じゃああのティッシュは?」
P「あぁ、あれは最後のほうにべろべろになった社長が酒こぼしたの吹いたやつですよ」
P「伊織にさえ内緒にしててもらえればばれないと思ったけど」
P「やっぱり事務所の至る所に残したつまみを隠したのいけなかったのか……」
小鳥「なにしてんすか」
P「いや、酔っ払った勢いってのもあるんだけど、
またここで飲んだのがバレたら律子に怒られる、と思って
社長と二人でいろんな戸棚とかに書くしたんですよ」
律子「プロデューサー…………またですか!!!?」
律子「あれほどやめてくださいって言ってるのに!!」
P「ご、ごめんなさい!!」
支援 面白いよ
小鳥(こうして、イカ臭い事務所の秘密を解くことに見事成功した
私こと、名探偵小鳥は今日も元気に生きています)
小鳥(ところでさっきのプロデューサーさんのは本気にしてもいいのでしょうか?)
小鳥(あとで、連絡先聞いてみようかなぁ?)
――数時間後。
P「あ、小鳥さん。今度こそ、連絡先、交換しましょう」
小鳥「えっ!? あ、はい……どうぞ」
P「ちなみにさっき本当は何を考えていたんですか? イカとかティッシュとか」
小鳥「い、言える訳ないじゃないですかぁぁ!!」
END
乙!
乙
実はピヨちゃんの推理は大当たりで
みんな必死にごまかしてるのかと思ったら違ってた
わこつ~
短めですが終わりますね。
ありがとうございました。
ピヨちゃんピヨピヨ
乙ー
ピヨちゃんかわいい
乙ピヨ―
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