アスカ「ちょっとバカシンジ!クーラー壊れたわよ!なんとかしなさいよ!」
シンジ「無茶言うなよ、僕に修理なんて出来るわけないだろ…」
アスカ「んもー!使えないわねぇ!」
シンジ「修理屋さんに電話してみるよ…」ピッポッパ…
〜〜〜〜〜〜〜〜
シンジ「ダメだ…今日は修理の予約がいっぱいで回れないってさ、明日にならないと無理だよ」
アスカ「ええ〜!マジでぇ〜!?」
アスカ「あああ〜暑い暑い暑い暑い暑いぃぃぃ〜!」バタバタ
シンジ「やめろよアスカ〜、ますます暑くなるじゃないか」
アスカ「だって暑いんだも〜ん…」グテ…
アスカ「あっそうだ!アイス食べよう!」ガバッ
シンジ「昨夜全部食べただろ」
アスカ「そうだった…」バタッ…
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ミーンミンミンミンミンミ〜…ミーンミンミンミンミンミ〜
シンジ「……」
ジワワワワワワワワワワワワワワワワワワワワワワワワワ
アスカ「……」
ミーンミンミンミンミンミ〜…ミーンミンミンミンミンミ〜
シンジ「……」
ジワワワワワワワワワワワワワワワワワワワワワワワワワ
アスカ「……」イライラ…
ミーンミンミンミンミンミ〜…ミーンミンミンミンミンミ〜
アスカ「うるさあああああい!!」バンッ!
シンジ「!?」ビクウッ!
ジワワワ ピタッ
アスカ「はあはあ…」
シンジ「いきなり大声出さないでよ!ビックリしたじゃないかぁ!」
アスカ「でも鳴き止んだわよ?」
ジワワワワワワワワワワ ミーンミンミンミンミンミ〜
アスカ「……」バタッ…
シンジ「ねぇ、どうせ今日修理屋さん来ないんだから、プールでも行かない?」
アスカ「それだわ!」ガバッ
アスカ「バカシンジの割にはナイスなアイデアよ!」
シンジ「じゃあ早速支度しようか」
ポツ…ポツポツ…ザアアアアアア
シンジ「……」
アスカ「……」
シンジ「雨だね」
アスカ「そうね」
ドザザザザザザザザ
シンジ「本降りになって来たよ」
アスカ「そうね」
ドドドドドドドドドドドドドドド
シンジ「うわーなんだこれ」
アスカ「もういいわ…」バタッ…
ドドドドドドドドドドドドドドド
シンジ「バケツと言うより、風呂桶ひっくり返したみたいだよ?」
アスカ「やめて…話し掛け無いで…」グテ〜…
ドドドドドドドドドドドドドドド
シンジ「スゴいや!外が大変な事になってるよ!」ワクワク
シンジ「道路が川みたいだ!」ワクワク
アスカ「……」
シンジ「スゴいスゴい!別世界みたいだ!」キラキラ
アスカ「あんたバカぁ?何テンション上がってんのよ…」
シンジ「えっ?だってこんな雨、滅多に降らないじゃないか、面白いよ!」キラキラ
アスカ「アホくさ…」バタッ…
ドドドドドドドドドドドドドドド
シンジ「な、なんかシャレにならない降り方だよ…」
ドドドドドドドドドドドドドドド
アスカ「その内止むわよ〜、ゲリラ豪雨ってヤツでしょ?」ゴロン…
ピカッ! ゴロゴロゴロゴロ…
アスカ「!?」ピクッ…
シンジ「あ、雷だ」
アスカ「や、止めてよね…」タラッ…
シンジ「ん?アスカって雷怖いの?」
アスカ「ば、バカ言わないでよね、あたしに怖いもんなんt」 ピカッ!ドドオオオン!!
アスカ「ぎゃああああああ!!」ガシッ!
シンジ「ぶっ!あ、アスカ!?」
ピカッ!ドドオオオンゴロゴロ!!
アスカ「イヤああああああ!!」ギュウ〜!
シンジ「なんだ、やっぱり怖いんじゃないか」
アスカ「こ、怖くなんかないもん!!」ブルブル
ピカッ!ドカアアアアアン!!
アスカ「ひぃっ!!」ギュウゥゥ〜
シンジ「あはは!可愛いとこあるじゃないか!」
アスカ「う、うっさいわね〜、ミサトには言わないでよね〜」ウルッ
ゴロゴロ…
シンジ「雷はもう遠くに行っちゃったみたいだね」
アスカ「ほ、ホント…?」
シンジ「うん、雨も小降りになって来たよ」
サアアアア…
アスカ「気持ち涼しくなったわね…」
シンジ「うん、風も少し出てきたみたいだし…」
シンジ「プールは諦めよう」
アスカ「うん…」
サアアアア…
アスカ「よく降るわね…」
シンジ「夕方まで降るかな〜、買い物行きたいんだけど…」
サアアアア…
アスカ「なんか湿度が上がって来たんじゃない?」
シンジ「しようがないよ、これだけ降ってれば…」
アスカ「ジメジメベタベタしてイヤだわ〜」
シンジ「仕方無いから昼寝でもしよっと…」ゴロン
アスカ「そうね…あたしも昼寝しよ〜」ゴロン
〜〜〜〜〜〜〜〜
シンジ「」スー… スー…
アスカ「寝るの早っ…」
アスカ「……」
アスカ「おしっこ…」ムクッ
アスカ「ヤダ、床までベタベタだわ…」ペタペタ
ガチャッ パタン
アスカ「ふ〜」ブルッ
カラカラ… ゴバァ〜
ガチャッ パタン ペタペタ
アスカ「……」チラッ
シンジ「」スー… スー…
アスカ「なによ、マヌケな顔して寝ちゃってさ…」
シンジ「」スー… スー…
アスカ「……」ジー
シンジ「」スー… スー…
アスカ「……」ジー
アスカ「よく見ると、なかなか可愛い寝顔じゃない…」ツンツン
シンジ「う〜ん…」ムニャムニャ…
アスカ「ぷくくっ」ツンツン
シンジ「んあ…」バシッ!
アスカ「痛っ!」
シンジ「」スー… スー…
アスカ「……」ムッ…
アスカ「アタシノベタベタアシデモクラエ…」ペトッ
シンジ「むぐっ…」
シンジ「……」
シンジ「ぶふっ…」
シンジ「ぶはっ!臭っ!」ガバッ!
アスカ「きゃはははは!ざまみろ!」バンバン
シンジ「な、なにすんだよ!せっかく気持ちよく寝てたのに!」ゴシゴシ
アスカ「あははは!イタズラしたくなるような顔して寝てるからよ」
シンジ「ひどいや…」
なにこいつらかわいい
パァ…
アスカ「あ、晴れたわよ」
シンジ「ホントだ」
シンジ「アスカ!付き合ってよ!」
アスカ「ええっ!?あ、あんたいきなり何言って…付き合え…だなんて…///」
シンジ「ん?買い物付き合ってよって言ったんだけど…」
アスカ「ああ!そ、そうよね!あはは…///」
シンジ「変なアスカ…」
〜〜〜〜某スーパー〜〜〜〜
シンジ「これと、これと…」ヒョイヒョイ
アスカ「……」スッ…ポトポト
シンジ「あとこれか…」ヒョイヒョイ
アスカ「……」スッ…ポトポト…
シンジ「あれ?いつの間にお菓子がこんなに…」
アスカ「……」ニコ〜
シンジ「……」ヒョイヒョイ
アスカ「ああっ!なんで戻すのよ!」
シンジ「ダメだよこんなに!」
アスカ「少しくらい良いじゃない!ケチ!」
シンジ「どこが少しなんだよ!3つにしてよ!」
アスカ「むぅ〜…しよーがないわね…」シブシブ…
アスカ「あ、アイス忘れないでね!」
シンジ「うん、わかった」
〜〜〜〜〜〜〜〜
シンジ「よっ!」ズシッ…
アスカ「大丈夫?少し持ってやっても良いわよ?」
シンジ「平気だよ、いつもより少ないし…」
アスカ「良いわよ…小さい袋貸しなさいよ…」グイッ
シンジ「あ、ありがと…」
アスカ「あら、虹だわ」
シンジ「ホントだ」
アスカ「綺麗ね…」
シンジ「うん…」
ギュッ…
シンジ「?」
アスカ「お菓子…四つ買ってくれたから、手繋いであげるわよ…///」
シンジ「…///」
〜〜〜〜葛城宅〜〜〜〜
シンジ「ふぅ…着いたぞ」
アスカ「汗かいちゃったわ」
ミサト「あ、おかえり〜」
シンジ「ミサトさん、今日は早いんですね」
ミサト「ええ、予定より早く仕事が終わったからね〜」
アスカ「アンタ…アノコトイワナイデヨネ…」ゴスゴス…
シンジ「ワ、ワカッタヨ…」
シンジ「ミサトさん、ビール買ってきました?もう無くなってましたけど…」
ミサト「もっちろ〜ん、ビールが無きゃ死んじゃうわよん」
ミサト「って、クーラー壊れてんの〜?」
シンジ「修理は明日しか来ないんです、今日は我慢してください」
ミサト「ふわ〜きっついわね〜」パタパタ
シンジ「扇風機じゃイマイチですね〜」アワワワ、ワレワレハウチュウジンダ…
アスカ「あたしシャワー浴びてくるわ、も〜ベタベタで気持ち悪いったらありゃしない」ペタペタ ガラッ
ガラッ!
アスカ「ミサト!今日は入って来ないでよ!」
ミサト「大丈夫よ〜まだ酔って無いし〜」
シンジ「さてと…今夜は暑いから卵麺にしようかな…」
ミサト「ランメン?」
シンジ「はい、職員食堂のおばさんにお土産で貰ったんです」
ミサト「あ〜昔話の台本の監修してくれてる人ね、ジュンコさんだっけ?」
シンジ「はい、休暇で田舎に帰った時、買ってきてくれたんですよ」
ミサト「それ、どういう物なわけ?」
シンジ「なんかそうめん見たいな感じらしいんですが、歯応えがあって美味しいんだそうです」
ミサト「へ〜、楽しみね〜♪」
〜〜〜〜〜〜〜〜
アスカ「ふ〜さっぱりした〜」
シンジ「ちょうど良かった、食事が出来てるよ」
アスカ「グッドタイミングね♪」
アスカ「ん?そうめん?そうめんにしてはクリーム色っぽいわね…」
ミサト「卵麺っていうんですって」
シンジ「岩手県の江刺って所の名産品だってさ」
アスカ「ふ〜ん、まぁいただくわ…」ズルズル…
ミサト「いただきま〜す」ズルズル…
アスカ「普通のそうめんより、歯応えがザックリしてんのね」ズルズル…
ミサト「つゆがいつもより美味しいわ」ズルズル…
シンジ「めんつゆを割るのに、鰹だしを冷やした物を使ったんですよ」ニコニコ
アスカ「あんた小細工が上手いわね…」ズルズル…
シンジ「あんまり日持ちしないけど、いざとなったら味噌汁に使えるからね」ズルズル…
ペンペン「くわっ!」ズルズル…
アスカ「夢中で食べちゃったわ…おかわり無いの?」
シンジ「あるよ、ちょっと待ってて」
〜〜〜〜〜〜〜〜
シンジ「今度は麺にこれ乗せて食べてみてよ」
アスカ「なにこれ?」
シンジ「梅鰹だよ、梅干しを練って鰹節を混ぜたんだ」
ミサト「へ〜、サッパリして美味しいわ」ズルズル…
アスカ「いくらでも入っちゃうじゃない…」ズルズル…
〜〜〜〜〜〜〜〜
アスカ「う〜お腹いっぱい…」ポンポン
ミサト「食べ過ぎてビールが飲めない…」
シンジ「節酒にちょうど良いじゃないですか」
ミサト「そうだけど…飲まないと1日終わった気がしないのよね〜」
アスカ「ミサトって、ホント飲んべえね〜」
ミサト「そう言えば、今日の雷凄かったわね〜」
アスカ「うっ…」ヒクッ…
ミサト「本部直上の兵装ビルに落雷しちゃってさ〜、ビルが停電して大変だったのよ〜」
シンジ「アース取れて無かったんですか?」
ミサト「それが、手抜き工事だったらしくて、大騒ぎよ〜」
ミサト「まぁ本部には影響無いから良かったけど」
アスカ「カミナリハイヤ…カミナリハイヤ…カミナリハイヤ…」ブツブツ…
ミサト「ん?アスカどうしたの…ブツブツと…」
シンジ「雷が嫌いらしいん…あっ!」
アスカ「ば!バカシンジ!」ガタッ!
アスカ「言うなって言ったじゃない!」ドカッ!
シンジ「ご、ごめん!つい口が滑って…」
ミサト「な〜んだ、天下無双のアスカ様にも怖い物があったのね〜」クスクス
アスカ「笑うなぁ!!///」
アスカ「バカシンジ!あんたは死ね!」ドカッ!
シンジ「ごめん!ごめんよアスカ!」ダダダッ
アスカ「待てぇ!!」ダダダッ
ドタバタドタバタ!
ミサト「ふふっ、今日も我が家は平和ね〜」
ペンペン「アホー!アホー!」バタバタ
おしまい
取りあえず終了です、御静読ありがとうございました。
こいつらかわいいな
こういうの好き
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