P「古美門法律事務所?」 (4)
P「はぁ…」
*「あれ?Pさん?」
P「ん?君は、最近入った…」
蘭丸「加賀です。隣、いいですか?」
P「ああ、構わないよ」
蘭丸「Pさん、何だってこんな公園のベンチに?」
P「昼食だよ。休憩時間が無いからね、こんな所で済ますしか無いんだ」
蘭丸「えっ、休憩が無いんですか?」
P「ああ。一日中働きっぱなしさ…。ここ1年ではサービス残業も当たり前になってきてるし、正直な所キツいよ」
P「新人の君にこんな事を言うのもなんだけど、ここだけの話給料だって全然変わってないんだ」
蘭丸「そんな…Pさんは765プロをここまで成長させた立役者の1人じゃないですか!」
蘭丸「Pさんはそれ相応の扱いを受けるべきだと思うんです。不満は無いんですか?」
P「ははっ、有難う。でも会社はそんな風に思ってくれちゃいないさ。」
P「不満が無いと言ったら嘘になるけどさ、この不景気だ。今更転職するわけにもねぇ…。」
蘭丸「…ねぇPさん、いい法律事務所知ってるんですけど…。紹介しましょうか?」
765プロ倒産まったなしだな。
長くなりましたがこのSSはこれで終わりです。
ここまで支援、保守をしてくれた方々本当にありがとうごさいま した!
パート化に至らずこのスレで完結できたのは皆さんのおかげです (正直ぎりぎりでした(汗)
今読み返すと、中盤での伏線引きやエロシーンにおける表現等、 これまでの自分の作品の中では一番の出来だったと感じています。
皆さんがこのSSを読み何を思い、何を考え、どのような感情に浸 れたのか、それは人それぞれだと思います。 少しでもこのSSを読んで
「自分もがんばろう!」という気持ちに なってくれた方がいれば嬉しいです。
長編となりましたが、ここまでお付き合い頂き本当に本当にありがとうございました。
またいつかスレを立てることがあれば、その時はまたよろしくお願いします! ではこれにて。
うっうー
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