ラブライブ!を咲キャラに置き換えただけの話です
アニメ3話ラストまで
玄「二人とも知らない?今すっごい人気なんだって!」
小蒔「スクールアイドルが…ですか?」
玄「うん!私達がそのスクールアイドルになって学校をアピールすれば…」
佳織「この学校の廃校を阻止できるって?」
玄「うん!」
小蒔「…短絡的ですね」
玄「えっ何で?良い案だと思ったのに!」
小蒔「仮に私達がスクールアイドル活動をはじめたとして、人気がでなければ意味がありませんよ、玄ちゃん」
玄「あ、そっかー…」
小蒔「第一、私はまだ引き受けるなんて…」
玄「よし!人気がでるように三人で一致団結して頑張るのです!!」
佳織・小蒔「は!?」
うn
生徒会室
塞「…これは?」
玄「部活設立の申し込みなのです!」
塞「残念だけど、部活の申請には部員が最低5人いないと許可できないわ」
玄「ええー、そうなんですか…」
哩「まあ、あと2人。頑張って集めてくるとね」
玄「はい…失礼しました」バタン
玄「ふう…いきなり壁にぶち当たっちゃったなぁ…」
玄「…ん?音楽室から歌声が聞こえる…」
憧「新しいLife これからがLive♪」
憧「全国を目指すに充分なsoul five♪」
玄「わあああああああ!すっごい上手!!」パチパチパチパチパチ
憧「っ!?」
玄「ねえねえ!歌上手だね!ピアノも上手だね!」
憧「ヴェェ!?」
玄「良かったら、私と一緒にスクールアイドルやってみない?」
憧「は?なにそれ。意味分かんない!」バタン!
玄「はは…ですよね…」
翌日
塞「…また貴方達?」
玄「はい。講堂の使用許可を頂きたいと思いまして」
小蒔「部活動に関係なく、生徒は自由に講堂を使用できると、生徒手帳に書いてありましたので…」
哩「ふむ、新入生歓迎会の日の放課後たいね」
塞「何をするつもり?」
佳織「それは…」
玄「ライブなのです!!」
塞「!?」
玄「三人でスクールアイドルを結成したので、その初ライブを講堂でやることにしたんです!」
佳織「ま、まだできるかどうかはわからないよ…」
玄「え~大丈夫だって!」
小蒔「待ってください、まだステージに立つとは…」
塞「…できるの?そんな状態で」
玄「えっ?だ、だいじょぶなのです!」
塞「新入生歓迎会は遊びではないのよ」ハア
哩「塞。三人は講堂の使用許可を取りに来たばいね」
哩「部活でもないのに、生徒会がとやかく言う権利はないはずたい」
塞「それは、そうだけど…」
玄「失礼しましたー」ピシャッ
玄「…やったあああ!」
小蒔・佳織「ふふっ」
一「…あ、いたいた!三人とも、掲示板見たよ!」
華菜「玄はともかく、小蒔と佳織までやるとは思わなかったし!」
睦月「うむ」
小蒔「!?玄ちゃん、掲示板に何か張ったのですか?」
玄「うん!ライブのお知らせを!」
小蒔「ええっ!?」
小蒔「勝手すぎます!あと一ヶ月しかないんですよ」
小蒔「まだ何一つできてもいないのに、見通しが甘すぎます!」
玄「でも佳織ちゃんは良いって。なので佳織ちゃんにステージ衣装担当してもらったんだ!」
小蒔「はあ、そうですか…」
佳織「ねえねえ、衣装だけど、こんなのはどうかなぁ?」
玄「どれどれ…わあっ!すっごく可愛いっ!!」
佳織「ここのカーブのラインが難しいんだけど、何とか作ってみようかなって」
玄「うんうんっ!!」
小蒔「か、佳織ちゃん…」
佳織「うん?あ、小蒔ちゃんはどうかな?この衣装」
小蒔「え、えっと…」
玄「可愛いよね!可愛いよね!」
小蒔「す、素足にこの短いスカートは…」
佳織「だってアイドル衣装だし」アハハ
佳織「…ところで、グループの名前。まだ決めてないよね」
玄「ああっ!忘れてたのです!!」
『初ライブのお知らせ!そしてグループ名募集!』
玄「…よし!張り紙OKなのです!」
小蒔「丸投げですか…」
玄「こっちの方が皆興味持ってくれそうだし!」
佳織「うん、そうかもね」
玄「よーし!次は歌と踊りの練習なのです!!」
玄「まずは歌の練習から!」
佳織「うん!」
佳織「…曲は?」
小蒔「私は知りませんが…」
玄「わたしも…」
し
掲示板前
咲「スクール…アイドル…」
淡「あ、サキー!」
咲「淡ちゃん」
淡「どしたのこんな所で。早く帰るにゃー!」
咲「うん…」
淡「さあいこいこ!」ダッ
咲「はぁ…」
やえ「…」ジッ
咲「ひゃっ?」
やえ「ちょっとそこの一年!何なのこの張り紙は?」ジロッ
咲「さ、さあ…私にもよく…」タジッ
し
玄の部屋
佳織「で、曲の方は決まった?」
玄「えっとね、一年生にすっごく歌の上手い子がいるの。ピアノも上手で、きっと作曲もできるんじゃないかなあって」
玄「明日、聞いてみようと思うんだ」
佳織「もし作曲してもらえるなら、作詞は何とかなるよね」
小蒔「何とか?」
玄「小蒔ちゃん、ポエムとか得意だったよね?」
小蒔「ええええーっ!私ですかっ!?」
玄「お願い!小蒔ちゃんしか適任がいないのっ!」
小蒔「…はあ、仕方ありません…」
玄「やったー!!」
小蒔「あと、ライブまでの練習メニューは私が作ります!」
玄「練習メニュー??」
憩『やる気だキミ、強気でキミ♪』
竜華『楽しくなるね~♪』
絹恵『勝ち負けよりも、駆け引きさせて~♪』
小蒔「NO、1スクールアイドルユニットの三人です」
小蒔「楽しく歌っているようですが、ずっと動きっぱなしです」
小蒔「それでも息をきらさず笑顔でいる。かなりの体力が必要です」
小蒔「弓道部で鍛えている私はともかく、玄ちゃんと佳織ちゃんは楽しく歌えるだけの体力を身につけなくてはなりません」
佳織「そっか、アイドルって大変なんだね」
玄「だねぇ…」
翌日
掲示板前
玄「さて、と。投票箱…グループ名、入ってるといいな」
華菜「あ、玄だし!」
一「どう、練習は?」
睦月「ライブ、何か手伝えることがあったら遠慮なく言ってほしい」
玄「えっ?」
一「照明とかお客さんの整理とか、色々やらなきゃいけないでしょ」
玄「いいの?」
華菜「うん。だって玄たちは学校の為に頑張ってるし!」
睦月「クラスの皆も応援しようって言ってる」
玄「そうなんだ…」
一「じゃ、頑張ってね玄」
玄「う、うんっ!ありがとう皆!バイバイ」
華菜「バイバイだし!」
玄「ふふ、嬉しいな。…あ、投票箱…」ガサッ
玄「…!!は、入ってたー!!」
玄「二人とも!あったよ一枚!!」
小蒔「ええっ?」
佳織「ほんと?」
玄「うんっ!どれどれ…レジェンド?」
佳織「良い響きだね」
小蒔「アリですね」
玄「よーし!それじゃ私達のグループ名は、レジェンドにけってーい!!」
佳織・小蒔「おー!!」
淡「サキー、帰るにゃー」
咲「うん淡ちゃん」
玄「たのもー!」ガラッ
咲「あの、うちのクラスに何か?」
玄「ええっと、一年生でサイドテールのクールな感じの子を探してるんだけど…」
淡「ああ、新子さんのことかな?」
玄「ふんふむ。あのこ、新子さんって言うんだ」
支援
人選の基準はどうなってんだこれ
見てるよ
咲「はい。新子憧さん、です」
玄「そっか。彼女に用があったんだけど、もう帰っちゃってるかな」
淡「音楽室にいるんじゃないかな?あの子、よく一人で音楽室に篭ってるし」
玄「そうなんだ。二人とも、ありがとね」
咲「あ、あのっ!」
玄「ん?」
咲「ライブ、頑張ってください!私応援してます!」
玄「!!うんっ、頑張るね!!」
音楽室
憧「は?あたしが作曲を?」
玄「そうなのです!!」
憧「お断りよ」
玄「そこを何とか!学校に生徒を集めるためだよ!その歌で生徒が集まれば…」
憧「そんなの興味ないし。それに、アイドルの曲とか普段聴かないから分かんないし」
玄「え、なんで?」
憧「なんか薄っぺらいのよ。ただ遊んでるみたいで…」
玄「…うん。私もそう思ってたんだ。ただ楽しく歌っていればいいのかなって」
玄「でもね、やってみると、結構大変なんだよね」
憧「…」
おもちの子じゃなくてもOKなの?
玄「はい、これ」
憧「?何よ、これ」
玄「歌詞だよ」
憧「ちょ、あたし引き受けるつもりは…」
玄「とりあえず、それ見てから考えてみて。…もし、それでも無理っていうのなら、すっぱり諦めるから」
玄「そしたら、また歌を聴かせて」
憧「え?」
玄「新子さんの歌、私大好きなんだ!」
玄「あの歌とピアノを聴いて感動したから、作曲お願いしたいなって、思ったんだ!」
憧「っ///わ、分かったわよ」
玄「ありがと!」
玄「ふ~、今日もトレーニング疲れたよ~。小蒔ちゃん可愛い顔して鬼コーチなんだから…ん?」
玄「ポストに何か…これ、CD?」
玄「こ…これって!!新子さん作ってくれたんだ!!」パアアッ
小蒔「…すごく良い曲ですね」
佳織「うん。聴いてて元気になるっていうか…」
玄「作ってくれた憧ちゃんに大感謝だね!それじゃあ今日も張り切ってトレーニングがんばろー!!」
佳織・小蒔「おー!!」
数日後
小蒔「…それじゃあ今日の練習はここまでです!」
玄「ふ~、疲れたぁ」
佳織「でも随分できるようになったよね」
小蒔「二人がここまで真面目にやるとは思いませんでした」
玄「そうだ!近所の神社にお参りしてこうよ!」
玄(どうかライブが成功しますように!)
小蒔(緊張しませんように…)
佳織(皆が楽しんでくれますように)
玄(いよいよ明日。楽しみだな…)
咲さんかわいい&支援
こいつ等面識ないだろ
それにしてもおもちである
翌日
塞「…これで、新入生歓迎会を終わります」
塞「各部活とも体験入部を行っているので、興味があったらどんどん覗いてみてください」
玄「えっ、三人とも手伝ってくれるの?」
一「うん。リハーサルとかしたいでしょ?」
華菜「私達も学校なくなるの嫌だし!」
睦月「玄達にはうまくいってほしいって思ってるから」
玄「あ、ありがとー!」
華菜「よし!照明OKだし!」
睦月「うむ」
一「講堂でライブはじまりまーす!よかったら見に来てくださーい!」
咲「ライブ…」ドキドキ
淡「あ、サキー!今から陸上部見にいこ!」
咲「ええっ陸上部っ?」
淡「サキも少しは運動しなきゃね!ほら行こ!」
咲「ちょ、ちょっと待って。私、行きたいところが…」
淡「ほらほら、早く行くにゃー!」
咲「ええっ?淡ちゃん引っ張らないでぇぇぇ」
塞「…」
哩「あの子らが気になると?塞」
塞「哩…」
哩「ま、私は帰るとね」
塞「…」
一「スクールアイドル、レジェンドのファーストライブ!まもなくでーす」
睦月「ご覧になられる方は、お急ぎくださーい」
玄「…いよいよだね」
佳織「う、うん」
小蒔「…っ」フルフル
玄「小蒔ちゃん、大丈夫!私達がついてるから!」ギュッ
小蒔「…はい。玄ちゃん」ニコッ
玄「私達のファーストライブ。最高のライブにしよう!」
佳織「うんっ!」
小蒔「もちろんです!」
玄「さあ、幕が上がるよ!」
シ…ン…
玄「え…?」
小蒔「観客が…」
佳織「一人も、いない…?」
一「…ゴメン三人とも。頑張って勧誘したんだけど…」
睦月「皆他の部活に夢中で…」
玄「…っ」
佳織「玄ちゃん…」
玄「…うん。そりゃ、そうだよね」
玄「世の中そんなに甘くない、よね…」
小蒔「玄ちゃ…」ウルッ
玄「…うっ…」グスッ
バタン!
咲「ま、間に合った…?」ハアハア
玄「!?」
咲「あ、あれ?ライブは?あれ…」
玄「あの子…見にきてくれたんだ…」
玄「…やろう!」
佳織「え?」
しえん
玄「歌おう!全力で!」
小蒔「玄ちゃん?」
玄「だって、そのために今日まで頑張ってきたんだから!」
小蒔・佳織「っ!!」
玄「たった一人でも、私達を見に来てくれた人がいるのなら」
玄「それに応えよう。歌おう、三人で!」
佳織「玄ちゃん!」
小蒔「はいっ!」
玄「それでは聴いてください、私達の歌を!」
咲「わあっ」ワクワク
玄『輝いて~ここ一番♪』
小蒔『自分の直感を信じて~♪』
佳織『受け取ったMIRACLE RUSH♪』
玄・小蒔・佳織『今最高の奇跡に乗り込め~♪』
淡「あ、サキーこんな所にいた!…ん?」
咲「…」ポー
淡「…ライブ?」
哩「お、なかなか様になっちょるな」カツカツ
淡「あ、副会長さんだー」
哩「そこの一年、そんなとこで隠れてんと出てくるとね」
憧「…うっ///」
哩「そっちの三年も」
やえ「べ、別に私は気になるとかじゃ…」
玄・小蒔・佳織『ありがとうございました!!』
咲「す、素敵でした!」パチパチ
淡「うんうん!」パチパチ
哩「良かったとよ」パチパチ
憧「いいんじゃない?」パチパチ
やえ「…ふん。にわかが」
塞「…」カツカツ
玄「あ、生徒会長…」
塞「どうするつもり?」
玄「……」
玄「続けます!!」
塞「なぜ?これ以上続けても、意味があるとは思えないけど」
玄「やりたいからなのです!!」
塞「…」
玄「今、私もっともっと歌いたい、踊りたいって思ってます」
佳織「…うん、私も」
小蒔「ですね」
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