ボクの名前は二宮飛鳥


最近デビューしたアイドルだ


新人アイドルはメディアへの露出こそ少ないが、ネット上では話題になりやすい


ボクだって、一人のアイドルとして自分の評判ぐらいは気になるものだ


良く思われていなくとも構わない


そんな気楽な考えで、自分の名前を検索したのが全ての始まりだった

「“二宮飛鳥”っと…」


「………」


「…うん、それなり、かな」


「可もなく不可もなく、まだボクを掴みきれてないようだ」


「他には…ん？」


「これは…SS…？」


「ボクの言動を想像して書いている……のかな」


「結構あるな…」


「まぁ、興味を持って貰えているのは嬉しいことだ」


「少し見てみるか」

“SS”に書かれていたボクは良く書けていた


情報量が無いなかで、これだけ書けることは敬服に値する


しかし、それは似すぎていた


まるで、ボクが実際に行動したかのような錯覚に、ボク自身が陥ってしまった


「皆、凄いな」


「はは、うん」


「これはボクだな」


「ん？これはボクなのか」


「これも」


「これも」


「これも」


「ボクみたいだ」


「あれ…？ボクって」


「ボクって誰だ…？」


ボクは…“二宮飛鳥”は…誰だ…？


誰だ…？


誰なんだ…？

菜々「それは・・・ナナでーっす☆」


「あーっっっ　ちょっと引かないでください!


ウサミンパワーで　メルヘンチェーンジ☆


夢と希望を両耳にひっさげ


ナナ、がんばっちゃいまーす☆


ミンミンミン　ミンミンミン　ウサミン！
ミンミンミン　ミンミンミン　ウサミン！
ミンミンミン　ミンミンミン　ウサミン！
ウサウサウサ　ウサミン！」






…そうか…ボクはウサミン星人だったのか



飛鳥「キャハッ！　ラブリー14歳♪　ブイッ♪」


菜々「」

以上です

雑談スレで飛鳥のSS多いねーってなったので勢い任せに書いてしまいました

１にも書きましたが他の飛鳥SS作者さんには頑張ってもらいたいです

本当にごめんなさい

乙
まさかのウサミンオチｗｗ

おつ

乙

お、おう

乙
安定のオチミン成人wwwww

乙
面白いんだけど…
りゅんりゅんを思い出してしまう

りゅんりゅん♪